JP4497248B2 - Data transmission method and data transmission apparatus - Google Patents
Data transmission method and data transmission apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP4497248B2 JP4497248B2 JP2010000597A JP2010000597A JP4497248B2 JP 4497248 B2 JP4497248 B2 JP 4497248B2 JP 2010000597 A JP2010000597 A JP 2010000597A JP 2010000597 A JP2010000597 A JP 2010000597A JP 4497248 B2 JP4497248 B2 JP 4497248B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- frame
- data transmission
- transmission
- synchronization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
本発明は、データ伝送方法に関し、特に時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号が伝送される伝送路を利用してデータを伝送するデータ伝送方法並びにデータ伝送装置に関するものである。 The present invention relates to a data transmission method, and more particularly, to a data transmission method and a data transmission apparatus for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted. Is.
従来、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号によって遠隔から負荷の監視並びに制御を行う遠隔監視制御システムが提供されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been provided a remote monitoring and control system for remotely monitoring and controlling a load using a transmission signal represented by a pulse waveform sequence that is substantially rectangular on a time axis.
かかる遠隔監視制御システムとして、例えば、図9に示すように伝送ユニット21に2線式の信号線Lsを介して入力端末器22と制御端末器23とを接続し、入力端末器22に付設したスイッチやセンサなどからの監視入力に応じて制御端末器23に付設した負荷Lを制御するようにしたものがある(特許文献1参照)。入力端末器22および制御端末器23にはそれぞれアドレスが設定され、入力端末器22に監視入力が入力されると伝送ユニット21に対して監視入力に対応した監視データが伝送され、伝送ユニット21では監視データを受け取ると、アドレスによって入力端末器22との対応関係が設定された制御端末器23に対して監視データに対応した制御データを伝送し、制御端末器23を介して負荷Lを制御するのである。入力端末器22に監視入力を与える手段としては、スイッチだけではなく、スイッチと等価に扱うことができるセンサであってもよいが、以下ではスイッチの操作によって入力端末器22に監視入力が与えられるものとして説明する。すなわち、監視入力がスイッチの操作に呼応して発生するから、監視入力を操作入力と呼ぶことにする。
As such a remote monitoring control system, for example, as shown in FIG. 9, an
伝送ユニット21は、信号線Lsに対して、図10(a)(b)のような形式の伝送信号Vsを送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始を示すスタートパルスSY、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、入力端末器22や制御端末器23を各別に呼び出すためのアドレスデータAD、負荷を制御するための制御データCD、伝送エラーを検出するためのチェックサムデータCS、入力端末器22や制御端末器23からの返送信号を受信するタイムスロットである信号返送期間WT等よりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列をパルス幅変調することによってデータが伝送されるようになっている。
The
各入力端末器22および各制御端末器23では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsのアドレスデータがそれぞれに設定されているアドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して監視データを電流モードの信号(信号線Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡することにより送出される信号)として返送する。
In each
伝送ユニット21は、常時は伝送信号Vsに含まれるアドレスデータをサイクリックに変化させて入力端末器22および制御端末器23を順次アクセスする常時ポーリングを行う。常時ポーリングの際には、伝送信号Vsに含まれるアドレスデータが一致した入力端末器22または制御端末器23では伝送信号Vsに制御データが含まれていれば制御データを取り込んで動作し、入力端末器22または制御端末器23の動作状態を監視データとして伝送ユニット21に返送する。
The
一方、伝送ユニット21は、いずれかの入力端末器22において、スイッチからの操作入力に対応して発生した図10(c)のような割込信号Viを受信したときに割込信号を発生した入力端末器22を検出した後、その入力端末器22にアクセスして操作入力に呼応した監視データを返送させる割込ポーリングも行う。
On the other hand, the
すなわち、伝送ユニット21では、常時は、アドレスデータをサイクリックに変更した伝送信号Vsを信号線Lsに送出する常時ポーリングを行い、入力端末器22から発生した割込信号Viを伝送信号VsのスタートパルスSYに同期して検出すると、モードデータMDを割込ポーリングモードとした伝送信号Vsを送出する。割込信号Viを発生した入力端末器22は、割込ポーリングモードの伝送信号Vsのアドレスデータの上位ビットが一致していると、その伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して入力端末器22に設定されているアドレスデータの下位ビットを返信データとして返送する。このようにして伝送ユニット21では割込信号Viを発生した入力端末器22のアドレスを獲得する。
In other words, the
このようにして、割込信号Viを発生した入力端末器22のアドレスを伝送ユニット21が獲得すると、伝送ユニット21では入力端末器22に対して監視データの返送を要求する伝送信号Vsを送出し、入力端末器22は操作入力に対応した監視データを伝送ユニット21に返送する。伝送ユニット21は監視データを受け取ると、該当する入力端末器22の操作入力をクリアするように指示を与え、入力端末器22では操作入力のクリアを返送する。つまり、伝送ユニット21では、割込信号Viを検出する伝送信号Vsを含めて4個の伝送信号Vsにより操作入力を受け取ることになる。
In this way, when the
監視データを受け取った伝送ユニット21は、アドレスの対応関係によって入力端末器22に予め対応付けられている制御端末器23に対する制御データを生成し、この制御データを含む伝送信号Vsを信号線Lsに送出して制御端末器23に付設した負荷Lを制御する。
The
ところで、上述のような遠隔監視制御システムでは、ポーリング・セレクティング方式により伝送ユニット21を介して入力端末器22と制御端末器23が通信を行っている。そのために通信速度が比較的に低速であり、例えば、電力量の計測値や通話用の音声のように監視データや制御データに比べて遙かに通信量が多くなるデータの伝送には不向きである。
By the way, in the remote monitoring control system as described above, the
そこで、伝送信号Vsに音声信号を変調して重畳することにより、遠隔監視制御システムと信号線Lsを共用しながら高速通信を行うデータ伝送方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。なお、特許文献2に記載されている従来例では、伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がり時に発生するノイズ(高調波ノイズ)の影響を避けるために伝送信号Vsのパルス波形がハイレベル並びにローレベルに安定している期間にのみ音声信号を重畳するようにしている。 Thus, a data transmission method has been proposed in which high-speed communication is performed while sharing the signal line Ls with the remote monitoring control system by modulating and superimposing the audio signal on the transmission signal Vs (see, for example, Patent Document 2). In the conventional example described in Patent Document 2, the pulse waveform of the transmission signal Vs is set to the high level and the low level in order to avoid the influence of noise (harmonic noise) generated at the rising and falling of the transmission signal Vs. The audio signal is superimposed only during a stable period.
しかしながら、上記従来例では伝送可能なフレームの長さ(フレーム長)が伝送信号Vsのパルス幅の最小値で規定されてしまうためにフレーム長をあまり大きくすることができず、伝送効率がよくないという問題があった。 However, in the above conventional example, the length of the transmittable frame (frame length) is defined by the minimum value of the pulse width of the transmission signal Vs, so the frame length cannot be increased so much and the transmission efficiency is not good. There was a problem.
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、他のデータ伝送方法と信号線を共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上が図れるデータ伝送方法並びにデータ伝送装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a data transmission method and a data transmission device capable of improving the transmission efficiency of data transmission while sharing a signal line with other data transmission methods. There is.
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号が伝送される伝送路を利用してデータを伝送するデータ伝送方法であって、前記データを含むフレームを前記パルス波形に重畳して伝送し、前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔で且つ前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりに同期した期間に、前記フレームに無効なデータを挿入して伝送することを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
請求項1の発明によれば、前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔で前記フレームに無効なデータを挿入して伝送するので、パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの区間を跨いでフレームを送信することができ、従来例のように高調波ノイズの含まれない区間のみにフレームを重畳する場合と比較して伝送可能なフレーム長を長くすることができる。その結果、他のデータ伝送方法と伝送路を共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上を図ることができる。 According to the first aspect of the present invention, since invalid data is inserted and transmitted in the frame at the same time interval as the shortest time interval of the rise and fall of the pulse waveform, the rise and fall intervals of the pulse waveform The frame length can be transmitted compared to the case where the frame is superimposed only on the section not including the harmonic noise as in the conventional example. As a result, the transmission efficiency of data transmission can be improved while sharing the transmission path with other data transmission methods.
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記フレームの同期シンボルをプリアンブルとフレーム開始部で構成したことを特徴とする。
The invention of claim 2 is characterized in that, in the invention of
請求項2の発明によれば、フレームの同期シンボルをプリアンブルとフレーム開始部で構成しているから、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり時に発生する高調波ノイズによってプリアンブルの一部に伝送エラーが生じても同期を確立することができる。 According to the invention of claim 2, since the synchronization symbol of the frame is constituted by the preamble and the frame start portion, a transmission error occurs in a part of the preamble due to the harmonic noise generated at the rise or fall of the pulse waveform. Can also establish synchronization.
請求項3の発明は、請求項2の発明において、複数の前記同期シンボルを連続して伝送することを特徴とする。 The invention of claim 3 is characterized in that, in the invention of claim 2, a plurality of the synchronization symbols are continuously transmitted.
請求項3の発明によれば、複数の前記同期シンボルを連続して伝送するから、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり時に発生する高調波ノイズによって同期が取れなくなる確率がさらに低くなる。 According to the invention of claim 3, since a plurality of the synchronization symbols are continuously transmitted, the probability that the synchronization cannot be achieved due to the harmonic noise generated at the rise or fall of the pulse waveform is further reduced.
請求項4の発明は、請求項3の発明において、連続して伝送する各同期シンボルにおいてはそれぞれのフレーム開始部に残りの同期シンボルのビット数の情報を含めることを特徴とする。 The invention of claim 4 is characterized in that, in the invention of claim 3, in each synchronization symbol transmitted continuously, information on the number of bits of the remaining synchronization symbols is included in each frame start portion.
請求項4の発明によれば、連続して伝送する各同期シンボルにおいてはそれぞれのフレーム開始部に残りの同期シンボルのビット数の情報を含めるので、同期が確立した後の同期シンボルについては無視すればよいから受信したデータの処理が簡素化できる。 According to the fourth aspect of the present invention, since information on the number of bits of the remaining synchronization symbols is included in each frame start portion in each synchronization symbol transmitted continuously, the synchronization symbols after synchronization is established are ignored. Therefore, processing of received data can be simplified.
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記フレームの同期シンボルをプリアンブルと複数のフレーム開始部で構成したことを特徴とする。
The invention of claim 5 is characterized in that, in the invention of
請求項5の発明によれば、前記フレームの同期シンボルをプリアンブルと複数のフレーム開始部で構成したので、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり時に発生する高調波ノイズによってプリアンブルの一部に伝送エラーが生じても同期を確立することができるとともに伝送効率が向上できる。 According to the invention of claim 5, since the synchronization symbol of the frame is composed of a preamble and a plurality of frame start parts, a transmission error occurs in a part of the preamble due to harmonic noise generated at the rise or fall of the pulse waveform. However, synchronization can be established and transmission efficiency can be improved.
請求項6の発明は、請求項3〜5の何れか1項の発明において、連続して伝送する複数の同期シンボルを構成しているプリアンブル並びにフレーム開始部は、各同期シンボル毎に互いに符号間距離の長い異なる符号からなることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, in the invention of any one of the third to fifth aspects, the preamble and the frame start part constituting a plurality of synchronization symbols to be transmitted continuously are intersymbol-coded for each synchronization symbol. It consists of different codes with long distances.
請求項6の発明によれば、連続して伝送する複数の同期シンボルを構成しているプリアンブル並びにフレーム開始部は、各同期シンボル毎に互いに符号間距離の長い異なる符号からなるので、同期シンボルを読み間違う確率が下がる。
請求項7の発明は、時間軸上で略矩形を成すパルス波形の列で表される伝送信号が伝送される伝送路を利用してデータを伝送するデータ伝送装置であって、請求項1〜6の何れか1項の発明に係るデータ伝送方法によってデータを伝送することを特徴とする。
According to the invention of claim 6, since the preamble and the frame start part constituting a plurality of synchronization symbols to be continuously transmitted are composed of different codes having a long inter-code distance for each synchronization symbol, The probability of misreading decreases.
The invention of claim 7 is a data transmission device for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on the time axis is transmitted. 6. Data is transmitted by the data transmission method according to any one of the sixth aspect.
本発明によれば、他のデータ伝送方法と伝送路を共用しつつデータ伝送の伝送効率の向上を図ることができる。 According to the present invention, it is possible to improve the transmission efficiency of data transmission while sharing the transmission path with other data transmission methods.
以下、従来例で説明した遠隔監視制御システムのデータ伝送方法と信号線Lsを共用するデータ伝送方法に本発明の技術思想を適用した実施形態について説明する。但し、本発明に係るデータ伝送方法が信号線を共用可能である他のデータ伝送方法は実施形態のもの(パルス幅変調による時分割多重伝送)に限定されるものではない。 Hereinafter, an embodiment in which the technical idea of the present invention is applied to the data transmission method of the remote monitoring control system described in the conventional example and the data transmission method sharing the signal line Ls will be described. However, other data transmission methods in which the data transmission method according to the present invention can share a signal line are not limited to those of the embodiment (time division multiplex transmission by pulse width modulation).
まず、本発明に係るデータ伝送方法を実施するデータ伝送システムについて、図1を参照して説明する。 First, a data transmission system that implements a data transmission method according to the present invention will be described with reference to FIG.
本実施形態のデータ伝送システムは、従来技術で説明した遠隔監視制御システムと信号線Lsを共用するものである。遠隔監視制御システムでは、伝送ユニット21に対して入力端末器22並びに制御端末器23が2線式の信号線Lsによって並列接続されてなり、従来技術で説明したようにパルス列をパルス幅変調してなる伝送信号Vsを伝送ユニット21と入力端末器22並びに制御端末器23の間で時分割多重伝送している。
The data transmission system of this embodiment shares the signal line Ls with the remote monitoring and control system described in the prior art. In the remote monitoring control system, an
本実施形態のデータ伝送システムは、図1(a)に示すように互いに信号線Lsに並列接続された複数(図示例では2つ)のデータ伝送装置1,1で構成される。データ伝送装置1は、図1(b)に示すように信号線Lsを介して伝送ユニット21と各端末器22,23の間で伝送される伝送信号Vsを監視する伝送信号監視部10と、他のデータ伝送装置1に伝送すべきデータを含んだフレームを変調するとともに伝送信号Vsに重畳して信号線Lsに送出する送信部11と、信号線Lsを介して伝送されるフレームを伝送信号Vsから分離して受信するとともに復調する受信部12と、内部で発生したデータ若しくは外部から入力されるデータをフレームに格納して送信部11から送信させる送信処理、並びに受信部12で受信し且つ復調されたフレームを取り込んで当該フレームに格納されたデータを取り出す受信処理を実行する伝送制御部13とを備えている。
As shown in FIG. 1A, the data transmission system according to the present embodiment includes a plurality (two in the illustrated example) of
受信部12は、図3(a)に示すようにダイオードブリッジDBによって平衡/不平衡変換を行うことで相対的に低周波数である伝送信号Vsからフレームを分離している。ここで、図3(b)に示すように、ダイオードブリッジDBを通過した信号電圧には伝送信号Vsの立ち上がり並びに立ち下がり時に発生する高調波ノイズNが重畳しているために立ち上がり及び立ち下がり時に過大な瞬時電圧がダイオードブリッジDBの出力端間に印加されて後段のアンプA等が破壊されてしまう虞がある。そこで本実施形態では、ダイオードブリッジDBの高電位側の出力とアンプAの入力端との接続点に、直列接続された一対のダイオードD1,D2からなるクランプ回路を設け、上記過大な瞬時電圧がアンプAに印加されるのを防いでいる。但し、クランプ回路によって信号線Lsの線間電圧が制限されないようにダイオードブリッジDBとクランプ回路の間には直流カット用のコンデンサCcが挿入してある。さらに本実施形態では、ダイオードブリッジDBの出力電圧を定電圧回路REGで定電圧化することでデータ伝送装置1の動作用電源を作成している。
The
データ伝送装置1では、伝送信号監視部10において信号線Lsを介して伝送信号Vsのパルス波形を監視し、パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりに同期した監視信号を伝送制御部13に出力している。そして、伝送制御部13では伝送信号受信部10から出力される監視信号に基づき、パルス波形の立ち上がり又は立ち下がり後に送信部11からフレームを送出して伝送信号Vsに重畳させるタイミングを調整している。
In the
(実施形態1)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図2に示す。一般的なデータ伝送ではフレームに先行して同期確立のために同期シンボルを送信しており、本実施形態ではプリアンブルを同期シンボルとしている。同期シンボルに続いて送信されるフレームは、通常、制御ビット、宛先アドレス、送信元アドレス、データ、フレーム検査シーケンス(FCS)で構成される(図2(a)参照)。
(Embodiment 1)
FIG. 2 shows a data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. In general data transmission, a synchronization symbol is transmitted prior to a frame to establish synchronization. In this embodiment, a preamble is used as a synchronization symbol. A frame transmitted following the synchronization symbol is usually composed of a control bit, a destination address, a source address, data, and a frame check sequence (FCS) (see FIG. 2A).
本実施形態は、図2(b)に示すように伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔でフレームに無効なデータ(ダミービット)Dmbを挿入している点に特徴がある。 The present embodiment is characterized in that invalid data (dummy bits) Dmb is inserted into a frame at the same time interval as the shortest time interval of the rising and falling edges of the transmission signal Vs as shown in FIG. There is.
上述のように受信部12のダイオードブリッジDBを通過した信号電圧には伝送信号Vsの立ち上がり並びに立ち下がり時に発生する高調波ノイズNが重畳しているため、この部分でフレームが部分的に潰されて伝送誤りが生じてしまう可能性が高い。そこで本実施形態では、伝送信号Vsの立ち上がり及び立ち下がりに同期した期間にダミービットDmbを送信することにより、一つのフレームで一括して送信できるデータ(有効なデータ)の量を増やすことができる。しかも、データを分割して多数のフレームで送信する場合と比較して、データ伝送に要するフレームの数を減らして伝送効率を向上することができる。つまり、フレームに含まれるデータ以外の部分(制御ビット、宛先アドレス、送信元アドレス、FCS)によって伝送効率が低下するから、フレーム数を減らすことで前記データ以外の分だけ伝送効率が向上するのである。
As described above, since the harmonic noise N generated when the transmission signal Vs rises and falls is superimposed on the signal voltage that has passed through the diode bridge DB of the receiving
(実施形態2)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図4に示す。本実施形態では、フレームに先行して送信される同期シンボルをプリアンブルとフレーム開始部(フレーム開始デリミタ)SFDとで構成した点に特徴がある。但し、フレームの構造については実施形態1と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 2)
FIG. 4 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. The present embodiment is characterized in that a synchronization symbol transmitted prior to a frame is composed of a preamble and a frame start unit (frame start delimiter) SFD. However, since the structure of the frame is the same as that of the first embodiment, the description thereof is omitted.
而して、プリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された同期シンボルをフレームに先行して送信すれば、高調波ノイズによってプリアンブルの一部に伝送エラーが生じても同期を確立することができ、同期確立の確度をさらに高めることができる。 Thus, if the synchronization symbol composed of the preamble and the frame start unit SFD is transmitted prior to the frame, synchronization can be established even if a transmission error occurs in a part of the preamble due to harmonic noise, The accuracy of establishment of synchronization can be further increased.
(実施形態3)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図5に示す。本実施形態では、プリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された複数(図示例では3つ)の同期シンボルをフレームに先行して送信する点に特徴がある。但し、各同期シンボル並びにフレームの構造については実施形態2と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 3)
FIG. 5 shows a data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of the present embodiment. The present embodiment is characterized in that a plurality (three in the illustrated example) of synchronization symbols configured by a preamble and a frame start unit SFD are transmitted prior to the frame. However, since the structure of each synchronization symbol and frame is the same as that of the second embodiment, the description thereof is omitted.
上述のようにプリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された複数の同期シンボルをフレームに先行して送信すれば、高調波ノイズによって何れかの同期シンボルで同期が確立できなくても他の何れかの同期シンボルによって同期を確立することができて同期が取れなくなる確率が低くなる。 As described above, if a plurality of synchronization symbols composed of the preamble and the frame start unit SFD are transmitted prior to the frame, even if synchronization cannot be established with any synchronization symbol due to harmonic noise, The probability that synchronization cannot be established because synchronization can be established with this synchronization symbol becomes low.
(実施形態4)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図6に示す。本実施形態では、実施形態3と同様にプリアンブルとフレーム開始部SFDとで構成された複数(図示例では3つ)の同期シンボルをフレームに先行して送信するとともに、後続の同期シンボルのビット数を合計した値(総ビット数)をフレーム開始部SFDに含める点に特徴がある。但し、各同期シンボル並びにフレームの構造については実施形態2と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 4)
FIG. 6 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. In the present embodiment, as in the third embodiment, a plurality of (three in the illustrated example) synchronization symbols configured by the preamble and the frame start unit SFD are transmitted prior to the frame, and the number of bits of the subsequent synchronization symbols A characteristic is that a value (total number of bits) obtained by summing is included in the frame start part SFD. However, since the structure of each synchronization symbol and frame is the same as that of the second embodiment, the description thereof is omitted.
実施形態3では、例えば先頭の同期シンボルで同期が確立できたとしても当該同期シンボルが何番目の同期シンボルであるか、言い換えると、どこからフレームが始まるのかが判らないために受信したデータの処理が煩雑になってしまう。 In the third embodiment, for example, even if synchronization can be established with the first synchronization symbol, it is not possible to know the synchronization symbol that is the synchronization symbol, in other words, where the frame starts. It becomes complicated.
これに対して本実施形態では、先頭の同期シンボルのフレーム開始部SFDに2番目と3番目の同期シンボルのビット数を足し合わせた総ビット数を含め、また、2番目の同期シンボルのフレーム開始部SFDに3番目の同期シンボルのビット数を含めているので、受信側のデータ伝送装置1における伝送制御部13では、何れかの同期シンボルで同期が確立した後は当該同期シンボルのフレーム開始部SFDに含まれる総ビット数分の受信データについては無視すればよいから受信したデータの処理が簡素化できる。
In contrast, in the present embodiment, the frame start portion SFD of the first synchronization symbol includes the total number of bits obtained by adding the number of bits of the second and third synchronization symbols, and the frame start of the second synchronization symbol. Since the number of bits of the third synchronization symbol is included in the unit SFD, the
(実施形態5)
本実施形態のデータ伝送方法におけるフレームと同期シンボルのデータ構造を図7に示す。本実施形態では、フレームに先行して送信される同期シンボルをプリアンブルと複数(図示例では3つ)のフレーム開始部SFDとで構成した点に特徴がある。但し、フレームの構造については実施形態1と共通であるから説明を省略する。
(Embodiment 5)
FIG. 7 shows the data structure of frames and synchronization symbols in the data transmission method of this embodiment. The present embodiment is characterized in that a synchronization symbol transmitted prior to a frame is composed of a preamble and a plurality (three in the illustrated example) of frame start units SFD. However, since the structure of the frame is the same as that of the first embodiment, the description thereof is omitted.
上述のようにプリアンブルと複数のフレーム開始部SFDとで構成された同期シンボルをフレームに先行して送信すれば、高調波ノイズによってプリアンブルと何れかのフレーム開始部SFDで同期が確立できなくても他の何れかのフレーム開始部SFDによって同期を確立することができて同期が取れなくなる確率が低くなる。 As described above, if a synchronization symbol composed of a preamble and a plurality of frame start sections SFD is transmitted prior to the frame, even if synchronization cannot be established between the preamble and any of the frame start sections SFD due to harmonic noise. The probability that synchronization can be established by any other frame start unit SFD is reduced, and the probability that synchronization cannot be achieved is reduced.
ここで、例えば上述のように3つのフレーム開始部SFDを連続して送信する場合に、フレーム開始部SFDを「0000_1010_0111」のビットパターンとしたとき、かかるビットパターンと8ビット連続で一致したらフレーム開始部SFDを検出したものとするようにしてもよい。つまり、高調波ノイズによるバースト誤りによって何れかのフレーム開始部SFDの連続した4ビットに伝送誤りが発生してもその前若しくは後のフレーム開始部SFDとの間で検出することが可能である。 Here, for example, when three frame start parts SFD are transmitted continuously as described above, when the frame start part SFD is a bit pattern of “0000_1010_0111”, the frame start is started when the bit pattern coincides with 8 bits continuously. The part SFD may be detected. That is, even if a transmission error occurs in consecutive 4 bits of any frame start part SFD due to a burst error due to harmonic noise, it can be detected between the frame start part SFD before or after that.
(実施形態6)
本実施形態は、実施形態3〜5のように連続して送信する複数のプリアンブル並びにフレーム開始部SFDを、各同期シンボル毎あるいはフレーム開始部SFD毎に互いに符号間距離の長い異なる符号で構成している点に特徴がある。
(Embodiment 6)
In the present embodiment, as in the third to fifth embodiments, a plurality of preambles and a frame start unit SFD that are continuously transmitted are configured with different codes having a long inter-code distance for each synchronization symbol or each frame start unit SFD. There is a feature in that.
例えば、図8に示すように3ビットであれば(001)、(010)、(100)で各プリアンブルやフレーム開始部SFDを構成すれば、伝送制御部13において同期シンボルを読み間違う確率を下げることができる。
For example, as shown in FIG. 8, if each preamble and frame start unit SFD are configured with (001), (010), and (100) if they are 3 bits, the
1 データ伝送装置
10 伝送信号監視部
11 送信部
12 受信部
13 伝送制御部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記データを含むフレームを前記パルス波形に重畳して伝送し、前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりの最短時間間隔と同一の時間間隔で且つ前記パルス波形の立ち上がり及び立ち下がりに同期した期間に、前記フレームに無効なデータを挿入して伝送することを特徴とするデータ伝送方法。 A data transmission method for transmitting data using a transmission path through which a transmission signal represented by a train of pulse waveforms having a substantially rectangular shape on a time axis is transmitted,
A frame including the data is transmitted by being superimposed on the pulse waveform, and in a period synchronized with the rise and fall of the pulse waveform at the same time interval as the shortest time interval of the rise and fall of the pulse waveform. A data transmission method characterized by inserting invalid data into a frame for transmission.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000597A JP4497248B2 (en) | 2010-01-05 | 2010-01-05 | Data transmission method and data transmission apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000597A JP4497248B2 (en) | 2010-01-05 | 2010-01-05 | Data transmission method and data transmission apparatus |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007082990A Division JP4466670B2 (en) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | Data transmission method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010088134A JP2010088134A (en) | 2010-04-15 |
JP4497248B2 true JP4497248B2 (en) | 2010-07-07 |
Family
ID=42251550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010000597A Expired - Fee Related JP4497248B2 (en) | 2010-01-05 | 2010-01-05 | Data transmission method and data transmission apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4497248B2 (en) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001086007A (en) * | 1999-09-17 | 2001-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Communication device and communication method |
JP2001258072A (en) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Nec Corp | Information communication system |
JP2005012684A (en) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Communication apparatus |
JP2006311439A (en) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | Data transmission system |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH046989A (en) * | 1990-04-24 | 1992-01-10 | Matsushita Electric Works Ltd | Voice transmission system by lan |
JPH0795163A (en) * | 1993-09-20 | 1995-04-07 | Toshiba Corp | Data transmitter |
JPH08274742A (en) * | 1995-03-29 | 1996-10-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Time-division multiplex transmission system |
JPH10341221A (en) * | 1997-06-05 | 1998-12-22 | Kokusai Electric Co Ltd | File transmission system |
-
2010
- 2010-01-05 JP JP2010000597A patent/JP4497248B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001086007A (en) * | 1999-09-17 | 2001-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Communication device and communication method |
JP2001258072A (en) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Nec Corp | Information communication system |
JP2005012684A (en) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Communication apparatus |
JP2006311439A (en) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | Data transmission system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010088134A (en) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4936204B2 (en) | Communication system and communication method | |
KR101390600B1 (en) | Delay detector circuit and receiver apparatus | |
US20160128117A1 (en) | Digital radio communication | |
US20160128126A1 (en) | Digital radio communication | |
JP4586816B2 (en) | Data transmission method and data transmission apparatus | |
JP4466670B2 (en) | Data transmission method | |
JP5271065B2 (en) | Superposition communication apparatus and communication system | |
JP2008244884A5 (en) | ||
JPWO2011151922A1 (en) | Reception device, data identification / reproduction device, PON system, and data identification / reproduction method | |
JP4497248B2 (en) | Data transmission method and data transmission apparatus | |
JP4497249B2 (en) | Data transmission method and data transmission apparatus | |
JP5432790B2 (en) | Communications system | |
JP2012094965A (en) | Communication system and transmission unit | |
US8798096B2 (en) | Method for configuring preamble for communication system, preambler, and apparatus for generating packet using the same | |
JP2017220835A (en) | Transmission device, reception device, and packet transmission system | |
JP5542042B2 (en) | Relay device | |
KR100648774B1 (en) | Network electric device | |
JP2014192534A (en) | Radio device and radio communication system comprising the same | |
CN116249152A (en) | Method and device for data transmission, wireless communication module and storage medium | |
KR101390597B1 (en) | Delay detector circuit and receiver apparatus | |
JP2006128800A (en) | One-wire data communication method, and one-wire data transmitter/receiver employing that communication method | |
JP2007267061A (en) | Communication method and communication equipment | |
JPH11266191A (en) | Method and device for transmission | |
JP2011171859A (en) | Receiver | |
JPH0246030A (en) | Optical communication system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100204 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20100205 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20100217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100323 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100405 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |