JP4472581B2 - コンテクストスイッチ通信網、コンテクストスイッチおよびコンテクストベースドルーチング方法 - Google Patents

コンテクストスイッチ通信網、コンテクストスイッチおよびコンテクストベースドルーチング方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末が小型化・低消費電力化が要求され、プロセッサやメモリの制約の厳しいセンサなどからなる場合に適するコンテクストスイッチ通信網、コンテクストスイッチおよびコンテクストベースドルーチング方法に関する。
ルータなどのスイッチを用いた交換網では、端末は、パケットヘッダのあらかじめ定められたフィールドに、あて先端末のアドレスを書いて、通信網に当該パケットを送出する。同通信網内にあるルータなどのスイッチは、入回線から到着した同パケットのヘッダのあらかじめ定められたフィールドに書いてあるあて先のアドレスを参照する。そして、あらかじめ用意してあるあて先アドレスと出回線の対応関係を示すテーブルに従い、出回線を選択し、同出回線にパケットを送出する。これを繰り返し、最終的に、あて先端末にパケットが到着する。
論理チャネルを設定するような交換網では、発信端末は、パケット内のあらかじめ定められたフィールドに、あて先端末のアドレスを書いた論理チャネル設定要求パケットを当該網に送出する。当該網の各スイッチでは、当該要求に論理チャネル番号を割り当て、論理チャネル番号と出回線の対応関係を示すテーブルを設定し、あて先端末のアドレスと出回線の対応関係を示すテーブルに従い、次段のスイッチに接続される当該出回線に論理チャネル設定要求パケットを送出する。これを繰り返し、論理チャネルが設定されると、発信端末は、パケットヘッダのあらかじめ定められたフィールドに、論理チャネル番号を書いて、通信網に、送信したい情報を入れたパケットを送出する。各スイッチで、論理チャネル番号をパケットヘッダに書き込み、論理チャネル番号と出回線の対応関係を示すテーブルに従い、出回線を選択し、同出回線にパケットを送出する。これを繰り返し、最終的に、あて先端末にパケットが到着する。
いずれにしても、送信元の端末は、あて先のアドレスを明示的に示す必要があった。これに対して、最近では、コンテンツベースドルーチング(例えば、非特許文献1参照)や意味情報ネットワーク(例えば、SIONet。非特許文献2参照)などの技術がでてきた。これらの技術では、あて先アドレスは陽に指定せず、運ばれている情報の意味により、スイッチがあて先を決めることを目指している。具体的には、スイッチに対して、嗜好情報をあらかじめ登録し、嗜好情報にあった情報が特定のあて先に転送される。
Carzaniga,A. Rutherford,M.J. Wolf,A.L.、A routing scheme for content-based networking、"INFOCOM 2004. Twenty-third AnnualJoint Conference of the IEEE Computer and Communications Societies vol.2"、2004年3月7-11日、p.918-928 須永、星合、P2P総論[II]−P2Pテクノロジー−、"電子情報通信学会誌 Vol.87, No.10"、2004年、p.887-896
ところで、ユビキタス社会では、多くのセンサやアクチュエータが端末としてネットワーク接続されると考えられる。そして、これらのセンサが計測した情報の内容によっては、同情報の転送先を変更したいケースも考えられる。また、必ずしも明示的に計測内容に応じて転送先を振り分けるのではなく、計測時刻などの周囲条件で転送先を変更したいというケースもある。
最も簡単な方法は、端末内に、計測結果や周囲条件に応じて、どのあて先に送信するかの論理をプログラムすることである。しかしながら、こうした端末は、大きさは消費電力の観点から制約が多く、端末内で高度な処理ができない場合も多い。第2の方法は、一度、同情報を得た受信端末に計測結果や周囲条件に応じて、どのあて先に送信するかの論理をプログラムすることであるが、受信端末にサーバ機能を持たせないと転送に即応できないなどの問題が残る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、周囲条件に応じて転送先を変更することを、送受信端末への機能追加なく、ネットワークにて行うコンテクストスイッチ通信網、コンテクストスイッチおよびコンテクストベースドルーチング方法を提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、複数の端末とコンテクストスイッチとを備えるコンテクストスイッチ通信網であって、前記端末のうちの少なくとも一つは、宛先を前記コンテクストスイッチのアドレスとしたパケットを送信する送信手段を備え、前記コンテクストスイッチは、パケットを送受信する送受信手段と、前記送受信手段が受信したパケットの中から、該パケットのパケットヘッダの内容に基づき、処理対象とする対象パケットを抽出するパケット選択論理手段と、周囲状況を把握して出力するコンテクスト把握手段と、前記コンテクスト把握手段の出力内容に基づき条件を判定する条件論理手段と、前記判定の結果に基づき、前記対象パケットの転送もしくは破棄、および、転送する場合は転送先アドレスを決め、前記送受信手段に、宛先を前記転送先アドレスとして前記対象パケットを送信することを指示する処理論理手段とを備えることを特徴とするコンテクストスイッチ通信網である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコンテクストスイッチ通信網であって、前記コンテクスト把握手段は、時計、位置計測手段、パケットヘッダの宛先アドレス以外の領域を読取る手段、センサのいずれかであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、パケットを送受信する送受信手段と、前記送受信手段が受信したパケットの中から、該パケットのパケットヘッダの内容に基づき、処理対象とする対象パケットを抽出するパケット選択論理手段と、周囲状況を把握して出力するコンテクスト把握手段と、前記コンテクスト把握手段の出力内容に基づき条件を判定する条件論理手段と、前記判定の結果に基づき、前記対象パケットの転送もしくは破棄、および、転送する場合は転送先アドレスを決め、前記送受信手段に、宛先を前記転送先アドレスとして前記対象パケットを送信することを指示する処理論理手段とを備えることを特徴とするコンテクストスイッチである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のコンテクストスイッチであって、前記コンテクスト把握手段は、時計、位置計測手段、パケットヘッダの宛先アドレス以外の領域を読取る手段、センサのいずれかであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、複数の端末とコンテクストスイッチとを備える通信網におけるコンテクストベースドルーチング方法であって、前記端末が、宛先を前記コンテクストスイッチのアドレスとしたパケットを送信する第1の過程と、前記コンテクストスイッチが、前記パケットを受信する第2の過程と、前記コンテクストスイッチが、前記第2の過程で受信したパケットの中から、該パケットのパケットヘッダの内容に基づき、処理対象とするパケットを対象パケットとして抽出する第3の過程と、前記コンテクストスイッチが、周囲状況を把握して出力する第4の過程と、前記コンテクストスイッチが、前記第4の過程の出力内容に基づき条件を判定する第5の過程と、前記コンテクストスイッチが、前記第5の過程の判定結果に基づき、前記対象パケットの転送もしくは破棄、および、転送する場合は転送先アドレスを決める第6の過程と、前記第6の過程にて前記対象パケットの転送を決めた場合は、前記コンテクストスイッチが、宛先を前記転送先アドレスとして前記対象パケットを送信する第7の過程とを備えることを特徴とするコンテクストベースドルーチング方法である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のコンテクストベースドルーチング方法であって、前記第4の過程は、現在時刻、前記コンテクストスイッチの位置、前記第2の過程で受信したパケットヘッダの宛先アドレス以外の領域の値、前記コンテクストスイッチが備えるセンサの測定結果のいずれかを出力することを特徴とする。
この発明によれば、大きさや消費電力の制限が強いセンサなどの端末を収容する通信網において、端末への負担無く、高度な通信処理を行うことができる。また、通信網側で通信処理を行う場合でも、メッセージ内容の解析が複雑である場合は、本発明による通信処理が簡便・容易である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、コンテクストスイッチ通信網の構成を示すブロック図である。コンテクストスイッチ101、端末105〜112は、ルータ102〜104を介して相互に接続して、通信網を構成している。ルータ102〜104は、ネットワークプロトコルとしてIP(インターネットプロトコル)を用いており、IPパケットをルーティングする通常のルータである(以下でも、ネットワークプロトコルとしてIPを前提とした記述とするが、これは本質的でない、他のプロトコルでもかまわない)。コンテクストスイッチ101(図2)は、レイヤ2通信カード200を有し、同通信網からのレイヤ2フレームの送受を行う。また、コンテクストスイッチ101は、CPU201を有し、レイヤ2通信カードドライバソフトの実行、IPパケットの処理、など、通常の端末の通信と同様な処理を行う。加えて、CPU201内には、コンテクストスイッチ論理プログラム210〜212を有する。同プログラムでは、「どのパケットに関して(パケット選択論理部220)どのような条件の場合は(条件論理部221)、どこに転送するか又はどう処理するか(処理論理部222)」が書かれている。通常の交換論理プログラムやコンテンツベースドルーチングと異なる点は、条件論理部221の判定条件がヘッダのあて先情報やパケット内のペイロードに書かれた情報ではない、という点である。具体的には、
(1)13時00分00秒から00分30秒に、端末105の発IPアドレスAをもつパケットが届いたら、当該パケットは端末106へ転送する(端末106のIPアドレスBを着アドレスとしたIPパケットにして転送する)。それ以外は、端末107に送る(端末107のIPアドレスCを着アドレスとしたIPパケットにして転送する)、
(2)コンテクストスイッチ101の位置がXからYの間にあるとき、端末105の発IPアドレスAをもつパケットが届いたら、当該パケットは端末106へ転送する(端末106のIPアドレスBを着アドレスとしたIPパケットにして転送する)。それ以外は、端末107に送る(端末107のIPアドレスCを着アドレスとしたIPパケットにして転送する)、
(3)パケット長がLであるとき、端末105の発IPアドレスAをもつパケットが届いたら、当該パケットは端末106へ転送する(端末106のIPアドレスBを着アドレスとしたIPパケットにして転送する)。それ以外は、端末107〜112に送る(端末107〜112のIPアドレスを着アドレスとしたIPパケットにして転送する)、
などである(上記(2)は、コンテクストスイッチ101が通信網と無線リンクで接続され、移動可能な場合を前提としている)。
コンテクストスイッチ101は、コンテクストスイッチ論理プログラム210〜212の条件論理部221の条件を与えるためのコンテクスト把握装置230〜233を有する。上記(1)では、同装置は時計であり、上記(2)では、同装置はGPS(Global Positioning System)のような位置計測装置であり、上記(3)では、同装置はCPU自体である(図2では、4つのコンテクスト把握装置がある場合を図示)。
本通信網上の端末は、小型・低消費電力化などが必要で、プロセッサやメモリに関する制限が厳しいセンサなどの端末を想定している。この制限のため、本来送信すべき情報に応じて送信先端末が変化するが、例えば、複数相手先を保持できない、送信相手先切り替え論理を保持できない、相手先検索機能や検索プロトコルを実装できない、といったことが端末にて生ずる。端末105が、こうした制限のある端末であるとする。端末105は、レイヤ2通信カード、CPUを有し、固定的なあて先アドレスとしてコンテクストスイッチ101のIPアドレスをもったIPパケットを送信する。
以下で上記(1)から(3)に対応した利用シーンを記述する。フロー図(処理論理部222が2つに条件分岐する場合の一般図)を図3に示す。
上記(1)がコンテクストスイッチ論理プログラム212に保持されている場合(図4)を説明する。ここで、端末105は、温度センサであって、1日に一度13時丁度に、温度計測を行い(S100)、計測結果をペイロードに含むIPパケットを生成し、これの宛先にコンテクストスイッチ101のIPアドレスを設定して送信する(S102)。また、温度がある設定値を超えた場合、および、故障の場合、温度センサ部の回路が切れ(S101)、障害・警報メッセージをペイロードに含むIPパケットを生成し、これの宛先をコンテクストスイッチ101のIPアドレスに設定して送信する(S102)。
同パケットは、各リンクでレイヤ2フレームに格納され、ルータ102を経てコンテクストスイッチ101に至る。レイヤ2通信カード200で同パケットを受信した(S103)コンテクストスイッチ101は、レイヤ2フレームから同パケットを取り出し、発IPアドレスの識別を行う(S104)。そして、保持しているコンテクストスイッチ論理プログラム210〜212を参照し、1番目から順に(S105、S109)、パケット選択論理部220が同IPアドレスと整合するかものがあるかのチェックを(S106)、プログラム数分だけ行う(S108)。整合するものが無い場合は、当該コンテクストスイッチ101宛のパケットもしくは、エラーパケットとして処理される(S111)。この場合、整合するものがあるので(S107)、その条件論理部221を参照する(S110)。条件論理部221に従いコンテクスト把握装置230である時計を参照する(S112)(一般的には、条件論理部221に従い、必要なコンテクスト把握装置を参照230〜233する)。そして、参照結果に基づき、処理論理部222を実行する。具体的には、現在時刻を参照し、現在時刻が13時00分00秒から00分30秒の場合は(S113)、当該パケットは、温度計測結果と判断し(S114)、品質管理センタにある端末106に送る(S116)。すなわち、端末106のIPアドレスを宛先アドレスとしたIPパケットヘッダに、受信したIPパケットのペイロードをつけ、レイヤ2フレームに入れて、レイヤ2通信カード200から、送出する。同パケットはルータ102を経て、端末106に届けられる。現在時刻が13時00分00秒から00分30秒でない場合は(S113)、当該パケットは、障害・警報メッセージと判断し(S115)、警備センタにある端末107に送る(S117)。すなわち、端末107のIPアドレスを宛先アドレスとしたIPパケットヘッダに、受信したIPパケットのペイロードをつけ、レイヤ2フレームに入れて、レイヤ2通信カード200から、送出する。同パケットはルータ102、103を経て、端末107に届けられる(S119)。
上記(2)がコンテクストスイッチ論理プログラム212に保持されている場合を説明する。ここで、コンテクストスイッチ101が携帯型装置に実装されており、ルータ102との間は無線リンクが提供されている。コンテクストスイッチ通信網は、ある医師が抱える患者たちに関わるものであり、端末105〜112の幾つかは患者が着装している医療センサである。コンテクストスイッチ101は、医師が携帯する。医療センサである端末105は、定期的に、着装している患者の医療データを計測し、計測結果をペイロードに含むIPパケットを生成し、これの宛先をコンテクストスイッチ101のIPアドレスに設定して送信する。同パケットは、各リンクでレイヤ2フレームに格納され、ルータ102を経てコンテクストスイッチ101に至る。レイヤ2通信カード200で同パケットを受信したコンテクストスイッチ101は、レイヤ2フレームから同パケットを取り出し、発IPアドレスの識別を行う。そして、保持しているコンテクストスイッチ論理プログラム210〜212を参照し、その中から、パケット選択論理部220が同IPアドレスと整合するものがあるか、チェックする。この場合、整合するものがあるので、その条件論理部221を参照する。そして、当該条件論理部221に従い、コンテクスト把握装置231である位置計測装置を参照し、参照結果に基づき、処理論理部222を実行する。具体的には、現在時刻を参照し、位置がXからYの間にある場合は、外来診察室にいると推定し、外来診察室の表示装置である端末106に送る。そうでない場合は、医局にある表示装置の端末107に送る。
なお、コンテクストスイッチ101は固定とし、コンテクスト把握装置231である位置計測装置を、コンテクストスイッチ101に内蔵せずに、これと無線通信で接続する独立した携帯型装置としてもよい。
上記(3)がコンテクストスイッチ論理プログラム212に保持されている場合を説明する。ここで、端末105は、侵入検知センサである。侵入を検知できなければ、「なし」という一定長のメッセージをペイロードにもつIPパケット(パケット長L)を定期的に生成する。侵入検知した場合は、検知時刻、侵入物体の温度、などの情報をペイロードに入れたIPパケットを直ちに生成する。そしてこれらパケットのあて先アドレスとしてコンテクストスイッチ101のIPアドレスを付与し送信する。同パケットは、各リンクでレイヤ2フレームに格納され、ルータ102を経てコンテクストスイッチ101に至る。レイヤ2通信カード200で同パケットを受信したコンテクストスイッチ101は、レイヤ2フレームから同パケットを取り出し、発IPアドレスの識別を行う。そして、保持しているコンテクストスイッチ論理プログラム210〜212を参照し、その中から、パケット選択論理部220が同IPアドレスと整合するかものがあるか、チェックする。この場合、整合するものがあるので、その条件論理部221を参照する。そして、当該条件論理部221に従い、パケット長を参照し、同パケット長があらかじめ定められた値Lと同じか比較する。Lである場合は、異常なしと推定し、警備センタの表示装置である端末106に送る。そうでない場合は、侵入検知されたと判断し、警備員のもつ端末107〜112に検知情報を送る。
なお、コンテクスト把握装置230〜233としては、温度センサ、湿度センサ、加速度センサ、角加速度センサ、角度センサ、圧カセンサ、指紋センサ、光センサ、磁気センサ、ガスセンサなども考えられる。こうしたセンサ類によって、コンテクストを把握した場合は、コンテクストスイッチ101の周囲状況に応じてあて先を変更する、パケット処理を変更する、ということになる。端末105が現金輸送車の速度センサで、コンテクストスイッチ101が管理センタに設置されている場合、速度センサにより現金輸送車が動いたことを感知して、端末105が警報信号を内容とするパケットを送信するが、コンテクストスイッチ101のコンテクスト把握装置230である指紋センサを管理部の指紋登録された人物が触っている場合は、同パケットはコンテクストスイッチ101にて廃棄され、それ以外の場合は、全警備員のもつ端末106〜112に同パケットが送信される例などが考えられる。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態によるコンテクストスイッチ通信網の構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるコンテクストスイッチ101の構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるコンテクストスイッチ101の動作を示すフローチャートである。 本実施形態の(1)におけるコンテクストスイッチ101の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101…コンテクストスイッチ
102…ルータ
103…ルータ
104…ルータ
105…端末
106…端末
107…端末
108…端末
109…端末
110…端末
111…端末
112…端末
200…レイヤ2通信カード
201…CPU
210…コンテクストスイッチ論理プログラム
211…コンテクストスイッチ論理プログラム
212…コンテクストスイッチ論理プログラム
220…パケット選択論理部
221…条件論理部
222…処理論理部
230…コンテクスト把握装置
231…コンテクスト把握装置
232…コンテクスト把握装置
233…コンテクスト把握装置

Claims (9)

  1. 計測した情報を出力するセンサ端末とコンテクストスイッチとを備えるコンテクストスイッチ通信網であって、
    前記センサ端末は、宛先を前記コンテクストスイッチのアドレスとしたパケットを送信する送信手段を備え、
    前記コンテクストスイッチは、
    前記パケットを送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段が受信した前記パケットの中から、該パケットのパケットヘッダの内容に基づき、処理対象とする対象パケットを抽出するパケット選択論理手段と、
    周囲状況を把握して出力するか、あるいは前記対象パケットのパケット長を参照して出力するかのいずれかの出力を行なうコンテクスト把握手段と、
    前記コンテクスト把握手段の出力内容に基づき条件を判定する条件論理手段と、
    前記判定の結果に基づき、前記対象パケットの転送もしくは破棄、および、転送する場合は転送先アドレスを決め、前記送受信手段に、宛先を前記転送先アドレスとして前記対象パケットを送信することを指示する処理論理手段と
    を備えることを特徴とするコンテクストスイッチ通信網。
  2. 前記コンテクスト把握手段は、自装置の位置を計測して出力する位置計測手段であり、
    前記条件論理手段は、自装置の位置があらかじめ定められた所定の範囲にあるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテクストスイッチ通信網。
  3. 前記コンテクスト把握手段は、前記対象パケットのパケット長を参照して出力する手段であり、
    前記条件論理手段は、前記パケット長があらかじめ定められた所定の値と同じであるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテクストスイッチ通信網。
  4. パケットを送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段が受信したパケットの中から、該パケットのパケットヘッダの内容に基づき、処理対象とする対象パケットを抽出するパケット選択論理手段と、
    周囲状況を把握して出力するか、あるいは前記対象パケットのパケット長を参照して出力するかのいずれかの出力を行なうコンテクスト把握手段と、
    前記コンテクスト把握手段の出力内容に基づき条件を判定する条件論理手段と、
    前記判定の結果に基づき、前記対象パケットの転送もしくは破棄、および、転送する場合は転送先アドレスを決め、前記送受信手段に、宛先を前記転送先アドレスとして前記対象パケットを送信することを指示する処理論理手段と
    を備えることを特徴とするコンテクストスイッチ。
  5. 前記コンテクスト把握手段は、自装置の位置を計測して出力する位置計測手段であり、
    前記条件論理手段は、自装置の位置があらかじめ定められた所定の範囲にあるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテクストスイッチ。
  6. 前記コンテクスト把握手段は、前記対象パケットのパケット長を参照して出力する手段であり、
    前記条件論理手段は、前記パケット長があらかじめ定められた所定の値と同じであるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテクストスイッチ。
  7. 計測した情報を出力する複数のセンサ端末とコンテクストスイッチとを備える通信網におけるコンテクストベースドルーチング方法であって、
    前記センサ端末が、宛先を前記コンテクストスイッチのアドレスとしたパケットを送信する第1の過程と、
    前記コンテクストスイッチが、前記パケットを受信する第2の過程と、
    前記コンテクストスイッチが、前記第2の過程で受信したパケットの中から、該パケットのパケットヘッダの内容に基づき、処理対象とするパケットを対象パケットとして抽出する第3の過程と、
    前記コンテクストスイッチが、周囲状況を把握して出力するか、あるいは前記対象パケットのパケット長を参照して出力するかのいずれかの出力を行なう第4の過程と、
    前記コンテクストスイッチが、前記第4の過程の出力内容に基づき条件を判定する第5の過程と、
    前記コンテクストスイッチが、前記第5の過程の判定結果に基づき、前記対象パケットの転送もしくは破棄、および、転送する場合は転送先アドレスを決める第6の過程と、
    前記第6の過程にて前記対象パケットの転送を決めた場合は、前記コンテクストスイッチが、宛先を前記転送先アドレスとして前記対象パケットを送信する第7の過程と
    を備えることを特徴とするコンテクストベースドルーチング方法。
  8. 前記第4の過程は、前記コンテクストスイッチが、自装置の位置を計測して出力し、
    前記第5の過程では、前記コンテクストスイッチが、自装置の位置があらかじめ定められた所定の範囲にあるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項に記載のコンテクストベースドルーチング方法。
  9. 前記第4の過程では、前記コンテクストスイッチが、前記対象パケットのパケット長を参照して出力し、
    前記第5の過程では、前記コンテクストスイッチが、前記パケット長があらかじめ定められた所定の値と同じであるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のコンテクストベースドルーチング方法。
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