JP4515679B2 - 可変時間シフトを用いる電子式物品保安システム - Google Patents

可変時間シフトを用いる電子式物品保安システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の背景】
この発明は、一般に検出ゾーン内における保安タグの存在を検出するための電子物品保安システム、特に誤って警報が発せられる率を減少させるために疑似ランダム周波数/時間ホッピングRFバーストを用いる電子物品用セキュリティ/システムに関する。
【0002】
小売店及び/又は他の施設(図書館等)からの物品又は商品の盗難又は無許可の移動を検出及び防止する電子物品セキュリティ(EAS)システムの使用が一般に普及し始めた。一般に、そのようなEASシステムは、該EASシステムによって検出可能であり、かつ保護すべき物品に取り付けられる保安タグを用いる。
【0003】
そのようなEASシステムは、保安タグがそのような施設の出口地点を通過する際に該保安タグを検出することで物品の検出が行えるように、出口地点に、又はその周辺に一般に設置される。
【0004】
環境及び制御条件によって、個々のEASシステムは、保護された物品に取り付けられた保安タグが確実に検出される限定された領域のみに対して、一般に有効である。概して検出ゾーンと呼ばれるそのような領域は、一般に約6フィート幅に制限されている。
【0005】
多くの店舗及び図書館がそのような6フィート幅に対応した寸法の1つの出口のみを有する一方で、多くの他の小売店が並行して配置された8又は10の出口を有するとともに複数の別の出口も有する。
【0006】
さらに、大規模な商店街の店舗は、商店街の連絡として使われる幅が10フィート以上の概して幅広い領域又は通路をしばしば有する。
【0007】
したがって、多くのそのような状況では、複数のEASシステムは、単一のEASシステムによって確実に保護することができる出口幅よりも大きな出口幅を有する様々な個々の出口地点及び/又は個々の出入口地点のいずれも完全に保護することが求められる。
【0008】
広く行き渡ったEASシステムの一種は、所定の周波数で共鳴する概略平面状の印刷回路基板の形態である自己完結型受動共鳴回路を有する保安タグを利用する。
【0009】
一般に、そのような共鳴回路保安タグを検出するEASシステムは、保安タグの共鳴周波数に最も近い周波数成分を持つ電磁場を形成するために電磁気エネルギーを検出ゾーンに送る送信器を有する。
【0010】
そのようなEASシステムは、検出ゾーン内の電磁場を検出するための受信器も有する。保安タグを取り付けた物品が検出ゾーン内に移動、又は該検出ゾーンを通過する場合は、送られてきた電磁気エネルギーに保安タグがさらされ、その結果、該保安タグの共鳴によって出力信号が与えられ、それによって検出ゾーン内の電磁場が外乱される。
【0011】
そのよう外乱は、受信器によって検出可能である。受信器によるそのような電磁場外乱の検出は保安タグを付けた物品が検出ゾーン内に存在することを示し、保安要員又は他の要員に対して警報を発するために受信器はアラームを作動させる。
【0012】
それらを製造するための製造技術が原因で、典型的な共鳴保安タグの共鳴周波数は該タグの標準設計共鳴周波数から±10%変化する。検出ゾーンにおける保安タグの存在を確実に検出するために、EASシステムは、送信信号からの周波数成分が保安タグの共鳴周波数に最も近づくことを補償する目的で、一般にある範囲の周波数を送る。
【0013】
米国New Jersey州ThorofareのCheckpoint System, Inc.によって製造され、かつStrata(商標)システムとして知られるパルス傾聴式EASシステムと広く呼ばれている普及型のEASシステムは、バーストの少なくとも1つの周波数が検出すべきセキュリティ/タグの共鳴周波数近傍となるように、異なる周波数の電磁エネルギーからなる一連のRFバースト信号を繰り返し送信する。
【0014】
そのEASシステムは、バースト間で送信器の作動を停止させ、送信器バースト間の休止時間中、受信器を使用可能とする。受信器は、休止時間中に共鳴保安タグによって再放射されたエネルギーを検出することで、検出ゾーン内に置かれた保安タグを検出する。
【0015】
そのStrata(商標)システム等の従来のパルス傾聴式EASシステムは、受信器が所定回数の送信バースト信号繰り返しに対して所定回数のタグ検出を記録する。
【0016】
しかし、同じ場所に配置されたEASシステムが共通のバースト周波数/時間パターンを用いる場合は、1つのEASシステムが別のEASシステムからの送信バーストを検出して不要な警報又は検出感度低下を誘発する可能性がある。
【0017】
同じ場所に配置されたEASシステムから誤った警報を取り除くための満足のいく方法は、任意の受信器の受信休止時間と一部重複する送信バーストがないことを確信するために、同じ場所に配置された全てのEASシステムの送信器を同期させることである。
【0018】
典型的な同期方法は、単一のマスタEASシステムとスレーブ・システムとして供する他のEASシステム全てとの間で接続ケーブルを用いる。しかし、接続ケーブルは高価であり、また敷設が実際のところ不可能な場合がある。その代わりとして、米国特許第4,667,185号に記載されているように、同期がワイヤレス方法によって実行することができる。
【0019】
しかし、ワイヤレス・システムは、増設された複雑な同期回路網を必要とする。さらに、同じ場所に配置された他の製造元のEASシステムからのインタフェース及び他の外部インタフェースからのインタフェースに対して、ほとんどの場合、同期は無効である。
【0020】
本発明は、関連した検出ゾーン内の保安タグに対して問い合わせを行うために、同じ場所に配置されたEASシステムの各々に対して異なる疑似ランダム周波数/時間パターンを使用させることで、同じ場所に配置されたEASシステム間の同期の必要性を排除する。
【0021】
周波数/時間パターンがランダムに分布しているように見え、かつそれら自身の間の相関性が小さくなるように、異なる周波数/時間パターンを選択することで、同じ場所に配置された他の任意のEASシステムで誤った警報を生ずる任意のEASシステムからの送信器・バーストの確率は、極めて小さい。
【0022】
さらに、受信の疑似ランダム周波数/時間パターンを理由として、本発明は一般にインタフェース信号に対して高度のインタフェース拒絶を提供する。
【0023】
【発明の簡単な概要】
簡潔に述べると、本発明は、検出ゾーン内の保安タグの存在を検出するためのパルス聴取電子式物品保安(EAS)システムを提供する。
【0027】
EASシステムは、検出ゾーンに第1の電磁信号を放射するための送信器を有するもので、該第1の電磁信号はRFバーストの時間系列であり、またバーストの周波数は複数の連続フレーム間隔の各々の間に送信された複数の値であり、各フレーム間隔は各々が少なくとも1つのRFバースト、ノイズ受信期、及び信号受信期を含む一連のビンを含み、また各ビンは始端及び終端を有し、次にくる各ビンの始端は複数の値によって先行のビンの終端から時間的に分離されており、各フレーム間隔にある第1のビンの始端は各フレーム間隔の開始時間を基準として所定の時間で生ずる。
【0028】
EASは、第1の磁気信号に応答して検出ゾーンにある保安タグから再放射された第2の電磁信号を受信し、もし保安タグが検出されるならば出力信号を提供するために、各ビンのノイズ受信期及び信号受信期の間のみ動作する送信器に同期した受信器をさらに有するもので、複数のバースト周波数とビン分離との組み合わせは同一場所に設置された他のEASシステムの他のバースト周波数とビン分離との組み合わせとは異なるように選択され、それによって同一場所に設置された他のEASシステムの動作によって生じた誤った警報又は妨害からEASシステムが実質的に免れる。
【0030】
レーム間隔の各々の持続時間は複数の値の1つであってもよい
【0031】
数のバースト周波数と、ビン分離と、フレーム間隔持続時間との組み合わせは他のEASシステムの他のバースト周波数と、ビン分離と、フレーム間隔持続時間との組み合わせとは異なるように選択され、それによってこのEASシステムには他のEASシステムの動作によって生じる誤った警報又は妨害が実質的になくなるようにしてもよい。
【0032】
本発明の好ましい実施例に関する以下の詳細な説明及び前述の概要は、添付した図面と関連して読むとより良く理解されるだろう。
本発明を例証する目的のために図面に示すものは現在のところ好ましい実施例である。しかし、示された詳細な配置及び手段に本発明が限定されるものではないことを理解すべきである。
【0033】
【発明の詳細な記述】
図を参照すると、全体を通して同様の構成要素が同様の数字によって示されており、第1の好ましい実施例にもとづいて検出ゾーン内の保安タグ42の存在を検出するためのパルス傾聴式EASシステム10の機能的ブロック図が図1に示されている。
【0034】
第1の好ましい実施例は、送信アンテナを有し、第1の電磁信号を検出ゾーンに放射するための送信器20と、受信アンテナを有し、第1の電磁信号に応答して検出ゾーンにある保安タグ42から再放射された第2の電磁信号を受信し、もし保安タグ42が検出されるならば出力信号を提供するために、送信器30と同期した受信器24と、送信器を送信周波数に合わせ、かつ受信器を受信周波数に合わせるキャリア出力信号を提供するためのデジタル制御周波数シンセサイザ(DCFS)22とを具備する。
【0035】
DCFS22、送信器20、及び受信器24は、従来通りに設計され、当業者に既知であることから、本発明を完全に理解するためにそれらを説明する必要はない。
【0036】
好ましい実施例は、DCFS22のキャリア出力信号の周波数を決定し、送信及び受信時間を決定する送信器20及び受信器24に対してタイミング信号を提供するための制御器12も有する。
【0037】
制御器12は、使用される特定の時間/周波数パターンを決定するためにグループ・アドレス・セレクタ36からのグループ・アドレス信号を許容する。制御器は、外部のコンピュータ及び表示装置とデータを交換するために制御及び表示インタフェース回線62を提供する。
【0038】
図1にさらに示すように、制御器12は該制御器12の主な制御と演算タスクとを実行するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)52を有する。
【0039】
制御器12は、コンピュータ・プログラム及びテーブル・データを格納するためのプログラム可能読取り専用メモリ(PROM)50と、一時データを格納するためのランダム・アクセスメモリ(RAM)54と、DCFS22、送信器20、及び受信器24に制御器12をインタフェースするためのプログラマブル論理素子(PLD)56と、受信器24からのアナログ出力信号を許容し、受信器24からのデジタル化出力信号を制御器12に入力するためのAD変換器58と、インタフェース回線62に沿ってグループ・アドレス・セレクタ36と外部制御及び表示装置(不図示)とに対してインタフェースするために入出力装置60とを同様に具備する。
【0040】
DSP52は、PROM50に格納されているパラメータに対して応答する制御信号を生成するために、該PROM50に同じく格納されているプログラムを実行する。PLD56は、DSP52から受信した制御信号にもとづいた正しい送信及び受信周波数にDCFS22を合わせ、送信及び受信期間の間、送信器20及び受信器24を作動させる。
【0041】
当業者に正しく理解されるように、制御器12の構造は、図1に示したものに限定されない。例えば、図1に示す個々の構成要素のいくつか、又は全ての機能を実現するためのソフトウェアを含むマイクロプロセッサ・チップ又は単一のマイクロチップは、制御器12での使用に適しており、それもまた本発明の精神及び範囲内である。
【0042】
第1の好ましい実施例では、保安用タグ42は、EASシステムの当業者に既知のタイプであり、該タグ42が用いられるEASシステムの検出範囲内にある共鳴周波数を持つ。
【0043】
好ましくは、タグ42は50と100との間に回路Qを有し、多くの製造元のEASシステムで一般に使用される共鳴周波数である周波数8.2MHz又はその近傍で共鳴する。
【0044】
しかし、共鳴周波数が8.2MHzである保安タグ42は、本発明の限定とはみなされない。当業者に正しく理解されるように、EASシステム10は送信及び受信アンテナと保安タグ42との間の適当なインタフェースを該EASシステム10が確立することができる任意の周波数での動作に適している。
【0045】
図2Aに示すように、EASシステム10の信号構造は255個の連続したフレームからなる固定スーパフレーム繰り返し期間を有する。スーパフレーム繰り返し期間は、255個の固定持続時間公称フレーム間隔(TF2−TF1、TF3−TF2等)によって確立される。
【0046】
しかし、図2Aに示すように、スーパフレーム繰り返し期間内の各々の単一のフレームは、該スーパフレーム繰り返し期間内の他のすべてのフレームとは異なり、公称フレーム間隔持続時間から+/−ΔT外れているフレーム間隔持続時間を有する。
【0047】
図2Bに示すように、各フレーム間隔は16個のビン(B1からB16)と1つの休止期間とを有する。図2Cにさらに示すように、各ビンはPLD56によって制御される送信及び受信のタイミングである2つのRFバースト送信期間(XMIT)、2つのノイズ受信期間(RCVA)、及び2つの信号受信持続時間(RCVB)を有する。
【0048】
各ビン期間中、送信周波数及び受信周波数は等しく、PROM50に格納された周波数参照用テーブル(FLUT)の複数の所定の数によって決定される。図3に示すように、テーブルFLUTは、各々が16個の数字の9つの欄からなり、欄1の内容はビン番号1から16に対応し、欄2〜9の各々の内容はEASシステム10の送信/受信周波数に対応する数{C}からなる1つの集合である。
【0049】
各フレーム間隔の間、送信器20は16個のビン期間の間に6μ秒RFバーストを36個送信する。テーブルFLUTに格納された単一の集合{C}、すなわちグループ・アドレス信号にもとづいて選択された数{C}からなる1つの集合から逐次引き出される数によって選択される各々のビンの周波数であり、1つのビンあたり2回、各バーストが送信される。
【0050】
DSP52によって、テーブルFLUTから引き出された数がDCFS22を調節するために使用される実際の周波数制御用語に変換する。
【0051】
時間系列の次のビン期間の周波数は約70kHzより低く、16個の周波数が送信されるまで以下同様であり、したがって各フレーム間隔持続時間の間、約8.7MHzから約7.6MHzまでの周波数範囲に及ぶ。好ましくは、図2Bに示すように、ビンは各フレームの始端に位置する。
【0052】
しかし、当業者に正しく理解されるように、個々のビンは各フレーム内のどこにでも位置することができ、そのこともまた本発明の精神及び範囲内である。
【0053】
さらに、RFバーストの周波数範囲が保安タグ42の共鳴周波数の不確実性を十分にカバーするとともに、許容できる信頼性で保安タグ42の共鳴周波数を特定するためにRFバーストの周波数間隔が十分に小さいという条件で、本発明にとっては、RFバーストの数、RFバーストの特定周波数、及びRFバーストの周数が送信される順番は、重要ではない。
【0054】
第1の好ましい実施例では、個々のフレーム間隔の持続時間は等しくはないが、特定のEASシステムに関して、他のEASのフレームのフレーム間隔持続時間とは異なるようにグループ・アドレス信号に基づいてフレーム間隔持続時間が選択され、結果として他のEASシステムの動作によって生じた誤った警報又は妨害からEASシステム10が実質的に免れることになる。
【0055】
保安タグ42の検出を有効に行うために、少なくとも3つの連続したフレームの同一受信周波数(又は複数の周波数)で、受信器24によって第2の電磁信号(タグ42から放射)を検出しなければならない。
【0056】
1つのEASシステム10からのRFバーストが他のEASシステム10と同一の3つ以上の周波数間隔中に生ずることはかなり可能性が低いので、RFインタフェースを緩和する目的で同じ場所に配置されたEASシステムを同期させる必要はない。
【0057】
したがって、EASシステム10は、誤った警報又は受信器妨害を防ぐ目的で同期信号又は他の信号を送信又は受信しない。
【0058】
第1の好ましい実施例では、制御器12は最大長の疑似ノイズ・シーケンス発生器(PNSG)を有し、その出力は各フレーム間隔で1回変化する。第1の好ましい実施例では、255個のフレームからなる繰り返し期間を有する8段線形シフト・レジスタをシミュレートすることによって、PNSGは制御器12のDSP52によってモデル化される。
【0059】
シフト・レジスタは、PNSG出力パターンを決定するために所定のフィードバック接続を用いる。好ましくは、PROM50に格納されたフレーム参照用テーブル(JLUT)の内容によって、特定のフィードバック接続が決定される。第1の実施例では、テーブルJLUTは9つの欄からなり、欄1の内容はPNSGフィードバック接続が作られるシフト・レジスタの段番号に対応し、欄2〜9はグループ・アドレス信号にもとづいて選択されたフィードバック接続に対応する。
【0060】
第1の実施例で使用される8段PNSGに対する特定のフィードバック接続を図4に示す。
【0061】
PNSGの出力は、各シフト・レジスタ段のバイナリ出力の複合によって形成される8ビット数である。各フレーム間隔持続時間は、シフト・レジスタ出力を公称フレーム持続時間の値に加えることによって決定される。
【0062】
PNSGの出力が繰り返し期間中、繰り返されないことから、255個の異なるフレーム間隔持続時間値が疑似ノイズ発生器の繰り返し期間中、生成される。
【0063】
第1の好ましい実施例では、公称フレーム間隔持続時間は、約0.01秒であり、疑似ノイズ発生器の各バイナリ・ビットが8μ秒を表すことから、スーパフレーム繰り返し期間中、8μ秒刻みで約9000から11000μ秒変化するフレーム間隔持続時間となる。
【0064】
当業者に正しく理解されるように、本発明は疑似乱数ストリームを発生する線形シフト・レジスタの使用に限定されるものではなく、また255個の数に限定された数ストリームに限定されるものでもない。
【0065】
例えば、テーブル索引とかなりの数の標準乱数発生手段に由来するテーブルの数とによってフレーム持続時間が決定され、それもまた本発明の精神及び範囲内である。
【0066】
さらに、公称フレーム継続期間及びシフト・レジスタ出力によって表される時間増分は、それぞれ0.01秒及び8秒に限定されない。
【0067】
図5は第1の好ましい実施例のスーパフレーム、フレーム、ビン、及び送信/受信制御信号の発生を説明するための、説明なしで明瞭に分るフローチャートである。
【0068】
グループ・アドレス信号によって、EASシステム10の第1の好ましい実施例で使用される特定集合のPNSGフィードバック接続が決まる。第1の好ましい実施例では、各EASシステム10に設けられた一組のスイッチ(不図示)を有するグループ・アドレス・セレクタ36からグループ・アドレス信号が生成される。
【0069】
複数のRASシステム10が使用中である場所では、EASシステム10間の干渉を防ぐために、各EASシステム10で異なるグループ・アドレスを用いることが一般的である。
【0070】
当業者に正しく理解されるように、グループ・アドレスは、EASシステム10に設けられたスイッチから入力する必要はなく、キーパッド又は類似の入力装置からの入力、あるいは電話回線又は他の通信媒体を介した遠隔地からの入力によって入力してもよく、それもまた本発明の精神及び範囲内である。
【0071】
図6A及び図6Bは、EASシステム10の第2の実施例のタイミング図であって、フレーム間隔持続時間が1つの値に固定されており(図6A)、またフレーム内のRFバースト位置(ビン)間の分離が可変であり(図6B)、これらはスーパフレーム繰り返し期間全体にわたってフレーム間隔持続時間が可変で、かつフレーム内のRFバースト位置間の分離が値に固定されている第1の実施例とは対照的である。
【0072】
EASシステム10の第2の好ましい実施例の構成は、図1に示す第1の好ましい実施例の構成と同一である。
【0073】
第2の好ましい実施例が第1の好ましい実施例と異なる点は、(1)送信器及び受信器タイミングを決定するためにテーブルJLUTの代わりにパルス参照用テーブルPLUT(後述)を用いること、及び(2)以下に説明するように周波数参照用テーブルFLUTに格納された数を明確なプロセスによって決定することである。
【0074】
第2の好ましい実施例では、周波数参照用テーブルFLUT(図3参照)に格納された所定数{Ck}からなる8個の集合は、L個の非反復でかつ負でない整数からなる所定順序の集合であり、ここでLは16に等しく、集合{S}に含まれる数の範囲は0乃至15である。
【0075】
集合{S}を順序変更することで導き出された各々の順序付き集合{C}に含まれる数は、異なる順序の集合{C}内で同一の数が2つ以上、同一位置を占めないように、配置される。
【0076】
第2の好ましい実施例では、選択されたグループ・アドレスにもとづいて各フレーム間隔中、集合{C}の1つから順に、数全てを逐次引き出すことで、フレーム間隔全体にわたる各々のビンにおける各RFバーストの周波数及び受信器24の対応周波数を決定する。
【0077】
周波数(複数)の同一の集合を各フレーム間隔で繰り返す。当業者に理解するように、集合{S}は16個の数に限定される必要はなく、16よりも多いか、もしくはそれよりも少なくてもよい。
【0078】
さらに、数の集合{C}は、単一の数集合の順列から導き出される必要はなく、個々の数列が数集合の一致特性に対するソートを示すようにする任意の適当な手段によって集合を導くことができる。
【0079】
第2の好ましい実施例では、ビン期間内のRFバーストの位置、ノイズ受信期間、及び信号受信期間が第1の実施例と同一である。
【0080】
しかし、各フレーム間隔内の他のビンに対する各ビンの分離は、第1の実施例のように固定的なものでなくEASシステム10の送信及び受信周波数の決定に使用されるような数の集合{C}から引き出された同じ数によって決定される。
【0081】
好ましくは、以下の等式1〜3にもとづいて、各フレーム間隔の開示時間から各ビンの開始を分離する時間Tjkを決める。すなわち、
j=1に対して、T=1 (1)
j=2,3,...Lに対して、Tjk=Tj−1,k+Δt+Cjk・R
(2)
ここで式中で、T=フレーム間隔開始からの第1のビンの分離時間;
jk=数集合{C}に対するj−1ビンからの第j番目のビンの分離時間;
Δt=ビン幅;
jk=k番目の数集合{C}に含まれるj番目の整数の値;及び
j=1乃至L−1に対して、
=(T−(L・Δt))/Σj (3)
であり、
ここで式中のTはt番目のフレーム間隔のフレーム間隔持続時間である。
【0082】
第2の好ましい実施例では、Tjkの値を等式1〜3によって事前に決め、続いてPROM50にあるテーブルPLUT(図7参照)に格納する。
【0083】
8個の異なるグループ・アドレスが存在することから、またフレーム間隔持続時間が固定されていることから、T(等式3中の)は公称フレーム間隔持続時間に等しい定数である。
【0084】
したがって、テーブルPLUTは16個のビン開始時間Tjkからなる集合を8個格納する。図6Bは、フレーム持続時間0.01秒及び数集合{C}={0,15,7,11,5,10,13,6,3,9,4,2,1,8,12,14}のフレーム内でのビンB1〜B6の配置を示す。図8は第2の好ましい実施例のフレーム、ビン、及び送信/受信制御信号の生成を説明する、説明なしで明瞭に分るフローチャートである。
【0085】
本発明の第3の好ましい実施例は、第1及び第2の実施例の組み合わせであり、図1に示す第1の好ましい実施例と同一の構成を用いる。
【0086】
第3の実施例では、8個の数集合{C}を事前に決定して周波数参照用テーブルFLUTに格納し、さらに疑似ノイズ発生器に対するフィードバック接続からなる集合8個を事前に決定してフレーム参照用テーブルJLUTに格納する。
【0087】
各ビンの位置Tjkを等式1〜3にもとづいて決定する。しかし、各フレームで変化するPNSG出力にもとづいて各フレーム間隔の持続時間Tが変動することから、等式(2)の因数Rもまた各フレームで変化する。
【0088】
好ましくは、各フレームについて実時間でDSP52において等式(2)を解くことで、各フレームにある各ビンの位置Tjkを算出する。各フレームのビン位置を新たに算出することで、スーパフレーム繰り返し期間全体にわたってフレームからフレームへとビンの分離が互いに関連して変化し、第1及び第2の実施例と比較して信号構造に対してさらにランダム性が付加される。
【0089】
当業者に正しく理解されるように、ビン位置Tjkは演算による決定と同様にテーブル索引によって決定される。その場合、255個の異なる可能フレーム間隔持続時間について、パルス参照用テーブルPLUTは255x16x8=32,640の異なるビン位置を格納することになる。
【0090】
図9においては、10,000及び8984μ秒のフレーム間隔持続時間をそれぞれ持つ同一スーパフレームの2つのフレームのビン構造が示されており、それによって第3の実施例によって導き出された付加的なビン時間ランダム性が実証される。
【0091】
図10は、第3の好ましい実施例のスーパフレーム、フレーム、ビン、及び送信器/受信器制御信号を説明する、説明なしで明瞭に分るフローチャートである。
【0092】
第4の好ましい実施例は、図1に示す構成を利用し、フレーム間隔持続時間及びビン位置の両方が各フレーム間隔持続時間及び数集合{C}の両方にもとづいてフレーム毎に変動する点で、第3の実施例と作用が類似している。
【0093】
しかし、第4の実施例では、所定の数の細分化された範囲にPNSGの出力(したがってフレーム間隔持続時間)を量子化するもので、各細分化された範囲は各々の細分化された範囲の中間点と等しい値を有し、選択された各フレームのTtの値は、それぞれのフレーム間隔持続時間と選択された細分化範囲の値との差が所定の値よりも小さくなるよう細分化された範囲の1つにある値である。
【0094】
第4の好ましい実施例では、DSP52における演算要求が減少することで細分化された範囲の1つへPNSG出力がハッシング(hashing)され、パルス参照用テーブルPLUTの内容によってフレーム毎にフレーム上で実際のビン位置が決定される。
【0095】
第4の実施例では、各々256μ秒のフレーム間隔持続時間に対応する8個の細分化範囲が存在する。Tを量子化することで得られ、また等式(2)で決定されるビン位置TjkはテーブルPLUTに格納される。
【0096】
の値が8個あり、また128個の値Cjk(16個の値からなる集合が8個)があることから、パルス・ルックアップ(参照用)テーブルPLUTに格納された合計1024個のビン位置Tjkが存在する。
【0097】
第5の好ましい実施例は、第1及び第3の実施例の別の組み合わせであり、図1に示す第1の好ましい実施例と同一の構成を利用する。
【0098】
第5の好ましい実施例では、8個の数集合{C}をテーブルFLUTに格納し、また疑似ノイズ発生器に対するフィードバック接続からなる集合8個をテーブルJLUTに格納する。等式1〜3にもとづいて各ビンの位置Tjkを決定する。
【0099】
しかし、各フレーム間隔に対するビンの位置を演算する代わりに、等式(2)でRを計算するために使われるフレーム間隔持続時間Tは固定されていて、最小フレーム持続時間の値と等しくされている。したがって、その第5の実施例では、ビン位置がフレーム毎に同一である。
【0100】
好ましくは、ピン位置は16個の数からなる8個の集合を構成してパルス参照用PLUTに格納され、テーブル索引はDSP52による演算よりも効果的である。
【0101】
しかし、当業者に明瞭なように、本発明の精神及び範囲内でSP52によってビン位置の演算を行うことができよう。
【0102】
広義の発明思想から逸脱することなく上記の実施例に対して変更を加えることができることは、当業者に理解されることである。従って本発明は開示された特定の実施例に限定されず特許請求の範囲により定義される本発明の精神及び広い範囲内での修正を包含することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施例にもとづくEASシステムの機能的ブロック図
【図2A】 本発明の第1の好ましい実施例によって利用されるスーパフレーム信号構造を図示するタイミング図
【図2B】 本発明の第1の好ましい実施例によって利用されるフレーム信号構造を図示するタイミング図
【図2C】 本発明の第1の好ましい実施例で利用されるビン信号構造を図示するタイミング図
【図3】 本発明にもとづく周波数参照用テーブル(FLUT)の図
【図4】 本発明にもとづくフレーム参照用テーブル(JLUT)の図
【図5】 本発明の第1の好ましい実施例にもとづいた送信及び受信周波数の制御を説明するためのフローチャート
【図6A】 本発明の第2の好ましい実施例によって利用されるスーパフレーム信号構造を図示するタイミング図
【図6B】 本発明の第2の好ましい実施例によって利用されるフレーム信号構造を図示するタイミング図
【図7】 本発明の第2の好ましい実施例にもとづくパルス参照用テーブル(PLUT)の図
【図8】 本発明の第2の好ましい実施例にもとづいた送信及び受信周波数の制御を説明するためのフローチャート
【図9】 本発明の第3の好ましい実施例にもとづく異なるフレーム間隔持続時間内でのビン位置を図示するタイミング図
【図10】 本発明の第3の好ましい実施例にもとづいた送信及び受信周波数の制御を説明するためのフローチャート

Claims (15)

  1. 検出ゾーン内の保安タグの存在を検出するためのパルス聴取電子式物品保安(EAS)システムであって、
    RF(無線周波数)バースト(複数)の周波数が複数の連続フレーム間隔の各々の間に送信された複数の値であり、前記複数の連続フレーム間隔の各々のフレーム間隔が少なくとも1つのRFバースト、ノイズ受信期、及び信号受信期を含む一連のビンを含み、また各ビンは始端及び終端を有し、次にくる各ビンの始端は複数の値によって先行のビンの終端から時間的に分離され、さらに各フレーム間隔にある第1のビンの始端は各フレーム間隔の開始時間を基準として所定の時間で生ずる、前記RFバーストの時間系列である第1の電磁信号を前記検出ゾーンに放射するための送信器と、
    前記第1の磁気信号に応答して前記検出ゾーンにある保安タグから再放射された第2の電磁信号を受信し、もし前記保安タグが検出されるならば出力信号を提供するために、各ビンの前記ノイズ受信期及び前記信号受信期の間のみ動作する、前記送信器に同期した受信器と、
    を備え、
    前記複数のバースト周波数と前記ビン分離との組み合わせが同一場所に設置された他のEASシステムの他のバースト周波数とビン分離との組み合わせとは異なるように選択され、それによって前記EASシステムが同一場所に設置された他のEASシステムの動作によって誤った警報又は妨害を実質的に受けないことを特徴とする、
    パルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  2. 前記EASシステムと他のEASシステムとの間で意図的な通信が存在しないことを特徴とする請求項1に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  3. 前記バースト周波数、前記ビン分離、及び少なくともフレーム間隔持続時間を決定するために前記送信器及び前記受信器に接続した制御器をさらに備え、
    前記制御器は、kが1からMまでの範囲内にある値である数{C}の集合をM個格納し、数{C}の各集合がL個の非反復非負整数からなる単一の順序付き集合{S}の異なる順列であり、さらに異なる順序付き集合{C}で同一の数が2つ以上、同一位置を占めないように、各集合{C}が配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  4. グループ・アドレスにもとづいて前記数{C}の集合の1つから順に数を逐次選択することで各フレーム間隔における各バーストの周波数が決定され、また各フレーム間隔の間中に前記集合{C}の数全てが選択されることを特徴とする請求項3に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  5. グループ・アドレスにもとづいて前記数{C}の集合の1つから順に数を逐次選択することで各フレーム間隔における各ビンの位置が決定され、各フレーム間隔の間中に前記集合{C}の数全てが選択され、また異なるグループ・アドレスが選択された場合に複数のビンが別のビンの位置と重ならないようにして前記ビン位置が決定されることを特徴とする請求項4に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  6. 各フレーム間隔の開示時間から各ビンの開始を分離する時間Tjkが下記の関係で決定されることを特徴とする請求項5に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム:
    j=1の場合、T=1、
    j=2,3,...Lの場合、Tjk=Tj−1,k+Δt+Cjk・R
    ここでT=フレーム間隔開始からの第1のビンの分離時間;
    jk=j−1ビンからの第j番目のビンの分離時間;
    Δt=ビン幅;
    jk=k番目の数集合{C}に含まれるj番目の整数の値、及び
    j=1乃至L−1の場合、R=(T−(L・Δt))/Σj
    ここでTはt番目のフレーム間隔のフレーム間隔持続時間。
  7. 前記数集合{S}が少なくとも16個の数を含むことを特徴とする請求項5に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  8. 前記複数の連続フレーム間隔の各々の持続時間は複数の値の1つであり、
    前記複数のバースト周波数とビン分離とフレーム間隔持続時間との組み合わせは、他のEASシステムの他のバースト周波数とビン分離とフレーム間隔持続時間との組み合わせとは異なるように選択され、それによって他のEASシステムの動作によって生じた誤った警報又は妨害から前記EASシステムが実質的に免れることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  9. 前記制御器は、フレーム間隔持続時間を決定することを特徴とする請求項8に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  10. 各フレーム間隔の開示時間から各ビンの開始を分離する時間Tjkが下記の関係で決定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか又は請求項9に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム:
    j=1の場合、T=1、
    j=2,3,...Lの場合、Tjk=Tj−1,k+Δt+Cjk・R
    ここでT=フレーム間隔開始からの第1のビンの分離時間;
    jk=j−1ビンからの第j番目のビンの分離時間;
    Δt=ビン幅;
    jk=k番目の数集合{C}に含まれるj番目の整数の値、及び
    j=1乃至L−1の場合、R=(T−(L・Δt))/Σj
    ここでTはt番目のフレーム間隔のフレーム間隔持続時間。
  11. 各フレーム間隔の開示時間から各ビンの開始を分離する時間Tjkは、
    j=1の場合、T=1、
    j=2,3,...Lの場合、Tjk=Tj−1,k+Δt+Cjk・R
    ここでT=フレーム間隔開始からの第1のビンの分離時間;
    jk=j−1ビンからの第j番目のビンの分離時間;
    Δt=ビン幅;
    jk=k番目の数集合{C}に含まれるj番目の整数の値、及び
    j=1乃至L−1の場合、R=(T−(L・Δt))/Σj
    の関係にもとづいて決定され、かつ
    前記複数のフレーム間隔持続時間の最大値と最小値との間の範囲は所定の数の細分化範囲に分割され、各細分化範囲は、各々の細分化範囲の中間点と等しい値を有し、選択された各フレームのTの値は、それぞれのフレーム間隔持続時間と前記選択された細分化範囲の値との差が所定の値よりも小さくなるように、前記細分化範囲の1つに含まれる値であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか又は請求項9に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  12. 各フレーム間隔の開示時間から各ビンの開始を分離する時間Tjkが下記の関係で決定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか又は請求項9に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム:
    j=1の場合、T=1、
    j=2,3,...Lの場合、Tjk=Tj−1,k+Δt+Cjk・R
    ここでT=フレーム間隔開始からの第1のビンの分離時間;
    jk=j−1ビンからの第j番目のビンの分離時間;
    Δt=ビン幅;
    jk=k番目の数集合{C}に含まれるj番目の整数の値、及び
    j=1乃至L−1の場合、R=(T−(L・Δt))/Σj
    ここでTは前記複数のフレーム間隔持続時間の最小値。
  13. 各フレーム間隔の持続時間が、各フレーム間隔毎に値を変える最大長の疑似ノイズ・シーケンス発生器の出力によって決定され、前記シーケンス発生器の出力は公称フレーム間隔持続時間の値と組み合わさっており、前記シーケンス発生器の出力は複数の所定のフィードバック接続によって決定され、さらに前記グループ・アドレスにもとづいて特定の接続が選択されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか又は請求項9に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  14. 前記シーケンス発生器が少なくとも255個のフレームからなる繰り返し期間を有することを特徴とする請求項13に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
  15. 前記公称フレーム間隔持続時間の値が約0.01秒であることを特徴とする請求項13に記載のパルス聴取電子式物品保安(EAS)システム。
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