JP4535058B2 - 回転式工具 - Google Patents
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また、上記課題を解決するために本発明に係る回転式工具は、トリガスイッチ24を具備する回転式工具1において、測距手段2を構成する測距センサ7を設け、該測距センサ7により相手部材3の座面4と回転式工具1の先端が所定の距離になったことを検知して着座と判断し回転式工具1の回転を停止するとともに、測距センサ7の検知により回転を停止したときにはトリガスイッチ24が引かれた状態の場合は回転の停止を保持し、トリガスイッチ24を戻せばリセットして次期操作待ちの状態とする制御手段を設けて成り、測距センサ7による検知距離を可変するために回転式工具1に対して測距センサ7を移動自在に取付けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、回転式工具1によりねじ9を相手部材3にねじ込む際に、測距センサ7により相手部材3の座面4と回転式工具1の先端が所定の距離になったことを検知することでねじ9が相手部材3の座面4に着座したと判断してモータ5を停止し、これによりねじ9の締めすぎや早止めを防止できることになる。また、少し深めにねじ込みたい場合など測距センサ7を移動させることで対応できるものである。
また、上記課題を解決するために本発明に係る回転式工具は、トリガスイッチ24を具備する回転式工具1において、測距手段2を構成する測距センサ7を設け、該測距センサ7により相手部材3の座面4と回転式工具1の先端が所定の距離になったことを検知して着座と判断し回転式工具1の回転を停止するとともに、測距センサ7の検知により回転を停止したときにはトリガスイッチ24が引かれた状態の場合は回転の停止を保持し、トリガスイッチ24を戻せばリセットして次期操作待ちの状態とする制御手段を設けて成り、上記制御手段は、測距センサ7により相手部材3の座面4と回転式工具1の先端が所定の距離になったことを検知して着座又は着座直前と判断し、この着座又は着座直前を測距センサ7で検出後、モータの出力軸の締付けトルクが所定締め付け力になると回転式工具の回転を停止するものであることを特徴とするものである。このような構成とすることで、回転式工具1によりねじ9を相手部材3にねじ込む際に、測距センサ7により相手部材3の座面4と回転式工具1の先端が所定の距離になったことを検知することでねじ9が相手部材3の座面4に着座したと判断してモータ5を停止し、これによりねじ9の締めすぎや早止めを防止できることになる。また、測距センサ7によりねじ9の着座直前を検知し、着座又は着座直前から所定の締め付け力となるまで更に締め付けて所定の締め付け力となって回転を停止するものであり、これにより着座し且つ所定の締め付け力とすることができる。
また、上記制御手段は、所定トルクとなった時点でモータ5を停止し、該モータ5停止後所定時間後に一定時間の増し締めのためにモータ5を回転させるものであることが好ましい。このような構成とすることで、着座し且つ所定の締め付け力となった後に、更に、一定の増し締めができる。
本発明の請求項2記載の発明にあっては、トリガスイッチを具備する回転式工具において、測距手段を構成する測距センサを設け、該測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して着座と判断し回転式工具の回転を停止するとともに、測距センサの検知により回転を停止したときにはトリガスイッチが引かれた状態の場合は回転の停止を保持し、トリガスイッチを戻せばリセットして次期操作待ちの状態とする制御手段を設けて成り、測距センサによる検知距離を可変するために回転式工具に対して測距センサを移動自在に取付けてあるので、回転式工具によりねじを相手部材にねじ込む際に、測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知してねじが相手部材の座面に着座したと判断してモータを停止し、これにより相手部材が硬質、軟質いずれであっても簡単な構成で着座を検出でき、ねじの締めすぎや早止めを防止できるものである。また、少し深めにねじ込みたい場合など測距センサを移動させることで簡単に対応できるものである。
本発明の請求項3記載の発明にあっては、トリガスイッチを具備する回転式工具において、測距手段を構成する測距センサを設け、該測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して着座と判断し回転式工具の回転を停止するとともに、測距センサの検知により回転を停止したときにはトリガスイッチが引かれた状態の場合は回転の停止を保持し、トリガスイッチを戻せばリセットして次期操作待ちの状態とする制御手段を設けて成り、上記制御手段が、測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して着座又は着座直前と判断し、この着座又は着座直前を測距センサで検出後、モータの出力軸の締付けトルクが所定締め付け力となる回転式工具の回転を停止するものであるので、回転式工具によりねじを相手部材にねじ込む際に、測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知してねじが相手部材の座面に着座したと判断してモータを停止し、これにより相手部材が硬質、軟質いずれであっても簡単な構成で着座を検出でき、ねじの締めすぎや早止めを防止できるものである。また、測距センサによりねじの着座直前を検知し、着座又は着座直前から所定の締め付け力となるまで更に締め付けて所定の締め付け力となって回転を停止するものであり、これにより確実に着座し且つ所定の締め付け力とすることができるものである。
また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項3記載の発明の効果に加えて、上記制御手段が、所定トルクとなった時点でモータを停止し、該モータ停止後所定時間後に一定時間の増し締めのためにモータを回転させるものであるから、着座し且つ所定の締め付け力となった後に、更に、一定の増し締めができて確実なねじ込みができるものである。
F=W/(r・θ)=(W/r)・(1/θ)
ここで、W=仕事量(打撃エネルギー)、F=締め付け力、L=移動距離、r=アンビルの半径、θ=打撃毎のアンビルの回転角度である。
で求めることができる。なお、モータ回転速度は10ms間のFGパルス数、ハンマ回転分のパルス数=65、K=31である。
2 測距手段
3 相手部材
4 座面
5 モータ
6 制御部
7 測距センサ
8 報知手段
9 ねじ
10 スイッチ
11 ビット
12 胴部
13 グリップ
14 CCDカメラ
15 ライト
16 接触検知手段
17 減速機
18 圧力センサ
19 押し付け力検知手段
Claims (7)
- トリガスイッチを具備する回転式工具において、測距手段を構成する測距センサを設け、該測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して着座と判断し回転式工具の回転を停止するとともに、測距センサの検知により回転を停止したときにはトリガスイッチが引かれた状態の場合は回転の停止を保持し、トリガスイッチを戻せばリセットして次期操作待ちの状態とする制御手段を設けて成り、モータ逆転時には測距センサの判定をオフにすることを特徴とする回転式工具。
- トリガスイッチを具備する回転式工具において、測距手段を構成する測距センサを設け、該測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して着座と判断し回転式工具の回転を停止するとともに、測距センサの検知により回転を停止したときにはトリガスイッチが引かれた状態の場合は回転の停止を保持し、トリガスイッチを戻せばリセットして次期操作待ちの状態とする制御手段を設けて成り、測距センサによる検知距離を可変するために回転式工具に対して測距センサを移動自在に取付けて成ることを特徴とする回転式工具。
- トリガスイッチを具備する回転式工具において、測距手段を構成する測距センサを設け、該測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して着座と判断し回転式工具の回転を停止するとともに、測距センサの検知により回転を停止したときにはトリガスイッチが引かれた状態の場合は回転の停止を保持し、トリガスイッチを戻せばリセットして次期操作待ちの状態とする制御手段を設けて成り、上記制御手段は、測距センサにより相手部材の座面と回転式工具の先端が所定の距離になったことを検知して着座又は着座直前と判断し、この着座又は着座直前を測距センサで検出後、モータの出力軸の締付けトルクが所定締め付け力になると回転式工具の回転を停止するものであることを特徴とする回転式工具。
- 上記制御手段は、所定トルクとなった時点でモータを停止し、該モータ停止後所定時間後に一定時間の増し締めのためにモータを回転させるものであることを特徴とする請求項3記載の回転式工具。
- 測距センサを複数設けるとともに、複数個の測距センサで検知した相手部材の座面と回転式工具の先端との距離の差により回転式工具の座面に対する傾きを検出し、座面に対して垂直に位置していない場合には回転式工具の回転を停止させるための制御手段と、回転式工具の傾き方向を示す報知手段を設けて成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転式工具。
- 測距センサでの検知を手動でオフにすることができるスイッチを設けて成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転式工具。
- 先端にねじを回転するためのビットを有する胴部から胴部に対して交差する方向にグリップを突出して回転式工具を構成し、該回転式工具の胴部のグリップを突出した側の面に測距センサを配設して成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転式工具。
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