JP4475710B2 - 直線駆動装置 - Google Patents
直線駆動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4475710B2 JP4475710B2 JP33296499A JP33296499A JP4475710B2 JP 4475710 B2 JP4475710 B2 JP 4475710B2 JP 33296499 A JP33296499 A JP 33296499A JP 33296499 A JP33296499 A JP 33296499A JP 4475710 B2 JP4475710 B2 JP 4475710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving space
- drive means
- linear
- line driving
- driving device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/03—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
- F15B15/1423—Component parts; Constructional details
- F15B15/1428—Cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B13/00—Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
- F15B2013/002—Modular valves, i.e. consisting of an assembly of interchangeable components
- F15B2013/006—Modular components with multiple uses, e.g. kits for either normally-open or normally-closed valves, interchangeable or reprogrammable manifolds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Actuator (AREA)
- Linear Motors (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、直線駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来知られている流体動力直線駆動装置には、例えば、ドイツ特許公報(実用新案)第29,706,098.8号において開示されているものがあり、そこでは、駆動手段が、流動体、より明確には空気圧力媒体の作用による流体動力で作動する流体動力直線駆動装置について開示されている。
【0003】
更に、例えば、ドイツ特許公報第19,512,080 A1号において開示されているように、電力を利用して作動する電気作動式駆動手段を有する電気直線駆動装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、与えられた目的に適う直線駆動装置のタイプの選択は、所定の状況に応じて行われる。極めて高速の動作が必要とされる場合、あるいは湿度の高い環境で作動することが要求される場合には、流体動力直線駆動装置が一般に用いられる。また、十分な流体の供給が得られない場合や、急速でないゆっくりとした動作が要求される場合には、電気直線駆動装置が一般に用いられる。
【0005】
しかし、上記のようにタイプの異なる直線駆動装置の間では構造が異なっているため、製造時においては各タイプの直線駆動装置を完全に個別に製造する必要がある上、直線駆動装置を実際に配置して使用する際には、構造が異なる各タイプの直線駆動装置毎に別個の措置を採らなければならないという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、使用時においても容易に流体動力式の駆動手段と電気作動式の駆動手段との相互の交換が可能な直線駆動装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的、及び/又は本明細書、特許請求の範囲、並びに図面から明らかな他の目的を達成するためになされた請求項1に記載された発明においては、直線駆動装置は、ハウジング本体と、前記ハウジング本体に設けられ、駆動手段を受け入れる大きさを有する受入れ空間であって、前記駆動手段が、流体により駆動する流体動力駆動手段と電気により駆動する電気作動式駆動手段のいずれか1つを含み、前記流体駆動手段と前記電気作動式駆動手段とは実質的に同一の形状であり、前記受入れ空間に前記流体駆動手段と前記電気作動式駆動手段との一方を選択的に受け入れ可能である、受入れ空間を有する。
【0009】
また、その同一性によって、これらタイプの異なる電気作動式駆動手段と流体動力駆動手段との間での交換時の適合性が高くなる。つまり、所定の取付け場所に対して、電気作動式、流体動力式のうちの一方のタイプの直線駆動装置から他方のタイプの直線駆動装置に交換するのが容易となる。また、これらタイプの異なる直線駆動装置の間で、受入空間が同一の断面形状を有するので、製造作業の際に、主要ハウジング本体の構造を直線駆動装置のタイプに応じて複雑に変更する必要はなく、所望の直線駆動装置の構造に応じて、流体動力駆動手段、あるいは電気作動式駆動手段を受入空間に取り付けることが可能となる。
【0010】
これによって、直線駆動装置の製造作業者は、製品のパレットの変更に対して極めて順応しやすくなり、直線駆動装置のタイプを決定付ける電気作動式駆動手段または流体動力駆動手段を選択的に使用するだけで、直線駆動装置のタイプに関わらず、実質的に同一の製造工程や工具を適用して各タイプの直線駆動装置を製造することが可能となる。
【0011】
特許請求の範囲における他の請求項には、本発明の更に有益な発展的態様が規定されている。
各タイプの直線駆動装置の駆動手段は、主要ハウジング本体から突出した棒状の力伝達部材と接続されることが好ましい。このような力伝達部材は、その一部が、駆動対象となる物体(部分)と直接的、あるいは間接的に接続可能となっている。
【0012】
駆動の正確さ(高精密性)を確保するために、力伝達部材を案内台と係合させてもよい。該案内台は、主要ハウジング本体の外部で直線運動し、力伝達部材に対して横方向(受入空間及び力伝達部材の長手方向に直角な方向)に作用する横力を処理(規制)することができるため、受入空間の内部に収容された駆動手段が、摩耗の原因となりやすい荷重から実質的に解放されることになる。
【0013】
尚、案内台と主要ハウジング本体との組合せを、夫々の直線駆動装置において同一としてもよい。このようにすれば、夫々の直線駆動装置において共通する部品の数が最大となり、その結果、直線駆動装置の生産や直線駆動装置の部品の在庫保持にかかる費用が確実に削減されることになる。
【0014】
電気直線駆動装置において使用される駆動手段は、電気式リニアモータを備えた構成部品であることが好ましい。リニアモータは、特殊な構造を有する電動機である。駆動する部位が例えば移動界磁として構成されており、該駆動部位が回転せずに直線運動をするのである。
【0015】
リニアモータを備えた直線駆動装置は、例えば、Sulzer Electronics Company AGのパンフレット“Linearantriebe LinMot-P”に記載されているが、そこでは、実質的に同一の構造を有する主要ハウジング本体に取り付けられた流体動力駆動手段に対する代用品として、リニアモータを備えた電気作動式駆動手段を取り付ける有益な態様については言及されていない。
【0016】
電気作動式駆動手段が、受入空間の内部に挿入できるように構成されたカートリッジ状のリニアモータ装置であり、リニアモータ装置が、受入空間の内部で、受入空間における長手軸と同軸上に配置されるようにすれば、電気直線駆動装置の製造組立てが一層簡易化される上、必要な場合になされる駆動手段の取替えも迅速に行うことができる。
【0017】
電気直線駆動装置におけるリニアモータに、受入空間の内部に大部分が配置されるよう構成されたモータハウジングを備えさせ、該モータハウジングにおける長手軸に沿った両端のうちの一端から、駆動手段と連動する力伝達部材(駆動手段と連動し、好ましくは棒状に形成された力伝達部材)を突出させ、該モータハウジングにおける他端に、リニアモータの操作に必要とされる電気信号の入力又は出力のうちの少なくとも一方を行うための電気接続手段を設けてもよい。
【0018】
電気直線駆動装置におけるリニアモータに、少なくともその全長の一部が筒状に形成されたモータハウジングを備えさせ、該モータハウジングが受入空間の内部に挿入されるよう構成し、該モータハウジングにおける受入空間内に配置される部分の外形を受入空間の内周面と対応した形状にすることが最も望ましい。このようにすれば、モータハウジングが、受入空間の内部における所定の位置に確実に配置され、保持されることになる。
【0019】
受入空間の内周面とモータハウジングの外形との断面形状(横断面の形状)の具体的態様としては、例えば、該形状を円形、あるいは非円形とすることが考えられるが、モータハウジングが主要ハウジング本体に対して回転せず、モータハウジングの角度位置が所定の位置に固定されるよう構成したい場合は、該形状を円形以外の形状(非円形)とすることが好ましい。
【0020】
また、直線駆動装置の主要ハウジング本体は、押出し加工によって形成(製造)されたものであることが望ましく、押出し加工によれば、主要ハウジング本体を安価に製造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を図面を参照し以下に説明する。
図1〜図3において示された電気直線駆動装置1、及び図4において図示された流体動力直線駆動装置1’は、それぞれ、概して参照符号2で表されるハウジング2を備え、該ハウジング2は、主要ハウジング本体3を有する。主要ハウジング本体3は、押出し加工によって生産されることが好ましく、該主要ハウジング本体3の材質は、アルミニウム合金等のアルミニウム材であることが望ましい。
【0022】
ハウジング2は、長尺状のキャビティ4を有し、該キャビティ4は、所定の軸方向に沿って主要ハウジング本体3を貫通した長尺状の受入空間5として構成されていることが望ましい。受入空間5は、主要ハウジング本体3の製造過程における押出し加工の結果、形成されたものであってもよい。受入空間5は、完全な空間であることが望ましい。すなわち、その長手方向に沿って妨害物のない状態とされていることが望ましい。
【0023】
受入空間5の内部には、駆動手段6,6’が収容されており、それらは外部から動力あるいはエネルギーの供給を受けること等により作動し、キャビティ4、あるいは受入空間5における長手軸8に沿った二重矢印で示されたように、往復直線運動7を行う。直線運動7は、ハウジング2の外部において駆動手段6,6’と同軸上に並ぶように接続された棒状の形状を有する力伝達部材12に伝達されるようにしてもよい。その際、該力伝達部材12は、主要ハウジング本体3の末端側(以下「前方側13」とも称する)の近傍におけるキャビティ4の軸方向末端領域14から外部に確実に突出した状態となっている。
【0024】
力伝達部材12の外端には、駆動対象となる部分を直接取り付けることができる。しかし、駆動(運動)の正確さを増し、駆動手段6,6’及び力伝達部材12の摩耗を減らすためには、キャビティ4の外側にある力伝達部材12と駆動対象とのつなぎ部分を、本実施例において一般的に例示されているように、(符号16を付した箇所で)案内台15に固定することが望ましい。該案内台15は、主要ハウジング本体3の外部で、適当な直線案内手段17によって案内されながら、主要ハウジング本体3に沿って、長手軸8と平行な軸方向に摺動(直線運動)する。案内台15が直線案内手段17によって案内されながら上記のように直線運動できるように、該案内台15と主要ハウジング本体3とを重ね合わせるとよく(図1等参照)、重ね合わせの程度は、駆動手段6,6’の往復直線運動の行程の実際の長さによって変化させればよい。案内台15は、いかなる構成の駆動対象にも取り付けることができ、直線案内手段17において、力伝達部材12に作用する横方向の力(受入空間5及び力伝達部材12の長手方向に直角な方向に作用する横力)を規制することができるため、駆動手段6、6’が、摩耗の原因となりやすい該横方向の力(荷重)から解放されることになる。
【0025】
本実施例では、直線駆動装置1,1’における駆動手段6,6’を有する駆動部分と、直線案内手段17を有する案内部分とが、互いに並べて配置されているので、当該直線駆動装置1,1’の高さを構造的に低くすることができる。しかしながら、他の配置も可能であり、例えば、案内台15を駆動部分の上に配置して駆動させても良い。
【0026】
図1〜図3の電気直線駆動装置1においては、特に、その駆動手段6が、電気式リニアモータ18を備えた構成部品として備えられていることに特徴がある。該リニアモータ18は、カートリッジ状の装置(以下、「リニアモータ装置22」とも称する)として、キャビティ4に挿入され、ハウジングに対して固定されている。このように、全ての駆動部分はコンパクトに寄せ集められており、本実施例においては、それらは末端の開口部23,24のうちの一つを通じて、受入空間5の内部に挿入され、長手軸8と同軸上に配置されている。
【0027】
これは、電気直線駆動装置1の組立てが極めて簡単であることを意味し、欠陥が生じた際には、リニアモータ装置22の迅速な取替えが可能であるため、修理にかかる時間も相当に減じられることを意味する。
本実施例の場合、リニアモータ装置22は、主要ハウジング本体3の後方側に位置する開口部23を通じて、受入空間5内に挿入されている。リニアモータ18の長手方向の長さは、主要ハウジング本体3の長手方向の長さに対応するよう構成されているので、リニアモータ18の大部分が受入空間5の内部に収容される。
【0028】
本実施例では、リニアモータ18のハウジングであるモータハウジング26が、実際に完全に受入空間5の内部に挿入されており、モータハウジング26の後方に隣接するインターフェイス部材27のみが、主要ハウジング本体3から突出している。インターフェイス部材27は電気接続手段28を有しており、該電気接続手段28は、リニアモータ18の操作に必要とされる電気信号の入力又は出力のうちの一方を行う際に使用される。つまり、該電気接続手段28を介して、電気的な駆動信号が定期的に与えられ、それによって駆動手段6の直線ストローク運動(直線運動)がもたらされる。更に、リニアモータ18内に統合された位置検出手段から発信される検出信号の出力を行うことも可能であり、それらの信号を用いることによって、駆動手段6及びそれに接続された力伝達部材12の長手軸8方向の位置を正確に検出することができるようにしても良い。
【0029】
図示されたように、電気接続手段28は、複数極連結手段として構成されていても良く、該連結手段の具体的態様としては、差込み式プラグとして機能するよう構成されたものが考えられる。
ハウジングに固定されたリニアモータ18の取付けは、適切なものであればいかなる取付け手段も利用して行うことができる。図示された本実施例において、この取り付けは、例えば、リニアモータ18のモータハウジング26が受入空間5にねじ止めされることによって成し遂げられている。
【0030】
この取り付けのために、モータハウジング26は、外部に雄ねじ山32を有している。この雄ねじ山32は、受入空間5内の雌ねじ山33とぴったり適合するよう構成されている。雄ねじ山32は、モータハウジング26の後方末端領域に限定して形成されていることが望ましい。また、雌ねじ山33は、受入空間5の後方の軸方向末端領域34に設けられている。
【0031】
従って、リニアモータ18の取り付けは、差込みとねじ止め作業の組み合わせによって行われる。つまり、リニアモータ18は、そのねじ山を持たない前方領域が真っ先に後方開口部23内に差し込まれ、雄ねじ山32が受入空間5内で雌ねじ山33と接触した後は、モータハウジング26が長手軸8周りに回転されて、2つのねじ山32,33がしっかりと固定される。そして、その結果、主要ハウジング本体3に対するモータハウジング26の長手軸8方向の位置と長手軸8周りの回転角度位置(角度位置)との両方が決まる。この場合、ねじ山32,33の長さを予め定めておいたり、あるいは、詳細には図示されていない別の当接手段を設けることによって、モータハウジング26の長手軸8方向の位置を予め調節しておいても良い。
【0032】
そして、上記のようにリニアモータ18が少なくとも受入空間5内で回転されることによって適所に配置されるように構成する場合は、モータハウジング26における少なくとも受入空間5内に配置される部分の横断面が、円形の輪郭を有していることが望ましい。そして、このようにモータハウジング26の断面部分が円形の輪郭を有しており、モータハウジング26が、受入空間5内に配置される部分において円筒状の形状を有していれば、受入空間5の内周面が本実施例のようにモータハウジング26の外形に対応するよう構成されている場合に、モータハウジング26が受入空間5の内周面と機械的にうまく係合されることになる。
【0033】
しかしながら、受入空間5の内周面と該受入空間5内に配置されたモータハウジング26の外形との横断面が同一形状となるよう構成されていれば、該横断面の形状を円形以外の他の形状とすることも可能である。つまり、例えば、長円形や多角形や、更には長方形や正方形の横断面を持つように設計することも可能である。そのような設計により、モータハウジング26の角度位置を予め所定の位置に設定することができると共に、モータハウジング26の望ましくない回転を防ぐために固定作用を生じさせることができるという利点が得られる。
【0034】
受入空間5及びモータハウジング26の横断面形状あるいは輪郭を正確に対応(適合)させれば、たとえ長手軸8方向の固定の役割を果たす取付け手段(ねじ山32,33)がモータハウジング26の後方末端領域に限られていたとしても、リニアモータ18を受入空間5内で十分に支持し、保持することが確実に可能となる。
【0035】
リニアモータ18自体は、例えば、前述のパンフレット、すなわちSulzer Electronics Company AGの "Linearantriebe LinMot-P"の概説で述べられているような周知の設計によるものとすることも可能である。リニアモータ18は、電気力学原理に従って作動するようにすることが好ましく、その場合、作動力(駆動力)は永久磁石配列35によって誘起される。
【0036】
駆動手段6は、電機子36を備え、該電機子36は、例えば、ピストン状のものであり、前記永久磁石配列35を支持する。また、該永久磁石配列35は、長手軸8方向に連続して配置された複数の環状の永久磁石37からなり、該複数の永久磁石37は、夫々が分割されていることが好ましい。
【0037】
そして、該複数の永久磁石37は、夫々、横断面の半径方向に磁化されており、連続的に配置された個々の永久磁石37の間で磁化方向が反対となっている。永久磁石配列35は支持部に取り付けられ、該支持部は、図示された本実施例においては、力伝達部材12の長手軸8に沿った軸部分である。
【0038】
電機子36は、モータハウジング26の長筒状部分38の内部に位置する。モータハウジング26は、好ましくは鋼鉄材料から製造され、磁気戻り通路を構成する。長筒状部分38の内面には、筒状のコイル配列42が配置され、該コイル配列42は、電機子36に対して同軸上に配置され、半径方向の遊びを備えて電機子36を取り囲んでいる。
【0039】
そして、該コイル配列42は、長手軸8方向に連続して配置された複数のコイル部分43からなる。各コイル部分43の長手軸8方向幅は、各永久磁石37の長手軸8方向幅の半分に等しくすることが好ましい。一定の駆動力を誘起させるために、本実施例では、複数のコイル部分43のうち、二分の一が直列に接続され、他の二分の一がその磁化の方向が反対向きになるように接続される。
【0040】
電機子36の駆動は、電気接続手段28を介して入力される電圧信号(電気信号)により移動性磁場を生じさせることによって行われる。つまり、移動性磁場によって、電機子36が、コイル配列42やモータハウジング26に対して長手軸8方向の一方に、あるいは他方に直線駆動(直線運動)する。
【0041】
尚、コイル配列42は、リニアモータ18に統合された位置検出システムとして、電機子36の位置を検出するために用いられるよう構成されたものであってもよい。
電気直線駆動装置の構造を、流体動力直線駆動装置、例えば、空気圧動力直線駆動装置の構造と実質的に同一にすることが可能であることは明らかである。そうすることによって、同様の構成部品を用いて、合理的且つ順応性のある方法で、電気的作動、あるいは流体動力作動を所望のままに選択できる直線駆動装置を生産することが可能である。
【0042】
図4は、これをより明確にしたものであって、流体動力直線駆動装置1’を示したものである。該流体動力直線駆動装置1’の構造は、異なる駆動手段を用いていること以外では、図1〜図3において示された電気直線駆動装置1の構造と同じである。
【0043】
流体動力直線駆動装置1’を示す図4においては、電気直線駆動装置1のものと同じ構成要素については、同一の参照番号で表す。
すぐにわかるように、案内台15と主要ハウジング本体3との組合せは、直線駆動装置1と1’の両タイプにおいて同じである。しかし、この直線駆動装置1’では、電気作動式駆動手段6の代わりに、流体動力駆動手段6’が用いられ、本実施例において、該流体動力駆動手段6’は、キャビティ4内に配置されたピストン44を備えている。該ピストン44は、受入空間5の内周面に沿った軸方向の摺動運動ができるよう構成されている。この場合、リニアモータ18は完全に取り除かれ、力伝達部材12は、一端がピストン44に取り付けられ、他端が案内台15と係合するピストンロッドからなる。
【0044】
電気直線駆動装置1と比較した場合、流体動力直線駆動装置1’の外形は、少なくとも実質的に、好ましくは完全に同一であって、更に、どちらの場合も受入空間5が同一の断面形状を有するという類似性が存在する。このため、ハウジング2及び受入空間5が同じ大きさ、形状を有しているということに基づいて、電気式リニアモータ18又はピストン44を受入空間5内に選択的に設置できるという可能性が生じ、その結果、必要に応じて直線駆動装置の作動のタイプを選択できるという可能性が生じる。
【0045】
主要ハウジング本体3の内部には、流体ダクト45,46が形成されており、該流体ダクト45,46は、直線駆動装置1’として流体動力を利用する場合にのみ用いられ、電気直線駆動装置1として使用される場合には用いられないまま放置される。図4において示されるように、流体動力直線駆動装置1’として使用される場合には、これらの流体ダクト45,46は、ピストン44に対する流体の供給及び/又は排出のため、また好ましくはピストン44に対する空気圧力供給媒体として機能する。
【0046】
二つの流体ダクト45,46のそれぞれは、主要ハウジング本体3の内部で、ハウジングの外面(本実施例の場合、後方側25)から二つの作業空間47,48のうちのどちらか一方に達している。該作業空間47,48は、受入空間5において、ピストン44により互いに分離されている。その両側の軸方向末端領域14,34で、受入空間5は、ハウジング(主要ハウジング本体3)に固定されたそれぞれの終端壁49,50により閉じられた状態となっている。これらの終端壁49,50はそれぞれ、作業空間47,48の一方に対して、ピストン44に対向する界壁を構成している。このため、流体ダクト45,46に連結可能な外部ダクト開口部を介して、作業空間47,48に対して流体を流入出させれば、ピストン44及び力伝達部材12を必要に応じて長手軸8方向に往復運動させることができる。
【0047】
後方の終端壁50は蓋のようなものであり、後方側25を越えて突出しないように受入空間5内に長手軸8方向に挿入されたものであることが望ましい。取付けはねじ取付け手段によって行われ、前述の雌ねじ山33が用いられ、対応する雄ねじ山54を有する後方の終端壁50が、そこにはめ込まれる。
【0048】
同様のねじ取付け手段を用いて、前方の終端壁49が主要ハウジング本体3に取り付けられる。これは、該終端壁49の雄ねじ山52が、雌ねじ山53を有する受入空間5の軸方向末端領域14にはめ込まれるからである。この雌ねじ山53は、図1〜3における電気直線駆動装置1の場合、何の機能も有さなくても良い。
【0049】
リング形状、あるいはスリーブ形状に構成された前方の終端壁49は、密閉効果をもって棒状の力伝達部材12を取り巻く。前方の終端壁49も、その長手軸8方向の全長に渡って受入空間5内に納まるよう配置されることが望ましい。
【0050】
以上の説明から明らかなように、タイプの異なる夫々の直線駆動装置1,1'の間では、外形が実質的に同一であるので、交換時の適合性が高い。つまり、所定の取付け場所に対して一方のタイプの直線駆動装置から他方のタイプの直線駆動装置に交換するのが容易となる。
【0051】
また、これらタイプの異なる直線駆動装置1,1’の間で、受入空間5が同一の断面形状を有するので、夫々の直線駆動装置における受入空間5に、電気作動式駆動手段6か、あるいは流体動力駆動手段6’を組み込むことが可能であり、このことが、製造する直線駆動装置のタイプを変更する際の柔軟性を生み出している。
【0052】
更に、電気直線駆動装置の場合に、電気作動式駆動手段6が、コンパクトに構成されたカートリッジに収納されたものであれば、受入空間5に挿入するだけで組み込むことが可能となるので、該電気直線駆動装置の製造組立てが一層簡易化され、製造組立てにかかる時間の節約が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電気直線駆動装置を後方から見た斜視図であり、該電気直線駆動装置用に用いられるリニアモータ装置が受入空間に対して途中まで挿入されているところを図示したものである。
【図2】 図1の直線駆動装置を、切断線II−IIを含む水平面で切断した断面図である。
【図3】 図1及び図2の直線駆動装置を、図2の切断線III−IIIに沿って切断した断面図である。
【図4】 図2のものと同様に、流体動力直線駆動装置を長手方向の断面図で示したものであり、該流体動力直線駆動装置は、図1〜図3の電気直線駆動装置と駆動手段に関してのみ異なり、その他の点では電気直線駆動装置と同一の構造を有するものである。
【符号の説明】
1…電気直線駆動装置、1’…流体動力直線駆動装置、2…ハウジング、3…主要ハウジング本体、4…キャビティ、5…受入空間、6…電気作動式駆動手段、6’…流体動力駆動手段、12…力伝達部材、14,34…軸方向末端領域、15…案内台、18…リニアモータ、22…リニアモータ装置、26…モータハウジング、28…電気接続手段、35…永久磁石配列、36…電機子、38…長筒状部分、42…コイル配列、44…ピストン、49,50…終端壁
Claims (14)
- 直線駆動装置であって、
ハウジング本体と、
前記ハウジング本体に設けられ、駆動手段を受け入れる大きさを有する受入れ空間であって、前記駆動手段が、流体により駆動する流体動力駆動手段と電気により駆動する電気作動式駆動手段のいずれか1つを含み、前記流体駆動手段と前記電気作動式駆動手段とは実質的に同じ大きさであり、前記受入れ空間に前記流体駆動手段と前記電気作動式駆動手段との一方を選択的に受け入れ可能である、受入れ空間を有する、直線駆動装置。 - 前記駆動手段は、少なくとも一つの力伝達部材と接続され、該力伝達部材は、前記ハウジング本体から突出した棒状の部材であることを特徴とする請求項1に記載の直線駆動装置。
- 前記力伝達部材は、案内台と係合し、該案内台は、前記ハウジング本体の外部で直線運動するよう構成されたことを特徴とする請求項2に記載の直線駆動装置。
- 前記案内台と前記ハウジング本体との組合せが、前記駆動手段として流体動力駆動手段を用いた場合と前記電気作動式駆動手段を用いた場合とで、同一形状であることを特徴とする請求項3に記載の直線駆動装置。
- 前記駆動手段として、前記流体動力駆動手段が用いられた場合、前記受入空間の内周面に沿った軸方向に摺動するよう構成されたピストンを備えたことを特徴とする請求項1に記載の直線駆動装置。
- 前記駆動手段として前記流体動力駆動手段を用いた場合、前記受入空間は、該受入空間の両側の軸方向末端領域で前記ハウジング本体に固定された終端壁によって閉じられ、該終端壁は、前記受入空間内に挿入されたものであることを特徴とする請求項1に記載の直線駆動装置。
- 前記駆動手段として、前記電気作動式駆動手段が用いられる場合、前記電気作動式駆動手段が、電気式リニアモータを備えた構成部品であることを特徴とする請求項1に記載の直線駆動装置。
- 前記電気作動式駆動手段は、前記受入空間の内部に挿入できるように構成されたカートリッジ状のリニアモータ装置であり、該リニアモータ装置は、前記受入空間の内部で、前記受入空間における長手軸と同軸上に配置されたことを特徴とする請求項7に記載の直線駆動装置。
- 前記リニアモータ装置は、前記受入空間の内部に大部分が配置されるよう構成されたモータハウジングを備え、該モータハウジングにおける長手軸に沿った両端のうちの一端から、前記電気作動式駆動手段と連動する力伝達部材が突出し、該モータハウジングにおける他端には、電気信号の入力又は出力のうちの少なくとも一方を行うための電気接続手段を設けたことを特徴とする請求項7に記載の直線駆動装置。
- 前記電気接続手段が、プラグとして機能するよう構成された連結手段であることを特徴とする請求項9に記載の直線駆動装置。
- 前記リニアモータ装置は、少なくともその全長の一部が筒状に形成されたモータハウジングを有し、該モータハウジングは、前記受入空間の内部に挿入されるよう構成され、該モータハウジングにおける前記受入空間内に配置される部分の外形は、前記受入空間の内周面と対応した形状を有することを特徴とする請求項7に記載の直線駆動装置。
- 前記電気作動式駆動手段が、固定して配置したコイル配列と、直線運動するよう構成され、永久磁石配列を有する電機子とを備えたことを特徴とする請求項7に記載の直線駆動装置。
- 前記受入空間が、前記ハウジング本体を長手軸方向に貫通して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の直線駆動装置。
- 前記ハウジング本体が、アルミニウム材を用いた押出し加工により製造されたものであることを特徴とする請求項1に記載の直線駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19854142A DE19854142C1 (de) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | Mehrzahl von Linearantrieben |
DE198541422 | 1998-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000161310A JP2000161310A (ja) | 2000-06-13 |
JP4475710B2 true JP4475710B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=7888820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33296499A Expired - Fee Related JP4475710B2 (ja) | 1998-11-24 | 1999-11-24 | 直線駆動装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6177743B1 (ja) |
JP (1) | JP4475710B2 (ja) |
DE (1) | DE19854142C1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2778164B1 (fr) * | 1998-04-29 | 2000-06-23 | Aerospatiale | Systeme de commande mixte pour surface aerodynamique d'aeronef |
DE19853942C1 (de) * | 1998-11-24 | 2000-07-13 | Festo Ag & Co | Elektrischer Linearantrieb |
US6756707B2 (en) * | 2001-01-26 | 2004-06-29 | Tol-O-Matic, Inc. | Electric actuator |
WO2005067674A2 (en) * | 2004-01-08 | 2005-07-28 | Tol-O-Matic, Inc. | Electric actuator |
US7818127B1 (en) * | 2004-06-18 | 2010-10-19 | Geneva Aerospace, Inc. | Collision avoidance for vehicle control systems |
US8196484B2 (en) * | 2008-04-18 | 2012-06-12 | Tol-O-Matic, Inc. | Electric actuator |
JP5360564B2 (ja) * | 2009-06-03 | 2013-12-04 | Smc株式会社 | 空気圧シリンダのエアクッション機構 |
US9431868B2 (en) * | 2010-01-19 | 2016-08-30 | Tolomatic, Inc. | Manual override device for an electric actuator and method for use |
US8701513B2 (en) | 2010-07-14 | 2014-04-22 | Tol-O-Matic, Inc. | Screw driven linear actuator and housing assembly |
DE112016004129A5 (de) | 2015-10-14 | 2018-06-07 | Festo Ag & Co. Kg | Elektrolinearmotor und Prüfeinrichtung |
USD867398S1 (en) * | 2015-12-18 | 2019-11-19 | Smc Corporation | Fluid pressure cylinder with table |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2660028A (en) * | 1952-12-05 | 1953-11-24 | Gen Motors Corp | Dual drive actuator |
US3050943A (en) * | 1957-04-29 | 1962-08-28 | Westinghouse Electric Corp | Linear driving mechanism |
DE4137789C2 (de) | 1991-11-16 | 1994-01-20 | Festo Kg | Linearantrieb |
DE4403639A1 (de) | 1994-02-05 | 1995-08-10 | Festo Kg | Fluidisch betätigbare Vorschubeinheit |
KR100190595B1 (ko) * | 1994-04-05 | 1999-06-01 | 다카다 요시유키 | 전기 액추에이터 |
US5568982A (en) | 1994-10-14 | 1996-10-29 | Festo Kg | Linear drive |
DE4439667C2 (de) | 1994-11-07 | 1998-07-02 | Festo Ag & Co | Arbeitszylinder |
JP3511761B2 (ja) * | 1995-10-20 | 2004-03-29 | 豊和工業株式会社 | ロッドレスシリンダ |
DE19606220C2 (de) | 1996-02-20 | 1998-08-27 | Festo Ag & Co | Arbeitszylinder |
US5685214A (en) * | 1996-03-22 | 1997-11-11 | Systems, Machines, Automation Components Corporation | Actuator for translational and rotary movement |
DE29706098U1 (de) * | 1997-04-05 | 1997-05-28 | Festo Kg | Schlitten-Antriebsvorrichtung |
-
1998
- 1998-11-24 DE DE19854142A patent/DE19854142C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-11-15 US US09/439,470 patent/US6177743B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-24 JP JP33296499A patent/JP4475710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000161310A (ja) | 2000-06-13 |
US6177743B1 (en) | 2001-01-23 |
DE19854142C1 (de) | 2000-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4475710B2 (ja) | 直線駆動装置 | |
JP3410453B2 (ja) | 直線駆動装置 | |
US20090212644A1 (en) | Combination drive with a hybrid reluctance motor | |
EP3242380B1 (en) | Motor and clutch actuator including same | |
US10788027B2 (en) | Electric air pump | |
CN104753215A (zh) | 电动工具 | |
EP1723714A2 (en) | Magnetic thrust motor | |
JPH0565908A (ja) | 線形駆動装置 | |
KR940007384A (ko) | 회전-선형 장치 | |
CN109798339A (zh) | 凸轮型手部机构 | |
CN105135027A (zh) | 一种微电机驱动的集成式直动开关型滑阀 | |
CN110729845A (zh) | 一种用于纹身纹绣的直线运动电机 | |
JP2007504790A (ja) | 特にダッシュボードに用いられる汎用アクチュエータ | |
EP4195465A1 (en) | Power tool with compact outer-rotor motor assembly | |
CN216179540U (zh) | 一种可快速拆卸的磁力研磨机 | |
CN214639537U (zh) | 具有位移和力检测功能的执行机构及操作平台 | |
CN110601488B (zh) | 一种振动电机及电动牙刷 | |
JP6923372B2 (ja) | アクチュエータ及びアクチュエータユニット | |
US20060055251A1 (en) | Tubular linear motor for electrical discharge machine | |
CN110091143A (zh) | 一种后减震胶圈自定位装配装置 | |
CN210273726U (zh) | 一种用于纹身纹绣的直线运动电机 | |
EP1038631A2 (en) | Device for providing linear movement | |
CN104234972A (zh) | 线性压缩机及其电机固定结构 | |
KR20000039163A (ko) | 리니어 압축기의 피스톤 위치검출장치 | |
CN209671550U (zh) | 一种车载空气调节阀永磁步进马达导螺杆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090812 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100309 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |