JP4491443B2 - ノズルユニット - Google Patents

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Description

本発明は、バスタブに取り付けられた筒形のブローボディに設けられる逆止弁が組み込まれたノズルユニットに関するものである。
図12は従来のボールフロート式のノズルユニットの一例を示す縦断面図である。
従来、この種のノズルユニット100としては、すり鉢状の弁座面200aが形成された金属製(または合成樹脂製)のブローボディ200をバスタブ11の床壁11aに挿通してブローフット600に取付けし、ブローボディ200の弁座面200aにボール弁300を落とし込んで当接させ、ブローボディ200の上側にブローキャップ500を螺着した構造を備えたもの(以下、ボールフロート式のノズルユニット100と称する。)が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、バスタブ11に給湯(湯張り)を行うときには、図12(a)に示すように、逆止弁300がブローボディ200の弁座面200aに当接して通水経路を遮断しているため、湯水を堰き止めることができる。また、この状態でエアブロー運転を行うと、図12(b)に示すように、逆止弁300がエアで押し上げられ、ブローキャップ500のエア吹き出し孔520から気泡が吹き出される。
特開平10−132111号公報
しかし、このボールフロート式のノズルユニット100では、次のような不都合があった。
第1に、ブローボディ200およびボール弁300が金属製であると合成樹脂製であるとは問わず、ブローボディ200の弁座面200aに対してボール弁300が円周上で線接触しているに過ぎないため、ブローボディ200に対するボール弁3の密着性が低く、両者の隙間から水漏れが発生する恐れがある。
第2に、ブローボディ200およびボール弁300が金属製であると合成樹脂製であるとは問わず、すり鉢状の弁座面200aに球形のボール弁300が落とし込まれた状態となっているため、メンテナンス時などにボール弁300を拾い上げ難く、容易に取り外して点検・補修・交換することができない。
第3に、ブローボディ200およびボール弁300がいずれも金属製である場合は、そもそも表面精度の問題から完全な止水が難しい。しかも、通常時(非ブロー時)において、ブローボディ200とボール弁300との接触部分から上側で両者が常に水に接しているため、ブローボディ200やボール弁300が錆びて経年劣化する心配があるため、長期的な観点からも止水性に問題がある。
第4に、ブローボディ200およびボール弁300が合成樹脂製である場合は、完全な球体を樹脂成型するのが難しく、また、ボール弁300が軽いため止水位置に収まるまでに若干の時間を要することから、水漏れを誘発する恐れがある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、長期にわたって高い止水性を発現するとともに、メンテナンス時などに容易に取り外して点検・補修・交換することが可能なノズルユニットを提供することを目的とする。
本発明に係るノズルユニットは、次のような手段を採用する。
すなわち、請求項1に記載の発明は、ブローボディをバスタブに挿通してブローフットに取り付け、前記ブローボディに逆止弁を設け、前記ブローボディにブローキャップを取り付けたノズルユニットにおいて、前記逆止弁は、前記ブローボディの排気側端面に面接触して通水経路を遮断しうるコイン形の弁体を備え、前記弁体の裏面である前記ブローボディ側の面には中心部に凹部が形成されて外周部にリング部が突出され、前記弁体の表面である前記ブローキャップ側の面に突起が形成されるとともにブローキャップの内側には規制片が突出されることを特徴とする。
そして、請求項1に記載の発明では、エアブロー運転の停止時に逆止弁の弁体が浮上し、弁体の突起がブローキャップの規制片に当接するので、ブローキャップに貼り付かなくなる。また、ブローボディの排気側端面に対して逆止弁のコイン形の弁体が面接触するため、水漏れが防止される。その際に、バスタブ内の水圧とブローボディ内の気圧との圧力差により、弁体はブローボディに吸着され止水動作が確実に行われる
また、このノズルユニットにおいて、逆止弁の水平移動を規制するストッパがブローボディの排気側端面に設けられている
逆止弁が水平方向に大きくずれることはなく、止水動作が確実に行われる。
また、このノズルユニットにおいて前記弁体の裏面である前記ブローボディ側の面の凹部に触れ止め棒が突出され、触れ止め棒がブローボディの孔に緩挿されて弁体のリング部がブローボディの排気側端面に当接される。
給湯開始時にはブローボディの孔に触れ止め棒が位置決めされているので、排気側端面に弁体のリング部が面接触する。また、エアブロー運転時には孔と触れ止め棒との緩挿間隙からエアが上昇とすると同時に孔に位置決めされながら触れ止め棒が上昇するので、逆止弁の弁体のずれ・浮きが発生しなくなる。
また、このノズルユニットにおいて、ブローフットとブローボディとの螺合状態と、ブローボディとブローキャップとの螺合状態とが、相互に逆ねじの関係になっている
ブローキャップの回転操作に伴ってブローボディが共回りしてブローフットから緩むことが阻止される。
本発明に係るノズルユニットによれば、逆止弁は、ブローボディの排気側端面に対して逆止弁のコイン形の弁体の裏面外周をリング状に面接触させることができることから、長期にわたって高い止水性を実現することができる。また、逆止弁がブローボディの排気側端面上に載置されているだけなので、メンテナンス時などに容易に取り外して点検・補修・交換することが可能である。
また、本発明に係るノズルユニットによれば、バスタブ内の水圧とブローボディ内の気圧との圧力差により、弁体は中心部の凹部がブローボディ側へ移動するように凹部から変形してブローボディに吸着されることから、リング部の排気側端面に対する密着性が向上し、逆止弁の止水性を一層高めることができる。また、ブローキャップの逆止弁規制片によって弁体の浮き上がりが所定の高さで規制され、突起によって貼りつきが阻止されるので、ブローキャップに大きな気圧が作用して緩みの原因となる恐れはない。
水性が一層向上したノズルユニットをバスタブに用いることができ、給湯開始時またはエアブロー運転時に誤作動なく利用できることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明に係る浴槽装置の第1の実施形態を示す平面図、図2は図1に示す浴槽装置の配管図、図3は本発明に係るノズルユニットの第1の実施形態を示す縦断面図、図4は図3に示すノズルユニットのブローボディを示す図であって、(a)はその斜視図、(b)はその断面図、図5は本発明に係る逆止弁の第1の実施形態を示す図であって、(a)はその平面図、(b)はその正面図(半断面図)、(c)はその底面図、図6は図3に示すノズルユニットのブローキャップを示す図であって、(a)はその平面図、(b)はそのB−B線による断面図、図7(a)はエアブロー運転開始時のフローを示す縦断面図であって、図7(b)はエアブロー運転停止時のフローを示す縦断面図である。
浴槽装置10は、図1および図2に示すように、アクリル樹脂などの合成樹脂からなるバスタブ11と、給湯管18を介してバスタブ11に湯水を供給する給湯装置13と、バスタブ11の床壁11aに取り付けられた複数個のノズルユニット1と、各ノズルユニット1にエアを供給する給気ポンプ14と、各ノズルユニット1と給気ポンプ14とを接続するテトロン(登録商標)製等の給気ホース16と、給気ホース16の途中に取り付けられた電磁式の開閉バルブ17と、給気ポンプ14の駆動および開閉バルブ17の開閉を制御する給気装置19と、操作パネル12と、操作パネル12からの指示に基づいて各種の運転を制御するコントローラ15とを有している。
そして、操作パネル12には、図2に示すように、給湯スイッチ12a、ブロー運転スイッチ12b、運転停止スイッチ12cなどが設けられている。
また、各ノズルユニット1は、図3に示すように、給気ポンプ14から給気ホース16を介して供給されるエアを取り込むブローフット6と、ブローフット6とともにバスタブ11の床壁11aを挟持するブローボディ2と、ブローボディ2に昇降自在に載置される逆止弁3と、逆止弁3の動きを規制するブローキャップ5とから構成されている。
ここで、ブローフット6は、図3に示すように、筒状のフット本体61を有しており、フット本体61の上部中央には、右ねじの雌ねじ部62が形成されている。そして、このブローフット6は、フット本体61の左右両側に給気ホース16が接続された状態となっている。
また、ブローボディ2は、図4に示すように、円筒状のボディ本体21を有しており、ボディ本体21の下部には、右ねじの雄ねじ部22が形成されている。また、ボディ本体21の上部には、リング状のフランジ部23が形成されており、フランジ部23の外周には、左ねじの雄ねじ部26が形成されている。さらに、フランジ部23の排気側端面27には、周囲に複数の孔24aを開口する円環状のストッパ24がリング状に立設されている。また、ボディ本体21の上部中央には、六角レンチ(図示せず)が係合する六角孔25が形成され、これに続いて丸孔25aが連続形成されている。そして、このブローボディ2は、図3に示すように、雄ねじ部22がブローフット6の雌ねじ部62に螺合することにより、ブローフット6とともにバスタブ11の床壁11aを挟持した状態となっている。
また、逆止弁3は、図5に示すように、上部をコイン形とする弁体31を有しており、弁体31には、その裏面中心部に凹部32が形成されている。弁体31の凹部32の外周部には凹部32より肉厚に突出するリング部33が環状に突出される。リング部33は、排気側端面27に面接触して水漏れを有効に防止可能な幅Wを有し、リング端面は平滑面に形成されている。ここで、弁体31の裏面とは、ブローボディ2側の面を意味する。また、弁体31の表面には複数個の突起35が形成されている。突起35はブローキャップ5への貼りつきを防止できるように外周側よりに環状に配置されている。ここで、弁体31の表面とは、ブローキャップ5側の面を意味する。さらに、弁体31の裏面中央には触れ止め棒36が下方に一体突出されている。逆止弁3としては、錆や経年劣化に対応し、給湯時やブロー運転時に止水性に優れた硬さの素材が好ましく、例えば硬度50のEPDM(エチレンプロピレンゴム)が選択される。
そして、上記逆止弁3は、図3に示すように、触れ止め棒36が孔としての六角孔25と丸孔25aとに緩挿されて位置決めされ、ストッパ24の内側に僅かな間隔を介して設置され、そして、リング部33が排気側端面27に環状に面接触して通水経路を遮断することとなる。触れ止め棒36と六角孔25及び丸孔25aとの間には環状間隙37が形成され、環状間隙37を通してバブルが通過可能に構成されている。
さらに、ブローキャップ5は、図6に示すように、球面笠状のキャップ本体51を有しており、キャップ本体51には複数個のエア吹き出し孔52が、円周上に等角度間隔(つまり、60°間隔)で並ぶ形で、それぞれ上下方向に貫通して穿設されている。また、キャップ本体51の内側天頂部には、逆止弁規制片54が下向きに突設されており、キャップ本体51の内周には、左ねじの雌ねじ部53が形成されている。そして、このブローキャップ5は、図3に示すように、雌ねじ部53がブローボディ2の雄ねじ部26に螺合することにより、ブローボディ2および逆止弁3を被覆した状態となっている。
浴槽装置10は以上のような構成を有するので、バスタブ11に給湯(湯張り)を行う際には、バスタブ11が空の状態で、操作パネル12の給湯スイッチ12aを押す。
すると、コントローラ15は、給湯装置13に対して給湯動作を指令する。この指令を受けて給湯装置13は、給湯管18からバスタブ11へ給湯を開始する。その結果、湯水がバスタブ11に供給される。
このとき、ブローキャップ5には複数個のエア吹き出し孔52が貫通して形成されているため、湯水はこれらのエア吹き出し孔52を通過してブローキャップ5の裏側、すなわちブローボディ2側に流れ込むが、ブローボディ2の排気側端面27は逆止弁3のリング部33に覆われて通水経路が遮断されているので、湯水がブローボディ2内にまで流れ込むことはない。しかも、逆止弁3は、バスタブ11内の水圧により、図3に示すように、ブローボディ2に密着しているので、水漏れを確実に防止することができる。
こうしてバスタブ11に給湯が行われたところで、エアブロー運転を行うには、操作パネル12のブロー運転スイッチ12bを押す。
すると、コントローラ15は、給気装置19に対して給気動作を指令する。この指令を受けて給気装置19は、給気ポンプ14を駆動するとともに、開閉バルブ17を開く。その結果、エアは、給気ホース16から複数個のノズルユニット1に順次供給されてゆく。すなわち、エアは触れ止め棒36の下端面に当接してこれを押し上げつつ、環状間隙37を通って弁体31の凹部32を押し上げる。その結果、リング部33と排気側端面27とが離間するので、エアは離間部分から孔24aまたはストッパ24の手前間隙からエア吹き出し孔52を通過して気泡となって湯水中に吹き出しされる。
このとき、逆止弁3は、ブローキャップ5の逆止弁規制片54によって浮き上がりが所定の高さで規制され、突起35によって貼りつきが阻止されるので、ブローキャップ5に大きな気圧が作用して緩みの原因となる恐れはない。
また、エアブロー運転を停止するには、操作パネル12の運転停止スイッチ12cを押す。すると、コントローラ15は、給気装置19に対して給気動作の停止を指令する。この指令を受けて給気装置19は、それまで駆動していた給気ポンプ14を停止する。その結果、逆止弁3は、バスタブ11内の水圧とブローボディ2内の気圧との圧力差により、図7(b)に示すように、中心部がブローボディ側へ移動するように変形してブローボディ2に吸着される。そのため、ブローボディ2に対する逆止弁3の密着性がますます向上する。
このとき、逆止弁3の周囲にはストッパ24が設けられているため、逆止弁3は、水平方向に大きく移動することはなく、止水動作を確実に行うことができる。
また、逆止弁3の外周部にはリング部33の存在によって厚くなっているので、ブローボディ2に対する逆止弁の面接触状態が給気ポンプ14の停止によって悪化する不具合は生じない。
なお、エアブロー運転を停止しても、従来は逆止弁3がブローキャップ5の裏面に貼り付いてしまい、水漏れが発生する恐れがあった。しかし、図5に示すように、弁体31の表面には複数個の突起35が形成されているので、逆止弁3の貼付、ひいては水漏れの発生を防止することが可能となる。ただし、この場合でも、EPDM製の逆止弁3が軽いことから、給湯を開始したときに、湯の注入によって逆止弁3がずれ、結果的に浮き上がった隙間から湯がブローボディ2内に流入する危険性が残っている。ところが、図5に示すように、弁体31の裏面中央には触れ止め棒36が形成され、図3に示すように、この触れ止め棒36がブローボディ2に緩挿しているので、逆止弁3のずれ・浮き、ひいては水漏れの発生を防止することが可能となる。なお、この触れ止め棒36は、ブローボディ2に係入するとともに、エアブロー運転時の通気路を確保できる形状である限り、どのような形状であっても構わない。例えば、図10に示すように、短い触れ止め棒36を採用することもできる。また、逆止弁3のずれ・浮きを他の手段で防止することができる場合は、図11〜図14に示すように、触れ止め棒36を省くことも可能である。
また、メンテナンス時などにノズルユニット1を補修する際には、次の手順による。
まず、ブローキャップ5を取り外す。それには、ブローキャップ5のエア吹き出し孔52に専用の治具(図示せず)を係合させ、ブローキャップ5を右向き(時計方向)に回転させる。すると、ブローキャップ5は、ブローボディ2との螺合状態が解除され、ブローボディ2から取り外される。このとき、ブローフット6とブローボディ2とは右ねじで螺合しているのに対して、ブローボディ2とブローキャップ5とは左ねじで螺合しており、両者は相互に逆ねじの関係になっているので、ブローキャップ5の回転操作に伴ってブローボディ2が共回りしてブローフット6から緩むことを阻止することができる。したがって、ノズルユニット1の取扱いが容易となる。
こうしてブローキャップ5が取り外されると、逆止弁3が現れるので、逆止弁3を取り外す。このとき、逆止弁3はブローボディ2上に載置されているだけなので、従来のボールフロート式のノズルユニット1と異なり、逆止弁3を容易に取り外して点検・補修・交換することができる。
さらに、ブローボディ2を取り外す場合には、ブローボディ2の六角孔25に六角レンチ(図示せず)を係合させ、ブローボディ2を左向き(反時計方向)に回転させる。すると、ブローボディ2は、ブローフット6との螺合状態が解除され、ブローフット6から取り外される。
また、逆止弁3は、EPDM製であるため、金属のように錆びて経年劣化する心配はない。
<ノズルユニットの別の実施形態>
図8は本発明に係るノズルユニットの第2の実施形態のブローボディを示す斜視図、図9は本発明に係るノズルユニットの第3の実施形態のブローボディを示す斜視図である。
上述の実施形態においては、ブローボディ2のフランジ部23には孔24aを有する円環状のストッパ24を立設した場合について説明した。しかし、図8に示すように、複数個の円弧状のストッパ24’を円周上に配設してもよい。或いはまた、図9に示すように、ストッパ24を省いて排気側端面27のみも構わない。
<逆止弁の別の実施形態>
図10は本発明に係る逆止弁の第2の実施形態を示すたて断面図、図11は本発明に係る逆止弁の第3の実施形態を示す断面図である。
図10に示すように、触れ止め棒36’を短く構成し、メンテナンス時の抜き出し作業などを容易におこなうためのものである。触れ止め棒36’は六角孔25に到達長さ寸法とすればよい。
図11は示すように、触れ止め棒を有しない弁体31から成る逆止片3は、ストッパ24に規制されて排気側端面27に設置され、リング部33が環状に密着している。吹き上げ時には突起35によって貼り付けが阻止され、規制片54によって吹き上がりが規制される。
<その他の実施形態>
上述の実施形態においては、EPDM製の弁体31を備えた逆止弁3について説明した。しかし、この弁体31の材質はEPDMに限るわけではなく、EPDM以外の材質(例えば、ニトリルゴム(NBR)、フッ素化ニトリルゴム(HNBR)、フッ素ゴム(FKM)、ブチルゴム(IIR)、クロロプレンゴム(CR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンゴム(SBR)、天然ゴム(NR)など)からなる弁体31を代用しても構わない。
以下、本発明の実施例について説明する。
硬度50、70の2種類のEPDM製の弁体を8個ずつ試作し、給湯時およびブロー運転時の止水性を比較した。その結果、硬度50のEPDM製の弁体は、給湯時、ブロー運転時ともに高い止水性を示した。これに対して硬度70のEPDM製の弁体は、給湯時およびブロー運転時の止水性が若干低下した。
そこで、次に、硬度45、55の2種類のEPDM製の弁体を追加して8個ずつ試作し、給湯時およびブロー運転時の止水性を硬度50のEPDM製の弁体と比較した。その結果、硬度45、55の2種類のEPDM製の弁体はいずれも、給湯時およびブロー運転時の止水性において、硬度50のEPDM製の弁体と有意差は認められなかった。
以上の結果から、硬度が45〜55の範囲内のEPDM製の弁体については、給湯時およびブロー運転時に高い止水性を発現することが実証されたことになる。
本発明は、一般家庭のほか、ホテル、旅館、スポーツクラブ、フィットネスクラブ、健康ランド、エステティックサロン、銭湯、スーパー銭湯、サウナ、ゴルフ場、厚生施設、福祉施設、病院・医院、ペット施設、学校、会社、寮など各種の施設のバスタブで広範に適用することができる。
本発明に係る浴槽装置の第1の実施形態を示す平面図である。 図1に示す浴槽装置の配管図である。 本発明に係るノズルユニットの第1の実施形態を示す縦断面図である。 図3に示すノズルユニットのブローボディを示す図であって、(a)はその斜視図、(b)はその断面図である。 本発明に係る逆止弁の第1の実施形態を示す図であって、(a)はその平面図、(b)はその正面図(半断面図)、(c)はその底面図である。 図3に示すノズルユニットのブローキャップを示す図であって、(a)はその平面図、(b)はそのB−B線による断面図である。 エアブロー開始時のフローを示す縦断面図である。 エアブロー停止時のフローを示す縦断面図である。 本発明に係るノズルユニットの第2の実施形態のブローボディを示す斜視図である。 本発明に係るノズルユニットの第3の実施形態のブローボディを示す斜視図である。 本発明に係る逆止弁の第2の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る逆止弁の第3の実施形態を示す断面図である。 従来のボールフロート式のノズルユニットの一例を示す縦断面図であって、(a)は給湯時の図、(b)はエアブロー運転時の図である。
1……ノズルユニット
2……ブローボディ
21……ボディ本体
22……雄ねじ部
23……フランジ部
24……ストッパ
25……六角孔
26……雄ねじ部
27……排気側端面
3……逆止弁
31……弁体
32……凹部
33……リング部
34……溝
35……突起
36,36’……触れ止め棒
37……環状間隙
5……ブローキャップ
51……キャップ本体
52……エア吹き出し孔
53……雌ねじ部
54……逆止弁規制片
6……ブローフット
61……フット本体
62……雌ねじ部
10……浴槽装置
11……バスタブ
11a……床壁
12……操作パネル
13……給湯装置
14……給気ポンプ
15……コントローラ
16……給気ホース
17……開閉バルブ
18……給湯管
19……給気装置

Claims (1)

  1. ブローボディをバスタブに挿通してブローフットに取り付け、前記ブローボディに逆止弁を設け、前記ブローボディにブローキャップを取り付けたノズルユニットにおいて、
    前記逆止弁は、前記ブローボディの排気側端面に面接触して通水経路を遮断しうるコイン形の弁体を備え、前記弁体の裏面である前記ブローボディ側の面には中心部に凹部が形成されて外周部にリング部が突出され
    前記弁体の表面である前記ブローキャップ側の面に突起が形成されるとともにブローキャップの内側には規制片が突出されることを特徴とするノズルユニット
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