JP4525340B2 - 無線lanシステム、アクセスポイント、端末、およびマルチキャスト通信方法 - Google Patents

無線lanシステム、アクセスポイント、端末、およびマルチキャスト通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、マルチキャスト通信が可能な無線通信システムに関する。
無線LANが広く普及し、有線LANのみの時代に比べて、通信環境は格段に便利になってきている。特に、無線LANは、アクセスポイントからの電波が通信範囲にある全ての端末に届くので、有線LANに比べてブロードキャスト通信およびマルチキャスト通信に適している。ここでは、通信範囲内の全ての端末への通信をブロードキャストとし、通信範囲内の特定の複数の端末への通信をマルチキャストとする。
無線LANではパケット通信方式が用いられており、パケットの宛先が宛先アドレスで指定される。ブロードキャストまたはマルチキャスト通信を可能にするためには、端末固有のアドレスとは別に、ブロードキャスト用またはマルチキャスト用のアドレスを用意しておき、それらを各端末に設定しておく必要がある。
有線LANか無線LANかに関わらず、個々の端末には、初期状態として、その端末自身の固有のアドレスと、ブロードキャスト用のアドレスとの2つのMACアドレスが設定されている。ブロードキャスト用アドレスは全ての端末に共通であり、48ビットの全てが“1”である。そして、端末は、宛先アドレスとして自身の固有アドレスまたはブロードキャスト用アドレスが設定されたパケットのみを受信し、それ以外のパケットを破棄する。これにより、端末における無駄なパケット受信の処理が回避される。
マルチキャスト通信を行うためには、初期状態で設定されている固有アドレスおよびブロードキャスト用アドレスの他に、他のいずれの端末のアドレスとも重複しないMACアドレスを選択し、それをマルチキャスト用アドレスとして用いる必要がある。
IEEE802.11の標準では、マルチキャスト用アドレスが定義されている。しかし、それを使用する場合、他のシステムで同じマルチキャスト用アドレスが使用されていないことを何らかの手段で別途保証する必要がある。そのため、基本的にはマルチキャスト用アドレスの付与に関する集中管理が必須となり、個々のシステムで容易にマルチキャスト用アドレスを使用することはできない。
また、各端末の固有アドレスやブロードキャストアドレスと重複しないマルチキャスト用アドレスを生成する方法が従来から提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、本来ならば用いられないはずのベンダーコードを用いてマルチキャスト用アドレスとして用いる仮想的なMACアドレスを生成する方法が開示されている。これによれば、各端末の固有アドレスおよびブロードキャスト用アドレスと重複しないマルチキャスト用アドレスの生成が可能である。
特開2003−134118号公報
昨今ではMACアドレス自体を手動で設定することが可能な端末等もあり、特許文献1に開示された方法では、用いられないはずのベンダーコードを含むとはいえ、生成した仮想MACアドレスが、実際にネットワーク上で使用されているMACアドレスと重複する可能性も否定できない。
また、イーサネット(登録商標)のマルチキャストの利用も考えられる。しかし、イーサネットのマルチキャストは基本的にはIPマルチキャストと協調して用いられるものであり、規格上は定められているが、使用頻度が少ないこともあり、実装上は多様な形態がとられている可能性がある。そのため、無線LANにこのマルチキャストの仕組みを適用できるかどうかには疑問がある。
また、無線LANとしては、仕様上、ブロードキャスト用のビーコンフレームとは別にマルチキャスト用のフレームフォーマットが定義されており、この利用も考えられる。しかし、フレームフォーマットが定められているのみで、具体的なマルチキャストグループの定め方などは規定されていないため、現在実装されている機能によりマルチキャストを実現できるかどうか疑問である。
また、ビーコンフレームや通常のデータタイプのブロードキャストフレームを受信可能な端末とそうでない端末があることを利用したマルチキャストの実現も考えられる。ビーコンフレームや通常のデータタイプのブロードキャストフレームを受信可能な端末をマルチキャストの宛先とすれば、特定の複数の端末への通信が可能となる。しかし、そのようなフレームを受信可能でないタイプの様々な端末の中に、そのフレームによって思わぬ誤動作など不都合が生じるものがある可能性もある。
上述したように、従来の無線LANにおいては、マルチキャスト用アドレスを設定するのに集中管理が必要であるとか、他のシステムや端末に悪影響を及ぼす可能性が否定できないといった問題があり、無線であるという性質に適するマルチキャストを有効に利用できる状態になかった。
本発明の目的は、集中管理が不要であり、かつ他への影響が低減されたマルチキャスト通信が可能な無線LANシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の無線LANシステムは、
マルチキャスト通信が可能な無線LANシステムであって、
自身の無線LANに接続した端末以外の装置で使用されているアドレスを該無線LANにおけるマルチキャスト用宛先アドレスとし、標準フレームフォーマットの宛先アドレスに前記マルチキャスト用宛先アドレスを設定した、通常端末では廃棄される独自のマルチキャストフレームを生成して無線で送信するアクセスポイントと、
前記マルチキャスト用宛先アドレスを予め記憶しており、前記アクセスポイントから受信したフレームの宛先アドレスとして前記マルチキャスト用宛先アドレスが設定されていれば、該フレームを独自のマルチキャストフレームとして受信する特殊端末とを有している。
したがって、本発明によれば、アクセスポイントが、自身の無線LANに接続した端末以外の装置で使用されているアドレスを宛先アドレスとした、標準フレームフォーマットの独自のマルチキャストフレームを生成して送信し、マルチキャスト用の宛先アドレスを予め記憶している特殊端末が、独自のマルチキャストフレームを受信するので、マルチキャスト用アドレスの重複を避けるための集中管理が不要であり、かつ通常端末への影響が低減されたマルチキャスト通信が可能である。
また、前記アクセスポイントは、前記マルチキャスト用宛先アドレスを前記特殊端末に対して予め通知し、
前記特殊端末は、前記アクセスポイントから通知された前記マルチキャスト用宛先アドレスを記憶しておくこととしてもよい。
これによれば、アクセスポイントは、マルチキャスト用アドレスを特殊端末に対して予め通知し、特殊端末は、アクセスポイントから通知されたマルチキャスト用アドレスを記憶しておくので、個々の特殊端末にマルチキャスト用アドレスを手動で設定する必要がない。
また、前記マルチキャスト用宛先アドレスは、前記アクセスポイント自身のアドレス、または前記アクセスポイントが有線側から取得可能な他装置のアドレスであることとしてもよい。
これによれば、アクセスポイントの認識できるアドレスがマルチキャスト用宛先アドレスとなるので、アクセスポイントにマルチキャスト用宛先アドレスを手動で設定しなくても、アクセスポイント自身がマルチキャスト用宛先アドレスを決定できる。
また、前記マルチキャスト用宛先アドレスは、前記アクセスポイント自身の無線側のアドレスであることとしてもよい。
また、前記アクセスポイントは、前記マルチキャスト用宛先アドレスである前記アクセスポイント自身の無線側のアドレスをビーコンフレームにて繰り返し送信しており、
前記特殊端末は、前記アクセスポイントより受信した前記ビーコンフレームから前記アクセスポイントの無線側のアドレスを前記マルチキャスト用宛先アドレスとして取得することしてもよい。
これによれば、マルチキャスト用宛先アドレスはアクセスポイントからビーコンフレームにて繰り返し送信され、特殊端末は、そのビーコンフレームからマルチキャスト用アドレスを取得するので、マルチキャスト用アドレスをアクセスポイントから端末に通知する手段を新たに設けなくてもマルチキャスト用アドレスの通知が可能である。
また、前記アクセスポイントは、前記マルチキャストフレームに、データフレームの標準フレームフォーマットを用いることとしてもよい。
また、前記アクセスポイントは、前記マルチキャストフレームに、ビーコンフレームの標準フレームフォーマットを用いることとしてもよい。
また、前記アクセスポイントは、周期的に送信するフレームの送信タイミングと異なるタイミングで前記マルチキャストフレームを送信することとしてもよい。
本発明によれば、マルチキャスト用アドレスの重複を避けるための集中管理が不要であり、かつ通常端末への影響が低減されたマルチキャスト通信が可能である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の無線LANシステムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態の無線LANシステムは、アクセスポイント11、端末12、および端末13を有している。
本システムでは、アクセスポイント11および端末13だけが、本システムに独自のマルチキャスト通信のための機能を有しており、端末12はその機能を有していない。アクセスポイント11および端末13は、この機能を用いてアクセスポイント11から端末13宛だけにフレームを送るマルチキャスト通信を実現する。マルチキャスト通信の機能を有しない端末12はマルチキャストのフレームを受信しない。
アクセスポイント11は、無線LANと有線系ネットワークの接続点となる装置であり、各端末と無線で接続し、端末による無線LANの利用を可能にする。また、アクセスポイント11は、本システムに特有の独自なマルチキャスト通信が可能である。
このマルチキャスト通信においては、アクセスポイント11は、そのアクセスポイント11の無線側に接続した端末以外の装置で使用されているMACアドレスを、宛先アドレスとして用いる。これにより、アクセスポイント11の無線LANに接続した端末の固有アドレスおよびブロードキャスト用アドレスと、マルチキャスト用アドレスとが重複する可能性はない。例えば、アクセスポイント11自身の無線側のMACアドレス、アクセスポイント11自身の有線側のMACアドレス、あるいはアクセスポイント11の有線側に接続され、アクセスポイント11が有線側から取得可能な他装置のMACアドレスなどをマルチキャスト用アドレスとするのが好適である。その場合、ユーザが手動で入力しなくてもアクセスポイント11が自身でマルチキャスト用アドレスを決定できる。
一例として、マルチキャスト用アドレスは、アクセスポイント11から、本システムに特有のマルチキャスト通信を認識できる端末に対して予め通知しておくこととしてもよい。IEEE802.11では、アクセスポイント11の無線側のMACアドレスはビーコン内のBSSID(Basic Service Set ID)フィールドにて送信されるので、これをマルチキャスト用アドレスとして用いる場合、マルチキャスト通信を認識できる端末は、BSSIDフィールドからマルチキャスト用アドレスを取得することとしてもよい。ビーコンとは、アクセスポイント11が一定周期で送信する管理用フレームであり、様々な情報を含む。
他の例として、マルチキャスト用アドレスは、マルチキャスト通信を認識できる端末に対してユーザが予め設定することとしてもよい。
また、このマルチキャスト通信において、アクセスポイント11は、IEEE802.11に準拠した標準フレームフォーマットを用いる。フレームの種類として、ビーコンフレームまたはデータフレームが考えられるが何れでもよい。マルチキャスト用フレームに標準フレームフォーマットを用いているので、独自のマルチキャスト通信を認識できない既存の端末であっても、その端末自身の固有アドレスとブロードキャスト用アドレスのいずれとも一致しないため、そのフレームを廃棄するだけであり、誤動作することはない。
端末12は、本システムに特有のマルチキャスト通信を認識できない通常の端末である。端末12は、宛先アドレスとして自身の固有アドレスまたはブロードキャスト用アドレスが設定されたフレームを受信し、他の宛先アドレスのフレームを廃棄する。マルチキャスト用フレームは、端末12では廃棄されることとなる。
端末13は、マルチキャスト通信を認識できる、本システムに独自の特殊な端末である。端末13は、端末12と同様に、自身の固有アドレスまたはブロードキャスト用アドレスが設定されたフレームを受信する。また、端末13は、マルチキャスト用アドレスを予め記憶しており、そのアドレスが宛先アドレスとして設定されたフレームも受信する。
上述したように、マルチキャスト用アドレスはアクセスポイント11から端末13に通知することとしてもよく、ユーザが設定することとしてもよい。アクセスポイント11から通知する場合、端末13は、アクセスポイント11から通知されたマルチキャスト用アドレスを受信して記憶する。例えば、アクセスポイント11の無線側のMACアドレスをマルチキャスト用アドレスとして用いる場合、端末13は、そのMACアドレスの記載されたビーコン内のBSSIDフィールドを記録すればよい。
図2は、本実施形態のアクセスポイントの物理的構成を示すブロック図である。図2を参照すると、アクセスポイント11は、CPU21、ROM22、および無線通信部23を有している。CPU21は、プログラムを実行することにより装置全体を制御する。ROM22は、CPU21の実行するプログラムを格納している。無線通信部23は、CPU21からの制御に従って端末12、13と無線通信を行う。この構成によりアクセスポイント11はCPU21の制御で動作する。
図3は、本実施形態のアクセスポイントの機能的構成を示すブロック図である。図3を参照すると、アクセスポイント11は、フレーム生成部31、アドレス設定部32、およびフレーム送信部33を有している。
フレーム生成部31は、IEEE802.11に準拠した標準フレームフォーマットで、無線側に送信するフレームを生成する。フレームの種類として、ビーコンフレームとデータフレームがある。
アドレス設定部32は、フレーム生成部31で生成されたフレームにアドレスを設定する。
図4は、IEEE802.11によるフレームフォーマットを示す図である。
図4において、(a)は一般的なフレームフォーマットの概要を示している。一般的なフレームフォーマットは、先頭から順に、フレーム制御、デュレーションID、アドレス1、アドレス2、アドレス3、シーケンス制御、アドレス4、フレーム本体、FCS(Frame Check Sequence)の各フィールドを含んでいる。
フレーム制御フィールドは、ビーコンフレームあるいはデータフレームのようなフレームのタイプを示す。
デュレーションIDフィールドは、無線周波数を占有する時間を指定するフィールドであり、フレーム送信タイミングを調整するのに用いられる。
アドレス1〜4は、各種アドレスを設定するフィールドである。
シーケンス制御フィールドは、フレームの順序確保のために用いられるフィールドである。
フレーム本体フィールドは、フレームで送信すべき内容を含むフィールドである。
FCSフィールドは、誤り検出のために用いられるフィールドである。
(b)はビーコンフレームのフレームフォーマットを示している。ビーコンフレームでは、フレームタイプとしてビーコンである旨が設定されている。また、アドレス1に宛先アドレス(DA:Destination Address)が、アドレス2に送信元アドレス(SA:Source Address)が、アドレス3にBSSIDが設定されており、アドレス4のフィールドは省かれている。
(c)は、データフレームのフレームフォーマットを示している。ここではブロードキャストのデータフレームが例示されている。データフレームでは、フレームタイプとしてデータである旨が設定され、アドレス2には送信元アドレス(SA)が設定されている。また、ここではブロードキャストのデータフレームなので、アドレス1には宛先アドレスとしてブロードキャスト用アドレス(オール“1”)が設定されている。
図4に示したように、ビーコンフレームとデータフレームで必要なアドレスが異なるが、アドレス設定部32は、各フレームに必要なアドレスを設定する。マルチキャストフレームは、宛先アドレスとしてマルチキャスト用アドレスが設定されていれば、データフレームまたはビーコンフレームのいずれのフォーマットであってもよい。
マルチキャストフレームに対しては、アドレス設定部32は、宛先アドレスとして、自身の無線側に接続した端末以外の装置で使用されているMACアドレスを設定する。例えば、アクセスポイント11自身の無線側のMACアドレス、アクセスポイント11自身の有線側のMACアドレス、あるいはアクセスポイント11の有線側に接続された装置のMACアドレスなどがよい。
図5は、マルチキャストフレームのフレームフォーマットを示す図である。
(a)は、図4(c)に示したデータフレームにおいて、宛先アドレス(DA)をマルチキャスト用アドレスとした例である。すなわち、これはマルチキャストのデータフレームである。マルチキャスト用アドレスにはアクセスポイント11の無線側に接続した端末以外の装置で使用されているMACアドレスを設定すればよく、ここではアクセスポイント(AP)自身の無線側あるいは有線側のMACアドレスが設定されている。
(b)は、図3(b)に示したビーコンフレームにおいて、宛先アドレス(DA)をマルチキャスト用アドレスとした例である。すなわち、これはマルチキャストのビーコンフレームである。マルチキャスト用アドレスにはアクセスポイント11の無線側に接続した端末以外の装置で使用されているMACアドレスを設定すればよく、ここではアクセスポイント(AP)自身の無線側あるいは有線側のMACアドレスが設定されている。
図6は、マルチキャストによるデータフレームにおけるフレームフォーマットの他の例を示す図である。図6を参照すると、やはり、宛先アドレス(DA)にマルチキャスト用アドレスであるアクセスポイント11自身のMACアドレス(AP)が設定されている。
図3の説明に戻り、アドレス設定部32は、ここで設定するMACアドレスを予め記憶している。このMACアドレスはユーザにより設定されることとしてもよく、アクセスポイント11がネットワーク上から取得することとしてもよい。また、自身の無線側あるいは有線側のMACアドレスであれば、自身に格納されている値をそのまま用いればよい。
フレーム送信部33は、フレーム生成部31で生成され、アドレス設定部32で各アドレスを設定されたフレームを無線で送信する。
図7は、本実施形態のアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。アクセスポイント11は、ビーコン送出タイミングとは別のタイミングで、独自情報をマルチキャスト通信により端末13に送信する。
図7を参照すると、アクセスポイント11は、現在、ビーコン送信時刻か否か判定する(ステップ101)。ビーコン送信時刻であれば、アクセスポイントは、キャリアセンスを行い、現在使用しているチャネルの無線媒体を使用している他の装置がないかどうか判定する(ステップ102)。そのチャネルの無線媒体を使用している装置が他にあれば、アクセスポイント11は、他の装置が無くなるまで待つ。
他にそのチャネルの無線媒体を使用している装置が無ければ(キャリアセンスOK)、アクセスポイント11は、ビーコンフレームを送信する(ステップ103)。
ステップ101の判定において、現在がビーコン送信時刻でなければ、アクセスポイント11は、マルチキャスト通信で送信すべき独自情報があるか否か判定する(ステップ104)。マルチキャストで送信すべき独自情報がなければ、アクセスポイント11は、ステップ101の処理に戻る。
マルチキャストで送信すべき独自情報があれば、アクセスポイント11は、キャリアセンスを行い、現在使用しているチャネルの無線媒体を使用している他の装置がないかどうか判定する(ステップ105)。そのチャネルの無線媒体を使用している装置が他にあれば、アクセスポイント11は、他の装置が無くなるまで待つ。
他にそのチャネルの無線媒体を使用している装置が無ければ(キャリアセンスOK)、アクセスポイント11は、マルチキャストにおり独自情報を送信する(ステップ106)。
図8は、本実施形態における独自のマルチキャスト通信が可能な端末の物理的構成を示すブロック図である。図8を参照すると、端末13は、CPU41、ROM42、無線通信部43を有している。CPU41は、プログラムを実行することにより装置全体を制御する。ROM42は、CPU41の実行するプログラムを格納している。無線通信部43は、CPU41からの制御に従ってアクセスポイント11と無線通信を行う。この構成により端末13はCPU41の制御で動作する。
図9は、本実施形態における独自のマルチキャスト通信が可能な端末の機能的構成を示すブロック図である。図9を参照すると、端末13は、フレーム受信部51、アドレス判定部52、およびフレーム解析部53を有している。
フレーム受信部51は、アクセスポイント11から送信されたフレームを受信する。
アドレス判定部52は、フレーム受信部51で受信されたフレームの宛先アドレスを解析し、自身の固有アドレス、ブロードキャスト用アドレス、またはマルチキャスト用アドレスのいずれかであれば、そのフレームをフレーム解析部53に送り、それ以外のフレームを廃棄する。
フレーム解析部51は、アドレス判定部52からのフレームを解析し、フレームに含まれる情報を取得する。
なお、本実施形態における独自のマルチキャスト通信ができない端末12は、端末13と同様の構成を有するが、アドレス判定部52では、宛先アドレスが自身の固有アドレスまたはブロードキャスト用アドレスのフレームのみをフレーム解析部に送る点で異なる。
図10は、本実施形態におけるマルチキャスト通信が可能な端末の動作を示すフローチャートである。図10を参照すると、フレームが到来すると(ステップ201)、端末13は、まず、ブロードキャストフレームか否か判定する(ステップ202)。ブロードキャストフレームであれば、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得した後(ステップ203)、ステップ201に戻る。
ブロードキャストフレームでなければ、端末13は、次にそのフレームが自身宛か否か判定する(ステップ204)。自身宛であれば、端末13は、ステップ203に進んで、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得する。
自身宛のフレームでもなければ、端末13は、次に、マルチキャストフレームか否か判定する(ステップ205)。マルチキャストフレームであれば、端末13は、ステップ203に進んで、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得する。
マルチキャストフレームでもなければ、端末13はそのフレームを廃棄し(ステップ206)、ステップ201に戻る。
図11は、本実施形態におけるマルチキャスト通信が可能な端末の他の動作を示すフローチャートである。ここでは、ビーコンフレームのBSSIDに設定されたアクセスポイント11の無線側のMACアドレスをマルチキャスト用アドレスとし、端末13はそのBSSIDからマルチキャスト用アドレスを取得する場合の例を示す。
図11を参照すると、フレームが到来すると(ステップ301)、端末13は、まず、ブロードキャストフレームか否か判定する(ステップ302)。ブロードキャストフレームであれば、端末13は、次に、そのブロードキャストフレームがビーコンフレームか否か判定する(ステップ303)。
ビーコンフレームでなけば、端末13は、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得した後(ステップ304)、ステップ301に戻る。
ビーコンフレームであれば、端末13は、そのフレームのBSSIDからマルチキャスト用アドレスを取得した後(ステップ305)、ステップ304に進んで、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得する。
ステップ302の判定においてブロードキャストフレームでなければ、端末13は、次にそのフレームが自身宛か否か判定する(ステップ306)。自身宛であれば、端末13は、ステップ304に進んで、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得する。
自身宛のフレームでもなければ、端末13は、次に、マルチキャストフレームか否か判定する(ステップ307)。このとき端末13は、ステップ305で取得したマルチキャスト用アドレスを用いる。マルチキャストフレームであれば、端末13は、ステップ304に進んで、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得する。
マルチキャストフレームでもなければ、端末13はそのフレームを廃棄し(ステップ308)、ステップ301に戻る。
図12は、本実施形態におけるマルチキャスト通信ができない端末の動作を示すフローチャートである。図12を参照すると、フレームが到来すると(ステップ401)、端末11は、まず、ブロードキャストフレームか否か判定する(ステップ402)。ブロードキャストフレームであれば、端末11は、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得した後(ステップ403)、ステップ401に戻る。
ブロードキャストフレームでなければ、端末11は、次にそのフレームが自身宛か否か判定する(ステップ404)。自身宛であれば、端末11は、ステップ403に進んで、そのフレームを受信し、含まれる情報を取得する。
自身宛のフレームでもなければ、端末11は、端末11はそのフレームを廃棄し(ステップ405)、ステップ401に戻る。
図13は、本実施形態の無線LANシステムの動作例を示すシーケンス図である。ここでは、アクセスポイント11が、ビーコンフレーム送信時刻を避けて、マルチキャスト通信により独自情報を送信している。ビーコンフレームはブロードキャストされるものであり、宛先アドレスとしてブロードキャスト用アドレス(図中の“B”)が設定されている。一方、独自情報のフレームはマルチキャストされるものであり、宛先アドレスとしてマルチキャスト用アドレス(図中の“AP”)が設定されている。
マルチキャスト通信の機能を有しない端末12は、ブロードキャストのビーコンフレームを受信するが、マルチキャストの独自情報を受信していない。一方、マルチキャスト通信の機能を有する端末13は、ブロードキャストのビーコンフレームとマルチキャストの独自情報との両方を受信している。
以上説明したように、本実施形態によれば、アクセスポイント11が、自身の無線LANに接続した端末以外の装置で使用されているアドレスを宛先アドレスとし、標準フレームフォーマットで独自のマルチキャストフレームを生成して送信し、マルチキャスト用の宛先アドレスを予め記憶している端末13が、そのマルチキャスト用宛先アドレスが設定されたフレームを独自のマルチキャストフレームとして受信するので、マルチキャスト用アドレスの重複を避けるための集中管理が不要であり、かつ通常の端末12への影響が低減されたマルチキャスト通信が可能である。
また、アクセスポイント11は、マルチキャスト用アドレスを特殊端末に対して予め通知し、端末13は、アクセスポイント11から通知されたマルチキャスト用アドレスを記憶しておくので、個々の端末13にマルチキャスト用アドレスを手動で設定する必要がない。
また、マルチキャスト用アドレスは、アクセスポイント11自身のアドレス、またはアクセスポイント11が有線側から取得可能な他装置のアドレスなので、アクセスポイント11にマルチキャスト用アドレスを手動で設定しなくても、アクセスポイント11自身がマルチキャスト用アドレスを決定できる。
また、アクセスポイント11は、自身の無線側のアドレスをビーコンフレームのBSSIDにて繰り返し送信しており、端末13は、そのビーコンフレームからマルチキャスト用アドレスを取得するので、マルチキャスト用アドレスをアクセスポイント11から端末13に通知する手段を新たに設けなくてもマルチキャスト用アドレスの通知が可能である。
本発明の一実施形態の無線LANシステムの構成を示すブロック図である。 本実施形態のアクセスポイントの物理的構成を示すブロック図である。 本実施形態のアクセスポイントの機能的構成を示すブロック図である。 IEEE802.11によるフレームフォーマットを示す図である。 マルチキャストフレームのフレームフォーマットを示す図である。 マルチキャストによるデータフレームにおけるフレームフォーマットの他の例を示す図である。 本実施形態のアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。 本実施形態における独自のマルチキャスト通信が可能な端末の物理的構成を示すブロック図である。 本実施形態における独自のマルチキャスト通信が可能な端末の機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるマルチキャスト通信が可能な端末の動作を示すフローチャートである。 本実施形態におけるマルチキャスト通信が可能な端末の他の動作を示すフローチャートである。 本実施形態におけるマルチキャスト通信ができない端末の動作を示すフローチャートである。 本実施形態の無線LANシステムの動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
11 アクセスポイント
12、13 端末
21 CPU
22 ROM
23 無線通信部
31 フレーム生成部
32 アドレス設定部
33 フレーム送信部
41 CPU
42 ROM
43 無線通信部
51 フレーム受信部
52 アドレス判定部
53 フレーム解析部
101〜106、201〜206、301〜308、401〜405 ステップ

Claims (11)

  1. マルチキャスト通信が可能な無線LANシステムであって、
    自身の無線LANに接続した端末以外の装置で使用されているアドレスを該無線LANにおけるマルチキャスト用宛先アドレスとし、標準フレームフォーマットの宛先アドレスに前記マルチキャスト用宛先アドレスを設定した、通常端末では廃棄される独自のマルチキャストフレームを生成して無線で送信するアクセスポイントと、
    前記マルチキャスト用宛先アドレスを予め記憶しており、前記アクセスポイントから受信したフレームの宛先アドレスとして前記マルチキャスト用宛先アドレスが設定されていれば、該フレームを独自のマルチキャストフレームとして受信する特殊端末とを有する無線LANシステム。
  2. 前記アクセスポイントは、前記マルチキャスト用宛先アドレスを前記特殊端末に対して予め通知し、
    前記特殊端末は、前記アクセスポイントから通知された前記マルチキャスト用宛先アドレスを記憶しておく、請求項1記載の無線LANシステム。
  3. 前記マルチキャスト用宛先アドレスは、前記アクセスポイント自身のアドレス、または前記アクセスポイントが有線側から取得可能な他装置のアドレスである、請求項1または2に記載の無線LANシステム。
  4. 前記マルチキャスト用宛先アドレスは、前記アクセスポイント自身の無線側のアドレスである、請求項3記載の無線LANシステム。
  5. 前記アクセスポイントは、前記マルチキャスト用宛先アドレスである前記アクセスポイント自身の無線側のアドレスをビーコンフレームにて繰り返し送信しており、
    前記特殊端末は、前記アクセスポイントより受信した前記ビーコンフレームから前記アクセスポイントの無線側のアドレスを前記マルチキャスト用宛先アドレスとして取得する、請求項4記載の無線LANシステム。
  6. 前記アクセスポイントは、前記マルチキャストフレームに、データフレームの標準フレームフォーマットを用いる、請求項1から5のいずれか1項に記載の無線LANシステム。
  7. 前記アクセスポイントは、前記マルチキャストフレームに、ビーコンフレームの標準フレームフォーマットを用いる、請求項1から5のいずれか1項に記載の無線LANシステム。
  8. 前記アクセスポイントは、周期的に送信するフレームの送信タイミングと異なるタイミングで前記マルチキャストフレームを送信する、請求項1から7のいずれか1項に記載の無線LANシステム。
  9. マルチキャスト通信が可能な無線LANシステムにおけるアクセスポイントであって、
    標準フレームフォーマットでマルチキャストフレームを生成するフレーム生成部と、
    自身の無線LANに接続した端末以外の装置で使用されているアドレスをマルチキャスト用宛先アドレスとし、前記マルチキャストフレームの宛先アドレスとして前記マルチキャスト用宛先アドレスを設定するアドレス設定部と、
    前記フレーム生成部で生成され、前記アドレス設定部でマルチキャスト用宛先アドレスを設定された、通常端末では廃棄される独自のマルチキャストフレームを無線で送信するフレーム生成部とを有するアクセスポイント。
  10. 無線LANシステムにおけるアクセスポイントからのマルチキャストフレームを受信可能な端末であって、
    前記アクセスポイントからの前記標準フレームフォーマットのフレームを受信するフレーム受信部と、
    前記アクセスポイントの無線LANに接続した端末以外の装置で使用されているアドレスをマルチキャスト用宛先アドレスとして予め記憶しており、前記フレーム受信部で受信したフレームの宛先アドレスとして前記マルチキャスト用宛先アドレスが設定されていれば、該フレームを通常端末では廃棄される独自のマルチキャストフレームと判定するアドレス判定部と、
    前記アドレス判定部にて前記マルチキャストフレームと判定されたフレームを解析し、該フレームに含まれている情報を取得するフレーム解析部とを有する端末。
  11. アクセスポイントから特殊端末に対するマルチキャスト通信が可能な無線LANシステムにおけるマルチキャスト通信方法であって、
    前記アクセスポイントにて、自身の無線LANに接続した端末以外の装置で使用されているアドレスを該無線LANにおけるマルチキャスト用宛先アドレスとし、前記特殊端末にて、前記マルチキャスト用宛先アドレスを予め記憶するステップと、
    前記アクセスポイントにて、標準フレームフォーマットの宛先アドレスに前記マルチキャスト用宛先アドレスを設定した、通常端末では廃棄される独自のマルチキャストフレームを生成して無線で送信するステップと、
    前記特殊端末にて、前記アクセスポイントから受信したフレームの宛先アドレスとして前記マルチキャスト用宛先アドレスが設定されていれば、該フレームを独自のマルチキャストフレームとして受信するステップとを有するマルチキャスト通信方法。
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