JP4482540B2 - 電池解体用治具 - Google Patents

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Description

本発明は、電池解体用治具に関する。
リチウムイオン二次電池等の小型二次電池は充電エネルギ密度が大きいため、使用済みの二次電池等を解体する際には、内部短絡により発熱、破裂、発火の虞がある。このような発熱、破裂、発火を防止するため、電池に外部負荷を接続して放電し外部短絡状態にした後に電池を解体することが求められている。
しかしながら、このように電池を外部短絡状態にした場合にあっても、電池の内部抵抗により完全に充電エネルギを放電することは困難であった。従来、使用済みの二次電池を解体する技術としては、電池容器に孔を開けると共に、この孔から電池容器内のガス、電解液を電池容器外部へ抜き出すために用いられる穿孔装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−134325号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術は、電池容器に孔を開けて電池容器内のガス、電解液を電池外部へ抜き出すためのものであり、二次電池の内部短絡を安全な状態で行うことができない場合がある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、二次電池の内部短絡を従来より安全な状態で行うことが可能な電池解体用治具を提供することを目的とする。
本発明による電池解体用治具は、二次電池を載置する載置部と、所定の重量を有し先端部が鋭角とされた金属棒と、金属棒に連結され接地されたワイヤと、ワイヤが掛けられて金属棒を二次電池の上方で吊り下げ可能とし、金属棒を落下させて二次電池を突き刺し可能とする吊り下げ手段と、を備えることを特徴としている。
このような電池解体用治具によれば、所定の重量を有し先端部が鋭角とされた金属棒を上方から落下可能とする吊り下げ手段を備え、金属棒に連結されたワイヤを引くことで金属棒を所定の高さに移動させ、ワイヤを放すことで金属棒を落下させて金属棒の落下を遠隔操作することがきる。金属棒を落下させることで、載置部に載置された二次電池に金属棒を突き刺すことができる。二次電池に突き刺された金属棒は、ワイヤによって接地されているため、従来より安全に二次電池を内部短絡させることができる。また、ワイヤを用いて金属棒の落下を遠隔操作することができるため、電池解体用治具をドラフト内に設置して、二次電池の内部短絡を従来より安全な状態で行うことができる。このように、二次電池を内部短絡させて充電エネルギを放電することで、二次電池の解体作業を従来より安全に行うことが可能となる。
ここで、載置部に載置された二次電池を覆うカバー部材を備えていると、二次電池を内部短絡させ、有害なガスや液体等が発生した場合にあっても、発生したガスや液体等の周囲への拡散を防止することができる。これにより、二次電池の内部短絡を従来より一層安全な状態で行うことができる。
また、吊り下げ手段は、ワイヤが巻き掛けられる滑車を備えることが好ましい。これにより、ワイヤの移動を円滑にして、金属棒をスムーズ落下させることができる。
本発明の電池解体用治具によれば、二次電池の内部短絡を従来より安全な状態で行うことができる。
以下、本発明による電池解体用治具の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本発明の実施形態に係る電池解体用治具を示す正面図、図2は、図1に示す電池解体用治具の側面図、図3は、図1に示す電池解体用治具の平面図、図4は、金属棒が二次電池に突き刺さった状態の電池解体用治具を示す正面図である。
図1〜図4に示す電池解体用治具1は、例えば、ドラフト12内に設置され、二次電池(以下、「電池」という。)2を内部短絡させて、電池2の充電エネルギを放電させるものである。例えば、携帯電話等に使用されたリチウムイオン二次電池等を解体する際に利用される。なお、ドラフト12は、図1及び図4において仮想線で示している。
電池解体用治具1は、電池2が載置される載置板(載置部)3を具備し、この載置板3の上方には、ワイヤ5によって吊り下げられ上下動可能とされた金属棒4が配置されている。載置板3は、金属製の平板によって構成され、例えばステンレス製の金属板が好ましく、その大きさは、載置される電池2の大きさに対応している。電池2は、例えば、正極2a、セパレータ2b、負極2cの構造の積層体を一つ又は複数有している。また、この積層体が電池容器2d内に収容されている。
金属棒4は円柱状を成し、その先端部4aは円錐状とされ鋭角に尖っている。この金属棒4は先端部4aが下方に向くように配置され、金属棒4の後端部4bにはワイヤ5が連結されている。金属棒4は、上方から電池2上に落下された際に、電池2の外表面を構成する容器2dを貫通して、電池2の内部に進入可能な重量と硬さを有している。
金属棒4は、上下方向に延在する円筒体6内に配置され、この円筒体6によって上下方向の移動が案内されている。円筒体6の下端部6aは、載置板3に載置された電池2の真上に配置されている。
この載置板3には、電池2を挟むように両側に配置され上下方向に延在する一対の支柱7,7が設置されている。この一対の支柱7,7には、円筒体6を支持する複数(本実施形態では、例えば2本)の支持部材8が上下方向に離間して固定されている。支持部材8は、図1における左右方向に延在し、円筒体6は、支持部材8に固定されている。
一対の支柱7,7には、互いの上端部7aを連結する上部部材9が設けられている。これらの上部部材9及びこの上部部材9を支持する一対の支柱7,7が、金属棒4を電池2の上方で吊り下げ可能な吊り下げ手段を構成している。上部部材9には複数の滑車10が設けられ、金属棒4に連結されたワイヤ5の移動を案内する。滑車10は、上下方向に隣接して一対ずつ、左右方向に所定間隔離間して複数箇所に設置されている。複数の滑車10のうちの一つは円筒体6の略真上に設けられている。
ワイヤ5は、上述したように一端側が金属棒4の後端部4bに連結され上下方向に延在し、円筒体6の略真上に設けられた滑車10に巻き掛けられている。また、このワイヤ5は、上下方向に隣接する滑車10,10間を上部部材9に沿って外方へ延びている。ワイヤ5の他端側は、ドラフト12外に配置されて接地されている。ワイヤ5の材質としては、例えばステンレス等が挙げられ、導通可能なものであれば良い。そして、金属棒4及びワイヤ5は、互いに導通がとれている。
金属棒4は、ワイヤ5によって上方から吊り下げられているため、ワイヤ5をドラフト12外から引いたり戻したりすることで、金属棒4を上下動させることができる。すなわち、ワイヤ5を引っ張って金属棒4を所定の高さに配置させ、ワイヤ5を放すことで、所定の高さに配置された金属棒4を自由落下させて電池2に突き刺すことができる。
また、電池解体用治具1は、電池2を周囲から囲むように配置され箱形を成すカバー11を備えている。カバー11は、例えば金属製の板材等によって構成されている。このカバー11は、正面側の壁体が開閉可能な蓋を構成し、この蓋を開放して電池2を出し入れすることができる。この蓋は、ヒンジ等によって支持され揺動可能とされている。
次に、このように構成された電池解体用治具1を用い、電池2の充電エネルギを開放させて、電池を解体する方法について説明する。まず、電池解体用治具1をドラフト12内に配置し、ワイヤ5の他端側をドラフト12外に配置すると共に接地する。次に、電池2を載置板3上に配置する。
そして、ワイヤ5をドラフト12外から引っ張り、金属棒4を電池2の上方の所定の高さに配置し、ワイヤ5を放すことで、金属棒4を自由落下させて電池2に突き刺す。図4に示すように、金属棒4は、電池2の外表面を構成する容器2dを貫通して、内部に進入する。これにより、電池2を内部短絡させて、電池2の充電エネルギを放電させることができる。そして、電池2の充電エネルギをゼロにすることで、電池2の解体作業を従来より安全に行うことができる。具体的には、例えば、少なくとも最外層の積層体を貫通して、正極2aと負極2cとを短絡させれば、巻回型でも積層型でも電池全体の短絡が可能である。
この本実施形態の電池解体用治具1では、所定の重量を有し、先端部4aが鋭角とされた金属棒4を備えているため、この金属棒4を上方から落下させて、載置板3に載置された電池2に突き刺すことができる。金属棒4は接地されたワイヤ5に連結されているため、金属棒4を電池2に突き刺し電池2の内部に進入させ、電池2を内部短絡させることができる。また、金属棒4はワイヤ5によって連結されているため、電池解体用治具1をドラフト12内に設置して、ドラフト12外からワイヤ5を引いたり戻したり操作することで、電池2の内部短絡を従来より安全な状態で行うことができる。
また、載置板3に載置された電池2を周囲から囲むカバー11を備えているため、電池2を内部短絡させガスや液体等が発生した場合にあっても、発生したガスや液体等の周囲への拡散を防止することができる。これにより、電池2の内部短絡を従来より一層安全な状態で行うことができる。
また、金属棒4の上下動を案内する円筒体6を備えているため、金属棒4の上下動を好適に案内することができ、金属棒4を確実に電池2に突き刺すことが可能とされている。
また、ワイヤ5が巻き掛けられる滑車10を金属棒4の上方に備えているため、ワイヤ5の移動を円滑にして、金属棒4をスムーズに上下動させることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態において、電池解体用治具1をドラフト12内に設置して、電池2を内部短絡させているが、その他の場所に電池解体用治具1を設置して電池2を内部短絡させても良い。
また、上記実施形態では、金属棒4を所定の重量を有し先端部4aが円錐形状を成す構成としているが、例えば、三角錐形状の先端部を有する金属棒でもよく、要は、金属棒を落下させて、電池2に突き刺し可能な構成であれば良い。
また、上記実施形態において、解体される電池2を載置板3上に直接載置しているが、図5に示すように、クランプ23などの電池固定用治具を用いて電池22を固定し、クランプ23を載置板3上に配置してもよい。特に、電池の形状が円柱状、球状、ボタン状等である場合には、電池固定用治具を用いて電池を固定することで、金属棒4を確実に電池に突き刺すことできる。
本発明の実施形態に係る電池解体用治具を示す正面図である。 図1に示す電池解体用治具の側面図である。 図1に示す電池解体用治具の平面図である。 金属棒が二次電池に突き刺さった状態の電池解体用治具を示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係る電池解体用治具を示す正面図である。
符号の説明
1…電池解体用治具、2,22…二次電池、3…載置板(載置部)、4…金属棒、4a…先端部、5…ワイヤ、6…円筒体、7…支柱(吊り下げ手段)、9…上部部材(吊り下げ手段)、10…滑車、11…カバー。

Claims (4)

  1. 二次電池を載置する載置部と、
    所定の重量を有し先端部が鋭角とされた金属棒と、
    前記金属棒に連結され接地されたワイヤと、
    前記ワイヤが掛けられて前記金属棒を前記二次電池の上方で吊り下げ可能とし、前記金属棒を落下させて前記二次電池を突き刺し可能とする吊り下げ手段と、を備えることを特徴とする電池解体用治具。
  2. 前記載置部に載置された前記二次電池を覆うカバー部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の電池解体用治具。
  3. 前記金属棒の落下を案内する筒体を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電池解体用治具。
  4. 前記吊り下げ手段は、前記ワイヤが巻き掛けられる滑車を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電池解体用治具。
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