JP4473787B2 - 防空システム - Google Patents

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Description

この発明は、防空システムに関する。
防空システムは、到来する目標に関する情報を取得するセンサを備える。しかしながらセンサで取得された目標情報は限られた防空システムに閉じた形で利用されるのが一般的である。すなわち既存の防空システムはシステム毎のセンサから得られる目標情報を基に脅威目標に対する防空を行っているため、防空システムによっては自らのセンサで得た目標情報だけでは不十分で、脅威目標を要撃するまでの準備時間や要撃時間が無くなり、対処できないような状況も生じる。このことは国防上の弱点、盲点となり、侵攻側にとっては格好の侵攻ポイントとなることから何らかの対処が望まれる。
ところで放送分野においては、成層圏プラットフォームとして知られる情報伝達手段が検討されている(例えば特許文献1を参照)。この手段を利用すれば防空システムにおいても既存のシステムに無いメリットを得られる可能性がある。
特開2002−211496号公報
以上述べたように既存の防空システムにおいては個々のシステム間の情報伝達が不十分であり、防衛上の盲点が生じる虞がある。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、複数の防空システムを統合し、脅威目標に対する対応を強化した防空システムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、目標情報を取得するセンサと、脅威に対して飛しょう体を発射して防空処置を行う単一または複数の防空単位と、成層圏プラットフォームとを具備し、この成層圏プラットフォームは、前記センサおよび防空単位と通信するための通信手段と、前記センサにより取得された目標情報を前記通信手段を介して収集する手段と、前記収集した目標情報を統合して前記防空単位にわたり使用可能な統合目標情報を生成する手段と、前記統合目標情報を前記防空単位に前記通信手段を介して配信する手段とを具備することを特徴とする防空システムが提供される。
このような手段を講じることにより、例えば個別の防空システムにおいて独自に取得された目標情報は、上空に滞空する飛行体により収集される。飛行体は防空システムごとの目標情報を統合し、防空システムにわたって利用することのできる統合目標情報を生成して防空システムに配信する。これにより個々の防空システムは他の防空システムにより得られた目標情報を利用することが可能となり、情報の共有化を促進できる。従って防衛上の盲点を無くし、脅威目標に対する対応を強化した防空システムを提供することが可能になる。
この発明によれば複数の防空システムで情報を共有することができるようになり、脅威目標に対する対応を強化した防空システムを提供することができる。
図1はこの発明に係わる防空システムの実施の形態を示すシステム図である。このシステムは例えば巡航ミサイルに対する地域防衛を目的として形成される。このシステムは地上に配備される、例えばSAMシステムのような防空システムを、飛行船などのプラットフォームを介してリンクするようにしたものである。各防空システムはセンサを有し、脅威に対する防空処置を行う。
各防空システムに備わるシステム自体のセンサのみでは、遠距離から到来する、例えばFB、ヘリ、CM等の侵攻目標に関する目標情報を得ることができない場合がある。例えば航空自衛隊のセンサにより得られた目標情報が陸上自衛隊により利用されることは通常ほとんど無い。よって個々の防空システムにおいては限られた目標情報しか得られず脅威目標への対処が遅れる場合がある。そこでこの実施形態では、各センサからの目標情報について情報伝達型中継飛行船を介して、地上に配備された防空システムに目標情報を分配、伝達することで、これまで対処が難しかった脅威目標に対し、対処可能となることを説明したものである。
図1において、飛行船はセンサを搭載するものと、エリア間の情報伝達を担う情報伝達型中継飛行船とに大別される。このうち情報伝達型中継飛行船のブロック図を図2に示す。図2の飛行船は地上システムからのアップリンク信号および他の飛行船からの送信信号を受信するための受信アンテナ201と受信装置202、受信した信号を処理する制御部204、および地上システムへのダウンリンク信号および他の飛行船への送信信号を送信する送信部203と送信アンテナ206を備える。
制御部204は地上の複数の防空システム、およびセンサ搭載型の飛行船からそれぞれ受信した目標情報を統合し、各地上システムで統合的に利用可能な統合目標情報を生成する。この統合目標情報は送信装置203により、この情報伝達型中継飛行船と連接している他の情報伝達型中継飛行船や地上システムに送られて、連接している全ての地上システム(例えば陸海空の各自衛隊)に伝達される。
上記構成において、例えばセンサ搭載型航空機、地上のセンサ等の各種センサからの目標情報等を飛行船において収集し、統合した統合目標情報を生成する。そして、防空システムを構成する陸上のSAMシステム等や、侵攻目標を要撃する航空機、無人機(UAV)等に統合目標情報を分配、伝達して、個々の防空システムや構成品単独では得られなかった情報を共有化できるようにする。このような手段により、限られたセンサ情報しか得られない地上側防空システムに、より多くの情報を直接的または間接的に与えることができ、脅威目標に対してより早く、より効率的に、より正確に対応、対処することが可能になる。また統合目標情報の伝達については、情報伝達型中継飛行船からさらに別の情報伝達型中継飛行船を介して遠隔の部隊に伝達可能としても良い。すなわち本発明は、情報伝達型飛行船同士を経由して情報をやり取りする情報ネットワークシステムにも利用可能である。
以上述べたように本発明によれば、例えば陸自、海自、空自がそれぞれ個別に保有する専用のセンサの情報について情報伝達型中継飛行船を統合し、限られた目標情報しか得ることができない各防空システムに統合目標情報を分配、伝達する。つまり防空システムごとに取得された目標情報を各防空システム間で共有することができるようになり、CM、弾道弾等の侵攻してくる脅威に対し、従来の防空システムよりもより速く、より効率的に、より正確に、対応、対処できるような防空システムを構築することが可能となる。さらに、この様なシステムを構築することで、日本国の防空システムにおける弱点、盲点を減少させることが可能となる。
また図1に示すように、複数の防空システムによる目標情報の共有化といったメリットのほか、キープアウトレンジの確保、VA近傍での対処、洋上での対処、多層防空網の構成、洋上での目標発見手段の確保などといったメリットも得ることができる。
なお本発明は本実施形態に限定されるものではない。例えば飛行船に限らず、空中に一定の期間浮遊するバルーン等に中継機能を搭載し、このバルーンを介して統合目標情報を中継配信するようにしても良い。またバルーン自体に統合目標情報を算出する機能を持たせるようにしても良い。
さらに、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素において幾つかの構成要素を追加、もしくは削除してもよい。
この発明に係わる防空システムの実施の形態を示すシステム図。 図1の情報伝達型中継飛行船のブロック図。
符号の説明
201…受信アンテナ、202…受信装置、203…送信装置、204…制御部、206…送信アンテナ

Claims (5)

  1. 目標情報を取得するセンサと、
    脅威に対して飛しょう体を発射して防空処置を行う単一または複数の防空単位と、
    成層圏プラットフォームとを具備し、
    この成層圏プラットフォームは、
    前記センサおよび防空単位と通信するための通信手段と、
    前記センサにより取得された目標情報を前記通信手段を介して収集する手段と、
    前記収集した目標情報を統合して前記防空単位にわたり使用可能な統合目標情報を生成する手段と、
    前記統合目標情報を前記防空単位に前記通信手段を介して配信する手段とを具備することを特徴とする防空システム。
  2. 前記防空単位はSAMシステムであることを特徴とする請求項1に記載の防空システム。
  3. 前記成層圏プラットフォームは飛行船であることを特徴とする請求項1に記載の防空システム。
  4. 前記成層圏プラットフォームは空中に一定の期間浮遊するバルーンであることを特徴とする請求項1に記載の防空システム。
  5. 前記センサは前記防空単位の一部構成品であることを特徴とする請求項1に記載の防空システム。
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