JP4532252B2 - ヘッダー装着用管継手及びヘッダー - Google Patents

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本発明は、給水給湯用の配管に用いるヘッダー装着用管継手及びこのヘッダー装着用管継手が装着されてなるヘッダーに関するものである。
最近では、戸建住宅や集合住宅内で給水、あるいは給湯用の配管を行う場合、主配管の先にヘッダーを設置し、トイレや洗面所等に配管される複数本の給水給湯用配管の端末をこのヘッダーに個々に接続する方式が多く採用されている。
この際、ヘッダーと各配管端末の接続作業を容易にするために、予めヘッダーの外面に複数個の分岐接続口をヘッダーと一体に設けてヘッダー本体を構成しておき、さらにこの分岐接続口にヘッダー装着用管継手を装着しておいて、このヘッダー装着用管継手に接続すべき分岐配管の先端部を挿入するだけで簡単にヘッダーとの接続ができる、いわゆるワンタッチ接続式のヘッダーが種々提案されている。
この種のものとして、例えば特許文献1に開示されたものを図4〜図6に示す。ここで図4はヘッダー本体とこれに装着したバルブ部材を有するヘッダーの斜視図、図5はヘッダー本体とバルブ部材の接続部を示す拡大側面図、そして図6は図5におけるA−A断面図である。
このヘッダーは、図4〜図6が示すように、例えば金属製の筒状のヘッダー本体10の端部に、先端に管継手を有するバルブ部材15を装着したものである。このヘッダー本体10の筒状端部の一端には給水給湯用の主配管60が接続されている。尚、ヘッダー本体10の他端には水栓あるいはさらに別のヘッダー本体が接続されている。またヘッダー本体10の外面には複数の分岐接続口12(図4、図6では図が複雑になるため1個のみ記載)がヘッダー本体10と一体に突設して設けられていて、この分岐接続口12にバルブ部材15の一端がOリング等のシール部材を介して差し込み式で挿入されて接続されている。
ところで分岐接続口12にバルブ部材15の一端を挿入しただけでは、ヘッダー本体10内の水圧でバルブ部材15が抜けてしまうため、図5、図6が示すように分岐接続口12とバルブ部材15の接続端部近傍に各々設けられている分岐接続口側フランジ13とバルブ部材側フランジ18とに跨って抜け止め部材本体20と抜け止め具26とを装着してバルブ部材15が分岐接続口12から抜けて飛び出さないようになっている。
ここで分岐接続口側フランジ13とバルブ部材側フランジ18との突合せ部分に跨って装着される抜け止め部材本体20及びこの抜け止め部材本体20の開口部に装着される抜け止め具26について簡単に説明する。
前者の抜け止め部材本体20は、ばね性を有する金属板を図6が示すように互いにほぼ直角な位置3箇所にヒンジ部21を形成しながら、先端部分に開口部を有する略Cの字状に折り曲げられたものである。開口部の両端にはガイド部22が外方に開脚するように折り曲げられて形成されている。また略Cの字状をなす側壁23には挟持孔24がヒンジ部21を避けるように、かつ周方向に延びるように穿たれている。
そして分岐接続口12にバルブ部材15の端部を挿入し、分岐接続口12の分岐接続口側フランジ13とバルブ部材側フランジ18とを突合わせたら、両フランジ13と18を抜け止め部材本体20の挟持孔24で挟持するようにガイド部22を開き気味にしながら抜け止め部材本体20を装着する。
因みに、挟持孔24の幅、すなわち内側壁25の間隔は分岐接続口側フランジ13とバルブ部材側フランジ18とを突合わせた厚さとほぼ等しくなるように設定されている。
このように抜け止め部材本体20を装着したら、次に、図6が示すように、例えば金属製あるいは樹脂製の、具体的には例えば、ポリプロピレン製の抜け止め具26を抜け止め部材本体20のガイド部22の挟持孔24に装着する。
より具体的には、抜け止め部材本体20のガイド部22の挟持孔24に、抜け止め具26の装着部28の両側部29、29が嵌り込むように押し付け、抜け止め部材本体20に抜け止め具26を装着する。
このように抜け止め部材本体20と抜け止め具26とを連結状態で装着することで、分岐接続口12の分岐接続口側フランジ13とバルブ部材15のバルブ部材側フランジ18とを挟持し、バルブ部材15が分岐接続口12から抜けないようにしている。
尚、バブル部材15は、前述した分岐接続口側フランジ13と突合わせられるバルブ部材側フランジ18の他に、バブル本体16とこのバルブ本体16内にある開閉弁の開閉操作を行うレバー17とを有している。
特開2004−156755号公報
ところで前述した特許文献1記載のヘッダーにあっては、ヘッダー本体10に設けられている分岐接続口12にバルブ部材15の挿入端を挿入し、かつ分岐接続口12の分岐接続口側フランジ13と、これに突合わせられるバルブ部材側フランジ18とに跨って抜け止め部材本体20及び抜け止め具26を装着するだけで簡単にヘッダー本体10からのバルブ部材15の抜け防止を実現できる、というものの実際には以下のような問題がある。
第一に、この種のヘッダー本体10は床下や天井裏等の狭い場所に設置され、しかもその場所は薄暗い場所である場合が多いため、前述した抜け止め部材本体20や抜け止め具26を装着するのは予想外に難しい。また実際に完全に装着されているのかどうかの確認が難しい場合もある。もし完全に装着されていない場合には、ヘッダー本体10内に水圧が掛かると、いきなりバルブ部材15が分岐接続口12から飛び出し、極めて危険である。このように抜け止め部材本体20や抜け止め具26に対して不安を完全には払拭できない。
第二に、抜け止め部材本体20と抜け止め具26の2つの部品が必要なため、部品管理に手間が掛かる、という問題もある。
上記の問題に鑑み本発明の目的は、ヘッダー本体へヘッダー装着用管継手を装着するに際して、より確実にヘッダー本体からのヘッダー装着用管継手の抜け防止を図ることができ、かつ部品点数も少なくて済むヘッダー装着用管継手及びこのヘッダー装着用管継手を装着してなるヘッダーを提供することにある。
前記目的を達成すべく請求項1記載のヘッダーは、開口端部に主配管が接続され側面に本体内部と連通するように設けられた複数の分岐接続口を有する筒状のヘッダー本体と、前記分岐接続口に一端が接続され他端が分岐配管に接続されるヘッダー装着用管継手であって、前記分岐接続口との接続端部に分岐接続口に設けられた雌ねじ部に螺合する雄ねじ部と、該雄ねじ部に隣接して少なくとも前記分岐接続口に設けられた雌ねじ部の長さ以上の長さを有し、かつその外径が前記雌ねじ部の内径より小さい非ねじ部と、該非ねじ部に隣接して前記分岐接続口内面とでシール部材を保持するシール部材保持溝部と、前記シール部材保持溝部と隣接して前記ヘッダー本体から出ている円筒部分に研削を施して設けられた平行面とを有するヘッダー装着用管継手と、を有し、前記ヘッダー装着用管継手の前記分岐接続口に対する回転を防止するために、前記ヘッダー本体と前記ヘッダー装着用管継手とに跨って装着される回り留め部材をさらに有し、前記回り留め部材は、平面形状が略Uの字状で、縦断面形状が略L字状であり、前記回り留め部材の略Uの字状の内側対向面に形成される略平行面が、前記ヘッダー装着用管継手に設けられた平行面に嵌まり込み、かつ縦断面形状が略L字状の部分の内側に設けた受け面が、前記ヘッダー本体に設けた回り留め部材受け面に突き当たることを特徴とするものである。
このようにしてなる請求項1記載のヘッダーによれば、ヘッダー本体の分岐接続口にその一端が挿入されるヘッダー装着用管継手は、前記分岐接続口との接続端部に分岐接続口に設けられた雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有し、該雄ねじ部に隣接して少なくとも前記分岐接続口に設けられた雌ねじ部の長さ以上の長さを有し、かつその外径が前記雌ねじ部の内径より小さい非ねじ部を有し、さらにその非ねじ部に隣接して前記分岐接続口内面とでシール部材を保持するシール部材保持部とを有しているので、分岐接続口の雌ねじ部に雄ねじ部が螺合された後、前記非ねじ部の部分で分岐接続口に対して空回りし、かつ雄ねじ部が分岐接続口の雌ねじ部に引っ掛かってそのままでは簡単に抜けなくなる。それ故、特に従来の如く抜け止め部材本体や抜け止め具を装着しなくともヘッダー装着用管継手をヘッダーの分岐接続口から抜けないようにすることができる。
しかも前記非ねじ部に隣接して前記分岐接続口内面とでシール部材を保持するシール部材保持部とを有しているので、このシール部材保持部内に保持する、例えばOリングでヘッダー装着用管継手と分岐接続口との間の液密性も容易に保持することができる。
また、分岐接続口からヘッダー装着用管継手が確実に抜け難くなり、それ故、特に抜け止め部材本体や抜け止め具といった別の部材を使わなくとも、ヘッダー装着用管継手をヘッダーの分岐接続口から確実に抜けないようにすることができる。同時に液密性にも優れたヘッダーを提供することができる。
また、前記ヘッダー本体と前記ヘッダー装着用管継手とに跨って回り留め部材が装着されているので、万が一前記ヘッダー装着用管継手が分岐接続口側から受ける水圧に加え、何らかの回転力が加わって分岐接続口でその端部の雄ねじ部が分岐接続口の雌ねじ部に螺合して回転しようとしても、その回転が阻止される。その結果ヘッダー装着用管継手が分岐接続口から抜け出る可能性を完全に封じることができる。
以上のように本発明によれば、ヘッダー本体へヘッダー装着用管継手を装着するに際して、より確実にヘッダー本体からのヘッダー装着用管継手の抜け防止を図ることができ、かつ部品点数も少なくて済むヘッダー装着用管継手及びこのヘッダー装着用管継手を装着してなるヘッダーを提供することができる。
以下に本発明のヘッダー装着用管継手及びこのヘッダー装着用管継手を装着したヘッダーの一実施例を図1〜図3を用いて詳細に説明する。尚、図1においては図を判り易くするため、左半分を一部縦断面図に右半分を正面図にしてある。図2は図1に示すヘッダー装着用管継手の縦断面図、そして図3は本発明において必要に応じて装着する回り留め部材の斜視図である。
図1、図2が示すように、本発明のヘッダー装着用管継手1はその一端側において、ヘッダー本体10の側面に設けられている分岐接続口12に挿入される挿入端側から軸方向に順に、分岐接続口12の内面に設けられた雌ねじ部30に螺合する、例えば1〜3山程度の雄ねじ部2と、この雄ねじ部2に隣接して設けられた、少なくとも分岐接続口12に設けられた雌ねじ部30の長さ以上の長さ(軸方向の長さ)を有し、かつその外径が雌ねじ部30の内径より小さい非ねじ部3と、さらにはこの非ねじ部3に軸方向に隣接して分岐接続口12の内面とでOリングの如きシール部材40、40を保持する、例えば環状の溝からなるシール部材保持部4、4とを有している。
ところでシール部材40、40は必ずしも2つ、あるいはそれ以上を必要とせず1個でも構わないが、ここではヘッダー本体10とヘッダー装着用管継手1との液密性の安全を考えて2個用いている。
ところで雄ねじ部2のねじ山の数として、1/2山程度では大きな内圧や外部からヘッダー装着用管継手1に掛かった場合、ねじ山が潰れてヘッダー装着用管継手1がヘッダー本体10の分岐接続口12から抜け出てしまう恐れもあるので、少なくとも1山以上設けておくことが好ましい。また4山以上あるとヘッダー装着用管継手1をヘッダー本体10の分岐接続口12にねじ込む際、手間が掛かり適切でない。それ故、雄ねじ部2のねじ山の数は、1〜3山にするのが好ましい。
このヘッダー装着用管継手1の他端、すなわち分岐配管61が接続される側は、いわゆる分岐配管61がワンタッチで接続可能な管継手になっている。具体的には、例えば図1及び図2が示すように、奥側から順に、開口端から挿入される分岐配管61の外面とこのヘッダー装着用管継手1の内面との間の止水を行う、すなわち液密性を保持するために用いられる環状の止水部材5、具体的にはOリングが、続いてワッシャ6、さらには接続される分岐配管の外面に係止する係止爪を有し、かつその周方向にスリットが設けられた略Cの字状の係止部材7が内包され、さらにはまたサポートカラー8と金属製のキャップ9とが設けられていて、このサポートカラー8と金属製のキャップ9とが協働して、前記止水部材5、ワッシャ6及び係止部材7をヘッダー装着用管継手1の開口端から抜け出さないようにしている。
具体的には、キャップ9は一端でサポートカラー8を覆い、他端でヘッダー装着用管継手1の外表面上にかしめられヘッダー装着用管継手1と一体化されている。
図2が示すヘッダー装着用管継手1を図1が示すようにヘッダー本体10の分岐接続口12に装着する場合には、まず図2におけるヘッダー装着用管継手1のシール部材保持部4、4にOリングからなるシール部材40、40を嵌入し、この状態でヘッダー装着用管継手1の雄ねじ部2側を先にして分岐接続口12の雌ねじ部30に螺合せしめる。
前述したように、この雄ねじ部2はせいぜい1〜3山分であって、しかもこの雄ねじ部2の後の部分には、少なくとも分岐接続口12に設けられた雌ねじ部30の長さ以上の長さを有し、かつその外径が雌ねじ部30の内径より小さい非ねじ部3が設けられているので、雄ねじ部2の分だけを分岐接続口12にねじ込むとヘッダー装着用管継手1は分岐接続口12に対して空回りするようになる。
この状態ではヘッダー装着用管継手1の雄ねじ部2の後端部のねじ山が分岐接続口12側の雌ねじ部30のねじ山に引っ掛かった状態になっているため、簡単には抜けなくなっている。しかもヘッダー本体10の分岐接続口12の内面とヘッダー装着用管継手1の外面の液密性はシール部材40、40で確実に保持されている。
図1が示すようにヘッダー本体10にヘッダー装着用管継手1を装着後、あえてヘッダー装着用管継手1をヘッダー本体10から抜き取る必要が生じた場合には、ヘッダー装着用管継手1を引っ張りながら、雄ねじ部2のねじの山部が分岐接続口12側の雌ねじ部30のねじの谷部と一致する場所を探り当て、その位置からねじを緩める方向にヘッダー装着用管継手1を回転させれば、ヘッダー装着用管継手1をヘッダー本体10の分岐接続口12から抜き取ることができる。
換言すると、もしヘッダー本体10側からの水圧でヘッダー装着用管継手1の雄ねじ部2が分岐接続口12の雌ねじ部30側に押し付けられ、かつ何かの拍子に雄ねじ部2のねじの山部が分岐接続口12側の雌ねじ部30のねじの谷部に一致し、さらに予期せぬ回転力がヘッダー装着用管継手1に加わった場合には、極めて稀ではあるがヘッダー装着用管継手1がヘッダー本体10から抜けることがあるかも知れない。そのような危惧に備える必要があるならば、図3に示すような、例えば樹脂製の回り留め部材50を、図1が示すようにヘッダー本体10とヘッダー装着用管継手1とに跨るように装着すればよい。
この回り留め部材50として、例えば図3が示すように平面形状が略Uの字状で、縦断面形状が略L字状のものがある。この回り留め部材50は略Uの字状の内側対向面51、51が略平行面で、この面51、51を、ヘッダー装着用管継手1のヘッダー本体10から出ている円筒部分であって、ヘッダー本体10に近い部分に研削を施して設けた平行面に嵌め込み、かつ縦断面形状が略L字状の部分の内側に設けた受け面52を、例えばヘッダー本体10に設けた回り留め部材受け面55に突き当てるようにすれば、仮にヘッダー装着用管継手1に回転方向の力が作用したとしても、この回り留め部材50がこの回転を確実に防止し、ヘッダー装着用管継手1がヘッダー本体10、すなわち分岐接続口12から抜け出すのを防止できる。尚、回り留め部材50は図3の形状に限定されるものではない。
尚、一度ヘッダー本体10の分岐接続口12にヘッダー装着用管継手1を装着したら二度と取り外すことはない、ということであれば、例えばヘッダー装着用管継手1の雄ねじ部2の後端、すなわち分岐接続口12に装着したヘッダー装着用管継手1を抜き取る際、最初に分岐接続口12に設けられている雌ねじ部30に螺合する雄ねじ部2のねじ部に面取り等を施して、雄ねじ部2と雌ねじ部30とが螺合し難くしておく方法もある。
このようにしておけば、ヘッダー装着用管継手1はより一層ヘッダー本体10、すなわち分岐接続口12から外れ難くなり、回り留め部材50はより一層不要になる。
ところで図1、図2で示す実施例では、ヘッダー装着用管継手1の管継手部分として、分岐配管61をこの管継手部分に挿入するだけで簡単に接続できる、いわゆるワンタッチ式の管継手構造のもののみ示しているが、この分岐配管接続側の構造はワンタッチ式の管継手に限定されるものではなく、他の管継手の構造のものであってよい。但し、作業性を考えるならばワンタッチ式のものが好ましいことはいうまでもない。
以上説明したように本発明のヘッダー装着用管継手及びこれを装着してなるヘッダーによれば、従来のように抜け止め部材本体や抜け止め具を用いなくともヘッダー本体の分岐接続口に装着したヘッダー装着用管継手の抜けを確実に防止できる。すなわち部品数を増やすことなく、確実にヘッダー本体からのヘッダー装着用管継手の抜け防止を図ることができる。そしてさらに抜け防止を確実にする必要性がある場合には、回り留め部材をヘッダー本体とヘッダー装着用管継手に跨って設ければ、より一層の抜け防止を図ることができる。
本発明のヘッダーの一実施例を示す半縦断面図である。 本発明のヘッダー装着用管継手の一実施例を示す縦断面図である。 本発明に必要に応じて使用される回り留め部材の一実施例を示す斜視図である。 従来のヘッダーの一例を示す斜視図である。 図4におけるヘッダー本体とバルブ部材の接続部を示す側面図である。 図4におけるバルブ部材の正面図である。
符号の説明
1 ヘッダー装着用管継手
2 雄ねじ部
3 非ねじ部
4 シール部材保持部
5 止水部材
6 ワッシャ
7 係止部材
8 サポートカラー
9 キャップ
10 ヘッダー本体
12 分岐接続口
30 雌ねじ部
40 シール部材
50 回り留め部材
60 主配管
61 分岐配管

Claims (1)

  1. 開口端部に主配管が接続され側面に本体内部と連通するように設けられた複数の分岐接続口を有する筒状のヘッダー本体と、前記分岐接続口に一端が接続され他端が分岐配管に接続されるヘッダー装着用管継手であって、前記分岐接続口との接続端部に分岐接続口に設けられた雌ねじ部に螺合する雄ねじ部と、該雄ねじ部に隣接して少なくとも前記分岐接続口に設けられた雌ねじ部の長さ以上の長さを有し、かつその外径が前記雌ねじ部の内径より小さい非ねじ部と、該非ねじ部に隣接して前記分岐接続口内面とでシール部材を保持するシール部材保持溝部と、前記シール部材保持溝部と隣接して前記ヘッダー本体から出ている円筒部分に研削を施して設けられた平行面とを有するヘッダー装着用管継手と、を有し、前記ヘッダー装着用管継手の前記分岐接続口に対する回転を防止するために、前記ヘッダー本体と前記ヘッダー装着用管継手とに跨って装着される回り留め部材をさらに有し、前記回り留め部材は、平面形状が略Uの字状で、縦断面形状が略L字状であり、前記回り留め部材の略Uの字状の内側対向面に形成される略平行面が、前記ヘッダー装着用管継手に設けられた平行面に嵌まり込み、かつ縦断面形状が略L字状の部分の内側に設けた受け面が、前記ヘッダー本体に設けた回り留め部材受け面に突き当たることを特徴とするヘッダー。
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