JP4536709B2 - 無線装置、間欠受信方法、及び、間欠受信プログラム - Google Patents
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Description
例えば、非特許文献1に示すように、無線呼出しシステムでは、時間軸を一定時間ごとのフレームとして区切り、端末局が予め割り振られたフレームにおいてのみ受信可能となり、このフレームのみについて、呼出し信号を受信する間欠受信方式の技術がある。
また、特許文献1に示すように、PHS通信端末において、予め設定した時間帯に応じて、二つの異なる受信周期を交互に切り替えることにより、端末局の低消費電力化をはかる技術がある。
また、特許文献2に示すように、基地局が端末局を呼び出す必要がある場合は、送信タイミングにおいて呼出し信号を送信し、端末局を呼び出す必要がない場合には送信タイミングでもデータを送信せず、一定期間呼出しがない場合には、同期をとるために基地局から同期信号を送信する、基地局主体で間欠受信制御を行う技術がある。
高度無線呼出システム標準規格、RCR STD−43A、社団法人電波産業会、平成8年6月25日 A改定
これにより、同期信号間欠受信時間幅と、同期信号の検出開始命令信号を連続出力する時間幅である所定のアパーチャ幅と、第2カウント数とに基づき通信部の受信開始タイミングを算出することが可能となるという効果がある。
これにより、クロック源によるクロック周波数誤差に基づき、受信開始タイミングを算出することが可能となり、低速、低安定なクロック源を用いても、同期信号の受信ができ、受信性能を保ちながら、無線装置の低消費電力化及び低コスト化を実現することが可能となるという効果がある。
これにより、複数回算出したクロック源の周波数誤差を用いることで、クロック源のクロック周波数が一定とならない不安定な場合であっても、無線装置がクロック周波数誤差値をより正確に蓄積することができ、過度の応答を避けることが可能となり、カウンタ基準値をより正確に設定することが可能となるという効果がある。
これにより、無線装置の周囲環境、例えば、温度や、湿度などの変化によってクロック源のクロック周波数が変化した場合であっても、その変動に応じて間欠受信周期を決定でき、同期信号の受信が安定的に可能となるという効果がある。
これにより、無線装置の周囲環境、例えば、温度や、湿度などの変化によってクロック源のクロック周波数が変化した場合であっても、その変動に応じて最適な間欠受信周期を決定でき、同期信号の受信が安定的に可能となるという効果がある。
これにより、クロック周波数誤差を定期的に算出することによる定期的な監視が可能となり、クロックの経年劣化を考慮した安定的な同期信号受信が可能となるという効果がある。
これにより、無線装置の周囲環境の急激な変化により、一時的にクロックの周波数が急激に変化し同期はずれの恐れがある場合であっても、最適な間欠受信周期を再算出することができ、安定した同期信号受信が可能となるという効果がある。
図1は、本実施形態における概略ブロック図である。間欠受信システムは、無線信号を送信する基地局200と、無線信号を送受信する無線装置100とからなる。
無線装置100において、アンテナ13は、基地局200との無線信号の送受信を行う。RF部10は、送信部11と受信部12とを有し、アンテナ13を介して無線信号の送受信を行う。送信部11は、アンテナ13を介して無線信号を送信し、受信部12は、アンテナ13を介して無線信号を受信する。
カウンタ1、及び、カウンタ2は、低速カウンタであり、クロック源から入力されるクロック信号の入力回数を計数する。カウンタ1は、カウンタ基準値までカウントすると、CPU3にカウント終了を通知する終了通知信号を出力する。
CPU3は、無線装置100全体の制御を行う。
TDMA制御部4は、TDMA方式の無線信号の送受信の開始信号、停止信号などの出力を行い、送受信制御を行う。
変復調部5は、受信部12が受信した無線信号の復調、及び、送信部11が送信する無線信号の変調を行う。
記憶部6は、ROM(read only memory)61と、RAM(random access memory)62とを有する記憶装置である。
本実施形態において、低速クロック7は、例えば、クロック周波数が32kHz(キロヘルツ)、クロックの精度を示すクロック誤差率が±100ppm(parts per million)、消費電流1μA(マイクロアンペア)のクロック源とし、高速クロック8は、例えば、クロック周波数が12000kHz、すなわち、12MHz(メガヘルツ)、クロックの精度を示すクロック誤差率が±2ppm、消費電流2000μA、すなわち、2mA(ミリアンペア)のクロック源として、説明する。
図2は、BB部20の構成を示すブロック図である。
BB部20において、CPU3は、カウンタ制御部31、カウンタ基準値算出部32、書込部33、アパーチャ制御部34を有する。
カウンタ制御部31は、カウンタ1及びカウンタ2に、所定のシーケンスに従ってカウント開始命令信号又は、カウント終了命令信号を出力する。
カウンタ基準値算出部32は、カウンタ2のカウント数と、同期信号の周期時間幅とに基づき、カウンタ2のクロック周波数の誤差値を算出し、カウンタ1がCPU3に終了通知信号を出力するタイミングを示すカウント数であるカウンタ基準値を算出する。
アパーチャ制御部34は、アパーチャの開口タイミングにアパーチャの開口命令信号をTDMA制御部4に出力し、アパーチャの閉口タイミングにアパーチャの閉口命令信号をTDMA制御部4に出力する。以下、無線装置100宛の無線信号に含まれる同期信号の検出開始命令信号をTDMA制御部4に出力し続ける状態を、アパーチャ開口状態と記載する。また、アパーチャの開口タイミングとは、同期信号の検出開始命令信号の出力開始時、閉口タイミングとは、同期信号の検出開始命令信号の出力終了時を示す。また、無線装置100が受信状態にあるときにアパーチャ開口状態であれば、TDMA制御部4が、同期信号を検出可能である。
以下、同期信号の検出開始命令信号を出力し続ける所定の時間幅をアパーチャ幅として記載する。本実施形態において、例として、アパーチャ幅は、1ms(ミリ セカンド)として説明する。
図4に示すように、カウンタ1は、アパーチャが閉口してから受信部12における受信開始までの間、低速クロック7から入力されるクロック信号を計数する。
また、カウンタ2は、無線装置100が自局宛の同期信号の検出完了後から次の同期信号検出完了後までの間、低速クロック7から入力されるクロック信号を計数する。
(式1)に記載の不等式を満たす最大の間欠受信間隔T(0)を間欠受信間隔の初期値とする。例えば、本実施形態においては、以下のように間欠受信間隔T(0)を算出する。
また、低速クロック7のクロック周波数誤差率Aは、例えば、以下の(式2)の値である。
<第1過程>
図5は、本実施形態における間欠受信システムの第1動作例を示すフローチャートである。
無線装置100において、受信部12は無線装置100宛の無線信号のフレームを所定時間連続受信し、予め定められた方式に従い同期信号を検出し、基地局200との同期を確立する(ステップS1)。ここで、同期確立の方式としては、同期信号を復調せずに相互相関検出する方式や、同期信号を復調してビット列に変換してから同期語パターンを検出する方式などがあるが、本実施形態においては、同期語パターンを検出する方式を例に挙げて説明する。同期確立の動作として、RF部10の受信部12は、受信した無線信号を変復調部5に出力する。変復調部5は、入力された無線信号を復調し、TDMA制御部4に復調した無線信号を出力する。TDMA制御部4は、復調された無線信号が入力されると、入力された無線信号の同期信号の検出を行う。
CPU3において、カウンタ制御部31は、TDMA制御部4から同期信号検出完了通知信号が入力されると、カウンタ2のカウンタをリセットし、カウント開始命令信号をカウンタ2に出力する。カウンタ2は、入力されたカウント開始命令信号に基づき、低速クロック7から入力されるクロック信号を計数する(ステップS3)。なお、カウンタ2が計数した値を0に書き変えることは、カウンタ2をリセットすることに対応する。
カウンタ1は、カウント開始命令信号に基づき、低速クロック7から入力されるクロック信号の計数を開始する(ステップS5)。
CPU3のアパーチャ制御部34は、スリープ状態中にカウンタ1からカウント満了を通知する終了通知信号が入力されると、RF部10、高速クロック8、BB部20のスリープ状態を解除する。RF部10において、スリープ状態が解除されると、受信部12は無線信号の受信を開始する。受信部12が無線信号の受信を開始してからバッファ時間幅Lssの時間が経過すると、アパーチャ制御部34は、アパーチャの開口を行う(ステップS8)。これは、図4において、フレーム番号N=3に対応する。ここで、バッファ時間幅Lssとは、TDMA制御部4が内部にバッファ記憶領域を設けていることによって生じる遅延による時間幅であり、本実施形態において、例えば、受信部12が同期信号SS(x)全体を受信して同期信号検出が可能となるまでのバッファ時間幅Lss=10ms(ミリセカンド)として説明する。
TDMA制御部4は、ステップS2と同様に、アパーチャ制御部34から入力される同期信号検出命令信号に基づき、同期信号SS(1)の検出を行う。TDMA制御部4は、同期信号SS(1)を検出すると、CPU3に同期信号検出完了通知信号を出力する(ステップS9)。
カウンタ制御部31は、読み出したカウンタ2のカウント数であるカウント数T2real(0)をカウント数記憶部64に書き込む。なお、以下において、カウント数T2real(x)を受信周期番号i=xにおいてカウンタ2が実際に計数した低速クロック7のクロック信号のカウント数を示すものとして記載する。
カウンタ基準値算出部32は、カウンタ2のカウント数が入力されると、低速クロック7のクロック周波数の誤差率α(0)を算出する(ステップS10)。なお、以下において、誤差率α(x)を、受信周期番号i=xにおける低速クロック7のクロック周波数の誤差率として記載する。
次に、算出した推定カウント数T2est(0)と、実カウント数T2real(0)との、カウント数の誤差を示すカウント誤差αc(0)を以下の(式7)に基づき、算出する。
カウンタ1は、カウント開始命令信号に基づき、低速クロック7から入力されるクロック信号の計数を開始する(ステップS12)。
以上のステップS1からステップS12までの受信周期番号i=0の処理動作が第1過程となる。
次に、受信周期番号iが1以上の場合における無線装置100の無線信号の受信動作の処理手順を説明する。以下において、受信周期番号i=kとして、説明する。
CPU3のアパーチャ制御部34は、スリープ状態中にカウンタ1からカウント満了を通知する終了通知信号が入力されると、RF部10、高速クロック8、BB部20のスリープ状態を解除する。RF部10において、スリープ状態が解除されると、受信部12は無線信号の受信を開始する。受信部12が無線信号の受信を開始してからバッファ時間幅Lssの時間が経過すると、アパーチャ制御部34は、アパーチャの開口を行う(ステップS15)。
TDMA制御部4は、第1過程のステップS9と同様に、アパーチャ制御部34から入力される同期信号検出命令信号に基づき、同期信号SS(k)の検出を行う。TDMA制御部4は、同期信号SS(k)を検出すると、CPU3に同期信号検出完了通知信号を出力する(ステップS16)。
カウンタ制御部31は、読み出したカウンタ2のカウント数であるカウント数T2real(k−1)をカウント数記憶部64に書き込む。
カウンタ基準値算出部32は、カウンタ2のカウント数が入力されると、低速クロック7のクロック周波数の誤差率α(k−1)を算出する(ステップS17)。
カウンタ1は、カウント開始命令信号に基づき、低速クロック7から入力されるクロック信号の計数を開始する(ステップS19)。
以上説明したステップS13からステップS19までの処理手順を、受信周期番号iが1以上において、繰り返す処理過程が第2過程である。
また、上述した第1動作例の第1過程において、誤差率α(0)を1受信周期のみで算出していたが、複数回について、誤差率αを算出し、その平均誤差率αave(0)に基づき、第2過程に用いるカウンタ基準値T1(k)を算出してもよい。平均誤差率αave(0)を算出する方法について第2動作例として、図を用いて説明する。
図6は、本実施形態における間欠受信システムの第2動作例を示すフローチャートである。なお、第2動作例において、上述した第1動作例における処理動作と同様の処理動作については、同一のステップ番号を付し、異なる処理動作について説明する。
また、無線装置100は、受信周期番号i=0〜(n−1)において、自局宛信号周期数M(i)=1、すなわち、4フレームごとに無線信号を受信する。
図5のステップS1からステップS10までと同様に、受信周期番号i=jにおける誤差率α0(j)を算出する。ここで、jは、第1過程における自局宛の無線信号の第1過程受信周期番号であり、j=0、1、2、・・・、(n−1)となる。
カウンタ基準値算出部32は、同期信号を所定回数受信していないと判定すると、図5のステップS11と同様に、誤差率α0(j)に基づき、カウンタ基準値T1(j)を算出し、算出したカウンタ基準値T1(j)を書込部33に出力する。書込部33は、入力されたカウンタ基準値T1(j)を記憶部6のカウンタ基準値記憶部63に書き込むことにより、カウンタ基準値T1(j)を設定する(ステップS37)。
カウンタ1は、カウント開始命令信号に基づき、低速クロック7から入力されるクロック信号の計数を開始し(ステップS38)、ステップS6に戻る。
カウンタ基準値算出部32が、同期信号を所定回数受信したと判定するまで、ステップS6〜S10、S31、S37、S38を繰り返す。
カウンタ基準値算出部32は、標準偏差σが規定値β以上の値であると判定した場合、ステップS37に戻り、再度、自局宛の無線信号をn回受信しなおす。
カウンタ基準値算出部32は、標準偏差σが規定値βより小さい値であると判定した場合、誤差率α0(0)〜誤差率α0(n−1)の平均値である平均誤差率αave(0)を算出する(ステップS34)。
カウンタ1は、カウント開始命令信号に基づき、低速クロック7から入力されるクロック信号の計数を開始し、図5の第2過程に移行する(ステップS36)。
次に、本実施形態による第3動作例として、クロック誤差率変化量Δα(k)に応じて次の受信周期である受信周期番号i=k+1における自局宛信号周期数M(k+1)を変化させる場合の処理手順を図面を用いて説明する。
図7は、本実施形態における間欠受信システムの第3動作例を示すフローチャートである。なお、第3動作例において、上述した図5の第1動作例及び図6の第2動作例における処理動作と同様の処理動作については、同一のステップ番号を付し、異なる処理動作について説明する。
図7において、カウンタ基準値算出部32は、ステップS32で算出した標準偏差σと規定値γ1とを比較し、標準偏差σが規定値γ1より小さい値であるか否かの判定を行う(ステップS60)。
次に、ステップS18と同様に、算出した自局宛信号周期数M(k+1)を用い、(式15)に基づき、受信周期番号i=(k+1)におけるカウンタ基準値T1(k+1)を算出する。
カウンタ基準値算出部32は、カウンタ基準値T1(k+1)を算出すると、算出したカウンタ基準値T1(k+1)を書込部33に出力する。書込部33は、入力されたカウンタ基準値T1(k+1)を記憶部6のカウンタ基準値記憶部63に書き込むことにより、カウンタ基準値T1(k+1)を設定する(ステップS62)。
カウンタ基準値算出部32は、標準偏差σが規定値γ2より大きい値であると判定した場合、ステップS61の処理を行う。また、カウンタ基準値算出部32は、標準偏差σが規定値γ2以下の値であると判定した場合、ステップS37の処理を行う。このとき、間欠受信間隔T(x)=4のまま変化させないこととなる。
また、カウンタ基準値算出部32は、標準偏差σが規定値γ1より大きく、規定値γ2より大きい値であると判定した場合、誤差率αの変動が大きいと判断し、例えば、自局宛信号周期数M(i)に1を減算して、減算した値を自局宛信号周期数M(i+1)とすることにより、間欠受信間隔Tを短縮する。
以下の(式18)に記載の不等式を満たす最大の間欠受信間隔T(i)を間欠受信間隔T(i)とする。
つまり、間欠受信間隔T(i)=T(0)×M(i)≦43.4375より、自局宛信号周期数M(i)=10となり、間欠受信無線装置100は、40フレームごとに自局宛の無線信号の受信を行う。また、間欠受信無線装置100が基地局200との間で事前に情報交換し、自局宛フレームのタイミングを認識できていれば、間欠受信間隔T(i)は、特に、T(0)=4の倍数である必要は無く、自由な自然数の値、例えば、ここでは間欠受信間隔T(i)=43とすることが可能である。
また、例えば、5%以上など、所定確率以上の確率で同期はずれが起こる場合、同様に自局宛信号周期数M(i+1)=1として自局宛の無線信号を受信するようにしてもよい。
これにより、同期はずれが起こった場合であっても、速やかに自局宛の無線信号を受信することが可能となる効果がある。
図9は、本実施形態における文字式の定義を示す表である。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
2 カウンタ
3 CPU
4 TDMA制御部
5 変復調部
6 記憶部
7 低速クロック
8 高速クロック
10 RF部
11 送信部
12 受信部
13 アンテナ
20 BB部
61 ROM
62 RAM
63 カウンタ基準値記憶部
64 カウント数記憶部
65 誤差値記憶部
31 カウンタ制御部
32 カウンタ基準値算出部
33 書込部
34 アパーチャ制御部
100 無線装置
200 基地局
Claims (10)
- 時分割多重接続による無線通信システムにおける間欠受信動作を行う無線装置であって、
同期信号の検出開始命令信号の出力開始時を示すアパーチャ開口タイミングを計数する第1カウンタと、
前記第1カウンタのカウンタ基準値を記憶するカウンタ基準値記憶手段と、
同期信号間の時間を計数する第2カウンタと、
前記第2カウンタが計数する第2カウント数を記憶するカウント数記憶手段と、
間欠受信間隔、同期信号の検出開始命令信号を出力し続ける所定の時間幅を示すアパーチャ幅、及び第2カウンタの第2カウント数に基づき、第1カウンタのカウンタ基準値を算出し、再設定する再設定手段と、
前記第1カウンタと、前記第2カウンタとに同一のクロック信号を出力するクロック源と、
第1カウンタのカウント数が前記カウンタ基準値に達すると無線信号を受信する通信部と
を有することを特徴とする無線装置。 - 前記第1カウンタにカウント開始命令信号を出力し、前記第2カウンタにカウント開始命令信号とカウント終了命令信号とを出力する制御手段と、
前記第1カウンタの終了通知信号に基づき、前記通信部に受信開始信号を出力し、受信終了信号を出力する受信制御部とをさらに備え、
前記第1カウンタは、前記クロック源から入力される前記クロック信号をカウントし、カウントした第1カウント数と前記カウンタ基準値記憶手段が記憶するカウンタ基準値とを比較し、比較した結果が一致の場合に終了通知信号を出力し、
前記第2カウンタは、前記クロック源から入力される前記クロック信号をカウントし、
前記再設定手段は、前記通信部が第1同期信号を受信してから第2同期信号を受信するまでの時間幅を示す同期信号間欠受信時間幅と、前記アパーチャ幅と、前記第2カウント数とに基づき、新たなカウンタ基準値を算出し、算出した前記カウンタ基準値を前記カウンタ基準値記憶手段に書き込む
ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。 - 前記再設定手段は、
前記同期信号間欠受信時間幅と、前記第2カウント数とに基づき、前記クロック源の周波数誤差を算出し、
当該周波数誤差に基づき、第1カウンタの新たなカウンタ基準値を算出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線装置。 - 前記再設定手段は、
前記クロック源の前記周波数誤差を複数回について算出し、
算出した複数の周波数誤差に基づき、第1カウンタの新たなカウンタ基準値を算出する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の無線装置。 - 前記再設定手段は、
算出した前記クロック源の複数回の前記周波数誤差の変動量に応じて前記同期信号間欠受信時間幅を変化させる
ことを特徴とする請求項4に記載の無線装置。 - 前記再設定手段は、
前記変動量と所定の変動量とを比較し、比較した結果、前記変動量よりも前記所定の変動量が小さい場合には前記同期信号間欠受信時間幅を延長し、前記変動量が前記所定の変動量より大きい場合には、前記同期信号間欠受信時間幅を延長しないあるいは短縮する
ことを特徴とする請求項5に記載の無線装置。 - 前記再設定手段は、
前記同期信号間欠受信時間幅を所定の周期ごとに定期的に所定時間幅まで短縮し、前記クロック源の前記周波数誤差を算出する
ことを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の無線装置。 - 前記通信部が前記同期信号を所定回数以上連続して検出できなかった場合、あるいは所定確率以上で検出できなかった場合において、
前記再設定手段は、
前記同期信号間欠受信時間幅を所定時間幅まで短縮し、前記クロック源の前記周波数誤差を算出し、当該周波数誤差に基づき前記第1カウンタの前記カウンタ基準値あるいは前記同期信号間欠受信時間幅を算出する
ことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の無線装置。 - 時分割多重接続による無線通信システムにおけるクロック信号を出力するクロック源を有する間欠受信動作を行う無線装置の間欠受信方法であって、
前記クロック源から入力される前記クロック信号をカウントする第1カウント過程と、
前記第1カウント過程においてカウントした第1カウント数と、カウンタ基準値記憶手段が記憶するカウンタ基準値とを比較し、前記第1カウント数が前記カウンタ基準値に達した場合、カウントを終了し、カウント終了通知を出力するカウント終了通知過程と、
前記カウント終了通知が入力されると、同期信号の受信開始命令信号を出力するとともに、当該同期信号の検出開始命令信号連続出力開始命令信号を出力する過程とを有する第1の過程と、
入力された前記検出開始命令信号連続出力開始命令信号に基づき、同期信号の検出開始命令信号を出力し続ける所定の時間幅を示すアパーチャ幅の間において基地局から受信する同期信号の複数の検出開始命令信号を出力する検出開始命令信号連続出力過程と、
前記検出開始命令信号に基づき同期信号を検出する同期信号検出過程と、
第1同期信号の検出時に前記クロック源によるクロック信号の第2カウント開始命令信号を出力する第2カウント開始命令出力過程と、
入力された前記第2カウント開始命令信号に基づき、前記クロック源から入力される前記クロック信号をカウントする第2カウント過程と、
前記第1同期信号の次の第2同期信号の検出時に前記第2カウント過程の終了命令信号を出力する第2カウント終了命令出力過程と、
入力された前記第2カウント終了命令信号に基づき、カウントを終了し、カウントしたカウント数をカウント数記憶手段に記憶するカウント数記憶過程と、
第1同期信号から第2同期信号までの時間幅を示す同期信号間欠受信時間幅と、前記アパーチャ幅と、前記カウント数とに基づき、カウンタ基準値を算出する過程と、
算出した前記カウンタ基準値を前記カウンタ基準値記憶手段に書き込む過程とを有する第2の過程と、
前記第1の過程と前記第2の過程とによる間欠受信方法を繰り返す第3の過程と
を有することを特徴とする間欠受信方法。 - 時分割多重接続による無線通信システムにおけるクロック信号を出力するクロック源を有する間欠受信動作を行う無線装置に用いられるコンピュータのプログラムであって、
前記クロック源から入力される前記クロック信号をカウントする第1カウント手順と、
前記第1カウント手順においてカウントした第1カウント数と、カウンタ基準値記憶手段が記憶するカウンタ基準値とを比較し、前記第1カウント数が前記カウンタ基準値に達した場合、カウントを終了し、カウント終了通知を出力するカウント終了通知手順と、
前記カウント終了通知が入力されると、同期信号の受信開始命令信号を出力するとともに、当該同期信号の検出開始命令信号連続出力開始命令信号を出力する手順とを有する第1の手順と、
入力された前記検出開始命令信号連続出力開始命令信号に基づき、同期信号の検出開始命令信号を出力し続ける所定の時間幅を示すアパーチャ幅の間において基地局から受信する同期信号の複数の検出開始命令信号を出力する検出開始命令信号連続出力手順と、
前記検出開始命令信号に基づき同期信号を検出する同期信号検出手順と、
第1同期信号の検出時に前記クロック源によるクロック信号の第2カウント開始命令信号を出力する第2カウント開始命令出力手順と、
入力された前記第2カウント開始命令信号に基づき、前記クロック源から入力される前記クロック信号をカウントする第2カウント手順と、
前記第1同期信号の次の第2同期信号の検出時に前記第2カウント手順の終了命令信号を出力する第2カウント終了命令出力手順と、
入力された前記第2カウント終了命令信号に基づき、カウントを終了し、カウントしたカウント数をカウント数記憶手段に記憶するカウント数記憶手順と、
第1同期信号から第2同期信号までの時間幅を示す同期信号間欠受信時間幅と、前記アパーチャ幅と、前記カウント数とに基づき、カウンタ基準値を算出する手順と、
算出した前記カウンタ基準値を前記カウンタ基準値記憶手段に書き込む手順とを有する第2の手順と、
前記第1の手順と前記第2の手順とによる間欠受信方法を繰り返す第3の手順と
を実行させることを特徴とする間欠受信プログラム。
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---|---|---|---|
JP2006346111A JP4536709B2 (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | 無線装置、間欠受信方法、及び、間欠受信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006346111A JP4536709B2 (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | 無線装置、間欠受信方法、及び、間欠受信プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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