JP4547097B2 - Digital signal recording / reproducing apparatus and digital signal recording / reproducing method - Google Patents

Digital signal recording / reproducing apparatus and digital signal recording / reproducing method Download PDF

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JP4547097B2 JP2001012785A JP2001012785A JP4547097B2 JP 4547097 B2 JP4547097 B2 JP 4547097B2 JP 2001012785 A JP2001012785 A JP 2001012785A JP 2001012785 A JP2001012785 A JP 2001012785A JP 4547097 B2 JP4547097 B2 JP 4547097B2
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賢治 勝又
貞雄 鶴賀
勝 南木
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送などのデジタル信号を記録再生する装置に関し、特に、権利者によって記録やその複製を作成することの制限がある場合のデジタル信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の放送やAV記録機器のデジタル化によって、従来のアナログ機器と異なり、劣化なしに記録や複製が可能な状況になっている。一方、デジタル化されたAV信号などに記録や複製を制限する利用許諾情報を付加し、この利用許諾情報に従って記録や複製の作成を制限する方式が提案され、その劣化のない複製物の作成を制限して権利者の権利保護を行っている。
【0003】
この利用許諾情報の例として、IEEE1394−1995を用いたDTCP(Digital Transmission Content Protection)におけるEMI(Encryption Mode Indicator)が知られている。IEEE1394は高速シリアルバスの規格であり、AVデジタルデータなどをパケット化して伝送するものである。このパケットに利用許諾情報としてDTCPにおいてEMIと定義した2ビットの情報がある。EMIは、11の場合に複製禁止、10の場合は1回のみ複製を許可、00は自由に複製可能を表す。また、EMIの01は1回のみ複製が許可されたものの複製済みのものを表す。
【0004】
例えば、放送において番組の複製禁止を指定すると、これを受信した受信機とデジタル記録機器がDTCPを実装したIEEE1394で接続されている場合、受信機においてEMIを11とすると、デジタル記録機器は複製禁止と判断して記録を行わない。これにより、権利者が放送を視聴することだけを許諾している場合、その記録を制限することができる。また、例えば権利者が放送を1度記録してそれを視聴することを許諾している場合、受信機においてEMIを10とすると、デジタル機器は記録を行うことができ、次にこれを再生する場合に、EMIを01と変更して出力することで、視聴は許可するが再び記録することは不可能とすることができる。
【0005】
以上のように、AV信号などのデジタル化によって劣化のない複製が可能であるが、同時に、利用許諾情報を付加することができ、権利者の権利保護が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術により、権利者の権利保護を行うことが可能であるが、例えば、利用許諾情報として複製禁止が指定されている場合、テレビ放送のような場合では、その番組の放送時間に視聴することしかできず、番組視聴中に電話が掛かってきたり、来客があったりすると、番組の途中を見ることができなくなってしまう。
【0007】
これを解決する方法として、特開2000−149417号公報に記載のように、複製不可の番組であっても一回の記録を行い、再生時に消去するものが知られている。しかし、再生を行わなければ記録した番組が永久に残ることとなり、権利者の権利保護が十分になされていない。
【0008】
また、コンピュータの分野において、プログラムに試用期間が設定され、プログラムをインストールした時点から設定された試用期間中は動作するが、試用期間を過ぎると動作しなくなり、パスワードなどの入力によって使用できるようになるものが知られている。このようなものの例として特開平7−319689号公報などがある。これはプログラム単位での動作可能か否かの判定に十分なものであるが、近年では大容量ハードディスクに放送を連続して記録し、それを再生するような、番組単位などに限定されない記録が可能となっており、このような場合には記録開始日時が試用開始時点として扱うと、直前に記録した部分の再生も不可能となる場合が発生するので、放送番組などを一時的な記録とその再生を行う装置には十分ではない。
【0009】
本発明の目的は、利用許可情報が付加されたデジタル放送を視聴中に、中断した際の、中断後のデジタル放送の視聴が、利用許可情報を守りつつ、視聴者の都合に合わせて可能とするデジタル放送記録再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、その一例として特許請求の範囲に記載の構成により達成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のデジタル放送記録再生装置の実施の形態の構成を示す図である。図1において、110は受信手段、120は受信手段110を制御する制御手段、130は受信手段110で受信したデジタル信号を一時的に記録し再生する一時記録再生手段である。受信手段110は、デジタル放送受信機を例にすると、主な構成要素として、アンテナ等からの入力信号を受信し選局するチューナ111と、チューナ111で選局した信号を復調する復調手段112と、復調した信号をエラー訂正するエラー訂正手段113と、エラー訂正後に限定受信のためのスクランブルを解除するデスクランブラ114と、デスクランブル後の映像・音声・その他のデータが多重された信号から所望する信号を分離する多重分離手段115と、分離された映像・音声信号を復号化する映像音声デコーダ116を持つ。
【0016】
また、制御手段120は、受信手段110の各構成要素111乃至116より必要な信号が入力され、かつ、それらを制御するものであり、更に、一時記録再生する映像・音声・データなどに関する情報を管理する記録管理手段121と、日時情報を持つ時計122と、経過時間を計測するために時間を積算するカウンタ123を備えている。
【0017】
次に、図1による一時記録再生管理処理を動作フローを示す図を用いて説明する。図2と図3は一時記録再生管理処理の動作フローの一例を示す図であり、図2は一時記録時を示す図、図3は一時記録したデジタル信号を再生する場合を示す図である。
【0018】
図2の一時記録を図1の構成を用いて説明すると、一時記録開始ステップ201よりの時計122が動作しているかを時計確認ステップ202で判定し、時計122が動作していれば日時情報を日時記録ステップ203で記録管理手段121に記録し、時計122が動作していない場合は日時情報が未設定であると記録管理手段121に記録する。この日時情報記録と同時に、経過時刻を計測するためにカウンタ123をカウンタスタートステップ204でスタートし、カウントアップステップ205で経過時間を積算し、カウンタ値記録ステップ206で記録管理手段121へ記録し続ける。
【0019】
次に、一時記録したデジタル信号を再生する場合は、図3において、再生開始指示ステップ301により時計122が動作しているかを時計確認ステップ302で判定し、時計122が動作していれば現在の日時情報を現在日時取得ステップ303で取得し、時計122が動作していない場合は日時情報なしとする。カウンタ値取得ステップ304で記録開始より積算し続けている経過時間を表すカウンタ値を取得する。これら取得した現在日時およびカウンタ値と、記録開始時に記録管理手段121に記録した記録開始日時を元に、再生制限判定ステップ305で一時記録の再生条件判定を行い、再生してよい場合には再生開始ステップ306へ、再生してはいけない場合には再生不可ステップ307へ進め、一時記録再生手段130からの再生/非再生を制御する。
【0020】
続いて、再生制限判定ステップ305での再生条件判定について、いくつかの例を、図4乃至図6に示し、以下説明する。
【0021】
図4は図3の再生制限判定の一例を示した図である。放送されている番組を時間順に示したものが410であり、21:00から23:00まで120分番組として、映画411が放送されている。この映画411を視聴中、21:30に例えば電話が入り、記録開始420を指示し、視聴を中断、15分の421が経過した後に、記録したデジタル信号を再生して、中断したところからの視聴432をしようとする。この時、現在日時取得ステップ303において取得した現在日時21:45と、カウンタ値取得ステップ304において取得したカウンタ値15分と、記録開始日時21:30から、再生制限の判定を次のようにして行う。
再生要求時点での日時−記録開始日時≦一時記録許可時間(式1)
カウンタ値≦一時記録許可時間(式2)
の両式が真の場合、再生を許可し、少なくとも一方の式が偽の場合、再生を許可しない。
【0022】
例えば、一時記録許可時間を60分とすると、記録したデータを再生して、中断したところからの視聴432をしようとする場合、式1,2の判定が共に真となり、再生制限判定ステップ305は再生可と判定し、再生開始ステップ306へ進み、視聴できることになる。ここで、一時記録許可時間は、予め定められた時間でも良いし、映像・音声データなどと同時に伝送される番組情報の一つとして放送によって伝送しても良い。
【0023】
次に、映画411を視聴中、21:30に例えば来客があり、記録開始420を指示し、視聴を中断、75分の422が経過した後の22:45で、中断した21:30からの再生して視聴442しようとする場合、前記と同様にして判定を行い、両式の判定結果が偽となり、21:30で中断したところ420からの再生は行わない。この場合、再生制限判定ステップ305は次の判定処理を行う。
再生要求時点での日時−一時記録許可時間<番組の放送終了時間(式3)
この判定により、再生要求時22:45から一時記録許可時間60分を遡り424、放送時間21:45の時点から再生可能であると判定する。これにより、一時記録が許可されている最大の経過時間60分の423が経過した場合として、21:45に記録したところから視聴452することができると判定し、再生開始ステップ306へ進む。図示はしないが、中断時間が長時間に及び、式3が偽となれば、再生不可として再生不可ステップ307へ進む。
【0024】
図5は図3の再生制限判定の他の一例を示した図である。放送番組は図4の一例と同じであり、同一番号を付す。本例では、映画411を最初から一時記録しており、一時記録したものが映画511である。視聴を中断し、記録を開始したところから45分の521経過した後に、中断したところからの視聴531を行う場合、式1,2の両方が真となり、映画511を最初から視聴できる。次に、90分の522経過した後の22:30に、記録したデジタル信号を再生して、中断したところから視聴541を行う場合、式1,2は共に偽となり、式3の判定に入る。再生要求時点22:30から一時記録許可時間60分の524を遡り、放送時間21:30の時点から再生可能と判定し、許可されている最大の経過時間60分の523経過した場合として、21:30に記録したところから、視聴551することができると判定し、再生開始ステップ306へ進み、再生を行う。
【0025】
図6は図3の再生制限判定のさらに他の一例を示した図である。放送されている番組を時間順に示したものが610であり、19:00から19:30に30分番組として番組611が放送されている。この番組を一時記録し、一時記録したものが番組612である。視聴を中断し、記録開始後60分の621経過した後の20:00から、記録したデジタル信号を再生して、中断したところからの視聴631を行う場合は、前記一例と同様であり、視聴できる。
【0026】
次に、記録開始後95分の経過622した後の20:35で、視聴641を行う場合であるが、一時記録を完了した19:30から60分経過した20:35まで電源が切れており、カウンタ123が動作しておらず、カウント値が30分となっている。したがって、20:35で再生要求を行うと、式2は真となるが、式1が偽であり、式3の評価に入る。再生要求時20:35から一時記録許可時間60分の624を遡ると19:35となり、番組の放送終了時間19:30を過ぎているので、番組再生651は再生されない。
【0027】
この例では、電源を入れた20:35時点で映像・音声データなどと共に多重され伝送される時刻情報が取得でき、時計122が正しく設定された場合について説明した。この電源が入り、時計122に時刻情報が設定され、正しく日時を管理始めた時点で、記録開始日時と現在の日時とを比較し、カウンタ123のカウント値を補正する処理があっても良いことは言うまでもない。
【0028】
上記20:35に電源を入れた時点で時刻情報が取得できず、時計122が設定されない場合、式1、3の評価ができない。この場合、判定方法および処理として、時刻情報を取得して時計122が正しく動作するまで再生不可とすると共にカウンタ123のカウント処理を停止する場合、時刻情報を取得して時計122が正しく動作するまで再生不可とすると共にカウンタ123のカウント処理は行って経過時間を計測しつづける場合、カウンタ123のカウント値を元にして式2の評価のみで再生制限判定をおこなう場合、の3つが考えられる。
【0029】
これらはどの処理を選択しても良く、一時記録許可時間と同様に、予め定められた処理でも良いし、映像・音声データなどと同時に伝送される番組情報の一つとして放送によってどの処理を選択するかを指示する情報として伝送しても良い。
ここで、時刻情報が取得できず、時計122が正しく動作していない場合に再生不可とする場合、カウンタ123は不要であり、各処理フロー例において、式2の評価を行わなくても良い。
【0030】
しかし、本例のように電源が途切れ、また、時刻情報が取得できない状態は、不正視聴を目的とした故意によるものか、雷雨や豪雪による事故によるものかを区別することが困難である。このため、時計122が正しく動作していない場合に再生不可と決めることは、例えば天候の回復が送れて時刻情報が取得できた時点では既に再生不可となってしまうことも考えられ、視聴者にとって好ましくない。
【0031】
そこで、記録開始日時、再生要求日時のどちらか一方あるいは両方が未定の場合は、式2により再生の可否を判定する。カウンタ123は記録開始を始めると記録を終えても受信機の動作中はカウントアップ動作を続けるため、受信機内部での一時記録の経過時間は積算されるので、不正視聴を行おうとしても一時記録許可時間を確実に消化していくため、必ず再生不可となる時点があり、権利者の権利を守ることができる。
【0032】
また、本例では映像・音声などと共に時刻情報が多重されて伝送される場合で説明したが、現在のVTRやテレビに見られるように、ユーザに時刻設定を行わせる方式としても、一時記録した後、不正視聴を目的として現在時刻を過去の時間に設定して式1を真とできても、式2により一時記録の経過時間を判定できるので、不正視聴を防ぐことができる。
【0033】
以上のように、本実施例によれば、一時記録許可時間として許可された期間に限り、一時記録再生手段に一時記録した放送番組などの再生を許可し再生することが実現できるので、権利者の複製不可の権利を守りつつ、その視聴は放送時間に実時間で縛られることなく、視聴者の都合に合わせた視聴が可能となる。
【0034】
図7は一時記録したデータの再生管理処理の動作フローの他の例を示す図である。なお、一時記録時は図2と同じである。
【0035】
図7の再生管理処理フロー例が、図3の再生処理フロー例と異なるのは、再生開始の指示として、記録開始時点を暗黙の開始位置とするのではなく、再生開始日時を指示する再生開始日時指示ステップ701と、この指示した再生開始日時とカウンタ値取得ステップ304で取得した積算され続けている経過時間を表すカウンタ値と日時取得ステップ303で取得した現在の日時情報と記録開始時に記録管理手段121に記録した記録開始日時を元に再生制限判定を行う再生制限判定ステップ705とを用いる点であり、その他は図3の処理フロー例と同一であり、同一の番号を付けてある。
【0036】
以下、異なる点について、図8の再生制限判定の一例を用いて、その処理を説明する。
【0037】
図8において、放送番組は図4、5の一例と同じであり、映画411を最初から一時記録している(映画511)。視聴者が21:30過ぎまで視聴831、841をしており、何らかの都合で視聴を中断していたのを、22:15で、記録したデジタル信号の再生により、再び視聴する場合であって、21:30から続きを再視聴する続き832と、最初の21:00から視聴しなおす再視聴842とを示している。
【0038】
続き832は、視聴者が、21:30過ぎまで視聴していた記憶を頼りに、21:30からの再生を指示する。現在日時取得ステップ303において取得した日時情報22:15と、カウンタ値取得ステップ304において取得したカウンタ値75分とから、再生制限の判定を次のようにして行う。
再生要求時点での日時−再生開始指示日時≦一時記録許可時間(式1’)
カウンタ値−再生開始指示時点のカウンタ値≦一時記録許可時間(式2’)
の両方が真の場合、再生を許可し、少なくとも一方が偽の場合、再生を許可しない。
【0039】
例えば、一時記録許可時間を60分とすると、続き832の場合、両方の判定が真となり、再生制限判定ステップ705は再生可と判定し、再生開始ステップ306へ進み、視聴できることになる。ここで、再生開始指示時点のカウンタ値は、記録開始日時21:00と再生開始指示日時21:30から、次の式で導かれる。
【0040】
再生開始指示時点のカウンタ値=再生開始指示日時−記録開始日時(式4)
本例では、21:30−21:00として30分が導き出される。ここで示した一時記録許可時間は、図3の一例と同様に、予め定められた時間でも良いし、映像・音声データなどと同時に伝送される番組情報の一つとして放送によって伝送しても良い。
【0041】
次に、再視聴842は、視聴者がもう一度最初から視聴しなおそうとする場合であり、21:00からの再生指示をすると、続き832と同様に判定処理を行い、式1’、2’ともに偽となり、映画の先頭である21:00からの再視聴842の再生は行わない。この場合、再生制限判定ステップ705は次の判定処理を行う。
再生要求時点での日時−一時記録許可時間<番組の放送終了時間(式3)
この判定により、再生要求時22:15から一時記録許可時間60分の824を遡り、放送時間21:15の時点から再生可能であると判定する。これにより、許可されている最大の経過時間60分の824が経過した場合として、21:15に記録したところから視聴852することができると判定し、許可されている最大の経過時間60分の823経過した場合の22:15から再視聴852することができると判定し、再生開始ステップ306へ進むのは図3の処理フロー例と同じである。
【0042】
また、同様に図示はしないが、中断時間が長時間に及び、式3が偽と成れば、再生不可として再生不可ステップ307へ進む。更に、本一例では、再生要求日時が未定の場合は、式2’により再生の可否を判定する。カウンタ123は記録開始した後は受信機の動作中はカウントアップ動作を続けるため、受信機内部での一時記録の経過時間は積算されるので、不正視聴を行おうとしても一時記録許可時間を確実に消化していくため、必ず再生不可となる時点があり、権利者の権利を守ることができる。また、図3の処理フロー例と同様に、再生要求時点で、何らかの手段で時計122の時間を過去の時間に設定できたとしても、カウンタ値により一時記録の経過時間を判定できるので、不正視聴を防ぐことができる。
【0043】
以上のように、本実施例によっても、一時記録許可時間として許可された期間に限り、一時記録再生手段に一時記録した放送番組などの再生を許可し再生することが実現できるので、権利者の複製不可の権利を守りつつ、その視聴は放送時間に実時間で縛られることなく、視聴者の都合に合わせた視聴が可能となる。更に、本実施例では再生を開始したい日時を指定できるので記録開始時間に拘束されず、長時間記録しつづける状態を維持したままに、中断などで再視聴を希望する個所の再生制限判定を行うことが可能となる。
【0044】
図9と図10は一時記録再生管理処理の動作フローのほかの例を示す図であり、図9は一時記録時を示す図、図10は一時記録したデジタル信号を再生する場合を示す図である。
【0045】
図9の、一時記録管理処理の動作フローにおいて、本処理の動作フローが、図2の処理の動作フローと異なるのは、カウンタ123を記録開始時に制御するのではなく、記録開始時にカウンタ値を記録管理手段121に記録する点で、その他は同じである。また、カウンタ123は受信機が動作している間、常にカウントアップ、カウンタ値記録が受信制御として動作するようになされている。
【0046】
次に、図10の、一時記録したデータを再生する場合の処理の動作フローにおいて、本処理の動作フローが他の処理フローと異なるのは、現在日時と現在のカウンタ値、および記録開始日時と記録開始時のカウンタ値を用いて再生制限判定を行う再生制限判定ステップ1005を用いている点で、その他は他の処理フロー例と同一であり、同一の番号を付けてある。以下、異なる点について説明する。
【0047】
本処理の動作フローでは、カウンタ123が常にカウントアップ動作しており、記録開始時点のカウンタ値C1を記録し、再生要求時点のカウンタ値C2とから他の例における式2あるいは式2’のカウンタ値としてC2−C1を用いる。
これにより、他の処理の動作フローの場合には、一時記録している番組が例えば2つある場合には2つのカウンタを管理しなければならないが、本処理の動作フロー例では、一時記録している番組が複数になっても1つのカウンタを管理するだけでよい。
【0048】
図11は、一時記録したデジタル信号の再生管理処理の動作フローのさらに他の例を示す図である。なお、一時記録時は図9と同じである。
【0049】
図11の再生管理処理フロー例は、図10の再生開始指示ステップ301を図7の再生開始日時指示ステップ701に替えたことと、再生制限判定ステップ1105において、図7の処理フロー例と同じく、指示した再生開始日時も条件に加えて再生制限を判定した点であり、その他は図7の処理フロー例と同一であり、同一の番号を付けてある。
【0050】
以上のように、本実施の形態によれば、利用許可情報としての一時記録許可時間として許可された期間に限り、一時記録再生手段に一時記録した放送番組などの再生を許可し再生することが実現できるので、権利者の複製不可の権利を守りつつ、その視聴は放送時間の実時間で縛られることなく、視聴者の都合に合わせた視聴が可能となる。更に、本実施の形態によれば、1つのカウンタのカウントアップ管理を常に行うだけで、そのカウンタ値を用いて複数の番組の一時記録管理を行うことができる。
【0051】
したがって、権利者によって利用許諾が複製禁止と明示されている放送番組であっても、権利者が予め定めた時間もしくはその都度指定した短時間だけ一時記録し再生することができ、、権利者の権利を損ねることがなく、かつ、視聴者は、電話などで視聴の中断が発生しても、その中断個所などから再び視聴ができるので、良いシーンを見逃すことなどもなくなり、放送の実時間に縛られることなく放送番組を楽しむことが可能となる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、利用許可情報が付加されたデジタル放送を視聴中に、中断した際の、中断後のデジタル放送の視聴が、利用許可情報を守りつつ、視聴者の都合に合わせて可能とするデジタル放送記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送記録再生装置の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】一時記録管理処理の動作フローの一例を示す図である。
【図3】図2で一時記録したデジタル信号を再生する場合の再生管理処理の動作フローの一例を示す図である。
【図4】図3の再生制限判定の一例を示した図である。
【図5】図3の再生制限判定の他の一例を示した図である。
【図6】図3の再生制限判定のさらに他の一例を示した図である。
【図7】一時記録したデジタル信号の再生管理処理の動作フローの他の例を示す図である。
【図8】図7の再生制限判定の一例を示す図である。
【図9】一時記録管理処理の動作フローのほかの例を示す図である。
【図10】図9で一時記録したデジタル信号を再生する場合の再生管理処理の動作フローの一例を示す図である。
【図11】一時記録したデジタル信号の再生管理処理の動作フローのさらに他の例を示す図である。
【符号の説明】
110…受信手段、111…チューナ、112…復調手段、113…エラー訂正手段、114…デスクランブラ、115…多重分離手段、116…映像音声復号手段、120…制御手段、121…記録管理手段、122…時計、123…カウンタ、130…一時記録再生手段、201…記録開始ステップ、202…時計確認ステップ、203…現在日時記録ステップ、204…カウンタスタートステップ、205…カウントアップステップ、206…カウンタ値記録ステップ、301…再生開始指示ステップ、302…時計確認ステップ、303…現在日時取得ステップ、304…カウンタ値取得ステップ、305…再生制限判定ステップ、306…再生開始ステップ、307…再生不可ステップ、701…再生開始位置指示ステップ、705…再生制限判定ステップ、904…開始カウンタ値記録ステップ、1005…再生制限判定ステップ、1105…再生制限判定ステップ。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for recording / reproducing digital signals such as digital broadcasts, and more particularly to a digital signal recording / reproducing apparatus in the case where there is a restriction on recording or duplication thereof by a right holder.
[0002]
[Prior art]
Due to the recent digitization of broadcasting and AV recording equipment, unlike conventional analog equipment, recording and copying are possible without degradation. On the other hand, a method has been proposed in which usage permission information for restricting recording or copying is added to a digitized AV signal and the like, and the creation of recording or copying is restricted in accordance with this usage permission information. The rights of rights holders are restricted.
[0003]
As an example of this usage permission information, EMI (Encryption Mode Indicator) in DTCP (Digital Transmission Content Plotting) using IEEE 1394-1995 is known. IEEE 1394 is a standard for a high-speed serial bus, and transmits AV digital data and the like in packets. In this packet, there is 2-bit information defined as EMI in DTCP as usage permission information. EMI indicates that copying is prohibited in the case of 11, and copying is permitted only once in the case of 10, and 00 indicates that copying can be freely performed. EMI 01 represents a copy that is allowed to be copied only once but has already been copied.
[0004]
For example, if prohibition of program duplication is specified in broadcasting, if the receiver that receives the program and the digital recording device are connected by IEEE 1394 with DTCP installed, if the receiver has EMI of 11, the digital recording device is prohibited from duplicating. Judgment is made and recording is not performed. As a result, when the right holder permits only viewing of the broadcast, the recording can be restricted. Also, for example, when the right holder has permitted to record a broadcast once and view it, if the EMI is set to 10 at the receiver, the digital device can record and then reproduce it. In this case, by changing the EMI to 01 and outputting, it is possible to permit viewing but not to record again.
[0005]
As described above, it is possible to copy without degradation by digitizing an AV signal or the like, but at the same time, usage permission information can be added to protect the rights of the right holder.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Although it is possible to protect the rights of the right holder by the above-described conventional technology, for example, when the copy prohibition is designated as the usage permission information, in the case of television broadcasting, the program is viewed during the broadcast time of the program. However, if a phone call or a visitor is received while watching the program, it will be impossible to see the middle of the program.
[0007]
As a method for solving this problem, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-149417, there is known a method in which even a non-duplicatable program is recorded once and erased during reproduction. However, if the program is not played back, the recorded program remains forever, and the rights of the right holder are not sufficiently protected.
[0008]
Also, in the field of computers, a trial period is set for a program, and it will operate during the trial period set from the time the program is installed, but it will not work after the trial period, and it can be used by entering a password etc. What is known. An example of this is disclosed in JP-A-7-319689. This is sufficient to determine whether or not the program can be operated, but in recent years, there is a recording that is not limited to a program unit such as continuously recording a broadcast on a large-capacity hard disk and playing it back. In such a case, if the recording start date / time is handled as the trial start time, it may not be possible to reproduce the part recorded immediately before. It is not enough for the device to perform the reproduction.
[0009]
An object of the present invention is to enable viewing of a digital broadcast after interruption when viewing a digital broadcast to which usage permission information has been added, according to the convenience of the viewer while protecting the usage permission information. An object of the present invention is to provide a digital broadcast recording / reproducing apparatus.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
  The above object can be achieved by, for example, the configuration described in the claims.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing the configuration of an embodiment of a digital broadcast recording / reproducing apparatus of the present invention. In FIG. 1, 110 is a receiving means, 120 is a control means for controlling the receiving means 110, and 130 is a temporary recording / reproducing means for temporarily recording and reproducing a digital signal received by the receiving means 110. Taking the digital broadcast receiver as an example, the receiving unit 110 includes, as main components, a tuner 111 that receives and selects an input signal from an antenna and the like, and a demodulation unit 112 that demodulates a signal selected by the tuner 111. Desired from error correction means 113 for error correction of the demodulated signal, descrambler 114 for canceling scrambling for limited reception after error correction, and a signal multiplexed with video / audio / other data after descrambling It has demultiplexing means 115 for separating signals and a video / audio decoder 116 for decoding the separated video / audio signals.
[0016]
The control unit 120 receives necessary signals from the components 111 to 116 of the receiving unit 110 and controls them. Further, the control unit 120 further stores information on video / audio / data to be temporarily recorded / reproduced. A recording management means 121 for managing, a clock 122 having date and time information, and a counter 123 for accumulating time for measuring elapsed time are provided.
[0017]
Next, the temporary recording / reproducing management process shown in FIG. 1 will be described with reference to an operation flow diagram. 2 and 3 are diagrams showing an example of the operation flow of the temporary recording / reproduction management process. FIG. 2 is a diagram showing the time of temporary recording, and FIG. 3 is a diagram showing the case of reproducing the temporarily recorded digital signal.
[0018]
The temporary recording in FIG. 2 will be described using the configuration in FIG. 1. In the clock confirmation step 202, it is determined whether or not the clock 122 from the temporary recording start step 201 is operating. It is recorded in the recording management means 121 in the date and time recording step 203. When the clock 122 is not operating, it is recorded in the recording management means 121 that the date and time information is not set. Simultaneously with this date / time information recording, the counter 123 is started at the counter start step 204 to measure the elapsed time, the elapsed time is accumulated at the count-up step 205, and is continuously recorded in the recording management means 121 at the counter value recording step 206. .
[0019]
Next, in the case of reproducing the temporarily recorded digital signal, in FIG. 3, it is determined whether or not the clock 122 is operating in the reproduction start instruction step 301 in the clock confirmation step 302. Date / time information is acquired in the current date / time acquisition step 303, and if the clock 122 is not operating, no date / time information is present. In a counter value acquisition step 304, a counter value representing the elapsed time that has been accumulated since the start of recording is acquired. Based on the acquired current date and time and the counter value and the recording start date and time recorded in the recording management means 121 at the start of recording, the playback restriction determination step 305 determines the playback condition of the temporary recording. If the reproduction is not allowed to proceed to the start step 306, the process proceeds to the reproduction impossible step 307 to control reproduction / non-reproduction from the temporary recording / reproducing means 130.
[0020]
Subsequently, some examples of the reproduction condition determination in the reproduction restriction determination step 305 are shown in FIGS. 4 to 6 and will be described below.
[0021]
FIG. 4 is a diagram showing an example of the reproduction restriction determination of FIG. 410 shows the program being broadcast in chronological order, and a movie 411 is broadcast as a 120-minute program from 21:00 to 23:00. While watching this movie 411, for example, a telephone arrives at 21:30, instructs recording start 420, and the viewing is interrupted. After 421/15, the recorded digital signal is reproduced, and from where it was interrupted. Trying to watch 432. At this time, from the current date and time 21:45 acquired in the current date and time acquisition step 303, the counter value 15 minutes acquired in the counter value acquisition step 304, and the recording start date and time 21:30, the reproduction restriction is determined as follows. Do.
Date and time at playback request-Recording start date and time ≤ Temporary recording permission time (Formula 1)
Counter value ≤ Temporary recording permission time (Formula 2)
If both of these expressions are true, reproduction is permitted, and if at least one of the expressions is false, reproduction is not permitted.
[0022]
For example, assuming that the temporary recording permission time is 60 minutes, when the recorded data is played back and the user wants to watch 432 from where it was interrupted, the determinations of equations 1 and 2 are both true, and the playback restriction determination step 305 It is determined that playback is possible, and the process proceeds to playback start step 306, where viewing is possible. Here, the temporary recording permission time may be a predetermined time, or may be transmitted by broadcast as one piece of program information transmitted simultaneously with video / audio data and the like.
[0023]
Next, while watching the movie 411, for example, there is a visitor at 21:30, instructing the recording start 420, and stopping the viewing, 22:45 after 422/75 has elapsed, from 21:30 where it was interrupted When playback and viewing 442 are to be performed, the determination is performed in the same manner as described above, and the determination result of both types becomes false, and playback from 420 is not performed when interrupted at 21:30. In this case, the reproduction restriction determination step 305 performs the following determination process.
Date and time at the time of playback request-Temporary recording permission time <Program broadcast end time (Equation 3)
Based on this determination, it is determined that playback is possible from the time point 424 and the broadcast time 21:45 by going back the temporary recording permission time 60 minutes from the playback request time 22:45. As a result, when the maximum elapsed time 423/60 for which temporary recording is permitted has elapsed, it is determined that viewing 452 can be performed from the location recorded at 21:45, and the process proceeds to reproduction start step 306. Although not shown in the figure, if the interruption time is long and Equation 3 becomes false, the reproduction is impossible and the process proceeds to the reproduction impossible step 307.
[0024]
FIG. 5 is a diagram showing another example of the reproduction restriction determination of FIG. The broadcast program is the same as the example in FIG. 4 and is given the same number. In this example, the movie 411 is temporarily recorded from the beginning, and the movie 511 is temporarily recorded. When viewing is interrupted and 521/45 has elapsed since the start of recording and then viewing 531 is performed from the point of interruption, both equations 1 and 2 are true, and the movie 511 can be viewed from the beginning. Next, when the recorded digital signal is reproduced at 22:30 after 522/90 has elapsed and the viewing 541 is performed from the point where it was interrupted, both expressions 1 and 2 become false, and the determination of expression 3 is entered. . Assuming that 524/60 of the temporary recording permission time goes back from the reproduction request time 22:30, it is determined that the reproduction is possible from the time of the broadcast time 21:30, and the maximum permitted elapsed time 523/60 has passed. : 30, it is determined that viewing 551 can be performed, and the process proceeds to a reproduction start step 306 to perform reproduction.
[0025]
FIG. 6 is a diagram showing still another example of the reproduction restriction determination of FIG. A program 610 that shows a broadcasted program in time order is 610, and a program 611 is broadcast as a 30-minute program from 19:00 to 19:30. This program is temporarily recorded, and the program 612 is temporarily recorded. When viewing is interrupted and the recorded digital signal is reproduced from 20:00 after 621/60 after recording starts and viewing 631 is performed from where it was interrupted, it is the same as the above example. it can.
[0026]
Next, in the case of viewing 641 at 20:35 after 622 of 95 minutes from the start of recording, the power is turned off from 19:30 when the temporary recording is completed to 20:35 after 60 minutes. The counter 123 is not operating and the count value is 30 minutes. Therefore, when a reproduction request is made at 20:35, Expression 2 is true, but Expression 1 is false, and the evaluation of Expression 3 is entered. When 624/60 of the temporary recording permission time is traced back from 20:35 at the time of the reproduction request, it becomes 19:35, and since the broadcast end time 19:30 of the program has passed, the program reproduction 651 is not reproduced.
[0027]
In this example, the case has been described in which time information multiplexed and transmitted together with video / audio data and the like at 20:35 when the power is turned on can be acquired and the clock 122 is set correctly. When the power is turned on, the time information is set in the clock 122, and the date and time are correctly started, the recording start date and time may be compared with the current date and time to correct the count value of the counter 123. Needless to say.
[0028]
When the time information cannot be acquired at the time when the power is turned on at 20:35 and the clock 122 is not set, the expressions 1 and 3 cannot be evaluated. In this case, as a determination method and process, when time information is acquired and reproduction is disabled until the clock 122 operates correctly, and when the count process of the counter 123 is stopped, the time information is acquired and the clock 122 operates correctly. There are three cases where the reproduction is disabled and the counting process of the counter 123 is performed and the elapsed time is continuously measured, and the reproduction restriction determination is performed only by the evaluation of Expression 2 based on the count value of the counter 123.
[0029]
Any of these processes can be selected. As with the temporary recording permission time, a predetermined process may be used, or which process is selected by broadcasting as one of the program information transmitted simultaneously with video / audio data. It may be transmitted as information instructing whether to do.
Here, in the case where reproduction is not possible when the time information cannot be acquired and the clock 122 is not operating correctly, the counter 123 is not necessary, and the evaluation of Expression 2 may not be performed in each processing flow example.
[0030]
However, it is difficult to distinguish whether the state in which the power is interrupted and time information cannot be acquired as in this example is intentional for the purpose of illegal viewing or an accident caused by a thunderstorm or heavy snowfall. For this reason, determining that playback is not possible when the clock 122 is not operating correctly may be that playback is not possible at the time when the weather information is sent and time information can be acquired. It is not preferable.
[0031]
Therefore, if either one or both of the recording start date and time and the playback request date and time are not yet determined, whether or not playback is possible is determined by Equation 2. When the recording starts, the counter 123 continues to count up during the operation of the receiver even after the recording is completed. Therefore, the elapsed time of the temporary recording inside the receiver is integrated. In order to ensure that the recording permission time is consumed, there is a point in time when reproduction is impossible, and the rights of the right holder can be protected.
[0032]
In this example, the case where time information is multiplexed and transmitted together with video / audio has been described. However, as seen on current VTRs and televisions, the time setting can be temporarily recorded by the user. Later, even if the current time is set to a past time for the purpose of unauthorized viewing and Equation 1 is true, the elapsed time of temporary recording can be determined by Equation 2, so that unauthorized viewing can be prevented.
[0033]
As described above, according to the present embodiment, it is possible to allow and reproduce the broadcast program temporarily recorded in the temporary recording / reproducing means only during the period permitted as the temporary recording permission time. While viewing the rights that cannot be copied, the viewing is not restricted to the broadcast time in real time, and can be viewed according to the convenience of the viewer.
[0034]
FIG. 7 is a diagram showing another example of the operation flow of the reproduction management process for temporarily recorded data. The temporary recording is the same as in FIG.
[0035]
The playback management process flow example of FIG. 7 differs from the playback process flow example of FIG. 3 as a playback start instruction, in which a recording start time is not designated as an implicit start position, but a playback start date and time is indicated. Date and time instruction step 701, the instructed reproduction start date and time, the counter value indicating the accumulated elapsed time acquired in the counter value acquisition step 304, the current date and time information acquired in the date and time acquisition step 303, and the record management at the start of recording The reproduction restriction determination step 705 for performing reproduction restriction determination based on the recording start date and time recorded in the means 121 is used, and the others are the same as those in the example of the processing flow in FIG.
[0036]
In the following, the difference will be described with reference to an example of the reproduction restriction determination in FIG.
[0037]
In FIG. 8, the broadcast program is the same as the example of FIGS. 4 and 5, and a movie 411 is temporarily recorded from the beginning (movie 511). The viewer was watching 831 and 841 until past 21:30, and the viewing was interrupted for some reason, at 22:15, when viewing again by playing the recorded digital signal, A continuation 832 for re-viewing the continuation from 21:30 and a re-viewing 842 for re-viewing from the first 21:00 are shown.
[0038]
In a continuation 832, the viewer instructs playback from 21:30 based on the memory that the viewer has watched until 21:30. Based on the date / time information 22:15 acquired in the current date / time acquisition step 303 and the counter value 75 minutes acquired in the counter value acquisition step 304, the reproduction restriction is determined as follows.
Date and time at playback request-playback start instruction date and time ≦ temporary recording permission time (formula 1 ')
Counter value−counter value at playback start instruction time ≦ temporary recording permission time (formula 2 ′)
If both are true, playback is allowed, and if at least one is false, playback is not allowed.
[0039]
For example, if the temporary recording permission time is 60 minutes, in the case of continuation 832, both determinations are true, the reproduction restriction determination step 705 determines that reproduction is possible, and the process proceeds to the reproduction start step 306 so that viewing is possible. Here, the counter value at the playback start instruction time point is derived from the recording start date and time 21:00 and the playback start instruction date and time 21:30 by the following expression.
[0040]
Counter value at playback start instruction time = reproduction start instruction date / time-recording start date / time (formula 4)
In this example, 30 minutes is derived as 21: 30-21: 00: 00. The temporary recording permission time shown here may be a predetermined time as in the example of FIG. 3, or may be transmitted by broadcast as one piece of program information transmitted simultaneously with video / audio data or the like. .
[0041]
Next, re-viewing 842 is a case where the viewer tries to watch again from the beginning, and when a reproduction instruction is issued from 21:00, determination processing is performed in the same manner as in continuation 832, and expressions 1 ′, 2 ′ Both are false and the re-viewing 842 from 21:00, which is the beginning of the movie, is not reproduced. In this case, the reproduction restriction determination step 705 performs the following determination process.
Date and time at the time of playback request-Temporary recording permission time <Program broadcast end time (Equation 3)
By this determination, it is determined that playback is possible from the time of the broadcast time 21:15 by going back 824/60 of the temporary recording permission time from the playback request time 22:15. As a result, when the maximum allowed elapsed time 824/60 has elapsed, it is determined that viewing 852 can be performed from the location recorded at 21:15, and the maximum allowed elapsed time 60 minutes It is the same as the example of the processing flow of FIG. 3 that it is determined that the user can re-view 852 from 22:15 when 823 has elapsed and the process proceeds to the reproduction start step 306.
[0042]
Similarly, although not shown in the figure, if the interruption time is long and Equation 3 is false, the reproduction is disabled and the process proceeds to the reproduction disabled step 307. Furthermore, in this example, when the reproduction request date and time is not yet determined, whether or not reproduction is possible is determined by Expression 2 '. Since the counter 123 continues to count up during the operation of the receiver after the recording is started, the elapsed time of the temporary recording inside the receiver is accumulated, so that the temporary recording permission time is ensured even if illegal viewing is performed. Because there are times when it cannot be regenerated, it is possible to protect the rights of the right holder. Similarly to the example of the processing flow of FIG. 3, even if the time of the clock 122 can be set to a past time by some means at the time of playback request, the elapsed time of temporary recording can be determined by the counter value. Can be prevented.
[0043]
As described above, according to the present embodiment as well, it is possible to realize and permit reproduction of a broadcast program or the like temporarily recorded in the temporary recording / reproducing means only during the period permitted as the temporary recording permission time. While protecting the rights that cannot be duplicated, the viewing is not restricted to the broadcast time in real time, and viewing according to the convenience of the viewer becomes possible. Furthermore, in this embodiment, since it is possible to specify the date and time at which playback is to be started, it is not restricted by the recording start time, and a playback restriction determination is made at a place where re-viewing is desired due to interruption or the like while maintaining a state where recording is continued for a long time. It becomes possible.
[0044]
FIGS. 9 and 10 are diagrams showing another example of the operation flow of the temporary recording / reproducing management process. FIG. 9 is a diagram showing the time of temporary recording, and FIG. 10 is a diagram showing the case of reproducing the temporarily recorded digital signal. is there.
[0045]
In the operation flow of the temporary recording management process of FIG. 9, the operation flow of this process is different from the operation flow of the process of FIG. 2. The counter 123 is not controlled at the start of recording, but the counter value is set at the start of recording. The other points are the same in that they are recorded in the recording management means 121. The counter 123 always counts up and records the counter value as reception control while the receiver is operating.
[0046]
Next, in the operation flow of the process for reproducing the temporarily recorded data in FIG. 10, the operation flow of this process is different from the other process flows in that the current date and time, the current counter value, and the recording start date and time The other points are the same as the other processing flow examples in that a reproduction restriction determination step 1005 for performing reproduction restriction determination using the counter value at the start of recording is used, and the same numbers are assigned. Hereinafter, different points will be described.
[0047]
In the operation flow of this process, the counter 123 always counts up, records the counter value C1 at the recording start time, and uses the counter value C2 at the reproduction request time to counter the expression 2 or 2 ′ in another example. C2-C1 is used as the value.
As a result, in the case of an operation flow of other processing, if there are two programs that are temporarily recorded, for example, two counters must be managed. Even if there are a plurality of programs, it is only necessary to manage one counter.
[0048]
FIG. 11 is a diagram showing still another example of the operation flow of the reproduction management process for the temporarily recorded digital signal. The temporary recording is the same as in FIG.
[0049]
The reproduction management processing flow example of FIG. 11 is similar to the processing flow example of FIG. 7 in that the reproduction start instruction step 301 of FIG. 10 is replaced with the reproduction start date / time instruction step 701 of FIG. The designated reproduction start date and time is also the point that the reproduction restriction is determined in addition to the conditions, and the others are the same as the processing flow example of FIG.
[0050]
As described above, according to this embodiment, it is possible to permit and reproduce the broadcast program temporarily recorded in the temporary recording / reproducing means only during the period permitted as the temporary recording permission time as the use permission information. Since it can be realized, the viewing can be performed according to the convenience of the viewer without being restricted by the real time of the broadcast time, while protecting the right that the right holder cannot copy. Furthermore, according to the present embodiment, it is possible to perform temporary recording management of a plurality of programs using the counter value only by always performing count-up management of one counter.
[0051]
Therefore, even a broadcast program whose use permission is clearly specified by the right holder can be recorded and played back for a predetermined period of time or for a short time designated each time. There is no loss of rights, and even if the viewing is interrupted by telephone or the like, the viewer can watch it again from the location where it was interrupted. It is possible to enjoy broadcast programs without being bound.
[0052]
【The invention's effect】
According to the present invention, when a digital broadcast to which usage permission information is added is being viewed, the suspended digital broadcast can be viewed at the convenience of the viewer while protecting the usage permission information. A digital broadcast recording / reproducing apparatus can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an embodiment of a digital broadcast recording / reproducing apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of an operation flow of a temporary recording management process.
FIG. 3 is a diagram showing an example of an operation flow of a reproduction management process when reproducing the digital signal temporarily recorded in FIG. 2;
4 is a diagram showing an example of reproduction restriction determination in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a diagram showing another example of the reproduction restriction determination of FIG. 3;
6 is a diagram showing still another example of the reproduction restriction determination in FIG. 3. FIG.
FIG. 7 is a diagram illustrating another example of an operation flow of a reproduction management process for a temporarily recorded digital signal.
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of reproduction restriction determination in FIG. 7;
FIG. 9 is a diagram illustrating another example of the operation flow of the temporary recording management process.
FIG. 10 is a diagram showing an example of an operation flow of a reproduction management process when reproducing the digital signal temporarily recorded in FIG. 9;
FIG. 11 is a diagram showing still another example of the operation flow of the reproduction management process for the temporarily recorded digital signal.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 110 ... Reception means, 111 ... Tuner, 112 ... Demodulation means, 113 ... Error correction means, 114 ... Descrambler, 115 ... Demultiplexing means, 116 ... Video / audio decoding means, 120 ... Control means, 121 ... Recording management means, 122 ... Clock, 123 ... Counter, 130 ... Temporary recording / reproducing means, 201 ... Recording start step, 202 ... Clock confirmation step, 203 ... Current date and time recording step, 204 ... Counter start step, 205 ... Count up step, 206 ... Counter value recording Step 301: Playback start instruction step 302 ... Clock confirmation step 303 ... Current date / time acquisition step 304 ... Counter value acquisition step 305 ... Playback restriction determination step 306 ... Playback start step 307 ... Playback disabled step 701 ... Playback start position instruction step, 70 ... playback restriction determination step, 904 ... start counter value recording step, 1005 ... playback restriction determination step, 1105 ... playback restriction determination step.

Claims (2)

複製を制限する利用許諾情報とともに伝送されたデジタル信号を記録再生するデジタル信号記録再生装置において、
前記デジタル信号を受信する受信手段と、
前記利用許諾情報が複製禁止のときに一時的な記録とその再生を行う一時記録再生手段と、
刻情報により現在時刻を管理する時刻管理手段と、
記録した時からの経過時間を管理する経過時間管理手段と、
前記現在時刻と前記経過時間に基づき前記一時的な記録とその再生を管理する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記一時記録再生手段により前記デジタル映像音声信号を一時的に記録し再生する際、前記現在時刻と前記経過時間を少なくとも分単位で管理し、録の開始時からの前記経過時間が予め定められた一時記録許可時間をえていないときは、記録した前記デジタル映像音声信号再生可能とし録の開始時からの前記経過時間が前記一時記録許可時間をえているときは、再生が要求された時刻から前記一時記録許可時間だけ前の時刻以前に記録したデジタル映像音声信号を再生不可とすることを特徴とするデジタル信号記録再生装置。
In the digital signal recording and reproducing apparatus for recording and reproducing digital signals which are transmitted with the use permission information for restricting duplication,
Receiving means for receiving the digital signal,
Temporary recording / reproducing means for performing temporary recording and reproduction when the use permission information prohibits copying;
And time management means for managing the current time by the time of time information,
An elapsed time management means for managing the elapsed time from the time of recording;
Control means for managing the temporary recording and reproduction based on the current time and the elapsed time;
Wherein, when the digital video and temporarily storing the audio signal reproduced by the temporary recording means, wherein the current time and the elapsed time managed at least minutes, the elapsed from the start of the record when the time has not exceeded the predetermined temporary recording permission time, record the digital video audio signal is a renewable, when the elapsed time from the start of record has exceeded the temporary recording permission time Is a digital signal recording / reproducing apparatus that disables reproduction of digital video / audio signals recorded before the temporary recording permission time before the time when reproduction is requested.
複製を制限する利用許諾情報とともに伝送されたデジタル信号を受信し、
記利用許諾情報が複製禁止のときに一時的な記録とその再生を行うデジタル信号記録再生方法であって、
刻情報により現在時刻を管理し、
記録時からの経過時間を管理し、
前記デジタル映像音声信号を一時的に記録し再生する際、前記現在時刻と前記経過時間を少なくとも分単位で管理し、録の開始時からの前記経過時間が予め定められた一時記録許可時間をえていないときは、記録した前記デジタル映像音声信号は再生可能とし録の開始時からの前記経過時間が前記一時記録許可時間をえているときは、再生が要求された時刻から前記一時記録許可時間だけ前の時刻以前に記録したデジタル映像音声信号を再生不可とすることを特徴とするデジタル信号記録再生方法。
Receiving a digital signal that is transmitted with the use permission information for restricting duplication,
A previous SL License information and temporary record when the copy inhibition digital signal recording and reproducing method of performing the reproduction,
To manage the current time by the time of time information,
Manage the time elapsed since recording,
When the digital image temporarily recorded audio signal reproduction, the currently managing the time and the elapsed time of at least minutes, a temporary recording permission time during which the elapsed time from the start of the record is predetermined when not exceeded, recording the digital video audio signal is a renewable, when the elapsed time from the start of record has exceeded the temporary recording permission time, the from the temporary time playback is requested A digital signal recording / reproducing method characterized in that a digital video / audio signal recorded before a time before the recording permission time cannot be reproduced.
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