JP4521232B2 - Nosocomial infection prevention device and nosocomial infection prevention program - Google Patents
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Description
本発明は、院内感染防止装置及び院内感染防止プログラムに係り、より詳しくは、医療施設における医療スタッフ、院内作業従事者、外部訪問者、医療器具等を媒介とする院内感染を防止する院内感染防止装置及び院内感染防止プログラムに関する。 The present invention relates to a hospital infection prevention instrumentation 置及 beauty nosocomial infection prevention program, and more particularly, hospital to prevent medical staff in medical facilities, hospital workers, outside visitors, the hospital infection-borne medical devices, etc. It related to infection prevention instrumentation 置及 beauty nosocomial infection prevention program.
従来、医療施設における医療スタッフ、院内作業従事者、外部訪問者、医療器具等を媒介とする院内感染を防止するために、所謂ガウンテクニック、すなわち、各病室の前で当該病室専用の防御用ガウンを身につけて病室に入室し、退出時に当該ガウンを戻す、という方法が採られていた。 Conventionally, in order to prevent nosocomial infections mediated by medical staff, hospital workers, outside visitors, medical equipment, etc. in medical facilities, a so-called gown technique, that is, a protective gown dedicated to each room in front of each room. The person was put in the hospital room and returned to the gown when leaving.
しかしながら、この方法では、病室への入室者個人の意志に任されているので、必ずしも院内感染を効果的に防止することができるとは言えなかった。 However, in this method, since it is left to the will of the individual entering the hospital room, it cannot always be said that hospital infection can be effectively prevented.
この問題を解決するために適用できる技術として、従来、医療施設への入館者の個人情報を管理し、医療施設を複数のバリアゾーンに分け、当該バリアゾーン毎に入室条件を設定し、前記個人情報と前記入室条件とに基づいて前記入館者の前記バリアゾーンへの入室を制限する技術があった(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記従来の技術では、上記入室条件として、風邪等の軽度の感染症の人は新生児室及びICUには入室することができない、といった条件や、結核等の重度の感染症の人は院内レストラン、売店、理容室、新生児室等の全てのバリアゾーンへ入室できない、といった条件等の、入室者の感染症に応じて入室可能なバリアゾーンが定められているものであり、感染症が判明している入室者のバリアゾーンへの入室は防止することができるものの、感染症が判明していない不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を防止することはできない、という問題点があった。 However, according to the above-mentioned conventional technology, as the above-mentioned entrance condition, a person who has a mild infectious disease such as a cold cannot enter the neonatal room or the ICU, or a person who has a severe infectious disease such as tuberculosis Barrier zones that can be entered according to the infectious disease of the resident, such as conditions that cannot enter all barrier zones such as restaurants, shops, barber shops, newborn baby rooms, etc. have been established, and infectious diseases have been found However, there is a problem that no hospital-acquired infection mediated by an unspecified number of people who have not been found infectious diseases cannot be prevented. It was.
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を防止することのできる院内感染防止装置及び院内感染防止プログラムを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, to provide a hospital infection prevention instrumentation 置及 beauty hospital infection control programs capable of preventing nosocomial infection mediated an unspecified number of entrant With the goal.
上記目的を達成するために、請求項1記載の院内感染防止装置は、医療施設の病室への入室予定者及び入室予定時刻を示す入室予定情報を入室予定情報受付装置を介して受け付けることにより入力する入室予定入力手段と、前記入室予定入力手段によって入力された前記入室予定情報を記憶手段に記憶することにより登録する入室予定登録手段と、前記病室への入室者を特定するための入室者特定情報を入室者特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する入室者特定情報取得手段と、前記入室者が前記病室へ入室する際に当該入室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための入室時用具特定情報を入室時用具特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する入室時用具特定情報取得手段と、前記入室者特定情報取得手段によって前記入室者特定情報が取得された際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であり、前記入室時用具特定情報と該入室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記入室時用具特定情報取得手段によって取得された前記入室時用具特定情報により示される用具が前記病室に入室する際に当該病室内の患者からの感染を防止するために必要とされる全ての用具を含むと判定した場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定する入室可否判定手段と、前記入室可否判定手段によって入室を許可するものと判定された場合のみに前記入室者の前記病室への入室を可能とする入室認可手段と、前記病室への入室者の当該病室からの退室予定時刻を示す退室予定時刻情報を退室予定時刻情報受付装置を介して受け付けることにより入力する退室予定入力手段と、前記退室予定入力手段によって入力された前記退室予定時刻情報を対応する前記入室予定情報に関連付けて前記記憶手段に記憶することにより登録する退室予定登録手段と、前記病室からの退室者を特定するための退室者特定情報を退室者特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する退室者特定情報取得手段と、前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であった場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を許可すると判定する退室可否判定手段と、前記退室可否判定手段によって退室を許可するものと判定された場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を可能とする退室認可手段と、前記退室者が前記病室から退室する際に当該退室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための退室時用具特定情報、及び使用済みの前記用具を収容する収容具を特定するための収容具特定情報を退室時用具特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する退室時用具特定情報取得手段と、を備え、前記退室可否判定手段が、前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致すると共に、この時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であり、かつ前記退室時用具特定情報と該退室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報が取得されなかったと判定した場合または前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報のうち、前記収容具特定情報のみが取得されたと判定した場合に前記退室者の前記病室からの退室を許可するものと判定するものである。
In order to achieve the above object, the nosocomial infection prevention apparatus according to
なお、上記入室予定入力手段による入室予定情報の入力には、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置を介した入力の他、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの入力が含まれる。また、上記記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の半導体記憶素子、スマート・メディア(SmartMedia(登録商標))、xDピクチャーカード(xD-Picture Card)、コンパクト・フラッシュ(CompactFlash)、ATA(AT Attachment)カード、マイクロドライブ、フロッピィディスク、CD−R(Compact Disc-Recordable)、CD−RW(Compact Disc-ReWritable)、光磁気ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置が含まれる。更に、上記入室者特定情報取得手段による入室者特定情報の取得には、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置を介した取得の他、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの取得が含まれる。なお、上記退室予定入力手段による退室予定時刻情報の入力には、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置を介した入力の他、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの入力が含まれる。また、上記退室者特定情報取得手段による退室者特定情報の取得には、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置を介した取得の他、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの取得が含まれる。なお、上記退室時用具特定情報取得手段による用具特定情報の取得には、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置を介した取得の他、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの取得が含まれる。 The entry schedule information input by the entry schedule input means may be input via an input device such as a keyboard or a pointing device, or an external device via a communication line such as a local area network, the Internet, or an intranet. Input from. The storage means includes a RAM (Random Access Memory), an EEPROM (Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory), a semiconductor storage element such as a flash EEPROM (Flash EEPROM), smart media (SmartMedia (registered trademark)), xD. Picture card (xD-Picture Card), compact flash (CompactFlash), ATA (AT Attachment) card, micro drive, floppy disk, CD-R (Compact Disc-Recordable), CD-RW (Compact Disc-ReWritable), optical Examples include a portable recording medium such as a magnetic disk, a fixed recording medium such as a hard disk, or an external storage device provided in a server computer connected to a network. Furthermore, in the acquisition of the occupant identification information by the occupant identification information acquisition means, in addition to acquisition through an input device such as a keyboard and a pointing device, a communication line such as a local area network, the Internet, or an intranet is used. Acquisition from external devices. In addition, in the input of the scheduled exit time information by the above-mentioned exit schedule input means, in addition to input via an input device such as a keyboard and a pointing device, externally via a communication line such as a local area network, the Internet, an intranet, etc. Contains input from the device. In addition to acquiring via the input device such as a keyboard and a pointing device, the above-mentioned exiting person specifying information acquisition means can acquire the leaving person specifying information via a communication line such as a local area network, the Internet, or an intranet. Acquisition from external devices. In addition, the acquisition of the device specifying information by the above-mentioned device specifying information acquisition device at the time of leaving the room is performed through a communication line such as a local area network, the Internet, or an intranet in addition to acquisition through an input device such as a keyboard and a pointing device. Acquisition from external devices.
このように、請求項1記載の院内感染防止装置によれば、医療施設の病室への入室予定者及び入室予定時刻を示す入室予定情報を記憶手段によって予め記憶しておくと共に、前記病室への入室者を特定するための入室者特定情報を取得可能としておき、前記入室者特定情報を取得した際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であった場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定し、入室を許可するものと判定した場合のみに前記入室者の前記病室への入室を可能としているので、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を防止することができる。
Thus, according to the nosocomial infection prevention apparatus according to
なお、本発明に係る前記入室認可手段は、請求項2に記載の発明のように、前記入室認可手段は、前記病室の入口に設けられた入口ドアに個別に設けられた電子錠の施錠及び解錠を遠隔制御する入口ドア施錠管理装置を、前記入口ドアの施錠を解錠するように制御することにより前記病室への入室を可能とすることができる。 The entry authorization means according to the present invention is the electronic entry lock provided individually at the entrance door provided at the entrance of the hospital room . The entrance door lock management device that remotely controls locking and unlocking is controlled so as to unlock the entrance door, thereby enabling entry into the hospital room.
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記病室への入室者の入室時刻及び当該入室者を示す入室履歴情報を前記記憶手段に記憶する入室履歴記憶手段を更に備えることが好ましい。これにより、院内感染が発生した場合の感染経路を把握しやすくすることができる。 In addition, as in the invention described in claim 3 , the present invention further includes an entry history storage means for storing in the storage means the entry time of the entry person to the sick room and the entry history information indicating the entry person. Is preferred. Thereby, it is possible to easily grasp the infection route when nosocomial infection occurs.
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記病室が設けられている病棟への入棟者を特定するための入棟者特定情報を入棟者特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する入棟者特定情報取得手段と、前記入棟者特定情報取得手段によって前記入棟者特定情報が取得された際に、当該入棟者特定情報により特定された入棟者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が第2の所定時間以内であった場合のみに当該入棟者の前記病棟への入棟を許可するものと判定する入棟可否判定手段と、前記入棟可否判定手段によって入棟を許可するものと判定された場合のみに前記入棟者の前記病棟への入棟を可能とする入棟認可手段と、を更に備えることが好ましい。これにより、病棟への入棟者も病室に入室することが予め設定されている入室者のみに制限することができ、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を更に効果的に防止することができる。なお、上記入棟者特定情報取得手段による入棟者特定情報の取得には、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置を介した取得の他、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの取得が含まれる。 Further, according to the present invention, as in the invention described in claim 4 , the occupant identification information for identifying the occupant entering the ward in which the ward is provided via the occupant identification information reader. The occupant identification information acquisition means acquired by reading the information, and the occupant specified by the occupant identification information when the occupant identification information is acquired by the occupant identification information acquisition means Only when the person who is scheduled to enter is indicated by the entry schedule information and the difference between the current time and the scheduled entry time indicated by the entry schedule information is within the second predetermined time. The admission permission determination means for determining that the occupant is allowed to enter the ward, and only when the admission permission determination means determines that the admission is permitted, The admission approval means that enables entry into the ward, and It is preferably provided. As a result, people who enter the ward can also be restricted to only those who are set in advance to enter the ward, and more effectively prevent nosocomial infections mediated by an unspecified number of people. be able to. In addition to acquiring via the input device such as a keyboard and a pointing device, the above-mentioned accessor specifying information acquisition means can acquire communication information such as a local area network, the Internet, and an intranet. Acquisition from an external device via.
また、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記退室認可手段が、前記病室の出口に設けられた出口ドアに個別に設けられた電子錠の施錠及び解錠を遠隔制御する出口ドア施錠管理装置を、前記出口ドアの施錠を解錠するように制御することにより前記病室からの退室を可能とするものとしてもよい。これにより、病室からの退室者についても病室に入室することが予め設定されている入室者のみに制限することができ、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を更に効果的に防止することができる。 Further, according to the present invention, as in the invention described in claim 5 , the exit permitting means remotely controls locking and unlocking of the electronic lock provided individually at the exit door provided at the exit of the hospital room. The exit door locking management device may be allowed to leave the hospital room by controlling to unlock the exit door. As a result, even those who leave the room can be restricted to only those who have been set in advance to enter the room, and more effectively prevent nosocomial infections mediated by an unspecified number of people entering the room. be able to.
なお、請求項1〜請求項5記載の発明は、請求項6に記載の発明のように、前記病室からの退室者の退室時刻及び当該退室者を示す退室履歴情報を前記記憶手段に記憶する退室履歴記憶手段を更に備えてもよい。これにより、院内感染が発生した場合の感染経路を把握しやすくすることができる。
The invention according to
更に、請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の発明は、請求項7に記載の発明のように、前記病室が設けられている病棟からの退棟者を特定するための退棟者特定情報を取得する退棟者特定情報取得手段と、前記退棟者特定情報取得手段によって前記退棟者特定情報が取得された際に、当該退棟者特定情報により特定された退棟者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第4の所定時間以内であった場合のみに当該退棟者の前記病棟からの退棟を許可するものと判定する退棟可否判定手段と、前記退棟可否判定手段によって退棟を許可するものと判定された場合のみに前記退棟者の前記病棟からの退棟を可能とする退棟認可手段と、を更に備えることが好ましい。これにより、病棟からの退棟者も病室に入室することが予め設定されている入室者のみに制限することができ、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を更に効果的に防止することができる。なお、上記退棟者特定情報取得手段による退棟者特定情報の取得には、キーボード、ポインティング・デバイス等の入力装置を介した取得の他、ローカル・エリア・ネットワーク、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの取得が含まれる。
Furthermore, the invention according to any one of
一方、上記目的を達成するために、請求項8記載の院内感染防止プログラムは、コンピュータを、医療施設の病室への入室予定者及び入室予定時刻を示す入室予定情報を入室予定情報受付装置を介して受け付けることにより入力する入室予定入力手段、前記入室予定入力手段によって入力された前記入室予定情報を記憶手段に記憶することにより登録する入室予定登録手段、前記病室への入室者を特定するための入室者特定情報を入室者特定情報読取装置に対して読み取らせることにより取得する入室者特定情報取得手段、前記入室者が前記病室へ入室する際に当該入室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための入室時用具特定情報を入室時用具特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する入室時用具特定情報取得手段、前記入室者特定情報取得手段によって前記入室者特定情報が取得された際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であり、前記入室時用具特定情報と該入室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記入室時用具特定情報取得手段によって取得された前記入室時用具特定情報により示される用具が前記病室に入室する際に当該病室内の患者からの感染を防止するために必要とされる全ての用具を含むと判定した場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定する入室可否判定手段、前記入室可否判定手段によって入室を許可するものと判定された場合のみに前記入室者の前記病室への入室を可能とする入室認可手段、前記病室への入室者の当該病室からの退室予定時刻を示す退室予定時刻情報を退室予定時刻情報受付装置を介して受け付けることにより入力する退室予定入力手段、前記退室予定入力手段によって入力された前記退室予定時刻情報を対応する前記入室予定情報に関連付けて前記記憶手段に記憶することにより登録する退室予定登録手段、前記病室からの退室者を特定するための退室者特定情報を退室者特定情報読取装置に対して読み取らせることにより取得する退室者特定情報取得手段、前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であった場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を許可すると判定する退室可否判定手段、前記退室可否判定手段によって退室を許可するものと判定された場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を可能とする退室認可手段、及び、前記退室者が前記病室から退室する際に当該退室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための退室時用具特定情報を取得すると共に、使用済みの前記用具を収容する収容具を特定するための収容具特定情報を取得する退室時用具特定情報取得手段として機能させるための院内感染防止プログラムであって、前記退室可否判定手段が、前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致すると共に、この時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であり、かつ前記退室時用具特定情報と該退室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報が取得されなかったと判定した場合または前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報のうち、前記収容具特定情報のみが取得されたと判定した場合に前記退室者の前記病室からの退室を許可するものと判定するものである。 On the other hand, in order to achieve the above object, the nosocomial infection prevention program according to claim 8 uses a computer to enter a room entrance schedule information indicating a room entrance schedule information and a person scheduled to enter a hospital room of a medical facility via an entrance schedule information receiving apparatus. The entrance schedule input means for inputting by receiving the information, the entrance schedule registration means for registering by storing the entrance schedule information input by the entrance schedule input means in the storage means, and the person entering the hospital room are specified. Occupant identification information acquisition means for acquiring the occupant identification information for reading by the occupant identification information reader, the hospital infection from the belongings of the occupant when the occupant enters the hospital room Entering the room by reading the room entry tool specifying information for specifying the tool required to prevent the entry through the room entry tool specifying information reader When the occupant identification information is acquired by the tool identification information acquisition means and the occupant identification information acquisition means, the occupant schedule specified by the occupant identification information is indicated by the occupancy schedule information. And the difference between the time at this time and the scheduled entry time indicated by the scheduled entry information is within a predetermined time, and is specified by the entry time tool specifying information and the entry time tool specifying information. The information acquired by the device specifying information acquisition unit at the time of entering the room by referring to a database in a table format in which necessity information indicating necessity of each disease to be prevented from hospital infection for the device is associated in advance. the only if the tool indicated by the equipment identification information when filling chamber is determined to include all equipment needed to prevent infection from patients with the disease chamber when entering the patient's room A room admission determination unit that determines that a room person is allowed to enter the hospital room, and only when the room person is allowed to enter the room by the room admission determination unit. The room entry authorization means, the room exit schedule input means for inputting the scheduled exit time information indicating the scheduled exit time of the person entering the hospital room from the hospital room via the scheduled exit time information receiving device, the exit schedule Exit schedule registration means for registering by registering the scheduled exit time information input by the input means by storing in the storage means in association with the corresponding entrance schedule information, exit person for specifying the exit person from the hospital room Leaving person specific information acquiring means for acquiring specific information by causing the leaving person specific information reading device to read the information, and the leaving person specifying information acquiring means to exit the room When the person specifying information is acquired, the person leaving the room specified by the person leaving the room information matches the person entering the room indicated by the room entry schedule information, and the time at this point and the room entry schedule information are associated with each other. A room availability determination unit that determines that the person leaving the room is permitted to leave the room only when a difference from the scheduled room time indicated by the scheduled room time information stored is within a third predetermined time; Only when it is determined that the leaving is permitted by the leaving permission determination means, the leaving approval means for allowing the leaving person to leave the room, and the leaving when the leaving person leaves the room. To obtain information on leaving the room for identifying equipment required to prevent nosocomial infections from the property of the person in person, and to identify the container that houses the used equipment A nosocomial infection prevention program for functioning as an out-of-room equipment specifying information acquisition means for acquiring a storage equipment specifying information, wherein the leaving availability determination means is obtained by the left person specifying information acquisition means. When the exit person specified by the exit person specifying information matches the entrance person indicated by the entrance schedule information, the time stored at this time and the associated entrance schedule information are stored. The difference between the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information is within a third predetermined time, and is a target for prevention of nosocomial infection of the equipment specified by the exit time tool specifying information and the exit time tool specifying information. By referring to a database in a table format in which necessity information indicating necessity for each disease is associated in advance, the above-mentioned device information acquisition unit for leaving the room is used. When it is determined that the exiting tool specifying information and the storing tool specifying information have not been acquired, or the leaving tool specifying information and the storing tool specifying information by the leaving tool specifying information acquiring means, the storing tool specifying information When it is determined that only the user has been acquired, it is determined that the person leaving the room leaves the room.
従って、請求項8記載の院内感染防止プログラムによれば、コンピュータに対して請求項1記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1記載の発明と同様に、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を防止することができる。 Therefore, according to the nosocomial infection prevention program according to the eighth aspect , the computer can be operated in the same manner as the invention according to the first aspect. Can prevent nosocomial infections mediated by the elderly.
本発明によれば、医療施設の病室への入室予定者及び入室予定時刻を示す入室予定情報を記憶手段によって予め記憶しておくと共に、前記病室への入室者を特定するための入室者特定情報を取得可能としておき、前記入室者特定情報を取得した際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であった場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定し、入室を許可するものと判定した場合のみに前記入室者の前記病室への入室を可能としているので、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を防止することができる、という効果が得られる。 According to the present invention, the entrance schedule information indicating the scheduled entrance time and the scheduled entrance time to the hospital room of the medical facility is stored in advance by the storage means, and the entrance person specifying information for specifying the entrance person to the hospital room When the occupant identification information is acquired, the occupant identified by the occupant identification information matches the scheduled occupant indicated by the occupancy schedule information, and the time at this time Only when the difference between the scheduled entry time indicated by the scheduled entry information and the scheduled entry time is within a predetermined time, it is determined that the entry person is allowed to enter the hospital room, and the entry is determined to be permitted. Only in some cases, the occupant can enter the hospital room, so that it is possible to prevent nosocomial infections mediated by an unspecified number of occupants.
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明を、医療施設内に張り巡らされているネットワークを利用して構築された院内感染防止システムとして適用した場合について説明する。 The best mode for carrying out the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. Here, the case where the present invention is applied as a nosocomial infection prevention system constructed using a network stretched in a medical facility will be described.
まず、図1を参照して、本発明が適用された院内感染防止システム10の構成を説明する。 First, the configuration of a hospital infection prevention system 10 to which the present invention is applied will be described with reference to FIG.
同図に示すように、本形態に係る院内感染防止システム10は、当該システム10全体を管理するシステム管理サーバ20と、各々医療施設内の各所に設置され、端末装置として機能する複数のパーソナル・コンピュータ(以下、「端末PC」という。)30と、医療施設における予め定められた複数のドアに対して個別に設けられた複数の電子錠42の施錠及び解錠を遠隔制御する施錠管理サーバ40と、上記ドアの近傍に各々設けられた複数の操作パネル60との間での各種情報の授受を司る情報管理サーバ50と、を含んで構成されている。
As shown in the figure, the nosocomial infection prevention system 10 according to this embodiment includes a
なお、図2に示されるように、本形態に係る電子錠42は、医療施設90の病棟入口のドア92A、病棟出口のドア92B、及び各病室のドア92Cに対して設けられている。
As shown in FIG. 2, the
また、図2に示されるように、本形態に係る操作パネル60は、医療施設90の病棟入口のドア92Aが設置されている壁面における入棟側の当該ドアの近傍と、医療施設90の病棟出口のドア92Bが設置されている壁面における退棟側の当該ドアの近傍と、医療施設90の各病室に設けられたドア92Cが設置されている壁面における入室側及び退室側の当該ドアの近傍に各々1台ずつ設けられている。そして、各操作パネル60は、図1に示すように、各々、所持者を特定するための識別コードが記憶されたID(Identification)カードから当該識別コードを読み取るIDカードリーダ62と、取り付けられている用具を特定するための識別コードが記憶されたICタグから当該識別コードを非接触で読み取るタグリーダ64と、各種情報を表示するディスプレイ66と、を備えている。
As shown in FIG. 2, the
すなわち、本形態に係る院内感染防止システム10では、医療施設90の各病室に通じるドア92A〜92Cの通過を制限するためにIDカードを用いており、ドア92A〜92Cの通過が許可された人(以下、「通過許可者」という。)には、当該通過許可者を特定するための個別の識別コード(後述する「関係者識別コード」に相当。)が記憶されたIDカードが予め配布される。そして、通過許可者は、ドア92A〜92Cを通過する際に、当該ドアの近傍に設けられているIDカードリーダ62によって配布されたIDカードに記憶されている識別コードを読み取らせる操作を行うことになる。
That is, in the nosocomial infection prevention system 10 according to this embodiment, an ID card is used to restrict the passage of the
また、本形態に係る院内感染防止システム10では、院内感染を防止するために必要とされるマスク、手袋等の装備類や、病室内の患者の検査や治療等に用いる器具類(以下、当該装備類及び器具類を「必要用具」と総称する。)の各々に対して、当該必要用具を特定するための個別の識別コード(後述する「用具識別コード」に相当。)が記憶されたICタグを取り付けている。そして、通過許可者が医療施設90の各病室に通じるドア92A〜92Cを通過する際に、当該通過許可者により必要用具を装着したり、所持している際には、当該必要用具に取り付けられたICタグから識別コードがタグリーダ64により読み出されることになる。なお、図2に示されるように、本実施の形態に係る医療施設90の各病室には、各種廃棄物を収容するための廃棄物カート94が配置されているが、当該廃棄物カート94に対しても、当該廃棄物カート94を特定するための識別コードが記憶されたICタグが予め取り付けられている。
Further, in the hospital infection prevention system 10 according to the present embodiment, equipment such as a mask and gloves required for preventing hospital infection, and instruments used for examination and treatment of patients in a hospital room (hereinafter, the relevant) For each of the equipments and instruments as “necessary tools”), an IC in which an individual identification code (corresponding to “tool identification code” described later) for specifying the necessary tools is stored. A tag is attached. Then, when the passage permitter passes through the
なお、本形態に係る操作パネル60には、パスワード等の各種情報を入力するためのテンキー(図示省略。)も備えられている。
Note that the
図1に示すように、システム管理サーバ20、各端末PC30、施錠管理サーバ40、及び情報管理サーバ50は、モデム、ルータ、TA(Terminal Adapter)等の接続装置70を介してネットワーク(ここでは、イントラネット)12に接続されており、システム管理サーバ20と、各端末PC30、施錠管理サーバ40及び情報管理サーバ50とは、ネットワーク12を介して相互通信が可能とされている。従って、システム管理サーバ20は、施錠管理サーバ40に対する当該施錠管理サーバ40を介した各電子錠42の施錠及び解錠の制御と、情報管理サーバ50を介した各操作パネル60のIDカードリーダ62及びタグリーダ64によって読み出された識別コードの取得と、情報管理サーバ50を介した各操作パネル60に設けられているディスプレイ66による各種情報の表示とを、ネットワーク12を介して行うことができる。また、各端末PC30は、システム管理サーバ20によって記憶されている各種情報を取得することができる。
As shown in FIG. 1, the
なお、ネットワーク12はイントラネットに限らず、インターネット、LAN(Local Area Network)、VAN(Value Added Network)、電話回線網、エコーネット(ECHONET)、HomePNA等の各種ネットワークを単独又は組み合わせて適用することもできる。
The
端末PC30、施錠管理サーバ40及び情報管理サーバ50には、各種情報を入力するためのキーボード、マウス等の入力装置、各種メニュー画面や処理結果等を表示するためのモニタ装置(ディスプレイ)、及び各種情報を印刷するためのプリンタが備えられている。なお、このハードウェア構成は一般的なものであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
The
次に、図3を参照して、院内感染防止システム10において特に重要な役割を有するシステム管理サーバ20の電気系の主要構成を説明する。
Next, with reference to FIG. 3, the main structure of the electrical system of the
同図に示すように、本実施の形態に係るシステム管理サーバ20は、システム管理サーバ20全体の動作を司るCPU(中央処理装置)20Aと、CPU20Aによる各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)20Bと、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)20Cと、各種情報を記憶するために用いられるハードディスク20Dと、各種情報を入力するために用いられるキーボード20Eと、各種情報を表示するために用いられるディスプレイ20Fと、ネットワーク12を介して外部装置との各種情報の授受を行う入出力ポート20Gと、が備えられており、これら各部はシステムバスBUSにより相互に接続されている。
As shown in the figure, the
従って、CPU20Aは、RAM20B、ROM20C、及びハードディスク20Dに対するアクセス、キーボード20Eを介した各種入力情報の取得、ディスプレイ20Fに対する各種情報の表示、及び入出力ポート20Gを介したネットワーク12に接続された外部装置との間の各種情報の授受、を各々行うことができる。
Therefore, the
一方、図4には、システム管理サーバ20に備えられたハードディスク20Dの主な記憶内容が模式的に示されている。同図に示すように、ハードディスク20Dには、各種データベースを記憶するためのデータベース領域DBと、システム管理サーバ20を制御するための制御プログラムや各種処理を行うためのプログラム等を記憶するためのプログラム領域PGと、が設けられている。
On the other hand, FIG. 4 schematically shows main storage contents of the
また、データベース領域DBには、医療施設90における医師、看護師及び各種作業者(以下、当該医師、看護師及び各種作業者を総称して「関係者」という。)に関する情報を記憶するための関係者データベースDB1と、医療施設90の病棟における各病室に入院している患者に関する情報を記憶するための患者データベースDB2と、必要用具に関する情報を記憶するための病気別用具データベースDB3と、関係者の病室に対する入室及び退室の予定に関する情報を記憶するためのスケジュールデータベースDB4と、関係者の病室に対する入室及び退室の履歴に関する情報を記憶するための履歴データベースDB5と、が含まれる。以下、これらのデータベースの構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。 The database area DB stores information on doctors, nurses, and various workers in the medical facility 90 (hereinafter, the doctors, nurses, and various workers are collectively referred to as “related persons”). A related person database DB1, a patient database DB2 for storing information about patients admitted to each room in the ward of the medical facility 90, a disease-specific tool database DB3 for storing information about necessary tools, and a related person A schedule database DB4 for storing information related to the schedule of entering and leaving the hospital room and a history database DB5 for storing information related to the history of entering and leaving the hospital room of the concerned person are included. Hereinafter, the configuration of these databases will be described in detail with reference to the drawings.
図5に示すように、本実施の形態に係る関係者データベースDB1は、関係者識別コード及びパスワードの各情報が記憶されるように構成されている。 As shown in FIG. 5, the participant database DB1 according to the present embodiment is configured to store each piece of information of a participant identification code and a password.
なお、上記関係者識別コード情報は、各関係者を識別するために各関係者毎に異なるデータ(本実施の形態では数値データ)として予め付与されるものであり、上記パスワード情報は、対応する関係者によって登録されたパスワードである。 The related party identification code information is given in advance as different data (numerical data in the present embodiment) for each related party in order to identify each related party, and the password information corresponds to the related party identification code information. It is a password registered by the parties concerned.
本実施の形態に係る院内感染防止システム10では、全ての関係者を暫定的に通過許可者としており、各関係者には、自身に割り振られた関係者識別コードが記憶されたIDカードが予め配布される。なお、院内感染防止システム10では、関係者識別コードの上一桁を、対応する関係者の種別(ここでは、医師、看護師、各種作業者の3種別)を示すものとして用いており、当該上一桁を参照することで、対応する関係者の種別を特定することができる。 In the nosocomial infection prevention system 10 according to the present embodiment, all parties are provisionally permitted to pass, and each party has an ID card that stores the party identification code assigned to it in advance. Distributed. In the hospital infection prevention system 10, the first digit of the related person identification code is used to indicate the type of the corresponding related person (here, 3 types of doctor, nurse, and various workers). By referring to the first digit, the type of the corresponding party can be specified.
一方、図6に示すように、本実施の形態に係る患者データベースDB2は、患者識別コード、セキュリティレベル、病名及び病室の各情報が記憶されるように構成されている。 On the other hand, as shown in FIG. 6, the patient database DB2 according to the present embodiment is configured to store information on a patient identification code, a security level, a disease name, and a hospital room.
なお、上記患者識別コード情報は、各患者を識別するために各患者毎に異なるデータ(本実施の形態では数値データ)として予め付与されるものである。 The patient identification code information is given in advance as different data (numerical data in the present embodiment) for each patient in order to identify each patient.
また、上記セキュリティレベル情報は、対応する患者が入院している病室への入室の許可レベルを示す情報である。本実施の形態に係る院内感染防止システム10では、上記セキュリティレベル情報として、病室に無制限に入室できるレベル1と、病室に制限付きで入室できるレベル2と、病室に入室できないレベル3と、の3段階のレベルが適用されている。なお、院内感染防止システム10では、セキュリティレベルがレベル2とされた病室への入室は医師及び看護師のみが入室できるものとしている。
The security level information is information indicating a permission level for entering a hospital room where the corresponding patient is hospitalized. In the nosocomial infection prevention system 10 according to the present embodiment, the security level information includes
また、上記病名情報は、対応する患者の病名を示す情報であり、上記病室情報は、対応する患者が入院している病室を示す情報である。 The disease name information is information indicating a disease name of the corresponding patient, and the hospital room information is information indicating a hospital room in which the corresponding patient is hospitalized.
一方、図7に示すように、本実施の形態に係る病気別用具データベースDB3は、病名及び必要用具の各情報が記憶されるように構成されている。また、当該必要用具情報には、キャップ、手袋、マスク、フェイスシールド、ガウン、器具(病室内の患者の検査や治療等に用いる器具)、スリッパ及び患者移送時の患者の装備の各情報が含まれている。 On the other hand, as shown in FIG. 7, the disease-specific tool database DB3 according to the present embodiment is configured to store each information of a disease name and necessary tools. The necessary equipment information includes information on caps, gloves, masks, face shields, gowns, equipment (apparatus used for examination and treatment of patients in a hospital room), slippers, and patient equipment during patient transfer. It is.
なお、上記病名情報は、院内感染防止システム10において院内感染の防止対象としている病気の名称を示す情報である。 The disease name information is information indicating the name of a disease that is the target of hospital infection prevention in the hospital infection prevention system 10.
また、上記必要用具情報は、対応する病気を患っている患者が入院している病室に入室する際に必要とされる必要用具を示す情報である。同図に示すように、本実施の形態に係る病気別用具データベースDB3では、当該必要用具情報を、院内感染の防止対象とする各病気毎に必要/不必要の別を示す情報(ここでは、必要である場合は‘○’で不必要である場合は‘−’)がテーブル形式で記憶されている。同図に示す例では、例えば、「麻疹」、「水痘」、「結核」の何れかを患っている患者の病室に入室する際には、キャップ、手袋、マスク、フェイスシールド、ガウン、器具、スリッパ、及び患者移送時の患者の装備を装着ないし所持する必要があることを示している。 The necessary tool information is information indicating necessary tools required when a patient suffering from a corresponding disease enters a hospital room. As shown in the figure, in the disease-specific tool database DB3 according to the present embodiment, the necessary tool information is information indicating whether necessary / unnecessary for each disease to be prevented from hospital infection (here, When it is necessary, “◯” is stored. When it is unnecessary, “−”) is stored in a table format. In the example shown in the figure, for example, when entering the patient's room suffering from any of “measles”, “varicella”, “tuberculosis”, a cap, gloves, mask, face shield, gown, instrument, It shows that it is necessary to wear or carry slippers and patient equipment during patient transfer.
なお、本実施の形態に係る院内感染防止システム10では、取り扱い対象としている全ての必要用具に対して、各々を識別するために各必要用具毎に異なる用具識別コード(本実施の形態ではアルファベットと数値を組み合わせたデータ)が予め付与されており、上記必要用具情報として、必要/不必要の別を示す情報に加え、必要である場合の当該必要用具に対応する用具識別コード情報も記憶されている。同図に示す例では、例えば、「麻疹」を患っている患者の病室に入室する際に必要とされるキャップは、用具識別コードとして‘A01’が付与されたキャップであることを示している。なお、本実施の形態に係る院内感染防止システム10では、取り扱い対象としている全ての必要用具に対して用具識別コードが記憶されたICタグが取り付けられることは前述した通りである。 In addition, in the hospital infection prevention system 10 according to the present embodiment, for all necessary tools to be handled, a different tool identification code for each necessary tool (in this embodiment, alphabet and (A combination of numerical values) is provided in advance, and as the necessary tool information, in addition to information indicating whether it is necessary / unnecessary, tool identification code information corresponding to the necessary tool when necessary is also stored. Yes. In the example shown in the figure, for example, a cap required when entering a patient room of a patient suffering from “measles” is a cap assigned with “A01” as a device identification code. . As described above, in the hospital infection prevention system 10 according to the present embodiment, an IC tag storing a device identification code is attached to all necessary tools to be handled.
一方、図8に示すように、本実施の形態に係るスケジュールデータベースDB4は、関係者識別コード、入退室日時、患者識別コード、病室及び完了の各情報が記憶されるように構成されている。 On the other hand, as shown in FIG. 8, the schedule database DB4 according to the present embodiment is configured to store each information of a participant identification code, entry / exit date / time, patient identification code, hospital room, and completion.
なお、上記関係者識別コード情報、患者識別コード情報及び病室情報は、関係者データベースDB1及び患者データベースDB2のそれと同一の情報であり、上記入退室日時情報は、対応する関係者識別コードにより特定される関係者の、対応する病室への入室予定日時及び当該病室からの退室予定日時を示す情報である。 The related party identification code information, patient identification code information, and patient room information are the same information as that of the related party database DB1 and patient database DB2, and the entry / exit date information is specified by the corresponding related party identification code. Information indicating the scheduled date and time of entering the corresponding hospital room and the scheduled date and time of leaving the hospital room.
同図に示す例では、例えば、関係者識別コードとして‘0001’が付与された関係者が、2004年7月16日の14時から15時まで、患者識別コードとして‘5001’が付与された患者の病室に入室する予定(スケジュール)となっていることを示している。 In the example shown in the figure, for example, a participant who is assigned '0001' as a participant identification code is assigned '5001' as a patient identification code from 14:00 to 15:00 on July 16, 2004. This shows that the patient is scheduled to enter the patient's room (schedule).
また、上記完了情報は、対応するスケジュールが完了したか否かを示す情報(ここでは、完了した場合は‘○’で未完了である場合は‘−’)である。 Further, the completion information is information indicating whether or not the corresponding schedule is completed (here, “○” when completed, and “−” when not completed).
一方、図9に示すように、本実施の形態に係る履歴データベースDB5は、日付、時刻、関係者識別コード、病室及び患者識別コードの各情報が記憶されるように構成されている。 On the other hand, as shown in FIG. 9, the history database DB5 according to the present embodiment is configured to store information on date, time, person identification code, hospital room, and patient identification code.
なお、上記関係者識別コード情報、病室情報及び患者識別コード情報は、関係者データベースDB1及び患者データベースDB2のそれと同一の情報であり、上記日付情報及び時刻情報は、対応する関係者識別コードによって特定される関係者が、対応する患者の入院している病室に入室した日付及び時刻(入室時刻及び退室時刻)を示す情報である。 The related party identification code information, the room information and the patient identification code information are the same information as that of the related party database DB1 and the patient database DB2, and the date information and time information are specified by the corresponding related party identification code. It is the information which shows the date and time (entrance time and leaving time) when the related person entered the hospital room where the corresponding patient is hospitalized.
同図に示す例では、例えば、関係者識別コードとして‘0001’が付与された関係者が、2004年7月16日の14時から14時52分まで、患者識別コードとして‘5001’が付与された患者の病室に入室していたことを示している。 In the example shown in the figure, for example, a party to whom “0001” is assigned as a party identification code is assigned “5001” as a patient identification code from 14:00 to 14:52 on July 16, 2004. Indicates that the patient was admitted to the hospital room.
次に、本実施の形態に係る院内感染防止システム10の作用を説明する。なお、錯綜を回避するために、以下では、関係者データベースDB1、患者データベースDB2、及び病気別用具データベースDB3の各データベースが予め構築されており、各関係者に自身に付与された関係者識別コードが記憶されたIDカードが配布されており、各必要用具に、当該必要用具に付与された用具識別コードが記憶されたICタグが取り付けられている場合について説明する。 Next, the operation of the hospital infection prevention system 10 according to the present embodiment will be described. In order to avoid complications, in the following, each database of the participant database DB1, the patient database DB2, and the disease-specific tool database DB3 has been constructed in advance, and a participant identification code assigned to each participant. A case will be described in which an ID card in which is stored is distributed and an IC tag storing a tool identification code assigned to the required tool is attached to each required tool.
まず、図10を参照して、各関係者のスケジュールをスケジュールデータベースDB4に登録する際の院内感染防止システム10の作用を説明する。なお、図10は、何れかの関係者に関する病室への入退室スケジュールを登録する旨の指示入力(以下、「登録指示入力」という。)がシステム管理サーバ20に対して行われた際に、システム管理サーバ20のCPU20Aにおいて実行されるスケジュール登録プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはハードディスク20Dのプログラム領域PGに予め記憶されている。
First, with reference to FIG. 10, the operation of the nosocomial infection prevention system 10 when registering the schedule of each party in the schedule database DB4 will be described. Note that FIG. 10 shows that when an instruction input for registering an entrance / exit schedule to a hospital room related to any related party (hereinafter referred to as “registration instruction input”) is made to the
同図のステップ100では、スケジュールの登録対象とする関係者の関係者識別コード、当該関係者が入室予定としている病室、当該病室への入退室日時、及び当該病室に入院している患者の患者識別コードの各情報の入力を促すメッセージをディスプレイ20Fに表示することにより、これらの各情報を入力させる。なお、この際、当該スケジュールの登録者は、システム管理サーバ20に設けられているキーボード20Eを用いて、これらの情報を入力する。
In
そして、次のステップ102にて、入力された各情報をスケジュールデータベースDB4に登録し、その後に本スケジュール登録プログラムを終了する。なお、上記ステップ102では、入力された関係者識別コードが既に登録されている場合は、当該関係者識別コード以外の入力情報を既登録の関係者識別コードに対応付けて登録し、入力された関係者識別コードが登録されていない場合には、入力情報の全てを新規に登録するようにする。また、このとき、対応する完了情報として未完了であることを示す情報(ここでは、‘−’)を登録するようにする。
Then, in the
以上のスケジュール登録プログラムの実行により、図8に示されるスケジュールデータベースDB4が構築されることになる。 By executing the above schedule registration program, the schedule database DB4 shown in FIG. 8 is constructed.
次に、図11を参照して、システム管理サーバ20において実行される院内感染防止処理について説明する。なお、図11は、所定期間(本実施の形態では、0.1秒間)毎にシステム管理サーバ20のCPU20Aにおいて実行される院内感染防止プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもハードディスク20Dのプログラム領域PGに予め記憶されている。
Next, nosocomial infection prevention processing executed in the
まず、ステップ200では、病棟に入棟する際に通過するドア92Aの当該病棟の外側に設けられた操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードに対する読み取りが行われたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202に移行して、病棟入棟検査処理プログラム(サブルーチン・プログラム)を実行し、その後に本院内感染防止プログラムを終了する。
First, in
一方、上記ステップ200において否定判定となった場合はステップ204に移行し、病棟内における何れかの病室に入室する際に通過するドア92Cの当該病室の外側に設けられた操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードに対する読み取りが行われたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ206に移行して、病室入室検査処理プログラム(サブルーチン・プログラム)を実行し、その後に本院内感染防止プログラムを終了する。
On the other hand, if a negative determination is made in
一方、上記ステップ204において否定判定となった場合はステップ208に移行し、病棟内における何れかの病室から退室する際に通過するドア92Cの当該病室の内側に設けられた操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードに対する読み取りが行われたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ210に移行して、病室退室検査処理プログラム(サブルーチン・プログラム)を実行し、その後に本院内感染防止プログラムを終了する。
On the other hand, if a negative determination is made in step 204, the process proceeds to step 208, where the ID card of the
一方、上記ステップ208において否定判定となった場合はステップ212に移行し、病棟から退棟する際に通過するドア92Bの当該病棟の内側に設けられた操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードに対する読み取りが行われたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ214に移行して、病棟退棟検査処理プログラム(サブルーチン・プログラム)を実行し、その後に本院内感染防止プログラムを終了する。
On the other hand, if a negative determination is made in
なお、上記ステップ212において否定判定となった場合は、医療施設90の病棟における何れのドアでもIDカードの読み取り操作は行われなかったものと見なして、何ら処理を実行することなく本院内感染防止プログラムを終了する。
If the determination in
次に、図12を参照して、病棟入棟検査処理プログラムについて説明する。なお、図12は、当該病棟入棟検査処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもハードディスク20Dのプログラム領域PGに予め記憶されている。
Next, with reference to FIG. 12, a ward entrance examination processing program will be described. FIG. 12 is a flowchart showing the processing flow of the ward entrance examination processing program, which is also stored in advance in the program area PG of the
同図のステップ300では、院内感染防止プログラムのメイン・ルーチン(図11も参照。)のステップ200において読み取りが行われたと判定された関係者識別コードを、読み取りを行った操作パネル60(以下、「処理対象入棟操作パネル」という。)からネットワーク12を介して取得する。
In
次のステップ302では、取得した関係者識別コードが関係者データベースDB1に登録されているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ304に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ318に移行する。
In the
ステップ304では、取得した関係者識別コードに対応するパスワード情報を関係者データベースDB1から読み出すと共に、取得した関係者識別コードに対応する入退室日時情報をスケジュールデータベースDB4から読み出す。例えば、関係者データベースDB1及びスケジュールデータベースDB4が各々図5及び図8に示すものである場合、取得した関係者識別コードが‘0001’であった場合には、上記パスワード情報として‘ABCD’が読み出され、上記入退室日時情報として、‘040716 14:00−040716 15:00’、‘040716 15:30−040716 16:30’、・・・、が読み出される。
In
次のステップ306では、読み出した入退室日時情報のうち、この時点の日時に最も近い入室予定日時を示す入退室日時情報によって示される当該入室予定日時と、この時点の日時との差が所定時間(本発明の「第2の所定時間」に相当し、本実施の形態では、10分)以内であるか否かを判定することによって入棟者がスケジュール通りに入棟しようとしているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ308に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ318に移行する。
In the
ここで、病棟に入棟しようとしている関係者は、処理対象入棟操作パネルに設けられている不図示のテンキーを用いて、自身が登録したパスワードを入力する。 Here, the person who is going to enter the ward inputs the password registered by himself / herself using a numeric keypad (not shown) provided on the processing target ward operation panel.
そこで、ステップ308では、当該パスワードを処理対象入棟操作パネルからネットワーク12を介して取得し、次のステップ310では、取得したパスワードと、上記ステップ304の処理によって読み出したパスワード情報により示されるパスワードが一致するか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ312に移行し、否定判定となった場合には後述するステップ318に移行する。
Therefore, in
ステップ312では、上記ステップ300の処理によって取得した関係者識別コードに対応する患者識別コード情報及び病室情報をスケジュールデータベースDB4から読み出した後、当該患者識別コード情報に対応する病名情報を患者データベースDB2から読み出し、更に、読み出した病名情報に対応する必要用具情報を病気別用具データベースDB3から読み出す。そして、次のステップ314にて、読み出した病室情報及び必要用具情報を用いて、入室を予定している病室毎に装備ないし所持する必要のある必要用具を示す画面(以下、「必要用具表示画面」という。)が処理対象入棟操作パネルのディスプレイ66に表示されるように当該操作パネルを、ネットワーク12を介して制御する。
In
図13には、上記ステップ314の処理によって処理対象入棟操作パネルのディスプレイ66に表示される必要用具表示画面の表示状態例が示されている。同図に示す例では、必要用具表示画面として、これから入室を予定している病室毎に装備ないし所持する必要のある必要用具を示す名称及び用具識別コードが表示される。従って、病棟への入棟者は、当該必要用具表示画面を参照することによって、これから入室を予定している病室に入室する際の必要用具を把握することができる。
FIG. 13 shows an example of a display state of a necessary tool display screen displayed on the
次のステップ316では、ドア92Aの施錠を解錠するようにネットワーク12を介して施錠管理サーバ40を制御し、その後に本病棟入棟検査処理プログラムを終了する。
In the
一方、ステップ318では、読み取られた関係者識別コード、予定されていたスケジュール、及び入力されたパスワードの何れかにおいて不備があったためドア92Aの施錠を解錠することができない旨のエラーメッセージを処理対象入棟操作パネルのディスプレイ66によって表示させ、その後に本病棟入棟検査処理プログラムを終了する。
On the other hand, in
以上の病棟入棟検査処理プログラムによる検査を経て病棟内に入棟した関係者は、処理対象入棟操作パネルのディスプレイ66により表示された必要用具表示画面によって示された次の訪問先病室に関する必要用具を、当該必要用具が保管されている部屋(図2に示す例では、着衣室及び器材庫)において装着ないし所持した後に目的とする病室に向かう。そして、当該関係者は、目的とする病室の外側に設けられた操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードの読み取りを行う。この結果、前述した院内感染防止プログラムのステップ204の処理において肯定判定となって、病室入室検査処理プログラムが実行される。
The person who entered the ward through the examination by the above-mentioned ward entry examination processing program needs the next visit room indicated by the necessary equipment display screen displayed on the
次に、図14を参照して、病室入室検査処理プログラムについて説明する。なお、図14は、当該病室入室検査処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもハードディスク20Dのプログラム領域PGに予め記憶されている。
Next, with reference to FIG. 14, a hospital room entry examination processing program will be described. FIG. 14 is a flowchart showing the flow of processing of the hospital room entrance examination processing program, and the program is also stored in advance in the program area PG of the
同図のステップ400では、院内感染防止プログラムのメイン・ルーチン(図11も参照。)のステップ204において読み取りが行われたと判定された関係者識別コードを、読み取りを行った操作パネル60(以下、「処理対象入室操作パネル」という。)からネットワーク12を介して取得する。
In
次のステップ402では、取得した関係者識別コードが関係者データベースDB1に登録されているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ404に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ422に移行する。
In the
ステップ404では、取得した関係者識別コードに対応する入退室日時情報及び病室情報をスケジュールデータベースDB4から読み出す。例えば、スケジュールデータベースDB4が図8に示すものである場合、取得した関係者識別コードが‘0001’であった場合には、上記入退室日時情報として、‘040716 14:00−040716 15:00’、‘040716 15:30−040716 16:30’、・・・、が読み出され、上記病室情報として、‘A0101’、‘A0102’、・・・、が読み出される。
In
次のステップ406では、読み出した病室情報により示される病室に処理対象入室操作パネルが設置されている病室が含まれており、かつ読み出した入退室日時情報により示される当該病室への入室予定日時と、この時点の日時との差が所定時間(本発明の「所定時間」に相当し、本実施の形態では、8分)以内であるか否かを判定することによって当該病室への入室者がスケジュール通りに入室しようとしているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ408に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ422に移行する。
In the
ステップ408では、処理対象入室操作パネルに設けられているタグリーダ64によって入室者が装着ないし所持している必要用具に取り付けられたICタグから読み出されている用具識別コードを取得する。なお、ここで、入室者が必要用具を何も装着ないし所持していない場合には用具識別コードが取得されないことは言うまでもない。
In
次のステップ410では、上記ステップ400の処理によって取得した関係者識別コード及び処理対象入室操作パネルが設けられている病室に対応する患者識別コード情報をスケジュールデータベースDB4から読み出した後、当該患者識別コード情報に対応する病名情報を患者データベースDB2から読み出し、更に、読み出した病名情報に対応する必要用具情報を病気別用具データベースDB3から読み出す。そして、次のステップ412にて、上記ステップ408において取得した用具識別コードに上記ステップ410において読み出した必要用具情報における用具識別コードの全てが含まれるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ414に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ422に移行する。
In the
ステップ414では、上記ステップ410の処理において読み出した患者識別コードに対応するセキュリティレベル情報を患者データベースDB2から読み出し、次のステップ416では、読み出したセキュリティレベル情報によって示されるセキュリティレベルが入室可能なセキュリティレベルであるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ418に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ422に移行する。なお、本実施の形態では、上記ステップ416において、セキュリティレベルがレベル1である場合と、セキュリティレベルがレベル2であり、かつ関係者識別コードによって特定される関係者が医師又は看護師である場合に入室可能なセキュリティレベルであるものと判定する。
In
ステップ418では、処理対象入室操作パネルが設けられた病室のドア92Cの施錠を解錠するようにネットワーク12を介して施錠管理サーバ40を制御し、次のステップ420にて、この時点の日付及び時刻と、上記ステップ400において取得した関係者識別コードと、処理対象入室操作パネルが設けられている病室と、当該病室に入院している患者を示す患者識別コードと、を履歴データベースDB5に登録し、その後に本病室入室検査処理プログラムを終了する。
In
一方、ステップ422では、読み取られた関係者識別コード、予定されていたスケジュール、病室への入室に必要とされる必要用具、及び入室する病室のセキュリティレベルの何れかにおいて不備があったためドア92Cの施錠を解錠することができない旨のエラーメッセージを処理対象入室操作パネルのディスプレイ66によって表示させ、その後に本病室入室検査処理プログラムを終了する。
On the other hand, in
以上の病室入室検査処理プログラムによる検査を経て病室内に入室した関係者は、当該病室内において必要な作業を行った後、装着ないし所持していた必要用具の全てを、当該病室内に設けられている廃棄物カート94(図2も参照。)に収容する。そして、当該関係者は、当該病室の内側に設けられた操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードに対する読み取りを行う。この結果、前述した院内感染防止プログラムのステップ208の処理において肯定判定となって、病室退室検査処理プログラムが実行される。
A person who has entered the room after undergoing the examination by the above-mentioned treatment program for entering the hospital room must perform all necessary work in the room and then install all necessary tools that he / she has possessed or possessed in the room. In a waste cart 94 (see also FIG. 2). The concerned person reads the ID card by the
次に、図15を参照して、病室退室検査処理プログラムについて説明する。なお、図15は、当該病室退室検査処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもハードディスク20Dのプログラム領域PGに予め記憶されている。
Next, with reference to FIG. 15, a room exit test processing program will be described. FIG. 15 is a flowchart showing the flow of processing of the room exit test processing program, and the program is also stored in advance in the program area PG of the
同図のステップ500では、院内感染防止プログラムのメイン・ルーチン(図11も参照。)のステップ208において読み取りが行われたと判定された関係者識別コードを、読み取りを行った操作パネル60(以下、「処理対象退室操作パネル」という。)からネットワーク12を介して取得する。
In step 500 of the figure, the operation panel 60 (hereinafter, referred to as the person identification code) determined to have been read in
次のステップ502では、取得した関係者識別コードが関係者データベースDB1に登録されているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ504に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ520に移行する。
In the
ステップ504では、取得した関係者識別コードに対応する入退室日時情報及び病室情報をスケジュールデータベースDB4から読み出す。例えば、スケジュールデータベースDB4が図8に示すものである場合、取得した関係者識別コードが‘0001’であった場合には、上記入退室日時情報として、‘040716 14:00−040716 15:00’、‘040716 15:30−040716 16:30’、・・・、が読み出され、上記病室情報として、‘A0101’、‘A0102’、・・・、が読み出される。
In
次のステップ506では、読み出した病室情報により示される病室に処理対象退室操作パネルが設置されている病室が含まれており、かつ読み出した入退室日時情報により示される当該病室からの退室予定日時と、この時点の日時との差が所定時間(本発明の「第3の所定時間」に相当し、本実施の形態では、9分)以内であるか否かを判定することによって当該病室からの退室者がスケジュール通りに退室しようとしているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ508に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ520に移行する。 In the next step 506, the room indicated by the read out room information includes the room where the processing target exit operation panel is installed, and the scheduled exit date and time from the room indicated by the read out / exit date information and By determining whether or not the difference from the date and time at this time is within a predetermined time (corresponding to the “third predetermined time” of the present invention, which is 9 minutes in the present embodiment), It is determined whether or not the person leaving the room is leaving the room as scheduled. If the determination is affirmative, the process proceeds to step 508. If the determination is negative, the process proceeds to step 520 described later.
ステップ508では、処理対象退室操作パネルに設けられているタグリーダ64によって退室者が装着ないし所持している必要用具に取り付けられたICタグから読み出されている用具識別コードを取得する。なお、ここで、退室者が必要用具を何も装着ないし所持していない場合には用具識別コードが取得されないことは言うまでもない。
In
次のステップ510では、上記ステップ508において用具識別コードが取得されなかったか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ512に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ518に移行する。
In the
ステップ512では、上記ステップ500の処理によって取得された関係者識別コード及び上記ステップ506において判定対象となった入退室日時情報に対応する完了情報をスケジュールが完了したことを示す情報(ここでは、‘○’)とするようにスケジュールデータベースDB4を更新する。
In
そして、次のステップ514にて、処理対象退室操作パネルが設けられた病室のドア92Cの施錠を解錠するようにネットワーク12を介して施錠管理サーバ40を制御し、次のステップ516にて、この時点の時刻を、当該病室への入室時に前述した病室入室検査処理プログラムにおけるステップ420の処理によって登録された情報に対応付けて履歴データベースDB5に登録し、その後に本病室退室検査処理プログラムを終了する。
Then, in the
一方、ステップ518では、上記ステップ508の処理によって取得された用具識別コードが廃棄物カート94に対応するもののみであるか否かを判定し、肯定判定となった場合は当該病室内の廃棄物カート94を正規に搬出するものと見なしてステップ512に移行し、否定判定となった場合にはステップ520に移行する。
On the other hand, in step 518, it is determined whether or not the tool identification code acquired by the processing in
そして、ステップ520では、読み取られた関係者識別コード、予定されていたスケジュール、及び装着ないし所持している必要用具の何れかにおいて不備があったためドア92Cの施錠を解錠することができない旨のエラーメッセージを処理対象退室操作パネルのディスプレイ66によって表示させ、その後に本病室退室検査処理プログラムを終了する。
In
以上の病室退室検査処理プログラムによる検査を経て病室外に退室した関係者は、自身のスケジュールに応じて他の病室に入室するか、又は廃棄物カート94を汚物処理室(図2も参照。)に搬送するか、又は病棟から退棟することになる。
A person who has left the room after undergoing the examination by the above-mentioned room room exit examination processing program enters another room according to his / her schedule or places the
ここで、他の病室に入室する場合に関係者は、病棟への入棟時に操作パネル60のディスプレイ66によって表示された必要用具表示画面(図13も参照。)により示されていた当該病室に入室する際に必要とされる必要用具を、当該必要用具が保管されている部屋(図2に示す例では、着衣室及び器材庫)において装着ないし所持した後に目的とする病室に向かう。そして、当該関係者は、目的とする病室の外側に設けられた操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードの読み取りを行う。この結果、前述した院内感染防止プログラムのステップ204の処理において肯定判定となって、上述した病室入室検査処理プログラムが再び実行される。
Here, when entering another hospital room, the person concerned enters the hospital room indicated by the necessary equipment display screen (see also FIG. 13) displayed on the
一方、関係者が病室への訪問予定を完了して病棟から退棟する際には、病棟出口のドア92Bの近傍に設けられている操作パネル60のIDカードリーダ62によってIDカードの読み取りを行う。この結果、前述した院内感染防止プログラムのステップ212の処理において肯定判定となって、病棟退棟検査処理プログラムが実行される。
On the other hand, when a person concerned completes a visit to the ward and leaves the ward, the
次に、図16を参照して、病棟退棟検査処理プログラムについて説明する。なお、図16は、当該病棟退棟検査処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムもハードディスク20Dのプログラム領域PGに予め記憶されている。
Next, with reference to FIG. 16, the ward exit inspection processing program will be described. FIG. 16 is a flowchart showing the processing flow of the ward leaving examination processing program, which is also stored in advance in the program area PG of the
同図のステップ600では、院内感染防止プログラムのメイン・ルーチン(図11も参照。)のステップ212において読み取りが行われたと判定された関係者識別コードを、読み取りを行った操作パネル60(以下、「処理対象退棟操作パネル」という。)からネットワーク12を介して取得する。
In step 600 of the figure, the operation panel 60 (hereinafter, referred to as the person identification code) determined to have been read in
次のステップ602では、取得した関係者識別コードが関係者データベースDB1に登録されているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ604に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ614に移行する。
In the
ステップ604では、取得した関係者識別コードに対応する入退室日時情報をスケジュールデータベースDB4から読み出す。例えば、スケジュールデータベースDB4が図8に示すものである場合、取得した関係者識別コードが‘0001’であった場合には、上記入退室日時情報として、‘040716 14:00−040716 15:00’、‘040716 15:30−040716 16:30’、・・・、が読み出される。
In
次のステップ606では、読み出した入退室日時情報のうち、この時点の日時に最も近い退室予定日時を示す入退室日時情報によって示される当該退室予定日時と、この時点の日時との差が所定時間(本発明の「第4の所定時間」に相当し、本実施の形態では、15分)以内であるか否かを判定することによって退棟者がスケジュール通りに退棟しようとしているか否かを判定して、肯定判定となった場合はステップ608に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ614に移行する。
In the
ステップ608では、処理対象退棟操作パネルに設けられているタグリーダ64によって退棟者が装着ないし所持している必要用具に取り付けられたICタグから読み出されている用具識別コードを取得する。なお、ここで、退棟者が必要用具を何も装着ないし所持していない場合には用具識別コードが取得されないことは言うまでもない。
In
次のステップ610では、上記ステップ608において用具識別コードが取得されなかったか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ612に移行し、否定判定となった場合は後述するステップ614に移行する。
In the
ステップ612では、病棟出口のドア92Bの施錠を解錠するようにネットワーク12を介して施錠管理サーバ40を制御し、その後に本病棟退棟検査処理プログラムを終了する。
In
一方、ステップ614では、読み取られた関係者識別コード、予定されていたスケジュール、及び装着ないし所持している必要用具の何れかにおいて不備があったためドア92Bの施錠を解錠することができない旨のエラーメッセージを処理対象退棟操作パネルのディスプレイ66によって表示させ、その後に本病棟退棟検査処理プログラムを終了する。
On the other hand, in
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、医療施設の病室への入室予定者及び入室予定時刻を示す入室予定情報(ここでは、スケジュールデータベースDB4に記憶される関係者識別コード情報及び入退室日時情報)を記憶手段(ここでは、ハードディスク20D)によって予め記憶しておくと共に、前記病室への入室者を特定するための入室者特定情報(ここでは、IDカードに記憶された関係者識別コード)を取得可能としておき、前記入室者特定情報を取得した際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であった場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定し、入室を許可するものと判定した場合のみに前記入室者の前記病室への入室を可能としているので、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を防止することができる。
As described above in detail, in the present embodiment, the entrance schedule information indicating the scheduled entrance time to the hospital room of the medical facility and the scheduled entrance time (here, the related person identification code information and the entrance information stored in the schedule database DB4). The information on the date and time of leaving the room is stored in advance by the storage means (here, the
また、本実施の形態では、前記入室者が前記病室に入室する際に当該入室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための用具特定情報(ここでは、必要用具に設けられたICタグに記憶されている用具識別コード)を取得する用具特定情報取得手段(ここでは、タグリーダ64)を備え、前記入室者特定情報が取得された際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であると共に、前記用具特定情報取得手段によって取得された前記用具特定情報により示される用具が前記病室に入室する際に当該病室内の患者からの感染を防止するために必要とされる全ての用具を含む場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定しているので、入室者への病室内の患者からの感染を防止することができる。 Further, in the present embodiment, when the occupant enters the hospital room, device identification information for identifying a device necessary for preventing nosocomial infection from the occupant's belongings (here, , Provided with tool specifying information acquisition means (here, tag reader 64) for acquiring a tool identification code stored in an IC tag provided in the necessary tool, and when the occupant specifying information is acquired, The occupant specified by the occupant identification information matches the admitted person indicated by the occupancy schedule information, and the difference between the time at this time and the expected entry time indicated by the occupancy schedule information is within a predetermined time. In addition, when the device indicated by the device specifying information acquired by the device specifying information acquiring means enters the hospital room, all necessary to prevent infection from the patient in the hospital room. Since it is determined that only allow the entry into the patient's room of the entrant if it contains tools, it is possible to prevent infection from the patient in a hospital room to entrant.
また、本実施の形態では、前記病室への入室者の入室時刻及び当該入室者を示す入室履歴情報(ここでは、履歴データベースDB5に記憶される日付情報、時刻情報及び関係者識別コード情報)を前記記憶手段に記憶しているので、院内感染が発生した場合の感染経路を把握しやすくすることができる。 In the present embodiment, the entry time of the person entering the hospital room and the entry history information indicating the entry person (here, date information, time information and related person identification code information stored in the history database DB5) are displayed. Since it is stored in the storage means, it is possible to easily grasp the infection route when nosocomial infection occurs.
また、本実施の形態では、前記病室が設けられている病棟への入棟者を特定するための入棟者特定情報(ここでは、IDカードに記憶された関係者識別コード)を取得する入棟者特定情報取得手段(ここでは、IDカードリーダ62)を備えると共に、前記入棟者特定情報取得手段によって前記入棟者特定情報が取得された際に、当該入棟者特定情報により特定された入棟者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が第2の所定時間以内であった場合のみに当該入棟者の前記病棟への入棟を許可するものと判定し、入棟を許可するものと判定した場合のみに前記入棟者の前記病棟への入棟を可能としているので、病棟への入棟者も病室に入室することが予め設定されている入室者のみに制限することができ、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を更に効果的に防止することができる。 In the present embodiment, the occupant identification information for identifying the occupant entering the ward in which the hospital room is provided (in this case, the participant identification code stored in the ID card) is acquired. It is provided with a building owner identification information acquisition means (here, the ID card reader 62) and is specified by the building owner identification information when the building owner identification information is acquired by the building owner identification information acquisition means. The occupant matched the scheduled entry indicated by the scheduled entry information, and the difference between the current time and the scheduled entry time indicated by the scheduled entry information was within the second predetermined time. Only when it is determined that the occupant is allowed to enter the ward, and only when it is determined that entry is permitted, the occupant can enter the ward. Anyone entering the ward should also enter the ward. There can be limited only to the entrant that is set in advance, the hospital infection mediated an unspecified number of entrant can be further effectively prevented.
また、本実施の形態では、前記病室への入室者の当該病室からの退室予定時刻を示す退室予定時刻情報(ここでは、スケジュールデータベースDB4に記憶される入退室日時情報)を入力すると共に、当該退室予定時刻情報を対応する前記入室予定情報に関連付けて前記記憶手段に記憶しておき、前記病室からの退室者を特定するための退室者特定情報(ここでは、IDカードに記憶された関係者識別コード)が退室者特定情報取得手段(ここでは、IDカードリーダ62)によって取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であった場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を許可するものと判定し、退室を許可するものと判定した場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を可能としているので、病室からの退室者についても病室に入室することが予め設定されている入室者のみに制限することができ、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を更に効果的に防止することができる。 Further, in the present embodiment, while entering the scheduled exit time information (here, the entry / exit date information stored in the schedule database DB4) indicating the scheduled exit time of the person entering the hospital room from the hospital room, Leaving room specific information (here, the relationship stored in the ID card) for identifying the evacuation person from the hospital room in association with the corresponding occupancy schedule information and storing it in the storage means. When the person-to-be-identified code is acquired by the person-in-room identification information acquisition means (here, the ID card reader 62), the person who has left the room specified by the person-in-room identification information is indicated by the room entry schedule information. And the difference between the time at this time and the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information stored in association with the scheduled entry information is the third place. Since it is determined that the person leaving the room is allowed to leave the room only if it is within the time, and only when it is determined that the person leaving the room is allowed to leave, the person leaving the room is allowed to leave the room. As for those who leave the hospital room, it is possible to limit the entrance to the hospital room only to those who have been set in advance, and it is possible to more effectively prevent nosocomial infections mediated by an unspecified number of visitors. it can.
また、本実施の形態では、前記退室者が前記病室から退室する際に当該退室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための用具特定情報(ここでは、必要用具に設けられたICタグに記憶されている用具識別コード)を取得する退室時用具特定情報取得手段(ここでは、タグリーダ64)を更に備え、前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であると共に、前記退室時用具特定情報取得手段によって取得された前記用具特定情報により示される用具に前記病室に入室する際に当該病室内の患者からの感染を防止するために必要とされる用具が含まれない場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を許可するものと判定しているので、病室からの退室者が所有していた当該病室内の患者からの感染を防止するために必要とされる用具を媒介とした院内感染も防止することができる。 Further, in the present embodiment, when the leaving person leaves the hospital room, the tool specifying information for identifying the tool required for preventing nosocomial infection from the belongings of the leaving person (here, It further includes an exit-specific tool acquisition information acquisition unit (in this case, tag reader 64) for acquiring a device identification code stored in an IC tag provided in the necessary tool, and the exit person identification information acquisition unit identifies the exit person When the information is acquired, the exit person specified by the exit person specifying information matches the entrance person indicated by the entrance schedule information, and is stored in association with the current time and the entrance schedule information. The difference between the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information is within a third predetermined time, and the tool feature acquired by the exit time tool specifying information acquisition means When the equipment indicated by the information does not include the equipment required to prevent infection from the patient in the patient room when entering the patient room, the person leaving the room is allowed to leave the patient room. Therefore, it is possible to prevent nosocomial infections that are mediated by tools required to prevent infection from patients in the patient's room owned by those who have left the room.
また、本実施の形態では、前記病室からの退室者の退室時刻及び当該退室者を示す退室履歴情報(ここでは、履歴データベースDB5に記憶される時刻情報)を前記記憶手段に記憶しているので、院内感染が発生した場合の感染経路を把握しやすくすることができる。 In the present embodiment, the storage means stores the exit time of the person leaving the hospital room and the exit history information indicating the exit person (here, the time information stored in the history database DB5). It is possible to make it easier to grasp the infection route when nosocomial infection occurs.
更に、本実施の形態では、前記病室が設けられている病棟からの退棟者を特定するための退棟者特定情報(ここでは、IDカードに記憶された関係者識別コード)を取得する退棟者特定情報取得手段(ここでは、IDカードリーダ62)を備えると共に、前記退棟者特定情報取得手段によって前記退棟者特定情報が取得された際に、当該退棟者特定情報により特定された退棟者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第4の所定時間以内であった場合のみに当該退棟者の前記病棟からの退棟を許可するものと判定し、退棟を許可するものと判定した場合のみに前記退棟者の前記病棟からの退棟を可能としているので、病棟からの退棟者も病室に入室することが予め設定されている入室者のみに制限することができ、不特定多数の入室者を媒介とした院内感染を更に効果的に防止することができる。 Further, in the present embodiment, the exit information for acquiring the exit person identification information (here, the related person identification code stored in the ID card) for identifying the exit person from the ward where the hospital room is provided is acquired. It is provided with a building owner identification information acquisition means (here, the ID card reader 62), and is specified by the exit person identification information when the exit person identification information is acquired by the exit person identification information acquisition means. The person who left the room matches the scheduled entry person indicated by the entry schedule information, and the time at this time and the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information stored in association with the entry schedule information. Only when the difference is within the fourth predetermined time, it is determined that the person leaving the ward is allowed to leave the ward, and only when the person leaving the ward is allowed to leave, Leaving the ward As a result, it is possible to limit the number of people who have left the ward to enter the ward only to those who have been set in advance, making hospital infections mediated by an unspecified number of people more effective. Can be prevented.
なお、本実施の形態では、関係者のスケジュールをシステム管理サーバ20を用いて登録する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、何れかの端末PC30を用いて登録する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
In the present embodiment, the case of registering the schedules of the parties using the
また、本実施の形態では、必要用具に当該必要用具を特定するためのICタグを設けておき、これをタグリーダにて読み取ることによって用具特定情報を取得する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各必要用具の形状や色、模様等の特徴情報を予め登録しておき、関係者に対する入室時、退室時等の検査時に、当該関係者の撮影画像に対する上記特徴情報を用いたパターンマッチングを行うことによって、当該関係者が装着ないし所持している必要用具の用具特定情報を取得する形態とすることもできる。この場合、必要特定情報の取得精度は低減するものの、各必要用具にICタグを設けるためのコストや手間を削減することができる。 Further, in the present embodiment, a case has been described in which an IC tag for specifying the necessary tool is provided in the necessary tool, and the tool specifying information is acquired by reading the IC tag with a tag reader. For example, characteristic information such as the shape, color, pattern, etc. of each necessary tool is registered in advance, and when the person concerned enters the room, at the time of inspection such as when the person leaves the room, By performing pattern matching using the feature information, it is also possible to obtain the device specifying information of the necessary device worn or possessed by the concerned person. In this case, although the acquisition accuracy of necessary specific information is reduced, it is possible to reduce costs and labor for providing an IC tag for each necessary tool.
また、本実施の形態では、IDカードを利用して入室者特定情報、入棟者特定情報、退室者特定情報、及び退棟者特定情報を取得する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、関係者に関係者識別コードが記憶されたICタグを所持させ、当該ICタグをタグリーダで読み出すことによって各特定情報を取得する形態とすることもできる。この場合、関係者は意識することなく自身の特定情報を取得させることができ、利便性を向上させることができる。 Further, in the present embodiment, the case has been described where the ID card is used to acquire the occupant identification information, the occupant identification information, the vacant identification information, and the vacant identification information. For example, the specific information can be acquired by causing the related person to have an IC tag storing a related person identification code and reading the IC tag with a tag reader. In this case, the related person can acquire his / her specific information without being aware of it, and the convenience can be improved.
また、本実施の形態では、関係者を、医師、看護師、及び各種作業員とした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これらに加えて、外部からの訪問者を含める形態とすることもできる。この場合、当該訪問者の訪問予定をスケジュールデータベースDB4に事前に登録しておくと共に、当該訪問者に対して当該訪問者を特定するためのIDカードを配布しておくことになる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。 Further, in the present embodiment, a case has been described in which the concerned persons are doctors, nurses, and various workers. However, the present invention is not limited to this, for example, in addition to these, from the outside It is also possible to include other visitors. In this case, the visit schedule of the visitor is registered in advance in the schedule database DB4, and an ID card for identifying the visitor is distributed to the visitor. Also in this case, the same effects as in the present embodiment can be obtained.
その他、本実施の形態で説明した院内感染防止システム10の構成(図1〜図4参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。 In addition, the configuration (see FIGS. 1 to 4) of the nosocomial infection prevention system 10 described in the present embodiment is merely an example, and it is needless to say that the configuration can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention.
また、本実施の形態で示した各種プログラムの処理の流れ(図10〜図12、図14〜図16参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。 The processing flow of various programs shown in the present embodiment (see FIGS. 10 to 12 and FIGS. 14 to 16) is also an example, and can be changed as appropriate without departing from the gist of the present invention. Needless to say.
例えば、本実施の形態に係る病棟入棟検査処理プログラム及び病棟退棟検査処理プログラムでは、ドアを解錠した際の履歴の登録を行わない場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該履歴の登録を行う形態とすることもできる。この場合の形態例としては、病棟入棟検査処理プログラムのステップ316の直前又は直後に、その時点の日付及び時刻とステップ300において取得した関係者識別コードをハードディスク20Dの所定領域に記憶(登録)する処理を行うステップを追加する形態や、病棟退棟検査処理プログラムのステップ612の直前又は直後に、その時点の日付及び時刻と上記ステップ600において取得した関係者識別コードをハードディスク20Dの所定領域に記憶(登録)する処理を行うステップを追加する形態等を例示することができる。この場合、院内感染が発生した場合の感染経路を、より把握しやすくすることができる。
For example, in the ward entrance inspection processing program and the ward exit inspection processing program according to the present embodiment, the case where the history is not registered when the door is unlocked has been described, but the present invention is limited to this. Instead of this, it is also possible to register the history. As an example of this case, immediately before or after
また、本実施の形態で示した必要用具表示画面の構成(図13参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。 Further, the configuration of the necessary tool display screen shown in the present embodiment (see FIG. 13) is also an example, and it goes without saying that it can be changed as appropriate without departing from the gist of the present invention.
更に、本実施の形態で示した各種データベースの構成(図5〜図9参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。 Furthermore, the configuration of various databases shown in the present embodiment (see FIGS. 5 to 9) is also an example, and it goes without saying that it can be changed as appropriate without departing from the gist of the present invention.
10 院内感染防止システム
12 ネットワーク
20 システム管理サーバ
20A CPU(入室予定記憶手段、入室可否判定手段、入室認可手段、入室履歴記憶手段、入棟可否判定手段、入棟認可手段、退室予定記憶手段、退室可否判定手段、退室認可手段、退室履歴記憶手段、退棟可否判定手段、退棟認可手段)
20D ハードディスク(記憶手段)
20E キーボード(入室予定入力手段、退室予定入力手段)
30 端末PC
40 施錠管理サーバ
42 電子錠
50 情報管理サーバ
60 操作パネル
62 IDカードリーダ(入室者特定情報取得手段、入棟者特定情報取得手段、退室者特定情報取得手段、退棟者特定情報取得手段)
64 タグリーダ(用具特定情報取得手段、退室時用具特定情報取得手段)
66 ディスプレイ
DB1 関係者データベース
DB2 患者データベース
DB3 病気別用具データベース
DB4 スケジュールデータベース
DB5 履歴データベース
10 hospital
20D hard disk (storage means)
20E keyboard (room entry schedule input means, exit schedule input means)
30 Terminal PC
40
64 tag reader (tool specifying information acquiring means, leaving tool specifying information acquiring means)
66 Display DB1 Stakeholder database DB2 Patient database DB3 Disease database DB4 Schedule database DB5 History database
Claims (8)
前記入室予定入力手段によって入力された前記入室予定情報を記憶手段に記憶することにより登録する入室予定登録手段と、
前記病室への入室者を特定するための入室者特定情報を入室者特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する入室者特定情報取得手段と、
前記入室者が前記病室へ入室する際に当該入室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための入室時用具特定情報を入室時用具特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する入室時用具特定情報取得手段と、
前記入室者特定情報取得手段によって前記入室者特定情報が取得された際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であり、前記入室時用具特定情報と該入室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記入室時用具特定情報取得手段によって取得された前記入室時用具特定情報により示される用具が前記病室に入室する際に当該病室内の患者からの感染を防止するために必要とされる全ての用具を含むと判定した場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定する入室可否判定手段と、
前記入室可否判定手段によって入室を許可するものと判定された場合のみに前記入室者の前記病室への入室を可能とする入室認可手段と、
前記病室への入室者の当該病室からの退室予定時刻を示す退室予定時刻情報を退室予定時刻情報受付装置を介して受け付けることにより入力する退室予定入力手段と、
前記退室予定入力手段によって入力された前記退室予定時刻情報を対応する前記入室予定情報に関連付けて前記記憶手段に記憶することにより登録する退室予定登録手段と、
前記病室からの退室者を特定するための退室者特定情報を退室者特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する退室者特定情報取得手段と、
前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であった場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を許可すると判定する退室可否判定手段と、
前記退室可否判定手段によって退室を許可するものと判定された場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を可能とする退室認可手段と、
前記退室者が前記病室から退室する際に当該退室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための退室時用具特定情報、及び使用済みの前記用具を収容する収容具を特定するための収容具特定情報を退室時用具特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する退室時用具特定情報取得手段と、を備え、
前記退室可否判定手段は、前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致すると共に、この時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であり、かつ前記退室時用具特定情報と該退室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報が取得されなかったと判定した場合または前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報のうち、前記収容具特定情報のみが取得されたと判定した場合に前記退室者の前記病室からの退室を許可するものと判定する
院内感染防止装置。 An entrance schedule input means for inputting the entrance schedule information indicating the scheduled entrance time and the scheduled entrance time to the hospital room of the medical facility via the entrance schedule information receiving device;
An entrance schedule registration means for registering by storing the entrance schedule information input by the entrance schedule input means in a storage means;
A room occupant identification information acquisition means for acquiring a room occupant identification information for identifying a person admitted to the hospital room through a room occupant identification information reader;
A device-specific information reading device for entering a room is used for identifying a tool required for preventing a hospital infection from belongings of the room occupant when entering the hospital room. Entry device specific information acquisition means to be acquired by reading through,
When the occupant identification information is acquired by the occupant identification information acquisition means, the occupant identified by the occupant identification information matches the planned occupant indicated by the occupancy schedule information, and The difference between the time at this time and the scheduled entry time indicated by the scheduled entry information is within a predetermined time, and prevention of nosocomial infection of the entry specified tool information and the entered tool specification information The room entry tool specification information acquired by the room entry time tool specification information acquisition means with reference to a database in a table format in which necessity information indicating the necessity for each disease to be targeted is associated in advance. entry tool is shown to the disease chamber of the patient's room of the entrant only when it is determined that includes all of the equipment that is required to prevent infection of the patient when entering the patient's room by And entering determination means determines that permit,
Only when it is determined that the admission is permitted by the admission permission determining means, the admission means that allows the admission person to enter the hospital room,
A scheduled exit information input means for inputting a scheduled exit time information indicating a scheduled exit time of the person entering the hospital room through the scheduled exit information receiving device;
An exit schedule registration means for registering by storing the exit schedule time information input by the exit schedule input means in association with the corresponding entry schedule information and storing in the storage means;
A person-to-be-leaved person information acquisition means for acquiring a person who has left the room by reading out a person-specific information for identifying a person who has left the room through a person-to-be-leaved person information reader,
When the exit person specifying information is acquired by the exit person specifying information acquisition means, the exit person specified by the exit person specifying information matches the entrance person indicated by the entrance schedule information, and at this time Only when the difference between the scheduled time and the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information stored in association with the scheduled entry information is within a third predetermined time. A means for determining whether to leave the room,
An exit permitting means that enables the exit of the person leaving the room only when it is determined that the exit is permitted by the exit permission determination means,
When the person leaving the room leaves the hospital room, the room-specific information for identifying the equipment needed to prevent nosocomial infection from the belongings of the person leaving the room, and the used equipment are stored. An exiting tool specifying information acquiring means for acquiring the storing tool specifying information for specifying the storing tool by reading through the exiting tool specifying information reader;
The leaving permission / inhibition judging means is a person who is scheduled to enter the room leaving person specified by the room leaving person specifying information when the person leaving room specifying information is obtained by the person leaving room specifying information obtaining means. And the difference between the time at this time and the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information stored in association with the scheduled entry information is within a third predetermined time, and the leaving time tool With reference to a database in a table format in which specific information and necessity information indicating necessity of each disease for prevention of nosocomial infection for a tool specified by the tool specification information at the time of leaving the room are associated in advance, When it is determined that the leaving tool specifying information and the container specifying information have not been acquired by the leaving tool specifying information acquisition means, or when the leaving tool specifying information is acquired. When it is determined that only the storage device identification information is acquired from the exit-specific device specification information and the storage device specification information according to a stage, it is determined that the exit of the exit person from the hospital room is permitted. apparatus.
請求項1記載の院内感染防止装置。 The entrance authorization means unlocks the entrance door locking management device that remotely controls the locking and unlocking of the electronic lock provided individually at the entrance door provided at the entrance of the hospital room, and unlocks the entrance door. The hospital infection prevention apparatus according to claim 1, wherein the hospital room can be entered by controlling in such a manner.
を更に備えた請求項1または請求項2に記載の院内感染防止装置。 The nosocomial infection prevention device according to claim 1 or 2, further comprising: a room entry history storage unit that stores, in the storage unit, a room entry time information indicating a room entry time and a person entering the hospital room.
前記入棟者特定情報取得手段によって前記入棟者特定情報が取得された際に、当該入棟者特定情報により特定された入棟者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が第2の所定時間以内であった場合のみに当該入棟者の前記病棟への入棟を許可するものと判定する入棟可否判定手段と、
前記入棟可否判定手段によって入棟を許可するものと判定された場合のみに前記入棟者の前記病棟への入棟を可能とする入棟認可手段と、
を更に備えた請求項1〜請求項3の何れか1項記載の院内感染防止装置。 The occupant identification information acquisition means for acquiring the occupant identification information for identifying the occupant to the ward in which the ward is provided through the occupant identification information reader,
When the occupant identification information is acquired by the occupant identification information acquisition means, the occupant identified by the occupant identification information matches the planned occupant indicated by the occupancy schedule information. In addition, only when the difference between the time at this time and the scheduled entry time indicated by the scheduled entry information is within the second predetermined time, the entry person is allowed to enter the ward. Means for determining whether to enter the building,
Only when it is determined that the entry is permitted by the entry permission determination means, the entry permission means that allows the entry person to enter the ward,
The nosocomial infection prevention apparatus according to any one of claims 1 to 3, further comprising:
請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の院内感染防止装置。 The exit permitting means unlocks the exit door locking management device for remotely controlling the locking and unlocking of the electronic lock individually provided on the exit door provided at the exit of the hospital room. The nosocomial infection prevention apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein the patient can be discharged from the hospital room by controlling the hospital room.
を更に備えた請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の院内感染防止装置。 The hospital infection according to any one of claims 1 to 5, further comprising: a room history storage unit that stores, in the storage unit, a time when a person leaves the hospital room and a room history information indicating the person leaving the room. Prevention device.
前記退棟者特定情報取得手段によって前記退棟者特定情報が取得された際に、当該退棟者特定情報により特定された退棟者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第4の所定時間以内であった場合のみに当該退棟者の前記病棟からの退棟を許可するものと判定する退棟可否判定手段と、
前記退棟可否判定手段によって退棟を許可するものと判定された場合のみに前記退棟者の前記病棟からの退棟を可能とする退棟認可手段と、
を更に備えた請求項1〜請求項6の何れか1項記載の院内感染防止装置。 The vacant identification information acquisition means for acquiring the vacant identification information for identifying the vacant from the ward in which the ward is provided, by reading through the vacant identification information reader,
When the exit person specifying information is acquired by the exit person specifying information acquisition means, the exit person specified by the exit person specifying information coincides with the entrance person indicated by the entrance schedule information. And only when the difference between the current time and the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information stored in association with the scheduled entry information is within the fourth predetermined time. A vacancy determination means for determining that the ward is permitted to leave,
The exit permitting means that allows the exit from the ward only when it is determined that the exit is permitted by the exit permission determining means,
The nosocomial infection prevention device according to any one of claims 1 to 6, further comprising:
医療施設の病室への入室予定者及び入室予定時刻を示す入室予定情報を入室予定情報受付装置を介して受け付けることにより入力する入室予定入力手段、
前記入室予定入力手段によって入力された前記入室予定情報を記憶手段に記憶することにより登録する入室予定登録手段、
前記病室への入室者を特定するための入室者特定情報を入室者特定情報読取装置に対して読み取らせることにより取得する入室者特定情報取得手段、
前記入室者が前記病室へ入室する際に当該入室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための入室時用具特定情報を入室時用具特定情報読取装置を介して読み取ることにより取得する入室時用具特定情報取得手段、
前記入室者特定情報取得手段によって前記入室者特定情報が取得された際に、当該入室者特定情報により特定された入室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と前記入室予定情報により示される入室予定時刻との差が所定時間以内であり、前記入室時用具特定情報と該入室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記入室時用具特定情報取得手段によって取得された前記入室時用具特定情報により示される用具が前記病室に入室する際に当該病室内の患者からの感染を防止するために必要とされる全ての用具を含むと判定した場合のみに当該入室者の前記病室への入室を許可するものと判定する入室可否判定手段、
前記入室可否判定手段によって入室を許可するものと判定された場合のみに前記入室者の前記病室への入室を可能とする入室認可手段、
前記病室への入室者の当該病室からの退室予定時刻を示す退室予定時刻情報を退室予定時刻情報受付装置を介して受け付けることにより入力する退室予定入力手段、
前記退室予定入力手段によって入力された前記退室予定時刻情報を対応する前記入室予定情報に関連付けて前記記憶手段に記憶することにより登録する退室予定登録手段、
前記病室からの退室者を特定するための退室者特定情報を退室者特定情報読取装置に対して読み取らせることにより取得する退室者特定情報取得手段、
前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致し、かつこの時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であった場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を許可すると判定する退室可否判定手段、
前記退室可否判定手段によって退室を許可するものと判定された場合のみに前記退室者の前記病室からの退室を可能とする退室認可手段、
及び、前記退室者が前記病室から退室する際に当該退室者の所有物から院内感染を防止するために必要とされる用具を特定するための退室時用具特定情報を取得すると共に、使用済みの前記用具を収容する収容具を特定するための収容具特定情報を取得する退室時用具特定情報取得手段として機能させるための院内感染防止プログラムであって、
前記退室可否判定手段は、前記退室者特定情報取得手段によって前記退室者特定情報が取得された際に、当該退室者特定情報により特定された退室者が前記入室予定情報により示される入室予定者と合致すると共に、この時点の時刻と当該入室予定情報に関連付けられて記憶された前記退室予定時刻情報により示される退室予定時刻との差が第3の所定時間以内であり、かつ前記退室時用具特定情報と該退室時用具特定情報により特定される用具に対する院内感染の防止対象とする各病気毎の要否を示す要否情報とが予め対応付けられたテーブル形式のデータベースを参照して、前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報が取得されなかったと判定した場合または前記退室時用具特定情報取得手段によって前記退室時用具特定情報及び前記収容具特定情報のうち、前記収容具特定情報のみが取得されたと判定した場合に前記退室者の前記病室からの退室を許可するものと判定する院内感染防止プログラム。 Computer
An entrance schedule input means for inputting an entrance schedule information indicating a scheduled entrance time and a scheduled entrance time to a hospital room of a medical facility through an entrance schedule information receiving device;
An entrance schedule registration means for registering by storing the entrance schedule information input by the entrance schedule input means in a storage means;
A room occupant identification information acquisition means for acquiring the room occupant identification information for identifying a room occupant to the room occupant identification information reader;
A device-specific information reading device for entering a room is used for identifying a tool required for preventing a hospital infection from belongings of the room occupant when entering the hospital room. Entry device specific information acquisition means to be acquired by reading through,
When the occupant identification information is acquired by the occupant identification information acquisition means, the occupant identified by the occupant identification information matches the planned occupant indicated by the occupancy schedule information, and The difference between the time at this time and the scheduled entry time indicated by the scheduled entry information is within a predetermined time, and prevention of nosocomial infection of the entry specified tool information and the entered tool specification information The room entry tool specification information acquired by the room entry time tool specification information acquisition means with reference to a database in a table format in which necessity information indicating the necessity for each disease to be targeted is associated in advance. entry tool is shown to the disease chamber of the patient's room of the entrant only when it is determined that includes all of the equipment that is required to prevent infection of the patient when entering the patient's room by Entry permission determination unit determines that permit,
Only when it is determined that the admission is permitted by the admission permission determination means, the admission permission means that allows the admission person to enter the hospital room,
A scheduled exit input means for inputting a scheduled exit time information indicating a scheduled exit time of the person entering the hospital room through the scheduled exit time information receiving device,
An exit schedule registration means for registering by registering the scheduled exit time information input by the exit schedule input means in association with the corresponding entry schedule information in the storage means,
A person-to-be-leaved person information acquisition means for acquiring a person who has left the room from the room specific information reader for identifying a person who has left the room,
When the exit person specifying information is acquired by the exit person specifying information acquisition means, the exit person specified by the exit person specifying information matches the entrance person indicated by the entrance schedule information, and at this time Only when the difference between the scheduled time and the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information stored in association with the scheduled entry information is within a third predetermined time. Means for determining whether or not to leave,
An exit permitting means that allows the exit of the person leaving the room only when it is determined that the exit is permitted by the exit permission determination means,
In addition, when the person leaving the room leaves the hospital room, he / she obtains information on leaving the room to identify the equipment needed to prevent nosocomial infection from the belongings of the person leaving the room and A nosocomial infection prevention program for functioning as an exiting tool specifying information acquisition means for acquiring storing tool specifying information for specifying a storing tool for storing the tool,
The leaving permission / inhibition judging means is a person who is scheduled to enter the room leaving person specified by the room leaving person specifying information when the person leaving room specifying information is obtained by the person leaving room specifying information obtaining means. And the difference between the time at this time and the scheduled exit time indicated by the scheduled exit time information stored in association with the scheduled entry information is within a third predetermined time, and the leaving time tool With reference to a database in a table format in which specific information and necessity information indicating necessity of each disease for prevention of nosocomial infection for a tool specified by the tool specification information at the time of leaving the room are associated in advance, When it is determined that the leaving tool specifying information and the container specifying information have not been acquired by the leaving tool specifying information acquisition means, or when the leaving tool specifying information is acquired. Prevention of nosocomial infection that determines that only the storage device identification information is acquired from the room-specific device specification information and the storage device specification information according to a step, the exit of the room vacant is permitted from the hospital room program.
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