JP4478309B2 - ドリル機能を有するリベット止め機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドリル機能を有するハンディ型のリベット止め機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気式あるいは空気圧式のハンディ型リベット止め機が従来知られている。また、電気式あるいは空気圧式のハンディ型ドリルが従来知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ハンディ型リベット止め機を用いて、母材に対してリベット止め作業を行う場合、リベッティングする母材にリベット径より0.1〜0.2mm大きい下穴をあけ、次にリベットを下穴に挿入し、リベットのシャフト部にハンディ型リベット止め機の先端部を差し込んでリベット止めを行っている。
従来のリベット止め機にはドリル機能がないため、母材に下穴をあけるには、別途ドリルを用意しなければならず、リベット止め作業を効率的に行うことが出来なかった。
本発明は、上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ハンドルを備えたハウジングの一方側にリベット止め先端部を設け、ハウジングの他方側に穴あけ用のドリル先端部を設け、それぞれ前記ハウジングに内蔵した駆動装置にスイッチ操作可能な切換機構を介して連係し、前記切換機構をスイッチ操作して、前記リベット止め先端部とドリル先端部とを選択的に駆動可能としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
2はドリル機能を有するハンディ型リベット止め機のハウジングであり、その一方にはフレームキャップ4を介して、ノーズピース6を備えたフレームヘッド8が取り付けられ、該ハウジング2の一方は、リベット止めを行うためのリベット止め先端部を構成している。
【0006】
前記ハウジング2の他方にはスピンドル10が配設され、このスピンドル10にドリルチャック12が取り付けられ、ハウジング2の他方は穴あけを行うためのドリル先端部を構成している。前記ノーズピース6は、動力伝達機構(図示省略)を介して、ハウジング2に支持金具25によって回転自在に支承された動力伝達軸14に連結している。
【0007】
前記ハウジング2には、電気モータから成る駆動装置16が配設され、その出力軸にピニオン18が固着されている。20はハウジング2に支持金具によって回転自在に支承された軸体であり、これにギア22が固着されている。前記ギア22は前記ピニオン18と噛み合っている。
【0008】
前記軸体20の一方は、ハウジング2に配設された電磁クラッチ24を介して前記動力伝達軸14に連結している。前記駆動装置16の出力軸の回転動力は、ギア22、軸体20、クラッチ24を経て、動力伝達軸14に伝達されるように構成されている。
【0009】
前記ノーズピース6のリベット止め機構部には前記動力伝達軸14から動力伝達機構を介して駆動装置16の動力が供給され、駆動装置16の駆動力によってノーズピース6のリベット止め機構部が作動するように構成されている。前記軸体20の他方は、ハウジング2に配設された電磁クラッチ26を介して動力伝達軸28に連結している。
【0010】
前記駆動装置16の回転動力は、ギア22、軸体20、クラッチ26及び動力伝達軸28に伝達され、この動力伝達軸28の回転は、動力伝達機構(図示省略)によりスピンドル10に伝達されるように構成されている。前記クラッチ24,26のいずれをオンとするかの選択はハウジング2に設けられた切換スイッチ28により行うことができるように構成されている。
【0011】
前記クラッチ24,26とこれらをオンオフ制御する切換スイッチ28は、リベット止めとドリルを選択的に切り換える切換機構を構成している。前記ハウジング2にはリベット止め用ハンドル30とドリル用ハンドル32が一体的に設けられ、それぞれ駆動装置16をオンオフ制御するためのスイッチ34,36を備えている。
【0012】
前記駆動装置16及び電磁クラッチ24,26は、コードを介して電源が供給されるように構成されている。
上記した構成において、母材にリベッティングする場合には、ハンドル32を手に持ち、切換スイッチ28をドリル側に投入して、クラッチ26をオンとし、本機をドリルモードに切り換える。
【0013】
一方のクラッチ26オンの状態のときは、他方のクラッチ24はオフ状態(非伝達状態)となっている。ドリルモードにおいて、ドリルチャック12にきり38を装着する。次にスイッチ36を押し、駆動装置16をオンとすると、ドリルチャック12が回転駆動される。作業者は、きり38で、母材にリベット径より0.1〜0.2mm大きい下穴をあける。
【0014】
次に作業者は、ハンドル30に持ち替え、切換スイッチ28をリベット止め側に投入して、クラッチ24をオン、クラッチ26をオフとし、本機をリベット止めモードに切り換える。作業者はリベットを母材に穿設した下穴に挿入し、リベットのシャフト部にノーズピース6を差し込む。
【0015】
母材にリベットのフランジが密着した状態でスイッチ34を引くと、駆動装置16が駆動され、これにより、ノーズピース6が駆動されて、リベット止めが行なわれる。リベットが切れたところで、母材から本機を離し、ノーズピース6を下向きにしてシャフトを排出する。尚、本実施形態は、駆動装置として電気モータを使用したが空気圧式その他の駆動装置を用いることができる。また、ハンドルをドリルとリベット止めのそれぞれの用途ごとに、ハウジング2に2個設けたが、両者を兼用したハンドル1個でも良い。
【0016】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したので、リベット止め作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明であるドリル機能を有するリベット止め機の正面図である。
【図2】本発明の内部構造説明図である。
【符号の説明】
2 ハウジング
4 フレームキャップ
6 ノーズピース
8 フレームヘッド
10 スピンドル
12 ドリルチャック
14 動力伝達軸
16 駆動装置
18 ピニオン
20 軸体
22 ギア
24 電磁クラッチ
26 電磁クラッチ
28 切換スイッチ
30 ハンドル
32 ハンドル
34 スイッチ
36 スイッチ
Claims (1)
- ハンドルを備えたハウジングの一方側にリベット止め先端部を設け、ハウジングの他方側に穴あけ用のドリル先端部を設け、それぞれ前記ハウジングに内蔵した駆動装置にスイッチ操作可能な切換機構を介して連係し、前記切換機構をスイッチ操作して、前記リベット止め先端部とドリル先端部とを選択的に駆動可能とし、前記ハウジングにリベット止め用のハンドルとドリル操作用のハンドルとを設け、前記リベット止め用のハンドルに前記リベット止め先端部の駆動をオンオフ制御するためのスイッチを設け、前記ドリル操作用のハンドルに前記ドリル先端部の駆動をオンオフ制御するためのスイッチを設けたことを特徴とするドリル機能を有するリベット止め機 。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000271060A JP4478309B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | ドリル機能を有するリベット止め機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000271060A JP4478309B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | ドリル機能を有するリベット止め機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002079345A JP2002079345A (ja) | 2002-03-19 |
JP4478309B2 true JP4478309B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=18757397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000271060A Expired - Lifetime JP4478309B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | ドリル機能を有するリベット止め機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4478309B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006096172A1 (en) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Milisav Lazarevic | Power tool for tube cutting and treating |
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2000
- 2000-09-07 JP JP2000271060A patent/JP4478309B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2002079345A (ja) | 2002-03-19 |
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