JP4484415B2 - タイヤの試験方法および装置 - Google Patents

タイヤの試験方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4484415B2
JP4484415B2 JP2001578923A JP2001578923A JP4484415B2 JP 4484415 B2 JP4484415 B2 JP 4484415B2 JP 2001578923 A JP2001578923 A JP 2001578923A JP 2001578923 A JP2001578923 A JP 2001578923A JP 4484415 B2 JP4484415 B2 JP 4484415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
sidewall
shaped body
tires
respect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001578923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003532068A (ja
Inventor
クレマ,ファブリツィオ
ディベルナルド,カルロ
Original Assignee
ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from IT2000MI000809A external-priority patent/IT1317230B1/it
Application filed by ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ filed Critical ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Publication of JP2003532068A publication Critical patent/JP2003532068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4484415B2 publication Critical patent/JP4484415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • G01M17/022Tyres the tyre co-operating with rotatable rolls

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【0001】
本発明は、特に悪条件道路運搬車両(heavy road haulage vehicles)(大型トラック等)のタイヤ、しかしそれに限定せずに意図されたタイヤを試験するための方法、およびこの方法を実施するための装置に関する。
【0002】
この種類のタイヤに典型的に影響を与える現象は、タイヤサイドのクリーンなカットとして現れる破損から成り、かかる破損は円周方向に延在し、それに沿って前記タイヤのカーカスを形成するラジアルコードの切断が起きる。前記の現象は、「ジッパーブレーク(zipper break)」という名称で当業者に知られている。
【0003】
悪条件道路運搬用のタイヤカーカスの補強コードは、一般的に金属製ワイヤから構成され、自動車タイヤのカーカスで共通して用いられている繊維コードよりもはるかに強い。この結果、この種類の破損がどのようにして生じるかを理解することは難しく、さらにはわずか数キロメートルのタイヤ走行の後にもこの破損が起き得ることを考えると、なおさらである。
【0004】
換言すれば、前記の「ジッパーブレーク」は、長時間にわたる使用、または特に厳しい条件(悪条件の道路、荒れた道路面等)における使用の後にタイヤが蒙る通常の摩耗に帰することはできず、またタイヤ破損の他の公知の形態には含まれない。
【0005】
したがって、これまで、通常の方法(コンピュータ分析、実験等)を用いて、現実にタイヤの「ジッパーブレーク」をもたらす状態を理解し、再現することが不可能であった。このことは、前記特定の種類の破損を防止するように特に設計された大型トラック等のためのタイヤ構造の提供を不可能にしていた。
【0006】
本発明は、この状態を改善することを目的としている。
【0007】
本発明は、カーカス構造体に特定の疲労応力(fatigue stress)を引き起こす可能性がある、タイヤサイドウォールにおいて時折生じる異常な動作状態によって、「ジッパーブレーク」が引き起こされるという本出願人の認識から生まれた。
【0008】
これらの応力の実例は、いわゆる「キスkissing)」、すなわち、同一の軸に並んで装着された2つのタイヤ(例えば大型トラックの対を成すタイヤ)の間に、2つのタイヤに過度の荷重が作用する場合において、あるいはタイヤの一方が他方のタイヤよりも低い膨張圧力で使用されているか、または両方のタイヤが定格使用圧力よりも低い圧力を有する場合において、生じる干渉である。
【0009】
したがって、前記認識に基づき、本発明は、使用中に「ジッパーブレーク」の現象を生じさせる状態を再現するために適切な、タイヤを試験するための方法およびこの方法を実施するための装置を提供する。
【0010】
前記方法および上述の装置の特徴は特許請求の範囲に規定されている。
【0011】
前記の特徴は、請求の範囲から生じる効果と共に、添付の図面に示した本発明の好ましい非排他的な実施形態の以下の説明からさらに明らかになるであろう。
【0012】
図3〜図6を参照して、図3の参照番号1によってその全体が示された、上述の方法を実施するための装置についてまず説明する。
【0013】
前記装置は、回転試験のために通常使用されるそれら装置から導かれ、この装置において、リム3上に装着されたタイヤ2は、回転ドラム4(「ロードホイール」とも呼ばれる)上で回転され、これによって道路上のタイヤの動作をシミュレートする。
【0014】
その車軸上にアイドルに装着されたタイヤ2は、図面に図示しないモータ(電動式、あるいは他の形態の)により作動されるドラム4によって回転され、またドラム4上のタイヤ2の回転状態は、回転速度、タイヤに印加される荷重、タイヤ軸に付与されるスリップ角とキャンバ角を修正することによって、試験中に変更し得る。
【0015】
上記の目的のために、リム3は、装置1のフレーム6から突出するアーム5上に装着され、前記アームは、操作ねじ7によって前記フレームに沿って上方および下方に移動可能である。
【0016】
前記アーム5の高さ位置を変更することによって、タイヤ2とドラム4との間の接触力を小さくするか、あるいは大きくすることができ、かくして、車両のホイールに対して作用する種々の荷重状態をシミュレートする。
【0017】
キャンバ角とスリップ角を変更するための装置は公知であり、また本発明を理解する目的に重要ではないので、図に示していない。
【0018】
形づくられたディスク10は、アーム5の下の位置に配設され(以下により明らかに説明する)、前記ディスク10が、タイヤ2の回転軸に垂直であるピン11の垂直軸Lに関して自由に回転できるように、垂直支持ピン11上にアイドルに装着される、
【0019】
次に、ピン11は、スクリュ/リードナット連結部14または同様の装置によって、水平ガイド13に沿って並進して移動可能であり、前記移動により、ディスク10は、試験を実行するための予め選択した方法に従ってタイヤ2に向かってまたは離れて移動することが可能となる。
【0020】
最後に、タイヤ2のサイドウォールに沿ってディスク10の位置を変更するように、ガイド13は1組の4つのねじ留め支柱16によって垂直にも変位可能である。
【0021】
本発明の方法によれば、タイヤがドラム4上で回転しているあいだ、ディスク10は、タイヤ2からある距離にある初期位置から開始して(図5参照)、タイヤ2に向かって徐々に移動される。
【0022】
ディスク10が、回転中のタイヤのサイドウォールと接触するとき、ディスク10を回転させるのは摩擦力である。
【0023】
試験のこの時点において、ディスク10は、タイヤのサイドウォールに対してさらに押圧され、かくしてタイヤは図6に示したようにディスクによって変形される。
【0024】
タイヤ2とディスク10との間の初期接触に続く、タイヤのサイドウォール内へのディスクの貫入深さは、第1のタイヤに並んだ第2のタイヤのサイドウォール内への第1のタイヤのサイドウォールの貫入度の指標、すなわち2つの隣接したタイヤの間の上述の「キス」に続く変形の指標を提供するパラメータ(mmまたは他の単位の長さで測定)である。
【0025】
この構想をより良く理解するために、2つの対を成すタイヤ21、22の変形を示した平面図である図2を参照し、図1において半径方向の断面図についても示す。特に、第1のタイヤ21の圧力P1は第2のタイヤ22の圧力P2よりも大きい。
【0026】
このことは、2つの対を成すタイヤの一方が他方のタイヤの圧力よりも低い圧力を有するとき、したがって、タイヤにおける荷重分布は均一でないときに生じる典型的な状態である。このことが、2つのタイヤが互いに接触しないタイヤの通常の運転状態と比較して、タイヤの過度の圧縮(断面の)を引き起こし、この結果、より高い圧力を有するタイヤのサイドウォールはより低い圧力を有するタイヤのサイドウォールを圧縮し、これによって「キス」の現象を生じさせる。
【0027】
図2に示したように、この状態は、それぞれのトレッドバンド25、26のフットプリント領域23、24に関連して位置するタイヤ21、22の部分に影響を与える。前記領域は図2の線影によって示され、路面との接触が生じるタイヤゾーンを表す。
【0028】
本発明の好適な実施形態によれば、タイヤ21のサイドウォールがタイヤ22のサイドウォールを付勢している場合の、そのタイヤ21の変形された構造は、より高い圧力のタイヤのサイドウォールの曲率の直径と同様の直径27を有する円形ディスクによって有利に再現し得る。
【0029】
前記ディスクの形状は、上述の装置1に使用される形状ディスク10に対応する図2の円形の破線によって示される。したがって、ディスク10の高さとプロフィルは、第1のタイヤに並んで配設された第2のタイヤのサイドウォール内への第1のタイヤのサイドウォールの貫入を再現するように形成される。
【0030】
したがって、試験されるタイヤのサイドウォールに関してディスク10の位置を変更することによって、本発明による方法により、2つの対を成すタイヤが使用されるときに実際の状態として生じる、種々の「キス」状態を再現することが可能である。
【0031】
より詳しくは、図6を参照すると、ディスク10がタイヤ2のサイドウォールを付勢するとき、サイドウォールは変形されて、反対方向の曲率を有するプロフィル、すなわちある点では凹部および他の点では凸部を呈することが分かる。この状態は、タイヤ2のサイドウォールに沿って配置された図6の円周C1、C2およびC3(C3は部分的にのみ図示)によって表され、前記円周は、「キス」に従う前記サイドウォールによって呈される異なる曲率半径を規定する。
【0032】
ディスク10がタイヤのサイドウォールに対して(リードナットねじ14によって)さらに押圧されるならば、3つの円周C1、C2およびC3の半径は、図6に示した円周に関して変化する。ディスク10の回転軸とタイヤ2の中間(赤道)面との間の距離を変えることなく、ディスク10がタイヤ2に関して(ねじ支柱16によって)垂直に移動されるならば、同一のことが起きる。
【0033】
図1と図6を比較することによって、本発明による方法により獲得されたタイヤサイドウォールの変形と、「キス」状態の2つのタイヤの間の干渉によって引き起こされる変形との間の対応性を理解することが可能である。
【0034】
しかし、この点について、上述の変形が、「キス」によって影響を受けるサイドウォールゾーンのみに生じることを指摘しなければならない。残りの部分では、サイドウォールは、変形されないタイヤの状態に関連する図5のC4によって示されたような円周に近似し得る、全般的に凸状の異なる形状を有する。
【0035】
したがって、タイヤの各回転ごとに、「キス」現象を受けるサイドウォールは、干渉ゾーンを通過するときに周期的な変形にさらされ、結果として、実質的に均一な曲率半径(円周C4の曲率半径のような)を有する略凸状のサイドウォール構造から、小さな曲率半径(C1とC2によって画定される)を有する凸状ゾーンと互い違いの凹部ゾーン(円周C3の凹部ゾーン)が存在する構造へ、構造変化を生じる。
【0036】
これは、タイヤのサイドウォールおよびタイヤを形成する要素、すなわちライニングゴムとカーカスワイヤが、その大きさが「キス」変形(隣接したタイヤによって、あるいは試験ディスク10によって引き起こされる)の程度に左右され、所定の時間単位におけるタイヤ回転数に等しい周波数を有する交互応力(alternate stress)を受けることを意味する。
【0037】
本出願人は、前記交互応力が、タイヤのサイドウォール内、特に金属製カーカスコード内に疲労応力を発生し、これによって上述のようにサイドウォールの「ジッパーブレーク」をもたらすことを発見した。
【0038】
さらに、前記変形が、2つの異なる面、すなわち略半径方向の面(タイヤ回転軸を含む、図6)、および前記タイヤの赤道面に対して略垂直の他の面(図2)に少なくとも沿ったタイヤサイドウォール上で行われることを観測すべきである。
【0039】
本出願人の意見によれば、その意見から生じるいかなる限定もなく、コードの破損は、圧縮の組合せ(もろさ(brickling))と、定格圧力よりも低い膨張圧力でタイヤが走行しているとき、あるいは特定のローリング状態における(例えば、曲線の経路に沿った)特に高い曲げ応力とによる疲労作用の組合せに帰されるべきである。
【0040】
現実に生じる破損の種類と実験室試験において生ずる破損の種類と間における同一性は、大型トラックに装着され、「ジッパーブレーク」の後に自動車から取り外されたタイヤに属するカーカスコードの破損部分と、本発明による装置上で試験されたタイヤに属するカーカスコードの破損部分との、比較分析を実行することによって証明された。
【0041】
この分析は、両方の場合(試験方法による場合と実際の状態の場合)において、タイヤ破損ゾーンのコードワイヤの曲げ(yielding)が疲労によることを示している。当業者に周知のように、この場合、ワイヤの破損はクリーンな面に沿って(例えば、45°〜90°の角度で)生じる可能性があるか、あるいは「段頂(flute tip)」形状を有する可能性がある。
【0042】
これらの結果は、上述の装置1を用いて実施された一連の試験で確認されており(またそれらの再現性を証明しており)、前記試験について、いくつかの表を用いて以下に説明する。
【0043】
前記試験は、異なるゴムコンパウンド組成および/またはカーカス構造体のタイヤに装置1上の運転サイクルを受けさせ、予め設定されたステップに従って、タイヤのサイドウォール内へのディスク10の貫入深さ、タイヤの圧力およびタイヤに作用する荷重を変更することから構成された。
【0044】
特に、ディスク10の貫入深さには、前記ディスクがタイヤサイドウォールに対して接する基準状態と比較して、その位置が考慮された。このパラメータはミリメートルで測定された。
【0045】
以下の表では、「キス」と呼ばれるディスクの貫入深さは、実際の2つのタイヤ間における干渉の、シミュレートされた程度を表すパラメータとして設定されている。
【0046】
第1の実験は、一般名称で「モデルA」と規定される315/80 R22.5の本出願人のタイヤ上で実施された。
【0047】
特に、上記のタイヤサイズについて、3000〜9000kg(定格負荷4000kg)の負荷変動および5〜9barの膨張圧力変動(定格圧力8bar)を含む段階的順序に従って、荷重および圧力レベルを徐々に増加しつつ、第1のタイヤ(I)が試験された。得られた結果は表1に示されており、この結果から、400時間後に、タイヤの「ジッパーブレーク」はなく、ディスクが作用していたサイドウォールに沿ったカーカスからサイドウォールゴムが除去された結果として、タイヤの劣化のみがあったことを強調できる。したがって、「ジッパーブレーク」は、タイヤに作用する負荷変動に関係しない。
【0048】
その後、第2のタイヤ(II)が、第1のタイヤ(I)によって達成されたよりも厳しい状態から直接開始して試験された。この場合も、148時間後に「ジッパーブレーク」はなく、ゴムの除去による劣化のみがあった。
【0049】
換言すれば、本発明による方法は、前記第1の試験の結果によって、「ジッパーブレーク」が、タイヤがさらされる運転状態の程度に関係しないことを示している。
【0050】
【表1】
Figure 0004484415
【0051】
その後、荷重に関してはタイヤにとってそれほど厳しくない状態が選択されたが、定格圧力よりも実質的に低い膨張試験圧力を使用した。第1の実験で使用したのと同一の型式のタイヤ(「モデルA」)についての結果が、表2に示されている。
【0052】
【表2】
Figure 0004484415
【0053】
理解できるように、かなり限定された運転時間数(タイヤI、II、IIIそれぞれについて24時間、7時間および10時間)の後のこれらの運転状態で、タイヤの「ジッパーブレーク」が生じた。指摘したいことは、実際の状態では、2つの対を成すタイヤの一方が他方よりも低い膨張圧力を有するとき、この特定の破損が起きるという事実について以前に説明したことに対応して、上記の「ジッパーブレーク」が低い膨張圧力の場合に起きたことである。
【0054】
この現象に関するタイヤの挙動(すなわち、持続期間がより大きいか、またはより小さか)は、一般的にタイヤの構造、したがってカーカス型式ならびにタイヤの種々の部分を製造するために使用されるゴムコンパウンド、およびトレッドパターンに関係する。
【0055】
これは、同一のサイズであるが、異なるトレッドパターンを有する本出願人のタイヤ(「モデルB」)について、表2と同一のパラメータを使用することによって実施される試験サイクルに関係する表3から容易に理解し得る。
【0056】
理解できるように、「ジッパーブレーク」が起きるまでの時間は、この第2のケースで実質的により大きい。
【0057】
【表3】
Figure 0004484415
【0058】
最後に、さらに上述したように、本発明の基礎には、「キス」にさらされるときのタイヤサイドウォールの周期的な変形の結果として起こる、「ジッパーブレーク」が疲労現象に関係するという本出願人の認識がある。
【0059】
かくして、上記の目的のために特別な試験が実施され、この試験中に、他のすべての状態(すなわち、圧力、速度、荷重)は不変であり、タイヤサイドウォール内への試験ディスク10の貫入深さ、すなわちその変形度が変更された。
【0060】
特に、実験中、予め規定された試験期間(24時間)の後に、試験タイヤに加えられる「キス」の値を徐々に段階的に増加することが決定された。
【0061】
315/80 R22.5の3つのタイヤ「モデルC」で得られた試験に関する結果は、表4に示されている。前記の試験は、そのレベル下ではジッパーブレークが生じない「キス」レベルの存在を明らかに示している。
【0062】
実際に、示したように、30mmおよび32.5mmの「キス」の値にさらされた2つのタイヤ(IとII)の場合、それぞれ96時間および168時間の連続的な試験時間(すなわち4日と7日)の後に、なんの欠陥も生じなかったが、これに対し、より高い「キス」の値(40mm)において、ちょうど2時間の試験(再び同一のタイヤIとIIについて)後に、「ジッパーブレーク」が生じた。
【0063】
同様に、第1のステップから40mmの「キス」の値にさらされた他のタイヤ(III)は、3時間後に「ジッパーブレーク」を生じた。
【0064】
【表4】
Figure 0004484415
【0065】
本出願人によって実施された試験に基づき、試験された各タイヤについて、その典型的な傾向が図7のグラフに示されている曲線を獲得することができた。
【0066】
このグラフは、タイヤ上で実施された試験の持続時間を横座標軸に沿って示し、またタイヤサイドウォール内へのディスク10の貫入深さ(「キス」)を縦座標軸に沿って示している。
【0067】
図7の曲線XとYは、それぞれ、所定の荷重と圧力状態の所定の製造型式のタイヤに関する。より詳しくは、曲線Xは、9000kgの定格負荷と3barの使用圧力とを有するモデルAのタイヤに関し、一方、曲線YはモデルBのタイヤに関する。
【0068】
示したように、前記曲線の典型的な傾向は一般的に減少傾向であり、水平漸近線(点線)の存在を特徴とするほぼ放物線状のプロフィルを有する。これは、前記漸近線よりも低い「キス」の値の場合、「ジッパーブレーク」が生じないことを意味する。
【0069】
さらに、図7のグラフは、前記の典型的な曲線の変位が、タイヤの異なる構造に従うことを示している。
【0070】
より詳しくは、図7では、本出願人の2つの異なるタイヤXとYの持続時間/貫入深さの曲線が比較されている。
【0071】
さらに、当業者は、前記曲線の傾向が、交互応力にさらされる材料の疲労に関連して周知のフーラー曲線(Wholer curves)の傾向と、いかに似ているかを理解し得る。
【0072】
上記の目的のためには、例えば、上に参照したサイズを有するタイヤの場合、60km/hの速度での100時間の試験が、カーカスコードに印加される約1.8x106サイクルの交互応力に対応することを考慮することで十分である。
【0073】
さらに、カーカスコードの変形度が関係する「キス」の程度は、対応する張力状態を前記コード内に生じさせる。したがって、図7のグラフの縦座標軸に沿って、「キス」のパラメータ(mm)を張力(Paまたはkg/mm2)に置き換えることが可能であり、これによって、上記の観点からも、フーラー曲線との完全な対応性が獲得される。
【0074】
換言すれば、本発明による方法を用いることによって実施される「キス」変形試験は、タイヤサイドウォールおよびカーカスコードに、図5と図6に関連して上に説明したことに従ってそれらの曲率を変更することによって、周期的に応力が印加される試験と等しい。
【0075】
したがって、疲労の状態がこれらのコンポーネント(サイドウォールおよび関連コード)内に誘発され、これによって、短期間のうちに、また特別に厳しい条件(タイヤ荷重および膨張圧力)下にない状態で、それらの突然の曲げ(つぶれ)が引き起こされる結果になる。
【0076】
したがって、上述のことを考慮すると、ほとんど新しいタイヤにも、より一般的にはタイヤ寿命のいかなる時点においても、「ジッパーブレーク」が生じる実際の状態下のタイヤに一致する結果の達成が、本発明による方法によって可能となることが明らかである。この目的のためには、限定された時間数の間であっても、「重大な」状態下で(すなわち、図7に示した曲線の漸近面の上方で)タイヤを使用することで十分である。
【0077】
本出願人はまた、試験したタイヤに「メモリ効果」が存在することを確認した。
【0078】
実際に、実施した実験により、タイヤの「ジッパーブレーク」を達成するには、上述の重大な状態下にタイヤを連続的に維持することが不必要であることが示されている。部分期間の総合計が図7の図面に規定された疲労限度に到達するようなものであるという条件で、タイヤがいくつかの時間期間に、間隔を空けて、通常の使用状態(すなわち、「キス」なし)と交互に前記重大な状態下に維持されるならば、前記の破損が生じる。
【0079】
最後に、この関連で、本発明による装置によって達成される重要な利点を強調することが重要である。
【0080】
実際に、上述のように、本発明は、大型トラックに装着されたタイヤの「ジッパーブレーク」が、図1に示したように、2つの対を成すタイヤの間に生じる干渉によって引き起こされるという本出願人の認識から生まれた。
【0081】
したがって、この認識に基づき、2つのタイヤが並んで配設され、タイヤの一方が他方の変形を引き起こす装置を使用して、本発明の方法を実施することも可能であろう。
【0082】
しかし、このような装置は、図3に示した装置よりもはるかに複雑であり、したがって、所望の程度の干渉を発生させるために、試験ディスク10の上述の貫入(「キス」)に代わるいくつかのパラメータの調整が必要であるので、試験の実行もまたより難しいであろう。
【0083】
もちろん、これまで説明してきた本発明に関して他の別形態も可能であろう。
【0084】
図示していない一実施形態では、試験すべきタイヤのサイドウォール上に前記ディスクによって及ぼされる横方向力を測定するように、ロードセルがディスク10の軸に位置決めされる。
【0085】
さらに、上述の実施例では、ディスク10はアイドルに装着され、試験すべきタイヤとの接触によって回転可能に駆動される。本発明の別の実施形態によれば、モータによって駆動される前記ディスクは、タイヤとの相対摩擦接触の効果が算定される試験を実施するために、必要な速度で回転される。
【0086】
さらに、ディスク外縁の丸いプロフィルは、図面に示したプロフィルと異なることが可能である。
【0087】
例えば、実際の状態下で時々生じるように、2つの隣接したタイヤの間に押しつぶされた石等の存在をシミュレートするように、プロフィルは切れ目、リブおよび/または突出部を有することができる。
【0088】
上に取り上げたディスク10は、タイヤサイドウォール内への貫入深さを変更するために、水平に移動可能であり、また必要なときに異なる高さにおいてサイドウォールを変形するために、垂直に移動可能である。しかし、さらなる実験的な効果が得られるように、ディスクの回転軸の傾斜がタイヤの子午面に関しても調整可能である装置を設けることが可能である。
【0089】
最後に、上記の装置において通常のロードホイールから成る、試験すべきタイヤの転動面は、また他の等価のシステムを使用することによって形成できるであろう。例えばコンベヤベルト(タイヤのフットプリント領域において適切に支持された)を使用でき、これによって、平坦面で回転するタイヤ上の試験の実施が可能になるであろう。
【0090】
最後に、本発明は、対を成すタイヤによって引き起こされる「ジッパーブレーク」が生じる産業車両用途に意図されたタイヤに特に重要であるが、それにもかかわらず、周期的にタイヤに作用する応力に反応するタイヤの挙動を研究するために、より一般的に、同様にすべてのタイヤに適用し得るという事実を考慮することが肝要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 「キス」状態の1対の対を成すタイヤの干渉ゾーンの半径方向部分断面図である。
【図2】 図1の干渉ゾーンの平面図である。
【図3】 本発明による方法を実施するための装置の斜視図である。
【図4】 図3の装置の断面図である。
【図5】 本発明による方法の2つのステップを詳細に示す。
【図6】 本発明による方法の2つのステップを詳細に示す。
【図7】 本発明による試験方法における、2つの異なるタイヤの挙動を示した図面である。

Claims (11)

  1. タイヤのサイドウォールの制御された破損を引き起こすための試験方法において、 −予め規定された速度、膨張圧力および荷重状態で表面(4)上においてタイヤ(2)を回転させるステップと、 −所定の局率(C1、C2、C3)からなる凹部と凸部が隣接した少なくとも2つの部分を備えるプロフィルに従って前記サイドウォールを変形するための形づくられたボディ(10)によって、前記表面(4)との接触領域の近傍において前記タイヤのサイドウォールに対して圧力を印加するステップと、を含み、前記形づくられたボディ(10)が回転可能なディスクであることを特徴とする試験方法。
  2. 前記形づくられたボディ(10)が前記タイヤのサイドウォールと接触しない非操作位置と、前記形づくれらたボディ(10)が前進されると共に前記サイドウォールの変形前のプロフィルに関して予め規定された深さだけ前記サイドウォール内に貫入する操作位置との間で、タイヤ(2)に関して、前記形づくられたボディ(10)が横断して移動される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記形づくられたボディ(10)が、前記サイドウォールを異なる高さにおいて変形するように、タイヤ(2)の前記サイドウォールに沿って前記サイドウォールに関して半径方向に移動可能である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記形づくられたボディ(10)が、予め規定された速度で回転される、請求項3に記載の方法。
  5. タイヤのサイドウォールに制御された破損を引き起こすための装置であって、表面(4)と、前記タイヤ(2)を支持するためのアーム(5)と、前記タイヤを前記表面(4)で回転させるための手段と、形づくられたボディ(10)であって、第1の非操作位置と前記形づくられたボディ(10)が所定の深さだけ前記タイヤサイドウォール内に貫入する第2の操作位置との間で前記タイヤに関して横断して移動可能である形づくられたボディ(10)と、を具備し、前記形づくられたボディ(10)が回転可能なディスクである、装置。
  6. 前記形づくられたボディ(10)が、前記サイドウォールを異なる高さにおいて変形するように、前記タイヤ(2)のサイドウォールに沿って前記タイヤに関して半径方向に移動可能である、請求項5に記載の装置。
  7. 前記形づくられたボディ(10)が、予め規定された速度で回転されるように操作される、請求項5に記載の装置。
  8. 前記ディスクの回転軸が前記タイヤの子午面に関して傾斜される、請求項5に記載の装置。
  9. 前記表面(4)が回転ドラムである、請求項5に記載の装置。
  10. 前記アーム(5)が、前記タイヤ(2)に印加される荷重を変更するように並進されるために移動可能である、請求項5に記載の装置。
  11. 前記形づくられたボディ(10)が、前記表面(4)との前記タイヤのフットプリント領域の近傍で、前記タイヤのサイドウォールに貫入する、請求項5に記載の装置。
JP2001578923A 2000-04-12 2001-04-04 タイヤの試験方法および装置 Expired - Lifetime JP4484415B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT2000A000809 2000-04-12
IT2000MI000809A IT1317230B1 (it) 2000-04-12 2000-04-12 Metodo ed apparecchiatura di prova di pneumatici
US23169500P 2000-09-11 2000-09-11
US60/231,695 2000-09-11
PCT/EP2001/003823 WO2001081886A2 (en) 2000-04-12 2001-04-04 Tyre testing method and apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003532068A JP2003532068A (ja) 2003-10-28
JP4484415B2 true JP4484415B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=26332738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001578923A Expired - Lifetime JP4484415B2 (ja) 2000-04-12 2001-04-04 タイヤの試験方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6729179B2 (ja)
EP (1) EP1192436B1 (ja)
JP (1) JP4484415B2 (ja)
AU (1) AU9517901A (ja)
DE (1) DE60140242D1 (ja)
WO (1) WO2001081886A2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10159802B4 (de) * 2001-12-05 2005-02-17 Audi Ag Fahrzeugräder-Prüfvorrichtung
JP4177671B2 (ja) * 2003-01-10 2008-11-05 住友ゴム工業株式会社 タイヤ情報の提供方法及び提供装置
EP1526385B1 (en) * 2003-10-21 2006-08-09 STMicroelectronics S.r.l. Method for determining the physical features of a tire
DE60319598T2 (de) * 2003-10-24 2009-04-16 Pirelli Tyre S.P.A. Verfahren und system zur bestimmung des schräglaufwinkels eines reifens während des fahrens eines fahrzeugs
AU2003288276A1 (en) * 2003-10-24 2005-05-19 Pirelli Pneumatici S.P.A. Method and system for determining a tyre load during the running of a vehicle
US7055381B2 (en) * 2004-07-08 2006-06-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Method of testing tires for durability
ES2289893B1 (es) * 2005-09-29 2008-12-16 Universitat Politecnica De Catalunya Banco de pruebas de neumaticos.
JP5019896B2 (ja) * 2007-02-05 2012-09-05 株式会社ブリヂストン タイヤのサイドウォール部剛性測定方法および装置
US7908917B2 (en) * 2008-08-12 2011-03-22 Kobe Steel, Ltd. Driving control method of tire testing machine and tire testing machine
WO2011065938A1 (en) * 2009-11-24 2011-06-03 Michelin Recherche Et Technique, S.A. On vehicle testing of tire resistance to sidewall aggression
CN103260911B (zh) 2010-12-23 2016-10-19 倍耐力轮胎股份公司 估算作用在轮胎上的负载的方法和系统
IT1403280B1 (it) * 2010-12-23 2013-10-17 Pirelli Metodo e sistema per stimare la pressione di gonfiaggio di un pneumatico
WO2012105942A1 (en) 2011-01-31 2012-08-09 Michelin Recherche Et Technique S.A. Tire spreader for tire repair
MX2014003594A (es) * 2011-09-30 2014-04-25 Michelin Rech Tech Metodos y aparatos para doblar y soportar una pared lateral de neumatico.
ITMI20131157A1 (it) 2013-07-10 2015-01-11 Pirelli Metodo e apparato per controllare pneumatici in una linea di produzione
JP6012558B2 (ja) * 2013-07-11 2016-10-25 株式会社ブリヂストン タイヤ試験装置およびタイヤ試験方法
MX2018006046A (es) * 2015-12-16 2018-09-12 Pirelli Metodo y aparato para revisar neumaticos.
US10809158B2 (en) 2015-12-28 2020-10-20 Pirelli Tyre S.P.A. Apparatus and method for checking tyres
WO2017141094A1 (en) 2015-12-28 2017-08-24 Pirelli Tyre S.P.A. Apparatus for checking tyres
DE102017223208A1 (de) 2017-12-19 2019-06-19 Continental Reifen Deutschland Gmbh Rad- und Reifenprüfstand und Verfahren zur Durchführung einer Rad- und Reifenprüfung
CN112014250A (zh) * 2020-09-01 2020-12-01 安徽佳通乘用子午线轮胎有限公司 一种轮胎钢丝帘布层的耐疲劳性测试方法及其应用
CN112595527A (zh) * 2020-12-31 2021-04-02 赛轮集团股份有限公司 用于轮胎台架试验机的轮胎安装辅助装置
US11781945B2 (en) 2021-08-25 2023-10-10 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire sidewall toughness index method
WO2023242816A1 (en) * 2022-06-17 2023-12-21 Bridgestone Europe Nv/Sa Method and system for testing the resilience of an electronic device that in use is subjected to periodic deformations and that is intended to be coupled to at least one component of an elastic body, preferably a tyre

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4651787A (en) * 1985-12-23 1987-03-24 Appl Franklin J Method and apparatus for effectuating a blowout
US5365781A (en) * 1992-04-03 1994-11-22 Michelin Recherche Et Technique S.A. Tire uniformity correction without grinding
US5328084A (en) 1992-05-04 1994-07-12 General Motors Corporation Aluminum heat exchanger braze furnace
FR2766563A1 (fr) * 1997-07-23 1999-01-29 Michelin & Cie Dispositif de surveillance des sollicitations subies par un pneumatique

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001081886A3 (en) 2002-01-31
EP1192436B1 (en) 2009-10-21
US6729179B2 (en) 2004-05-04
AU9517901A (en) 2001-11-07
DE60140242D1 (de) 2009-12-03
US20030037608A1 (en) 2003-02-27
JP2003532068A (ja) 2003-10-28
WO2001081886A2 (en) 2001-11-01
EP1192436A2 (en) 2002-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4484415B2 (ja) タイヤの試験方法および装置
US3946527A (en) Lateral force variation correction of pneumatic tires
US4722378A (en) Tire treads with convex elements
CA2102618C (en) Tire uniformity correction without grinding
US4407346A (en) Pneumatic tire for motor vehicles having a low power absorption and a high directional control stability
KR950007771B1 (ko) 타이어 균일화 장치 및 방법 및 이로 부터 제조된 타이어
EP0768518A2 (en) Method of foreseeing and controlling tread wearing in a pneumatic tyre and related pneumatic tyre
EP0766079A1 (en) Method of correcting conicity, radial run out, and force variations in a pneumatic tyre
JPS60240507A (ja) 低騒音マルチサイピングタイヤ
JP5889605B2 (ja) ゴム摩耗試験方法
EP1385709A1 (en) Safety support for vehicle tires
EP0358490B1 (en) Tyre and rim assembly and tyre for use thereon
JP4866425B2 (ja) 非対称トレッドプロファイルを有する空気タイヤ
US6836706B2 (en) Method of forecasting comfort inside a vehicle equipped with a mounted assembly having non-uniformities
EP0466285A2 (en) Heavy duty radial tire
EP3591376B1 (en) Test method for wear resistance performance of tread rubber for a tire
JP5066858B2 (ja) タイヤグルーブクラック室内試験方法
JP6743533B2 (ja) タイヤの試験方法
JP4163099B2 (ja) 空気入りタイヤのブレーカ衝撃試験方法
CN110987484B (zh) 一种轮胎的带束层耐久性能的室内测试方法
JPH02158402A (ja) 高内圧重荷重用ラジアルタイヤ
JP2020026257A (ja) タイヤの試験方法、及び、タイヤの試験装置
JP2020060479A (ja) タイヤの試験方法
CA1210311A (en) High compression beads for tires
JP2020115088A (ja) タイヤの試験方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4484415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term