JP4493492B2 - 脊椎動物における遺伝子移入のためのトランスポゾンベクターであるFrogPrince - Google Patents
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Description
(a)機能的トランスポザーゼをコードするポリヌクレオチドを欠損しかつ目的のポリヌクレオチドを含むトランスポゾンであって、このトランスポゾンは逆方向反復配列を含み、この逆方向反復配列は、配列番号2内の反復配列またはその逆方向反復配列の各々と少なくとも90%の程度の同一性を有する、トランスポゾン、および
(b)DNA結合ドメインをN末端に有するトランスポザーゼであって、このDNA結合ドメインは配列番号3および4の配列、または配列番号3および/または4の配列と少なくとも90%の程度の同一性を有する配列を有する、トランスポザーゼ、または
(c)(b)に記載のトランスポザーゼをコードするポリヌクレオチド、
を含む。
本発明の方法の代替の好ましい実施形態において、上記細胞は生殖系細胞である。生殖系細胞の操作に関連して、上記脊椎動物は、非ヒト哺乳動物、魚類、両生類、爬虫類または鳥類であることが特に好ましい。生殖系細胞に関連して、上記細胞は多分化能性(pluripotent)または多能性(multipotent)であることが好ましい。異なる好ましい実施形態における対応する方法は、上記生殖系細胞または上記生殖系細胞に由来する細胞を上記細胞と同一種の脊椎動物に再導入した後にトランスジェニック脊椎動物を生育する工程をさらに含み、ここで、上記脊椎動物またはトランスジェニック脊椎動物がヒトではない。トランスジェニック動物の作出は、本明細書中で簡単に上述され、そして当該分野において十分に確立された技術である。非ヒトトランスジェニック動物(例えば、トランスジェニックマウス)を作製するための方法は、上記のようなポリヌクレオチドまたはターゲティングベクターを、生殖細胞、胚細胞、幹細胞もしくは卵またはそれら由来の細胞の中へ導入することを含む。非ヒト動物が、本明細書中に記載される本発明のスクリーニング方法に従って用いられ得る。トランスジェニック胚の産生およびこれらのスクリーニングは、例えば、A.L.Joyner編、Gene Targeting,A Practical Approach(1993),Oxford University Pressに記載されるように実施され得る。胚の胚膜(embryonal membranes)のDNAは、例えば、適切なプローブを用いるサザンブロットを使用して解析され得る。非ヒトトランスジェニック動物を作製するための一般的な方法は、当該分野において記載されている(例えば、WO 94/24274を参照のこと)。非ヒトトランスジェニック生物(相同的にターゲティングされた非ヒト動物を含む)を作製するために、胚性幹細胞(ES細胞)が好ましい。マウスES細胞(例えば、有糸分裂的に不活性なSNL76/7細胞支持細胞層の上で生育させたAB−1系統(McMahon and Bradley,Cell 62:1073−1085(1990))は、実質的に、Robertson,E.J.(1987)Teratocarcinomas and Embryonic Stem Cells:A Practical Approach.E.J.Robertson,ed.(Oxford:IRL Press),p.71−112に記載され、相同遺伝子ターゲティングに用いられ得る。他の適切なES系統としては、以下が挙げられるが、これらに限定されない:E14系統(Hooper et al.,Nature 326:292−295(1987))、D3系統(Doetschman et al.,J.Embryol.Exp.Morph. 87:27−45(1985))、CCE系統(Robertson et al.,Nature 323:445−448(1986))、AK−7系統(Zhuang et al.,Cell 77:875−884(1994))。特異的に標的化された変異を保有するES細胞からのマウス系統の作製の成否は、ES細胞の多分化能すなわち、一旦、胚を発生する宿主(例えば、胚盤胞または桑実胚)に注入されると胚発生に関与しかつ生じた動物の生殖細胞に寄与するES細胞の能力に依存する。注入されたES細胞を含む胚盤胞は、偽妊娠の非ヒト雌の子宮の中で発達し得、そして、例えば、キメラマウスとして生まれる。生じたトランスジェニックマウスは、リコンビナーゼまたはレポーターの遺伝子座のどちらかを有する細胞のキメラであり、戻し交雑され、そして、リコンビナーゼまたはレポーターの遺伝子座(単数または複数)のいずれかが異種接合であるトランスジェニックマウスを同定するために、子孫の尾からの生検材料DNAに対するPCRまたはサザンブロット解析によって、正しく標的化された導入遺伝子の存在をスクリーニングされる。トランスジェニックハエ(例えば、Drosophila melanogaster)を作製する方法はまた、当該分野において記載されている。例えば、US−A−4,670,388,Brand&Perrimon,Development(1993)118:401−415;およびPhelps&Brand,Methods(April 1998)14:367−379を参照のこと。トランスジェニックムシ(worm)(例えば、C.elegans)は、Melloら(1991)Efficient gene transfer in C.elegans:extrachromosomal maintenance and integration of transforming sequences.Embo J 10,3959−70、Plasterk,(1995),Reverse genetics:from gene sequence to mutant worm.Methods Cell Biol 48,59−80に記載されるように作製され得る。トランスジェニック動物に関して、上述されてきた適用の全ては、2個、3個、またはそれ以上の導入遺伝子を保有する動物に対してもまた適用する。トランスジェニック動物の発生および/または一生(life)における特定の段階において、タンパク質の発現を不活性化または機能することもまた、所望され得る。このことは、例えば、組織特異的に調節されたプロモーターおよび/または誘導可能なプロモーター、発生特異的(development)に調節されたプロモーターおよび/または誘導可能なプロモーター、ならびに/あるいは細胞特異的(cell)に調節されたプロモーターおよび/または誘導可能なプロモーターを使用することによって達成され得、これらのプロモーターは、例えば、コードするRNA(encoding RNA)をコードするRNA転写物に対して指向されるアンチセンスまたはリボザイムの発現を駆動する。適切な誘導システムは、例えば、GrossenおよびBujard(Proc.Natl.Acad.Sci.89USA(1992),5547−5551)、およびGossenら(Trends Biotech.12(1994),58−62)によって記載されるような、テトラサイクリンによって調節された遺伝子発現システムである。同様に変異タンパク質の発現は、このような調節エレメントによって制御され得る。
(a)本発明のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムの一部であるトランスポゾンを細胞に安定的に導入する工程であって、ここで、目的のポリヌクレオチドがsiRNAに転写し、かつ選択マーカーをコードする工程;
(b)上記選択マーカーを発現する細胞を選択する工程;および
(c)所望の遺伝子の転写/翻訳がRNAiによってもたらされているか否かを評価する工程、
を含む。
(a)目的のポリヌクレオチドが、イントロンスプライシングアクセプター部位および選択マーカー遺伝子を含む本発明のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを細胞内に導入する工程であって、ここで、上記遺伝子はメチオニン開始コドンを欠きかつポリA付加シグナルを含む工程;ならびに
(b)選択マーカーの発現を評価する工程であって、上記選択マーカーの発現が、該細胞の転写された遺伝子内に該トランスポゾンが組み込まれたことを示す工程
を含む。
(c)タグとしての上記組み込まれたトランスポゾンによって、破壊された遺伝子を同定する工程を含む。
上述したように、活性に転写される遺伝子の中へのジーントラッピングベクターの組み込みは、生きた動物中で遺伝子座特異的マーカーとして機能し得、そして破壊された遺伝子を同定するためのタグを提供する。
コンセンサスRana遺伝子(図2)は、典型的なTc1様トランスポザーゼをコードし、これは、推定の2つのヘリックス−ターン−ヘリックスモチーフ、双極性(bipartite)の核局在シグナル、およびDD(34)E特性(signatuer)を有する触媒ドメインから構成される推定のN末端DNA結合ドメインを含む(Plasterkら、1999)(図2)。本発明者らが単離した異なる3つのトランスポザーゼ遺伝子の1つは、コンセンサスから2ヌクレオチドのみ異なった。この差異は、そのORFにおいて2つのアミノ酸置換を生じる。これらの1つは、トランスポザーゼの触媒ドメインの最初の部分でのThr→Ser(152)置換であった。他のミスセンス変異は、このタンパク質のC末端に近いArg→Cys(315)を導くCpG部位の5mC残基のアミノ酸除去(deamination)に起因した。部位特異的PCR変異誘発法を使用して、コンセンサスRanaトランスポザーゼ遺伝子の配列を派生させた(図2)。FPトランスポザーゼのコードされるアミノ酸配列を配列番号1に示す。
Sleeping Beautyは、ヒト細胞において高い転位活性を示す(Ivicsら、1997)。よって、Frog Princeエレメントの転位活性についての最初の試験を、SBについて確立された転位アッセイ(Ivicsら、1997)を使用して、培養したHela細胞で行った。このアッセイは、トランスポザーゼを発現するヘルパープラスミド、およびネオマイシン耐性(neo)遺伝子を終末IRの間に有するトランスポゾンを含むドナー構築物の同時トランスフェクトに基づく。トランスポザーゼによって触媒される導入遺伝子組み込みの効率を、染色体組み込みおよび選択マーカー遺伝子の発現に起因するG418耐性コロニー数から解明した(Ivicsら、1997)。再構築したコンセンサスRanaトランスポザーゼORF(pFV−FrogPrince中)、および2つのアミノ酸変化を含むその前駆体遺伝子(pFV−mFrogPrince中)を、Txr型構築物(pTxr−neo)またはFrogPrince型(pFrogPrince−neo)基質構築物のいずれかと一緒にトランスフェクトした(図3)。pFV−FrogPrinceをその基質であるpFrogPrince−neoとともに同時トランスフェクトした場合、コロニー数で17倍の増加を検出した。この結果は、本発明者らが、Rana pipensゲノムから活性なトランスポゾンシステムを首尾よく派生させかつ操作したことを示す。mFrogPrinceトランスポザーゼは、完全に不活性であり、このことは、アミノ酸T(152)またはR(315)のいずれかまたは両方の重要性を示す。驚くことに、本発明者らは、pFV−FrogPrinceをpTxr−neoとともに同時トランスフェクトした場合、G418耐性細胞コロニー数での5倍の増加を観察した(図3)。よって、Ranaトランスポザーゼは、Xenopusトランスポゾンを交差移動(cross−mobilize)し得、このことは、これらの種において2つのトランスポザーゼファミリーが最近分かれたことを示す。対照的に、FPとSleeping Beautyとの間では交差移動を観察しなかった。これらのデータは一緒に、Frog Princeトランスポゾンシステムが、プラスミドからヒトゲノムへの導入遺伝子組み込み効率を顕著に増加させ得ることを示す。
Tc1/marinerエレメントは、カットアンドペースト機構を介してTAジヌクレオチドに転位する(transpose)。TA標的ジヌクレオチドはぶんかつされ、そして組み込まれたトランスポゾンと両端で隣接する。これは、Tc1/mariner転位の印である(Plasterkら、1999)。組み込まれたFrog Princeトランスポゾンの隣接配列を試験するために、ゲノムDNAを、個々のG418耐性Helaクローンから単離し、そしてスプリンケレットPCRに供した。本発明者らは、異なる3つのトランスポゾン挿入を分ける(bordering)左連結および右連結をクローニングおよび配列決定した。これらの2つは、イントロンからであり、そして1つは非遺伝子配列からであった(データは示さず)。3つの場合全てにおいて、Prince挿入は、予想したTAジヌクレオチドによって、トランスポゾンの両端で隣接され、互いに異なる配列およびトランスポゾン−ドナープラスミドの配列が続いた(図4)。トランスポゾンの右IRまたは左IRのいずれかを分ける他の4つの隣接配列を用いて同様の結果を得た(データは示さず)。標的部位の検査は、異なるヒト染色体において、挿入の全てがTAジヌクレオチドで生じたことを示した(図4)。総じて、これらのデータは、FPが、ヒトゲノム中の種々の位置への正確なカットアンドペースト転位に従うことを示す。
SBは、異なる脊椎動物細胞株において種々の転位活性を有する(Izsvakら、2000)。しかし、SBは、サカナ由来の合成エレメントであり、そしてFrog Princeは、両生類のゲノムから再構築され、よって、同一セットの細胞株は、これらの2つのトランスポゾンシステムに対して異なる任意の環境を提供し得る。従って、本発明者らは、標準的なトランスポゾンアッセイを用いて、培養細胞株(2つの哺乳動物、両生類、および2つの魚類)におけるこれら2つのシステムの活性を比較した。同時トランスフェクションに使用したプラスミドは、SBの場合、pFV−SBおよびpT/neoであり(Ivicsら、1997)、FPシステムの場合、pFV−FrogPrinceおよびpFrogPrince−neoであった。ベクターバックボーン、プロモーター、ポリAシグナルおよびトランスポゾンマーカー遺伝子は、これら2つのシステムの構築物において同一であった。FPは、試験した全ての細胞株においてSBよりもより活性であるようだ(図5)。しかし、これら2つのトランスポゾンシステムの転位効率における差異は、中程度であり、そしてPAC2メダカ細胞株においてのみ統計学的に有意であった。これらのデータは、FPの転位が系統発生的に近似する分類群に限定されず、そしてFPがこれまでに記載されている脊椎動物種において最も活性な転位可能なエレメントであるということを示す。
本発明者らは、Frog Princeトランスポゾンベクター内のジーントラッピング発現カセットを使用して、発現した遺伝子において転位事象を生成しかつ選択した。ジーントラッピングトランスポゾンカセットは、マウスengrailed 2イントロンを保有し、これは、スプライシングアクセプター(SA)部位、および開始メチオニンコドンを欠くネオマイシン耐性マーカー遺伝子(neo)を含む。よって、neo発現は、内因性遺伝子との融合タンパク質が作製される場合にのみ得られえる。トランスポゾンはまた、ゲノム中のあらゆる部位での挿入事象を選択するために、zeo発現カセットを含む。ジーントラッピングトランスポゾン構築物を、トランスポザーゼ供給源(FP Tpase)と一緒に、ヒトHela細胞中にトランスフェクトした。ジーントラッピングトランスポゾンのいくつかが、イントロンおよび遺伝子の非翻訳領域に挿入する。ここで、この画分は、内因性遺伝子とneoマーカー遺伝子との間の融合転写物が産生され得るように適切な方向にある。トランスフェクトされた細胞を、zeocinおよびG418の選択下においた。いくつかのトランスポゾン挿入を、抗生物質耐性細胞クローンからクローニングし、そして挿入物を、BLASTを使用してヒト染色体上にマッピングした。これらの挿入の全てが遺伝子中で生じた。活性に転写される遺伝子へのジーントラッピングベクターの組み込みは、生きた動物において遺伝子座特異的マーカーとして機能し得、そして破壊された遺伝子を同定するためのタグを提供する。この実験において使用したこれらの構築物および得られた結果を、図6に示す。
GENE MORPH(Stratagene)キットを用いたFrog Princeトランスポザーゼ遺伝子への点変異の導入は、PCR変異誘発アプローチに基づいた。遺伝子あたり平均して1つの点変異が生成されるような条件を設定した。本発明者らは、約10,000個の変異トランスポザーゼ遺伝子のライブラリーを作製した。PCR産物を、真核生物発現ベクター中に高効率(80〜90%のクローンがトランスポザーゼ遺伝子を含む)でクローニングした。プラスミドDNAを、96ウェルフォーマットでpipetting robot(Tecan)を用いてこれらのクローンから精製した。精製したプラスミドDNAを使用して、高スループット転位アッセイにおいてヒト培養細胞をトランスフェクトした。変異トランスポザーゼを、ネオマイシン耐性遺伝子を含むトランスポゾンDNAとともに同時トランスフェクトした。耐性コロニーの増加した数は、スクリーン上での過剰活性(hyperactivity)を示す。
Claims (45)
- トランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムであって:
(a)機能的トランスポザーゼをコードするポリヌクレオチドを欠損しかつ目的のポリヌクレオチドを含むトランスポゾンであって、該トランスポゾンは逆方向反復配列を含み、該逆方向反復配列は、配列番号2内の反復配列およびその逆方向反復配列の各々と少なくとも90%の程度の同一性を有する、トランスポゾン;
(b)配列番号3および4の配列を含むDNA結合ドメイン、または配列番号3および/または4と少なくとも90%の程度の同一性を有するDNA結合ドメインをN末端に有するトランスポザーゼ;あるいは
(c)(b)に記載のトランスポザーゼをコードするポリヌクレオチド
を含む、DNA組み込みシステム。 - 前記トランスポザーゼは、配列番号5で示される双極核局在シグナル、および/または配列番号7で示されるDD(34)E特性を有する触媒ドメイン、および/または配列番号6のDNA結合ドメインを含む、請求項1に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記トランスポザーゼは、配列番号1のアミノ酸配列と少なくとも90%の程度の同一性を有する、請求項1または2に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記目的のポリヌクレオチドが遺伝子である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記遺伝子は、哺乳動物、魚類、両生類、爬虫類または鳥類由来である、請求項4に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記哺乳動物はヒトである、請求項5に記載のトランスポンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記目的のポリヌクレオチドが治療的に活性を有するペプチド(ポリペプチド)をコードする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記目的のポリヌクレオチドがsiRNAに転写されかつ選択マーカーをコードする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記目的のポリペプチドが、イントロンスプライシングアクセプター部位および選択マーカー遺伝子を含み、該遺伝子はメチオニン開始コドンを欠きかつポリA付加シグナルを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記トランスポザーゼは、増強されたトランスポザーゼ活性を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- (a)に記載のトランスポゾンおよび/または(c)に記載のポリヌクレオチドが、少なくとも1つのベクター中に含まれる、請求項1〜10のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 前記ベクターがプラスミドである、請求項11に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステム。
- 請求項11または12に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを用いてトランスフェクトまたは形質転換された宿主細胞。
- (a)に記載のトランスポゾンまたは請求項11もしくは12に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムをゲノム中に安定的に組み込んで含む、非ヒトトランスジェニック動物。
- 非ヒト脊椎動物の細胞中に目的のポリヌクレオチドを移入する方法であって、請求項1〜12のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを該細胞に導入する工程を包含する、方法。
- 前記移入がインビトロで行われる、請求項15記載の方法。
- 前記移入がインビボで行われる、請求項15記載の方法。
- 請求項16に記載の方法であって:
(a)細胞を選択する工程であって、前記ポリヌクレオチドが該細胞に安定的に組み込まれている、工程;および
(b)該細胞または該細胞に由来する細胞を該細胞と同一種の非ヒト脊椎動物に導入または再導入する工程
をさらに包含する、方法。 - 前記細胞が再導入されている非ヒト脊椎動物が、該細胞を前記移入の前に採取した非ヒト脊椎動物である、請求項16または18に記載の方法。
- 前記移入が、遺伝子銃、あるいはリポソーム、ポリエチレンイミン、アデノウイルス−ポリリジン−DNA複合体、リポフェクション、エレクトロポレーション、トランスフェクション/形質導入、または感染によって媒介または補助される遺伝子移入によってもたらされる、請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。
- 前記感染または形質導入が、組み換えレトロウイルス、組み換えアデノウイルス、組み換えヘルペスウイルス、または組み換えアデノ随伴ウイルスによって媒介または補助される、請求項20に記載の方法。
- 前記細胞が体細胞である、請求項15〜21のいずれか1項に記載の方法。
- 前記非ヒト脊椎動物が、哺乳動物、魚類、両生類、爬虫類、または鳥類である、請求項22に記載の方法。
- 前記細胞が生殖系細胞である、請求項15〜21のいずれか1項に記載の方法。
- 前記非ヒト脊椎動物が、非ヒト哺乳動物、魚類、両生類、爬虫類、または鳥類である、請求項24に記載の方法。
- 前記生殖系細胞または前記生殖系細胞に由来する細胞を該細胞と同一種の脊椎動物に再導入した後に脊椎動物を生育する工程であって、該脊椎動物またはトランスジェニック脊椎動物がヒトではない、工程
をさらに包含する、請求項24または25に記載の方法。 - 前記導入又は再導入が、精子、マイクロインジェクションまたは遺伝子銃によって媒介されるかまたはもたらされる、請求項15、17、24、25または26に記載の方法。
- RNAi法であって:
(a)請求項8に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムの一部であるトランスポゾンを非ヒト細胞内に安定的に導入する工程;
(b)前記選択マーカーを発現する細胞を選択する工程;および
(c)所望の遺伝子の転写/翻訳がRNAiによって影響されているか否かを評価する工程
を包含する、方法。 - ジーントラッピング法であって:
(a)請求項9に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを非ヒト細胞内に導入する工程;および
(b)選択マーカーの発現を評価する工程であって、該選択マーカーの発現が、該細胞の転写された遺伝子内に該トランスポゾンが組み込まれたことを示す、工程
を包含する、方法。 - (a)前記組み込まれたトランスポゾンをタグとして用いる、破壊された遺伝子を同定する工程を包含する、請求項29に記載の方法。
- 配列番号2内の反復配列およびその逆方向反復配列の各々と少なくとも90%の程度の同一性を有する逆方向反復配列;ならびに、配列番号3および4の配列を含むDNA結合ドメインをN末端に有するトランスポザーゼを含むか、またはこれらからなることを特徴とするトランスポゾン。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを含む組成物。
- 脊椎動物の細胞(ヒト受精卵およびヒト胚を除く)中に目的のポリヌクレオチドを移入する方法であって、前記移入がエクソビボおよびインビトロの少なくとも1つで行われる、請求項1〜12のいずれか1項に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを該細胞に導入する工程を包含する、方法。
- 前記移入が、遺伝子銃、あるいはリポソーム、ポリエチレンイミン、アデノウイルス−ポリリジン−DNA複合体、リポフェクション、エレクトロポレーション、トランスフェクション/形質導入、または感染によって媒介または補助される遺伝子移入によってもたらされる、請求項33に記載の方法。
- 前記感染または形質導入が、組み換えレトロウイルス、組み換えアデノウイルス、組み換えヘルペスウイルス、または組み換えアデノ随伴ウイルスによって媒介または補助される、請求項34に記載の方法。
- 前記細胞が体細胞である、請求項33〜35のいずれか1項に記載の方法。
- 前記脊椎動物が、哺乳動物、魚類、両生類、爬虫類、または鳥類である、請求項36に記載の方法。
- 前記哺乳動物がヒトである、請求項37に記載の方法。
- 前記細胞が生殖系細胞である、請求項33〜35のいずれか1項に記載の方法。
- 前記脊椎動物が、非ヒト哺乳動物、魚類、両生類、爬虫類、または鳥類である、請求項39に記載の方法。
- 前記生殖系細胞または前記生殖系細胞に由来する細胞を該細胞と同一種の脊椎動物に再導入した後に脊椎動物を生育する工程であって、該脊椎動物またはトランスジェニック脊椎動物がヒトではない、工程
をさらに包含する、請求項39または40に記載の方法。 - 前記導入又は再導入が、精子、マイクロインジェクションまたは遺伝子銃によって媒介されるかまたはもたらされる、請求項33、39、40または41に記載の方法。
- RNAi法であって:
(a)請求項8に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムの一部であるトランスポゾンを、エクソビボおよびインビトロの少なくとも1つで細胞(ヒト受精卵およびヒト胚を除く)内に安定的に導入する工程;
(b)前記選択マーカーを発現する細胞を選択する工程;および
(c)所望の遺伝子の転写/翻訳がRNAiによって影響されているか否かを評価する工程
を包含する、方法。 - ジーントラッピング法であって:
(a)請求項9に記載のトランスポゾンに基づくDNA組み込みシステムを、エクソビボおよびインビトロの少なくとも1つで細胞(ヒト受精卵およびヒト胚を除く)内に導入する工程;および
(b)選択マーカーの発現を評価する工程であって、該選択マーカーの発現が、該細胞の転写された遺伝子内に該トランスポゾンが組み込まれたことを示す、工程
を包含する、方法。 - (a)前記組み込まれたトランスポゾンをタグとして用いる、破壊された遺伝子を同定する工程を包含する、請求項44に記載の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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