JP4531815B2 - 乳頭カップライナおよび乳頭カップ - Google Patents

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Description

本発明は、動物の乳頭に取り付けられる乳頭カップを構成するようにシェルに取り付けられるようにされた乳頭カップライナであって、乳頭カップライナは、乳頭を受け入れる内側空間を定め、乳頭カップライナの上側ヘッドを構成する第一の構成要素と、乳頭カップライナの下側バレルを構成する第二の構成要素と、を有し、第一の構成要素は、第一の周辺部と、第一の周辺部から下向きに延びる第一の接続リングと、第一の周辺部から内向きに延び、乳頭を受け入れる開口を定めているリップと、を有し、第二の構成要素は、第二の周辺部と、第二の周辺部から上向きに延びる第二の接続リングと、を有し、第一の構成要素は、第一の接続リングが第二の接続リングと係合することによって乳頭カップライナを実現するように、第二の構成要素と接続可能な乳頭カップライナに関する。
さらに、本発明は、請求項19の前提部に規定された乳頭カップライナに関する。本発明はまた、請求項29に規定された乳頭カップに関する。
乳頭カップライナは、通常、天然ゴム材料または合成ゴム材料から製造されている。ゴム材料は、ゴムの伸縮特性に関連した多くの利点を有している。これらの伸縮特性は、乳頭カップライナの製造時と搾乳時の双方で有利である。金型内で成形された乳頭カップライナは、加硫後、金型と、乳頭カップライナの内側空間を形成するコアとから容易に取り外すことができる。しかし、ゴムの加硫には、ゴムを金型とコアから取り外すことができるようになるまでに長い加硫時間が必要である。これは、乳頭カップライナの製造の制限要因となる。加硫時間を短縮できることが好ましい。
製造工程を高速化するために、乳頭カップライナを可塑性材料、すなわち熱可塑性エラストマ(TPE)から製造することが提案されている。このような可塑性材料の成型後に必要な凝固時間は、ゴム材料に必要な加硫時間に比べて大幅に短い。このため、乳頭カップライナにこのような熱可塑性材料を使用することによって、その製造を高速化できる可能性がある。熱可塑性材料の他の利点は、再利用できることである。しかし、熱可塑性材料の伸縮性はゴムの伸縮性よりも一般的に小さく、それは、従来構造の乳頭カップライナでは、凝固後、金型、特にコアから取り外すことが困難であろうことを意味する。
発明者らは、乳頭カップライナが複数の別々の構成要素として製造され、その後乳頭カップライナの取り付け時にそれらの構成要素が互いに連結されると、乳頭カップライナの材料選択の柔軟性が高められることを認識している。しかし、このような乳頭カップライナは、隣接する構成要素間に結合部を有することになる。こうした結合部は、隙間がなく、空気や乳の漏れが防止されることが重要であり、さらにほこりや乳の残留物によってバクテリアの成長が助長される可能性があり、これらのほこりや乳の通過が防止されることが重要である。
ドイツ特許出願公開明細書第19949151号は、冒頭で規定された種類の乳頭カップを開示している。この乳頭カップは、乳頭カップライナとシェルとを有している。乳頭カップライナは、ヘッド部を構成する第一の構成要素と、バレル部を構成する第二の構成要素と、を有している。第一の構成要素と第二の構成要素とは、必要に応じてそれらのいずれか一方を変更できるように、スナップ接合またはねじ接合によって互いに接合されている。この従来技術文献の乳頭カップライナはシェル内に取り付けられており、バレル部はシェル内に位置している。バレル部は、シェルの下端部によって把持される下端部と、シェルの上端部を超えて延びる上端部と、を有している。ヘッド部は、シェルとバレル部とのアセンブリに連結可能な別個の部品を構成している。ヘッド部とバレル部との間の、信頼性が高く隙間のない封止を実現するための特別の方策は取られていない。
本発明の目的は、上述の問題を克服し、乳頭カップ用の新規な乳頭カップライナを提供することである。本発明の他の目的は、可塑性材料で製造できる乳頭カップライナの新規な構成を提供することである。本発明のさらなる目的は、このような乳頭カップライナを有する乳頭カップを提供することである。
この目的は、少なくとも一方の構成要素の接続リングが、他方の構成要素の周辺部と接合して、第一の構成要素と第二の構成要素との間の密封接合を構成することを特徴とする、冒頭に規定された乳頭カップライナによって達成される。相対的に伸縮性が高く柔らかい材料で作ることができる周辺部の一方と、相対的に剛性の高い材料で作ることができる接続リングの一方との間のこのような密封接合は、2つの構成要素の間に、信頼性が高く隙間のない接合部を実現する。第一の接続リングは第一の密封接合を構成するように第二の周辺部と接合しており、第二の接続リングは第二の密封接合を構成するように第一の周辺部と接合していることが好ましい。このようにして、2つの構成要素間で、信頼性が高く隙間のない2つの接合部が実現される。本発明の一実施態様によれば、第二の周辺部は、乳頭カップライナがシェルの中に取り付けられたときにシェルの内側表面と当接するようにされた外側周辺面を有している。こうして外側周辺面は、シェルの内側表面と密封接合を構成する。したがって、シェルと第二の構成要素との間の脈動チャンバを気密封止することができる。そして、少なくとも第二の構成要素はまた、シェルの中に実質的に完全に収容されていてもよい。第一の接続リングは、外側周辺面がシェルの内側表面に向けて外向きに押し付けられるように第二の周辺部の中に押し込まれるようにされていることが好ましい。
本発明の他の実施態様によれば、第一の接続リングは、第二の周辺部の外側周辺面と同一面に揃えられた外側周辺面を有している。
本発明の他の実施態様によれば、第一の接続リングは第一の係合部材を有し、第二の接続リングは第二の係合部材を有し、両方の係合部材は第一の構成要素が第二の構成要素と接続されたときに互いに係合する。結合部材はスナップ動作によって互いに係合するようにされていることが好ましい。このようにして、乳頭カップライナを高い信頼性で迅速に組み立てることができる。
本発明の他の実施態様によれば、第一の周辺部は、内側空間に隣接した内側周辺面を有している。さらに、第二の接続リングは、内側空間に隣接し第一の周辺部の内側周辺面と同一面に揃えられた内側周辺面を有していてもよい。第一の構成要素と第二の構成要素との間にこのような一様な内側移行部分が設けられることによって、ほこりや乳の残留物が内側空間から両構成要素の接合部を通過することが効果的に防止される。
本発明の他の実施態様によれば、第二の周辺部は、乳頭カップライナがシェルの中に取り付けられたときにシェルの環状凹部内に位置するようにされた、下向きに延びる環状凸部を有している。このようにして、さらにシェルと第二の構成要素の第二の周辺部との間に密封接合が実現される。そのため、シェルと第二の構成要素との間の脈動チャンバの気密封止がさらに改善される。環状凸部は、第二の周辺部の外側周辺面よりも下方に設けられていることが好ましい。
本発明の他の実施態様によれば、第一の周辺部は、乳頭カップライナがシェルの中に取り付けられたときに実質的に半径方向に延びるシェルの対応する表面と接合する、実質的に半径方向に延びる表面を有している。このようにして、シェルと第一の周辺部との間に、ほこり、乳の残留物、または微生物が外側から接合部を通過することを防止する密封接合が実現される。実質的に半径方向に延びる表面は、第一の接続リングの外側周辺面よりも外側に備えられていることが好ましい。
本発明の他の実施態様によれば、第二の構成要素は、シェルの係合部材と係合するようにされた下側係合部材を備える下側部分を有している。第二の構成要素はまた、下側部分から下向きに延び操作者によって把持されるようにされたグリップ部材を有し、グリップ部材は、乳頭カップライナがシェルの中に取り付けられるときに、第二の構成要素が引き延ばされて下側係合部がシェルの係合部材に係合するように、シェルに対する引き運動および/または回転運動によって操作されるようにされていることが好ましい。このような接合部材は、シェルまたは乳頭カップライナの一方に円周溝を有し、他方に円周溝と対応するフランジを備えたスナップ接続部によって実現することができる。接合部材は、いわゆるバイヨネット接続として構成することもできる。グリップ部材は、乳頭カップライナがシェルの中に取り付けられた後に、第二の構成要素の下側部分との係合を解除可能であることが好ましい。したがって、グリップ部材は、乳頭カップの取り付けが終わった後に廃棄することができる。
本発明の他の実施態様によれば、第一の周辺部および第二の周辺部は相対的に伸縮性の高い材料で製造され、第一の接続リングおよび第二の接続リングは相対的に剛性の高い材料で製造されている。相対的に剛性の高いつまり硬い材料からなるリングによって、2つの構成要素相互の確実な接合が実現される。TPEなどのより伸縮性の高いつまり柔らかい材料は、リップやバレルの中間部などの動物の乳頭に接触する部分に用いるのが有利である。本発明によれば、特定の材料をリップやバレルの中間部に用いることが可能となる。たとえば、リップを乳頭カップライナの他の部分よりもより柔らかい材料で作ることができる。接続リングの相対的に剛性の高い材料は、溶融工程によって、対応する周辺部の相対的に伸縮性の高い材料に実質的に永久的に接合されていることが好ましい。
本発明の目的は、乳頭カップライナがシェルの中に取り付けられるときに操作者によって把持されるようにされた、下側部分から下向きに延びるグリップ部材を有していることを特徴とする、冒頭に規定された乳頭カップライナによっても達成される。このようなグリップ部材によって、乳頭カップライナのシェル内への取り付けと固定が容易になる。乳頭カップライナの好ましい実施態様が、従属請求項20から28に規定されている。グリップ部材は、バレル部が延ばされて下側係合部材がシェルの係合部材に係合するように、シェルに対する引き運動および/または回転運動によって操作されるようにされていることが好ましい。こうして、乳頭カップライナをより容易に、シェル内にしっかりと固定することができる。さらに、バレル部はTPEなどの相対的に伸縮性の高い材料で製造されていてもよく、下側部分およびグリップ部材は相対的に剛性の高い材料で製造されていてもよい。そして、下側部分の相対的に剛性の高い材料は、溶融工程によって、バレル部の相対的に伸縮性の高い材料に実質的に永久的に接合されていてもよい。
本発明の目的は、上述の乳頭カップライナを備えた、冒頭に規定された乳頭カップによっても達成される。
以降、本発明を、さまざまな実施形態を添付の図面を参照しながら述べ、より詳細に説明する。
図1,2は、取り付け中の乳頭カップを示している。乳頭カップは、乳頭カップライナ1と、シェル2と、を有している。図3では、乳頭カップライナ1はシェル2の中に完全に取り付けられている。乳頭カップは、搾乳する動物の乳頭を受け入れるようにされた、乳頭カップライナ1によって画定される内側空間3を有している。乳頭は開口4を通して内側空間3に導入される。図3に示すように、脈動チャンバ5がシェル2と乳頭カップライナ1との間に形成されている。脈動チャンバ5は開口6を通してアクセス可能であり、開示されている実施形態では、開口6は脈動ニップル7によって形成されている。図3に示すように、乳頭カップは使用時に、低圧または真空を作用させて乳を内側空間3にある乳頭から輸送する乳用導管(不図示)に乳頭カップの内側空間3を接続する保持装置(不図示)に取り付けられることが意図されている。脈動ニップル7は、脈動導管(不図示)に直接接続されてもよく、保持装置に備えられた脈動コネクタを介して間接的に接続されてもよい。
乳頭カップライナ1は、第一の構成要素11と、第二の構成要素12と、を有している。第一の構成要素11は乳頭カップライナ1の上側ヘッドを構成しており、第二の構成要素12は乳頭カップライナ1の下側バレルを構成している。図4にさらに詳細に示すシェル2は、上端部13と、下端部14と、を有している。
第一の構成要素11は、図5にさらに詳細に示されている。第一の構成要素11は、第一の周辺部15と、第一の周辺部15から下向きに延びる第一の接続リング16と、を有している。第一の構成要素11はさらに、第一の周辺部15から内向きに延び、乳頭を受け入れる開口4を定めているリップ17を有している。第一の周辺部15とリップ17は、同じ材料から製造されている。第一の周辺部15とリップ17は、熱可塑性エラストマ(TPE)などの、相対的に伸縮性が高く柔らかい第一の材料で製造されている。第一の接続リング16は、相対的に剛性が高く硬い第二の材料で製造されている。つまり、第二の材料は第一の材料よりも剛性が高く、伸縮性が小さい。第二の材料は、複数のポリオレフィンのグループから選択された熱可塑性材料であってもよい。
図5に示すように、第二の構成要素12は、第二の構成要素12の上端部19の位置に設けられた第二の周辺部18を有している。第二の構成要素12はまた、第二の周辺部18から上向きに延びる第二の接続リング20を有している。さらに、第二の構成要素12はまた、第二の周辺部18から下向きに延び、乳頭カップの内側空間3に導入された乳頭と接触するようにされた前述のバレル21を有している。図3,6に示すように、第二の構成要素12はまた、シェル2の係合部材24と係合するようにされた下側係合部材23を備えた下側部分22を有している。また、第二の周辺部18およびバレル21は、熱可塑性エラストマ(TPE)などの、相対的に伸縮性が高く柔らかい第一の材料で製造されている。第二の接続リング16および下側部分22は、相対的に剛性が高く可塑性の第二の材料で製造されている。つまり、第二の材料は第一の材料よりも剛性が高く、伸縮性が小さい。第一の構成要素11の第一の材料は、第二の構成要素12の第一の材料と同じであってはならない。同様に、第一の接続リング16の第二の材料は、第二の接続リング20の第二の材料と同じであってはならない。構成要素11,12の任意の部分を異なる材料で作ることも可能である。たとえは、リップを第一の周辺部15、第二の周辺部18、およびバレル21よりも柔らかい材料で作ることができる。
乳頭カップライナ1はこのように、第一の構成要素11を第二の構成要素12に連結させることによって取り付けられる。この連結を可能にするため、図5に示すように、第一の接続リング16は第一の係合部材26を有しており、第2結合リング20は第二の係合部材27を有している。第一の係合部材26は、第一の接続リング16の周りをその内側表面に沿って延びるフック状のショルダによって形成されている。第二の係合部材27は、第二の接続リング20の周りをその外側表面に沿って延びる、対応するフック状のショルダによって形成されている。2つの係合部材26,27はスナップ接続部を構成している。その結果、第一の接続リング16が第二の接続リング20の上を下向きに押されると、第一の係合部材26は第二の係合部材27の上を摺動し、第一の係合部材26のショルダが第二の係合部材27のショルダを越えたときにしっかりと係合させられる。
第一の接続リング16のショルダは、このショルダから下向きかつ外向きに傾斜している周囲面28によって区切られている。第二の接続リング20のショルダは、このショルダから上向きかつ内向きに傾斜している周囲面29によって区切られている。したがって面28、29は、第一の構成要素11が第二の構成要素12の上を下向きに移動するときに、これら2つの傾斜した面28、29が互いに摺動するようにされている。移動はこのようにして促進される。
係合部材26,27は他の多くの構成をとることができる。2つの構成要素11,12は互いに容易に連結可能であることが重要である。しかし、2つの構成要素11,12が連結されたときには、2つの構成要素11,12はしっかりとかつ強固に係合することが好ましい。
図5に示すように、第一の接続リング16は第二の周辺部18と接合し、両者の間に第一の密封接合が実現されている。第二の周辺部18は、実質的に半径方向に延びる上側表面30を有している。この表面30は、環状溝31を有している。第一の接続リング16は、係合部材26,27が互いに係合したときに環状溝31に押し込まれる環状凸部32を有している。凸部32および溝31は、第二の周辺部18の外側周辺面33が外向きにわずかに押されるように構成されている。したがって、乳頭カップライナ1がシェル2に取り付けられたときに、第二の周辺部18の外側周辺面はシェル2の内側周辺面34に当接する。図5に示すように、第一の接続リング16はまた、第二の周辺部18の外側周辺面33と同一面に揃えられた外側周辺面35を有している。
第二の接続リング20は、2つの係合部材26,27が互いに係合したときに第一の構成要素11と第二の構成要素12との間に第二の密封接合を構成するように、第一の周辺部15と当接している。第二の接続リング20は、実質的に半径方向に延びる上側表面36を有している。第一の周辺部15は、第1周辺リング16から内向きに延びる、実質的に半径方向に延びる下側表面37を有している。これら2つの半径方向に延びる表面36,37は、係合部材26,27が互いに係合したときに互いに密着接合するようにされている。さらに、第一の周辺部15は内側空間3に隣接する内側周辺面40を有している。第二の接続リング20も、内側空間3に隣接している内側周辺面41を有している。これら2つの内側面40,41は、係合部材26,27が互いに係合したときに同一面に揃えられる。2つの内側面40,41および2つの半径方向に延びる表面36,37は、共に、乳頭カップライナ1の内側空間3を向いた、第一の構成要素11と第二の構成要素12の間の滑らかで一様な内側移行部分を構成している。このような移行部分によって、ほこりや乳の残留物が構成要素11,12の間の接合部を内側空間3から通過することが防止される。
第一の周辺部15はまた、第一の接続リング16から外向きに延びる、実質的に半径方向に延びる下側表面43を有している。シェル2は上端部13の位置に、実質的に半径方向に延びる、対応する上側表面44を有している。半径方向に延びる表面43は、乳頭カップライナ1がシェル2の中に、両者の間に密封接合、したがって密着した結合が形成されるように取り付けられたときに、半径方向に延びる対応する表面44と密着接合するようにされている。少なくともこの結合部では、乳頭カップライナ1がシェル2の中に取り付けられたときに乳頭カップの外側にも滑らかで一様な移行部が形成されるように、シェル2の外側表面が第一の周辺部15の外側表面に揃えられている。
さらに、第二の周辺部18は、乳頭カップライナ1がシェル2の中に取り付けられたときにシェル2の上端部13の近くに設けられた環状凹部49の中に位置するようにされた、下向きに延びる環状凸部48を有している。環状凸部48は、第二の周辺部18の外側周辺面33より下方に設けられている。凹部49は、シェル2の内側周辺面34の内側下方に設けられている。
図6に示されている実施形態では、下側係合部材23は、下側部分22の外側表面を延びる周辺溝50と、溝50に向けて上向きかつ外向きに傾斜した周辺表面51と、によって形成されている。シェル2の係合部材24は、シェル2の内側表面から内向きに延び、溝50に嵌るようにされた環状フランジによって形成されている。第二の構成要素12はまた、下側部分22から下向きに延びるグリップ部材52を有している。グリップ部材52は、操作者によって把持されるようにされている。図6に示されている実施形態では、グリップ部材52は、筒状グリップ部材52の壁を貫通して延びる2つの対向する開口53の形態のグリップを備えた、筒状下側部分22から下向きに延びる筒状部分によって形成されている。グリップ部材52は、一定の力を作用させることによってグリップ部材52の下側部分22との係合を解除できるように、強度が限定された限られた数の弱い部分54の位置で、下側部分22と接続されている。グリップ部材52と下側部分22とは、前述の相対的に剛性の高い可塑性材料で製造された共通の要素を構成している。
乳頭カップライナ1と乳頭カップとは、以下のようにして取り付けることができる。第1段階では、第一の構成要素11が第二の構成要素12の上に押し付けられ、第一の係合部材26が周囲面29の上を摺動し、第二の係合部材27が周囲面28の上を摺動する。第一の係合部材26は、第一の係合部材26のショルダが第二の係合部材27のショルダの上に嵌ると、しっかりと係合させられる。同時に、環状凸部32が、環状凹部31内に下向きに押し込まれ、半径方向に延びる下側表面37が半径方向に延びる上側表面36に密着接合する。このスナップ係合が完了すると、乳頭カップライナ1がシェル2に取り付けられる準備が整う。次に、乳頭カップライナ1は、シェル2の中に導入される。すなわち、グリップ部材52と下側部分22とが上から、つまり上端部13を通ってシェル2の中に導入される。乳頭カップライナ1は、グリップ部材52が下端部14から突き出すように容易に押し下げられることができる。次に、グリップ部材52が把持され、乳頭カップライナ1がシェル2に対して下向きに引かれ、環状凸部48が環状凹部49内に押し込まれ、半径方向に延びる下側表面43が半径方向に延びる上側表面44に密着して接合される。さらに引く力を加えることによって、係合部材24のフランジは傾斜表面51上を上向きに摺動し、溝50内にスナップ動作によって入り込む。こうして、乳頭カップライナ1は適切に引き延ばされ、シェル2の中にしっかりと取り付けられる。その後、グリップ部材52の下側部分22との係合が解除されるように、グリップ部材52にさらに引く力や曲げる力を作用させると、乳頭カップが使用できるようになる。
結合部材23,24はさまざまな構成をとることができる。たとえば、係合を完了させるために単に引く動作に頼る代わりに、回転運動または回転運動と引き運動との組み合わせによって係合させてもよい。このような代替構成による係合は、結合部材23,24が互いに結合するまでグリップ部材52が回転する、いわゆるバイヨネット接続によって実現することができる。その後、バレル21がひねられた状態でシェル2の中に取り付けられないように、グリップ部材52を反対方向に回転させてもよい。
第一の構成要素11と第二の構成要素12は、各々の成形工程によって製造することができる。より具体的には、第一の構成要素11は、相対的に剛性の高い可塑性材料からなる第一の接続リング16と第一のコアとを第一の金型キャビティ(不図示)内に導入することによって製造することができる。次に、熱可塑性エラストマの形態の相対的に伸縮性の高い材料が第一の金型キャビティ内に射出され、熱可塑性材料はキャビティ内で第一の接続リング16の可塑性材料と接触し、溶融工程によって、それらの間に実質的に永久的な結合部が構成される。したがって、凝固後、第一の接続リング16は第一の周辺部15に一体に結合され、第一の構成要素11は第一の金型キャビティおよび第一のコアから取り外される。
第二の構成要素12は、相対的に剛性の高い可塑性材料からなる第二の接続リング20と、グリップ部材52を備え相対的に剛性の高い可塑性材料からなる下側部分22と、第二のコアと、を第二の金型キャビティ(不図示)内に導入することによって、同様に製造することができる。次に、熱可塑性エラストマが第二の金型キャビティ内に射出され、熱可塑性材料はキャビティ内で第二の接続リング20および下側部分22の可塑性材料と接触し、溶融工程によって、それらの各々との間に実質的に永久的な結合部が構成される。したがって、凝固後、第二の接続リング20は第二の周辺部に一体に結合され、下側部分22はバレル21に一体に結合され、第二の構成要素12は第二の金型キャビティおよび第二のコアから取り外される。第一の構成要素11と第二の構成要素12とは、前述のようにして互いと接続される。
接続リング16、接続リング20、およびグリップ部材52を備えた下側部分22は、可塑性材料をそれぞれの金型キャビティ内に射出することによって、それぞれの独立した成型工程によって、予め製造されてもよい。しかし、接続リング16,20およびグリップ部材52を備えた下側部分22は、事前成型ステップで、前述の第一の金型キャビティおよび第二の金型キャビティ内でそれぞれ製造してもよい。すなわち、2つの金型キャビティは、各接続リング16,20とグリップ部材52を備えた下側部分22とを第一のステップで成型し、各構成要素11,12の残りの部分を第二のステップで成型するように調整することができる。
本発明は、開示された実施形態に限定されず、請求項の範囲内で変更したり修正したりすることができる。
乳頭カップライナをシェル内に取り付けているときの、シェルと乳頭カップライナとを備えた乳頭カップの図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 乳頭カップライナがシェル内に取り付けられたときの、図2と同様の断面図である。 シェルの断面図である。 乳頭カップの上部断面図である。 乳頭カップの下部断面図である。

Claims (19)

  1. 動物の乳頭に取り付けられる乳頭カップを構成するようにシェル(2)に取り付けられるようにされた乳頭カップライナ(1)であって、
    前記乳頭カップライナ(1)は、前記乳頭を受け入れる内側空間(3)を定め、該乳頭カップライナ(1)の上側ヘッドを構成する第一の構成要素(11)と、該乳頭カップライナ(1)の下側バレルを構成する第二の構成要素(12)と、を有し、
    前記第一の構成要素(11)は、第一の周辺部(15)と、該第一の周辺部(15)から下向きに延びる第一の接続リング(16)と、該第一の周辺部(15)から内向きに延び、前記乳頭を受け入れる開口(4)を定めているリップ(17)と、を有し、
    前記第二の構成要素(12)は、第二の周辺部(18)と、該第二の周辺部(18)から上向きに延びる第二の接続リング(20)と、を有し、
    前記第一の構成要素(11)は、前記第一の接続リング(16)が前記第二の接続リング(20)と係合することによって前記乳頭カップライナ(1)を実現するように、前記第二の構成要素(12)と接続可能な乳頭カップライナにおいて、
    少なくとも一方の前記構成要素(11,12)の前記接続リング(16,20)は、他方の前記構成要素(11,12)の前記周辺部(15,18)と接合して、前記第一の構成要素(11)と前記第二の構成要素(12)との間の密封接合を構成していることを特徴とする乳頭カップライナ。
  2. 前記第一の接続リング(16)は第一の密封接合を構成するように前記第二の周辺部(18)と接合しており、前記第二の接続リング(20)は第二の密封接合を構成するように前記第一の周辺部(15)と接合していることを特徴とする、請求項1に記載の乳頭カップライナ。
  3. 前記第二の周辺部(18)は、前記乳頭カップライナ(1)が前記シェル(2)の中に取り付けられたときに該シェル(2)の内側表面(34)と当接するようにされた外側周辺面を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載の乳頭カップライナ。
  4. 前記第一の接続リング(16)は、前記外側周辺面(33)が前記シェル(2)の前記内側表面(34)に向けて外向きに押し付けられるように前記第二の周辺部(18)の中に押し込まれるようにされていることを特徴とする、請求項3に記載の乳頭カップライナ。
  5. 前記第一の接続リング(16)は、前記第二の周辺部(18)の前記外側周辺面(33)と同一面に揃えられた外側周辺面(35)を有していることを特徴とする、請求項3または4に記載の乳頭カップライナ。
  6. 前記第一の接続リング(16)は第一の係合部材(26)を有し、前記第二の接続リング(20)は第二の係合部材(27)を有し、両方の該係合部材(26,27)は前記第一の構成要素(11)が前記第二の構成要素(12)と接続されたときに互いに係合することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  7. 前記係合部材(26,27)はスナップ動作によって互いに係合するようにされていることを特徴とする、請求項6に記載の乳頭カップライナ。
  8. 前記第一の周辺部(15)は、前記内側空間(3)に隣接した内側周辺面(40)を有していることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  9. 前記第二の接続リング(20)は、前記内側空間(3)に隣接し前記第一の周辺部(15)の前記内側周辺面(40)と同一面に揃えられた内側周辺面(41)を有していることを特徴とする、請求項8に記載の乳頭カップライナ。
  10. 前記第二の周辺部(18)は、前記乳頭カップライナ(1)が前記シェル(2)の中に取り付けられたときに前記シェル(2)の環状凹部(49)内に位置するようにされた、下向きに延びる環状凸部(48)を有していることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  11. 前記環状凸部(48)は、前記第二の周辺部(18)の前記外側周辺面(33)よりも下方に設けられている、請求項3から10のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  12. 前記第一の周辺部(15)は、前記乳頭カップライナ(1)が前記シェル(2)の中に取り付けられたときに実質的に半径方向に延びる前記シェル(2)の対応する表面(44)と接合する、実質的に半径方向に延びる表面(43)を有していることを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  13. 前記第一の周辺部(15)の前記実質的に半径方向に延びる表面(43)は、前記第一の接続リング(16)の前記外側周辺面(35)よりも外側に備えられていることを特徴とする、請求項5から12のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  14. 前記第二の構成要素(12)は、前記シェル(2)の係合部材(24)と係合するようにされた下側係合部材(23)を備える下側部分(22)を有していることを特徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  15. 前記第二の構成要素(12)は、前記下側部分(22)から下向きに延び操作者によって把持されるようにされたグリップ部材(52)を有し、該グリップ部材(52)は、前記乳頭カップライナ(1)が前記シェル(2)の中に取り付けられるときに、前記第二の構成要素が引き延ばされて前記下側係合部材(23)が前記シェル(2)の前記係合部材(24)に係合するように、前記シェル(2)に対する引き運動および/または回転運動によって操作されるようにされていることを特徴とする、請求項14に記載の乳頭カップライナ。
  16. 前記グリップ部材(52)は、前記乳頭カップライナ(1)が前記シェル(2)の中に取り付けられた後に、前記第二の構成要素(12)の前記下側部分(22)との係合を解除可能であることを特徴とする、請求項15に記載の乳頭カップライナ。
  17. 前記第一の周辺部(15)および前記第二の周辺部(18)は相対的に伸縮性の高い材料で製造され、前記第一の接続リング(16)および前記第二の接続リング(20)は相対的に剛性の高い材料で製造されていることを特徴とする、請求項1から16のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ。
  18. 前記接続リング(16,20)の前記相対的に剛性の高い材料は、溶融工程によって、対応する前記周辺部(15,18)の前記相対的に伸縮性の高い材料に実質的に永久的に接合されていることを特徴とする、請求項17に記載の乳頭カップライナ。
  19. シェル(2)と、請求項1から18のいずれか1項に記載の乳頭カップライナ(1)と、を有する、動物の乳頭に取り付けられる乳頭カップ。
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