JP4530120B2

JP4530120B2 - Liquid metering device

Info

Publication number: JP4530120B2
Application number: JP2001180110A
Authority: JP
Inventors: 忠雄竹内
Original assignee: Kurita Water Industries Ltd
Current assignee: Kurita Water Industries Ltd
Priority date: 2001-06-14
Filing date: 2001-06-14
Publication date: 2010-08-25
Anticipated expiration: 2021-06-14
Also published as: JP2002370799A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体の定量供給装置に関し、さらに詳しくは、例えば水処理設備において薬品などの液体を一定量供給する装置であって、無動力でしかも液体供給量を可変にすることが可能な供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、冷却水系、ボイラ水系などの各種の水処理設備においては、スライム除去剤やスケール防止剤などの水処理薬品が被処理水中に投入される。これらの薬品は被処理水に対して規定量投入されることが必要であり、そのために、液体の定量供給装置が使用されることが一般的である。
【０００３】
従来、液体の定量供給装置としては、動力を使用したものと、無動力で行うものとがある。前者は図４に示すように例えば薬品２を収容したタンク（貯留槽）１の底部に連結されたチューブ３の途中に配設された可変定量ポンプ４により一定量の薬品を供給する装置であり、後者は図５に示すように、薬品２を収容したタンク１の底部に連結されたチューブ３の途中に設けられたバルブ５の開閉により、重力を利用して薬品１を供給する装置である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、注入される薬品の中には腐食性のものが多く、可変定量ポンプ４を使用した装置においては、このポンプ４を耐食性の材質で形成する必要があり設備が高価になる。さらに、稼働には電気設備が必要であるため、ランニングコストも上昇する。
【０００５】
一方、バルブ５を使用した供給装置は、無動力であるためランニングコストは低いという利点がある。しかし、バルブ５で流量を調節するためには、バルブ５の開放時間または開度を制御する必要があるが、バルブ５からの単位時間当たりの流出量はタンク１内の液位によって変化してしまうため、次のような問題が生じる。
【０００６】
すなわち、タンク１内の液位が下がるにつれて、液圧が低下するため、バルブ５からの単位時間当たりの流出量が減少する。したがって、常に一定量の液体を供給するためには、液位の低下に連動してバルブ５の開度もしくは開放時間を漸次増大することが必要である。それには、絶えず液体の流出量をモニターすることが要求され、これには非常に手間が掛かるので、実用化することは極めて困難である。
【０００７】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、動力を用いることなく簡易にして正確に、タンクから一定量の液体を取り出すことのできる液体の定量供給装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記の課題を解決すべく、ランニングコストの低い無動力の液体供給装置に注目して種々検討を重ねた結果、タンク内の液位と常に一定の液位差を保った状態で液位の低下に連動して移動する液体取出し口を液体内に設けるという着想を得た。この着想を具体化するために、本発明者は先端部分の一定長さが常にタンクの液面から露出した状態で液体表面に浮かぶ容器を採用し、本発明を完成するに至った。
【０００９】
すなわち、本発明の液体の定量供給装置は、液体を収容するタンクと、このタンク内に収容された液体にその一部を浸漬させた状態で該液体の液面高さに連動して上下動可能に設けられた容器と、この容器における所定の高さ位置に該容器の内側と外側とを連通して設けられ、一端が前記タンク内に収容された液体中に開口すると共に、他端が前記容器内の所定高さ位置に位置付けられた液体取出し管からなり、前記タンク内に収容された液体を容器内に導く連通部と、前記容器に連接されて前記容器内に導かれた液体を外部に供給するためのホースと、前記容器内における前記液体取出し管の他端の高さ位置を可変して該容器内に流入する前記液体の流量を調整し、前記ホースからの液体流出量を変化させるための流量調整手段とを備えたことを特徴としている。
【００１０】
好ましくは、上記流量調整手段は、更に前記容器に装着されて該容器の液体浸漬部の高さを調節する錘、および前記液体取出し管に設けられてその開度が調節されるバルブの一方を備えることが望ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の液体の定量供給装置の構成とその作用について説明する。
図１は本発明の一実施形態を示し、液体の定量供給装置の原理を説明するための概念図である。定量供給装置１１は液体、例えば薬品１２を収容するタンク１３と、タンク１３における液体１２の液面高さに応じて上下動して、タンク１３から一定の液圧で液体１２を取り出す移動機構１４と、この移動機構１４により取り出された液体を外部に供給するホース１７、およびこのホース１７を介する液体１２の流出量を変化させるための流量調整手段とから構成されている。
【００１２】
まず、移動機構１４は、例えば図１に示すように、タンク１３内に収容された液体（薬品）１２に浮かぶ容器１５と、この容器１５内に配設された液位差保持機構１６から構成される。容器１５は、タンク１３内の液面１２ａから周壁上端部の所定長さＬが露出した状態で残部が薬品１２内に浸漬され、この状態で均衡を保ちながら液面１２ａに浮かぶフローティングタイプのものからなる。この容器１５の材質は、上記露出長Ｌを保ったまま薬品１２に浮かんだ状態を保持することができるものであれば、とくに限定されるものではないが、薬品１２が腐食性のものである場合には、耐食性を有する材質で形成されたものであることが好ましい。
【００１３】
また、容器１５の形状も、箱形、円筒型など種々のものが考えられ、とくに限定されないが、タンク１３から導かれた液体１２をその下端に連結されたホース１７に供給することを勘案すると、図１に示すように下部が漸次縮径されたロート形状であることが好ましい。
上述したように、容器１５の下端に連接されたホース１７はタンク１３の下部に形成された液体供給口１３ａにおいて、供給ホース１８の一端１８ａに接続されている。供給ホース１８の他端１８ｂは、例えば、図示しない水処理設備における薬液の注液点１９に接続される。
【００１４】
ホース１７は、例えばコイル状に巻回されている。このようにコイル状に巻回することにより、薬品１２の液面１２ａの下降と同時に容器１５が下降する際に、このホース１７がスムーズに下降できるという利点がある。
また、ホース１７の材質はとくに限定されるものではないが、上記のようにコイル状に巻回するということから可撓性を有し、さらに耐薬品性を有するものであることが好ましい。
【００１５】
この容器１５内に配設された液位差保持機構１６は次のようなものである。すなわち、容器１５の側壁の所定箇所には開口１５ａが形成され、この開口１５ａにチューブ（液体取出し管）１６１の基端１６１ａが液密に取り付けられている。チューブ１６１の先端１６１ｂは容器１５内の空間に開口し、この先端１６１ｂと薬品１２の液面１２ａとの高さの差が液位差Ｄとなる。
【００１６】
図２を参照しながら、上記の液位差保持機構１６をさらに詳しく説明する。すなわち、図２に示すように、容器１５の側壁上部には支持バー１６２が固設されており、この支持バー１６２の先端１６２ｂに刻設されたネジ孔１６２ｂに高さ調節用ネジ１６３が螺入されている。そして、チューブ１６１の先端１６１ｂは高さ調節用ネジ１６３の下端部１６３ａに固定されており、高さ調節用ネジ１６３の調節により容器１５内におけるチューブ１６１の先端１６１ｂの高さが位置決めされている。容器１５は液面１２ａの下降に伴い、露出長Ｌを保ったまま下降するので、チューブ先端１６１ｂが上記のようにして固定されていれば、液面１２ａとの液位差Ｄは常に一定に保持される。
【００１７】
さらに、定量供給装置１１は、薬品１２の供給量を増減するために、次のような手段を具備する。第１の手段は、図２に示した容器１５において、高さ調節用ネジ１６３によりチューブ先端１６１ｂの高さを液面１２ａより低い位置のいずれかに固定する。これにより、液位差Ｄが所要に応じて増減され、この液位差Ｄに応じて前記タンク１３から容器１５内に流れ出る液体１２の流出圧力が変化するので、結果として、容器１５からホース１７を介して外部に供給される液体供給量を増減することが可能となる。
【００１８】
供給量を増減させる第２の手段は、チューブ先端１６１ｂの位置は固定したままで、容器１５の上端部の露出長Ｌを変化させる方法である。つまり、図２に示すように、容器１５の下部に脱着自在な錘２０を容器１５の均衡を保った状態で取り付け、この錘２０の荷重により露出長Ｌを変化させる。この結果、上述した第１の手段と同様に液位差Ｄを変化させることができるので、液体の供給量を調節することが可能になる。
【００１９】
供給量を増減させる第３の手段は、液位差Ｄは一定に保った状態で、チューブ１６１の途中に設けたバルブ２１の開度を変化させる方法である。つまり、バルブ２１の開度を増減することにより、流れに対する抵抗を増減させ、それに応じて流量を増減することが可能となる。
これらの供給量増減手段はいずれか１つを採用してもよいが、２つあるいは３つ全部を併用することもできる。例えば、第１または第２の手段により液位差Ｄを決定しておいてから、第３の手段すなわちバルブ２１の開度を調節して微調整を行うなどの方法が考えられる。
【００２０】
なお、タンク１３内の薬品１２の供給の停止は、チューブ１６１に取り付けたバルブ２１を閉じるか、あるいは、高さ調節用ネジにより、図２で破線で示したように、チューブ１６１の先端１６１ｂを液面１２ａよりも高い位置に固定するかのいずれかの手段によって可能となる。
かかる液体の定量供給装置１１においては、まず、薬品１２の供給量に応じてタンク１３内の薬品１２の液面１２ａと容器１５内のチューブ１６１の先端１６１ｂの高さの差Ｄを決定する。そして、チューブ１６１に設けたたバルブ２１を開く。このとき、上記の高さ調節用ネジ１６３によりチューブ１６１の先端１６１ｂを液面１２ａより高い位置に固定することにより薬品１２の供給を停止している場合には、液位差Ｄの位置まで先端を下げた時点で直ちに薬品１２がチューブ１６１を通って容器１５内に流出する。一方、チューブ１６１の途中に設けたバルブ２１を閉じることにより薬品１２の供給を停止している場合には、このバルブ２１を開いて薬品１２の供給を開始すればよい。
【００２１】
このとき、容器１５への薬品１２の流出量、正確には、単位時間当たりの流量は、上記により設定された液位差Ｄに応じたものとなる。
そして、薬品１２の流出によりタンク１３内の液面１２ａが下降すると、それと同時に容器１５が下降し、同時に容器内のチューブ１６１の先端１６１ｂの位置も同じだけ下降する。その結果、当初に決定された液位差Ｄが維持されることになる。
【００２２】
このようにして、薬品１２に浮かぶ容器１５がタンク１３内で下がりきるまで、容器１５に対する薬品１２の単位時間当たりの流出量は一定に保たれる。そして、この容器１５からホース１７，供給ホース１８を介して液体１２の供給が行われるので、注液点１９における定量供給が可能となる。
また、注液ホースの先端部を複数本（図１では３本）に分岐させておけば、複数箇所すなわち３カ所の注液点１９，２３，２４に大略同量ずつ同時に注液を行うことが可能となる。
【００２３】
さらには、容器１５とホース１７および供給ホース１８の組を、例えばもう１組用意して、容器１５内のチューブ１６１の先端１６１ｂと液面１２ａとの液位差Ｄを、より大きくあるいはより小さく設定することにより、上記の供給量より多いあるいは少ない供給量で別の注液点に対応することができる。このような容器の組を複数個配設することにより、複数の注液点にそれぞれ異なる供給量で定量供給を行うこともできる。
【００２４】
図３は本発明の液体の定量供給装置の他の実施形態を示したものである。図において、定量供給装置３１は、薬品３２が収容されたタンク３３に隣接して容器３４およびホース３５が収納された収納ボックス３６が別体として配設されていること以外は上記の定量供給装置１１と同様の構成である。この収納ボックス３６は連通路３７により、タンク３３に連通している。
【００２５】
したがって、タンク３３内の薬品３２は連通路３７を介して収納ボックス３６に流入し、この収納ボックス３６内の薬品３２の液面３２ａ'は常にタンク３３内の薬品３２の液面３２ａと同じ液位に保持される。この容器３４は、図２に基づいて詳述したような液位差保持機構（図示省略）を具備している。そして、容器３４の下端にコイル状に巻回されたホース３５が連接され、収納ボックス３６の底部に形成された液体取出し口３６ａにおいて供給ホース４０の一端４０ａに接続されている。供給ホース４０の他端４０ｂは、注液点４１に接続されている。
【００２６】
容器３４内には、前述した定量供給装置１１と同様に、収納ボックス３６内の液体３２に基端３４１ａが連通し、先端３４１ｂが容器３４の空間に開口するチューブ３４１が取り付けられている。このチューブ３４１の途中にはバルブ４２が設けられている。また、この定量供給装置３１においても、液量を増減する手段として、前述したような容器内の高さ調節用ネジを使用したもの、容器に脱着自在な錘を取り付け、容器上端部の液面からの露出長を変化させるもの、および、チューブ３４１の途中に設けたバルブ４２の開度を変化させるものがあげられ、これらの手段のうちの１種もしくは２種以上を組み合わせて使用することができる。
【００２７】
この定量供給装置３１における操作は前述したものと同様であり、まず薬品３２の供給量に応じてタンク３３（収納ボックス）内の薬品３２の液面３２ａ（３２ａ'）と、容器３４内のチューブ３４１の先端３４１ｂの高さとの差Ｄ'を決定する。このとき、薬品３２の流出量すなわち単位時間当たりの流量は、この液位差Ｄ'に応じたものとなる。
【００２８】
そして、薬品３２の流出によりタンク３３内の液面３２ａが下降すると、それと同時に収納ボックス３６内の液面３２ａ'も同じだけ下降し、その結果容器３４内のチューブ３４１の先端３４１ｂの位置も同じだけ下降する。したがって、当初に決定された液位差Ｄ'が最後まで保持されることになる。このようにして、収納ボックス３６に浮かぶ容器３４が当該ボックス３６内で下がりきるまで薬品３２の単位時間当たりの流出量は一定に保たれ、注液点４１における定量供給が可能となる。
【００２９】
さらに、この定量供給装置３１においても、供給ホース４０を注液点４１の直前で複数本に分岐させる（図示省略）ことにより、複数箇所へ薬品３２を大略同量ずつ供給することが可能となる。また、収納ボックス３６、容器３４、ホース３５、および供給ホース４０の組を２組以上用意し、各々をタンクと連通させ、各ボックスごとに液位差が異なるように設定すれば、２箇所以上の注液点に、異なる液量を同時に定量供給することが可能となる。
【００３０】
この実施形態では、容器３４をタンク３３と別体に配設した収納ボックスに収納したので、タンク内に複数の容器を浮かべるという煩雑さが低減されるという利点がある。
タンク内に収容する薬品が例えば腐食性のものである場合でも、耐食性を考慮すべき接液部は容器、チューブ、ホース、供給ホースのみであるため腐食対策を容易にかつ安価に行うことができ、従来の可変ポンプを耐食性にする場合にくらべて非常に低コストである。また、無動力で定量供給が常に可能であり、さらに、液量も簡便な機構で随意に変化させることができるという利点もある。
【００３１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の液体の定量供給装置は、無動力でしかも簡単な構成により液体の定量供給を行うことができるため、設備費およびランニングコストを低減できるという利点を有する。したがって、各種水処理設備などにおいてその工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る液体の定量供給装置の原理を示す概念的構成図である。
【図２】図１に示す定量供給装置における容器の構成の一例を示す概念図である。
【図３】本発明の他の実施形態に係る液体の定量供給装置の原理を示す概念的構成図である。
【図４】従来の液体の定量供給装置の一例を示す概念図である。
【図５】従来の液体の定量供給装置の別の例を示す概念図である。
【符号の説明】
１１，３１液体の定量供給装置
１２，３２液体（薬品）
１２ａ，３２ａ，３２ａ' 液面
１３，３３タンク
１５，３４容器
１６液位差保持機構
１７，３５ホース
１８，４０供給ホース
１９，２３，２４，４１注液点
２０錘
２１，４２バルブ
１６１，３４１チューブ（液体取出し管）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid quantitative supply device, and more particularly, for example, a device for supplying a certain amount of liquid such as a chemical in a water treatment facility, which is non-powered and capable of making the liquid supply amount variable. About.
[0002]
[Prior art]
For example, in various water treatment facilities such as a cooling water system and a boiler water system, water treatment chemicals such as a slime remover and a scale inhibitor are introduced into the water to be treated. These chemicals need to be supplied in a prescribed amount to the water to be treated. For this reason, a liquid metering apparatus is generally used.
[0003]
2. Description of the Related Art Conventionally, there are two types of liquid supply devices that use power and those that use no power. As shown in FIG. 4, the former is a device for supplying a fixed amount of medicine by a variable metering pump 4 disposed in the middle of a tube 3 connected to the bottom of a tank (storage tank) 1 containing, for example, medicine 2. As shown in FIG. 5, the latter is a device that supplies the drug 1 using gravity by opening and closing a valve 5 provided in the middle of the tube 3 connected to the bottom of the tank 1 containing the drug 2. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, many chemicals to be injected are corrosive. In an apparatus using the variable metering pump 4, it is necessary to form the pump 4 with a corrosion-resistant material, and the equipment becomes expensive. In addition, since electric equipment is required for operation, running costs also increase.
[0005]
On the other hand, since the supply device using the valve 5 is non-powered, there is an advantage that the running cost is low. However, in order to adjust the flow rate with the valve 5, it is necessary to control the opening time or the opening degree of the valve 5, but the outflow amount per unit time from the valve 5 varies depending on the liquid level in the tank 1. Therefore, the following problems arise.
[0006]
That is, as the liquid level in the tank 1 decreases, the liquid pressure decreases, so that the outflow amount per unit time from the valve 5 decreases. Therefore, in order to always supply a constant amount of liquid, it is necessary to gradually increase the opening degree or opening time of the valve 5 in conjunction with the decrease in the liquid level. For this purpose, it is required to constantly monitor the flow rate of the liquid, which is very time-consuming and extremely difficult to put into practical use.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a liquid quantitative supply device that can easily and accurately take out a certain amount of liquid without using power. There is.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present inventor has made various studies focusing on a non-powered liquid supply device with a low running cost. As a result, the liquid level in the tank is always maintained at a constant level. The idea was to provide a liquid outlet in the liquid that moves in conjunction with the drop in the liquid level. In order to embody this idea, the present inventor has adopted a container that floats on the liquid surface in a state in which a certain length of the tip portion is always exposed from the liquid surface of the tank, and has completed the present invention.
[0009]
In other words, dispensing system for a liquid of the present invention includes a tank for containing the liquid, in a state where thereof partially immersed in the liquid contained in the tank in conjunction with the liquid level of the liquid moves up and down A container provided at the predetermined height position of the container, the inner side and the outer side of the container are in communication with each other, and one end opens into the liquid stored in the tank and the other end A liquid take-out pipe positioned at a predetermined height in the container; a communication part for guiding the liquid stored in the tank into the container; and a liquid connected to the container and guided into the container. Adjusting the flow rate of the liquid flowing into the container by changing the height position of the hose for supplying to the outside and the other end of the liquid extraction pipe in the container , and a flow rate adjusting means for varying It is characterized by a door.
[0010]
Preferably , the flow rate adjusting means further includes one of a weight that is attached to the container and adjusts the height of the liquid immersion portion of the container , and a valve that is provided in the liquid take-out pipe and whose opening degree is adjusted. It is desirable to provide.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the configuration and operation of the liquid dispensing apparatus of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention and is a conceptual diagram for explaining the principle of a liquid supply device. The fixed-quantity supply device 11 moves up and down according to the liquid level of the liquid 12 in the tank 13 containing the liquid, for example, the medicine 12, and moves the liquid 14 from the tank 13 with a constant liquid pressure. And a hose 17 for supplying the liquid taken out by the moving mechanism 14 to the outside, and a flow rate adjusting means for changing the outflow amount of the liquid 12 via the hose 17.
[0012]
First, as shown in FIG. 1, for example, the moving mechanism 14 includes a container 15 that floats on a liquid (medicine) 12 contained in a tank 13, and a liquid level difference holding mechanism 16 disposed in the container 15. Is done. The container 15 is a floating type that floats on the liquid surface 12a while maintaining the balance in the state where the remaining portion is immersed in the chemical 12 in a state where the predetermined length L of the upper end of the peripheral wall is exposed from the liquid surface 12a in the tank 13 Consists of. The material of the container 15 is not particularly limited as long as it can maintain the state of floating in the chemical 12 while maintaining the exposed length L, but the chemical 12 is corrosive. In some cases, it is preferably formed of a material having corrosion resistance.
[0013]
Further, the container 15 may have various shapes such as a box shape and a cylindrical shape, and is not particularly limited. However, in consideration of supplying the liquid 12 guided from the tank 13 to the hose 17 connected to the lower end thereof. As shown in FIG. 1, it is preferable that the lower part has a funnel shape in which the diameter is gradually reduced.
As described above, the hose 17 connected to the lower end of the container 15 is connected to the one end 18 a of the supply hose 18 at the liquid supply port 13 a formed in the lower portion of the tank 13. The other end 18b of the supply hose 18 is connected to, for example, a chemical injection point 19 in a water treatment facility (not shown).
[0014]
The hose 17 is wound in a coil shape, for example. By winding in the coil shape in this way, there is an advantage that the hose 17 can be smoothly lowered when the container 15 is lowered at the same time as the liquid level 12a of the chemical 12 is lowered.
The material of the hose 17 is not particularly limited, but it is preferable that the hose 17 has flexibility and chemical resistance because it is wound in a coil shape as described above.
[0015]
The liquid level difference holding mechanism 16 disposed in the container 15 is as follows. That is, an opening 15a is formed at a predetermined position on the side wall of the container 15, and a base end 161a of a tube (liquid take-out pipe) 161 is attached to the opening 15a in a liquid-tight manner. The tip 161b of the tube 161 opens into the space in the container 15, and the difference in height between the tip 161b and the liquid level 12a of the chemical 12 becomes the liquid level difference D.
[0016]
The liquid level difference holding mechanism 16 will be described in more detail with reference to FIG. That is, as shown in FIG. 2, a support bar 162 is fixed to the upper portion of the side wall of the container 15, and a height adjusting screw 163 is screwed into a screw hole 162 b formed in the tip 162 b of the support bar 162. It has been entered. The tip 161b of the tube 161 is fixed to the lower end portion 163a of the height adjusting screw 163, and the height of the tip 161b of the tube 161 in the container 15 is positioned by adjusting the height adjusting screw 163. . As the liquid level 12a is lowered, the container 15 is lowered while maintaining the exposed length L. Therefore, if the tube tip 161b is fixed as described above, the liquid level difference D from the liquid level 12a is always constant. Retained.
[0017]
Furthermore, the quantitative supply device 11 includes the following means for increasing or decreasing the supply amount of the medicine 12. In the container 15 shown in FIG. 2, the first means fixes the height of the tube tip 161b to any position lower than the liquid level 12a by the height adjusting screw 163. As a result, the liquid level difference D is increased or decreased as necessary, and the outflow pressure of the liquid 12 flowing from the tank 13 into the container 15 changes according to the liquid level difference D. As a result, the hose 17 from the container 15 is changed. It is possible to increase or decrease the amount of liquid supplied to the outside via the.
[0018]
The second means for increasing or decreasing the supply amount is a method of changing the exposed length L of the upper end portion of the container 15 while the position of the tube tip 161b is fixed. That is, as shown in FIG. 2, a removable weight 20 is attached to the lower portion of the container 15 while keeping the balance of the container 15, and the exposed length L is changed by the load of the weight 20. As a result, since the liquid level difference D can be changed in the same manner as the first means described above, the liquid supply amount can be adjusted.
[0019]
A third means for increasing or decreasing the supply amount is a method of changing the opening degree of the valve 21 provided in the middle of the tube 161 while the liquid level difference D is kept constant. That is, by increasing or decreasing the opening degree of the valve 21, the resistance to the flow can be increased or decreased, and the flow rate can be increased or decreased accordingly.
Any one of these supply amount increasing / decreasing means may be employed, but two or all three may be used in combination. For example, a method is conceivable in which the liquid level difference D is determined by the first or second means, and then the third means, that is, the opening degree of the valve 21 is adjusted to perform fine adjustment.
[0020]
The supply of the chemical 12 in the tank 13 is stopped by closing the valve 21 attached to the tube 161 or by using a height adjusting screw to move the tip 161b of the tube 161 as shown by a broken line in FIG. It is possible by any means of fixing at a position higher than the liquid level 12a.
In the liquid supply device 11, first, a difference D in height between the liquid surface 12 a of the chemical 12 in the tank 13 and the tip 161 b of the tube 161 in the container 15 is determined according to the supply amount of the chemical 12. Then, the valve 21 provided on the tube 161 is opened. At this time, when the supply of the chemical 12 is stopped by fixing the tip 161b of the tube 161 to a position higher than the liquid surface 12a by the height adjusting screw 163, the tip is brought to the position of the liquid level difference D. Immediately after the pressure is lowered, the chemical 12 flows out into the container 15 through the tube 161. On the other hand, when the supply of the medicine 12 is stopped by closing the valve 21 provided in the middle of the tube 161, the supply of the medicine 12 may be started by opening the valve 21.
[0021]
At this time, the outflow amount of the chemical 12 to the container 15, more precisely, the flow rate per unit time, corresponds to the liquid level difference D set as described above.
When the liquid level 12a in the tank 13 is lowered due to the outflow of the chemical 12, the container 15 is lowered at the same time, and at the same time, the position of the tip 161b of the tube 161 in the container is lowered by the same amount. As a result, the initially determined liquid level difference D is maintained.
[0022]
In this way, the outflow amount per unit time of the chemical 12 with respect to the container 15 is kept constant until the container 15 floating on the chemical 12 is lowered in the tank 13. Then, since the liquid 12 is supplied from the container 15 through the hose 17 and the supply hose 18, a fixed amount supply at the injection point 19 is possible.
Further, if the tip of the liquid injection hose is branched into a plurality (three in FIG. 1), liquid injection is performed simultaneously at approximately the same amount at a plurality of liquid injection points 19, 23, 24. Is possible.
[0023]
Furthermore, for example, another set of the container 15, the hose 17 and the supply hose 18 is prepared, and the liquid level difference D between the tip 161b of the tube 161 in the container 15 and the liquid level 12a is made larger or smaller. By setting, it is possible to cope with another injection point with a supply amount larger or smaller than the above supply amount. By arranging a plurality of such sets of containers, it is possible to perform quantitative supply at a plurality of injection points with different supply amounts.
[0024]
FIG. 3 shows another embodiment of the liquid dispensing apparatus of the present invention. In the figure, the quantitative supply device 31 is the above-described quantitative supply device, except that a storage box 36 in which a container 34 and a hose 35 are stored is disposed separately from a tank 33 in which a medicine 32 is stored. 11 is the same configuration. The storage box 36 communicates with the tank 33 through a communication path 37.
[0025]
Accordingly, the medicine 32 in the tank 33 flows into the storage box 36 through the communication path 37, and the liquid level 32 a ′ of the medicine 32 in the storage box 36 is always the same as the liquid level 32 a of the medicine 32 in the tank 33. Held in place. The container 34 includes a liquid level difference holding mechanism (not shown) as described in detail with reference to FIG. A hose 35 wound in a coil shape is connected to the lower end of the container 34, and is connected to one end 40 a of the supply hose 40 at a liquid outlet 36 a formed at the bottom of the storage box 36. The other end 40 b of the supply hose 40 is connected to the liquid injection point 41.
[0026]
In the container 34, a tube 341 having a proximal end 341 a communicating with the liquid 32 in the storage box 36 and having a distal end 341 b opening into the space of the container 34 is attached in the same manner as the quantitative supply device 11 described above. A valve 42 is provided in the middle of the tube 341. Also in this fixed amount supply device 31, as means for increasing or decreasing the amount of liquid, the above-described height adjusting screw in the container is used, a removable weight is attached to the container, and the liquid level at the upper end of the container The one that changes the exposure length from the above and the one that changes the opening of the valve 42 provided in the middle of the tube 341 can be used, and one or more of these means can be used in combination. it can.
[0027]
The operation of the fixed quantity supply device 31 is the same as that described above. First, the liquid level 32a (32a ') of the chemical 32 in the tank 33 (storage box) and the tube in the container 34 according to the supply amount of the chemical 32. A difference D ′ from the height of the tip 341b of 341 is determined. At this time, the outflow amount of the chemical 32, that is, the flow rate per unit time, corresponds to the liquid level difference D ′.
[0028]
When the liquid level 32a in the tank 33 is lowered due to the outflow of the chemical 32, the liquid level 32a ′ in the storage box 36 is also lowered at the same time. As a result, the position of the tip 341b of the tube 341 in the container 34 is also the same. Only descend. Therefore, the liquid level difference D ′ determined at the beginning is held until the end. In this way, the outflow amount per unit time of the medicine 32 is kept constant until the container 34 floating in the storage box 36 is lowered in the box 36, and a fixed amount supply at the injection point 41 becomes possible.
[0029]
Furthermore, also in this quantitative supply device 31, it becomes possible to supply approximately the same amount of chemicals 32 to a plurality of locations by branching the supply hose 40 into a plurality of portions (not shown) immediately before the injection point 41. . If two or more sets of the storage box 36, the container 34, the hose 35, and the supply hose 40 are prepared, each communicates with the tank, and each box is set so that the liquid level difference is different, two or more locations. Thus, it is possible to quantitatively supply different liquid amounts simultaneously to the liquid injection point.
[0030]
In this embodiment, since the container 34 is stored in a storage box arranged separately from the tank 33, there is an advantage that the complexity of floating a plurality of containers in the tank is reduced.
Even if the chemicals stored in the tank are corrosive, for example, the only wetted parts that should be considered for corrosion resistance are containers, tubes, hoses, and supply hoses, so it is possible to easily and inexpensively take countermeasures against corrosion. Compared to making a conventional variable pump corrosion resistant, the cost is very low. Further, there is an advantage that a fixed amount can always be supplied without power, and the amount of liquid can be arbitrarily changed by a simple mechanism.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, the liquid metering apparatus of the present invention can perform liquid metering without power and with a simple configuration, and thus has the advantage of reducing equipment costs and running costs. Therefore, the industrial value is extremely great in various water treatment facilities.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual configuration diagram showing the principle of a liquid quantitative supply device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram showing an example of a configuration of a container in the fixed amount supply device shown in FIG.
FIG. 3 is a conceptual configuration diagram showing the principle of a liquid quantitative supply device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a conceptual diagram showing an example of a conventional liquid supply device.
FIG. 5 is a conceptual diagram showing another example of a conventional liquid dispensing apparatus.
[Explanation of symbols]
11, 31 Liquid metering device 12, 32 Liquid (chemical)
12a, 32a, 32a 'Liquid level 13, 33 Tank 15, 34 Container 16 Liquid level difference holding mechanism 17, 35 Hose 18, 40 Supply hose 19, 23, 24, 41 Injection point 20 Weight 21, 42 Valve 161, 341 Tube (Liquid extraction pipe)

Claims

A tank containing a liquid, a container which is vertically movable in conjunction with the liquid level of the liquid in a state thereof partially immersed in the liquid contained in the tank, the inside of the container And one end opened to the liquid accommodated in the tank, and the other end comprises a liquid take-out pipe positioned at a predetermined height in the container and accommodated in the tank. A communication portion for guiding the liquid into the container, a hose connected to the container and guided to the outside, and a height of the other end of the liquid extraction pipe in the container variable position to adjust the flow rate of the liquid flowing into said container and dispensing system for a liquid, characterized in that it comprises a flow rate adjusting means, the for changing the liquid outflow from the hose.

2. The floating container is a floating container in which the hose is coupled to a lower part which is floated while maintaining a balance in a state where a part of the container is immersed in the liquid stored in the tank, and which is gradually reduced in a funnel shape. dispensing system for a liquid according to.

The flow rate adjusting means further includes one of a weight attached to the container for adjusting the height of the liquid immersion portion of the container and a valve provided on the liquid take-out pipe and the opening degree of which is adjusted. The liquid fixed-quantity supply device according to claim 1 characterized by things .