JP4540898B2

JP4540898B2 - Absorbent articles for attaching auxiliary pads

Info

Publication number: JP4540898B2
Application number: JP2001276337A
Authority: JP
Inventors: 聡水谷; 孝一八巻; 祐樹野田
Original assignee: Uni Charm Corp
Current assignee: Uni Charm Corp
Priority date: 2001-05-22
Filing date: 2001-09-12
Publication date: 2010-09-08
Anticipated expiration: 2021-09-12
Also published as: JP2003038564A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、補助パッドを着脱自在に取り付けることが可能な補助パッド取り付け用吸収性物品に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、体液を吸収する女性用衛生用品として、吸収体を内包させたシート状の吸収性物品が広く使用されている。このようなシート状の吸収性物品のうち、特に、需要の高い生理用ナプキンに関しては、経血のモレ防止を図るべく、多大なる努力が払われている。
【０００３】
経血モレ防止効果の高い生理用ナプキンとしては、例えば、実開昭５８−１９１０２０号公報や実開昭５８−４３４３０号公報において、着用者の陰唇付近と接触する部分に隆起物を形成し、凹形状を有する陰唇部に対して生理用ナプキンの密着性を高めたものが開示されている。
【０００４】
また、特表平１０−５０４４８６号公報においては、肌当接面側に円柱状又は円筒状の吸収層を横向きに倒した状態で接合し、当該吸収層を着用者の動作に追従しやすくして、着用者の陰唇部分へのフィット性を向上させた生理用ナプキンが提案されている。
【０００５】
しかしながら、生理期間全体を通じて経血の排泄量は一定ではなく、ばらつきがあることから、上述のような従来例では、経血の排泄量の少ない時期には徒に着用者に異物感を与えるだけであるという問題がある。
【０００６】
一方、厚さ寸法が１〜４ｍｍのいわゆる超薄型の生理用ナプキンは、快適な着用感を提供することができるものの、陰唇部分へのフィット性が低いことから、経血の排泄量が多いときには、経血のモレに対して不安感を与えてしまう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の生理用ナプキンでは、経血の排泄量が多い場合若しくは少ない場合のいずれかの場合において好適であるというだけにすぎず、経血排泄量の変化に柔軟に対応して生理期間全体をカバーすることができるというものではない。
【０００８】
この点、特開平１０−１２７６９２号公報において、生理用ナプキンと併用して使用する棒状の補助吸収体が提案されている。この補助吸収体は、臀部の谷間とナプキンの間の空間を埋めて経血のモレ防止効果を高めたものであり、経血の排泄量が多いときに補足的に使用することが可能である。このため、着用者は好適な生理用ナプキンの選択、という煩わしさからは開放されることとなる。
【０００９】
しかし、経血が付着している臀部に直接挟み込むなど、装着が面倒であり、特に、この補助吸収体を粘着剤によりナプキンに止着する場合には、ナプキンに対する的確な止着位置の把握が難しいため、的確な位置に止着できずにフィット性が低下して、モレ防止効果を十分に発揮できないおそれもある。
【００１０】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、生理期間全体を通じて対応可能であって、取り扱いが容易な女性用衛生用品を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決すべく、本発明においては、吸収性物品の体液吸収能等の機能を補完する補助パッドを吸収性物品に対して着脱自在とすると共に、当該補助パッドを取り付ける際にその取り付け位置をガイドする案内要素を吸収性物品に付与したことを特徴とする。
【００１２】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【００１３】
（１）吸収性物品の体液吸収能等の補助を行う補助パッドを取り付けるための吸収性物品であって、着用者が着用する際に当該着用者の身体側に向く身体側面に、前記補助パッドの取り付け位置を案内する案内要素が具備されていることを特徴とする補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００１４】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、体液（特に経血）の吸収等の機能を補完する補助パッドが着脱可能となっていると共に、身体側面に補助パッドの取り付け位置をガイドする案内要素が形成されている。このため、着用者は補助パッドを補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けるか否かを選択することができ、補助パッドを取り付けることを選択した場合には、前記案内要素を目安として、補助パッドを適切な位置に接着固定することができる。
【００１５】
ここで、生理とは約１週間程度継続するものであるが、上述のように常に一定量の経血が排泄されるものではない。具体的には、生理開始日から３日目あたりまでは経血の量は多く、約７０％の経血が排泄されるが、それ以降においては、残りの約３０％ほどの経血がなだらかに排泄されることとなる。
【００１６】
このように経血の排泄量は変化することから、これに伴って着用者にとって最適な生理用ナプキンも必然的に異なってくる。しかしながら、このような生理用ナプキンを適宜選択して購入し、これを使い分けるということは、着用者にとって非常に煩わしく、心因的な負担もかかる。
【００１７】
この点、本発明は、経血の排泄量が多い期間においては、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成された案内要素に従って補助パッドを取り付ければよく、それ以外の期間においては補助パッドを取り付けることなく補助パッド取り付け用吸収性物品をそのまま使用すればよい。また、上記補助パッド取り付け用吸収性物品を厚さ寸法が１〜４ｍｍの薄型タイプのものとすることにより、経血の排泄量の少ない期間において好適な着用感を得ることができる。
【００１８】
このように、本発明によれば、経血の排泄量の変化に応じて異なってくる着用者の要請に柔軟に対応することが可能なのであり、着用者は、排泄量の多少に対応可能とするために予め様々な衛生用品を購入しておき適宜これを使い分ける、という煩わしさから開放され、容易に好適な衛生用品を使用することができることとなる。
【００１９】
（２）前記案内要素は、前記補助パッド取り付け用吸収性物品上で長手方向の中心線を対称軸とした線対称に設けられていることを特徴とする（１）記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００２０】
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、補助パッドの取り付け位置をガイドする案内要素が、長手方向の中心線を軸として、左右対称の一対の線として設けられている。このため、着用者は、補助パッドの長手方向における両側縁をその案内要素に沿うようにして補助パッドを取り付けることにより、補助パッド取り付け用吸収性物品上の適切な位置に補助パッドを取り付けることが可能となる。
【００２１】
このように、本発明によれば、着用者は的確かつ迅速に補助パッドを補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けることができるので、容易に経血のモレ防止効果の高い衛生用品とすることができる。
【００２２】
（３）前記案内要素は、前記補助パッド取り付け用吸収性物品上で長手方向の中心線を長径とした楕円形形状の連続線又は断続線であることを特徴とする（１）又は（２）記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００２３】
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、案内要素は上述の（２）のように左右対称な一対の線ではなく、連続線又は断続線となっている。このため、着用者は、この連続線又は断続線の内側の領域内に収まるようにして補助パッドを取り付ければよいため、補助パッドの取り付けを一層容易化することができる。
【００２４】
特に後述する（５）のように複数の案内要素が形成されている場合においては、案内要素が一対の線であるときは、対になっているものはどれなのかを確認しなければ取り付け位置を誤ってしまうおそれがあるが、補助パッドの取り付けが可能な領域を連続線や断続線からなる案内要素で囲むようにして示す本発明においては、取り付け位置を容易に把握できるため、補助パッドの取り付け位置を誤る危険性が極めて低いのである。
【００２５】
「連続線」及び「断続線」は「補助パッドの寸法とほぼ同寸法」〜「取り付けられた補助パッドより約３．０ｍｍはみ出す程度の寸法」とするのが好ましい。この範囲の内、陰唇との位置関係を考慮した上で特に好ましい寸法は、補助パッドの寸法より約１．０〜３．０ｍｍはみ出す程度の寸法である。
【００２６】
（４）前記案内要素は、前記補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成された圧搾線、圧搾溝、着色シート又は印刷シートから成ることを特徴とする（１）から（３）いずれか記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００２７】
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品は、補助パッドの取り付け位置をガイドする案内要素が、圧搾線、圧搾溝、着色シート又は印刷シートのいずれかにより構成されている。
【００２８】
案内要素を圧搾線や圧搾溝で構成する場合には、圧搾することにより形成される圧搾されていない部分と異なる模様を、補助パッドを取り付ける位置として着用者が視認可能であることに加え、補助パッドに吸収された経血が補助パッドから補助パッド取り付け用吸収性物品に流出したとしても、圧搾線や圧搾溝の存在が経血の拡散を抑制するという効果も有することとなる。
【００２９】
このような圧搾線や圧搾溝は、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に位置する液透過性の表面側シートとその反身体側に位置する吸収体とを一体的に成型することにより形成される。
【００３０】
なお、案内要素としての圧搾線や圧搾溝の幅寸法は、視認できる範囲に設定されることが必要であり、好ましくは後述の（６）や（７）の寸法とするのがよい。
【００３１】
案内要素が着色シートや印刷シートで構成されている場合には、補助パッドの取り付け適切領域と不適切領域とが互いに異なる色となる。このため、着用者は両者を容易に識別することができるようになるので、補助パッド取り付け作業の一層の迅速化が図れる。
【００３２】
「着色シート」や「印刷シート」には、親水性であり水はけの良い材料を使用することができる。例えば、親水性処理を施した合成繊維より成るサーマルボンド不織布が例として挙げられる。この不織布にはセルロース繊維を３０％以下の範囲で混合しても良い。
【００３３】
着色方法としては、繊維の原材料樹脂に着色剤を混合して繊維自体を着色する方法、シートに顔料を印刷する方法、ホットメルト接着剤に顔料を混合したものをシートに転写する方法等が挙げられる。
【００３４】
色調は、青、緑、黄色、オレンジ、紺等とするのが好ましい。これは、清潔性を考慮したものである。
【００３５】
（５）前記案内要素は、複数個具備されており、前記補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成された圧搾線、圧搾溝、着色シート、印刷シートから成る群から選ばれる同種のもの、若しくは前記群より選ばれる一以上のものであって異種のもの同士が組み合わされたもの、であることを特徴とする（１）から（３）いずれか記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００３６】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、複数の案内要素が各々異なる位置に設けられている。このため、着用者が異なる大きさの補助パッドを使用しても、それぞれの大きさに対応した案内要素に従って、当該補助パッドを取り付けることができる。
【００３７】
着用者が上記衛生用品を生理用品として選択的に使用するケースとしては、以下の場合が考えられる。すなわち、▲１▼生理サイクルに伴う経血の排泄量の変化、▲２▼着用中の動作による経血のモレ傾向の変化（例えば、就寝時では経血は背部へと伝いモレしやすい傾向がある等）、▲３▼一定の経験による経血の排泄量の変化（例えば、出産経験者は出産未経験者に比べて経血の排泄量が多い等）、▲４▼加齢による体型の変化（例えば、３０歳以上になると新陳代謝の衰えと共に特に臀部が下がる傾向があり、製品への接触位置が異なってくる等）などが挙げられる。
【００３８】
このように、経血の排泄量やモレの生じ方は一様ではないことから、着用者が体感的に抱く安心感は、経血の排泄量や体型等に応じて異なってくることとなる。このため、体液吸収能を異ならしめるように、補助パッドの大きさは複数あるのが好ましく、また、異なる経血の流れ方向と体型によるサイズインプレッションに対応するために補助パッドの取り付け位置も複数あるのが好ましい。
【００３９】
この点、本発明によれば、複数の案内要素が設けられているので、共通の補助パッド取り付け用吸収性物品を使用していても、異なる大きさの補助パッドを使用したり、その取り付け位置を変更したりすることにより、当該補助パッド取り付け用吸収性物品の性能に対して微妙な調整をすることが可能になる。
【００４０】
補助パッドの大きさとしては、経血の排泄量の変化に対応可能とするために、少なくともスモールサイズ／ラージサイズの２種類あるのが好ましく、スモールサイズ／ミディアムサイズ／ラージサイズの３種類あるのがより好ましい。
【００４１】
具体的な補助パッドの全長は、スモールサイズであれば６０〜８０ｍｍ、ミディアムサイズであれば８０〜１２０ｍｍ、ラージサイズであれば１１０〜１５０ｍｍの範囲で設定されるのがよい。
【００４２】
このような多様な補助パッドに対応できるように、補助パッド取り付け用吸収性物品に設けられる案内要素も、少なくとも２個、若しくは３個形成されることとなる。
【００４３】
そして、この案内要素の寸法は、上記のような補助パッドの寸法に適合するように、「補助パッドの全長と同程度の寸法」〜「補助パッドの全長より約３ｍｍはみ出す程度の寸法」の範囲内で設けるようにするのが好ましい。具体的には、補助パッドの全長が６０〜８０ｍｍの長さ寸法を有する場合の案内要素は、「６０乃至６３」〜「８０乃至８３」ｍｍ、補助パッドの全長が８０〜１２０ｍｍの長さを有する場合の案内要素は、「８０乃至８３」〜「１２０乃至１２３」ｍｍ、補助パッドの全長が１１０〜１５０ｍｍである場合の案内要素は、「１１０乃至１１３」〜「１５０乃至１５３」ｍｍの範囲とするのがよい。この結果、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面には相似形の複数の放物線が形成されることとなる。
【００４４】
なお、案内要素の、幅寸法は、補助パッドの好ましい幅寸法が１５〜６０ｍｍの範囲であることから、「補助パッドの幅寸法と同程度の寸法」〜「補助パッドの幅寸法より約３ｍｍはみ出す程度の寸法」の範囲内で設けるようにするのが好ましい。具体的には、「１５乃至１８」〜「６０乃至６３」ｍｍの範囲とするのがよい。
【００４５】
補助パッド取り付け用吸収性物品全体の大きさとしては、上述のような補助パッドを取り付けるのに十分な大きさとする必要がある。具体的には、１３０〜３５０ｍｍの全長を有する範囲であり、好ましくは１９０〜３００ｍｍの範囲であり、特に好ましくは２１０〜２６０ｍｍの範囲である。また、補助パッド取り付け用吸収性物品の幅寸法は、６０〜１２０ｍｍの範囲（ウイングが付いている場合には、これを除く）が好ましく、６５〜１００ｍｍの範囲がより好ましい。
【００４６】
経血の流れる方向に応じて案内要素の位置を変動する場合としては、例えば、就寝時のように過度に臀部後方への経血のモレが生じやすい場合が挙げられる。このような場合には、案内要素を後方域（装着時に着用者の肛門近傍に接する領域）に形成して、後方への経血もれに対応可能とする。具体的には、補助パッド取り付け用吸収性物品の長さを２５０〜３５０ｍｍとして尾てい骨近傍にまで届くような長さとし、このような補助パッド取り付け用吸収性物品の後方域に案内要素を設けるようにする。なお、幅寸法は着用感を損なわないように、６０〜１２０ｍｍの範囲で形成するのが好ましい。
【００４７】
複数の案内要素は、全て同種のものにより構成する（例えば全案内要素を圧搾線のみで構成する等）ほか、異種のものを適宜組み合わせて構成する（例えば圧搾線と圧搾溝とを組み合わせて案内要素を構成する等）ことも可能である。
【００４８】
（６）前記圧搾線の幅寸法は、１．０〜５．０ｍｍであることを特徴とする（４）又は（５）記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００４９】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、圧搾線の幅寸法は１．０〜５．０ｍｍ程度の範囲となっているので、着用者がこの圧搾線を視覚的に判別しやすくなっている。このため、着用者は補助パッドの取り付け位置を容易に把握することができる。
【００５０】
（７）前記圧搾溝における凹部の間隔寸法は、０．５〜１．５ｍｍであり、凸部の間隔寸法は０．５〜１．５ｍｍであることを特徴とする（４）又は（５）記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００５１】
このような本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品によれば、案内要素である圧搾溝の凹部の間隔寸法が０．５〜１．５ｍｍ、凸部の間隔寸法が０．５〜１．５ｍｍとなっている。このため、着用者は圧搾溝を視覚的に把握しやすく、補助パッドの補助パッド取り付け用吸収性物品への取り付け作業が容易となる。
【００５２】
（８）前記着色シートは、補助パッド取り付け用吸収性物品に視認可能に内包されていることを特徴とする（４）又は（５）記載の補助パッド取り付け用吸収性物品。
【００５３】
本発明によれば、着色シートは補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に配置されるのではなく、補助パッド取り付け用吸収性物品内に内包されている。具体的には、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側に位置する液透過性の表面側シートと当該表面側シートの反身体側に位置する吸収体との間に配置される。
【００５４】
このため、表面側シートの身体側面に着色シートが配置された場合のように、装着中に生じる着圧や擦れにより着色シートが表面側シートから一部剥がれてシワを生じてしまったり、着色シート同士が重なり合ってしまったりすることがなく、着色シートが表面側シートの液透過性能を阻害するという事態が防止され。
【００５５】
なお、本発明においては、着用者は、液透過性の表面側シートを透かして着色シートの色を認識することとなる。このため、液透過性の表面側シートの色は白色とし、その反身体側に位置する着色シートの色に影響を及ぼさないようにすることとなる。
【００５６】
（９）（１）から（８）記載の補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付ける補助パッドであって、前記補助パッド取り付け用吸収性物品が具備する案内要素に対応する被案内要素を有することを特徴とする補助パッド。
【００５７】
本発明に係る補助パッドによれば、案内要素を有する補助パッド取り付け用吸収性物品に対応して、被案内要素を具備する。この被案内要素は、補助パッドを補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けられるものであればよく、代表的なものとしては粘着剤が挙げられる。
【００５８】
この粘着剤を塗布する領域は特に限定されるものでないが、例えば帯状の形態の補助パッドである場合には、補助パッド取り付け用吸収性物品と接する面側に全面、筋状、網目状、ドット状等に塗布すればよく、又は粘着剤を前述した模様に塗布した粘着剤付きシートを貼着するようにしても構わない。
【００５９】
粘着剤を塗布するためのシートとしては、フィルム、薄葉紙、不織布シート等を使用することが可能である。粘着剤が塗布されたシートは、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に形成される案内要素の設定域と同等、若しくは案内要素の設定域を超えない範囲内の寸法で形成される。
【００６０】
粘着剤の粘着力は、ピクマータツクテスターによる計数値が少なくとも１００００Ｐａであり、好ましくは１００００〜５００００Ｐａの範囲の粘着力で設けることが好ましい。このような範囲の粘着力を持たせることにより、使用中の脱落の危険性が防止される。
【００６１】
粘着剤としては塗布安定性も考慮すると、感圧型ホットメルト粘着剤を用いることが好ましい。塗布安定性が高い感圧型ホットメルト粘着剤としては、ＳＥＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体）を１５〜２５質量％、可塑剤を１５〜３５質量％、粘着付与剤を４０〜７０質量％で溶融混合したものが挙げられる。この感圧型ホットメルト粘着剤については、酸化防止剤、蛍光防止剤などを０．１〜１．０質量％の範囲で添加してもよい。得られた粘着剤は、５０〜１５０ｇ／ｍ^２の目付範囲でホットメルトアプリケータによりコートされる。
【００６２】
（１０）前記補助パッドは帯状若しくは平坦状の補助パッドであることを特徴とする（９）記載の補助パッド。
【００６３】
本発明に係る補助パッドによれば、その形態が帯状若しくは平坦状の形態をなしている。
【００６４】
このような補助パッドのサイズとしては、少なくとも陰唇付近に適応するサイズが必要であり、好ましくは長手方向における全長寸法が６０〜１５０ｍｍの範囲、より好ましくは８０〜１３０ｍｍの範囲とするのがよい。
【００６５】
補助パッドが帯状の場合には、短手方向の寸法は１５〜６０ｍｍの範囲が好ましく、２５〜４０ｍｍの範囲がより好ましい。また、高さ寸法は、５〜３０ｍｍの範囲が好ましく、１０〜２０ｍｍの範囲がより好ましい。
【００６６】
なお、本発明において「帯状」とは、補助パッドを身体側面から見て、長手方向に帯状となっていることをいい、その断面の形状は円、楕円、三角、四角、それ以上の多角形等、着用者の陰唇に着用者の陰唇に好適に密着するものであればよい。
【００６７】
（１１）前記平坦状の補助パッドは、補助パッド取り付け用吸収性物品が具備する案内要素と当該案内要素に対応する前記平坦状の補助パッドが具備する被案内要素とをそれぞれ合致させた場合に、平坦状の補助パッドに余剰ができるように当該補助パッドの大きさが設定されており、使用の際に折り曲げられて前記補助パッド取り付け用吸収性物品に取り付けられるものであることを特徴とする（１０）記載の補助パッド。
【００６８】
本発明に係る補助パッドによれば、補助パッド取り付け用吸収性物品における案内要素の間隔寸法よりも、補助パッドにおける被案内要素の間隔寸法のほうが長くなっている。このため、補助パッドを取り付ける際には、身体側に凸になるように補助パッドは折り曲げられることとなる。
【００６９】
このように、補助パッドは折り曲げられてから取り付けられるため、以下のような効果を有することとなる。即ち、▲１▼補助パッドが予め陰唇の向きに沿った形態となっているため、陰唇の形状に沿って流出する経血の流れに事前に対応していることとなる。▲２▼単に折り曲げられることにより凸部が形成されているため、着圧により着用者の陰唇形状に応じて好適に変形させることができる。▲３▼仮に補助パッドの取り付け位置を誤った場合（例えば少し傾いた状態で取り付けられた場合等）であっても、着用者が着用感の悪さを容易に察知することができるため、着用者に対して直ちに位置修正を仕向けることとなる。
【００７０】
平坦状の補助パッドは、折り曲げられたときの底辺の幅寸法が２５〜４０ｍｍの範囲とするのが好ましい。この場合において、頂部における最大高さ寸法は、１０〜２０ｍｍの範囲で変位するように設定される。
【００７１】
本発明における補助パッドの被案内要素が粘着剤である場合には、折り曲げた補助パッドの内側壁面の側縁部近傍に粘着剤の塗布領域を設けると共に、当該粘着剤の塗布領域が補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に向くように補助パッドを更に折り曲げるのが好ましい（図４参照）。このようにすることにより、補助パッドを折り曲げて取り付けるという操作中に粘着剤同士が不意に接着することを防止でき、また、塗布領域が補助パッド取り付け用吸収性物品に接触し易くなる。
【００７２】
粘着剤を塗布するための領域は、補助パッドの少なくとも両側縁付近に設けられ、幅が１〜５ｍｍ、長さ寸法が少なくとも１０ｍｍ以上、好ましくは３０〜１２０ｍｍ、更に好ましくは４０〜９０ｍｍの範囲で、折り曲げられた補助パッドの長手方向の全端に至る寸法で塗布される。
【００７３】
なお、二つ折りにした内面側同士を予め互いに接着剤により接合しておき、着用者により折りの位置にばらつきが生じるのを未然に防止することも可能である。
【００７４】
（１２）前記平坦状の補助パッドは、折り曲げ位置を指示する折り曲げ誘導要素が設けられていることを特徴とする（１１）記載の補助パッド。
【００７５】
本発明に係る補助パッドによれば、補助パッドを折り曲げる位置に折り曲げ誘導要素が配されている。このため、着用者はこの折り曲げ誘導要素に沿って容易に補助パッドを折り曲げることができる。
【００７６】
「折り曲げ誘導要素」は、補助パッドを折り曲げたときに、当該折り曲げられた状態の補助パッドが着用者の陰裂にはまり込みやすいように、その折り曲げ位置を指示するものであり、折り曲げられた補助パッドが着用者の陰裂にはまり込みやすいような折り曲げ位置を示すものであれば、補助パッド上のいかなる位置に描かれていてもよい。
【００７７】
その好適な例としては、例えば、長手方向の略中心線部分にラインが引かれたようなものであってもよく、あるいは短手方向の略中心線部分にラインが引かれたものであってもよい。この部分において、上記目的、作用、効果を発し得る以上は、上記の中心線がずれていてもよく、また、着用者の陰唇形状に応じてアンバランスに設けられていてもよい。好適な実施形態では、それは補助パッドの中央域、より好ましくは縦中心線に沿って設けられる。
【００７８】
折り曲げ誘導要素は、単なるラインが引かれたものだけでなく、予め折り癖をつけたものであってもよく、線又は破線による切れ目線を付けて頂部の強度を弱めたり、頂部を中心として幅寸法が１〜５ｍｍの範囲で間隔を置いて分割された吸収体を配置することにより形成することもできる。なお、折り曲げ誘導要素は一条の連続するものとしてもよく、間欠にしたものとしてもよい。
【００７９】
このような折り曲げ誘導要素の存在により、補助パッドは、折り曲げ誘導要素に沿って容易に折り曲げられるため、補助パッド取り付け用吸収性物品への取り付け作業の迅速化を図ることができる。
【００８０】
（１３）前記補助パッドは肌当接面に粘着剤が塗布されていることを特徴とする（９）から（１２）いずれか記載の補助パッド。
【００８１】
本発明に係る補助パッドによれば、肌当接面に粘着剤が塗布されている。このため、着用者の臀部に補助パッドを密着させることが可能となり、着用者の急激な体勢変化によっても、補助パッドと身体との間に空隙が生じることを防止することができる。従って、着用者はその行動を制限されることなく、安心して自由な活動をすることができるようになる。
【００８２】
この粘着剤は、肌に対して接着可能であり、その一方で過度な接着強度を与えるものであってはならない。具体的には、粘着剤の粘着力が、ステレンス板上に荷重３０００Ｐａのローラでポリエステルフィルム上に載せた粘着剤を圧着した後、引張速度１００ｍ／ｍｉｎで１８０度剥離強度を測定した値が１００〜２０００ｍＮ、せん断力が３０００〜１５０００ｍＮの範囲であるが好ましい。これは、肌への負担を考慮したものである。
【００８３】
本発明において使用可能な粘着剤としては、水溶性高分子、架橋剤、可塑剤、水分から成るゲル粘着剤等が挙げられる。より具体的には、水溶性高分子の例として、ゼラチン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルアルコール、カルボキシルメチルセルロース等が、架橋剤の例として、塩化カルシウム、硫酸マグネシウムのような水溶性金属塩が、可塑剤の例として、グリセリン、ワックス、パラフィン等が挙げられる。
【００８４】
この他にも、感圧型ホットメルト粘着剤も使用することができる。感圧型ホットメルト粘着剤は、スチレン−エチレン・ブタジエン−スチレンブロック共重合体（ＳＥＢＳ）、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体（ＳＩＳ）、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体（ＳＢＳ）、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体（ＳＥＰＳ）のような合成ゴム樹脂を主たる成分とし、そこにテルペン樹脂、ロジン樹脂などの粘着付与剤とワックス等の可塑剤を溶融混合することによって得られる。
【００８５】
更には、シリコーン樹脂系粘着剤も使用することが可能である。シリコーン樹脂系粘着剤としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂を主たる成分とし、白金、モリブデン、アンチモン等の金属塩等の架橋剤、エステル系ワックス、グリセリン、マシンオイル等の可塑剤を混合して成る混合物などが挙げられる。
【００８６】
このように本発明に使用可能な粘着剤は多種類存在するが、塗布安定性をも考慮すると、感圧型ホットメルト粘着剤を用いることが好ましい。塗布安定性が高い感圧型ホットメルト粘着剤としては、ＳＥＢＳを１５〜２５質量％、可塑剤を１５〜３５質量％、粘着付与剤を４０〜７０質量％で溶融混合したものが挙げられる。この感圧型ホットメルト粘着剤については、酸化防止剤、蛍光防止剤などを０．１〜１．０質量％の範囲で添加してもよい。
【００８７】
また、上記粘着剤を塗布する際に窒素ガスを送り込み、窒素ガスと粘着剤とを混合させて発泡性粘着剤とすることにより、粘着剤に弾力感を持たせ、肌に与えるストレスを低減することも可能である。
【００８８】
（１４）（１）から（８）記載の補助パッド取り付け用吸収性物品と、前記補助パッド取り付け用吸収性物品が具備する案内要素に対応する被案内要素を有する補助パッドと、から成り、前記補助パッド取り付け用吸収性物品及び前記補助パッドは、それ自体独立して使用することができるものであると同時に、両者を自由に組み合わせて使用できるものである衛生用品。
【００８９】
本発明によれば、補助パッド取り付け用吸収性物品とそれに取り付けるための補助パッドとが一組のセットとなっている。このため、着用者は、本発明に係る衛生用品セットを持ってさえいれば、その場その場で最適な衛生用品を構築することができる。
【００９０】
この結果、着用者は、様々な衛生用品を予め購入しておくという購入時の煩わしさと、その場その場で最適なものを選り分けるという使用時の煩わしさとの双方から開放されることとなる。
【００９１】
（１５）前記補助パッドは、体液吸収能が異なる複数のものから成り、前記案内要素は前記補助パッドの数に応じて設けられていることを特徴とする（１４）記載の衛生用品。
【００９２】
本発明によれば、大きさの異なる複数の補助パッドと、それに対応して複数の案内要素を有する補助パッド取り付け用吸収性物品とが、一組のセットとなっている。このため、着用者はその日の体液の排泄量、あるいは、自己の体型や経血のモレ傾向に応じて微妙な調整が可能となる。
【００９３】
このように、本発明に係る衛生用品セットは、既成の吸収性製品と異なり、多様化された性能を有する衛生用品として利用することができるのである。
【００９４】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の補助パッド取り付け用吸収性物品の一実施形態について、図を参照しつつ説明する。
【００９５】
［本実施形態の基本構成］
＜補助パッド取り付け用吸収性物品（生理用ナプキン）＞
まず、本実施形態における補助パッド取り付け用吸収性物品としての生理用ナプキンについて説明する。図１は本実施形態に係る生理用ナプキン１を示す概略上面図であり、図２は図１におけるＡ−Ａ視断面図である。
【００９６】
図１に示されるように、本実施形態に係る生理用ナプキン１は、その外観形状は、実質的に縦長の平坦形状を有している。そして、身体側面１１ａには、長尺状の圧搾溝１５が長手方向に沿って二つ形成されている。この圧搾溝１５が、ここには図示しない補助パッドの取り付け位置の目安となる案内要素となっている。
【００９７】
この生理用ナプキン１は、図２に示されるように、身体側面に配置された液体を透過する液透過性の表面側シート１１と、反身体側面に配置された液体を透過しない液不透過性の裏面側シート１２とにより、体液（特に経血）を吸収する平坦状の吸収体１３を挟み込み、液不透過性の裏面側シート１２の衣服側面に、下着に固定するための粘着剤１４が塗布された構造となっている。
【００９８】
生理用ナプキン１の身体側面には、液透過性の表面側シート１１と吸収体１３とを一体的に成型して成る圧搾溝１５が形成されている。これにより、補助パッド（図示せず）の側縁部を圧搾溝１５に合わせて位置合わせすることができるため、着用者にとって補助パッドの取り付け作業が迅速かつ確実なものとなる。
【００９９】
＜補助パッド＞
次に、本実施形態に用いられる補助パッドについて説明する。図３は本実施形態の補助パッド２を示す概略上面図であり、図４は折り曲げた補助パッド２を示す図３（Ｂ）におけるＢ−Ｂ視断面図である。
【０１００】
補助パッド２の外観形状は、生理用ナプキン１に取り付けられる前においては、図３（Ａ）に示されるように平坦状となっている。そして、その中央には折り曲げ誘導要素である切れ目線２６が配されている。このため、着用者は、この切れ目線２６に従って補助パッド２を容易に折り曲げることができ、これにより、図３（Ｂ）に示されるような凸領域２ａが形成されることとなる。
【０１０１】
補助パッド２は、図４に示されるように、経血などの体液を吸収する吸収体２３と、この吸収体２３の全体を包み込むように覆う液透過性のカバーシート２１とを備え、上面側が着用者の肌に接触する肌当接面とすると共に下面側を生理用ナプキンに取り付ける取付面としている。
【０１０２】
この取付面には、生理用ナプキン（図示せず）に補助パッド２を止着するための非案内要素である粘着剤２４が、両側縁部近傍の長手方向に沿った２個所において塗布されている。この粘着剤２４は、上述の切れ目線２６に従って身体側に凸になるように補助パッド２を折り畳んだときに、凸領域２ａ以外の領域である平坦領域２ｂの反身体側面に位置することととなる。このため、粘着剤２４は生理用ナプキンに接触し易く、且つ粘着剤２４同士が接着してしまう危険性が軽減されている。
【０１０３】
＜生理用ナプキンと補助パッドの取り付け状態＞
次に、上述の生理用ナプキン１に補助パッド２を取り付けて使用する場合の取り付け状態について説明する。図５は補助パッド２を生理用ナプキン１に取り付けた状態を示す概略斜視図であり、図６は図５におけるＣ−Ｃ視断面図である。
【０１０４】
補助パッド２は、図５に示すように、下着に固定させる生理用ナプキン１の身体側面に取り付けられ、この状態で着用者に使用される。
【０１０５】
生理用ナプキン１の身体側面においては、図６に示されるように、二つの圧搾溝１５が形成されていることから、着用者は補助パッド２の左右両側端を各々圧搾溝１５に合わせることにより、粘着剤２４を介して生理用ナプキン１に補助パッド２を容易に取り付けることができる。
【０１０６】
［生理用ナプキンの案内要素］
次に、生理用ナプキンの身体側面に形成される案内要素について説明する。図７（Ａ）は左右対称の一対の案内要素３５が形成された生理用ナプキン３０を示す上面図であり、図７（Ｂ）は連続線である案内要素４５が、図７（Ｃ）は断続線である案内要素４５が形成された生理用ナプキン４０を示す上面図である。また、図８は表面側シート５１とは異なる色を有する着色シート５５を備えた生理用ナプキン５０を説明するための説明図であり、図９は複数の案内要素６５が形成された生理用ナプキン６０を示す上面図であり、図１０は複数の案内要素７５が形成されたウイング７７付き生理用ナプキン７０を示す上面図である。
【０１０７】
＜案内要素の形態＞
図７（Ａ）においては、液透過性の表面側シート３１上に長手方向の中心線を軸として左右対称となる３５ａと３５ｂの二本線から成る案内要素３５が設けられている。この場合には、補助パッド（図示せず）の両側縁を一対の二本線３５ａ及び３５ｂに沿うようにして補助パッドを取り付けることとなる。
【０１０８】
一方、図７（Ｂ）のように、液透過性の表面側シート４１上に連続線として案内要素４５を形成した場合には、着用者は案内要素４５の内側に形成される領域４５ｃに収まるように補助パッド（図示せず）を取り付けることになる。このため、図７（Ａ）と比較して、補助パッドの取り付け位置が着用者に対して明確となっている。
【０１０９】
なお、案内要素４５は、補助パッドの取り付け位置である領域４５ｃを示すことができるものであれば連続線に限られるものではなく、図７（Ｃ）のように断続線であっても構わない。
【０１１０】
＜着色シート＞
案内要素を、着色シートで構成する場合には、図８（Ａ）に示されるように、液透過性の表面側シート５１と吸収体５３との間に、表面側シートとは異なる色で着色された着色シート５５を配置させる。この場合には、表面側シート５１は白色であるため、図８（Ｂ）に示されるように、着色シートの部分が身体側面から視認することができる。このようにすることにより、着用者には色の相違によって、補助パッド（図示せず）の取り付け位置を容易に把握することができる。
【０１１１】
＜複数の案内要素＞
案内要素は、経血の排泄量の多少や着用者の体型に合わせて微妙に補助パッドの大きさや取り付け位置を調整することができるように、複数設けることができる。
【０１１２】
例えば、図９に示される生理用ナプキン６０は、身体側面６１ａ上に三つの案内要素６５が各々異なる位置に設けられている。この案内要素６５は、スモールサイズの補助パッド用６５ａ、ミディアムサイズの補助パッド用６５ｂ及びラージサイズの補助パッド用６５ｃに分かれており、三種類の大きさの補助パッド（図示せず）に対応可能となっている。
【０１１３】
また、図１０に示される生理用ナプキン７０のように、ウイング７７を有する場合には、ウイング７７は長手方向の中央ではなく前方（装着時に着用者の恥骨近傍に接する部分）寄りに形成され、案内要素７５は着用者の肛門付近から尾てい骨に至る範囲内で設けられる。これにより、経血の後ろモレ防止効果の極めて高い生理用品とすることができる。
【０１１４】
［補助パッド］
＜補助パッドの構成＞
本実施形態に用いられる補助パッド２は、図４に示されるように液透過性材料からなるカバーシート２１で吸収体２３を包み込むように包囲した封入タイプとなっているが、これに限定されるものではなく、液透過性材料から成るシートで吸収体と不透過性材料とを包むように包囲した封入タイプ、吸収体の両面に配置した液透過性材料から成るシート同士を吸収体の周縁で接合した貼り合わせタイプ、吸収体の身体側面に液透過性材料から成るシートを、反身体側面に液不透過性材料から成るシートを配置して互いを吸収体の周縁で接合した貼り合わせタイプ等とすることもできる。
【０１１５】
補助パッドは、外観形状が実質的に縦長形状であればよく、その輪郭形状は長方形、長楕円、砂時計型等から選択されることとなる。
【０１１６】
本実施形態における補助パッド２は平坦状となっているが、帯状であってもよい。帯状の場合にはその断面形状は、例えば、図１１に示される補助パッド８２のように、三角形状として、陰唇に勘合しやすいようにしてもよい
【０１１７】
次いで、肌に接する面側に、肌に貼りつける粘着剤を塗布した補助パッドについて説明する。
【０１１８】
図１２に示されるように、補助パッド９２の生理用ナプキン取付面９２ｂにおいて両側縁部近傍に生理用ナプキン（図示せず）に取り付けるための粘着剤９４を塗布する一方、肌当接面９２ａにおける両側縁部に肌に貼りつけるための粘着剤９８を塗布することができる。このようにすることにより、補助パッド９２と着用者との動きが一体的に作用するため、着用中のズレにより生じる経血のモレが軽減されることになる。
【０１１９】
［補助パッド取り付け用吸収性物品及び補助パッドの材料］
＜液透過性材料＞
「液透過性材料」は、陰唇部分又は陰唇周辺に刺激の無い柔軟な材料であることが好ましい。例えば、カード方式で得られるスルーエア不織布、ポイントボンド不織布等を使用することができる。
【０１２０】
他の不織布材料としては、水流交絡法で得られるスパンレース不織布も、ドレーブ性に優れているため好ましい。また、溶融樹脂をエア圧により極めて細い繊維として吹き出しシート化したメルトブロン不織布も、細く柔軟な繊維で構成されているため好ましい。
【０１２１】
使用できる繊維材料としては、芯鞘構造をなす合成複合繊維又は単独合成繊維があり、好ましくは陰唇から排泄される液体を吸収体側に移動させることが可能な繊維材料であり、Ｙ型、Ｃ型、幾何学型等の断面形状を有した異型断面繊維である。特には親水性で多くの微細な溝を形成しているセルロース繊維が好ましく、再生繊維であるレーヨン、半合成繊維であるアセテートが好ましい。また、天然セルロース繊維も使用することができる。再生セルロースであれば１．１〜３．３ｄｔｅｘの範囲で繊維長さ寸法は３８〜５１ｍｍの範囲、天然セルロース繊維であれば５〜２５ｍｍの範囲とするのが望ましい。
【０１２２】
より具体的には、再生セルロースを４０〜９０％重量比と天然セルロース繊維１０〜６０％重量比とで混合した積層物が好ましく、水流交絡式により目付が２０〜５０ｇ／ｃｍ^２の範囲、より好ましくは２５〜３５ｇ／ｃｍ^２の範囲で得られるスパンレース不織布である。別の使用方法としては、連続繊維束を解繊維することにより得られる、いわゆるトウを５０〜２００ｇ／ｃｍ^２の範囲で調整し、製品の表面側に配置し吸収体の周縁であるフラップ域に防漏性材料と脱落しないように接合することにより、陰唇部分に対しフレキシブル性に優れた柔軟な表面材を提供し得る。他の材料としては、通気管が形成されている開孔プラスチックシートを使用することも可能である。
【０１２３】
＜吸収体＞
「吸収体」は、液透過性材料と同様に、陰唇部分又は陰唇付近に柔軟な材料であることが望ましく、例として以下の材料が挙げられる。
【０１２４】
親水性であり、液体の保持性を有する繊維材料としては、木材パルプ、天然セルロース繊維、再生セルロース繊維が挙げられる。また、他の材料としては、疎水性合成繊維に親水性処理を施した繊維又は親水性繊維との混合物であり、更にはアクリル酸、アクリル酸とデンプンのグラフト重合物、デンプン、カルボキシルメチルセルロース、フォームＳＡＰなどから選ばれるいわゆる高分子吸収体である粒子又は繊維状物の混合物であってもよい。あるいは、単独又は複合合成繊維との混合物であってもよい。
【０１２５】
更に他の吸収体の材料としては、ティッシュ、親水性処理を施した発泡シート、親水性処理を施したメルトプロン不織布、親水性繊維を主体とした繊維ウエブ、繊維ウエブをシート化することにより得られるスパンレース不織布、サーマルボンド不織布等の不織布材料から選ばれるシート若しくは粉砕状物、エアレイドバルブ不織布などが挙げられる。
【０１２６】
着用中の形態の適合性を考慮すると、親水性処理を施した合成ゴムを主体とした発泡フォーム、セルロースを主体としたセルローススポンジを使用することも可能である。更に、吸収体の材料として、連続繊維の束を解織することにより得られるいわゆるトウを使用しても構わない。また、ラミネート材料であってもよく、例えば導液管が形成されている開孔プラスチックシートとスパンレース不織布のラミネートシート又はラミネートシートの粉砕状である材料からも使用されることが可能である。
【０１２７】
好適な吸収体の材料として具体的には、再生セルロース繊維２．２ｄｔｅｘを６０〜９０重量％、天然セルロース繊維を１０〜４０重量％で混合した繊維ウエブを水流交絡法によりシートとして得られるスパンレース不織布を単一又は複数枚重ねることにより５０〜５００ｇ／ｃｍ^２の範囲、より好ましくは１５０〜４００ｇ／ｃｍ^２の範囲に調節した繊維シートである。スパンレース不織布の下面側に、厚さ寸法１．０〜１０ｍｍで５〜３０倍で発泡されたフォーム材料、特に合成ゴム成分を主体としたフォームシートを配置させることにより、吸収体の形態の保持性を向上させることが可能となる。
【０１２８】
＜液不透過性シート＞
「液不透過性シート」は、ポリオレフィン系、例えば、ＬＤＰＥ、ＬＬＤＰＥ、ＨＤＰＥを原材料としたフィルム、合成ゴム系、例えばＳＥＢＳ、ＳＩＳ、ＳＢＳ、ウレタンを原材料としたフィルム等から選ばれる。また、無機充填剤を混合し延伸処理を施すことにより微細なセルを形成する、いわゆる透湿性フィルム、ポリエステル・ポリエーテルのブロック共重合樹脂から選ばれる無孔性の透湿性フィルムも使用することが可能である。更には、液体が漏出し難い程度の通気孔を持つ有孔透湿フィルムも使用可能な材料である。
【０１２９】
他の材料としては、メルトプブロン不織布やフィルム、ポリビニルアルコールである水溶性の樹脂の片面にシリコンのような撥水剤をコーティングしたフィルムも使用可能である。
【０１３０】
＜防漏材料について＞
本発明に係る補助パッド取り付け用吸収性物品及び補助パッドにおいては、防漏材料を使用することができる。防漏材料は、柔軟であり且つ液不透過性であるものから選ばれる。具体的にはポリオレフィン系、例えば、ＬＤＰＥ、ＬＬＤＰＥ、ＨＤＰＥを原材料としたフィルム、合成ゴム系、例えばＳＥＢＳ、ＳＩＳ、ＳＢＳ、ウレタンを原材料としたフィルム等から選ばれる。
【０１３１】
この他の材料としては、無機充填剤を混合し延伸処理を施すことにより微細なセルを形成する、いわゆる透湿性フィルム、ポリエステル・ポリエーテルのブロック共重合樹脂から選ばれる無孔性の透湿性フィルムも使用することが可能である。また、液体が漏出し難い程度の通気孔を持つ有孔透湿フィルムも使用可能な材料である。
【０１３２】
更に他の材料としては、メルトプロン不織布やフィルムや、ポリビニルアルコールである水溶性の樹脂の片面にシリコンのような撥水剤をコーティングしたフィルムも使用可能である。
【０１３３】
＜粘着剤＞
補助パッドにおいて、被案内要素として塗布される粘着剤及び肌当接面に塗布される粘着剤に対しては、一般に剥離紙として用いられている薄葉紙にシリコーン樹脂をコーティングして成るシート、又はプラスチックフィルムにシリコーン樹脂をコーティングして成るシートで被覆しておくことが好ましい。こうすることにより、保管時における粘着部の汚損や剥離を防止し得る。
【０１３４】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面に体液吸収等の機能を補完する補助パッドが着脱自在となっている。このため、体液（特に経血）の排泄量等に応じて、選択的に補助パッドを取り付けることができる。
【０１３５】
しかも、補助パッド取り付け用吸収性物品の身体側面には補助パッドの取り付け位置を案内する案内要素が形成されていることから、補助パッドを取り付けることを選択した場合には、着用者はこの案内要素に従って容易に補助パッドを取り付けることができる。このため、補助パッド取り付け用吸収性物品において好適な位置に補助パッドを取り付けることが可能となり、体液のモレ効果の高い衛生用品とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態における生理用ナプキンを示す概略上面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ線により見た断面図である。
【図３】本実施形態における補助パッドを示す概略上面図である。
【図４】図３におけるＢ−Ｂ線により見た断面図である。
【図５】本実施形態に用いられる生理用ナプキンに補助パッドを取り付けた状態を示す概略斜視図である。
【図６】図５におけるＣ−Ｃ線により見た断面図である。
【図７】生理用ナプキン上に設けられた案内要素の形態を示す概略上面図である。
【図８】表面側シートとは異なる色を有する着色シートを備えた生理用ナプキンを説明するための説明図である。
【図９】異なる複数の案内要素が形成された生理用ナプキンを示す上面図である。
【図１０】異なる複数の案内要素が形成されたウイング付き生理用ナプキンを示す上面図である。
【図１１】断面が三角形状の補助パッドを示す概略斜視図である。
【図１２】補助パッドの身体側面に粘着剤が塗布された状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
１、３０、４０、５０、６０、７０生理用ナプキン
２、８２、９２補助パッド
１１、５１表面側シート
１２裏面側シート
１３、５３吸収体（生理用ナプキン）
１４粘着剤（生理用ナプキンの下着固定用）
１５圧搾溝
２１カバーシート
２３吸収体（補助パッド）
２４、９４粘着剤（補助パッドの生理用ナプキン取付用）
２６切れ目線
３５、４５、６５、７５案内要素
５５着色シート
７７ウイング
９８粘着剤（肌貼り付け用）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an absorbent article for attaching an auxiliary pad to which an auxiliary pad can be detachably attached.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a sheet-like absorbent article containing an absorbent body has been widely used as a feminine hygiene product that absorbs body fluids. Among such sheet-like absorbent articles, particularly for sanitary napkins with high demand, great efforts have been made to prevent menstrual bleeding.
[0003]
As a sanitary napkin having a high effect of preventing menstrual leakage, for example, in Japanese Utility Model Laid-Open No. 58-191020 and Japanese Utility Model Laid-Open No. 58-43430, a raised object is formed in a portion that contacts the vicinity of the wearer's labia, The thing which improved the adhesiveness of the sanitary napkin with respect to the labial part which has a concave shape is disclosed.
[0004]
Also, in Japanese Patent Publication No. 10-504486, a columnar or cylindrical absorbent layer is joined to the skin contact surface side in a state of being tilted sideways so that the absorbent layer can easily follow the wearer's movement. In addition, sanitary napkins with improved fit to the wearer's labia have been proposed.
[0005]
However, the amount of menstrual blood excretion throughout the menstrual period is not constant and varies, so the conventional example as described above only gives the wearer a foreign body feeling when menstrual blood excretion is low. There is a problem that.
[0006]
On the other hand, a so-called ultra-thin sanitary napkin having a thickness of 1 to 4 mm can provide a comfortable wearing feeling, but has a low fit to the labial region, and therefore has a large amount of menstrual blood excretion. Sometimes it gives anxiety to menstrual leakage.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Thus, the conventional sanitary napkin is only suitable for cases where the amount of menstrual blood excretion is large or small, and can respond flexibly to changes in the amount of menstrual blood excretion. It does not mean that the entire period can be covered.
[0008]
In this respect, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-127692 proposes a rod-shaped auxiliary absorber used in combination with a sanitary napkin. This auxiliary absorber is a material that fills the space between the valley of the buttocks and the napkin to enhance the effect of preventing menstrual blood leakage, and can be supplementarily used when the amount of menstrual blood excreted is large. . For this reason, a wearer will be released from the troublesomeness of selection of a suitable sanitary napkin.
[0009]
However, it is troublesome to attach directly to the buttocks where menstrual blood adheres.Especially, when this auxiliary absorbent is fixed to the napkin with an adhesive, it is possible to grasp the exact fixing position with respect to the napkin. Since it is difficult, it may not be able to stop at an accurate position, and the fitting property may be lowered, and the effect of preventing leakage may not be sufficiently exhibited.
[0010]
This invention is made | formed in view of the above subjects, The objective is to provide the feminine hygiene article which can respond throughout the menstrual period and is easy to handle.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, in the present invention, when an auxiliary pad that complements functions such as the ability to absorb body fluid of an absorbent article is detachable from the absorbent article, and the auxiliary pad is attached. A guide element for guiding the attachment position is provided to the absorbent article.
[0012]
More specifically, the present invention provides the following.
[0013]
(1) An absorbent article for attaching an auxiliary pad for assisting in absorbing a body fluid of the absorbent article, and the auxiliary pad on the side of the body facing the wearer's body when worn by the wearer An absorbent article for attaching an auxiliary pad, characterized in that a guide element for guiding the attachment position of the auxiliary pad is provided.
[0014]
According to such an absorbent article for attaching an auxiliary pad according to the present invention, the auxiliary pad that complements functions such as absorption of body fluid (particularly menstrual blood) is removable, and the auxiliary pad is attached to the side of the body. A guide element for guiding the position is formed. For this reason, the wearer can select whether or not the auxiliary pad is attached to the absorbent article for attaching the auxiliary pad. When the wearer chooses to attach the auxiliary pad, the auxiliary pad is used with the guide element as a guide. It can be adhesively fixed at an appropriate position.
[0015]
Here, menstruation lasts for about one week, but a constant amount of menstrual blood is not always excreted as described above. Specifically, the amount of menstrual blood is large from the first day of menstruation to around the third day, and about 70% of menstrual blood is excreted, but after that, about 30% of menstrual blood remains gently. It will be excreted.
[0016]
Since the amount of menstrual blood excretion changes in this way, the sanitary napkin optimal for the wearer inevitably varies accordingly. However, selecting and purchasing such sanitary napkins as appropriate and using them properly is very bothersome for the wearer and causes a psychological burden.
[0017]
In this regard, according to the present invention, the auxiliary pad may be attached according to the guide element formed on the side of the body of the absorbent article for attaching the auxiliary pad during a period when the amount of excreted menstrual blood is large, and the auxiliary pad during other periods. What is necessary is just to use the absorbent article for auxiliary pad attachment as it is, without attaching. Moreover, a suitable wearing feeling can be acquired in the period with few excretion amounts of menstrual blood by making the said absorbent article for auxiliary pad attachment into a thin type thing whose thickness dimension is 1-4 mm.
[0018]
Thus, according to the present invention, it is possible to flexibly respond to the wearer's request that varies according to changes in the amount of menstrual blood excreted, and the wearer can respond to the amount of excretion. Therefore, it is freed from the trouble of purchasing various sanitary products in advance and using them appropriately, so that suitable sanitary products can be used easily.
[0019]
(2) The absorbent for attaching an auxiliary pad according to (1), wherein the guide element is provided on the absorbent article for attaching an auxiliary pad in line symmetry with a longitudinal center line as an axis of symmetry. Sex goods.
[0020]
According to the absorbent article for attaching the auxiliary pad according to the present invention, the guide element for guiding the attachment position of the auxiliary pad is provided as a pair of left and right symmetrical lines about the center line in the longitudinal direction. For this reason, the wearer can attach the auxiliary pad at an appropriate position on the absorbent article for attaching the auxiliary pad by attaching the auxiliary pad so that both side edges in the longitudinal direction of the auxiliary pad are along the guide element. It becomes possible.
[0021]
Thus, according to the present invention, the wearer can accurately and quickly attach the auxiliary pad to the absorbent article for attaching the auxiliary pad. it can.
[0022]
(3) The guide element is an elliptical continuous line or intermittent line having a major axis in the longitudinal direction on the absorbent article for attaching the auxiliary pad (1) or (2) An absorbent article for attaching an auxiliary pad as described.
[0023]
According to the absorbent article for attaching an auxiliary pad according to the present invention, the guide element is not a pair of symmetrical lines as described in (2) above, but is a continuous line or an intermittent line. For this reason, since a wearer should just attach an auxiliary pad so that it may be settled in the area | region inside this continuous line or an intermittent line, attachment of an auxiliary pad can be made still easier.
[0024]
In particular, in the case where a plurality of guide elements are formed as described later (5), when the guide elements are a pair of lines, the attachment position must be confirmed unless it is confirmed which is a pair. In the present invention showing the area where the auxiliary pad can be attached surrounded by a guide element consisting of a continuous line or an intermittent line, the attachment position can be easily grasped. The risk of mistakes is extremely low.
[0025]
“Continuous line” and “intermittent line” are preferably “substantially the same as the dimension of the auxiliary pad” to “dimension of about 3.0 mm from the attached auxiliary pad”. Within this range, a dimension that is particularly preferable in consideration of the positional relationship with the labia is a dimension that protrudes about 1.0 to 3.0 mm from the dimension of the auxiliary pad.
[0026]
(4) Any of (1) to (3), wherein the guide element includes a pressing line, a pressing groove, a coloring sheet, or a printing sheet formed on a body side surface of the absorbent article for attaching the auxiliary pad. An absorbent article for attaching an auxiliary pad as described.
[0027]
In the absorbent article for attaching an auxiliary pad according to the present invention, the guide element for guiding the attachment position of the auxiliary pad is constituted by any one of a pressing line, a pressing groove, a colored sheet, and a printing sheet.
[0028]
In the case where the guide element is constituted by a squeezing line or a squeezing groove, a pattern different from an unsqueezed part formed by squeezing is not only visible to the wearer as a position to attach the auxiliary pad, Even if menstrual blood absorbed by the pad flows out from the auxiliary pad to the absorbent article for attaching the auxiliary pad, the presence of the squeezing line and the pressing groove also has an effect of suppressing the diffusion of menstrual blood.
[0029]
Such squeezing lines and squeezing grooves are formed by integrally molding a liquid-permeable surface side sheet located on the body side surface of the absorbent article for attaching the auxiliary pad and an absorbent body located on the opposite side. Is done.
[0030]
In addition, the width dimension of the pressing line or pressing groove as a guide element needs to be set to the range which can be visually recognized, Preferably it is good to set it as the dimension of below-mentioned (6) and (7).
[0031]
When the guide element is composed of a colored sheet or a printed sheet, the appropriate area and the inappropriate area for attaching the auxiliary pad have different colors. For this reason, since a wearer comes to be able to identify both easily, further speeding-up of an auxiliary pad attachment operation | work can be achieved.
[0032]
For the “colored sheet” and “printing sheet”, a hydrophilic material with good drainage can be used. For example, the thermal bond nonwoven fabric which consists of synthetic fiber which performed the hydrophilic process is mentioned as an example. Cellulose fibers may be mixed in the nonwoven fabric in a range of 30% or less.
[0033]
Examples of the coloring method include a method of coloring a fiber itself by mixing a colorant into a fiber raw material resin, a method of printing a pigment on a sheet, and a method of transferring a mixture of a pigment to a hot melt adhesive to a sheet. It is done.
[0034]
The color tone is preferably blue, green, yellow, orange, amber or the like. This is in consideration of cleanliness.
[0035]
(5) A plurality of the guide elements are provided, and the same kind selected from the group consisting of pressing lines, pressing grooves, coloring sheets, and printing sheets formed on the body side surface of the absorbent article for attaching the auxiliary pad. Or an absorbent article for attaching an auxiliary pad according to any one of (1) to (3), characterized in that it is one or more selected from the above group and a combination of different types.
[0036]
According to such an absorbent article for attaching an auxiliary pad according to the present invention, a plurality of guide elements are provided at different positions. For this reason, even if a wearer uses the auxiliary pad of a different magnitude | size, the said auxiliary pad can be attached according to the guide element corresponding to each magnitude | size.
[0037]
The following cases are conceivable as cases where the wearer selectively uses the sanitary product as a sanitary product. That is, (1) change in the amount of menstrual blood excretion associated with the physiological cycle, (2) change in the tendency of menstrual blood leakage due to movement while wearing (for example, menstrual blood tends to be transferred to the back at bedtime (3) Changes in menstrual blood excretion due to certain experiences (for example, those who have given birth have more menstrual blood excretion than those who have not given birth), (4) Changes in body type due to aging (For example, there is a tendency for the buttocks to drop with the decline in metabolism when the age of 30 or older, and the position of contact with the product is different).
[0038]
As described above, since the amount of menstrual excretion and the generation of moisture are not uniform, the sense of security that the wearer feels will vary depending on the amount of menstrual blood excreted, body type, etc. . For this reason, it is preferable that there are a plurality of sizes of the auxiliary pads so as to make the body fluid absorption capacity different, and there are also a plurality of positions where the auxiliary pads are attached in order to correspond to different menstrual flow directions and size impressions depending on the body shape. Is preferred.
[0039]
In this regard, according to the present invention, since a plurality of guide elements are provided, even if a common auxiliary pad mounting absorbent article is used, auxiliary pads of different sizes can be used, or their mounting positions. It is possible to make a fine adjustment to the performance of the absorbent article for attaching the auxiliary pad.
[0040]
The size of the auxiliary pad is preferably at least two types of small size / large size and three types of small size / medium size / large size in order to be able to cope with changes in menstrual blood excretion. Is more preferable.
[0041]
The specific total length of the auxiliary pad is preferably set in the range of 60 to 80 mm for the small size, 80 to 120 mm for the medium size, and 110 to 150 mm for the large size.
[0042]
In order to cope with such various auxiliary pads, at least two or three guide elements provided in the absorbent article for attaching the auxiliary pads are also formed.
[0043]
The dimension of the guide element is in the range of “a dimension that is about the same as the total length of the auxiliary pad” to “a dimension that protrudes about 3 mm from the total length of the auxiliary pad” so as to conform to the dimension of the auxiliary pad as described above. It is preferable to be provided in the inside. Specifically, when the total length of the auxiliary pad has a length dimension of 60 to 80 mm, the guide element has a length of “60 to 63” to “80 to 83” mm, and the total length of the auxiliary pad is 80 to 120 mm. When the guide element is provided, the guide element is in the range of “80 to 83” to “120 to 123” mm, and when the total length of the auxiliary pad is 110 to 150 mm, the guide element is in the range of “110 to 113” to “150 to 153” mm. It is good to do. As a result, a plurality of similar parabolas are formed on the body side surface of the absorbent article for attaching the auxiliary pad.
[0044]
In addition, since the preferable width dimension of the auxiliary pad is in the range of 15 to 60 mm, the width dimension of the guide element is “a dimension similar to the width dimension of the auxiliary pad” to “about 3 mm beyond the width dimension of the auxiliary pad. It is preferable to provide within the range of “a size of about”. Specifically, it may be in the range of “15 to 18” to “60 to 63” mm.
[0045]
The size of the entire absorbent article for attaching the auxiliary pad needs to be large enough to attach the auxiliary pad as described above. Specifically, it is a range having a total length of 130 to 350 mm, preferably a range of 190 to 300 mm, and particularly preferably a range of 210 to 260 mm. Moreover, the width dimension of the absorbent article for attaching an auxiliary pad is preferably in the range of 60 to 120 mm (excluding this when a wing is attached), and more preferably in the range of 65 to 100 mm.
[0046]
Examples of the case where the position of the guide element is changed according to the direction of menstrual blood flow include a case where menstrual blood leakage tends to occur excessively at the back of the buttocks, such as at bedtime. In such a case, the guide element is formed in the rear region (region in contact with the vicinity of the wearer's anus at the time of wearing) so as to be able to cope with backward menstrual leakage. Specifically, the length of the absorbent article for attaching the auxiliary pad is set to 250 to 350 mm so as to reach the vicinity of the tailbone, and a guide element is provided in the rear area of the absorbent article for attaching the auxiliary pad. To do. In addition, it is preferable to form in the range of 60-120 mm so that a width dimension may not impair a wearing feeling.
[0047]
The plurality of guide elements are all composed of the same type (for example, all the guide elements are composed only of pressing lines), and are configured by combining different types as appropriate (for example, combining pressing lines and pressing grooves for guidance). It is also possible to construct elements etc.
[0048]
(6) The absorbent pad for attaching an auxiliary pad according to (4) or (5), wherein a width dimension of the pressing wire is 1.0 to 5.0 mm.
[0049]
According to such an absorbent article for attaching an auxiliary pad according to the present invention, since the width dimension of the squeezing line is in the range of about 1.0 to 5.0 mm, the wearer visually recognizes this squeezing line. It is easy to distinguish. For this reason, a wearer can grasp | ascertain the attachment position of an auxiliary pad easily.
[0050]
(7) The interval dimension of the recessed part in the said pressing groove is 0.5-1.5 mm, and the interval dimension of a convex part is 0.5-1.5 mm, (4) or (5) characterized by the above-mentioned. An absorbent article for attaching an auxiliary pad as described.
[0051]
According to such an absorbent article for attaching an auxiliary pad according to the present invention, the interval dimension of the concave portion of the compressed groove which is the guide element is 0.5 to 1.5 mm, and the interval size of the convex portion is 0.5 to 1. It is 5 mm. For this reason, the wearer can easily grasp the squeezing groove visually, and the attachment work of the auxiliary pad to the absorbent article for attaching the auxiliary pad becomes easy.
[0052]
(8) The absorbent article for attaching an auxiliary pad according to (4) or (5), wherein the colored sheet is included in the absorbent article for attaching an auxiliary pad so as to be visible.
[0053]
According to the present invention, the colored sheet is not disposed on the body side surface of the absorbent article for attaching an auxiliary pad, but is contained in the absorbent article for attaching an auxiliary pad. Specifically, it is arranged between the liquid-permeable surface-side sheet located on the body side of the absorbent article for attaching the auxiliary pad and the absorbent body located on the opposite side of the surface-side sheet.
[0054]
For this reason, as in the case where a colored sheet is disposed on the body side surface of the front side sheet, the colored sheet is partially peeled off from the front side sheet due to pressure or rubbing that occurs during wearing, or the colored sheet is wrinkled. The situation where the colored sheets impede the liquid permeation performance of the front side sheet is prevented without overlapping each other.
[0055]
In the present invention, the wearer recognizes the color of the colored sheet through the liquid-permeable front side sheet. For this reason, the color of the liquid permeable front side sheet is white, so that the color of the colored sheet located on the opposite side is not affected.
[0056]
(9) The auxiliary pad attached to the absorbent article for attaching an auxiliary pad according to (1) to (8), comprising a guided element corresponding to the guide element provided in the absorbent article for attaching an auxiliary pad. Auxiliary pad featured.
[0057]
According to the auxiliary pad according to the present invention, the guided element is provided corresponding to the absorbent article for attaching the auxiliary pad having the guiding element. The guided element may be any element as long as the auxiliary pad can be attached to the absorbent article for attaching the auxiliary pad, and a typical example is an adhesive.
[0058]
The area to which this adhesive is applied is not particularly limited. For example, in the case of a band-shaped auxiliary pad, the entire surface, streaks, meshes, dots on the surface side in contact with the absorbent article for attaching the auxiliary pad What is necessary is just to apply | coat to a shape etc. or you may make it stick the sheet | seat with an adhesive which apply | coated the adhesive to the pattern mentioned above.
[0059]
As the sheet for applying the pressure-sensitive adhesive, it is possible to use a film, a thin paper, a nonwoven fabric sheet or the like. The sheet to which the adhesive is applied is formed with a size that is equal to or does not exceed the setting area of the guide element formed on the body side surface of the absorbent article for attaching the auxiliary pad.
[0060]
The adhesive strength of the pressure-sensitive adhesive is at least 10,000 Pa, as measured by a picmatic tester, and is preferably provided with an adhesive strength in the range of 10,000 to 50,000 Pa. By giving the adhesive strength in such a range, the risk of falling off during use is prevented.
[0061]
In consideration of coating stability, it is preferable to use a pressure-sensitive hot-melt pressure-sensitive adhesive. As a pressure-sensitive hot melt pressure-sensitive adhesive having high coating stability, SEBS (styrene-butadiene-styrene block copolymer) is 15 to 25% by mass, a plasticizer is 15 to 35% by mass, and a tackifier is 40 to 70% by mass. % Melt-mixed. About this pressure-sensitive hot melt pressure-sensitive adhesive, an antioxidant, an anti-fluorescent agent, etc. may be added in the range of 0.1 to 1.0% by mass. The obtained adhesive was 50 to 150 g / m. ² It coats with a hot-melt applicator in the areal weight range.
[0062]
(10) The auxiliary pad according to (9), wherein the auxiliary pad is a belt-like or flat auxiliary pad.
[0063]
According to the auxiliary pad according to the present invention, the form thereof is a belt-like or flat form.
[0064]
The size of such an auxiliary pad is required to be at least suitable for the vicinity of the labia, and the total length in the longitudinal direction is preferably in the range of 60 to 150 mm, more preferably in the range of 80 to 130 mm.
[0065]
When the auxiliary pad is strip-shaped, the dimension in the short side direction is preferably in the range of 15 to 60 mm, and more preferably in the range of 25 to 40 mm. Moreover, the range of 5-30 mm is preferable and, as for a height dimension, the range of 10-20 mm is more preferable.
[0066]
In the present invention, “strip shape” means that the auxiliary pad is strip-shaped in the longitudinal direction when viewed from the side of the body, and the cross-sectional shape is a circle, ellipse, triangle, square, or more polygons. Etc., as long as they are suitably in close contact with the wearer's labia.
[0067]
(11) The flat auxiliary pad is formed when the guide element provided in the absorbent article for attaching the auxiliary pad is matched with the guided element provided in the flat auxiliary pad corresponding to the guide element. The size of the auxiliary pad is set so that a surplus can be made in the flat auxiliary pad, and the auxiliary pad is bent during use and attached to the absorbent article for attaching the auxiliary pad. (10) The auxiliary pad according to the description.
[0068]
According to the auxiliary pad according to the present invention, the distance between the guided elements in the auxiliary pad is longer than the distance between the guided elements in the absorbent article for attaching the auxiliary pad. For this reason, when attaching an auxiliary pad, an auxiliary pad will be bent so that it may become convex on the body side.
[0069]
As described above, since the auxiliary pad is attached after being bent, the following effects are obtained. That is, {circle around (1)} since the auxiliary pad has a shape along the direction of the labia in advance, it corresponds to the flow of menstrual blood flowing out along the shape of the labia in advance. {Circle around (2)} Since the convex portion is formed simply by being bent, it can be suitably deformed according to the wearer's labia shape by wearing pressure. (3) Even if the attachment position of the auxiliary pad is wrong (for example, it is attached in a slightly tilted state), the wearer can easily detect the poor feeling of wearing, so the wearer Will be immediately corrected.
[0070]
The flat auxiliary pad preferably has a width dimension of 25 to 40 mm when it is bent. In this case, the maximum height dimension at the top is set so as to be displaced in the range of 10 to 20 mm.
[0071]
When the guided element of the auxiliary pad in the present invention is an adhesive, an adhesive application region is provided near the side edge of the inner wall surface of the folded auxiliary pad, and the adhesive application region is attached to the auxiliary pad. It is preferable that the auxiliary pad is further folded so as to face the body side surface of the absorbent article for medical use (see FIG. 4). By doing in this way, it can prevent that adhesives adhere unexpectedly during operation of bending and attaching an auxiliary pad, and it becomes easy for an application field to contact an absorbent article for auxiliary pad attachment.
[0072]
The area for applying the adhesive is provided in the vicinity of at least both side edges of the auxiliary pad, and the width is 1 to 5 mm, the length dimension is at least 10 mm or more, preferably 30 to 120 mm, more preferably 40 to 90 mm. Then, it is applied in a dimension that reaches all ends in the longitudinal direction of the folded auxiliary pad.
[0073]
In addition, it is also possible to prevent the occurrence of variation in the folding position by the wearer by previously joining the inner surfaces which are folded in half with an adhesive in advance.
[0074]
(12) The auxiliary pad according to (11), wherein the flat auxiliary pad is provided with a bending guide element that indicates a bending position.
[0075]
According to the auxiliary pad according to the present invention, the bending guiding element is arranged at a position where the auxiliary pad is bent. For this reason, the wearer can easily fold the auxiliary pad along the folding guide element.
[0076]
The “folding guiding element” indicates the folding position of the auxiliary pad so that when the auxiliary pad is bent, the folded auxiliary pad is easy to fit into the wearer's incision. The pad may be drawn at any position on the auxiliary pad as long as the pad shows a folding position that can easily fit into the wearer's incision.
[0077]
As a suitable example, for example, a line may be drawn at a substantially center line portion in the longitudinal direction, or a line may be drawn at a substantially center line portion in the short direction. Also good. In this portion, as long as the above-mentioned purpose, action, and effect can be produced, the above-mentioned center line may be shifted, and may be provided unbalanced according to the wearer's labia shape. In a preferred embodiment, it is provided along the central area of the auxiliary pad, more preferably along the longitudinal centerline.
[0078]
The bending induction element may be not only a simple line drawn but also a crease in advance, and a line or broken line may be cut to reduce the strength of the top, or the width around the top. It can also be formed by disposing an absorbent body that is divided at intervals in the range of 1 to 5 mm. Note that the bending guiding element may be one continuous line or may be intermittent.
[0079]
Due to the presence of such a folding guide element, the auxiliary pad can be easily folded along the folding guide element, so that the mounting operation to the absorbent article for mounting the auxiliary pad can be speeded up.
[0080]
(13) The auxiliary pad according to any one of (9) to (12), wherein an adhesive is applied to the skin contact surface.
[0081]
According to the auxiliary pad according to the present invention, the adhesive is applied to the skin contact surface. For this reason, it becomes possible to make an auxiliary pad contact | adhere to a wearer's buttocks, and it can prevent that a space | gap arises between an auxiliary pad and a body also by a wearer's rapid posture change. Therefore, the wearer can perform free activities with peace of mind without being restricted in their actions.
[0082]
This pressure-sensitive adhesive should be capable of adhering to the skin while giving excessive adhesive strength. Specifically, the adhesive strength of the adhesive is 100 when the adhesive strength placed on the polyester film is pressed onto a stainless steel plate with a roller having a load of 3000 Pa, and then the 180 degree peel strength is measured at a tensile speed of 100 m / min. -2000 mN and shear force are preferably in the range of 3000-15000 mN. This takes into account the burden on the skin.
[0083]
Examples of the pressure-sensitive adhesive that can be used in the present invention include a water-soluble polymer, a crosslinking agent, a plasticizer, and a gel pressure-sensitive adhesive composed of moisture. More specifically, examples of water-soluble polymers include gelatin, sodium polyacrylate, polyvinyl alcohol, and carboxymethyl cellulose. Examples of cross-linking agents include water-soluble metal salts such as calcium chloride and magnesium sulfate. Examples of the agent include glycerin, wax, paraffin and the like.
[0084]
In addition, a pressure-sensitive hot melt pressure-sensitive adhesive can also be used. Pressure-sensitive hot melt pressure sensitive adhesives are styrene-ethylene-butadiene-styrene block copolymer (SEBS), styrene-isoprene-styrene block copolymer (SIS), styrene-butadiene-styrene block copolymer (SBS), styrene. -Obtained by melting and mixing a tackifier such as terpene resin and rosin resin and a plasticizer such as wax with a synthetic rubber resin such as ethylene / propylene / styrene block copolymer (SEPS) as the main component. .
[0085]
Furthermore, a silicone resin pressure sensitive adhesive can also be used. Silicone resin-based adhesive is a mixture of silicone resin and fluororesin as main components, mixed with cross-linking agents such as metal salts such as platinum, molybdenum and antimony, plasticizers such as ester wax, glycerin and machine oil. Etc.
[0086]
As described above, there are many types of pressure-sensitive adhesives that can be used in the present invention, but in consideration of coating stability, it is preferable to use a pressure-sensitive hot melt pressure-sensitive adhesive. Examples of the pressure-sensitive hot melt pressure-sensitive adhesive having high coating stability include those obtained by melt-mixing 15 to 25% by weight of SEBS, 15 to 35% by weight of a plasticizer, and 40 to 70% by weight of a tackifier. About this pressure-sensitive hot melt pressure-sensitive adhesive, an antioxidant, an anti-fluorescent agent, etc. may be added in the range of 0.1 to 1.0% by mass.
[0087]
Also, when applying the above adhesive, nitrogen gas is sent in, and the nitrogen gas and the adhesive are mixed to form a foaming adhesive, thereby giving the adhesive a feeling of elasticity and reducing stress on the skin. It is also possible.
[0088]
(14) The auxiliary pad mounting absorbent article according to (1) to (8), and an auxiliary pad having a guided element corresponding to a guide element included in the auxiliary pad mounting absorbent article, The absorbent article for attaching an auxiliary pad and the auxiliary pad can be used independently of each other, and at the same time, the sanitary article can be used in any combination.
[0089]
According to the present invention, an absorbent article for attaching an auxiliary pad and an auxiliary pad for attaching the absorbent article are a set. For this reason, as long as the wearer has the sanitary product set according to the present invention, the wearer can construct an optimal sanitary product on the spot.
[0090]
As a result, the wearer is freed from both the hassle of purchasing various hygiene products in advance and the hassle of using by selecting the most appropriate one on the spot. .
[0091]
(15) The sanitary article according to (14), wherein the auxiliary pad includes a plurality of different body fluid absorbing capacities, and the guide element is provided according to the number of the auxiliary pads.
[0092]
According to the present invention, a plurality of auxiliary pads having different sizes and an absorbent article for attaching an auxiliary pad having a plurality of guide elements corresponding to the auxiliary pads form a set. For this reason, the wearer can make a fine adjustment according to the amount of body fluid excreted on the day, or his / her body shape and the tendency of menstrual blood.
[0093]
Thus, unlike the existing absorbent product, the sanitary product set according to the present invention can be used as a sanitary product having diversified performance.
[0094]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the absorbent article for attaching an auxiliary pad of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0095]
[Basic configuration of this embodiment]
<Absorptive article for attaching auxiliary pad (Sanitary napkin)>
First, a sanitary napkin as an absorbent article for attaching an auxiliary pad in the present embodiment will be described. FIG. 1 is a schematic top view showing a sanitary napkin 1 according to this embodiment, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
[0096]
As shown in FIG. 1, the sanitary napkin 1 according to this embodiment has a substantially vertically long flat shape. And two elongate pressing grooves 15 are formed in the body side surface 11a along the longitudinal direction. The compressed groove 15 serves as a guide element that serves as a guide for the attachment position of an auxiliary pad (not shown).
[0097]
As shown in FIG. 2, the sanitary napkin 1 has a liquid-permeable surface-side sheet 11 that transmits liquid disposed on the side surface of the body and a liquid-impermeable material that does not transmit liquid disposed on the side surface opposite to the body. A flat absorbent body 13 that absorbs body fluid (particularly menstrual blood) is sandwiched between the back-side sheet 12 and an adhesive 14 for fixing to the underwear on the side of the clothes of the liquid-impermeable back-side sheet 12. It has a coated structure.
[0098]
On the body side surface of the sanitary napkin 1, a pressing groove 15 formed by integrally molding the liquid-permeable surface side sheet 11 and the absorbent body 13 is formed. Thereby, since the side edge part of an auxiliary pad (not shown) can be aligned according to the pressing groove 15, the attachment operation | work of an auxiliary pad will become quick and reliable for a wearer.
[0099]
<Auxiliary pad>
Next, the auxiliary pad used in this embodiment will be described. FIG. 3 is a schematic top view showing the auxiliary pad 2 of the present embodiment, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
[0100]
Before the auxiliary pad 2 is attached to the sanitary napkin 1, the auxiliary pad 2 is flat as shown in FIG. A cut line 26 as a bending guide element is arranged at the center. For this reason, the wearer can easily bend the auxiliary pad 2 in accordance with the cut line 26, thereby forming a convex region 2a as shown in FIG.
[0101]
As shown in FIG. 4, the auxiliary pad 2 includes an absorbent body 23 that absorbs bodily fluids such as menstrual blood, and a liquid-permeable cover sheet 21 that covers the entire absorbent body 23 so that the upper surface side is covered. The skin contact surface is in contact with the wearer's skin and the bottom surface is an attachment surface that is attached to the sanitary napkin.
[0102]
Adhesive 24, which is a non-guide element for fixing the auxiliary pad 2 to a sanitary napkin (not shown), is applied to the mounting surface at two locations along the longitudinal direction in the vicinity of both side edges. Yes. When the auxiliary pad 2 is folded so as to be convex toward the body according to the above-described cut line 26, the adhesive 24 is positioned on the opposite side of the flat region 2b that is a region other than the convex region 2a. Become. For this reason, the adhesive 24 is easily contacted with the sanitary napkin, and the risk of the adhesives 24 adhering to each other is reduced.
[0103]
<Attached state of sanitary napkin and auxiliary pad>
Next, an attachment state when the auxiliary pad 2 is attached to the sanitary napkin 1 will be described. FIG. 5 is a schematic perspective view showing a state in which the auxiliary pad 2 is attached to the sanitary napkin 1, and FIG. 6 is a sectional view taken along the line CC in FIG.
[0104]
As shown in FIG. 5, the auxiliary pad 2 is attached to the side of the body of the sanitary napkin 1 to be fixed to the underwear, and is used by the wearer in this state.
[0105]
On the body side surface of the sanitary napkin 1, as shown in FIG. 6, since two pressing grooves 15 are formed, the wearer adjusts the left and right ends of the auxiliary pad 2 to the pressing grooves 15. The auxiliary pad 2 can be easily attached to the sanitary napkin 1 via the adhesive 24.
[0106]
[Guide elements for sanitary napkins]
Next, the guide element formed on the body side surface of the sanitary napkin will be described. FIG. 7A is a top view showing the sanitary napkin 30 in which a pair of symmetrical guide elements 35 is formed, FIG. 7B is a guide element 45 which is a continuous line, and FIG. It is a top view which shows the sanitary napkin 40 in which the guide element 45 which is an intermittent line was formed. 8 is an explanatory view for explaining a sanitary napkin 50 provided with a colored sheet 55 having a color different from that of the front side sheet 51. FIG. 9 is a sanitary napkin in which a plurality of guide elements 65 are formed. FIG. 10 is a top view showing a sanitary napkin 70 with wings 77 on which a plurality of guide elements 75 are formed.
[0107]
<Guidance element form>
In FIG. 7A, a guide element 35 comprising two lines 35a and 35b that are symmetric with respect to the center line in the longitudinal direction is provided on the liquid-permeable surface-side sheet 31. In this case, the auxiliary pad is attached so that both side edges of the auxiliary pad (not shown) are along the pair of double lines 35a and 35b.
[0108]
On the other hand, as shown in FIG. 7B, when the guide element 45 is formed as a continuous line on the liquid-permeable surface side sheet 41, the wearer fits in a region 45 c formed inside the guide element 45. Thus, an auxiliary pad (not shown) is attached. For this reason, the attachment position of an auxiliary pad is clear with respect to a wearer compared with FIG. 7 (A).
[0109]
Note that the guide element 45 is not limited to a continuous line as long as it can indicate the region 45c where the auxiliary pad is attached, and may be an intermittent line as shown in FIG. .
[0110]
<Coloring sheet>
When the guide element is formed of a colored sheet, as shown in FIG. 8A, the guide element is colored between the liquid-permeable surface-side sheet 51 and the absorber 53 with a color different from that of the surface-side sheet. The colored sheet 55 is disposed. In this case, since the surface side sheet 51 is white, as shown in FIG. 8B, the colored sheet portion can be viewed from the side of the body. By doing in this way, a wearer can grasp | ascertain easily the attachment position of an auxiliary pad (not shown) by the difference in a color.
[0111]
<Multiple guide elements>
A plurality of guide elements can be provided so that the size and attachment position of the auxiliary pad can be finely adjusted in accordance with the amount of menstrual blood excreted and the wearer's body shape.
[0112]
For example, in the sanitary napkin 60 shown in FIG. 9, three guide elements 65 are provided on the body side surface 61a at different positions. The guide element 65 is divided into a small size auxiliary pad 65a, a medium size auxiliary pad 65b, and a large size auxiliary pad 65c, and can be used for three types of auxiliary pads (not shown). It has become.
[0113]
Moreover, like the sanitary napkin 70 shown in FIG. 10, when the wing 77 is provided, the wing 77 is formed not in the center in the longitudinal direction but near the front (portion in contact with the vicinity of the wearer's pubic bone). The guide element 75 is provided in the range from the vicinity of the wearer's anus to the caudal bone. Thereby, it can be set as the sanitary product with the extremely high effect of preventing the back leakage of menstrual blood.
[0114]
[Auxiliary pad]
<Auxiliary pad configuration>
As shown in FIG. 4, the auxiliary pad 2 used in the present embodiment is a sealed type in which the absorbent body 23 is surrounded by a cover sheet 21 made of a liquid-permeable material, but is not limited thereto. Encapsulated type that encloses the absorber and impermeable material with a sheet made of liquid permeable material, and joins sheets made of liquid permeable material placed on both sides of the absorber at the periphery of the absorber A laminated type, a sheet made of a liquid permeable material on the side of the body of the absorber, and a sheet of a liquid impermeable material on the side of the body opposite to each other and joined together at the periphery of the absorber, etc. You can also
[0115]
The auxiliary pad only needs to have a substantially vertically long external shape, and the contour shape is selected from a rectangular shape, an elliptical shape, an hourglass shape, and the like.
[0116]
The auxiliary pad 2 in the present embodiment is flat, but may be strip-shaped. In the case of a belt-like shape, the cross-sectional shape may be triangular, for example, like the auxiliary pad 82 shown in FIG.
[0117]
Subsequently, the auxiliary pad which apply | coated the adhesive stuck on skin on the surface side which touches skin is demonstrated.
[0118]
As shown in FIG. 12, an adhesive 94 for attaching to a sanitary napkin (not shown) is applied in the vicinity of both side edges on the sanitary napkin attachment surface 92b of the auxiliary pad 92, while the skin contact surface 92a An adhesive 98 for adhering to the skin on both side edges can be applied. By doing in this way, the movement of the auxiliary pad 92 and the wearer works together, so that menstrual leakage caused by a shift during wearing is reduced.
[0119]
[Absorptive article for attaching auxiliary pad and material of auxiliary pad]
<Liquid permeable material>
The “liquid-permeable material” is preferably a soft material that does not irritate the labial region or the labial region. For example, a through-air nonwoven fabric or a point bond nonwoven fabric obtained by a card method can be used.
[0120]
As another nonwoven material, a spunlace nonwoven fabric obtained by a hydroentanglement method is also preferable because of excellent drape properties. Also, a melt blown nonwoven fabric in which a molten resin is blown into a very thin fiber by air pressure is preferable because it is made of thin and flexible fibers.
[0121]
Examples of the fiber material that can be used include a synthetic composite fiber or a single synthetic fiber having a core-sheath structure, preferably a fiber material that can move liquid excreted from the labia to the absorber side, and is Y-type or C-type. An irregular cross-section fiber having a cross-sectional shape such as a geometric type. In particular, cellulose fibers that are hydrophilic and have many fine grooves are preferable, and rayon that is a regenerated fiber and acetate that is a semi-synthetic fiber are preferable. Natural cellulose fibers can also be used. In the case of regenerated cellulose, the fiber length is preferably in the range of 1.1 to 3.3 dtex and in the range of 38 to 51 mm, and in the case of natural cellulose fiber, it is preferably in the range of 5 to 25 mm.
[0122]
More specifically, a laminate in which regenerated cellulose is mixed at a weight ratio of 40 to 90% and a natural cellulose fiber of 10 to 60% is preferable, and the basis weight is 20 to 50 g / cm by hydroentanglement type. ² Range, more preferably 25-35 g / cm ² Spunlace nonwoven fabric obtained in the range of As another use method, a so-called tow obtained by defibrating a continuous fiber bundle is 50 to 200 g / cm. ² The flexible surface material with excellent flexibility is applied to the labia part by adjusting it within the range and joining it to the flap area, which is the periphery of the absorbent body, so as not to drop off the leakproof material. Can be provided. As another material, it is also possible to use a perforated plastic sheet in which a vent pipe is formed.
[0123]
<Absorber>
The “absorber” is desirably a flexible material in the labial region or in the vicinity of the labial region, like the liquid-permeable material, and examples thereof include the following materials.
[0124]
Examples of the fiber material that is hydrophilic and has liquid retainability include wood pulp, natural cellulose fiber, and regenerated cellulose fiber. In addition, as other materials, a hydrophobic synthetic fiber subjected to hydrophilic treatment or a mixture of hydrophilic fibers, acrylic acid, a graft polymer of acrylic acid and starch, starch, carboxymethyl cellulose, foam It may be a mixture of particles or fibrous materials which are so-called polymer absorbers selected from SAP and the like. Alternatively, it may be a single or a mixture with a composite synthetic fiber.
[0125]
Further, other absorbent materials are obtained by forming a sheet of a tissue, a foam sheet subjected to hydrophilic treatment, a melt-pron nonwoven fabric subjected to hydrophilic treatment, a fiber web mainly composed of hydrophilic fibers, and a fiber web. Examples thereof include a sheet selected from nonwoven materials such as spunlace nonwoven fabric and thermal bond nonwoven fabric, a pulverized product, and an airlaid valve nonwoven fabric.
[0126]
Considering the suitability of the form being worn, it is also possible to use foamed foam mainly composed of synthetic rubber subjected to hydrophilic treatment and cellulose sponge mainly composed of cellulose. Furthermore, a so-called tow obtained by weaving a bundle of continuous fibers may be used as the absorbent material. Further, it may be a laminate material, and for example, it can be used from a material that is a pulverized form of an apertured plastic sheet in which a liquid conduit is formed and a spunlace nonwoven fabric laminate sheet or a laminate sheet.
[0127]
Specifically, as a suitable absorbent material, a spunlace obtained as a sheet by a hydroentanglement method in which a fiber web in which regenerated cellulose fiber 2.2 dtex is mixed at 60 to 90% by weight and natural cellulose fiber is mixed at 10 to 40% by weight 50 to 500 g / cm by stacking single or multiple non-woven fabrics ² Range, more preferably 150-400 g / cm ² It is a fiber sheet adjusted to the range. Maintaining the form of the absorbent by placing foam material, especially foam sheet mainly composed of synthetic rubber component, on the lower surface side of spunlace nonwoven fabric with foam thickness of 1.0 to 10mm and foamed 5 to 30 times It becomes possible to improve the property.
[0128]
<Liquid impervious sheet>
The “liquid-impermeable sheet” is selected from polyolefin-based films such as LDPE, LLDPE, and HDPE as raw materials, and synthetic rubber-based films such as SEBS, SIS, SBS, and urethane-based films. In addition, a so-called moisture-permeable film that forms a fine cell by mixing an inorganic filler and performing a stretching treatment, a non-porous moisture-permeable film selected from a polyester / polyether block copolymer resin may also be used. Is possible. Furthermore, a perforated moisture permeable film having a vent hole to the extent that liquid is difficult to leak is a material that can be used.
[0129]
Other materials that can be used include melt peblon non-woven fabrics and films, and films in which a water repellent such as silicon is coated on one side of a water-soluble resin that is polyvinyl alcohol.
[0130]
<Leak-proof materials>
In the absorbent article for attaching an auxiliary pad and the auxiliary pad according to the present invention, a leak-proof material can be used. The leak-proof material is selected from those that are flexible and liquid impervious. Specifically, it is selected from polyolefin-based films such as LDPE, LLDPE and HDPE as raw materials, and synthetic rubber-based films such as SEBS, SIS, SBS and urethane as raw materials.
[0131]
Other materials include non-porous moisture-permeable films selected from so-called moisture-permeable films and polyester-polyether block copolymer resins that form fine cells by mixing with inorganic fillers and stretching. Can also be used. In addition, a perforated moisture permeable film having a vent hole to the extent that liquid is difficult to leak is a usable material.
[0132]
As other materials, melt-pron non-woven fabrics and films, and films in which a water repellent such as silicon is coated on one side of a water-soluble resin that is polyvinyl alcohol can also be used.
[0133]
<Adhesive>
In the auxiliary pad, for the adhesive applied as the guided element and the adhesive applied to the skin contact surface, a sheet or plastic formed by coating a thin paper generally used as release paper with a silicone resin The film is preferably covered with a sheet formed by coating a silicone resin. By doing so, it is possible to prevent the adhesive portion from being soiled or peeled off during storage.
[0134]
【The invention's effect】
According to this invention demonstrated above, the auxiliary pad which supplements functions, such as a bodily fluid absorption, is detachable to the body side surface of the absorbent article for auxiliary pad attachment. For this reason, an auxiliary pad can be selectively attached according to the amount of excretion of body fluid (particularly menstrual blood).
[0135]
In addition, since a guide element for guiding the attachment position of the auxiliary pad is formed on the body side surface of the absorbent article for attaching the auxiliary pad, when the wearer chooses to attach the auxiliary pad, the wearer The auxiliary pad can be easily attached according to For this reason, it becomes possible to attach an auxiliary pad to a suitable position in the absorbent article for auxiliary pad attachment, and it can be set as a sanitary article with a high body-moisture effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic top view showing a sanitary napkin in the present embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a schematic top view showing an auxiliary pad in the present embodiment.
4 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a schematic perspective view showing a state where an auxiliary pad is attached to the sanitary napkin used in the present embodiment.
6 is a sectional view taken along line CC in FIG.
FIG. 7 is a schematic top view showing a form of a guide element provided on a sanitary napkin.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining a sanitary napkin provided with a colored sheet having a color different from that of the front side sheet.
FIG. 9 is a top view showing a sanitary napkin formed with a plurality of different guide elements.
FIG. 10 is a top view showing a sanitary napkin with wings formed with a plurality of different guide elements.
FIG. 11 is a schematic perspective view showing an auxiliary pad having a triangular cross section.
FIG. 12 is a longitudinal sectional view showing a state where an adhesive is applied to the body side surface of the auxiliary pad.
[Explanation of symbols]
1, 30, 40, 50, 60, 70 Sanitary napkins
2, 82, 92 Auxiliary pad
11, 51 Surface side sheet
12 Back side sheet
13, 53 Absorber (Sanitary napkin)
14 Adhesive (for fixing underwear on sanitary napkins)
15 squeezing groove
21 Cover sheet
23 Absorber (auxiliary pad)
24, 94 Adhesive (for attaching sanitary napkin for auxiliary pad)
26 Cut line
35, 45, 65, 75 Guide elements
55 Colored sheet
77 Wing
98 Adhesive (for skin application)

Claims

Attached to the absorbent article, a belt-shaped or flat shaped auxiliary pad to perform auxiliary such as a body fluid absorption capacity of the absorbent article,
The absorbent article for attaching the auxiliary pad comprises a guide element for guiding the attachment position of the auxiliary pad on the side of the body facing the wearer's body when the wearer wears the auxiliary pad ,
The auxiliary pad includes a guided element corresponding to the guide element,
When the guide element and the guided element are respectively matched, the size of the auxiliary pad is set so that the auxiliary pad can be surplus, and the auxiliary pad is folded during use to form the absorbent article. Auxiliary pad characterized by being attached.

Before Kiho aid pad, auxiliary pad according to claim 1, wherein a guide element folding instructing bending position.

The auxiliary pad according to claim 1 or 2 , wherein an adhesive is applied to the skin contact surface.

A sanitary article comprising the auxiliary pad according to any one of claims 1 to 3 and the absorbent article.

The guide element, sanitary wares according to claim 4, characterized in that provided in front Ki吸 Osamusei article on a longitudinal center line in line symmetry with a symmetry axis.

The guide element, sanitary wares according to claim 4 or 5, wherein the front is a continuous line or dashed line oval shape with a longitudinal center line and a major axis on Ki吸 Osamusei article.

The guide element before Ki吸 Osamusei article body side face which is formed on compression lines, compression grooves, sanitary goods according to any one of claims 4 to 6, characterized in that it consists of colored sheet or printed sheet.

A plurality of the guide elements are provided,
Before Ki吸 Osamusei article body side face in the formed squeezed line, compression grooves, colored sheet, of the same kind selected from the group consisting of printed sheets, or heterologous be of one or more selected from the group The sanitary article according to any one of claims 4 to 6, wherein the sanitary articles are a combination of each other .

The width dimension of the said pressing wire is 1.0-5.0 mm , The sanitary goods of Claim 7 or 8 characterized by the above-mentioned.

The spacing dimension of the recess in the compression groove is hygiene according to claim 7 or 8, characterized in that it is 0.5 to 1.5 mm.

The colored sheets, sanitary articles according to claim 7 or 8, characterized in that it is visibly contained in the intake Osamusei article.

Before Ki吸 Osamusei article and the auxiliary pad, at the same time as those can be used per se independently hygiene article according to any one of claims 4 to 8 in which can be used in combination of both freely .

The sanitary article according to claim 12 , wherein the auxiliary pad includes a plurality of different body fluid absorption capacities, and the guide element is provided according to the number of the auxiliary pads.