JP4487992B2 - Ptc素子および電池保護システム - Google Patents
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Description
所定の温度領域において温度上昇に伴い抵抗値が増加する素子本体と、
前記素子本体の表裏面に接合された一対の第1および第2電極板と、
前記第1および第2電極板で覆われていない前記素子本体の露出部を覆う保護膜と、を有するPTC素子であって、
前記第1電極板が、前記第1電極板と前記素子本体とが直接接触している素子接合面と、前記素子接合面の延長面上に前記第1電極板と前記素子本体とが接合されていない素子非接合面と、を有し、
前記素子非接合面は、前記素子本体を挟んで互いに対向して形成され、前記保護膜を受ける保護膜受面を有している。
上記のいずれかに記載のPTC素子と、
前記PTC素子の第1電極板に電気的に接続される電池と、
前記PTC素子の第2電極板に電気的に接続される保護回路とを有する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るPTC素子の使用状態を示す要部断面図、
図2(A)は、図1に示すポリマーPTC素子の平面図、図2(B)は、図1に示すポリマーPTC素子の断面図、
図3(A)は、本発明の第1実施形態に係るポリマーPTC素子に接合された第1電極板(クラッド板)における素子接合面に形成された凹凸(節瘤)を、第1電極板表面に対して垂直上方から観察した電子顕微鏡写真、
図3(B)は、本発明の第1実施形態に係るポリマーPTC素子に接合された第1電極板(クラッド板)における素子接合面に形成された凹凸(節瘤)を、第1電極板表面に対して水平方向から観察した電子顕微鏡写真、
図4(A)は、本発明の第2実施形態に係るポリマーPTC素子の第1電極板(クラッド板)における凸部位置決め部を示す要部断面図、
図4(B)は、本発明の第2実施形態に係るポリマーPTC素子の第1電極板(クラッド板)における凹部位置決め部を示す要部断面図、
図5は、本発明の第3実施形態に係るポリマーPTC素子の第1電極板(クラッド板)における、保護膜形成用のコーティング材を保持する凹部を示す要部断面図、
図6は、本発明の第4実施形態に係るポリマーPTC素子の要部断面図、
図7は、本発明の他の実施形態に係るポリマーPTC素子の平面図である。
ポリマーPTC素子の全体構成
まず、本発明に係るPTC素子の一実施形態として、携帯電話などの携帯機器の電源として用いられる2次電池セルを保護するためのポリマーPTC素子について説明する。
以下では、まず、ポリマーPTC素子の全体構成について説明する。
ポリマーPTC素子2の製造方法
(素子本体4)
素子本体4は、通常、主成分である重合体(熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等の高分子化合物)および導電性粒子を含む樹脂組成物(導電性ポリマー)から構成される。なお、素子本体4は、重合体として、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との両方を含んでもよい。
(第1電極板10および第2電極板12の形成および熱圧着)
(保護膜3の形成)
このようにして、図2に示すように、本実施形態に係るポリマーPTC素子2が完成する。
ポリマーPTC素子2の組み付け方法
たとえば、図4(A)、図4(B)に示すように、本発明では、第1電極板10(クラッド板)における素子本体4の接合位置を固定するための位置決め部を有してもよい。以下では、第2実施形態と第1実施形態との相違点について述べ、両者の共通事項に関する説明は省略する。
たとえば、図5に示すように、本発明では、保護膜3形成用のコーティング材を保持するための凹部を有してもよい。すなわち、その凹部が保護膜受面としての機能を有していてもよい。また、第2実施形態における位置決め用の凹部または凸部の形成と、本実施形態とを組み合わせてもよい。以下では、第3実施形態と第1実施形態との相違点について述べ、両者の共通事項に関する説明は省略する。
たとえば、図6に示すように、第1電極板10(クラッド板)に保護膜受面102が形成されているだけではなく、さらに、素子本体4の第2面8と、第2電極板12とが直接接触している素子接合面61から外方に飛び出している素子本体突出部63を有していてもよい。このようにすることで、上述した実施形態における効果に加え、第2電極板12へのコーティング材の回り込みを防止することができる。以下では、第4実施形態と第1実施形態との相違点について述べ、両者の共通事項に関する説明は省略する。
また、素子本体4を円柱状とすることで、第1電極板10および第2電極板12として図7に示す形状を採用することができる。この場合、保護膜受面102は、好ましくは、幅がR1のドーナツ状となる。このような構成とした場合であっても、上述の実施形態で述べた構成、あるいは、それらを組み合わせた構成を適用することができる。
3… 保護膜
4… 素子本体
6… 第1面
8… 第2面
10… 第1電極板
100… 素子接合面
101… 素子非接合面
102… 保護膜受面
103… 端子接合部
12… 第2電極板
120… 素子接合面
13… 凹凸
16… 端子板
20… ニッケル層
22… アルミニウム層
30… 保護回路
32… 2次電池セル
34… 電極端子
Claims (13)
- 所定の温度領域において温度上昇に伴い抵抗値が増加する素子本体と、
前記素子本体の表裏面に接合された一対の第1および第2電極板と、
前記第1および第2電極板で覆われていない前記素子本体の露出部を覆う保護膜と、を有するPTC素子であって、
前記第1電極板が、前記第1電極板と前記素子本体とが直接接触している第1素子接合面と、前記第1素子接合面の延長面上に前記第1電極板と前記素子本体とが接合されていない第1素子非接合面と、を有し、
前記第1素子非接合面は、前記素子本体を挟んで互いに対向して形成され、前記保護膜を受ける保護膜受面を有し、
前記第2電極板の面積が、前記第2電極板と前記素子本体とが直接接触している第2素子接合面の面積と同じであることを特徴とするPTC素子。 - 前記第2電極板の外周長さが、前記第1電極板の外周長さよりも小さい請求項1に記載のPTC素子。
- 前記素子本体が、前記第2素子接合面から外側に突出している素子本体突出部を有している請求項1または2に記載のPTC素子。
- 前記素子本体が、正の温度係数を持つ導電性ポリマーである請求項1〜3のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記保護膜受面が、前記第1素子接合面の全外周に形成してある請求項1〜4のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記第1電極板における前記第1素子非接合面が、さらに、他の端子との接合部を有している請求項1〜5のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記第1電極板が、二種類以上の材質の板材が積層してあるクラッド板からなる請求項1〜6のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記素子本体が、前記第1電極板の長手方向の一方の端部側に配置されている請求項1〜7のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記第1電極板における前記第1素子接合面には凹凸が形成してあり、前記凹凸が、前記第1素子接合面から前記第1素子接合面の外周部にまで連続して形成されている請求項1〜8のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記第1電極板の表面に、前記保護膜形成用のコーティング材を保持できるように凹部が形成されている請求項1〜9のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記第1電極板の表面に、前記素子本体の位置決め用の凹部または凸部が形成されている請求項1〜10のいずれかに記載のPTC素子。
- 前記素子本体の表裏面には、金属箔が積層してあり、各金属箔に対して、前記第1および第2電極板が接合してある請求項1〜11のいずれかに記載のPTC素子。
- 請求項1〜12のいずれかに記載のPTC素子と、
前記PTC素子の第1電極板に電気的に接続される電池と、
前記PTC素子の第2電極板に電気的に接続される保護回路とを有する電池保護システム。
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