JP4542514B2 - 計算機の制御方法、プログラム及び仮想計算機システム - Google Patents

計算機の制御方法、プログラム及び仮想計算機システム Download PDF

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Description

本発明は、計算機に設定された論理区画上で稼動するOSやアプリケーションによる通信の高信頼化技術に関する。
情報システムの大規模化や複雑化に伴って、情報システムを構成するサーバの運用管理コストが増大する。このような問題を解決するために、既存の物理的なサーバを仮想的なサーバに割り当てて、物理的なサーバの台数を削減する「サーバ統合」が知られている。このサーバ統合を実現する手段として、「サーバ仮想化技術」が知られている。
サーバ仮想化技術とは、一台の計算機資源を複数の論理的な区画に分割する技術である。各区画はOS(ゲストOS)が稼動し、各区画がそれぞれ仮想的なサーバとして機能する。この論理的な区画を生成し、生成した区画を制御するソフトウェアは、仮想計算機モニタ(VMM)と呼ばれる。VMMによって生成された各区画それぞれで稼働するゲストOSによって、各区画が独立したサーバとして機能する情報システムを構築できる。
このような情報システムにおいて、VMMに障害が発生すると、情報システムに致命的な影響を与える可能性がある。そのため、情報システムの信頼性を確保するために、VMMの障害を監視することが重要である。さらに、障害監視において、障害検出の抜けや過剰検出等が問題となるため、障害監視の高信頼性が必須となる。
障害監視を高信頼化するためには、障害監視に関連する資源を多重化する。障害監視に関連する資源とは、管理サーバ及び管理サーバとの通信路の二つである。
管理サーバについては、管理サーバを多重化すればよい。一方で、管理サーバとの通信路については、サーバ仮想化技術の適用によって次のような課題が発生する。
すなわち、サーバ仮想化技術によって、一台の計算機に複数の区画が生成されているため、個々の区画で稼動するOSそれぞれがI/Oデバイスを利用する。このため、管理サーバとの通信路を専用に確保し、この通信路を多重化すると、I/Oデバイスが消費される。結果として、サーバ統合における統合可能な台数が減少し、運用管理コストを低減する効果が低くなる。
従って、I/Oデバイスを消費せずに、管理サーバとの通信路を高信頼化する課題が生じる。
この課題に対して、サーバ仮想化技術におけるI/Oデバイスの消費を抑える技術と、管理サーバ間の通信路を高信頼化する技術と、の二つの従来技術が知られている。
サーバ仮想化技術におけるI/Oデバイスの消費を抑える技術については、サービスOS(Hosting Partition)を用意し、このサービスOSが物理I/Oデバイスを直接制御する。他の区画では、仮想的なI/Oデバイスへのアクセスを受け付けると、VMMによってサービスOSに通知され、物理I/Oデバイスへのアクセスが実施される。これによって、複数の区画による単一のI/Oデバイスの共有が可能となり、I/Oデバイスの消費を抑制する(特許文献1参照)。このように、I/OデバイスであるNIC(Network Interface Card)を共有する技術を「NIC共有技術」と呼ぶ。
また、管理サーバ間の通信路を高信頼化する技術として、多重化が知られている。多重化する際には管理サーバも同様に多重化され、個々の管理サーバで障害が発生しても監視が停止しないようにするのが一般的である。また、多重化された通信路と監視サーバとを用いて、管理サーバや通信路における障害(通信エラー等)を検出した場合に、他の管理サーバ及び通信路に切り替える。このような技術を「Fail Over技術」と呼ぶ。
米国特許第6725284号明細書
しかしながら、前述のようなNIC共有技術と、Fail Over技術とを組み合わせた場合には、次のような問題が発生する。
NIC共有技術では、管理サーバとの通信路としてNICを他の区画と共用することでI/Oデバイス消費を抑える。そのため、Fail Overによって、該NICをFail Overすると、外部ネットワークと通信が不可能になる区画が生じる。従って、管理サーバや通信路の障害が、他の区画に波及するという問題が生じる。
本発明は、このような従来技術の問題を鑑みて、サーバ仮想化技術を用いた際の管理サーバとの通信路として、I/Oデバイスの消費を抑えるため、他のゲストが利用している物理NICを共有しつつ、管理サーバの障害によって、通信路のFail Overを行った場合にも、他のゲストの運用に影響を及ぼさないことを目的とする。
本発明による一実施形態によると、制御部と、制御部によって実行される制御プログラムを格納する記憶部と、外部装置との通信経路をそれぞれ備える複数の物理インターフェースと、を含み、物理インターフェースを介して外部装置に接続される計算機で実行される制御方法であって、計算機には、制御プログラムによって第1の論理区画及び第2の論理区画を含む複数の論理区画が構築され、第2の論理区画には、それぞれ異なる物理インターフェースと対応づけられた複数の第2の仮想インターフェースが設定され、第1の論理区画には、第2の仮想インターフェースと対応づけられた物理インターフェースと対応づけられた複数の第1の仮想インターフェースが設定され、記憶部には、物理インターフェースと第1の仮想インターフェース及び第2の仮想インターフェースとの対応関係と、第2の論理区画と外部装置との通信に用いられる複数の第2の仮想インターフェースの優先順位と、を示す管理情報が格納されており、制御部は、制御プログラムを実行することによって、第1の仮想インターフェース又は第2の仮想インターフェースによって受信された外部装置への通信データを取得し、管理情報を参照して、外部装置への通信に使用する物理インターフェースを選択し、第2の論理区画と外部装置との通信に使用されている通信経路に障害が発生した場合は、管理情報を参照して、当該障害が発生した通信経路を備える前記物理インターフェースとは異なる物理インターフェースと対応づけられた第2の仮想インターフェースのうち、第2の仮想インターフェースの優先順位が最も高い第2の仮想インターフェースに変更することを特徴とする。
本発明により、サービス区画のサービスOSが使用する物理NICを他のユーザ区画のユーザOSと共有しつつ、通信障害の発生時には、共有している物理NICのコンフィグレーションを変更せずに、サービスOSが通信に使用する仮想NICのみを変更するので、ユーザOSに影響を与えることなく通信を継続することが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の物理計算機200及び仮想計算機システムのブロック図である。
本発明の実施の形態では、一つの物理計算機200において、制御プログラム10が複数の区画11を構成する。この区画11は、それぞれ、ユーザOS111及びユーザアプリケーション110が動作している。また、制御プログラム10は、それぞれの区画11を管理する管理アプリケーション120が動作するサービス区画12を構成する。
すなわち、物理計算機200内において、制御プログラム10によって、複数の区画11及びサービス区画12が仮想計算機システムを構成する。
物理計算機200は、複数の物理NIC(Network Interface Card)201(201−1、201−2)、シリアルインタフェース202、CPU203及びメモリ204を有する。
物理NIC201−1は、物理計算機200の外部にあるネットワーク300−1介して管理サーバ301−1及びクライアント302−1と接続する。
物理NIC201−2は物理計算機200の外部にあるネットワーク300−2介して管理サーバ301−2及びクライアント302−2と接続する。
これらのネットワーク300−1及び300−2は、例えばEthernet(登録商標、以下同じ)によって構成される。なお、ネットワーク300−1及び300−2が、有線のネットワークであってもよいし、無線のネットワークであってもよい。また、有線ネットワークの場合、そのケーブルが光ファイバや電力線等によって構成されていてもよい。
シリアルインタフェース(I/F)202は、物理計算機200の外部にある入出力端末303と接続する。
入出力端末303は、管理画面を出力し、また、管理者304による入力を受け付け、この入力によって物理計算機200を設定する。なお、本実施形態では、物理計算機200と入出力端末303とがシリアルインタフェース202によって接続されているが、他のインターフェースであってもよい。例えば、入出力端末303がネットワーク300を経由して接続されており、管理者がWebインターフェースから設定してもよい。また、管理サーバが301においてIPMIやSNMP等のプロトコルを用いて、この管理サーバ301を管理者操作することによって、物理計算機200を設定してもよい。また、物理計算機200にVGAカードやキーボード及びマウス等のインターフェースを設け、制御プログラム10からの出力をVGAカードから出力して、管理者からの入力を受け付けてもよい。
CPU204は、物理計算機200の処理を司る。また、メモリ205に格納されているプログラムを読み出して、そのプログラムに規定された処理を実行する。
メモリ205は、後述の制御プログラム10等の各種のプログラムを格納する。
次に、制御プログラム10について説明する。
制御プログラム10は、物理計算機200のハードウェアリソース(計算機資源)を論理的に分割して論理区画(LPAR:Logical PARtition)を管理するハイパバイザ(一般的に、ファームウェアと呼ばれる)である。すなわち、制御プログラム10は、物理計算機200のCPU204及びメモリ204を論理的に分割して、これらを区画11として割り当てる。各制御区画11では、論理的に分割されたCPU204が仮想的はCPUとして動作し、OSやプログラム等を実行する。
制御プログラム10は、論理的に分割した論理区画を、ユーザに提供するための論理区画である区画11と、制御プログラム10の管理のためのサービス区画12とを提供する。なお、区画11は、管理者等によって任意の数を設定できる。また、サービス区画12は一つの制御プログラム10に一つのみ設定する。なお、制御プログラム10が複数のサービス区画12を設定してもよく、物理計算機200内に複数のサービスOSが存在しても構わない。
また、制御プログラム10は、計算機資源である物理NIC201を、複数の仮想NICとして設定し、この仮想NICを各区画11及びサービス区画12に割り当てる。
この制御プログラム10は、仮想NIC制御部13、物理NIC選択部14、管理表15、管理表設定部16、区画通信制御部20及び区画制御部22を含む。
仮想NIC制御部13は、設定されている仮想NIC17からの通信を受信する。
物理NIC選択部14は、管理表15を参照して、仮想NICに対応する物理NIC情報を選択する。
管理表15は、各区画11及びサービス区画12と、仮想NIC17及び物理NIC201との対応関係と、各関係の優先順位情報と、を保持する。
管理表設定部16は、管理者304による入出力端末303への設定やサービス区画12からの管理表変更要求を受けて、管理表15を更新する。
区画通信制御部20は、サービス区画12の区画通信部19と通信する。具体的には、制御プログラム10が区画通信制御部20に送信した通信データは、サービス区画12の区画通信部19が受信する。また、サービス区画12が区画通信部19に送信した通信データは、制御プログラム10の区画通信制御部20が受信する。
図1の例では、二つの区画11−1及び11−2と、一つのサービス区画12が設定されている。
区画11−1は、ユーザが利用するOS(以下、ユーザOS)111−1が稼動している。このユーザOS111−1上で、ユーザアプリケーション110−1が実行されている。この区画11−1には、仮想NIC17−1が設定されている。すなわち、ユーザアプリケーション110−1は、ユーザOS111−1を介して仮想NIC17−1を用いて通信することによって、クライアント302や管理サーバ301等の外部装置と通信することができる。
同様に、区画11−2は、ユーザOS111−2が稼動しており、ユーザOS111−2上で、ユーザアプリケーション110−2が実行されている。なお、区画11−2には、まだ仮想NIC17は設定されていない。
サービス区画12は、制御プログラム10を管理するためのサービスOS121が稼動している。このサービスOS121上で、管理アプリケーション120が実行されている。
このサービス区画12は、複数のユーザOSから共有して利用することができる物理NIC201−1及び202−2が占有して割り当てられている。物理NIC201−1はブリッジ18−1が割り当てられており、物理NIC201−1は、このブリッジ18−1を介して仮想NIC17−4と接続されている。
すなわち、サービス区画12が、サービス区画12に設定されている仮想NIC17−4に通信情報を送信するときは、この仮想NIC17−4に割り当てられているブリッジ18−1を経由して、物理NIC201−1に通信情報を送信する。
また、他のユーザ区画、すなわち、区画11−1が、区画11−1に設定されている仮想NIC17−1に通信情報を送信するときは、この仮想NIC17−1に割り当てられている物理NIC201−1を選択し、さらに、この物理NIC201−1に割り当てられているサービス区画12の仮想NIC17−4を選択する。そしてこの仮想NIC17−4に、一旦通信情報を転送する。この通信情報は、この仮想NIC17−4に割り当てられているブリッジ18−1を経由して、物理NIC201−1と送信される。
同様に、物理NIC201−2はブリッジ18−2が割り当てられており、物理NIC201−2はこのブリッジ18−2を介して仮想NIC17−5と接続されている。
区画通信部19は、前述のように制御プログラム10の区画通信制御部20と通信する。
図2は、管理表15を更新する処理のフローチャートである。
管理者304は、入出力端末303を用いて管理表15が保持する設定情報を入力する。入出力端末303は、この管理者304によって入力された設定情報を受信する(S401)。
次に、入出力端末303は、受信した設定情報を、シリアルインタフェース304を経由して、物理計算機200の制御プログラム10に送信する(S402)。
制御プログラム10において、管理表設定部16が入出力端末303から送信された設定情報を受信する(S403)。
次に、管理表設定部16は、受信した設定情報を管理表15に反映する。管理表15は、この設定情報の内容によって更新される(S404)。
以下に、この図2の処理の具体的な例を説明する。
図3は、管理表15の一例の説明図である。
管理表15は、区画番号15−11、物理NIC番号15−12、仮想NIC番号15−13及び優先順位15−14を含む。
区画番号15−11は、仮想NIC17を設定する区画11又はサービス区画12の識別子を格納する。物理NIC番号15−12は、仮想NIC17を設定する物理NIC201の識別子を格納する。仮想NIC番号15−13は、仮想NIC17の識別子を格納する。優先順位15−14は、サービス区画12が仮想NICを用いて通信するときに、どの仮想NICを優先して使用するかを決定するための識別子を格納する。
具体的には、エントリ15−1には、区画番号が「12」、すなわちサービス区画12が使用する仮想NIC17−4が格納されている。この仮想NIC17−4は、物理NIC201−1に設定されており、その優先順位は「2位」と設定されている。同様に、エントリ15−2には、仮想NIC17−5の優先順位が「1位」と設定されている。従って、サービス区画12は、管理のために通信をするときは、優先順位が1位である仮想NIC17−5を用いて通信をする。
図4は、入出力端末303に表示される設定画面の一例の説明図である。
入出力端末303の画面には、この図4に示す設定画面303−1が表示される。管理者304は、この設定画面を参照して、キーボード等によって設定情報を入力する。
管理者304は、画面303−1を用いて、区画11又はサービス区画12、物理NIC201及び仮想NIC17の対応関係を設定する。なお、この図4の設定画面はシリアルコンソール画面を意図しているが、これ以外にも、管理者304がWebブラウザ画面やVGA画面などの類似の方法によって設定してもよい。
図4の例では、区画11−1に、仮想NIC17−1のみが設定されていることが示されている。また、画面中段には、仮想NIC17の情報が示されている。すなわち、この仮想NIC17−1は、MAC Address(MACアドレス)が00.00.00.00.00.01であり、この仮想NIC17は、物理NIC番号が201−1である物理NIC201を共有していることが示されている。
図5は、入出力端末303に表示される設定画面の一例の説明図であり、管理者304が設定情報を入力した後の設定情報を示す。
図5の例では、前述の図4の設定情報に加え、管理者304が、区画11−1にさらに仮想NIC17−2を設定し、区画11−2に仮想NIC17−3を新たに設定したことを示す。
管理者304がこの図5の設定情報を入力した結果、図2のステップ402において、入出力端末303が、この設定情報を制御プログラム10に送信する。そして、図2のステップ402において、制御プログラム10の管理表設定部16が設定情報を受け取り、管理表15に、設定内容を反映させることによって、管理表15を更新する。
図6は、この処理によって更新された管理表15の一例の説明図である。
図5の設定情報によって、区画11−1に、物理NIC201−2を共有している仮想NIC17−2が、区画11−2に、物理NIC201−1を共有している仮想NIC17−3が、それぞれ新たに設定されたことが示されている。
図7は、この図5及び図6の設定の結果、仮想NIC17−2及び仮想NIC17−3が設定されたときの物理計算機200のブロック図である。
このようにして、入出力端末303において、管理者304が、設定画面によって設定情報を入力し、管理表15を更新する。
また、管理者304は、設定画面によって優先順位を設定する。
図8は、入出力端末303に表示される優先順位設定の設定画面の一例の説明図である。
入出力端末303の画面には、この図8に示す設定画面303−3が表示される。管理者304は、この設定画面を参照して、キーボード等によって優先順位の設定情報を入力する。
図8の例では、サービス区画12が管理のために用いる管理NICに、「201−2」、すなわち物理NIC201−2を設定したことが示されている。同様に、管理NICの予備である予備管理NICに、「201−1」、すなわち物理NIC201−1を設定したことが示されている。これによって、管理NICの優先順位が1位に設定され、予備管理NICの優先順位が2位に設定される。なお、予備管理NICのエントリを下方に追加することによって優先順位3位以下の物理NIC201を設定することも可能である。
管理者304が、この図8の設定情報を入力した結果、図2のステップ402において、入出力端末303が、この設定情報を制御プログラム10に送信する。そして、図2のステップ402において、制御プログラム10の管理表設定部16が設定情報を受け取り、管理表15に、設定内容を反映させることによって、管理表15を更新する。
このとき、サービス区画12は、制御プログラム10からの通知を受けて、管理表15の内容を取得して、管理NIC、すなわち、優先順位1位の物理NIC201と、仮想NIC17との情報を取得する。そして、これらの情報を用いて、物理NIC201と仮想NIC17とのブリッジ18を設定する。
図9は、入出力端末303に表示される優先順位の設定画面の一例の説明図であり、管理者304が設定情報を入力した後の設定情報を示す。
図9の例では、管理者304が、管理NICに物理NIC201−1を設定し、予備管理NICに物理NIC201−2を設定したことが示されている。これはすなわち、物理NIC201−1の優先順位を1位に設定することを示す。
管理者304がこの図9の設定情報を入力した結果、図2のステップ402において、入出力端末303が、この設定情報を制御プログラム10に送信する。そして、図2のステップ402において、制御プログラム10の管理表設定部16が設定情報を受け取り、管理表15に、設定内容を反映させて、管理表15を更新する。
図10は、この処理によって更新された管理表15の一例の説明図である。
前述の図9の設定情報によって、物理NIC201−1の優先順位が1位に、物理NIC201−2の優先順位が2位に、それぞれ更新されたことが示されている。
次に、制御プログラム10の動作を説明する。
図11は、ユーザアプリケーション110が物理計算機200の外部にあるクライアント302と通信するときの、制御プログラム10と管理アプリケーション120との処理のフローチャートである。
区画11−1において、ユーザアプリケーション110−1が仮想NIC17−1を用いて物理計算機200外部のクライアント302−1と通信を開始する。このとき、ユーザアプリケーション110−1は、仮想NIC17−1に対して、クライアント302−1に送信すべき通信情報を送信する(S411)。
制御プログラム10において、仮想NIC制御部13が、仮想NIC17−1が通信情報を受信したことを検出する(S412)。
仮想NIC17−1が通信情報を受信したことを検出した場合は、仮想NIC制御部13は、まず、管理表15を参照して、通信情報を受信した仮想NIC17−1を含むエントリを抽出する(S413)。
次に、仮想NIC制御部13は、抽出されたエントリから物理NIC201の情報を選択する。そして、抽出した物理NIC201に対応するサービス区画12の仮想NIC17を選択する(S414)。なお、このとき、仮想NICが複数選択された場合は、その中で優先順位が最も高いエントリを選択する。
例えば、管理表が図10のように設定されている場合において、区画11−1のユーザアプリケーション110−1が、仮想NIC17−1に対して通信を開始した場合は、仮想NIC制御部13は、この区画11−1と仮想NIC17−1との組み合わせから、管理表15を検索する。検索の結果、対応する物理NIC番号201を選択する。そして、この物理NIC201−1に対応するサービス区画12における仮想NIC番号を、管理表15から検索する。検索の結果、対応する仮想NIC17−4を選択する。
そして、仮想NIC制御部13は、ステップS412において受信した通信情報を、ステップS415において選択された仮想NIC17−4に送信する(S415)。
次に、サービス区画12において、制御プログラム10から送信された通信情報を、仮想NIC17−4が受信する(S416)。
このとき、サービス区画12において、仮想NIC17−4が受信した通信情報は、仮想NIC17−4に割り当てられているブリッジ18−1によって、通信情報を物理NIC201−1に転送される。この結果、ユーザアプリケーション110−1から送信された通信情報が、ネットワーク300−1を介してクライアント302−1に送信される。
以上のような処理によって、各区画11に設定されている仮想NIC17を用いた通信が可能となる。
次に、管理アプリケーション120の処理を説明する。
図12は、管理アプリケーション120が管理サーバ301と通信するときの処理のフローチャートである。
管理アプリケーション120は、制御プログラム10によって管理表15が変更されたことを検出した場合や、区画11又は制御プログラム10に障害が発生したことを検出した場合に、管理サーバ301に対して通信を開始する。この通信の結果、通信経路の障害の有無を検出して、障害が発生している場合は必要な処理を実行する。なお、管理サーバ301に定期的に通信して、通信経路の障害の発生を検出してもよい。また、管理サーバ302が区画11、サービス区画12又は制御プログラム10と通信することによって、区画11又は制御プログラム10に障害が発生したことを検出してもよい。
まず、管理アプリケーション120は、制御プログラム10に対して、管理表15から、サービス区画の物理NIC201の優先順位の取得を要求する(S421)。これを受けて区画通信部19は、区画通信制御部20に、管理表15の優先順位の取得を要求する。
制御プログラム10において、区画通信部19からの要求を区画通信制御部20が受信する。区画通信制御部20は、管理表15を参照して、サービス区画12を含むエントリを選択する(S422)。
このとき、サービス区画12の情報を含むエントリが複数選択された場合は、区画通信制御部20は、その中で優先順位が最も高いエントリを選択する(S423)。
例えば、管理表が図10のように設定されている場合において、サービス区画12の優先順位の取得を要求した場合は、制御プログラム10は、管理NICとして設定されているエントリを抽出する。そして、抽出したエントリのうち、優先順位が最も高い(優先順位が1位の)エントリである物理NIC201−1を選択する。
次に、区画通信制御部20は、選択したエントリに含まれる情報を、サービス区画12の区画通信部19に送信する(S424)。
区画通信部19が情報を受け取ると、管理アプリケーション120は、その情報に含まれる物理NIC201−1を用いて、管理サーバ301と通信する(S425)。
次に、管理アプリケーション120は、このステップS425の通信の応答を受信したか否かによって、通信の成功又は失敗を判定する(S426)。
管理アプリケーション120は、管理サーバ301からの応答が期待する結果であった場合は、通信が成功したと判定して、ステップS427に移行する。ステップS427では、管理アプリケーション120は、管理サーバ301から期待する応答を受信したので通信が成功したことを検出し、図12の処理を終了する。
一方、管理アプリケーション120は、タイムアウト等の要因によって、管理サーバ301から期待する応答を受信できなかった場合は、ステップS428に移行する。ステップS428では、管理アプリケーション120は、管理サーバ301から期待する応答を受信できなかったので、通信が失敗したことを検出する。そして、以降の通信復旧処理を実行する。
まず、管理アプリケーション120は、区画通信部19に要求して、制御プログラム10に、該当する物理NIC201−1を含む通信失敗情報を通知する(S429)。
制御プログラム10において、区画通信制御部20が通信失敗情報を受信すると、管理表設定部16は、管理表15を更新する(S430)。
具体的には、管理表設定部16は、図10に示す管理表15を参照して、通信失敗情報に含まれる物理NIC201−1を含むエントリを選択する。そして、選択したエントリの優先順位を下げる。すなわち、物理NIC201−1の優先順位を「2位」に更新する。また、優先順位が2位の物理NIC201−2の順位を「1位」に設定する。この結果、管理表15は、図13のように更新される。
なお、管理NICに優先順位を設定していない場合は、管理表15を更新せずに処理を終了する。
その後、ステップS421に戻り、管理アプリケーション120が処理を再開する。
以上のように、管理アプリケーション120は、通信経路の障害を検出し、障害が発生している場合に、その通信経路に関わる物理NIC201の優先順位を下げ、優先順位が2位の物理NICを管理NICとして使用する。
このように、本発明の第1の実施の形態の計算機システムでは、管理アプリケーション120が通信障害を検出したときに、管理表15の優先順位情報を更新する(すなわち、管理アプリケーション120が使用するブリッジのIPアドレスなどの設定のみを変更する)。このとき、仮想NIC17と物理NIC201の通信転送機能の設定には変更を加えないので、ユーザOS111が稼動している他の区画11から共有されている物理NIC201の通信に影響を与えることがない。これによって、計算機システムの高信頼化が可能となる。
特に、物理的な構成を加えることなく、サービス区画12に設定されたブリッジ18を用いて通信経路を切り替えるため、コストを低く抑えることができる。
<第2実施形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、前述した第1の実施の形態と異なり、一つの仮想NIC17に複数の物理NIC201を割り当てる。これによって、区画11の間でのFail Overを実現する。なお、前述の第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図14は、本発明の第2の実施の形態の物理計算機200及び仮想計算機システムのブロック図である。
第2の実施の形態では、制御プログラム10がブロードキャスト通信受信部21を備える。また、各区画11は、区画通信部19を備えている。すなわち、制御プログラム10が区画通信制御部20に送信した通信データは、区画11の区画通信部19が受信する。また、区画11が区画通信部19に送信した通信データは、制御プログラム10の区画通信制御部20が受信する。
また、本実施形態の仮想計算機システムは、メインの区画である区画11−11と、この区画11−11に障害が発生したときに区画11−11の処理を引き継ぐ予備区画11−12とで構成される。すなわち、区画11−11でユーザアプリケーション110−1が稼働している場合において、この区画11−11に障害が発生したときに、予備区画11ー12のユーザアプリケーション110−2が、ユーザアプリケーション110−1の処理を引き継ぐ。
なお、ユーザアプリケーション110−1は、仮想NIC17−11を用いてクライアント302と通信し、ユーザアプリケーション110−2は、仮想NIC17−12を用いてクライアント302と通信する。
また、本実施の形態では、一つの仮想NIC17に対して複数の物理NIC201を対応付ける。
図15は、本実施の形態の管理表15の一例の説明図である。
本実施の形態の管理表15は、仮想NIC17と物理NIC201と区画との対応を示す管理表15−111と、物理NIC201と宛先MACアドレスとの対応を示す管理表15−112とを含む。
管理表15−111は、仮想NIC番号15−51、物理NIC番号15−52及び区画番号15−52を含む。また、管理表15−112は、物理NIC番号15−55及び宛先MACアドレス15−56を含む。
第2の実施形態では、前述の第1の実施の形態と異なり、物理NIC201と宛先MACアドレスの組み合わせをあらかじめ決定しておく。制御プログラム10において、仮想NIC17への通信があった場合は、その通信の宛先のMACアドレスから物理MIC201を選択し、選択された物理NICの中から、仮想NIC17及び区画11に対応する物理NIC201を一つ選択する。そして、選択された物理NIC201に通信情報を送信する。
図16は、ユーザアプリケーション110が物理計算機200の外部にあるクライアント302と通信するときの、ユーザアプリケーション110−1と制御プログラム10との処理のフローチャートである。
区画11−11において、ユーザアプリケーション110−1が仮想NIC17−11を用いて物理計算機200外部のクライアント302−1と通信を開始する。このとき、ユーザアプリケーション110−1は、仮想NIC17−11に対して、クライアント302−1に送信すべき通信情報を送信する(S440)。
制御プログラム10において、仮想NIC制御部13が、仮想NIC17−11が通信情報を受信したことを検出する(S441)。
仮想NIC17−11が通信情報を受信したことを検出した場合は、仮想NIC制御部13は、通信情報に含まれる通信の宛先のMACアドレスを抽出する。そして、管理表15を参照して、抽出されたMACアドレスを含むエントリを選択する(S442)。
具体的には、仮想NIC制御部13は、前述の管理表15−111を参照して、通信の宛先MACアドレスに対応する物理NIC201の情報と、通信元の仮想NIC17及び区画番号との組み合わせを抽出する。
次に、物理NIC選択部14は、抽出された情報を元に物理NIC201が選択されたか否かを判定する(S444)。物理NIC201の選択に成功した場合は、ステップS444に移行する。一方、宛先MACアドレスが管理表に登録されていないなど、物理NIC201の選択に失敗した場合は、ステップS447に移行する。
ステップS445では、物理NIC選択部14が、仮想NIC17−11から受信した通信情報を、選択された物理NIC201に転送する。これによって、ユーザアプリケーション110−1からの通信情報がクライアント302−1に送信される。
次に、ユーザアプリケーション110−1は、このステップS444の通信の応答を受信したか否かによって、通信の成功又は失敗を判定する(S445)。
ユーザアプリケーション110−1は、クライアント302からの応答が期待する結果であった場合は、通信が成功したと判定して、ステップS446に移行する。ステップS446では、ユーザアプリケーション110−1は、クライアント302から期待する応答を受信したので、通信が成功したことを検出し、図16の処理を終了する。
一方、ユーザアプリケーション110−1は、タイムアウト等の要因によって、クライアント302から期待する応答を受信できなかった場合は、ステップS447に移行する。
ステップS447では、ユーザアプリケーション110−1は、クライアント302から期待する応答を受信できなかった、又は、通信の宛先のMACアドレスが登録されていなかった等の理由で通信が失敗したことを検出する。そして、以降の通信復旧処理を実行する。
通信が失敗した場合は、ユーザアプリケーション110−1は、ARPテーブルを更新するために、仮想NIC17−11にARPメッセージをブロードキャストによって送信する(S448)。
制御プログラム10において、ブロードキャスト通信受信部21が、仮想NIC17−11に送信されたブロードキャスト通信を受信する。そして、このブロードキャスト通信を、全ての物理NIC201を介して、ネットワーク300に送信する。そして、ブロードキャスト通信受信部21は、ブロードキャストされたARPメッセージに対する応答を受信すると、受信した内容に基づいて、ARPテーブルを更新すると共に、管理表15を更新する。
なお、ステップS444において、宛先MACアドレスが管理表に登録されていないときは、制御プログラム10は、随時ブロードキャスト通信によってネットワーク300からARPメッセージを受信し、ARPテーブルを作成する。このARPテーブルを元に、管理表を生成する。
以上のように、ユーザアプリケーション110−1は、仮想NIC17を介して通信するときに、通信経路の障害を検出し、障害が発生している場合には、ARPテーブルを更新し、到達不可能な経路に関わる物理NIC201を管理表15から削除する。
この処理について具体的に説明する。
前述の図16の処理において、物理NIC201−1から宛先MACアドレス「00:00:00:00:01:01」であるクライアント302−1への通信経路に障害が発生し、ステップS447において通信失敗を検出したとする。ことのき、ユーザアプリケーション110−1は、全ての物理NIC201を介してARPメッセージをブロードキャストする(ステップS448)。
このブロードキャストの結果、物理計算機200からクライアント302−1への経路は、物理NIC201−2から、ネットワーク300−2を経由する通信経路が検出される(図17参照)。
この結果、管理表設定部16は、受信したメッセージに含まれるMACアドレス情報を用いて、管理表15を更新する(S449)。すなわち、更新前の管理表15(図15)のエントリ15−65を削除し、検出された通信経路に対応するエントリ15−88を追加する。
この更新によって、管理表15は、図18に示す内容に更新される。
その後、ユーザアプリケーション110−1は、この更新された管理表15を用いて、クライアント302−1との通信を再開することができる。
このように、一つの仮想NIC17を複数の物理NIC17に関連付けることによって、仮想NIC17に自動的に物理NIC201を選択して通信することが可能となる。
次に、区画間のFail Overについて説明する。
図19は、Fail Overの処理のフローチャートである。
この図19は、区画11−11に障害が発生したときに、区画11−11で稼働しているユーザアプリケーション110−1の処理を予備区画11−12のユーザアプリケーション110−2に引き継ぐ処理を示す。
まず、区画11−11において稼働しているユーザアプリケーション110−1に障害が発生し、ユーザアプリケーション110−1が動作不能となる(S461)。
このとき、予備区画11−12のユーザアプリケーション110−2は、区画通信部19−2によってユーザアプリケーション110−1の障害を検出する(S462)。
具体的には、ユーザアプリケーション110−1とユーザアプリケーション110−2との間は、区画通信部19−1と19−2とによって、常にハートビート通信をお互い送受信している。ユーザアプリケーション110−2は、ユーザアプリケーション110−1からのハートビート通信が途絶えたことによって、ユーザアプリケーション110−1の障害を検出する。なお、ユーザアプリケーション110−1が障害を自身で検出し、これ以上の稼動が無理であると判定した場合に、予備区画11−12のユーザアプリケーション110−2にアラートを通報することによって、障害を検出してもよい。
次に、ユーザアプリケーション110−2は、ユーザアプリケーション110−1の設定を引き継ぐ。
具体的には、ユーザアプリケーション110−1は、自身の処理の過程や管理者等によって設定が更新されたときに、その更新内容をユーザアプリケーション110−2に通知することによって、常にユーザアプリケーション110−1とユーザアプリケーション110−2とは、設定を同一に保っている。
なお、ユーザアプリケーション110−1が稼動する前に管理者304等によって設定した情報をユーザアプリケーション110−2が保持しておき、この情報を用いて引き継いでも良い。
設定を引き継いだ後は、ユーザアプリケーション110−2は、仮想NIC17−12を用いてクライアント302との通信を開始する。
以上のように、一つの区画11のユーザアプリケーション110に障害が発生した場合にも、予備区画として設定した区画11のユーザアプリケーション110に処理を引き継がせることによって、高信頼化することが可能となる。
このように、本発明の第2の実施の形態では、一つの仮想NIC17を複数の物理NIC201に関連付けることによって、仮想NIC17を用いた通信開始時に、自動的に物理NIC201を選択して通信することが可能となる。この場合、特に、仮想NIC17と物理NIC201との対応を、ARPテーブルを用いて設定するので、管理者による設定を行うことなく、障害時の設定を自動的化することができる。
なお、前述の第1の実施の形態と、第2の実施の形態とを組み合わせて実現してもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態の仮想計算機システムは、サービス区画12を設け、サービス区画において、管理表を管理する。また、第2の実施の形態と同様に、一つの仮想NIC17に複数の物理NIC201を割り当てる。これによって、区画11の間でのFail Overを実現する。なお、前述の第1又は第2の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図20は、本発明の第3の実施の形態の物理計算機200及び仮想計算機システムのブロック図である。
第3の実施の形態では、サービス区画12がブロードキャスト通信受信部21、管理表15及び管理表設定部16を備える。すなわち、サービス区画12において管理表15を管理する。
また、第2の実施の形態と同様に、一つの仮想NIC17に対して複数の物理NIC201を対応付ける。
この管理表15の内容は前述した第2の実施の形態と同様である。すなわち、物理NIC201と宛先MACアドレスの組み合わせをあらかじめ決定しておく。制御プログラム10において、仮想NIC17への通信があった場合は、その通信の宛先のMACアドレスから物理MIC201を選択し、選択された物理NICの中から、仮想NIC17及び区画11に対応する物理NIC201を一つ選択する。そして、選択された物理NIC201に通信除法を送信する。
図21は、ユーザアプリケーション11が物理計算機200の外部にあるクライアント302と通信するときの、ユーザアプリケーション110−1と制御プログラム10との処理のフローチャートである。
区画11−11において、ユーザアプリケーション110−1が仮想NIC17−11を用いて物理計算機200外部のクライアント302−1と通信を開始する。このとき、ユーザアプリケーション110−1は、仮想NIC17−11に対して、クライアント302−1に送信すべき通信情報を送信する(S471)。
制御プログラム10において、仮想NIC制御部13が、仮想NIC17−11が通信情報を受信したことを検出すると、この通信情報を、サービス区画12の仮想NIC17−3に転送する(S472)。
サービス区画12において、管理アプリケーション120が、仮想NIC17−3に通信情報を受信したことを検知する(S473)。
仮想NIC17−3が通信情報を受信したことを検出した場合は、管理アプリケーション120は、通信情報に含まれる通信の宛先のMACアドレスを抽出する。そして、管理表15を参照して、抽出されたMACアドレスを含むエントリを選択する(S474)。
次に、管理アプリケーション120は、抽出された情報を元に物理NIC201が選択されたか否かを判定する(S475)。物理NIC201の選択に成功した場合は、ステップS476に移行する。一方、宛先MACアドレスが管理表に登録されていないなど、物理NIC201の選択に失敗した場合は、ステップS479に移行する。
ステップS476では、管理アプリケーション120が、仮想NIC17−1から受信した通信情報を、選択された物理NIC201に転送する。これによって、ユーザアプリケーション110−1からの通信情報がクライアント302−1に送信される。
次に、ユーザアプリケーション110−1は、このステップS476の通信の応答を受信したか否かによって、通信の成功又は失敗を判定する(S477)。
ユーザアプリケーション110−1は、クライアント302−1からの応答が期待する結果であった場合は、通信が成功したと判定して、ステップS478に移行する。ステップS478では、ユーザアプリケーション110−1は、クライアント302−1から期待する応答を受信したので、通信が成功したことを検出し、図21の処理を終了する。
一方、ユーザアプリケーション110−1は、タイムアウト等の要因によって、クライアント302−1から期待する応答を受信できなかった場合は、ステップS479に移行する。
ステップS479では、管理アプリケーション120は、クライアント302から期待する応答を受信できなかった、又は、通信の宛先のMACアドレスが登録されていなかった等の理由で通信が失敗したことを検出する。そして、以降の通信復旧処理を実行する。
通信が失敗した場合は、ユーザアプリケーション110−1は、ARPテーブルを更新するために、仮想NIC17−11に対してARPメッセージをブロードキャスト通信によって送信する(S480)。このブロードキャスト通信は、仮想NIC17−3に転送される。
サービス区画12において、ブロードキャスト通信受信部21が、仮想NIC17−1から仮想NIC17−3に転送されたブロードキャスト通信を受信する。そして、このブロードキャスト通信を、全ての物理NIC201を介して、ネットワーク300に送信する。そして、ブロードキャスト通信受信部21は、ブロードキャストされたARPメッセージに対する応答を受信すると、受信した内容に基づいて、ARPテーブルを更新すると共に、管理表15を更新する。
以上のように、ユーザアプリケーション110−1は、仮想NIC17を介して通信するときに、通信経路の障害を検出し、障害が発生している場合には、ARPテーブルを更新し、到達不可能な経路に関わる物理NIC201を管理表15から削除する。
このように、本発明の第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、一つの仮想NIC17を複数の物理NIC201に関連付けることによって、仮想NIC17を用いた通信開始時に、自動的に物理NIC201を選択して通信することが可能となる。特に、物理的な構成を加えることなく、サービス区画12の処理によって対応関係を設定するため、コストを低く抑えることができる。
なお、前述の第1の実施の形態と第3の実施の形態とを組み合わせて実現してもよい。
以上のように、本発明による実施の形態は、複数の区画から物理NICを共有しており、サービス区画の管理アプリケーションがFail Overを行っても、サービス区画以外の他区画への通信に影響を与えないため、サーバ統合の効果を低減せずに仮想計算機システムの高信頼化を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態の物理計算機及び仮想計算機システムのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の管理表を更新する処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の管理表の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の設定画面の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の設定画面の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の更新後の管理表の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の物理計算機及び仮想計算機システムのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の優先順位の設定画面の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の優先順位の設定画面の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の更新後の管理表の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の制御プログラムと管理アプリケーションとの処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の管理アプリケーションが管理サーバと通信するときの処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の更新後の管理表の一例の説明図である。 本発明の第2の実施の形態の物理計算機及び仮想計算機システムのブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の管理表の一例の説明図である。 本発明の第2の実施の形態のユーザアプリケーションがクライアントと通信するときのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の更新後の物理計算機及び仮想計算機システムのブロック図である。 本発明の第2の実施形態の更新後の管理表の説明図である。 本発明の第2の実施の形態のFail Overの処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の管理表の一例の説明図である。 本発明の第3の実施の形態のユーザアプリケーションがクライアントと通信するときのフローチャートである。
符号の説明
10 制御プログラム
11−1〜11−2 区画
110−1〜110−2 ユーザアプリケーション
111−1〜111−2 ユーザOS
12 サービス区画
120 管理アプリケーション
121 サービスOS
13 仮想NIC制御部
14 物理NIC選択部
15 管理表
16 管理表設定部
17−1〜17−5、17−11〜17−13 仮想NIC
18−1〜18−2 ブリッジ
19、19−1〜19−2 区画通信部
20 区画通信制御部
200 物理計算機
201−1〜201−2 物理NIC
202 シリアルI/F(インターフェース)
21 ブロードキャスト通信受信部
22 区画制御部
300−1〜300−2 ネットワーク
301−1〜301−2 管理サーバ
302−1〜302−2 クライアント
303 入出力端末
304 管理者

Claims (5)

  1. 制御部と、前記制御部によって実行される制御プログラムを格納する記憶部と、外部装置との通信経路をそれぞれ備える複数の物理インターフェースと、を含み、前記物理インターフェースを介して外部装置に接続される計算機で実行される制御方法であって、
    前記計算機には、前記制御プログラムによって第1の論理区画及び第2の論理区画を含む複数の論理区画が構築され、
    前記第2の論理区画には、それぞれ異なる前記物理インターフェースと対応づけられた複数の第2の仮想インターフェースが設定され、
    前記第1の論理区画には、前記第2の仮想インターフェースと対応づけられた前記物理インターフェースと対応づけられた複数の第1の仮想インターフェースが設定され、
    前記記憶部には、前記物理インターフェースと前記第1の仮想インターフェース及び前記第2の仮想インターフェースとの対応関係と、前記第2の論理区画と前記外部装置との通信に用いられる前記複数の第2の仮想インターフェースの優先順位と、を示す管理情報が格納されており、
    前記制御部は、前記制御プログラムを実行することによって、
    前記第1の仮想インターフェース又は第2の仮想インターフェースによって受信された前記外部装置への通信データを取得し、
    前記管理情報を参照して、前記外部装置への通信に使用する前記物理インターフェースを選択し、
    前記第2の論理区画と前記外部装置との通信に使用されている通信経路に障害が発生した場合は、前記管理情報を参照して、当該障害が発生した通信経路を備える前記物理インターフェースとは異なる前記物理インターフェースと対応づけられた前記第2の仮想インターフェースのうち、前記優先順位が最も高い前記第2の仮想インターフェースに変更することを特徴とする計算機の制御方法。
  2. 前記第2の論理区画において、前記第2の仮想インターフェースと前記物理インターフェースとの通信を中継するブリッジが設定されており、
    前記第2の論理区画において、前記送信された通信データが、前記第2の仮想インターフェースに対応するブリッジを介して、前記物理インターフェースに送信されることを特徴とする請求項1に記載の計算機の制御方法。
  3. 前記第2の論理区画は、仮想制御部と前記通信経路を管理する管理プログラムとを備え、
    前記仮想制御部は、前記管理プログラムを実行することによって、前記外部装置と通信して、前記外部装置との通信経路の障害の有無を検出することを特徴とする請求項1に記載の計算機の制御方法。
  4. 前記外部装置は、前記第1の論理区画又は前記第2の論理区画と通信し、
    前記制御部は、
    前記通信の結果、前記計算機に含まれる構成要素の障害の有無を検出することを特徴とする請求項1に記載の計算機の制御方法。
  5. 前記第1の論理区画は、ユーザプログラムを備え、
    前記制御部は、前記ユーザプログラムを実行することによって、
    前記管理情報を参照し、
    前記参照の結果、前記外部装置との通信に使用する前記第2の仮想インターフェースを選択することを特徴とする請求項1に記載の計算機の制御方法。
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