JP4517754B2 - 駆動軸監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動軸、特に十字軸継手を備え圧延設備などに用いられる駆動軸を監視する駆動軸監視装置に関する。
例えば鉄鋼用圧延設備では、圧延ローラと駆動モータとの間に接続された駆動軸の途中部分に十字軸継手を設けることにより、上記ローラが圧延中の鋼材に対し上下に動くのを許容した状態で、圧延処理を行っている。つまり、上記のような十字軸継手を備えた駆動軸では、例えば下記特許文献1に記載されているように、その十字軸の4つの各軸にベアリングカップを設けるとともに、このカップと軸との間にころを転動自在に配置し当該軸の外周面を転動面に利用するものが提供されている。そして、この従来例では、駆動軸の駆動モータ側及び圧延ローラ側にそれぞれ配置される駆動軸部及び従動軸部の各端部を、相異なる直線上の2つの上記ベアリングカップに接続することにより、駆動軸内に十字軸継手を組込んで当該十字軸継手によって圧延ローラの上記上下の動作を許容しつつ、駆動モータの回転力を圧延ローラ側に伝達する。
特開2001−221247号公報(第4〜5頁、図3)
ところで、上記のような圧延設備では、その駆動軸が異常な回転動作をした場合、上下一対の上記圧延ローラで圧延処理中の鋼材の品質が大きく低下することから、当該駆動軸の回転トルクを常時監視することが要望されていた。
ところが、上記のような駆動軸では、その回転トルクは正常な動作時でも数十(トン・メータ)であり、圧延ローラ間の設定寸法よりも僅かに大きい寸法の鋼材が当該ローラ間に流されるミス圧延などの過負荷(異常)動作時の場合には、百(トン・メータ)を超える値を示すことがあった。また、圧延設備では、2本の上記駆動軸が上下に近接配置された状態で回転駆動されており、さらには駆動軸の交換作業等を実施する際にワイヤなどを当該駆動軸の外周面に巻回して駆動軸を吊り上げる必要があることから、トルク検出用センサなどの設置箇所を確保することは難しかった。それ故、圧延設備などの駆動軸では、その回転トルクが非常な高トルクである点とも相まって、当該駆動軸に対しトルク検出用センサを常設することは実際上不可能であり、回転トルクを精度よく検知して駆動軸を常に監視できなかった。
従って、本発明は、圧延設備などに用いられる駆動軸においても、その動作時での回転トルクを精度よくかつ常時検知して、駆動軸を監視することができる新たな技術的手段を提供することを目的とする。
本発明は、十字軸継手と、この十字軸継手を介して連結された複数の軸部とを備えた駆動軸を監視する駆動軸監視装置であって、
前記十字軸継手の十字軸の4つの各軸に装着されるとともに、前記軸部の軸方向端面が連結されることによって、当該軸部の軸心周りに周方向に間隔をあけて配置された4つのベアリングカップと、前記ベアリングカップの変形を検出するセンサと、前記センサの検出結果を基に前記駆動軸の回転トルクを検知する検知部とを備え、前記センサが、前記ベアリングカップにおける、前記駆動軸の回転方向に関する中央位置よりも回転方向後方側の部分に設けられていることを特徴とするものである。
上記のように構成された駆動軸監視装置では、上記ベアリングカップの変形をセンサにて検出させることにより、本発明の発明者等は、駆動軸の回転トルクを検知できることを見出した。すなわち、ベアリングカップに生じる変形は、その変形量が動作中の駆動軸の回転トルクの値に応じて増減されることを、実験等を繰り返し行うことにより取得した。また、上記のようなベアリングカップの変形を検出するセンサを用いることにより、駆動軸の回転動作やその駆動軸の交換作業等を妨げることなく、駆動軸に対して当該センサを常時設置できることを明らかにした。本発明は、上述のような知見に基づいて完成されたものであり、検知部が上記センサの検出結果に基づき駆動軸の回転トルクを求めることにより当該回転トルクを精度よくかつ常時検知することができる。
また、上記駆動軸監視装置において、前記センサが、前記ベアリングカップにおける、前記駆動軸の回転方向に関する中央位置よりも回転方向後方側の部分に設けられているので、センサが駆動軸動作中に最も変形を生じ易いベアリングカップの部分に設置されることとなり、センサの検出精度を高めることが可能となって検知部の回転トルクの検知精度も向上させることができる。
また、上記駆動軸監視装置において、前記センサが、前記ベアリングカップと前記駆動軸とを固定する固定ボルトの、ボルト頭部と当該ベアリングカップとの間に配置されたワッシャに取り付けられていることが好ましい。
この場合、センサは上記ベアリングカップの変形に伴って変化する上記固定ボルトでの締め付け力の変化を検出することとなり、上記検知部が駆動軸の回転トルクだけでなく、上記締め付け力変化を基に固定ボルトの状態監視を行うこともできる。
また、上記駆動軸監視装置において、記センサが、前記ベアリングカップにおける、前記駆動軸の回転方向に関する中央位置よりも回転方向先方側の部分にも設けられ、前記検知部が、前記回転方向先方側のセンサと、前記回転方向後方側のセンサとの検出結果の差動処理を実施する機能を有していることが好ましい。
この場合、上記検知部がベアリングカップに設けられた二つのセンサの検出結果の差動処理を行うことにより、周囲温度による各センサ出力の温度ドリフトを補償することができ、周囲温度の影響によりトルク検知の精度低下を防ぐことができる。
本発明によれば、駆動軸に組込まれた十字軸継手のベアリングカップの変形をセンサにて検出して、検知部がそのセンサ検出結果を基に駆動軸の回転トルクを検知しているので、圧延設備などに用いられる、非常な高トルクでセンサ設置箇所を確保し難い駆動軸においても、その動作時での回転トルクを精度よくかつ常時検知することができ、当該駆動軸を常に監視することができる。
以下、本発明の駆動軸監視装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明では、圧延設備の駆動軸に適用した場合を例示して説明する。
実施形態1
図1は鉄鋼メーカの圧延設備に使用される駆動軸を示す斜視図であり、図2は本発明の一実施形態に係る駆動軸監視装置の主要部を駆動軸の軸方向から見た図である(一部断面を含む。)。図において、駆動軸10の両端部近傍には十字軸継手11が使用されており、この継手11を介在させて当該駆動軸10の一端側及び他端側には図示を省略した駆動モータ及び鉄鋼用圧延ローラがそれぞれ連結されている。つまり、駆動軸10には、2つの十字軸継手11の間に配置される中間軸部(第1軸部)10aに加えて、上記モータ及びローラ側にそれぞれ接続される駆動軸部(第2軸部)10b及び従動軸部(第3軸部)10cが設けられており、一方の十字軸継手11にて中間軸部10aと駆動軸部10bとが連結され、他方の十字軸継手11にて中間軸部10aと従動軸部10cとが連結されている(図1参照)。また、圧延設備では、2本の駆動軸10が互いに平行に配置されており、各駆動軸10に連結された2つの上記ローラ間にスラブ等を通すことで圧延処理が施された鋼材を製造するように構成されている。また、この圧延処理の際に、駆動軸10は、各十字軸継手11によって軸方向から傾くのを許容された状態で図の矢印R方向に回転することにより上記駆動モータの回転力を圧延ローラに伝達する。さらに、駆動軸10では、各十字軸継手11を設けることにより、各圧延ローラが摩耗したときや鋼材の圧延幅を変更するときに上下のローラ芯間を容易に調整できるようになっている。
上記十字軸継手11は、十字軸12と、4個のベアリングカップ13とを備えており、ベアリングカップ13が十字軸12の軸方向周りの部分を覆うように当該十字軸12の4つの各軸12aに揺動可能に装着されている。各ベアリングカップ13は、カップ部131と、その内部に保持され、上記軸12aに転がり接触する複数のころ132とを具備しており、カップ部131の内周面及び軸12aの外周面をそれぞれ外輪軌道及び内輪軌道としている。
上記カップ部131の周方向中央にはグリース注入用の孔131aが形成されている。また、上記十字軸12の各軸12aには、上記孔131aと同軸的に、当該軸12aの中心軸周りに孔12bが形成されており、十字軸継手11の内部で互いに連結されている。この孔12bは、上記ころ132の軸外周面及びカップ部内周面との転がり接触部を潤滑するグリースが流されるグリース用通路を構成している。
また、上記孔131aには、蓋14が着脱可能に取り付けられており、上記転がり接触部から当該孔131aを介して外部にグリースが漏れ出るのを防ぐようになっている。詳細にいえば、この蓋14には、例えば段差状に形成された孔131aの内周面と密接して当該孔131aを実質的に密閉する平底碗状の取付部14aと、その底部から軸12aの軸方向に延設されてその軸側の上記孔12bに挿入された丸棒状の支持部14bとを有している。
また、十字軸継手11では、図2における上下一対のベアリングカップ13が当該十字軸継手11から見て軸方向一方側の駆動軸10の軸部(例えば、上記駆動軸部10b)に、左右一対のベアリングカップ13は軸方向他方側の駆動軸10の軸部(例えば、上記中間軸部10a)に、それぞれ接続されている。
詳細にいえば、各ベアリングカップ13は、カップ部131の左右両端部側に設けられたボルト穴に取り付けられた固定ボルト15a、15bを介して、駆動軸10の対応する軸部の端部に形成されたフランジ部に固定されている。また、これら各固定ボルト15a、15bは、そのボルト頭部とベアリングカップ13のカップ部131との間にワッシャ16a、16bをそれぞれ介在させて、所定の締め付け力にて上記ボルト穴に螺合されている。
また、上記の各ワッシャ16a、16bには、本発明の駆動軸監視装置に含まれた荷重センサ17a、17bが設置されており、後に詳述するように、駆動軸10の回転動作に起因して生じるベアリングカップ13の変形を検出することにより当該駆動軸10の回転トルクを検知するようになっている。
具体的には、図3に例示するように、上記ワッシャ16aは、荷重センサ17aを取り付けるための肉厚部が図の右端部側に形成された略リング状のワッシャ本体16a1を有している。この肉厚部は、ワッシャ本体16a1の上面に対して上側に傾斜するよう形成されたテーパ面16a2と、一端部側及び他端部側がテーパ面16a2及びワッシャ本体16a1の下面にそれぞれ連続するとともに、ワッシャ16aの厚み方向に平行に、かつ平坦に形成された取付面16a3とを有するテーパ部により構成されている。そして、ワッシャ16aでは、固定ボルト15aが上記ボルト穴に螺合されたときに、そのボルト軸部15a3がワッシャ本体16a1の中央部に形成された孔16a4に挿通され、ボルト頭部15a1の下部側に設けられた座金15a2がワッシャ本体上面に密接されるとともに、取付面16a3に取り付けられた荷重センサ17aを固定ボルト15aの軸方向に沿って配置する。
図2に戻って、各ベアリングカップ13では、ワッシャ16a、16bの取付面16a3(図3)が軸12aに関して互いに対称となるようにカップ外側に向けて配置されており、荷重センサ17a、17bは当該ベアリングカップ13における、同図2に矢印Rにて示す駆動軸10の回転方向側の部分(ベアリングカップ13における、回転方向Rに関する中央位置よりも回転方向先方側の部分)及び同回転方向と反対方向側の部分(ベアリングカップ13における、回転方向Rに関する中央位置よりも回転方向後方側の部分)にそれぞれ設けられている。このように荷重センサ17a、17bを設けることにより、これらの荷重センサ17a、17bは、駆動軸10の回転方向Rへの回転動作時に軸12aとベアリングカップ13が連結された駆動軸10の軸端部との間で働く力が当該ベアリングカップ13において最も作用する負荷側の部分及び最も作用しがたい反負荷側の部分にそれぞれ配置される。
また、各荷重センサ17a、17bは、歪みゲージを用いて構成されており、ベアリングカップ13の変形に応じたワッシャ16a、16bのテーパ部の歪み(荷重)を検出する。また、各荷重センサ17a、17bは、ケーブル18(図3)を介して上記蓋14の取付部14aに取り付けられた子機1に接続されており、子機1から電力が供給されるとともに、当該子機1に検出信号(電圧信号)を出力している。
また、他の3箇所のベアリングカップ13についても同様に、各々2個の荷重センサ17a、17bが固定ボルト15a、15bのワッシャ16a、16bに設置されており、対応するベアリングカップ13の変形に起因する荷重を検出し、子機1と同様にベアリングカップ13毎に設けられた子機2、3、4に検出信号を出力している。
ここで、図4を参照して、荷重センサ17a、17bの検出動作について具体的に説明する。
図4(a)に示すように、上記駆動軸10が停止状態または無負荷状態で回転駆動されているとき、つまり上記圧延ローラ間に処理対象の鋼材が流されていないときには、ベアリングカップ13に変形がほとんど発生していない。また、各ワッシャ16a、16bのテーパ部では、対応する固定ボルト15a、15bが螺合されたときでの上記所定の締め付け力に起因する歪みを除いて、新たな歪みはほとんど生じておらず、それ故、荷重センサ17a、17bは、ほぼ均等の基準電圧値を示す検出信号を出力する。
続いて、上記圧延ローラ間に鋼材が供給されて圧延処理が開始されると、図4(b)に示すように、ベアリングカップ13にはその圧延処理に伴って大きく増加する駆動軸10の回転トルクに応じた(弾性)変形が発生する。詳細にいえば、ベアリングカップ13では、駆動軸10の軸部、例えば中間軸部10aの上記フランジ部に形成されたキー溝10a1に嵌合する突出部131bがカップ部131に形成されており、この突出部131bがキー溝10a1に嵌合した状態で、ベアリングカップ13は、一対の固定ボルト15a、15bによって中間軸部10aに連結されている。そして、上記のように、圧延処理に伴い駆動軸10の回転トルクが大きく増加すると、ベアリングカップ13には大きい負荷がかかる。このため、ベアリングカップ13では、同図(b)に示すように、上記突出部131bの回転方向R側の部分がキー溝10a1に当接して、同回転方向Rに傾くような弾性変形が発生する。これにより、回転方向R(負荷)側に配置されたワッシャ16aには、比較的小さい圧縮荷重が作用して、そのテーパ部には比較的小さい歪みが発生する。一方、反対方向(反負荷)側に配置されたワッシャ16bには、比較的大きい圧縮荷重が作用して、そのテーパ部に生じる歪みはワッシャ16aのものに比べて大きいものとなる。この結果、各荷重センサ17a、17bは、設置箇所のテーパ部に生じた歪み(荷重)を検出して、その検出した荷重に応じた電圧値(歪み量)の信号を出力する。すなわち、荷重センサ17aからは上記基準電圧値よりも少し大きい検出信号が出力され、荷重センサ17bからはセンサ17aのものよりも大きい電圧値の検出信号が出力される。
また、上記のようなベアリングカップ13の変形に応じた各ワッシャ16a、16bでの荷重の変化は、対応する固定ボルト15a、15bの締め付け力の変化と相関がある。すなわち、図4(a)に示した状態では、上述したように、各ワッシャ16a、16bのテーパ部での歪みは、上記所定の締め付け力に起因して生じたものであり、各荷重センサ17a、17bの検出結果(基準電圧値)を、対応する固定ボルト15a、15bの実際のほぼ均等な所定の締め付け力とみなすことができる。その後、駆動軸10の回転トルクが圧延処理に伴い増加すると、ワッシャテーパ部に歪みが生じるだけでなく、例えば反負荷側の固定ボルト15bでは、図4(b)に示したように、ベアリングカップ13と同様に、そのボルト頭部側が回転方向Rに傾くような弾性変形が発生する。この固定ボルト15bでの弾性変形は、そのワッシャ16bに生じた歪みに応じて増減、つまりこの歪みと相関関係を有しており、荷重センサ17bの検出荷重を基に上記回転トルクの増加に伴って大きくなった当該固定ボルト15bでの締め付け力を検出することができる。
上記子機1は、図5に示すように、荷重センサ17a、17bからの検出信号を入力するとともに、図示しないボルト等の固定手段によって取付部14aの底部に固定されるセンサ基板31と、このセンサ基板31の上方に配置されたワイヤレス基板32と、このワイヤレス基板32の上方に配置されたバッテリー電源33とを備えている。また、子機1では、互いに接離自在なコネクタにて各基板31、32と電源33とが順次接続されるようになっており、当該ユニット1はビス穴14c内に挿入されるビス(図示せず)によって上記孔131bに装着される蓋14の内部に収納されている。すなわち、センサ基板31及びワイヤレス基板32は、それぞれ設けられた勘合コネクタ31c及び32cとが互いに連結されることでこれらの基板31及び32が電気的に接続され、またワイヤレス基板32及びバッテリー電源33は、それぞれ設けられた勘合コネクタ32d及び33aとが互いに連結されることでこれらの基板32及び電源33が電気的に接続されている。なお、図5では、図面の簡略化のために、上記支持部14bの図示は省略している。また、各基板31及び32はモールド樹脂によりコーティングされたものであり、これらの基板31及び32の回路等の電子部品にグリースや湿気などによる悪影響が極力生じないよう構成されている。
上記センサ基板31は、荷重センサ17a、17bからの各検出信号をA/D変換してセンサ検出信号データを生成するA/D変換機能が付与されたDSP等の演算部を有するセンサ回路31aと、上記バッテリー電源33に含まれた例えば二本の単三形電池33aからの直流をユニット各部に適宜分配供給するための電源回路31bとを備えている。
上記ワイヤレス基板32には、例えばDSPを用いて構成された送受信回路32aと、この送受信回路32aや上記センサ回路31aなどで使用されるプログラム等のデータを保持するメモリ32bとを備えており、当該ワイヤレス基板32がセンサ回路31aからの上記センサ検出信号データを無線送信するデータ送信部を構成している。上記送受信回路32aには、所定周波数の発信波(搬送波)を発振する発振機能、この搬送波に検出信号データを乗せるための変調機能が付与されている。また、送受信回路32aは、後述の親機5(図6)からの発信波を受信して、その受信した発信波を復調してその発信波に含まれた同親機5からの指示信号を抽出する復調機能を有しており、前記指示信号によって子機1の各部はその駆動制御が行われるようになっている。また、送受信回路32aには、バッテリー電源33の上方で蓋14の開口端付近に配置されるアンテナ34が接続されており、このアンテナ34が上記センサ検出信号データのシリアルデータ列を含んだ送信波を外部に発信する。尚、この説明以外に、アンテナ34をベアリングカップ13の外表面に沿わせて配置する構成でもよい。
また、他の子機2〜4も子機1と同様に上下三段に分割配置された基板及び電源を有しており、対応する荷重センサ17a、17bからの検出信号データを発信するようになっている。
また、上記子機1〜4及び荷重センサ17a、17bは、上記駆動軸監視装置Tに含まれたものであり、各子機1〜4にはそれぞれ識別子としての連続した整数のID番号0,1,2,3が割り当てられており、各子機1〜4の上記送受信回路32aでは、センサ検出結果の送信を行うときに例えばヘッダー部に割り当てられたID番号を含めて、送信波を発信するように構成されている。そして、駆動軸監視装置T内で各子機1〜4と、これら子機1〜4各々に接続された荷重センサ17a、17bとを特定可能になっている。
図6に示すように、上記駆動軸監視装置Tは、荷重センサ17a、17bが各々接続された子機1〜4と、これらの各子機1〜4からの送信波を受信する親機5を備えている。この親機5には、例えばRS232Cに準拠した通信線6aを介して圧延設備内に配置されたパネルコンピュータ7が接続されている。また、このパネルコンピュータ7には、例えば10Base−T線を用いたLAN 6bを介して、圧延設備から離れた監視室内などに設置されたパソコン(以下、“PC”と略称する。)8が接続されており、このPC 8は、インターネット等の通信ネットワーク20を介在させて例えば十字軸継手11の製造メーカやそのメンテナンス会社等の情報処理端末21に接続可能に構成されている。尚、駆動軸監視装置Tでは、上記2本の駆動軸10に組付けられた4つの各十字軸継手11に子機1〜4が装着されており、パネルコンピュータ7及びPC 8は当該監視装置T内に含まれた全ての各子機からの送信データを上記ID番号を基に判別し、荷重センサ単位にその検出データを管理できるようになっている。
上記パネルコンピュータ7には、そのコンピュータ機能として、各子機1〜4を介して送られてきた荷重センサ17a、17bの上記センサ検出信号データに基づいて、駆動軸10の回転トルクを検知する機能が付与されており、同コンピュータ7は検知部を構成している。具体的には、パネルコンピュータ7は、荷重センサ17aからのデータ値と荷重センサ17bからのデータ値との差を求める差動処理を実施して、この差動処理後のデータ値を基に予め格納されているテーブルなどを参照することにより、上記差動処理後のデータ値と相関関係を有する、圧延処理中の駆動軸10の回転トルクのデータ値を取得するようになっている。
尚、この回転トルクのデータ値の取得処理は、いずれか一方の荷重センサ17a、17bの検出データ値だけを用いて行うこともできる。但し、上記のように、パネルコンピュータ7が差動処理を実施する場合の方が、各検出データ値での周囲温度の影響を相殺できる点で好ましい。また、パネルコンピュータ7では、4個のベアリングカップに各々設けられた一対の荷重センサ17a、17bの各検出データ値に基づいて4つの回転トルクのデータ値を同時に得て、これらデータ値を相互チェックすることで回転トルクの検知精度を高めている。
また、パネルコンピュータ7には、取得した回転トルクのデータ値に基づいて、駆動軸10の回転動作に異常が生じているか否かについて判別する機能も与えられている。つまり、回転トルクのデータ値が予め設定されている許容上限値を越える場合には、パネルコンピュータ7は、駆動軸10において、上記圧延ローラ間の設定寸法よりも僅かに大きい寸法の鋼材が当該ローラ間に流されるミス圧延などの過負荷運転が行われていると判断して、トルクリミッタなどの保護機器に指示信号を出力して駆動軸10の破損を回避する。また、回転トルクのデータ値が予め設定されている許容下限値よりも小さい場合には、パネルコンピュータ7は、駆動軸10におけるモータ回転力の伝達経路上の構成部材の部分に、クラック等が生じて当該モータ回転力が正常に伝達されていない(つまり、駆動軸10にトルク抜けが生じている)と判断して、上記駆動モータを停止させる。このように、パネルコンピュータ7、圧延処理中の駆動軸10の回転トルクを基にその回転動作の異常を検知してモータを停止させたり、トルクリミッタを作動させたりすることから、圧延鋼材品の品質低下を早期に防ぐことができ、さらには駆動軸10の致命的な破損も防ぐことができる。
さらに、このコンピュータ7では、取得した回転トルクのデータ値を蓄積するようになっており、この蓄積データを基に対応するベアリングカップ13での疲労(経年劣化)の程度や駆動軸10の破損前兆などを把握する機能も含まれている。
また、パネルコンピュータ7には、荷重センサ17a、17bからの各検出データ値を基に対応する固定ボルト15a、15bでの締め付け力を検知する機能及びこの検知した締め付け力の蓄積データを用いた当該15a、15bの破損前兆を把握する機能が付与されている。また、このコンピュータ7には、各子機1〜4のバッテリー電源33での電池容量の残量管理などの監視装置Tの構成要素のメンテナンス作業に必要な情報管理機能、及び各検出データの波形や上記検出信号データの変化等の所定の履歴情報をディスプレイに表示するモニタリング機能が与えられている。
また、PC 8には、パネルコンピュータ7が有する上記のコンピュータ機能に加えて、入力した検出データやそれに基づく疲労の診断結果などのデータを保存したり、他の情報処理端末21に上記の保存データを提供するWebサーバとして働いたりするようなサーバ機能が付与されている。
以上のように構成された本実施形態では、荷重センサ17a、17bをワッシャ16a、16bに設置し、これらセンサ17a、17bによりワッシャ16a、16bに生じた歪み(荷重)を検出することでベアリングカップ13の変形を検出している。そして、パネルコンピュータ7またはPC 8(検知部)が、荷重センサ17a、17bの検出結果から得られるワッシャ16a、16bの歪み量(カップ変形量)を用いてこれと相関関係を有する圧延処理中の駆動軸10の回転トルクを検知している。また、上記ワッシャ16a、16bに取り付けられた荷重センサ17a、17bを用いているので、駆動軸10の回転動作を妨げない。この結果、上記従来例と異なり、非常な高トルクでセンサ設置箇所を確保し難い駆動軸10に対しても、当該駆動軸10の回転トルクを精度よく常時検知することができる。従って、駆動軸10を常に監視することができ、またこれ故、駆動軸10の点検・メンテナンス作業をより的確なタイミングで行うこともできる。また、荷重センサ17a、17bを十字軸継手11とともに駆動軸10内に組込んでいることから、駆動軸10の分解・組立作業や交換作業時において、ワイヤなどを当該駆動軸10の外周面に巻回して吊り上げることを簡単に行うことができる。
また、本実施形態では、ベアリングカップ13における反負荷(回転方向Rと反対方向)側の固定ボルト15bのワッシャ16bに荷重センサ17bを設けているので、このセンサ17bは駆動軸10の通常の回転方向R側への回転動作中に最も変形を生じ易いベアリングカップ13の部分に設置されて、ベアリングカップ13の変形を高精度に検出することができ、パネルコンピュータ7での回転トルクの検知精度も向上させることができる。
また、ベアリングカップ13における負荷(回転方向)側の固定ボルト15aのワッシャ16aにも荷重センサ17aを設け、パネルコンピュータ7がこれらのセンサ17a、17bのセンサ出力についての差動処理を実施し各センサ出力での周囲温度の影響を相殺しているので、周囲温度による各センサ出力の温度ドリフトを補償することができ、周囲温度の影響によりトルク検知の精度低下を防ぐことができる。また、このように、荷重センサ17a、17bを回転方向側及びこれと反対方向側に設置しているので、圧延設備において、いわゆるリバース圧延などが実施されて駆動軸10の回転方向が上記通常の回転方向Rと反対方向に回転されたときでも、上記センサ17aはベアリングカップ13の最も変形を生じ易い部分に配置されることとなり、駆動軸10の回転方向に変更により、その回転トルクの検知精度の低下が生じるのを防止できる。
また、この実施形態1の説明では、図3に示したように、テーパ面16a2及び取付面16a3を有するテーパ部をワッシャ16aに形成し、取付面16a3に荷重センサ17aを設けた構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リング状のワッシャの外周面に荷重センサを直接取り付ける構成でもよい。但し、平坦な取付面を形成する場合の方が、リング状のワッシャ外周面にセンサを取り付ける場合に比べてセンサを簡単、かつ安定的に取り付けることができる点で好ましい。また、ワッシャ本体16a1の上面に対して上側に傾斜するよう形成されたテーパ面16a2を形成することにより、上記取付面16a3の肉厚寸法(ワッシャ16aの軸方向寸法)を大きくすることができ、荷重センサ17aを設置し易い点で好ましい。さらには、このワッシャ16aでは、図3(a)に示したように、固定ボルト15aのボルト頭部下部側から取付面16a3側に向かうにつれて(すなわち、ボルト頭部下部側によるベアリングカップ13側への抑えが緩くなる自由端側に向かうにつれて)、上記軸方向寸法が大きく増加するようなテーパ面16a2を設けているので、当該ワッシャ16aでの歪みを発生し易くできる点で好ましい。また、座金を備えていない固定ボルトのボルト頭部下部側をセンサ付きのワッシャに直接当接させる構成でもよい。
実施形態2
図7は、別の実施形態に係る駆動軸監視装置の要部構成を示す図である。図において、本実施形態と上記実施形態1との主な相違点は、荷重センサ17a、17bをベアリングカップ13の表面に直接的に取り付けたことである。
図に示すように、本実施形態では、上記荷重センサ17a、17bがベアリングカップ13における、上記通常の回転方向R側の部分及びこの回転方向Rと反対方向側の部分として、当該カップ13の右側部及び左側部の表面にそれぞれ直接的に取り付けられている。これらセンサ17a、17bは、荷重検出が可能なセラミックタイプのピエゾ素子によって構成されたものであり、実施形態1のものに比べて高い強度をもっている。
以上の構成により、本実施形態では、荷重センサ17a、17bは、駆動軸10の回転動作に応じたベアリングカップ13の変形を直接的に検出し、パネルコンピュータ7またはPC 8(検知部)が、上記実施形態1と同様に、荷重センサ17a、17bの検出結果から得られるカップ変形量を用いて、駆動軸10の回転トルクを検知する。従って、本実施形態では、実施形態1と同様な効果を奏することができる。
尚、上記実施形態2の説明では、ベアリングカップ13の右側部及び左側部の表面に荷重センサ17a、17bを設けた場合について説明したが、本実施形態はベアリングカップ13の表面に荷重センサ17a、17bを取り付けたものであればよく、例えばベアリングカップ13の右側部及び左側部において、十字軸継手11の中心側に傾斜した傾斜面に設けてもよい。また、駆動軸10の軸部に対向する、固定ボルト15a、15bの近傍の表面やベアリングカップ13の外周面に荷重センサ17a、17bを設けてもよい。但し、上記のように、ベアリングカップ13の側部表面に荷重センサ17a、17bを設ける場合の方が、センサ17a、17bを駆動軸10の外部に露出させることなく、かつ子機1に対するケーブル18(図3)の引き廻しを容易に行えたり、十字軸継手11を分解することなく、荷重センサ17a、17bを取り付けれたりすることができる点で好ましい。
尚、上記の各実施形態の説明では、圧延設備の駆動軸に適用した場合について説明したが、本発明は十字軸継手の十字軸の各軸に装着され、かつ駆動軸が連結されたベアリングカップの変形を検出するセンサと、このセンサの検出結果を基に駆動軸の回転トルクを検知する検知部とを有するものであればよく、例えば製紙設備での紙巻き取りローラを駆動する駆動軸等の他の駆動軸の監視に本発明を用いることもできる。
また、上記の説明では、歪みゲージまたはセラミックタイプのピエゾ素子を用いた2個の荷重センサをベアリングカップ毎に設置した構成について説明したが、本発明は、上記荷重を検出することができるセンサであれば、センサの種類や設置数、設置箇所等は上記のものに何等限定されない。例えばベアリングカップの変形に同調する磁性部材を当該カップに設けて、磁気センサによりこのカップ変形を検出してもよい。但し、上記各実施形態のように、2個のセンサをベアリングカップ毎に設けてそのセンサ出力の差動処理を行う場合の方が、温度補償がなされたセンサ出力による回転トルク検知をより精度よく行える点で好ましい。
また、上記の説明では、パネルコンピュータまたはPCにおいて、荷重センサの検出結果に基づく駆動軸の回転トルクの検知処理等を行わせる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば上記センサ回路に設けたDSP等のデータ処理部において上記の検出結果を用いた検知処理等を実行させてもよい。
鉄鋼メーカの圧延設備に使用される駆動軸を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る駆動軸監視装置の主要部を駆動軸の軸方向から見た図である(一部断面を含む。)。 (a)は図2に示した固定ボルト、ワッシャ、及びセンサを示す側面図であり、(b)及び(c)はそれぞれ上記ワッシャ及びセンサを示す平面図及び側面図であり、(d)は上記ワッシャの取付面上のセンサを示す平面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ図2に示したベアリングカップの駆動軸停止時及び駆動軸回転時における状態を示す図である。 上記駆動軸監視装置に含まれた子機の要部構成例を示す図である。 上記駆動軸監視装置の具体的な全体構成例を示すブロック図である。 別の実施形態に係る駆動軸監視装置の要部構成を示す図である。
符号の説明
7 パネルコンピュータ(検知部)
8 PC(検知部)
10 駆動軸
11 十字軸継手
12 十字軸
12a 軸
13 ベアリングカップ
15a、15b 固定ボルト
16a、16b ワッシャ
17a、17b センサ
31a センサ回路(検知部)
T 駆動軸監視装置

Claims (3)

  1. 十字軸継手と、この十字軸継手を介して連結された複数の軸部とを備えた駆動軸を監視する駆動軸監視装置であって、
    前記十字軸継手の十字軸の4つの各軸に装着されるとともに、前記軸部の軸方向端面に連結されることによって、当該軸部の軸心周りに周方向に間隔をあけて配置された4つのベアリングカップと、
    前記ベアリングカップの変形を検出するセンサと、
    前記センサの検出結果を基に前記駆動軸の回転トルクを検知する検知部と
    を備え
    前記センサが、前記ベアリングカップにおける、前記駆動軸の回転方向に関する中央位置よりも回転方向後方側の部分に設けられていることを特徴とする駆動軸監視装置。
  2. 前記センサが、前記ベアリングカップと前記軸部とを固定する固定ボルトの、ボルト頭部と当該ベアリングカップとの間に配置されたワッシャに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の駆動軸監視装置。
  3. 前記センサが、前記ベアリングカップにおける、前記駆動軸の回転方向に関する中央位置よりも回転方向先方側の部分にも設けられ、
    前記検知部が、前記回転方向先方側のセンサと、前記回転方向後方側のセンサとの検出結果の差動処理を実施する機能を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動軸監視装置。
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