JP4479153B2 - Crossbar structure for seat mounting - Google Patents

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JP4479153B2 JP2003004650A JP2003004650A JP4479153B2 JP 4479153 B2 JP4479153 B2 JP 4479153B2 JP 2003004650 A JP2003004650 A JP 2003004650A JP 2003004650 A JP2003004650 A JP 2003004650A JP 4479153 B2 JP4479153 B2 JP 4479153B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシート取付用クロスバー構造に係り、特に、自動車等の車両に適用されるシート取付用クロスバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両に適用されるシート取付用クロスバー構造においては、シート取付用クロスバー上にロック機構のフロア側ロック部を設けると共に、シート取付用クロスバーを車両の左右両端まで延在してシャシフレームに連結した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−213359号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成では、クロスメンバが直線形状であるため、シート取付用クロスバー自体にエネルギ吸収部が無い。この結果、シートの支持剛性を向上するためには、フロア側ロック部に近接して、フロアパネルを補強する縦メンバを配設する必要があり、車体重量が大幅に増加する。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車体重量が大幅に増加することなく、シートの支持剛性を向上できるシート取付用クロスバー構造を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、車幅方向に沿って配設され、フロアパネルに取付ける固定部と、車幅方向に所定の間隔を開けて車両下方へ屈曲した屈曲部と、前記固定部よりも車両下方に位置する前記屈曲部間の部位と、備えたメインクロスバーと、
車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーと、
前記メインクロスバーの前記屈曲部間の部位と前記サブクロスバーとに架設された連結部材と、
前記メインクロスバーの屈曲部間の部位に固定され、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカと、
を有することを特徴とする。
【0007】
従って、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカを介してシートから入力される荷重は、車幅方向に沿って配設され、フロアパネルに取付ける固定部と、車幅方向に所定の間隔を開けて車両下方へ屈曲した屈曲部と、固定部よりも車両下方に位置する屈曲部間の部位と、備えたメインクロスバーに直接作用すると共に、連結部材を介してメインクロスバーからサブクロスバーにも作用する。また、シート連結用のストライカを介してシートから入力される上下方向荷重は、車幅方向に沿って配設されたメインクロスバーに車幅方向に形成した車両下方へ屈曲した屈曲部で支持することができる。また、シート連結用のストライカを介してシートから入力される車幅方向荷重は、車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーで支持することができる。この結果、シート連結用のストライカを介してシートから入力される荷重に対してメインクロスバーとサブクロスバーとの耐力を確保できるので、メインクロスバー及びサブバーが固定される車体側にシートからの荷重に対する耐力を向上するための補強部材を配設する必要がない。このため、車体重量が大幅に増加することなく、シートの支持剛性を向上できる。また、メインクロスバーにおける固定部よりも車両下方に位置する屈曲部間の部位にシート連結用のストライカが固定されているため、シートに着座する乗員のヒップポイントを下方に設定することが可能になる。
【0008】
請求項2記載の本発明は、車幅方向に沿って配設され、車幅方向に所定の間隔を開けて車両下方へ屈曲した屈曲部が形成されたメインクロスバーと、
車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーと、
前記メインクロスバーの前記屈曲部間の部位と前記サブクロスバーとに架設された連結部材と、
前記メインクロスバーの屈曲部間の部位と前記連結部材との双方に固定され、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカと、
を有することを特徴とする。
【0009】
従って、メインクロスバーと連結部材との双方に固定され、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカを介してシートから入力される荷重は、メインクロスバーに直接作用すると共に、連結部材を介してメインクロスバーからサブクロスバーにも作用する。また、シート連結用のストライカを介してシートから入力される上下方向荷重は、車幅方向に沿って配設されたメインクロスバーに車幅方向に形成した車両下方へ屈曲した屈曲部で支持することができる。また、シート連結用のストライカを介してシートから入力される車幅方向荷重は、車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーで支持することができる。この結果、シート連結用のストライカを介してシートから入力される荷重に対してメインクロスバーとサブクロスバーとの耐力を確保できるので、メインクロスバー及びサブバーが固定される車体側にシートからの荷重に対する耐力を向上するための補強部材を配設する必要がない。このため、車体重量が大幅に増加することなく、シートの支持剛性を向上できる。また、シート連結用のストライカを介してシートから入力される荷重が、メインクロスバーと連結部材を介してサブクロスバーに作用すると共に、連結部材のみを介してサブクロスバーに作用する。このため、メインクロスバーとアシストプレートとの接合部の負荷を低減できると共に、シート連結用のストライカを介してシートから入力される荷重を、アシストプレートによりメインクロスバーとアシストプレートとに分散できるため、シートの耐久性を向上できると共に、車両のねじり剛性も向上できる。
請求項3記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のシート取付用クロスバー構造において、前記メインクロスバーの屈曲部と屈曲部間の部位がフロアパネルに形成したタイヤ収納用の凹部内に挿入されていることを特徴とする。
従って、請求項1または請求項2に記載の作用に加えて、メインクロスバーの屈曲部と屈曲部間の部位がフロアパネルに形成したタイヤ収納用の凹部内に挿入されているため、車室内スペースを有効に活用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係るシート取付用クロスバー構造の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0011】
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
【0012】
図6に示される如く、本実施形態では、自動車車体のフロアパネル10の後部に、タイヤ収納用の凹部12が形成されており、このタイヤ収納用の凹部12の上方には、デッキパネル14が配設されている。また、デッキパネル14は前部14Aと後部14Bとに分割されており、取外し可能となっている。
【0013】
デッキパネル14の後部14Bにおける前端縁部には、車幅方向に所定の間隔を開けて車両前後方向に沿った切欠16が形成されている。これらの切欠16には、車両前方へ回転することで格納可能なダイブ式シート18の車両後方内側脚部20が挿通可能となっている。
【0014】
また、フロアパネル10の後部には、タイヤ収納用の凹部12を跨いで、メインクロスバー24が車幅方向に沿って配設されており、メインクロスバー24の車両後方側近傍には車幅方向に沿ってサブクロスバー26が配設されている。
【0015】
図4に示される如く、メインクロスバー24は、車両前後方向を長手方向とする長円断面形状のパイプ材で構成されており、サブクロスバー26は、円断面形状のパイプ材で構成されている。
【0016】
図5に示される如く、メインクロスバー24は、車幅方向両端部24A、24Bが、ボルト30とナット32によって、フロアパネル10の上面10Aに固定されており、これらの固定部におけるフロアパネル10の下面10B側には車両前後方に沿って周知のフロアサイドメインバ33が配設されている。また、メインクロスバー24の車幅方向両端部24A、24B近傍には、車両下方へ屈曲した屈曲部24C、24Dが形成されており、屈曲部24Cと屈曲部24Dとの間の部位となる車幅方向中間部24Eは、フロアパネル10のタイヤ収納用の凹部12内に挿入されている。なお、メインクロスバー24の屈曲部24C、24Dは、それぞれ車幅方向外側上方から車幅方向内側下方へ向かって傾斜している。
【0017】
図3に示される如く、メインクロスバー24と同様にサブクロスバー26も、車幅方向両端部26A、26Bが、ボルト30とナット(図示省略)によって、フロアパネル10の上面10Aに固定されている。
【0018】
また、メインクロスバー24の車幅方向中間部24Eには、連結部材としての左右一対のアシストプレート40が車両前後方向に沿って配設されており、これらのアシストプレート40は、メインクロスバー24の車幅方向中間部24Eと、サブクロスバー26とに架設されている。
【0019】
図2に示される如く、アシストプレート40は、開口部を上方へ向けた断面コ字状となっており、両側部40Aの前部上方には、U字状の凹部42が形成されている。また、アシストプレート40の両側部40Aの上端縁部には、開口外側に向かってフランジ40Bが形成されており、アシストプレート40の前端縁部には、車両前方へ延びるフランジ40Cが形成されている。
【0020】
図4に示される如く、アシストプレート40の後端縁部には、上方から円弧状の切欠44が形成されており、この切欠44の内周部が、サブクロスバー26に溶着されている。また、アシストプレート40の下面40Dの前部には、メインクロスバー24の車幅方向中間部24Eの上面24Fが溶着されており、メインクロスバー24の車幅方向中間部24Eの下面24Gには、シート連結用のストライカ48の下部48Aが溶着されている。なお、ストライカ48の上部に形成された係合部48Bの車幅方向両端部は、アシストプレート40の凹部42に溶着されている。
【0021】
図5に示される如く、ストライカ48の係合部48Bには、ダイブ式シート18における車両後方内側脚部20が、係合可能となっており、図示を省略した周知のロック機構によりロック状態(ストライカ48と脚部20が外れない状態)に保持されている。また、ダイブ式シート18における車両後方外側脚部50は、デッキパネル14の後部14Bの上面14Cに当接しており、デッキパネル14によって支持されている。
【0022】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0023】
本実施形態では、ダイブ式シート18からシート連結用のストライカ48を介して入力される荷重は、メインクロスバー24に直接作用すると共に、アシストプレート40を介してメインクロスバー24からサブクロスバー26にも作用する。
【0024】
また、シート連結用のストライカ48を介してダイブ式シート18から入力される上下方向荷重は、車幅方向に沿って配設されたメインクロスバー24の略車両下方へ屈曲した屈曲部24C、24Dで支持することができる。
【0025】
また、シート連結用のストライカ48を介してダイブ式シート18から入力される車幅方向荷重は、車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバー26で支持することができる。
【0026】
この結果、本実施形態では、シート連結用のストライカ48を介してダイブ式シート18から入力される荷重に対してメインクロスバー24とサブクロスバー26との耐力を確保できるので、メインクロスバー24及びサブバー26が固定されるフロアパネル10にダイブ式シート18からの荷重に対する耐力を向上するための補強部材を配設する必要がない。このため、車体重量が大幅に増加することなく、ダイブ式シート18の支持剛性を向上できる。
【0027】
また、本実施形態では、ストライカ48の上部に形成された係合部48Bが、アシストプレート40の凹部42に溶着されているため、シート連結用のストライカ48を介してダイブ式シート18から入力される荷重が、メインクロスバー24とアシストプレート40を介してサブクロスバー26に作用すると共にアシストプレート40のみを介してサブクロスバー26に作用する。この結果、メインクロスバー24とアシストプレート40との接合部の負荷を低減できる。
【0028】
また、本実施形態では、シート連結用のストライカ48を介してダイブ式シート18から入力される荷重を、アシストプレート40によりメインクロスバー24とサブクロスバー26とに分散できる。この結果、ダイブ式シート18の耐久性を向上できると共に、車両のねじり剛性も向上できる。
【0029】
また、本実施形態では、メインクロスバー24における車両下方へ屈曲した屈曲部24Cと屈曲部24Dとの間の車幅方向中間部24Eに、シート連結用のストライカ48を溶着したため、ダイブ式シート18に着座する乗員のヒップポイントを下方に設定できる。
【0030】
また、本実施形態では、メインクロスバー24の屈曲部24C、24Dと車幅方向中間部24Eとが、フロアパネル10のタイヤ収納用の凹部12内に挿入されている。この結果、図5に示される如く、タイヤ収納用の凹部12内に収納されたタイヤ60とメインクロスバー24との干渉を避けることで、メインクロスバー24のフロアパネル10への取付位置と凹部12の底部12Aとの距離Hを短くができ、車室内スペースを有効に活用できる。
【0031】
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、本発明のシート取付用クロスバー構造をダイブ式シート18に適用したが、本発明のシート取付用クロスバー構造は、ダイブ式シートに限定されず、車体から取外し可能な補助シート等の他のシートにも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明は、車幅方向に沿って配設され、フロアパネルに取付ける固定部と、車幅方向に所定の間隔を開けて車両下方へ屈曲した屈曲部と、前記固定部よりも車両下方に位置する前記屈曲部間の部位と、備えたメインクロスバーと、車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーと、メインクロスバーの屈曲部間の部位とサブクロスバーとに架設された連結部材と、メインクロスバーの屈曲部間の部位に固定され、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカと、を有するため、車体重量が大幅に増加することなく、シートの支持剛性を向上できるという優れた効果を有する。シートに着座する乗員のヒップポイントを下方に設定することが可能になるという優れた効果を有する。
【0033】
請求項2記載の本発明は、車幅方向に沿って配設され、車幅方向に所定の間隔を開けて車両下方へ屈曲した屈曲部が形成されたメインクロスバーと、車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーと、メインクロスバーの屈曲部間の部位とサブクロスバーとに架設された連結部材と、メインクロスバーの屈曲部間の部位と連結部材との双方に固定され、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカと、を有するため、車体重量が大幅に増加することなく、シートの支持剛性を向上できるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のシート取付用クロスバー構造において、メインクロスバーの屈曲部と屈曲部間の部位がフロアに形成したタイヤ収納用の凹部内に挿入されているため、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、車室内スペースを有効に活用できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシート取付用クロスバー構造を示す車両斜め前方から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るシート取付用クロスバー構造を示す車両斜め前方から見た分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るシート取付用クロスバー構造を示す平面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るシート取付用クロスバー構造が適用された車体後部を示す車両前方から見た断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るシート取付用クロスバー構造が適用された車体後部を示す車両斜め後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
10 フロアパネル
12 フロアパネルのタイヤ収納用の凹部
18 ダイブ式シート
20 ダイブ式シートの脚部
24 メインクロスバー
26 サブクロスバー
24C メインクロスバーの屈曲部
24D メインクロスバーの屈曲部
24E メインクロスバーの車幅方向中間部(屈曲部間の部位)
40 アシストプレート(連結部材)
48 シート連結用のストライカ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat mounting crossbar structure, and more particularly to a seat mounting crossbar structure applied to a vehicle such as an automobile.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a seat mounting crossbar structure applied to a vehicle such as an automobile, a floor-side lock portion of a locking mechanism is provided on the seat mounting crossbar, and the seat mounting crossbar extends to both left and right ends of the vehicle. And the structure connected with the chassis frame is known (for example, refer patent document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-213359
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a configuration, since the cross member has a linear shape, the seat mounting crossbar itself has no energy absorbing portion. As a result, in order to improve the support rigidity of the seat, it is necessary to dispose a vertical member that reinforces the floor panel in the vicinity of the floor-side lock portion, which significantly increases the weight of the vehicle body.
[0005]
In view of the above-described facts, an object of the present invention is to provide a seat mounting crossbar structure capable of improving seat supporting rigidity without significantly increasing the weight of the vehicle body.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a fixed portion that is disposed along the vehicle width direction and is attached to the floor panel, a bent portion that is bent downward in the vehicle width direction at a predetermined interval, and the fixed portion. A portion between the bent portions located below the vehicle, a main cross bar provided,
A linear sub cross bar arranged along the vehicle width direction;
A connecting member installed between the bent portion of the main cross bar and the sub cross bar;
A striker for connecting a seat , which is fixed to a portion between the bent portions of the main crossbar and has an engaging portion engageable with a leg portion of the seat;
It is characterized by having.
[0007]
Accordingly, the load input from the seat via the seat connecting striker in which the engaging portion that can be engaged with the leg portion of the seat is formed is disposed along the vehicle width direction and is fixed to the floor panel. And a bending portion that is bent downward in the vehicle width direction with a predetermined interval, a portion between the bending portion that is positioned below the vehicle relative to the fixed portion, and a main cross bar that is directly provided, and a connecting member It also acts from the main crossbar to the sub crossbar via. Further, the vertical load input from the seat through the seat connecting striker is supported by a bent portion bent downward in the vehicle formed in the vehicle width direction on the main cross bar disposed along the vehicle width direction. be able to. Further, the vehicle width direction load inputted from the seat through the seat connecting striker can be supported by a linear sub cross bar arranged along the vehicle width direction. As a result, the strength of the main cross bar and the sub cross bar can be secured against the load input from the seat via the seat connection striker, so There is no need to provide a reinforcing member for improving the load bearing capacity. For this reason, the support rigidity of the seat can be improved without significantly increasing the vehicle body weight. In addition, since the striker for seat connection is fixed at a position between the bent portions located below the vehicle in the main crossbar, it is possible to set the hip point of the occupant seated on the seat downward Become.
[0008]
The present invention according to claim 2 is a main cross bar formed along the vehicle width direction, and formed with a bent portion that is bent downward in the vehicle width direction with a predetermined interval therebetween.
A linear sub cross bar arranged along the vehicle width direction;
A connecting member installed between the bent portion of the main cross bar and the sub cross bar;
A striker for connecting a seat , which is fixed to both the portion between the bent portions of the main crossbar and the connecting member, and has an engaging portion engageable with a leg portion of the seat;
It is characterized by having.
[0009]
Therefore, the load input from the seat through the striker for connecting the seats, which is fixed to both the main crossbar and the connecting member and is formed with an engaging portion engageable with the leg portion of the seat, is applied to the main crossbar. And also acts from the main crossbar to the sub crossbar via the connecting member. Further, the vertical load input from the seat through the seat connecting striker is supported by a bent portion bent downward in the vehicle formed in the vehicle width direction on the main cross bar disposed along the vehicle width direction. be able to. Further, the vehicle width direction load inputted from the seat through the seat connecting striker can be supported by a linear sub cross bar arranged along the vehicle width direction. As a result, the strength of the main cross bar and the sub cross bar can be secured against the load input from the seat via the seat connection striker, so There is no need to provide a reinforcing member for improving the load bearing capacity. For this reason, the support rigidity of the seat can be improved without significantly increasing the vehicle body weight. Further, a load input from the seat via the striker for connecting the seats acts on the sub crossbar via the main crossbar and the connecting member, and acts on the sub crossbar only through the connecting member. As a result, the load on the joint between the main crossbar and the assist plate can be reduced, and the load input from the seat via the seat connection striker can be distributed to the main crossbar and the assist plate by the assist plate. The durability of the seat can be improved and the torsional rigidity of the vehicle can also be improved.
According to a third aspect of the present invention, there is provided the seat mounting crossbar structure according to the first or second aspect, for storing a tire in which a portion between the bent portion of the main crossbar is formed on the floor panel. It is characterized by being inserted into the recess.
Therefore, in addition to the operation of the first or second aspect, the portion between the bent portion of the main cross bar is inserted into the recess for storing the tire formed in the floor panel. Space can be used effectively.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a seat mounting crossbar structure according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0011]
In the figure, the arrow FR indicates the vehicle body front direction, the arrow UP indicates the vehicle body upward direction, and the arrow IN indicates the vehicle width inside direction.
[0012]
As shown in FIG. 6, in the present embodiment, a recess 12 for storing a tire is formed in the rear portion of a floor panel 10 of an automobile body, and a deck panel 14 is disposed above the recess 12 for storing a tire. It is arranged. Further, the deck panel 14 is divided into a front portion 14A and a rear portion 14B, and can be removed.
[0013]
A notch 16 is formed at the front edge of the rear portion 14B of the deck panel 14 along the vehicle longitudinal direction with a predetermined interval in the vehicle width direction. A vehicle rear inner leg portion 20 of a dive seat 18 that can be stored by rotating forward in the vehicle can be inserted into the notches 16.
[0014]
In addition, a main cross bar 24 is disposed along the vehicle width direction at the rear of the floor panel 10 so as to straddle the recessed portion 12 for storing the tire. A sub cross bar 26 is disposed along the direction.
[0015]
As shown in FIG. 4, the main cross bar 24 is composed of a pipe material having an oval cross-sectional shape with the longitudinal direction of the vehicle being the longitudinal direction, and the sub cross bar 26 is composed of a pipe material having a circular cross-sectional shape. Yes.
[0016]
As shown in FIG. 5, the main cross bar 24 has both end portions 24 </ b> A and 24 </ b> B in the vehicle width direction fixed to the upper surface 10 </ b> A of the floor panel 10 by bolts 30 and nuts 32. A well-known floor size domain bar 33 is disposed along the rear side of the vehicle on the lower surface 10B side. Further, bent portions 24C, 24D bent downward in the vehicle are formed in the vicinity of both ends 24A, 24B in the vehicle width direction of the main cross bar 24, and the vehicle is a portion between the bent portion 24C and the bent portion 24D. The width direction intermediate portion 24 </ b> E is inserted into the tire storage recess 12 of the floor panel 10. The bent portions 24C and 24D of the main cross bar 24 are inclined from the upper side in the vehicle width direction toward the lower side in the vehicle width direction.
[0017]
As shown in FIG. 3, similarly to the main cross bar 24, the sub cross bar 26 has both ends 26A and 26B in the vehicle width direction fixed to the upper surface 10A of the floor panel 10 by bolts 30 and nuts (not shown). Yes.
[0018]
A pair of left and right assist plates 40 as connecting members are disposed along the vehicle front-rear direction in the vehicle width direction intermediate portion 24E of the main cross bar 24. The assist plates 40 are connected to the main cross bar 24. The vehicle width direction intermediate portion 24E and the sub cross bar 26 are installed.
[0019]
As shown in FIG. 2, the assist plate 40 has a U-shaped cross section with the opening facing upward, and a U-shaped recess 42 is formed above the front of both side portions 40A. A flange 40B is formed at the upper end edge of both side portions 40A of the assist plate 40 toward the outside of the opening, and a flange 40C extending forward of the vehicle is formed at the front end edge of the assist plate 40. .
[0020]
As shown in FIG. 4, an arcuate cutout 44 is formed from above at the rear edge of the assist plate 40, and the inner peripheral portion of the cutout 44 is welded to the sub cross bar 26. Further, the upper surface 24F of the vehicle width direction intermediate portion 24E of the main cross bar 24 is welded to the front portion of the lower surface 40D of the assist plate 40, and the lower surface 24G of the vehicle cross direction intermediate portion 24E of the main cross bar 24 is attached to the lower surface 24G. The lower part 48A of the striker 48 for sheet connection is welded. Note that both end portions in the vehicle width direction of the engaging portion 48 </ b> B formed on the upper portion of the striker 48 are welded to the concave portion 42 of the assist plate 40.
[0021]
As shown in FIG. 5, the engagement portion 48 </ b> B of the striker 48 is engageable with the vehicle rear inner leg portion 20 in the dive seat 18, and is locked by a well-known lock mechanism (not shown). The striker 48 and the leg portion 20 are held in a state where they cannot be removed. Further, the vehicle rear outer leg portion 50 in the dive seat 18 is in contact with the upper surface 14C of the rear portion 14B of the deck panel 14, and is supported by the deck panel 14.
[0022]
Next, the operation of this embodiment will be described.
[0023]
In the present embodiment, the load input from the dive type seat 18 via the seat connection striker 48 directly acts on the main crossbar 24 and also from the main crossbar 24 to the sub crossbar 26 via the assist plate 40. Also works.
[0024]
In addition, the vertical load input from the dive seat 18 via the seat connection striker 48 is bent portions 24C and 24D of the main cross bar 24 disposed along the vehicle width direction and bent substantially downward in the vehicle. Can be supported.
[0025]
Further, the vehicle width direction load input from the dive seat 18 via the seat connection striker 48 can be supported by a linear sub cross bar 26 disposed along the vehicle width direction.
[0026]
As a result, in this embodiment, the strength of the main cross bar 24 and the sub cross bar 26 can be secured against the load input from the dive seat 18 via the striker 48 for connecting the seats. In addition, there is no need to provide a reinforcing member for improving the load resistance against the load from the dive type sheet 18 on the floor panel 10 to which the sub bar 26 is fixed. For this reason, the support rigidity of the dive seat 18 can be improved without significantly increasing the vehicle body weight.
[0027]
Further, in the present embodiment, since the engaging portion 48B formed on the upper portion of the striker 48 is welded to the concave portion 42 of the assist plate 40, it is input from the dive seat 18 via the striker 48 for connecting the seats. The load acting on the sub cross bar 26 via the main cross bar 24 and the assist plate 40 and acting on the sub cross bar 26 only via the assist plate 40. As a result, the load on the joint between the main cross bar 24 and the assist plate 40 can be reduced.
[0028]
In the present embodiment, the load input from the dive seat 18 via the sheet connecting striker 48 can be distributed to the main cross bar 24 and the sub cross bar 26 by the assist plate 40. As a result, the durability of the dive seat 18 can be improved and the torsional rigidity of the vehicle can also be improved.
[0029]
Further, in the present embodiment, since the striker 48 for sheet connection is welded to the intermediate portion 24E in the vehicle width direction between the bent portion 24C and the bent portion 24D of the main cross bar 24 bent downward in the vehicle, the dive seat 18 The hip point of the occupant seated in can be set downward.
[0030]
In the present embodiment, the bent portions 24C and 24D of the main cross bar 24 and the vehicle width direction intermediate portion 24E are inserted into the tire storage recess 12 of the floor panel 10. As a result, as shown in FIG. 5, the mounting position of the main cross bar 24 on the floor panel 10 and the concave portion are avoided by avoiding interference between the tire 60 accommodated in the concave portion 12 for storing the tire and the main cross bar 24. The distance H to the bottom 12A of the 12 can be shortened, and the vehicle interior space can be used effectively.
[0031]
Although the present invention has been described in detail with respect to specific embodiments, the present invention is not limited to such embodiments, and various other embodiments are possible within the scope of the present invention. It will be apparent to those skilled in the art. For example, in the above-described embodiment, the seat mounting crossbar structure of the present invention is applied to the dive seat 18, but the seat mounting crossbar structure of the present invention is not limited to the dive seat and can be detached from the vehicle body. It can also be applied to other sheets such as an auxiliary sheet.
[0032]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, there is provided a fixed portion that is disposed along the vehicle width direction and is attached to the floor panel, a bent portion that is bent downward in the vehicle width direction at a predetermined interval, and the fixed portion. A portion between the bent portions located below the vehicle, a main cross bar provided, a linear sub cross bar disposed along the vehicle width direction, and a portion between the bent portions of the main cross bar and the sub A connecting member erected on the cross bar, and a seat connecting striker that is fixed to a portion between the bent portions of the main cross bar and has an engaging portion that can be engaged with a leg portion of the seat. In addition, it has an excellent effect that the support rigidity of the seat can be improved without significantly increasing the weight of the vehicle body. It has an excellent effect that the hip point of the occupant seated on the seat can be set downward.
[0033]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a main cross bar that is disposed along the vehicle width direction and has a bent portion that is bent downward in the vehicle width direction with a predetermined interval, and along the vehicle width direction. Both of the linear sub-crossbars arranged in the direction of the main crossbar, the connecting member between the bent portion of the main crossbar and the connecting member laid on the subcrossbar, and the connecting member between the bent portion of the main crossbar and the connecting member. And a seat-connecting striker formed with an engaging portion that can be engaged with the leg portion of the seat, so that the support rigidity of the seat can be improved without significantly increasing the vehicle body weight. It has the effect.
According to a third aspect of the present invention, there is provided the seat mounting crossbar structure according to the first or second aspect, wherein the bent portion of the main crossbar is formed in a recess for storing a tire formed on the floor. Therefore, in addition to the effect of the first or second aspect, the vehicle interior space can be effectively used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a seat mounting crossbar structure according to an embodiment of the present invention, as viewed from the front of a vehicle.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a seat mounting crossbar structure according to an embodiment of the present invention, as seen from the oblique front of the vehicle.
FIG. 3 is a plan view showing a seat mounting crossbar structure according to an embodiment of the present invention.
4 is an enlarged cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the rear part of the vehicle body to which the seat mounting crossbar structure according to one embodiment of the present invention is applied, as viewed from the front of the vehicle.
FIG. 6 is a perspective view of the rear part of the vehicle body to which the seat mounting crossbar structure according to one embodiment of the present invention is applied, as viewed from the obliquely rearward side of the vehicle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Floor panel 12 Recess for tire storage of floor panel 18 Dive seat 20 Dive seat leg 24 Main cross bar 26 Sub cross bar 24C Main cross bar bent portion 24D Main cross bar bent portion 24E Main cross bar Middle part in the vehicle width direction (part between the bent parts)
40 Assist plate (connecting member)
48 Striker for connecting seats

Claims (3)

車幅方向に沿って配設され、フロアパネルに取付ける固定部と、車幅方向に所定の間隔を開けて車両下方へ屈曲した屈曲部と、前記固定部よりも車両下方に位置する前記屈曲部間の部位と、備えたメインクロスバーと、
車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーと、
前記メインクロスバーの前記屈曲部間の部位と前記サブクロスバーとに架設された連結部材と、
前記メインクロスバーの屈曲部間の部位に固定され、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカと、
を有することを特徴とするシート取付用クロスバー構造。
A fixed portion that is disposed along the vehicle width direction and is attached to the floor panel, a bent portion that is bent downward in the vehicle width direction at a predetermined interval, and the bent portion that is positioned below the vehicle relative to the fixed portion. And the main crossbar provided,
A linear sub cross bar arranged along the vehicle width direction;
A connecting member installed between the bent portion of the main cross bar and the sub cross bar;
A striker for connecting a seat , which is fixed to a portion between the bent portions of the main crossbar and has an engaging portion engageable with a leg portion of the seat;
A crossbar structure for mounting a seat, comprising:
車幅方向に沿って配設され、車幅方向に所定の間隔を開けて車両下方へ屈曲した屈曲部が形成されたメインクロスバーと、
車幅方向に沿って配設された直線状のサブクロスバーと、
前記メインクロスバーの前記屈曲部間の部位と前記サブクロスバーとに架設された連結部材と、
前記メインクロスバーの屈曲部間の部位と前記連結部材との双方に固定され、シートの脚部に係合可能な係合部が形成されたシート連結用のストライカと、
を有することを特徴とするシート取付用クロスバー構造。
A main cross bar formed along the vehicle width direction and formed with a bent portion that is bent downward in the vehicle width direction at a predetermined interval;
A linear sub cross bar arranged along the vehicle width direction;
A connecting member installed between the bent portion of the main cross bar and the sub cross bar;
A striker for connecting a seat , which is fixed to both the portion between the bent portions of the main crossbar and the connecting member, and has an engaging portion engageable with a leg portion of the seat;
A crossbar structure for mounting a seat, comprising:
前記メインクロスバーの屈曲部と屈曲部間の部位がフロアパネルに形成したタイヤ収納用の凹部内に挿入されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート取付用クロスバー構造。  The seat mounting crossbar according to claim 1 or 2, wherein a portion between the bent portion of the main crossbar is inserted into a recess for storing a tire formed in a floor panel. Construction.
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