JP4533720B2 - モデムおよび通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、加入者端末機と交換局装置との間に設けられ、データの送受信処理を行うモデム及びその通信の制御方法等に関するものである。
現在、インターネットが急速に普及し、利用が増加している。主にWeb閲覧の利用頻度が高くなっているが、音楽や動画など高速な通信を必要とする利用も増加している。そのため、より高速な通信の必要性が高まっている。また、インターネットの普及に伴い、PC等の接続機器やルータ、モデムなどの機器も増加している。インターネットへの接続方式としては、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、PNA(Phoneline Network Alliance)、DOCSIS(Data Over Cable Service Interface Specifications)などが適用される。
これらの通信方式による加入者モデムは、加入者端末機(PC等の機器)からの通信をいつでも処理できるように、加入者端末機からのデータ受信に関係なく交換局装置との通信チャンネルを維持する。
そのため、チャンネル維持のための不要な動作による加入者モデムの電力消費を抑えるように加入者モデムへ接続されている加入者端末機の接続状態検出手段を持つ加入者端末機接続状態検出部を有し、接続状態に応じて電源のオン、オフを行うモデムがある(例えば、特許文献1を参照)。
また、インターネット上にて加入者端末機が端末として機能するためには、ネットワーク上で一意なIPアドレスが付与される必要があるが、IPアドレスの付与方法としては、(1)固定のIPアドレスをあらかじめ加入者モデムや加入者端末機に割り当てておく固定IPアドレスによる運用、(2)DHCPプロトコルを利用して、DHCPサーバから加入者モデムや加入者端末機へ動的にIPアドレスを割り当てるDHCPによる運用の2つの方法があり、とりわけ上述したADSL等の一般家庭用等に対しては、(2)のDHCPサーバを用いた動的にIPアドレスの割り当てが広く用いられている。
特開2002−111905号
ケーブルモデム等の加入者モデムは、一度電源をオフにすると初期化作業に時間を要するため、電源がオンのままの方が良い場合がある。しかしながら、実際にインターネットを利用する際には、加入者端末機の電源がオフにされる、または、ケーブルがはずされるなどの非接続状態になっていても、加入者モデムの電源がオンのままであると不要な通信が行われる場合が生じてしまう。そのため、通信帯域が無駄に利用されるため、実効的な通信速度が低下してしまう。
また、上記のように、DHCPサーバからIPアドレスが割り当てられる場合、加入者端末機は、自らIPアドレスのリリースを行うこともできるが、加入者端末機はIPアドレスのリリースを行わないまま非接続状態になる場合があるため、IPアドレスが加入者端末機に保持されたままとなることから、多数の加入者端末機がIPアドレスを保持したままであるとIPアドレスが枯渇する恐れがある。
従来より、このような不具合に対しては、DHCPでは、DHCPサーバ側でIPアドレスの付与前に「リース期間」をあらかじめ適当な期間に設定しておくことにより、未使用の加入者端末機や加入者モデム等がIPアドレスを占有することを防いでいた。しかしながら、実際に通信を行う期間はユーザやその都度の利用状況により様々に変化するため、設定したリース期間より短時間で未使用状態になる加入者端末機等も多く、必要以上にIPアドレスを使用してしまう問題があった。
以上より、ネットワーク上においては、不要な通信を排除しつつ、未使用IPアドレスを有効に利用することが必要となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、不要な通信を排除しつつ、IPアドレスの効率的な運用を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、
前記加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当てるとともに通信を行う交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースと、
前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視手段と、
前記加入者端末機に割り当てられたIPアドレスを保持するIPアドレステーブルと、
前記監視手段が、前記通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、前記IPアドレスを前記加入者端末機からリリースさせる制御を、前記加入者端末機の代理で行う制御手段、
とを備えたモデムである。
また、第2の本発明は、前記制御手段は、前記IPアドレスを、前記リリースさせる命令の送信後も前記IPアドレステーブルに保持しておき、加入者端末機と前記交換局装置とが通信を行う場合、その加入者端末機に割り当てられているIPアドレスが、前記IPアドレステーブルに保持している前記IPアドレスである場合は、その加入者端末機に対し、割り当てられているIPアドレスを破棄する旨の命令を送信する制御を行う、
第1の本発明のモデムである。
また、第3の本発明は、自らが前記交換局装置と通信するためのIPアドレスが、前記交換局装置から割り当てられており、
前記制御手段は、前記IPアドレステーブルに保持されたIPアドレスが、全てリリースされた状態となったとき、前記交換局装置に対し、前記自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う、
第1の本発明のモデムである。
また、第4の本発明は、加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当て通信を行う交換局装置と自らも通信するためのIPアドレスが、前記交換局装置から割り当てられているモデムであって、
前記加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、
前記交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースと、
前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視手段と、
前記監視手段が、全ての前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う制御手段、
とを備えたモデムである。
また、第5の本発明は、前記監視手段が、前記加入者端末機のいずれかが前記交換局装置との通信状態を復帰させようとしていることを検知した場合、前記制御手段は、前記交換局装置に対し、通信開始の旨の命令を送信する制御を行う、
第3または第4の本発明のモデムである。
また、第6の本発明は、前記制御手段は、前記IPアドレスをリリースさせる命令を出す前に、前記交換局装置に対し、前記命令およびモデム制御用の通信以外の受信以外の通信を停止する旨の命令を送信する制御を行う、
第1または第4の本発明のモデムである。
また、第7の本発明は、加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、
前記加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当てるとともに通信を行う交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースとを用いた、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信を制御する通信制御方法であって、
前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、
前記加入者端末機に割り当てられたIPアドレスを保持する工程と、
前記監視工程が、前記通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、前記IPアドレスを前記加入者端末機からリリースさせる制御を、前記加入者端末機の代理で行う制御工程と、を備えた通信制御方法である。
また、第8の本発明は、加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当て通信を行う交換局装置と自らも通信するためのIPアドレスが、前記交換局装置から割り当てられており、前記加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、前記交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースとを用いた、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信を制御する通信制御方法であって、
前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、
前記監視工程が、接続されている全ての前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う制御工程、
とを備えた通信制御方法である。
また、第9の本発明は、第7の本発明の通信制御方法の、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、前記加入者端末機に割り当てられたIPアドレスを保持する工程と、前記監視工程が、前記通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、前記IPアドレスを前記加入者端末機からリリースさせる制御を、前記加入者端末機の代理で行う制御工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、第10の本発明は、第8の本発明の通信制御方法の、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、前記監視工程が、接続されている全ての前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う制御工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、第11の本発明は、第9または第10の本発明のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
上述した本発明は、加入者端末機の接続状態を検出し、検出結果が非接続状態のとき、加入者モデムと交換局装置との間の不要な通信を停止し、効率的な通信を行うことで実効的な通信速度の高速化を図る。また、検出結果が非接続状態のとき、各々の加入者端末機のIPアドレスをリリースしていき、加入者モデムに接続された加入者端末機が全て無くなった場合、加入者モデム自身のIPアドレスのリリースも行うことでIPアドレスの効率的な運用を図る(交換局装置には、複数の加入者モデムを配下に持つ親機モデム等の機器も含む)。
本発明により、ネットワーク上において帯域を占有する不要な通信を排除しつつ、IPアドレスの効率的な運用が可能となる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態による加入者モデムのブロック図を示したものである。
加入者モデム1は、第1インターフェース2、第2インターフェース3、加入者端末機接続状態検出部4およびタイマ5、ROM7aおよびRAM7bからなる記憶装置7、制御部8とを備える。さらに、タイマ5の値を設定する設定部6を備えていてもよい。
第1インターフェース2は加入者端末機9とのデータ送受信を処理する。第1インターフェース2は、イーサネット(登録商標)、USB(Universal serial bus)、PNA(Phoneline Network Alliance)、ブルートゥース、無線LAN、ホームRFのような通信方式を使用して加入者端末機9とインターフェーシングできるようになっている。
第2インターフェース3は交換局装置10とのデータ送受信を処理する。第2インターフェース3は、イーサネット(登録商標)、電話線、同軸ケーブル、PLC(Power Line Communication)のようなメディアを使用して交換局装置10へインターフェーシングできるようになっている。なお、加入者モデム1の構成は、以下の各実施の形態に共通である。
また、上記の構成において、第1インタフェース2は本発明の第1インタフェースに相当し、第2インターフェース3は本発明の第2インタフェースに相当する。また、加入者端末機接続状態検出部4は本発明の監視手段に相当し、RAM7bに設定されているIPアドレステーブルは、本発明のIPアドレステーブルに相当する。また、制御部8は本発明の制御手段に相当する。
以下、図1および図2を参照して本実施の形態による加入者モデム1の基本的な動作例を説明する。ただし図2は加入者モデム1の動作を示すフローチャートである。
まず、最初に加入者モデム1の初期化が行われる(S11)。そして、タイマ5に設定部6から検出期間Tを設定し(S12)、タイマ5を起動する(S13)。このとき、検出期間Tはあらかじめ設定された値を使用してもよい。
この後、加入者端末機接続状態検出部4は、加入者モデム1と加入者端末機9間の送受信データの存在を示す信号が授受されているか否かを監視し、前記信号が授受されていない状態が検出期間T継続しているか否か、すなわち非接続状態を検出する(S14)。
制御部8は、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の非接続状態が検出された場合にタイマ5を停止し(S15)、交換局装置10へ通信停止信号を送信する(S16)。通信停止信号を受信した交換局装置10は、管理用の通信を除いた加入者モデム1との間のデータの中継を停止する。その後、再度タイマ5を起動する(S13)。
一方、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の接続状態が検出された場合はタイマ5を停止し(S17)、交換局装置10から加入者モデム1との間のデータの中継が停止中の場合、加入者モデム1は交換局装置10へ通信開始信号を送信する(S19)。通信開始信号を受信した交換局装置10は、加入者モデム1との間のデータの中継を再開する。その後、再度タイマ5を起動する(S13)。
(実施の形態2)
次に、図1および図3を参照して、本発明の実施の形態2による加入者モデム1の基本的な動作を説明するとともに、これにより、本発明の通信制御方法の一実施の形態について説明を行う。
まず、最初に加入者モデム1の初期化が行われる(S20)。そして、タイマ5に設定部6から検出期間Tを設定し(S21)、タイマ5を起動する(S22)。このとき、検出期間Tはあらかじめ設定された値を使用してもよい。
この後、加入者端末機接続状態検出部4は、加入者モデム1と加入者端末機9との間に送受信データの存在を示す信号が授受されているか否かを監視し、前記信号が授受されていない状態が検出期間Tだけ継続しているか否かを判断する。検出期間Tだけ継続している場合は、この状態を非接続状態として検出する(S23)。
制御部8は、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の非接続状態が検出された場合にタイマ5を停止し(S24)、交換局装置10へ通信停止信号を送信する(S25)。通信停止信号を受信した交換局装置10は、管理用の通信を除いた加入者モデム1との間のデータの中継を停止する。
加入者モデム1は、記憶装置7のRAM7bに、接続された加入者端末機9に配布されたIPアドレスを保持するIPアドレステーブルを持ち、非接続状態が検出された加入者端末機9のIPアドレスがIPアドレステーブルに残っているかどうかを判定する(S26)。IPアドレステーブルにIPアドレスがまだ残っている場合には、加入者端末機9のIPアドレスを代理でリリースし(DHCP RELEASEメッセージを交換局装置10へ送信する)、そのIPアドレスを代理リリース済IPアドレスとして保存する(S27)。その後、再度タイマ5を起動する(S22)。
一方、加入者端末機接続状態検出部4において、加入者端末機9の接続状態が検出された場合はタイマ5を停止し(S28)、IPアドレステーブルに代理リリース済IPアドレスとして保存されているかを判定する(S29)。代理リリース済IPアドレスであった場合、加入者モデム1は加入者端末機9へDHCP NAKメッセージを送信し(S30)、IPアドレステーブルから代理リリース済IPアドレスを消去する。そして、交換局装置10が加入者モデム1との間のデータの中継が停止中かどうかを判定し(S31)、停止中の場合、加入者モデム1は交換局装置10へ通信開始信号を送信する(S32)。
通信開始信号を受信した交換局装置10は、加入者モデム1との間のデータの中継を再開する。このとき、交換局装置10は、加入者端末機9に対して新たなIPアドレスを配布するが、制御部8は新たなIPアドレスを、RAM7bのIPアドレステーブルに保存しておき、次回の動作に備える。
最後に、その後、再度タイマ5を起動する(S22)。
以上のように、本実施の形態によれば、加入者モデム1側で、交換局装置10と加入者端末機9との間の通信状態を監視し、これに基づき交換局装置10側に、IPアドレスをリリースさせるようにした。これにより、加入者端末機9がネットワークに接続していない場合、速やかにIPアドレスを開放して、交換局装置10側がIPアドレスを有効に活用することができる。
なお、上記の動作においては、S25にて通信停止信号を送信し、交換局装置10との通信を止める制御を行ったが、この動作を省略し、即座にIPアドレスを代理リリースする動作を行うようにしてもよい。交換局装置10側でDHCP RELEASEメッセージが処理されると、交換局装置10と加入者端末機9との通信は結果的に停止する。
(実施の形態3)
次に、図1および図4を参照して、本発明の実施の形態3による加入者モデム1の基本的な動作を説明するとともに、これにより、本発明の通信制御方法の一実施の形態について説明を行う。また、加入者モデム1は、複数の加入者端末機9が接続可能であり、複数の加入者端末機9は、それぞれ交換局装置10からIPアドレスが配布されているものとする。
まず、最初に加入者モデム1の初期化が行われる(S33)。そして、タイマ5に設定部6から検出期間Tを設定し(S34)、タイマ5を起動する(S35)。このとき、検出期間Tはあらかじめ設定された値を使用してもよい。
この後、加入者端末機接続状態検出部4は、加入者モデム1と加入者端末機9間の送受信データの存在を示す信号が授受されているか否かを監視し、前記信号が授受されていない状態が検出期間T継続しているか否か、すなわち実施の形態2と同様の非接続状態を検出する(S36)。
制御部8は、加入者端末機接続状態検出部4において、全ての加入者端末機9の非接続状態が検出された場合にタイマ5を停止し(S37)、交換局装置10へ通信停止信号を送信する(S38)。通信停止信号を受信した交換局装置10は、管理用を除いた加入者モデム1との間のデータの中継を停止する。さらに、加入者モデム1のIPアドレスをリリースする(S39)。その後、再度タイマ5を起動する(S35)。
一方、加入者端末機接続状態検出部4において、いずれかの加入者端末機9の接続状態が検出された場合はタイマ5を停止する(S40)。そして、交換局装置10から加入者モデム1との間のデータの中継が停止中かどうかを判定し(S41)、停止中の場合、加入者モデム1は交換局装置10へ通信開始信号を送信する(S42)。通信開始信号を受信した交換局装置10は、加入者モデム1との間のデータの中継を再開する。実施の形態2同様、交換局装置10から、加入者端末機9に対して新たなIPアドレスを配布されると、制御部8は新たなIPアドレスを、RAM7bのIPアドレステーブルに保存しておき、次回の動作に備える。最後に、再度タイマ5を起動する(S35)。
以上のように、本実施の形態によれば、加入者モデム1側で、交換局装置10と加入者端末機9との間の通信状態を監視し、これに基づき交換局装置10側に、自らのIPアドレスをリリースさせるようにした。これにより、加入者端末機9がネットワークに接続していない場合、速やかにIPアドレスを開放して、交換局装置10側がIPアドレスを有効に活用することができる。
なお、上記の動作においては、S38にて通信停止信号を送信し、交換局装置10との通信を止める制御を行ったが、この動作を省略し、即座にIPアドレスを代理リリースする動作を行うようにしてもよい。交換局装置10側でDHCP RELEASEメッセージが処理されると、交換局装置10と加入者モデム1および加入者端末機9との通信は結果的に停止する。
(実施の形態4)
次に、図1および図5を参照して、本発明の実施の形態4による加入者モデム1の基本的な動作を説明するとともに、これにより、本発明の通信制御方法の一実施の形態について説明を行う。また、加入者モデム1は、複数の加入者端末機9が接続可能であり、複数の加入者端末機9は、それぞれ交換局装置10からIPアドレスが配布されているものとする。
まず、最初に加入者モデム1の初期化が行われる(S43)。そして、タイマ5に設定部6から検出期間Tを設定し(S44)、タイマ5を起動する(S45)。このとき、検出期間Tはあらかじめ設定された値を使用してもよい。
この後、加入者端末機接続状態検出部4は、加入者モデム1と加入者端末機9間の送受信データの存在を示す信号が授受されているか否かを監視し、前記信号が授受されていない状態が検出期間T継続しているか否か、すなわち実施の形態2と同様の非接続状態を検出する(S46)。
制御部8は、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の非接続状態が検出された場合にタイマ5を停止し(S47)、交換局装置10へ通信停止信号を送信する(S48)。通信停止信号を受信した交換局装置10は、管理用を除いた加入者モデム1との間のデータの中継を停止する。加入者モデム1は、非接続状態が検出された加入者端末機9のIPアドレスが、RAM7bのIPアドレステーブルに残っているかどうかを判定する(S49)。IPアドレステーブルにIPアドレスがまだ残っている場合には、加入者端末機9のIPアドレスを代理でリリースし(DHCP RELEASEメッセージを交換局装置10へ送信する)、そのIPアドレスを代理リリース済IPアドレスとして保存する(S50)。そして、IPアドレステーブルに代理リリース済IPアドレス以外にIPアドレスが残っていないかを判定し(S51)、残っていない場合には加入者モデム1自身のIPアドレスをリリースする(S52)。その後、再度タイマ5を起動する(S45)。
一方、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の接続状態が検出された場合はタイマ5を停止し(S53)、IPアドレステーブルに代理リリース済IPアドレスとして保存されているかを判定する(S54)。代理リリース済IPアドレスであった場合、加入者モデム1は加入者端末機9へDHCP NAKメッセージを送信し(S55)、IPアドレステーブルから代理リリース済IPアドレスを消去する。そして、交換局装置10から加入者モデム1との間のデータの中継が停止中かどうかを判定し(S56)、停止中の場合、加入者モデム1は交換局装置10へ通信開始信号を送信する(S57)。通信開始信号を受信した交換局装置10は、加入者モデム1との間のデータの中継を再開する。実施の形態2と同様、交換局装置10は、加入者端末機9に対して新たなIPアドレスを配布するが、制御部8は新たなIPアドレスを、RAM7bのIPアドレステーブルに保存しておき、次回の動作に備える。その後、再度タイマ5を起動する(S45)。
以上のように、本実施の形態によれば、加入者モデム1側で、交換局装置10と加入者端末機9との間の通信状態を監視し、これに基づき交換局装置10側に、加入者端末機9および自らのIPアドレスをリリースさせるようにした。これにより、加入者端末機9がネットワークに接続していない場合、速やかにIPアドレスを開放して、交換局装置10側がIPアドレスを有効に活用することができる。
なお、上記の動作においては、S48にて通信停止信号を送信し、交換局装置10との通信を止める制御を行ったが、この動作を省略し、即座にIPアドレスを代理リリースする動作を行うようにしてもよい。交換局装置10側でDHCP RELEASEメッセージが処理されると、交換局装置10と加入者端末機9との通信は結果的に停止する。
(実施の形態5)
次に、図1および図6を参照して、本発明の実施の形態5による加入者モデム1の基本的な動作を説明するとともに、これにより、本発明の通信制御方法の一実施の形態について説明を行う。
まず、最初に加入者モデム1の初期化が行われる(S58)。そして、タイマ5に設定部6から検出期間Tを設定し(S59)、タイマ5を起動する(S60)。このとき、検出期間Tはあらかじめ設定された値を使用してもよい。
この後、加入者端末機接続状態検出部4は、加入者モデム1と加入者端末機9間の送受信データの存在を示す信号が授受されているか否かを監視し、前記信号が授受されていない状態が検出期間T継続しているか否か、すなわち実施の形態2と同様の非接続状態を検出する(S61)。
制御部8は、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の非接続状態が検出された場合にタイマ5を停止する(S62)。加入者モデム1は、非接続状態が検出された加入者端末機9のIPアドレスが、RAM7bのIPアドレステーブルに残っているかどうかを判定する(S63)。IPアドレステーブルにIPアドレスがまだ残っている場合には、加入者端末機9のIPアドレスを代理でリリースし(DHCP RELEASEメッセージを交換局装置10へ送信する)、そのIPアドレスを代理リリース済IPアドレスとして保存する(S64)。その後、再度タイマ5を起動する(S60)。なお、交換局装置10側でDHCP RELEASEメッセージが処理されると、交換局装置10と加入者端末機9との通信は結果的に停止する。
一方、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の接続状態が検出された場合はタイマ5を停止し(S65)、IPアドレステーブルに代理リリース済IPアドレスとして保存されているかを判定する(S66)。代理リリース済IPアドレスであった場合、加入者モデム1は加入者端末機9へDHCP NAKメッセージを送信し(S67)、IPアドレステーブルから代理リリース済IPアドレスを消去する。その後、再度タイマ5を起動する(S60)。
以上のように、本実施の形態によれば、加入者モデム1側で、交換局装置10と加入者端末機9との間の通信状態を監視し、これに基づき交換局装置10側に、加入者端末機9のIPアドレスをリリースさせるようにした。これにより、加入者端末機9がネットワークに接続していない場合、速やかにIPアドレスを開放して、交換局装置10側がIPアドレスを有効に活用することができる。
(実施の形態6)
次に、図1および図7を参照して、本発明の実施の形態6による加入者モデム1の基本的な動作を説明するとともに、これにより、本発明の通信制御方法の一実施の形態について説明を行う。また、加入者モデム1は、複数の加入者端末機9が接続可能であり、複数の加入者端末機9は、それぞれ交換局装置10からIPアドレスが配布されているものとする。
まず、最初に加入者モデム1の初期化が行われる(S68)。そして、タイマ5に設定部6から検出期間Tを設定し(S69)、タイマ5を起動する(S70)。このとき、検出期間Tはあらかじめ設定された値を使用してもよい。
この後、加入者端末機接続状態検出部4は、加入者モデム1と加入者端末機9間の送受信データの存在を示す信号が授受されているか否かを監視し、前記信号が授受されていない状態が検出期間T継続しているか否か、すなわち実施の形態2と同様の非接続状態を検出する(S71)。
制御部8は、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の非接続状態が検出された場合にタイマ5を停止する(S72)。加入者モデム1は、接続されている全ての非接続状態が検出された加入者端末機9のIPアドレスがRAM7bのIPアドレステーブルに残っているかどうかを判定する(S73)。IPアドレステーブルにIPアドレスがまだ残っている場合には、加入者端末機9のIPアドレスを代理でリリースし(DHCP RELEASEメッセージを交換局装置10へ送信する)、そのIPアドレスを代理リリース済IPアドレスとして保存する(S74)。そして、IPアドレステーブルに代理リリース済IPアドレス以外にIPアドレスが残っていないかを判定し(S75)、残っていない場合には加入者モデム1自身のIPアドレスをリリースする(S76)。その後、再度タイマ5を起動する(S70)。なお、交換局装置10側でDHCP RELEASEメッセージが処理されると、交換局装置10と加入者端末機9との通信は結果的に停止する。
一方、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の接続状態が検出された場合はタイマ5を停止し(S77)、IPアドレステーブルに代理リリース済IPアドレスとして保存されているかを判定する(S78)。代理リリース済IPアドレスであった場合、加入者モデム1は加入者端末機9へDHCP NAKメッセージを送信し(S79)、IPアドレステーブルから代理リリース済IPアドレスを消去する。実施の形態2同様、交換局装置10から、加入者端末機9に対して新たなIPアドレスを配布されると、制御部8は新たなIPアドレスを、RAM7bのIPアドレステーブルに保存しておき、次回の動作に備える。最後に、再度タイマ5を起動する(S70)。
以上のように、本実施の形態によれば、加入者モデム1側で、交換局装置10と加入者端末機9との間の通信状態を監視し、これに基づき交換局装置10側に、加入者端末機9および自らのIPアドレスをリリースさせるようにした。これにより、加入者端末機9がネットワークに接続していない場合、速やかにIPアドレスを開放して、交換局装置10側がIPアドレスを有効に活用することができる。
(実施の形態7)
次に、図1および図8を参照して、本発明の実施の形態7による加入者モデム1の基本的な動作を説明するとともに、これにより、本発明の通信制御方法の一実施の形態について説明を行う。
まず、最初に加入者モデム1の初期化が行われる(S80)。そして、タイマ5に設定部6から検出期間Tを設定し(S81)、タイマ5を起動する(S82)。このとき、検出期間Tはあらかじめ設定された値を使用してもよい。
この後、加入者端末機接続状態検出部4は、加入者モデム1と加入者端末機9間の送受信データの存在を示す信号が授受されているか否かを監視し、前記信号が授受されていない状態が検出期間T継続しているか否か、すなわち上記各実施の形態と同様の非接続状態を検出する(S83)。
制御部8は、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の非接続状態が検出された場合にタイマ5を停止する(S84)。そして、加入者モデム1自身のIPアドレスをリリースする(S85)。その後、再度タイマ5を起動する(S82)。
一方、加入者端末機接続状態検出部4において加入者端末機9の接続状態が検出された場合はタイマ5を停止(S86)し、接続に用いられている、交換局装置10から新たに配布されたIPアドレスを、RAM7bのIPアドレステーブルに保存する。その後、再度タイマ5を起動する(S82)。なお、交換局装置10側でDHCP RELEASEメッセージが処理されると、交換局装置10と加入者端末機9との通信は結果的に停止する。
以上のように、本実施の形態によれば、加入者モデム1側で、交換局装置10と加入者端末機9との間の通信状態を監視し、これに基づき交換局装置10側に、自らのIPアドレスをリリースさせるようにした。これにより、加入者端末機9がネットワークに接続していない場合、速やかにIPアドレスを開放して、交換局装置10側がIPアドレスを有効に活用することができる。
なお、上記の各実施の形態の動作において、加入者モデム1と加入者端末機9との間の非接続状態は、本発明の、通信状態が所定期間途絶していることに相当する。検出期間Tは、本発明の所定時間に対応する。また、加入者端末機9へ送信するDHCP NAKメッセージは、本発明の、割り当てられているIPアドレスを破棄する旨の命令に相当する。
また、上記の各実施の形態においては、DHCPサーバを持つ交換局装置10/クライアントとしての加入者モデム1,加入者端末機9間の通信において本発明を実施するものとして説明を行ったが、本発明は、IPアドレスを扱うものであれば、あらゆる通信規格に基づき動作するものにおいて実施してもよい。例えば、ケーブルインターネット規格DOCSISなどで実施してもよい。
また、上記の各実施の形態における「通信停止信号」(S16,S25,S38,S48)とは、通信それ自身のための命令およびモデム制御用の通信以外の受信以外の通信を停止する旨の命令であって、DHCP RELEASEメッセージや、ケーブルインターネット規格DOCSISにおける送信電力制御などの加入者モデム制御用のメッセージは上記通信停止信号により通信が停止した後も、交換局装置10と、クライアントとしての加入者モデム1,加入者端末機9との間で授受可能である。
なお、本発明にかかるプログラムは、上述した本発明の通信制御方法の全部または一部の工程の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムであってもよい。
また、本発明は、上述した本発明の通信制御方法の全部または一部の工程の全部または一部の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記動作を実行する媒体であってもよい。
なお、本発明の上記「一部の工程」とは、それらの複数の工程の内の幾つかの工程を意味し、あるいは、一つの工程の内の一部の動作を意味するものである。
また、本発明のプログラムを記録した、コンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれる。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送機構、光・電波・音波等が含まれる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明にかかる接続状態によるモデムの制御方法は、不要トラフィックの排除による通信速度の向上、IPアドレスの有効利用の効果を有し、ADSLやケーブルモデム等の通信システムに有用である。
本発明の実施の形態1〜7に係る加入者モデム1のブロック図 実施の形態1に係る加入者モデムの動作のフローチャートを示す図 実施の形態2に係る加入者モデムの動作のフローチャートを示す図 実施の形態3に係る加入者モデムの動作のフローチャートを示す図 実施の形態4に係る加入者モデムの動作のフローチャートを示す図 実施の形態5に係る加入者モデムの動作のフローチャートを示す図 実施の形態6に係る加入者モデムの動作のフローチャートを示す図 実施の形態7に係る加入者モデムの動作のフローチャートを示す図
符号の説明
1 加入者モデム
2 第1インターフェース
3 第2インターフェース
4 加入者端末機接続状態検出部
5 タイマ
6 タイマ設定部
7 記憶装置
7a ROM
7b RAM
8 制御部
9 加入者端末機
10 交換局装置

Claims (11)

  1. 加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、
    前記加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当てるとともに通信を行う交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースと、
    前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視手段と、
    前記加入者端末機に割り当てられたIPアドレスを保持するIPアドレステーブルと、
    前記監視手段が、前記通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、前記IPアドレスを前記加入者端末機からリリースさせる制御を、前記加入者端末機の代理で行う制御手段、
    とを備えたモデム。
  2. 前記制御手段は、前記IPアドレスを、前記リリースさせる命令の送信後も前記IPアドレステーブルに保持しておき、加入者端末機と前記交換局装置とが通信を行う場合、その加入者端末機に割り当てられているIPアドレスが、前記IPアドレステーブルに保持している前記IPアドレスである場合は、その加入者端末機に対し、割り当てられているIPアドレスを破棄する旨の命令を送信する制御を行う、
    請求項1に記載のモデム。
  3. 自らが前記交換局装置と通信するためのIPアドレスが、前記交換局装置から割り当てられており、
    前記制御手段は、前記IPアドレステーブルに保持されたIPアドレスが、全てリリースされた状態となったとき、前記交換局装置に対し、前記自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う、
    請求項1に記載のモデム。
  4. 加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当て通信を行う交換局装置と自らも通信するためのIPアドレスが、前記交換局装置から割り当てられているモデムであって、
    前記加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、
    前記交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースと、
    前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段が、全ての前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う制御手段、
    とを備えたモデム。
  5. 前記監視手段が、前記加入者端末機のいずれかが前記交換局装置との通信状態を復帰させようとしていることを検知した場合、前記制御手段は、前記交換局装置に対し、通信開始の旨の命令を送信する制御を行う、
    請求項3または4に記載のモデム。
  6. 前記制御手段は、前記IPアドレスをリリースさせる命令を出す前に、前記交換局装置に対し、前記命令およびモデム制御用の通信以外の受信以外の通信を停止する旨の命令を送信する制御を行う、
    請求項1または4に記載のモデム。
  7. 加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、
    前記加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当てるとともに通信を行う交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースとを用いた、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信を制御する通信制御方法であって、
    前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、
    前記加入者端末機に割り当てられたIPアドレスを保持する工程と、
    前記監視工程が、前記通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、前記IPアドレスを前記加入者端末機からリリースさせる制御を、前記加入者端末機の代理で行う制御工程と、を備えた通信制御方法。
  8. 加入者端末機に通信用のIPアドレスを割り当て通信を行う交換局装置と自らも通信するためのIPアドレスが、前記交換局装置から割り当てられており、前記加入者端末機とインターフェーシングするための第1インターフェースと、前記交換局装置とインターフェーシングするための第2インターフェースとを用いた、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信を制御する通信制御方法であって、
    前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、
    前記監視工程が、接続されている全ての前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う制御工程、
    とを備えた通信制御方法。
  9. 請求項7に記載の通信制御方法の、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、前記加入者端末機に割り当てられたIPアドレスを保持する工程と、前記監視工程が、前記通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、前記IPアドレスを前記加入者端末機からリリースさせる制御を、前記加入者端末機の代理で行う制御工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項8に記載の通信制御方法の、前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態を監視する監視工程と、前記監視工程が、接続されている全ての前記加入者端末機と前記交換局装置との通信状態が所定期間途絶していることを検出したとき、前記交換局装置に対し、自らに割り当てられたIPアドレスをリリースさせる制御を行う制御工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項9または10に記載のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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