JP4488457B2 - Pneumatic tires for passenger cars - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、略V字状の傾斜溝を有する回転方向指定型のトレッドパターンを備える乗用車用空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、乗用車用空気入りタイヤのトレッドパターンとして、タイヤの要求性能に応じて各種のパターンが存在する。中でも、タイヤ騒音の低減を図りつつ、湿潤路面における排水性と乾燥路面における操縦安定性とを同時に満足するものとして、タイヤ赤道に略対称な傾斜角にてタイヤ赤道付近からトレッド端側へと回転後着側が広がるように夫々延びる複数の傾斜主溝を有する回転方向指定型のトレッドパターンが知られている。そして、このような傾斜主溝によって区分される陸部は傾斜方向に沿って延びた形状となるため(但し、必要によりサイプで区分されている)、周囲の溝によりブロック化された陸部を多数有するいわゆるブロック型パターンとは区別されている。
【0003】
上記のようなトレッドパターンとしては、タイヤ回転時の踏み込み側(先着側)の陸部壁面の踏面法線となす角度をα、蹴り出し側(後着側)の陸部壁面の踏面法線となす角度をβとしたとき(但し、負の角度は陸部壁面が内側に傾斜する場合を示す)、角度αとβが次のような関係を満たすものが知られていた。
【0004】
即ち、特開平8−142613号公報には、略V字状の傾斜溝を有するトレッドパターンにおいて、トゥーアンドヒール摩耗性を改善すべく、α≧β≧0°の関係を満たすものが開示されている。また、特開平10−278515号公報には、略V字状の傾斜溝を有するトレッドパターンにおいて、特にトレッド端部側の陸部の偏摩耗を改善すべく、傾斜溝に沿った陸部の補助溝よりタイヤ赤道側がβ≧α≧0°、かつ補助溝よりトレッド端部側がα≧β≧0°の関係を満たすものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示の技術では、両者共に角度αとβの何れも0°以上としているため、陸部剛性は高くなるものの、溝容積が低下し易くなり、湿潤路面における排水性も不充分となり易く、また、本発明者らの検討によると、ウエット制動性能が十分とは言えず、また偏摩耗の改善効果も十分でないことが判明した。
【0006】
そして、各種のトレッドパターンにおいて、一般的に角度α又はβを負にすることは、排水性の点では有利となっても、陸部剛性を低下させ易くなるため、操縦安定性等の点から望ましくないと考えられていた。
【0007】
なお、特開平8−268009号公報には、いわゆるブロック型パターンにおいて、特に重荷重用タイヤの偏摩耗を改善すべく、α≧0°≧βの関係を満たすと共に、両側の周方向溝に面するブロックの壁面が同様に傾斜した空気入りタイヤが開示されているが、パターンのタイプやタイヤ用途が異なるため、前述のパターンに適用した場合の効果は予測し難いものであった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、タイヤの操縦安定性と排水性を維持しつつ、ウエット制動性能やトゥーアンドヒール摩耗性能を改善することができる乗用車用空気入りタイヤを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成すべく、特定のトレッドパターンにおける陸部の側壁の傾斜角度について鋭意研究したところ、上記角度αとβが5°≦α≦25°かつ−20°≦β≦0°の関係を満たすことにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明は、回転方向指定を有するトレッド面に、タイヤ赤道に略対称な傾斜角にてタイヤ赤道付近からトレッド端側へと回転後着側が広がるように夫々延びる複数の傾斜主溝と、その傾斜主溝に連通してタイヤ周方向に延びる1〜4本の周方向溝とを有する乗用車用空気入りタイヤであって、前記傾斜主溝によって区分される陸部の回転先着側壁面と踏面法線となす角度をα、回転後着側壁面と踏面法線となす角度をβとしたとき、5°≦α≦25°かつ−20°≦β≦0°(但し、負の角度は陸部壁面が内側に傾斜する場合を示す)の関係を満たし、前記傾斜主溝は、ショルダー開始位置付近を境にして接地端までの間で溝幅を狭くし、その溝幅の狭い部分では、溝幅の広い部分よりも角度α,βが小さく、5°≦α≦10°かつ−5°≦β≦0°を満たすことを特徴とする。ここで、周方向溝とは、1ピッチ分の溝をタイヤ周方向に投影したときに、溝表面が重ならずに透過して投影される(シースルー)溝を指す。
【0011】
上記において、前記周方向溝は前記傾斜主溝のタイヤ赤道側端部に連通する1本又は2本の溝であって、その溝深さの最深部が前記傾斜主溝の溝深さの50〜85%である浅溝部を有し、その浅溝部を前記周方向溝によって区分される両陸部の間の略全体に少なくとも設けてあることが好ましい。
【0012】
また、前記周方向溝は前記傾斜主溝のタイヤ赤道側端部に連通する1本又は2本の溝であって、その溝幅が4mmからタイヤ接地幅の15%までの範囲であり、その溝深さの最深部が前記傾斜主溝の溝深さの50〜85%である浅溝部と前記傾斜主溝のタイヤ赤道側端部から同じ溝深さで延びた深溝部とを有するものであることが好ましい。
【0013】
[作用効果]
本発明によると、実施例の結果が示すように、タイヤの操縦安定性と排水性を維持しつつ、ウエット制動性能やトゥーアンドヒール摩耗性能を改善することができる乗用車用空気入りタイヤを提供することができる。つまり、角度αを大きくした分、角度βを小さく(負に)することで、排水性と陸部剛性を維持しながら、陸部を回転後着側に倒すような形状にすることで、先着側(α)の剛性を高めることにより、ウエット制動性能やトゥーアンドヒール摩耗性能を改善することができる。 また、前記周方向溝は前記傾斜主溝のタイヤ赤道側端部に連通する1本又は2本の溝であって、その溝深さの最深部が前記傾斜主溝の溝深さの50〜85%である浅溝部を有し、その浅溝部を前記周方向溝によって区分される両陸部の間の略全体に少なくとも設けてある場合、周方向溝の浅溝部が陸部間に介在するため、陸部の横剛性が高められて操縦安定性がより良好になり、しかも浅溝部が適切な溝深さのため、排水性能や騒音防止性能も良好になる。
【0014】
前記周方向溝は前記傾斜主溝のタイヤ赤道側端部に連通する1本又は2本の溝であって、その溝幅が4mmからタイヤ接地幅の15%までの範囲であり、その溝深さの最深部が前記傾斜主溝の溝深さの50〜85%である浅溝部と前記傾斜主溝のタイヤ赤道側端部から同じ溝深さで延びた深溝部とを有するものである場合、上記に加えて、周方向溝の溝幅が適切であり、また浅溝部を有するため、操縦安定性、排水性能、騒音防止性能などをより良好にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の乗用車用空気入りタイヤの一例のトレッドパターンの概略展開図を示すものである。
【0016】
本発明の乗用車用空気入りタイヤは、矢印Rがタイヤの正回転方向を示すような、回転方向指定を有するトレッド面1を備える。トレッド面1には、図1に示すように、タイヤ赤道EQに略対称な傾斜角にてタイヤ赤道EQ付近からトレッド端側へと回転後着側が広がるように夫々延びる複数の傾斜主溝2,3と、その傾斜主溝2,3に連通してタイヤ周方向に延びる1〜4本の周方向溝6,7とを有する。本実施形態では、図1に示すように、周方向溝6、7が傾斜主溝2,3のタイヤ赤道側端部に連通する2本の溝であって、浅溝部6a,7aと深溝部6b,7bとを有する場合の例を示す。
【0017】
傾斜主溝2,3は、その中心線の接線方向が、トレッド端側へと延びるにしたがって徐々に傾斜角(タイヤ赤道EQに対する角度)が大きくなるように湾曲している。そして、傾斜主溝2,3は、ショルダー開始位置SI付近を境に一旦その幅を狭くしたのち、接地端5まで略同じ幅で延び、接地端5の外側で幅を広げている。なお、ショルダー開始位置SIは、接地幅の約65%の位置に相当するが、接地幅の50〜80%の位置の範囲で変更可能である。
【0018】
周方向溝6、7の浅溝部6a,7aの溝深さの最深部は、傾斜主溝2,3の溝深さの50〜85%が好ましい。深溝部6b,7bは、傾斜主溝2,3のタイヤ赤道側端部から同じ溝深さで延びた状態となっており、浅溝部6a,7aは、周方向溝6,7によって区分される両陸部の間の略全体に設けられている。浅溝部6a,7aの溝幅は4mmからタイヤ接地幅の15%までの範囲が好ましい。
【0019】
周方向溝6、7は完全な直線溝ではなく、傾斜主溝2,3のタイヤ赤道側端部から延長された湾曲溝部(浅溝部6a,7aに相当)を有し、湾曲溝部はタイヤ赤道側に凸状に湾曲した中心線を有する。また、湾曲溝部の幅は一定幅ではなく、回転先着側で幅が若干広がっている。2本の周方向溝6、7の間には周方向陸部L2が存在する。
【0020】
傾斜主溝2,3によって区分される斜め陸部L1は、2本の傾斜主溝2又は2本の傾斜主溝3に沿ってトレッド端側へと徐々に幅を広げながら延びている。斜め陸部L1の中央付近には、ショルダー開始位置SIの若干内側からトレッド端付近まで延びる傾斜補助溝10が形成されている。この傾斜補助溝10は傾斜主溝2,3より平均溝幅が細く、溝深さは傾斜主溝より浅い。また、斜め陸部L1はショルダー開始位置SIの付近に設けられたサイプ4によって区分されている。
【0021】
本発明の乗用車用空気入りタイヤは、上記のようなトレッドパターンにおいて、図2に示すように、傾斜主溝2によって区分される陸部L1の回転先着側壁面Sαと踏面法線となす角度をα、回転後着側壁面Sβと踏面法線となす角度をβとしたとき、5°≦α≦25°かつ−20°≦β≦0°(但し、負の角度は陸部壁面が内側に傾斜する場合を示す)の関係を満たすことを特徴とする。なお、図2は図1のI−I断面を示しており、矢印R’は、タイヤ回転方向をI−I断面に投影した方向を示す。
【0022】
上記のトレッドパターンに限らず、角度αが5°未満では、陸部剛性が小さくなり過ぎ、制動時に陸部の倒れこみが大きくなり、接地面積が少なくなるので制動力が低下し、トゥーアンドヒール摩耗性能が悪化する。逆に角度αが25°を超えると、溝容積の低下により、排水性が低下する。
【0023】
また、上記のトレッドパターンに限らず、角度βが−20°未満では、タイヤの加硫成型時に金型溝突起部がトレッドゴムに引っ掛かり、タイヤを加硫機から外すのが困難になる。逆に角度βが0°を超えると、溝容積の低下により、排水性が低下し、制動時の陸部剛性が大きくなり過ぎ、トゥーアンドヒール摩耗性能が悪化する。
【0024】
図1に示すトレッドパターンにおいては、特にショルダー開始位置SIの内側と外側とで上記の角度αとβを変えるのが好ましい。即ち、溝幅の広いショルダー開始位置SIの内側では、5°≦α≦25°かつ−20°≦β≦0°とし、溝幅の狭いショルダー開始位置SIと接地端の間の領域では、5°≦α≦10°かつ−5°≦β≦0°とするのが好ましい。
【0025】
このように、ショルダー開始位置SIと接地端の間の領域で角度α,βをより小さくすることにより、溝容積を確保し排水性をより改善することができる。
【0026】
本発明の乗用車用空気入りタイヤは、以上のようなトレッド面1を有するものであるが、他の部分は従来のタイヤと同様であり、トレッド面1の形成も従来タイヤの成型方法に準じて行うことができる。
【0027】
[他の実施形態]
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。本発明は図1に示すトレッドパターンに限らず、図3〜図5に示すようなトレッドパターンに適用可能である。
【0028】
(1)図3に示すトレッドパターン
図3に示すトレッドパターンでは、2本の直線状の周方向溝6、7がショルダー開始位置SIの付近に形成されており、傾斜主溝2,3と交差している。周方向溝6、7の交差した部分は、傾斜主溝2,3と同じ深さの深溝部6b,7bとなっており、他の部分は前述のような浅溝部6a,7aとなっている。
【0029】
傾斜主溝2,3は、その中心線の方向が、トレッド端側へと延びるにしたがって段階的に傾斜角(タイヤ赤道EQに対する角度)が大きくなるように屈曲している。傾斜主溝2,3と周方向溝6、7は、ショルダー陸部8、9を区画して形成しており、ショルダー陸部8、9は周方向溝6、7より深い横溝11によってさらに分割されている。また、周方向溝6、7の間には中央陸部L3が形成されており、部分的に傾斜主溝2,3で区分されている。
【0030】
(2)図4に示すトレッドパターン
図4に示すトレッドパターンでは、更にタイヤ赤道EQ付近の両側にタイヤ周方向に延びる2本の周方向溝12、13を形成した以外は、図3に示すものと同様である。周方向溝12、13は、周方向溝6、7より溝幅が狭く形成されておいる。周方向溝12、13の傾斜主溝2,3と交差した部分は、傾斜主溝2,3と同じ深さの深溝部12b,13bとなっており、他の部分は前述のような浅溝部12a,13aとなっている。
【0031】
周方向溝6と周方向溝12の間にはメディエイト陸部L5が形成されており、周方向溝7と周方向溝13の間にはメディエイト陸部L6が形成されている。また、周方向溝12、13の間には中央陸部L3が形成されており、部分的に傾斜主溝2,3で区分されている。
【0032】
(3)図5に示すトレッドパターン
図5に示すトレッドパターンでは、タイヤ赤道EQ付近にタイヤ周方向に延びる周方向溝16が更に1本形成されており、またタイヤ赤道EQに対称な略V字状の傾斜主溝17が、タイヤ赤道EQ付近からそれぞれ両トレッド端側へと延びるにしたがって段階的に傾斜角(タイヤ赤道EQに対する角度)が大きくなるように屈曲している。それ以外は図3に示すトレッドパターンと同様である。周方向溝16の傾斜主溝17と交差した部分は、傾斜主溝17と同じ深さの深溝部16bとなっており、他の部分は前述のような浅溝部16aとなっている。
【0033】
周方向溝6と周方向溝16の間にはメディエイト陸部L7が形成されており、周方向溝7と周方向溝16の間にはメディエイト陸部L8が形成されており、複数の傾斜主溝17で区分されている。
【0034】
(4)他のトレッドパターン
図1に示すトレッドパターンにおける2本の周方向溝6,7を直線状の周方向溝としてもよく、また、2本の周方向溝6,7の代わりに、図5に示すトレッドパターンにおけるタイヤ赤道EQ付近の1本の周方向溝16を形成してもよい。また、図5に示すトレッドパターンにおける周方向溝6,7を省略してもよい。
【0035】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
【0036】
図1のトレッドパターンを有するタイヤサイズ215/45ZR17のタイヤとして、表1に示すような実施例、比較例、及び従来例の各タイヤを試作し、試験リム17×7−JJに装着して空気圧を220KPaとし、下記の如きドライ操縦安定性、耐ハイドロプレーニング性能、ウエット制動距離性能、偏摩耗性能の各性能評価試験を行った。
【0037】
〔ドライ操縦安定性〕
タイヤを実車に装着し、1名乗車の荷重条件にて、ドライ路面を各種走行モードで走行したときのドライバーによるフィーリングで評価した。なお、評価は従来例を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
【0038】
〔耐ハイドロプレーニング性能〕
タイヤを実車に装着し、1名乗車の荷重条件にて、水深8mmのウエット路面を走行したときのハイドロプレーニングの発生速度及びドライバーによるフィーリングで評価した。なお、評価は従来例を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
【0039】
〔ウエット制動距離性能〕
タイヤを実車に装着し、1名乗車の荷重条件にて、水深1mmのウエット路面を初速90km/hで制動力をかけたときの停止までに要する距離を計測評価した。なお、評価は従来例を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
【0040】
〔偏摩耗性能〕
タイヤを実車に装着し、1名乗車の荷重条件で走行し、平均摩耗量が50%に達したときのトゥーアンドヒール比(踏み込み部摩耗量/蹴り出し部摩耗量)を測定した。なお、評価は従来例を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
【0041】
以上の結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
表1の結果が示すように、実施例のタイヤでは、ドライ操縦安定性、耐ハイドロプレーニング性能を損なうことなく、ウエット制動距離性能と偏摩耗性能を改善することができる。これに対して、先着側壁面の角αが5°未満の比較例1では、ドライ操縦安定性、ウエット制動距離性能、偏摩耗性能が低下し、また、先着側壁面の角αが25°を超える比較例2では、耐ハイドロプレーニング性能が低下した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗用車用空気入りタイヤの一例のトレッドパターンを示す概略展開図
【図2】図1のI−I断面を示す要部断面図
【図3】乗用車用空気入りタイヤの他のトレッドパターンを示す概略展開図
【図4】乗用車用空気入りタイヤの他のトレッドパターンを示す概略展開図
【図5】乗用車用空気入りタイヤの他のトレッドパターンを示す概略展開図
【符号の説明】
1 トレッド面
2 傾斜主溝
3 傾斜主溝
6 周方向溝
7 周方向溝
L1〜8 陸部
EQ タイヤ赤道
α 回転先着側壁面と踏面法線となす角度
β 回転後着側壁面と踏面法線となす角度
Sα 回転先着側壁面
Sβ 回転後着側壁面
R タイヤの正回転方向[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pneumatic tire for a passenger car provided with a tread pattern of a rotation direction designation type having a substantially V-shaped inclined groove.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a tread pattern of a pneumatic tire for passenger cars, various patterns exist according to the required performance of the tire. In particular, while reducing the tire noise, it is possible to rotate from the vicinity of the tire equator to the tread edge at an inclination angle substantially symmetrical to the tire equator, as it satisfies both drainage on wet road surfaces and steering stability on dry road surfaces. There is known a tread pattern of a rotation direction designation type having a plurality of inclined main grooves extending so as to spread the rear arrival side. And since the land part divided by such an inclination main groove becomes the shape extended along the inclination direction (however, it is divided by sipe if necessary), the land part blocked by the surrounding groove is It is distinguished from so-called block type patterns having a large number.
[0003]
For the tread pattern as described above, the angle between the tread surface normal of the stepping side (first arrival side) and the tread surface normal of the land side wall on the kicking side (rear arrival side) When the angle formed is β (however, a negative angle indicates that the land wall surface is inclined inward), it is known that the angles α and β satisfy the following relationship.
[0004]
That is, JP-A-8-142613 discloses a tread pattern having a substantially V-shaped inclined groove that satisfies the relationship of α ≧ β ≧ 0 ° in order to improve toe-and-heel wearability. Yes. Japanese Patent Laid-Open No. 10-278515 discloses a tread pattern having a substantially V-shaped inclined groove, and in particular, assists the land portion along the inclined groove in order to improve uneven wear of the land portion on the tread end side. A tire that satisfies the relationship of β ≧ α ≧ 0 ° on the tire equator side from the groove and α ≧ β ≧ 0 ° on the tread end side from the auxiliary groove is disclosed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the technique disclosed in the above publication, since both angles α and β are both 0 ° or more, the rigidity of the land portion is increased, but the groove volume tends to decrease, and the drainage on the wet road surface is insufficient. Further, according to the study by the present inventors, it has been found that the wet braking performance is not sufficient and the effect of improving the uneven wear is not sufficient.
[0006]
In various tread patterns, in general, making the angle α or β negative is advantageous in terms of drainage, but it is easy to reduce the rigidity of the land portion. It was considered undesirable.
[0007]
Japanese Patent Laid-Open No. 8-268809 discloses a so-called block-type pattern that satisfies the relationship of α ≧ 0 ° ≧ β and faces the circumferential grooves on both sides in order to improve uneven wear of heavy duty tires in particular. Although a pneumatic tire in which the wall surface of the block is similarly inclined is disclosed, since the pattern type and the tire application are different, the effect when applied to the above-mentioned pattern is difficult to predict.
[0008]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a pneumatic tire for a passenger car that can improve wet braking performance and toe-and-heel wear performance while maintaining tire handling stability and drainage.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present inventors have conducted intensive research on the inclination angle of the side wall of the land portion in a specific tread pattern. As a result, the angles α and β are 5 ° ≦ α ≦ 25 ° and −20 ° ≦ β. The inventors have found that the above object can be achieved by satisfying the relation of ≦ 0 °, and have completed the present invention.
[0010]
That is, the present invention has a plurality of inclined main grooves extending on the tread surface having a rotation direction designation so that the arrival side after rotation extends from the vicinity of the tire equator to the tread end side at an inclination angle substantially symmetrical to the tire equator, A pneumatic tire for a passenger car having 1 to 4 circumferential grooves that communicate with the inclined main groove and extend in the tire circumferential direction, and a rotation first landing side wall surface and a tread surface of a land portion divided by the inclined
[0011]
In the above, the circumferential groove is one or two grooves communicating with the tire equator side end portion of the inclined main groove, and the deepest portion of the groove depth is 50 of the groove depth of the inclined main groove. It is preferable to have a shallow groove portion that is ˜85%, and that the shallow groove portion is provided at least over substantially the entire land between the land portions separated by the circumferential groove.
[0012]
The circumferential groove is one or two grooves communicating with the tire equator side end of the inclined main groove, and the groove width ranges from 4 mm to 15% of the tire ground contact width. The deepest portion of the groove depth has a shallow groove portion that is 50 to 85% of the groove depth of the inclined main groove and a deep groove portion that extends from the tire equator side end portion of the inclined main groove at the same groove depth. Preferably there is.
[0013]
[Function and effect]
According to the present invention, as shown in the results of the examples, a pneumatic tire for a passenger car is provided that can improve wet braking performance and toe-and-heel wear performance while maintaining tire handling stability and drainage performance. be able to. In other words, by increasing the angle α, the angle β is decreased (negatively), so that the land portion is tilted to the arrival side after rotation while maintaining drainage and land portion rigidity. By increasing the rigidity of the side (α), wet braking performance and toe-and-heel wear performance can be improved. The circumferential groove is one or two grooves communicating with the tire equator side end portion of the inclined main groove, and the deepest portion of the groove depth is 50 to 50 of the groove depth of the inclined main groove. When having a shallow groove portion that is 85%, and the shallow groove portion is provided at least substantially between the land portions separated by the circumferential groove, the shallow groove portion of the circumferential groove is interposed between the land portions. For this reason, the lateral rigidity of the land portion is increased, the steering stability is improved, and the shallow groove portion has an appropriate groove depth, so that drainage performance and noise prevention performance are also improved.
[0014]
The circumferential groove is one or two grooves communicating with the end of the inclined main groove on the tire equator side, and the groove width ranges from 4 mm to 15% of the tire ground contact width. When the deepest portion of the groove has a shallow groove portion that is 50 to 85% of the groove depth of the inclined main groove and a deep groove portion that extends at the same groove depth from the tire equator side end portion of the inclined main groove. In addition to the above, since the groove width of the circumferential groove is appropriate and the shallow groove portion is provided, steering stability, drainage performance, noise prevention performance, and the like can be further improved.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic development view of a tread pattern of an example of a pneumatic tire for passenger cars of the present invention.
[0016]
The pneumatic tire for passenger cars of the present invention includes a
[0017]
The inclined
[0018]
The deepest portion of the
[0019]
The
[0020]
The oblique land portion L1 divided by the inclined
[0021]
The pneumatic tire for a passenger car of the present invention has an angle formed between the rotation first landing side wall surface Sα of the land portion L1 divided by the inclined
[0022]
Not limited to the above tread pattern, if the angle α is less than 5 °, the rigidity of the land portion becomes too small, the collapse of the land portion becomes large at the time of braking, and the ground contact area is reduced, so the braking force is reduced and the toe and heel Wear performance deteriorates. On the other hand, if the angle α exceeds 25 °, the drainage performance decreases due to the decrease in the groove volume.
[0023]
In addition to the above tread pattern, if the angle β is less than −20 °, the mold groove protrusion is caught by the tread rubber at the time of vulcanization molding of the tire, and it becomes difficult to remove the tire from the vulcanizer. On the other hand, when the angle β exceeds 0 °, the drainage performance decreases due to the decrease in the groove volume, the land portion rigidity at the time of braking becomes too large, and the to-and-heel wear performance deteriorates.
[0024]
In the tread pattern shown in FIG. 1, it is preferable to change the angles α and β between the inside and outside of the shoulder start position SI. That is, 5 ° ≦ α ≦ 25 ° and −20 ° ≦ β ≦ 0 ° inside the shoulder start position SI having a wide groove width, and 5 ° in the region between the shoulder start position SI having a narrow groove width and the ground contact edge. It is preferable that ° ≦ α ≦ 10 ° and −5 ° ≦ β ≦ 0 °.
[0025]
Thus, by making the angles α and β smaller in the region between the shoulder start position SI and the ground contact end, the groove volume can be ensured and the drainage can be further improved.
[0026]
The pneumatic tire for passenger cars of the present invention has the
[0027]
[Other Embodiments]
Hereinafter, other embodiments of the present invention will be described. The present invention is not limited to the tread pattern shown in FIG. 1 but can be applied to tread patterns as shown in FIGS.
[0028]
(1) Tread pattern shown in FIG. 3 In the tread pattern shown in FIG. 3, two linear
[0029]
The inclined
[0030]
(2) Tread pattern shown in FIG. 4 The tread pattern shown in FIG. 4 is the same as that shown in FIG. 3 except that two
[0031]
A mediate land portion L5 is formed between the
[0032]
(3) Tread pattern shown in FIG. 5 In the tread pattern shown in FIG. 5, one more
[0033]
A mediate land portion L7 is formed between the
[0034]
(4) Other Tread Patterns The two
[0035]
【Example】
Examples and the like specifically showing the configuration and effects of the present invention will be described below.
[0036]
As tires of the tire size 215 / 45ZR17 having the tread pattern of FIG. 1, tires of Examples, Comparative Examples, and Conventional Examples as shown in Table 1 are prototyped, mounted on a
[0037]
[Dry handling stability]
The tires were mounted on a real vehicle and evaluated by the driver's feelings when driving on dry roads in various driving modes under the load conditions of one passenger. In addition, evaluation is shown by an index display when the conventional example is set to 100, and a larger value indicates a better result.
[0038]
[Hydroplaning resistance]
The tire was mounted on a real vehicle, and the hydroplaning generation speed and the driver's feeling when traveling on a wet road surface with a water depth of 8 mm under the load condition of one passenger were evaluated. In addition, evaluation is shown by an index display when the conventional example is set to 100, and a larger value indicates a better result.
[0039]
[Wet braking distance performance]
A tire was mounted on an actual vehicle, and the distance required to stop when a braking force was applied to a wet road surface with a depth of 1 mm at an initial speed of 90 km / h under the load condition of one passenger was measured and evaluated. In addition, evaluation is shown by an index display when the conventional example is set to 100, and a larger value indicates a better result.
[0040]
[Uneven wear performance]
The tire was mounted on a real vehicle, and the vehicle was run under the load condition of one passenger, and the to-and-heel ratio (depressed portion wear amount / kick-out portion wear amount) when the average wear amount reached 50% was measured. In addition, evaluation is shown by an index display when the conventional example is set to 100, and a larger value indicates a better result.
[0041]
The results are shown in Table 1.
[0042]
[Table 1]
As shown in the results of Table 1, in the tire of the example, the wet braking distance performance and the uneven wear performance can be improved without impairing the dry steering stability and the hydroplaning performance. On the other hand, in Comparative Example 1 in which the angle α of the first sidewall surface is less than 5 °, the dry steering stability, the wet braking distance performance, and the uneven wear performance are degraded, and the angle α of the first sidewall surface is 25 °. In the comparative example 2 which exceeds, the hydroplaning performance declined.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic development view showing a tread pattern of an example of a pneumatic tire for passenger cars of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part showing a II cross section of FIG. FIG. 4 is a schematic development view showing another tread pattern of a pneumatic tire for passenger cars. FIG. 5 is a schematic development view showing other tread patterns of a pneumatic tire for passenger cars. ]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記傾斜主溝によって区分される陸部の回転先着側壁面と踏面法線となす角度をα、回転後着側壁面と踏面法線となす角度をβとしたとき、5°≦α≦25°かつ−20°≦β≦0°(但し、負の角度は陸部壁面が内側に傾斜する場合を示す)の関係を満たし、
前記傾斜主溝は、ショルダー開始位置付近を境にして接地端までの間で溝幅を狭くし、その溝幅の狭い部分では、溝幅の広い部分よりも角度α,βが小さく、5°≦α≦10°かつ−5°≦β≦0°を満たす乗用車用空気入りタイヤ。A plurality of inclined main grooves extending on the tread surface having a rotation direction designation so as to spread the arrival side after rotation from the vicinity of the tire equator to the tread end side at an inclination angle substantially symmetrical to the tire equator, and communicated with the inclined main grooves A pneumatic tire for a passenger car having 1 to 4 circumferential grooves extending in the tire circumferential direction,
5 ° ≦ α ≦ 25 °, where α is an angle between the rotation first landing side wall surface and the tread normal line of the land portion divided by the inclined main groove, and β is an angle between the rotation first landing wall surface and the tread normal line. and -20 ° ≦ β ≦ 0 ° (provided that the negative angle are shown when the land portion wall inclined inwardly) meets the relationship,
The inclined main groove has a narrower groove width between the vicinity of the shoulder start position and the ground contact end, and the angle α and β are smaller at the narrow groove portion than the wide groove portion at 5 °. A pneumatic tire for passenger cars that satisfies ≦ α ≦ 10 ° and −5 ° ≦ β ≦ 0 ° .
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