JP4516297B2 - 吸収性物品およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、着用物品用シートおよびその製造方法並びに着用物品用シートを用いた吸収性物品およびその製造方法に関する。
従来、微細な透湿孔を多数形成した透湿防水性シートの外表面に短繊維を起立するように植毛してなる着用物品用シートが設けられて、この着用物品用シートをバックシートに用いた使い捨ておむつ(吸収性物品)がある(例えば、特許文献1参照)。
また、シート状基部の一面からほぼ同一の長さで起立する複数の繊維を有するずれ止めシートがある(例えば、特許文献2参照)。そして、シート状基部に接着剤を塗工して、この接着剤に繊維を散布、吹付け、振動あるいは高圧の静電気を利用して接着している。
実用新案登録登録第2527400号公報 特開2000−248445号公報
しかしながら、特許文献1では、透湿防水性シートの外表面に短繊維を起立するように植毛するために、接着剤をシートのほぼ全面に均一に塗工するようになっていて、この接着剤の全面均一塗工のために、微細な透湿孔が塞がれて通気性が阻害されやすくなり、さらには全面均一塗工の接着剤によってシート全体の柔軟性が阻害されやすくなるという問題があった。
また、特許文献2では、接着剤を厚く全面均一塗工すると、ずれ止めシート自体が固くなって、被当接部材が柔軟なシート(例えば、不織布、織物、編物等で形成されたシート物)であった場合には、被当接部材に追従できなくなる可能性があるとともに、接着剤を無秩序に粗く塗工すると、接着される繊維量が不足してずれ止めシートとしての機能を果たせなくなる。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、通気性や柔軟性が阻害されることがない一方、柔軟な被当接部材に対しても追従しやすくなって、充分なずれ止め効果も発揮可能な着用物品用シートおよびその製造方法並びに着用物品用シートを用いた吸収性物品およびその製造方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明はトップシートとバックシートとの間に吸水体を挟み込んで構成され、アウターに当接させて用いる吸収性物品であって、上記吸収性物品には、着用物品用シートが、上記吸収性物品の防漏用バックシートとして用いられ、上記着用物品用シートは、シートにホットメルト接着剤が網状若しくは繊維状に塗工されるとともに、当該接着剤に繊維長10mm以下の短繊維が接着され、上記短繊維は上記バックシートの外表面に上記ホットメルト接着剤で接着されている吸収性物品を提供するものである。
また、本発明は、トップシートとバックシートとの間に吸水体を挟み込んで構成され、アウターに当接させて用いる吸収性物品であって、上記吸収性物品には、着用物品用シートが、バックシートの外表面に接着して用いられ、上記着用物品用シートは、シートにホットメルト接着剤が網状若しくは繊維状に塗工されるとともに、当該接着剤に繊維長10mm以下の短繊維が接着されている吸収性物品を提供する。
本発明の吸収性物品は、バックシートの中央位置に、上記着用物品用シートが設けられていてもよい。
本発明の吸収性物品は、バックシートの前後の両端部の近傍または前後の幅方向の両端部の近傍に、上記着用物品用シートが設けられていてもよい。
上記着用物品用シートにはホットメルト接着剤の存在領域と非存在領域とが形成され、上記ホットメルト接着剤の存在領域または非存在領域は、特定の識別情報を意味するパターンに形成され、上記短繊維は、ホットメルト接着剤の存在領域のみに設けられていてもよい。
上記着用物品用シートは、透湿防水性のプラスティックフィルムにホットメルト接着剤が塗工され、当該接着剤に短繊維が接着されものであることが好ましい。
上記アウターは、オムツカバー、テープ止め型おむつ、またはパンツ型おむつであることが好ましい。
また、本発明は上記着用物品用シートが、シートを供給する工程と、このシートにホットメルト接着剤を塗工する工程と、このホットメルト接着剤部に短繊維を吹付け若しくは誘導して接着する工程と、上記ホットメルト接着剤に接着されなかった余剰短繊維を回収して再利用する工程とを含んで製造される吸収性物品の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、シートに網状若しくは繊維状にホットメルト接着剤を塗工して、繊維長10mm以下の短繊維を接着するようにしたから、短繊維がシートに分散されるようになるので、着用物品用シート全体の柔軟性を損なわれなくなって、布様の外観と肌触りとを持つようになる。
また、ずれ止めシートとした場合には、起立方向が不均一な状態で短繊維がシートに分散されるようになるので、網状若しくは繊維状に塗工したホットメルト接着剤の塗工部は柔軟で、繊維同士の固定も無くて固くならないために、ずれ止めシートは全体として柔軟で、柔軟な被当接部材に対しても追従しやすく、繊維も引っ掛かりやすくなって、充分なずれ止め効果を発揮できるようになる。
そして、着用物品用シートを、着用物品用シートの短繊維が外表面になるように使い捨ておむつ等の吸収性物品の防漏シートとして用い、若しくはバックシートに接着して用いれば、柔軟性のある布様の外観と肌触りを持った吸収性物品となる。
また、ずれ止めシートとした場合には、柔軟な被当接部材に対しても追従しやすくなって、充分なずれ止め効果を発揮できるようになる。
着用物品用シートがバックシートのほぼ中央に位置していると、吸収性物品の前後が動きやすく、身体に拘縮があって左右どちらか片方に曲がっているような高齢者に着用する場合には便利である。
着用物品用シートがバックシートの前後の両端部の近傍あるいは前後の幅方向の両端部の近傍に設けてあれば、吸収性物品の中央部分は自由であるために、併用する被当接部材であるアウターが影響することなく着用者の体型に合わせてフィットさせやすくなる。また、着用物品用シートを必要な箇所にだけ設ければよいので、安価なものとなる。
シートにホットメルト接着剤を部分的に塗工して、ホットメルト接着剤の存在領域にのみ短繊維を接着すれば、ホットメルト接着剤や短繊維の無駄を省くことができる。
また、ずれ止めシートとした場合には、ずれ止めを発揮したい任意の箇所にのみずれ止め部を形成できる。
そして、ホットメルト接着剤部の存在領域または非存在領域を特定の識別情報を意味するパターンに形成しておけば、表裏の識別、前後・左右の識別、美観の想起等のように、着用物品用シートや着用物品用シートを用いた吸収性物品をより有効に取り扱うための手段となる。なお、特定の識別情報とは、サイズ表示、ブランド名、製品名、取扱説明等の情報である。上記接着剤の存在領域または非存在領域は、特定の識別情報を意味するパターンに形成されている構成とすることが好ましい。
シートとして透湿防水性のプラスティックフィルムを用いた場合、通気性(透湿性)が阻害されなくなって、通気性が良好な着用物品用シートとなる。
本発明の吸収性物品の製造方法によれば、ホットメルト接着剤に接着されなかった余剰な短繊維を回収して再利用することができるので、ロスが少なくなって、より安価に着用物品用シートを製造できるようになる。
また、着用物品用シートを連続的に製造しながら吸収性物品を連続的に製造できるので、製造工程が簡便になって、より安価に吸収性物品を製造できるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は着用物品用シート(ずれ止めシート)1であり、(a)は斜視図、(b)は(a)の模式的拡大断面図であって、シート2に塗工されたホットメルト接着剤4には繊維長10mm以下の短繊維3が接着されている。
上記シート2には、ホットメルト接着剤が網状若しくは繊維状に塗工されている。すなわち、図2(a)のように、ホットメルト接着剤4が連続的な複数列の輪状に塗工されている(スパイラル塗工)。また、図2(b)のように、ホットメルト接着剤4をほぼ均一な短繊維状に塗工することもできる(メルトブロー塗工)。さらに、図2(c)のように、ホットメルト接着剤4を連続的な複数列の波状に塗工することもできる(オメガ塗工)。
ここで、ホットメルト接着剤4を「網状若しくは繊維状に塗工」するとは、図2(a)〜(c)に例示したように、ホットメルト接着剤4が平面視でランダムに分散した塗工状態とすることであり、上記従来技術のような接着剤の全面均一塗工ではないことを意味する。
このように、シート2に網状若しくは繊維状に塗工したホットメルト接着剤4に、繊維長10mm以下の短繊維3を接着するようにすれば、ランダムな高さとなるホットメルト接着剤4に、ランダムに絡みあったり、重なり合ったりしながら、短繊維3が接着されるようになる。
したがって、ホットメルト接着剤4の塗工パターンによって、短繊維3がシート2に分散されるようになるから、着用物品用シート1全体の柔軟性を損なわれなくなるとともに、短繊維3の起立方向も不均一となるので、布様の外観と肌触りを持つようになる。なお、シート2として、透湿防水性のプラスティックフィルムを用いた場合でも、ホットメルト接着剤4はランダムに分散塗工されているために、微細な透湿孔が塞がれにくくなるので、通気性(透湿性)が阻害されなくなって、通気性が良好な着用物品用シート1となる。
また、着用物品用シート1をずれ止めシートとした場合には、網状若しくは繊維状に塗工したホットメルト接着剤4の塗工部は柔軟で、繊維同士の固定も無くて固くならないために、着用物品用シート(ずれ止めシート)1は全体として柔軟で、表面の向きが均一でない柔軟な被当接部材(例えば、不織布、織物、編物等で形成されたシート物)に対しても追従しやすく、繊維も引っ掛かりやすくなって、充分なずれ止め効果を発揮できるようになる。
また、繊維3の少なくとも一部はホットメルト接着剤4で接着されるので、シート2からの短繊維3の脱落が少なくなる。
図3は、上記着用物品用シート1を吸収性物品Pの防漏用バックシート5として用いた実施形態であって、(a)は吸収性物品Pの裏面図、(b)は(a)のX−X線拡大断面図である。
上記吸収性物品Pは、液体透過性のトップシート7と液体不透過性のバックシート5の間に吸水体6を挟み込んで構成されている。
上記吸水体6の長手方向の両側縁部に沿って、長手方向に延びる撥水性及び/又は液体不透過性のサイドシート9が設けられ、このサイドシート9は、トップシート7との接合部12を起立基端部として幅方向の内側に延出され、封止部11で封止された延出部分の内側端部に取付けられた立体用弾性部材8の収縮力でトップシート7の上方に起立する立体ギャザー10となっている。この立体ギャザー10により、トップシート7の表面を流れた尿等の排泄物を受け止めることができ、着用者が横向きに寝ているような場合でも横濡れ防止効果を発揮できる。
また、サイドシート9の接合部12よりも幅方向外側部分9aは、その下面をトップシート7の幅方向端部の上面とバックシート5の幅方向端部の上面とに跨って接合することにより、トップシート7を伝わってきた尿等がトップシート7の幅方向端部からしみ出すのを防止している。
上記吸収性物品Pの吸水体6は、後側が幅広、前側が幅狭、股間部がくびれでいるひょうたん形状であって、バックシート5とトップシート7とサイドシート9とを組み合わせてなる表面材は、吸水体6よりも一回り大きくして、吸水体6の外周囲で接着固定している。このようなひょうたん形状の吸収性物品Pは、着用者の体型に合わせてフィットしやすく、尿等を効果的に吸収しやすく、さらに漏れにくくなる。なお、吸水体6は、必ずしもひょうたん形状である必要はなく、長方形形状等であっても良い。
そして、上記着用物品用シート1を吸収性物品Pの防漏用バックシート5として用いているから、柔軟性のある布様の外観と肌触りを持った吸収性物品Pとなる。
図4(a)は、吸収性物品Pのバックシート5の外表面に、幅方向に間隔を隔てたストライプ状図柄に短繊維3を接着した例である。この例示のような図柄を形成するように、バックシート5の任意の箇所に、ホットメルト接着剤4を塗工した存在領域4aと、ホットメルト接着剤4を塗工しない非存在領域4bとを形成して、存在領域4aのみに短繊維3を接着すれば、吸収性物品Pの外観が特徴的になるとともに、使用する短繊維量や接着剤量が減少してコストダウンとなる。
図4(b)は、吸収性物品Pのバックシート5の外表面に、ホットメルト接着剤4が存在しない非存在領域4bとして、例えば長手方向に連続的に並んだ三角形状を形成して、その部分以外に繊維3を接着した例である。このように、三角形の頂角の向きが吸収性物品Pの前側を示すというような情報を着用者に与えることができ、吸収性物品Pをより有効に利用できるようになる。なお、図4(b)では、ホットメルト接着剤4の非存在領域4bを特定の識別情報を表すものとしているが、ホットメルト接着剤4の存在領域4aを特定の識別情報を表すものとしても差し支えない。また、ホットメルト接着剤4の存在領域4aと非存在領域4bとを組み合わせて、特定の識別情報を表すものとしても差し支えない。
図5は、上記着用物品用シート1をずれ止めシートとして、吸収性物品Pの防漏用バックシート5として用いた実施形態であって、(a)は吸収性物品Pの裏面図、(b)は(a)のX−X線拡大断面図である。
すなわち、バックシート5の外表面の中央位置に、横長長方形状の着用物品用シート(ずれ止めシート)1を設置したものである。
これにより、吸収性物品Pの着用物品用シート(ずれ止めシート)1の繊維3が柔軟な被当接部材の繊維の間に食い込み、引っ掛かってずれ止め効果を発揮するようになる。なお、着用物品用シート(ずれ止めシート)1が、図5(a)のようなほぼ中央に位置していると、吸収性物品Pの前後が動きやすく、身体に拘縮があって左右どちらか片方に曲がっているような高齢者に着用する場合には便利である。
図6(a)は、吸収性物品Pのバックシート5の外表面の全面にホットメルト接着剤4で短繊維3を接着した着用物品用シート(ずれ止めシート)1の例である。この例では、バックシート5の全面にずれ止め効果を発揮することができる。また、着用物品用シート(ずれ止めシート)1は柔軟であることから吸収性物品Pの全体の柔軟性を損なうこともない。
図6(b)は、吸収性物品Pのバックシート5の前後の両端部の近傍にホットメルト接着剤4で短繊維3を接着した着用物品用シート(ずれ止めシート)1の例である。
図7(a)は、吸収性物品Pのバックシート5の前後の幅方向の両端部の近傍にホットメルト接着剤4で短繊維3を接着した着用物品用シート(ずれ止めシート)1の例である。
図6(b)、図7(a)のように、着用物品用シート(ずれ止めシート)1がバックシート5の前後の両端部の近傍あるいは前後の幅方向の両端部の近傍に設けてあれば、吸収性物品Pの中央部分は自由であるために、併用する被当接部材であるアウター(オムツカバー、テープ止め型おむつ、パンツ型おむつ等)が影響することなく着用者の体型に合わせてフィットさせやすくなる。また、着用物品用シート(ずれ止めシート)1を必要な箇所にだけ設ければよいので、安価なものとなる。
図7(b)のように、ホットメルト接着剤4を三角形に塗工して、その部分にのみ繊維3を接着するようにすれば、着用物品用シート(ずれ止めシート)1を三角形に形成でき、この三角形の頂角が前を表すような情報を着用者に与えることができ、吸収性物品Pをより有効に利用できるようになる。
図8(a)のように、ホットメルト接着剤4を漢字の「前」と「後」の文字形の塗工して、その部分にのみ繊維3を接着するようにすれば、着用物品用シート(ずれ止めシート)1を「前」と「後」という文字に形戒でき、「前」が吸収性物品Pの前を、「後」が吸収性物品Pの後を表すような情報を着用者に与えることができ、吸収性物品Pをより有効に利用できるようになる。
図8(b)のように、ホットメルト接着剤4をアルファベットの「M」の文字形に塗工して、その部分にのみ繊維3を接着するようにすれば、着用物品用シート(ずれ止めシート)1を「M」という文字に形成でき、「M」というサイズを表現できると同時に、「M」を識別できるように見て上方になる方が前を表すような情報を着用者に与えることができ、吸収性物品Pをより有効に利用できるようになる。
なお、図6(b)〜図8(b)では、主に接着剤4と繊維3の存在する領域を、任意の箇所あるいは特定の識別情報として表しているが、接着剤4と繊維3の存在しない領域を任意の箇所あるいは特定の識別情報を表すようにしても差し支えない。また、接着剤4と繊維3の存在する領域と存在しない領域を組み合わせて、任意の箇所あるいは特定の識別情報を表すようにしても差し支えない。
この例示のようなパターンを形成するように、バックシート5の任意の箇所に、ホットメルト接着剤4を塗工した存在領域4aと、ホットメルト接着剤4を塗工しない非存在領域4bとを形成して、存在領域4aのみに短繊維3を接着すれば、使用する短繊維量や接着剤量が減少してコストダウンとなる。
上記各吸収性物品Pは、トップシート7とバックシート5との間に吸水体6を挟み込んで構成したものであったが、図9に示すように、パンツ型おむつの吸収性物品PPとして構成することもできる。
このパンツ型おむつの吸収性物品PPは、パンツ本体25の前腹部26と後背部27との間の股部28の両側に脚穴部29が形成されて、前腹部26と後背部27とにはウエスト用弾性部材30とボディフィット用弾性部材31とが添設されているとともに、脚穴部29の回りにはレッグ周り弾性部材32が添設されている。
上記パンツ本体25は、外面側の外装シート25Aと肌面側の内装シート25Bとが接着されて形成され、内装シート25Bの股部29には、図3〜図8に示したような吸収性物品Pが取付けられていても良い。
そして、撥水性の不織布製である外装シート25Aを着用物品用シート1として用いて、この外装シート25Aの外面に、ホットメルト接着剤4で短繊維3を接着している。なお、外装シート25Aの外面に、短繊維3を接着した上記シート2を接着しても良い。着用物品用シートの短繊維が外表面になるようにパンツ型おむつの防漏用外装シートとして用い、若しくは外装シートに接着して用いれば、柔軟性のある布様の外観と肌触りを持ったパンツ型おむつとなる。
また、パンツ本体25は、外装シート25Aを省略して内装シート25Bのみで形成して、この内装シート25Bの外面に、ホットメルト接着剤4で短繊維3を接着することもできる。なお、内装シート25Bの外面に、短繊維3を接着した上記シート2を接着しても良い。
この構成であれば、外装シート25Aを設けないので、より柔軟性が増すととともに、コストダウンにもなる。
上記シート2は、防水性のプラスティックフィルム、紙製テープ、不織布材料等が利用でき、より好ましくは通気・防水性のプラスティックフィルム、特にPE(ポリエチレン)樹脂によるフィルムが好適である。
上記繊維3は、コットン、レーヨン等の天然繊維,PP(ポリプロピレン)、PE、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ナイロン等の合成樹脂繊維が利用できる。また、単一成分のみならず、芯鞘型、サイドバイサイド型等の2種類以上の成分を組み合わせた複合繊維も利用できる。好ましくは、繊維長10mm以下にカットされた短繊維であり、さらに好ましくは、繊維長5mm以下の短繊維である。繊雑長5mm以下の短繊維を用いれば、より均一に分散されてさらに柔軟になる。また、繊度が0.3〜7.0デシテックスの短繊維を用いれば、より均一に分散されてさらに柔軟になる。
上記ホットメルト接着剤4は、生産性の点からは、60〜180℃程度で溶融するものが好ましく、SIS(スチレン−イソプレン−スチレンブロックポリマー)、SIBS(スチレン−イソプレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー)、SEBS(スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロックコポリマー)、SEPS(スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロックコポリマー)等のスチレン系エラストマー;エチレン・酢酸ビニル系コポリマー;ポリエステル系,アクリル系,ポリオレフィン系等のエラストマー類;ポリイソブチレン、ブチルゴム、ポリイソプレン、天然ゴム等のゴム類等が好適に用いられる。中でも、着用物品用シート(ずれ止めシート)1全体の柔軟性を損なわないという点から、スチレン系エラストマーやゴム類が好ましい。
上記ホットメルト接着剤4の塗工方法としては、図2(a)のようなスパイラル塗工、図2(b)のようなメルトブロー塗工、図2(c)のようなオメガ塗工によって網状又は繊維状に塗工する方法が好ましい。
上記スパイラル塗工は、塗工ヘッドのホットメルト吐出孔の近傍に、ノズル中心方向にエアーを吹き出すことのできる3個以上のエアー噴出口が点対称に備えられたスパイラルスプレーガンノズルを用いて行うことができる。
すなわち、ホットメルト吐出孔の直下にビード状で吐出されたホットメルト接着剤は、ある角度でエアーが吹付けられると、吹付けられたエアーの方に変位して、その変位した先にめがけて、ホットメルト接着剤に描かせるスパイラルの接線方向にエアーを吹付けることにより、ホットメルト接着剤は再び変位する。この変位操作が点対称に設けられた複数のエアー噴出口によって繰り返されることにより、ホットメルト接着剤は連続線を維持しながらスパイラル状で落下していく。
この線状ホットメルト接着剤を、停止しているシート2で受け止めると、その軌跡は円形となるが、シート2を走行させながら上記線状ホットメルト接着剤を受け止めると、スパイラル状パターンとなる。このスパイラル状パターンの幅は5〜30mm程度であることが好ましい。また、隣り合うスパイラル状パターンが重なっていても構わない。
上記メルトブロー塗工は、複数の小さな吐出孔群が直線状に配列され、各吐出孔の近傍に加熱空気を高速で噴出することのできるエアー噴出口を備えたメルトブローコーターを用いて行うことができる。
このメルトブローコーターによれば、ホットメルト吐出孔から線状に吐出された溶融状態のホットメルト接着剤に、加熱空気が高速で吹付けられることによって、ホットメルト接着剤が細長く引き延ばされた後、破断して、短く細い繊度の繊維状物となって、走行しているシート2上に落下して短繊維状に形成される。このメルトブローコーターにおける吐出孔の間隔やシート2の走行速度を調整すれば、単位面積当たりの接着剤量を調整できる。
上記オメガ塗工は、塗工ヘッドのホットメルト吐出孔の左右もしくは前後に、吐出方向と同じ方向に噴出することができるとエアー噴出口が、ホットメルト吐出孔とエアー噴出口とがほぼ直線状に並ぶように2箇所設けられたオメガスプレーノズルを用いて行うことができる。
すなわち、ホットメルト吐出孔の直下にビード状で吐出されたホットメルト接着剤は、左右もしくは前後2箇所に配置されたエアー噴出口から出るエアーによって変位を繰り返しながらジグザグ線状に落下していく。このジグザグ線状ホットメルト接着剤を、停止しているシート2で受け止めると、その軌跡は幅方向に往復しながら積層していく線(塊)になるが、シート2を走行させながら上記ジグザグ線状ホットメルト接着剤を受け止めると、オメガ状パターンとなる。このオメガ状パターンの幅は1〜15mm程度であることが好ましい。また、隣り合うオメガ状パターンが重なっていても構わない。
ホットメルト接着剤4の塗工量としては、1〜20g/mが好ましく、さらに好ましくは、3〜15g/mである。1g/m以下であると、繊維3の量が少なくなり、布様の外観と肌触りとを得られにくくなるまた、20g/m以上であると、ホットメルト接着剤4の量が多すぎて、着用物品用シート1全体の柔軟性が損なわれる。
上記バックシート5は、撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)、プラスティックフィルム(通気性であっても非通気性であっても良いが、より好適な態様としては通気性プラスティックフィルムが望ましい)やその複合材料が用いられる。より好ましくは目付15〜40g/mの通気性ポリエチレンフィルムが用いられる。
上記吸水体6は、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸水体を混合した吸収コアをティッシュペーパーなどの紙シートあるいは透液性不織布シート等の被覆シートで包み所定の形状に成形した吸水体である。着用者が歩いたり、寝返りを打ったりしても形状を保持できるように親水性繊維集合体中やシートに所定の形状保持手段(ホットメルト接着剤の塗布、合成繊維の混合)を施しても構わない。また、上記繊維や高分子吸水体をシート状の成形したシート状吸水体(例えばエアレイド吸収体)などを所定の形状(長方形、砂時計型等)に成形して用いても構わない。
上記トップシート7は、透液性の不織布材料が好ましい。例えば、親水性繊維(セルロース、レーヨン、コットン等)を用いた不織布材料、あるいは疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン等)の表面を界面活性剤により処理して透液性とした不織布材料が用いられる。好ましくは、目付10〜25g/mの疎水性繊維の表面を界面活性剤により処理して透液性とした透液性の不織布材料(ポイントボンド不織布、エアースルー不織布)が用いられる。
上記立体用弾性部材8は、通常使い捨ておむつに用いられる弾性伸縮材料(ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等)が用いられ、サイドシート9の間に前後方向に伸長状態で、ホットメルト接着剤、熱接着、超音波接着など好適な添設手段でもって添設される。好ましくは、繊度300〜2000デシテックスのポリウレタン糸を、倍率1.1〜4.0倍に伸張して添設する。添設手段としてはゴム系のホットメルト接着剤を用いることが好ましい。
上記サイドシート9は、通気性があって撥水性である不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)やプラスティックフィルム(通気性であっても非通気性であっても良いが、より好適な態様としては通気性プラスティックフィルムが望ましい)やその複合材料が用いられる。好ましくは、目付10〜25g/mの撥水性不織布材料である。
上記各材料の接合方法は、ホットメルト接着剤、超音波シール、熱接合等の方法が適宜用いられる。ホットメルト接着剤については、ゴム系、スチレン系、ポリオレフィン系、酢酸ビニル系等のホットメルト接着剤から適切に選定され、直接的なコーター塗布、間接的なスパイラル塗布、メルトブロー(カーテンスプレー)塗布、ビード塗布、オメガ塗布等の方法で塗布する。なお、サイドシート9の封止部11〔図3(b)参照〕については、熱接合や超音波接合による接合が好ましい。
図10は、バックシート5として用いられる着用物品用シート(ずれ止めシート)1の製造工程を吸収性物品Pの製造工程に組み込んだ製造ラインM1である。
バキュームコンベヤー13で矢印A方向から搬送されてきた吸水体6がバックシート5と合流し、ついでトップシート7(予めサイドシート9と合流して立体ギャザー10が形成されるようになっていても良い。)が合流して吸水体6を被覆するとともに、この吸水体6の外周縁部でバックシート5と接合されるようになる。
上記バックシート5の外表面にホットメルト接着剤4で繊維3を接着する工程を説明する。
まず、バックシート5の外表面に塗工ヘッド14から吐出されるホットメルト接着剤4が塗工され、ついで、ボックス15内で、吹付け部16から短繊維3がバックシート5の外表面に向かって吹付けられて、ホットメルト接着剤4に接着されなかった余剰の短繊維3が回収部17から回収され、この回収された余剰の短繊維3は再利用される。なお、短繊維3は、吹付け部16から主に圧縮空気によって吹付けたり分散させたりして付着させるが、短繊維3をホットメルト接着剤4に接着させる方法としては、静電植毛法のように静電気的な力を利用しても差し支えない。
このように、バックシート5として用いられる着用物品用シート(ずれ止めシート)1の製造工程を吸収性物品Pの製造工程に組み込めば、バックシート5として用いられる着用物品用シート(ずれ止めシート)1を連続的に製造しながら吸収性物品Pを連続的に高速製造できるので、製造工程が簡便になって、より安価に吸収性物品Pを製造できるようになる。
また、ホットメルト接着剤4に接着されなかった余剰な短繊維3を回収して再利用できるので、ロスが少なくなって、より安価に着用物品用シート(ずれ止めシート)1または吸収性物品Pを製造できるようになる。
図11は、着用物品用シート(ずれ止めシート)1の製造工程を吸収性物品Pの製造工程に組み込んだ製造ラインM2である。
まず、シート2の外表面に塗工ヘッド14から吐出されるホットメルト接着剤4が塗工され、ついで、ボックス15内で、吹付け部16から短繊維3がシート2の外表面に向かって吹付けられて、ホットメルト接着剤4に接着されなかった余剰の短繊維3が回収部17から回収され、この回収された余剰の短繊維3は再利用される。
このようにして製造された着用物品用シート1は、シート2の裏面側に塗工ヘッド22から吐出される転写用接着剤23を塗工され、ついで転写ユニット18のカッター刃19によって所定の長さに切断され、アンビルロール20と受けロール21との間でバックシート5の裏面側に転写される。
このように、着用物品用シート(ずれ止めシート)1の製造工程を吸収性物品Pの製造工程に組み込めば、図9の工程に比べて複雑にはなるが、着用物品用シート(ずれ止めシート)1を短い長さで使用したい場合には、吸収性物品Pに比べて着用物品用シート(ずれ止めシート)1の製造工程の速度が遅くなるために、加工調整がし易くなるというメリットがある。また、着用物品用シート(ずれ止めシート)1の製造工程を別工程にしているため、保守・点検が容易となる。
着用物品用シート(ずれ止めシート)であり、(a)は斜視図、(b)は(a)の模式的拡大断面図である。 (a)はスパイラル塗工したシートの斜視図、(b)はメルトブロー塗工したシートの斜視図、(c)はオメガ塗工したシートの斜視図である。 吸収性物品であり、(a)は裏面図、(b)は(a)のX−X線拡大断面図である。 (a)(b)は、図柄や特定の識別情報を表した吸収性物品の裏面図である。 吸収性物品であり、(a)は裏面図、(b)は(a)のX−X線拡大断面図である。 (a)(b)は、ずれ止めシートを特定のパターンに形成した例を示す吸収性物品の裏面図である。 (a)(b)は、ずれ止めシートを特定のパターンに形成した例を示す吸収性物品の裏面図である。 (a)(b)は、ずれ止めシートを特定のパターンに形成した例を示す吸収性物品の裏面図である。 パンツ型おむつの斜視図である。 バックシートとして用いられる着用物品用シート(ずれ止めシート)の製造工程を吸収性物品の製造工程に組み込んだ製造ライン図である。 着用物品用シート(ずれ止めシート)の製造工程を吸収性物品の製造工程に組み込んだ製造ライン図である。
符号の説明
1 着用物品用シート(ずれ止めシート)
2 シート
3 短繊維
4 ホットメルト接着剤
4a 存在領域
4b 非存在領域
5 バックシート
6 吸水体
7 トップシート
25A 外装シート
P 吸収性物品
PP パンツ型おむつ(吸収性物品)

Claims (8)

  1. ップシートとバックシートとの間に吸水体を挟み込んで構成され、アウターに当接させて用いる吸収性物品であって、
    上記吸収性物品には、着用物品用シート、上記吸収性物品の防漏用バックシートとして用いられ
    上記着用物品用シートは、シートにホットメルト接着剤が網状若しくは繊維状に塗工されるとともに、当該接着剤に繊維長10mm以下の短繊維が接着され、
    上記短繊維は上記バックシートの外表面に上記ホットメルト接着剤で接着されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. ップシートとバックシートとの間に吸水体を挟み込んで構成され、アウターに当接させて用いる吸収性物品であって、
    上記吸収性物品には、着用物品用シートが、バックシートの外表面に接着して用いられ、
    上記着用物品用シートは、シートにホットメルト接着剤が網状若しくは繊維状に塗工されるとともに、当該接着剤に繊維長10mm以下の短繊維が接着されていることを特徴とする吸収性物品。
  3. 上記バックシートの中央位置に、上記着用物品用シートが設けられている請求項1または2に記載の吸収性物品。
  4. 上記バックシートの前後の両端部の近傍または前後の幅方向の両端部の近傍に、上記着用物品用シートが設けられている請求項1または2に記載の吸収性物品。
  5. 上記着用物品用シートにはホットメルト接着剤の存在領域と非存在領域と形成され
    上記ホットメルト接着剤の存在領域または非存在領域は、特定の識別情報を意味するパターンに形成され、
    上記短繊維は、ホットメルト接着剤の存在領域のみに設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品
  6. 上記着用物品用シートは、透湿防水性のプラスティックフィルムにホットメルト接着剤が塗工され、当該接着剤に短繊維が接着されものである請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 上記アウターは、オムツカバー、テープ止め型おむつ、またはパンツ型おむつである請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の着用物品用シートは、シートを供給する工程と、このシートにホットメルト接着剤を塗工する工程と、このホットメルト接着剤部に短繊維を吹付け若しくは誘導して接着する工程と、上記ホットメルト接着剤に接着されなかった余剰短繊維を回収して再利用する工程とを含んで製造されることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
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