JP4512602B2 - 操舵plmnを用いる自動ネットワーク選択方法および装置 - Google Patents

操舵plmnを用いる自動ネットワーク選択方法および装置 Download PDF

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Description

(背景)
(技術分野)
本発明は、一般的に、無線通信ネットワークで動作する移動局用の自動ネットワーク選択技術に関する。
(関連技術の記載)
様々な理由のために、国内ネットワークオペレータ(例えば、3GPP業界用語で、国内公衆陸上移動網、すなわち、HPLMN)は、国内または海外のいずれかでローミングするとき、その加入者がどのネットワークに接続するかを動的に制御する必要があり得る。例えば、HPLMNのオペレータは、A国でローミングするその加入者を、ネットワークXによってサービスされるように方向付ける必要があり得る。この必要は、商業的な原因に起因し得る。そして、特定の場合において、そのローミング加入者の全員が、1つの特定のネットワークに方向付けられることを確保し、一部の契約基準が満たされることを確保することは、オペレータにとって有益なことであり得る。もう一つの理由は、ネットワークの故障状態によるものである。一時的な故障は、ある国において、HPLMNのローミング加入者に、そのサービスの全てを提供できないことを意味し得る。それゆえ、HPLMNのオペレータは、そのローミング加入者に、全範囲のサービスを提供し得る国にある他のネットワーク向けるように方向付けする必要があり得る。一例として、汎用パケット無線サービス(GPRS)が、ある訪問国PLMN(VPLMN)で、一時的に利用不能になることは、今日、珍しいことではない。さらなる理由は、ネットワークの負荷分散に基づいている。例えば、HPLMNオペレータは、自らが、一国におけるそのローミング加入者の40%をネットワークXに、35%をネットワークYに、そして、25%をネットワークZにしたいと決定し得る。
今日の3GPP標準は、ユーザ設備(UE)が加入者識別モジュール(SIM)またはユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)に格納された優先PLMN(PPLMN)リストで規定される最優先ネットワークを選択するように仕様を定めている。動的制御が、PPLMNリストの使用によって達成される場合、HPLMNオペレータは、無線(OTA)プログラミングメカニズムを使用する各加入者に対し、PPLMNリスト全体を更新しなくてはならないであろう。そのためには、大量のショートメッセージサービス(SMS)メッセージを必要とする。ローミング加入者に対し、PPLMNリストの全てを更新するために要する処理量が大きくなることは、防止すべきであり得る。さらに、ネットワークの負荷分散が必要とされるなら、HPLMNは、加入者ベースで、PPLMNリストを維持しなくてはならないであろう。しかしながら、このようなPPLMNリストを維持することは、構成管理に関しての処理量を著しく増やすことになる。
ローミングしている間に、特定のネットワークに加入者を方向付ける既存の解決策は、ユーザ設備が、PPLMNリストごとに、VPLMNに対する接続を試みるときに、HPLMNオペレータによって、ネットワーク拒絶メッセージでごまかすことをともなう。ネットワーク拒絶メッセージは、HPLMNオペレータによって同定された所望のVPLMNに達するまで、各選択されたVPLMNを介して送信される。この技術は、HPLMNオペレータによって望まれる特定のVPLMNに、ユーザ設備を方向付けるとはいえ、明らかに、このような選択が必要とされる度ごとに、ネットワークリソースを無駄に使用することをともなう。
したがって、必要とされているのは、これらの従来技術の欠点を克服する方法および装置である。
(概要)
「操舵(steered)」PLMNを使用するユーザ設備によって、無線通信ネットワークを自動的に選択する方法および装置が、記載される。国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのリスト、および、操舵ネットワークIDが、ユーザ設備のメモリ(例えば、SIMまたはUSIM)内に格納される。自動ネットワーク選択手順において、走査動作は、カバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信するために実行される。ユーザ設備は、走査動作から受信されたネットワークIDを操舵ネットワークIDと比較することによって、カバー範囲エリア内の無線通信ネットワークを選択しようと試みる。受信されたネットワークIDと操舵ネットワークIDとの間での合致が確認された場合、操舵ネットワークIDと合致する受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークが、ユーザ設備によって選択され、登録される。この手順は、ユーザ設備の優先ローミングネットワークIDのリストを使用する代わりに、あるいは、使用する前に実行される。必要なときに(例えば、地域ごとに)、無線プログラミング手順を介する操舵ネットワークIDを設定することによって、国内ネットワークのオペレータは、ユーザ設備を任意の所望のネットワークに即座に、効率的に「操舵」し得る。
無線通信ネットワークのネットワーク設備によって、ユーザ設備を操舵無線通信ネットワークに操舵するのに使用する例示的な技術の一つは、この無線通信ネットワークがユーザ設備の国内通信ネットワークであるとき、ユーザ設備が、複数のローミング地域のうちの1つの地域で動作していることを、そのローミング地域の訪問国無線通信ネットワークを介して確認するアクトと、ローミング地域の操舵無線通信ネットワークに対応する操舵ネットワークIDに、訪問国無線通信ネットワークを介してユーザ設備に送信されるようにするアクトであって、こうして、ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順において、操舵無線通信ネットワークが選択される、アクトとを含む。操舵ネットワークIDは、無線プログラミング手順のメッセージ(例えば、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ)で送信され得る。操舵ネットワークIDをユーザ設備に提供する多数の方法は、実現可能であり、SMSに加え、この方法は、新たな信号伝達メッセージの規定、USSD(Unstructured Supplementary Service Data)(3GPP TS 22.090参照)の使用、および、MAP(Mobile Application Part)のような既存の信号伝達システム適用を含み得る。
代替的なアレンジメントにおいて、ユーザ設備は、国内通信ネットワークに情報を送信することなく、操舵ネットワークIDを引き出すことを可能にする情報(例えば、インターネットURLまたは他)を与えられ得る。これは、ウェブサイト、データベース、あるいは、国内通信ネットワークまたは特定の場合には第三者によって提供される他の情報ストアから引き出され得る。
他の追加および代替の有利な特徴が、詳細な説明で記載される。
本発明は、さらに、以下の手段を提供する。
(項目1)
ユーザ設備によって無線通信ネットワークを選択する方法であって、該方法は、
メモリ内に、国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リスト、優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リスト、ならびに、優先ローミングネットワークIDの該ユーザ制御リストおよび該オペレータ制御リストの部分ではなく、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高い操舵ネットワークIDを格納するアクトと、
該ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順において、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高いユーザ通信用該操舵ネットワークIDの使用によって、無線通信ネットワークを選択して動作しようと試みるアクトと
を包含し、
該試みるアクトは、
走査動作を実行して、該ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと、
該走査動作から該1つ以上の受信されたネットワークIDを、該操舵ネットワークIDと比較することと、
該受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間での合致が、該比較のアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することとを行う、方法。
(項目2)
上記自動ネットワーク選択手順は、ローミングするときに、上記ユーザ通信用の優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択して動作することの代わりに、該ユーザ通信用の上記操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択して動作することによって、さらに実行される、項目1に記載の方法。
(項目3)
無線通信ネットワークを介して、メッセージ内の上記操舵ネットワークIDを受信することと、
上記メモリ内に、該操舵ネットワークIDを格納することと、
上記自動ネットワーク選択手順において、上記ユーザ設備がローミングするときに、上記ユーザ通信用の優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、該無線通信ネットワークを選択して動作することの代わりに、該ユーザ通信用の該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択して動作することと
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記ユーザ設備用の上記自動ネットワーク選択手順において、上記操舵ネットワークIDを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みる前に、優先ネットワークIDの上記ユーザ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みるアクトをさらに包含し、
該試みるアクトは、
上記1つ以上の受信されたネットワークIDと、優先ネットワークIDの該ユーザ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、該ユーザ制御リストからのネットワークIDとの間の合致が、該比較するアクトから確認された場合、優先ネットワークIDの該ユーザ制御リストからの該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することとを行う、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記ユーザ設備用の上記自動ネットワーク選択手順において、上記操舵ネットワークIDを使用して、上記無線通信ネットワークを選択しようと試みて不成功に終わった後に、
優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みるアクトをさらに包含し、
該試みるアクトは、
上記1つ以上の受信されたネットワークIDと、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストからのネットワークIDとの間の合致が該比較するアクトから確認された場合、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストからの該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することとを行う、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストおよびユーザ制御リスト、ならびに、上記操舵ネットワークIDは、上記ユーザ設備の加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュール内に、さらに格納される、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記国内ネットワークIDに対応する無線通信ネットワークから、メッセージ内の上記操舵ネットワークIDを受信することと、
上記メモリ内に該操舵ネットワークIDを格納することと
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目8)
現在の国コードと異なる国コードを上記走査動作から受信することと、
該現在の国コードと異なる該国コードを受信することに基づいて、上記操舵ネットワークIDをメモリからクリアすることと
をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目9)
無線送受信機と、
該無線送受信機に結合された1つ以上のプロセッサと、
該1つ以上のプロセッサに結合された取り外し可能なメモリモジュールインターフェースと
を備える、移動設備であって、
該取り外し可能なメモリモジュールは、国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リスト、優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リスト、ならびに、優先ローミングネットワークIDの該ユーザ制御リストおよび該オペレータ制御リストの部分ではなく、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高い操舵ネットワークIDを格納するように適合し、
該1つ以上のプロセッサは、自動ネットワーク選択手順を実行するために、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高いユーザ通信用の該操舵ネットワークIDの使用によって、無線通信ネットワークを選択して動作しようと試みるように適合しており、
該試みることが、
走査動作を実行して、該ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと、
該走査動作から該1つ以上の受信されたネットワークIDを、該操舵ネットワークIDと比較することと、
該受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間での合致が、該比較のアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して、登録することとを行う、移動設備。
(項目10)
上記1つ以上のプロセッサは、上記自動ネットワーク選択手順を実行するために、ローミングするときに、上記ユーザ通信用の優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、上記無線通信ネットワークを選択して動作することの代わりに、該ユーザ通信用の上記操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択して動作するようにさらに適合する、項目9に記載の移動設備。
(項目11)
無線通信ネットワークを介して、メッセージ内の上記操舵ネットワークIDを受信することと、
上記メモリ内に、該操舵ネットワークIDを格納することと、
上記自動ネットワーク選択手順において、上記ユーザ設備がローミングするときに、上記ユーザ通信用の優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、該無線通信ネットワークを選択して動作することの代わりに、該ユーザ通信用の該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択して動作することと
をさらに包含する、項目9に記載の移動設備。
(項目12)
上記1つ以上のプロセッサは、上記自動ネットワーク選択手順を実行するために、上記操舵ネットワークIDを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みる前に、優先ネットワークIDの上記ユーザ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みるようにさらに適合しており、
該試みることが
上記1つ以上の受信されたネットワークIDと、優先ネットワークIDの該ユーザ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、該ユーザ制御リストからのネットワークIDとの間の合致が、該比較するアクトから確認された場合、優先ネットワークIDの該ユーザ制御リストから、該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することとを行う、項目9に記載の移動設備。
(項目13)
上記1つ以上のプロセッサは、上記自動ネットワーク選択手順を実行するために、上記操舵ネットワークIDを使用して、上記無線通信ネットワークを選択しようと試みて不成功に終わった後に、優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みるように、さらに適合しており、
該試みることが、
上記1つ以上の受信されたネットワークIDと、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストからのネットワークIDとの間の合致が該比較するアクトから確認された場合、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストから、該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して、登録することとを行う、項目9に記載の移動設備。
(項目14)
上記取り外し可能なメモリモジュールは、加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュールを備える、項目9に記載の移動設備。
(項目15)
上記国内ネットワークIDに対応する無線通信ネットワークから、メッセージ内の上記操舵ネットワークIDを受信することと、
上記メモリ内に該操舵ネットワークIDを格納することと
をさらに包含する、項目9に記載の移動設備。
(項目16)
上記1つ以上のプロセッサは、上記自動ネットワーク選択手順を実行するために、
現在の国コードと異なる国コードを上記走査動作から受信することと、
該現在の国コードと異なる該国コードを受信することに基づいて、上記操舵ネットワークIDをメモリからクリアすることと
を行うように、さらに適合する、項目9に記載の移動設備。
(項目17)
移動設備用の取り外し可能なメモリモジュールであって、
メモリと、
該メモリ内に、国内ネットワークIDを格納するためのファイルと、
該メモリ内に、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リストを格納するためのファイルと、
該メモリ内に、優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを格納するためのファイルと、
該メモリ内に、優先ローミングネットワークIDの該ユーザ制御リストおよび該オペレータ制御リストの部分ではなく、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高い操舵ネットワークIDを格納するためのファイルと
を備える、取り外し可能なメモリモジュール。
(項目18)
上記操舵ネットワークIDは、上記移動設備の自動ネットワーク選択手順において、優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用する代わりに、上記移動設備によって使用するためである、項目17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
(項目19)
加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュールを備える、項目17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
(項目20)
各ネットワークIDは、移動ネットワークコードおよび移動国コードを備える、項目17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
(項目21)
各ネットワークIDは、公衆陸上移動網に対応する、項目17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
(項目22)
無線通信ネットワークのネットワーク設備によって、ユーザ設備を操舵無線通信ネットワークに操舵するのに使用する方法であって、該無線通信ネットワークは、該ユーザ設備の国内通信ネットワークであり、該ユーザ設備は、国内ネットワークID、優先ネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ネットワークIDのオペレータ制御リストを使用して動作するように構成され、該方法は、
該ユーザ設備が、複数の地域のうちの1つの地域で動作することを、該地域の無線通信ネットワークを介して確認することと、
該地域の操舵無線通信ネットワークに対応する操舵ネットワークIDに、該無線通信ネットワークを介して該ユーザ設備に送信されるようにすることであって、こうして、ユーザ通信用の該ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順において、該操舵無線通信ネットワークが選択されることであり、該操舵ネットワークIDは、該ユーザ設備内の優先ローミングネットワークIDの該ユーザ制御リストおよび該オペレータ制御リストの部分ではなく、該自動ネットワーク選択手順において、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高い、ことと
を包含する、方法。
(項目23)
上記ユーザ設備の上記自動ネットワーク選択手順は、ユーザ通信用の優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択して動作する代わりに、該ユーザ通信用の上記操舵ネットワークIDに対応する上記無線通信ネットワークを選択する、項目22に記載の方法。
(項目24)
上記操舵ネットワークIDは、上記操舵無線ネットワークに対応する移動ネットワークコードおよび移動国コードを備える、項目22に記載の方法。
(項目25)
上記操舵ネットワークIDに送信されるようにするアクトは、該操舵ネットワークIDに含まれるショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送信されるようにするアクトをさらに包含する、項目22に記載の方法。
(項目26)
上記無線通信ネットワークは、訪問国無線通信ネットワークであり、上記地域は、ローミング地域である、項目22に記載の方法。
(項目27)
コンピュータ可読媒体と、上記ネットワーク設備の1つ以上のプロセッサによって実行可能な該コンピュータ可読媒体内に格納されたコンピュータプログラム命令とを備えるコンピュータプログラム製品として具現化される、項目22に記載の方法。
(項目28)
無線通信ネットワーク用のネットワーク設備であって、
該無線通信ネットワークは、国内ネットワークID、優先ネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ネットワークIDのオペレータ制御リストを使用して動作するように構成されるユーザ設備の国内通信ネットワークであり、該ネットワーク設備は、
該ユーザ設備が、複数の地域のうちの1つの地域で動作していることを、該地域の無線通信ネットワークを介して確認することと、
該地域の操舵無線通信ネットワークに対応する操舵ネットワークIDに、該無線通信ネットワークを介して該ユーザ設備に送信されるようにすることであって、こうして、ユーザ通信用の該ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順において、該操舵無線通信ネットワークが選択されることであり、該操舵ネットワークIDは、優先ローミングネットワークIDの該ユーザ制御リストおよび該オペレータ制御リストの部分ではなく、該自動ネットワーク選択手順において、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高い、ことと
を行うように構成される、ネットワーク設備。
(項目29)
上記自動ネットワーク選択手順は、上記ユーザ通信用の優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用する代わりに、該ユーザ通信用の上記操舵ネットワークIDを使用して、上記無線通信ネットワークを選択して動作しようと試みる、項目28に記載のネットワーク設備。
(項目30)
上記操舵ネットワークIDは、上記操舵無線ネットワークに対応する移動ネットワークコードおよび移動国コードを備える、項目28に記載のネットワーク設備。
(項目31)
上記操舵ネットワークIDに送信されるようにする上記アクトは、該操舵ネットワークIDを含むショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送信されるようにするアクトをさらに包含する、項目28に記載のネットワーク設備。
(項目32)
上記操舵ネットワークIDに送信されるようにする上記アクトは、該操舵ネットワークIDを含む無線ダウンロードメッセージを送信されるようにするアクトをさらに包含する、項目28に記載のネットワーク設備。
(項目33)
上記無線通信ネットワークは、訪問国無線通信ネットワークであり、上記地域は、ローミング地域である、項目28に記載のネットワーク設備。
(項目34)
上記操舵ネットワークIDは、上記ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順で使用されるためであり、該手順は、
上記ユーザ通信用の優先ローミングネットワークIDの上記オペレータ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みる代わりに、該ユーザ通信用の上記操舵ネットワークIDを使用して、上記操舵無線通信ネットワークを選択しようと試みることを包含する手順であり、
該試みることが、
走査動作を実行して、該ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと、
該走査動作から該1つ以上の受信されたネットワークIDを、該操舵ネットワークIDと比較することと、
受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間の合致が、該比較のアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して、登録することとを行う、項目28に記載のネットワーク設備。
(項目35)
複数の異なるローミング地域とそれぞれ関連する複数の異なる操舵ネットワークIDを格納するデータベースをさらに備える、項目28に記載のネットワーク設備。
(項目36)
無線通信ネットワークのネットワーク設備によって、操舵無線通信ネットワークにユーザ設備を操舵する方法であって、
該ユーザ設備は、国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リスト、優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リスト、ならびに、優先ローミングネットワークIDの該ユーザ制御リストおよび該オペレータ制御リストの部分ではなく、優先ローミングネットワークIDの該オペレータ制御リストより優先度の高い操舵ネットワークIDの格納を維持し、該方法は、
該ユーザ設備が、複数の地域のうちの1つの地域で動作していることを、該地域の無線通信ネットワークを介して確認することと、
該確認された地域の操舵無線通信ネットワークに対応する該操舵ネットワークIDに、該無線通信ネットワークを介して該ユーザ設備に送信されるようにすることであって、こうして、該ユーザ設備の自動ネットワーク選択手順において、該操舵無線通信ネットワークが選択されることと
を包含する、方法。
(項目37)
上記無線通信ネットワークは、訪問国無線通信ネットワークを備え、上記地域は、ローミング地域を備える、項目36に記載の方法。
(項目38)
上記無線通信ネットワークは、国内無線通信ネットワークを備え、上記地域は、上記ユーザ設備の国内地域を備える、項目36に記載の方法。
(摘要)
「操舵」PLMNを使用するユーザ設備によって、無線通信ネットワークを自動的に選択する方法および装置が、開示される。国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのリスト、および、操舵ネットワークIDが、ユーザ設備のメモリ(例えば、SIMまたはUSIM)内に格納される。自動ネットワーク選択手順において、走査動作は、カバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信するために実行される。ユーザ設備は、走査動作から受信されたネットワークIDを操舵ネットワークIDと比較することによって、カバー範囲エリア内の無線通信ネットワークを選択しようと試みる。受信されたネットワークIDと操舵ネットワークIDとの間での合致が確認された場合、操舵ネットワークIDと合致する受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークが、ユーザ設備によって選択され、登録される。この手順は、ユーザ設備の優先ローミングネットワークIDのリストを使用する代わりに実行される。必要なときに(例えば、地域ごとに)、無線プログラミング手順を介する操舵ネットワークIDを設定することによって、国内ネットワークのオペレータは、ユーザ設備を任意の所望のネットワークに即座に、効率的に「操舵」し得る。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
「操舵」PLMNを使用するユーザ設備によって、無線通信ネットワークを自動的に選択する方法および装置が、記載される。国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのリスト、および、操舵ネットワークIDが、ユーザ設備のメモリ(例えば、SIMまたはUSIM)内に格納される。自動ネットワーク選択手順において、走査動作は、カバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信するために実行される。ユーザ設備は、走査動作から受信されたネットワークIDを操舵ネットワークIDと比較することによって、カバー範囲エリア内の無線通信ネットワークを選択しようと試みる。受信されたネットワークIDと操舵ネットワークIDとの間での合致が確認された場合、操舵ネットワークIDと合致する受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークが、ユーザ設備によって選択され、登録される。この手順は、ユーザ設備の優先ローミングネットワークIDのリストを使用する代わりに、あるいは、使用する前に実行される。必要なときに(例えば、地域ごとに)、無線プログラミング手順を介する操舵ネットワークIDを設定することによって、国内ネットワークのオペレータは、ユーザ設備を任意の所望のネットワークに即座に、効率的に「操舵」し得る。無線通信ネットワークのネットワーク設備によって、ユーザ設備を操舵無線通信ネットワークに操舵するのに使用する例示的な技術の一つは、この無線通信ネットワークがユーザ設備の国内通信ネットワークであるとき、ユーザ設備が、複数のローミング地域のうちの1つの地域で動作していることを、そのローミング地域の訪問国無線通信ネットワークを介して確認するアクトと、ローミング地域の操舵無線通信ネットワークに対応する操舵ネットワークIDに、訪問国無線通信ネットワークを介してユーザ設備に送信されるようにするアクトであって、こうして、ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順において、操舵無線通信ネットワークが選択される、アクトとを含む。操舵ネットワークIDは、無線プログラミング手順のメッセージ(例えば、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ)で送信され得る。
通信の一般的コンポーネントを示すために、図1は、通信システム100のブロック図である。このシステム100は、無線通信ネットワーク104を介して通信する移動局102(ユーザ設備、無線または移動通信デバイスの1つのタイプ)を含む。移動局102は、ビジュアルディスプレイ112、キーボード114、おそらく1つ以上の補助ユーザインタフェース(UI)116を好ましくは含み、それぞれは制御装置106に結合されている。制御装置106は、また無線周波数(RF)送受信回路網108およびアンテナ110に結合されている。典型的には、制御装置106は、中央演算処理装置(CPU)として具現化されていて、メモリコンポーネント(図示せず)内のオペレーティングシステムソフトウェアを実行する。制御装置106は、移動局102の全体の動作を通常は制御するのに対し、通信機能と関連する信号処理動作は典型的にRF送受信回路網108において実行される。制御装置106は、デバイスディスプレイ112とインターフェースし、受信した情報、格納された情報、ユーザ入力などを表示する。キーボード114は、電話タイプのキーパッドまたは完全な英数字キーボードであり得て、移動局102で格納するデータ、ネットワーク104へ送信する情報、電話を掛けるための電話番号、移動局102において実行される命令、そして、おそらくは他のユーザ入力または異なるユーザ入力を入れるために、通常は提供される。
移動局102は、アンテナ110経由で無線リンクを介するネットワーク104へ通信信号を送信し、ネットワーク104から通信信号を受信する。RF送受信回路網108は局118および基地局制御装置(BSC)120と同様の機能を実行し、例えば変調/復調、そして、おそらくは符号化/復号化、暗号化/復号化を含む。RF送受信回路網108が、BSC120によって実行される機能に加えて、特定の機能を実行し得ることもまた考えられる。移動局102が動作するよう意図される特定の無線ネットワーク(単数または複数)にRF送受信回路網108が適応されることは、当業者にとって明らかである。
移動局102は、1つ以上の充電可能な電池132を受け取るために電池インタフェース134を含む。電池132は、移動局102における電気回路網に電力を提供する。電池インタフェース134は、電池132に機械的および電気的接続を提供する。電池インタフェース134は、デバイスへの電力V+を調節する調節装置136に結合される。移動局102が、完全に動作可能な場合、RF送受信回路網108のRF送信機は、その送信機がネットワークに送信中のときのみ、キーされているか、オンされており、送信中以外は、リソース保存のために、オフにされている。同様に、RF送受信回路網108のRF受信機は、(たとえ、そうであるにせよ)指定された期間の間に、信号または情報を受信する必要が生じるまで、電力保存のために、典型的には、周期的にオフにされている。
移動局102は、加入者識別モジュール(SIM)インタフェース142で、移動局102に接続または挿入されているSIM140を用いて動作する。SIM140がないとき、移動デバイスは、移動設備(ME)と称され得る。SIM140があるとき、移動デバイスは、ユーザ設備(UE)と称され得る。SIM140は、移動局102のエンドユーザ(または加入者)を識別し、とりわけ、デバイスを個人化するために用いられる取り外し可能なメモリモジュールまたは「スマートカード」の1つのタイプである。SIM140がないと、移動局端末は、無線ネットワーク104を介する通信に対し、完全な動作はしない。SIM140を移動局102に挿入することによって、エンドユーザは任意の全ての加入者サービスにアクセスを有し得る。SIMは、情報を格納するためのプロセッサおよびメモリを一般的に含む。SIM140は、SIMインターフェース142と結合されるので、SIM140は、通信ライン144を介して制御装置106に結合される。加入者を識別するために、SIM140は、国際移動加入者識別(IMSI)のような何らかのユーザパラメータを含む。SIM140を使用する利点は、エンドユーザが必ずしも任意の単一の物理的な移動局によって制限されない点である。SIM140は、データブック(またはカレンダ)情報および最近の電話呼び出し情報を含む移動局用の追加ユーザ情報もまた格納し得る。
移動局102は、データ通信デバイス、携帯電話、データおよび音声通信能力を有する多機能通信デバイス、無線通信が可能な携帯情報端末(PDA)、または、内部モデムを組み込んだコンピュータのような単一ユニットから成り得る。代替に、移動局102は、複数の個別のコンポーネントを備える複数のモジュールユニットからなり得る。この複数の個別のコンポーネントには、無線モデムに接続するコンピュータまたは他のデバイスを含むが、これらに決して限定されない。特に、例えば、図1の移動局ブロック図において、RF送受信回路網108およびアンテナ110は、ラップトップコンピュータ上のポートの中に挿入され得る無線モデムユニットとしてインプリメントされ得る。この場合、ラップトップコンピュータは、ディスプレイ112、キーボード114、1つ以上の補助UI116、コンピュータのCPUとして具現化される制御装置106を含む。通常は無線通信をできないコンピュータまたは他の設備が、上記のいずれかのような単一ユニットデバイスのRF送受信回路網108およびアンテナ110に接続し、効果的にそれらの制御を担うように適合されることも考えられる。そのような移動局102は、図2の移動局402と関連して後述されるようにより特定のインプリメンテーションを有し得る。
移動局102は、無線通信ネットワーク104で通信し、このネットワークを介して通信する。無線通信ネットワーク104は、携帯電話通信ネットワークであり得る。図1の実施形態において、無線ネットワーク104は、汎用パケット無線サービス(GPRS)および移動体グローバルシステム(GSM)技術に従って構成される。無線ネットワーク104は、関連タワー局118を有する基地局制御装置(BSC)120、移動通信交換センタ(MSC)122、在圏ロケーションレジスタ(HLR)132、サービシング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)126、ゲートウェーGPRSサポートノード(GGSN)128を含む。MSC122は、BSC120および公衆交換電話網(PSTN)124などのような陸線ネットワークに結合されている。SGSN126は、BSC120およびGGSN128に結合され、次いで、GGSN128は、公的または民間データネットワーク130(例えば、インターネット)に結合されている。HLR132は、MSC122、SGSN126およびGGSN128に結合している。
局118は、固定送受信局であり、局118およびBSC120は、送信設備と称され得る。送信設備は、「セル」と一般に称される特定のカバー範囲エリアに対する無線ネットワークカバー範囲を提供する。送信設備は、局118を介してセル内の移動局に通信信号を送信し、そこから通信信号を受信する。送信設備は、通常、変調のような機能を実行し、そして、おそらくは、制御装置の制御のもとで特定の、通常は規定の通信プロトコルおよびパラメータに従って、移動局に送信されるべき信号の符号化および/または暗号化のような機能を実行する。送信設備は、同様に復調し、必要ならばおそらく、セル内の移動局102から受信された任意の通信信号を復号化および解読する。通信プロトコルおよびパラメータは、異なるネットワーク間で変わり得る。例えば、1つのネットワークは異なる変調スキームを用い得て、他のネットワークとは異なる周波数で動作し得る。
図1の通信システム100に示される無線リンクは、1つ以上の異なるチャネルであり、典型的に異なる無線周波数(RF)チャンネル、無線ネットワーク104と移動局102との間で用いられる関連プロトコルを表す。典型的に、全体の帯域幅が限られ、移動局102の電池電力が限られているため、RFチャネルは、保存されなければならない限られたリソースである。実際に実行する場合、無線ネットワークは、ネットワークカバー範囲の所望の全体の広がりに応じて、数百のセルを含み得、そのそれぞれは、局118(すなわち、あるいは局セクタ)によってサービスされ得ることは、当業者には理解されるべきである。全ての付属コンポーネントは、複数のスイッチおよびルータ(図示せず)によって接続され得て、複数のネットワーク制御装置によって制御され得る。
ネットワークオペレーターに登録している全ての移動局102に対して、永久的データ(例えば、移動局102のユーザプロファイル)ならびに一時的データ(例えば、移動局102の現在位置)は、HLR132に格納される。移動局102への音声呼び出しの場合、HLR132は、移動局102の現在位置を決定するためにクエリされる。MSC122の在圏ロケーションレジスタ(VLR)は、ロケーションエリアのグループを担当し、その担当エリアに現存するそれらの移動局のデータを格納する。これには、より速くアクセスするために、HLR132からVLRに送信されてきた永久的移動局データの部分を含む。しかしながら、MSC122のVLRは、また一時的IDのような局所データを割り当て得て、格納し得る。随意的に、MSC122のVLRは、GPRSおよび非GPRSのサービスおよび機能性をより効率的に協調するために拡張され得る(例えば、SGSN126を介して、より効率的に実行され得る回路切り換え電話の呼び出し、GPRSおよび非GPRSのロケーション更新)。
サービングGPRSサポートノード(SGSN)126は、MSC122と同じ階層レベルにあり、移動局の個々のロケーションの追跡を続ける。SGSN126は、またセキュリティ機能およびアクセス制御を実行する。ゲートウェーGPRSサポートノード(GGSN)128は、外部のパケット切り換えネットワークとの相互作用を提供し、IPベースのGPRS基幹ネットワークを介してSGSN(例えば、SGSN126)と接続される。SGSN126は、既存のGSMにおけるものと同じアルゴリズム、キー、基準に基づく認証および暗号設定手順を実行する。従来の動作において、セル選択は、移動局102によって、または、移動局102が特定のセルを選択するように指示する送信設備によって独立的に実行され得る。移動局102が、別のセルまたはルーティングエリアとして知られるセルグループを再選択するとき、移動局102は、無線ネットワーク104に通知する。
GPRSサービスにアクセスするために、いわゆるGPRS「アタッチ(attach)」を実行することによって、移動局102は、まずその存在を無線ネットワーク104に知らせる。この動作は、移動局102とSGSN126との間に論理リンクを確立し、移動局102が、例えば、SGSN経由のページ、入力GPRSデータの通知、または、GPRSを介するSMSメッセージの受信ために利用可能とする。GPRSデータを送受信するために、移動局102は使用したいパケットデータアドレスを有効にすることを補助する。この動作は、移動局102をGGSN128に知らせて、外部データネットワークとの相互作用がその後開始するようにする。例えば、カプセル化およびトンネリングを用いて、ユーザデータは、移動局102と外部データネットワークとの間にユーザが気づくことなく送信され得る。データパケットはGPRS特有のプロトコル情報を備え、移動局102とGGSN128との間で送信される。
無線ネットワークが、他のシステムにも接続され得ること、図1に明確に示されていない他のネットワークをおそらく含むことを当業者なら理解するであろう。ネットワークは、実際に交換されるべきパケットデータがなくても、進行中として、少なくともいくつかの種類の呼び出しおよびシステム情報を通常、伝送する。ネットワークは多くのパーツから成るが、これらのパーツはすべて協働し、無線リンクで特定の挙動を引き起こす結果となる。
図2は、本出願の好ましい移動局202の詳細なブロック図である。移動局202は、好ましくは双方向通信デバイスであり、他のコンピュータシステムとの通信能力を含む音声および先端データ通信能力を少なくとも有する。移動局202に提供される機能性に依存して、この移動局は、データメッセージングデバイス、双方向ページャ、データメッセージング能力を有する携帯電話、無線インターネット機器、あるいは、(電話性能を有するまたは有さない)データ通信装置を意味し得る。移動局202は、地理的カバー範囲エリア内の複数の固定送信局200のうちの1つと通信し得る。
移動局202は、通常、通信サブシステム211を組み込む。通信サブシステム211は、受信機212、送信機214、1つ以上の(好ましくは内蔵されているか内部の)アンテナエレメント216および218などの関連コンポーネント、局部発振器(LO)213、デジタル信号プロセッサ(DSP)220などの処理モジュールを含む。通信サブシステム211は、図1に示されるRF送受信回路網108およびアンテナ110に類似である。通信分野の当業者に明らかなように、通信サブシステム211の特定の設計は、移動局202が動作するように意図される通信ネットワークに依存する。
移動局202は、必要なネットワーク登録または有効化手順が完了した後に、ネットワークを介して通信信号を送受信し得る。ネットワークを介してアンテナ216に受信される信号は受信機212へ入力され、受信機212は、信号増幅、周波数下方変換、フィルタリング、チャンネル選択など、および、図2に示される例にあるアナログデジタル(A/D)変換などの一般的な受信機の機能を実行し得る。受信信号のA/D変換によって、DSP220において実行される復調および復号化などのより複雑な通信機能が可能になる。同様に、送信される信号は、例えば、DSP220による変調および符号化を含む処理がされる。これらのDSP処理された信号は、デジタル−アナログ(D/A)変換、周波数上方変換、フィルタリング、増幅、アンテナ218を介して通信ネットワークでの送信のために、トランスミッタ214へ入力される。DSP220は、通信信号を処理するだけでなく、受信機および送信機の制御を提供する。例えば、受信機212および送信機214における通信信号に付与されるゲインは、DSP220内でインプリメントされる自動ゲイン制御アルゴリズムを介して適合するように制御され得る。
ネットワークアクセスは、移動局202の加入者またはユーザと関連する。それゆえ、ネットワークで動作するために、移動局202は、加入者識別モジュール、すなわち、「SIM」カード262をSIMインタフェース264内に挿入することを必要とする。SIM262は、図1に関連して記されたこれらの特徴を含む。ここでまた、そのようなSIM262が挿入されていないとき、移動デバイスは、移動設備(ME)と称され得る。SIM262が挿入されていると、移動デバイスは、ユーザ設備(UE)と称され得る。移動局202は、1つ以上の充電可能な電池256を受け取るために電池インタフェース254を含む。このような電池256は、移動局202における電気回路網の全てにではないにせよ、ほとんどに電力を提供する。電池インタフェース254は、電池256に機械的および電気的両方の接続を提供する。電池インタフェース254は、調整装置(図示せず)に結合され、調整装置は、回路網の全てに電力V+を提供する。
移動局202は、移動局202の全体の動作を制御するマイクロプロセッサ238(図1の制御装置106の1つのインプリメンテーションである)を含む。少なくともデータおよび音声通信を含む通信機能は、通信サブシステム211を介して実行される。マイクロプロセッサ238はまた、ディスプレイ222、フラッシュメモリ224、ランダムアクセスメモリ(RAM)226、補助入力/出力(I/O)サブシステム228、シリアルポート230、キーボード232、スピーカ234、マイク236、短距離通信サブシステム240、および、一般的に242で示される任意の他のデバイスサブシステムなどの追加デバイスサブシステムと相互作用する。図2に示される一部のサブシステムが通信関連の機能を実行するのに対して、他のサブシステムは「常駐の」またはオンデバイス機能を提供し得る。とりわけ、キーボード232およびディスプレイ222などの一部のサブシステムは、例えば、通信ネットワークを介する送信のためのテキストメッセージの入力などの通信関連機能と、計算器またはタスクリストのようなデバイス常駐機能の双方のために用いられ得る。マイクロプロセッサ238に用いられるオペレーティングシステムソフトウェアは、好ましくは、フラッシュメモリ224などの持続性ストアに格納される。フラッシュメモリ224は、代替として、読み出し専用メモリ(ROM)または同様のストレージエレメント(図示せず)であり得る。オペレーティングシステム、特定のデバイスアプリケーション、または、そのパーツが、RAM226などのような揮発性ストアに一時的にロードされ得ることを当業者は理解するであろう。
マイクロプロセッサ238は、そのオペレーティングシステム機能に加えて、移動局202へのソフトウェアプリケーションの実行を可能にすることが好ましい。所定のアプリケーションのセットは基本的なデバイス動作(少なくともデータおよび音声の通信アプリケーション)ならびに、本出願のネットワーク選択技術を含み、通常はその製造中に移動局202にインストールされる。移動局202にロードされ得る好ましいアプリケーションは、ユーザに関連するデータ項目を編成および管理する能力を有する個人情報管理(PIM)アプリケーションであり得る。ユーザに関連する項目としては、eメール、カレンダーイベント、音声メール、約束、タスク項目などが挙げられるが、これらに限定されない。当然、1つ以上のメモリストアは、移動局202およびSIM262において利用可能であり、PIMデータ項目および他の情報の格納を容易にする。
PIMアプリケーションは、無線ネットワークを介してデータ項目を送受信する能力を有することが好ましい。好ましい実施形態において、PIMデータ項目は無線ネットワークを介して、ホストコンピュータシステムに格納および/または関連付けされた移動局ユーザの対応データ項目を用いて、継続的に統合、同期および更新される。こうして、このような項目に関連して移動局202にミラー化されたホストコンピュータを作る。ホストコンピュータシステムが移動局のユーザのオフィスコンピュータシステムである場合に、これは特に有利である。追加のアプリケーションは、また、ネットワーク、補助的I/Oサブシステム228、シリアルポート230、短距離通信サブシステム240、または、任意の他の適切なサブシステム242を介して移動局202の上にロードされ得て、マイクロプロセッサ238による実行のためにRAM226または好ましくは不揮発性ストア(図示せず)内に、ユーザによってインストールされ得る。アプリケーションのインストールにおけるそのような柔軟性は、移動局202の機能性を高め、オン・デバイス機能、通信関連機能、またはその双方を強化し得る。例えば、確実な通信アプリケーションによって、移動局202を用いて実行される電子商取引機能および他のそのような金融取引が可能となり得る。
データ通信モードにおいて、テキストメッセージ、eメールメッセージ、またはウェブページダウンロードのような受信信号は、通信サブシステム211によって処理され、マイクロプロセッサ238に入力される。マイクロプロセッサ238は、ディスプレイ222または代替として補助I/Oデバイス228への出力のために、信号をさらに処理することが好ましい。移動局202のユーザは、また、例えば、ディスプレイ222およびおそらく補助I/Oデバイス228と連動するキーボード232を用いてeメールメッセージのようなデータ項目を構成し得る。キーボード232は、完全な英数字キーボードおよび/または電話タイプのキーパッドであることが好ましい。これらの構成された項目は、通信サブシステム211を介して通信ネットワークに送信され得る。
音声通信のために、移動局202の全体の動作は、実質的に類似である。ただし、受信信号はスピーカ234への出力であり、送信のための信号はマイク236によって生成されるという点は除く。サブシステムを記録する音声メッセージのような代替の音声またはオーディオI/Oサブシステムはまた移動局202においてインプリメントされ得る。音声またはオーディオ信号出力は主にスピーカ234を介して好ましくは達成されるが、ディスプレイ222もまた用いられ得て、一部の例として、呼び出し人のアイデンティティの表示、音声呼び出しの長さ、他の音声呼び出し関連情報を提供する。
図2におけるシリアルポート230は、通常、携帯情報端末(PDA)タイプの通信デバイスでインプリメントされる。この通信デバイスは、ユーザのデスクトップコンピュータと同期することが、随意ではあるが、望ましいコンポーネントである。シリアルポート230によって、ユーザは、外部デバイスまたはソフトウェアプリケーションを介して優先度を設定でき、無線通信ネットワーク以外を介して、移動局202に情報またはソフトウェアのダウンロードを提供することで、移動局202の能力を拡張できる。代替のダウンロード経路は、例えば、直接このように確実で信頼性ある接続を介して、移動局202に暗号化キーをロードし、それによって確実なデバイス通信を提供するために使用され得る。
図2の短距離通信サブシステム240は、追加の随意のコンポーネントであり、移動局202と異なるシステムまたはデバイスとの間に通信を提供する。このシステムまたはデバイスは、必ずしも同様のデバイスである必要はない。例えば、サブシステム240は、赤外線デバイス、ならびに、関連回路およびコンポーネント、あるいは、BluetoothTM通信モジュールを含み得て、通信に同様に有効化されたシステムおよびデバイスを提供する。BluetoothTMは、Bluetooth SIG,Incの登録商標である。
図3は、移動局用に、データ通信サービスを提供するのに役立つシステム構造を示す。特に、図3は、ネットワークのようなIPベースの無線データネットワークの基本コンポーネントで利用され得るものを示す。図3の移動局202は、無線パケットデータネットワーク145と通信し、また無線音声ネットワーク(図示せず)と通信する能力を有し得る。図3に示されるように、ゲートウェー140は、内部のまたは外部のアドレスレゾリューションコンポーネント335および1つ以上のネットワークエントリポイント305に結合され得る。通信制御プロトコル(TCP)またはユーザデータグラムプロトコル(UDP)パケットのようなデータパケット330は、移動局202へ送信されるべき情報のソースであるゲートウェー140から、ネットワーク145を介して送信される。これは、ゲートウェー140から移動局202への無線ネットワークトンネル325を設定することによって行われる。この無線トンネル325を作るために、一義的なネットワークアドレスが移動局202と関連する。しかしながら、IPベースの無線ネットワークにおいて、ネットワークアドレスは、典型的に持続的に特定の移動局202に割り当てられない代わりに、必要に応じて、動的に割り当てられる。このように、移動局202がネットワークアドレスを得ることは好ましいし、ゲートウェー140が無線トンネル325を確立するために、このアドレスを決定することは好ましい。
ネットワークエントリポイント305は、一般的に、例えば、多くのゲートウェー、法人サーバ、および、インターネットのようなバルク接続間で多重化および逆多重化するために用いられる。通常、これらのネットワークエントリポイント305が、ほとんどないのは、利用可能な無線ネットワークサービスを外部で中央化することが、また意図されるからである。ネットワークエントリポイント305は、ゲートウェーと移動局との間におけるアドレス割り当ておよびルックアップにおいてアシストするアドレスレゾリューションコンポーネント335の何らかの形式を使用することが多い。この例において、アドレスレゾリューションコンポーネント335は、アドレスレゾリューションメカニズムを提供する一つの方法としての動的ホスト構成プロトコル(DHCP)として示される。
無線パケットデータネットワーク145の中央内部コンポーネントは、ネットワークルータ315である。通常、ネットワークルータ315は、特定のネットワークにとって独自のものであるが、代替として、標準的な市販のハードウェアから構成され得る。ネットワークルータ315の目的は、ネットワークエントリポイント305に戻る長距離接続のために通常比較的大きなネットワークにおいてインプリメントされる数千の固定送受信局320を中央ロケーションに集中化することである。一部のネットワークにおいて、ネットワークルータ315の複数の層があり得て、マスターおよびスレーブネットワークルータ315の場合があり得る。そのような全ての場合において、その機能は同様である。しばしば、ネットワークルータ315は、ネームサーバ307(この場合、インターネットで用いられるような動的ネームサーバ(DNS)307として図示)にアクセスし、データメッセージをルーティングするために目的地を参照する。上述のように、固定送受信局320は移動局202のような移動局に無線リンクを提供する。
無線トンネル325のような無線ネットワークトンネルは、無線ネットワーク345全体に開かれる。これは、必要なメモリ、ルーティング、IPパケットを送信するためのアドレスリソースを割り当てるためである。このようなトンネル325は、パケットデータプロトコル、あるいは、「PDPコンテクスト」(すなわち、データセッション)と称されるものの一部として確立される。無線トンネル325を開くために、移動局202は、無線ネットワーク145に関連する特定の技術を使用しなければならない。そのような無線トンネル325を開くステップでは、移動局202が、無線トンネル325を開きたいと望むドメインまたはネットワークエントリポイント305を指示することを必要とし得る。この例において、トンネルはまずネームサーバー307を使用するネットワークルータ315に到達し、どのネットワークエントリポイント305が提供されるドメインに合致するかを決定する。複数の無線トンネルは、冗長性のために、または、ネットワーク上の異なるゲートウェーおよびサービスにアクセスするために、1つの移動局202から開かれ得る。一度ドメイン名が見い出されると、トンネルは次にネットワークエントリポイント305に拡張され、必要なリソースがその途中のノードそれぞれに割り当てられる。ネットワークエントリポイント305は、次いでアドレスレゾリューション(またはDHCP335)コンポーネントを用いて、移動局202用のIPアドレスを割り当てる。IPアドレスが移動局202に割り当てられ、ゲートウェー140に通信されると、情報はそれからゲートウェー140から移動局202に転送され得る。
移動局は、典型的には、エンドユーザによる手動ネットワーク選択手順または自動ネットワーク選択手順を提供する。ローミングに対する現在の3GPP標準は、SIMに格納された優先PLMN(PPLMN)リストの中で定義される利用可能な最優先ネットワークを選択することを仕様としている。例えば、3GPP標準(3GPP TS 23.122 V7.3.0(2005−09)の4.4.3.1.1セクションを参照せよ。しかしながら、国内ネットワークオペレータ(例えば、3GPP業界用語で、国内公衆陸上移動網、すなわち、HPLMN)は、それでも、国内または海外のいずれかでローミングするとき、その加入者がどのネットワークに接続するかを動的に制御する必要があり得る。例えば、HPLMNオペレータは、ネットワークXでサービスされるためには、その加入者をA国でローミングするように方向付ける必要がある。一つの理由は、本質的に、商業的なものである。ローミング契約において、あるオペレータは、他のオペレータに、ローミング加入者に所定の量を利用することと引き換えに、より良いレートで提供する。こうして、特定の場合において、そのローミング加入者の全員が、1つの特定のネットワークに方向付けられることを確保し、利用基準が満たされることを確保することは、オペレータにとって有益なことであり得る。もう一つの理由は、ネットワークの故障状態によるものである。一時的な故障は、ある国において、HPLMNのローミング加入者に、そのサービスの全てを提供できないことを意味し得る。それゆえ、HPLMNのオペレータは、そのローミング加入者に、全範囲のサービスを提供し得る国にある他のネットワークに向けるように方向付けする必要があり得る。一例として、GPRSが、ある訪問国PLMN(VPLMN)で、一時的に利用不能になることは、今日、珍しいことではない。さらなる理由は、ネットワークの負荷分散に基づいている。例えば、HPLMNオペレータは、自らが、一国におけるそのローミング加入者の40%をネットワークXに、35%をネットワークYに、そして、25%をネットワークZにしたいと決定し得る。
動的制御が、従来のPPLMNリストの使用によって達成される場合、HPLMNオペレータは、無線(OTA)プログラミングメカニズムを使用する各加入者に対し、PPLMNリスト全体を更新しなくてはならないであろう。そのためには、大量のショートメッセージサービス(SMS)メッセージを必要とする。ローミング加入者に対し、PPLMNリストの全てを更新するために要する処理量が大きくなることは、防止すべきであり得る。さらに、ネットワークの負荷分散が必要とされるなら、HPLMNは、加入者ベースで、PPLMNリストを維持しなくてはならないであろう。しかしながら、このようなPPLMNリストを維持することは、ほとんどのオペレータの動作手順と整合性がなく、構成管理に関しての処理量を著しく増やすことになる。ローミングしている間に、特定のネットワークに加入者を方向付ける従来の解決策は、ユーザ設備が、PPLMNリスト内の優先度の高いVPLMNから低いVPLMNへと接続を試みるときに、HPLMNオペレータによって、ネットワーク拒絶メッセージでごまかすことをともなう。ネットワーク拒絶メッセージは、HPLMNオペレータによって同定された所望のVPLMNに達するまで、各選択されたVPLMNを介して送信される。この技術は、HPLMNオペレータによって望まれる特定のVPLMNに、ユーザ設備を方向付けるとはいえ、明らかに、このような選択が必要とされる度ごとに、ネットワークリソースを無駄に使用することをともなう。
従来技術の欠陥を解決するために、「操舵」PLMNを用いて、ユーザ設備による無線通信ネットワークを自動的に選択する方法および装置が提供される。「操舵PLMN」は、国内ネットワークオペレータが、ローミングしているときも、あるいは、していないときも、通信用の任意のユーザ設備を方向付け得るネットワークである。「操舵」ネットワークまたはPLMNという用語が、本明細書で使用されるが、任意の適切な代替的な術語も使用され得る(例えば、「方向付けられた」ネットワークまたはPLMN)。
図4は、本特許出願に従う図2の移動局202のSIM262内に格納され得るネットワークIDの図である。SIM262は、SIM262上のIMSIに元々は由来する国内ネットワークID402(またはHPLMN)、優先ローミングネットワークID404のユーザ制御リスト(または、ユーザ制御PPLMNリスト)を格納するデータファイル、優先ローミングネットワークID406のオペレータ制御リスト(または、オペレータ制御PPLMNリスト)を格納するデータファイル、および、他のデータファイル408を含む。
図4のSIM262は、また、現在動作している地域(例えば、ローミング地域)に対する操舵通信ネットワークと関連する操舵ネットワークID410を格納するデータファイルも含む。操舵ネットワークID410は、例えば、移動ネットワークコード(MNC)と移動国コード(MCC)とのペアであり得るか、あるいは、そのペアを含み得る。このペアは、操舵通信ネットワークと一義的に対応する。ローミングの際、および/または、ローミングの際でなくとも移動局に指示されたとき、移動局は、優先ローミングネットワークID406のオペレータ制御リスト(すなわち、オペレータ制御PPLMNリスト)を使用して、利用可能な無線通信ネットワークを選択しようと試みる代わりに(あるいは、使用する前に)、操舵ネットワークID410を使用して、利用可能な無線通信ネットワークを選択しようと試みる。必要なときに(例えば、地域ごとベースに)、無線プログラミング手順を介して、操舵ネットワークIDを設定することによって、国内ネットワークオペレータは、任意の所望のネットワークに、即座に、効率的にユーザ設備を「操舵」し得る。
図5は、上述した図4のSIM262を利用する自動ネットワーク選択手順のユーザ設備方法を記載する流れ図を示す。ユーザ設備の方法は、コンピュータ可読媒体と、ユーザ設備の1つ以上のプロセッサによって実行可能であるそのコンピュータ可読媒体の中に格納されたプログラム命令とを含むコンピュータプログラム製品として、具現化され得る。図1〜図2および図4と関連して上述したように、ユーザ設備は、移動設備および国内ネットワークIDを格納する取り外し可能なメモリモジュールを含み、このモジュールは、優先ローミングネットワークIDのリスト、および、操舵ネットワークIDを格納する。移動設備は、無線送受信機、その無線送受信機に結合された1つ以上のプロセッサ、および、その方法を実行するその1つ以上のプロセッサに結合された取り外し可能なメモリモジュールインターフェースを有する。
図5の開始ブロック502で始まり、ユーザ設備は、少なくとも、国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのリスト、ならびに、操舵ネットワークIDをメモリのストレージをメモリ内で維持する(図5のステップ504)。これらネットワークIDは、SIM内に格納され、また、SIMまたはUSIMからコピーもされ、ユーザ設備の他のメモリ(例えば、揮発性メモリまたはRAM)内に格納され得る。ユーザ設備は、走査動作を実行し、ユーザ設備のカバー範囲エリア内で利用可能な1つ以上の無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークID(MNC/MCCペアのようなPLMNのID)を受信する(図5のステップ506)。走査動作の後に、ユーザ設備は、自動ネットワーク選択手順を以下の優先順位に従って実行する(図5のステップ508)。すなわち、(1)国内ネットワーク(HPLMN)(または同等のネットワーク)、(2)優先ローミングネットワークのユーザ制御リスト(ユーザ制御PPLMNリスト)、(3)操舵ネットワーク(SPLMN)、および(4)優先ローミングネットワークのオペレータ制御リスト(オペレータ制御PPLMNリスト)の順である。現行の3GPP標準(3GPP TS 23.122 V7.3.0(2005−09)のセクション4.4.3.1.1は、ステップ508の新たな優先化スキームを反映するために修正され得る。
こうして、ユーザ設備が、ローミング地域でローミング中のとき、ユーザ設備は、利用可能であれば、操舵ネットワークIDを用いて、無線通信ネットワークを選択しようと試みる。これは、優先ローミングネットワークのオペレータ制御リストを用いて、無線通信ネットワークを選択する代わりに(または前に)行われる。これを行うとき、ユーザ設備は、走査動作に由来する1つ以上の受信されたネットワークID(すなわち、1つ以上のMNC/MCCのペア)を、操舵ネットワークID(すなわち、操舵MNC/MCCのペア)と比較する。この比較のアクトによって、この受信されたネットワークIDとこの操舵ネットワークIDとの間での合致が確認されたら、ユーザ設備は、操舵ネットワークIDと合致する受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択し、登録し得る。
操舵ネットワークIDに対応するネットワークが選択された場合、ユーザ設備は、このネットワークを介して、優先的にPPLMNリストからネットワークを選択しようと試みない。
操舵ネットワークが利用可能でないこと、あるいは、ユーザ設備が、操舵ネットワークと接続する試みが不成功に終わり得ることも考えられる。この場合、操舵ネットワークIDを用いて無線通信ネットワーク選択しようとする試みが不成功に終わった後、ユーザ設備が、優先ローミングネットワークIDのリスト(すなわち、オペレータ制御モード)を用いて、無線通信ネットワークを選択しようと試み得る。このユーザ設備が、これを行い得るのは、1つ以上の受信ネットワークIDと、優先ローミングネットワークIDのリストからのネットワークIDとを比較することによってである。1つ以上の受信ネットワークIDと、優先ローミングネットワークIDのリストからのネットワークIDとの間での合致が、比較するアクトで確認されたら、ユーザ設備は、優先ローミングネットワークIDと合致する受信ネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択し、登録し得る。
上述のように、優先ローミングネットワークのユーザ制御リスト内のネットワークは、操舵ネットワークよりも優先度が高い。こうして、ユーザ制御ネットワークが指定されたとき、ユーザ設備は、操舵ネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みる前に、優先ネットワークIDのユーザ制御リストを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みる。ユーザ設備が、これを行うのは、1つ以上の受信ネットワークIDを、優先ネットワークIDのユーザ制御リストからのネットワークIDと比較することによってである。この比較するアクトによって、この1つ以上の受信ネットワークIDと、この優先ネットワークIDのユーザ制御リストからのネットワークIDとの間での合致が確認されたら、ユーザ設備は、優先ネットワークIDのユーザ制御リストからのネットワークIDと合致する受信ネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択し、登録し得る。
操舵ネットワークIDは、例えば、データファイルまたは適切な操舵ネットワークIDフィールドがクリアされた(例えば、ビット0または1に設定された)場合、あるいは、ユーザ設備に格納された指示(例えば、ビットインディケータ)が適切に設定された場合、ユーザ設備に利用不能であると思われる。操舵ネットワークIDが、利用不能であると指示された場合、ユーザ設備は、操舵ネットワークIDなしに、従来のように動作し得る。ユーザ設備がもはや実行可能でないとき、特に、ユーザ設備が新たなローミング地域または国に入ったとき、ユーザ設備は、操舵ネットワークIDに、利用不能として設定される原因となる。例えば、ユーザ設備は、最後にサービスされたネットワークの国と異なる現在の国を同定するための走査動作から国コードを受信し得る。ユーザ設備は、現在の国コードとは異なる国コードの受信に基づいて、操舵ネットワークIDをメモリからクリアする(あるいは、ビットインディケータを適切に設定する)ように動作する。この場合、ユーザ設備は、新たな地域に対する新たな更新操舵ネットワークIDを必要とし得る。
再び、国内ネットワークオペレータは、無線プログラミング手順(例えば、地域ごとをベースとして)を介してユーザ設備内で、操舵ネットワークIDをプログラミングすることによって、任意の所望のネットワークに即座に、効率的にユーザ設備を「操舵」する。ユーザ設備は、メッセージ内の操舵ネットワークIDを受信し、メモリ内に操舵ネットワークIDを格納し得る。
図6は、操舵ネットワークIDを用いて、ユーザ設備を操舵ネットワークに操舵するネットワーク設備の方法を記載する流れ図である。ネットワーク設備の方法は、コンピュータ可読媒体と、ユーザ設備の1つ以上のプロセッサによって実行可能であるそのコンピュータ可読媒体の中に格納されたプログラム命令とを含むコンピュータプログラム製品として、具現化され得る。ネットワーク設備は、そのネットワーク設備にアクセス可能なデータベースを有し得る。このデータベースは、複数の異なる地域とそれぞれ関連する複数の異なる操舵ネットワークIDを格納する。図6の方法で利用されるネットワーク設備は、ユーザ設備の国内通信ネットワークである無線通信ネットワークの方法である。
図6の開始ブロック602で始まり、ユーザ設備は、国内通信ネットワークの国とは異なるローミング地域または新たな国に入ったばかりである。この状況において、ユーザ設備は、訪問国無線通信ネットワークまたはローミング地域のVPLMNに接続され、これを介して、通信中である。このVPLMNは、ユーザ設備のオペレータ制御VPLMN内で指定された優先度の最も高い第一に利用可能なVPLMNである可能性が高い。次いで、国内通信ネットワーク設備は、ユーザ設備が複数のローミング地域のうちの1つの地域で動作中であることを同定する(図6のステップ604)。ネットワーク機器は、この状況を同定し得る。なぜなら、完全な通信サービスが、ローミング地域にあるユーザ設備にとって利用可能とされる前に、VPLMNは、国内ネットワークで確証を取る必要があり得るからである。ユーザ設備の適切な地域を確認することに応答して、ネットワーク設備は、適切な操舵ネットワークIDまたは、ローミング地域と一義的に関連するSPLMNを同定または選択する(図6のステップ606)。これは、ローミング地域(例えば、国コードまたはMCC)に基づくデータベースをクエリすることによって、実行され、こうして、ネットワークコード(例えば、SPLMN/VPLMNのID)を引き出し得る。
次いで、ネットワーク設備は、ローミング地域の操舵無線通信ネットワークに対応するSPLMNのIDを含むメッセージを、ユーザ設備内でのSPLMNのIDをプログラミングするためにVPLMNを介して送信されるようにする(図6のステップ608)。SPLMNのIDを受信したことに応答して、ユーザ設備は、適切なSPLMNフィールド(例えば、SIMまたはUSIM)内のSPLMNのIDをプログラミングする。これは、SPLMNが、その後、即座に、ユーザ設備の自動ネットワーク選択手順によって、選択されるようになされる。つまり、自動ネットワーク選択手順は、ユーザ設備によって実行される。ユーザ設備は、図5の方法による優先ローミングネットワークのリストを使用して、無線通信ネットワークを選択しようとする試みる代わりに(あるいは、試みる前に)、SPLMNを使用して、無線通信ネットワークを選択しようと試みる。
図6のステップ608で、SPLMNのIDは、任意の適切なメッセージを介して、ユーザ設備に送信され得る。SPLMNは、無線更新ダウンロードまたはプログラミング手順において、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージを介してユーザ設備に送信されることが好ましい。SMSメッセージは、SPLMNと関連するMNC/MCCのペアをたかだか含むだけなので、オーバーヘッドの低いタイプのメッセージである。代替として、Unstructured Supplementary Service Data(USSD)も、SPLMNのIDのための運搬役として、利用され得る。他の代替として、SPLMNのIDは、以前から存在する、あるいは、新たなMobile Application Part(MAP)メッセージの中に組み込まれ得る。
他の追加の特徴および技術も、この方法で利用され得る。例えば、「有効性タイマ」が、SPLMNまたはSPLMNのフィールドと関連し得る。SPLMNの有効性タイマは、国内ネットワークオペレータによって、プログラミングされ得、SPLMNがユーザ設備によって利用される間の時間であり得る。この特徴を用いて、ユーザ設備は、有効期間の間、SPLMNを用い、次いで、異なるネットワークを利用する。追加または代替として、「選択タイマ」または「選択時間」が、SPLMNまたはSPLMNのフィールドと関連し得る。選択タイマは、SPLMNが、所定の時間期限後に選択されるべきことを指示し得るし、選択時間は、SPLMNが、所定の時間または期日に選択されるべきことを指示し得る。SPLMNは、即座に、あるいは、次回の背景走査の期限後に選択されるべきであるという他のインディケータも同様に可能である。これらインディケータの全ては、SPLMNのIDに加え、国内ネットワークオペレータによって、プログラミングされ得る。
さらに、図6と関連して記載された方法において、ユーザ設備が動作する地域は、ローミング地域である必要はないことに注意されたい。国内ネットワークオペレータは、その国内ネットワーク地域で動作しているユーザ設備を、例えば、故障状態などの他の条件のために、一時的に異なる非国内ネットワークに操舵する必要があり得る。この場合、操舵ネットワークIDは、国内ネットワークIDよりも高い優先度を有する。この代替の優先化は、ユーザ設備内で指示され得る。ユーザ設備は、その国内ネットワークオペレータによって、SPLMNのIDを再設定または再プログラミングされるまで、その国内地域でSPLMNを介して通信する。
代替的なアレンジメントにおいて、ユーザ設備は、国内通信ネットワークに情報を送信することなく、操舵ネットワークIDを引き出すことを可能にする情報(例えば、インターネットURLまたは他)を与えられ得る。SPLMNのIDは、ウェブサイト、データベース、あるいは、国内通信ネットワークまたは特定の場合には第三者によって提供される他の情報ストアから引き出され得る。
ユーザ設備は、SPLMNに操舵される必要またはメリットのなさそうなとき、SPLMNに操舵される必要はない。例えば、ユーザ設備は、SPLMNではGPRSが利用不能であることを確認し得、それゆえ、その代わりに、GPRSが利用できるネットワークを選択し得る。この特徴によって、SPLMNがユーザ設備にプログラミングされた後、ユーザ設備がSPLMNを選択するリクエストを無視したとの指摘とともに、ユーザ設備は、国内ネットワークオペレータに応答し得る。メッセージは、ユーザ設備がリクエストを無視した複数の理由に対するインディケータをさらに含み得る。
このように、国内ネットワークオペレータは、自国内または海外のいずれかでローミングするとき、その加入者がどのネットワークに接続するかを、容易に動的に制御する必要があり得る。例えば、HPLMNのオペレータは、A国でローミングするその加入者を、ネットワークXによってサービスされるように方向付ける必要があり得る。これは、異なる国ごとにそれぞれ行われる。特定の場合において、そのローミング加入者の全員が、1つの特定のネットワークに方向付けられることを確保することは、オペレータにとって有益なことであり得る。また、ネットワークの一時的な故障は、ある国において、HPLMNのローミング加入者に、そのサービスの全てを提供できないことを意味し得る。それゆえ、国内ネットワークのオペレータは、そのローミング加入者に、全範囲のサービスを提供し得る国にある他のネットワーク向けるように方向付けする必要があり得る。一例として、GPRSが、あるVPLMNで、一時的に利用不能になることは、今日、珍しいことではない。このような場合、国内ネットワークオペレータは、利用可能なGPRSを有するGPRSにその加入者を方向付ける。
負荷分散について考えると、国内オペレータは、自らが、一国におけるそのローミング加入者の40%をネットワークXに、35%をネットワークYに、そして、25%をネットワークZにしたいと決定し得る。従来技術を用いて、負荷分散を行った場合、国内ネットワークオペレータは、PPLMNリストを加入者ベースで維持しなくてはならない。しかしながら、このようにしてPPLMNリストを維持することは、構成管理に関しての処理量を著しく増やすことになる。本特許出願に従うと、国内ネットワークオペレータは、その加入者ごとに異なるオペレータ制御PPLMNリストを維持する必要はなく、むしろ、例えば、ネットワークX、YおよびZに対応する異なるSPLMNで、異なるユーザ設備をプログラミングする間に、現在の加入者数と関連する各ネットワークX、YおよびZの単一のデータベースのリストを維持すればよい。
SPLMNを使用すると、国内ネットワークオペレータは、OTAプログラミングメカニズムを使用して、各加入者にPPLMNリストの全体を更新する必要はない。この更新には、大量のショートメッセージサービス(SMS)メッセージを必要とする。OTAプログラミングメカニズムまたは他の信号伝達技術を用いると、利用される処理量は、ほんのわずかである。ネットワーク拒絶メッセージでごまかすことをともなう他の従来の解決策は、必要ない。なぜなら、このような選択が必要とされる度ごとに、ネットワークリソースを無駄に使用することをともなうからである。SPLMNのIDをプログラミングすることによって、ユーザ設備を適切なSPLMNに、即座に効率よく方向付けすることができる。
最終コメント。「操舵」PLMNを使用するユーザ設備によって、無線通信ネットワークを自動的に選択する方法および装置が、記載される。国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのリスト、および、操舵ネットワークIDが、ユーザ設備のメモリ(例えば、SIMまたはUSIM)内に格納される。自動ネットワーク選択手順において、走査動作は、ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信するために実行される。ユーザ設備は、走査動作から受信されたネットワークIDを操舵ネットワークIDと比較することによって、カバー範囲エリア内の無線通信ネットワークを選択しようと試みる。受信されたネットワークIDと操舵ネットワークIDとの間での合致が確認された場合、操舵ネットワークIDと合致する受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークが、ユーザ設備によって選択され、登録される。この手順は、ユーザ設備の優先ローミングネットワークIDのリストを使用する代わりに(あるいは使用する前に)、実行される。上述のユーザ設備の方法は、コンピュータ可読媒体と、そのユーザ設備の1つ以上のプロセッサによって実行可能であるコンピュータ可読媒体の中に格納されたプログラム命令とを含むコンピュータプログラム製品として、具現化され得る。ユーザ設備は、移動設備および国内ネットワークIDを格納する取り外し可能なメモリモジュール、優先ローミングネットワークIDのリスト、ならびに、操舵ネットワークIDを含む。移動設備は、無線送信機、その無線送信機に結合された1つ以上のプロセッサ、および、その方法を実行するその1つ以上のプロセッサに結合された取り外し可能なメモリモジュールインターフェースを含む。
必要なときに(例えば、地域ベースで)、無線プログラミング手順を介する操舵ネットワークIDを設定することによって、国内ネットワークのオペレータは、ユーザ設備を任意の所望のネットワークに即座に、効率的に「操舵」し得る。無線通信ネットワークのネットワーク設備によって、ユーザ設備を操舵無線通信ネットワークに操舵するのに使用する例示的な技術の一つは、この無線通信ネットワークがユーザ設備の国内通信ネットワークであるとき、ユーザ設備が、複数のローミング地域のうちの1つの地域で動作していることを、そのローミング地域の訪問国無線通信ネットワークを介して確認するアクトと、ローミング地域の操舵無線通信ネットワークに対応する操舵ネットワークIDに、訪問国無線通信ネットワークを介してユーザ設備に送信されるようにするアクトであって、こうして、ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順において、操舵無線通信ネットワークが選択される、アクトとを含む。操舵ネットワークIDは、無線プログラミング手順のメッセージ(例えば、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ)で送信され得る。上述のネットワーク設備技術は、コンピュータ可読媒体と、そのネットワーク設備の1つ以上のプロセッサによって実行可能であるコンピュータ可読媒体の中に格納されたプログラム命令とを含むコンピュータプログラム製品として、具現化され得る。
本特許出願の上述の実施形態は、単なる例に過ぎないことが意図される。当業者は、本特許出願の範囲から逸脱することなく、特定の実施形態において、変更、修正およびバリエーションを実行し得る。請求項に記載され、本明細書に開示された発明は、技術における適切な変化を全てカバーし、包含することを意図する。
本発明の実施形態は、添付図面を参照して、例として、以下に記載される。
図1は、ユーザ設備および無線通信ネットワークを示すブロック図である。 図2は、図1の好ましいユーザ設備の付属コンポーネントのより詳細な図である。 図3は、図1および図2の無線ネットワーク内のユーザ設備に対して、データベース通信サービスを提供するのに役立つシステム構造である。 図4は、ユーザ設備の加入者識別モジュール(SIM)またはユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)内に格納されたネットワークIDの図を示す。SIMまたはUSIMは、ユーザ設備の動作する現在の地域(例えば、ローミング地域)に対する操舵ネットワークと関連する操舵ネットワークIDを含む。 図5は、操舵ネットワークIDを利用する自動ネットワーク選択手順に対するユーザ設備の方法を表わす流れ図である。 図6は、操舵ネットワークIDを使用して、ユーザ設備を操舵ネットワークに操舵するためのネットワーク設備の方法を表わす流れ図である。
符号の説明
100 通信システム
102 移動局
104 無線通信ネットワーク
106 制御装置
108 無線(RF)送受信回路網
110 アンテナ
112 ビジュアルディスプレイ
114 キーボード
116 補助ユーザインターフェース(UI)
118 アンテナ
120 基地局制御装置
122 在圏ロケーションレジスタ(VLR)
124 公衆交換電話網(PSTN)
126 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
128 ゲートウェーGPRSサポートノード(GGSN)
130 公的または民間データネットワーク
132 電池
134 電池インターフェース
136 調整装置
140 加入者識別モジュール(SIM)
142 SIMインターフェース
402 国内ネットワークID(またはHPLMN)
404 優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リスト
406 優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リスト
408 他のデータファイル
410 操舵ネットワークID

Claims (61)

  1. 無線送受信機を有するユーザ設備によって無線通信ネットワークを選択する方法であって、該方法は、
    メモリ内に、国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを格納するアクトと、
    該ユーザ設備の国内通信ネットワークから該無線送受信機を介して、メッセージにおいて操舵ネットワークIDを受信し、メモリ内に、該オペレータ制御リスト内の少なくとも1つのネットワークIDの代わりに使用されるように該操舵ネットワークIDを格納するアクトと、
    ローミングのときに該ユーザ設備により用いられる自動ネットワーク選択手順において、選択に優先順位を付けて、ユーザ通信のために該操舵ネットワークIDに対応する無線通信ネットワーク動作しようと試みるアクトと
    を包含し
    該試みるアクトは
    該無線送受信機を用いて走査動作を実行して、該ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと
    該走査動作から該1つ以上の受信されたネットワークIDを、該操舵ネットワークIDと比較することと
    受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択しようとする試みが不成功の場合に、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDと、該オペレータ制御リストからの次に優先順位の高いネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと該オペレータ制御リストからのネットワークIDのうちの1つとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該オペレータ制御リストからの該ネットワークIDに合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該オペレータ制御リストからの該次に優先順位の高いネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みることと
    により実行される、方法。
  2. 前記操舵ネットワークIDを受信するアクトは、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージを含むメッセージにおいて前記操舵ネットワークIDを受信するさらなるアクトを包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記オペレータ制御リストは、オペレータ制御優先公衆陸上移動網(PPLMN)リストを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザ設備により用いられる前記自動ネットワーク選択手順において、前記操舵ネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みる前に
    前記1つ以上の受信されたネットワークIDと、前記ユーザ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、該ユーザ制御リストからのネットワークIDとの間の合致が、該比較するアクトから確認された場合、該ユーザ制御リストからの該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該ユーザ制御リストを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みるアクトをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記操舵ネットワークIDを受信するとすぐに、該操舵ネットワークIDに対応する前記無線通信ネットワークを選択するように試みる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記国内ネットワークID、前記オペレータ制御リストおよびユーザ制御リスト、ならびに、前記操舵ネットワークIDは、前記ユーザ設備の加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュール内に格納される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記操舵ネットワークIDが利用不能であることを前記ユーザ設備内に格納されたビットインディケータが示す場合、どの操舵ネットワークIDも使用せずに前記自動ネットワーク選択手順を実行することをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  8. 現在の国コードと異なる国コードを前記走査動作から受信することと、
    該現在の国コードと異なる該国コードを受信することに基づいて、前記操舵ネットワークIDをメモリからクリアすることと
    をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  9. 無線送受信機と、
    該無線送受信機に結合された1つ以上のプロセッサと、
    該1つ以上のプロセッサに結合された取り外し可能なメモリモジュールインターフェースと
    を備える、移動設備であって、
    該取り外し可能なメモリモジュールインターフェースは、国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを格納する取り外し可能なメモリモジュールを受け取るように適合され、
    該1つ以上のプロセッサは、該移動設備の国内通信ネットワークから該無線送受信機を介して、該オペレータ制御リスト内のネットワークIDの代わりに使用されるようにメモリ内に格納される操舵ネットワークIDを受信するように適合され、
    該1つ以上のプロセッサは、選択に優先順位を付けてユーザ通信のために該操舵ネットワークIDに対応する無線通信ネットワーク動作しようと試みることによって、ローミングのときに自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに適合され
    該試みることは、
    走査動作を実行して、ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと
    該走査動作から該1つ以上の受信されたネットワークIDを、該操舵ネットワークIDと比較することと
    受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択しようとする試みが不成功の場合に、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDと、該オペレータ制御リストからの次に優先順位の高いネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと該オペレータ制御リストからのネットワークIDのうちの1つとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該オペレータ制御リストからの該ネットワークIDに合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該オペレータ制御リストからの該次に優先順位の高いネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みることと
    により実行される、移動設備。
  10. 各ネットワークIDは、公衆陸上移動網(PLMN)に対応し、前記ユーザ制御リストは、ユーザ制御優先PLMN(PPLMN)リストであり、前記オペレータ制御リストは、オペレータ制御PPLMNリストである、請求項9に記載の移動設備。
  11. 前記1つ以上のプロセッサは、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージを含むメッセージにおいて前記操舵ネットワークIDを受信することによって該操舵ネットワークIDを受信するように適合される、請求項9に記載の移動設備。
  12. 前記1つ以上のプロセッサが、
    前記操舵ネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みる前に
    前記1つ以上の受信されたネットワークIDと、前記ユーザ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、該ユーザ制御リストからのネットワークIDとの間の合致が、該比較するアクトから確認された場合、該ユーザ制御リストから該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該ユーザ制御リストを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みることによって、ローミングのときに前記自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに適合されることをさらに含む、請求項9に記載の移動設備。
  13. 前記1つ以上のプロセッサは、前記操舵ネットワークIDを受信するとすぐに、該操舵ネットワークIDに対応する前記無線通信ネットワークを選択するように試みるようにさらに適合される、請求項9に記載の移動設備。
  14. 前記取り外し可能なメモリモジュールは、加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュールを備える、請求項9に記載の移動設備。
  15. 前記1つ以上のプロセッサは、
    前記操舵ネットワークIDが利用不能であることを前記ユーザ設備内に格納されたビットインディケータが示す場合、どの操舵ネットワークIDも使用せずに前記自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに適合される、請求項9に記載の移動設備。
  16. 前記1つ以上のプロセッサは、
    現在の国コードと異なる国コードを前記走査動作から受信することと、
    該現在の国コードと異なる該国コードを受信することに基づいて、前記操舵ネットワークIDをクリアすることと
    により前記自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに適合される、請求項9に記載の移動設備。
  17. 移動設備用の取り外し可能なメモリモジュールであって、
    メモリと、
    該メモリ内に、国内ネットワークIDを格納するためのファイルと、
    該メモリ内に、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リストを格納するためのファイルと、
    該メモリ内に、優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを格納するためのファイルと、
    該メモリ内に、オペレータ制御リスト内の少なくとも1つのネットワークIDの代わりに使用され、該オペレータ制御リスト内のネットワークIDより前にローミングのときに該移動設備によるネットワーク選択のために使用される操舵ネットワークIDを格納するためのファイルと
    を備える、取り外し可能なメモリモジュール。
  18. 前記操舵ネットワークIDは、前記移動設備の無線送受信機を介して国内通信ネットワークからプログラム可能である、請求項17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  19. 加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュールを備える、請求項17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  20. 各ネットワークIDは、移動ネットワークコードおよび移動国コードを備える、請求項17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  21. 前記ユーザ制御リストは、ユーザ制御優先公衆陸上移動網(PPLMN)リストであり、前記オペレータ制御リストは、オペレータ制御PPLMNリストである、請求項17に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  22. 無線通信ネットワークのネットワーク設備によって、ユーザ設備を操舵無線通信ネットワークに操舵するのに使用する方法であって、該無線通信ネットワークは、該ユーザ設備の国内通信ネットワークであり、該ユーザ設備は、国内ネットワークID、優先ネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ネットワークIDのオペレータ制御リストを使用して動作するように構成され、該方法は、
    該ユーザ設備が複数の地域のうちの1つの地域で動作することを、当該地域の無線通信ネットワークを介して確認するアクトと、
    該地域の操舵無線通信ネットワークに対応する操舵ネットワークID、該無線通信ネットワークを介して該ユーザ設備に送信させるアクトであって、それによりユーザ通信用の該ユーザ設備自動ネットワーク選択手順において該操舵無線通信ネットワークが選択されるようにし、該操舵ネットワークIDは、オペレータ制御リスト内のネットワークIDの代わりに使用され、該自動ネットワーク選択手順において、該オペレータ制御リスト内のネットワークIDであって、該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択しようとする試みが不成功の場合に該自動ネットワーク選択手順において使用されるネットワークIDより優先順位が高い、アクト
    を包含する、方法。
  23. 前記ユーザ設備の前記自動ネットワーク選択手順は、ユーザ通信用の前記オペレータ制御リストを使用して無線通信ネットワークを選択して動作する代わりに、該ユーザ通信用の前記操舵ネットワークIDに対応する前記無線通信ネットワークを選択する、請求項22に記載の方法。
  24. 前記操舵ネットワークIDは、前記操舵無線通信ネットワークに対応する移動ネットワークコードおよび移動国コードを備える、請求項22に記載の方法。
  25. 前記操舵ネットワークID送信されるアクトは、該操舵ネットワークIDを含むショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送信させるさらなるアクトを包含する、請求項22に記載の方法。
  26. 前記無線通信ネットワークは、訪問国無線通信ネットワークであり、前記地域は、ローミング地域である、請求項22に記載の方法。
  27. コンピュータ可読媒体と、前記ネットワーク設備の1つ以上のプロセッサによって実行可能な該コンピュータ可読媒体内に格納されたコンピュータプログラム命令とを備えるコンピュータプログラム製品として具現化される、請求項22に記載の方法。
  28. 無線通信ネットワーク用のネットワーク設備であって、
    該無線通信ネットワークは、国内ネットワークID、優先ネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ネットワークIDのオペレータ制御リストを使用して動作するように構成されるユーザ設備の国内通信ネットワークであり、該ネットワーク設備は、
    該ユーザ設備が複数の地域のうちの1つの地域で動作していることを、当該地域の無線通信ネットワークを介して確認することと、
    該地域の操舵無線通信ネットワークに対応する操舵ネットワークID、該無線通信ネットワークを介して該ユーザ設備に送信させることであって、それによりユーザ通信用の該ユーザ設備自動ネットワーク選択手順において該操舵無線通信ネットワークが選択されるようにし、該操舵ネットワークIDは、オペレータ制御リスト内のネットワークIDの代わりに使用され、該自動ネットワーク選択手順において、該オペレータ制御リスト内のネットワークIDであって、該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択しようとする試みが不成功の場合に該自動ネットワーク選択手順において使用されるネットワークIDより優先順位が高い、ことと
    を行うように構成される、ネットワーク設備。
  29. 前記自動ネットワーク選択手順は、前記ユーザ通信用の前記オペレータ制御リストを使用する代わりに、該ユーザ通信用の前記操舵ネットワークIDに対応する前記無線通信ネットワークを選択して動作しようと試みる、請求項28に記載のネットワーク設備。
  30. 前記操舵ネットワークIDは、前記操舵無線通信ネットワークに対応する移動ネットワークコードおよび移動国コードを備える、請求項28に記載のネットワーク設備。
  31. 前記操舵ネットワークID送信させるアクトは、該操舵ネットワークIDを含むショートメッセージサービス(SMS)メッセージを送信させるさらなるアクトを包含する、請求項28に記載のネットワーク設備。
  32. 前記操舵ネットワークID送信させるアクトは、該操舵ネットワークIDを含む無線ダウンロードメッセージを送信させるさらなるアクトを包含する、請求項28に記載のネットワーク設備。
  33. 前記無線通信ネットワークは、訪問国無線通信ネットワークであり、前記地域は、ローミング地域である、請求項28に記載のネットワーク設備。
  34. 前記操舵ネットワークIDは、前記ユーザ設備に対する自動ネットワーク選択手順で使用するためのものであり、該手順は、
    前記ユーザ通信用の前記オペレータ制御リストを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みる代わりに、
    走査動作を実行して、該ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと、
    該走査動作から該1つ以上の受信されたネットワークIDを、操舵ネットワークIDと比較することと、
    受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間の合致が、該比較するアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    により、該ユーザ通信用の該操舵ネットワークIDを使用して前記操舵無線通信ネットワークを選択しようと試みるアクトを包含する、請求項28に記載のネットワーク設備。
  35. 複数の異なるローミング地域とそれぞれ関連する複数の異なる操舵ネットワークIDを格納するデータベースをさらに備える、請求項28に記載のネットワーク設備。
  36. 前記操舵ネットワークIDは、前記オペレータ制御リスト内の最高の優先順位のオペレータ制御ネットワークIDの代わりに使用される、請求項1〜35のいずれか一項に記載の方法、移動設備、取り外し可能なメモリモジュールまたはネットワーク設備。
  37. 前記操舵ネットワークIDは、前記優先ネットワークIDの前記オペレータ制御リスト内の最高の優先順位のオペレータ制御ネットワークIDとして格納される、請求項1〜36のいずれか一項に記載の方法、移動設備、取り外し可能なメモリモジュールまたはネットワーク設備。
  38. 前記操舵ネットワークIDは、加入者識別モジュール(SIM)またはユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)において格納され、次いで、該SIMまたは該USIMからコピーされてUE内の別のメモリに格納される、請求項1〜37のいずれか一項に記載の方法、移動設備、取り外し可能なメモリモジュールまたはネットワーク設備。
  39. 無線送受信機を有するユーザ設備によって無線通信ネットワークを選択する方法であって、該方法は、
    国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを格納するメモリへのアクセスを維持するアクトと、
    無線プログラミング手順で、該ユーザ設備の国内通信ネットワークから該無線送受信機を介して、メッセージにおいて操舵ネットワークIDを受信し、該メモリ内に、該オペレータ制御リスト内の少なくとも1つのネットワークIDの代わりに使用するために該操舵ネットワークIDを格納するアクトであって、該無線プログラミング手順は、優先順位の付けられたローミングネットワークIDの全オペレータ制御リストの受信および更新をすることなく実行される、アクトと、
    ローミングのときに該ユーザ設備により用いられる自動ネットワーク選択手順において、選択に優先順位を付けて、ユーザ通信のために該操舵ネットワークIDに対応する無線通信ネットワークで動作しようと試みるアクトと
    を包含し、
    該試みるアクトは、
    該無線送受信機を用いて走査動作を実行して、該ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと、
    該走査動作からの該1つ以上の受信されたネットワークIDを、該操舵ネットワークIDと比較することと、
    受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと、
    該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択しようとする試みが不成功の場合に、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDと、該オペレータ制御リストからの次に優先順位の高いネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと該オペレータ制御リストからのネットワークIDのうちの1つとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該オペレータ制御リストからの該ネットワークIDに合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該オペレータ制御リストからの該次に優先順位の高いネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みることと
    により実行される、方法。
  40. 前記操舵ネットワークIDを受信するアクトは、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージを含むメッセージにおいて前記操舵ネットワークIDを受信するさらなるアクトを包含する、請求項39に記載の方法。
  41. 前記オペレータ制御リストは、オペレータ制御優先公衆陸上移動網(PPLMN)リストを含む、請求項39に記載の方法。
  42. 前記ユーザ設備により用いられる前記自動ネットワーク選択手順において、前記操舵ネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みる前に、
    前記1つ以上の受信されたネットワークIDと、前記ユーザ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、該ユーザ制御リストからのネットワークIDとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該ユーザ制御リストからの該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該ユーザ制御リストを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みるアクトをさらに包含する、請求項39に記載の方法。
  43. 前記操舵ネットワークIDを受信するとすぐに、該操舵ネットワークIDに対応する前記無線通信ネットワークを選択するように試みる、請求項39に記載の方法。
  44. 前記国内ネットワークID、前記オペレータ制御リストおよびユーザ制御リスト、ならびに、前記操舵ネットワークIDは、前記ユーザ設備の加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュール内に格納される、請求項39に記載の方法。
  45. 前記操舵ネットワークIDが利用不能であることを前記ユーザ設備内に格納されたビットインディケータが示す場合、どの操舵ネットワークIDも使用せずに前記自動ネットワーク選択手順を実行することをさらに包含する、請求項39に記載の方法。
  46. 現在の国コードと異なる国コードを前記走査動作から受信することと、
    該現在の国コードと異なる該国コードを受信することに基づいて、前記操舵ネットワークIDをメモリからクリアすることと
    をさらに包含する、請求項39に記載の方法。
  47. 無線送受信機と、
    該無線送受信機に結合された1つ以上のプロセッサと、
    該1つ以上のプロセッサに結合された取り外し可能なメモリモジュールインターフェースと
    を備える、移動設備であって、
    該取り外し可能なメモリモジュールインターフェースは、国内ネットワークID、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リストおよび優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを格納する取り外し可能なメモリモジュールを受け取るように構成され、
    該1つ以上のプロセッサは、無線プログラミング手順で、該移動設備の国内通信ネットワークから該無線送受信機を介して、該オペレータ制御リスト内の少なくとも1つのネットワークIDの代わりに使用するためにメモリ内に格納される操舵ネットワークIDを受信するように構成され、該無線プログラミング手順は、優先順位の付けられたローミングネットワークIDの全オペレータ制御リストの受信および更新をすることなく実行され、
    該1つ以上のプロセッサは、選択に優先順位を付けてユーザ通信のために該操舵ネットワークIDに対応する無線通信ネットワークで動作しようと試みることによって、ローミングのときに自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに構成され、
    該試みることは、
    走査動作を実行して、ユーザ設備のカバー範囲エリア内で1つ以上の利用可能な無線通信ネットワークに対応する1つ以上のネットワークIDを受信することと、
    該走査動作からの該1つ以上の受信されたネットワークIDを、該操舵ネットワークIDと比較することと、
    受信されたネットワークIDと該操舵ネットワークIDとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該操舵ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと、
    該操舵ネットワークIDに対応する該無線通信ネットワークを選択しようとする試みが不成功の場合に、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDと、該オペレータ制御リストからの次に優先順位の高いネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと該オペレータ制御リストからのネットワークIDのうちの1つとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該オペレータ制御リストからの該ネットワークIDに合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該オペレータ制御リストからの該次に優先順位の高いネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みることと
    により実行される、移動設備。
  48. 各ネットワークIDは、公衆陸上移動網(PLMN)に対応し、前記ユーザ制御リストは、ユーザ制御優先PLMN(PPLMN)リストであり、前記オペレータ制御リストは、オペレータ制御PPLMNリストである、請求項47に記載の移動設備。
  49. 前記1つ以上のプロセッサは、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージを含むメッセージにおいて前記操舵ネットワークIDを受信することによって該操舵ネットワークIDを受信するように構成される、請求項47に記載の移動設備。
  50. 前記1つ以上のプロセッサが、
    前記操舵ネットワークIDを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みる前に、
    前記1つ以上の受信されたネットワークIDと、前記ユーザ制御リストからのネットワークIDとを比較することと、
    該1つ以上の受信されたネットワークIDのうちの1つと、該ユーザ制御リストからのネットワークIDとの間での合致が、該比較するアクトから確認された場合、該ユーザ制御リストからの該ネットワークIDと合致する該受信されたネットワークIDに対応する無線通信ネットワークを選択して登録することと
    によって、該ユーザ制御リストを使用して無線通信ネットワークを選択しようと試みることによって、ローミングのときに前記自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに構成されることをさらに含む、請求項47に記載の移動設備。
  51. 前記1つ以上のプロセッサは、前記操舵ネットワークIDを受信するとすぐに、該操舵ネットワークIDに対応する前記無線通信ネットワークを選択するように試みるようにさらに構成される、請求項47に記載の移動設備。
  52. 前記取り外し可能なメモリモジュールは、加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュールを備える、請求項47に記載の移動設備。
  53. 前記1つ以上のプロセッサは、
    前記操舵ネットワークIDが利用不能であることを前記ユーザ設備内に格納されたビットインディケータが示す場合、どの操舵ネットワークIDも使用せずに前記自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに構成される、請求項47に記載の移動設備。
  54. 前記1つ以上のプロセッサは、
    現在の国コードと異なる国コードを前記走査動作から受信することと、
    該現在の国コードと異なる該国コードを受信することに基づいて、前記操舵ネットワークIDをクリアすることと
    により前記自動ネットワーク選択手順を実行するようにさらに構成される、請求項47に記載の移動設備。
  55. 移動設備用の取り外し可能なメモリモジュールであって、
    メモリと、
    該メモリ内に、国内ネットワークIDを格納するためのファイルと、
    該メモリ内に、優先ローミングネットワークIDのユーザ制御リストを格納するためのファイルと、
    該メモリ内に、優先ローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを格納するためのファイルと
    を備え、
    該メモリは、該オペレータ制御リスト内の少なくとも1つのネットワークIDの代わりに使用するため、および該オペレータ制御リスト内のネットワークIDの使用の前にローミングのときに該移動設備によるネットワーク選択のための操舵ネットワークIDを格納するようにさらに構成され、
    該メモリは、無線プログラミング手順で更新されるようにさらに構成され、
    該無線プログラミング手順内では、該操舵ネットワークIDは、優先順位の付けられたローミングネットワークIDの全オペレータ制御リストを受信および更新することなしに受信および更新される、取り外し可能なメモリモジュール。
  56. 前記操舵ネットワークIDは、前記移動設備の無線送受信機を介して国内通信ネットワークからプログラム可能である、請求項55に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  57. 加入者識別モジュールまたはユニバーサル加入者識別モジュールを備える、請求項55に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  58. 各ネットワークIDは、移動ネットワークコードおよび移動国コードを備える、請求項55に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  59. 前記ユーザ制御リストは、ユーザ制御優先公衆陸上移動網(PPLMN)リストであり、前記オペレータ制御リストは、オペレータ制御PPLMNリストである、請求項55に記載の取り外し可能なメモリモジュール。
  60. ユーザ設備によるネットワーク選択の方法であって、該方法は、
    優先順位の付けられたローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを含むメモリへのアクセスを維持することと、
    無線プログラミング手順で受信された操舵ネットワークIDであって、優先順位の付けられたローミングネットワークIDの該オペレータ制御リスト内のネットワークIDの代わりに使用するために該メモリに格納された操舵ネットワークIDにより識別されるネットワークを選択することであって、該無線プログラミング手順は、優先順位の付けられたローミングネットワークIDの全オペレータ制御リストの受信および更新をすることなく実行される、ことと
    を包含する、方法。
  61. 無線送受信機と、
    該無線送受信機に結合された1つ以上のプロセッサと
    を備える、ユーザ設備であって、
    該1つ以上のプロセッサは、優先順位の付けられたローミングネットワークIDのオペレータ制御リストを含むメモリにアクセスするように構成され、
    該1つ以上のプロセッサは、無線プログラミング手順で該無線送受信機を介して受信された操舵ネットワークIDであって、優先順位の付けられたローミングネットワークIDの該オペレータ制御リスト内のネットワークIDの代わりに使用するために該メモリに格納された操舵ネットワークIDにより識別されるネットワークを選択するようにさらに構成され、該無線プログラミング手順は、優先順位の付けられたローミングネットワークIDの全オペレータ制御リストの受信および更新をすることなく実行される、ユーザ設備。
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