JP4497317B2 - 制御装置の時計同期 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置としてのプログラマブル・コントローラに関する。
従来より、制御装置としてのプログラマブル・コントローラ(以下、PLCと言う)はよく知られている。また、操作端末と表示装置とが一体化されたプログラマブル表示器も同様によく知られている。
近年では、このPLCとプログラマブル表示器とを一つの制御装置として合体させた一体型の制御装置が開発されている。そして、このような多機能制御装置を製造するにあたり、以下の2通りの手法が考えられる。(1)そもそも、PLCとプログラマブル表示器とは別々の独立した製品として既に存在するため、PLCを制御部として、そしてプログラマブル表示器を表示部としてそれらを内部バス等で接続し、一つのハウジング内に収容して一体型の制御装置として構成する。(2)PLCの機能と、プログラマブル表示器の機能との両機能を有する制御装置を一から設計して製造する。
上記(1)の場合、新たに設計して製造する必要があるのは、ハウジングのみであり、制御部と表示部については別途設計等を一からやり直す必要がないため、(2)の場合に比べてコストや開発時間を大幅に抑えて製造することが可能である。また、このような制御装置を製造する企業は、既にPLCやプログラマブル表示器をそれぞれ単体として開発製造しているケースが殆どであるという実情もあり、現状では(1)の製造方法がより好まれている。
しかし、このようにして製造される制御装置においては、PLCとしての機能を果たす制御部とプログラマブル表示器としての機能を果たす表示部は独立性の高いモジュールとして構成される。そのため、制御部も表示部も独自に異常検出の機能を備え、異常発生時にはそれぞれが発生した異常内容とともにその異常が発生した時刻情報をそれぞれに格納することが望ましい。この時刻情報を得るためには、通常、リアル・タイム・クロック(以下、RTCと言う)を実装するが、制御部と表示部のデータ交換が何らかの理由により中断ないし切断されてしまう場合を考慮すると制御部と表示部のそれぞれにRTCを実装することが望ましい。つまり、一体型として構成される制御装置には、2つの独立したRTCが存在することとなる。尚、このRTCとはクロック発信器を備え、計時動作を自立的に実行する時計のことである。
ところが、このRTCの性能にはばらつきがあり、月にどの程度の遅れが生じるかという許容範囲(月差)が設定されている。従って、2つのRTCにおいては、一月毎に数秒の誤差が生じてしまい、特に異なる種類(メーカーや型番等)のRTCにおいてはこの月差の設定も異なり、毎月数秒かそれ以上の誤差がほぼ確実に発生してしまう。そして、制御部と表示部に実装されるRTCとしては、従来汎用性の高い既製品が用いられ、その種類も異なる場合が多い。従って、制御部と表示部とを合体させた一体型の制御装置内において、2つのRTCの時計情報は毎月数秒、或いはそれ以上の誤差が生じてしまうこととなる。
一方、発生した異常の原因を分析する際は、その異常が発生した時刻を示す情報が重要な手がかりとなる。上述したように、制御部と表示部のRTCから得られる時刻を示す情報(時計情報)に誤差が生じていると、同一の原因により発生した異常が制御部と表示部とで異なる時計情報に基づいて記録されることになる。その結果、ユーザは、異なる2つの異常が発生したものと誤認してしまう虞が生じることとなる。
制御装置にRTCを組みこみ、時計情報の読み出しや設定を可能とした従来技術としては特許文献1がある。制御装置の代表例であるPLCやそのPLCと接続して制御システムを構成するプログラマブル表示器にも特許文献1と同様にRTCが組みこまれている。従来、PLCのRTCは専用ツールから、そしてプログラマブル表示器のRTCは、プログラマブル表示器の保守画面からそれぞれを設定していた。
特開2003−229760号公報
しかしながら、従来の手法によると、制御部と表示部の時計情報は、それぞれ個別に設定されており、一括設定することは出来なかった。また、それぞれの時計を同期させたい時は、専用部品を画面上に配置する必要があり、同期を行うための処理が煩雑であるという問題点が指摘されていた。
また、制御部と表示部の時計情報を定期的に同期させたいときには、ユーザはその都度専用部品を用いて同期処理を実行することが必要であり、ある程度の期間使用すると必ず生じてしまう誤差に対応するには煩わしいという問題点も指摘されていた。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、PLCとしての機能を果たす制御部とプログラマブル表示器としての機能を果たす表示部を備えた制御装置において、制御部内のRTCから得られる時計情報を定期的に表示部内のRTCに書き込み、それぞれに内蔵されるRTCの定期的な同期処理を自動的に行うことを可能とした制御装置を提供することにある。
また、この発明の他の目的とするところは、制御部と表示部との間で通信異常が発生した場合においては、それぞれが独立動作するRTCを備えていることにより、継続動作することを可能とした制御装置を提供することにある。
この発明のその他の目的ならびに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解される筈である。
本発明の実施形態によると、時計情報を提供するリアル・タイム・クロックを含みプログラマブル・コントローラとしての機能を果たす制御部と、時計情報を提供するリアル・タイム・クロックを含みプログラマブル表示器としての機能を果たす表示部と、当該制御部と表示部とを内部バスにより接続して一つのハウジング内に収容して構成される一体型の制御装置であって、制御部は制御部と表示部との双方からアクセス可能とされた共有メモリをさらに有し、一定周期で制御部側の時計情報を読み出して共有メモリに書き込む手段と、共有メモリに書き込まれた制御部側の時計情報を読み出して表示部内に備えられる内部メモリへと書き込む手段とを有し、表示部の内部メモリに保持される制御部側の時計情報を表示部の時計情報として表示部に内蔵されるクロック発信器を内蔵した時計に書き込む時計情報更新手段とを備え、それにより、2つのリアル・タイム・クロックを自動的に一定周期毎に同期させることを特徴とする。
ここで言う『時計情報』とは、日時を特定する情報を意味するものであり、例えば、年(西暦)、月、日、時、分、秒の情報を示す。また、ここで言う『リアル・タイム・クロック』(以下、RTCと言う)とは、クロック発信器を備え、計時動作を自立的に実行する時計のことであり、計時専用のチップを意味するものである。そして、このような構成により、制御部と表示部とで2つの独立したRTCをそれぞれ有する一体型の制御装置において、この2つのRTCから得られる時計情報を自動的に同期させることが可能となり、利便性が飛躍的に向上する。また、制御部と表示部の時計情報の同期処理を定期的に実行することによって、ユーザが逐一同期処理を実行する手間が省け、かつ、同期を実行する周期を適宜調整することにより、それら2つのRTCから得られる時計情報に誤差が生じてしまうこと自体を未然に防ぐことが可能となる。
本発明の実施の形態によれば、時計情報更新手段において、制御部と表示部との通信が可能であるかどうかを判定する手段を有し、制御部と表示部との通信が可能な状況であると判定された場合のみ時計情報更新手段を実行する。
このような構成により、制御部と表示部との通信が何らかの理由により切断されているような場合(通信不能)を識別することが可能となる。そして、制御部と表示部との通信が不能な場合は、表示部は制御部内の共有メモリにアクセスすることが出来ず、制御部の時計情報を得ることが出来ないため、時計情報更新手段を実行せずに、最後に行った時計情報更新手段で得られた時計情報を基に、表示部内のRTCが独自に動作し、時計情報を提供し続けることが可能となる。
本発明の実施形態によれば、時計情報更新手段において、内部メモリに書き込まれた制御部の時計情報に対し、所定の範囲内であるか判定する判定手段をさらに備え、所定の範囲内であると判定された場合のみ時計情報更新手段を実行する。
このような構成により、例えば、制御部の時計情報に何らかの異常が生じていて、明らかに正常ではない時計情報を提示している場合、表示部側において、その誤った時計情報を自分の時計情報として上書きしてしまうことを防ぐことが可能となる。尚、ここで言う『所定範囲』としては、例えば、西暦2100年を超えている場合を異常と判断する、等様々な設定を行うことが可能である。
本発明の実施の形態によれば、時計情報更新手段において、時計情報更新手段を実行しないと判定された場合においても、後に時計情報更新手段を実行するための判定条件が満たされた時点で時計情報更新手段を自動的に再開すること、を特徴とする。
このような構成により、制御部と表示部との通信が可能ではないと判定され、時計情報更新処理の実行が一旦中断されていても、制御部と表示部との通信が復活した時点で時計情報更新処理を自動的に再開させることが可能となる。また、内部メモリ内の時計情報が正常値ではないと判定され、時計情報更新処理の実行が一旦中断されていても、内部メモリ内の時計情報が正常範囲内に復帰した際には、時計情報更新処理を自動的に再開させることが可能となる。そして、制御部側の時計情報に異常が生じていることが知見され、制御部の時計情報を適正値に修正することにより、自動的に時計情報更新処理が再開され、制御部と表示部との時計情報を同期させる処理が再開される。
本発明の制御装置においては、制御部における時計情報と表示部における時計情報とを定期的に同期させる同期処理を自動的に実行し、それぞれの時計情報に誤差が生じることを未然に防ぐことが可能となる。また、このような同期処理によって、制御部側の時計情報を設定することによって、自動的に表示部側の時計情報に反映され、両者の時計情報を一括して設定することが可能となる。
以下に、この発明の制御装置の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の一例を示すものに過ぎず、本発明の要旨とするところは、特許請求の範囲の記載によってのみ規定されるものである。
先にも述べたように、本願における制御装置は、PLCの機能を有する制御部と、プログラマブル表示器の機能を有する表示部とを兼ね備えた制御装置である。尚、以下の説明は、便宜上PLCの機能とプログラマブル表示器の機能とを一体型の制御装置としているが、PLCと組み合わされる電子機器はプログラマブル表示器の機能に限るものではない。
本発明における制御装置のハードウェア構成図が図1に示されている。同図にて示されるように、PLCの機能を有する制御部1とプログラマブル表示器の機能を有する表示部2とが内部バス3により接続されている。この制御部1は、マイクロプロセッサ(MPU)11と、、アプリケーションスペシフィックIC(ASIC)12と、RTC13と、外部インターフェイス(外部I/F)14と、入出力メモリ(IOM)15と、ROM16と、ワークRAM17とを含んでいる。
入出力メモリ(IOM)15は、外部I/O割付用のメモリ、あるいはユーザプログラムで使用するデータメモリ等として使用されるメモリである。ROM16は、システムファームウェアを格納するメモリである。ワークRAM17は、システムワークとして使用されるメモリである。ASIC12は、ユーザプログラムメモリからプログラムを順番に読み出して実行し、実行結果を、入出力メモリ(IOM)15へ書き込む機能を有する。
マイクロプロセッサ(MPU)11は、制御部1の全体を統括制御するものである。ROM16には、マイクロプロセッサ(MPU)11で処理されるシステムプログラムが記憶されている。ワークRAM17には、マイクロプロセッサ(MPU)11の処理全般にわたる各種データが記憶される。入出力メモリ(IOM)15は、プログラム実行により入出力装置に対して入出力される入出力情報の代用として参照/書き換えられるメモリである。ASIC12は、ユーザプログラムメモリ(UM)からプログラムを順番に読み出し実行し、実行結果を入出力メモリ(IOM)15へと書き込む。また、MPU11に接続されるRTC13における時計情報は、年(西暦)、月、日、時、分、そして秒を含むものである。
次に、表示部2においては、CPU21と、RTC22と、フラッシュメモリ23と、フラッシュメモリ24と、ワークメモリ25と、描画CPU26とを含んでいる。ここで、フラッシュメモリ23には、システムプログラムが格納され、フラッシュメモリ24には描画データが格納される。また、表示部2側におけるRTC22も制御部1のRTC13と同様であり、時計情報として、年(西暦)、月、日、時、分、そして秒を含んでいる。そして、表示部2は制御部1によって実行される演算結果等を、図示しない表示用ディスプレイに出力して表示する。
同図にて示されるように、制御部1のASIC12と表示部2のCPU21とは内部バス3によって接続されている。また、図示していないが、ASIC12内には、後述する制御部1と表示部2とが共有するメモリを有している。
上述のように、制御装置内の制御部1と表示部2には、それぞれRTC13及び23が独立して備えられている。これら2つのRTCの時計情報を同期させる理由の一つとして、異常状態の解析を挙げることが出来る。PLCとして機能する制御部1とプログラマブル表示器として機能する表示部2の時計情報を同期させることで、例えば制御部側に異常が発生した際保存する異常履歴の発生時刻と、表示部2にて検知した異常発生時刻とが一致することで解析作業を容易にすることが可能となる。また、ネットワーク構成された機器群にて異常が発生した場合、各機器の異常履歴より原因を調査することになるが、各機器の時計情報を同期させておくことで、異常履歴の発生時刻から誤差時間を考慮することなく不具合原因を調べることが可能となる。
以下に、本実施形態における制御部1と表示部2とで実行される異常状態の検出並びに登録処理について図2及び図3のフローチャートを参照して説明する。図2において、異常発生時の処理を示している。同図にて示されるように、この異常状態の登録処理は異常が検出されていることが前提となるため、異常が検出されているかどうかの判定が実行される(ステップ201)。そして、異常が検出されていない場合(ステップ201,NO)、異常が検出されるまでなにも実行しない。それに対して、なんらかの異常が検出された場合(ステップ201,YES)、続いて異常コードの設定が行われ(ステップ202)、後述する異常履歴登録処理が実行される(ステップ203)。
続いて、図3に、上述の図2のステップ203における異常履歴登録処理の詳細フローチャートが示されている。同図にて示されるように、異常履歴登録処理には、関連情報登録(ステップ301)、時計情報設定(ステップ302)、及び異常履歴データの不揮発性メモリへの登録(ステップ303)とが含まれている。そして、ステップ301における関連情報登録では、異常発生時に関連する異常フラグを設定する。ステップ302の時計情報設定では、RTCより時計情報を読み出して、読み出された時計情報を、異常発生時刻として登録する。そして、ステップ303においては、上記ステップ301及び302から得られた異常履歴データを不揮発性メモリへと格納する。本実施形態においては、異常履歴は最大20個格納することが出来るように設定されており、20個を超えた場合には、最も古い異常データが破棄されて、その代わりに最新データが格納される。
上述の異常検知並びに登録処理は制御部1と表示部2とで独立して実行され、ステップ302にて参照されるRTCは、それぞれに内蔵されるRTCの時計情報が用いられる。
次に、本実施形態における時計設定並びに同期処理について説明する図が図4に示されている。同図にて示されるように、本実施形態においては、表示部2側で設定される時計設定30は、通信コマンドにて制御部1へと送信され、時計情報を設定する。すなわち、制御部1の時計情報は、ユーザによって表示部2の保守画面と通信コマンドを介して設定される。そして、制御部1の時計情報が設定されれば、後述する時計情報の同期処理によって、自動的に表示部2の時計情報に反映されるため、結果として制御部1と表示部2の時計情報を一括して設定することが可能となる。
そして以下に制御部1のRTC13と表示部2のRTC22との同期処理を説明する。先ず、この実施形態においては、制御部1と表示部2との関係を、制御をメインとして考えて制御部1側を主(マスタ)とし、表示部2側を従(スレーブ)とする。そのため、マスタである制御部1のRTC13が発信する時計情報を表示部2側のRTC22に時計情報として書き込み、制御部1と表示部2における時計情報を同期させる。
図4にて示されるように、制御部1には時計情報格納メモリ18が備えられており、この時計情報格納メモリにて、制御部1に内蔵されるRTC13から得られる時計情報を格納している。そして、制御部1内には、共有メモリ19が設けられている。尚、この共有メモリ19は、先に説明した制御部1内のASIC12内に備えられ、制御部1と表示部2とが互いに共有するメモリである。そして、制御部1は、時計情報格納メモリ18に格納されている時計情報を所定時間毎に共有メモリ19へとコピーする。表示部2には、内部メモリ28が備えられており、表示部2側のサイクリック処理にて共有メモリ19に格納されている制御部1の時計情報を内部メモリ28へと定期的に反映させる。内部メモリ28には、サイクリック処理にて制御部1の時計情報が定期的に更新され、表示部23はこの内部メモリ28に格納される時計情報を基準として時計の同期処理29を実行している。
このとき、制御部1の時計情報格納メモリの時計情報は、共有メモリ19を介して、定期的に表示部2の内部メモリ28へと反映される。本実施形態では、この表示部2の内部メモリ28への時計情報の反映は100msec間隔で実行されている。ここで、RTC内の時計情報としては、秒単位までしかないため、この内部メモリ28にて保持される時計情報は、制御部1に格納される時計情報と同一となり、制御部内のRTCと同じ時刻を刻むこととなる。そして、内部メモリ28内の時計情報に併せて表示部2の時計情報を同期させる。この実施形態では5秒ごとに表示部2の時計情報を内部メモリ28の時計情報に同期させる。この同期処理の間隔は、ユーザが任意の間隔に設定することが可能である。
先ず、制御部1側における時計情報の共有メモリ19への格納処理を図5を参照して説明する。制御部1は、装置の電源投入後、表示部2の接続確認を実行する(ステップ501)。このとき、表示部2の接続が確認できない場合(ステップ501、NO)、表示部2の接続が確認されるまで処理の実行は行わない。表示部2の接続が確認されたら(ステップ501、YES)、続いて、表示部初期化処理を実行する(ステップ502)。初期化処理終了後、表示部2との通信が可能であるかどうかの判定が行われ(ステップ503)、通信が可能でなければ(ステップ503,NO)、可能となるまでなにも実行されない。それに対して、表示部2との通信が可能であれば、サイクリック処理(ステップ504)、及びイベント処理(ステップ505)を実行し、ステップ503に戻って処理を繰り返す。
このステップ505のサイクリック処理においては、制御部1のチャネルデータを共有メモリ19へとブロックコピーする。このときに、制御部1の時計情報も読み出され、共有メモリ19へとコピーする処理であり、共有メモリ19上の特定エリアに制御情報や時計データを書き込むことにより実現される。制御部1においては、このサイクリック処理が完了すると、共有メモリ19のアクセス権を開放し、表示部2側から共有メモリ19をアクセスできるようにする。そして、ステップ506におけるイベント処理とは、制御部1と表示部2との間で通信コマンドを使用して通信することである。このイベント処理の実行後においても、共有メモリ19のアクセス権を開放し、表示部2側から共有メモリ19をアクセスできるようにされる。
続いて、表示部2側の処理を図6を参照して説明する。先ず、表示部2側の初期処理を実行し(ステップ601)、続いて共有メモリ19のアクセス権が開放されていることを確認する(ステップ602)。ここで、アクセス権が開放されていなければ(ステップ602,NO)、制御部1側によってアクセス権が開放されるまで待機する。アクセス権の開放を確認したら(ステップ602,YES)、表示部2側のサイクリック処理を実行する(ステップ603)。表示部2側のサイクリック処理とは、制御部1によって共有メモリ19にコピーされた制御部1のチャネルデータや時計情報を表示部2内の内部メモリ28へとコピーする。この制御部1のサイクリック処理と、表示部2のサイクリック処理によって、1サイクルに一回、制御部1側と表示部2側の間におけるデータリンクが実現される。続いて、再度アクセス権が開放されているかどうかの判定を行い(ステップ604)、開放されている場合(ステップ604,YES)、表示部2側のイベント処理が実行される(ステップ605)。アクセス権が開放されていなければ(ステップ604,NO)、アクセス権が開放されるまで待機する。表示部2側のイベント処理も制御部1側のイベント処理と同様で、制御部1と表示部2との間で通信コマンドを使用して通信することである。2系統(0/1)用意されており同時に2個の通信コマンドを送受信することが可能とされている。また、シリアルケーブルやEthernet(登録商標)ケーブル経由にて接続している機器同士の通信に使用している通信コマンドをそのまま使用することが出来る。
上述のようにして、制御部1内のRTC13の時計情報は、共有メモリ19を介してサイクリックに表示部2内の内部メモリ28へと書き込まれていく。尚、上述したように、この実施形態において、このサイクリック処理は100msec間隔で実行されるため、表示部2の内部メモリ28内の時計情報は定期的にリフレッシュされている。
次に、表示部2内における時計同期処理を図7のフローチャートを参照して説明する。既に、図4〜図6を用いて説明したように、表示部2内の内部メモリ28には、制御部1の時計情報がサイクリック処理により定期的に更新されている。そのため、表示部2の時計同期処理においては、先ず電源投入に伴う初期処理を実行し(ステップ701)、続いて制御部1との通信が可能であるかの判定が実行される(ステップ702)。
ここで、通信可能かどうかの判定を行う背景には、制御部1と表示部2とは内部バス3で接続されており、何らかの理由によりこの内部バス3が切断されるようなことがあれば、制御部1と表示部2との通信が途絶え、その結果、制御部1と表示部2との間で実行される時計情報のサイクリックリフレッシュも正常に実行されない。すなわち、表示部2は制御部1内の共有メモリ19にアクセスすることが出来ないため、その結果時計情報も得られない。このように通信が切断されているような状況においては、時計情報更新手段を実行しない。
図7のフローチャートに戻り、通信が切断されていると判断された場合においては、(ステップ702,NO)、通信が回復するまで以後の時計同期処理は実行しない。このようにすることで、表示部2は通信が切断された場合は、最後に更新された時計情報を元に、表示部2に内蔵されるRTC22が独自に動作して時計情報を失ってしまうことを防ぐことが可能となる。
そして、ステップ702の判定において、通信が可能であると判定された場合(ステップ702,YES)、内部メモリ28から時計情報を読み出す時計情報読み出し処理が実行される(ステップ703)。続いて、読み出された時計情報が正常であるかどうかの判定が行われる(ステップ704)。ここでは、用途に合わせて様々な判定ロジックを採用することが可能であるが、本実施形態においては、読み出された時計情報が所定のレンジ(範囲)内であるかどうかを判定することにより実行される。当然このレンジも所望の範囲に設定することが可能とされる。このような判断ロジックを組みこむことにより、制御部1のRTC13が明らかに異常な時計情報を示している場合に同期処理を実行しないことが可能となる。
そして、ステップ704において、読み出された時計情報が正常(所定の範囲内)である場合(ステップ704,YES)、当該時計情報を表示部2の時計情報として設定する時計情報更新処理を実行する(ステップ705)。それに対して、読み出された時計情報が正常ではない(所定の範囲外)場合(ステップ704,NO)、ステップ702に戻り、読み出された時計情報が正常であると判断されるまで処理を繰り返す。そして、読み出された時計情報が所定の範囲内に復帰し、正常であると判定されたら、その時点で以後の時計情報更新処理を再開する。
ステップ705における時計情報更新処理の完了後、続いて同期待ち合わせ時間が経過したかどうかの判定が行われ(ステップ706)、同期待ち合わせ時間が経過していれば(ステップ706,YES)、ステップ702に戻り、時計同期処理を繰り返す。それに対して、同期待ち合わせ時間が経過していなければ(ステップ706,NO)、同期待ち合わせ時間の経過を待って、時計同期処理を繰り返す。尚、ここで言う同期待ち合わせ時間とは、ユーザが任意に設定する同期処理を実行する間隔のことである。本実施形態においては、この同期待ち合わせ時間は5秒に設定されている。そのため、制御部1側の時計情報と表示部2側の時計情報は5秒ごとに同期される。この例では、同期待ち合わせ時間は5秒に設定されているが、目的や環境等に併せてユーザが自由に設定することが可能である。
このように、本発明によれば、表示部2において時計情報を設定すると、制御部1と表示部2の時計情報を一括設定することができ、さらに任意の間隔にて定期的に制御部1と表示部2の時計情報を同期させることが可能となり、利便性が飛躍的に向上する。また、制御部1と表示部2との間で通信異常が発生した場合においても、それぞれの時計が独立動作することにより、継続動作することが可能となる。
また、本実施形態においては、PLCとプログラマブル表示器が一体化されている制御装置において、共有メモリに設定される時計情報を使用して同期を図っているが、通信コマンドを使用することにより、PLCとプログラマブル表示器とが混在しているネットワーク環境でも同期させることが出来る。その場合、時計同期のタイミングは一定周期(本実施形態では5秒)毎に行うが、ユーザが任意の周期に変更することが可能である。スレーブ(従)となる表示部は通信コマンドを使用して指定周期毎にマスタ(主)の時計情報を読み出して自RTCへ時計情報を設定する。PLCとプログラマブル表示器とが混在しているネットワーク環境でも、マスタ時計となるPLCの時計情報を修正することにより、ネットワーク上の全PLC(プログラマブル表示器)の時計情報を一括して修正することが出来る。
尚、上述の実施形態においては、制御機能をメインとして制御部1を主として表示部2を従とし、制御部1側の時計情報に表示部2の時計情報を同期させるようにしたが、これに限るものではない。また、本実施形態においては、PLCの機能を有する制御部と、プログラマブル表示器としての機能を果たす表示部とを一つの一体型の制御装置としているが、PLCとしての制御部と、プログラマブル表示器以外のRTC内蔵型電子機器とを一体型の制御装置として構成する場合においても、それぞれに内蔵されているRTCの同期を図るために本発明の時計情報同期処理が適用可能であることは言うまでもない。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、プログラマブル表示器の保守画面から時計情報を設定すると、PLCとプログラマブル表示器の時計情報を一括して設定することができ、さらに定期的にPLCとプログラマブル表示器の時計の同期処理を自動的に行うことが可能となる。
本実施形態の制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 異常発生時の処理を示すフローチャートである。 異常履歴登録処理の詳細を示すフローチャートである。 時計情報の同期処理を説明するための図である。 制御部側の時計情報取得処理を示すフローチャートである。 表示部側の時計情報取得処理を示すフローチャートである。 時計同期処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御部
2 表示部
3 内部バス
11 MPU
12 ASIC
13 RTC(制御部側)
14 外部I/F
15 IOM
16 ROM
17 ワークRAM
18 時計情報格納メモリ
19 インナーワークエリア
21 CPU
22 RTC(表示部側)
23 フラッシュメモリ(システムプログラム)
24 フラッシュメモリ(描画データ)
25 ワークメモリ
26 描画CPU
28 内部メモリ
29 時計同期処理
30 時計設定

Claims (5)

  1. 時計情報を提供するリアル・タイム・クロックを含みプログラマブル・コントローラとしての機能を果たす制御部と、時計情報を提供するリアル・タイム・クロックを含みプログラマブル表示器としての機能を果たす表示部と、当該制御部と表示部とを内部バスにより接続して一つのハウジング内に収容して構成される一体型の制御装置であって、
    制御部は
    制御部と表示部との双方からアクセス可能とされた共有メモリと、
    前記表示部から共有メモリに書き込まれた、ユーザによって設定された制御部内の時計情報を制御部内の前記リアル・タイム・クロックに書き込む手段と、
    前記時計情報の最小単位より短い一定周期で制御部側の時計情報および制御情報を読み出して共有メモリに書き込む手段とをさらに有し
    表示部は、
    ユーザによって設定された時計情報を、前記共有メモリを介して制御部に設定する手段と、
    共有メモリに書き込まれた制御部側の時計情報を一定周期で読み出して表示部内に備えられる内部メモリへと書き込む手段と、
    前記内部メモリに保持される制御部側の時計情報を表示部の時計情報として表示部に内蔵されるリアル・タイム・クロックに書き込む時計情報更新手段とを備え、
    それにより、2つのリアル・タイム・クロックを自動的に一定周期毎に同期させることを特徴とする制御装置。
  2. 時計情報更新手段において、制御部と表示部との通信が可能であるかどうかを判定する手段を有し、制御部と表示部との通信が可能な状況であると判定された場合のみ時計情報更新手段を実行すること、を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 時計情報更新手段において、内部メモリに書き込まれた制御部側の時計情報に対し、所定の範囲内であるか判定する判定手段をさらに備え、所定の範囲内であると判定された場合のみ時計情報更新手段を実行すること、を特徴とする請求項1及び2に記載の制御装置。
  4. 時計情報更新手段において、時計情報更新手段を実行しないと判定された場合においても、後に時計情報更新手段を実行するための判定条件が満たされた時点で時計情報更新手段を自動的に再開すること、を特徴とする請求項2及び3に記載の制御装置。
  5. 時計情報を提供するリアル・タイム・クロックを含みプログラマブル・コントローラとしての機能を果たす制御部と、時計情報を提供するリアル・タイム・クロックを含みプログラマブル表示器としての機能を果たす表示部とを有すると共に、前記制御部と前記表示部とを内部バスにより接続して一つのハウジング内に収容して構成され、
    かつ前記制御部内には、前記制御部と前記表示部との双方からアクセス可能とされた共有メモリが設けられた一体型の制御装置における制御方法であって、
    前記制御部は、
    前記表示部から共有メモリに書き込まれた、ユーザによって設定された制御部内の時計情報を制御部内の前記リアル・タイム・クロックに書き込むステップと、
    前記時計情報の最小単位より短い一定周期で制御部側の時計情報および制御情報を読み出して共有メモリに書き込むステップとを実行すると共に、
    前記表示部は、
    ユーザによって設定された時計情報を、前記共有メモリを介して制御部に設定するステップと、
    前記共有メモリに書き込まれた制御部側の時計情報を一定周期で読み出して表示部内に備えられる内部メモリへと書き込むステップと、
    前記内部メモリに保持される制御部側の時計情報を表示部の時計情報として表示部に内蔵されるリアル・タイム・クロックに書き込む時計情報更新ステップとを実行し、
    それにより、2つのリアル・タイム・クロックを自動的に一定周期毎に同期させることを特徴とする制御装置における制御方法。
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