JP4545136B2 - 杭打機 - Google Patents

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Description

本発明は、杭打機に関し、特に、機能性および耐久性を確保しつつシーブのスライド範囲を規制することができるガントリを備える杭打機に関するものである。
ガントリとは、例えば、特開昭58−195625号公報に開示されるAフレーム11のように、杭打機のリーダ3又はクレーンのブーム14を起伏させるワイヤロープ5aをシーブ11cによって支持するためのものである。
ところで、ワイヤロープが巻上ドラムによって巻上げられる際の巻上ドラムに対する角度、いわゆるフリートアングルは、その角度が小さいほど(例えば、2度以下)、巻上ドラムへのワイヤロープの乱巻きを抑制することができる。即ち、ガントリにおいては、ガントリ自体を大型化することでシーブを可能な限り巻上ドラムから遠ざけて配設することが望まれる。
しかしながら、ガントリ自体を大型化すると、コストの増加や安全性の低下を招くので、シーブを巻上ドラムから遠ざけて配設するには限界がある。そこで、従来より、シーブをスライド自在に構成し、そのシーブをワイヤロープの動きに合わせてスライドさせることで、フリートアングルを小さくして巻上ドラムへのワイヤロープの乱巻きを抑制する技術が採用されてきた。
特開昭58−195625号公報
ところで、上述したようにシーブをスライド自在に構成する場合には、そのシーブのスライドを規制するためのスペーサが必要となる。また、そのスペーサは、一般に、以下の2種類の固定方法によって、シーブを軸支する主軸に固定されていた。
1つめの固定方法としては、スペーサに螺合したボルトを主軸に押し付けて固定する方法である。しかしながら、この方法では、ボルトの押付力のみでスペーサを固定するので、固定力が不十分となり、スペーサがシーブのスライドに伴って位置ずれする等、機能性が低下するという問題点があった。
また、2つめの固定方法としては、上記1つめの固定方法に加え、かかるボルトの先端を主軸に凹設された溝に係合して固定する方法である。しかしながら、この方法では、かかる溝に応力が集中して主軸の強度が低下するので、耐久性が低下するという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、機能性および耐久性を確保しつつシーブのスライドを規制することができるガントリを備える杭打機を提供することを目的としている。
この目的を解決するために請求項1記載の杭打機は、主軸と、その主軸の軸心方向へスライド自在に前記主軸に軸支される1又は複数のシーブとを有し、リーダを起伏させるワイヤロープを前記シーブによって支持するガントリを備えるものであって、前記ガントリは、前記主軸と平行に配設される挿通部材と、その挿通部材が挿通される第1挿通部と、前記主軸が挿通される第2挿通部とを有するスペーサと、前記主軸の軸心方向と交差する方向において前記挿通部材の断面形状よりも大きく形成される当接部を有し、その当接部によって前記挿通部材を両側で保持する一対の保持部材と、前記挿通部材が挿通されると共に、前記スペーサと前記一対の保持部材のうちの少なくとも一方の保持部材との間に介設されるカラーとを備え、そのカラーの一端が前記スペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が前記一対の保持部材のうちの少なくとも一方の保持部材の当接部に当接されることで前記スペーサが前記一対の保持部材間に固定されると共に、前記シーブが前記スペーサの第2挿通部に当接することで前記シーブのスライドを規制する。
請求項2記載の杭打機は、請求項1記載の杭打機において、前記保持部材は、前記主軸の軸心方向と交差する方向において前記主軸の断面形状よりも大きく形成されると共に前記主軸に軸支される軸支部を備え、その軸支部に前記シーブが当接することで、その軸支部と前記スペーサの第2挿通部との間に形成される隙間の間隔で前記シーブのスライド範囲を規制する。
請求項3記載の杭打機は、請求項1又は2に記載の杭打機において、前記カラーは、前記挿通部材が挿通されると共に、前記スペーサと前記一対の保持部材のうちの一方の保持部材との間に介設される第1カラーと、前記挿通部材が挿通されると共に、前記スペーサと前記一対の保持部材のうちの他方の保持部材との間に介設される第2カラーとを備え、前記第1カラーの一端が前記スペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が前記一対の保持部材のうちの一方の保持部材の当接部に当接されると共に、前記第2カラーの一端が前記スペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が前記一対の保持部材のうちの他方の保持部材の当接部に当接されることで前記スペーサが前記一対の保持部材間に固定される。
請求項4記載の杭打機は、請求項1から3のいずれかに記載の杭打機において、前記ガントリは、前記シーブに支持されたワイヤロープを前記リーダへ案内するハンガを備え、そのハンガは、前記一対の保持部材に配設されている。
請求項5記載の杭打機は、請求項1から4のいずれかに記載の杭打機において、前記挿通部材が前記カラーに挿通された状態において、前記シーブと前記カラーとの間に形成される隙間の間隔が前記ワイヤロープのロープ径よりも小さくなるように、前記挿通部材は、前記シーブの周縁に対向して配設されている。
請求項1記載の杭打機によれば、ガントリは、カラーの一端がスペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が一対の保持部材のうちの少なくとも一方の保持部材の当接部に当接されることでスペーサが一対の保持部材間に固定されると共に、シーブがスペーサの第2挿通部に当接することでシーブのスライドを規制する。
よって、シーブのスライドを規制するためのスペーサを主軸に固定しないので、従来のようにスペーサに螺合したボルトを主軸に押し付けて固定する場合と比較して、スペーサの固定力を向上させることができるという効果がある。その結果、スペーサの位置ずれを防止することができ、機能性を確保することができるという効果がある。
また、従来のようにボルトの先端を主軸に凹設された溝に係合して固定する場合と比較して、主軸の強度低下を防止することができ、耐久性を確保することができるという効果がある。
請求項2記載の杭打機によれば、請求項1記載の杭打機の奏する効果に加え、保持部材の軸支部にシーブが当接することで、その軸支部とスペーサの第2挿通部との間にカラー分の隙間を形成することができる。よって、かかる隙間の間隔でシーブのスライド範囲を規制することができるという効果がある。また、カラーの変更によって隙間の間隔を調節することができるので、容易にシーブのスライド範囲を所望の範囲に規制することができるという効果がある。
請求項3記載の杭打機によれば、請求項1又は2に記載の杭打機の奏する効果に加え、第1カラーの一端がスペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が一対の保持部材のうちの一方の保持部材の当接部に当接されると共に、第2カラーの一端がスペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が一対の保持部材のうちの他方の保持部材の当接部に当接されることでスペーサが一対の保持部材間に固定されるので、保持部材の軸支部とスペーサの第2挿通部との間に第1カラー分の隙間と第2カラー分の隙間とをスペーサの両側にそれぞれ形成することができる。よって、2のシーブのスライド範囲をそれぞれ独立した範囲で規制することができるという効果がある。
請求項4記載の杭打機によれば、請求項1から3のいずれかに記載の杭打機の奏する効果に加え、ハンガは一対の保持部材に配設されているので、挿通部材を保持するための構造とハンガを配設するための構造とを一対の保持部材によって兼用することができる。よって、構造の簡略化を図ることができるという効果がある。
請求項5記載の杭打機によれば、請求項1から4のいずれかに記載の杭打機の奏する効果に加え、挿通部材は、カラーに挿通された状態において、シーブとカラーとの間に形成される隙間の間隔がワイヤロープのロープ径よりも小さくなるようにシーブの周縁に対向して配設されているので、ワイヤロープのシーブからの脱落を防止することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態における杭打機100の側面図である。
まず、図1を参照して、杭打機100の概略構成について説明する。杭打機100は、鋼管杭やコンクリート杭等を地盤へ打ち込む杭打ち作業を行うための建設車両であり、図1に示すように、走行装置101と、その走行装置101に支持される上部旋回体102と、その上部旋回体102の前方(図1右側)部に配設されるリーダ103と、上部旋回体102の後方(図1左側)部に配設されるガントリ1とを主に備えて構成されている。
走行装置101は、杭打機100を走行させるための装置であり、図1に示すように、複数の車輪101aと、それら複数の車輪101aに巻装される左右一対のクローラベルト101bとを備え、そのクローラベルト101bによって前後進および旋回を行うクローラとして構成されている。
上部旋回体102は、リーダ103及びガントリ1等の各種設備が配設される杭打機100の本体であり、図1に示すように、旋回装置104を介して走行装置101に支持されると共に、その旋回装置104によって走行装置101に対し旋回自在に構成されている。なお、本実施形態では、旋回装置104は、駆動源と、その駆動源から与えられる駆動力によって駆動される油圧モータと、その油圧モータの駆動を上部旋回体102の旋回運動に変換する歯車機構(いずれも図示せず)とを主に備えて構成されている。
リーダ103は、鋼管杭やコンクリート杭等を地盤へ打ち込むためのハンマ105や地盤を掘削するためのオーガ(図示せず)を支持するものであり、図1に示すように、上部旋回体102の前方(図1右側)部に設けられたブラケット106の支持軸106aに軸支されている。
このリーダ103は、第1巻上ドラム108に巻回された起伏ワイヤロープ109によって持ち上げられ、ブラケット106の支持軸106aを支点として起伏される。また、起伏ワイヤロープ109によって起伏された後は、リーダ103に一端が連結された支柱体107の他端が上部旋回体102に連結されることにより、立設した状態で上部旋回体102に固定される。
第1巻上ドラム108は、リーダ103を起伏させる起伏ワイヤロープ109を起伏駆動装置(図示せず)の駆動力によって巻上げ及び巻下げるものであり、図1に示すように、上部旋回体102の後方(図1左側)部に配設されている。
また、上部旋回体102には、第1巻上ドラム108以外にも、第2巻上ドラム110及び第3巻上ドラム112が配設されている。第2巻上ドラム110は、ハンマ105を昇降させる主巻ワイヤロープ111を主巻駆動装置(図示せず)の駆動力によって巻上げ及び巻下げるものであり、図1に示すように、上部旋回体102の後方(図1左側)部に第1巻上ドラム108と並設して配設されている。
第3巻上ドラム112は、オーガを昇降させる補巻ワイヤロープ113を補巻駆動装置(図示せず)の駆動力によって巻上げ及び巻下げるものであり、図1に示すように、上部旋回体102の略中央部に配設されている。
ガントリ1は、起伏ワイヤロープ109及び主巻ワイヤロープ111を支持するためのものであり、図1に示すように、前脚2と、その前脚2に連結される後脚3と、それら前脚2と後脚3とを連結する主軸4とを主に備えて構成されている。
前脚2は、柱状に構成され、下端が上部旋回体102に固定され立設されている。後脚3は、柱状に構成され、下端が前脚2よりも上部旋回体102の後方(図1左側)部に固定され立設されている。これら前脚2及び後脚3の上端には、挿通穴2a,3a(図2(a)参照)がそれぞれ穿設され、それら挿通穴2a,3aに主軸4が挿通されることにより、主軸4によって前脚2と後脚3とが連結されている。
また、ガントリ1は、左右に一対の前脚2及び後脚3を備え、それら一対の前脚2と後脚3とが主軸4によってそれぞれ連結されている(図2(a)参照)。
ここで、図2を参照して、ガントリ1の詳細構成について説明する。図2(a)は、図1の矢印IIa方向から視たガントリ1の上面図であり、図2(b)は、図2(a)のIIb−IIb線におけるガントリ1の断面図である。なお、図2では、発明の理解を容易とするために、前脚2及び後脚3の一部が省略され図示されていると共に、起伏ワイヤロープ109及び主巻ワイヤロープ111が2点鎖線を用いて図示されている。
主軸4は、図2に示すように、前脚2の挿通穴2a及び後脚3の挿通穴3aにそれぞれ挿通されると共に、両端がボルト30によって後脚3に締結されている。また、この主軸4には、図2(a)に示すように、第1シーブ5及び第2シーブ6がそれぞれ回動自在に軸支されている。
第1シーブ5は、起伏ワイヤロープ109を第1巻上ドラム108とリーダ103との間で支持するものであり、図2(a)に示すように、円盤状に構成され、外周面には掛止溝5aが凹設されている。この掛止溝5aには、起伏ワイヤロープ109が掛止されている。
第2シーブ6は、主巻ワイヤロープ111を第2巻上ドラム110とハンマ105との間で支持するものであり、図2(a)に示すように、円盤状に構成され、外径が第1シーブ5と略同一径に構成されると共に、外周面には掛止溝6aが凹設されている。この掛止溝6aには、主巻ワイヤロープ111が掛止されている。
また、これら第1シーブ5及び第2シーブ6は、各ワイヤロープ109,111が各巻上ドラム108,110によって巻上げられる際のフリートアングルを小さくして各ワイヤロープ109,111の各巻上ドラム108,110への乱巻きを抑制するために、主軸4の軸心O1方向へスライド自在に構成されている。このため、ガントリ1には、図2(a)に示すように、第1シーブ5及び第2シーブ6のスライド範囲を規制するためのスペーサ7が設けられていると共に、そのスペーサ7を固定するために、挿通部材8と、一対の保持部材9と、第1カラー10と、第2カラー11とが設けられている。
ここで、図3(a)及び図3(b)を参照して、スペーサ7について説明する。図3(a)は、スペーサ7の正面図であり、図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb線におけるスペーサ7の断面図である。
スペーサ7は、図3(a)及び図3(b)に示すように、第1挿通部7aと、第2挿通部7bと、それら第1挿通部7aと第2挿通部7bとを連結する連結部7c,7dとを備えて構成されている。
第1挿通部7aは、図3(a)及び図3(b)に示すように、円筒状に構成され、内径が後述する挿通部材8の外径と略同一径に構成されると共に、軸心方向の長さがL1に構成されている。この第1挿通部7aには、挿通部材8が挿通される(図2(a)参照)。
第2挿通部7bは、図3(a)及び図3(b)に示すように、円筒状に構成され、内径が主軸4の外径と略同一径に構成されると共に、軸心方向の長さが第1挿通部7aと略同一長さL1に構成されている。また、この第2挿通部7bは、連結部7c,7dによって第1挿通部7aに連結され、第1挿通部7aと略平行に配設されている。この第2挿通部7bには、主軸4が挿通される(図2(a)参照)。
連結部7cは、図3(a)及び図3(b)に示すように、平板状に構成され、一方の対辺が第1挿通部7aの外周面および第2挿通部7bの外周面にそれぞれ連結されている。連結部7dは、図3(a)及び図3(b)に示すように、平板状に構成され、第1挿通部7a及び第2挿通部7bの端部にそれぞれ連結されている。
図2に戻って説明する。挿通部材8は、上述したようにスペーサ7の第1挿通部7aに挿通される部材であり、図2(a)に示すように、軸状に構成され、軸心方向の長さがL2に構成されている。具体的には、長さL2は、主軸4の軸心O1方向の長さよりも短く、且つ、スペーサ7の第1挿通部7a(又は、第2挿通部7b)の長さL1よりも長く構成されている。また、この挿通部材8は、両端が一対の保持部材9によって保持されることで主軸4と略平行に配設されると共に、図2(b)に示すように、後述する第1カラー10及び第2カラー11に挿通された状態において、各シーブ5,6と各カラー10,11との間に形成される隙間Sの間隔が各ワイヤロープ109,111のロープ径よりも小さくなるように、各シーブ5,6の周縁に対向して配設されている。
一対の保持部材9は、上述したように挿通部材8の両端を保持する部材であり、図2に示すように、平板状にそれぞれ構成され、各保持部材9は、軸支部9aと、当接部9bとをそれぞれ備えて構成されている。軸支部9aは、主軸4の軸心O1方向と交差する方向の断面形状、即ち、主軸4の外径よりも大きく形成され、主軸4の外径と略同一径の挿通穴9a1が穿設されている。保持部材9は、挿通穴9a1に主軸4が挿通されることで主軸4に揺動自在に軸支されている。また、この軸支部9aは、ガントリ1の前方側(図2右側)へ向けて延設され、その延設部分には、ハンガ12が配設されている。
当接部9bは、主軸4の軸心O1方向と交差する方向の挿通部材8の断面形状、即ち、挿通部材8の外径よりも大きく形成されると共に、挿通部材8がボルト40によって固定されている。
ハンガ12は、第1シーブ5によって支持された起伏ワイヤロープ109をリーダ103へ案内するものであり、図2に示すように、複数の案内シーブ13を主に備えて構成されている。案内シーブ13は、図2に示すように、円盤状に構成され、外周面には掛止溝13aが凹設されている。この掛止溝13aには、起伏ワイヤロープ109が掛止されている。
第1カラー10及び第2カラー11は、スペーサ7と保持部材9との間に介設される部材である。ここで、図3(c)及び図3(d)を参照して、第1カラー10について説明する。図3(c)は、第1カラー10の正面図であり、図3(d)は、第1カラー10の側面図である。
第1カラー10は、図3(c)及び図3(d)に示すように、円筒状に構成され、内径が挿通部材8の外径と略同一径に構成されると共に、軸心方向の長さがL3に構成されている。この第1カラー10には、挿通部材8が挿通される(図2(a)参照)。
なお、ここでは、第1カラー10について説明したが、第1カラー10と第2カラー11とは、軸心方向の長さのみが異なり、第2カラー11の軸心方向の長さはL4に構成されている。また、これら第1カラー10及び第2カラー11の長さL3,L4とスペーサ7の第1挿通部7a(又は、第2挿通部7b)の長さL1とを足し合わせた合計は、挿通部材8の長さL2と略同一長さに構成されている(図2(a)参照)。
図2に戻って説明する。上述のように構成される第1カラー10は、図2(a)に示すように、挿通部材8が挿通されると共に、スペーサ7と一対の保持部材9のうちの一方の保持部材9(図2(a)下側の保持部材9)との間に介設されることで一端がスペーサ7の第1挿通部7aに当接される一方、他端が保持部材9(図2(a)下側の保持部材9)の当接部9bに当接されている。
また、第2カラー11は、図2(a)に示すように、挿通部材8が挿通されると共に、スペーサ7と一対の保持部材9のうちの他方の保持部材9(図2(a)上側の保持部材9)との間に介設されることで一端がスペーサ7の第1挿通部7aに当接される一方、他端が保持部材9(図2(a)上側の保持部材9)の当接部9bに当接されている。
上述のように構成される杭打機100によれば、ガントリ1は、各カラー10,11の一端がスペーサ7の第1挿通部7aにそれぞれ当接される一方、他端が保持部材9の当接部9bにそれぞれ当接されることでスペーサ7が一対の保持部材9間に固定されると共に、各シーブ5,6がスペーサ7の第2挿通部7bにそれぞれ当接することで、それら各シーブ5,6のスライドを規制する。
よって、スペーサ7を主軸4に固定しないので、従来のようにスペーサ7に螺合したボルトを主軸4に押し付けて固定する場合と比較して、スペーサ7の固定力を向上させることができる。その結果、スペーサ7の位置ずれを防止することができ、機能性を確保することができる。
また、従来のようにボルトの先端を主軸4に凹設された溝に係合して固定する場合と比較して、主軸4の強度低下を防止することができ、耐久性を確保することができる。
また、保持部材9の軸支部9aに各シーブ5,6がそれぞれ当接することで、その軸支部9aとスペーサ7の第2挿通部7bとの間に各カラー10,11に対応する隙間をそれぞれ形成することができる。よって、かかる隙間の間隔で各シーブ5,6のスライド範囲を規制することができる。また、各カラー10,11の変更によって隙間の間隔を調節することができるので、容易に各シーブ5,6のスライド範囲を所望の範囲に規制することができる。
また、第1カラー10の一端がスペーサ7の第1挿通部7aに当接される一方、他端が一対の保持部材9のうちの一方の保持部材9の当接部9bに当接されると共に、第2カラー11の一端がスペーサ7の第1挿通部7aに当接される一方、他端が一対の保持部材9のうちの他方の保持部材9の当接部9bに当接されることでスペーサ7が一対の保持部材9間に固定されるので、保持部材9の軸支部9aとスペーサ7の第2挿通部7bとの間に第1カラー10に対応する隙間と第2カラー11に対応する隙間とをスペーサ7の両側にそれぞれ形成することができる。よって、2個のシーブのスライド範囲をそれぞれ独立した範囲で規制することができる。
また、ハンガ12は一対の保持部材9に配設されているので、挿通部材8を保持するための構造とハンガ12を配設するための構造とを一対の保持部材9によって兼用することができる。よって、構造の簡略化を図ることができる。
また、挿通部材8は、各カラー10,11に挿通された状態において、各シーブ5,6と各カラー10,11との間に形成される隙間の間隔が各ワイヤロープ109,111のロープ径よりも小さくなるように各シーブ5,6の周縁に対向して配設されているので、各ワイヤロープ109,111の各シーブ5,6からの脱落を防止することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、ガントリ1の第1シーブ5によって起伏ワイヤロープ109を、第2シーブ6によって主巻ワイヤロープ111を、それぞれ支持する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、第1シーブ5によって主巻ワイヤロープ111又は補巻ワイヤロープ113を、第2シーブ6によって起伏ワイヤロープ109又は補巻ワイヤロープ113を、それぞれ支持するように構成しても良い。
また、上記実施形態では、スペーサ7は、第1挿通部7aと第2挿通部7bと連結部7c,7dとが別体に構成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、第1挿通部7aと第2挿通部7bと連結部7c,7dとを一体形成しても良い。
また、上記実施形態では、挿通部材8が軸状に構成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、円筒状に構成しても良く、或いは、断面略矩形状の棒状に構成しても良い。
また、上記実施形態では、保持部材9が主軸4に揺動自在に軸支される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、主軸4に固定しても良く、或いは、前脚2又は後脚3に固定しても良い。なお、構造の簡略化を図るべく、保持部材9を主軸4に揺動自在に軸支して、その保持部材9にハンガ12を配設することが望ましい。
また、上記実施形態では、2個の第1カラー10及び第2カラー11を備える場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、1個、或いは、3個以上で構成しても良い。
本発明の一実施形態における杭打機の側面図である。 (a)は、図1の矢印IIa方向から視たガントリの上面図であり、(b)は、図2(a)のIIb−IIb線におけるガントリの断面図である。 (a)は、スペーサの正面図であり、(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb線におけるスペーサの断面図である。また、(c)は、第1カラーの正面図であり、(d)は、第1カラーの側面図である。
符号の説明
1 ガントリ
4 主軸
5 第1シーブ(シーブ)
6 第2シーブ(シーブ)
7 スペーサ
7a 第1挿通部
7b 第2挿通部
8 挿通部材
9 保持部材
9b 軸支部
9b 当接部
10 第1カラー(カラー、第1カラー)
11 第2カラー(カラー、第2カラー)
12 ハンガ
100 杭打機
103 リーダ
109 起伏ワイヤロープ(ワイヤロープ)
O1 主軸の軸心

Claims (5)

  1. 主軸と、その主軸の軸心方向へスライド自在に前記主軸に軸支される1又は複数のシーブとを有し、リーダを起伏させるワイヤロープを前記シーブによって支持するガントリを備える杭打機において、
    前記ガントリは、
    前記主軸と平行に配設される挿通部材と、
    その挿通部材が挿通される第1挿通部と、前記主軸が挿通される第2挿通部とを有するスペーサと、
    前記主軸の軸心方向と交差する方向において前記挿通部材の断面形状よりも大きく形成される当接部を有し、その当接部によって前記挿通部材を両側で保持する一対の保持部材と、
    前記挿通部材が挿通されると共に、前記スペーサと前記一対の保持部材のうちの少なくとも一方の保持部材との間に介設されるカラーとを備え、
    そのカラーの一端が前記スペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が前記一対の保持部材のうちの少なくとも一方の保持部材の当接部に当接されることで前記スペーサが前記一対の保持部材間に固定されると共に、前記シーブが前記スペーサの第2挿通部に当接することで前記シーブのスライドを規制することを特徴とする杭打機。
  2. 前記保持部材は、前記主軸の軸心方向と交差する方向において前記主軸の断面形状よりも大きく形成されると共に前記主軸に軸支される軸支部を備え、
    その軸支部に前記シーブが当接することで、その軸支部と前記スペーサの第2挿通部との間に形成される隙間の間隔で前記シーブのスライド範囲を規制することを特徴とする請求項1記載の杭打機。
  3. 前記カラーは、
    前記挿通部材が挿通されると共に、前記スペーサと前記一対の保持部材のうちの一方の保持部材との間に介設される第1カラーと、
    前記挿通部材が挿通されると共に、前記スペーサと前記一対の保持部材のうちの他方の保持部材との間に介設される第2カラーとを備え、
    前記第1カラーの一端が前記スペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が前記一対の保持部材のうちの一方の保持部材の当接部に当接されると共に、前記第2カラーの一端が前記スペーサの第1挿通部に当接される一方、他端が前記一対の保持部材のうちの他方の保持部材の当接部に当接されることで前記スペーサが前記一対の保持部材間に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の杭打機。
  4. 前記ガントリは、前記シーブに支持されたワイヤロープを前記リーダへ案内するハンガを備え、
    そのハンガは、前記一対の保持部材に配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の杭打機。
  5. 前記挿通部材が前記カラーに挿通された状態において、前記シーブと前記カラーとの間に形成される隙間の間隔が前記ワイヤロープのロープ径よりも小さくなるように、前記挿通部材は、前記シーブの周縁に対向して配設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の杭打機。
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