JP4473137B2 - 電話の呼び出しを先制して拒絶するための方法およびシステム - Google Patents

電話の呼び出しを先制して拒絶するための方法およびシステム Download PDF

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Description

本出願は、2002年2月27日に出願された米国特許出願第10/083,792号「VOICE MAIL INTEGRATION WITH INSTANT MESSENGER」、2002年2月27日に出願された米国特許出願第10/083,884号、「DEVICE INDEPENDENT CALLER ID」、および2002年2月27日に出願された米国特許出願第10/083,822号「METHOD AND APPARATUS FOR A UNIFIED COMMUNICATION MANAGEMENT VIA INSTANTMESSAGING」の一部継続出願であり、米国特許仮出願第60/272,122号、第60/272,167号、第60/275,667号、第60/275,719号、第60/275,020号、第60/275,031号、および第60/276,505号の優先権を主張し、それらの内容は全体が参照として本出願に組み込まれる。
また、出願人は、2002年11月25日に出願された米国特許仮出願第60/428,704号「DIGITAL COMPANION」、および2002年12月26日に出願された米国特許仮出願第60/436,018号「DIGITAL COMPANION」の優先権を主張し、両出願の内容はその全体が参照として本出願に組み込まれる。
また、本出願は、2002年2月27日に出願された米国特許出願第10/083,793号「METHOD AND APPARATUS FOR CALENDARED COMMUNICATIONS FLOW CONTROL」、2002年2月27日に出願された米国特許出願第10/084,121号「CALENDAR-BASED CALLING AGENTS」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR DRAG AND DROP CONFERENCE CALLING」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR CONFERENCE CALL BUFFERING」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR COMPUTER ENHANCED CONFERENCE CALLING」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR REMOTE CALL ESTABLISHMENT」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR CALL MANAGEMENT WITH USER INTERVENTION」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR DIRECTORY INFORMATION LOOKUP」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR AUTOMATICALLY FORWARDING CALLS TO CELL PHONE」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR ADAPTIVE MESSAGE AND CALL NOTIFICATION」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR A CALL LOG」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR AUTOMATIC FORWARDING OF CALLS TO A PREFERRED DEVICE」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FORMULTI-LINE INTEGRATED DEVICE OR LINE MANAGEMENT」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR CONTACT MANAGEMENT」、米国特許出願第号 「METHODS AND SYSTEMS FOR NOTIFICATION OF CALL TO PHONE DEVICE」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR SINGLE NUMBER TEXT MESSAGING」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR MULTI-USER SELECTIVE NOTIFICATION」、米国特許出願第(_____)号「METHODS AND SYSTEMS FOR CPN TRIGGERED COLLABORATION」、および米国特許出願第(_____)号「METHODS ANDSYSTEMS FOR PREEMPTIVE REJECTION OF CALLS」に関係し、それらの内容は全体が参照として本出願に組み込まれる。
本発明はデータ処理システムに関し、更に詳細には、電話の呼び出しを先制して拒絶するための方法およびシステムに関する。
ユーザの間には多様な種類の通信のための手段が存在する。例えば、ユーザは家庭の電話、職場の電話、および携帯電話を介して電話を掛けることができる。更に、ユーザは電子メールやインスタントメッセージ等の通信手段を使用してパソコン、PDA、ポケベル等の装置を使用して通信することができる。
残念なことに、このような多様な通信手段を管理することは困難である場合が多い。特に、ユーザが場所を変えたとき、ユーザとの通信手段も変わる可能性がある。例えば、旅行中は携帯電話によってのみユーザに連絡を取ることが可能であるかもしれない。一方、仕事中は電子メールによって連絡を取るのが最善であることが多い。また、ユーザは通信を受信および制御するために多様なルールを実施することを望んでいる。例えば、家庭に連絡を取るために、ユーザは家庭の電話を3回鳴らした後に、携帯電話に転送することを望むかもしれない。もう1つの例として、ユーザは社外にいるときに特定の人物から電子メールを受信するたびに(ポケベル等で)呼び出されることを望むかもしれない。
また、ユーザは、誰がユーザを呼び出しているかによって、電話の呼び出しを違うように処理することも所望する。例えば、もしユーザがユーザが今のところ話したくない発呼者からの呼び出しを受けたら、ユーザはその呼び出しを直接的に音声メールへ送信したいかも知れない。また、もしユーザが発呼者ID情報を表示しない(または、ユーザが認識しない)番号からの呼び出しを受けたら、ユーザはその呼び出しを何とかして特別に処理したいかも知れない。何故ならば、発呼者が電話による販売業者である可能性があるからである。
現在の呼スクリーニングシステムは、呼び出し部分の発呼者IDがブロックされること(または、利用不能であること)を認識し、発呼者がまだ電話に出ている間に、被呼者がその呼び出しを如何にして処理するか決定することを可能にする。
しかし、現在の呼スクリーニングシステムは、ユーザが呼び出された電話番号に属する特定の装置から離れているときに、ユーザがそのような決定を行うことを可能にはしない。更に、現在の呼スクリーニングシステムは、ユーザが呼スクリーニングを手動起動することをリアルタイムで可能にしない。
本発明による方法およびシステムは、呼をふるいにかける。第1サーバは、発呼者からユーザへの呼に関する情報を受信する。次に、第1サーバは、リアルタイム呼管理機能がユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し、リアルタイム呼管理機能がイネーブルされないときに発呼者に関連する発呼者番号が有効であるか否かを決定する。発呼者番号が無効なとき、呼スクリーニング機能が実行される。リアルタイム呼管理機能がイネーブルされるとき、第1サーバは呼の通知をユーザに関連するデバイスに提供する。ユーザが通知に含まれる呼スクリーニングオプションを選択するとき、第2サーバが呼スクリーニング機能を起動する。
また、本発明による他の方法およびシステムは、呼をふるいにかける。第1サーバは発呼者からユーザへの呼に関する情報を受信し、ユーザに対応するデータを呼に関係する情報を使用して検索する。次に、第1サーバは、リアルタイム呼管理機能がユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し、リアルタイム呼管理機能がイネーブルされないときに発呼者に関連する発呼者番号が有効であるか否かを決定する。発呼者番号が無効なとき、呼スクリーニング機能が実行される。また、第1サーバもユーザに関連するデバイスを選択して呼の通知を検索されたデータに基づいて受信し、リアルタイム呼管理機能がイネーブルされるとき呼の通知を選択されたデバイスに提供する。ユーザが通知に含まれる呼スクリーニングオプションを選択するとき、第2サーバが呼スクリーニング機能を起動する。
本発明による他の方法およびシステムは、呼をふるいにかける。ユーザに関連するデバイスが、ユーザへの呼の通知を受信する。通知はユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、リアルタイム呼管理機能がユーザに対してイネーブルされたという決定に基づいて受信され、リアルタイム呼管理機能がユーザに対してイネーブルされないときは、もし発呼者に関連する発呼者番号が無効であれば、呼スクリーニング機能が実行される。また、デバイスも呼スクリーニングオプションの選択を示す入力をユーザから受信する。その後、デバイスはサーバへ呼スクリーニングオプションの選択を反映する情報を送信し、サーバは呼スクリーニング機能を呼スクリーニングオプションの選択に応答して起動する。
概要
本発明による方法およびシステムは、呼をふるいにかける。サービスセンターは発呼者からユーザへの呼に関する情報を受信し、ユーザに対応するデータを呼に関係する情報を使用して検索する。また、サービスセンターは、リアルタイム呼管理機能がユーザに対してイネーブルされるか否かを決定する。もしリアルタイム呼管理機能がイネーブルされなければ、サービスセンターは発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定する。発呼者番号が無効であるとき、呼スクリーニング機能が実行される。更に、サービスセンターはユーザに関連するデバイスを選択し、呼の通知をユーザに対応する検索されたデータに基づいて受信する。その後、サービスセンターは呼の通知を選択されたデバイスへリアルタイム呼管理機能がイネーブルされたということに基づいて提供し、ユーザが通知に含まれる呼スクリーニングオプションを選択するときに呼スクリーニング機能を起動する。
ネットワーク環境
図1は、本発明による特徴および側面を有するデータ処理および遠距離通信環境100のブロック図である。環境100の構成要素の数は図示されている数には限定されず、他の数の構成要素による構成が可能であり、それらも本発明の実施例に含まれる。図1の構成要素はハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアによって実施される。データ処理および遠距離通信環境100は、データネットワーク102、音声ネットワーク104、およびサービスセンター106を含んでもよい。ユーザ110はデータネットワーク102とインターフェースするためにユーザ端末112を使用してもよいし、また、音声ネットワーク104とインターフェースするために、電話114,116,118を使用してもよい。発呼者(または、起呼側)120は、ユーザ110等のユーザの電話114,116,118の何れか1つに電話を掛けるために電話122を使用してもよい。
データネットワーク102は、ユーザ端末112およびサービスセンター106等の、図1の環境100に示されている多様なエンティティの間の通信を与える。データネットワーク102は共有、公共、または私有のネットワークであってもよく、広域または構内領域を包含する。データネットワーク102は、有線および/または無線通信ネットワークの適当な組み合わせを介して実施されてもよい。例として、データネットワーク102は広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、イントラネット、および/またはインターネットを介して実施されてもよい。更に、サービスセンター106は、ワイヤレス通信業者ネットワーク(wireless carrier network)およびインターネット等の、複数のデータネットワーク102に接続されてもよい。
音声ネットワーク104は、発呼者(例えば、発呼者120)がユーザ110に電話を掛けることを可能にするために電話方式のサービスを提供する。1実施例では、音声ネットワーク104は公衆交換電話網(「PSTN(Public Switched Telephone Network)」)等のネットワークを使用して実施されてもよい。或いは、音声ネットワーク104は「VoIP(Voice-over Internet Protocol)技術」を使用して実施されてもよい。加えて、他の実施例では、音声ネットワーク104は広帯域ネットワーク(例えば、双方向ビデオ通信を提供するためのネットワーク)上のビデオである。他の実施例では、音声ネットワーク104はワイヤレス広帯域ネットワーク(例えば、WiFi(即ち、 IEEE 802.11(b) および/または (g))を使用するネットワーク)である。更に他の実施例では、音声ネットワーク104はワイヤレス音声ネットワーク(例えば、携帯電話、または第3世代携帯電話ネットワーク)である。加えて、音声ネットワーク104は、本発明による上記の技術の任意の1つ(または、組合せ)を使用して実施される。更に、サービスセンター106は Verizon 社の「Voice Network」、他の通信事業者によって運営されている音声ネットワーク、およびワイヤレス通信業者ネットワーク等の複数の音声ネットワーク104に接続されてもよい。
サービスセンター106は、データネットワーク102および音声ネットワーク104上の通信を管理するためのプラットフォームを提供する。また、サービスセンター106は、データネットワーク102と音声ネットワーク104との間の通信を伝達させるために、コードおよびプロトコルの変換等のゲートウェイ機能を提供してもよい。サービスセンター106は、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアによって実施されてもよい。例えば、サービスセンター106は、ネットワーク(図示せず)によって接続された複数の汎用コンピューター(または、サーバを)使用して実施されてもよい。サービスセンター106はデータネットワーク102および音声ネットワーク104に直接接続された状態で示されているが、サービスセンター106、データネットワーク102、および音声ネットワーク104の間に、任意の数の適当な種類のネットワーク要素が接続されてもよい。
ユーザ端末112は、ユーザ110に対するデータネットワークへのインターフェースを与える。例えば、ユーザ端末112は、インターネットにアクセス可能な如何なる装置(例えば、汎用コンピューター、またはモデムを備えたパソコン)を使用して実施されてもよい。また、ユーザ端末112は、他の装置(例えば、 Blackberry および Ergo Audrey )で実施されてもよい。更に、ユーザ端末112はワイヤレス装置(例えば、ポケベル、(データアクセス機能を備えた)携帯電話、およびネットワーク接続を備えた携帯用情報端末(PDA))で実施されてもよい。
また、ユーザ端末112は、ユーザ110がサービスセンター106と通信することを可能にする。例えば、ユーザ110はサービスセンター106と通信するためにインスタントメッセージ(「IM」)を使用してもよい。更に、ユーザ端末112はハイパーテキスト転送プロトコル(「HTTP」)、ユーザデータグラムプロトコル(「UDP」)、ファイル転送プロトコル(「FTP」)、ハイパーテキストマークアップ言語(「HTML」)、および拡張可能マーク付け言語(「XML」)を含む、TCP/IPの他の特徴を使用してもよい。
更に、ユーザ端末112は、サービスセンター106と直接的に通信してもよい。例えば、サービスセンター106と直接通信するクライアントアプリケーションがユーザ端末112にインストールされてもよい。また、ユーザ端末112は、プロキシを介してサービスセンター106と通信してもよい。
電話114,116,118,122は音声ネットワーク104とインターフェースする。電話114,116,118,122は、有線の電話および携帯電話を含む周知の装置を使用して実施されてもよい。図では、電話114,116,118,122は音声ネットワーク104に直接的に接続されて示されているが、任意の数の中間要素(例えば、構内交換機(「PBX」))が、電話114,116,118,122と音声ネットワーク104の間に介在してもよい。
図2は、本発明によるユーザ端末112のブロック図である。ユーザ端末112は、中央処理ユニット(CPU)200、メモリ202、格納モジュール204、ネットワークインターフェース206、入力インターフェース208、出力インターフェース210、入力装置216、および出力装置218を含む。
CPU200は、ユーザ端末112に対する制御および処理機能を与える。図2は単一のCPUを示しているが、ユーザ端末112は複数のCPUを含んでもよい。また、CPU200は、例えば、1または複数のコプロセッサ、メモリ、レジスタ、および他の処理装置、並びにシステムを含んでもよい。例えば、CPU200は、インテル社から供給されているPentium(登録商標)プロセッサ等を使用して実施されてもよい。
メモリ202は、(例えば、プログラムコードのための)CPUに対する主記憶装置を与えてもよい。メモリ202は、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)およびリードオンリーメモリ(「ROM」)を含む多様な構成要素またはサブシステムとともに実施されてもよい。ユーザ端末112が格納モジュール204にインストールされているアプリケーションを実行しているとき、CPU200は少なくとも一部のプログラムコードを格納モジュール204からメモリ202にダウンロードしてもよい。CPU200がプログラムコードを実行するとき、CPU200も格納モジュール204からプログラムコードの付加的な部分を取得してもよい。
格納モジュール204は、ユーザ端末112のために大容量記憶装置を提供してもよい。例えば、格納モジュール204は、ハードディスク、光学ディスク、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、汎用格納装置、リムーバル格納装置、および/または情報を格納することが可能な他の装置を含む多様な構成要素またはサブシステムとともに実施されてもよい。更に、図では、格納モジュール204はユーザ端末112の内部に示されているが、格納モジュール204はユーザ端末112の外部で実施されてもよい。
格納モジュール204は、ユーザ端末112がサービスセンター106と通信するためのプログラムコードおよび情報を含む。格納モジュールは、カレンダーアプリケーション(例えば、 Novell 社によって供給されている GroupWise 、 Microsoft 社によって供給されている Outlook )、クライアントアプリケーション(例えば、 Microsoft Network Messenger Service (MSNMS) クライアント、 America Online Instant Messenger (AIM) クライアント)、およびオペレーティングシステム(OS)(例えば、 Microsoft 社から供給されている Windows(登録商標) Operation System )のためのプログラムコードを含んでもよい。更に、格納モジュール204は、他のプログラムコードおよび情報(例えば、TCP/IP接続のためのプログラムコード、カーネルおよびデバイスドライバー、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)コンフィギュレーション等のコンフィギュレーション情報、 Microsoft 社によって供給されている Internet Explorer または Netscape 社によって供給されている Netscape Communicator 等のウェブブラウザ、およびユーザ端末112にインストールされてもよい他のソフトウェア)を含んでもよい。
ネットワークインターフェース206は、ユーザ端末112とデータネットワーク102との間の通信インターフェースを与える。ネットワークインターフェース206は、ユーザ端末112のための通信を受信および送信してもよい。例えば、ネットワークインターフェース206は、モデムまたはローカルエリアネットワーク(「LAN」)ポートであってもよい。
入力インターフェース208は、入力装置212を介してユーザ110から入力を受信し、その入力をCPU200に供給する。例えば、入力装置212は、キーボード、マイク、およびマウスを含んでもよい。また、本発明による他の種類の入力装置が実施されてもよい。
出力インターフェース210は、出力装置214を介してユーザ110に情報を供給する。例えば、出力装置214は、ディスプレイ、プリンター、およびスピーカーを含んでもよい。また、本発明による他の種類の出力装置が実施されてもよい。
図3は、本発明による音声ネットワーク104の詳細な図である。図示されるように、音声ネットワーク104はインテリジェントサービス制御ポイント(ISCP)302、サービス転送ポイント(STP)304,306、サービス交換ポイント(SSP)308,310、回線情報データベース(LIDB)312、ISCPサービス提供および生成環境(Service Provisioning And Creation Environment)(ISCP SPACE)314、リーセントチェンジ環境(Recent Change Environment)316、インテリジェントペリフェラル(Intelligent Peripheral)(IP)320、およびスイッチアクセス(switch access)322を含む。音声ネットワーク104のこの実施例はPSTNとして記載されているが、上で論じたように他の実施例では、音声ネットワーク104は、例えば、広帯域ネットワーク、ワイヤレス広帯域、ワイヤレス音声ネットワーク、等上の音声またはビデオである。
音声ネットワーク104は、信号方式プロトコルとしてPSTNおよびSS7を使用して実施される。SS7プロトコルは、音声ネットワーク104が自動転送、発信者番号通知サービス、三者通話、ローミング、および移動体通信加入者認証等のワイヤレスサービス、ローカルナンバー可搬性、並びにフリーダイヤルサービス等の特徴を提供することを可能にする。SS7プロトコルは音声ネットワーク104の特徴をサポートするために多様な種類のメッセージを提供する。例えば、それらのSS7メッセージはISCP302とSSP308,310との間のイベント「トリガ」(event "triggers")、およびクェリおよびレスポンス(queries and responses)をサポートするためにトランザクション機能応用部(Transaction Capabilities Applications Part)(「TCAP」)を含む。
また、ISCP302は、例えば、標準的なサービス制御ポイント(service control point)(SCP)、高度インテリジェントネットワーク(Advanced Intelligent Network)(AIN)SCP、ソフトスイッチ(soft switch)、または他のネットワーク呼制御装置であってもよい。ISCP302は、自動転送等の音声ネットワーク104の特徴をサポートするためにSS7メッセージの変換およびルーティングサービスを与える。更に、ISCP302は、TCP/IPまたはSS7を使用してサービスセンターと情報を交換してもよい。ISCP302は、スイッチ(例えば、SSP308(または、SSP310))を特定の呼処理命令に提供するために使用されるサービス論理を含む。また、ISCP302は、ユーザが起動できる種々の機能に関するデータも記憶する。そのような機能は、例えば、呼傍受(call intercept)、および音声メールを含む。ISCP302は、周知のハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実施されてもよい。図では、ISCP302はISCP SPACE314を介してサービスセンター106に直接接続した状態で示されているが、ISCP302、ISCP SPACE314、およびサービスセンター106を接続するために任意の数の(ルーター、スイッチ、ハブ等を含む)ネットワーク要素が使用されてもよい。更に、ISCP302とサービスセンター106の間で交換される情報は、例えば、 SR-3389 General Data Interface (GDI)をTCP/IPに対して使用してよい。
STP304,306は音声ネットワーク104内でSS7メッセージを中継する。例えば、STP304は、SSP308と310との間でSS7メッセージをルーティングしてもよい。STP304(または、STP306)は、 NORTEL 社や LUCENT Technologies 社等の製造者からのハードウェアおよびソフトウェアを使用して実施されてもよい。
SSP308,310は、音声ネットワーク104内で通話を設定、管理、リリースするために、音声ネットワーク104と電話114,120との、それぞれの間のインターフェースを与える。SSP308,310は、音声スイッチ、SS7スイッチ、またはスイッチに接続されたコンピューターとして実施されてもよい。SSP308,310は、発呼者120とユーザとの間の通話をサポートするためにSS7信号ユニットを交換する。例えば、SSP308,310は通話を制御し、コンフィグレーションデータベース(または、構成データベース)312へのデータベース質問(database query)を実施し、更に、メンテナンス情報を提供するために、メッセージ信号ユニット(message signal units)(「MSU」)内でTCAPメッセージ等のSS7メッセージを交換してもよい。
回線情報データベース(Line Information Database)(LIDB)312は、音声ネットワーク104の特徴をサポートするために、1または複数の周知のデータベースを備える。例えば、LIDB312は、サービスプロフィール、名前、住所、クレジットカード確認情報等の、加入者情報を含んでもよい。この形態ではLIDB312はISCP302へ直接的に接続しているとして記載されるが、LIDB312はISCP302へSTP(例えば、STP304,306)を通して接続されてもよい。加えて、この通信リンクは、例えば、SS7に対してGR-2838 General Dynamic Interface (GDI)を使用する。
ISCPサービス提供および生成環境(Service Provisioning and Creation Environment)(SPACE)314は、ISCP302の一部として、またはISCP302とは別個に備えられてもよい。例えば、製品の一部として、 Telcordia ISCPがSPACE314に類似した環境を含んでもよい。更に、ISCP SPACE314は、1または複数のサーバを含んでもよい。ISCP SPACE314は、そこにおいて顧客記録の更新がされてもよいISCPプラットフォ−ムのポイントである。
1実施例では、顧客記録は、顧客記録が更新されISCP302へ送信されるように、ISCP SPACE314に格納される。これらの記録は、顧客への通話または呼出しをどのように扱うかに関する情報を含んでもよい。例えば、これらの顧客記録は、特定の回数の呼出し音の後、顧客への通話または呼出しが異なる番号に転送されるか否か、および/または通話または呼出しが音声メールシステム等のIPに向けられか否かに関する情報を含んでもよい。加えて、1つのISCP SPACE314がISCPネットワーク(図示せず)を介して1または複数のISCP302への更新を与えてもよい。
加えて、音声ネットワーク104は、例えば、エンタープライズリーセントチェンジエンジン(Enterprise Recent Change engine)(eRC);アサインメントアクティベーションアンドインベントリシステム(Assignment, Activation, and Inventory System)(AAIS);または、マルチサービスプラットフォ−ム(MSP)等の、1または複数のリーセントチェンジエンジン(recent change engine)316を含んでもよい。例として、eRCおよびAAISが米国の西部地区に配置された音声ネットワーク104で使用され、MSPが東部地区のネットワークで使用されてもよい。リーセントチェンジエンジンは、スイッチおよびISCPデータベース(switch and ISCP database)を更新するために使用されてもよい。例えば、リーセントチェンジエンジンは、データベースの更新時にこれらのリーセントチェンジエンジンが人間の操作をエミュレートするように、SSPおよびISCPにデータベースの更新を配信してもよい。加えて、インストラクション(または、命令)がISCP302へ送信されることになっている場合、リーセントチェンジエンジンは最初にISCP SPACE314にインストラクションを送信してもよい。そして、上述したように、ISCP SPACE314はインストラクションをISCP302に伝達する。更に、MSPは、例えば、SSP308または310およびISCP302の両方への更新を与えるために使用されてもよい。或いは、eRCが、例えば、SSP308または310への更新を与えるために使用され、AAISがISCP302への更新を与えるために使用されてもよい。
SSP308(または、SSP310)へ送信された更新は、リーセントチェンジエンジン316から、例えば、更新をSSP308(または、SSP310)に対して適切なプロトコルに変換するスイッチアクセス322を介して送信される。例えば、リーセントチェンジエンジン316は、更新をSSP308(または、SSP310)へTCP/IPを介して送信する。次に、スイッチアクセス322は、更新をTCP/IPからX.25に変換する。このスイッチアクセス322は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを使用して実施される。これらの接続は任意の数の要素(例えば、スイッチ、ルータ、ハブ、等)を含み、例えば、音声ネットワーク104のための内部データネットワークである。
また、音声ネットワーク104も、1または複数のインテリジェントペリフェラル(IP)を含む。例えば、図3では、IP320がSSP308に接続されているものとして図示される。これらのIPは、ユーザと音声ネットワーク(例えば、音声メールサービス、ディジット収集(digit collection)、特注のアナウンス、音声認識、等)の間の相互作用を提供するために使用される。更に、SSP308とIP320の間の通信は、1次群速度インタフェース(PRi)(例えば、1129プロトコル)プロトコルを使用する。加えて、IP320は、サービスセンター106へ/から情報を送信/受信できる。これらの通信は、例えば、SR−3511プロトコルを使用する。更に、図3はこの接続を直接接続として図示するが、この接続はルータ、スイッチ、ハブ、等を含む任意の数の要素を含んでもよく、例えば、音声ネットワーク104に対する内部データネットワークを介してもよい。1実施例では、IP320は、本発明による呼スクリーニングオペレーションの間に、発呼者への種々のアナウンスを再生するために動作可能である。
図4は、本発明によるサービスセンター106のブロック図である。図示されるように、サービスセンター106は、ファイアウォール402,404、1または複数のディジタルコンパニオンサーバ(digital companion server)406、1または複数の通信ポータルサーバ(communication portal server)408、および音声ポータル(voice portal)412を含んでもよい。音声ポータル412は音声ポータルアプリケーションサーバ414および音声認識サーバ416を含んでもよい。ネットワーク418は、ファイアウォールおよびサーバを相互接続するために使用されてもよい。加えて、バックエンドサーバ420がサービスセンター106と音声ネットワーク104との間に備えられてもよい。
ファイアウォール402,404はサービスセンター106、データネットワーク102、および音声ネットワーク104のそれぞれの間の通信に対するセキュリティサービスを与える。例えば、ファイアウォール402,404はユーザ112とサービスセンター106内の1または複数のサーバとの間の通信を制限してもよい。本発明により、ファイアウォール402,404に如何なる適当なセキュリティ方針が実施されてもよい。例えば、ファイアウォール402,404は、 Axent 社によって提供されている Raptor Firewall 等の周知のハードウェアおよびソフトウェアを使用して実施されてもよい。更に、ファイアウォール402,404は、サービスセンター106内の別個のマシンとして実施されてもよいし、或いは、サービスセンター106に対して外部の1または複数のマシンによって実施されてもよい。
ネットワーク418は、イーサーネットまたはFDDIネットワーク等の、如何なるタイプのネットワークであってもよい。また、加えて、ネットワーク418は、本発明の範囲から外れることなく、必要に応じて、スイッチおよびルーターを含んでもよい。更に、例えば、1または複数のサーバ406,408,410または音声ポータル412をファイアウォールの背後に配置するために、付加的なファイアウォールが備えられてもよい。
各サーバ(406,408,410,414,416,420)はUnix(登録商標)またはDOSベースのサーバまたはコンピューター等の、如何なる適当なサーバまたはコンピューターであってもよい。サーバは、後で説明するような多様な論理機能を実施してもよい。図4では、各論理機能のために使用されている、異なるサーバが図示されている。他の実施例では、複数の論理機能が複数のサーバ間で分割されてもよいし、単一の機能のために複数のサーバが使用されてもよいし、全ての機能が単一のサーバによって実行されてもよい。
一般に、ディジタルコンパニオンサーバ406は、サービスセンターの特定のサービスを提供するためのソフトウェアおよびハードウェアを与える。例としてのサービスは、例えば、顧客が顧客によって送信または受信された通話の履歴からアドレス帳に連絡相手を加えることを可能にすること、顧客が自分のアドレス帳から直接的に電話を掛けることを可能にすること、特定の時間に電話を掛けることをスケジュールすること、または、顧客が電話番号に関連した名前および/または住所を見ることを可能にすることを含む。加えて、これらのサービスは、顧客がオンラインで音声メールを聞くこと、スケジューラおよび/または発呼者番号に基づいて彼らの通話を転送すること、オンラインで会議電話、リアルタイム呼管理、呼スクリーニング等を設定することを可能にすることを含んでもよい。1実施例では、リアルタイム呼管理は、呼が受信されたときに顧客が複数の機能(例えば、音声メールへ呼を送信すること、1デバイスで受信した呼を他のデバイスへ送信すること、呼スクリーニングを手動で起動すること、発呼者に対するアナウンスを再生すること、コールバックをスケジュールするすること、発呼者を現在の呼へブリッジすること、等)を実行することを可能にする。本発明による呼スクリーニングは、顧客が、例えば、手動で(または、自動的に)未知の(または、ブロックされた)番号を有する発呼者に、顧客への電話の呼び出しが完了することを許可される前に名を名乗らせることを可能にする。顧客は、サービスセンター106の種々のサービスを申し込んだユーザでもよい。
通信ポータルサーバ408は、顧客のアカウントを管理するための、そして顧客の音声ネットワーク104のプロバイダによって格納された顧客アカウント情報とインターフェースするためのハードウェアおよびソフトウェアを与えてもよい。ネットワークアクセスサーバ410は、サービスセンターによって提供されたアプリケーションの処理において、音声ネットワーク104への情報の送信および受信のためのハードウェアおよびソフトウェアを与えてもよい。例えば、ネットワークアクセスサーバ410は、音声ネットワーク104のISCP302またはSSP308または310に情報を送信するため、および/またはそれらから情報を受信するために使用されてもよい。
音声ポータル412は、音声を介した顧客からのインストラクション(または、命令)を受信および処理するためのハードウェアおよびソフトウェアを含む。例えば、顧客は、音声ポータル412に対する特定の番号をダイヤルしてもよい。そして、スピーチを使用して、顧客は、自分が契約しているサービスを変更するためにサービスセンター106に対するインストラクションを与えてもよい。音声ポータル412は、例えば、音声認識機能416およびアプリケーション機能414を含んでもよい。音声認識機能416は、口述を受信および解釈してもよいし、または話されたコマンド(または、命令)を認識してもよい。アプリケーション機能414は、例えば、音声認識機能416からの出力を受け取り、それをサービスセンター106に適したフォーマットに変換し、更に、その情報をサービスセンター106の1または複数のサーバ(406,408,410)に転送する。
図5は、本発明による、例としてのシステムの論理アーキテクチャを図示している。図示されるように、論理アーキテクチャは、4つのプレーン:クライアント側プレーン502、アプリケーションサービスプレーン504、ネットワークアクセスプレーン506、および音声ネットワーク508に分割されてもよい。
クライアント側502は、ユーザがサービスセンター106に情報を送信、および/またはそこから情報を受信するために使用してもよいユーザ端末112Aおよび112Bを含む。加えて、クライアント側502は、ユーザの電話114を含む。上述したように、ユーザ端末112はユーザがサービスセンター106と通信するために使用可能な、如何なる装置であってもよい。例えば、ユーザ端末112Aは、サービスセンター106との通信のためのプログラムを実行しているPDAであってもよいし、ユーザ端末112Bはインターネットを介してサービスセンター106との通信のためのウェブブラウザを実行しているデスクトップ型コンピューターであってもよい。加えて、ユーザは、例えば、1または複数の標準の有線型の電話および/またはワイヤレス電話等の、1または複数の電話114を有してもよい。
アプリケーションサービスプレーン504は、ディジタルコンパニオンサーバ406、通信ポータルサーバ408、および音声ポータル412を含む。これらのエンティティは、例えばウェブサービスまたは他の適当なプロトコルを使用して互いに通信してもよい。ウェブサービスは拡張可能マーク付け言語(XML)、シンプルオブジェクトアクセスプロトコル(SOAP)、ウェブサービス記述言語(WSDL)および、インターネットプロトコル(IP)バックボーン上のユニバーサル記述ディスカバリーおよびインテグレーション(Universal Description, Discovery and Integration)(UDDI)オープンスタンダード(open standard)を使用してウェブベースのアプリケーションを組み込むための標準化された方法である。
図示されるように、ディジタルコンパニオンサーバ406は、次の機能:クライアントプロキシ機能512、ウェブサーバ機能514、アプリケーションサーバ機能516、カレンダーサーバ機能518、通知サーバ機能520、およびデータベースサーバ機能522を提供してもよい。これらの機能の各々は、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアで実施されてもよい。更に、これらの機能は各々が異なるサーバによって実行されてもよいし、複数のサーバに分割されてもよいし、同一のサーバ機能に含まれてもよいし、または他の様式で実行されてもよい。
クライアントプロキシ機能512は、セキュリティの目的で使用されてもよいディジタルコンパニオンに対するプロキシ機能を与える。クライアントプロキシ機能512は、データネットワーク102を介して他のディジタルコンパニオン機能/サーバからユーザ端末112へ送信された全ての通信がクライアントプロキシを通過するように別個のサーバに含まれてもよい。また、クライアントプロキシ512が別個のサーバ上に含まれる場合、付加的なセキュリティを与えるためにクライアントプロキシ512と他のディジタルコンパニオンサーバとの間に付加的なファイアウォール等が備えられてもよい。
ウェブサーバ514は、データネットワーク上で顧客からトラフィックを受信するための機能性を与えてもよい。例えば、ウェブサーバ514は、顧客が Internet Explorer や Netscape Communicator 等のウェブブラウザプログラムを使用してアクセスしてもよい標準的なウェブブラウザサーバであってもよい。
アプリケーションサーバ機能516は、ディジタルコンパニオンサーバ406によって実施される一般的な機能を包含する。例えば、これらの機能は、サービスセンターによって提供される特定のサービスを実施するために多様な他のディジタルコンパニオン機能とインターフェースすることを含んでもよい。これらのサービスは、例えば、顧客に彼らのオンライン通話を管理する能力を与えるために他の機能、ソフトウェア、および/またはハードウェアとインターフェースすることを含んでもよい。例えば、これらの機能は、顧客が顧客によって送信または受信された通話の履歴からアドレス帳に連絡相手を加えることを可能にすること、顧客が自分のアドレス帳から直接電話を掛けることを可能にすること、特定の時間に電話を掛けることをスケジュールすること、または、顧客が電話番号に関連した名前および/または住所を閲覧することを可能にすることを含んでもよい。加えて、これらのサービスは、顧客がオンラインで彼らの音声メールを聞くこと、スケジューラおよび/または発呼者番号に基づいて彼らの通話を転送すること、オンラインで会議電話を設定すること、リアルタイムのユーザ介入による呼管理、呼スクリーニング等を可能にすることを含んでもよい。
加えて、アプリケーションサーバ機能516は、情報を取得または送信するために、外部のウェブサーバ等の、1または複数の外部装置とインターフェースしてもよい。例えば、アプリケーションサーバ機能516は、顧客が契約しているサービス(例えば、キャッチホン、自動転送、音声メール等)を決定するために音声ネットワークのデータセンター556とインターフェースしてもよい。
カレンダーサーバ機能518は、イベントのスケジューリング、特定のイベントが発生したときのロギング(logging)、特定の時間に機能を実施するためのアプリケーション機能のトリガ(または、起動)等の能力を与えてもよい。
通知サーバ機能520は、サービスセンター106からユーザ端末112に情報を送信するための能力を与えてもよい。例えば、通知サーバ機能520は、アプリケーションサーバ機能516の指示で、ユーザ(例えば、顧客)がユーザの電話114に現在、電話のコールを受信しているとうい通知をユーザ端末112へ送信してもよい。例えば、この通知は、発呼者の識別および呼び出し中の番号を提供するインスタントメッセージポップアップウィンドウである。また、通知は、多数のユーザが選択可能なボタン、または(ユーザ(例えば、顧客)がリアルタイムで呼を管理することを可能にする)ボタンに関連するアイテムを有する。
データベース機能522は、ディジタルコンパニオンサーバによって実行されるアプリケーションによって使用可能な情報を格納する。これらのデータベースは、例えば、ディジタルコンパニオンサーバに接続された、1または複数の外部格納装置に含まれてもよい。或いは、データベースは、ディジタルコンパニオンサーバ自体の格納装置に含まれてもよい。データベース機能522を与えている格納装置は、例えば、CD−ROM、DVD、ハードディスク、磁気テープ等の、任意のタイプの格納装置であってもよい。
上述したように、通信ポータルサーバ408は、顧客のアカウントを管理するため、そして顧客の音声ネットワーク104のプロバイダによって格納された顧客アカウント情報とインターフェースするためのハードウェアおよびソフトウェアを与える。図5に示されるように、通信ポータルサーバ408は、次の機能:ウェブサーバ機能526、アプリケーションサーバ機能528、連絡相手データベース機能530、および/または顧客プロフィール機能532を与えてもよい。これらの機能は別個のサーバによって実行されてもよいし、複数のサーバに分割されてもよいし、同一のサーバ機能に含まれてもよいし、または他の様式で実行されてもよい。
ウェブサーバ機能526は、ディジタルコンパニオンサーバのウェブサーバ機能514と同様に、データネットワーク上で顧客からトラフィックを受信するための機能性を与える。例えば、ウェブサーバ機能514は、 Internet Explorer や Netscape Communicator 等のウェブブラウザを使用して顧客がアクセスしてもよい標準的なウェブブラウザサーバであってもよい。
アプリケーションサーバ機能528は、通信ポータルサーバ408によって実施される一般的な機能を包含する。例えば、これらの機能は、顧客プロフィール情報を取得および/または変更するために音声ネットワークとインターフェースすること、およびユーザに対するアドレス帳を作成および編集することを含んでもよい。加えて、アプリケーションサーバ機能528は、外部サーバおよび/または装置に情報を送信、および/またはそこから情報を受信するための機能性を含んでもよい。例えば、通信ポータルサーバ408は、インターネット等のネットワークに接続されてもよい。そして、アプリケーションサーバ機能528は、インターネットを介して、Superpages webpage 等のウェブサービスを与える外部サーバ552への接続性を与える。そして、アプリケーション機能528は、ユーザのアドレス帳の人物に対するアドレス等の情報を取得するためにこれらの外部サーバ552と接触してもよい。
もう1つの例において、通信ポータル408のアプリケーションサーバ機能528は、サーバ554上のシングルサインオン(single sign on)(SSO)とインターフェースしてもよい。SSO554は、ユーザがネットワークに最初にアクセスするときに実施される単一の認証に基づいて、ユーザが契約している全てのサービスにアクセスすることを可能にするために使用される。
更に、(アプリケーションサーバ516に類似の)アプリケーションサーバ機能528は、サービスセンターにより実行されるサービスを容易にする機能を提供する。例えば、これらのサービスは、他の機能、ソフトウェア、および/またはハードウェアとインターフェイスして、顧客にオンラインで呼を管理する能力を提供することを含む。例えば、顧客が顧客によって送信または受信された通話の履歴からアドレス帳に連絡相手を加えることを可能にすること、顧客が自分のアドレス帳から直接的に電話を掛けることを可能にすること、特定の時間に電話を掛けることをスケジュールすること、または、顧客が電話番号に関連した名前および/または住所を見ることを可能にすることを含む。加えて、これらのサービスは、顧客がオンラインで音声メールを聞くこと、スケジューラおよび/または発呼者番号に基づいて彼らの通話を転送すること、オンラインで会議電話、ユーザがリアルタイムに介入して呼管理を可能にすること、呼スクリーニング等を設定することを可能にすることを含んでもよい。
連絡相手データベース530は、ユーザのためのアドレス帳を格納するための格納装置を含む。このアドレス帳は、如何なる適当なタイプのアドレス帳であってもよい。例えば、ユーザのアドレス帳は、人物および/または組織の名前、電話番号、およびアドレスを含んでもよい。これらの格納装置は、通信ポータルサーバ406の内部または外部、あるいはそれらの組み合わせとして備えられてもよい。更に、これらの格納装置は、磁気格納装置、メモリ格納装置等の、任意のタイプの格納装置であってもよい。
顧客プロフィールデータベース532は、顧客のためのプロフィール情報を格納するための格納装置を含む。これらの格納装置は、連絡相手データベースのために使用される格納装置と同一の格納装置、または別個の格納装置であってもよい。顧客プロフィールは、彼らの音声ネットワークに対する顧客のアカウントに関する情報を含んでもよい。例えば、この情報は、ユーザの名前、課金上の住所、および他のアカウント情報を含んでもよい。加えて、顧客プロフィールは、例えば、キャッチホン、自動転送等の、ユーザが契約している音声サービスに関する情報を含んでもよい。
このアーキテクチャのアプリケーションサービスプレーン504は、音声ポータル412を含んでもよい。上述したように、音声ポータル412は、例えば、音声認識機能416およびアプリケーションサーバ機能414を含んでもよく、音声を介して顧客からインストラクションを受信および処理するために使用されてもよい。音声認識機能は、音声認識能力を与えることが可能なハードウェアおよび/またはソフトウェアを使用して実施されてもよい。このハードウェアおよび/またはソフトウェアは、 Tellme Networks 社から入手可能な Voice Apptication プラットフォ−ム等の、商業上入手可能な製品であってもよい。音声ポータル412のアプリケーションサーバ機能414は、ディジタルコンパニオンサーバ406と音声認識機能416との間で情報を交換するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアを含んでもよい。加えて、アプリケーションサーバ機能414は、別個のサーバに含まれてもよいし、音声認識機能416を与えるハードウェア付加的にソフトウェアに含まれてもよいし、ディジタルコンパニオンサーバ406に含まれてもよい。
このアーキテクチャのネットワークアクセスプレーン506は、アプリケーションサーバプレーン502と音声ネットワーク104との間の接続性を与えるための機能を含んでもよい。例えば、このプレーンは、リーセントチェンジエンジン316、ネットワークアクセスサーバ410、および/またはバックエンドサーバ420を含んでもよい。
上述したように、リーセントチェンジエンジン316は、音声ネットワーク104に含まれるスイッチおよびISCPデータベースを更新するために使用されてもよい。1実施例では、リーセントチェンジエンジン316は、AAIS544、eRC546、および/またはMSP548を含んでもよい。加えて、セキュリティの目的のために、ディジタルコンパニオンサーバ406とリーセントチェンジエンジン542との間にプロキシ542が使用されてもよい。
ネットワークアクセスサーバ410は、サービスセンター106に含まれてもよく、サービスセンターによって与えられるアプリケーションの処理においてネットワークアクセスサーバ410への情報を送信および受信するためのハードウェアおよびソフトウェアを与えてもよい。例えば、ネットワークアクセスサーバ410は、音声ネットワーク104から発信者IDを取得または検索するための発信者ID(CID)機能性、SSPを介して電話を掛けるために音声ネットワーク140上でインテリジェントペリフェラル(IP)に命令するためのクリックツーダイヤル(click to dial)(CTD)機能性、音声ネットワークのISCPとインターフェースするためのリアルタイム通話管理(real time call management)(RTCM)機能性、および/またはユーザをブロックされた未知の呼(または、他の望ましくない番号)から守るための追加の呼スクリーニング機能性を含んでもよい。
また、ネットワークアクセスプレーン506は、1または複数のバックエンドサーバ420を含んでもよい。これらのバックエンドサーバ420は、サービスセンター106と音声ネットワーク104をインターフェースするためのハードウェアおよび/またはソフトウェアを含んでもよい。バックエンドサーバ420は、ネットワーク、直接接続、または他の適当な様式によってサービスセンター106に接続されてもよい。更に、バックエンドサーバ420は、ネットワーク、直接接続、または他の適当な様式によって音声ネットワーク104内で1または複数の装置に接続されてもよい。
バックエンドサーバ420は、例えば、音声メール取得および通知機能を与えるサーバを含んでもよい。この音声メール検索および通知機能は、ユーザが音声メールを受信したときに通知を受信する能力、ユーザの音声メールシステムを物理的に呼び出す能力、適切なコードを入力して音声メールを検索する能力、音声メールを検索する能力、音声メールをディジタルファイルへ変換する能力、およびディジタルファイルをディジタルコンパニオンサーバ406へ送信する能力を含む。
加えて、これらバックエンドサーバ420は、例えば、ディレクトリ支援サーバ(directory assistance server)を含んでもよい。ディレクトリ支援サーバは、サービスセンター106を音声ネットワーク104の逆ディレクトリ支援ゲートウェイ(Reverse Directory Assistance Gateway)(RDAゲートウェイ)とインターフェースさせてもよい。RDAゲートウェイは、音声ネットワーク104のデータオペレーションセンター(DOC)に電話番号に関連した名前および/またはアドレス情報に対する要求を発行し、この要求への応答で名前および/または電話番号を取得または検索するための装置である。
もう1つの例において、バックエンドサーバ420は、ワイヤレス音声ネットワークのモバイル切換センター(mobile switching center)(MSC)とインターフェースするために使用されるワイヤレスインターネットゲートウェイを含んでもよい。上述したバックエンドサーバ420と同様に、このワイヤレスインターネットゲートウェイは、サービスセンター106によって使用されるフォーマットとワイヤレス音声ネットワークによって使用されるフォーマットとの間で要求および情報を変換するために使用されてもよい。
もう1つの例において、バックエンドサーバ420は、SSPを介して音声会議の参加者にダイヤルアウトするために音声ネットワーク104でカンフェレンスブリッジ(conference bridge)に命令するためのカンファレンスブラスティングサーバ(conference-blasting server)を含んでもよい。或いは、バックエンドサーバは、例えば、関係者の各々にダイヤルアウトすることによって2人の関係者(または、電話の相手)に電話を掛けるために音声ネットワークのIPに命令するためのサーバを含んでもよい。また、バックエンドサーバは、会議を聞くことができる音声デジタイジング装置を呼出し、音声信号をディジタルフォーマットに変換し、そしてディジタル化された信号を、例えば、音声ストリーミングサーバを介してユーザの装置に転送するためにブリッジまたはIPに命令する能力を含む。音声ストリーミングサーバは、例えば、ユーザがインターネット等を介してそれに接続することを可能にしてもよい。加えて、音声ストリーミング装置は、ユーザが会議を通してポーズ、巻き戻し、および/または早送りすることを可能にするために信号をバッファリング(または、一時記憶)または記録してもよい。
もう1つの例において、バックエンドサーバ420は、サービスセンター106を音声ネットワーク104のSMSゲートウェイとインターフェースさせるための単一番号ショートメッセージサービス(Single Number Short Message Service)(SN SMS)サーバを含んでもよい。これは、顧客がデバイスのユーザ選択を可能にするSMSに向けられた自宅電話番号にアドレス指定されたSMSメッセージを有することを可能にするために使用される。
音声ネットワークプレーン508は、図3への参照とともに上述されたように、音声ネットワーク104に含まれるハードウェアおよびソフトウェアを含む。例えば、音声ネットワークプレーン508は、ISCP SPACE314、ISCP302、インテリジェントペリフェラル320、およびSSP308を含んでもよい。また、加えて、音声ネットワークプレーン508は、例えば、モバイル切換センター等のワイヤレス通信業者のネットワークに含まれるハードウェアおよびソフトウェアを含んでもよい。
システムオペレーション
図6Aおよび図6Bは、本発明による方法で電話の呼び出しを先制して拒否するための方法の典型的なフローチャートである。フローチャートのステップは特定の順序で記載されるが、これらのステップが変更された(または、異なる)順序で実行できることを当業者は評価するであろう。更に、図6Aおよび図6Bの1または複数のステップは、同時に(または、並行して)実行できる。
図6Aおよび図6Bに示されるように、発呼者は顧客への呼を最初に起動する(ステップ602)。例えば、発呼者120は、電話(例えば、電話122)を使用して、顧客(例えば、ユーザ110)の電話114に発呼できる。1実施例では、呼は電話から音声ネットワーク(例えば、音声ネットワーク104)へルーティングされ、SSP308(または、SSP310)は呼を傍受する(ステップ604)。SSP308(または、SSP310)は、呼を傍受できる。何故ならば、呼に関連する「トリガ」(例えば、終了促進トリガ、または特定のディジットストリングトリガ)と遭遇したからである。例えば、トリガは、ディジタルコンパニオン顧客に対応する各回線上のSSP308(または、SSP310)で設定される。この方法では、トリガは、ディジタルコンパニオン顧客の電話番号に向けられるSSPで受信される呼を検出するように設定される。加えて、トリガは、呼スクリーニングをイネーブルにしたディジタルコンパニオン顧客に対応する回線上で設定される。従って、呼スクリーニングを有するディジタルコンパニオン顧客に関連する電話番号への呼は、トリガによって検出される。この記載のために、SSPが傍受するのはそれらの呼である。
呼を傍受した後、SSP308(または、SSP310)はクェリをISCP302へ送信し、更に命令を要求する。応答では、ISCP302が呼情報をネットワークアクセスサーバ410へ送信する(ステップ606)。1実施例では、呼情報は、ネットワークアクセスサーバ410へ Generic Data Interface (GDI)を介して、GDIに関するメッセージ構造(例えば、 GetData, SendData, または InvokeApp)を使用して送信される。また、呼情報は、暗号化された形式でも送信できる。
呼情報は、例えば、呼状態データ、呼傍受パラメータ、音声メールパラメータ、時間帯データ、ユーザID、被呼番号データ、発呼者名データ、発信側電話番号データ、および発呼者番号(CPN)プレゼンテーション情報を含む。当業者は追加情報が呼情報に含まれてもよいこと、または前記情報のいくつかが呼情報から省かれてもよいことを評価するであろう。
呼状態データは、現在の呼状態を呼に対して既に起きている処理(例えば、AIN処理)に基づいて提供する。例えば、呼状態データに対していくつかの可能な値は、終了を許可された呼、呼傍受(CI)サービスノード(または、IP)への呼、CIサービスノード(または、IP)からの呼、CIサービスノード(または、IP)からの優先呼、CIサービスノード(または、IP)への呼で遭遇したCIエラーを有する呼、またはクリックツーダイヤル呼の第1区画上の呼を示す。
呼傍受パラメータは、いつ顧客が呼傍受機能に申し込んだかを示す。1実施例では、呼傍受機能は、顧客が発呼者ID表示に「unavailable」「private」「anonymous」または「out of area」として一般に現れる無効な番号をブロックすることを可能にする。この機能は発呼者に識別されない呼が受理されないことを伝えて、名前を記録することを依頼する。もし識別されない発呼者が名前を記録しないか、またはオーバライドコードを入力したら、被呼者の電話は鳴らず、従って、識別されない発呼者からの割込みを除去する。この機能はいくつかの機能性を共有するが、本発明による呼スクリーニング機能とは別である。
音声メールパラメータは、いつ加入者が音声メール能力を有したかを示す。時間帯データは、顧客の時間帯を参照する。被呼番号データは、加入者に関連する呼び出されたデバイスの番号を参照する。ユーザIDは、2つのうちの1つの値を有するパラメータを参照する。もし特有の呼出音機能が存在したら、ユーザIDは第1の番号の値に設定される。もしその様な機能が存在しなければ、ユーザIDは呼び出された番号と同じ値に設定される。例えば、特有の呼出音は顧客に追加の電話番号を一方通行で提供し、一意なリンギングパターンを提供する。顧客の第1の番号は、その回線に関連する主要な番号である。
発信側電話番号データは、発呼者120の番号を参照する。番号が利用可能であるとき、このパラメータはその様な番号を含む。加えて、情報が以前に実行されたAINサービスによって利用可能にされるとき、パラメータは発呼者アドレスを含む。さもなければ、発呼者ID情報が特定のフォーマットと一致する(または、しない)とき、呼び出し番号パラメータはディジットまたは文字(例えば、10個のゼロ)の任意のストリングを含む。
呼び出し名データは、発呼者の名前を参照する。このパラメータは、例えば、ISCP302によってデータベース(例えば、LIDB312)から検索される。データベースが以前に実行されたAINサービスによってこのデータに常駐されたとき、発呼者名を検索することは一般に可能である。もし発呼者名が正常に検索されなければ、発呼者名パラメータは、例えば、LIDB312からの応答が存在しなかった状態、LIDB312からの誤った応答が存在する状態、LIDB312から戻される名前が存在しない状態、発呼者IDのフォーマットが適合しない状態、または発呼者IDプレゼンテーションが制限される状態を示すディジットまたは文字 (例えば、複数のゼロ)の任意のストリングを含む。
また、ISCP302はアナウンスを、呼が処理されるSSPへ送信する。アナウンスは、発呼者に対して再生されるある種の録音である。このアナウンスは、SSPの呼タイマが超過することを防ぐ効果、および発呼者に呼が進行していることを示す効果を有する。ネットワークアクセスサーバ410からの応答を待つ間、ISCP302はアナウンスが再生されることを継続する。
呼情報をISCP302から受信するとすぐ、ネットワークアクセスサーバ410は情報を暗号化し、もし必要なら、受信した情報をアプリケーションサーバ516へ転送する(ステップ608)。次に、アプリケーションサーバ516は、トリガされた電話番号(例えば、デスティネーション/ダイヤルされた電話番号)に関連する顧客が、ディジタルコンパニオンサーバ406にログインしたか否かを決定する(ステップ610)。アプリケーションサーバ516は、例えば、データベース(例えば、データベース522)を被呼番号を索引として使用して検索することにより、この決定を行う。被呼番号に基づき、アプリケーションサーバ516は、ディジタルコンパニオン顧客IDを決定できる。このディジタルコンパニオン顧客IDは、ディジタルコンパニオン顧客IDに関連する多数のアクセスポイント(例えば、ユーザ端末112)を有する。アプリケーションサーバ516はディジタルコンパニオン顧客IDに対応するデータベース522のエントリを検索し、顧客が現在ディジタルコンパニオンサーバ406に任意のアクセスポイントを使用してログインしているか否かを決定する。例えば、顧客がアクセスポイントを使用してログオンするときはいつも、その様な指示がデータベース522に記憶される。もしアプリケーションサーバ516がその様な指示をデータベース522で発見したら、顧客がログオンしていることが分かり、顧客が使用しているのがどのアクセスポイントか分かる。
もし顧客が何処にもログオンしていなければ、サービスセンター106が顧客とディジタルコンパニオンオペレーションを使用して通信する方法はない。代わりに、サービスセンター106は、呼のログを取る(ステップ612)。顧客がその後にログインするとき、顧客は顧客が呼び出されたことを示される。呼は、例えば、データベース522で、またはディジタルコンパニオンサーバ406(または、通信ポータルサーバ408)の他の記憶装置でログを取られる。次に、呼は、ディジタルコンパニオン処理なしでルーティングされる(例えば、もし可能なら、呼はダイヤルされたときに完了する)(ステップ614)。
もし顧客がログオンしたら、アプリケーションサーバ516は呼参照情報をデータベースから検索する(ステップ615)。1実施例では、この呼参照情報を記憶しているデータベースは、データベース522、顧客プロフィールデータベース532、または顧客に関係するデータを記憶するために使用される他のデータベースである。呼参照情報は、例えば、呼ブロックリスト、転送デバイスまたは電話番号のリスト、音声メール優先度、顧客が予め録音したメッセージとして設定できる録音のリスト、等を含む。
また、RTCMがこの顧客に対してイネーブルされるか否かに関しての決定がされる(ステップ616)。そのような決定は、例えば、リアルタイム呼管理機能をイネーブルするディジタルコンパニオン顧客への呼を検出するためのトリガを使用して行われる。従って、当業者は、アプリケーションサーバ516が呼優先度をステップ615で検索する時間までに、顧客がRTCM機能をイネーブルしたか否かが既知であることを評価するであろう。
もしRTCM機能がこの顧客に対してイネーブルされたら、アプリケーションサーバ516は顧客に適切な呼管理オプションを提供する(ステップ622)。このステップの一部として、アプリケーションサーバ516は、呼スクリーニング機能、呼傍受機能、および/または音声メール機能が被呼者に対してイネーブルされるか否かを、ネットワークアクセスサーバ410から受信した呼情報を検査することにより決定する。どのオプションがRTCMを使用して被呼者に利用可能にされるべきかが分かるように、アプリケーションサーバ516はこの決定を行う。当業者は、アプリケーションサーバ516も、イネーブルおよびディセーブルできる他の任意の機能をチェックすることを評価するであろう。また、アプリケーションサーバ516は、呼に関連するCPNプレゼンテーション値を、ネットワークアクセスサーバ410から受信した呼情報を検査することにより決定する。発呼者のCPN情報が顧客に対して表示される(または、表示されない)ように、CPNプレゼンテーション値が決定される。
その後、アプリケーションサーバ516は収集された情報(例えば、呼情報、呼参照情報、およびアクセスポイント情報)を通知サーバ520に提供し、通知サーバ520にRTCM通知を被呼番号に関連する顧客に(例えば、顧客が使用しているアクセスポイントを通知サーバ520に表示することにより)送信することを命令する。通知サーバ520は、ログオンされる全てのデバイス(例えば、ユーザ端末112)へのオープン接続を有する。通知サーバ520が情報をアプリケーションサーバ516から受信するとき、通知サーバ520は情報を使用してRTCM通知を適切なアクセスポイント(例えば、ユーザ端末112)の顧客へルーティングする。1実施例では、RTCM通知は、プロトコル(例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)、Java(登録商標)、または類似のプロトコル)を使用して送信される。
RTCM通知は、顧客への入呼の通知である。通知は、顧客が呼をリアルタイムで管理することを可能にすることに関連する、多数の顧客が選択可能なボタンを有する表示を含む。例えば、通知は、顧客が呼を音声メールへ送信すること、1つのデバイスで受信した呼を他のデバイスへ送信すること、呼スクリーニングオペレーションを行うこと、呼を受理すること、アナウンスを再生すること、呼をホールドすること、コールバックオペレーションをスケジュールすること、自動コールバックオペレーションを実行すること、呼ブロックオペレーションを実行すること、または発呼者を現在の呼へブリッジすること(例えば、電話会議を開始する)を可能にする異なるボタンを有する。
通知は顧客に異なるオプションを、顧客が許可されてイネーブルされた機能によって提供する。例えば、もし顧客が呼スクリーニングをイネーブルしなければ、RTCM通知は呼スクリーニングオペレーションに対応するユーザが選択可能な領域を含まない。もし顧客を音声メールをイネーブルしなければ、RTCM通知は音声メールに対応するユーザが選択可能な領域を含まない。当業者は、イネーブルおよびディセーブルできる任意の機能が、RTCM通知を変更する(例えば、電話会議、等)ための基として使用されることを評価するであろう。
いったんRTCM通知を受信したら、顧客の選択したデバイスがRTCM通知を、顧客が選択可能な関連するボタンを含めて表示する。まだ、デバイスは鳴らない。たとえまだデバイスが鳴らなくても、発呼者は発呼デバイス(例えば、電話、または発呼を行うために使用される他のデバイス)上で呼出音(または、呼が続行していることを示すアナウンス)を聞ける。次に、ネットワークアクセスサーバ410は、顧客からの応答を待つ(ステップ624)。応答情報は、例えば、呼処置情報、転送番号情報、転送番号情報の性質、キャリアアクセスコード、アナウンス型、および呼出音リズムを含む。当業者は、追加データが応答データと一緒に含まれること、または前記データのいくつかが応答データから省けることを評価するであろう。
呼処置情報は、如何にして呼が処理されるべきかに対する顧客の選択の指示を提供する。例えば、呼処置情報は、呼を音声メールへ送信する指示、1デバイスで受信した呼を他のデバイスへ送信する指示(例えば、呼転送)、呼スクリーニングオペレーションを実行する指示、呼を受理する指示、アナウンスを再生する指示、発呼をホールドする指示、コールバックオペレーションをスケジュールする指示、自動コールバックオペレーションを行う指示、呼ブロックオペレーションを実行する指示、または発呼者を現在の呼へブリッジする指示を含む。
呼転送オペレーションが呼び出されるとき、転送番号情報は呼が転送されるべき番号を含む。転送番号情報の性質は、呼転送番号の性質を識別する。例えば、番号は国番号(または、国際番号)である。
呼が特定のキャリアを使用してルーティングされるとき、キャリアアクセスコードは、特定のキャリアを示すディジットの順番である。
アナウンス型は、発呼者に行われるべきアナウンスを識別する。例えば、このパラメータは、顧客がアナウンスオプションを選択するときに使用される。
呼出音リズムは、呼に適用すべき呼出音リズム値を示す。例えば、異なる値が、通常のリズム;短短のリズム;短短長のリズム;または他の可能なリズムを示すために使用される。
もし、予め定められた期間の後に、通知サーバ520が応答を受信していなければ、発呼者に属する番号が無効か否かについて決定が行われる(ステップ618)。例えば、アプリケーションサーバ516は、発呼者番号がブロックされるか否か、さもなければ 利用不可能か否かを決定する。もし番号がブロックされるか利用不可能なら、プロセスは以下に記載されるステップ632まで進む。もし番号がブロックされないか利用不可能でなければ、呼は呼を受信するデバイスに受理される(ステップ620)。例えば、期間の後に、RTCM通知(もしあれば)はデバイスのディスプレイから消えて、デバイスは鳴り始める(例えば、もしRTCM通知が存在しなければ、呼出音が直ぐに発生する)。顧客は呼に、彼または彼女が出られるか、および出ることを選択するかを答える。当業者は、呼が通過することを許可する代わりに他の既定動作が起こり得ることを評価するであろう。例えば、話中信号が再生されてもよく、呼が音声メールへ送信されてもよく、呼が好ましい転送番号へ転送されてもよく、アナウンスが再生されてもよい。
もし顧客がRTCMオプションの1つを選択することにより応答したら、RTCM通知はディスプレイから消え、ネットワークアクセスサーバ410が応答を受信し、もし必要なら暗号化する(ステップ626)。ネットワークアクセスサーバ410はISCP302に命令して、入呼を顧客からの応答に基づいてルーティングする。1実施例では、ネットワークアクセスサーバ410は、応答情報を接続(例えば、GDIリンク)を介して送信することによりISCP302に命令する。ISCP302は応答データを(もし必要なら)暗号化し、呼を応答に基づいてルーティングする。例えば、ISCP302に関連するサービス論理は、応答に含まれる呼処置情報および他の情報に基づいて異なる動作を行ってもよい。もし呼スクリーニングオプションが選択されなければ(ステップ628−No)、ISCP302は呼をスクリーニングすることなくルーティングする(ステップ630)。呼スクリーニング以外の典型的な呼ルーティングオプションは、発呼保留、他のデバイスへの呼転送、音声メール、呼受理、アナウンス、コールバックのスケジューリング、自動コールバック、電話会議、および呼ブロックを含む。これらの各オプションの他の情報は米国特許出願第(_____)号で見られ、それは本願にも参照として取り込まれる。
もし顧客が呼スクリーニングオプション(ステップ628−Yes)を選択したら、ネットワークアクセスサーバ410はISCP302に呼スクリーニングオペレーションの開始を命令する(ステップ632)。次に、ISCP302は、インテリジェントペリフェラル(例えば、IP320)に録音されたアナウンスを発呼者に対して再生することを命令する(ステップ634)。例えば、IP320は、発呼者が口頭で名前、PIN(個人識別番号)、または音声メッセージを残すように要求するアナウンスを再生する。1実施例では、アナウンスには特別命令トーン(SIT)リズムが付随する。この方法では、電話による販売業者(または、他の望まない発呼者)は、それら(例えば、人間の発呼者、または短期間に多数の人々に電話するための自動機構)が口頭で名前を残したくない、またはそれらが(呼を終わらせる機構を自動的にトリガする)SITリズムを聞くの何れかのために呼をもはや処理しない傾向がある。典型的なSITリズムは、ITU−T勧告E.180の付録2にリストされるトーン、または他の適切なトーンを含む。
アナウンスを再生した後、IP320は、オーバライドコード(例えば、PIN)が発呼者により入力されたか否かを決定する(ステップ636)。例えば、顧客は、親しい友人、家族、または他の重要な人々にそのようなオーバライドコードを与えることを所望しないので、その人は呼スクリーンを通過しても問題ない。もし発呼者が有効なオーバライドコードを入力したら、ISCP302は呼を顧客へルーティングする(ステップ638)。顧客がオーバライドコードを入力しないか、または無効なオーバライドコードを入力するとき、発呼者が話された名前を録音することを望むか否かについて決定される(ステップ640)。
もし発呼者が名前を録音しないことを選択したら、ISCP302は呼を即座に終わらせる(ステップ642)。呼の終わりは、呼が終わろうとしていることを発呼者に知らせる追加アナウンスにより開始される。他方では、もし発呼者が名前を録音することを選択したら、発呼者は録音を開始する(ステップ644)。次に、ISCP302は、呼が顧客(例えば、被呼者)に対して顧客のデバイスで行われるようにし、いったん顧客が呼に答えたら録音を再生する(ステップ646)。1実施例では、顧客のデバイスに対する呼は、呼を受理するオプション、呼を音声メールに転換するオプション、呼を拒否するオプション、発呼保留オプション、他のアナウンスを再生するオプション、呼を他のデバイスへ転送するオプション、コールバックをスケジューリングするオプション、自動コールバックオペレーションを起動するオプション、電話会議を起動するオプション、等を顧客に与える通知が付随する。当業者は、更に少ないオプション(または、更に多いオプション)が顧客に提示されることを評価するであろう。
顧客のデバイスは予め設定されるか、または顧客によってクェリに応答して手動で設けられる。例えば、顧客は、複数のデバイスを有してもよく、呼スクリーニングオペレーションが進行中であるときに、呼を1つの好ましいデバイスで受信することを選択してもよい。当業者は、異なる好ましいデバイスが受信中の呼の型(例えば、進行中のオペレーションの型)によって設定されること、または同じ好ましいデバイスが呼の型と無関係に設定されることを評価するであろう。いったん顧客が選択したら、呼はその選択に基づいてルーティングされる(ステップ648)。もし顧客が予め定められた期間内に応答できなければ、既定動作が起動される。既定動作は、呼を音声メールへ転換すること、呼を受理すること、アナウンスを再生すること、等を含む。
図7は、顧客が選択可能なリアルタイム呼管理オプションを含む、本発明による典型的なユーザインタフェース700である。ユーザインタフェース700は顧客デバイス(例えば、ユーザ端末112、または電話114)上のディスプレイであり、RTCM通知を現在表示している。RTCM通知は、顧客が入呼を有することを示す領域702を含む。また、領域702は、発呼者の識別、および呼び出し中の番号を提供する。呼び出し中の番号は、RTCM通知を表示するデバイス(または、他のデバイス)に属する。RTCMは、多数のユーザが選択可能な関連する領域704−722を有し、顧客が如何にして入呼がルーティングされるかを決定することを可能にする。1実施例では、顧客は、これらのユーザが選択可能な領域の1つを、任意の適切な入力方法によって選択する。例えば、入呼がルーティングされる方法を選択するために、顧客は、所望するオプションをマウスを使用してクリックし、タッチスクリーンの適切な領域にタッチし、キーパッド等に入力する。
領域704を選択することは、顧客が呼にRTCM通知を受信したデバイス(例えば、ユーザインタフェース700を含むデバイス)で答えることを可能にする。領域706を選択することは、呼を音声メールへ転送する。上で論じたように、図6Aおよび図6Bを参照すると、領域708を選択することは、本発明による呼スクリーニング機能を起動する。領域710を選択することは、呼を保留にする。領域712を選択することは、呼を顧客の選択した他のデバイスへ転送する。領域714を選択することは、発呼者に対するアナウンスを再生する。領域716を選択することは、顧客がコールバックをカレンダ上でスケジューリングすることを可能にする。領域718を選択することは、顧客が発呼者を、現在の呼の後に自動的にコールバックされるようにすることを可能にする。領域720を選択することは、発呼者を現在の呼へブリッジする。領域722を選択することは、顧客が発呼者と話すことを望まないことを示す録音を再生させ、発呼者の電話番号を呼ブロックリストへ任意に追加させる。
図8は、顧客が優先度を変更することを可能にする、本発明による典型的なユーザインタフェース800である。図8に示されるように、顧客は、所定のデバイスに対するリアルタイム呼管理をイネーブル、またはディセーブルする能力を有する。また、顧客は、特定のデバイスを選択して、異なる動作を扱ってもよい。例えば、顧客は特定の電話番号を設定して、応答呼、音声メールへの送信、転送呼、および/または電話による販売業者の消去(例えば、呼スクリーニング)のような機能を扱ってもよい。当業者は、他の機能もそれらのための電話番号セットを有することを評価するであろう。また、顧客も、顧客に関連する種々の他の設定(例えば、呼をブロックされる番号のリスト、コールバック設定、等)を閲覧するオプションを有する。
以上、本発明の好ましい実施例について図示し記載したが、特許請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱することなしに種々の変形および変更がなし得ることは、当業者には明らかであろう。
本発明による特徴および側面を有する、例としてのデータ処理および遠距離通信環境の概略図である。 本発明による例としての、ユーザ端末の概略図である。 本発明による音声ネットワークの概略図である。 本発明によるサービスセンターのブロック図である。 本発明による例としてのシステムの論理アーキテクチャを図示している。 本発明による方法で電話の呼び出しを先制して拒否するための方法の典型的なフローチャートである。 本発明による方法で電話の呼び出しを先制して拒否するための方法の典型的なフローチャートである。 顧客が選択可能なリアルタイム呼管理オプションを含む、本発明による典型的なユーザインタフェースである。 顧客が優先度を変更することを可能にする、本発明による典型的なユーザインタフェースである。

Claims (49)

  1. 呼をスクリーニングするための方法であって、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し、
    リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の通知を前記ユーザに関連するデバイスに提供し、前記通知はユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始する諸ステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記発呼者番号が有効であるという決定に基づいて、前記デバイスに対する前記呼を受理するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 予め定められた期間の後に前記ユーザが前記通知に対して応答しなかったという決定に基づいて、前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であるときに、呼スクリーニング機能が実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記呼スクリーニング機能が、
    アナウンスを前記発呼者に対して再生するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. アナウンスを再生するステップが、特別命令トーン(SIT)リズムを再生すること、および前記発呼者に名前を録音すること、またはオーバーライドコードを入力することを促すことを含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記発呼者が有効なオーバーライドコードを入力したという決定に基づいて、前記呼を前記ユーザに関連する前記デバイスへルーティングするステップを含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記発呼者が名前を録音せず、および有効なオーバーライドコードを入力しないという決定に基づいて、前記呼を終了させるステップを含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記デバイスの前記ユーザに対して第2の発呼を行い、前記発呼者が名前を録音するときに、前記発呼者の録音を再生するステップを含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  9. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記ユーザによる前記第2の発呼への応答に基づいて、前記発呼者から前記ユーザへの前記呼を処理するステップを含むことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 呼をスクリーニングするための方法であって、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し、
    前記呼に関する前記情報を使用して、前記ユーザに対応するデータを検索し、
    リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され、
    前記検索されたデータに基づいて、前記呼の通知を受信する前記ユーザに関連するデバイスを選択し、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の前記通知を前記選択されたデバイスに通知し、前記通知はユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始する諸ステップを含むことを特徴とする方法。
  11. 前記呼スクリーニング機能が、
    アナウンスを前記発呼者に対して再生するステップを含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. アナウンスを再生するステップが、特別命令トーン(SIT)リズムを再生すること、および前記発呼者に名前を録音すること、またはオーバーライドコードを入力することを促すことを含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記発呼者が有効なオーバーライドコードを入力したという決定に基づいて、前記呼を前記ユーザに関連する前記デバイスへルーティングするステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記発呼者が名前を録音せず、および有効なオーバーライドコードを入力しないという決定に基づいて、前記呼を終了させるステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  15. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記デバイスの前記ユーザに対して第2の発呼を行い、前記発呼者が名前を録音するときに、前記発呼者の録音を再生するステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  16. 前記呼スクリーニング機能が更に、
    前記ユーザによる前記第2の発呼への応答に基づいて、前記発呼者から前記ユーザへの前記呼を処理するステップを含むことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 呼をスクリーニングするための装置であって、
    発呼者からユーザへの呼に関する情報を受信するための手段、
    リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定するための手段、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定するための手段であって、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行される手段、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の通知を前記ユーザに関連するデバイスに通知するための手段であって、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含む手段、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始する手段を含むことを特徴とする装置。
  18. 前記発呼者番号が有効であるという決定に基づいて、前記デバイスに対する前記呼を受理するための手段を含むことを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. 予め定められた期間の後に前記ユーザが前記通知に対して応答しなかったという決定に基づいて、前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定するための手段を含み、前記発呼者番号が無効であるときに、呼スクリーニング機能が実行されることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  20. 前記呼スクリーニング機能が、
    アナウンスを前記発呼者に対して再生するための手段を含むことを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  21. アナウンスを再生するための手段が、特別命令トーン(SIT)リズムを再生するための手段、および前記発呼者に名前を録音すること、またはオーバーライドコードを入力することを促すための手段を含むことを特徴とする、請求項20に記載の装置。
  22. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記発呼者が有効なオーバーライドコードを入力したという決定に基づいて、前記呼を前記ユーザに関連する前記デバイスへルーティングするための手段を含むことを特徴とする、請求項21に記載の装置。
  23. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記発呼者が名前を録音せず、および有効なオーバーライドコードを入力しないという決定に基づいて、前記呼を終了させるための手段を含むことを特徴とする、請求項21に記載の装置。
  24. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記デバイスの前記ユーザに対して第2の発呼を行い、前記発呼者が名前を録音するときに、前記発呼者の録音を再生するための手段を含むことを特徴とする、請求項21に記載の装置。
  25. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記ユーザによる前記第2の発呼への応答に基づいて、前記発呼者から前記ユーザへの前記呼を処理するための手段を含むことを特徴とする、請求項24に記載の装置。
  26. 呼をスクリーニングするための装置であって、
    発呼者からユーザへの呼に関する情報を受信するための手段、
    前記呼に関する前記情報を使用して、前記ユーザに対応するデータを検索するための手段、
    リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定するための手段、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定するための手段であって、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行される手段、
    前記ユーザに対応する前記検索されたデータに基づいて、前記呼の通知を受信する前記ユーザに関連するデバイスを選択するための手段、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の前記通知を前記選択されたデバイスに提供するための手段であって、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含む手段、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始するための手段を含むことを特徴とする装置。
  27. 呼をスクリーニングするための装置であって、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し;リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し;前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され;前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の通知を前記ユーザに関連するデバイスに提供し、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み;および前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始するプログラムを有するメモリ、および
    前記プログラムを実行するプロセッサを含むことを特徴とする装置。
  28. 呼をスクリーニングするための装置であって、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し;前記呼に関する前記情報を使用して、前記ユーザに対応するデータを検索し;リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し;前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され;前記ユーザに対応して検索された前記データに基づいて、前記呼の通知を受信する前記ユーザに関連するデバイスを選択し;前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の前記通知を前記選択されたデバイスに通知し、前記通知はユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み;前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始するプログラムを有するメモリ、および
    前記プログラムを実行するプロセッサを含むことを特徴とする装置。
  29. 呼をスクリーニングするための方法を実行するための命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記方法が、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し、
    リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の通知を前記ユーザに関連するデバイスに通知し、前記通知はユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始する諸ステップを含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な媒体。
  30. 前記方法が、
    前記発呼者番号が有効であるという決定に基づいて、前記デバイスに対する前記呼を受理するステップを含むことを特徴とする請求項29に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  31. 前記方法が、
    予め定められた期間の後に前記ユーザが前記通知に対して応答しなかったという決定に基づいて、前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であるときに、呼スクリーニング機能が実行されることを特徴とする請求項29に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  32. 前記呼スクリーニング機能が、
    アナウンスを前記発呼者に対して再生するステップを含むことを特徴とする請求項29に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  33. アナウンスを再生するステップが、特別命令トーン(SIT)リズムを再生すること、および前記発呼者に名前を録音すること、またはオーバーライドコードを入力することを促すことを含むことを特徴とする請求項32に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  34. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記発呼者が有効なオーバーライドコードを入力したという決定に基づいて、前記呼を前記ユーザに関連する前記デバイスへルーティングするステップを含むことを特徴とする請求項33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  35. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記発呼者が名前を録音せず、および有効なオーバーライドコードを入力しないという決定に基づいて、前記呼を終了させるステップを含むことを特徴とする請求項33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  36. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記デバイスの前記ユーザに対して第2の発呼を行い、前記発呼者が名前を録音するときに、前記発呼者の録音を再生するステップを含むことを特徴とする請求項33に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  37. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記ユーザによる前記第2の発呼への応答に基づいて、前記発呼者から前記ユーザへの前記呼を処理するステップを含むことを特徴とする請求項36に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  38. 呼をスクリーニングするための方法を実行するための命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記方法が、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し、
    前記呼に関する前記情報を使用して、前記ユーザに対応するデータを検索し、
    リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され、
    前記ユーザに対応する前記検索されたデータに基づいて、前記呼の通知を受信する前記ユーザに関連するデバイスを選択し、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に前記呼の前記通知を前記選択されたデバイスに通知し、前記通知はユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始する諸ステップを含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な媒体。
  39. 前記呼スクリーニング機能が、
    アナウンスを前記発呼者に対して再生するステップを含むことを特徴とする請求項38に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  40. アナウンスを再生するステップが、特別命令トーン(SIT)リズムを再生すること、および前記発呼者に名前を録音すること、またはオーバーライドコードを入力することを促すことを含むことを特徴とする請求項39に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  41. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記発呼者が有効なオーバーライドコードを入力したという決定に基づいて、前記呼を前記ユーザに関連する前記デバイスへルーティングするステップを含むことを特徴とする請求項40に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  42. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記発呼者が名前を録音せず、および有効なオーバーライドコードを入力しないという決定に基づいて、前記呼を終了させるステップを含むことを特徴とする請求項40に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  43. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記デバイスの前記ユーザに対して第2の発呼を行い、前記発呼者が名前を録音するときに、前記発呼者の録音を再生するステップを含むことを特徴とする請求項40に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  44. 前記呼スクリーニング機能が、
    前記ユーザによる前記第2の発呼への応答に基づいて、前記発呼者から前記ユーザへの前記呼を処理するステップを含むことを特徴とする請求項43に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  45. 呼をスクリーニングするための方法であって、
    ユーザへの呼の通知を前記ユーザに関連するデバイスで受信し、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされたという決定の後に前記通知が受信され、前記リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされていないとき、もし前記発呼者に関連する発呼者番号が無効であると決定されたら、呼スクリーニング機能が実行され、
    前記呼スクリーニングオプションの選択を示す入力を前記ユーザから受信し、および
    前記呼スクリーニングオプションの前記選択を反映する情報をサーバへ送信し、前記サーバが前記呼スクリーニング機能を前記呼スクリーニングオプションの前記選択に応答して開始する諸ステップを含むことを特徴とする方法。
  46. 呼をスクリーニングするための装置であって、
    ユーザへの呼の通知を前記ユーザに関連するデバイスで受信し、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされたという決定の後に前記通知が受信され、前記リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされていないとき、もし前記発呼者に関連する発呼者番号が無効であると決定されたら、呼スクリーニング機能が実行され;前記呼スクリーニングオプションの選択を示す入力を前記ユーザから受信し;前記呼スクリーニングオプションの前記選択を反映する情報をサーバへ送信し、前記サーバが前記呼スクリーニング機能を前記呼スクリーニングオプションの前記選択に応答して開始するプログラムを有するメモリ、
    前記通知を表示するユーザインターフェース、および
    前記プログラムを実行するプロセッサを含むことを特徴とする装置。
  47. 呼をスクリーニングするためのシステムであって、
    音声ネットワーク、
    データネットワーク、
    ユーザに関連する複数のデバイス、および
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信するために動作可能なサービスセンターを含み、
    リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に、前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され、
    前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に、前記呼の通知を前記ユーザに関連する前記複数のデバイスの1つに前記データネットワークを介して提供し、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含み、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始することを特徴とするシステム。
  48. 呼をスクリーニングするための装置であって、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し;リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し;前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に、前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され、前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に、前記呼の通知を前記ユーザに関連するデバイスに提供し、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含む第1サーバ、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始する第2サーバを含むことを特徴とする装置。
  49. 呼をスクリーニングするための装置であって、
    ユーザへの呼に関する情報を発呼者から受信し;前記呼に関する前記情報を使用して、前記ユーザに対応するデータを検索し;リアルタイム呼管理機能が前記ユーザに対してイネーブルされるか否かを決定し;前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされていないという決定の後に、前記発呼者に関連する発呼者番号が有効か否かを決定し、前記発呼者番号が無効であると決定されるときに呼スクリーニング機能が実行され;前記ユーザに対応する前記検索されたデータに基づいて、前記呼の通知を受信する前記ユーザに関連するデバイスを選択し;前記リアルタイム呼管理機能がイネーブルされているという決定の後に、前記呼の前記通知を前記選択されたデバイスに提供し、前記通知がユーザが選択可能な呼スクリーニングオプションを含む第1サーバ、および
    前記ユーザが前記呼スクリーニングオプションを選択するときに、前記呼スクリーニング機能を開始する第2サーバを含むことを特徴とする装置。
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