JP4540020B2

JP4540020B2 - Stencil printing machine

Info

Publication number: JP4540020B2
Application number: JP2000071435A
Authority: JP
Inventors: 光雄佐藤
Original assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd
Current assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd
Priority date: 2000-03-15
Filing date: 2000-03-15
Publication date: 2010-09-08
Anticipated expiration: 2020-03-15
Also published as: JP2001260512A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、１枚のマスタに２枚の原稿の画像に応じた２つの穿孔画像を並べて形成する二面連写製版の機能を有し、そのマスタを用いた印刷を行うことができる孔版印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、孔版印刷装置には、二面連写製版の機能を備えたものが広く普及している。この二面連写製版の機能は、１枚のマスタに２枚の原稿（２枚の原稿は、同じ原稿又は異なる原稿）の画像に応じた２つの穿孔画像を並べて形成するものであり、例えば、図８の説明図▲１▼に示すように、１枚のマスタに同じ原稿の画像「Ａ」に対応する２つの穿孔画像を形成することができ、又は、図８の説明図▲２▼に示すように、１枚のマスタに異なる原稿の画像「Ａ」と「Ｂ」とに対応する穿孔画像を１つずつ形成することができる。
【０００３】
このように二面連写製版されたマスタを用いて適切なサイズの印刷用紙に印刷を行うことにより、１枚の印刷用紙に同じ画像が２つ印刷された印刷物、又は、１枚の印刷用紙に異なる２つの画像が印刷された印刷物が得られる。１枚の印刷用紙に同じ画像が２つ印刷された印刷物の場合には、その印刷物を２つの画像の境目部分から裁断して２枚の印刷物として用いることができる。１枚の印刷用紙に異なる２つの画像が印刷された印刷物の場合には、その印刷物を２つの画像の境目部分から裁断して２種類の印刷物として用いることができ、又は、その印刷物を２つの境目部分から折り曲げて袋とじ状態で使用することができる。
【０００４】
２つの画像が印刷された印刷物を２つに裁断して２枚の印刷物、又は、２種類の印刷物として使用する場合には、１枚の印刷用紙に対する１回の印刷動作により、２枚の印刷物又は２種類の印刷物が得られることになり、印刷作業の作業時間が半減される。
【０００５】
また、１枚のマスタに異なる２つの穿孔画像を形成して印刷を行う場合には、２種類の印刷物を印刷するにも拘らず使用するマスタは１枚でよく、マスタを製版するマスタ原紙の消費量が半減される。
【０００６】
このように、孔版印刷装置に設けられている二面連写製版の機能は、印刷作業の作業時間の短縮、マスタ原紙の消費量の削減の観点から、非常に有用な機能である。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、二面連写製版の機能を用いる場合には、原稿のサイズと、使用する印刷用紙のサイズとに応じて、画像読取部で読み取った原稿の画像に応じた穿孔画像を形成する際の変倍率を指定しなければならならず、この指定が煩雑である。
この指定を間違えると、印刷作業や製版のやり直しをしなければならず、かえって、印刷作業の作業時間が長くなり、マスタ原紙の無駄や印刷用紙の無駄が発生する。
【０００８】
このため、二面連写製版の機能は非常に有用な機能でありながら、変倍率が１００％であってその指定が容易である場合、例えば、原稿のサイズがＡ４で、印刷用紙のサイズがＡ３であるような場合以外には、あまり使用されていないということが実情である。
【０００９】
また、二面連写製版を行う場合には、製版動作をスタートさせる度に、二面連写製版を行わせるための所定のキー操作を行うことが必要である。しかし、各マスタを製版する度に二面連写製版を行わせるための所定のキー操作を行うことは煩雑であり、二面連写製版を行おうとしたにも拘らず所定のキー操作を忘れたために通常の製版（１枚のマスタに１つの穿孔画像を形成する製版）が実行されてしまう場合もある。
【００１０】
そこで本発明は、二面連写製版の機能を利用することが簡単になり、それにより、印刷作業の作業時間の短縮やマスタ原紙の使用量の削減を図ることができる孔版印刷装置を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、読み取った原稿の画像に応じた穿孔画像をマスタ原紙に形成することによりマスタを製版する製版部と、印刷用紙が載置される給紙部と、製版された前記マスタを用いて前記給紙部から給紙された前記印刷用紙に対して印刷を行う印刷部とを有し、二面連写製版時には２枚の原稿の画像に応じた２つの穿孔画像を１枚のマスタ上に並べて形成する製版を前記製版部で行う孔版印刷装置において、前記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知センサと、前記印刷用紙のサイズを検知する用紙サイズ検知センサと、二面連写製版時には１枚の原稿の画像に対応した１つの穿孔画像の形成領域が前記印刷用紙のサイズの１／２となるように穿孔画像の変倍率を自動的に設定する自動変倍率設定手段と、製版開始時に所定の条件が満たされているときに自動的に二面連写製版を開始させる二面連写製版優先スタート手段と、前記二面連写製版優先スタート手段が実行可能なモードにモード切り替えを行うモード切替キーと、を有する。
【００１２】
したがって、二面連写製版を行わせる場合には、原稿サイズ検知センサが検知した原稿サイズと用紙サイズ検知センサが検知した印刷用紙のサイズとから、マスタ原紙に形成する穿孔画像の変倍率が自動変倍率設定手段により自動的に設定される。このため、オペレータは、二面連写製版を開始させるためのキー操作を行うだけでよく、煩雑な変倍率の設定が不要となり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００１４】
また、モード切替キーを操作して孔版印刷装置を二面連写製版優先スタート手段が実行可能なモードに切り替えておくことにより、製版開始時に所定の条件が満たされているときには、自動的に二面連写製版が開始される。このため、二面連写製版を行う度に二面連写製版を開始させるための所定のキー操作を行うという煩雑さがなくなり、さらに、これから行う製版が二面連写製版に適しているか否かの判断が不要となり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００１５】
請求項２記載の発明は、請求項１記載の孔版印刷装置において、前記二面連写製版優先スタート手段により二面連写製版を自動的に開始させる所定の条件の一つは、印刷用紙のサイズに対する原稿のサイズの比率が所定値以下である。
【００１６】
したがって、印刷用紙のサイズに対する原稿のサイズの比率が所定値以下であるために二面連写製版に適している場合に、二面連写製版が行われる。この所定値とは、例えば、８５％である。そして、印刷用紙のサイズに対する原稿のサイズの比率が所定値以上である場合、例えば、印刷用紙のサイズと原稿のサイズとが略同じである場合、原稿のサイズのほうが大きい場合等には、二面連写製版は行われない。このような条件のときに二面印刷製版を行うと、マスタに形成された穿孔画像、及び、印刷用紙上に印刷された画像のサイズが小さくなり過ぎるからである。
【００１７】
請求項３記載の発明は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、読み取った原稿の画像に応じた穿孔画像をマスタ原紙に形成することによりマスタを製版する製版部と、印刷用紙が載置される給紙部と、製版された前記マスタを用いて前記給紙部から給紙された前記印刷用紙に対して印刷を行う印刷部とを有し、二面連写製版時には２枚の原稿の画像に応じた２つの穿孔画像を１枚のマスタ上に並べて形成する製版を前記製版部で行う孔版印刷装置において、前記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知センサと、前記印刷用紙のサイズを検知する用紙サイズ検知センサと、印刷用紙のサイズに対する原稿のサイズが１／２であるという所定の条件が満たされているときに原稿の画像サイズと同じサイズの穿孔画像を形成する二面連写製版を自動的に開始させる二面連写製版優先スタート手段と、前記二面連写製版優先スタート手段が実行可能なモードにモード切り替えを行うモード切替キーと、を有する。
【００１８】
したがって、モード切替キーを操作して孔版印刷装置を二面連写製版優先スタート手段が実行可能なモードに切り替えておくことにより、原稿の画像サイズが印刷用紙のサイズの１／２のとき、つまり、原稿の画像サイズと印刷された印刷物の画像サイズとが同じになる場合に二面連写製版が行われる。オペレータは通常、変倍率を指定しない限り、原稿の画像サイズと印刷物の画像サイズとは同じになるものと意識しており、印刷用紙のサイズに対する原稿のサイズが１／２であるときにのみ原稿の画像サイズと同じサイズの穿孔画像を形成して二面連写製版を自動的に開始させることにより、二面連写製版を行うことによる印刷作業の作業時間の短縮や使用するマスタ原紙の使用量の削減を図りつつ、オペレータの意に反して原稿の画像サイズと異なる画像サイズの印刷物が印刷されるという事態の発生を防止することができる。
【００１９】
請求項４記載の発明は、請求項１ないし３のいずれか一記載の孔版印刷装置において、前記二面連写製版優先スタート手段により二面連写製版を自動的に開始させる所定の条件の一つは、入力された印刷枚数が所定枚数以上である。
【００２０】
したがって、二面連写製版は、その二面連写製版されたマスタを使用した印刷枚数が所定枚数以上の場合に行われ、印刷作業の作業時間の短縮を図ることができる。なお、印刷枚数が所定枚数以下である場合には、二面連写製版を行っても印刷作業の作業時間の短縮という点からのメリットは小さいので、二面連写製版は行われない。
【００２１】
請求項５記載の発明は、請求項１ないし４のいずれか一記載の孔版印刷装置において、前記画像読取部で読み取った原稿の画像に対して穿孔画像を形成する向きを９０°回転させる画像回転手段を有し、前記原稿サイズ検知センサの検知結果と前記用紙サイズ検知センサの検知結果とから必要に応じて前記画像回転手段により穿孔画像が回転される。
【００２２】
したがって、二面連写製版時には、原稿サイズ検知センサの検知結果と用紙サイズ検知センサの検知結果とから、穿孔画像を形成する向きが必要に応じて画像回転手段により９０°回転される。これにより、二面連写製版時に、画像読取部で読み取る原稿の向きや、給紙部に載置する印刷用紙の向きを考慮する必要がなくなり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００３３】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図１ないし図７に基づいて説明する。図１は、孔版印刷装置の全体構造を示す縦断正面図である。なお、孔版印刷装置の基本的構造は周知のものであるので、基本的構造は簡単に説明する。この孔版印刷装置は、画像読取部１、製版部２、印刷部３、排版部４、給紙部５、排紙部６等から構成されている。
【００３４】
画像読取部１は、コンタクトガラス上に位置する原稿７の画像を光学的に読み取るもので、さらに、原稿７のサイズを検知する原稿サイズ検知センサ８を備えている。
【００３５】
製版部２は、ロール状に巻かれたマスタ原紙９ａを保持する保持部１０、マスタ原紙９ａを引き出すプラテンローラ１１、マスタ原紙９ａを加熱溶融穿孔することにより画像読取部１で読み取った原稿７の画像に応じた穿孔画像１２（図６参照）を形成するサーマルヘッド１３、穿孔画像１２が形成されたマスタ原紙９ａを所定長さにカットするカッタ１４等から構成されている。穿孔画像１２が形成されたマスタ原紙９ａがカッタ１４で所定長さにカットされることによりマスタ９（図６参照）が形成される。
【００３６】
印刷部３は、軸線回りに回転駆動されてその外周面にマスタ９が巻き付けられる多孔性で円筒状の版胴１５、版胴１５の外周面に接離する位置へ移動自在なプレスローラ１６、版胴１５の内部に設けられた図示しないインキ供給部、給紙部５から給紙された印刷用紙１７を印刷位置へ送り込むとともにその送り込みタイミングを計るレジストローラ１８等から構成されている。この印刷部３では、マスタ９が巻き付けられた版胴１５とプレスローラ１６とで給紙部５から給紙された印刷用紙１７を挟持し、このときに、インキ供給部から版胴１５内に供給されているインキをマスタ９の穿孔部分から滲み出させて印刷用紙１７に転写することにより印刷を行う。
【００３７】
排版部４は、所定枚数の印刷が終了して不要になった使用済みのマスタ９を版胴１５の外周面から剥がし、剥がしたマスタ９を収納する構造であり、使用済みのマスタ９を版胴１５の外周面から剥がすための排版ローラ１９、版胴１５から剥がされたマスタ９を収納する排版収納箱２０により構成されている。
【００３８】
給紙部５は、印刷用紙１７が載置されるところであり、この給紙部５に載置された印刷用紙１７が給紙動作により１枚ずつ分離されて印刷部３へ送られる。この給紙部５には、載置された印刷用紙１７のサイズを検知する用紙サイズ検知センサ２１が設けられている。
【００３９】
また、この孔版印刷装置には、第２、第３の給紙部５ａ，５ｂが設けられており、これらの給紙部５ａ，５ｂにはそれぞれ異なるサイズの印刷用紙１７が載置されている。さらに、これらの給紙部５ａ，５ｂにも、載置された印刷用紙１７のサイズを検知する用紙サイズ検知センサ２１ａ，２１ｂが設けられている。
【００４０】
排紙部６は、印刷が終了した印刷用紙１７が排紙されるところであり、排紙された印刷用紙１７の用紙揃えを行うためのエンドフェンス２２と一対のサイドフェンス２３とを備えている。
【００４１】
印刷部３から排紙部６に至る印刷用紙１７の搬送経路上には、印刷が行われた印刷用紙１７を排紙部６に向けて吸着搬送する吸着搬送機構２４と、後述する二面連写製版されたマスタ９を用いた印刷時に、印刷用紙１７に印刷された２つの画像をその境目部分から裁断する裁断機構２５とが設けられている。
【００４２】
裁断機構２５は、図２に拡大して示すように、印刷用紙１７の搬送経路を挟んで配置され、接離位置へ移動自在な一対のローラ２６，２７と、一方のローラ２７の外周部に固定された裁断刃２８とにより構成されている。ローラ２６は、印刷用紙１７の搬送速度と同じ周速度で常時回転駆動され、ローラ２７は電磁クラッチ２９の断続により特定のタイミングで回転し、裁断刃２８により２つの画像が印刷された印刷用紙１７をその画像の境目部分から裁断する。裁断機構２５の動作タイミング、即ち、ローラ２７の回転タイミングは、印刷部３での印刷タイミングに連動して行われる。例えば、レジストローラ１８の駆動開始から所定のタイミング遅れて回転し、又は、版胴１５の回転位置を検知するセンサ３０からの出力に基づいて回転する。
【００４３】
図３は、孔版印刷装置に設けられている操作パネル３１の一部を示す平面図である。操作パネル３１上には、製版スタートキー３２、印刷スタートキー３３、テンキー３４、印刷枚数が表示される枚数表示部３５、画像読取部１で読み取った原稿７の画像のサイズとマスタ原紙９ａに形成する穿孔画像１２のサイズとの変倍率を表示する変倍率表示部３６、変倍率を手動で設定するときの縮小キー３７、等倍キー３８、拡大キー３９、二面連写製版を行う場合にオンにする二面連写製版モードキー４０、二面連写製版が開始されるときに点灯されるＬＥＤランプ４１、所定の条件を満たしている場合に二面連写製版が行われるモードにモード切り替えを行うモード切替キーである二面連写製版優先モードキー４２、二面連写製版優先モードキー４２をオンさせたときに点灯されるＬＥＤランプ４３、裁断機構２５を動作させるときにオンさせる裁断動作モードキー４４、裁断動作モードキー４４をオンさせたときに点灯されるＬＥＤランプ４５等が設けられている。二面連写製版優先モードキー４２、ＬＥＤランプ４３、裁断動作モードキー４４、ＬＥＤランプ４５は、開閉自在な隠しカバー４６により覆われている。
【００４４】
図４は、孔版印刷装置の制御系の電気的接続を示すブロック図である。前述した各部の動作は、図４に示す制御系によってなされる。この制御系は、図示しないＣＰＵ及びメモリからなるマイクロコンピュータ構成の制御部４７を主要な構成要素として備え、この制御部４７に、メインスイッチ４８、操作パネル３１、画像読取部１、原稿サイズ検知センサ８、製版部２、印刷部３、排版部４、給紙部５，５ａ，５ｂ、用紙サイズ検知センサ２１，２１ａ，２１ｂ、センサ３０、裁断機構２５、画像読取部１で読み取った画像のデジタルデータを記憶する画像メモリ４９等が接続されている。
【００４５】
ここで、この孔版印刷装置には、制御部４７におけるマイクロコンピュータ動作によって実行される各種の処理として、自動変倍率設定手段、二面連写製版優先スタート手段、画像回転手段、自動用紙選択手段、給紙枚数制御手段、枚数表示制御手段等が設けられている。
【００４６】
自動変倍率設定手段は、二面連写製版時において、１枚の原稿７の画像に対応した１つの穿孔画像１２の形成領域が、印刷に用いられる印刷用紙１７のサイズの１／２となるように、原稿７のサイズに対する穿孔画像１２のサイズの変倍率を自動的に設定する処理である。この処理は、二面連写製版が行われる場合であって、かつ、使用する印刷用紙１７が指定されているときに、原稿サイズ検知センサ８の検知結果と用紙サイズ検知センサ２１（又は、２１ａ，２１ｂ）の検知結果とから演算される。
【００４７】
例えば、原稿７のサイズが「Ａ４」であって印刷用紙１７のサイズが「Ｂ４」である場合には、穿孔画像１２のサイズを印刷用紙１７の１／２のサイズ、即ち、「Ｂ５」のサイズに変倍する必要がある。そこで、「Ａ４サイズ→Ｂ５サイズ」とする変倍率８７％が演算され、マスタ９には、原稿７の画像の８７％のサイズの穿孔画像１２が形成される。演算された変倍率は、変倍率表示部３６に表示される。図６は、Ａ４サイズの原稿７と（ａ）、Ｂ４サイズの印刷用紙１７と（ｃ）、Ｂ５サイズに変倍されてマスタ９に形成された穿孔画像１２と（ｂ）の関係を示す説明図である。１枚のマスタ９には、Ｂ５サイズに変倍された２つの穿孔画像１２が並んで形成され、印刷用紙１７にはＢ５サイズの画像が２つ並んで印刷される。
【００４８】
二面連写製版優先スタート手段は、二面連写製版モードキー４０をオフにし、二面連写製版優先モードキー４２をオンにして製版スタートキー３２をオンさせたときに、所定の条件が満たされている場合に二面連写製版を自動的に開始させる処理である。この処理が開始される所定の条件としては、後述するように、印刷用紙１７のサイズに対する原稿７のサイズの比率が所定値以下であること、入力された印刷枚数が所定枚数以上であること等である。
【００４９】
画像回転手段は、穿孔画像１２を形成するときに、その向きを９０°回転させる処理である。この処理は、原稿サイズ検知センサ８の検知結果と、用紙サイズ検知センサ２１（又は、２１ａ，２１ｂ）の検知結果とに基づいて行われる。この処理により、画像読取部１にセットする原稿７の向きや、給紙部５，５ａ，５ｂに載置する印刷用紙１７の向きに関して、特別な注意を払わなくとも二面連写製版、及び、製版されたマスタ９を用いた印刷を行える。図７は、画像回転手段が実行される様子について説明する説明図である。（ａ）は画像読取部１にセットされたＡ４サイズの原稿７、（ｂ）は画像読取部１で読み取られた後に画像メモリ４９に格納されるとともに９０°回転された画像データ、（ｃ）は回転された画像データの向きで８７％に変倍されたＢ５サイズの２つの穿孔画像１２が二面連写製版されたマスタ９、（ｄ）はＢ５サイズに変倍された２つの画像が印刷されたＢ４サイズの印刷用紙１７である。
【００５０】
自動用紙選択手段は、複数の給紙部５，５ａ，５ｂにそれぞれサイズの異なる印刷用紙１７が載置されており、原稿７の画像に対する穿孔画像１２の変倍率を指定して二面連写印刷を行う場合において、マスタ９上に形成される穿孔画像１２の２倍のサイズの印刷用紙１７をいずれかの給紙部５，５ａ，５ｂのなかから自動的に選択する処理である。
【００５１】
給紙枚数制御手段は、二面連写製版されたマスタ９を用いた印刷時に印刷用紙１７の給紙枚数を制御する処理であり、入力された印刷枚数Ｎが偶数の場合にはＮ／２枚、入力された印刷枚数Ｎが奇数の場合には（Ｎ＋１）／２枚の印刷用紙の給紙を行うことにより、必要な枚数の印刷物を得ることができる。この処理により、オペレータは、通常製版されたマスタ９を用いた印刷であるか、二面連写製版されたマスタ９を用いた印刷であるかに拘らず、必要な印刷物の枚数を入力すればよく、印刷枚数の入力操作が容易になり、しかも、必要枚数以上の印刷物を作成してしまうということが防止される。
【００５２】
枚数表示制御手段は、二面連写製版されたマスタ９を用いた印刷時に枚数表示部３５に表示される印刷済枚数又は残り印刷枚数を２ずつ変化させる処理である。この処理により、オペレータは、通常製版されたマスタ９を用いた印刷であるか、二面連写製版されたマスタ９を用いた印刷であるかに拘らず、必要な印刷物の枚数を入力すればよく、印刷枚数の入力操作が容易になる。しかも、枚数表示部３５の表示を見たときに、印刷作業の進行状態を正確に把握できる。
【００５３】
図５は、製版時の制御について説明するフローチャートである。なお、このフローチャートの説明では、給紙部５に載置された印刷用紙１７を使用するように指定されているものとする。また、この孔版印刷装置には、二面連写製版モードキー４０と二面連写製版優先モードキー４２とが設けられており、二面連写製版モードキー４０がオンにされた後に製版スタートキー３２がオンにされた場合には、二面連写製版が開始される。一方、二面連写製版モードキー４０がオフにされ、二面連写製版優先モードキー４２がオンにされているときに製版スタートキー３２がオンにされた場合には、所定の条件が満たされているときには二面連写製版が開始され、所定の条件が満たされていないときには通常の製版（１枚のマスタ９に１つの穿孔画像１２を形成する製版）が開始される。そこで、このフローチャートの説明にあたっては、二面連写製版モードキー４０がオンにされている場合と、オフにされている場合とに大別して説明する。
【００５４】
まず、二面連写製版モードキー４０がオンにされている場合について説明する。製版を開始するために製版スタートキー３２がオンにされると、二面連写製版モードキー４０がオンにされているか否かが判断される（ステップＳ１）。なお、二面連写製版モードキー４０がオンにされている場合には、ＬＥＤランプ４１が点灯されている。
【００５５】
二面連写製版モードキー４０がオンにされている場合には（ステップＳ１のＹ）、原稿サイズ検知センサ８で検知された原稿７のサイズと用紙サイズ検知センサ２１で検知された印刷用紙１７のサイズとから、二面連写製版のための最適な変倍率が演算され（ステップＳ２）、ここに、自動変倍率設定手段が実行される。この変倍率は、例えば、原稿７のサイズが「Ａ４」であって印刷用紙１７のサイズが「Ｂ４」である場合には、マスタ９に形成する穿孔画像１２のサイズを印刷用紙１７の１／２のサイズ、即ち、「Ｂ５」のサイズに変倍する値であり、８７％である。
【００５６】
ステップＳ２において変倍率が演算されると、演算された変倍率が変倍率表示部３６に表示される（ステップＳ３）。
【００５７】
ステップＳ３において変倍率表示部３６への変倍率表示が行われた後、二面連写製版モードキー４０がオンであるか否かが再度判断される（ステップＳ４）。二面連写製版モードキー４０がオンである場合には（ステップＳ４のＹ）、既にＬＥＤランプ４１が点灯されているので、そのまま二面連写製版が開始される（ステップＳ５）。ここで、このステップＳ５での二面連写製版時には、最初の製版動作によりマスタ９の半分の領域に穿孔画像１２が形成され、再度原稿７の読み取りが行われた後に行われる二度目の製版動作により残りの半分の領域に穿孔画像１２が形成される。また、このステップＳ５での二面連写製版時には、必要に応じて画像回転手段が実行される。
【００５８】
つぎに、二面連写製版モードキー４０がオフにされている場合について説明する。ステップＳ１において二面連写製版モードキー４０がオフにされていると判断されると（ステップＳ１のＮ）、二面連写製版優先モードキー４２がオンにされているか否かが判断される（ステップＳ６）。
【００５９】
二面連写製版優先モードキー４２がオフにされている場合には（ステップＳ６のＮ）、通常製版が開始される（ステップＳ７）。
【００６０】
二面連写製版優先モードキー４２がオンにされている場合には（ステップＳ６のＹ）、使用する印刷用紙１７のサイズに対する原稿７のサイズの比率が設定値以下であるか否かが判断される（ステップＳ８）。この設定値とは、ユーザーが任意に設定できる値であり、例えば、８５％である。
【００６１】
印刷用紙１７のサイズに対する原稿７のサイズの比率が設定値以上である場合には（ステップＳ８のＮ）、そのような原稿７の画像を二面連写製版すると、穿孔画像１２が小さくなり過ぎるとともに印刷物の画像も小さくなり過ぎるということになるので、二面連写製版は行われず、通常製版が行われる（ステップＳ７）。
【００６２】
印刷用紙１７のサイズに対する原稿７のサイズの比率が設定値以下である場合には（ステップＳ８のＹ）、入力された印刷枚数が所定枚数以上であるか否かが判断される（ステップＳ９）。この所定枚数とは、ユーザーが任意に設定できる値であり、例えば、５０枚である。
【００６３】
入力された印刷枚数が所定枚数以下である場合には（ステップＳ９のＮ）、二面連写製版をしても印刷作業の作業時間の短縮という点でのメリットが少ないので、二面連写製版は行われず、通常製版が行われる（ステップＳ７）。
【００６４】
印刷用紙１７のサイズに対する原稿７のサイズの比率が設定値以下であり（ステップＳ８のＹ）、かつ、入力された印刷枚数が設定枚数以上である場合には（ステップＳＳ９のＹ）、二面連写製版が開始されることになり、ここに、二面連写製版優先スタート手段が実行される。この二面連写製版優先スタート手段の実行により、原稿サイズ検知センサ８で検知された原稿７のサイズと用紙サイズ検知センサ２１で検知された印刷用紙１７のサイズとから、二面連写製版のための最適な変倍率が演算され（ステップＳ２）、ここに、自動変倍率設定手段が実行される。
【００６５】
ステップＳ２において変倍率が演算されると、演算された変倍率が変倍率表示部３６に表示される（ステップＳ３）。
【００６６】
ステップＳ３において変倍率表示部３６への変倍率表示が行われた後、二面連写製版モードキー４０がオンであるか否かが再度判断される（ステップＳ４）。二面連写製版モードキー４０がオフである場合には（ステップＳ４のＮ）、ＬＥＤランプ４１が点灯され（ステップＳ１０）、二面連写製版が行われることをオペレータへ知らせた後、二面連写製版が開始される（ステップＳ５）。
【００６７】
このような構成において、画像読取部１に原稿７をセットし、印刷枚数の入力などの所定の操作を行った後、製版スタートキー３２をオンさせることにより、原稿７の画像の読み取りと、読み取った画像に応じたマスタ９の製版と、製版されたマスタ９の版胴１５への巻き付けとが行われる。その後、印刷スタートキー３３をオンさせることにより、給紙部５（又は、５ａ，５ｂ）から印刷用紙１７が給紙され、印刷部３においてその印刷用紙１７に対する印刷が行われ、印刷が終了した印刷用紙１７が排紙部６へ排紙される。
【００６８】
ここで、製版スタートキー３２をオンさせてマスタ９の製版を行う場合において、図５のフローチャートにおいて説明したように、二面連写製版モードキー４０がオンの場合、又は、二面連写製版モードキー４０はオフであるが二面連写製版優先モードキー４２がオンであって所定の条件が満たされている場合には、二面連写製版が行われる。このとき、原稿７のサイズと使用する印刷用紙１７のサイズとから、二面連写製版する穿孔画像１２の変倍率が自動変倍率設定手段により自動的に設定されるので、オペレータは煩雑な変倍率の設定を行う必要がなくなり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００６９】
また、二面連写製版モードキー４０をオフにするとともに二面連写製版優先モードキー４２をオンにしている場合、所定の条件が満たされることにより、二面連写製版優先スタート手段の実行により二面連写製版が自動的に開始されるので、オペレータは、二面連写製版とすべきか通常製版とすべきかを判断するという煩わしさがなくなり、二面連写製版の度に二面連写製版モードキー４０をオンさせるという手間がかからなくなる。これによっても、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００７０】
さらに、この二面連写製版優先スタート手段の実行時には、図５のフローチャートのステップＳ８で説明したように、印刷用紙１７のサイズに対する原稿７のサイズの比率が設定値以上のときは二面連写製版が行われないので、変倍してマスタ９に形成された穿孔画像１２、及び、印刷された印刷用紙１７上の画像が小さくなり過ぎるということが防止される。
【００７１】
このステップ８での判断条件として、印刷用紙１７のサイズに対する原稿７のサイズの比率が１／２の場合に限定してもよい。このように限定することにより、原稿７のサイズと同じサイズの印刷物が形成されるようになり、オペレータの意に反して原稿７のサイズと異なるサイズの印刷物が印刷されるということを防止できる。
【００７２】
二面連写製版されたマスタ９を用いて印刷された印刷用紙１７上には、図６、図７又は図８に示すように、２つの画像が並んで印刷されている。そこで、裁断動作モードキー４４をオンにすることにより、ローラ２６，２７が近接位置へ移動するとともに回転駆動され、２つの画像が形成された印刷用紙１７は、その画像の境目部分から裁断刃２８により裁断され、排紙部６に排紙される。これにより、二つの画像が形成された印刷用紙１７が排紙部６に排紙され、その後にその印刷用紙１７を２つの画像の境目部分から裁断するという手間がかからなくなる。しかも、別個に裁断装置を準備する必要がなくなる。
【００７３】
裁断機構２５は、印刷部３での印刷タイミング、例えば、レジストローラ１８の駆動開始から所定のタイミング遅れて動作し、又は、版胴１５の回転位置を検知するセンサ３０からの出力に基づいて動作するように動作タイミングを設定されているので、２つの画像の境目部分から精度良く裁断することができる。
【００７４】
つぎに、ここまでの説明では、使用する印刷用紙１７のサイズを指定した場合について説明したが、本実施の形態の孔版印刷装置は、複数の給紙部５，５ａ，５ｂを備え、各給紙部５，５ａ，５ｂにはそれぞれ異なるサイズの印刷用紙１７が載置されているものである。そこで、使用する印刷用紙１７のサイズを指定せずに、形成する穿孔画像１２の変倍率を指定し、指定した変倍率と原稿サイズ検知センサ８の検知結果とから、使用する印刷用紙１７を自動用紙選択手段により自動的に選択してもよい。これにより、オペレータは、原稿７の大きさから判断した必要な印刷画像の大きさを指定するだけでよく、最適なサイズの印刷用紙１７を指定するという手間が不要になり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００７５】
【発明の効果】
請求項１記載の発明の孔版印刷装置によれば、二面連写製版を行わせる場合には、原稿サイズ検知センサが検知した原稿サイズと用紙サイズ検知センサが検知した印刷用紙のサイズとから、マスタ原紙に形成する穿孔画像の変倍率を自動変倍率設定手段により自動的に設定できるので、オペレータは、二面連写製版を開始させるためのキー操作を行うだけでよく、煩雑な変倍率の設定が不要となり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００７６】
また、製版開始時に所定の条件が満たされているときに自動的に二面連写製版を開始させる二面連写製版優先スタート手段と、二面連写製版優先スタート手段が実行可能なモードにモード切り替えを行うモード切替キーとを有するので、モード切替キーを操作して孔版印刷装置を二面連写製版優先スタート手段が実行可能なモードに切り替えておくことにより、製版開始時に所定の条件が満たされているときには自動的に二面連写製版を開始させることができ、このため、二面連写製版を行う度に二面連写製版を開始させるための所定のキー操作を行うという煩雑さをなくすことができ、さらに、これから行う製版が二面連写製版に適しているか否かの判断が不要となり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【００７７】
請求項２記載の発明によれば、請求項１記載の孔版印刷装置において、二面連写製版優先スタート手段により二面連写製版を自動的に開始させる所定の条件の一つは、印刷用紙のサイズに対する原稿のサイズの比率が所定値以下であることなので、印刷用紙のサイズに対する原稿のサイズの比率が所定値以下であるために二面連写製版に適している場合に、二面連写製版を自動的に行わせることができ、マスタに形成された穿孔画像、及び、印刷用紙上に印刷された画像が小さくなり過ぎるということを防止できる。
【００７８】
請求項３記載の発明によれば、モード切替キーを操作して孔版印刷装置を二面連写製版優先スタート手段が実行可能なモードに切り替えておくことにより、原稿の画像サイズが印刷用紙のサイズの１／２のとき、つまり、原稿の画像サイズと印刷された印刷物の画像サイズとが同じになる場合にのみ二面連写製版が自動的に行われるので、オペレータの意に反して原稿の画像サイズと異なる画像サイズの印刷物が印刷されるという事態の発生を防止できる。
【００７９】
請求項４記載の発明によれば、請求項１ないし３のいずれか一記載の孔版印刷装置において、二面連写製版優先スタート手段により二面連写製版を自動的に開始させる所定の条件の一つは、入力された印刷枚数が所定枚数以上であることなので、印刷枚数が所定枚数以上の場合には二面連写製版が自動的に行われ、印刷作業の作業時間の短縮を有効に図ることができる。
【００８０】
請求項５記載の発明によれば、請求項１ないし４のいずれか一記載の孔版印刷装置において、画像読取部で読み取った原稿の画像に対して穿孔画像を形成する向きを９０°回転させる画像回転手段を有し、原稿サイズ検知センサの検知結果と用紙サイズ検知センサの検知結果とから必要に応じて画像回転手段により穿孔画像が回転されるので、二面連写製版時には、画像読取部で読み取る原稿の向きや給紙部に載置する印刷用紙の向きを考慮する必要がなくなり、二面連写製版の機能を利用することが簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態の孔版印刷装置を示す縦断正面図である。
【図２】裁断機構を拡大して示す正面図である。
【図３】孔版印刷装置に設けられている操作パネルの一部を示す平面図である。
【図４】孔版印刷装置の制御系の電気的接続を示すブロック図である。
【図５】製版時の制御について説明するフローチャートである。
【図６】原稿のサイズと、使用する印刷用紙のサイズと、変倍されてマスタに形成された穿孔画像との関係を示す説明図である。
【図７】画像回転手段が実行される様子について説明する説明図である。
【図８】原稿と、二面連写製版されたマスタと、そのマスタを用いて印刷された印刷物との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
１画像読取部
２製版部
３印刷部
５，５ａ，５ｂ給紙部
７原稿
８原稿サイズ検知センサ
９マスタ
９ｂマスタ原紙
１２穿孔画像
１７印刷用紙
２１，２１ａ，２１ｂ用紙サイズ検知センサ
２５裁断機構
３５枚数表示部
４２モード切替キー
ステップＳ２自動変倍率設定手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention has a function of two-sided continuous printing plate making that forms two perforated images corresponding to images of two originals on one master, and can perform printing using the master. Relates to the device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, stencil printing apparatuses having a function of two-sided continuous copying plate making have been widely used. The function of this two-sided continuous plate making is to form two perforated images side by side in accordance with images of two originals (two originals are the same original or different originals) on one master. 8, two punched images corresponding to the image “A” of the same document can be formed on one master, as shown in the explanatory diagram (1) of FIG. 8, or the explanatory diagram (2) of FIG. As shown in FIG. 6, one punched image corresponding to different original images “A” and “B” can be formed on one master.
[0003]
By printing on a printing paper of an appropriate size using the master that has been subjected to two-side continuous plate making in this way, a printed matter in which two identical images are printed on one printing paper, or one printing paper A printed material on which two different images are printed is obtained. In the case of a printed material in which two identical images are printed on one printing paper, the printed material can be cut from the boundary between the two images and used as two printed materials. In the case of a printed matter in which two different images are printed on one sheet of printing paper, the printed matter can be cut from the boundary portion of the two images and used as two types of printed matter, or the printed matter can be used as two types of printed matter. Can be folded from the border and used in a bag-bound state.
[0004]
When the printed material on which two images are printed is cut into two and used as two printed materials or two types of printed materials, two printed materials are obtained by a single printing operation on one printing paper. Or two types of printed matter will be obtained, and the working time of the printing work will be halved.
[0005]
In addition, when printing is performed by forming two different punched images on one master, only one master may be used in spite of printing two types of printed matter. Consumption is halved.
[0006]
As described above, the function of the two-sided continuous photoengraving provided in the stencil printing apparatus is a very useful function from the viewpoint of shortening the working time of the printing work and reducing the consumption of the master base paper.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the two-sided continuous plate making function is used, depending on the size of the original and the size of the printing paper to be used, a punched image corresponding to the original image read by the image reading unit is formed. The magnification must be specified, and this specification is complicated.
If this specification is wrong, the printing operation and the plate making have to be performed again. On the contrary, the work time of the printing operation becomes long, and the master base paper and the printing paper are wasted.
[0008]
For this reason, the function of the two-sided continuous plate making is a very useful function, but when the scaling factor is 100% and the designation is easy, for example, the document size is A4 and the size of the printing paper is The fact is that it is not used much except in the case of A3.
[0009]
In addition, when performing two-sided continuous plate making, it is necessary to perform a predetermined key operation for performing two-sided continuous plate making every time the plate making operation is started. However, it is cumbersome to perform a predetermined key operation to make two-sided continuous printing every time each master is made, and forgetting to perform a predetermined key operation despite trying to perform two-sided continuous printing For this reason, normal plate making (plate making for forming one punched image on one master) may be executed.
[0010]
Therefore, the present invention provides a stencil printing apparatus that makes it easy to use the function of the two-sided continuous stencil making it possible to shorten the work time of the printing work and reduce the amount of master base paper used. For the purpose.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, an image reading unit that reads an image of an original, a plate making unit that makes a master by forming a punched image corresponding to the read image of the original on the master base paper, and a printing paper are placed. And a printing unit that performs printing on the printing paper fed from the paper feeding unit using the master that has been subjected to plate making. In the stencil printing apparatus in which the plate making unit forms two perforated images according to an image on a single master, the plate making unit detects the size of the document, and detects the size of the printing paper. Paper size detection sensor that automatically adjusts the magnification of the punched image so that one punched image forming area corresponding to the image of one original is half the size of the printing paper. Automatic scaling And setting means, A mode in which the two-sided continuous printing pre-priority start means for automatically starting the two-sided continuous copying pre-making when the predetermined condition is satisfied at the start of the plate making and the two-sided continuous shooting pre-priority start means can be executed. A mode switching key for switching, Have
[0012]
Therefore, when performing two-sided continuous plate-making, the scaling factor of the punched image formed on the master base paper is automatically determined based on the original size detected by the original size detection sensor and the size of the printing paper detected by the paper size detection sensor. It is automatically set by the scaling factor setting means. For this reason, the operator only needs to perform a key operation for starting the two-sided continuous printing plate making, and it is not necessary to set a complicated scaling ratio, and it is easy to use the function of the two-sided continuous printing plate making.
[0014]
Also, By operating the mode switching key and switching the stencil printing machine to a mode that can be executed by the two-sided continuous copying pre-starting start means, the two-sided continuous printing is automatically performed when a predetermined condition is satisfied at the start of plate making. Copy making starts. This eliminates the trouble of performing a predetermined key operation for starting the two-sided continuous printing plate every time the two-sided continuous printing platemaking is performed, and whether or not the plate making to be performed is suitable for the two-sided continuous plate making. This makes it unnecessary to use the function of the two-sided continuous printing plate making.
[0015]
Claim 2 The described invention is claimed. 1 In the stencil printing apparatus described above, one of the predetermined conditions for automatically starting the two-sided continuous plate-making by the two-sided continuous plate-making preferential start means is that a ratio of the document size to the printing paper size is a predetermined value or less. It is.
[0016]
Therefore, when the ratio of the size of the original to the size of the printing paper is equal to or less than a predetermined value, it is suitable for the two-side continuous printing plate making. This predetermined value is, for example, 85%. When the ratio of the document size to the print paper size is a predetermined value or more, for example, when the print paper size and the document size are substantially the same, the document size is larger, etc. Face-to-face photoengraving is not performed. This is because if the duplex printing plate making is performed under such conditions, the size of the punched image formed on the master and the image printed on the printing paper becomes too small.
[0017]
Claim 3 The described invention includes an image reading unit that reads an image of a document, a plate making unit that forms a master on a master base paper by forming a perforated image corresponding to the read image of the document, and a paper feed on which printing paper is placed And a printing unit that performs printing on the printing paper fed from the paper feeding unit using the master that has been subjected to plate making. In the stencil printing apparatus in which the plate making unit forms the two punched images side by side on one master, the document size detecting sensor for detecting the size of the document and the paper size for detecting the size of the printing paper Automatically detects two-sided continuous plate making that forms a perforated image that is the same size as the original image size when a predetermined condition that the original size is 1/2 that of the print sensor is satisfied. Open to It has a two-sided continuous prepress priority start unit, a mode switching key for the mode switching on the two surfaces continuous plate making preferential start means which can be run mode, the to.
[0018]
Accordingly, by operating the mode switching key to switch the stencil printing apparatus to a mode that can be executed by the two-sided continuous plate-making preferential start means, when the document image size is ½ of the printing paper size, that is, When the image size of the original and the image size of the printed material are the same, the two-sided continuous plate-making is performed. Normally, the operator recognizes that the image size of the original and the image size of the printed material are the same unless the scaling ratio is specified, and the original is only when the size of the original with respect to the size of the printing paper is ½. By forming a punched image of the same size as the image size and automatically starting two-sided continuous printing, the time required for printing work can be reduced by using two-sided continuous printing and the master base paper used. While reducing the amount, it is possible to prevent a situation in which a printed matter having an image size different from the image size of the original is printed against the operator's will.
[0019]
Claim 4 The described invention is claimed. 1 to 3 In the stencil printing apparatus according to any one of the above, one of the predetermined conditions for automatically starting the two-sided continuous plate-making by the two-sided continuous plate-making preferential start means is that the input number of prints is a predetermined number or more. is there.
[0020]
Accordingly, the two-sided continuous printing plate making is performed when the number of printed sheets using the master subjected to the two-sided continuous copying plate making is equal to or larger than a predetermined number, and the working time of the printing work can be shortened. When the number of printed sheets is equal to or less than the predetermined number, even if the two-sided continuous printing plate making is performed, the merit in terms of shortening the work time of the printing work is small, so the two-sided continuous copying plate making is not performed.
[0021]
Claim 5 The described invention is claimed. 1 to 4 The stencil printing apparatus according to claim 1, further comprising an image rotating unit that rotates a direction of forming a punched image by 90 ° with respect to an image of the document read by the image reading unit, and a detection result of the document size detection sensor And the detection result of the paper size detection sensor, the punched image is rotated by the image rotating means as necessary.
[0022]
Therefore, at the time of two-side continuous shooting, the direction in which the punched image is formed is rotated by 90 ° by the image rotating unit as necessary from the detection result of the document size detection sensor and the detection result of the paper size detection sensor. This eliminates the need to consider the orientation of the document read by the image reading unit and the orientation of the printing paper placed on the paper feed unit during the two-sided continuous plate-making, and the function of the two-sided continuous plate-making can be used. It will be easy.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a longitudinal sectional front view showing the entire structure of the stencil printing apparatus. Since the basic structure of the stencil printing apparatus is well known, the basic structure will be briefly described. The stencil printing apparatus includes an image reading unit 1, a plate making unit 2, a printing unit 3, a plate discharging unit 4, a paper feeding unit 5, a paper discharging unit 6, and the like.
[0034]
The image reading unit 1 optically reads an image of the document 7 positioned on the contact glass, and further includes a document size detection sensor 8 that detects the size of the document 7.
[0035]
The plate making unit 2 includes a holding unit 10 that holds a master base paper 9a wound in a roll shape, a platen roller 11 that pulls out the master base paper 9a, and a hot melt-piercing of the master base paper 9a. A thermal head 13 that forms a perforated image 12 (see FIG. 6) according to the image, a cutter 14 that cuts the master base paper 9a on which the perforated image 12 is formed to a predetermined length, and the like. The master base paper 9a on which the perforated image 12 is formed is cut into a predetermined length by the cutter 14, thereby forming the master 9 (see FIG. 6).
[0036]
The printing unit 3 is a porous and cylindrical plate cylinder 15 around which a master 9 is wound around an outer peripheral surface of the printing unit 3 that is driven to rotate about an axis. An ink supply unit (not shown) provided inside the plate cylinder 15 and a registration roller 18 that feeds the printing paper 17 fed from the paper feeding unit 5 to the printing position and measures the feeding timing thereof. In the printing unit 3, the printing paper 17 fed from the paper feeding unit 5 is sandwiched between the plate cylinder 15 around which the master 9 is wound and the press roller 16, and at this time, the ink supply unit enters the printing cylinder 15. Printing is performed by causing the supplied ink to ooze out from the perforated portion of the master 9 and transfer it to the printing paper 17.
[0037]
The plate discharging unit 4 has a structure in which a used master 9 that has become unnecessary after printing a predetermined number of pages is peeled off from the outer peripheral surface of the plate cylinder 15, and the peeled master 9 is stored. A plate discharging roller 19 for peeling from the outer peripheral surface of the cylinder 15 and a plate discharging storage box 20 for storing the master 9 removed from the plate cylinder 15 are configured.
[0038]
The paper feeding unit 5 is where the printing paper 17 is placed. The printing paper 17 placed on the paper feeding unit 5 is separated one by one by a paper feeding operation and sent to the printing unit 3. The paper feeding unit 5 is provided with a paper size detection sensor 21 that detects the size of the loaded printing paper 17.
[0039]
Further, the stencil printing apparatus is provided with second and third paper feeding units 5a and 5b, and printing papers 17 of different sizes are placed on these paper feeding units 5a and 5b, respectively. . Furthermore, paper size detection sensors 21a and 21b for detecting the size of the loaded printing paper 17 are also provided in these paper supply units 5a and 5b.
[0040]
The paper discharge unit 6 is a place where the printed printing paper 17 is discharged, and includes an end fence 22 and a pair of side fences 23 for aligning the discharged printing paper 17.
[0041]
On the conveyance path of the printing paper 17 from the printing unit 3 to the paper discharge unit 6, a suction conveyance mechanism 24 that sucks and conveys the printed printing paper 17 toward the paper discharge unit 6, and a two-sided connection described later. A cutting mechanism 25 is provided that cuts two images printed on the printing paper 17 from the boundary portion when printing using the master 9 that has been subjected to photoengraving.
[0042]
As shown in an enlarged view in FIG. 2, the cutting mechanism 25 is disposed across the conveyance path of the printing paper 17, and can be moved to a contact / separation position. The cutting blade 28 is fixed. The roller 26 is always driven to rotate at the same peripheral speed as the conveyance speed of the printing paper 17, the roller 27 is rotated at a specific timing by the intermittent engagement of the electromagnetic clutch 29, and the printing paper 17 on which two images are printed by the cutting blade 28. Is cut from the border of the image. The operation timing of the cutting mechanism 25, that is, the rotation timing of the roller 27 is performed in conjunction with the printing timing in the printing unit 3. For example, the resist roller 18 rotates with a predetermined timing from the start of driving, or rotates based on an output from a sensor 30 that detects the rotational position of the plate cylinder 15.
[0043]
FIG. 3 is a plan view showing a part of the operation panel 31 provided in the stencil printing apparatus. On the operation panel 31, a plate making start key 32, a printing start key 33, a numeric keypad 34, a number display unit 35 for displaying the number of printed sheets, an image size of the original 7 read by the image reading unit 1 and a master base paper 9a are formed. A magnification ratio display unit 36 for displaying a magnification ratio with respect to the size of the punched image 12 to be performed, a reduction key 37 for manually setting the magnification ratio, an equal magnification key 38, an enlargement key 39, and when performing two-sided continuous printing plate making. Turns on the two-sided continuous shooting mode key 40, the LED lamp 41 that is turned on when the two-sided continuous shooting is started, and the mode in which the two-sided continuous shooting is performed when a predetermined condition is satisfied. Operates the two-sided continuous shooting preferential mode key 42 which is a mode switching key for switching, the LED lamp 43 which is turned on when the two-sided continuous plate making priority mode key 42 is turned on, and the cutting mechanism 25. On the cause cutting operation mode key 44, LED lamp 45 and the like to be turned on when to turn on the cutting mode of operation key 44 is provided to come. The two-sided continuous shooting plate making priority mode key 42, the LED lamp 43, the cutting operation mode key 44, and the LED lamp 45 are covered with a hidden cover 46 that can be freely opened and closed.
[0044]
FIG. 4 is a block diagram showing the electrical connection of the control system of the stencil printing apparatus. The operation of each unit described above is performed by the control system shown in FIG. This control system includes a control unit 47 having a microcomputer configuration including a CPU and a memory (not shown) as main components. The control unit 47 includes a main switch 48, an operation panel 31, the image reading unit 1, and a document size detection sensor. 8. Plate making unit 2, printing unit 3, plate discharging unit 4, paper feeding units 5, 5a, 5b, paper size detection sensors 21, 21a, 21b, sensor 30, cutting mechanism 25, digital image read by image reading unit 1 An image memory 49 for storing data is connected.
[0045]
Here, in this stencil printing apparatus, as various processes executed by the microcomputer operation in the control unit 47, automatic scaling ratio setting means, two-sided continuous copying prepress priority start means, image rotation means, automatic paper selection means, A sheet feeding number control unit, a sheet number display control unit, and the like are provided.
[0046]
In the automatic scaling ratio setting means, at the time of two-side continuous printing, the formation area of one punched image 12 corresponding to the image of one document 7 is ½ of the size of the printing paper 17 used for printing. In this way, the scaling factor of the size of the punched image 12 with respect to the size of the document 7 is automatically set. In this process, when the two-side continuous plate making is performed and the printing paper 17 to be used is designated, the detection result of the original size detection sensor 8 and the paper size detection sensor 21 (or 21a). , 21b).
[0047]
For example, when the size of the document 7 is “A4” and the size of the printing paper 17 is “B4”, the size of the punched image 12 is half the size of the printing paper 17, that is, “B5”. Need to scale to size. Therefore, a scaling factor of 87%, “A4 size → B5 size”, is calculated, and a punched image 12 having a size of 87% of the image of the document 7 is formed on the master 9. The calculated scaling factor is displayed on the scaling factor display unit 36. FIG. 6 is a diagram illustrating the relationship between an A4 size original 7 and (a), a B4 size printing paper 17 and (c), and a punched image 12 which has been scaled to B5 size and formed on the master 9, and (b). FIG. A single master 9 is formed with two perforated images 12 scaled to B5 size, and two B5 size images are printed side by side on the printing paper 17.
[0048]
The two-sided continuous shooting pre-ordering start means turns off the two-sided continuous shooting pre-ordering mode key 40, turns on the two-sided continuous shooting pre-ordering mode key 42 and turns on the plate making start key 32, and the predetermined condition is met. This is a process of automatically starting the two-sided continuous plate making when it is satisfied. As predetermined conditions for starting this processing, as will be described later, the ratio of the size of the document 7 to the size of the printing paper 17 is equal to or smaller than a predetermined value, the input number of printed sheets is equal to or larger than the predetermined number, It is.
[0049]
The image rotation means is a process of rotating the direction of the perforated image 12 by 90 °. This process is performed based on the detection result of the document size detection sensor 8 and the detection result of the paper size detection sensor 21 (or 21a, 21b). With this processing, the two-sided continuous printing plate making without paying special attention to the orientation of the document 7 set on the image reading unit 1 and the orientation of the printing paper 17 placed on the paper feeding units 5, 5 a, 5 b, and Then, printing using the master 9 that has been made can be performed. FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining how the image rotating means is executed. (A) is an A4 size document 7 set in the image reading unit 1, (b) is image data that is read by the image reading unit 1 and then stored in the image memory 49 and rotated by 90 °, and (c). Is a master 9 in which two B5-sized perforated images 12 scaled to 87% in the direction of the rotated image data are made by two-sided continuous printing, and (d) shows two images scaled to B5 size. This is a printed paper 17 of B4 size printed.
[0050]
The automatic paper selection means has printing papers 17 of different sizes placed on a plurality of paper feed units 5, 5a, 5b, and designates the magnification ratio of the punched image 12 with respect to the image of the original document 7 and performs two-sided continuous shooting. This is a process of automatically selecting a printing paper 17 having a size twice that of the punched image 12 formed on the master 9 from one of the paper feeding units 5, 5a, 5b when printing is performed.
[0051]
The paper feed number control means is a process for controlling the paper feed number of the printing paper 17 at the time of printing using the master 9 subjected to the two-side continuous copying and plate making. If the inputted print number N is an even number, N / 2 In the case where the input number N of sheets is an odd number, a necessary number of printed materials can be obtained by feeding (N + 1) / 2 sheets of printing paper. With this processing, the operator can input the required number of printed materials regardless of whether printing is performed using the master 9 that has been subjected to normal plate-making or printing using the master 9 that has been subjected to two-sided continuous printing. In many cases, the input operation of the number of printed sheets is facilitated, and it is possible to prevent the generation of a printed matter exceeding the necessary number.
[0052]
The number display control means is a process of changing the number of printed sheets or the remaining number of printed sheets displayed on the sheet number display unit 35 by two at the time of printing using the master 9 that has been subjected to two-sided continuous plate making. With this processing, the operator can input the required number of printed materials regardless of whether printing is performed using the master 9 that has been subjected to normal plate-making or printing using the master 9 that has been subjected to two-sided continuous printing. In many cases, it is easy to input the number of prints. In addition, when the display on the number display unit 35 is viewed, the progress of the printing operation can be accurately grasped.
[0053]
FIG. 5 is a flowchart for explaining control during plate making. In the description of this flowchart, it is assumed that the printing paper 17 placed on the paper feeding unit 5 is designated to be used. Further, the stencil printing machine is provided with a two-sided continuous shooting pre-making mode key 40 and a two-sided continuous shooting pre-making mode key 42, and the plate making start after the two-sided continuous shooting pre-making mode key 40 is turned on. When the key 32 is turned on, the two-sided continuous plate-making is started. On the other hand, if the plate-making start key 32 is turned on when the two-sided continuous shooting plate-making mode key 40 is turned off and the two-sided continuous printing plate-making priority mode key 42 is turned on, a predetermined condition is satisfied. When the predetermined condition is not satisfied, normal plate making (plate making for forming one punched image 12 on one master 9) is started. Therefore, in the description of this flowchart, the case where the two-sided continuous plate making mode key 40 is turned on and the case where it is turned off will be broadly described.
[0054]
First, the case where the two-sided continuous shooting plate-making mode key 40 is turned on will be described. When the plate making start key 32 is turned on to start plate making, it is determined whether or not the two-sided continuous shooting plate key 40 is turned on (step S1). It should be noted that the LED lamp 41 is turned on when the two-sided continuous shooting plate key 40 is turned on.
[0055]
When the double-side continuous plate-making mode key 40 is turned on (Y in step S1), the size of the original 7 detected by the original size detection sensor 8 and the printing paper 17 detected by the paper size detection sensor 21 are detected. From this size, an optimum scaling factor for two-sided continuous plate-making is calculated (step S2), and automatic scaling factor setting means is executed here. For example, when the size of the original 7 is “A4” and the size of the printing paper 17 is “B4”, the scaling ratio is set to 1 / (1) of the printing paper 17. This is a value that scales to a size of 2, that is, a size of “B5”, and is 87%.
[0056]
When the scaling factor is calculated in step S2, the calculated scaling factor is displayed on the scaling factor display unit 36 (step S3).
[0057]
After the scaling factor display on the scaling factor display 36 is performed in step S3, it is determined again whether or not the two-sided continuous shooting plate-making mode key 40 is on (step S4). If the two-sided continuous plate-making mode key 40 is on (Y in step S4), since the LED lamp 41 has already been turned on, two-sided continuous plate-making is started as it is (step S5). Here, at the time of the two-side continuous plate making in step S5, the punching image 12 is formed in the half area of the master 9 by the first plate making operation, and the second plate making is performed after the original 7 is read again. The perforated image 12 is formed in the remaining half area by the operation. Further, at the time of two-plane continuous plate-making at this step S5, image rotation means is executed as necessary.
[0058]
Next, a case where the two-sided continuous shooting plate key 40 is turned off will be described. If it is determined in step S1 that the two-sided continuous shooting plate-making mode key 40 is turned off (N in step S1), it is determined whether or not the two-sided continuous shooting plate-making priority mode key 42 is turned on. (Step S6).
[0059]
If the two-sided continuous plate making priority mode key 42 is turned off (N in step S6), normal plate making is started (step S7).
[0060]
If the two-sided continuous plate making priority mode key 42 is turned on (Y in step S6), it is determined whether or not the ratio of the size of the document 7 to the size of the printing paper 17 to be used is equal to or less than a set value. (Step S8). This set value is a value that can be arbitrarily set by the user, for example, 85%.
[0061]
If the ratio of the size of the document 7 to the size of the printing paper 17 is equal to or larger than the set value (N in step S8), the perforated image 12 becomes too small when the image of the document 7 is subjected to two-side continuous printing. At the same time, since the image of the printed matter becomes too small, the two-sided continuous shooting plate making is not performed, and the normal plate making is performed (step S7).
[0062]
If the ratio of the size of the document 7 to the size of the printing paper 17 is equal to or smaller than the set value (Y in Step S8), it is determined whether or not the input number of printed sheets is equal to or larger than a predetermined number (Step S9). . The predetermined number is a value that can be arbitrarily set by the user, for example, 50.
[0063]
If the input number of prints is less than or equal to the predetermined number (N in Step S9), there is little merit in terms of shortening the work time of the printing work even if the two-side continuous printing plate making is performed. Plate making is not performed, and normal plate making is performed (step S7).
[0064]
If the ratio of the size of the document 7 to the size of the printing paper 17 is equal to or smaller than the set value (Y in step S8) and the input number of printed sheets is equal to or larger than the set number (Y in step SS9), two sides The continuous shooting plate making is started, and the two-sided continuous plate making preferential start means is executed here. By executing the two-sided continuous plate making priority start means, the two-sided continuous plate making is determined from the size of the original 7 detected by the original size detection sensor 8 and the size of the printing paper 17 detected by the paper size detection sensor 21. The optimum scaling factor is calculated (step S2), and the automatic scaling factor setting means is executed here.
[0065]
When the scaling factor is calculated in step S2, the calculated scaling factor is displayed on the scaling factor display unit 36 (step S3).
[0066]
After the scaling factor display on the scaling factor display 36 is performed in step S3, it is determined again whether or not the two-sided continuous shooting plate-making mode key 40 is on (step S4). If the two-sided continuous plate-making mode key 40 is off (N in step S4), the LED lamp 41 is turned on (step S10), and the operator is informed that two-sided continuous plate-making is to be performed. Surface continuous photoengraving is started (step S5).
[0067]
In such a configuration, the original 7 is set in the image reading unit 1, a predetermined operation such as inputting the number of prints is performed, and then the plate-making start key 32 is turned on to read and read the image of the original 7. The master 9 is made according to the image and the master 9 thus made is wound around the plate cylinder 15. Thereafter, by turning on the print start key 33, the printing paper 17 is fed from the paper feeding unit 5 (or 5a, 5b), printing is performed on the printing paper 17 in the printing unit 3, and printing is completed. The printing paper 17 is discharged to the paper discharge unit 6.
[0068]
Here, in the case of making the master 9 by turning on the plate making start key 32, as described in the flowchart of FIG. 5, when the two-sided continuous shooting plate key 40 is on, or the two-sided continuous printing plate making. When the mode key 40 is off but the two-sided continuous shooting preferential mode key 42 is on and a predetermined condition is satisfied, the two-sided continuous shooting platemaking is performed. At this time, since the scaling ratio of the punched image 12 to be subjected to the two-sided continuous printing is automatically set by the automatic scaling ratio setting means based on the size of the original 7 and the size of the printing paper 17 to be used, the operator has to make complicated changes. There is no need to set the magnification, and it is easy to use the function of the two-sided continuous printing plate making.
[0069]
In addition, when the two-sided continuous shooting pre-making mode key 40 is turned off and the two-sided continuous shooting pre-ordering mode key 42 is turned on, execution of the two-sided continuous shooting pre-ordering priority start means is satisfied when a predetermined condition is satisfied. Since the two-sided continuous plate making is automatically started, the operator does not have to bother to determine whether to make the two-sided continuous plate making or the normal plate making. There is no need to turn on the continuous shooting plate making mode key 40. This also makes it easy to use the functions of the two-sided continuous printing plate making.
[0070]
Further, when executing the two-sided continuous shooting pre-priority starting means, as described in step S8 of the flowchart of FIG. Since the photoengraving is not performed, it is possible to prevent the punched image 12 formed on the master 9 by scaling and the image on the printed printing paper 17 from becoming too small.
[0071]
The determination condition in step 8 may be limited to the case where the ratio of the size of the document 7 to the size of the printing paper 17 is ½. By limiting in this way, a printed matter having the same size as the size of the document 7 can be formed, and it is possible to prevent a printed matter having a size different from the size of the document 7 against being printed by the operator.
[0072]
Two images are printed side by side as shown in FIG. 6, 7 or 8 on the printing paper 17 printed using the master 9 which has been subjected to the two-side continuous plate making. Accordingly, when the cutting operation mode key 44 is turned on, the rollers 26 and 27 are moved to the close positions and are rotationally driven, so that the printing paper 17 on which two images are formed is cut from the boundary portion of the image by the cutting blade 28. And is discharged to the paper discharge unit 6. As a result, the printing paper 17 on which the two images are formed is discharged to the paper discharge unit 6, and thereafter, it is not necessary to cut the printing paper 17 from the boundary between the two images. In addition, it is not necessary to prepare a cutting device separately.
[0073]
The cutting mechanism 25 operates at a printing timing in the printing unit 3, for example, a predetermined timing delay from the start of driving of the registration roller 18, or operates based on an output from the sensor 30 that detects the rotational position of the plate cylinder 15. Thus, the operation timing is set so that the cutting can be performed with high accuracy from the boundary between the two images.
[0074]
Next, in the description so far, the case where the size of the printing paper 17 to be used has been specified has been described. However, the stencil printing apparatus according to the present embodiment includes a plurality of paper feeding units 5, 5 a, and 5 b. Printing papers 17 of different sizes are placed on the paper parts 5, 5a, 5b. Therefore, the printing paper 17 to be used is automatically specified based on the designated magnification and the detection result of the document size detection sensor 8 without specifying the size of the printing paper 17 to be used and specifying the magnification of the punched image 12 to be formed. You may select automatically by a paper selection means. As a result, the operator only has to specify the size of the necessary print image determined from the size of the document 7, and the trouble of specifying the optimum size of the printing paper 17 is eliminated. It becomes easy to use the function of.
[0075]
【The invention's effect】
According to the stencil printing apparatus of the first aspect of the present invention, when performing the two-side continuous shooting plate making, from the document size detected by the document size detection sensor and the size of the printing paper detected by the paper size detection sensor, Since the magnification of the perforated image formed on the master base paper can be automatically set by the automatic magnification setting means, the operator only has to perform a key operation to start the two-sided continuous printing plate making, and the complicated magnification No setting is required, and it is easy to use the functions of the two-sided continuous printing plate making.
[0076]
Also, The mode is switched to a mode in which the two-sided continuous shooting pre-starting means that automatically starts the two-sided continuous shooting pre-starting and the two-sided continuous shooting pre-starting starting means can be executed automatically when a predetermined condition is satisfied at the start of plate making. Therefore, by operating the mode switching key to switch the stencil printing apparatus to a mode that can be executed by the two-sided continuous copying pre-making start means, a predetermined condition is satisfied at the start of the plate making. Can automatically start two-sided continuous photoengraving, so that every time two-sided continuous photoengraving is performed, the predetermined key operation for starting the two-sided continuous photoengraving is performed. Further, it is unnecessary to determine whether or not the plate making to be performed from now on is suitable for the two-sided continuous plate making, and it becomes easy to use the function of the two-sided continuous plate making.
[0077]
Claim 2 According to the described invention, the claims 1 In the described stencil printing apparatus, one of the predetermined conditions for automatically starting the two-sided continuous plate-making by the two-sided continuous plate-making preferential start means is that the ratio of the document size to the printing paper size is a predetermined value or less. Therefore, when the ratio of the document size to the print paper size is less than the predetermined value and is suitable for the two-sided continuous plate-making, the two-sided continuous plate-making can be automatically performed. It is possible to prevent the perforated image formed on the image and the image printed on the printing paper from becoming too small.
[0078]
Claim 3 According to the described invention, by operating the mode switching key to switch the stencil printing apparatus to a mode that can be executed by the two-sided continuous shooting pre-priority start means, the image size of the document is reduced to 1 / of the size of the printing paper. 2, i.e., when the image size of the original and the image size of the printed material are the same, the two-sided continuous plate-making is automatically performed. Occurrence of a situation in which printed materials having different image sizes are printed can be prevented.
[0079]
Claim 4 According to the described invention, the claims 1 to 3 In the stencil printing apparatus according to any one of the above, one of the predetermined conditions for automatically starting the two-sided continuous plate-making by the two-sided continuous plate-making preferential start means is that the input number of prints is a predetermined number or more. Therefore, when the number of printed sheets is equal to or larger than the predetermined number, the two-side continuous copying plate making is automatically performed, and the working time of the printing work can be effectively shortened.
[0080]
Claim 5 According to the described invention, the claims 1 to 4 The stencil printing apparatus according to claim 1, further comprising an image rotation unit that rotates a direction in which a punched image is formed by 90 ° with respect to an image of a document read by an image reading unit, Since the perforated image is rotated by the image rotation means as necessary from the detection result of the size detection sensor, the orientation of the document to be read by the image reading unit and the printing paper to be placed on the paper feeding unit during two-side continuous copying There is no need to consider the orientation, making it easier to use the functions of the two-sided continuous printing plate making.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal front view showing a stencil printing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged front view showing a cutting mechanism.
FIG. 3 is a plan view showing a part of an operation panel provided in the stencil printing apparatus.
FIG. 4 is a block diagram showing electrical connection of a control system of the stencil printing apparatus.
FIG. 5 is a flowchart illustrating control during plate making.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing the relationship between the size of a document, the size of a printing paper to be used, and a punched image formed on a master by scaling.
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining a state in which image rotation means is executed.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a relationship between a document, a master that has been subjected to two-sided continuous shooting, and a printed matter that has been printed using the master.
[Explanation of symbols]
1 Image reader
2 Plate making part
3 Printing Department
5, 5a, 5b Paper feed unit
7 Manuscript
8 Document size detection sensor
9 Master
9b Master base paper
12 Drilling images
17 Printing paper
21, 21a, 21b Paper size detection sensor
25 Cutting mechanism
35 Number display
42 Mode switch key
Step S2 Automatic scaling ratio setting means

Claims

An image reading unit that reads an image of an original, a plate making unit that makes a master by forming a punched image according to the read image on the master base paper, a paper feeding unit on which printing paper is placed, and a plate making And a printing unit that performs printing on the printing paper fed from the paper feeding unit using the master, and two perforated images corresponding to the images of two documents at the time of two-side continuous printing In the stencil printing apparatus in which the plate making unit forms a plate on a single master,
A document size detection sensor for detecting the size of the document;
A paper size detection sensor for detecting the size of the printing paper;
Automatic scaling factor that automatically sets the magnification ratio of the punched image so that the formation area of one punched image corresponding to the image of one original is ½ of the size of the printing paper at the time of two-sided continuous plate making Setting means;
A two-sided continuous shooting pre-starting means for automatically starting a two-sided continuous copying plate making when a predetermined condition is satisfied at the start of the plate making;
A mode switching key for switching the mode to a mode that can be executed by the two-sided continuous printing plate making priority start means;
A stencil printing apparatus comprising:

One of the predetermined conditions for automatically starting the two-sided continuous printing plate making by the two-sided continuous plate-making preferential starting means is that the ratio of the document size to the printing paper size is not more than a predetermined value. The stencil printing apparatus according to claim 1 .

An image reading unit that reads an image of an original, a plate making unit that makes a master by forming a punched image according to the read image on the master base paper, a paper feeding unit on which printing paper is placed, and a plate making And a printing unit that performs printing on the printing paper fed from the paper feeding unit using the master, and two perforated images corresponding to the images of two documents at the time of two-side continuous printing In the stencil printing apparatus in which the plate making unit forms a plate on a single master,
A document size detection sensor for detecting the size of the document;
A paper size detection sensor for detecting the size of the printing paper;
When the predetermined condition that the size of the original with respect to the size of the printing paper is ½ is satisfied, the two-side continuous printing plate making for forming a punched image having the same size as the original image size is automatically started. A means for priority start of surface continuous photoengraving,
A mode switching key for switching the mode to a mode that can be executed by the two-sided continuous printing plate making priority start means;
A stencil printing apparatus comprising:

One predetermined condition to automatically start the dihedral continuous plate-making by the dihedral continuous prepress priority start means, to the number of printed sheets that have been entered claims 1, characterized in that at least a predetermined number 3 The stencil printing apparatus according to any one of the above.

An image rotation unit that rotates a direction in which a punched image is formed by 90 ° with respect to an image of a document read by the image reading unit, and based on a detection result of the document size detection sensor and a detection result of the paper size detection sensor; The stencil printing apparatus according to any one of claims 1 to 4 , wherein a perforated image is rotated by the image rotating means as required.