JP4540198B2 - Rubber composition for tire - Google Patents

Rubber composition for tire Download PDF

Info

Publication number
JP4540198B2
JP4540198B2 JP2000270311A JP2000270311A JP4540198B2 JP 4540198 B2 JP4540198 B2 JP 4540198B2 JP 2000270311 A JP2000270311 A JP 2000270311A JP 2000270311 A JP2000270311 A JP 2000270311A JP 4540198 B2 JP4540198 B2 JP 4540198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfur
rubber composition
rubber
amount
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000270311A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2002080637A (en
Inventor
孝雄 和田
章弘 峯
恵一 中寺
泉 斉脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2000270311A priority Critical patent/JP4540198B2/en
Publication of JP2002080637A publication Critical patent/JP2002080637A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4540198B2 publication Critical patent/JP4540198B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ用ゴム組成物に関し、とりわけグリップ性能と耐アブレージョン摩耗性能を両立させうるタイヤ用トレッドゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
高性能の乗用車や自動二輪車に使われる高性能タイヤや競技車両用のレーシングタイヤなどに使用するトレッドゴムに対する要求特性として、走行中のブレーキ、トラクション、コーナリング中のグリップ性能があり、路面とトレッド表面のあいだの摩耗係数を高めるため、通常、歪の小さい領域(0.3%〜50%動的歪)での粘弾性を測定したとき、弾性率は低く、tanδは高いゴムが望まれる。両方の特性とも重要であり、tanδ/弾性率を高めることが重要である。
【0003】
その要求特性を満たすために、通常、ガラス転移点(Tg)の高いポリマーを使用したり、充填剤や軟化剤の量を増加したり、硫黄を減らしたりすることが行なわれている。
【0004】
しかしながら、前記のような通常の手段で低弾性率および高tanδを達成した場合、走行時のブレーキ、コーナリング中のトレッド表面に加わる大きな変形が繰り返されることにより、アブレージョン摩耗が発生する。
【0005】
アブレージョン摩耗は、ある一定方向の連続した変形により、その垂直方向に発生する波状の摩耗である。変形は、加わる力が大きいほど、また、ゴムが柔らかいほど大きくなる。この場合、その波の間隔、深さが大きいほど外観がわるくなるだけでなく、ゴムと路面の接触面積が小さくなり性能低下も起こる。またその状態が問題になるようなゴムは経験的に大変形の歪み領域での弾性率が低いことが判っている。
【0006】
ゴム物性では、引っ張り試験で測定した300%伸長時の弾性率とアブレージョン摩耗の波の間隔には相関がある。通常グリップ力を高めるため充填剤、軟化剤の両方を増やした場合、低弾性率および高tanδは達成できるが、300%伸長時の弾性率も低くなってしまう。
【0007】
また硫黄の量を減らしたり、加硫促進剤の量を減らしたりすることにより低弾性率を達成した場合も300%伸長時の弾性率が低くなってしまう。このため従来の技術では耐摩耗性能とグリップ性能の両立が困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、タイヤ用加硫ゴム組成物において、大変形領域での弾性率とtanδ/E’(歪の小さい領域での弾性率)の高さを両立させることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、40重量%以上のジエン系ポリマーを含むポリマー100重量部に対して充填剤40〜200重量部を含む硫黄加硫したゴム組成物であり、全硫黄結合量(νTotal)が4.00×10-5モル/cm3以下であり、全硫黄結合量(νTotal)に対するモノサルファイド結合量(νM)の割合が45%以上であるタイヤ用ゴム組成物にかかわる。
【0010】
【発明の実施の形態】
各種加硫ゴムで、種々の硫黄量、加硫促進剤を組み合わせ、タイヤを試作して実験をした結果、加硫ゴムのモノサルファイド結合量(νM)を高めたときに、グリップ性能と耐アブレージョン摩耗性能が両立できることを見出した。とくに架橋形態の分析から求められる全硫黄結合量(νTotal)に対するモノサルファイド結合量(νM)の割合(以下モノ比とする)を45%以上、好ましくは50%以上、より好ましくは80〜100%にしたトレッド用加硫ゴムは、一般の加硫ゴムと比較して明らかにグリップ性能と耐アブレージョン摩耗性能が高い。モノ比は、硫黄量、加硫促進剤の量および種類ならびに加硫時間を調節することによって制御することができる。たとえば、硫黄を減らして加硫促進剤を増やしたり、加硫が速くモノ比が高くなる加硫促進剤系を多く用いたり、また、加硫時間を変量させることにより、モノ比を高めることができる。
【0011】
ここで、全硫黄結合量(νTotal)の値は4.00×10-5モル/cm3以下、好ましくは1〜3.5モル/cm3、より好ましくは2〜3モル/cm3である。全硫黄結合量(νTotal)の値が4.00×10-5モル/cm3をこえると、グリップ性能が充分に発揮できない傾向がある。
【0012】
ここで架橋形態分析は以下の方法で測定を行なう。
【0013】
タイヤ用トレッドの表面層1mmをスライスし、バフして表面を均一厚さにする。そのサンプルから直径約1mmの円筒をダンベルで打ち抜き、つぎの2つの処理を行なう。A法はTHF(テトラヒドロフラン)/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液にサンプルを入れる。B法はTHF/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液に水素化リチウムアルミニウム(LiAlH4)を沈殿が生じるまで過剰に加えた溶液にサンプルを入れる。24時間以上放置後、B法については、新しいTHF/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液に移し替える。
【0014】
それぞれのサンプルについて溶媒が蒸発しないように溶媒(THF/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液)に浸けた状態で、バフ表面の垂直方向からサンプルの面積より広い面積の棒を押さえていきそのときの圧縮歪αと応力f(g/cm3)をTMAで測定する。その測定データより得られた圧縮歪αと応力fを用いて、グラフの縦軸にf(g/cm3)、横軸に(1/α2)−αを数点プロットし、得られた直線の傾きとしてf/((1/α2)−α)を求めた。これを下記の式(力(f(g/cm3))と歪(α)と架橋密度(ν(モル/cm3))との関係式)に代入して“ν”を計算した。A法により測定した値が全硫黄結合量(νTotal)、B法により測定した値がモノサルファイド結合量(νM)である。
【0015】
【数1】

Figure 0004540198
【0016】
モノ比を高めたときにグリップ性能と耐アブレージョン摩耗性能が両立できる理由としては、以下のことが考えられる。架橋密度はゴム組成物の大変形領域での弾性率に大きく影響する。たとえば、硫黄の結合量を増やすために硫黄量を増やしたり加硫促進剤を増やすと、ポリマー分子間の距離が小さくなり、ゴムに伸張を与えたときに拘束されて緊張するポリマー分子鎖の確率が増え、弾性率が高まる。また、その確率は歪が小さければ低く、歪が大きいければ高くなる。ここで、硫黄の結合の形態に注目すると、モノサルファイド結合(C−S−C)とポリサルファイド結合(C−(S)n−C)があり、その炭素(C)−炭素(C)間の距離はモノサルファイド結合のほうが短く、伸張を与えたときに弾性率は高くなる。ここで、ポリサルファイドができるような加硫系は、実際には、硫黄(S)のつながり数(n)は不均一で、モノサルファイド結合もSが長くつながった部分も含んでいる。また、硫黄結合間の距離も不均一である。このため小さい伸張から大きい伸張を与えるときに徐々に緊張する分子鎖が増えていく。逆に、モノサルファイド結合が多く、結合数を減らすことにより、一番均一な結合状態が一定の伸張歪を与えたときに一気に緊張する部分を増やすのではないかと考えられる。
【0017】
本発明のゴム組成物は、ポリマーに対して充填剤を含む加硫したゴム組成物である。
【0018】
本発明で用いられるポリマーは、良好なグリップ性能と耐アブレージョン摩耗性能の改善の効果を得るために、硫黄加硫できるジエン系ポリマーを40重量%以上含む。ジエン系ポリマーが40重量%より少ないと架橋による強度が充分に発揮できずに耐摩耗性能が不充分となる。
【0019】
ジエン系ポリマーとしては、たとえば、スチレン−ブタジエン共重合体、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体などがあげられ、本発明中に使用されるゴム成分(ポリマー)中に1種類または2種類以上含まれてもよい。
【0020】
本発明で用いられるその他のポリマーとしては、とくに制限はないが、たとえば、ブチルゴム、シリコーンゴム、エクスプロ(EXXPRO90−10:エクソン社製の臭素含有量2%のイソブチレン−p−メチルスチレン共重合体など)などがあげられる。
【0021】
本発明においては、加硫剤として、硫黄を用いる。加硫促進剤としては、とくに制限はないが、NS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)、ZTC(ジベンジルチオカルバミン酸亜鉛)、DM(ジベンゾチアジルジスルフィド)、M(2−メルカプトベンゾチアゾール)、DPG(N,N’−ジフェニルグアニジン)、CZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)、TOT(テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド)、TBZTD(テトラベンジルチウラムジスルフィド)、レノキュアTP/S(ジアルキルジチオフォスフェートの亜鉛塩)などがあげられる。とくに、ZTC、TOT、TBZTD、レノキュアTP/Sなどを用いることによって、モノ比を高めることができる。
【0022】
つぎに、本発明のゴム組成物は、カーボンブラック、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムなどの充填剤を含み、これらは単独または二種類以上を混合して用いることができる。カーボンブラックとしては、とくに限定はないが、たとえば、HAF、ISAF、SAFなどがあげられる。
【0023】
とくに好ましい充填剤としては、グリップ性能と耐摩耗性能をバランスよく改善できる点で、ISAF、SAFクラスが適当である。さらに、シリカや水酸化アルミニウムをブレンドすることによってグリップ性能を改善することが好ましい。
【0024】
本発明のゴム組成物に含まれる充填剤の配合量は、タイヤ用ゴムとしてのグリップ性能、耐摩耗性能の点で、ポリマー100重量部に対し、40〜200重量部とする。充填剤の配合量が40重量部未満では耐摩耗性能が不充分となるだけでなく、必要なグリップ性能が得られず、200重量部をこえると加工が困難となり、加工性を改善しようとして軟化剤を加えると、耐摩耗性能が不充分になる。
【0025】
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、前記ポリマー、加硫剤、加硫促進剤、充填剤を通常の加工装置、たとえば、ロール、バンバリーミキサー、ニーダーなどにより混練することにより得ることができる。また、本発明のタイヤ用ゴム組成物においては、前記成分のほかに通常ゴム配合剤として使用される配合剤、たとえば、プロセスオイル、老化防止剤などを適宜配合することができる。
【0026】
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、とりわけタイヤ用トレッドゴム組成物として有用である。
【0027】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに制限されるものではない。
【0028】
実施例1〜6および比較例1〜3
(1)タイヤの製造方法
(材料)
ワックス(大内新興化学工業(株)製のサンノックN)、老化防止剤(フレキシス製のサントフレックス13)、老化防止剤(大内新興化学工業(株)製のノクラック224)、ステアリン酸(日本油脂(株)製の桐)、亜鉛華(三菱金属工業(株)製の酸化亜鉛2種)、硫黄(鶴見化学(株)製の粉末硫黄)、加硫促進剤NS(大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS)、加硫促進剤ZTC(大内新興化学工業(株)製のノクセラーZTC)、SBR(旭化成(株)製のタフデン4350、ポリマー分中の結合スチレン量39%、ポリマー分100重量部に対し油展分50重量部)、アロマチックオイル(ジャパンエナジー(株)製のプロセスX−260)、SAFカーボン(三菱化学(株)製のダイヤブラックA)。
【0029】
(製造条件)
BR型バンバリーにて、表1に示す硫黄および加硫促進剤以外の成分を約3分間排出温度145℃でベース練りし、そのゴム組成物と硫黄および加硫促進剤をオープンロールで約5分間混練りし、シートを作製し、所定の形状に張り合わせてトレッドを作製した。
【0030】
このトレッドを使用して成形、加硫して10*4.00−5サイズのKARTタイヤを試作し、評価を行なった。
【0031】
(2)タイヤの試験方法
(架橋形態分析)
タイヤ用トレッドの表面層1mmをスライスし表面を均一厚さにするためバフした。そのサンプルから直径約1mmの円筒をダンベルで打ち抜き、つぎの2つの処理を行なった。A法ではTHF/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液にサンプルを入れた。B法ではTHF/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液に水素化リチウムアルミニウム(LiAlH4)を沈殿が生じるまで過剰に加えた溶液にサンプルを入れた。24時間以上放置後、B法については、新しいTHF/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液に移し替えた。
【0032】
それぞれのサンプルについて溶媒が蒸発しないようにTHF/ベンゼン(体積比1/1)混合溶液に浸けた状態でバフ表面の垂直方向からサンプルの面積より広い面積の棒を押さえていき、そのときの圧縮歪と応力を測定した。下記の式により“ν”を計算し、A法により測定した値を全硫黄結合量(νTotal)、B法により測定した値をモノサルファイド結合量(νM)とした。
【0033】
【数2】
Figure 0004540198
【0034】
(実車テスト)
カートタイヤに10*4.00−5サイズの試作タイヤを装着し、1周約2kmのコースを5周走行して評価した。
1)グリップ性能
比較例1のタイヤのグリップフィーリングを3点(コントロール)とし、5点満点で評価した。
2)摩耗外観
摩耗外観は、5周走行後にアブレージョン摩耗の外観を観察(発生した波の山部の間隔を目視で確認)し、比較例1のタイヤを3点とし、5点満点で評価した。
【0035】
(3)ゴムサンプルの製造方法
前記製造条件で作製したシートを以下の(硬度)、(粘弾性)、(引張試験)の項で指定するモールドで170℃で12分間加硫し、実験を行なった。
【0036】
(4)ゴムサンプルの試験方法
(硬度)
4mm厚さのゴムサンプルを作製するモールドで加硫したサンプルを、JIS−A硬度計で測定した。
【0037】
(粘弾性)
2mm厚さのゴムサンプルを作製するモールドで加硫し、3cm×5mm×2mmに打ち抜いたサンプルを、岩本製作所(株)製の粘弾性スペクトロメーターを用い、10%初期歪みを与えて50℃で2.5%の動的歪みを与えたときの粘弾性を測定した。比較例1を100としてE’、tanδ、tanδ/E’を指数で表示した。E’が低いほど、またtanδが高いほど、グリップ性能がよい傾向にあり、tanδ/E’が高いほど、グリップ性能が良好である。
【0038】
(引っ張り試験)
2mm厚さのゴムサンプルを作製するモールドで加硫したサンプルを、JIS−K6251(引っ張り試験法)にもとづきダンベル3号で打ち抜いたサンプルにて試験を行なった。M300(300%伸長時応力)について、比較例1を100として指数で表示した。指数が大きいほど耐アブレージョン摩耗性能が良好である。
【0039】
(5)試験結果
表1に試験結果を示す。
【0040】
比較例1は従来の一般的な配合の中では、硫黄より加硫促進剤が多い系である。それでもモノ比は14%程度しかない。実施例1〜6は、比較例1よりも硫黄を減らした系で、加硫促進剤(NS)を増やしたり、加硫が速く、モノ比が多くなる加硫促進剤(ZTC)を多く入れた系である。これらは全てグリップ性能と耐アブレージョン摩耗性能がよくなっている。実施例2、5、および6では摩耗外観が同等ながらグリップ性能が向上している。実施例1はグリップ性能が同等で耐アブレージョン摩耗性能がよくなっている。実施例3、および4はグリップ性能、耐アブレージョン摩耗性能ともよくなっている。
【0041】
比較例2および3は、全硫黄結合量が4.00×10-5モル/cm3をこえた例で、耐アブレージョン摩耗性能は改善するが、グリップ性能は低下する。
【0042】
【表1】
Figure 0004540198
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、加硫ゴム組成物のモノ比を、たとえば、加硫促進剤の量、タイプなどを選択することによって45%以上に制御するので、硫黄の量を増減したときに次の効果が期待できる。
【0044】
1)従来の配合より加硫促進剤の量を増やしたり、モノサルファイド結合量が効率的に増える促進剤を使用しても、tanδ/弾性率や硬度はあまり変わらないので、グリップ性能を比較的落とさずに耐アブレージョン摩耗を改善することができる。
【0045】
2)1)のような加硫系で従来並の耐アブレージョン摩耗を維持するべく硫黄の量を減らすことによって、tanδ/弾性率を大きくすること、また硬度を低くすることができるのでグリップ性能を向上することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rubber composition for tires, and more particularly to a tread rubber composition for tires that can achieve both grip performance and abrasion wear resistance.
[0002]
[Prior art]
The required characteristics for tread rubber used for high-performance tires used in high-performance passenger cars and motorcycles and racing tires for racing vehicles include grip performance during braking, traction, cornering, and the road surface and tread surface. In order to increase the wear coefficient during the period, usually, when the viscoelasticity is measured in a small strain region (0.3% to 50% dynamic strain), a rubber having a low elastic modulus and a high tan δ is desired. Both properties are important and it is important to increase tan δ / modulus.
[0003]
In order to satisfy the required characteristics, usually, a polymer having a high glass transition point (Tg) is used, the amount of a filler or a softening agent is increased, or sulfur is reduced.
[0004]
However, when the low elastic modulus and high tan δ are achieved by the usual means as described above, abrasion is generated by repeated large deformations applied to the tread surface during braking and cornering during traveling.
[0005]
Ablation wear is wavy wear that occurs in the vertical direction due to continuous deformation in a certain direction. The deformation increases as the applied force increases and as the rubber becomes softer. In this case, the larger the gap and the depth of the wave, the more the appearance is changed, and the contact area between the rubber and the road surface is reduced and the performance is deteriorated. Moreover, it has been empirically found that the rubber whose state is a problem has a low elastic modulus in a large deformation strain region.
[0006]
In rubber physical properties, there is a correlation between the elastic modulus at 300% elongation measured by a tensile test and the interval between waves of abrasion wear. Usually, when both the filler and the softening agent are increased in order to increase the gripping force, a low elastic modulus and a high tan δ can be achieved, but the elastic modulus at 300% elongation is also lowered.
[0007]
Further, even when a low elastic modulus is achieved by reducing the amount of sulfur or the amount of vulcanization accelerator, the elastic modulus at 300% elongation is lowered. For this reason, it has been difficult to achieve both wear resistance and grip performance with conventional techniques.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is to achieve both a high modulus of elasticity in a large deformation region and a high tan δ / E ′ (elastic modulus in a region of small strain) in a vulcanized rubber composition for tires. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a sulfur-vulcanized rubber composition containing 40 to 200 parts by weight of a filler with respect to 100 parts by weight of a polymer containing 40% by weight or more of a diene polymer, and the total sulfur bond amount (νTotal) is 4. This relates to a rubber composition for tires having a ratio of monosulfide bond (νM) to 45% or more of the total sulfur bond amount (νTotal) of 00 × 10 −5 mol / cm 3 or less.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Various vulcanized rubbers were combined with various sulfur amounts and vulcanization accelerators, and as a result of experimenting with tires, grip performance and abrasion resistance were increased when the monosulfide bond amount (νM) of the vulcanized rubber was increased. It was found that the wear performance can be compatible. In particular, the ratio of monosulfide bond amount (νM) to the total sulfur bond amount (νTotal) determined from analysis of the crosslinking form (hereinafter referred to as mono ratio) is 45% or more, preferably 50% or more, more preferably 80 to 100%. The vulcanized rubber for tread made has clearly higher grip performance and abrasion resistance than ordinary vulcanized rubber. The mono ratio can be controlled by adjusting the amount of sulfur, the amount and type of vulcanization accelerator, and the vulcanization time. For example, reducing the sulfur to increase the vulcanization accelerator, using many vulcanization accelerator systems that vulcanize quickly and increase the mono ratio, and increasing the mono ratio by changing the vulcanization time. it can.
[0011]
Here, the value of the total sulfur bond amount (νTotal) is 4.00 × 10 −5 mol / cm 3 or less, preferably 1 to 3.5 mol / cm 3 , more preferably 2 to 3 mol / cm 3 . . When the value of total sulfur bond (νTotal) exceeds 4.00 × 10 −5 mol / cm 3 , grip performance tends to be insufficient.
[0012]
Here, the cross-linking morphology analysis is measured by the following method.
[0013]
A surface layer of 1 mm of a tire tread is sliced and buffed to make the surface uniform. A cylinder with a diameter of about 1 mm is punched from the sample with a dumbbell, and the following two processes are performed. In Method A, a sample is placed in a THF (tetrahydrofuran) / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution. In the method B, a sample is put into a solution in which lithium aluminum hydride (LiAlH 4 ) is excessively added to a THF / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution until precipitation occurs. After standing for 24 hours or more, the method B is transferred to a new THF / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution.
[0014]
Each sample was immersed in a solvent (THF / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution) so that the solvent would not evaporate, and a bar larger than the sample area was pressed from the vertical direction of the buff surface. Compressive strain α and stress f (g / cm 3 ) are measured by TMA. Using compression strain α and stress f obtained from the measurement data, f (g / cm 3 ) is plotted on the vertical axis of the graph, and (1 / α 2 ) −α is plotted on the horizontal axis. F / ((1 / α 2 ) −α) was determined as the slope of the straight line. By substituting this into the following formula (relational formula of force (f (g / cm 3 )), strain (α) and crosslink density (ν (mol / cm 3 )), “ν” was calculated. The value measured by the A method is the total sulfur bond amount (νTotal), and the value measured by the B method is the monosulfide bond amount (νM).
[0015]
[Expression 1]
Figure 0004540198
[0016]
The reasons why the grip performance and the abrasion wear resistance can be compatible when the mono ratio is increased are as follows. The crosslink density greatly affects the elastic modulus in the large deformation region of the rubber composition. For example, if the amount of sulfur is increased or the amount of vulcanization accelerator is increased to increase the amount of sulfur bound, the distance between polymer molecules decreases, and the probability of the polymer molecular chain becoming constrained and tensioned when the rubber is stretched Increases and the elastic modulus increases. The probability is low when the distortion is small and high when the distortion is large. Here, paying attention to the form of the sulfur bond, there are a monosulfide bond (C—S—C) and a polysulfide bond (C— (S) n —C), and between the carbon (C) and carbon (C). The distance is shorter for monosulfide bonds, and the elastic modulus is higher when stretched. Here, the vulcanization system capable of forming polysulfide actually includes a portion in which the number of connections (n) of sulfur (S) is not uniform, and the monosulfide bond and S are connected for a long time. Also, the distance between sulfur bonds is not uniform. For this reason, molecular chains that gradually become tensioned when giving a large extension from a small extension increase. Conversely, there are many monosulfide bonds, and by reducing the number of bonds, it is considered that the most uniform bond state increases the portion that is tense at a stretch when given a certain stretch strain.
[0017]
The rubber composition of the present invention is a vulcanized rubber composition containing a filler for the polymer.
[0018]
The polymer used in the present invention contains 40% by weight or more of a diene polymer that can be sulfur vulcanized in order to obtain good grip performance and an effect of improving abrasion wear resistance. When the diene polymer is less than 40% by weight, the strength due to crosslinking cannot be sufficiently exhibited, and the wear resistance is insufficient.
[0019]
Examples of the diene polymer include styrene-butadiene copolymer, butadiene rubber, isoprene rubber, ethylene-propylene-diene copolymer, chloroprene rubber, acrylonitrile-butadiene copolymer, styrene-isoprene-butadiene copolymer, styrene. -An isoprene copolymer etc. are mention | raise | lifted and may be contained in the rubber component (polymer) used in this invention 1 type, or 2 or more types.
[0020]
The other polymer used in the present invention is not particularly limited. For example, butyl rubber, silicone rubber, Xpro (EXXPRO90-10: isobutylene-p-methylstyrene copolymer having a bromine content of 2% manufactured by Exxon Corporation, etc. ) Etc.
[0021]
In the present invention, sulfur is used as the vulcanizing agent. The vulcanization accelerator is not particularly limited, but NS (N-tert-butyl-2-benzothiazolylsulfenamide), ZTC (zinc dibenzylthiocarbamate), DM (dibenzothiazyl disulfide), M (2-mercaptobenzothiazole), DPG (N, N′-diphenylguanidine), CZ (N-cyclohexyl-2-benzothiazolylsulfenamide), TOT (tetrakis (2-ethylhexyl) thiuram disulfide), TBZTD (tetra Benzyl thiuram disulfide), renocure TP / S (zinc salt of dialkyldithiophosphate), and the like. In particular, the mono ratio can be increased by using ZTC, TOT, TBZTD, RenoCure TP / S, or the like.
[0022]
Next, the rubber composition of the present invention contains fillers such as carbon black, silica, clay, calcium carbonate, and aluminum hydroxide, and these can be used alone or in admixture of two or more. Carbon black is not particularly limited, and examples thereof include HAF, ISAF, and SAF.
[0023]
Particularly preferred fillers are ISAF and SAF classes in that the grip performance and wear resistance can be improved in a balanced manner. Furthermore, it is preferable to improve grip performance by blending silica or aluminum hydroxide.
[0024]
The blending amount of the filler contained in the rubber composition of the present invention is 40 to 200 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the polymer in terms of grip performance and abrasion resistance as a tire rubber. If the blending amount of the filler is less than 40 parts by weight, not only the wear resistance performance is insufficient, but the required grip performance cannot be obtained, and if it exceeds 200 parts by weight, the processing becomes difficult, and softening is attempted to improve the workability. When an agent is added, the wear resistance performance becomes insufficient.
[0025]
The rubber composition for tires of the present invention can be obtained by kneading the polymer, vulcanizing agent, vulcanization accelerator, and filler with an ordinary processing apparatus such as a roll, a Banbury mixer, a kneader or the like. Moreover, in the rubber composition for tires of this invention, the compounding agent normally used as a rubber compounding agent other than the said component, for example, process oil, an antioxidant, etc. can be mix | blended suitably.
[0026]
The tire rubber composition of the present invention is particularly useful as a tire tread rubber composition.
[0027]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although this invention is demonstrated concretely based on an Example, this invention is not restrict | limited only to these.
[0028]
Examples 1-6 and Comparative Examples 1-3
(1) Tire manufacturing method (material)
Wax (Sannok N, manufactured by Ouchi Shinsei Chemical Co., Ltd.), anti-aging agent (Santflex 13 manufactured by Flexis), anti-aging agent (Nokrac 224, manufactured by Ouchi Shinsei Chemical Co., Ltd.), stearic acid (Japan) Oil and fat Co., Ltd. Paulownia), Zinc Hua (Mitsubishi Metal Industry Co., Ltd. 2 types of zinc oxide), Sulfur (Tsurumi Chemical Co., Ltd. powder sulfur), Vulcanization accelerator NS (Ouchi Shinsei Chemical Industry) Noxeller NS) manufactured by Co., Ltd., vulcanization accelerator ZTC (Noxeller ZTC manufactured by Ouchi Shinsei Chemical Industry Co., Ltd.), SBR (Toughden 4350 manufactured by Asahi Kasei Co., Ltd.), 39% of bound styrene in the polymer component, 50 parts by weight of oil extended with respect to 100 parts by weight of polymer), aromatic oil (Process X-260 manufactured by Japan Energy Co., Ltd.), SAF carbon (Dia Black A manufactured by Mitsubishi Chemical Co., Ltd.).
[0029]
(Production conditions)
In BR type Banbury, components other than sulfur and vulcanization accelerator shown in Table 1 are kneaded for about 3 minutes at a discharge temperature of 145 ° C., and the rubber composition, sulfur and vulcanization accelerator are mixed with an open roll for about 5 minutes. Kneading was performed to prepare a sheet, and a tread was prepared by pasting the sheet into a predetermined shape.
[0030]
This tread was molded and vulcanized to produce a 10 * 4.05-5 size KART tire for evaluation.
[0031]
(2) Tire test method (crosslinking morphology analysis)
The surface layer 1 mm of the tire tread was sliced and buffed to make the surface uniform. A cylinder having a diameter of about 1 mm was punched from the sample with a dumbbell, and the following two treatments were performed. In Method A, a sample was put in a THF / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution. In the method B, a sample was put in a solution in which lithium aluminum hydride (LiAlH 4 ) was excessively added to a THF / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution until precipitation occurred. After standing for 24 hours or more, the method B was transferred to a new THF / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution.
[0032]
For each sample, hold a bar with a larger area than the sample area from the vertical direction of the buff surface in a THF / benzene (volume ratio 1/1) mixed solution so that the solvent does not evaporate. Strain and stress were measured. “Ν” was calculated by the following equation, and the value measured by the A method was defined as the total sulfur bond amount (νTotal), and the value measured by the B method was defined as the monosulfide bond amount (νM).
[0033]
[Expression 2]
Figure 0004540198
[0034]
(Actual vehicle test)
A 10 * 4.00-5 sized test tire was mounted on a cart tire and evaluated by running a course of about 2 km per lap for 5 laps.
1) The grip feeling of the tire of Comparative Example 1 was set to 3 points (control) and evaluated with a maximum of 5 points.
2) Abrasion appearance The appearance of abrasion was observed after 5 rounds of travel (the distance between the crests of the generated waves was visually confirmed), and the tire of Comparative Example 1 was rated at 3 points. .
[0035]
(3) Manufacturing method of rubber sample The sheet prepared under the manufacturing conditions was vulcanized at 170 ° C for 12 minutes with the mold specified in the following (hardness), (viscoelasticity), and (tensile test), and the experiment was conducted. It was.
[0036]
(4) Rubber sample test method (hardness)
A sample vulcanized with a mold for producing a rubber sample having a thickness of 4 mm was measured with a JIS-A hardness meter.
[0037]
(Viscoelasticity)
Using a viscoelasticity spectrometer manufactured by Iwamoto Seisakusho Co., Ltd., a sample obtained by vulcanizing with a mold for producing a rubber sample having a thickness of 2 mm and punching out to 3 cm × 5 mm × 2 mm was applied at 50 ° C. Viscoelasticity was measured when 2.5% dynamic strain was applied. E ′, tan δ, and tan δ / E ′ were expressed as indices using Comparative Example 1 as 100. The lower E ′ and the higher tan δ, the better the grip performance, and the higher tan δ / E ′, the better the grip performance.
[0038]
(Tensile test)
A sample vulcanized with a mold for producing a rubber sample having a thickness of 2 mm was tested with a sample punched out with dumbbell No. 3 based on JIS-K6251 (tensile test method). About M300 (stress at 300% elongation), Comparative Example 1 was set as 100 and indicated as an index. The higher the index, the better the abrasion wear resistance.
[0039]
(5) Test results Table 1 shows the test results.
[0040]
Comparative Example 1 is a system in which there are more vulcanization accelerators than sulfur in conventional general formulations. Still, the mono ratio is only about 14%. Examples 1 to 6 are a system in which sulfur is reduced as compared with Comparative Example 1, and the vulcanization accelerator (NS) is increased, or a vulcanization accelerator (ZTC) with a fast vulcanization and a high mono ratio is added. It is a system. All of these have improved grip performance and abrasion wear resistance. In Examples 2, 5, and 6, the grip performance is improved while the wear appearance is the same. In Example 1, the grip performance is equivalent and the abrasion wear resistance is improved. Examples 3 and 4 have improved grip performance and abrasion wear resistance.
[0041]
Comparative Examples 2 and 3 are examples in which the total amount of sulfur bonds exceeds 4.00 × 10 −5 mol / cm 3. The abrasion wear resistance is improved, but the grip performance is lowered.
[0042]
[Table 1]
Figure 0004540198
[0043]
【The invention's effect】
According to the present invention, the mono-ratio of the vulcanized rubber composition is controlled to 45% or more by selecting, for example, the amount and type of the vulcanization accelerator, so that when the amount of sulfur is increased or decreased, The effect can be expected.
[0044]
1) Even if the amount of the vulcanization accelerator is increased from the conventional formulation or the accelerator that increases the amount of monosulfide bond efficiently, the tan δ / elastic modulus and hardness do not change so much. Ablation wear resistance can be improved without dropping.
[0045]
2) By reducing the amount of sulfur in the vulcanization system as in 1) to maintain the same abrasion resistance as before, the tan δ / elastic modulus can be increased and the hardness can be lowered, so that grip performance is improved. Can be improved.

Claims (3)

40重量%以上のジエン系ポリマーを含むポリマー100重量部に対して充填剤40〜200重量部および加硫促進剤6〜14重量部を含む硫黄加硫したゴム組成物であって、全硫黄結合量が4.00×10-5モル/cm3以下であり、全硫黄結合量中に対するモノサルファイド結合量の割合が45%以上であるタイヤ用ゴム組成物。A sulfur vulcanized rubber composition comprising 40 to 200 parts by weight of a filler and 6 to 14 parts by weight of a vulcanization accelerator with respect to 100 parts by weight of a polymer containing 40% by weight or more of a diene polymer, wherein all sulfur bonds A tire rubber composition having an amount of 4.00 × 10 −5 mol / cm 3 or less and a ratio of a monosulfide bond amount to a total sulfur bond amount of 45% or more. 前記全硫黄結合量中に対するモノサルファイド結合量の割合が80〜100%である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。The tire rubber composition according to claim 1, wherein a ratio of the monosulfide bond amount to the total sulfur bond amount is 80 to 100%. 前記加硫促進剤としてジベンジルチオカルバミン酸亜鉛を含む請求項1または2記載のタイヤ用ゴム組成物。The rubber composition for tires according to claim 1 or 2, comprising zinc dibenzylthiocarbamate as the vulcanization accelerator.
JP2000270311A 2000-09-06 2000-09-06 Rubber composition for tire Expired - Fee Related JP4540198B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270311A JP4540198B2 (en) 2000-09-06 2000-09-06 Rubber composition for tire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270311A JP4540198B2 (en) 2000-09-06 2000-09-06 Rubber composition for tire

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002080637A JP2002080637A (en) 2002-03-19
JP4540198B2 true JP4540198B2 (en) 2010-09-08

Family

ID=18756771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000270311A Expired - Fee Related JP4540198B2 (en) 2000-09-06 2000-09-06 Rubber composition for tire

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4540198B2 (en)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3996777B2 (en) * 2002-01-22 2007-10-24 住友ゴム工業株式会社 Tread rubber for tires
JP2003221466A (en) * 2002-01-29 2003-08-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd Rubber for tire tread
JP2004323737A (en) * 2003-04-25 2004-11-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The Rubber composition
CN104291779A (en) * 2014-09-19 2015-01-21 明光瑞泰工业有限公司 Novel bicycle tyre cover
JP7059272B2 (en) * 2017-06-16 2022-04-25 株式会社ブリヂストン Side reinforcement rubber for run-flat tires and run-flat tires
WO2018230463A1 (en) * 2017-06-16 2018-12-20 株式会社ブリヂストン Vulcanized rubber, tire, and run-flat tire

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465750A (en) * 1977-11-04 1979-05-26 Bridgestone Corp Rubber composition for tire tread
JPS56122845A (en) * 1980-03-04 1981-09-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The Rubber composition for tire tread and tire using same
JPS6248739A (en) * 1985-08-27 1987-03-03 Bridgestone Corp High-grip tread rubber composition suitable for high-speed traveling
JPH1017719A (en) * 1996-07-05 1998-01-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd Rubber composition for tire tread
JPH11106567A (en) * 1997-09-30 1999-04-20 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The Tread rubber composition

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465750A (en) * 1977-11-04 1979-05-26 Bridgestone Corp Rubber composition for tire tread
JPS56122845A (en) * 1980-03-04 1981-09-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The Rubber composition for tire tread and tire using same
JPS6248739A (en) * 1985-08-27 1987-03-03 Bridgestone Corp High-grip tread rubber composition suitable for high-speed traveling
JPH1017719A (en) * 1996-07-05 1998-01-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd Rubber composition for tire tread
JPH11106567A (en) * 1997-09-30 1999-04-20 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The Tread rubber composition

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002080637A (en) 2002-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5351244B2 (en) Rubber composition for tire and pneumatic tire
JP6055118B2 (en) Pneumatic tire
JP3286423B2 (en) Rubber composition for base tread and tire using the same
JP5291858B2 (en) Rubber composition and pneumatic tire using the same
JPWO2014178336A1 (en) Pneumatic tire
JP5612727B2 (en) Rubber composition for tire and pneumatic tire
JP4607077B2 (en) Rubber composition for tire and tire using the same
EP1961785A1 (en) Rubber composition for tread
US8772374B2 (en) Preparation of silica reinforced rubber composition and tire with component thereof
JP3996777B2 (en) Tread rubber for tires
JP5002186B2 (en) Rubber composition for tire and tire using the same
JP5216386B2 (en) Rubber composition and tire using the same
JP7159566B2 (en) Rubber composition for tire
JP4540198B2 (en) Rubber composition for tire
JP2007204735A (en) Rubber composition for tread
JP4088290B2 (en) Rubber composition for tire tread and tire comprising the same
JP5094128B2 (en) Rubber composition for tire tread and pneumatic tire using the same
JP2005220181A (en) Tire tread rubber composition and pneumatic tire using the same
EP3868569B1 (en) Tire
JP2006307039A (en) Rubber composition and radial-ply tire for passenger car
JP2003221466A (en) Rubber for tire tread
JP4964375B2 (en) Pneumatic tire
JP2002309038A (en) Studless compounded rubber composition and pneumatic tire
JP6728622B2 (en) Rubber composition for tires
JP2003292676A (en) Rubber composition for tire and pneumatic tire

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100511

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees