JP4544274B2 - Construction machine and its dismantling method - Google Patents
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Description
本発明は、いわゆるセパレートブームを取付可能な解体機などの建設機械及びその解体方法に関するものである。 The present invention relates to a construction machine such as a dismantling machine to which a so-called separate boom can be attached and a disassembling method thereof.
従来より、建設機械本体に起伏自在に連結されるメインブームと、破砕機などの先端アタッチメントが先端に取り付けられるアームとを備え、このアームとメインブームとの間にジブシリンダによって回動自在にフロントブームが連結されたセパレートブームを有する建設機械は知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, it has a main boom that is connected to the main body of the construction machine in a undulating manner and an arm to which a tip attachment such as a crusher is attached at the tip, and a front boom that is rotatable by a jib cylinder between the arm and the main boom. Construction machines having separate booms connected to each other are known (for example, see Patent Document 1).
これらの建設機械では、輸送制限の問題から、通常、輸送する際にメインブームとフロントブームとが切り離される。また、メインブームとフロントブームとアームとを連結したセパレートブームから、他の超ロングアタッチメントや、解体バックホウアタッチメントに組み替える際にも、フロントブームがメインブームから切り離される。このような建設機械の解体方法は、以下のようになる。 In these construction machines, the main boom and the front boom are usually separated from each other due to the problem of transportation restrictions. In addition, the front boom is separated from the main boom when the separate boom in which the main boom, the front boom, and the arm are connected to another super-long attachment or a dismantling backhoe attachment. Such a construction machine dismantling method is as follows.
第1の従来の解体方法では、図14〜図22に順次示すように、
(1)先端アタッチメントを取り外してアーム107の先端を地面に接地し(図14)、
(2)ジブシリンダ112を吊り具121で吊り上げて保持し(図15)、
(3)上記ジブシリンダ112のロッド112bとフロントブーム106とを接続するロッドピン112cを外し(図16)、
(4)上記ジブシリンダ112を縮小し(図17)、
(5)(ア)上記ジブシリンダ112のシリンダ側配管115を外し、
(イ)上記ジブシリンダ112のチューブ側ピン112dを外し、
(ウ)上記ジブシリンダ112をシリンダ側配管115と共に地面に降ろし(図18)、
(6)メインブーム104からフロントブーム106に伸びるメイン配管116を外し(図19)、
(7)上記アーム107と、上記フロントブーム106とを吊り上げた状態で、上記フロントブーム106とメインブーム104とを連結するフロントブームフットピン106cを抜き出し(図20)、
(8)上記アーム107と、上記ジブシリンダ112が取り外されたフロントブーム106とをメインブーム104から切り離し(図21)、
(9)上記アーム107と、上記ジブシリンダ112が取り外されたフロントブーム106とを設置台123上に載置する(図22)。
In the first conventional dismantling method, as shown sequentially in FIGS.
(1) Remove the tip attachment and ground the tip of the
(2) Lift and hold the
(3) Remove the
(4) The
(5) (A) Remove the
(A) Remove the
(C) The
(6) Remove the
(7) With the
(8) The
(9) The
第2の従来の解体方法では、
(1)’図14と同様に、上記先端アタッチメントを取り外して上記アーム107の先端を地面に接地し、
(2)’図15と同様に、上記ジブシリンダ112を吊り具121で吊り上げて保持し、
(3)’図23に示すように、延長ホース118を用意して上記ジブシリンダ112のシリンダ側配管115を延長し、
(4)’上記ジブシリンダ112のチューブ112a側と上記メインブーム104とを接続するチューブ側ピン112dを外し、
(5)’図24に示すように、上記ジブシリンダ112を縮小し、
(6)’以降図示しないが、フロントブーム106に傷が付かないように養生して上記ジブシリンダ112をチェーンブロック等によりフロントブーム106の腹面106aに固縛してシリンダ側配管115、延長ホース118及び上記メインブーム104から伸びるメイン配管116を外し、
(7)’上記アーム107と、上記ジブシリンダ112を固縛したフロントブーム106とを吊り上げた状態で、上記フロントブーム106とメインブーム104とを連結するフロントブームフットピン106cを抜き出し、
(8)’上記アーム107と、上記ジブシリンダ112が固縛されたフロントブーム106とをメインブーム104から切り離し、
(9)上記アーム107と、上記ジブシリンダ112が固縛されたフロントブーム106とを設置台123上に載置する。
In the second conventional dismantling method,
(1) 'As in FIG. 14, remove the tip attachment and ground the tip of the
(2) 'As in FIG. 15, the
(3) 'As shown in FIG. 23, an
(4) 'Remove the
(5) ′ As shown in FIG. 24, the
(6) ′ Although not shown in the drawings, the
(7) 'With the
(8) 'Disconnect the
(9) The
一方、図示しないが、メインブームを先端ブラケットと、メインブーム本体とに分割したセパレートブームを備えた建設機械が知られている。この建設機械では、先端ブラケットにジブシリンダのチューブ側が連結されている。このため、輸送時には、先端ブラケットをメインブーム本体から切り離すことで、ジブシリンダの取り外しが不要となっている。
しかしながら、第1の従来の解体方法では、ジブシリンダ112を切り離す作業があるため、解体作業全体の時間が長くなり、また、ジブシリンダ112を別に梱包して輸送する必要があり、さらに再び組み立てる時間も長くなるという問題がある。
However, in the first conventional disassembly method, since there is an operation of separating the
そこで、ジブシリンダ112をメインブーム104側に接続したままにするという方法も考えられるが、この方法では、輸送姿勢における全長が長くなり、また、質量が重くなることで輸送制限をクリヤできない場合がある。また、セパレートブームから、他の超ロングアタッチメントや、解体バックホウアタッチメントに組み替える際には、ジブシリンダ112は不要となり、結局ジブシリンダ112を切り離す必要がある。
Therefore, a method of keeping the
上記第2の従来の方法では、ジブシリンダ112のチューブ112a側を吊り上げた状態でロッド112bを縮小させるため、ジブシリンダ112が斜め吊りとなって危険である。また、工程(4)’にあるように、シリンダ側配管115は、フロントブームの回動時に突っ張ったり、余ったりしないような長さに設定されているので、チューブ12aが移動するのに対応するには、シリンダ側配管115を延長する必要があり、また、フロントブーム106を養生してジブシリンダ112をフロントブーム106の腹面106aに固縛するのが困難で、作業が極めて煩雑であるという問題があった。
In the second conventional method, since the
さらに、先端ブラケットを有する建設機械では、先端ブラケットをメインブーム本体に連結させると、メインブームが重くなって安定度等の性能が低下する。また、ジブシリンダによるフロントブームを押し上げる力を大きくするためには、先端ブラケットを大きくせざるを得ず、さらにメインブームが長く重くなる傾向にあり、特に中型や小型の建設機械では、メインブームの構成の実現が困難であるという問題があった。 Furthermore, in a construction machine having a tip bracket, when the tip bracket is connected to the main boom body, the main boom becomes heavy and performance such as stability is lowered. In addition, in order to increase the force that pushes up the front boom by the jib cylinder, the end bracket must be enlarged, and the main boom tends to be long and heavy, especially for medium-sized and small construction machines. There was a problem that it was difficult to realize.
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大幅なブーム寸法の変更を行うことなく、性能を維持しながら組立分解性を改善することにある。 This invention is made | formed in view of this point, The place made into the objective is to improve assembly-disassembly property, maintaining performance, without changing a boom dimension significantly.
上記の目的を達成するために、この発明では、ジブシリンダの分解を容易にした。 In order to achieve the above object, the present invention facilitates disassembly of the jib cylinder.
具体的には、第1の発明では、
建設機械本体と、
該建設機械本体に起伏自在に連結されるメインブームと、
該メインブームに回動自在に連結されるフロントブームと、
伸縮することにより、該フロントブームを回動させるジブシリンダと、
該フロントブームに回動自在に連結されるアームと、
該アーム先端に取り付けられる先端アタッチメントとを備えた建設機械を対象とし、
上記ジブシリンダは、チューブ側が上記フロントブームに連結され、ロッド側が上記メインブームに連結されている。
Specifically, in the first invention,
The construction machine body,
A main boom connected to the main body of the construction machine in a undulating manner;
A front boom pivotably connected to the main boom;
A jib cylinder that rotates the front boom by extending and contracting;
An arm rotatably connected to the front boom;
Targeting a construction machine with a tip attachment attached to the tip of the arm,
The jib cylinder has a tube side connected to the front boom and a rod side connected to the main boom.
上記の構成によると、ジブシリンダのチューブ側がフロントブーム側にあり、その配管は、フロントブーム側からジブシリンダに接続されている。このため、配管の延長を行わなくても、メインブーム側のロッドピンを抜けば、ジブシリンダの縮小操作が可能となる。また、縮小操作中に動きのほとんどないチューブ側を吊るため、吊り作業が安全且つ簡便である。さらに、ジブシリンダとフロントブームとアームとが一体でメインブームから取り外される。 According to the above configuration, the tube side of the jib cylinder is on the front boom side, and the piping is connected to the jib cylinder from the front boom side. For this reason, if the rod pin on the main boom side is pulled out without extending the pipe, the jib cylinder can be reduced. Moreover, since the tube side that hardly moves during the reduction operation is hung, the hanging work is safe and simple. Further, the jib cylinder, the front boom and the arm are integrally removed from the main boom.
第2の発明では、第1の発明において、
上記フロントブームには、該ジブシリンダを吊り上げるための吊上フックが設けられている。
In the second invention, in the first invention,
The front boom is provided with a lifting hook for lifting the jib cylinder.
上記の構成によると、吊上フックにチェーンブロックなどの固縛部材を掛ければ、ジブシリンダの吊り上げ及び固縛がクレーンを使用せずに行える。 According to said structure, if a securing member, such as a chain block, is hung on a lifting hook, a jib cylinder can be lifted and secured without using a crane.
第3の発明では、第2の発明において、
上記フロントブームの腹面には、上記ジブシリンダを固縛する際に該ジブシリンダのチューブを当接させるシリンダ当接部が突設されている。
In the third invention, in the second invention,
A cylinder abutting portion for projecting a tube of the jib cylinder when the jib cylinder is secured is protruded from the abdominal surface of the front boom.
上記の構成によると、ジブシリンダのチューブをシリンダ当接部に当接させることで、締め付けすぎによってフロントブーム腹面にある配管やブラケットが損傷することはない。また、フロントブームを養生することなくジブシリンダが確実且つ容易にフロントブームに固縛される。 According to said structure, the pipe | tube and bracket in a front boom abdominal surface are not damaged by overtightening by making the tube of a jib cylinder contact | abut to a cylinder contact part. Further, the jib cylinder is securely and easily secured to the front boom without curing the front boom.
第4の発明では、建設機械本体と、
該建設機械本体に起伏自在に連結されるメインブームと、
該メインブームに回動自在に連結されるフロントブームと、
伸縮することにより、該フロントブームを回動させるジブシリンダと、
該フロントブームに回動自在に連結されるアームと、
該アーム先端に取り付けられる先端アタッチメントとを備えた建設機械の解体方法を対象とし、
上記解体方法は、
上記先端アタッチメントを取り外して上記アームの先端を地面に接地し、
上記ジブシリンダを吊り具で吊り上げて保持し、
上記ジブシリンダのロッドと上記メインブームとを接続するロッドピンを外し、
上記ジブシリンダを縮小し、
上記ジブシリンダを吊り上げて上記フロントブームの腹面に突設させたシリンダ当接部に上記ジブシリンダを当接させ、固縛部材でフロントブームに固縛し、
上記メインブームからフロントブームに伸びる配管を外し、
上記アームと、上記ジブシリンダが固縛されたフロントブームとを吊り上げ、
上記フロントブームとメインブームとを連結するフロントブームフットピンを抜き出し、
上記アームと、上記ジブシリンダが固縛されたフロントブームとをメインブームから切り離して設置台上に載置する構成とする。
In the fourth invention, a construction machine main body,
A main boom connected to the main body of the construction machine in a undulating manner;
A front boom pivotably connected to the main boom;
A jib cylinder that rotates the front boom by extending and contracting;
An arm rotatably connected to the front boom;
A method of disassembling a construction machine having a tip attachment attached to the tip of the arm,
The dismantling method above is
Remove the tip attachment and ground the tip of the arm to the ground.
Lift and hold the jib cylinder with a lifting tool,
Remove the rod pin that connects the rod of the jib cylinder and the main boom,
Reduce the jib cylinder,
The jib cylinder is lifted to the cylinder abutting portion protruding from the abdominal surface of the front boom by lifting the jib cylinder, and secured to the front boom with a securing member,
Remove the pipe that extends from the main boom to the front boom,
Lift the arm and the front boom to which the jib cylinder is secured,
Pull out the front boom foot pin that connects the front boom and the main boom,
The arm and the front boom to which the jib cylinder is secured are separated from the main boom and placed on an installation base.
上記の構成によると、ジブシリンダのチューブ側がフロントブーム側にあり、その配管は、フロントブーム側からジブシリンダに接続されている。このため、配管の延長を行わなくても、メインブーム側のロッドピンを抜けば、ジブシリンダの縮小操作が可能となる。また、縮小操作中に動きのほとんどないチューブ側を吊るため、吊り作業が安全且つ簡便である。さらに、ジブシリンダとフロントブームとアームとが一体でメインブームから取り外される。 According to the above configuration, the tube side of the jib cylinder is on the front boom side, and the piping is connected to the jib cylinder from the front boom side. For this reason, if the rod pin on the main boom side is pulled out without extending the pipe, the jib cylinder can be reduced. Moreover, since the tube side that hardly moves during the reduction operation is hung, the hanging work is safe and simple. Further, the jib cylinder, the front boom and the arm are integrally removed from the main boom.
第5の発明では、第4の発明において、
上記フロントブームに設けた吊上フックに上記固縛部材を掛けて上記ジブシリンダを吊り上げる構成とする。
In the fifth invention, in the fourth invention,
The jib cylinder is lifted by hanging the tying member on a lifting hook provided on the front boom.
上記の構成によると、吊上フックにチェーンブロックなどの固縛部材を掛ければ、ジブシリンダの吊り上げ及び固縛がクレーンを使用せずに行える。 According to said structure, if a securing member, such as a chain block, is hung on a lifting hook, a jib cylinder can be lifted and secured without using a crane.
第6の発明では、第4又は第5の発明において、
上記フロントブームの腹面に突設させたシリンダ当接部に上記ジブシリンダのチューブを当接させて該ジブシリンダを固縛部材でフロントブームに固縛する構成とする。
In the sixth invention, in the fourth or fifth invention,
The tube of the jib cylinder is brought into contact with a cylinder contact portion projecting from the front surface of the front boom, and the jib cylinder is secured to the front boom with a securing member.
上記の構成によると、ジブシリンダのチューブをシリンダ当接部に当接させることで、締め付けすぎによってフロントブーム腹面にある配管やブラケットが損傷することはない。また、フロントブームを養生することなくジブシリンダが確実にフロントブームに固縛される。 According to said structure, the pipe | tube and bracket in a front boom abdominal surface are not damaged by overtightening by making the tube of a jib cylinder contact | abut to a cylinder contact part. Further, the jib cylinder is securely secured to the front boom without curing the front boom.
以上説明したように、上記第1及び第4の発明によれば、チューブ側をフロントブームに連結し、ロッド側をメインブームに連結したジブシリンダを分解するようにしたことにより、配管の延長を行うことなく、縮小操作中に動きのほとんどないチューブを吊ることができるので、迅速に作業することができ、さらにジブシリンダとフロントブーム、アームを一体で取り外すことができるため、作業工数が大幅に削減される。また、大幅なブーム寸法の変更を行う必要がなく、性能を維持しながら組立分解性を大幅に改善することができる。 As described above, according to the first and fourth inventions described above, piping is extended by disassembling the jib cylinder having the tube side connected to the front boom and the rod side connected to the main boom. Therefore, it is possible to hang a tube with little movement during the reduction operation, so that it is possible to work quickly, and the jib cylinder, front boom and arm can be removed as a whole, so the work man-hour is greatly reduced. The In addition, it is not necessary to change the boom dimensions significantly, and assembly / disassembly can be greatly improved while maintaining performance.
上記第2及び第5の発明によれば、フロントブームに設けた吊上フックに固縛部材を掛けてジブシリンダの吊り上げ及び固縛を行えるようにしたことにより、ジブシリンダの吊り上げ及び固縛にクレーンを必要としないので、組立分解性を大幅に改善することができる。 According to the second and fifth aspects of the invention, the lifting member provided on the front boom is hooked with a tying member so that the jib cylinder can be lifted and secured. Since it is not necessary, the assembly and disassembly can be greatly improved.
上記第3及び第6の発明によれば、フロントブームの腹面に突設したシリンダ当接部にジブシリンダを当接させて固縛するようにしたことにより、フロントブーム腹面にある配管やブラケットの損傷を防ぎながらジブシリンダを確実且つ容易にフロントブームに固縛することができるので、組立分解性を大幅に改善することができる。 According to the third and sixth inventions described above, the jib cylinder is brought into contact with and secured to the cylinder contact portion projecting from the front surface of the front boom, so that the pipes and brackets on the front boom surface are damaged. Since the jib cylinder can be securely and easily secured to the front boom while preventing the assembly, disassembly and disassembly can be greatly improved.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は本発明の実施形態の建設機械1を示し、この建設機械1は、下部走行体2及びこの下部走行体2に旋回自在に搭載される建設機械本体としての上部旋回体3を備えている。
FIG. 1 shows a
上記上部旋回体3のフロント部(図示せず)には、メインブーム4が起伏自在に連結されている。メインブーム4は、チューブ側がフロント部に回動自在に連結され、ロッド側がメインブーム4の中間側面に回動自在に連結された左右一対の起伏シリンダ5により、起伏操作可能となっている。このメインブーム4に種々のアタッチメントを連結することで建設機械1は、様々な用途に使用可能となっている。
A main boom 4 is connected to a front portion (not shown) of the
本実施形態では、いわゆるセパレートブームが連結されている。すなわち、メインブーム4の先端には、フロントブーム6が回動自在に連結されている。このフロントブーム6の先端には、アーム7が回動自在に連結されている。アーム7は、フロントブーム6背面にチューブ側が回動可能に連結されると共に、アーム7の基端にロッドが連結されたアームシリンダ8によって回動操作可能となっている。
In the present embodiment, a so-called separate boom is connected. That is, the
上記アーム7の先端は、図示しない破砕機などの先端アタッチメントが取り付け可能となっている。先端アタッチメントは、チューブ側がアーム7の基端側背面に回動可能に連結され、ロッド側が先端アタッチメントの基端に連結される先端シリンダ10により、回動操作可能となっている。
A tip attachment such as a crusher (not shown) can be attached to the tip of the
そして、本発明の特徴として、フロントブーム6は、チューブ12a側がフロントブーム6の腹面6aに回動可能に連結され、ロッド12b側がメインブーム4の腹面に回動可能に連結されたジブシリンダ12により、回動操作可能となっている。
As a feature of the present invention, the
図10〜図12に拡大して示すように、上記フロントブーム6の腹面6a側の左右側面6bには、ジブシリンダ12を吊り上げるための吊上フック13が設けられている。この吊上フック13は、少なくとも鉤状の部分を有していれば、その形状は特に限定されない。本実施形態では、吊上フック13は、鉤状のフック部13aと、これを補強する補強部材13bとからなる。
As shown in enlarged views in FIGS. 10 to 12, lifting hooks 13 for lifting the
上記吊上フック13近傍のフロントブーム6の腹面6aには、シリンダ当接部14が突設されている。具体的には、フロントブーム6の腹面6aには、断面ハット状のブラケット14aがジブシリンダ12側に突出するように設けられている。このブラケット14aの先端には、ゴム製の円柱状の緩衝部材14bが取り付けられている。シリンダ当接部14の近傍には、ジブシリンダ12のチューブ12aに向かうシリンダ側配管15(簡略化のために図1〜図9では省略)と、メインブーム4からジブシリンダ12側に延びるメイン配管16とを接続する接続部17が取り付けられている。メイン配管16は、アーム7側やアームシリンダ8にも延びている。シリンダ当接部14の緩衝部材14bには、ジブシリンダ12を固縛する際にジブシリンダ12のチューブ12aの上面、具体的には、ヘッド側の最大径部分が当接されるようになっている。
A
−建設機械1の解体方法−
次に、本実施形態にかかる建設機械1の解体方法について説明する。
-Dismantling method of construction machine 1-
Next, a method for disassembling the
まず、図1に示すように、先端アタッチメントを取り外し、アーム7の先端を地面に接地する。
First, as shown in FIG. 1, the tip attachment is removed, and the tip of the
次いで、図2に示すように、クレーン(図示せず)のフック20に掛けた吊り具としてのナイロンスリング21をジブシリンダ12のチューブ12aに掛け、吊り上げて保持する。
Next, as shown in FIG. 2, a
次いで、図3に示すように、ジブシリンダ12のロッド12bとメインブーム4とを接続するロッドピン12cを抜き出す。
Next, as shown in FIG. 3, the
次いで、図4に示すように、ジブシリンダ12を縮小する。図10にも示すように、ジブシリンダ12のチューブ12a側がフロントブーム6側にあり、そのシリンダ側配管15は、フロントブーム6の腹面6aに沿って延び、ジブシリンダ12に接続されている。このため、シリンダ側配管15の延長を行わなくても、メインブーム4側のロッドピン12cを抜けば、ジブシリンダ12の縮小操作が可能となる。また、縮小操作中に動きのほとんどないチューブ12a側を吊るため、吊り作業が安全且つ簡便である。
Next, as shown in FIG. 4, the
次いで、図5に示すように、クレーンでジブシリンダ12を吊り上げてフロントブーム6の腹面6aに突設させたシリンダ当接部14の緩衝部材14bにジブシリンダ12のチューブを当接させ、固縛部材としてのチェーンブロック22をフック13に掛けた上でチェーンブロック22を締め付け、ジブシリンダ12をフロントブーム6に固縛する。ジブシリンダ12をシリンダ当接部14に当接させることで、チューブ12aとフロントブーム6の腹面6aとの間に隙間が確保されるので、締め付けすぎによって腹面6aにあるシリンダ側配管15や接続部17が損傷することはない。また、フロントブーム6側に傷防止のための養生をする必要はなく、ジブシリンダ12が確実且つ容易にフロントブーム6に固縛される。
Next, as shown in FIG. 5, the tube of the
次いで、図6に示すように、メインブーム4から伸びるメイン配管16を外す。
Next, as shown in FIG. 6, the
次いで、図7に示すように、アーム7と、ジブシリンダ12が固縛されたフロントブーム6とを吊り上げ、フロントブーム6とメインブーム4とを連結するフロントブームフットピン6cを抜き出す。
Next, as shown in FIG. 7, the
次いで、図8に示すように、アーム7と、ジブシリンダ12が固縛されたフロントブーム6とをメインブーム4から切り離す。
Next, as shown in FIG. 8, the
次いで、図9に示すように、アーム7と、ジブシリンダ12が固縛されたフロントブーム6とをジブシリンダ12が地面に当接しないように、設置台23上に載置する。
Next, as shown in FIG. 9, the
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかる建設機械1によると、チューブ12a側をフロントブーム6に連結し、ロッド12b側をメインブーム4に連結したジブシリンダ12を分解するようにしたことにより、シリンダ側配管15の延長を行うことなく、縮小操作中に動きのほとんどないチューブ12aを吊ることができるので、迅速に作業することができ、さらにジブシリンダ12とフロントブーム6、アーム7を一体で取り外すことができるため、作業工数が大幅に削減される。また、大幅なブーム寸法の変更を行うこと必要がなく、性能を維持しながら組立分解性を大幅に改善することができる。
-Effect of the embodiment-
Therefore, according to the
上記実施形態によれば、フロントブーム6の腹面6aに突設したシリンダ当接部14にジブシリンダ12を当接させて固縛するようにしたことにより、フロントブーム6の腹面6aにあるシリンダ側配管15や接続部17の損傷を防ぎながらジブシリンダ12を確実且つ容易にフロントブーム6に固縛することができるので、組立分解性を大幅に改善することができる。
According to the above-described embodiment, the cylinder-side piping on the
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
(Other embodiments)
The present invention may be configured as follows with respect to the above embodiment.
上記実施形態では、ジブシリンダ12をクレーンで吊り上げたが、図13に示すように、フロントブーム6の腹面6a側に設けた吊上フック13に固縛部材としてのチェーンブロック22を掛けてジブシリンダ12を吊り上げてもよい。このようにすることで、ジブシリンダ12の吊り上げ及び固縛がクレーンを使用せずに行える。このため、組立分解性を大幅に改善することができる。
In the above embodiment, the
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。 In addition, the above embodiment is an essentially preferable illustration, Comprising: It does not intend restrict | limiting the range of this invention, its application thing, or a use.
1 建設機械
3 上部旋回体(建設機械本体)
4 メインブーム
6 フロントブーム
7 アーム
12 ジブシリンダ
12a チューブ
12b ロッド
13 吊上フック
14 シリンダ当接部
15 配管
16 配管
21 ナイロンスリング(吊り具)
22 チェーンブロック(固縛部材)
1
4
22 Chain block
Claims (4)
該建設機械本体に起伏自在に連結されるメインブームと、
該メインブームに回動自在に連結されるフロントブームと、
伸縮することにより、該フロントブームを回動させるジブシリンダと、
該フロントブームに回動自在に連結されるアームと、
該アーム先端に取り付けられる先端アタッチメントとを備えた建設機械であって、
上記ジブシリンダは、チューブ側が上記フロントブームに連結され、ロッド側が上記メインブームに連結されており、
上記フロントブームの腹面には、上記ジブシリンダを固縛する際に該ジブシリンダのチューブを当接させるシリンダ当接部が突設されている
ことを特徴とする建設機械。 The construction machine body,
A main boom connected to the main body of the construction machine in a undulating manner;
A front boom pivotably connected to the main boom;
A jib cylinder that rotates the front boom by extending and contracting;
An arm rotatably connected to the front boom;
A construction machine comprising a tip attachment attached to the tip of the arm,
The jib cylinder has a tube side connected to the front boom and a rod side connected to the main boom .
A construction machine characterized in that a cylinder abutting portion for projecting a tube of the jib cylinder when the jib cylinder is secured is projected on the belly surface of the front boom .
上記フロントブームには、上記ジブシリンダを吊り上げるための吊上フックが設けられている
ことを特徴とする建設機械。 The construction machine according to claim 1,
A construction machine, wherein the front boom is provided with a lifting hook for lifting the jib cylinder.
該建設機械本体に起伏自在に連結されるメインブームと、
該メインブームに回動自在に連結されるフロントブームと、
伸縮することにより、該フロントブームを回動させるジブシリンダと、
該フロントブームに回動自在に連結されるアームと、
該アーム先端に取り付けられる先端アタッチメントとを備えた建設機械の解体方法であって、
上記先端アタッチメントを取り外して上記アームの先端を地面に接地し、
上記ジブシリンダを吊り具で吊り上げて保持し、
上記ジブシリンダのロッドと上記メインブームとを接続するロッドピンを外し、
上記ジブシリンダを縮小し、
上記フロントブームに設けた吊上フックに固縛部材を掛け、
上記ジブシリンダを吊り上げて上記固縛部材で上記フロントブームに固縛し、
上記メインブームからフロントブームに伸びる配管を外し、
上記アームと、上記ジブシリンダが固縛されたフロントブームとを吊り上げ、
上記フロントブームとメインブームとを連結するフロントブームフットピンを抜き出し、
上記アームと、上記ジブシリンダが固縛されたフロントブームとをメインブームから切り離して設置台上に載置する
ことを特徴とする建設機械の解体方法。 The construction machine body,
A main boom connected to the main body of the construction machine in a undulating manner;
A front boom pivotably connected to the main boom;
A jib cylinder that rotates the front boom by extending and contracting;
An arm rotatably connected to the front boom;
A method for disassembling a construction machine comprising a tip attachment attached to the tip of the arm,
Remove the tip attachment and ground the tip of the arm to the ground.
Lift and hold the jib cylinder with a lifting tool,
Remove the rod pin that connects the rod of the jib cylinder and the main boom,
Reduce the jib cylinder,
Hang a securing member on the lifting hook provided on the front boom,
By lifting the above Jibushirinda was lashed to the front boom in the lashing member,
Remove the pipe that extends from the main boom to the front boom,
Lift the arm and the front boom to which the jib cylinder is secured,
Pull out the front boom foot pin that connects the front boom and the main boom,
A disassembling method for a construction machine, wherein the arm and the front boom to which the jib cylinder is secured are separated from a main boom and placed on an installation base.
上記フロントブームの腹面に突設させたシリンダ当接部に上記ジブシリンダを当接させて該ジブシリンダを固縛部材でフロントブームに固縛する
ことを特徴とする建設機械の解体方法。 In the dismantling method of the construction machine of Claim 3 ,
A disassembling method for a construction machine, wherein the jib cylinder is brought into contact with a cylinder abutting portion projecting from the front surface of the front boom, and the jib cylinder is secured to the front boom with a securing member.
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