JP4472324B2 - テレビ電話装置 - Google Patents

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この発明は、テレビ電話装置に関し、特にたとえば、撮影手段によって撮影した動画像を表示手段に表示したり通話相手のテレビ電話装置に送信したりする、テレビ電話装置に関する。
従来のこの種のテレビ電話装置として、テレビ電話機能を備えたカメラ付き携帯電話が知られている。図14に示すように、このような従来のカメラ付き携帯電話機(以下、単に“携帯電話機”と表記する)100では、表示手段としてのLCD(Liquid Crystal Display)34の相手表示部34aに通話相手の顔画像(通話相手動画像)が表示され、自己表示部34bに自己の携帯電話機100の撮影手段としてのCCD(Charge Coupled Device)カメラ38によってユーザ自身を撮影した顔画像(自己動画像)が表示される。したがって、通信相手および自分の顔画像を見ながら通話することができる。
図14に示したような携帯電話機100は、スピーカ26を携帯電話機100の横方向の中心に配置する必要があるため、CCDカメラ38は携帯電話機100の横方向の中心BCから距離Lだけ偏心した位置に配置されている。
通常、携帯電話機100のユーザは、上述したテレビ電話機能を用いて通話する場合に、携帯電話機100のLCD34が自分の正面に位置するように配置する。すると、CCDカメラ38が距離Lだけ偏心しているので、通話相手の携帯電話機のLCDに表示される自己の顔画像は、画面の中心から距離Lに応じた距離だけ偏心したものとなってしまう。また、自己の携帯電話機100の自己表示部34bに表示される自己の顔画像も同様に、自己表示部34bの中心から距離Lに応じた距離だけ偏心してしまう。
また、LCD34とCCDカメラ38とは同一面の異なる位置に設けられているので、LCD34の中心とCCDカメラ38の中心とは携帯電話機100の縦方向にもずれている。したがって、自己表示部34bおよび通話相手の携帯電話機のLCDに表示される顔画像は縦方向にも偏心してしまう。
このように、LCD34の中心とCCDカメラ38の中心とが互いにずれていることに起因して顔画像が画面の中心から偏心するので、ユーザは表示画像に違和感を覚える。そしてさらに、自己の顔画像が自己表示部34bの中心になるように携帯電話機100の位置を変えたり、携帯電話機100の角度を変えるためには携帯電話機100を持っている手の首をねじったりしなければならないので使い勝手が悪いという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、使い勝手のよい、テレビ電話機を提供することである。
請求項1の発明は、カメラを有し、カメラの中心に対してずれた中心を有し、かつカメラで撮影した画像に基づいて自己画像を表示する表示器を備える、撮影装置であってカメラの中心および表示器の中心におけるずれを考慮して、カメラで撮影した画像から部分画像を抽出するための画像抽出位置を決定する決定手段、画像抽出位置従って、カメラで撮影した第1サイズの画像から第1サイズより小さい第2サイズの部分画像を抽出る抽出手段、および第2サイズの部分画像によって表示器に自己画像を表示させる表示手段を備える、撮影装置である
請求項1の発明では、撮影装置はカメラの中心に対してずれた中心を有する表示器を備え、カメラが画像を撮影する。決定手段は、カメラの中心および表示器の中心におけるずれを考慮して、画像から部分画像を抽出するための画像抽出位置を決定する。抽出手段が決定手段によって決定された画像抽出位置従って、第1サイズの画像から第1サイズより小さい第2サイズの部分画像を抽出する。そして、表示手段が部分画によって己画像を表示器に表示させる。したがって、請求項1の発明によれば、静止画像に含まれる任意の部分を抽出した部分画像(自己画像)を表示することができる。
請求項2の発明は、画像に含まれる顔領域の中心位置を特定する特定手段、および特定手段によって特定された顔領域の中心位置に基づいて決定手段によって決定された画像抽出位置を補正する第1補正手段をさらに備える、請求項1記載の撮影装置である。
請求項2の発明では、特定手段は、画像に含まれる顔領域の中心位置を特定する。第1補正手段は、特定手段によって特定された顔領域の中心位置に基づいて決定された画像抽出位置を補正する。したがって、たとえば、画像内における顔領域の範囲が画像の中心からずれている場合などに、顔領域が部分画像の中心に位置するように画像抽出位置を補正し、顔領域部分画像の中心となる自己画像を表示することができる。
請求項3の発明は、特定手段は、画像に1つの顔領域が含まれるとき1つの顔領域の中心を特定する第1特定手段および画像に複数の顔領域が含まれるとき複数の顔領域からなる顔領域群の中心を特定する第2特定手段を含む、請求項2記載の撮影装置である。
請求項3の発明によれば、画像内に1つの顔領域が含まれるときには1つの顔領域部分画像の中心に位置る自己画像が得られ、画像内に複数の顔領域が含まれるときには複数の顔領域からなる顔領域群の中心が部分画像の中心に位置る自己画像が得られる。
請求項4の発明は、特定手段は、肌の色を有する領域の中心を顔領域の中心位置として特定する色特定手段をさらに含む、請求項2または3記載の撮影装置である。
請求項4の発明では、画像内に含まれる肌の色を有する領域を顔領域であるとみなし、肌の色を有する領域の中心を顔領域の中心位置として特定する。
請求項5の発明は、特定手段は、顔を構成するパーツする領域の中心を顔領域の中心位置として特定するパーツ特定手段をさらに含む、請求項2または3記載の撮影装置である。
請求項5の発明では、たとえば、画像についてパターン認識を行うことなどによって画像内に顔領域を構成する目,鼻,口などのパーツが存在する領域の中心を顔領域の中心位置として特定する。
請求項6の発明は、方向の指示を受け付ける受付手段、および受付手段によって受け付けられた方向に基づいて決定手段によって決定された画像抽出位置を補正する第2補正手段をさらに備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の撮影装置である。
請求項6の発明では、受付手段がユーザによる方向の指示を受け付け、第2補正手段が受付手段によって受け付けられた方向に基づいて画像抽出位置を補正する。つまり、受付手段が、たとえば、左方向の指示を受け付けると、画像から部分画像を抽出する画像抽出位置を左に所定の量だけ移動させる。したがって、画像におけるユーザの所望の部分を自己画像として表示することができる。
請求項7の発明は、決定手段によって決定された画像抽出位置は、デフォルトの画像抽出位置であり、デフォルトの画像抽出位置が補正されたとき補正された画像抽出位置デフォルトの画像抽出位置として保存する保存手段をさらに備える、請求項ないし6のいずれかに記載の撮影装置である。
請求項7の発明では、決定手段によって決定され画像抽出位置はデフォルトの画像抽出位置である。保存手段は、デフォルトの画像抽出位置が補正されたとき補正された画像抽出位置をデフォルトの画像抽出位置として保存する。したがって、補正された画像抽出位置を保存し、保存された画像抽出位置に基づいて画像からの部分画像の抽出を行うことができる。
この発明によれば、表示したり通話相手のテレビ電話機に送信したりする動画像における顔画像の画像中心からのずれを修正できるので使い勝手のよいテレビ電話機が得られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1に示すこの発明の一実施例であるテレビ電話機としてのカメラ付き携帯電話機(以下、単に、“携帯電話機”と表記する)10はCCDカメラ38を備えている。CCDカメラ38で撮影された被写体像つまり携帯電話機10のユーザの顔画像は通話相手の携帯電話機に送信されるとともに、自己の携帯電話機10のLCD34の自己表示部34bに表示される。また、通話相手の携帯電話機から送信された通話相手の顔画像は相手表示部34aに表示される。そして、マイク30によって拾われたユーザの音声などが通話相手の携帯電話機に送信され、通話相手の携帯電話機から送信された通話相手の音声などがスピーカ26から出力される。これによって、携帯電話機10のユーザは、通話相手とテレビ電話形式でコミュニケーションをとることができる。また、この携帯電話機10では、テレビ電話機能だけでなく、動画像を撮影する機能や静止画像を撮影する機能を備えている。画像には静止画像と動画像とを含むものとする。
携帯電話機10は、具体的には、図2に示すように構成されている。図2に示すように、携帯電話機10は、メインCPU14を含んでいる。メインCPU14には、サブCPU16,メモリ18,無線回路20,キーパッド22,音声IC24を介したスピーカ26および音声IC28を介したマイク30が接続される。また、サブCPU16には、メモリ32,LCD34およびCCDカメラ38が接続される。キーパッド22には、図1に示したように、決定ボタン22ds決定ボタン22dsを取り巻くように配置された十字ボタン22cs,通話終了ボタン22ecおよびモード切換ボタン22mcが設けられている。
この携帯電話機10は、図1に示すように、LCD34の中心とCCDカメラ38の中心とが互いにずれている。そのため、特別の手段を講じなければ、図14に示したように、LCD34の自己表示部34bや通話相手の携帯電話機のLCDに表示される携帯電話機10のユーザの顔画像は画面の中心からずれてしまう。この問題は、静止画像を撮影する場合でも同じである。
この問題を解決するために、この実施例の携帯電話機10は、出荷前の工場において動画像および静止画像の表示態様を調整することができる。表示態様の調整は、図3に示すように、CCDカメラ38によって撮影される元画像(静止画像)OPから元画像OPよりもサイズの小さい部分画像(部分静止画像)SPを抽出し、抽出した部分画像SPを表示画像とすることによって行われる。部分画像SPは、携帯電話機10の正面中央部分が画像の中心となるように抽出される。これによって、CCDカメラ38の偏心に起因する画像のずれが修正され、顔画像が画面の中心に配置される。
組み立てが完了した携帯電話機10には、工場の生産ライン上で部分画像SPの中心位置ひいては抽出位置(抽出範囲)を決める初期設定処理が行われる。部分画像SPの中心位置は、図4および図5に示すような方法で決定される。まず、図4に示すように、携帯電話機10の正面にLCD34の中心とスクリーン中央SSCとが一致するようにセッティング用スクリーンSSを配置する。携帯電話機10とセッティング用スクリーンSSとの距離は、携帯電話機10の平均的なユーザが自分を撮影するために携帯電話機10を構えた際にとられる携帯電話機10とユーザとの距離に等しくする。そして、図5に示すように、元画像OPに含まれるセッティング用スクリーンSSの中央SSCが部分画像SPの中心SPCに位置するように部分画像SPの抽出位置を決定する。部分画像SPの抽出位置を示す情報(位置情報)を“画像抽出位置情報”と呼ぶ。
初期設定処理は、サブCPU16によって図7のフロー図に示す手順で実行される。携帯電話機10の生産者がキーパッド22によって初期設定処理を開始する操作を行うと、メインCPU14がこれを検知して初期設定処理を開始させる命令をサブCPU16に与える。サブCPU16は、ステップS1においてCCDカメラ38を起動させる。そして、ステップS3では、CCDカメラ38から1フレーム分の画像(元画像OP)を受け取り、メモリ32に書き込む。ステップS5では、あらかじめメモリ32に記録されているデフォルトの画像抽出位置情報に基づいてメモリ32に記録された元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。その結果、部分画像SPがLCD34に表示される。
ステップS7では、メモリ32に記録されている元画像OPに含まれるセッティング用スクリーンSSの中央SSCの位置を画像認識処理によって特定する。そして、ステップS9では、特定したセッティング用スクリーンSSの中央SSCが部分画像SPの中心になるように画像抽出位置情報を補正し、ステップS11では補正された画像抽出位置情報をデフォルトの画像抽出位置情報としてメモリ32に記録する。ステップS13では、ステップS9で補正されてメモリ32に記録された画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。これによって、部分画像SPがLCD34に表示される。この部分画像SPにおいては、部分画像SPの中心にセッティング用スクリーンSSの中央SSCが位置している。
画像抽出位置情報の補正が終了すると、ステップS15においてCCDカメラ38を停止し、ステップS17において電源をオフにして初期設定処理を終了する。
このようにして工場からの出荷前に画像の表示態様を調整することにより、携帯電話機10のユーザはCCDカメラ38の偏心に起因する画像の表示態様のずれを気にすることなく静止画像や動画像の撮影を行うことができる。
しかし、上述の実施例で説明した表示態様の調整は、平均的なユーザが携帯電話機10を使用すると仮定して行った調整であるので、携帯電話機10の購入後にも各ユーザが各自の利用状態に合わせた表示態様の調整ができることが望ましい。この実施例の携帯電話機10では、ユーザが手動で部分画像SPを元画像OPから抽出する位置(画像抽出位置情報)を決定することができる。
手動で部分画像SPの抽出位置の決定を行う手動調整処理は、サブCPU16によって図8のフロー図に示す手順で実行される。ユーザがキーパッド22によって手動調整処理を開始する操作を行うと、メインCPU14がこれを検知し、手動調整処理を開始させる命令をサブCPU16に与える。サブCPU16は、ステップS21においてCCDカメラ38を起動する。ステップS23では、CCDカメラ38から1フレーム分の画像(元画像OP)を取得してメモリ32に書き込む。そして、ステップS25では、メモリ32に記録されているデフォルトの画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。その結果、部分画像SPがLCD34に表示される。
ユーザは、ステップS25においてLCD38に表示された部分画像SPを見ながら、十字ボタン22csを操作して上下左右のいずれかの方向を入力する。
十字ボタン22csが操作されると、ステップS27においてその操作および上下左右の入力方向が検出される。ステップS29では、検出された十字ボタン22csの操作に応じて画像抽出位置情報を補正する。そして、ステップS23に戻り、再びCCDカメラ38から1フレーム分の画像(元画像OP)を取得してメモリ32に書き込む。ステップS25では、補正された画像抽出位置情報に基づいてメモリ32に記録された元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。
ユーザは、補正された画像抽出位置情報に基づいてLCD34に表示された部分画像SPを確認しながら、さらに部分画像SPの抽出位置(画像抽出位置情報)を調整する。部分画像SPの抽出位置の調整が終了し、たとえば、自分の顔画像が部分画像SPの中心に位置するようになったら決定ボタン22dsを押圧する。
すると、ステップS31において決定ボタン22dsが操作されたことを検知し、ステップS35において現在の画像抽出位置情報をデフォルトとしてメモリ32に書き込む。そして、ステップS37では、CCDカメラ38を停止して手動調整処理を終了する。
このように、この実施例の携帯電話機10では、ユーザが手動で元画像OPからの部分画像SPの抽出位置を手動で調整することができる。また、携帯電話機10では、部分画像SPの抽出位置の調整をソフトウェアによって行うようにしてもよい。この場合には、ユーザが抽出位置を調整する手間が省かれる。
ソフトウェアによる調整処理は、サブCPU16によって図9のフロー図に示す手順で実行される。ユーザがキーパッド22によってソフトウェアによる調整処理を開始する操作を行うと、メインCPU14がこの操作を検知し、ソフトウェアによる調整処理を開始する命令をサブCPU16に与える。サブCPU16は、ステップS51においてCCDカメラ38を起動する。ステップS53ではCCDカメラ38から1フレーム分の画像(元画像OP)を取得してメモリ32に書き込む。ステップS55では、メモリ32に記録されているデフォルトの画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。これによって、部分画像SPがLCD34に表示される。
ステップS57では、再びCCDカメラ38から1フレーム分の画像(元画像OP)を取得してメモリ32に書き込む。そして、ステップS59では、メモリ32に書き込まれた元画像OPに対して画像処理を行い、元画像OPに含まれている人物像の顔領域の中心位置を特定する。この顔領域の中心位置を特定する画像処理の詳細については後述するが、ステップS59の処理において、元画像OP内で顔領域が特定されたときには識別フラグがオン状態に設定され、顔領域が特定されないときは識別フラグがオフ状態に設定される。つまり、この実施例における識別フラグは、元画像OP内で顔領域が特定されたか否かを後の処理において識別するために使用される。
ステップS61では、識別フラグがオン状態であるか否か、つまり、元画像OP内で顔領域が特定されたか否かを判断する。ステップS61においてYESと判断すると、ステップS63において、ステップS59において特定された顔領域の中心位置に基づいて画像抽出位置情報を補正する。つまり、顔領域の中心が部分画像SPの中心となるようにする。そして、ステップS65では、補正された画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。これによって、部分画像SPがLCD34に表示される。
一方、ステップS61においてNOと判断すると、ステップS67では、メモリ32に記録されているデフォルトの画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。この結果、部分画像SPがLCD34に表示される。
ステップS69では、ユーザによって決定ボタン22dsが操作されたかどうかを判断する。ステップS69においてNOと判断すると、ステップS57に戻って再びCCDカメラ38から1フレーム分の画像(元画像OP)を取得する。その後は、上述したように、顔領域が画像の中心になるように部分画像SPを元画像OPから抽出し、抽出した部分画像SPをLCD38与える。この処理を、ステップS69においてYESと判断するまで、つまり、ユーザによって決定ボタン22dsが操作されるまで繰り返す。
ステップS69においてYESと判断すると、次に、ステップS71において識別フラグがオン状態であるか否かを判断する。ステップS71においてYESと判断する場合には画像抽出位置情報が補正されているので、ステップS73において、補正された画像抽出位置情報をデフォルトとしてメモリ32に書き込む。一方、ステップS71においてNOと判断すると、ステップS73をスキップしてステップS75に進む。ステップS75では、CCDカメラ38を停止してソフトウェアによる調整処理を終了する。
ステップS59における画像処理には、たとえば、2通りの方法が考えられる。1つ目の方法は、元画像OPに含まれる肌色領域を特定し、特定した肌色領域を人物の顔と判断して顔の中心位置(肌色領域の中心位置)を決定する方法である。2つ目の方法は、元画像OPに対して画像認識を行って元画像OPに含まれる人物の目,鼻,口を特定し、特定した目,鼻,口の位置から人物の顔の中心位置を決定する方法である。
1つ目の方法は、図10のフロー図に示す手順で実行される。まず、ステップS81では、識別フラグをオフ状態に設定する。次に、ステップS83において、元画像OPを2値化処理することによって肌の色を有する領域(肌色領域)のみが白色となるような2値化のための閾値を決定する。ステップS85では、決定された閾値に基づいて元画像OPを2値化する。このとき2値化されるのは元画像OPの複製である。そして、ステップS87では2値化画像の白色領域(元画像OPの肌色領域)の特定を試みる。
ステップS89では、ステップS87の処理によって元画像OP内に人の顔領域と認められる肌色領域が特定されたか否かを判断する。ステップS89においてNOと判断すると、以降の処理をスキップして図9のルーチンに戻る。一方、ステップS89においてYESと判断すると、ステップS91において識別フラグをオン状態に設定する。
ステップS93では、特定された肌色領域(顔領域)が1箇所であるか否かを判断する。ステップS93においてYESと判断すると、ステップS95で、特定された肌色領域の中心位置を顔領域の中心位置として特定する。一方、ステップS93においてNOと判断すると、ステップS97で、肌色領域群(複数の人物の顔)の中心位置を顔領域の中心として特定する。そして、図9のルーチンに戻る。
このようにして、人物の顔領域の中心もしくは顔領域群の中心を特定し、顔領域の中心もしくは顔領域群の中心が部分画像SPの中心となるように画像抽出位置情報を補正する。なお、撮影する人物が1人なのかそれ以上なのかをユーザがキーパッド22によってあらかじめ指定するようにしてもよい。
2つ目の方法は、図11のフロー図に示す手順で実行される。まず、ステップS101において識別フラグをオフ状態に設定する。ステップS103では、元画像OPに含まれる人間の目のパターン認識による特定を試み、ステップS105では同じく元画像OPに含まれる鼻の特定を試みる。さらに、ステップS107では元画像OPに含まれる口の特定を試みる。目,鼻および口のパターン認識方法には周知の技術が適用できる。ステップS109では、ステップS103,105および107においてそれぞれ特定された(特定されていない場合もある。)目,鼻および口に基づいて、元画像OPに含まれる人物の顔の領域の特定を試みる。
ステップS111では、ステップS109の処理によって、元画像OP内に顔領域が特定されたか否かを判断する。ステップS111においてNOと判断すると、以降の処理をスキップして図9のルーチンに戻る。一方、ステップS111においてYESと判断すると、ステップS113において、識別フラグをオン状態に設定する。
そして、ステップS115では、ステップS109で特定された顔領域が1つであるか否かを判断する。ステップS115においてYESと判断すると、ステップS117において、ステップS109で特定された顔領域の中心位置を特定する。一方、ステップS115においてNOと判断すると、ステップS119において、ステップS109で特定された顔領域群(複数の人物の顔)の中心位置を特定する。そして、図9のルーチンに戻る。
このようにして、画像認識処理によって元画像OPに含まれる人物の顔領域の中心位置もしくは顔領域群の中心位置を特定し、顔領域の中心もしくは顔領域群の中心が部分画像SPの中心になるように画像抽出位置情報を補正する。この方法においても、撮影する人物が1人であるかそれ以上であるかをユーザがあらかじめ指定するようにしてもよい。
また、上述したように、この実施例の携帯電話機10は、テレビ電話機能を備えている。そして、このテレビ電話機能の利用時にも元画像OPから部分画像SPを抽出する位置を調整することができる。このテレビ電話中における調整処理では、ソフトウェアによる調整モードと手動による調整モードとを切り換えることができる。ソフトウェアによる調整モードと手動による調整モードとの切り換えは、テレビ電話中の調整処理中にモード切換ボタン22mcを操作することによって行う。
テレビ電話中の調整処理は、サブCPU16によって図12および図13に示す手順で実行される。テレビ電話機能の使用中には、図1に示したように、通話相手の顔画像がLCD34の相手表示部34aに表示され、自分の顔画像が自己表示部34bに表示される。しかし、図12および図13のフロー図には、自己の顔画像の自己表示部34bへの表示および自己の顔画像の通信相手への送信についてのみ記述している。
ユーザがキーパッド22によって通話相手の電話番号を入力し、かつ、テレビ電話中の調整処理を開始する操作を行うと、メインCPU14がこれを検知し、テレビ電話中の調整処理を開始させる命令をサブCPU16に与える。サブCPU16は、ステップS121において、CCDカメラ38を起動させる。ステップS123では、CCDカメラ38から1フレーム分の画像(元画像OP)を取得してメモリ32に書き込む。そして、ステップS125では、メモリ32に記録されているデフォルトの画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。この結果、部分画像SPがLCD34に表示される。
ステップS127では、ソフトウェアによる調整モードと手動による調整モードとのどちらのモードが選択されているかを記憶するためのモードフラグをオン状態に設定する。なお、モードフラグのオン状態は、ソフトウェアによる調整モードが選択されていることを示す。したがって、テレビ電話中の調整処理の開始時には、ソフトウェアによる調整モードがまず設定される。
ステップS129では、ユーザによってモード切り換えの操作が行われたか否かを判断する。ステップS129においてYESと判断すると、ステップS131において、モードフラグの設定状態を反転させる。つまり、モードフラグがオン状態に設定されているときにはオフ状態に設定し、オフ状態に設定されているときにはオン状態に設定する。ステップS129においてNOと判断すると、ステップS131をスキップしてステップS133に進む。
ステップS133では、CCD38から1フレーム分の画像(元画像OP)を取得してメモリ32に書き込む。そして、ステップS135では、モードフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ステップS135においてYESと判断すると、ソフトウェアによる調整を行うために、図13のステップS143に進む。一方、ステップS135においてNOと判断すると、手動による調整を行うために、図12のステップS137に進む。
手動による調整モードの場合には、ステップS137において、ユーザによって十字ボタン22csが操作されたか否かを判断する。ステップS137においてNOと判断すると、図13のステップS151に進み、デフォルトの画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。こうして、部分画像SPをLCD34に表示させる。そして、ステップS153では、ステップS151において元画像OPから抽出された部分画像SPを無線回路20に与える。これによって、部分画像SPが通話相手の携帯電話機に送信される。
一方、図12のステップS137でYESと判断すると、ステップS139では、十字ボタン22csによって入力された上下左右の方向を特定し、特定された方向に応じて画像抽出位置情報を補正する。そして、ステップS141では、識別フラグをオン状態に設定し、図13のステップS149に進む。
ステップS149では、補正された画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。これによって、部分画像SPがLCD34に表示される。そして、ステップS153では、ステップS149において元画像OPから抽出された部分画像SPを無線回路20に与える。この結果、部分画像SPが通話相手の携帯電話機に送信される。以上が手動による調整モードにおける処理である。
一方、図12のステップS135においてYESと判断されてソフトウェアによる調整処理を行う場合には、図13のステップS143に進む。ステップS143では、図12のステップS133においてメモリ32に書き込んだ元画像OP内の人物の顔領域の中心位置を特定する。このステップS143における顔領域の中心位置の特定処理は、図9のフロー図のステップS59の詳細として説明した図10もしくは図11のフロー図に示した処理と同じである。したがって、重複する説明を省略する。
ステップS145では、識別フラグがオン状態であるか否か、つまり、ステップS143の処理において元画像OP内で人物の顔領域が特定されたか否かを判断する。なお、識別フラグは、図13のステップS143の処理における顔領域の特定の有無の識別の役割と、図12のステップS137におけるユーザによる十字ボタン22csの操作の有無の識別の役割とを兼ねている。顔領域の特定が行われた場合と十字ボタン22csの操作が行われた場合とのどちらの場合も、画像抽出位置情報が補正されるという点で共通している。そのため、識別フラグは後の処理において画像抽出位置情報の補正の有無の識別に利用される。
ステップS145においてYESと判断すると、ステップS147において、ステップS143の処理で特定された元画像OP内の顔領域の中心位置に基づいて画像抽出位置情報を補正する。そして、ステップS149では、補正された画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。これによって、部分画像SPがLCD34に表示される。
一方、ステップS145においてNOと判断すると、ステップS151において、メモリ32に記録されているデフォルトの画像抽出位置情報に基づいて、メモリ32に記録されている元画像OPから部分画像SPを抽出して読み出し、読み出した部分画像SPをLCD34に与える。これによって、部分画像SPがLCD34に表示される。
ステップS153では、ステップS149もしくはステップS151において元画像OPから抽出された部分画像SPを無線回路20に与える。これによって、部分画像SPが通話相手の携帯電話機に送信される。以上が、ソフトウェアによる調整モードにおける処理である。
モード切換ボタン22mcの操作に応じて、手動による調整モードにおける処理とソフトウェアによる調整モードにおける処理とのどちらかが、ステップS155において通話終了ボタン22ecが操作されたと判断されるまで繰り返される。
ステップS155では、ユーザによって通話終了ボタン22ecが操作されたか否かを判断する。ステップS155においてNOと判断すると、図12のステップS129に戻り、ユーザによってモード切換ボタン22mcが操作されたか否かを判断する。そして、上述した処理を繰り返す。
一方、図13のステップS155においてYESと判断すると、ステップS157において、識別フラグがオン状態であるか否か、つまり、画像抽出位置情報の補正が行われたか否かを判断する。ステップS155においてYESと判断すると、ステップS159において、補正された画像抽出位置情報をデフォルトとしてメモリ32に記録する。一方、ステップS157においてNOと判断すると、ステップS159をスキップしてステップS161に進む。ステップS161では、CCDカメラ38を停止してテレビ電話中の調整処理を終了する。
以上に説明したように、この実施例の携帯電話機10によれば、CCDカメラ38の偏心などに起因して生じる表示画像(動画像および静止画像)における人物像の画像中心位置からのずれを手動もしくはソフトウェアによる画像処理によって修正することができる。したがって、ユーザの好みのアングルの画像を撮影したり、人物像の画像中心位置からのずれを修正する手間が省けたりするので使い勝手のよい携帯電話機10が得られる。
なお、撮影手段としてはCCDの他にCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いてもよい。
また、この実施例では、LCD34およびCCDカメラ38を同一面の異なる位置に設けるようにしているが、LCD34およびCCDカメラ38の実装位置が必ずしも同一面になくても、本発明の効果に変わりはない。
さらに、実施例で記述したサブCPU16の機能はメインCPU14で代行することも可能であり、その場合も本発明の効果に変わりはない。
この発明の一実施例の全体構成を示す図解図である。 この発明が適用された携帯電話機の概略構成例を示すブロック図である。 表示画像における人物位置の調整の方法を示す図解図である。 携帯電話機の初期設定の方法を示す図解図である。 携帯電話機の初期設定の方法を示す図解図である。 表示画像における人物位置の調整の方法を示す図解図である。 図1の実施例において実行される処理の手順を示すフロー図である。 図1の実施例において実行される処理の手順を示すフロー図である。 図1の実施例において実行される処理の手順を示すフロー図である。 図9のフロー図における処理の詳細を示すフロー図である。 図9のフロー図における処理の詳細を示すフロー図である。 図1の実施例において実行される処理の手順を示すフロー図である。 図12のフロー図に続くフロー図である。 従来の携帯電話機の例を示す図解図である。
符号の説明
10 …カメラ付き携帯電話機
14 …メインCPU
16 …サブCPU
18,32 …メモリ
22 …キーパッド
34 …LCD
38 …CCDカメラ

Claims (7)

  1. カメラを有し、前記カメラの中心に対してずれた中心を有し、かつ前記カメラで撮影した画像に基づいて自己画像を表示する表示器を備える、撮影装置であって
    前記カメラの中心および前記表示器の中心におけるずれを考慮して、前記カメラで撮影した画像から部分画像を抽出するための画像抽出位置を決定する決定手段、
    前記画像抽出位置従って、前記カメラで撮影した第1サイズの画像から前記第1サイズより小さい第2サイズの部分画像を抽出る抽出手段、および
    前記第2サイズの部分画像によって前記表示器に前記自己画像を表示させる表示手段を備える、撮影装置。
  2. 記画像に含まれる顔領域の中心位置を特定する特定手段、および
    前記特定手段によって特定された顔領域の中心位置に基づいて前記決定手段によって決定された画像抽出位置を補正する第1補正手段をさらに備える、請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記特定手段は、前記画像に1つの顔領域が含まれるとき前記1つの顔領域の中心を特定する第1特定手段および記画像に複数の顔領域が含まれるとき前記複数の顔領域からなる顔領域群の中心を特定する第2特定手段を含む、請求項2記載の撮影装置。
  4. 前記特定手段は、肌の色を有する領域の中心を顔領域の中心位置として特定する色特定手段をさらに含む、請求項2または3記載の撮影装置。
  5. 前記特定手段は、顔を構成するパーツする領域の中心を顔領域の中心位置として特定するパーツ特定手段をさらに含む、請求項2または3記載の撮影装置。
  6. 方向の指示を受け付ける受付手段、および
    記受付手段によって受け付けられた方向に基づいて前記決定手段によって決定された画像抽出位置を補正する第2補正手段をさらに備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の撮影装置。
  7. 前記決定手段によって決定された画像抽出位置は、デフォルトの画像抽出位置であり、
    前記デフォルトの画像抽出位置が補正されたとき補正された画像抽出位置デフォルトの画像抽出位置として保存する保存手段をさらに備える、請求項ないし6のいずれかに記載の撮影装置。
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