JP4543137B2 - 均一なセルギャップをもつ液晶表示パネル - Google Patents

均一なセルギャップをもつ液晶表示パネル Download PDF

Info

Publication number
JP4543137B2
JP4543137B2 JP2004019391A JP2004019391A JP4543137B2 JP 4543137 B2 JP4543137 B2 JP 4543137B2 JP 2004019391 A JP2004019391 A JP 2004019391A JP 2004019391 A JP2004019391 A JP 2004019391A JP 4543137 B2 JP4543137 B2 JP 4543137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display panel
crystal display
cell gap
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004019391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005215113A (ja
Inventor
英文 山下
秀昭 国枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Innolux Corp
Original Assignee
Chimei Innolux Corp
Innolux Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chimei Innolux Corp, Innolux Corp filed Critical Chimei Innolux Corp
Priority to JP2004019391A priority Critical patent/JP4543137B2/ja
Priority to TW94101792A priority patent/TWI322315B/zh
Priority to CNB2005100061148A priority patent/CN100414399C/zh
Publication of JP2005215113A publication Critical patent/JP2005215113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4543137B2 publication Critical patent/JP4543137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、より均一なセルギャップを保持し得る、表示品質に優れた液晶表示パネルに関するものである。
液晶表示パネルは薄型・軽量・低消費電力という優れた特性をもつため、コンピュータ用ディスプレイ、テレビ用ディスプレイをはじめ、各種情報機器用のディスプレイに用いられている。
液晶表示パネルは、アレイ基板とカラーフィルター基板がセルギャップを隔てて対向し、基板間には液晶が充填されている。この液晶の動作モードには種々のモードが存在し、基板間に縦方向の電界を印加して液晶の分子配列を制御するTN(Twisted Nematic;TN)モード、STN(Super Twisted Nematic;TN)モードや、基板に水平方向の電界で液晶の分子配列を制御して広視野角を得るIPS(In−Plane Switching)モード等が知られている。何れの動作モードの液晶表示パネルも、アレイ基板により液晶の分子配列を電気的に制御して、バックライトの光がカラーフィルタ基板を透過する量を選択的に変化させて表示を行なう。
従来、アレイ基板とカラーフィルター基板を隔てるセルギャップは、プラスティック等でなるスペーサーとよばれる球状粒子を両基盤間に散布させて維持されることが多かった。この場合、スペーサーの粒径はセルギャップを形成する重要な要素であり、その散布も精度が要求される。
しかし、球状のスペーサー散布は基板面内における均一な散布密度の制御において難があり、画素中に偏在するスペーサーはバックライトからの光を散乱、遮断等して、液晶表示パネルの表示品質を低下させるという問題があった。
そこで近年図11に示すように、球状のスペーサーに代わって柱状の柱状スペーサー116が使用されるようになっている。図11において、液晶表示パネル110は、アレイ基板112と、アレイ基板112とセルギャップを隔てて対向するカラーフィルター基板114と、アレイ基板112とカラーフィルター基板114間のセルギャップを保持する複数の柱状スペーサー116を含む。
アレイ基板112とカラーフィルター基板114間の表示エリアには液晶120が注入され、両基板112及び114に加圧封止荷重を負荷してセルギャップを調整し、両基板112,114の縁部をシール剤126で固定して封止される。また、カラーフィルター基板114内には画素間の境界部を遮光するためのブラックマトリックス124が形成されている。またアレイ基板112とカラーフィルター基板114及び柱状スペーサー116の表面には配向膜118が形成され、偏光板122は両基板112と14の液晶120に接しない側に設けられている。
また、セルギャップの調整法には上述のように両基板112及び114間、従って球状のスペーサー又は柱状スペーサー116に加圧封止荷重を負荷してセルギャップを調整する液晶注入法の他、近年実用化されている滴下注入方式(以下、ODF(One Drop Fill)法と呼ぶ)がある。ODF法では柱状スペーサー116に加圧封止荷重を負荷することなく、液晶の量で両基板112及び114間のセルギャップを調整する。液晶注入法は球状のスペーサー及び柱状スペーサー116で構成される液晶表示パネルの双方に、ODF法は専ら柱状スペーサー116で構成される液晶表示パネルに使用される。尚、以下本明細書において、液晶注入法における加圧封止によりセルギャップを調整する液晶の封止と、ODF法における液晶量の制御によりセルギャップを調整する液晶の封止を総称して、液晶の封止、液晶封止又は単に封止という。
柱状スペーサー116は、例えばアレイ基板112又はカラーフィルター基板114上にエポキシやアクリル樹脂を均一な厚さに積層し、フォトリソグラフィーによってパターニングして形成される。従って、柱状スペーサー116は、その位置分布を高精度に管理することができる。例えば、表示エリアをディスプレイ全体のうち実際に画像が映し出される領域とし、開口部を当該表示エリア内で実際に光が透過できる部分とすると、柱状スペーサー116は開口部は避け、ブラックマトリックス124と重なるような非開口部に形成されるのが好ましい。柱状スペーサー16を開口部に形成すると光が透過できる領域が小さくなり、又、柱状スペーサー16近傍の液晶20の配向が乱されて輝度ムラ等の表示品質低下をもたらすからである。
一方、セルギャップを一定かつ均一に保持することは液晶表示パネル110の表示品質の向上、維持するために極めて重要な課題である。即ち液晶表示パネル110には、セルギャップの不均一に起因して色ムラ、コントラストムラ等の表示ムラが発生し得るため、均一な表示、高コントラスト、高応答性等の表示品質を高めるためには、一定かつ均一なセルギャップを保持することが必須である。
しかし液晶表示パネル110に発生する熱による液晶120、柱状スペーサー116の膨張、重力等に起因する液晶表示パネル110内の液晶120の内部圧力分布等により、セルギャップを一定に保持するのは一般には困難な問題である。
図5(a)は、常温時に両基板間、従って両基板間に散布された球状のスペーサーに加圧封止荷重をかけ、液晶を加圧封止した液晶表示パネル110を立てた状態にした時の断面図である。このように液晶表示パネル110を立てた状態にすると、液晶120に働く重力により液晶表示パネル110内には図5(b)のような液晶120の内部圧力分布が生じる。この内部圧力分布P(y)は、以下の数1のように表現することができる。
Figure 0004543137
図6は、図5(b)のような液晶120の内部圧力分布が液晶表示パネル110内に生じた場合のセルギャップを測定したものである。図6のグラフにおいて、y’軸は液晶表示パネル110の最下部からの高さ(mm)、x軸は液晶表示パネル110の左端部からの距離(mm)、CG軸は液晶表示パネル110のセルギャップ(μm)を表す。上記yとy’にはy’=−y+h/2の関係がある。図6のグラフによれば、液晶120の内部圧力の高い、液晶表示パネル110の下部程セルギャップは大きく、内部圧力の小さい上部に行くにつれセルギャップは小さくなることが分かる。
また、近年大型テレビディスプレイの開発が盛んであり、これに用いられる液晶表示パネルの大型化が加速している。このような大型テレビディスプレイ用の液晶表示パネルは、通常パネルを地表に対して垂直に立てた状態で使用するために重力による液晶の圧力分布が存在している。そのため、特に大型液晶表示パネルにおいては、パネル内において発生している内圧分布によって、上部と下部でセルギャップの差を生じる。又、バックライトからの熱により液晶表示パネルは昇温して50℃以上、70℃程度の高温となることもある。このように実使用環境での液晶表示パネルでは、パネルを垂直に立てて使用するためにセルギャップの差セルギャップの差による表示ムラを生じやすく、顕著な例としては、特に高温化において重力ムラを生じることがある。
ここで重力ムラとは、液晶表示パネルを立てた状態で高温で保持したとき、液晶の熱膨張が柱状スペーサーの液晶封止時の弾性変形量の範囲を超えた場合に、液晶セル内の液晶が重力作用により下部にたまり、ギャップムラとして認識される現象をいう。図9(a)〜(c)に加圧封止による液晶封止を行なった場合における、重力ムラの発生メカニズムを図示する。
図9(a)は、常温で両基板、従って柱状スペーサー116に加圧封止荷重を負荷し、両基板の両端をシール材で固着して液晶120を封止した液晶表示パネル110を示す。この状態では、各柱状スペーサー116は加圧封止荷重により弾性変形させられている。次に、液晶120を加圧封止した液晶表示パネル110を加熱すると液晶120は熱膨張し、セルギャップは増加し、柱状スペーサー116の弾性変形は減少する。柱状スペーサー116の伸長がセルギャップの増加についていけなくなると、図9(b)のように液晶の熱膨張によりアレイ基板112又はカラーフィルター基板114が柱状スペーサー116から離れた状態となる。この図9(b)の状態で液晶表示パネル110を地面に対して垂直に保持すると、重力作用により液晶120が図9(c)のように液晶表示パネル110の下部にたまり、ディスプレイ下部に重力ムラが発生することとなる。
図7(a)は上記のような大型ディスプレイに使用される液晶表示パネル110の両基板間、従って両基板間の球状のスペーサーに加圧封止荷重をかけ、液晶を加圧封止した液晶表示パネル110を立てた状態にした時の断面図である。図5(a)と異なる点は、図7(a)に表す液晶表示パネル110が十分大型であるため、図7(b)に示すように、内部圧力が大気圧(P=Patm=1atm)となるy=yatm(−h/2≦yatm≦h/2)が存在する点である。
このような液晶表示パネル110では上記のようなメカニズムで液晶120が液晶表示パネル110の下部に溜まると、yatm≦y≦h/2の領域で液晶120の内部圧力が外圧(=大気圧)にまさり、図8のようなセルギャップ分布を生じる。ここで図8において横軸の原点L=0mm及び右端L=20mmは、それぞれ図7(b)のy=yatm及びシール剤126でセルギャップが固定されるy=h/2に対応する。また、図8の縦軸は柱状スペーサー116の自然長からのセルギャップの変化量を表し、0.6t、0.7t、1.1tはそれぞれ0.6mm、0.7mm、1.1mmのカラーフィルター基板114のガラス厚を表す。図8から明らかなように、ガラス厚が薄いほどセルギャップの変化量は大きくなる。
上述のような立てて用いる液晶表示パネルに特に生じ易い、セルギャップ差による表示ムラを解消する方法が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている液晶表示モジュールは、互いに対向した一対の基板と、前記基板の少なくとも一方の上に形成され且つ前記基板間に間隙を生じさせるように構成された複数の柱状スペーサと、前記基板間の前記間隙を満たした液晶材料とを備えた液晶表示パネル、及び、前記パネルを支持した支持体を具備した液晶表示モジュールに関するものである。この特許文献1に開示された液晶表示モジュールは、前記支持体は前記モジュールの使用時に前記パネルが立つように構成され、前記パネルの温度を25℃から50℃まで変化させた場合に前記スペーサは前記基板からの圧力によって弾性変形した状態を維持し続けることを特徴としている。
しかし、文献1の発明に係る液晶表示パネルは、液晶の熱膨張によるセルギャップの増加に対する柱状スペーサの弾性状態の維持を主な課題としており、液晶に作用する重力の影響は考慮されていない(特許文献1参照。)。
特願2002−37325号公報([30]〜[45]) 特開2000−321580号公報([24]〜[26])
そこで本発明は、垂直に立てて使用される液晶表示パネル、特に大型液晶表示パネルに生じる内部圧力分布に起因するセルギャップ差を補正し、液晶表示パネルの表示品質を高めることを目的とする。また、特に高温下において生じ得る重力ムラによる表示不良を防止することを目的とする。
本発明の液晶表示パネルは、アレイ基板と、前記アレイ基板とセルギャップを保って対向するカラーフィルター基板と、前記カラーフィルター基板上またはアレイ基板上に形成され、該カラーフィルター基板と前記アレイ基板との間のセルギャップを保って該両基板を支持する柱状スペーサーと、前記アレイ基板と前記カラーフィルター基板間に封止された液晶と、を含み、前記柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数が、前記カラーフィルター基板またはアレイ基板の面内で異なり得る。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、前記液晶に作用する重力に起因する該液晶の内部圧力は大気圧未満である。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、該液晶表示パネルの上部における柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数が、該液晶表示パネルの下部における柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数より大きいことを特徴とする。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して垂直に立てて表示させる際に、前記柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数が液晶の圧力分布に対応して、
Figure 0004543137
と表され得る。
本発明の液晶表示パネルは、アレイ基板と、前記アレイ基板とセルギャップを保って対向するカラーフィルター基板と、前記アレイ基板とカラーフィルター基板を、該両基板間のセルギャップを保って該両基板の端部で固着するシール剤と、前記カラーフィルター基板上またはアレイ基板上に形成され、前記カラーフィルター基板とアレイ基板との間のセルギャップを保って該両基板を支持する柱状スペーサーと、前記シール剤に囲まれて、前記アレイ基板とカラーフィルター基板間に封止された液晶と、前記アレイ基板及びカラーフィルター基板を固着するシール剤の一点と他の一点を、該両基板間のセルギャップを保って直線状に結ぶ隔壁と、を含み、該隔壁によって複数のセルに分割されてもよい。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、前記隔壁は重力方向に対して垂直方向に該液晶表示パネルをセルに分割してもよい。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、前記セル内の液晶に作用する重力に起因する該液晶の内部圧力は、大気圧未満であり得る。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、該液晶表示パネル上部における柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数が、該液晶表示パネル下部における柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数より大きいことを特徴とする。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して垂直に立てて表示させる際に、前記セル内において、前記柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数が液晶の圧力分布に対応して、
Figure 0004543137

と表され得る。
本発明の液晶表示パネルは、上記液晶表示パネルを地表に対して垂直に立てて表示させる際に、該液晶表示パネルの上部に形成されたセルの重力方向の長さは、該セルより下部に形成されたセルの重力方向の長さよりも短いことを特徴とする。
本発明の液晶表示パネルは、前記隔壁は、柱状スペーサーを直線状に配置して形成されてもよい。
本発明の液晶表示パネルは、柱状スペーサーの硬度を考慮したスペーサ占有分布をとることにより、均等なセルギャップを得ることができる。
また、本発明の液晶表示パネルは、縦方向に分離されたセル構造を形成し、単一の大型パネルに発生する圧力分布よりも分布幅の小さい圧力分布を作り出すことができる。従って本発明の液晶表示パネルは、大型パネルに発生する重力によるセルギャップのムラを解消し、各セル内で上記のペーサ占有分布を実現して均等なセルギャップを得ることができる。
従って本発明の液晶表示パネルは、特に大型パネルに発生するセルギャップの不均一を回避し、高品位な液晶表示パネルの表示品質を得ることができる。
本発明の実施形態では、上記液晶表示パネル内の液晶の内部圧力の分布状況により、次の(1)又は(2)の場合に大きく分けて上記課題を解決しようとする。以下の説明において、yは液晶表示パネルを垂直に立てた場合の重力方向の縦座標であり、−h/2≦y≦h/2を満たす。即ち液晶表示パネルの表示エリアの上端のy座標はy=−h/2、同表示エリアの下端のy座標はy=h/2である。また、液晶表示パネル内の液晶に作用する重力による内部圧力をPとし、Patm=1atm、P=Patmとなるyの座標をy=yatmとする。
(1)内部圧力Pが大気圧(P=Patm)となるy=yatm(−h/2≦yatm≦h/2)が液晶表示パネル内に存在しない場合。即ち、内部圧力Pが常に大気圧未満の場合。
(2)内部圧力Pが大気圧(P=Patm=1atm)となるy=yatm(−h/2≦yatm≦h/2)が液晶表示パネル内に存在する場合。
上記(1)の場合は、本発明の液晶表示パネルは、液晶の内圧分布に対応した柱状スペーサー分布が形成される、また上記(2)の場合は、本発明の液晶表示パネルは、液晶表示パネルを特に縦方向に分割することにより、あたかも複数枚の小さいパネルを組合わせているような挙動が達成される。
以下、上記(1)及び(2)の場合について、本発明の液晶表示パネルの実施形態を説明する。
(1)内部圧力Pが大気圧(P=Patm)となるy=yatm(−h/2≦yatm≦h/2)が存在しない場合について、本発明の第1の実施形態を説明する。この場合内部圧力Pが常に大気圧未満となる。本実施形態では、液晶表示パネルとして上記図3に示した液晶表示パネル110を用いて説明する。
図3(a)は、液晶を封止した液晶表示パネル110を地表に対して垂直に立てた状態の断面図である。液晶表示パネル110は、表示エリアのサイズが縦約170mm、横約230mmのパネルである。
図3(a)のように液晶表示パネル110を立てた状態では、液晶120に働く重力により液晶表示パネル110内には上述のように図3(b)のような液晶120の内部圧力分布が生じる。この内部圧力分布P(y)は、上述の数1のように表現することができる。
図4は、図3(b)のような液晶120の内部圧力分布が生じている場合の液晶表示パネル110のセルギャップを測定したものである。図4のグラフにおいて、y’軸は液晶表示パネル110の最下部から約30mmからの高さ、CG軸は液晶表示パネル110のセルギャップを表す。図4のグラフにおける複数の測定データは液晶表示パネル110の幅方向の複数のデータを表し、これら複数の測定デ−タを平均するとCG(y’)=−0.0013y’+5.2303を得る。本実施形態においてセルギャップは−50mm≦y≦50mmの範囲で測定し、上記y’はy=−50mmを原点とした高さであるため、y’=−y+50の関係がある。従って、CG(y)は次の数2のように表される。
Figure 0004543137
従って、セルギャップの測定範囲の上端(y=−50mm)と下端(y=50mm)では、0.13μmのセルギャップ差が生じている。
一方、大気圧Patm中に液晶表示パネル110を垂直に立てている時の柱状スペーサー116の変形量Δd(y)は次のように書くことができる。尚、以下液晶表示パネル110を垂直に立てている時の柱状スペーサー116の変形量Δd(y)とは、液晶表示パネル110を地表に対して垂直に立てた際の、地表に対して水平な際の液晶表示パネル110のセルギャップからの、セルギャップの変化量をいう。
Figure 0004543137
上記(1)の条件より、本実施形態においてはΔd(y)≧0を満たす。即ち、柱状スペーサー116は液晶120を封止した際に弾性変形するが、上記(1)の内部圧力P(y)が常に大気圧未満という条件の下では自然長まで伸び切らず、未だに弾性変形した状態を保っている。しかし、液晶表示パネル110の下部、従ってyが大きいほど柱状スペーサー116の弾性変形Δd(y)は小さくなる。言い換えれば柱状スペーサー116は液晶表示パネル110の下部(yが大)ほど伸びて自然長に近づき高くなる。このため測定データより導かれる数2のように、液晶表示パネル110の下部(yが大)程セルギャップが大きくなると考えられる。
従って柱状スペーサー116の変形量Δd(y)を、即ちセルギャップの分布を均一にするためには、Δd(y)を所望の定数Δdにすることが必要である。このため、本発明の液晶表示パネルは次の数4で表される弾性係数分布k(y)を有することが必要である。
Figure 0004543137
ここで、kps(y)を1個の柱状スペーサー116の弾性係数、a(y)を液晶表示パネル110の単位面積あたりの柱状スペーサー116の占有率とすると、一般に弾性係数分布k(y)は次式のように書く事ができる。
Figure 0004543137
従って、柱状スペーサー116の弾性係数kps(y)又は単位面積あたりの柱状スペーサー116の占有率a(y)、或はその両方を制御して、柱状スペーサー116の単位面積あたりの弾性係数k(y)が数4を満足するできれば、セルギャップが均一である本発明の液晶表示パネルを得ることができる。詳細は以下の実施例において説明する。
(2)内部圧力Pが大気圧(P=Patm=1atm)となるy=yatm(−h/2≦yatm≦h/2)が液晶表示パネル内に存在する場合について、本発明の第2の実施形態を説明する。
上記のように、図7(a)は上記のような大型ディスプレイに使用される液晶表示パネル110の両基板間、従って両基板間の球状のスペーサーに加圧封止荷重をかけ、液晶を加圧封止した液晶表示パネル110を立てた状態にした時の断面図である。図7(a)に表す液晶表示パネル110が十分大型であるため、図7(b)に示すように、内部圧力が大気圧(P=Patm=1atm)となるy=yatm(−h/2≦yatm≦h/2)が存在し、上記(2)の条件を満たしている。
このような液晶表示パネル110では上記のようなメカニズムで液晶120が液晶表示パネル110の下部に溜まると、yatm≦y≦h/2の領域で液晶120の内部圧力が外圧(=大気圧)にまさり、図8のようなセルギャップ分布を生じる。ここで図8において横軸の原点L=0mm及び右端L=20mmは、それぞれ7(b)のy=yatm及びシール剤126でセルギャップが固定されるy=h/2に対応する。また、図8の縦軸は−h/2≦y≦yatmの領域のセルギャップからのセルギャップの変化量、換言すれば基板表面の撓みを表し、0.6t、0.7t、1.1tはそれぞれ0.6mm、0.7mm、1.1mmのカラーフィルター基板114のガラス厚を表す。
図7(a)において−h/2≦y≦yatmの領域では、上記第1の実施形態と同様に、柱状スペーサー116の単位面積あたりの弾性係数k(y)を調整してセルギャップを均一にすることができる。しかし、yatm≦y≦h/2の領域では柱状スペーサー116がアレイ基板112又はカラーフィルター基板114から遊離しており、柱状スペーサー116の変形量Δd(y)を表す数3自体が成立しない。
そこで本発明の第2の実施形態は、図1(a)及び図2に示すように、立てた状態の液晶表示パネル10を重力方向とは垂直方向に延びる複数の隔壁30でセルに区切り、セルの上端と下端の内部圧力差ΔPを大気圧以下とする。
図1(a)及び図2は、本発明の第2の実施形態を示す液晶表示パネル10のそれぞれ断面図及び平面図である。液晶表示パネル10の基本的構造は上記液晶表示パネル110と同一であり、液晶表示パネル10はアレイ基板12と、アレイ基板12とセルギャップを隔てて対向するカラーフィルター基板14と、アレイ基板12とカラーフィルター基板14間のセルギャップを保持する複数の柱状スペーサー16を含む。また、アレイ基板12とカラーフィルター基板14間の表示エリアには液晶20が液晶注入法又はODF法により、両基板12、14の縁部をシール剤26で固定して封止される。以下図示しないが、カラーフィルター基板14内には画素間の境界部を遮光するためのブラックマトリックス24が形成され、アレイ基板12とカラーフィルター基板14及び柱状スペーサー16の表面には配向膜18が形成され、偏光板22が両基板12と14の液晶20に接しない側に設けられている。
本発明の第2の実施形態では、更に図1(a)及び図2に示すように、液晶表示パネル10は複数の隔壁30を有する。図1(a)において隔壁30a、30bは、液晶表示パネル10を立てた状態で重力方向(以下、縦方向という)に対して垂直方向(以下、横方向という)に延び、縦方向の長さがh、h、hである液晶表示パネル10の上端からそれぞれh及びh+hの位置に形成される。
液晶表示パネル10は隔壁30a、30bにより、3つのセル50a、50b、50cに分離され、下方のセル内の液晶20は隔壁により上方のセル内の液晶20による重力に影響を受けない。即ち、セル50b内の液晶20は隔壁30aによりセル50a内の液晶20からの内部圧力から開放され、セル50c内の液晶20は隔壁30bによりセル50b内の液晶20からの内部圧力から開放される。
従って各セル50a、50b、50c内の内部圧力は、図1(b)に示すように各セル内における液晶20の内部圧力の分布となり、あたかも独立した液晶表示パネルのように取り扱うことができる。即ち図1(b)において各セル内の内部圧力は、単一の液晶表示パネルの内部圧力を表す数1と同様に次式数6のようにかくことができる。
Figure 0004543137
上記a,b,cの各セル内の内部圧力分布幅ΔP、ΔP、ΔPは、いずれも大気圧未満とする。圧力分布幅が大気圧を超えると、上述のような重力ムラが生じ得るからである。
更に、上部のセルは下部のセルより縦方向の長さを短くし、h≦h≦hとする。従ってΔP≦ΔP≦ΔPである。これは、aセルとbセルの隔壁、もしくはbセルとcセルの間にある隔壁の圧力を平均の内圧より小さくすることができるため、aセルからbセルへ、もしくはbセルからcセルへの液晶の移動を避ける易くことができるからである。
従って、各セルの圧力分布幅が大気圧大気圧未満とするので、各セル内では第1の実施形態ディスプレイ説明したように、柱状スペーサー16の単位面積あたりの弾性係数k(y)が数4を満足するように弾性係数分布を調整し、セルギャップが均一である本発明の液晶表示パネルを得ることができる。
以下、本発明の均一なセルギャップをもつ液晶表示パネルを、実施例を用いてより詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態で説明したように、液晶表示パネルのセルギャップを均一とするためには柱状スペーサー116の単位面積あたりの弾性係数k(y)が数4を満足するようにすればよく、更に弾性係数k(y)は次式数5のように表せた。
Figure 0004543137
本実施例では各柱状スペーサーの弾性係数をkps(y)=kpsと一定とし、液晶表示パネルの単位面積あたりの柱状スペーサーの占有率a(y)をyに依存して変化させる。その結果、a(y)の満たすべき式は、所望のセルギャップの変化量をΔdとして次のように表せる。
Figure 0004543137
更に単位面積あたりの柱状スペーサーの占有率a(y)は、柱状スペーサー116の面積sを一定として、柱状スペーサーの密度b(y)を用いて次のように表せる。
Figure 0004543137
従って本実施例1では、柱状スペーサーの密度b(y)を次式数9を満足させるようにして均一なセルギャップの変形量Δdの液晶表示パネルを得ることができる。
Figure 0004543137
尚、本明細書において柱状スペーサー116の面積sとはその上底の面積とするが、柱状スペーサー116の側壁部は図11のように直線的な形にエッチングされず、図10に示すようにいびつな形状に形成されるのが通常である。そこで柱状スペーサー116の上底の寸法は図10を用いて次のように定義するのが好ましい(特許文献2を参照)。まず柱状スペーサー116の上底210に接線212を引き、ついで、接線212と同方向の下底214の一辺の長さをDとする。次に柱状スペーサー116の下底214と上底210の接線212の間隔Hとして、この高さHに1未満の定数C、例えば0.9をかけた寸法を基板220からの上底の高さ(C×H)として、その位置に基板220と平行な線Xを引き、その線Xと柱状スペーサー116の側面218との交わった点間の間隔を上底の寸法と定義する。従って、柱状スペーサー116の1個当たりの面積sは、上記上底の寸法が定義された面の面積と定義する。
次に本実施例2では、上記柱状スペーサー116の密度bを一定として、単位面積あたりの柱状スペーサー116の占有率a(y)の位置依存性が柱状スペーサー116の面積s(y)に起因するとする。
Figure 0004543137
従って本実施例2では、柱状スペーサー116の面積s(y)を次式数11を満たすように変化させて、均一なセルギャップの変形量Δdの液晶表示パネルを得ることができる。
Figure 0004543137
最後に上記第2の実施形態について説明する。第2の実施形態において、液晶表示パネル10は、例えば隔壁30a、30bにより、aセル、bセル、cセルの3つのセルに分割される。各セル内の圧力分布幅Δh、Δh、Δhは、いずれも大気圧未満であるので、各セルごとに柱状スペーサー16の占有率a(y)が上記数6を満たすようにすれば、均一なセルギャップの変形量Δdをもつ本発明の液晶表示パネルを得ることができる。
本実施例3では上記実施例1と同様に、各柱状スペーサーの16の面積sを一定として、柱状スペーサーの密度b(y)を位置依存させてa(y)=s・b(y)とする。
その結果次式数12を得る。
Figure 0004543137
上記実施例3では実施例1と同様に、各柱状スペーサーの16の面積sを一定としたが、実施例2のように各セル内の柱状スペーサー16の密度bを一定として、単位面積あたりの柱状スペーサー16の占有率a(y)に位置依存性を持たせても、実施例2に示すように均一なセルギャップの変形量Δdの液晶表示パネルを得ることができる。又各セル内で各柱状スペーサーの16の面積s又は柱状スペーサー16の密度bをそれぞれ選択的に一定としても、本発明の均一なセルギャップの変形量Δdの液晶表示パネルを得ることができる。
以上、本発明の液晶表示パネルについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態において、液晶表示パネルは地面に対して垂直に立てた場合について考察、実験を行なったが、本発明の液晶表示パネルはパネルを地面に対して垂直に立てて使用する場合に限定されない。上記実施形態における液晶表示パネルは、パネルと地表の成す角度θが0°≦θ≦90°であればセルギャップを均一に保つことができる。
又、上記実施例では各柱状スペーサーの弾性係数をkps(y)=kpsと一定とし、液晶表示パネルの単位面積あたりの柱状スペーサーの占有率a(y)をyに依存して変化させたが、a(y)=a(定数)とし、kps(y)がyに依存するとして本発明の液晶表示パネルを設計してもよい。あるいは、a(y)及びkps(y)が共にyに依存するとして本発明の液晶表示パネルを設計してもよい。本発明の液晶表示パネルには、数4を満足する弾性係数分布k(y)を有するすべての液晶表示パネルが含まれる。
更に上記第2の実施形態において、液晶表示パネル10をセルに分離する隔壁は30a、30bの2つとしたが、各セル内の液晶の内部圧力が大気圧未満であれば隔壁の数、従って当該隔壁で分離されるセルの数は限定されない。
尚、本発明の実施形態において、液晶表示パネルを構成するスペーサーは柱状スペーサーとしたが、従来の球状スペーサーであってもよい。また、本発明の液晶表示パネルを構成する柱状スペーサーの材料、形状は特に限定されず、上述のように、上底の一辺又は直径と下底の一辺又は直径との比は50〜100%が好ましく、更には50〜100%がより好ましい。
隔壁はスペーサーを密に配列して形成してもよく、又はその他の材料で形成してもよい。
本発明の液晶表示パネルはIPS方式、ツイスティド・ネマティク方式或はその他の方式の液晶表示パネルであってよい。
尚、実使用環境における温度とは、日常の使用において液晶表示パネルが体験し得る温度で、少なくとも摂氏0度から70度が含まれ得る。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
地表に対して垂直あるいは斜めに立てた状態で使用する液晶テレビやパソコンディスプレイ等に用いられる液晶表示パネルすべて、特に大型液晶表示パネルに効果的である。
(a)本発明の第2の実施形態を示す、立てた状態の液晶表示パネルの断面図である。(b)図1(a)の液晶表示パネル内の液晶に作用する重力による内部圧力の分布図である。 本発明の第2の実施形態を示す液晶表示パネルの正面図である。 (a)本発明の第1の実施形態を示す、立てた状態の液晶表示パネルの断面図である。(b)図3(a)の液晶表示パネル内の液晶に作用する重力による内部圧力の分布図である。 図3(a)の液晶表示パネルのセルギャップを表すグラフである。 (a)立てた状態の液晶表示パネルの断面図である。(b)図5(a)の液晶表示パネル内の液晶に作用する重力による内部圧力の分布図である。 図5(a)の液晶表示パネルのセルギャップを表すグラフである。 (a)立てた状態の大型液晶表示パネルの断面図である。(b)図7(a)の液晶表示パネル内の液晶に作用する重力による内部圧力の分布図である。 図7(a)の液晶表示パネルの内部圧力が大気圧を超えた領域のセルギャップを表すグラフである。 (a)液晶を加圧封止時の液晶ディスプレイの断面図である。(b)液晶の熱膨張により、カラーフィルター基板が柱状スペーサーから剥がれた状態の液晶ディスプレイの断面図である。(c)重力作用により液晶が液晶セルの下部にたまり、重力ムラが発生した液晶ディスプレイの断面図である。 柱状スペーサーの断面図である。 液晶ディスプレイの断面図である。
符号の説明
10、110:液晶表示パネル
12、112:アレイ基板
14、114:カラーフィルター基板
16、116:柱状スペーサー
18、118:配向膜
20、120:液晶
22、122:偏光板
24、124:ブラックマトリックス
26、126:シール材
30、30a、30b:隔壁
50、50a、50b、50c:セル
210:上底
212:上底の接線
214:下底
218:側面
220:基板

Claims (9)

  1. アレイ基板と、
    前記アレイ基板とセルギャップを保って対向するカラーフィルター基板と、
    前記カラーフィルター基板上またはアレイ基板上に形成され、該カラーフィルター基板と前記アレイ基板との間のセルギャップを保って該両基板を支持し、前記カラーフィルター基板またはアレイ基板の面内において、単位面積あたりの弾性係数が異なる柱状スペーサーと、
    前記アレイ基板と前記カラーフィルター基板間に封止された液晶と、
    を含む液晶表示パネルであって、
    液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、該液晶表示パネルの上部における前記弾性係数が、該液晶表示パネルの下部における前記弾性係数より大きいことを特徴とする、
    液晶表示パネル。
  2. 請求項1に記載の液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、前記液晶に作用する重力に起因する該液晶の内部圧力は大気圧未満である、請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 請求項に記載の液晶表示パネルを地表に対して垂直に立てて表示させる際に、前記柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数が液晶の圧力分布に対応して、
    k(y)=(Patm−(P+ρ・g・y))/Δd
    (−h/2≦y≦h/2)、
    k(y):柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数(N/m)、
    atm:大気圧(N/m)、
    :液晶封止時の液晶の平均内部圧力(N/m)、
    Δd:液晶表示パネルを地表に対して垂直に立てた際の、地表に対して水平な
    際の液晶表示パネルのセルギャップからの、セルギャップの変化量(m)、
    ρ:液晶の比重(Kg/m)、
    h:液晶表示パネルの表示エリアの高さ(m)、
    g:重力加速度(m/s)、
    と表される請求項に記載の液晶表示パネル。
  4. 前記アレイ基板及びカラーフィルター基板を固着するシール剤の一点と他の一点を結び、液晶表示パネルを複数のセルに分割し、重力方向に対して垂直方向を向いている複数の、該両基板間のセルギャップを保って直線状に結ぶ隔壁を備えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液晶表示パネル。
  5. 請求項に記載の液晶表示パネルを地表に対して立てて表示させる際に、前記セル内の液晶に作用する重力に起因する該液晶の内部圧力は、大気圧未満であり、該内部圧力はセルの上部よりも下部の方が高い請求項に記載の液晶表示パネル。
  6. 前記柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数は、セル内において、上部よりも下部の方が小さい請求項4または5に記載の液晶表示パネル。
  7. 請求項4乃至請求項6に記載の液晶表示パネルを地表に対して垂直に立てて表示させる際に、前記セル内において、前記柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数が液晶の圧力分布に対応して、
    k(y)=(Patm−(P+ρ・g・y))/Δd
    (−h/2≦y≦h/2)、
    k(y):柱状スペーサーの単位面積あたりの弾性係数(N/m)、
    atm:大気圧(N/m)、
    :液晶封止時の液晶の平均内部圧力(N/m)、
    Δd:液晶表示パネルを地表に対して垂直に立てた際の、地表に対して水平な
    際の液晶表示パネルのセルギャップからの、セルギャップの変化量(m)、
    ρ:液晶の比重(Kg/m)、
    h:液晶表示パネルの表示エリアの高さ(m)、
    g:重力加速度(m/s)、
    と表される請求項乃至請求項に記載の液晶表示パネル。
  8. 前記液晶表示パネルの上部に形成されたセルの重力方向の長さは、該セルより下部に形成されたセルの重力方向の長さよりも短いことを特徴とする請求項4乃至請求項7に記載の液晶表示パネル。
  9. 前記隔壁は、柱状スペーサーを直線状に配置して形成された、請求項4乃至請求項8に記載の液晶表示パネル。
JP2004019391A 2004-01-28 2004-01-28 均一なセルギャップをもつ液晶表示パネル Expired - Fee Related JP4543137B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004019391A JP4543137B2 (ja) 2004-01-28 2004-01-28 均一なセルギャップをもつ液晶表示パネル
TW94101792A TWI322315B (en) 2004-01-28 2005-01-20 A liquid crystal display panel maintaining uniform cell gap
CNB2005100061148A CN100414399C (zh) 2004-01-28 2005-01-28 可维持均匀晶胞间距的液晶显示面板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004019391A JP4543137B2 (ja) 2004-01-28 2004-01-28 均一なセルギャップをもつ液晶表示パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005215113A JP2005215113A (ja) 2005-08-11
JP4543137B2 true JP4543137B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=34879061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004019391A Expired - Fee Related JP4543137B2 (ja) 2004-01-28 2004-01-28 均一なセルギャップをもつ液晶表示パネル

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4543137B2 (ja)
CN (1) CN100414399C (ja)
TW (1) TWI322315B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4619734B2 (ja) * 2004-09-16 2011-01-26 富士通株式会社 液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置
KR102054233B1 (ko) 2012-12-26 2019-12-10 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치 및 그 제조방법
KR102405312B1 (ko) * 2015-10-06 2022-06-02 엘지디스플레이 주식회사 광 제어장치, 그를 포함한 투명표시장치 및 그의 제조방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003255354A (ja) * 2002-02-27 2003-09-10 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
JP2003322861A (ja) * 2002-02-27 2003-11-14 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196626A (ja) * 1987-10-07 1989-04-14 Sharp Corp 液晶表示パネル
US4973138A (en) * 1987-10-27 1990-11-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Liquid crystal device and manufacturing method for the same
US5268782A (en) * 1992-01-16 1993-12-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Micro-ridged, polymeric liquid crystal display substrate and display device
JP2000321580A (ja) * 1999-04-28 2000-11-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 液晶表示装置
JP3842529B2 (ja) * 2000-07-14 2006-11-08 株式会社日立製作所 液晶表示装置
DE10121177A1 (de) * 2001-04-30 2002-11-14 Aeg Ges Moderne Inf Sys Mbh LCD-Zelle
US6521475B1 (en) * 2001-12-17 2003-02-18 United Microelectronics Corp. Method of fabricating a liquid crystal-on-silicon backplane

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003255354A (ja) * 2002-02-27 2003-09-10 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
JP2003322861A (ja) * 2002-02-27 2003-11-14 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
TWI322315B (en) 2010-03-21
JP2005215113A (ja) 2005-08-11
TW200525249A (en) 2005-08-01
CN1648745A (zh) 2005-08-03
CN100414399C (zh) 2008-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6862072B2 (en) Liquid crystal display and method for manufacturing the same
US8525956B2 (en) Liquid crystal display device and manufacturing method thereof
JP6775404B2 (ja) 液晶表示装置
CN100520502C (zh) 用于液晶显示器的基板和具有该基板的液晶显示器
US8786809B2 (en) Liquid crystal display and manufacturing method thereof
JP2007232839A (ja) 液晶装置
US5559621A (en) Liquid crystal having a plurality of rectilinear barrier members
JP4543137B2 (ja) 均一なセルギャップをもつ液晶表示パネル
KR100577696B1 (ko) 균일한 셀갭을 가질 수 있는 화상액정표시장치
US8035792B2 (en) Liquid crystal display device having spacers with different coefficients of elasticity per unit area gradually decreasing along the length of the display panel
WO2021223488A1 (zh) 显示基板、显示面板及显示装置
US11520187B2 (en) Liquid crystal display panel and liquid crystal display device
US6788381B2 (en) Liquid crystal device
CN100426083C (zh) 用于对液晶显示器件中的重力缺陷进行补偿的偏光板
US20080013027A1 (en) Liquid Crystal Display Device and Electronic Device Using the Same
US20060103784A1 (en) Chromatic flexible display with a wide viewing angle and method for manufacturing the same
KR100672649B1 (ko) 액정 표시 장치
JP3653003B2 (ja) 液晶ディスプレイの画素構造
JP4477862B2 (ja) 高画質表示の液晶ディスプレイ
US20080074584A1 (en) Display panel and a method for manufacturing thereof
KR20080056889A (ko) 액정표시장치
KR100904265B1 (ko) 액정표시소자
US20050195352A1 (en) Liquid crystal display device
JP2017004028A (ja) 液晶表示装置
JP2004272218A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees