JP4523654B2 - 無線端末、無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

無線端末、無線通信システム及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線基地局及び複数の無線端末によって構成され、所定無線帯域を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、無線基地局と無線通信を行う無線インタフェースを備えた無線端末、無線通信システム及び無線通信方法に関する。
従来、無線基地局及び複数の無線端末によって構成される無線ネットワークにおいて、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)を適用する無線通信方式が知られている。
各無線端末がパケットを送信する順序は、一般的にランダムに決定される。又は、各無線端末がパケットを送信する順序は、無線ネットワーク内でスケジューリングによって決定される。スケジューリングでは、無線端末がパケットを送信する時刻(スロット)が無線端末毎に定められる。これによって、各無線端末が送信するパケットの衝突確率が低減され、無線リソースが有効に活用される。
なお、CSMA/CAを適用する無線通信方式の技術として、以下に示す技術が提案されている。
第1技術では、無線LANの通信プロトコルとして、DCF(Distributed Coordination Function)が規定されている(例えば、非特許文献1)。DCFは、無線端末が自律分散的にパケットを送信するタイミングを決定するプロトコルである。
第2技術では、DCFをベースとして、QoS(Quality of Service)を利用する通信方式として、EDCA(Enhanced Distributed Coordination Access)が規定されている(例えば、非特許文献2)。
第3技術では、複数の無線端末のいずれかである代表無線端末がスケジューリングを行うことが提案されている(例えば、非特許文献3)。具体的には、第3技術では、上述した第2技術で採用されているIEEE802.11eを高度化した通信プロトコルが提案されている。第3技術では、リアルタイム系アプリケーションについて、パケットの送信順序のスケジューリングを代表無線端末が行う。代表無線端末は、パケットの送信順序を通知するパケットを送信する。各無線端末は、パケットの送信順序を通知するパケットを監視する。
ところで、無線端末の消費電力を低減するために、省電力モードを有する無線端末が知られている。省電力モードでは、起動状態(Wake−Up状態)からスリープ状態(Sleep状態)への遷移によって、無線端末の消費電力が低減される。起動状態は、パケットの送信又は受信を行うことが可能な状態である。スリープ状態は、無線端末に設けられた無線インタフェースの電源がオフとなった状態である。
なお、無線端末の消費電力を低減する技術として、以下に示す技術が提案されている。
第4技術では、パケットの送信又は受信が行われるタイミング(以下、送受信タイミング)を予測して、送受信タイミングにおいてスリープ状態から起動状態への遷移が行われる(例えば、特許文献1)。
第5技術では、TDMA(Time Division Multiple Access)をベースにしたMACプロトコルが提案されている。具体的には、パケットの送信又は受信で用いるスロット以外のスロットにおいて、無線端末に設けられた無線インタフェースの電源がオフにされる。
第6技術では、各無線端末は、他無線端末がパケットの送信及び受信を行う期間(以下、パケット送受信期間)を監視する。これによって、スリープ状態から起動状態への遷移を行うタイミングが分散され、遅延が抑制される。
米国特許第7,181,190号 “Method for maintaining wireless network response time while saving wireless adapter power,” IEEE Standard 802.11、1999 (R2003) and its amendments, IEEE Press I. Aad, P.Hofmann, L.Loyola, J.Wdmer, "Self−organizing 802.11−compatible MAC with Elastic Real−time Scheduling", in proceedings of IEEE MASS 2007, October 2007, Pisa, Italy IEEE Standard 802.11e、2005 Zhihui Chen and Ashfaq Khokhar, "Self Organization and Energy Efficient TDMA MAC, ", Sensor and Ad Hoc Communications and Networks, 2004. IEEE SECON 2004. 2004 First Annual IEEE Communications Society Conference on. Alessandro Giusti, Amy L. Murphy, and Gian Pietro Picco, "Decentralized Scattering of Wake−Up Times in Wireless Sensor Networks," in Proc. Of EWSN 2007.
しかしながら、上述した従来技術では、無線リソースの有効活用及び消費電力の低減を両立することが難しい。具体的には、上述したように、スリープ状態において、無線端末は、無線インタフェースの電源をオフにする。従って、無線端末は、スリープ状態において、パケットの送信順序を通知するパケットを監視することができない。同様に、無線端末は、スリープ状態において、他無線端末のパケット送受信期間を監視することができない。
具体的には、第1技術及び第2技術に係るPCF(Point Coordinating Function)では、ポーリングを行うタイミングが正確に定められていない。従って、PCFによって制御される期間(CFP;Contention Free Preiod)の開始からパケットの送信又は受信が完了するまで、スリープ状態への遷移を行うことができない。
第3技術では、無線端末は、スリープ状態において、パケットの送信順序を通知するパケットを監視することができない。
第4技術〜第6技術では、無線端末は、スリープ状態において、他無線端末の無線通信が終了したことを把握することができない。従って、無線リソースが有効に活用されないケースがある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、無線リソースの有効活用及び消費電力の低減の両立を図ることを可能とする無線端末、無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る無線端末は、無線基地局及び複数の無線端末によって構成され、所定無線帯域を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、前記無線基地局と無線通信を行う無線インタフェースを備える。無線端末は、前記無線インタフェースの電源をオンにする起動状態と前記無線インタフェースの電源をオフにするスリープ状態との切り替えを制御する制御部と、前記スリープ状態から前記起動状態へ遷移する起動タイミングとしてスケジュールされた基準起動タイミングを取得する取得部とを備える。前記制御部は、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
かかる特徴によれば、制御部は、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。すなわち、スケジュールされたタイミングから起動状態がシフトするため、他無線端末の無線通信の終了に伴って生じる空き期間を有効に活用することができる。また、基準起動タイミングがスケジュールされているため、消費電力の浪費を抑制することができる。
第1の特徴において、前記取得部は、前記無線基地局から前記基準起動タイミングを取得する。
第1の特徴において、前記取得部は、前記複数の無線端末のいずれかである代表無線端末から前記基準起動タイミングを取得する。
第1の特徴において、前記取得部は、前記基準起動タイミングを自無線端末内において自律的に取得する。
第1の特徴において、前記基準起動タイミングは、前記所定無線帯域の利用状況に基づいて決定される。
第1の特徴において、前記基準起動タイミングは、無線通信に用いられる時間長に基づいて決定される。
第1の特徴において、無線端末は、前記起動状態において、前記所定無線帯域の利用状況を監視する監視部をさらに備える。前記制御部は、前記所定無線帯域の利用状況に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
第1の特徴において、前記制御部は、自無線端末が行う無線通信に設定されたQoS情報に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
第1の特徴において、前記制御部は、自無線端末が行う無線通信のエラー率に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
第1の特徴において、無線端末は、前記無線インタフェースに供給する電力を蓄積するバッテリをさらに備える。前記制御部は、前記バッテリに蓄積された電力の残量に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
第1の特徴において、前記制御部は、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる量であるシフト量を制御する。前記制御部は、現在のシフト量に基づいて、次回のシフト量を制御する。
第1の特徴において、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる量であるシフト量の上限が定められている。前記制御部は、前記シフト量の上限を超えない範囲で、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
第1の特徴において、前記制御部は、前記起動タイミングにおいて他無線端末が前記所定無線帯域を占有している場合に、前記基準起動タイミングからシフトされた前記起動タイミングを前記基準起動タイミングに戻す。
第1の特徴において、前記制御部は、自無線端末の直前に無線通信を行う他無線端末が前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせている場合に、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
第2の特徴に係る無線通信システムは、無線基地局及び前記無線基地局と無線通信を行う無線インタフェースを有する複数の無線端末によって構成され、所定無線帯域を用いて無線通信を行う。無線通信システムは、前記無線インタフェースの電源をオンにする起動状態と前記無線インタフェースの電源をオフにするスリープ状態との切り替えを制御する制御部と、前記スリープ状態から前記起動状態へ遷移する起動タイミングとしてスケジュールされた基準起動タイミングを設定する設定部とを備える。前記制御部は、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる。
本発明によれば、無線リソースの有効活用及び消費電力の低減の両立を図ることを可能とする無線端末、無線通信システム及び無線通信方法を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る無線通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(無線通信システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る無線通信システムの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。
図1に示すように、無線通信システムは、複数の無線端末10(無線端末10A〜無線端末10C)及び無線基地局20によって構成される。無線通信システムでは、所定無線帯域を用いて無線通信が行われる。なお、無線端末10の数は任意であることは勿論である。
無線通信システムは、例えば、無線LAN通信システムなどである。無線通信システムでは、例えば、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)を適用する無線通信方式が適用される。
無線端末10は、CPU、ROM、RAMなどによって構成される端末である。無線端末10は、携帯端末やPDAなどであり、無線基地局20と無線通信を行う機能を有する。
無線基地局20は、CPU、ROM、RAMなどによって構成される装置である。無線基地局20は、無線端末10と無線通信を行う機能を有する。
(無線端末の構成)
以下において、第1実施形態に係る無線端末の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る無線端末10を示すブロック図である。
図2に示すように、無線端末10は、無線インタフェース11と、バッテリ12と、バッテリ残量取得部13と、監視部14と、スケジューリング管理部15と、制御部16とを有する。
無線インタフェース11は、無線基地局20と無線通信を行う。具体的には、無線インタフェース11は、電波の送信及び受信などを行う。無線インタフェース11で受信する電波は、自無線端末10宛の電波だけではなくて、他無線端末10宛の電波を含む。
ここで、無線インタフェース11の状態として、起動状態及びスリープ状態が挙げられる。起動状態は、無線インタフェース11の電源がオンにされた状態である。スリープ状態は、無線インタフェース11の電源がオフにされた状態である。
例えば、無線インタフェース11は、後述するバッテリ残量データを含むパケットを無線基地局20に送信する。無線インタフェース11は、ユーザデータを含むパケットを無線基地局20に送信する。無線インタフェース11は、バッテリ残量データ及びユーザデータの双方を含むパケットを無線基地局20に送信してもよい。
無線インタフェース11は、スケジューリング情報を含むパケットを無線基地局20から受信する。無線インタフェース11は、ユーザデータを含むパケットを無線基地局20から受信する。無線インタフェース11は、スケジューリング情報及びユーザデータの双方を含むパケットを無線基地局20から受信してもよい。
なお、スケジューリング情報は、自無線端末10が通信を行う基準タイミングを含む。例えば、スケジューリング情報は、自無線端末10に割り当てられたタイムスロットの基準タイミングを含む。
ここで、スリープ状態から起動状態への遷移は、基本的に、自無線端末10に割り当てられたスロットの開始タイミングで行われる。一方で、起動状態からスリープ状態への遷移は、基本的に、自無線端末10に割り当てられたスロットの終了タイミングで行われる。
すなわち、スケジューリング情報は、スリープ状態から起動状態へ遷移する起動タイミングとしてスケジュールされた基準起動タイミングを含むと考えられる。同様に、スケジューリング情報は、起動状態からスリープ状態へ遷移するスリープタイミングとしてスケジュールされた基準スリープタイミングを含むと考えられる。
バッテリ12は、無線インタフェース11に供給する電力を蓄積する。バッテリ12は、例えば、リチウムイオン電池などの二次電池である。
バッテリ残量取得部13は、バッテリ12に蓄積された電力の残量(以下、バッテリ残量)を取得する。バッテリ残量取得部13は、所定範囲(例えば、1〜4の整数)でバッテリ残量を量子化してもよい。
監視部14は、所定無線帯域の利用状況を監視する。具体的には、監視部14は、無線インタフェース11で受信する電波(特に、他無線端末10宛の電波)を監視することによって、所定無線帯域の利用状況を取得する。すなわち、監視部14は、起動状態において、所定無線帯域の利用状況を監視する。
スケジューリング管理部15は、無線基地局20から受信するスケジューリング情報を管理する。具体的には、スケジューリング管理部15は、自無線端末10が無線通信を行う基準タイミングを少なくとも管理する。すなわち、スケジューリング管理部15は、基準起動タイミングを管理すると考えられる。
制御部16は、無線端末10の動作を統括的に制御する。例えば、制御部16は、無線通信に用いる無線パラメータの設定などを行う。また、制御部16は、バッテリ残量を示すバッテリ残量データやユーザデータの送信を無線インタフェース11に指示する。
制御部16は、スケジューリング管理部15で管理するスケジューリング情報に基づいて、スリープ状態と起動状態との切り替えを制御する。基本的には、制御部16は、自無線端末10に割り当てられたスロットの開始タイミング(すなわち、基準起動タイミング)において、スリープ状態から起動状態への遷移を行う。制御部16は、自無線端末10に割り当てられたスロットの終了タイミング(すなわち、基準スリープタイミング)において、起動状態からスリープ状態への遷移を行う。
ここで、制御部16は、スリープ状態から起動状態へ遷移する起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。これに伴って、起動状態からスリープ状態へ遷移するスリープタイミングを基準スリープタイミングからシフトさせてもよい。
起動タイミングのシフトは、基準起動タイミングよりも時間的に前へのシフトであってもよく、基準起動タイミングよりも時間的に後へのシフトであってもよい。同様に、スリープタイミングのシフトは、基準スリープタイミングよりも時間的に前へのシフトであってもよく、基準スリープタイミングよりも時間的に後へのシフトであってもよい。
例えば、制御部16は、所定無線帯域の利用状況に基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。具体的には、制御部16は、所定無線帯域の利用率が所定利用率よりも低い場合に、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。
例えば、制御部16は、QoS情報に基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。QoS情報は、無線通信(無線通信を行うアプリケーション)に応じて設定される。QoS情報は、無線通信(無線通信を行うアプリケーション)で要求される品質を示す情報である。具体的には、制御部16は、QoS情報によって示される品質が所定品質よりも高い場合に、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。
例えば、制御部16は、自無線端末10が行う無線通信のエラー率(例えば、PER;Packet Error Rate)に基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。具体的には、制御部16は、エラー率が所定エラー率よりも低い場合に、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。
例えば、制御部16は、自無線端末10に設けられたバッテリ12に蓄積されたバッテリ残量にに基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。具体的には、制御部16は、バッテリ残量が所定バッテリ残量よりも高い場合に、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。
なお、制御部16は、起動状態からスリープ状態へ遷移を行う場合に、次回の起動タイミングを決定することが好ましい。すなわち、制御部16は、起動状態からスリープ状態へ遷移を行う場合に、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせるか否かを判定する。
制御部16は、現在のシフト量に基づいて、次回のシフト量を制御することが好ましい。ここで、シフト回数=nである場合に、シフト量がTprev(n)で表されるケースについて考える。
例えば、次回のシフト量Tprev(n+1)は、Tprev(n+1)=C×Tprev(n)によって算出される。なお、Cは、定数(例えば、2など)である。このようなケースでは、シフト量は、シフト回数の増加に伴って、Cn−1を係数とする指数関数に従って増大する。
また、次回のシフト量Tprev(n+1)は、Tprev(n+1)=F+Tprev(n)によって算出されてもよい。なお、Fは、シフト量の増加量である。このようなケースでは、シフト量は、シフト回数の増加に伴って、F×nを係数とする比例関数に従って増大する。
起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる量(以下、シフト量)の上限が定められていることが好ましい。すなわち、基準起動タイミングよりも時間的に前へのシフト量の上限、基準起動タイミングよりも時間的に後へのシフト量の上限が定められていることが好ましい。制御部16は、シフト量の上限を超えない範囲で、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。
制御部16は、自無線端末10の直前に無線通信を行う他無線端末10が起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせている場合に、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせることが好ましい。
制御部16は、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせた場合において、起動タイミングにおいて他無線端末10が所定無線帯域を占有している場合に、基準起動タイミングからシフトされた起動タイミングを基準起動タイミングに戻すことが好ましい。
(無線基地局の構成)
以下において、第1実施形態に係る無線基地局の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る無線基地局20を示す図である。
図3に示すように、無線基地局20は、受信部21と、バッテリ残量管理部22と、スケジューリング管理部23と、送信部24とを有する。
受信部21は、各無線端末10から電波を受信する。具体的には、受信部21は、各無線端末10からパケットを受信する。無線端末10から受信するパケットは、バッテリ残量データを含むパケット、ユーザデータを含むパケット、バッテリ残量データ及びユーザデータの双方を含むパケットなどである。
バッテリ残量管理部22は、バッテリ残量データに基づいて、各無線端末10のバッテリ残量を管理する。
スケジューリング管理部23は、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミングを決定する。例えば、スケジューリング管理部23は、各無線端末10に割り当てるタイムスロットの基準タイミングを決定する。
なお、スケジューリング管理部23は、スリープ状態から起動状態へ遷移する起動タイミングとしてスケジュールされた基準起動タイミングを無線端末10毎に決定すると考えられる。同様に、スケジューリング管理部23は、起動状態からスリープ状態へ遷移するスリープタイミングとしてスケジュールされた基準スリープタイミングを無線端末10毎に決定すると考えられる。
ここで、スケジューリング管理部23は、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミングを管理する。また、スケジューリング管理部23は、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミングを示すスケジューリング情報を生成する。
例えば、スケジューリング管理部23は、受信部21で受信する電波によって、所定無線帯域の利用状況を取得して、所定無線帯域の利用状況に基づいて、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(基準起動タイミング及び基準スリープタイミング)を決定してもよい。
例えば、スケジューリング管理部23は、各無線端末10が無線通信に用いる時間長に基づいて、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(基準起動タイミング及び基準スリープタイミング)を決定してもよい。各無線端末10が無線通信に用いる時間長は、各無線端末10に送信すべきデータ量、各無線端末10から受信すべきデータ量に応じて定められる。
例えば、スケジューリング管理部23は、各無線端末10のバッテリ残量に基づいて、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(基準起動タイミング及び基準スリープタイミング)を決定してもよい。
送信部24は、各無線端末10に電波を送信する。具体的には、送信部24は、各無線端末10にパケットを送信する。無線端末10に送信するパケットは、スケジューリング情報を含むパケット、ユーザデータを含むパケット、スケジューリング情報及びユーザデータの双方を含むパケットなどである。
(起動タイミングのシフト)
以下において、第1実施形態に係る起動タイミングのシフトについて、図面を参照しながら説明する。図4〜図7は、第1実施形態に係る起動タイミングのシフトを説明するための図である。以下において、Aスロットは、無線端末10Aに割り当てられたタイムスロットである。同様に、Bスロットは、無線端末10Bに割り当てられたタイムスロットであり、Cスロットは、無線端末10Cに割り当てられたタイムスロットである。
第1に、図4(a)及び図4(b)を参照しながら、起動タイミングがシフトしていないケースについて説明する。図4(a)に示すように、Aスロット〜Cスロットの開始タイミングは、基準起動タイミングに揃っている。各無線端末10は、自無線端末10に割り当てられたタイムスロットにおいて起動状態である。一方で、各無線端末10は、自無線端末10に割り当てられていないタイムスロットにおいてスリープ状態である。
図4(b)に示すように、無線端末10Bの無線通信が終了すると、Bスロットが空きスロットとなる。しかしながら、Bスロットの期間では、無線端末10A及び無線端末10Cがスリープ状態であるため、無線端末10A及び無線端末10Cは、空きスロットがあることを把握することができない。
第2に、図5(a)及び図5(b)を参照しながら、無線端末10Cの起動タイミングがシフトするケースについて説明する。図5(a)は、上述した図4(b)と同様である。
図5(b)に示すように、無線端末10Cは、起動タイミングを基準起動タイミングから時間的に前にシフトさせる。なお、シフト量は、“Tprev”である。これによって、無線端末10Bの無線通信の終了に伴って生じる空き期間が有効に活用される。
第3に、図6(a)及び図6(b)を参照しながら、無線端末10A及び無線端末10Cの起動タイミングがシフトするケースについて説明する。図6(a)は、上述した図4(b)と同様である。
図6(b)に示すように、無線端末10Cは、起動タイミングを基準起動タイミングから時間的に前にシフトさせる。なお、シフト量は、“T prev”である。このように、無線端末10Cは、Bスロットが空きスロットであることを把握することができる。従って、無線端末10Bの無線通信の終了に伴って生じる空き期間が有効に活用される。
これに加えて、無線端末10Aは、無線端末10Cは、起動タイミングを基準起動タイミングから時間的に前にシフトさせる。なお、シフト量は、“T prev”である。これによって、無線端末10Cの起動タイミングのシフトに伴って生じる空き期間が有効に活用される。
第4に、図7(a)及び図7(b)を参照しながら、無線端末10A及び無線端末10Cの起動タイミングをシフトさせるシフト量について説明する。図7(a)は、上述した図4(b)と同様である。
図7(b)に示すように、無線端末10Cは、起動タイミングを基準起動タイミングから時間的に前にシフトさせる。無線端末10Aは、無線端末10Cは、起動タイミングを基準起動タイミングから時間的に前にシフトさせる。ここで、n回目のシフト量は、“T prev(n)”及び“T prev(n)”である。一方で、n+1回目のシフト量は、“T prev(n+1)”及び“T prev(n+1)”である。“T prev(n+1)”及び“T prev(n+1)”は、“T prev(n)”及び“T prev(n)”よりも大きい。例えば、上述したように、シフト回数=n+1のシフト量Tprev(n+1)は、Tprev(n+1)=C×Tprev(n)によって算出される。これによって、無線端末10Bの無線通信の終了に伴って生じる空き期間がシフト回数の増加に伴って減少する。すなわち、空き期間がさらに有効に活用される。
(タイムスロットの構成)
以下において、第1実施形態に係るタイムスロットの構成について、図面を参照しながら説明する。図8〜図11は、第1実施形態に係るタイムスロットの構成例を示す図である。
第1例では、図8に示すように、タイムスロットは、無線端末10から無線基地局20へのユーザデータ(“DATA”)と、ユーザデータに対応する応答(“ACK”)とによって構成される。
第2例では、図9に示すように、タイムスロットは、図8に示す構成に加えて、無線基地局20から無線端末10へのユーザデータ(“DATA”)と、ユーザデータに対応する応答(“ACK”)とによって構成される。
第3例では、図10に示すように、タイムスロットは、無線端末10から無線基地局20へのポーリング情報(“PS−Poll”)と、ポーリング情報に対する応答(“ACK”)と、無線基地局20から無線端末10へのユーザデータ(“DATA”)と、ユーザデータに対応する応答(“ACK”)とによって構成される。ポーリング情報は、無線端末10がスリープ状態である期間において、無線基地局20が自無線端末10宛のユーザデータを取得したか否かを問い合せる情報である。
第4例では、図11に示すように、タイムスロットは、図10に示す構成に加えて、無線端末10から無線基地局20へのユーザデータ(“DATA”)と、ユーザデータに対応する応答(“ACK”)とによって構成される。
(作用及び効果)
第1実施形態では、制御部16は、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる。すなわち、スケジュールされたタイミングから起動状態がシフトするため、他無線端末10の無線通信の終了に伴って生じる空き期間を有効に活用することができる。また、基準起動タイミングがスケジュールされているため、消費電力の浪費を抑制することができる。
第1実施形態では、制御部16は、所定無線帯域の利用状況に基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。これによって、不必要な起動タイミングのシフトを抑制することができ、消費電力を抑制することができる。
第1実施形態では、制御部16は、QoS情報に基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。これによって、無線通信(無線通信を行うアプリケーション)に応じて、無線リソースの有効活用と消費電力の増大とのバランスをとることができる。
第1実施形態では、制御部16は、自無線端末10が行う無線通信のエラー率(例えば、PER;Packet Error Rate)に基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。これによって、不必要な起動タイミングのシフトを抑制することができ、消費電力を抑制することができる。
第1実施形態では、制御部16は、自無線端末10に設けられたバッテリ12に蓄積されたバッテリ残量にに基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。これによって、無線リソースの有効活用と消費電力の増大とのバランスをとることができる。
第1実施形態では、制御部16は、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせた回数(以下、シフト回数)に基づいて、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる量(以下、シフト量)を制御してもよい。これによって、他無線端末10の無線通信の終了に伴って生じる空き期間がシフト回数の増加に伴って減少する。すなわち、空き期間をさらに有効に活用することができる。
第1実施形態では、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせる量(以下、シフト量)の上限が定められていてもよい。これによって、起動タイミングのシフトによって、無線リソースの有効活用が妨げられることを抑制することができる。
第1実施形態では、制御部16は、自無線端末10の直前に無線通信を行う他無線端末10が起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせている場合に、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせてもよい。これによって、他無線端末10の起動タイミングのシフトに伴って生じる空き期間を有効に活用することができる。
第1実施形態では、制御部16は、起動タイミングを基準起動タイミングからシフトさせた場合において、起動タイミングにおいて他無線端末10が所定無線帯域を占有している場合に、起動タイミングを基準起動タイミングに戻してもよい。これによって、空き期間が生じていない場合に、不必要な起動タイミングのシフトが維持されることを抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した実施形態では、無線基地局20は、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(すなわち、基準起動タイミング)を無線端末10毎に決定する。無線端末10は、基準起動タイミングを無線基地局20から取得する。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。
ケース1において、代表無線端末は、各無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(すなわち、基準起動タイミング)を無線端末10毎に決定してもよい。代表無線端末は、複数の無線端末10のいずれかである。このようなケースでは、代表無線端末として機能しない無線端末10は、基準起動タイミングを代表無線端末から取得する。なお、代表無線端末として機能する無線端末10は、基準起動タイミングを自無線端末10内において自律的に取得する。例えば、無線端末10は、ランダムに設定された基準起動タイミングを取得してもよく、所定無線帯域の空き状況に応じて設定された基準起動タイミングを取得してもよい。
ケース2において、各無線端末10は、自無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(すなわち、基準起動タイミング)を自律的に決定してもよい。すなわち、各無線端末10は、基準起動タイミングを自無線端末10内において自律的に取得する。
なお、ケース1及びケース2において、無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(すなわち、基準起動タイミング)は、所定無線帯域の利用状況に基づいて決定されることが好ましい。
また、ケース1及びケース2において、無線端末10が無線通信を行う基準タイミング(すなわち、基準起動タイミング)は、各無線端末10が無線通信に用いる時間長に基づいて決定されることが好ましい。
第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。 第1実施形態に係る無線端末10を示すブロック図である。 第1実施形態に係る無線基地局20を示すブロック図である。 第1実施形態に係る起動タイミングのシフトを説明するための図である。 第1実施形態に係る起動タイミングのシフトを説明するための図である。 第1実施形態に係る起動タイミングのシフトを説明するための図である。 第1実施形態に係る起動タイミングのシフトを説明するための図である。 第1実施形態に係るタイムスロットの構成例を示す図である。 第1実施形態に係るタイムスロットの構成例を示す図である。 第1実施形態に係るタイムスロットの構成例を示す図である。 第1実施形態に係るタイムスロットの構成例を示す図である。
符号の説明
10・・・無線端末、11・・・無線インタフェース、12・・・バッテリ、13・・・バッテリ残量取得部、14・・・監視部、15・・・スケジューリング管理部、16・・・制御部、20・・・無線基地局、21・・・受信部、22・・・バッテリ残量管理部、23・・・スケジューリング管理部、24・・・送信部

Claims (15)

  1. 無線基地局及び複数の無線端末によって構成され、所定無線帯域を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、前記無線基地局と無線通信を行う無線インタフェースを備えた無線端末であって、
    前記無線インタフェースの電源をオンにする起動状態と前記無線インタフェースの電源をオフにするスリープ状態との切り替えを制御する制御部と、
    前記スリープ状態から前記起動状態へ遷移する起動タイミングとしてスケジュールされた基準起動タイミングを取得する取得部とを備え、
    前記制御部は、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせ、
    前記制御部は、前記起動タイミングにおいて他無線端末が前記所定無線帯域を占有している場合に、前記基準起動タイミングからシフトされた前記起動タイミングを前記基準起動タイミングに戻すことを特徴とする無線端末。
  2. 前記取得部は、前記無線基地局から前記基準起動タイミングを取得することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記取得部は、前記複数の無線端末のいずれかである代表無線端末から前記基準起動タイミングを取得することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  4. 前記取得部は、前記基準起動タイミングを自無線端末内において自律的に取得することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  5. 前記基準起動タイミングは、前記所定無線帯域の利用状況に基づいて決定されることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の無線端末。
  6. 前記基準起動タイミングは、無線通信に用いられる時間長に基づいて決定されることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の無線端末。
  7. 前記起動状態において、前記所定無線帯域の利用状況を監視する監視部をさらに備え、
    前記制御部は、前記所定無線帯域の利用状況に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  8. 前記制御部は、自無線端末が行う無線通信に設定されたQoS情報に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  9. 前記制御部は、自無線端末が行う無線通信のエラー率に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  10. 前記無線インタフェースに供給する電力を蓄積するバッテリをさらに備え、
    前記制御部は、前記バッテリに蓄積された電力の残量に基づいて、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  11. 前記制御部は、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる量であるシフト量を制御し、
    前記制御部は、現在のシフト量に基づいて、次回のシフト量を制御することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  12. 前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせる量であるシフト量の上限が定められており、
    前記制御部は、前記シフト量の上限を超えない範囲で、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の無線端末。
  13. 前記制御部は、自無線端末の直前に無線通信を行う他無線端末が前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせている場合に、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の無線端末。
  14. 無線基地局及び前記無線基地局と無線通信を行う無線インタフェースを有する複数の無線端末によって構成され、所定無線帯域を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
    前記無線インタフェースの電源をオンにする起動状態と前記無線インタフェースの電源をオフにするスリープ状態との切り替えを制御する制御部と、
    前記スリープ状態から前記起動状態へ遷移する起動タイミングとしてスケジュールされた基準起動タイミングを設定する設定部とを備え、
    前記制御部は、前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせ、
    前記制御部は、前記起動タイミングにおいて他無線端末が前記所定無線帯域を占有している場合に、前記基準起動タイミングからシフトされた前記起動タイミングを前記基準起動タイミングに戻すことを特徴とする無線通信システム。
  15. 無線基地局及び前記無線基地局と無線通信を行う無線インタフェースを有する複数の無線端末によって構成された無線通信システムであって、所定無線帯域を用いて無線通信を行う無線通信方法であって、
    前記無線インタフェースの電源をオンにする起動状態と前記無線インタフェースの電源をオフにするスリープ状態との切り替えを制御するステップと、
    前記スリープ状態から前記起動状態へ遷移する起動タイミングとしてスケジュールされた基準起動タイミングを設定するステップと、
    前記起動タイミングを前記基準起動タイミングからシフトさせるステップと
    前記起動タイミングにおいて他無線端末が前記所定無線帯域を占有している場合に、前記基準起動タイミングからシフトされた前記起動タイミングを前記基準起動タイミングに戻すステップとを含むことを特徴とする無線通信方法。
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