JP4487533B2 - エジェクタ装置およびそれを用いた燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、主流体をノズル部から噴出させる際のエネルギー交換作用によって副流体を吸引するエジェクタ装置に関するものであり、特に、燃料電池を有する燃料電池システムに用いるエジェクタ装置として好適なものである。
燃料電池の燃料利用率と発電効率の低下防止のため、燃料電池の燃料極から排出されるオフガスをポンプ装置により吸引し、供給燃料に混合して燃料電池に再循環させる燃料電池システムが知られている。オフガスを再循環させるためのポンプ装置には、例えば特許文献1に示されるように、供給燃料の流体エネルギーを利用して省動力化を図ることができるため、エジェクタノズルを備えるエジェクタポンプ(エジェクタ装置)が主に用いられている。
しかし、このような燃料電池システムにおいて、高圧水素タンクからの主供給水素は、高圧水素タンクから放出された時の気体膨張により温度が下がり、この低温の主供給水素がエジェクタポンプを通ることとなるため、エジェクタポンプ内の露点が上がらず、主供給水素に対する加湿量が低下して、その結果、燃料電池の発電性能が低下するおそれがある。
また、高温で水分を含むオフガスがエジェクタポンプに吸引されることとなり、主供給水素とオフガスとの温度差により、混合した部位でオフガスの水蒸気が凝縮して水滴になってしまい、低温時には水滴が凍結して水素供給流路を閉塞し、発電の妨げとなるおそれがある。あるいは、可動部の作動不良となり、必要な水素供給ができないといったおそれがある。
このような課題に対して特許文献1では、オフガスが通るオフガス通路に凝縮器を設け、その凝縮器の冷却手段として水素供給通路の一部を利用することにより、循環再利用するオフガス中の水分を凝縮させて除去すると同時に、高圧水素タンクから供給される主供給水素を暖めて保湿量を確保するというものである。
特開2002−313376号公報
しかしながら、上記特許文献1の燃料電池システムにおいては、主供給水素とオフガスとを熱交換させる熱交換器(凝縮器)が必要となり、特に燃料電池を用いた車両などでは搭載性が損なわれるという問題点がある。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、極力簡素な構造で主供給水素を暖めて保湿量を確保することのできるエジェクタ装置およびそれを用いた燃料電池システムを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、水素供給装置(31)から燃料電池(10)へ水素を供給する際のエネルギーによって、水分と未反応水素とを含んで燃料電池(10)から排出されるオフガスを吸引し、該オフガスと水素とを混合した状態にて該混合ガスを燃料電池(10)に供給するエジェクタ装置であって、
燃料電池(10)における化学反応による熱が伝熱されるノズル部本体(511)と、ノズル部本体(511)に形成されて主流体である水素が導入される主流取り込み流路(5114)と、主流体を噴出させるノズル部(5113)と、主流取り込み流路(5114)とノズル部(5113)との間を連通させる主流通路(5112)と、ノズル部(5113)から噴出された主流体を通過させる吐出通路(521)と、主流体をノズル部(5113)から噴出する際のエネルギー交換作用によって副流体であるオフガスを内部に吸引して該オフガスを吐出通路(521)に導く吸引ポート(522)と、主流取り込み流路(5114)に配設され、主流体が流通する微細空間を有する金属焼結フィルタ(55)とを備えたことを特徴としている。
エジェクタ装置(50)は通常、燃料電池(10)に密着させて配置される場合が多く、燃料電池(10)は後述する化学反応にて電気エネルギーと熱を発生するため、エジェクタ装置(50)のノズル部本体(511)も伝熱および高温雰囲気によって加熱されることとなる。
この請求項1に記載の発明によれば、その加熱されるノズル部本体(511)に形成された主流取り込み流路(5114)に金属焼結フィルタ(55)を配設するという簡素な構造により、金属焼結フィルタ(55)もノズル部本体(511)からの伝熱によって暖められ、その暖められた金属焼結フィルタ(55)の微細空間を主供給水素が流通することにより、金属焼結フィルタ(55)が外部の熱を主供給水素に伝熱する熱交換機能となって主供給水素が暖められ、保湿量が確保されることとなる。
これにより、水分を含んだオフガスと混合されても水が凝縮しないようになるため、低温時に水滴が凍結して水素供給流路を閉塞して発電の妨げとなったり、可動部の作動不良となって必要な水素供給ができなかったりという不具合を防ぐことができるうえ、主供給水素の保湿量が向上することから燃料電池の発電性能を向上させることができる。また、金属焼結フィルタ(55)は、主供給水素と一緒に流入する配管系などからの異物をトラップするフィルタ機能ともなる。
また、請求項2に記載の発明では、金属焼結フィルタ(55)を保持するノズル部本体(511)に、金属焼結フィルタ(55)に伝熱する加熱手段(54)を配設したことを特徴としている。この請求項2に記載の発明によれば、積極的にノズル部本体(511)から主流取り込み流路(5114)および金属焼結フィルタ(55)を加熱して、主供給水素を暖めることができる。
また、請求項3に記載の発明では、加熱手段(54)は、PTCヒータであることを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、PTCヒータに用いられるPTC素子は、自己温度制御機能を有するため、温度制御のための通電制御装置を不要にすることができ、シンプルな構成にすることができる。
また、請求項4に記載の発明では、金属焼結フィルタ(55)を保持するノズル部本体(511)に、金属焼結フィルタ(55)に伝熱する加熱流体流路(56)を配設したことを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、加熱流体流路(56)に加熱流体を流通させることにより、積極的にノズル部本体(511)から主流取り込み流路(5114)および金属焼結フィルタ(55)を加熱して、主供給水素を暖めることができる。
また、請求項5に記載の発明では、加熱手段(54)もしくは加熱流体流路(56)は、ノズル部本体(511)において主流取り込み流路(5114)が形成された位置の周上の一部に配設されていることを特徴としている。この請求項5に記載の発明によれば、主流取り込み流路(5114)から主流体が導入された時点で、加熱手段(54)もしくは加熱流体流路(56)から主流体に確実に熱エネルギーを与えることができる。
また、請求項6に記載の発明では、ノズル部本体(511)と、吐出通路(521)を形成する配管ユニット(52)とは別体に形成されていることを特徴としている。この請求項6に記載の発明によれば、ノズル部本体(511)と配管ユニット(52)との問には伝熱境界面が存在するため、加熱手段(54)もしくは加熱流体流路(56)から配管ユニット(52)ヘの熱エネルギーの伝達は抑制され、加熱手段(54)もしくは加熱流体流路(56)からの熱エネルギーはノズル部本体(511)と金属焼結フィルタ(55)とを介して主流体に効率的に伝達される。
また、請求項7に記載の発明では、軸方向に変位してノズル部(5113)の開口面積を調整するニ一ドル(512)と、ニ一ドル(512)を駆動する駆動ユニット(53)とを備え、ノズル部本体(511)と駆動ユニット(53)とは別体に形成されていることを特徴としている。この請求項7に記載の発明によれば、ノズル部本体(511)と駆動ユニット(53)との間には伝熱境界面が存在するため、加熱手段(54)もしくは加熱流体流路(56)から駆動ユニット(53)ヘの熱エネルギーの伝達は抑制され、加熱手段(54)もしくは加熱流体流路(56)からの熱エネルギーはノズル部本体(511)と金属焼結フィルタ(55)とを介して主流体に効率的に伝達される。
また、請求項8に記載の発明では、請求項4ないし請求項7のいずれか1つに記載のエジェクタ装置を用い、加熱流体流路(56)に燃料電池(10)通過後の冷却水を流通させることを特徴としている。この請求項8に記載の発明によれば、主供給水素を暖めるための加熱流体として、燃料電池(10)通過後の冷却水を利用することができる。これにより、ほぼ配管経路の取り回しを変更するだけの簡素な構造で主供給水素の加熱機構が構成でき、燃料電池を用いた車両などに適用しても搭載性を損なうことがない。
また、請求項9に記載の発明では、請求項4ないし請求項7のいずれか1つに記載のエジェクタ装置を用い、加熱流体流路(56)に燃料電池(10)通過後のオフ水素を流通させることを特徴としている。この請求項9に記載の発明によれば、主供給水素を暖めるための加熱流体として、燃料電池(10)通過後のオフ水素を利用することができる。これにより、ほぼ配管経路の取り回しを変更するだけの簡素な構造で主供給水素の加熱機構が構成でき、燃料電池を用いた車両などに適用しても搭載性を損なうことがない。
また、請求項10に記載の発明では、請求項4ないし請求項7のいずれか1つに記載のエジェクタ装置を用い、加熱流体流路(56)に燃料電池(10)通過後のオフ空気を流通させることを特徴としている。この請求項10に記載の発明によれば、主供給水素を暖めるための加熱流体として、燃料電池(10)通過後のオフ空気を利用することができる。これにより、ほぼ配管経路の取り回しを変更するだけの簡素な構造で主供給水素の加熱機構が構成でき、燃料電池を用いた車両などに適用しても搭載性を損なうことがない。
、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態について図1・図2に基づいて説明する。本実施形態の燃料電池システムは、燃料電池を電源として走行する電気自動車(燃料電池車両)に適用したものである。図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池システムの全体構成を示す概念図である。本実施形態の燃料電池システムは、図1に示すように、燃料電池10、空気供給装置21、燃料(水素)供給装置31、エジェクタポンプ(エジェクタ装置)50、制御部40・41などを備えている。
燃料電池(FCスタック)10は、燃料としての水素と酸化剤としての酸素との電気化学反応を利用して電力を発生するものである。本実施形態では燃料電池10として、固体高分子電解質型燃料電池(PEFC)を用いており、基本単位となるセルが複数積層されて構成されている。各セルは、電解質膜が一対の電極で挟まれた構成となっている。そして、燃料電池10は、図示しない走行用モータや2次電池などの電気機器に電力を供給するように構成されている。また、燃料電池10には、その出力電圧を検出するための電圧センサ11が設けられている。
燃料電池10では、水素および空気(酸素)が供給されることにより、以下の水素と酸素の電気化学反応が起こり、電気エネルギーが発生する。
(水素極側)H→2H++2e+Q(発熱)
(酸素極側)1/2O+2H++2e→HO+Q(発熱)
この電気化学反応により水および熱が発生する。反応を促進させるため、燃料電池10には加湿された水素と空気が供給される。燃料電池10内部で生成された水は、通常、酸素極(正極)のみに発生するが、拡散して反対極の水素極(負極)側にも発生する。反応により生成された水は、燃料電池10の発電条件や周囲の環境条件によって水蒸気および凝縮した水の状態で生じる。
燃料電池システムには、燃料電池10の酸素極(正極)側に空気(酸素)を供給するための空気供給経路20と、燃料電池10の水素極(負極)側に水素を供給するための水素供給経路30と、燃料電池10を冷却するための冷却経路60が設けられている。空気供給経路20の最上流部には空気供給装置21が設けられ、水素供給経路30の最上流部には水素供給装置31が設けられている。本実施形態では、空気供給装置21としてコンプレッサを用い、水素供給装置31として水素ガスが充填された高圧水素タンクを用いている。
水素供給経路30には、水素供給装置31からの水素供給量、および水素供給圧力を調整するためのレギュレータ(水素供給圧力制御手段)32が設けられている。また、空気供給経路20における燃料電池10入口付近には、空気供給圧を検出するための空気供給圧検出センサ22が設けられ、水素供給経路30における燃料電池10入口付近には、水素供給圧を検出するための水素供給圧検出センサ33が設けられている。尚、燃料電池10への水素供給圧は、エジェクタポンプ50の吐出圧(出口圧力)となっている。
燃料電池10から排出される未反応水素を含んだオフガスを、水素供給装置31からの主供給水素に合流させて燃料電池10に再供給するためのオフガス循環経路34が設けられている。オフガス循環経路34は、燃料電池10の水素極出口側と水素供給経路30におけるレギュレータ32の下流側とを接続している。
オフガス循環経路34には、オフガス中に含まれる水分を分離除去するための気液分離器35、オフガスを外部に排出するための排出バルブ36、オフガスの外部排出時にオフガスの逆流を防ぐための逆止弁37が設けられている。尚、気液分離器35にて分離された水は、下方に設けられたバルブを開放することにより排出される。
水素供給経路30におけるオフガス循環経路34の合流点には、オフガスを循環させるためのポンプ手段としてエジェクタポンプ50が設けられている。エジェクタポンプ50は、高速で噴出する作動流体のエネルギー交換作用によって流体輸送を行う運動量輸送式ポンプであり、具体的には、水素供給装置31から供給される主供給水素の流体エネルギーを利用してオフガスを吸引して循環させるものである。尚、エジェクタポンプ50については後述する。
冷却経路60には冷却水が循環されており、燃料電池10を流通して燃料電池10を冷却することによって暖められた冷却水は、冷却水循環装置(本実施形態ではウォータポンプ)61によって図示しない放熱器(ラジエータ)に流通して冷却され、再度燃料電池10へ供給される循環経路となっている。
燃料電池システムには、2つの制御部(ECU)40・41が設けられている。第1制御部40には、アクセル開度センサ43にて検出したアクセル42の開度などが入力されると共に、アクセル開度などに基づいて燃料電池10の要求発電量を演算する。さらに第1制御部40は、燃料電池10が要求発電量を発電するために必要な水素供給量、必要なオフガス循環量、必要な水素供給圧力(エジェクタポンプ吐出圧)を演算し、第2制御部41に指令を与える。
第1制御部40は、燃料電池10が要求発電量を発電するために必要な空気供給量を演算し、コンプレッサ21の回転数制御を行う。このとき第1制御部40は、空気供給圧検出センサ22からのセンサ信号に基づいてコンプレッサ21の回転数のフィードバック制御を行う。尚、第1制御部40は、電圧センサ11からのセンサ信号に基づいて燃料電池10の発電状態を管理する。
また、第2制御部41には、第1制御部40からの制御信号と水素供給圧検出センサ33からのセンサ信号が入力される。第2制御部41は、必要水素供給量に基づいてレギュレータ32のバルブ開度を演算し、必要オフガス循環量に基づいてエジェクタポンプ50のノズル開度を演算すると共に、レギュレータ32およびエジェクタポンプ50に制御信号を出力する。さらに、第2制御部41は、冷却水循環装置61の運転制御信号、および気液分離器35に設けられたバルブや排出バルブ36に制御信号を出力する。
次に、エジェクタポンプ50について図2に基づいて説明する。図2は、本発明の第1実施形態におけるエジェクタポンプ50の構成を示す断面図である。エジェクタポンプ50は、ノズルユニット51、配管ユニット52、および駆動ユニット53から構成されており、各ユニット51・52・53は別体に形成された後、適宜の締結手段により結合されている。
ノズルユニット51は、ノズルボディ(ノズル部本体)511と、ニ一ドル512とを有する。ノズルボディ511およびニ一ドル512は、耐食性に富む金属、例えばSUS316LまたはSUS304Lからなり、さらにニ一ドル512は、滑り特性と耐摩耗性を向上させるためにDLC(ダイヤモンドライクカーボン)処理が施されている。
ノズルボディ511は、略円筒状であり、ニ一ドル512を摺動自在に保持する円柱状のガイド穴5111と、ガイド穴5111よりも小径で、後述する主流ポートとノズル部との間を連通させる円柱状の主流通路5112と、先端部に向かって径が小さくなるテーパ状のノズル部5113が、ノズルボディ511の軸方向に沿って順に形成されている。
ノズルボディ511の軸方向中間部には、主流通路5112と連通する主流ポート(主流取り込み流路)5114が形成されており、主流ポート5114には、水素供給経路30が接続され、水素供給装置31からの水素が導入されるようになっている。尚、本発明の要部として、主流ポート5114内に金属焼結フィルタ(金属焼結部材)55を配設している。具体的にはステンレスなどの粉体粒子を固めたものである。これにより、主供給水素は金属焼結フィルタ55の微細空間を流通してノズル内部に導入されるようになっている。
主流通路5112は、段付き形状としてノズルボディ側シール面5115が形成されており、このノズルボディ側シール面5115は、主流通路5112における主流ポート5114側の端部に主流通路5112を囲むようにして形成されている。ニ一ドル512は、段付き円筒形状になっており、その軸方向中問部に形成された大径円柱部5121がガイド穴5111に摺動自在に保持されている。
大径円柱部5121からノズル部5113側に内かって、大径円柱部5121よりも小径の第1小径円柱部5122が延びている。この第1小径円柱部5122の端部には、先端部に向かって径が小さくなるテーパ部5123が形成されており、このテーパ部5123によりノズル部5113の開口面積を調整するようになっている。
大径円柱部5121から反ノズル部5113側に向かって、大径円柱部5121よりも小径の第2小径円柱部5124が延びている。大径部5121におけるノズル部5113側の端面には、ノズルボディ側シール面5115との当接により主流通路5112を閉じるニ一ドル側シール面5125が形成されている。ここで、ニ一ドル側シール面5125がノズルボディ側シール面5115に当接した状態において、ノズル部5113とテーパ部5123は当たらないように、各部の寸法関係などが設定されている。
配管ユニット52は、ノズルユニット51のノズルボディ511におけるノズル部5113側の端部に配置されている。配管ユニット52は、略円筒状であり ノズル部5113から噴出される水素などを通過させる吐出通路521が、軸方向に延びるように形成されている。この吐出通路521の一端側にノズル部5113が挿入され、吐出通路521の他端は水素供給経路30を介して燃料電池10に接続されている。配管ユニット52の軸方向中間部には、吐出通路521と連通する吸引ポート522が形成されており、吸引ポート522にはオフガス循環経路34が接続されている。
駆動ユニット53は、ノズルユニット51のニ一ドル512を駆動するもので、ノズルボディ511における反ノズル部5113側の端部に配置されている。駆動ユニット53は、具体的にはステップモータであり、ロータ531・ステー'タ532・シールド533およびニ一ドルガイド534からなる。
ニ一ドルガイド534は、ノズルボディ511に固定され、ニ一ドル512の第2小径円柱部5124を摺動自在に保持する。また、ニ一ドル512の第2小径円柱部5124は、その先端部にてロータ531に固定されている。ロータ531に形成した雌ネジ5321とニ一ドルガイド534に形成した雄ネジ5341とが螺合しており、これにより、ロータ531が回転されるとロータ531およびニ一ドル512が軸方向に移動するようになっている。
次に、上記構成の燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池10にて水素が消費されている状況では、水素供給装置31から水素供給経路30、およびエジェクタポンプ50を介して燃料電池10に水素が供給される。この主供給水素がエジェクタポンプ50内を通過する際、主供給水素はノズル部5113から高速のガス流として流出する。
この時、主供給水素の流体エネルギーがオフガス循環の運動エネルギーとしてエネルギー交換が成される。このため、高速ガス流となった主供給水素は、ノズル部5113外周部に存在するオフガスを引き込むようにして吐出通路521に流れる。この結果、ノズル部5113外周部には負圧が発生することとなり、オフガス循環経路34を流れるオフガスが吸引ポート522から吸引されて吐出通路521に導かれる。
このようにエジェクタポンプ50は、流入する高圧水素の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して主供給水素を等エントロピ的に減圧膨張させるノズル部5113と、そのノズル部5113から噴射する高い速度の駆動流の巻き込み作用によりオフガス循環経路34からオフガスを吸引する吸引部52aと、ノズル部5113から噴射する駆動流とオフガスの吸引流とを混合する混合部52bと、ノズル部5113から噴射する主供給水素とオフガス循環経路34から吸引したオフガスとを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して混合流体の圧力を昇圧させるディフューザ部52cとからなる。
この時、混合部52bにおいては、駆動流の運動量と吸引流の運動量との和が保存されるように駆動流と吸引流とが混合するので、混合部52bにおいても混合流体の圧力(静圧)が上昇する。一方、ディフューザ部52cにおいては、通路断面積を徐々に拡大することにより混合流体の速度エネルギー(動圧)を圧力エネルギー(静圧)に変換するので、エジェクタポンプ50においては、混合部52bおよびディフューザ部52cの両者にて混合流体圧力を昇圧する。そこで、混合部52bとディフューザ部52cとを総称して昇圧部と呼ぶ。
ちなみに、本実施形態では、先細ノズルを採用しているが、ノズル部5113から噴出する主供給水素の速度を音速以上まで加速するために、通路途中に通路面積が最も縮小した喉部を有するラハールノズル(流体工学(東京大学出版会)参照)を採用しても良いことは言うまでもない。吐出通路521にて混合された主供給水素とオフガスは、水素供給経路30を介して燃料電池10に供給される。
駆動ユニット53にてニ一ドル512を軸方向に移動させることにより、ノズル部5113の開口面積(開度)を調整して、主流水素量を制御する。燃料電池10にて水素が消費されない状況になった場合は、ニ一ドル側シール面5125がノズルボディ側シール面5115に当接する位置まで、駆動ユニット53にてニ一ドル512を軸方向に移動させることにより、主流通路5112を閉じる。
次に、本実施形態での特徴を説明する。ノズルボディ511に形成されて主流体が導入される主流ポート5114と、主流体を噴出させるノズル部5113と、主流ポート5114とノズル部5113との間を連通させる主流通路5112と、ノズル部5113から噴出された主流体を通過させる吐出通路521とを備え、主流体をノズル部5113から噴出する際のエネルギー交換作用によって吸引した副流体を吐出通路521に導くエジェクタ装置において、主流ポート5114に金属焼結フィルタ55を配設している。
エジェクタポンプ50は通常、燃料電池10に密着させて配置される場合が多く、燃料電池10は後述する化学反応にて電気エネルギーと熱を発生するため、エジェクタポンプ50のノズルボディ511も伝熱および高温雰囲気によって加熱されることとなる。
これによれば、その加熱されるノズルボディ511に形成された主流ポート5114に金属焼結フィルタ55を配設するという簡素な構造により、金属焼結フィルタ55もノズルボディ511からの伝熱によって暖められ、その暖められた金属焼結フィルタ55の微細空間を主供給水素が流通することにより、金属焼結フィルタ55が外部の熱を主供給水素に伝熱する熱交換機能となって主供給水素が暖められ、保湿量が確保されることとなる。
これにより、水分を含んだオフガスと混合されても水が凝縮しないようになるため、低温時に水滴が凍結して水素供給流路を閉塞して発電の妨げとなったり、可動部の作動不良となって必要な水素供給ができなかったりという不具合を防ぐことができるうえ、主供給水素の保湿量が向上することから燃料電池の発電性能を向上させることができる。また、金属焼結フィルタ55は、主供給水素と一緒に流入する配管系などからの異物をトラップするフィルタ機能ともなる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態におけるエジェクタポンプ50の構成を示す断面図である。上述した第1実施形態と異なる本実施形態での特徴は、金属焼結フィルタ55を保持するノズルボディ511に、金属焼結フィルタ55に伝熱する加熱手段54を配設している。これによれば、積極的にノズルボディ511から主流ポート5114および金属焼結フィルタ55を加熱して、主供給水素を暖めることができる。
また、加熱手段54は、具体的にPTCヒータを用いている。これによれば、PTCヒータに用いられるPTC素子は、自己温度制御機能を有するため、温度制御のための通電制御装置を不要にすることができ、シンプルな構成にすることができる。また、PTCヒータ54は、ノズルボディ511において主流ポート5114が形成された位置の周上の一部に配設されている。これによれば、主流ポート5114から主流体が導入された時点で、PTCヒータ54から主流体に確実に熱エネルギーを与えることができる。
また、ノズルボディ511と、吐出通路521を形成する配管ユニット52とは別体に形成されている。これによれば、ノズルボディ511と配管ユニット52との問には伝熱境界面が存在するため、PTCヒータ54から配管ユニット52ヘの熱エネルギーの伝達は抑制され、PTCヒータ54からの熱エネルギーはノズルボディ511と金属焼結フィルタ55とを介して主流体に効率的に伝達される。
また、軸方向に変位してノズル部5113の開口面積を調整するニ一ドル512と、ニ一ドル512を駆動する駆動ユニット53とを備え、ノズルボディ511と駆動ユニット53とは別体に形成されている。これによれば、ノズルボディ511と駆動ユニット53との間には伝熱境界面が存在するため、PTCヒータ54から駆動ユニット53ヘの熱エネルギーの伝達は抑制され、PTCヒータ54からの熱エネルギーはノズルボディ511と金属焼結フィルタ55とを介して主流体に効率的に伝達される。
また、水素と酸素との化学反応により電気エネルギーを発生させる燃料電池10を有する燃料電池システムであって、水素供給装置31から燃料電池10に水素を供給するための水素供給経路30と、燃料電池10に供給された水素のうち化学反応に用いられなかった未反応水素を含んで燃料電池10から排出されるオフガスを水素供給経路30に合流させ、燃料電池10に再循環させるオフガス循環経路34と、上述したエジェクタポンプ50とを備え、エジェクタポンプ50は水素供給経路30とオフガス循環経路34との合流都に設置され、水素供給装置31からの水素を主流ポート5114から導入し、ノズル部5113から噴出させてオフガスを吸引し、吸引したオフガスをノズル部5113から噴出される水素に混合させている。
上述したエジェクタポンプ50は、主流体に熱エネルギーを与えることとなり、主流体のエネルギーの増大により副流体の吸引量が増加するため、主流体の流量が少ないときでも副流体の吸引量を十分確保することが可能になる。このエジェクタポンプ50を、本実施形態のように燃料電池システムに適用した場合、特に燃料電池への水素供給量が少ない領域でオフガス循環量を増加させることができる。
(第3実施形態)
図4の(a)は、本発明の第3実施形態におけるエジェクタポンプ50の構成を示す断面図であり、(b)は、(a)中のA−A断面である。上述した第1・第2実施形態と異なる本実施形態での特徴は、金属焼結フィルタ55を保持するノズルボディ511に、金属焼結フィルタ55に伝熱する加熱流体流路56を配設している。加熱流体流路56は、ノズルボディ511に中空空間と一方の流入出口56aを形成し、その開口側に、他方の流入出口を持つ蓋部材56bを接合して構成されている。
これによれば、加熱流体流路56に加熱流体を流通させることにより、積極的にノズルボディ511から主流ポート5114および金属焼結フィルタ55を加熱して、主供給水素を暖めることができる。また、加熱流体流路56は、ノズルボディ511において主流ポート5114が形成された位置の周上の一部に配設されている。これによれば、主流ポート5114から主流体が導入された時点で、加熱流体流路56から主流体に確実に熱エネルギーを与えることができる。
また、上述したエジェクタポンプ50を用い、加熱流体流路56に燃料電池10通過後の冷却水を流通させている。これは、冷却経路60を一部変更し、燃料電池10通過後の冷却水をこのエジェクタポンプ50に設けた冷却水流路(加熱流体流路)56を流通させてからラジエータへ送るようにしたものである。このように、主供給水素を暖めるための加熱流体として、燃料電池10通過後の冷却水を利用することができる。これにより、ほぼ配管経路の取り回しを変更するだけの簡素な構造で主供給水素の加熱機構が構成でき、燃料電池を用いた車両などに適用しても搭載性を損なうことがない。
また、水素と酸素との化学反応により電気エネルギーを発生させる燃料電池10を有する燃料電池システムであって、水素供給装置31から燃料電池10に水素を供給するための水素供給経路30と、燃料電池10に供給された水素のうち化学反応に用いられなかった未反応水素を含んで燃料電池10から排出されるオフガスを水素供給経路30に合流させ、燃料電池10に再循環させるオフガス循環経路34と、上述したエジェクタポンプ50とを備え、エジェクタポンプ50は水素供給経路30とオフガス循環経路34との合流都に設置され、水素供給装置31からの水素を主流ポート5114から導入し、ノズル部5113から噴出させてオフガスを吸引し、吸引したオフガスをノズル部5113から噴出される水素に混合させている。
上述したエジェクタポンプ50は、主流体に熱エネルギーを与えることとなり、主流体のエネルギーの増大により副流体の吸引量が増加するため、主流体の流量が少ないときでも副流体の吸引量を十分確保することが可能になる。このエジェクタポンプ50を、本実施形態のように燃料電池システムに適用した場合、特に燃料電池への水素供給量が少ない領域でオフガス循環量を増加させることができる。
(第4実施形態)
また、図示はしないが、上述した第3実施形態のエジェクタポンプ50を用い、加熱流体流路56に燃料電池10通過後のオフガスを流通させている。このように、主供給水素を暖めるための加熱流体として、燃料電池10通過後のオフガスを利用することができる。これにより、ほぼ配管経路の取り回しを変更するだけの簡素な構造で主供給水素の加熱機構が構成でき、燃料電池を用いた車両などに適用しても搭載性を損なうことがない。
(第5実施形態)
また、図示はしないが、上述した第3実施形態のエジェクタポンプ50を用い、加熱流体流路56に燃料電池10通過後のオフ空気を流通させている。このように、主供給水素を暖めるための加熱流体として、燃料電池10通過後のオフ空気を利用することができる。これにより、ほぼ配管経路の取り回しを変更するだけの簡素な構造で主供給水素の加熱機構が構成でき、燃料電池を用いた車両などに適用しても搭載性を損なうことがない。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、固体高分子型燃料電池(PEFC)10において、供給する水素ガスを駆動流として、燃料電池10を通過した水素オフガスを吸引し、主流の水素ガスに混合させて再利用するための循環ポンプとしてのエジェクタポンプ(エジェクタ装置)50について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、冷凍サイクルにおいて冷媒凝縮器で凝縮された冷媒の減圧手段になると共に、その冷媒流を駆動流として、冷媒蒸発器で蒸発した冷媒ガスを吸引し、主流の冷媒流に混合させるための循環ポンプとしてのエジェクタポンプ(エジェクタ装置)に本発明を適用しても良い。また、上述の第2実施形態では、加熱手段としてPTCヒータ54を用いたが、本発明はこれに限るものではなく、他の形式のヒータを用いても良い。
本発明の実施形態に係る燃料電池システムの全体構成を示す概念図である。 本発明の第1実施形態におけるエジェクタポンプ50の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態におけるエジェクタポンプ50の構成を示す断面図である。 本発明の第3〜5実施形態におけるエジェクタポンプ50の構成を示す断面図である。
符号の説明
10…FCスタック(燃料電池)
30…水素供給経路
31…高圧水素タンク(水素供給装置)
34…オフガス循環経路
52…配管ユニット
53…駆動ユニット
54…PTCヒータ(加熱手段)
55…金属焼結フィルタ(金属焼結部材)
56…冷却水流路、オフガス流路、オフ空気流路(加熱流体流路)
511…ノズルボディ(ノズル部本体)
512…ニ一ドル
521…吐出通路
5112…主流通路
5113…ノズル部
5114…主流ポート(主流取り込み流路)

Claims (10)

  1. 水素供給装置(31)から燃料電池(10)へ水素を供給する際のエネルギーによって、水分と未反応水素とを含んで前記燃料電池(10)から排出されるオフガスを吸引し、該オフガスと前記水素とを混合した状態にて該混合ガスを前記燃料電池(10)に供給するエジェクタ装置であって、
    前記燃料電池(10)における化学反応による熱が伝熱されるノズル部本体(511)と、
    前記ノズル部本体(511)に形成されて主流体である前記水素が導入される主流取り込み流路(5114)と、
    前記主流体を噴出させるノズル部(5113)と、
    前記主流取り込み流路(5114)と前記ノズル部(5113)との間を連通させる主流通路(5112)と、
    前記ノズル部(5113)から噴出された前記主流体を通過させる吐出通路(521)と、
    前記主流体を前記ノズル部(5113)から噴出する際のエネルギー交換作用によって副流体である前記オフガスを内部に吸引して該オフガスを前記吐出通路(521)に導く吸引ポート(522)と、
    前記主流取り込み流路(5114)に配設され、前記主流体が流通する微細空間を有する金属焼結フィルタ(55)とを備えたことを特徴とするエジェクタ装置。
  2. 前記金属焼結フィルタ(55)を保持する前記ノズル部本体(511)に、前記金属焼結フィルタ(55)に伝熱する加熱手段(54)を配設したことを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ装置。
  3. 前記加熱手段(54)は、PTCヒータであることを特徴とする請求項2に記載のエジェクタ装置。
  4. 前記金属焼結フィルタ(55)を保持する前記ノズル部本体(511)に、前記金属焼結フィルタ(55)に伝熱する加熱流体流路(56)を配設したことを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ装置。
  5. 前記加熱手段(54)もしくは前記加熱流体流路(56)は、前記ノズル部本体(511)において前記主流取り込み流路(5114)が形成された位置の周上の一部に配設されていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1つに記載のエジェクタ装置。
  6. 前記ノズル部本体(511)と、前記吐出通路(521)を形成する配管ユニット(52)とは別体に形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1つに記載のエジェクタ装置。
  7. 軸方向に変位して前記ノズル部(5113)の開口面積を調整するニ一ドル(512)と、前記ニ一ドル(512)を駆動する駆動ユニット(53)とを備え、
    前記ノズル部本体(511)と前記駆動ユニット(53)とは別体に形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれか1つに記載のエジェクタ装置。
  8. 請求項4ないし請求項7のいずれか1つに記載のエジェクタ装置を用い、前記加熱流体流路(56)に燃料電池(10)通過後の冷却水を流通させることを特徴とする燃料電池システム。
  9. 請求項4ないし請求項7のいずれか1つに記載のエジェクタ装置を用い、前記加熱流体流路(56)に燃料電池(10)通過後のオフ水素を流通させることを特徴とする燃料電池システム。
  10. 請求項4ないし請求項7のいずれか1つに記載のエジェクタ装置を用い、前記加熱流体流路(56)に燃料電池(10)通過後のオフ空気を流通させることを特徴とする燃料電池システム。
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