JP4545015B2 - 骨移植片製造装置 - Google Patents

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Description

この発明は、骨移植片製造装置に関するものである。
移植用の骨移植片を調整する装置としては、例えば、特許文献1に示される方式のものがある。
特許文献1の装置は、液体を貯留するリザーバと、多孔性の生体適合性材料を保持するコンテナと、コンテナ内にリザーバ内の液体を流通させる駆動機構とを備えている。コンテナ内に収容された生体適合性材料に液体が流通させられることにより、生体適合性材料に液体が浸透して移植片が製造されるようになっている。
特開2004−130107号公報
しかしながら、特許文献1の装置は、単に、コンテナ内に収容されている生体適合性材料に加圧した液体を流通させるのみであり、生体適合性材料に液体を均一に浸透させることができないという問題がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、固体成分と液体成分とを均一に混合して、骨形成を効率的に促進することができる骨補填材を効率よく製造する骨移植片製造装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の参考例は、血液成分等の液体成分を収容する液体用容器と、骨または人工骨等の多孔質の固体成分を収容する固体用容器と、液体成分と固体成分とを混合する混合容器と、液体成分を混合容器内に注入する液体成分注入装置と、固体成分を混合容器内に投入する固体成分投入装置と、混合容器内に注入された液体成分および固体成分を攪拌する攪拌装置とを備える骨移植片製造装置を提供する。
本発明の参考例によれば、液体成分注入装置の作動により液体用容器内の血液成分等の液体成分が混合容器内に注入され、固体成分投入装置の作動により固体用容器内の骨または人工骨等の多孔質の固体成分が混合容器内に投入される。したがって、液体成分と固体成分との混合比率を任意に調節することができる。その後、攪拌装置の作動により、混合容器内に注入あるいは投入された液体成分と固体成分とが攪拌されるので、混合容器内に、所望の比率で均一に混合された骨移植片を製造することができる。
本発明は、血液成分等の液体成分を収容する液体用容器と、骨または人工骨等の多孔質の固体成分を収容する固体用容器と、液体成分と固体成分とを混合する混合容器と、液体成分を混合容器内に注入する液体成分注入装置と、固体成分を混合容器内に投入する固体成分投入装置と、混合容器内部を減圧状態にする減圧装置と、前記固体成分投入装置により前記固体成分が投入されかつ前記減圧装置により減圧状態にされた前記混合容器内に前記液体成分注入装置によって前記液体成分を注入することにより前記固体成分に液体成分を含浸させた後、前記混合容器内の減圧状態を定圧に戻す手段とを備える骨移植片製造装置を提供する。
本発明によれば、液体成分注入装置の作動により液体用容器内の血液成分等の液体成分が混合容器内に注入され、固体成分投入装置の作動により固体用容器内の骨または人工骨等の多孔質の固体成分が混合容器内に投入される。したがって、液体成分と固体成分との混合比率を任意に調節することができる。そして、減圧装置を作動させることにより、混合容器内部を減圧状態にすると、固体成分の気孔から空気が追い出され、その代わりに液体成分が気孔内に浸透させられることになる。その結果、混合容器内に所望の比率で混合され、かつ、固体成分の気孔内部にまで液体成分が浸透した骨移植片を製造することができる。
上記発明においては、多血小板血漿、骨髄液、細胞懸濁液、フィブリノーゲン濃縮物または貧血小板血漿の内、少なくとも1つからなる第1の液体を収容する第1の液体用容器と、前記第1の液体の凝固促進剤を含む液体成分を収容する第2の液体用容器とを備えることが好ましい。
このようにすることで、混合容器内において、固体成分と液体成分とが均一に混合された状態で、第1の液体が凝固促進剤によって凝固され、混合容器内部の形状をした骨移植片が製造されることになる。
上記発明においては、前記固体用容器に、投入された固形の固体成分を粉砕する粉砕装置が備えられていることとしてもよい。
このようにすることで、固形の固体成分を固体用容器に投入するだけで、細かく粉砕された固体成分を均一に含有する骨移植片を構成することが可能となる。
また、上記発明においては、前記液体成分注入装置または固体成分投入装置の少なくとも一方を混合容器に対して移動させる移動装置を備えることとしてもよい。
移動装置の作動により液体成分注入装置または固体成分投入装置を混合容器に対して移動させることで、混合容器内への液体成分の注入位置あるいは固体成分の投入位置を変化させることができる。これにより、液体成分と固体成分とをさらに満遍なく混合することができる。
さらに、上記発明においては、前記固体成分投入装置により混合容器に投入する固体成分の質量を計測する計量装置を備えることとしてもよい。
固体成分が多孔質であるため、その容積を計量したのでは固体成分と液体成分との比率を正確に決定することができない。したがって、軽量装置の作動により固体成分の質量を計量することにより、固体成分と液体成分とを正確な比率で混合した骨移植片を製造することができる。
また、上記発明においては、前記混合容器内の温度を調節する温度調節装置を備えることとしてもよい。
液体成分が血液成分等の温度管理を必要とする物質により構成されている場合に、温度調節装置の作動により混合容器内の温度を調節することで、液体成分の劣化を防止し、健全な状態の骨移植片を製造することができる。
また、上記発明においては、前記混合容器の容積を変更する容積変更装置を備えることとしてもよい。
容積可変装置の作動により、移植先の容積に合わせて混合容器の容積を変更し、過不足のない大きさの骨移植片を製造することができる。
さらに、上記発明においては、製造する骨移植片の諸元データを入力する入力装置と、入力された諸元データに基づいて液体成分注入装置および固体成分投入装置を制御する制御装置とを備えることとしてもよい。
制御装置の作動により、入力装置を介して入力された骨移植片の諸元データに基づいて、液体成分注入装置および固体成分投入装置が制御されるので、液体成分および固体成分が正確な比率で混合された骨移植片を自動的に製造することができる。
本発明によれば、固体成分と液体成分とを均一に速やかに混合して、骨形成を効率的に促進可能な骨補填材を効率よく製造することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る骨移植片製造装置1について、図1を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る骨移植片製造装置1は、図1に示されるように、液体成分2,3を収容する2つの液体用容器4,5と、固体成分6を収容する固体用容器7と、これら液体用容器4,5および固体用容器7に接続する空間を備える混合容器8と、混合容器8内に液体成分2,3を注入する液体成分注入装置9,10と、混合容器8内に固体成分6を投入する固体成分投入装置11と、混合容器8に振動を付与する加振機12とを備えている。
液体用容器4,5および固体用容器7は、混合容器8の蓋体8aに固定されたシリンダにより構成されている。液体成分注入装置9,10および固体成分投入装置11は、前記液体用容器4,5および固体用容器7を構成する各シリンダ4,5,7と、各シリンダ4,5,7に移動可能に挿入されたピストン9a〜11aとにより構成されている。前記固体用容器7の先端開口部には、該先端開口部を閉塞していて、ピストン11aの作動により固体成分6が固体用容器7内から押し出されてきたときに開放される膜状のバルブ13が設けられている。
一方の液体用容器4には、液体成分2として、例えば、多血小板血漿(PRP:Platelet Rich Plasma、以下、多血小板血漿2とも言う。)が収容されている。また、他方の液体用容器5には、他の液体成分3として、前記多血小板血漿2の凝固を促進する凝固促進剤(以下、凝固促進剤3とも言う。)が収容されている。
また、固体用容器7には、固体成分6として、例えば、βリン酸三カルシウム(β−TCP)のような多孔質セラミックスの顆粒が収容されている。
前記混合容器8は、前記液体用容器4,5および固体用容器7からの液体成分2,3および固体成分6を受け入れる成形型8bと、該成形型8bの上部開口を閉塞する前記蓋体8aとから構成されている。
前記加振機12は、前記混合容器8を搭載し、例えば、水平方向に往復振動させることができるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る骨移植片製造装置1を用いて骨移植片を製造する場合について以下に説明する。
まず第1に、固体用容器7および液体用容器4,5を構成する各シリンダに対して、それぞれピストン9a〜11aを移動させることにより、固体成分6および液体成分2,3を混合容器8内に投入する。この場合に、予めピストン9a〜11aの移動量を設定しておくことにより、固体成分6の投入量および液体成分2,3の注入量を精度よく設定することができる。
次いで、加振機12を作動させることにより、固体成分6および液体成分2,3を収容した混合容器8を水平方向に往復振動させる。これにより、混合容器8内に収容された固体成分6と液体成分2,3とが攪拌され、均一に混合されることになる。また、加振機12による往復振動のパターンを変化させることにより、混合した固体成分6と液体成分2,3との混合物の表面をならすこととしてもよい。
そして、このような攪拌作業を所定時間内に行うことにより、多血小板血漿2内の血漿板が凝固促進剤3によって凝固される前に均一化することができ、その後、所定時間放置することによって、混合容器8を構成する成形型8b内に凝固した状態の骨移植片を製造することができる。
すなわち、本実施形態に係る移植片製造装置1によれば、固体成分6であるセラミックス多孔体と液体成分2である多血小板血漿2とが均一に混合されて凝固した形態の骨移植片を製造することができる。
骨移植片が製造された後には、混合容器8の成形型8bに対して蓋体8aを開くことにより、製造された骨移植片を露出させて容易に取り出すことができる。
なお、本実施形態に係る骨移植片製造装置1においては、液体成分2として多血小板血漿2を採用したが、これに代えて、骨髄液、細胞懸濁液、フィブリノーゲン濃縮物または貧血小板血漿の内、少なくとも1つとすることとしてもよい。
また、固体成分6として、βリン酸三カルシウム多孔体を例に挙げて説明したが、骨または人工骨を構成する任意のセラミックスを採用してもよい。
また、本実施形態においては、固体用容器7としてシリンダを採用したが、図2に示されるように、ボーンミル7′を採用してもよい。すなわち、図2に示される例では、ボーンミル7′は、混合容器8の蓋体8aに固定される筒状部14と、該筒状部14の上部開口に取り付けられる蓋体15に設けられた粉砕装置16と、粉砕装置16により粉砕された固体成分6を混合容器8に投入しあるいは保持するために開閉部17とを備えている。
これによれば、図2(a)に示されるように、固形の固体成分6を筒状部14の上部開口から投入して粉砕装置16を取り付け、図2(b)に示されるように、粉砕装置16のモータ16aを作動させることによって刃先16bを回転させ、これによって固形の固体成分6を粉体状の固体成分6にすることができる。そして、図2(c)に示されるように、開閉部17を開放することにより、製造された粉体状の固体成分6を落下させ、混合容器8内に投入することができる。そして、開閉部17の開放時間を調節することにより、混合容器8内への固体成分6の投入量を正確に調節することができる。
また、本実施形態においては、ピストン9a〜11aの移動量を予め設定することにより、所定量の固体成分6を混合容器8内に投入することとしたが、これに代えて、図3に示されるように、固体投入装置11であるシリンダ7およびピストン11aとともにシリンダ7内部の固体成分6の重量を計測する計量装置18を設けておき、投入する固体成分6の量を重量によって管理することにしてもよい。このようにすることで、多くの気孔を有していて、その容積によっては投入量を必ずしも正確に把握できない多孔質の固体成分6の投入量を、重量によって正確に把握することができる。したがって、所望の混合比率で固体成分6と液体成分2,3とを正確に混合した骨移植片を製造することができるという利点がある。
また、図3に示されるように、液体用容器4,5、固体用容器7および混合容器8に温度調節装置19〜22を設け、収容されている液体成分2,3、固体成分3および混合物の温度を所定の温度に調節することにしてもよい。温度調節装置19〜22としては、例えば、ペルチェ素子を採用することができる。また、図中符号23は混合容器8に設けた温度センサである。このようにすることで、特に、液体成分2,3については、血液成分のように温度管理が必要なものである場合が多く、所定の温度範囲内に管理することによって、混合されるまでの間における健全性を維持し、また、健全な状態の骨移植片を製造することができる。
また、図4に示されるように、混合容器8の成形型8bを容積可変に構成してもよい。図4に示される例では、成形型8bの内壁の内の一部を移動可能な可動壁24とし、リードネジ25のような駆動機構によって可動壁24を移動させることにより、成形型8bの容積を変更することとしている。このようにすることで、製造される移植片の大きさを任意の大きさ(長さ)に変更することができる。また、液体成分2,3が凝固する前の状態で、可動壁24を往復移動させて、成形型8b内に収容された固体成分6および液体成分2,3を攪拌することができ、また、固体成分6と液体成分2,3との混合物の表面を均すように機能させることができる。
また、本実施形態に係る骨移植片製造装置1においては、成形型8bを搭載して往復移動させる加振機12により、固体成分6と液体成分2,3との混合物を攪拌することとしたが、これに代えて、図5に示されるように、蓋体8aに取り付けた攪拌機26を混合物内において上下動および回転動作させることにより、直接的に攪拌することにしてもよい。図5に示される例では、攪拌機26は、モータ27により回転させられる攪拌具28、モータを上下動させる昇降機構29を備えている。また、固体用容器7a,7bも2つ設けられ、2種類の固体成分6a,6bを混合容器8内に投入することができるようになっている。
また、図6に示されるように、成形型8b内に着脱可能な内型30を配置し、該内型30内において骨移植片を成形することにしてもよい。このようにすることで、内型30を使い捨て可能な部材によって構成し、成形型8b内を常に清潔に保ち、また、任意の形状の内型30に交換することで、所望の形状の骨移植片を簡易に製造することができる。
また、本実施形態に係る骨移植片製造装置1においては、混合容器8として、成形型87bのような固定式の容器を例に挙げて説明したが、これに代えて、図7に示されるように、ゴムチューブのように柔軟な混合容器31を採用してもよい。このようにすることで、例えば、図7に示されるように、固体成分6と液体成分2,3とを投入したゴムチューブ状の混合容器31を、その外部に配置したハンド32から力を加えて揉むことにより、混合容器31内部の固体成分6と液体成分2,3とを攪拌して均一に混合することができる。なお、図7においては、固体用容器および固体成分投入装置の図示を省略している。
また、本実施形態に係る骨移植片製造装置1においては、混合容器8の蓋体8aに、液体用容器4,5を構成するシリンダを固定したものを例示して説明したが、これに代えて、図8に示されるように、シリンダ4,5を蓋体8aに移動可能に設けることにしてもよい。図8に示される例では、シリンダ4,5を蓋体8aにゴム継ぎ手33によって移動可能に取り付け、蓋体8aに固定した円弧状のレール34に沿ってシリンダ4,5に取り付けたローラ35を回転移動させることで、混合容器8内部に配置されるシリンダ4,5の先端を垂直面内において揺動させることができるようになっている。
このように構成することで、液体成分2,3の注入の際にシリンダ4,5を揺動させて、混合容器8内部に先に投入されている固体成分6に対して液体成分2,3の注入位置を変化させ、固体成分6に満遍なく液体成分2,3を散布することができる。これにより、固体成分6と液体成分2,3とを均一に混合することができる。なお、図8においても、固体用容器および固体成分投入装置の図示を省略している。図中、符号36はストッパを示している。
次に、本発明の第2の実施形態に係る骨移植片製造装置40について、図9および図10を参照して以下に説明する。
本実施形態の説明においては、上述した第1の実施形態に係る骨移植片製造装置1と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る骨移植片製造装置40は、混合容器8を構成する成形型8bに対して蓋体8aが気密状態に閉鎖され、混合容器8内部の空気を吸引する吸引ポンプからなる減圧装置41を備えている。
また、本実施形態に係る骨移植片製造装置40においては、液体成分注入装置9,10および固体成分投入装置11を構成するピストン9a〜11aにそれぞれ、これらピストン9a〜11aを駆動するアクチュエータ42〜44が取り付けられている。
これらの減圧装置およびアクチュエータ42〜44は、例えば、モータ42a〜44aと、ボールネジ42b〜44bと、スライダ42c〜44cとから構成され、制御装置45に接続されている。また、制御装置45には、図10に示されるように、上述した温度センサ23、温度調節装置19〜22および成形型8bの容積を変更するリードネジ(容積可変アクチュエータ)25、入力装置46、加振機12および表示装置47が接続されている。また、加振機12に代えて、図5に示す攪拌機26を用いてもよい。
前記減圧装置41は、制御装置45からの指令信号により作動し、混合容器8の内部空間を約5000Pa(0.05気圧)程度に減圧することができるようになっている。
入力装置46は、例えば、キーボード等であって、製造すべき骨移植片の大きさあるいは長さを示す情報を入力することができるようになっている。表示装置47は、例えば、モニタであって、制御装置45における演算結果や、製造状態等を表示するようになっている。
制御装置45は、入力装置46から入力された骨移植片の大きさを示す情報に基づいて、成形型8bの容積を設定するように容積可変アクチュエータ25を駆動し、混合容器8内に投入すべき固体成分6および液体成分2,3の量を計算し、各成分2,3,6を混合容器8内に注入するためのアクチュエータ42〜44を駆動するようになっている。また、混合容器8内に固体成分6および液体成分2,3が注入された状態で、加振機12を作動させて混合物を均一に攪拌するとともに、減圧装置41を作動させて、混合容器8内部の空間を減圧状態にするようになっている。さらに、温度センサ23からの出力信号に応じて、温度調節装置19〜22を作動させ、混合容器8内部の空間を所定の温度に維持するようになっている。
このように構成された本実施形態に係る骨移植片製造装置40によれば、入力装置46から入力された製造すべき骨移植片の大きさを示す情報に基づいて、制御装置45が成分注入アクチュエータ42〜44の作動量を計算して出力するので、固体成分6と液体成分2,3とを正確な成分比率で混合した骨移植片を反復して製造することができる。
この場合に、減圧装置41を作動させ、混合容器8内部を減圧状態にすることによって、液体成分2,3が固体成分の気孔内に浸透しやすくすることができる。したがって、固体成分6の気孔内に液体成分2,3が十分に浸透した骨移植片を製造することができる。
骨移植片製造装置40の動作手順の一例を図11に示す。図11のように、減圧した状態で液体成分2,3を注入することにより、液体成分2,3を固体成分6に浸透し易くし、液体成分2,3と固体成分6とを効率的に混合することができる。
また、図12に示すように、人工骨等ブロック状の多孔体6′を予め混合容器8bに入れておき、ブロック状の多孔体に対して、液体成分2,3と固体成分6を注入するようにしてもよい。減圧装置41や加振機12により、液体成分2,3と固体成分6の混合物をブロック状の多孔体6′に効率よく浸透させることができる。例えば、ブロック状の多孔体6′として人工骨、液体成分2,3として細胞懸濁液、固体成分6として粉末状の骨を注入することにより、細胞等を効率よく浸透させた人工骨を製造できる。
さらに、固体成分6と固体成分投入装置11を用いる代わりに、ブロック状の多孔体6′を予め混合容器8bに入れておき、ブロック状の多孔体6′に対して、液体成分2,3を注入するようにしてもよい。この場合、液体成分2,3として、予め骨成分等の固体成分6を混合したものを用いてもよい。
また、細胞等を使用した治療、特に、整形外科領域では、細胞の担体に細胞を導入して移植する必要が生ずることが多い。担体となるものの多くは多孔質(小さな気孔を多く含み、その部分に細胞を導入する)であり、内部に空気を包含している。液体の細胞浮遊液等を担体に含浸させる際、表面張力等で液体の浸入が阻まれる。そこで細胞を導入する前に担体を低圧下におき、低圧の状態のままで細胞浮遊液を担体にかけ、細胞浮遊液が担体に浸透した後、圧力を速やかに常圧に戻すことで、細胞浮遊液を圧入したのと同様の効果を得ることができる。
図13にその具体例を示す。
この細胞導入装置50は、ブロック状の担体6′を収容する容器51と、該容器51を密封する栓体52と、該栓体52を貫通して容器51内外を連通する二股配管53と、該二股配管53の2つの開口53a,53bをそれぞれ開閉可能にするバルブ54a,54bとを備えている。
この細胞導入装置50を使用して担体6′内に細胞を導入するには、まず、図13(a)に示されるように、二股配管53の一方の開口53aにシリンジ55を接続し、バルブ54aを開くとともに、シリンジ55によって容器51内の空気を吸引して容器51内を低圧にする。必要に応じて、バルブ54aの開閉とシリンジ55の操作を繰り返す。
次に、バルブ54aを閉じて、図13(b)に示されるように、シリンジ55を細いシリンジ56に交換し、バルブ54aを開いて、予め定められたメモリ位置(例えば、1.0の位置)まで容器51内の空気を吸引する。そして、図13(c)に示されるように、バルブ54aを閉じてシリンジ56のピストン56aを解放することにより、ピストン56aがシリンジ56内の低圧によって戻り、その低圧の程度によって定まるメモリ位置(例えば、0.1の位置)に停止する。これにより、この場合には、容器51の内圧は760mmHgの約1/10の76mmHgということになる。
このようにして、容器51の内圧が目的の圧力であることを確認した後には、図13(d)に示されるように、二股配管53の他の開口53bに細胞浮遊液Aを収容したシリンジ57を接続し、バルブ54bを開いて細胞浮遊液Aを注入する。
そして、図13(e)に示されるように、容器51内の担体6′が細胞浮遊液A内に浸漬された状態でバルブ54aを開いて容器51内を大気開放することにより、気孔内に残る気泡を収縮させ、担体6′の気孔内に細胞浮遊液Aを浸透させることができる。
液体を多孔質に導入する際に、脱気することが一般的に行われており、細胞治療等においても広く行われている。しかし、細胞浮遊液Aを導入後に圧力を制御しつつ脱気すると、脱気に時間がかかり、細胞の導入効率が下がるだけでなく、大がかりな機器が必要になる。
簡易という意味では、注射器やシリンジ内に担体6′と細胞浮遊液Aとを入れて脱気するという手法もあるが、担体6′に細胞浮遊液Aが浸入した後に脱気するため、脱気の効率が低い。その程度は、担体6′の大きさが大きくなるほど顕著になると考えられる。
本装置は非常にシンプルで、かつ細胞導入を行う前に装置内の圧力を特別な装置を必要とすることなく計測できる。シンプルな装置であるため、使い捨て使用してもコストが低く、医療として優れている。
[付記]
なお、上記実施形態から以下の構成の発明が導かれる。
1. 血液成分等の液体成分を収容する液体用容器と、骨または人工骨等の多孔質の固体成分を収容する固体用容器と、液体成分と固体成分とを混合する混合容器と、液体成分を混合容器内に注入する液体成分注入装置と、固体成分を混合容器内に投入する固体成分投入装置と、混合容器内に注入された液体成分および固体成分を攪拌する攪拌装置とを備える骨移植片製造装置。
2. 血液成分等の液体成分を収容する液体用容器と、骨または人工骨等の多孔質の固体成分を収容する固体用容器と、液体成分と固体成分とを混合する混合容器と、液体成分を混合容器内に注入する液体成分注入装置と、固体成分を混合容器内に投入する固体成分投入装置と、混合容器内部を減圧状態にする減圧装置とを備える骨移植片製造装置。
3. 前記液体成分が、多血小板血漿、骨髄液、細胞懸濁液、フィブリノーゲン濃縮物または貧血小板血漿の内、少なくとも1つである付記項1または付記項2に記載の骨移植片製造装置。
4. 前記液体成分が、幹細胞の濃縮物である付記項1または付記項2に記載の骨移植片製造装置。
5. 前記固体成分が、リン酸カルシウム等の生体吸収性材料からなる付記項1から付記項4のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
6. 前記混合容器が、ゴムチューブ等の形状可変の部材からなる付記項1から付記項5のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
7. 前記混合容器内部に、骨移植片の形状を決定する内型が着脱可能に配置されている付記項1から付記項5のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
8. 製造する骨移植片の諸元データを入力する入力装置と、入力された諸元データに基づいて液体成分注入装置および固体成分投入装置を制御する制御装置とを備え、
入力装置により入力される諸元データが、骨移植片の大きさ、固体成分および/または液体成分の量の内の少なくとも1つである付記項1から付記項7のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
なお、上述した各実施形態等を部分的に組み合わせて形成される他の実施形態も本発明に属するものである。
本発明の第1の実施形態に係る骨移植片製造装置を示す縦断面図である。 図1の骨移植片製造装置の固体用容器にボーンミルを設けた第1の変形例であって、ボーンミルの動作を説明する図である。 図1の骨移植片製造装置の第2の変形例を示す縦断面図である。 図1の骨移植片製造装置の第3の変形例を示す平断面図および縦断面図である。 図1の骨移植片製造装置の第4の変形例を示す縦断面図である。 図1の骨移植片製造装置の第5の変形例であって、混合容器内に内型を配置する場合を説明する部分的な縦断面図である。 図1の骨移植片製造装置の第6の変形例であって、柔軟な混合容器を有するものを説明する縦断面図である。 図1の骨移植片製造装置の第7の変形例であって、混合容器に対して液体用容器を移動させる移動装置を備えるものを示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る骨移植片製造装置を示す縦断面図である。 図9の骨移植片製造装置を説明するブロック図である。 図9の骨移植片製造装置の動作手順の一例を示すフローチャートである。 図9の骨移植片製造装置の変形例であって、ブロック状の多孔体への液体成分を注入する場合を示す図である。 細胞導入装置の操作手順を示す説明図である。
符号の説明
1,40 骨移植片製造装置
2,3 液体成分
4,5 液体用容器
6,6a,6b 固体成分
7,7a,7b 固体用容器
8 混合容器
9,10 液体成分注入装置
11 固体成分投入装置
12 攪拌装置
16 粉砕装置
18 計量装置
19〜22 温度調節装置
24 可動壁(容積変更装置)
25 リードネジ(容積変更装置)
26 攪拌機(攪拌装置)
32 ハンド(攪拌装置)
34 レール(移動装置)
35 ローラ(移動装置)
41 減圧装置
46 入力装置
45 制御装置

Claims (8)

  1. 血液成分等の液体成分を収容する液体用容器と、
    骨または人工骨等の多孔質の固体成分を収容する固体用容器と、
    液体成分と固体成分とを混合する混合容器と、
    液体成分を混合容器内に注入する液体成分注入装置と、
    固体成分を混合容器内に投入する固体成分投入装置と、
    混合容器内部を減圧状態にする減圧装置と
    前記固体成分投入装置により前記固体成分が投入されかつ前記減圧装置により減圧状態にされた前記混合容器内に前記液体成分注入装置によって前記液体成分を注入することにより前記固体成分に液体成分を含浸させた後、前記混合容器内の減圧状態を定圧に戻す手段とを備える骨移植片製造装置。
  2. 多血小板血漿、骨髄液、細胞懸濁液、フィブリノーゲン濃縮物または貧血小板血漿の内、少なくとも1つからなる第1の液体を収容する第1の液体用容器と、
    前記第1の液体の凝固促進剤を含む液体成分を収容する第2の液体用容器とを備える請求項1に記載の骨移植片製造装置。
  3. 前記固体用容器に、投入された固形の固体成分を粉砕する粉砕装置が備えられている請求項1または請求項2に記載の骨移植片製造装置。
  4. 前記液体成分注入装置または固体成分投入装置の少なくとも一方を混合容器に対して移動させる移動装置を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
  5. 前記固体成分投入装置により混合容器に投入する固体成分の質量を計測する計量装置を備える請求項1から請求項4のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
  6. 前記混合容器内の温度を調節する温度調節装置を備える請求項1から請求項5のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
  7. 前記混合容器の容積を変更する容積変更装置を備える請求項1から請求項6のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
  8. 製造する骨移植片の諸元データを入力する入力装置と、
    入力された諸元データに基づいて液体成分注入装置および固体成分投入装置を制御する制御装置とを備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の骨移植片製造装置。
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