JP4537143B2 - 画像処理装置及びその方法、撮像装置、プログラム - Google Patents

画像処理装置及びその方法、撮像装置、プログラム Download PDF

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本発明は、顔の画像の目領域中に適切なキャッチライト設定を行う画像処理方法及び装置に関する。
従来、より自然な画像を演出するためにキャッチライトを設定する画像処理装置が提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1では、写真画像の所望の部分を指定し、この指定された所望部分においてキャッチライトの位置を指定するが、目領域及びキャッチライト位置設定は操作者が手動により行う。
特許文献2では、オペレータが目領域を含む領域を指定すると、その指定領域内から目領域を抽出し、抽出された目領域中のキャッチライトを判定し、キャッチライトが微弱である場合にはキャッチライトを強調するようになっており、目領域を含む領域指定はオペレータが手動により行っていた。
特開平10−91761号公報 特開平10−75374号公報
しかしながら、上記従来技術では、キャッチライト設定を行う際の画像中の顔・目領域の指定やキャッチライト位置・大きさの指定は操作者が手動で行なっているため、操作者の操作が煩雑となり、画像補正の精度が操作者の操作に大きく依存してしまう。
そこで、本発明の目的は、適切なキャッチライトを簡単に設定可能とすることである。
上記課題を解決するために、本発明によれば、画像処理方法に、画像を入力する入力ステップと、入力された前記画像を分析して、顔領域と目領域と瞳孔・虹彩領域との位置及び大きさを含む顔画像生成パラメータを抽出する顔画像生成パラメータ抽出ステップと、前記瞳孔・虹彩領域中で所定値以上の明度を持つ領域をキャッチライト領域として検出する検出ステップと、前記キャッチライト領域が検出された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさが適切か否かを判定する判定ステップと、前記キャッチライト領域が検出されなかった場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて前記画像に新たにキャッチライトの設定を行い、前記キャッチライト領域の大きさが適切でないと判定された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさを補正するキャッチライト設定ステップとを備える。
また、本発明の他の態様によれば、画像処理装置に、画像を入力する入力手段と、入力された前記画像を分析して、顔領域と目領域と瞳孔・虹彩領域との位置及び大きさを含む顔画像生成パラメータを抽出する顔画像生成パラメータ抽出手段と、前記瞳孔・虹彩領域中で所定値以上の明度を持つ領域をキャッチライト領域として検出する検出手段と、前記キャッチライト領域が検出された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさが適切か否かを判定する判定手段と、前記キャッチライト領域が検出されなかった場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて前記画像に新たにキャッチライトの設定を行い、前記キャッチライト領域の大きさが適切でないと判定された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさを補正するキャッチライト設定手段とを備える。
本発明によれば、顔画像生成パラメータを用いてキャッチライトを設定することにより、顔の画像の目領域中に適切なキャッチライトを簡単に設定することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態の画像処理装置の機能構成を示す図である。
本発明の画像処理装置は画像入力部100と顔画像生成パラメータ抽出部101とキャッチライト設定部102から構成される。
顔画像生成パラメータ抽出部101で抽出される顔画像生成パラメータとは、例えば、入力画像中に含まれる顔画像を記述するために必要な角度(顔の向きなど)情報パラメータ、位置情報パラメータ(目領域中の瞳孔の位置、虹彩の位置など)、色情報パラメータ(顔の各パーツの色成分値など)などを示すが、これら角度情報パラメータ、位置情報パラメータ、色情報パラメータに限定されるわけではない。
画像入力部100は、デジタルカメラのCCDセンサなどからの信号をAD変換して得られるデジタル画像を入力画像とする。図2は、顔画像生成パラメータ抽出部の詳細構成を示した図である。同図に示すように、顔画像生成パラメータ抽出部101は、目・口・顔位置検出部110と顔の向き・大きさ検出部111と瞳孔・虹彩領域の位置・大きさ検出部112とから構成されている。図3は、人間の目領域の構成を示した図である。目領域は、瞳孔113と虹彩114と白目115とを含んでいる。
目・口・顔位置検出部110は、画像入力部100で得られた画像に対して目・口・顔の位置を検出する。例えば、Convolutional Neural Network(Yann LeCun and Yoshua Bengio“Convolutinal Networks for Images,Speech,and Time Series”The Handbook of Brain Theory and Neural Networks,pp255−258 1995など参照)を用いることにより顔・目・口候補位置検出を行い、これら顔・目・口候補位置検出の空間的な配置関係から顔・目・口検出位置を決定する方法などがある。図4は、Convolutinal Neural Networkを用いて検出した顔検出位置121・目検出位置120・口検出位置122を示した図である。
図5は、顔が正面を向いている場合の左右目と口検出位置間の距離を示した図であり、図6は、顔が左回転した場合の左右目と口検出位置間の距離を示した図である。顔の向き検出部111における顔の向きは、目・口・顔位置検出部110で得られた目(120)・口(122)・顔(121)検出位置から、右目検出位置と顔検出位置間の距離(130)と、左目検出位置と顔検出位置間の距離(131)との比により算出する。
つまり、図5のように正面を向いている場合には、右目検出位置と顔検出位置間の距離(130)と、左目検出位置と顔検出位置間の距離(131)との比が1対1であり、図6のように顔が右に回転した場合には、右目検出位置と顔検出位置間の距離(133)は、正面を向いている場合の右目検出位置と顔検出位置間の距離(130)より短くなり、左目検出位置と顔検出位置間の距離(134)は、正面を向いている場合の左目検出位置と顔検出位置間の距離(131)より長くなる。よって、この目検出位置と顔検出位置間の距離を用いることによって顔の向きを推定している。
正面を向いている場合を0度として、顔が左方向に軸回転した場合の回転角αは
Figure 0004537143
a:左目検出位置と顔検出位置間距離、b:左右目検出位置の中点と顔検出間距離、c:左右目検出位置間距離
などのように表される。また、顔の上方向に軸回転した場合の回転角βは
Figure 0004537143
d:顔検出位置と口検出位置間距離、e:目検出位置と口検出位置の中点と顔検出位置間距離、f:目検出位置と口検出位置の中点と口検出位置間距離
などのように表される。
瞳孔・虹彩領域の位置・大きさ判定部112は目領域中の瞳孔領域を含んだ虹彩領域の位置と大きさを算出するモジュールであり、本実施形態においては瞳孔領域を含んだ虹彩領域を瞳孔・虹彩領域と書く。瞳孔・虹彩領域の位置と大きさを算出する方法は、例えば、画像入力部100で得られた画像に対して図7のように2値化閾値処理(例えば、閾値50とするが、この値に限定されるわけではない。)を行うことによって2値化処理画像140を算出し、口・目・顔位置検出部110で得られた目と顔の検出位置を用いて図7に示すように左右それぞれの目領域のみを囲う矩形の右目領域141と左目領域142を決定する。
そして、それぞれの目領域において図8,9に示すように縦・横方向のヒストグラムを作成し、作成した図8の横方向のヒストグラムより目の横(x)方向の長さ150、瞳孔・虹彩領域151、ヒストグラムの最大値を示すx座標より瞳孔・虹彩領域の横方向中心位置152を得る。また、図9の縦方向のヒストグラムの中心より瞳孔・虹彩領域中心位置153、目の縦(y)方向の長さ154を得る。
図10、11は瞳孔・虹彩領域が目領域の中心にある場合、すなわち正面を向いている場合の目領域における横・縦方向のヒストグラムをそれぞれ示しており、瞳孔・虹彩領域の縦・横方向中心位置162、164が抽出された目の横(x)方向の長さ160,目の縦(y)方向の長さ165の中点とほぼ同じ位置にある。
図12、13は瞳孔・虹彩領域が目領域の中心から横(x)方向に移動した場合の横・縦方向のヒストグラムを示しており、瞳孔・虹彩領域の横方向中心位置173が抽出された目の横(x)方向の長さの中心位置174と異なっている。
図14、15は瞳孔・虹彩領域が目領域の中心から縦(y)方向に移動した場合の横・縦方向のヒストグラムを示しており、瞳孔・虹彩領域の縦方向中心位置185が抽出された目の縦(y)方向の長さの中心位置186と異なっている。ヒストグラムにおいて複数の山が発生した場合には最も大きい山を示すヒストグラムを用いることによって、瞳孔・虹彩領域の中心位置185、瞳孔・虹彩領域187を得る。
よって、これら図8〜15のヒストグラムに見られるように、目領域中の2値化画像のヒストグラムを用いることによって、目領域中の瞳孔・虹彩領域の中心位置を抽出することができる。なお、図10、11に示すヒストグラムはそれぞれ図8、9と同じである。
図16は、キャッチライト設定部の詳細構成を示した図である。キャッチライト設定部102は、図16のようにキャッチライトの大きさ設定部190とキャッチライトの位置設定部191から構成される。
キャッチライトの大きさ設定部190は、瞳孔・虹彩領域の位置大きさ検出部112で得られた瞳孔・虹彩領域の大きさからキャッチライトの大きさを決定する。この実施形態においてはキャッチライトに用いる形状は円形としているが、キャッチライトの形状は円形に限定されるわけではない。
図17は、キャッチライトの大きさを決定する場合の目領域における横方向ヒストグラムとキャッチライトの大きさとの関係を示した図である。ここでは円形キャッチライトの直径は、瞳孔・虹彩領域の大きさ200の1/5の長さとしている。この円形キャッチライトの直径も、瞳の長さの1/5に限定されるわけではなく、さらに、キャッチライトの直径を決定する際の基準となる特徴は、瞳の大きさ以外に例えば、顔のサイズなどを用いてもよい。
キャッチライトの位置設定部191は、瞳孔・虹彩領域中のキャッチライトの位置を設定する。本実施形態では、瞳孔・虹彩領域の中心を基準としてキャッチライトの位置を設定しているが、必ずしも瞳孔・虹彩領域の中心を基準としてキャッチライトの設定を行う必要はない。
図18は、顔の向きを水平面内(Z軸周りの回転)左方向に回転させて視線方向が正面を向いた場合を示した図である。瞳孔・虹彩領域の中心を基準とした瞳孔・虹彩領域中のキャッチライトの位置は、図18のように顔の向き212、目領域中心211と瞳孔・虹彩領域中心210間距離(視線方向)などによって決まる。
正面を向いている状態で、瞳孔・虹彩領域の中心にキャッチライトがある場合を基準とし、顔の回転によりキャッチライトが目領域を移動する横軸(x)方向の位置ベクトルL1x、縦軸(y)方向の位置ベクトルL1yとすると
g*L1x=−sin(α)
左方向ベクトル:+右方向ベクトル:−
g*L1y=−sin(β)
上方向ベクトル:+下方向ベクトル:−
α:水平面内方向(図18のZ軸周りの回転)の回転角
β:垂直面内方向の回転角(図18のZ軸を含む面)
g:顔サイズによって決定される定数値
となる。
図19は、顔が正面を向いている場合のキャッチライトの位置を基準として、顔の向きを水平面内左方向に回転させた場合のキャッチライト位置ベクトルを示した図である。顔を正面向きから左軸方向に回転させた場合の横軸(x)方向の位置ベクトルをL1xで表している。
また、目領域の中心を基準とし、目領域の中心と瞳孔・虹彩領域の中心の横軸(x)方向の位置ベクトルをL2x(目領域の中心から左方向:+目領域の中心から右方向:−)、縦軸(y)方向の位置ベクトルをL2y(目領域の中心から下方向:−目領域の中心から上方向:+)とする。よって、これらの式より瞳孔・虹彩領域の中心からのキャッチライト移動距離L、LはL=(g*L1x−h*L2x)、L=(g*L1y−h*L2y)により算出される。g,hは顔のサイズによって決定される定数値である。
これにより、図18のように顔は水平面内の左方向(図18のZ軸周りの回転)を向いているが視線方向は正面方向を向いている場合、顔の向きからはL1x(ベクトルの大きさ:−)が算出され、視線方向からはL2x(ベクトルの大きさ:−)が算出される。よって、
Figure 0004537143
の場合には
Figure 0004537143
となり、ほぼ瞳孔・虹彩領域の中心位置にキャッチライトが設定される。なお、瞳位置や顔の向きから決定されるキャッチライトの位置は、顔の向きのみや瞳位置のみから決定しても良いし、何か他の手段を用いても良い。
図20は、実施形態1における全体処理手順を示したフローチャートであり、顔画像生成パラメータ抽出からキャッチライト位置を設定するまでの手順を示している。
ステップS230において顔画像生成パラメータを抽出し、顔画像生成パラメメータを用いて顔の向きを抽出する(ステップS231)。一方、ステップS232において顔画像生成パラメータを用いて目領域を決定し、ステップS233で目領域における縦・横方向ヒストグラムを生成し、この縦・横方向ヒストグラムを用いてステップS234で瞳孔・虹彩領域の位置・大きさを抽出する。さらに、ステップS235でキャッチライトの大きさを決定し、ステップS236で視線方向を抽出する。ステップS237では、ステップS231で抽出された顔の向きとステップS236で抽出された視線方向とステップS235で抽出されたキャッチライトの大きさとを用いることによって、キャッチライトの位置と大きさとが設定される。
(実施形態2)
図21は、実施形態2の画像処理装置の機能構成を示す図であり、画像入力部300と顔画像生成パラメータ抽出部301と色欠陥検出・補正部302とキャッチライト付加・補正判定部303とキャッチライト設定部304から構成される。
実施形態2の画像入力部300と顔画像生成パラメータ抽出部301は実施形態1同様の動作を行う。
色欠陥検出・補正部302は、画像中の色欠陥検出・補正処理を行う。例えば、ストロボ発光時に起こる赤目の検出・補正などが主な例である。本実施形態2では色欠陥・補正処理を赤目領域検出・補正としているが、必ずしも赤目領域検出・補正に限られるわけではない。赤目検出は、例えば、顔画像生成パラメータ抽出部301で抽出された目の位置検出パラメータを用いて目領域を決定し、目領域に対して顔画像生成パラメータ抽出部301で抽出された色情報パラメータを用いて赤目検出を行う。
もし、所定値以上の赤色成分の領域が検出された場合には、赤目が発生していると判定を行う。赤目補正処理に関しては、例えば、あらかじめ用意しておいた虹彩領域の色を用いて赤目領域を補正する方法などがある。
キャッチライト付加・補正部303は、画像入力部300で得られた画像を分析することにより得られる顔画像生成パラメータを用いて、色補正後の画像のキャッチライト有無判定を行う。キャッチライトの有無判定は、例えば、所定値以上の輝度値(例えば、輝度値200など)が目領域にあるかという判定方法がある。
キャッチライト設定部304は、色欠陥の補正処理を行った後、実施形態1で説明したような方法を用いてキャッチライト設定を行う。なお、実施形態1でも述べた通り、キャッチライトの設定は、実施形態1で説明した方法に限られるわけではない。
図22は、色欠陥検出・補正処理後にキャッチライト設定処理を行う場合の処理手順を示すフローチャートであり、色欠陥検出・補正処理ステップS310を行った後にステップS311においてキャッチライトがないと判定された場合には、ステップS312においてキャッチライトが設定される。ステップS311において、キャッチライトがあると判定された場合には何もしない。
(実施形態3)
図23は、実施形態3における撮像装置の機能構成を示した図であり、撮像部400と画像処理部401と画像2次記憶部402から構成されている。図24は、撮像部400の詳細構成を示した図である。図24に示すように、撮像部400は、結像光学系410と固体撮像素子411と映像信号処理412と画像1次記憶部413などから構成される。
図25は、画像処理部401の詳細構成を示した図である。図25に示すように、画像処理部401は、画像1次記憶部402からデジタル画像の読み出しを行う画像入力部420と、顔画像生成パラメータ抽出部421と、色欠陥検出・補正部422と、キャッチライト付加・補正判定部423と、キャッチライト設定部424で構成される。以下、詳細を説明する。
撮像部400の結像光学系410は、例えばレンズなどであり、固体撮像素子411は例えばCCDなどであり、撮影画像を電気信号に変換する。固体撮像素子411で得られた電気的な信号は、映像信号処理回路412においてAD変換される。また、映像信号処理回路412において得られたデジタル画像は、画像1次記憶部413において記憶媒体に記憶される。記憶媒体としては、例えばフラッシュメモリなどがあるが、フラッシュメモリに限定されるわけではない。
画像処理部401における画像入力部420は、画像1次記憶部413からデジタル画像の読み出しを行う。
顔画像生成パラメータ抽出部421は、画像入力部420で得られたデジタル画像に対して実施形態1、2と同様の処理を行うことによって、画像データの分析を行う。
色欠陥検出・補正部422は、実施形態2と同様に、顔画像生成パラメータを用いて、目領域に所定値以上の赤色成分領域が含まれている場合には赤目と判定し、補正する。この補正方法は、実施形態2の他に、例えば、次のような方法がある。
図26は、色欠陥がある場合の所定値以上の明度領域432と瞳孔・虹彩領域431とを含む目領域430を示す図である。図26のように、瞳孔・虹彩領域431において、所定値(例えば明度値200など)以上の明度領域432を持つ画素を検出し、この所定値以上の明度領域を持つ領域を除いた領域を補正する方法がある。
図27は、瞳孔・虹彩領域440における所望のキャッチライトの大きさ441と検出された所定値以上の明度領域442を示した図である。
キャッチライト付加・補正判定部423は、色欠陥検出・補正部422による色補正後の領域において、図27の瞳孔・虹彩領域440中で、所定値以上の明度値(例えば明度値200など)を持つ領域442が、顔画像生成パラメータを用いることによって決定される所望のキャッチライトの大きさ441(例えば明度値200を示す領域の直径が瞳孔・虹彩領域の1/5など)以下の場合に、キャッチライト範囲を拡大する必要があると判定する。なお、所望のキャッチライトの大きさは、画像生成パラメータの一つである瞳孔・虹彩領域から決定しても良いし、他のパラメータを用いても良い。
さらに必要ならば、キャッチライトが抽出された領域における色情報が、所望の色(例えば、白色成分など)と異なる場合には、キャッチライト領域における色を補正する必要があると判定する。
キャッチライト設定部424は、キャッチライト付加・補正判定部423で得られた所定値以上の明度(例えば明度値200など)領域442の中心位置、色情報、顔画像生成パラメータの一つである瞳孔・虹彩領域の大きさで決定されるキャッチライトの大きさ(例えば、瞳孔・虹彩領域の大きさの1/5の直径を持つ円など)を用いて、キャッチライトの付加または補正が設定する。
なお、キャッチライトの大きさは、瞳孔領域、虹彩領域もしくは両方を含む領域、画像生成パラメータから得られる顔のサイズ、もしくは目のサイズを用いてもよく、形状は円形の他の形状を用いても良い。補正時に用いるキャッチライトの色は、キャッチライト付加・補正判定部423で得られた所定値以上の明度領域の色情報を用いてもよいし、あらかじめ用意しておいた色情報(白色など)を用いても良い。また、キャッチライト範囲を拡大するだけでなく、検出されたキャッチライトのサイズが基準値より大きい場合(金目など)は縮小する。
なお、キャッチライト設定における補正処理では、キャッチライトの大きさ、色の補正をすべて行う必要はない。
図28は、実施形態3の画像処理部401におけるキャッチライト領域検出からキャッチライト設定までの処理手順を示すフローチャートである。
ステップS450でキャッチライト領域を抽出し、ステップS451で所定明度領域が所定値以下である場合にはキャッチライト設定する必要があると判定され、ステップS452でキャッチライト大きさの設定がされ、ステップS453でキャッチライト位置が設定される。ステップS451で所定明度領域が所定値以下でないと判定された場合にはキャッチライト設定必要なしと判定され、何も処理を行わない。
画像2次記憶部402は、画像処理部401で補正処理されたデジタル画像を記憶媒体などに記憶する。記憶媒体は、例えばフラッシュメモリなどがある。なお、画像1次記憶部413と画像2次記憶部402は同一の記憶媒体を用いても良いし、別の記憶媒体を用いても良い。
(実施形態4)
図29は、実施形態4における撮像装置の機能構成を示した図であり、ストロボ発光部を含む撮像部500と、キャッチライト発生可能性通知部501と、画像処理部502と、画像2次記憶部503とから構成される。
撮像部500と画像処理部502と画像2次記憶部503は、実施形態3と同様の処理を行う。また、画像処理部502は実施形態3と同様の構成である。なお、実施形態3でも説明したが、記憶媒体は撮像部500に1次記憶媒体があり、1次記憶媒体と2次記憶媒体は例えば、フラッシュメモリなどがあり、さらに1次記憶媒体と2次記憶媒体は同一の記憶媒体を用いても良い。図30は実施形態4の処理手順を示すフローチャートであり、以下詳細を示す。
撮像部500でデジタル画像を得た後に、ステップS510で、撮像部500がストロボ発光したことなどを示すイベントを検出したキャッチライト発生可能性通知部501が、キャッチライト発生可能性ありと判定した場合には、実施形態1などで説明した画像分析を行い、その結果得られる顔画像生成パラメータを用いてステップS511で色欠陥検出を行う。ステップS511において色欠陥が検出されたならば、ステップS512において色欠陥補正処理を行う。
ステップS511において色欠陥が検出されなかった場合には、何もしないでステップS513に進む。ステップS513では、キャッチライト付加・補正処理の判定が行われ、キャッチライト付加または補正処理が必要ならば、ステップS514においてキャッチライト付加・補正処理が行われる。ステップS513において、キャッチライト付加または補正処理が必要ないと判定されたならば、ステップS515に進む。ステップS515においては、必要に応じて色欠陥補正処理、キャッチライト付加・補正処理がなされた画像を記録媒体に記憶する。
このように、上述したキャッチライト設定機能を撮像装置に設けることにより、撮像した顔の画像中の目の領域にキャッチライトを設定可能な撮像装置を実現することができる。
(実施形態5)
図31は実施形態5の画像処理装置における機能構成を示す図であり、画像入力部600と顔画像生成パラメータ抽出部601とキャッチライト付加・補正判定部402とキャッチライト設定部603から構成される。
画像入力部600と顔画像生成パラメータ抽出部601は、実施形態1と同様の動作を行う。
キャッチライト付加・補正判定部602は、顔画像生成パラメータ抽出部601で得られた顔画像生成パラメータである画像全体の平均明度値を用いて、算出された画像全体の平均明度値が所定値以下(例えば、平均明度値50以下)の場合には、キャッチライトが必要な状況であると判定される。
なお、キャッチライト付加・補正判定部602においては、画像全体の平均明度値を用いても良いし、他の何らかの特徴を用いて判定を行っても良い。また、キャッチライト付加・補正判定部602においてキャッチライトが必要な状況であると判定された画像に対しては、顔画像生成パラメータ601で算出されたパラメータを用いて、瞳孔・虹彩領域にキャッチライトが存在するか否かを実施形態3に説明したような方法で判定する。
キャッチライト設定部603は、キャッチライト付加・補正判定部602でキャッチライトを設定する必要な状況であり、キャッチライトがない、もしくはキャッチライトの大きさ・位置・色が適切でないと判定された場合には、例えば、実施形態1、3などの方法を用いてキャッチライト設定を行う。
図32は、これらの処理手順を示したフローチャートである。ステップS610において画像全体の平均明度が所定値(例えば、平均明度値50)以下の場合は、ステップS611においてキャッチライト領域を検出し、ステップS612においてキャッチライト領域が所定値(例えば、瞳孔・虹彩領域の1/5)以下の場合には、キャッチライト設定する必要があると判定され、ステップS613においてキャッチライト設定が行われる。しかし、ステップS612においてキャッチライト領域が所定値以上の場合には、キャッチライト設定必要なしと判定され、キャッチライト設定は行われない。
(実施形態6)
図33は、実施形態6の画像処理装置における機能構成を示した図であり、画像入力部700とキャッチライト発生可能性通知部701と画像生成パラメータ抽出部702とキャッチライト設定部703から構成される。
画像入力部700においては、実施形態1〜4と同様、デジタル画像を入力画像とする。キャッチライト発生可能性通知部701は、キャッチライトの発生を通知するが、このモジュールは画像情報からキャッチライト発生を判定するということではなく、例えばストロボ発光が行われたなどの情報や、撮影者のキャッチライト設定モード選択による情報などを獲得し、通知する。また、キャッチライト設定部703は、実施形態3,4などのような動作を行う。
図34は、実施形態6の処理手順を示すフローチャートである。キャッチライト発生可能性通知ステップS710において、キャッチライトが発生した、もしくはキャッチライト設定モードが選択されたと通知が来た場合には、ステップS711で顔画像生成パラメータを抽出し、この顔画像生成パラメータを用いてステップS712でキャッチライト設定を行う。ステップS710においてキャッチライトが発生したと通知が来なかった場合には何もしない。
(実施形態7)
図35は、実施形態7の画像処理装置における機能構成を示した図であり、画像入力部800とキャッチライト発生可能性通知部802と色欠陥検出・補正処理部803とキャッチライト付加・補正判定部804とキャッチライト設定部805から構成されている。
キャッチライト発生可能性通知部801は、実施形態6と同様、画像情報からキャッチライト発生を判定するということではなく、例えばストロボ発光が行われたなどの情報や撮影者のキャッチライト設定モード選択による情報などを獲得し、通知する。
図36は、実施形態7の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS801でキャッチライト発生可能性ありと通知を受けた場合には、顔画像生成パラメータを用いてステップS811で目領域の色欠陥検出を行い、色欠陥があると判定された場合にはステップS812において色欠陥補正処理を行った後、ステップS813のキャッチライト付加・補正必要を行う。
ステップS811において色欠陥が検出されなかった場合には、ステップS812の色欠陥補正処理は行わずに、ステップS813でキャッチライト付加・補正の必要性の判定を行う。ステップS813においてキャッチライト付加・補正必要と判定された場合には、ステップS814においてキャッチライトの付加・補正が行われる。ステップS810でキャッチライト発生可能性の通知がなく、ステップS813でキャッチライト付加・補正が必要がないと判定された場合には、何も処理を行わない。
図37は、本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。この画像処理装置は、撮像装置の一部として、もしくは撮像装置と接続されて利用され、上述した補正処理を行なう。
CPU41は、ROM42やRAM43に格納されているプログラムやデータを用いて本装置全体の制御を行うと共に、後述する各処理を実行する。
ROM42は、ブートプログラムや本装置の設定データ等を格納する。
RAM43は、CPU41が各種の処理を実行する際に必要とするワークエリアを備えると共に、HDD46からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを備える。
キーボード44は、ユーザからの各種の指示をCPU100に対して入力することができる操作部である。更に、マウスなどのポインティングデバイスを備えるようにしてもよい。
CRT45はCPU41による処理結果を文字や画像などでもって表示することができる表示装置である。CRT45に代えて液晶表示装置などを設けてもよい。
ハードディスクドライブ装置(HDD)46は、大容量の外部記憶装置であり、OS(オペレーティングシステム)や、図1に示した各部の機能をCPU41に実現させるためのプログラムやデータが保存されており、これらの一部もしくは全部はCPU41による制御でもってRAM43にロードされる。また、HDD46には、補正データやモデルデータなどが保存されており、これらについても必要に応じてCPU41の制御に従ってRAM43にロードされる。外部記憶装置として、更にCDやDVDなどのドライブ装置を設けてもよい。
I/F47は、外部装置とのデータ通信のためのインタフェースである。例えば、補正対象を含む画像のデータを、このI/F47に接続しているディジタルカメラから入力したり、コンピュータからダウンロードしたりすることもできる。なお、画像のデータはRAM43に一時的に記憶され、そこでCPU41の処理対象となる。上述の各部はバス48に接続している。
以上説明した実施形態によれば、色欠陥補正後の画像に対してキャッチライトの有無を判定し、キャッチライトがない場合には顔画像生成パラメータを用いてキャッチライト設定を自動的に行うことにより、手動操作による画像補正精度のばらつきを軽減させ、より自然な画像を演出することができる。
また、色欠陥補正後の画像に対してキャッチライトの大きさ、位置、色が適切であるかを判定し顔画像生成パラメータを用いてキャッチライトを補正することによって、手動操作による画像補正精度のばらつきを軽減させ、より自然な画像を演出することができる。
更に、入力画像に対してキャッチライトが発生する状況を判定した後、キャッチライトの有無を判定し、キャッチライトがない場合には顔画像生成パラメータを用いてキャッチライト設定を行うことにより、手動操作による画像補正精度のばらつきを軽減させ、より自然な画像を演出することができる。
また、入力画像に対してキャッチライトが発生する状況を判定した後、キャッチライトの大きさ、位置、色が適切であるかを判定し顔画像生成パラメータを用いてキャッチライトを補正することによって、手動操作による画像補正精度のばらつきを軽減させ、より自然な画像を演出することができる。
(その他の実施形態)
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、カメラもしくはコンピュータのCPUやMPUが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、カメラもしくはコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、カメラ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、カメラもしくはコンピュータに挿入された機能拡張カードや、カメラもしくはコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
実施形態1の画像処理装置の機能構成を示す図である。 顔画像生成パラメータ抽出部の詳細構成を示した図である。 目領域における白目、虹彩、瞳孔領域を示した図である。 Convolutinal Neural Networkを用いて検出した顔・目・口の検出位置を示した図である。 顔が正面を向いている場合の左右目と口検出位置間の距離を示した図である。 顔が左回転した場合の左右目と口検出位置間の距離を示した図である。 2値化処理を行った後の目領域付近の2値化画像を示した図である。 目領域における横方向のヒストグラムを示した図である。 目領域における縦方向のヒストグラムを示した図である。 正面を向いている場合の目領域における横方向のヒストグラムを示した図である。 正面を向いている場合の目領域における縦方向のヒストグラムを示した図である。 瞳孔・虹彩領域が横方向に移動した場合の目領域における横方向のヒストグラムを示した図である。 瞳孔・虹彩領域が横方向に移動した場合の目領域における縦方向のヒストグラムを示した図である。 瞳孔・虹彩領域が上方向に移動した場合の目領域における横方向のヒストグラムを示した図である。 瞳孔・虹彩領域が上方向に移動した場合の目領域における縦方向のヒストグラムを示した図である。 キャッチライト設定部の詳細構成を示した図である。 目領域における横方向ヒストグラムとキャッチライトの大きさとの関係を示した図である。 顔の向きを水平面内(Z軸周りの回転)左方向に回転させて視線方向が正面を向いた場合を示した図である。 顔の向きを正面から水平面内左方向に回転させた場合のキャッチライト位置ベクトルを示した図である。 実施形態1における全体処理手順を示したフローチャートである。 実施形態2の画像処理装置の機能構成を示す図である。 色欠陥検出・補正処理後にキャッチライト設定処理を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態3における撮像装置の機能構成を示す図である。 撮像部の詳細構成を示した図である。 画像処理部の詳細構成を示した図である。 色欠陥がある場合の所定値以上の明度領域と瞳孔・虹彩領域とを含む目領域を示す図である。 瞳孔・虹彩領域における所望のキャッチライトの大きさと検出された所定値以上の明度領域を示した図である。 実施形態3の画像処理部における処理手順を示すフローチャートである。 実施形態4における撮像装置の機能構成を示した図である。 実施形態4の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態5の画像処理装置における機能構成を示した図である。 実施形態5の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態6の画像処理装置における機能構成を示した図である。 実施形態6の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態7の画像処理装置における機能構成を示した図である。 実施形態7の処理手順を示すフローチャートである。 画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。

Claims (11)

  1. 画像を入力する入力ステップと、
    入力された前記画像を分析して、顔領域と目領域と瞳孔・虹彩領域との位置及び大きさを含む顔画像生成パラメータを抽出する顔画像生成パラメータ抽出ステップと、
    前記瞳孔・虹彩領域中で所定値以上の明度を持つ領域をキャッチライト領域として検出する検出ステップと、
    前記キャッチライト領域が検出された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさが適切か否かを判定する判定ステップと、
    前記キャッチライト領域が検出されなかった場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて前記画像に新たにキャッチライトの設定を行い、前記キャッチライト領域の大きさが適切でないと判定された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさを補正するキャッチライト設定ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記画像の目領域の色欠陥の検出及び補正を行う色欠陥補正ステップを有し、前記キャッチライト設定ステップでは、当該色欠陥補正ステップによる補正後の前記画像にキャッチライトの設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. キャッチライト発生の可能性を通知するキャッチライト発生可能性通知ステップを有し、前記キャッチライト設定ステップでは、前記顔画像生成パラメータと前記キャッチライト発生可能性通知ステップの通知結果とに基づいて前記画像にキャッチライトの設定を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理方法。
  4. 前記キャッチライト設定ステップでは、前記顔画像生成パラメータとして、顔面の向きを決定するパラメータ、目領域中の瞳孔位置に関するパラメータ、虹彩位置に関するパラメータの少なくとも1つを用いてキャッチライトの位置を設定することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像処理方法。
  5. 前記キャッチライト設定ステップでは、前記顔画像生成パラメータとして、顔サイズを決定するパラメータ、目サイズを決定するパラメータ、瞳サイズを決定するパラメータ、虹彩サイズを決定するパラメータの少なくとも1つを用いてキャッチライトのサイズを設定することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像処理方法。
  6. 前記キャッチライト設定ステップでは、前記顔画像生成パラメータとして、色情報パラメータ、画像の明度パラメータの少なくとも1つを用いてキャッチライト領域の色を設定することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の画像処理方法。
  7. 前記キャッチライト設定ステップでは、前記キャッチライト領域の大きさが第1の所定値以下の場合に、当該キャッチライト領域を拡大し、前記キャッチライト領域の大きさが第2の所定値より大きい場合に、当該キャッチライト領域を縮小することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  8. 前記キャッチライト発生可能性通知ステップでは、ストロボ発光通知、撮影者によるキャッチライト付加または補正モード選択による情報通知の少なくとも一方を行なうことを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
  9. 画像を入力する入力手段と、
    入力された前記画像を分析して、顔領域と目領域と瞳孔・虹彩領域との位置及び大きさを含む顔画像生成パラメータを抽出する顔画像生成パラメータ抽出手段と、
    前記瞳孔・虹彩領域中で所定値以上の明度を持つ領域をキャッチライト領域として検出する検出手段と、
    前記キャッチライト領域が検出された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさが適切か否かを判定する判定手段と、
    前記キャッチライト領域が検出されなかった場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて前記画像に新たにキャッチライトの設定を行い、前記キャッチライト領域の大きさが適切でないと判定された場合に、前記顔画像生成パラメータに基づいて当該キャッチライト領域の大きさを補正するキャッチライト設定手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 撮像手段と、請求項9に記載の画像処理装置とを備え、前記撮像手段により撮像した画像に前記画像処理装置によりキャッチライトの設定を行うことを特徴とする撮像装置。
  11. コンピュータに請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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