JP4474955B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像し、像担持体上の現像されたトナー像を記録媒体に転写することによって画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、レーザプリンタやファクシミリ装置、複写機等の画像形成装置には、像担持体としての感光体ドラムを備え、感光体ドラムの表面を均一に帯電させ、その後に画像データに基づく光ビームを照射して感光体ドラム上に静電潜像を形成し、トナーを用いて静電潜像を現像し、感光体ドラム上で現像された画像を記録媒体に転写して画像を形成するものがあった。
この種の画像形成装置では、感光体ドラム上の現像済みの画像を転写する際に、全てのトナーを転写させることができず、転写後の感光体ドラム上には、トナーがわずかに残留する。なお、当該残留したトナーを、以下では転写残トナーという。
また、一旦記録媒体に転写されたものの、再び感光体ドラムに付着するトナーである所謂リトランスファートナーも存在する。なお、カラー画像の形成に対応した画像形成装置では、異なる色の画像を重ねて転写することによってカラー画像を得るようにしているため、転写時に、既に転写済みの他色のトナーが感光体ドラム上に付着することもある。
このような、転写後に感光体ドラム上に付着しているトナーは、感光体ドラムの周囲に設けられた帯電器や露光装置に付着したり、現像器に混入することがあり、以後の良好な画像形成を妨げることになる。
このため、感光体ドラムの周囲には、転写位置の下流側に感光体ドラム上のトナーを回収する機構及び回収したトナーを廃棄する機構を備えたクリーナが配設されることが一般的であった。
しかしながら、近年、このような画像形成装置の普及に伴ない、装置の低廉化、小型化が望まれており、上述したクリーナを簡略化させることが提案されている。なお、このクリーナを簡略化させた画像形成装置の構成は、「クリーナレスシステム」と呼ばれることもある。
すなわち、トナーを廃棄する機構には、トナーの貯留スペースや廃棄作業用のスペースの確保等が必要である。よって、当該機構を省くことで、装置を効率よく小型化させることができる。なお、複数の感光体ドラムを備え、各感光体ドラムによって互いに異なるトナー色による画像の転写を行うことによりカラー画像に対応した画像形成装置においては、当該クリーナが各感光体ドラムの数だけ設けられているので、クリーナの簡略化は装置の小型化に特に有効である。
ところで、以上のようなクリーナレスシステムも含め、トナーとキャリアの二成分を主成分として含む現像剤を用いて現像を行う二成分現像方式によりトナー現像を行う画像形成装置では、現像に先立ってトナー及びキャリアを帯電する必要があり、当該帯電の手法として、トナー及びキャリアを攪拌することにより摩擦帯電を行う手法が採られている場合が多い。
従来、この種の摩擦帯電により帯電されたトナーを用いて現像を行う画像形成装置に関する技術として、画像品質を安定化させる上で重要な要素であるトナー濃度(キャリア粒子及びトナー粒子の合計重量に対するトナー粒子重量の割合)が一定となるように制御することを目的として、現像器内の現像剤の見かけ上の透磁率を検知し、当該検知結果に基づいてトナー補給手段を作動させることにより現像器内のトナー濃度を制御する技術があった(例えば、特許文献1参照。)。
また、外部環境の変動に応じてトナー濃度を最適に調整することを目的として、絶対湿度と画像形成装置の累積駆動時間とに基づいて、現像剤に対するトナー濃度の基準値を、前記絶対湿度が高くなるほど前記累積駆動時間の違いによる基準値の差が少なくなるように補正する技術もあった(例えば、特許文献2参照。)。
更に、検知したトナー濃度と実際のトナー濃度にズレを発生させることなく、現像器のトナー濃度を正確に検知できるようにすることを目的として、現像器の動作中に検知したトナー濃度に基づいてトナー補給制御等のプロセスコントロールを行う画像形成装置において、現像器が駆動開始されてからの経過時間と前記検知したトナー濃度とを用いて前記経過時間に対するトナー濃度センサの出力変動量を求め、通常の画像形成動作時に、前記求めた出力変動量を用いて、前記検知したトナー濃度或いはトナー濃度制御基準値を補正する技術もあった(例えば、特許文献3参照。)。
特開2000−284560公報 特開平11−249408号公報 特開平7−234582号公報
ところで、二成分現像方式により、摩擦帯電によって帯電されたトナーによりトナー現像を行う画像形成装置では、現像器により現像されたトナー像の記録媒体(記録用紙)に対する画像占有率が低い状態(白紙に近い状態)で画像形成を続けていくと、トナーがキャリアと過度に攪拌される結果、一例として図7に示すようにトナー帯電量が異常に上昇する、所謂チャージアップ現象が発生することがある。これは、一例として図8に示すように、トナーの外周面には、通常、トナーの流動性の確保や帯電量の調整等を行う役割を有する外部添加剤(所謂外添剤)が添加されているが、過度の攪拌の結果、当該外添剤がトナーに埋め込まれてしまい、外添剤の効果が低くなってしまうために生じるものである。
チャージアップ現象が発生した場合、トナー帯電量が目標とする帯電量より高くなるため、最終的に得られる画像の濃度が所望とする濃度より低くなってしまうことになる。
この状態を回避するために、画像形成装置では、チャージアップ現象の発生後にトナーの補給を行うか、又は、現像されたトナー像の画像コントラストを上げる動作を行うことによって濃度の低下を補償しようとする。
しかしながら、トナーの補給を行う場合、チャージアップの度合いによっては補給されたトナーがすぐには帯電されず、低帯電のまま現像領域に搬送されてしまうため、トナー・クラウド(Toner Cloud)が発生しやすくなってしまう。また、画像コントラストを上げる場合には、キャリアへの電荷注入に起因してビーズ・キャリー・オーバー(Beads Carry Over)が発生しやすくなってしまう。なお、当該ビーズ・キャリー・オーバーは、キャリアが静電潜像に付着する現象であり、白抜け画像の原因となるものである。
特に、前述したクリーナレスシステムでは、トナー・クラウドは、帯電器や露光装置に付着しやすく、この結果、画像斑が発生する原因となりやすい。また、ビーズ・キャリー・オーバーは、キャリアがクリーニング用のブラシ毛と感光体ドラムの摺擦に介在されることにより、感光体ドラムの傷を増長させる恐れもある。なお、このチャージアップ現象は、特に低湿環境下において発生しやすい。また、クリーナレスシステムを適用しない画像形成装置であっても、露光装置として現像器、感光体に近接して設置されている場合、トナー・クラウドによる付着の影響を受けやすい。
しかしながら、前述した特許文献1〜特許文献3に記載されている技術は、何れもセンサによる透磁率やトナー濃度の検出結果に基づいてトナー濃度が所定値となるようにトナーの補給量を制御する技術であり、チャージアップ現象の発生については特に考慮されていないため、必ずしもチャージアップ現象を回避することができるとは言えない、という問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、チャージアップ現象の発生を効果的に防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像手段により現像し、像担持体上の現像されたトナー像を記録媒体に転写することによって画像を形成する画像形成装置であって、前記現像手段に前記トナーを補給するトナー補給手段と、相対湿度を検出する湿度検出手段と、印刷ジョブを実行中に前記現像手段により現像されたトナー像の前記記録媒体に対する画像占有率を導出する画像占有率導出手段と、前記現像手段の駆動時間を検出する駆動時間検出手段と、前記駆動時間検出手段で検出された駆動時間が閾値に達するまでの間に、前記湿度検出手段で検出された相対湿度及び前記画像占有率導出手段で導出された画像占有率の組み合わせが、前記現像手段において補給されたトナーのチャージアップ現象が発生する組み合わせとして予め定められた第1の相対湿度未満の相対湿度と第1の画像占有率未満の画像占有率との第1の組み合わせ、または前記第1の相対湿度以上で、かつ前記第1の相対湿度よりも高い第2の相対湿度未満の相対湿度と前記第1の画像占有率よりも小さい第2の画像占有率未満の画像占有率との第2の組み合わせになっているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記第1または第2の組み合わせになっていないと判定された場合は前記画像占有率の増大に応じて増量するように前記トナー補給量を導出し、前記判定手段により前記第1または第2の組み合わせになっていると判定された場合は前記第1または第2の組み合わせになっていないと判定された場合よりも前記トナー補給量が増量されるように前記トナー補給量を導出するトナー補給量導出手段と、前記印刷ジョブを実行中に、前記トナー補給量導出手段により導出されたトナー補給量のトナーを前記現像手段に補給するように前記トナー補給手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、像担持体上に形成された静電潜像がトナーによって現像手段により現像され、像担持体上の現像されたトナー像が記録媒体に転写されることによって画像が形成される。
また、本発明に係る画像形成装置は、トナー補給手段によって前記現像手段に前記トナーが補給されるものとして構成されており、湿度検出手段によって相対湿度が検出されると共に、印刷ジョブを実行中に前記現像手段により現像されたトナー像の前記記録媒体に対する画像占有率が画像占有率導出手段によって導出される。なお、上記湿度検出手段には、高分子系センサ、金属酸化物系センサ、電解質系センサ等の湿度センサが含まれる。
ここで、本発明では、前記湿度検出手段で検出された相対湿度及び前記画像占有率導出手段で導出された画像占有率の組み合わせが、前記トナー補給手段によって前記現像手段に補給されたトナーの帯電量が目標とする帯電量よりも大きくなる条件になっているか否かが判定手段によって判定され、トナー補給量導出手段により、前記判定手段によって前記条件になっていないと判定された場合は前記画像占有率が高くなるほど多くなるように前記トナー補給量が導出され、前記トナー増量判定手段によって前記条件になっていると判定された場合は前記条件になっていないと判定された場合より増量されるように前記トナー補給量が導出され、前記印刷ジョブを実行中に、導出されたトナー補給量のトナーが前記現像手段に補給されるように前記トナー補給手段が制御手段によって制御される。
すなわち、トナー帯電量は、現像手段により現像されたトナー像の記録媒体に対する画像占有率と湿度に大きく依存する。
図6には、0%から100%までの範囲で画像占有率を変えた場合の、100枚の記録媒体への画像形成後におけるトナー帯電量の実測結果を示すグラフが示されている。なお、ここでは、相対湿度を低湿、常湿、高湿の3段階の代表的な値として各々15%、55%、85%とした場合の実測結果が示されている。ここで、同図における各曲線の左端側における急峻に立ち上がっている領域がトナーのチャージアップ現象が発生している領域である。
同図に示すように、チャージアップ現象は画像占有率が低くなるほど発生しやすい傾向にあり、チャージアップ現象が発生する条件は相対湿度と画像占有率に応じて高精度に特定することができる。従って、相対湿度と画像占有率が、チャージアップ現象が発生する条件となっている場合に、他の場合に比較してトナー補給量を増量させることにより、チャージアップ現象の発生を未然に防止することができる。
そこで、本発明では、相対湿度及び画像占有率がトナー補給量増量条件になっているか否かを判定し、トナー補給量増量条件になっていないと判定された場合は画像占有率が高くなるほど多くなるようにトナー補給量を導出し、トナー補給量増量条件になっていると判定された場合はトナー補給量増量条件になっていないと判定された場合より増量されるようにトナー補給量を導出するようにしており、これによってチャージアップ現象の発生を効果的に防止することができるようにしている。
このように、請求項1記載の画像形成装置によれば、相対湿度と、現像手段により現像されたトナー像の記録媒体に対する画像占有率の組み合わせが、前記トナー補給手段によって前記現像手段に補給されたトナーの帯電量が目標とする帯電量よりも大きくなる条件になっているか否かを判定し、前記条件になっていないと判定された場合は画像占有率が高くなるほど多くなるようにトナー補給量を導出し、前記条件になっていると判定された場合は前記条件になっていないと判定された場合より増量されるようにトナー補給量を導出して、印刷ジョブを実行中に、導出したトナー補給量のトナーを現像手段に補給するように制御しているので、チャージアップ現象の発生を効果的に防止することができる。
なお、本発明は、請求項に記載の発明のように、前記閾値を複数設けることが好ましい。
また、本発明は、請求項に記載の発明のように、前記駆動時間が長くなるに従って前記増量の度合いを大きくすることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、相対湿度と、現像手段により現像されたトナー像の記録媒体に対する画像占有率の組み合わせが、前記トナー補給手段によって前記現像手段に補給されたトナーの帯電量が目標とする帯電量よりも大きくなる条件になっているか否かを判定し、前記条件になっていないと判定された場合は画像占有率が高くなるほど多くなるようにトナー補給量を導出し、前記条件になっていると判定された場合は前記条件になっていないと判定された場合より増量されるようにトナー補給量を導出して、印刷ジョブを実行中に、導出したトナー補給量のトナーを現像手段に補給するように制御しているので、チャージアップ現象の発生を効果的に防止することができる、という優れた効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1には、本実施の形態に係る画像形成装置10の構成が概略的に示されている。同図に示されるように、画像形成装置10には、複数の巻きかけローラ12に張架され、モータ(図示省略)の駆動により矢印E方向に搬送される無端ベルト状の中間転写体ベルト14が備えられており、当該中間転写体ベルト14の長手方向に沿って、複数の画像形成ユニット15(詳細は後述する)が配設されている。
なお、本実施の形態における画像形成装置10は、カラー画像の形成にも対応しており、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応するトナー像を形成する画像形成ユニット15Y、15M、15C、15Kがそれぞれ配設されている。以下、各色毎に設けられた部材については、符号の末尾に各々の色を示すアルファベット(Y/M/C/K)を付与して示すが、特に色を区別せずに説明する場合は、この符号末尾のアルファベットを省略して説明する。
各画像形成ユニット15により形成された互いに異なる色のトナー像は、中間転写体ベルト14のベルト面上で、互いに重なり合うように中間転写体ベルト14に各々転写される。これにより、中間転写体ベルト14上にカラーのトナー像が形成される。なお、本実施の形態では、このようにして4色のトナー像が重ねて転写されたトナー像を最終トナー像と称する。
4つの画像形成ユニット15よりも中間転写体ベルト14の搬送方向下流側には、対向する2つのローラ26A、26Bからなる転写装置26が配設されている。中間転写体ベルト14上に形成された最終トナー像は、このローラ26A、26Bの間に送り込まれ、画像形成装置10の底部に設けられた用紙トレイ29から取り出されて、同じくローラ26A、26Bの間に搬送されてきた用紙28に転写される。
また、最終トナー像が転写された用紙28の搬送経路には、加圧ローラ30Aと加熱ローラ30Bとからなる定着装置30が配設されている。定着装置30に搬送された用紙28は、加圧ローラ30Aと加熱ローラ30Bとによって挟持搬送されることにより最終トナー像が溶融すると共に用紙28に圧着されて、定着される。これにより、用紙28上に所望の画像(カラー画像)が形成される。画像が形成された用紙28は装置外へ排出される。
一方、転写装置26よりも中間転写体ベルト14の搬送方向下流側には、転写装置26によって用紙28に転写されずに中間転写体ベルト14上に残留したトナーを回収するクリーナ32が配設されている。クリーナ32には、中間転写体ベルト14に接するようにブレード34が備えられており、残留したトナーを擦り取ることによって回収する。
また、画像形成ユニット15の中間転写体ベルト14の搬送方向下流側には、中間転写体ベルト14上の画像形成領域以外の所定位置に転写されたトナーの濃度検出等を行うセンサユニット36が設けられている。
図2には、画像形成ユニット15の構成が示されている。なお、各画像形成ユニット15の構成は同様であるので、ここでは各々の色を示す末尾の符号を省略して説明する。
同図に示されるように、画像形成ユニット15は、中間転写体ベルト14に接するように配設され、矢印F方向に所定速度で回転する感光体ドラム16を備えている。
各感光体ドラム16の周面には、感光体ドラム16を帯電させるための帯電ローラ18が配置されている。帯電ローラ18は、導電性のローラであり、その周面が感光体ドラム16の周面に接触し、かつ帯電ローラ18の軸線方向と感光体ドラム16の軸線方向とが一致するように配設されている。
帯電ローラ18には、DC(直流)成分とAC(交流)成分とが重畳された所定の電圧(本実施の形態では、DC電圧−500V)が印加され、感光体ドラム16の回転に追従するように回転しながら、感光体ドラム16の表面を所定の電位(本実施の形態では、約−500V)に一様に帯電させる。
また、各感光体ドラム16の回転方向(矢印F方向)の帯電ローラ18よりも下流側の周面上には、感光体ドラム16上に静電潜像を形成するための露光器20が備えられている。露光器20は、複数のLED(発光ダイオード)が配列されたLEDアレイを含んで構成されており、帯電ローラ18により一様に帯電された感光体ドラム16の軸線方向に、画像データに基づく光ビームを走査しながら照射する。露光器20により光ビームが照射された領域の電位は上昇し(本実施の形態では、約−200V)、感光体ドラム16上に静電潜像が形成される。
さらに、各感光体ドラム16の回転方向の露光器20よりも下流側の周囲には、感光体ドラム16上に形成された静電潜像を所定色(イエロー/マゼンタ/シアン/ブラックの何れか1色)のトナーによって現像してトナー像を形成させる現像器22が配設されている。なお、本実施の形態では、負極性であるトナー及び正極性であるキャリアの二成分を含む現像剤が適用されている。また、現像効率及び後述する転写効率を向上させるためには、トナーの粒状は球形であることが好ましい。
現像器22は、同図に示されるように、感光体ドラム16に近接配置された現像ローラ38及びブレード40を含んで構成されている。現像ローラ38は、感光体ドラム16の表面と同極性(本実施の形態では、負極性)に帯電され、現像器22内に装填された正極性のキャリアによってトナーが周面に付着される。また、現像ローラ38は、感光体ドラム16の回転方向と同じ方向(図中矢印G方向)に回転駆動され、現像ローラ38に余分に付着したトナーがブレード40によって落とされて現像ローラ38に均一に付着される。
現像ローラの矢印G方向への回転により、現像ローラ38に付着されたトナーが感光体ドラム16の表面に搬送され、感光体ドラム16の表面とトナーとが逆方向に移動される。これにより、トナーが感光体ドラム16に擦りつけられるので、感光体ドラム16上に形成された静電潜像が効率よく現像される。
なお、感光体ドラム16の露光されていない部位の表面電位Vhを−500V、露光された部位の表面電位Vlを−200Vとすると、現像ローラ38にバイアス電圧をかけて現像ローラ38の表面電位Vdeveを−400Vにした場合、現像ローラ38に付着していたトナーは感光体ドラム16上の露光された部位に付着する。従って、感光体ドラム16上に形成された静電潜像は、反転現像される。
一方、現像器22の内部は、隔壁44によって第1室46Aと第2室46Bとに区画されており、第1室46Aには現像剤攪拌スクリュー42Aが、第2室46Bには現像剤攪拌スクリュー42Bが、各々配設されている。
現像剤攪拌スクリュー42Aは第1室46A内の現像剤を攪拌搬送し、現像剤攪拌スクリュー42Bはトナー補給部48のトナー補給槽48Aにおけるトナー排出口48Bから搬送スクリュー48Cの回転によって補給されたトナーと既に現像器22内に存在する現像剤とを攪拌搬送する。
隔壁44には、図2紙面手前側と奥側の端部において第1室46Aと第2室46Bとを相互に連通させる不図示の現像剤通路が形成されており、現像剤攪拌スクリュー42A及び現像剤攪拌スクリュー42Bの搬送力により、現像によってトナーが消費された第1室46A内の現像剤が一方の通路から第2室46B内へ移動し、第2室46B内でトナー補給部48からトナーが補給された現像剤が他方の通路から第1室46A内へ移動する構成となっている。
一方、各感光体ドラム16の回転方向の現像器22よりも下流側の周囲には、各感光体ドラム16上のトナー像を中間転写体ベルト14に転写する転写ローラ25が備えられている。転写ローラ25は、矢印H方向に回転して中間転写体ベルト14を所定の速度で搬送して感光体ドラム16に順次対向させる。また、転写ローラ25は、正極性に帯電され、感光体ドラム16上のトナーを中間転写体ベルト14上に転写させる。
ここで、転写ローラ25では、感光体ドラム16上の全てのトナーを中間転写体ベルト14に転写させることはできず、転写ローラ25の配設位置を通過した感光体ドラム16上には、トナーがわずかに残留する(転写残トナー)。
また、転写ローラ25によって極性がプラスに反転され、感光体ドラム16上に再び付着するトナー(リトランスファートナー)も存在する。なお、転写ローラ25の配設位置を通過する際に、中間転写体ベルト14上に他色のトナー像が既に転写されている場合には、リトランスファートナーには、他色のトナーも含まれる。
そこで、感光体ドラム16の周面の転写ローラ25よりも下流側には、感光体ドラム16上の転写残トナー又はリトランスファートナーを一時的に保持するクリーニングロール24が配置されている。クリーニングロール24は、表面に導電性のブラシ毛が植毛されており、当該ブラシ毛が感光体ドラム16と接触するように配設されており、ブラシ毛が帯電されると共に、回転駆動されるようになっている。
クリーニングロール24は、画像形成が行われている期間は負極性(本実施の形態では、−500V)に帯電されると共に、感光体ドラム16の回転方向と同方向に回転される。これにより、感光体ドラム16の表面に付着している正極性のリトランスファートナーをブラシ毛に吸着させて回収する。
なお、クリーニングロール24では、負極性の転写残トナーについては回収されず、感光体ドラム16上に付着したまま感光体ドラム16に対する帯電及び露光が行われ、非画像部に付着している転写残トナーについては、現像器22の現像ローラ38に付着したキャリア及びトナーとの摺擦により現像器22内に回収される。
クリーニングロール24によって回収されたリトランスファートナーは、ジョブが終了した場合等の非画像形成時に実行されるクリーニングモードによって、感光体ドラム16上に吐き出される。
クリーニングモードでは、クリーニングロール24は正極性(本実施の形態では、+500V)に帯電されると共に、感光体ドラム16の回転方向とは異なる方向に感光体ドラム16の回転に追従するように回転される。これにより、クリーニングロール24に保持されていた正極性のリトランスファートナーが感光体ドラム16上に吐き出される。
このようにして感光体ドラム16上に吐き出されたリトランスファートナーは、感光体ドラム16の回転により転写位置まで搬送される。
クリーニングモードでは、転写ローラ25は負極性に帯電されるようになっており、転写位置まで搬送されたリトランスファートナーは、転写ローラ25によって中間転写体ベルト14上に転写され、中間転写体ベルト14によってクリーナ32へと搬送され、クリーナ32のブレード34によって擦り取られる。
ところで、本実施の形態に係る画像形成装置10では、現像器22による静電潜像の現像時に、当該現像後のトナー像の用紙28に対する画像占有率に応じた量のトナーをトナー補給部48から順次補給するようにしている。
しかしながら、図6を参照して説明したように、トナーのチャージアップ現象は、画像占有率が低くなるほど発生しやすく、湿度が低くなるほど発生しやすくなる傾向にあると共に、チャージアップ現象が発生する画像占有率の範囲(図6における各曲線の左端側における急峻に立ち上がっている範囲であり、以下、「チャージアップ現象発生範囲」という。)は相対湿度に応じて高精度に特定されるものである。
このため、本実施の形態に係る画像形成装置10では、画像占有率のみに応じてトナー補給量を決定するのではなく、当該画像占有率に加えて相対湿度も考慮すると共に、画像占有率及び相対湿度がチャージアップ現象発生範囲となった場合においては、他の範囲となっている場合よりも単位時間当たりのトナー補給量を強制的に多くするようにしている。
図3には、画像形成装置10におけるトナーの補給制御に関する機能的な構成を示すブロック図が示されている。
同図に示すように、画像形成装置10には、画像形成装置10全体の動作を司る制御部50が備えられており、前述した中間転写体ベルト14と、各画像形成ユニット15に備えられた感光体ドラム16、帯電ローラ18、露光器20、現像器22及びトナー補給部48の作動は制御部50により制御される。なお、同図では、錯綜を回避するために、制御部50から帯電ローラ18及びトナー補給部48に対する接続線のみを記している。
一方、各画像形成ユニット15には、相対湿度を検知するための湿度センサ52が備えられている。この湿度センサ52は制御部50に電気的に接続されており、制御部50は相対湿度を常時検出することができる。なお、当該湿度センサ52は、画像形成装置10内の何れの位置に設置してもよいが、各画像形成ユニット15におけるトナーの補給制御において用いるものであるため、本実施の形態では、各画像形成ユニット15における現像器22の近傍に設置されている。
また、各画像形成ユニット15には、現像器22の連続駆動時間を計時するためのタイマ54が備えられている。このタイマ54は制御部50に電気的に接続されており、制御部50は各画像形成ユニット15の現像器22の連続駆動時間を常時把握することができる。
更に、画像形成装置10には、各種プログラムや、各種テーブル情報等を予め記憶すると共に、形成すべき画像を示す画像データ等を一時的に記憶するための記憶部56が備えられている。この記憶部56もまた制御部50に電気的に接続されており、制御部50は記憶部56に随時アクセスすることができる。
ここで、記憶部56には、画像占有率及び相対湿度がチャージアップ現象発生範囲となった際に、単位時間当たりのトナー補給量を通常時よりも増加させるためのトナー補給量設定テーブルが予め記憶されている。
図4には、当該トナー補給量設定テーブルが模式的に示されている。同図に示すように、本実施の形態に係るトナー補給量設定テーブルは、現像器22の連続駆動時間、画像占有率、及び相対湿度の各情報における複数の区分段階を表す段階情報と、各段階情報に対応するトナー補給量係数と、が関連付けられて構成されている。
具体的には、現像器22の連続駆動時間の段階情報として、0分以上5分未満、5分以上20分未満、20分以上40分未満の3段階の情報が含まれている。また、画像占有率の段階情報としては、現像器22の連続駆動時間の各段階情報毎に、0%以上1%未満、1%以上2%未満、2%以上3%未満、3%以上4%未満、4%以上5%未満、の5段階の情報が含まれている。また、相対湿度の段階情報として、0%以上10%未満、10%以上25%未満、25%以上40%未満、40%以上55%未満、の4段階の情報が含まれている。
これに対し、トナー補給量係数は、同図に示されるように、例えば、現像器22の連続駆動時間が0分以上5分未満の範囲内で、画像占有率が0%以上2%未満の範囲内にあり、かつ相対湿度が0%以上40%未満の範囲内にある場合に対応する係数として‘2’が、相対湿度以外の条件が同一で、かつ相対湿度が40%以上55%未満の範囲内にある場合に対応する係数として‘1’が、各々記憶されている。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置10では、当該トナー補給量設定テーブルを、当該画像形成装置10において実際に用いられるトナーを用いた実測によって、一例として図6に示すような各種湿度条件下におけるトナー帯電量変化特性を取得し、当該特性に基づいて、チャージアップ現象発生範囲内となる現像器22の連続駆動時間、画像占有率、及び相対湿度の各条件の組み合わせに対応するトナー補給量係数を、他の条件より大きくする(すなわち、トナー補給量を増量する)ものとして導出したものを適用している。
ところで、本実施の形態に係る画像形成装置10では、1印刷ジョブ分の画像形成処理を実行する際に、トナー補給部48から現像器22へのトナーの補給を制御する処理(以下、「トナー補給制御処理」という。)を所定期間(本実施の形態では、1枚分の画像形成に要する期間)毎に実行する。
次に、図5を参照して、トナー補給制御処理を実行する際の画像形成装置10の作用を説明する。なお、図5は、当該トナー補給制御処理を実行する際に画像形成装置10の制御部50により実行されるトナー補給制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは記憶部56の所定領域に予め記憶されている。また、ここでは、1印刷ジョブ毎に、印刷すべき画像を示す画像データ及びそれまでの印刷枚数を示す情報が制御部50によって記憶部56の所定領域に逐次記憶される場合について説明する。更に、ここでは、錯綜を回避するために、1つの画像形成ユニット15に関する制御のみについて説明するが、制御部50は、各画像形成ユニット15に対して同様の処理を実行する。
まず、同図のステップ100では、この時点で実行している印刷ジョブ(以下、「処理対象印刷ジョブ」という。)において、それまでに記憶部56に記憶されている画像データ及び印刷枚数を示す情報を読み出し、次のステップ102では、読み出した画像データ及び情報に基づいて、処理対象印刷ジョブにおいて既に現像器22により現像されたトナー像の用紙28に対する画像占有率を算出する。なお、ここでは、当該画像占有率を、処理対象印刷ジョブにおいて既に現像器22により現像されたトナー像毎の画像占有率の平均値を算出する。
次のステップ104では、現像器22の連続駆動時間を示す情報をタイマ54から読み出し、次のステップ106では、湿度センサ52からの出力信号に基づいて相対湿度を検出する。
次のステップ108では、以上の処理によって得られた現像器22の連続駆動時間、画像占有率、及び相対湿度に対応するトナー補給量係数がトナー補給量設定テーブルに記憶されているか否かを判定することにより、トナー補給量係数の制限がかかるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ110に移行する。
ステップ110では、次の(1)式によって単位時間当たりのトナー補給量Kを算出し、その後にステップ114に移行する。
K=C×D (1)
ここで、Cは以上の処理によって得られた現像器22の連続駆動時間、画像占有率、及び相対湿度に対応するトナー補給量係数の1/100(100分の1)の値を、Dは予め定められたトナー補給単位量を、各々表す。また、本実施の形態に係る画像形成装置10では、上記トナー補給単位量Dを、1枚の用紙28の一面全面にトナー像を最大濃度で形成する際に必要とされるトナー量として、予め実験や当該画像形成装置10の設計仕様等に基づくコンピュータ・シミュレーション等により得られた値を適用しており、本実施の形態では、A4サイズの用紙を毎分20枚印刷する場合の値として、0.94(mg/sec)を適用している。
一方、上記ステップ108において否定判定となった場合はステップ112に移行し、次の(2)式によって単位時間当たりのトナー補給量Kを算出し、その後にステップ114に移行する。
K=S×D (2)
ここで、Sは上記ステップ102において算出した画像占有率の1/100(100分の1)の値を表す。
ステップ114では、上記ステップ110の処理又は上記ステップ112の処理によって算出された単位時間当たりのトナー補給量となるようにトナー補給部48を制御し、その後に本トナー補給制御処理プログラムを終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、相対湿度と、現像器22により現像されたトナー像の用紙28に対する画像占有率がトナー補給量を増量させるトナー補給量増量条件になっているか否かを判定し(トナー補給制御処理プログラムのステップ108の処理に相当。)、トナー補給量増量条件になっていないと判定された場合は画像占有率が高くなるほど多くなるようにトナー補給量を導出し(トナー補給制御処理プログラムのステップ112の処理に相当。)、トナー補給量増量条件になっていると判定された場合はトナー補給量増量条件になっていないと判定された場合より増量されるようにトナー補給量を導出して(トナー補給制御処理プログラムのステップ110の処理に相当。)、導出したトナー補給量のトナーを現像器22に補給するように制御している(トナー補給制御処理プログラムのステップ114の処理に相当。)ので、チャージアップ現象の発生を効果的に防止することができる。
また、本実施の形態によれば、相対湿度及び画像占有率に加えて、現像器22の連続駆動時間を、トナー補給量を増量させるトナー補給量増量条件となっているか否かを判定する際のパラメータとして加えているので、より高精度にトナー補給量を導出することができ、より効果的にチャージアップ現象の発生を防止することができる。
なお、本実施の形態では、トナー補給制御処理を1印刷ジョブの実行時に所定期間毎に実行する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、印刷ジョブの実行の如何にはかかわらず、常時所定期間毎に実行する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、本実施の形態で説明した画像形成装置10の構成(図1〜図3参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施の形態では、制御部50とは別体として設けられたタイマ54により現像器22の連続駆動時間を計時する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、当該タイマ54の機能を制御部50に設け、制御部50自身によって上記連続駆動時間を計時する形態とすることもできる。
また、本実施の形態では、4つの画像形成ユニット15を有する所謂タンデム型の画像形成装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、単一の画像形成ユニット15のみを有する画像形成装置に本発明を適用する形態とすることもできる。
更に、本実施の実施の形態で説明したトナー補給制御処理プログラムの処理の流れ(図5参照。)やトナー補給量設定テーブルの構成(図4参照。)、各種演算式((1)式、(2)式参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 実施の形態に係る画像形成ユニットの概略構成図である。 実施の形態に係る画像形成装置におけるトナーの補給制御に関する機能的な構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るトナー補給量設定テーブルの構成を示す模式図である。 実施の形態に係るトナー補給制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 チャージアップ現象の説明に供する図であり、各種湿度条件下における画像占有率に対するトナー帯電量の実測結果を示すグラフである。 チャージアップ現象の発生要因の説明に供する図であり、トナー攪拌時間に対するトナー帯電量の関係を示すグラフである。 チャージアップ現象の発生要因の説明に供する図であり、トナーに対する外添剤の添加状態を示す模式図である。
符号の説明
10 画像形成装置
14 中間転写体ベルト
15 画像形成ユニット
16 感光体ドラム(像担持体)
22 現像器(現像手段)
28 用紙(記録媒体)
48 トナー補給部(トナー補給手段)
50 制御部(画像占有率導出手段、トナー増量判定手段、トナー補給量導出手段、制御手段)
52 湿度センサ(湿度検出手段)
54 タイマ(駆動時間検出手段)
56 記憶部

Claims (3)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって現像手段により現像し、像担持体上の現像されたトナー像を記録媒体に転写することによって画像を形成する画像形成装置であって、
    前記現像手段に前記トナーを補給するトナー補給手段と、
    相対湿度を検出する湿度検出手段と、
    印刷ジョブを実行中に前記現像手段により現像されたトナー像の前記記録媒体に対する画像占有率を導出する画像占有率導出手段と、
    前記現像手段の駆動時間を検出する駆動時間検出手段と、
    前記駆動時間検出手段で検出された駆動時間が閾値に達するまでの間に、前記湿度検出手段で検出された相対湿度及び前記画像占有率導出手段で導出された画像占有率の組み合わせが、前記現像手段において補給されたトナーのチャージアップ現象が発生する組み合わせとして予め定められた第1の相対湿度未満の相対湿度と第1の画像占有率未満の画像占有率との第1の組み合わせ、または前記第1の相対湿度以上で、かつ前記第1の相対湿度よりも高い第2の相対湿度未満の相対湿度と前記第1の画像占有率よりも小さい第2の画像占有率未満の画像占有率との第2の組み合わせになっているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第1または第2の組み合わせになっていないと判定された場合は前記画像占有率の増大に応じて増量するように前記トナー補給量を導出し、前記判定手段により前記第1または第2の組み合わせになっていると判定された場合は前記第1または第2の組み合わせになっていないと判定された場合よりも前記トナー補給量が増量されるように前記トナー補給量を導出するトナー補給量導出手段と、
    前記印刷ジョブを実行中に、前記トナー補給量導出手段により導出されたトナー補給量のトナーを前記現像手段に補給するように前記トナー補給手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記閾値を複数設けた請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動時間が長くなるに従って前記増量の度合いを大きくする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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