JP4522430B2 - リコメンド装置及びリコメンド方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サービス情報を要求するユーザへ、ユーザに応じたサービス情報を提供するリコメンド装置及びリコメンド方法に関する。
この種の技術において取り扱われるサービスとしては、例えば、レストラン等において料理を提供するサービス、鍋セット等を宅配するサービス等である。また、この種の技術は、本、コンテンツ等、各種の推奨する商品を紹介する際にも適用されている。
例えば、ユーザが過去に視聴したコンテンツの履歴を送信すると、その内容を解析してユーザに適合するコンテンツの情報を提供する技術がある(特許文献1参照)。
特開2003−173350号公報
ところで、ユーザにとって、過去に視聴したコンテンツの履歴等のユーザの趣向に関する情報は、プライバシー情報である。よって、ユーザの趣向に関する情報がそのユーザを特定できる状態で漏洩した場合、プライバシー情報の漏洩となるために問題がある。
上記特許文献1の技術において、ユーザが送信したコンテンツの履歴は、ユーザの趣向に関する情報である。このユーザの趣向に関する情報をユーザが送信することにより、ユーザの趣向に関する情報がそのユーザを特定できる状態で漏洩する虞がある。
そこで本発明は、ユーザに応じたサービス情報を提供すると共に、プライバシー情報の漏洩を防止することができるリコメンド装置及びリコメンド方法を提供することを目的とする。
本発明のリコメンド装置は、サービス情報を要求する要求ユーザへ、要求ユーザに応じたサービス情報を提供するリコメンド装置において、(1)複数のユーザが利用したサービスの利用履歴を示す利用履歴情報であって、ユーザの特徴を示す複数のユーザ属性と、ユーザが選択したサービスの特徴を示す複数のサービス属性と、を関連付けた利用履歴情報を格納するサービス利用履歴格納手段と、(2)サービス利用履歴格納手段に格納された利用履歴情報に基づいて、サービス属性と、当該サービス属性を所望すると推定されるユーザモデルの特徴を示すユーザ属性モデルと、を関連付けたリコメンド基礎情報を算出するリコメンド基礎情報算出手段と、(3)リコメンド基礎情報算出手段によって算出されたリコメンド基礎情報と、要求ユーザのユーザ属性と、に基づいて、要求ユーザが所望すると推定されるサービスモデルの特徴を示すサービス属性モデルを算出するサービス属性推定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のリコメンド方法は、サービス情報を要求する要求ユーザへ、要求ユーザに応じたサービス情報を提供するリコメンド方法であって、リコメンド基礎情報算出手段が、複数のユーザが利用したサービスの利用履歴を示す利用履歴情報であって、ユーザの特徴を示す複数のユーザ属性と、ユーザが選択したサービスの特徴を示す複数のサービス属性と、を関連付けた利用履歴情報に基づいて、サービス属性と、当該サービス属性を所望すると推定されるユーザモデルの特徴を示すユーザ属性モデルと、を関連付けたリコメンド基礎情報を算出するリコメンド基礎情報算出ステップと、サービス属性推定手段が、リコメンド基礎情報算出ステップにおいて算出されたリコメンド基礎情報と、要求ユーザのユーザ属性と、に基づいて、要求ユーザが所望すると推定されるサービスモデルの特徴を示すサービス属性モデルを算出するサービス属性推定ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、過去にサービスを利用した複数のユーザのユーザ属性及びそのサービスのサービス属性を関連付けた利用履歴情報と、要求ユーザのユーザ属性と、に基づいて、要求ユーザが所望すると推定されるサービス属性が算出される。このように、複数のユーザの利用履歴情報を用いることにより、要求ユーザに適したサービス属性を示すサービス情報を提供することができる。また、要求ユーザがサービスを利用した情報が、上記利用履歴情報に含まれていない場合であっても、要求ユーザに適したサービス情報を提供することができる。よって、要求ユーザが始めてサービスを利用する際にもサービス情報の提供を受けることができる。更に、リコメンド装置において取り扱う利用履歴情報、リコメンド基礎情報、及びサービス属性モデルは、要求ユーザのプライバシー情報ではない。このように、リコメンド装置において、要求ユーザと直接的に関係するプライバシー情報を取り扱わないので、プライバシー情報の漏洩を防止することができる。
好ましくは、上記リコメンド装置は、(4)サービス属性推定手段によって算出されたサービス属性モデルとサービス属性との差が小さい順にサービスをリストアップするサービスリストアップ手段を備える。この場合、要求ユーザにサービスをリストアップして提示することができる。
好ましくは、上記リコメンド装置は、(5)サービスリストアップ手段によってリストアップされたサービスリストを要求ユーザが利用する通信端末へ送信する送信手段と、(6)送信手段によって送信されたサービスリストから要求ユーザが選択したサービスを示すサービス特定情報を受信する受信手段とを備え、送信手段は、受信手段によって受信されたサービス特定情報が示すサービスの提供要求を受け付ける生産元サーバへ、サービス特定情報が示すサービスの提供を要求する旨の要求情報を送信する。
この場合、要求ユーザは、プライバシー情報を生産元サーバへ送信することなく、リコメンド装置を介して推奨するサービスの注文が可能となる。よって、要求ユーザの趣向に関するプライバシー情報を、サービス提供側に渡す必要がないので、プライバシー情報の漏洩を確実に防止することができる。
本発明によれば、ユーザに応じたサービス情報を提供すると共に、プライバシー情報の漏洩を防止することができる。
本発明のリコメンド装置及びリコメンド方法の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るリコメンド装置を含むリコメンドシステムの概要を示す図である。リコメンドシステム1は、ユーザ2に推奨するサービスを紹介し、ユーザ2が選択したサービスの発注を行うシステムである。サービスとは、例えば、レストラン等において料理を提供するサービス、鍋セット等を宅配するサービス等である。
リコメンドシステム1は、通信端末3、管理サーバ5、複数の生産元サーバ7、及び配達サーバ9を備える。通信端末3、管理サーバ5、複数の生産元サーバ7、及び配達サーバ9は、無線ネットワークを介して互いに情報の送受信が可能に構成されている。
リコメンドシステム1が備える装置のうち、通信端末3は、ユーザ2が利用する端末である。管理サーバ5は、リコメンドシステム1の管理センタ4に配置されて、リコメンドシステム1における情報の管理を行う。生産元サーバ7は、サービスを提供する各生産元6にそれぞれ配置されている。生産元6は、例えば、宅配する商品の生産者、市場、レストラン等である。
配達サーバ9は、宅配サービスをユーザ2へ配送する配送業者が利用する装置である。本実施形態に係るリコメンド装置10は、管理サーバ5に搭載され、ユーザ2の要求に応じて、そのユーザに適した推奨するサービス情報を提供する装置である。推奨するサービス情報とは、例えば、レストランのコース料理、宅配の鍋セットの情報をリストアップしたものである。
ここで、リコメンドシステム1の概要を説明する。まず、ユーザ2(以下、「要求ユーザ」とする)が通信端末3を利用して、管理センタ4のリコメンド装置10に、推奨するサービス情報を要求する。この要求に応じて、リコメンド装置10は、推奨するサービスをリストアップしたサービス情報を通信端末3へ送信する(ステップS11;送信ステップ)。
要求ユーザ2は、通信端末3において受信したサービス情報からサービスを選択して、そのサービスを特定するサービス特定情報をリコメンド装置10へ送信することにより、サービスの注文を行う。通信端末3によるサービス特定情報の送信に応じて、リコメンド装置10は、サービス特定情報を受信する。(ステップS12;受信ステップ)。
リコメンド装置10は、サービス特定情報が示すサービスの提供を要求する旨の要求情報を生産元サーバ7へ送信することにより、生産元6にサービスの発注を行う(ステップS13;要求情報送信ステップ)。このサービスの発注に応じて、生産元6では、要求ユーザ2にサービスを提供する。例えば、ユーザ2が選択したコース料理を、生産元6であるレストランにおいて提供する。
一方、リコメンド装置10は、要求ユーザ2が選択したサービスが宅配サービスであった場合、要求ユーザ2へ商品を配達するように依頼する旨の配達依頼情報を配達サーバ9へ送信することにより、商品の配達を手配する(ステップS14)。そして、生産元6で生産された商品を、配送業者8が、生産元7から要求ユーザ2へ物理的に配送する(ステップS15,S16)。
以上のようにして、リコメンドシステム1では、要求ユーザ2に応じたサービス情報を提供し、要求ユーザ2が選択したサービスの発注を行う。よって、生産元6及び配送業者8に、要求ユーザ2の趣向に関するプライバシー情報を開示せずとも、要求ユーザ2に応じたサービスを提供することができる。
引き続き、本実施形態に係るリコメンド装置10について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るリコメンド装置の機能ブロックを説明するための図である。リコメンド装置10は、通信部(送信手段、受信手段)11、演算部12、及び記憶部13を備えている。
通信部11は、無線ネットワークNを介して、通信端末3、生産元サーバ7、配達サーバ9との情報の送受信を行う。演算部12は、記憶部13に記憶されたデータに基づいて、情報処理演算を行う。
演算部12は、ユーザ管理部14、サービス管理部15、サービス利用履歴管理部16、リコメンド基礎情報算出部(リコメンド基礎情報算出手段)17、サービス属性推定部(サービス属性推定手段)18、サービスリストアップ部(サービスリストアップ手段)19、及び要求情報生成部20を有する。記憶部13は、ユーザマスタデータベース21、サービスマスタデータベース22、サービス利用履歴データベース(サービス利用履歴格納手段)23、及びリコメンド基礎情報データベース24を有する。以下、演算部12が有する各機能と記憶部13に記憶されたデータとについて詳細に説明する。
ユーザ管理部14は、ユーザマスタデータベース21を用いて、登録された複数のユーザに関する情報をセキュアに管理する。ユーザに関する情報とは、例えば、ユーザ識別子ID、ユーザ認証情報PW、名前、電話番号、住所等の情報である。
ユーザ管理部14は、ユーザに関する情報として、ユーザマスタデータベース21に複数のユーザ属性を格納している。図3は、図2のユーザマスタデータベースにおいて格納されるユーザ属性を示す表である。図3に示すように、ユーザマスタデータベース21には、ユーザ属性の識別子c(c=1,2,…C)、ユーザ名、及び複数のユーザ属性が互いに関連付けられて格納されている。
複数のユーザ属性は、ユーザの特徴を示す情報であって、それぞれ、ユーザの年齢、ユーザの年収、ユーザの性別等のV個の項目を示す情報である。1人のユーザについての特徴は、V個のユーザ属性を要素とするユーザ属性ベクトルxによって示される。すなわち、ユーザ属性ベクトルxは、式(1)に示すように行ベクトルR1×Vで示される。なお、ユーザ属性識別子cは、ユーザ属性ベクトルxをユニークに識別する。
Figure 0004522430
具体的には、図3に示すように、ユーザ属性の識別子1で識別される「ユーザ1」の特徴は、年齢「25歳」、年収「300万」等のユーザ属性を要素とするユーザ属性ベクトルx=(25,300万,…)として格納されている。
C人のユーザそれぞれについてのユーザ属性ベクトルxを示すユーザ属性行列Xは、式(2)に示すように、C×Vの行列によって示される。なお、本実施形態において用いられる行列の各要素は、実数である。
Figure 0004522430
ユーザ管理部14は、ユーザから登録を要求する旨の情報が通信部11によって受信されると、ユーザ識別子ID及びユーザ認証情報PWを発行してユーザ登録を行う。また、ユーザ管理部14は、ユーザ登録時に、複数のユーザ属性、名前、電話番号、住所、ユーザの家族に関する情報を通信端末3から取得して、ユーザ識別子ID及びユーザ認証情報PWと共にユーザマスタデータベース21に格納する。
サービス管理部15は、サービスマスタデータベース22を用いて、生産元6に関する情報及び生産元6によって提供されるサービスに関する情報をセキュアに管理する。サービス管理部15は、サービスに関する情報として、サービスマスタデータベース22にサービス属性を格納している。図4は、図2のサービスマスタデータベースにおいて格納されるサービス属性を示す表である。
図4に示すように、サービスマスタデータベース22には、サービス属性の識別子s(s=1,2,…,S)、サービス名、及びサービス属性が互いに関連付けられて格納されている。サービス属性は、サービスの特徴を示す情報であって、それぞれ、「飲み放題」、「夜景」、「料金」等のE個の項目を示す情報である。1つのサービスについての特徴は、E個のサービス属性を要素とするサービス属性ベクトルyによって示される。すなわち、サービス属性ベクトルyは、式(3)に示すように行ベクトルR1×Eで示される。なお、サービス属性識別子sは、サービス属性ベクトルyをユニークに識別する。
Figure 0004522430
図4に示すように、サービス属性は、例えば、「飲み放題」の項目については、飲み放題の設定がある場合にフラグONを示す情報「1」、飲み放題の設定がない場合にフラグOFFを示す情報「0」が設定される。また、例えば、「料金」については、「0円以上3000円未満」、「3000円以上5000円未満」、「5000円以上」のいずれかの項目にフラグONを示す情報「1」が設定される。具体的には、サービス属性の識別子1で識別される「冬の味グルメコース」の特徴は、「飲み放題は有り」、「夜景はなし」、料金が4000円である、等のサービス属性を要素とするサービス属性ベクトルy=(1,0,…,0,10)として格納されている。
S個のサービスそれぞれについてのサービス属性ベクトルyを示すサービス属性行列Yは、式(4)に示すように、S×Eの行列によって示される。
Figure 0004522430

サービス管理部15は、サービスを提供する生産元6からの登録要求に応じて、サービス属性の識別子を払出し、そのサービス属性の識別子と関連付けて、サービス名及びサービス属性ベクトルyをサービスマスタデータベース22に格納する。
サービス利用履歴管理部16は、サービス利用履歴データベース23を用いて、登録された複数のユーザが利用したサービスの利用履歴を示す利用履歴情報を管理する。図5は、図2のサービス利用履歴データベースにおいて格納される利用履歴情報を示す表である。図5に示すように、サービス利用履歴データベース23は、ユーザのユーザ属性ベクトルxと、そのユーザが利用したサービスのサービス属性ベクトルyと、を互いに関連付けて格納している。
1回の利用履歴を示す情報は、式(5)に示すように、ユーザ属性ベクトルxとサービス属性ベクトルyとを結合した行ベクトルR1×(V+E)で示される。例えば、図5において、1番目の利用履歴を示す情報x3515は、ユーザ属性ベクトルx35で示されるユーザがサービス属性ベクトルy15で示されるサービスを利用したことを示している。
N回の利用履歴を示す利用履歴情報Hは、式(5)に示すように、N×(V+E)の行列によって示される。
Figure 0004522430
サービス利用履歴管理部16は、通信部11によって、通信端末3から送信されたサービス特定情報が受信されると、該当するユーザのユーザ属性ベクトルxをユーザマスタデータベース21から抽出し、サービス特定情報が示すサービスのサービス属性ベクトルyを抽出する。そして、サービス利用履歴管理部16は、1回の利用履歴を示す情報xを生成して、利用履歴情報Hを更新する。
リコメンド基礎情報算出部17は、サービス利用履歴データベース23に格納された利用履歴情報Hを用いて、リコメンド基礎情報Θを算出する。リコメンド基礎情報Θは、サービス属性と、当該サービス属性を所望すると推定されるユーザモデルの特徴を示すユーザ属性モデルと、を関連付けた情報である。
E個のサービス属性のうちe番目のサービス属性を所望すると推定されるユーザモデルの特徴を示すユーザ属性モデルθは、V個のユーザ属性を要素とするベクトルで示される。すなわち、ユーザ属性モデルθは、式(6)に示すように列ベクトルRV×1で示される。
Figure 0004522430

E個のサービス属性それぞれについてのユーザ属性モデルθを示すリコメンド基礎情報Θは、式(7)に示すように、V×Eの行列によって示される。
Figure 0004522430
リコメンド基礎情報算出部17は、まず、利用履歴情報Hを用いて、各サービス属性についてのユーザ属性モデルθを算出し、ユーザ属性モデルθを用いてリコメンド基礎情報を生成する。e番目のサービス属性のユーザ属性モデルθは、式(8)で示されるように、e番目のサービス属性にフラグがあるユーザの特徴を示す各ユーザ属性の平均値を要素とするベクトルで示される。
Figure 0004522430

なお、式(8)においてBは、e番目のサービス属性にフラグがあるユーザの人数を示す。また、式(8)において、X|ye=1は、e番目のサービス属性にフラグがあるB人のユーザ属性ベクトルを含むB×Vの行列である。また、式(8)において、上付き文字「T」は、転置行列である旨を示す。
リコメンド基礎情報算出部17は、サービス利用履歴管理部16によって利用履歴情報が更新されるたびに、リコメンド基礎情報を更新する。
サービス属性推定部18は、リコメンド基礎情報Θと要求ユーザ2のユーザ属性ベクトルxとを用いて、要求ユーザ2が所望すると推定されるサービスモデルの特徴を示すサービス属性モデルyを算出する。サービス属性モデルyは、式(9)によって算出される。
Figure 0004522430
サービス属性モデルyは、要求ユーザ2の特徴と複数のユーザによるサービスの利用履歴とに基づいて算出される。サービス属性モデルyは、サービス属性ベクトルによって示される。
サービス属性推定部18は、通信部11が要求ユーザ2から推奨するサービス情報を要求する旨の情報と共に、要求ユーザ2のユーザ識別子IDを受信すると、ユーザ識別子IDに基づいてユーザマスタデータベース21から要求ユーザ2のユーザ属性ベクトルxを抽出する。そして、サービス属性推定部18は、式(9)によって示される演算を行い、その演算の結果得られたサービス属性モデルyを示す情報をサービスリストアップ部19へ出力する。
サービスリストアップ部19は、図6に示すように、サービス属性推定部18によって算出されたサービス属性モデルyとサービス属性ベクトルyが相対的に似ている順にサービスをリストアップする。図6は、本実施形態に係るリコメンド装置において提供されるサービス情報を示す図である。
サービスリストアップ部19は、サービスマスタデータベース22に格納された各サービス属性ベクトルyを抽出し、それぞれのサービス属性ベクトルyとサービス属性モデルyとの差|y−y|を算出する。そして、差|y−y|が小さい順、すなわち似ている順にサービス名とサービス識別子をリストアップする。
具体的には、図6に示すように、サービスリストアップ部19は、差|y−y|が小さい順に「もつ鍋コース」、「魚コース」、「山菜鍋」の順に所定数のサービス名がリストアップする。サービスリストアップ部19は、リストアップしたサービス情報を通信部11へ出力する。通信部11は、サービス情報を通信端末3へ送信し、その送信に応じて通信端末3から返信されるサービス特定情報を受信する。
要求情報生成部20は、サービス特定情報が示すサービスの提供を要求する旨の要求情報を生成する。そして、要求情報生成部20は、要求情報と共にサービス特定情報が示すサービスの生産元サーバ7のアドレスを通信部11へ出力する。これにより、通信部11からサービス特定情報が示すサービスの生産元サーバ7へ要求情報が送信され、サービスの発注が行われる。
以上説明したリコメンド装置10の各機能は、図7に示すハードウェア資源によって実現される。図7は、本実施形態に係るリコメンド装置のハードウェア構成図である。リコメンド装置10は、物理的には、図7に示すように、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、ハードディスク等の補助記憶装置105、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置106、ディスプレイ等の出力装置107、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール104などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
リコメンド装置10の演算部12の演算機能は、CPU101によって行われる。記憶部13の格納機能は、RAM102や補助記憶装置105によって行われる。図2において説明したリコメンド装置10の各機能は、図7に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信モジュール104、入力装置106、出力装置107を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置105におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図2に戻って、通信端末3について説明する。通信端末3は、通信部31、表示部32、及び入力部33を備える。通信部31は、リコメンド装置10との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部31は、推奨するサービス情報を要求する旨の情報の送信、サービス情報の受信、サービス特定情報の送信等である。
表示部32は、ディスプレイ等で構成され、通信部31によって受信されたサービス情報を表示する。入力部33は、キーボード、マウス、スキャナー、OCR等で構成され、表示部32に表示されたサービス情報の中からユーザの選択を受け付ける。
引き続いて、図8〜図10を参照して本実施形態に係るリコメンド装置10の動作を説明すると共に、本実施形態に係るリコメンド方法について説明する。最初に、リコメンド装置10におけるユーザ登録処理について説明する。図8は、本実施形態に係るリコメンド装置におけるユーザ登録処理を示すフロー図である。
まず、ユーザ属性ベクトルxを含むユーザに関する情報が、登録を要求する情報と共に通信端末3からリコメンド装置10へ送信され、リコメンド装置10の通信部11によって受信される(ステップS21)。すると、ユーザに関する情報が、ユーザ管理部14によってユーザマスタデータベース21に格納されると共に、ユーザ属性の識別子cが払い出される(ステップS22)。
続いて、ユーザ識別子IDとユーザ認証情報PWが、ユーザ管理部14によって払い出され、通信部11によって通信端末3へ送信される(ステップS23)。このようにして、ユーザ登録処理がなされる。ユーザ識別子IDとユーザ認証情報PWとは、ユーザのプライバシー保護や本人の認証を行い、第三者による成りすましを防ぐために用いられる。
次に、リコメンド装置10におけるサービス情報の生成処理について説明する。図9は、本実施形態に係るリコメンド装置におけるサービス情報の生成処理を示すフロー図である。まず、ユーザが、情報の要求を行う旨の情報と共に、ユーザ識別子ID及びユーザ認証情報PWを通信端末3に入力する。この入力は、折り畳み式の通信端末3を開くことによって自動的になされてもよいし、通信端末3の電源が投入された際に自動的になされてもよいし、所定時間毎に自動的になされてもよい。この場合、ユーザが意識せずとも、情報の要求を行うことができる。ユーザの入力がなされると、ユーザ識別子IDとユーザ認証情報PWが、通信端末3から送信され、リコメンド装置10の通信部11によって受信されると共に、サービス情報の要求が受け付けられる(ステップS31)。
受信したユーザ識別子IDに対応するユーザ属性の識別子cが、サービス属性推定部18によってユーザマスタデータベース21から抽出される(ステップS32)。続いて、ユーザ属性ベクトルxが、サービス属性推定部18によってユーザマスタデータベース21から抽出される(ステップS33)。そして、要求ユーザ2が所望すると推定されるサービス属性モデルyが、ユーザ属性ベクトルx及びリコメンド基礎情報Θに基づいて、サービス属性推定部18によって算出される(ステップS34;サービス属性推定ステップ)。
サービス属性モデルyと相対的に似ている順にサービスが、サービスリストアップ部19によってリストアップされて、サービス情報が生成される(ステップS35;リストアップステップ)。そして、要求ユーザに応じたサービス情報が、通信部11によって通信端末3へ送信される(ステップS36)。このようにして、要求ユーザ2に応じた推奨するサービス情報が、要求ユーザに提供される。
次に、リコメンド装置10におけるリコメンド基礎情報Θの更新処理について説明する。図10は、本実施形態に係るリコメンド装置におけるリコメンド基礎情報の更新処理を示すフロー図である。
まず、要求ユーザ2が、サービス情報が示すサービスリストの中から気に入ったサービスを選択して、サービス属性の識別子sを通信端末3に入力し、リコメンド装置10へ送信する。リコメンド装置10では、サービス特定情報としてサービス属性の識別子sが、通信部11によって受信され、ユーザによって選択されたサービスが受け付けられる(ステップS41)。
すると、要求ユーザ2に対応するユーザ属性ベクトルxが、ユーザマスタデータベース21からサービス利用履歴管理部16によって抽出され、サービス属性の識別子sに対応するサービス属性ベクトルyが、サービスマスタデータベース22からサービス利用履歴管理部16によって抽出される。そして、サービスを利用した履歴情報xが、サービス利用履歴管理部16によって生成され、サービス利用履歴データベース23に登録される(ステップS42)。
サービス利用履歴データベース23が更新されると、リコメンド基礎情報Θが、利用履歴情報Hに基づいて新たに算出され、リコメンド基礎情報Θが更新される(ステップS43)。このようにして、ユーザがサービスを利用する度にリコメンド基礎情報を更新して、常に、最新のサービス情報をユーザに提供することができる。
以上説明した本実施形態に係るリコメンド装置10によれば、過去にサービスを利用した複数のユーザのユーザ属性及びそのサービスの複数のサービス属性を関連付けた利用履歴情報Hと、要求ユーザ2のユーザ属性ベクトルxと、に基づいて、要求ユーザ2が所望すると推定されるサービス属性モデルyが算出される。これにより、複数のユーザの利用履歴情報を用いることにより、要求ユーザ2に適した推奨するサービス属性を示すサービス情報を提供することができる。
また、要求ユーザ2がサービスを利用した情報が、利用履歴情報Hに含まれていない場合であっても、要求ユーザ2に適したサービス情報を提供することができる。すなわち、サービスを一度も受けたことがない新規ユーザに対しても、そのユーザの特徴を示すユーザ属性ベクトルさえ取得できれば、そのユーザが所望するであろうサービス属性を推定することができる。更に、新規のサービスであって、利用されたことのないサービスであっても、利用回数の多いサービスのサービス属性と似ているサービス属性を有するサービスを推奨することができる。
更に、リコメンド装置10において取り扱う利用履歴情報H、リコメンド基礎情報Θ、及びサービス属性モデルyは、要求ユーザ2のプライバシー情報ではない。このように、リコメンド装置10において、要求ユーザ2と直接的に関係するプライバシー情報を取り扱わないので、プライバシー情報の漏洩を防止することができる。
また、リコメンド装置10が、通信端末3から受信したサービス特定情報が示すサービスの提供要求を受け付ける生産元サーバ7へ、サービス特定情報が示すサービスの提供を要求する旨の要求情報を送信する。これにより、要求ユーザ2は、プライバシー情報を生産元サーバ7へ送信することなく、リコメンド装置10を介して推奨するサービスの注文が可能となる。よって、要求ユーザ2の趣向に関するプライバシー情報を、サービス提供側に渡す必要がないので、プライバシー情報の漏洩を確実に防止することができる。
また、ユーザマスタデータベース21、サービスマスタデータベース22、及びサービス利用履歴データベース23に格納されたプライバシー情報は、安全に管理されている。リコメンド装置10では、その上でプライバシー情報を活用した繊細なリコメンデーションを実現することができる。
本発明のリコメンド装置10は、上記実施形態に限られず、種々の変形が可能である。例えば、ユーザが家族情報オプションを用いて、家族のユーザ属性も利用してもよい。ユーザの家族が所望するであろう複数のサービス属性を推定することができる。これによりユーザは、自分の情報や家族情報と他人の情報を用いた最新の推奨するサービス情報を取得することができる。
この場合、ユーザの家族に関する情報は、ユーザマスタデータベース21にユーザのIDと共に関連付けて格納される。そして、図11に示すように、サービス情報と共に、ユーザの家族に推奨できるサービスを通知してもかまわない。図11は、通信端末に表示されるサービス情報の例を示す図である。
本実施形態に係るリコメンドシステム1は、既存のエスクローサービス等と組み合わせて、推奨するサービス情報の提供からサービスの発注及び配送までの情報を管理するように構成してもよい。またユーザの希望により、サービス属性推定部18が、所定期間の間に利用されたサービスの利用履歴情報を用いて算出された過去のリコメンド基礎情報を用いて、ユーザが所望するであろうサービス属性モデルを推定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、推奨するサービス情報をユーザが利用する通信端末3へ送信することとしたが、サービス情報を通知する手段は、電子メールであってもよいし、オペレータからの電話、葉書や手紙等を郵送するという手段を用いてもかまわない。また、通信端末3とリコメンド装置10との間の情報の送受信を暗号化して行ってもよい。また、リコメンド基礎情報Θを暗号化してリコメンド基礎情報データベース24に格納することとしてもよい。また、更新前のリコメンド基礎情報を更新日時と共に別ファイルとして(暗号化等をしてセキュアに)管理/保管していてもよい。
また、ユーザに通知するサービス情報には、配達集約での割り引きといったお得情報、正確な生産元表示等を合わせて通知してもかまわない。本実施形態のリコメンド装置10がリコメンドする対象は、例えば、父親に渡すプレゼントとして推奨する商品の情報を提供するようにしてもよい。また、上記実施形態では、予めユーザ登録を行い、ユーザ属性を予め登録することとしたが、これに限られない。ユーザがサービス情報を要求する際にユーザ属性を含め、ユーザに関する情報を送信することとしてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザ属性として、年齢「25」、年収「300万」等の数値を用いたが、これに限られない。例えば、年齢「25」、年収「300万」等の数値を0〜1の値をとるように、正規化して用いてもよい。また、例えば、年収について、300万未満の場合に「1」、300万以上500万未満の場合に「2」、500万以上の場合に「3」と、離散化して設定した数値を用いてもよい。
本実施形態に係るリコメンド装置を含むリコメンドシステムの概要を示す図である。 本実施形態に係るリコメンド装置の機能ブロックを説明するための図である。 図2のユーザマスタデータベースにおいて格納されるユーザ属性を示す表である。 図2のサービスマスタデータベースにおいて格納されるサービス属性を示す表である。 図2のサービス利用履歴データベースにおいて格納される利用履歴情報を示す表である。 本実施形態に係るリコメンド装置において提供されるサービス情報を示す図である。 本実施形態に係るリコメンド装置のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るリコメンド装置におけるユーザ登録処理を示すフロー図である。 本実施形態に係るリコメンド装置におけるサービス情報の生成処理を示すフロー図である。 本実施形態に係るリコメンド装置におけるリコメンド基礎情報の更新処理を示すフロー図である。 通信端末に表示されるサービス情報の例を示す図である。
符号の説明
2…要求ユーザ、3…通信端末、7…生産元サーバ、10…リコメンド装置、11…通信部(送信手段、受信手段)、17…リコメンド基礎情報算出部(リコメンド基礎情報算出手段)、18…サービス属性推定部(サービス属性推定手段)、19…サービスリストアップ部(サービスリストアップ手段)、23…サービス利用履歴データベース(利用履歴格納手段)、H…利用履歴情報、x…ユーザ属性ベクトル(複数のユーザ属性)、y…サービス属性モデル、y…サービス属性ベクトル(複数のサービス属性)、Θ…リコメンド基礎情報、θ…ユーザ属性モデル。

Claims (4)

  1. サービス情報を要求する要求ユーザへ、前記要求ユーザに応じたサービス情報を提供するリコメンド装置において、
    ユーザと当該ユーザに関するユーザ属性とを関連付け、前記ユーザの特徴を示すユーザ属性ベクトルとして格納するユーザマスタ情報格納手段と、
    サービスと当該サービスの内容に関するサービス属性とを関連付け、前記サービスの特徴を示すサービス属性ベクトルysとして格納するサービスマスタ情報格納手段と、
    前記ユーザマスタ情報格納手段から読み出した前記ユーザの前記ユーザ属性ベクトルと、当該ユーザが利用した前記サービスの前記サービス属性ベクトルysと、を結合して、前記ユーザが利用した前記サービスの利用履歴である利用履歴ベクトルを生成し、当該利用履歴ベクトルを蓄積した利用履歴情報行列Hとして格納するサービス利用履歴格納手段と、
    前記サービス利用履歴格納手段から読み出した前記利用履歴情報行列Hから、前記サービス属性ごとに当該サービス属性を利用したそれぞれの前記ユーザ属性の平均値を算出して、当該平均値を当該サービス属性を所望すると推定されるユーザの特徴を示すユーザ属性モデルθeとし、それぞれの前記サービス属性と当該サービス属性に対応するユーザ属性モデルθeとを関連付けたリコメンド基礎情報行列Θとして算出するリコメンド基礎情報算出手段と、
    前記要求ユーザの前記ユーザ属性ベクトルと、前記リコメンド基礎情報算出手段において算出された前記リコメンド基礎情報行列Θとの積を算出して、前記要求ユーザが所望すると推定されるサービスの特徴を示すサービス属性モデルymとするサービス属性推定手段と、
    前記サービス属性推定手段によって算出された前記サービス属性モデルymと、前記サービスマスタ情報格納手段に前記サービスごとに格納されている前記サービス属性ベクトルysとの一致度に基づいて、当該一致度の高いものから順に対応する前記サービスをリストアップするリストアップ手段と、
    前記リストアップ手段によってリストアップされたものを前記サービス情報として前記要求ユーザに提供する通信手段と、
    を備えることを特徴とするリコメンド装置。
  2. 前記リストアップ手段は、前記サービス属性推定手段によって算出された前記サービス属性モデルymと、前記サービスマスタ情報格納手段に前記サービスごとに格納されている前記サービス属性ベクトルysとの差をそれぞれ算出し、当該差の小さいものから順に対応する前記サービスをリストアップすることを特徴とする請求項1に記載のリコメンド装置。
  3. 記リストアップ手段によってリストアップされた前記サービス情報を前記要求ユーザが利用する通信端末へ送信する送信手段と、
    前記送信手段によって送信された前記サービス情報から前記要求ユーザが選択した前記サービスを示すサービス特定情報を受信する受信手段とを備え、
    前記送信手段は、前記受信手段によって受信された前記サービス特定情報が示すサービスの提供要求を受け付ける生産元サーバへ、前記サービス特定情報が示すサービスの提供を要求する旨の要求情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載のリコメンド装置。
  4. ユーザと当該ユーザに関するユーザ属性とを関連付け、前記ユーザの特徴を示すユーザ属性ベクトルとして格納するユーザマスタ情報格納手段と、サービスと当該サービスの内容に関するサービス属性とを関連付け、前記サービスの特徴を示すサービス属性ベクトルysとして格納するサービスマスタ情報格納手段と、を備えたリコメンド装置において、サービス情報を要求する要求ユーザへ、前記要求ユーザに応じたサービス情報を提供するリコメンド方法であって、
    サービス利用履歴格納手段が、前記ユーザマスタ情報格納手段から読み出した前記ユーザの前記ユーザ属性ベクトルと、当該ユーザが利用した前記サービスの前記サービス属性ベクトルysと、を結合して、前記ユーザが利用した前記サービスの利用履歴である利用履歴ベクトルを生成し、当該利用履歴ベクトルを蓄積した利用履歴情報行列Hとして格納するサービス利用履歴格納ステップと、
    リコメンド基礎情報算出手段が、前記サービス利用履歴格納手段から読み出した前記利用履歴情報行列Hから、前記サービス属性ごとに当該サービス属性を利用したそれぞれの前記ユーザ属性の平均値を算出して、当該平均値を当該サービス属性を所望すると推定されるユーザの特徴を示すユーザ属性モデルθeとし、それぞれの前記サービス属性と当該サービス属性に対応するユーザ属性モデルθeとを関連付けたリコメンド基礎情報行列Θとして算出するリコメンド基礎情報算出ステップと、
    サービス属性推定手段が、前記要求ユーザの前記ユーザ属性ベクトルと、前記リコメンド基礎情報算出手段において算出された前記リコメンド基礎情報行列Θとの積を算出して、前記要求ユーザが所望すると推定されるサービスの特徴を示すサービス属性モデルymとするサービス属性推定ステップと、
    リストアップ手段が、前記サービス属性推定手段によって算出された前記サービス属性モデルymと、前記サービスマスタ情報格納手段に前記サービスごとに格納されている前記サービス属性ベクトルysとの一致度に基づいて、当該一致度の高いものから順に対応する前記サービスをリストアップするリストアップステップと、
    通信手段が、前記リストアップ手段によってリストアップされたものを前記サービス情報として前記要求ユーザに提供する通信ステップと、
    を備えることを特徴とするリコメンド方法。
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