JP4505830B2 - 集客を目指したビジネスシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は十数年来ユーザーに対しての販売システムに変化はなく、廉売競争をしてきた石油製品販売店(以後はガソリンスタンドと称する)に対して、新しい販売システム、仕組みを持ち込み、活性化とユーザーや廉売競争に明け暮れた販売側に益を持たらすビジネスシステムを提供するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
最近のガソリンスタンドは日本国内では全国で約56000店あり、米国、英国等に比べ大変多く廉売競争による自然淘汰を待つべき収益の悪化をたどっておるのが現状である。これは十数年来販売方式の見直しはなく、新システム技術の投入もない状況で一般的にはティシュやトイレットペーパー等をプレゼントして一時的に集客し、ユーザーにはお得なガソリン等の購入はあったが、販売側の体力はなく長続きせず、じり貧な状態であった。如何に集客して売上高を伸ばすかが大きな課題であった。又、ガソリンスタンドにはユーザーへのサービス、従業員のサービス用にガソリンスタンド内の事務棟内に自動販売機が設置されているのが一般的であった。自動販売機が事務棟内に設置されているため、車に乗って給油を受けているユーザーがわざわざ車から降りて自動販売機に飲物を買いに行くことはまれであり、よって、自動販売機の売上高は低く、ガソリンスタンドの販売側に利益として寄与することはほとんどなかった。
【0003】
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、その主たる目的はユーザーには従来通りのお得な商品の購入と共に、さらにプラスで別なお得な商品の購入ができるシステムの構築を行い、販売側には新しい販売技術、ビジネスシステムを導入することにより売上高の増加と収益の安定化及びユーザーへのサービス資金の確保を狙えるシステムを構築しようとするものである。本システムを構築する時のキーポイントとなるのが、従来、ユーザーや従業員のサービス用として事務棟内に設置されていた自動販売機である。発想を180度変えて自動販売機を今までの事務棟内から事務棟外に設置し、且つ、ユーザーの使い易い場所に設置し、使い易い方法を提供することで自動販売機の売上高は従来に比し大幅に増加することができ、併せて自動販売機からの利益も大きく増加する。この販売側の自動販売機からの利益を自動販売機から商品を購入した限定されたユーザーに対して、昨今の販売管理システムにて採用されている磁気カード等を介したり、ネット上で自動販売機のデーターを、本業であるガソリン等を販売する給油機にインプットし、ガソリンなどの購入時に販売側の利益相当分を値下げとしてユーザーに還元する新システムを提供するものである。当然、ガソリン等購入時にユーザーが受け取る領収書には値下げ分が記載されており、ユーザーも納得する新システムである。特に平成10年度に解禁になったセルフガソリンスタンドと組み合わせることにより、より自動販売機の効果が大幅にアップする。自動販売機の設置場所はユーザーの使い易い場所で、使い易い方法にするため、セルフガソリンスタンドの給油機の給油ホース給油口から約1m以上離れた最適位置に設置されている排水溝の外側に幅4m以上のドライブスルー用通路を設け、ドライブスルー用通路と一般道路の間に自動販売機の操作部側をドライブスルー用通路側に面して自動販売機を設置する。これにより、ユーザーは車に乗ったままドライブスルー用通路をドライブスルー形式で自動販売機から商品の購入ができ、大変便利になる。又、セルフガソリンスタンドと組み合わせたことにより、ガソリンスタンドの従業員は事務棟外にはほとんど見えず、自動販売機から飲物だけを購入しようとしても、従来のスタンドのように気兼ねをしなくてすむようになった。以上の結果、この新システム導入により、以前よりさらに多くのユーザーを集めることができ、本業の売上高増に繋がり、収益の安定化ができる新しい集客を目指したビジネスシステムが提供できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために請求項1の発明は、本業のガソリンスタンドに対して、本業外の自動販売機の商品の購入がし易いシステムを構築することによりユーザーに本業外商品を気楽に購入してもらい、その商品の購入量又は個数に合わせて販売側が得た益を、ユーザーが本業商品の購入時に一般に販売管理システム等に採用されている磁気カード等を介したり、ネット上で自動販売機のデーターを給油機側にインプットすることにより一定のルールに沿ってシステム的に本業商品購入額の値下げを行い、ユーザーに還元しお得な得点を与えると共に現ユーザー新たなユーザーの集客等に新たな新規資金を投入することなく販売側は本業の売上高増が狙え新しい集客を目指したビジネスシステムを構築することができる。具体的にはセルフガソリンスタンドにおいて、ガソリンスタンド内にはガソリン等が漏れた場合の危険防止のため排水溝が給油機の給油ホース給油口から約1m以上離れた最適位置に設けてある。この排水溝の外側には車が通れる程の幅4m以上のドライブスルー用通路を設ける。ドライブスルー用通路と一般道路(安全上の安全壁)の間に自動販売機の操作部側をドライブスルー用通路側に面して、ドライブスルー形式に自動販売機を設置する。従来のガソリンスタンドでは自動販売機は事務棟内に設置するとの考えから、発想を変え、事務棟外に自動販売機を設置する。そのための工夫、ニュアイディアとして、スタンド内にドライブスルー用通路を設け、且つ、車に乗ったままドライブスルーで自動販売機の商品を購入できる形式を採用することである。これによりユーザーが利用しやすく、又、セルフガソリンスタンドのため、スタンド内には従業員の姿が見えず、自動販売機のみの利用も気楽にできる。又、自動販売機とセルフガソリンスタンドは同じ管理システム仕様を採用しているため、一般に採用されている磁気カード等を介したり、ネット上で限定された人が自動販売機から購入した商品の売上高に対する販売側の利益が、そのまま本業のガソリン等を購入した時、購入時に値下げ分として、自動販売機のデーターが給油機側にインプットされ、還元されるシステムである。尚、磁気カード等を介して行うこの新システムのデーターは、自動販売機のデーターがセルフガソリンスタンド側給油機に一方向で伝わるシステムを採用している。
【0006】
又、本業商品及び本業外商品の購入支払いを磁気カード等にてネット上にて処理するシステムにおいて、ユーザーの本業外商品購入高又は購入数量を磁気カード等及びネット上の制御システムにて把握し、ユーザーが本業商品購入時に一定のルールに従い本業商品の値下げを自動的に行いユーザーに得点をもたらすと共に販売側には本業商品の販売増が期待できる。又、同様に新たな集客のための日常的な投資(初期投資は必要であるが)は必要ではなく双方にとってお得な集客を目指したビジネスシステムを提供できるものである。
【0008】
以上が本考案の課題を解決するための特徴である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図3を参照して説明する。
本発明の集客を目指したビジネスシステムは図1ないし図2に示すように概略的には一般のガソリンスタンド、特に平成10年度解禁されたセルフガソリンスタンドがベースになっており、ガソリンスタンドの配置は一般道路の交差点の角地を利用して設置されているのがベターである。角地に設置されたガソリンスタンドにはユーザーが利用しやすいように一般のガソリンスタンドと同じようにカ所の出入口を設け構成されている。ユーザーが通常通りセルフガソリンスタンドの給油等に利用しやすいように出入口を設けると共に、セルフガソリンスタンド内には給油時にガソリン等が漏れた場合の危険防止のため排水溝13が給油機4の給油ホース給油口から約1m以上離れた最適な位置に設けられている。漏れたガソリン等はこの排水溝13で集められ外部に漏れない工夫がしてある。排水溝13の外側には従来のガソリンスタンドにはなかった約4m以上の幅で車が通れる程度のドライブスルー用通路が設けてある。本業外商品の販売をするための自動販売機背面側を一般道路側2に面して、操作部側はドライブスルー用通路側(ガソリンスタンド側)に向くように設置して常にセルフガソリンスタンド利用者等が利用し易いように数台設置されている。
【0010】
又、この自動販売機はドライブスルー形式になっており、ガソリンスタンドに給油をするためだけでなく、飲食品等だけを購入するのみでも気楽に入れるようにドライブスルー形式で自動販売機の飲食品等を車に乗ったまま購入できるシステムになっている。特に、セルフガソリンスタンドとの組台せのため、スタンド内の従業員を事務棟外で見ることはほとんどなく、飲物のみの購入でも、スタンド内にドライブスルーしてきても、気兼ねすることなく、気楽に購入することができる。
【0011】
次に構築したシステムを具体的に説明するとガソリンスタンドは主要道路1と一般道路2の角地に設けられており、道路に面してない側は隣家への安全のため防護壁3を設けている。そして、ガソリンスタンドのほぼ中央にガソリン等を販売する給油機4が数台並列に設けられている。防護壁3側には事務所兼整備所用の事務棟5が設置されている。道路側1、2には入口6と出口7が各々1カ所設け、出入口6、7以外には高さが20cm位の低い安全壁8が設けている。そして、給油機4の給油ホース給油口から約1m以上離れた最適位置に、給油機の周囲を囲むように略L字形の排水溝13が設けられている。さらに、排水溝13の外側には従来なかった約4m以上の車が通れる幅のドライブスルー用通路が設けられている。ドライブスルー用通路と一般道路2の間には自動販売機を数台設けた自動販売機ハウス9を設置して、背面側10は一般道路側2に面して設置している。
【0012】
そして、この自動販売機ハウス9はドライブスルー形式に設置されており車に乗ったまま飲食品等が購入できるように工夫されている。図2にて説明すると自動販売機ハウス9はガソリンスタンドの端に一般道路にほぼ平行に設けられているため安全上約20cm程の高さの台上11に設置されている。自動販売機ハウス9の中には地面より高さのことなる自動販売機12が設けられている。
【0013】
次に最近の自動販売機12について説明すると自動販売機12は全体の高さが約1.8mと各メーカーほぼ一定である。この一定の高さの容積に出来る限り効率良く多くの商品を保存出来るように工夫されており、商品選別の操作部14の高さは約1m〜1.4m位の高さに設けられているが、逆に商品の取り出し口15は出来る限り低くして約0.2m〜0.3mの高さに設けられ歩行者が膝を曲げて取り出す位に低く設定し商品の保存数量が多くなるように構成されているのが多い。
【0014】
一方ドライブスルー時の車の方は一般的に中型車以下を対象に考えると乗用車タイプから最近流行のRV車タイプ等までいろいろある。これに伴い車のドアーのガラス窓の高さは個々に異なるが、大別すると乗用車タイプとRV車タイプに分けることができる。乗用車タイプのドアーの窓から手の届く最低の高さは約0.6m前後である。同様にRV車タイプの手の届く最低高さは約0.9m前後である。
【0015】
従って、現状の自動販売機12を対象にしたドライブスルー形式の自動販売機ハウス9の場合、自動販売機12の設置高さを乗用車タイプは地面から約0.4m〜0.3m位、RV車タイプには約0.7m〜0.6m位高くして設置しておく必要がある。場合によっては若干の調整を行い対応が必要である。
【0016】
このように自動販売機ハウス9は一般通行道路にほぼ平行に面して設置し、ドライブスルーで見えたユーザーに気楽に購入してもらえるように配慮をしている。さらに安全を期するために自動販売機ハウス9の手前には大型トラック用の古タイヤ16等を横倒しに置き、又、操作部側14には軽トラックの小さめの古タイヤ17等を数個縦に設けて、自動販売機ハウス9とユーザーの車が接触するのを防止している。そして自動販売機ハウス9の中央部には飲食品等の空き缶等を入れることの出来る空き缶入れ18が設けられている。
【0017】
ドライブスルーの車の流れは図1より入口6から入り、ドライブスルー用通路上の実線矢印19に沿って走り自動販売機ハウス9の前で停車して任意の飲食物等を購入して出口7へと流れるシステムになっている。ガソリン等を購入しない時もセルフガソリンスタンドの従業員の姿は事務棟外で見ることはないため気がねせずに購入できる。又、ガソリン等を購入する場合は入口6から入り点線矢印20に沿い走り給油機4まで進み停車して、給油後出口7に向けて走り去る経路が構成されている。尚、給油後にドライブスルーによる飲食品等を購入したい場合はそのまま前述したようにドライブスルー用通路上の実線矢印19コースに沿って購入できるシステムである。
【0018】
一般的にユーザーは現金がガソリン等石油製品の購入及び自動販売機での商品の購入に使用される。同時にこのシステムにおいて、当然ながらほとんどの販売側売上高は石油製品等で占めており、これが当然本業に当たる。ドライブスルーによる自動販売機12による飲食品等の売上高は全体から見るとほんの一部であり、本業外商品の販売に当たる。
【0019】
このようなシステムの中で図3のように自動販売機12で販売する缶コーヒー等21の商品には小さなラベル等22が貼り付けてある。購入した人は図3に示すラベル貼付用シート23に缶コーヒー等21より剥がしたラベル等22を貼付て、その数量により本業のガソリン等石油製品を購入時に一定の割合で値下げしてもらえる方式である。例えばユーザーが缶コーヒーをドライブスルーの自動販売機12にて10本購入したとするとラベル等22も10枚収集したことになる。この場合販売側の益が1本当たり20円あったとすると小計200円の益になる。次にユーザーがガソリンを購入にきた時、販売側は缶コーヒー販売での益を総てユーザーに還元したとすれば200円安くなる。
【0020】
一般にユーザーは平均すると車用ガソリンを月に1〜2回購入する。1回当たりの平均購入量は30〜35リットルである。そして、ユーザーが毎日1個缶コーヒーを購入したとすると約10本位の購入が見込める。前述のようなシステムを採用した場合、換算するとユーザーはガソリンをリッター当たり約7円も安く購入したことになる。又、販売側は本業の売上高向上のために新規の投資は必要とせず、ドライブスルー自動販売機12での益を還元したことによりユーザーはお得で、又、販売側はユーザーの集客がしやすく、かつ本業の売上高向上に繋がり、他の販売店との廉売競争を優位に勝ち抜くことができるシステムで双方にとってベターなシステムとなる。
【0021】
又、ラベル貼付用シート23は自動販売機ハウス9にユーザーが手に入れやすいようにポケット24に設けて備えられている。
【0022】
次に第2の実施例を説明すると石油関連製品及び自動販売機などでの商品の販売は現金にて行われていたが、これを現金を使わない磁気カード等にてすべて決済するシステムを提案するものである。図4は磁気カード25で自動販売機12には磁気カード25を挿入し飲食品等の購入を決済する磁気カード挿入口26がある。同様にガソリン等を購入する場合も同じ磁気カード25により給油機4に同様な磁気カード挿入口があり決済される。
【0023】
これは当然一つのネット上にて処理されたり、販売管理システム等で採用されている磁気カード等を介して処理されるため、自動販売機12にて購入した飲食品等の量や購入高によりガソリン等を購入した時に前述のように現金にて購入した時と同様にデーターはネット上制御システムにて処理されたり、磁気カード等を介して、自動販売機にて処理されたデーターを磁気カード等で保存し、給油機使用時には磁気カード内保存データーが給油機内コンピューターにインプットし、ユーザーに対し値下げの形で自動的に大きな得点を与えることができる。当然販売側は飲食品等にラベル等の貼付はしなくてもよく、日常の手間が大幅に簡略でき、効果は当初のネットシステム構築や自動販売機及び給油機に同じシステムを構築するための新規投資はいるものの、前述のような現金時での手間は必要ではなく、又、通常の値下げ投資等に新規資金は必要でなく大きな効果を持たらすシステムとなる。この方式はさらに数十店とチェーン店を持っている場合やグループ店の場合はどこの店でも共用で利用できユーザー及び販売側にさらに大きな効果を提供できるものである。
【0024】
次に第3実施例として図5にて説明するとガソリンスタンドは第1実施例のような交差点の角地に設置した実施例ではなく、一般道路に面しているガソリンスタンドでの実施例を第3実施例として説明する。第3実施例は第1実施例に対して道路に面しているのは当然ながら一端側のみのガソリンスタンドであり、このガソリンスタンドに第1実施例のような自動販売機の設置はない。ガソリンスタンドと並んで自動販売機ハウス27が設置されており、構成は第1、2実施例のようにドライブスルー形式になっており効果は同じである。
【0025】
以上が本発明の構成の説明であるが、本業であるガソリン等の売上高向上のために、従来はガソリンスタンド内の事務棟内に設置されていた自動販売機(事務棟内のため、ユーザーの使用は低く、売上高は少なく、利益につながってなかった)を事務棟外に設置し、ユーザーが最も見える場所で使い易い場所に設置し、且つ、ユーザーが気楽に使用してもらえる方法を採用することにより、本業外商品である飲食品等を無人の自動販売機にてドライブスルー方式で気楽にユーザー購入出来るシステムを構築したことにより、この飲食品等の購入高、個数に合わせ販売側自動販売機で得た益は大きい。よって、この益をそのままユーザーにガソリン等の購入時に値下げの形として還元し、大きな得点を与えることができる。これによりユーザーは大きな得点を得て喜ぶと共に、口コミなどにより新しいユーザーに伝え、新しいユーザーはこのガソリンスタンドに集まるようになる。これにより販売側は本業の売上高向上につながり、集客の手段として新規な投資をすることなく大きな成果を得ることができる。本業外商品の販売を無人の自動販売機にて行い、販売した益をユーザーに還元できるシステムは、日常の新規投資をせずに集客できるシステムとして構築できる。又、これは従来にない仕組みとなり、目に見える形で、システム提供ができる。
【0026】
特に磁気カード等採用方式は今後、多くの店を構えるチェーン店やグループ化が予想される中においてその効果は計り知れない効果としてユーザーや特に販売側に大きな益としてもたらすもので従来にない新しいシステムの構築となる。
以上、本発明を好適な実施例に基ずいて説明したが、特許請求範囲内において変形、変更することも可能である。
【0027】
例えば、今後、同じチェーン店やグループ化の中で扱う本業外商品が増えると共にインターネットの普及拡大により、ユーザーがインターネットにより本業外商品の購入を行なったり、又、インターネットにより発注した商品を本業商品購入時に引き取りに来たりした時、本業商品をインターネットでの購入商品の購入高により値下げする等の方式が普及することも考えられる。このような場合も当然本発明の主旨の範囲内である。
【0028】
【発明の効果】
請求項1によれば本業での集客及び売上高を伸ばし収益を向上する手段、システムとして、本業以外の商品販売により集客すると共に本業外商品の販売益を本業の売上時の値下げの原資として活用できる新システムのため、本業の売上高を上げるために新たな資金を必要とせず、集まったユーザーにも喜ばれ、且つ、販売側も集客するために新資金を使わず売上高向上、収益改善に繋がり、大変良い集客を目指した新ビジネスシステムを提供できる。
具体的効果を出すためには、本システムを構築する時のキーポイントとなるのが、従来、ユーザーや従業員のサービス用として事務棟内に設置されていた自動販売機である。発想を180度変えて自動販売機を今までの事務棟内から事務棟外に設置し、且つ、ユーザーの使い易い場所に設置し、使い易い方法を提供することで自動販売機の売上高は従来に比し大幅に増加することができる。併せて、自動販売機からの利益も大きく増加する。この販売側の自動販売機からの利益を昨今の販売管理システムにて採用されている磁気カード等を介したり、ネット上で自動販売機から商品を購入した限定されたユーザーに対して、本業であるガソリン等の購入時に販売側の利益相当分を値下げとしてユーザーに還元する新システムを提供することができる。当然、ガソリン等購入時にユーザーが受け取る領収書には値下げ分が記載されており、ユーザーも納得する新システムである。特に平成10年度に解禁になったセルフガソリンスタンドと組み合わせることにより、より自動販売機の効果が大幅にアップする。自動販売機の設置場所はユーザーの使い易い場所で、使い易い方法にするため、セルフガソリンスタンドの給油機の給油ホース給油口から約1m以上離れた最適位置に排水溝を設け、その外側に、従来なかった幅4m以上のドライブスルー用通路を設けることにより、車を安全に運転できると共に、ドライブスルー用通路と一般道路の間に自動販売機の操作部側をドライブスルー用通路側に面して設置した自動販売機には、ユーザーは車に乗ったままドライブスルー用通路をドライブスルー形式で自動販売機から商品の購入ができる大変便利システムを提供できる。又、セルフガソリンスタンドと組み合わせたことにより、ガソリンスタンドの従業員は事務棟外にはほとんど見えなく、自動販売機から飲物だけを購入しようとしても、従来のスタンドのように気兼ねをしなくてすむようになった。以上のような結果、この新システム導入することにより、以前より安全に、さらに多くのユーザーを集めることができ、本業の売上高増に繋がり、収益の安定化ができ、ユーザーには喜ばれ、販売側には新規ユーザーを集める新規投資をしなくてもすむ双方に大きな効果を生む新しい集客を目指したビジネスシステムを提供できる。
【0030】
又、本業及び本業外商品の決済を磁気カード等によりネット上で実施できるシステムのため、ユーザーの本業外商品購入の手間も現金購入等のような面倒なことはなく、同時に販売側は本業外販売益を本業の集客や本業商品の売上高向上に結びつけるのに効率よく活用でき、併せて、この販売益を本業の値下げ分として使用できるため集客のために新規資金は必要とせず、大変な効果を生み出すことができるシステムである。又、同時に多くのチェーン店やグループ店で活用する場合は幅広くネット上での処理ができるため、双方に大きな効果と利益をもたらす集客を目指した新ビジネスシステムとなる
【0031】
さらに、本業が石油関連製品販売のガソリンスタンドであるので、現在のガソリンスタンドは廉売競争で集客や売上高の向上を目指すには至難の技であるが、本業外商品である自動販売機による(飲食品等)販売により目玉ができ、これらの自動販売機での販売益をほとんどユーザーに還元するシステムを採用することにより、ユーザーはガソリンをリッター当たり約7円もの値下げ割引の提供を受け、大変大きな効果を受けることのできる新システムである。又、販売側はリッター当たり約7円もの値下げをしてもユーザーが本業外商品を購入していただいた時の販売益であるため、特に本業商品販売で集客のために新規資金の投入はなく販売側にも大きな効果をもたらす集客を目指した新ビジネスシステムの提供となる。
【0032】
又、本業外商品販売が自動販売機によるドライブスルー形式の販売方式のため、ユーザーは本業商品の販売に気にすることなく本業外商品の購入が出来、又、販売側も本業外商品の販売時に手間をかける必要がなく、双方に大変便利なシステムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集客を目指したビジネスシステムのガソリンスタンド全体斜視図
【図2】集客を目指したビジネスシステムの自動販売機ハウス斜視図
【図3】集客を目指したビジネスシステムのキーとなる構成要素図
【図4】集客を目指したビジネスシステムのキーとなる構成要素図
【図5】集客を目指したビジネスシステムの第3実施例
【符号の説明】
1は主要道路、2は一般道路、3はガソリンスタンドの防護壁、4は給油機、5は事務棟、6はガソリンスタンドの入口、7は出口、8は安全壁、9は自動販売機ハウス、10は自動販売機ハウスの背面側、11は自動販売機ハウスの設置台、12は現状の自動販売機、13はガソリンスタンドの給油機周囲に設けられた安全上の排水溝、14は自動販売機の操作部、15は自動販売機の商品取り出し口、16は大形古タイヤ、17は小さめの古タイヤ、18は自動販売機の空き缶入れ、19はガソリンスタンドでの自動販売機へのドライブスルー進入矢印(実線矢印)、20はガソリンスタンド内の給油機への進入矢印(点線矢印)、21は自動販売機内の商品である缶コーヒー、22は缶コーヒーに貼り付けてあるラベル、23はラベル貼付用シート、24は自動販売機に設けてあるラベル貼付用シートが入れてあるポケット、25は商品販売時の決済に使用する磁気カード、26は自動販売機に設けて有る磁気カード挿入口、27は第3実施例として説明した自動販売機ハウスである。

Claims (1)

  1. 本業としてのガソリンスタンドにおいて、自動販売機の商品の販売により得た販売側の益を、ガソリン販売のための集客及びガソリン等の値下げ資金に活用するシステムにおいてセルフガソリンスタンド内の排水溝の外側に車が通れる程のドライブスルー用の通路を設け、ドライブスルー用通路と一般道路の間に、自動販売機の操作部側をドライブスルー用通路側に面して自動販売機を設置し、自動販売機から商品を購入したユーザーに対して、本業で販売されるガソリン等の購入時に自動販売機から購入した商品の販売側が得た益相当分を値下げ分として磁気カード等を介して、自動販売機のデーターを給油機側にインプットし、ユーザーが受けとれるようにしたことを特徴とするビジネスシステム。
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