JP4472290B2 - 内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法 - Google Patents
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Description
医療用内視鏡の場合、使用した内視鏡を確実に消毒滅菌することが感染症等を防止するために必要不可欠になる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、内視鏡に内蔵された管路内の滅菌を従来よりも速やかに、かつ確実に行う内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法を提供することを目的とする。
また内視鏡に内蔵された管路内の滅菌を手間をかけないで従来よりも速やかに、かつ確実に行う内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法を提供することを目的とする。
前記高温高圧蒸気の雰囲気中で前記開閉手段を自動的に開状態に設定して前記管路の内側と前記空間部を介しての管路外側とから前記高温高圧蒸気により滅菌する滅菌工程を具備することにより、管路の内側のみから高温高圧蒸気により滅菌する従来例よりも速やかかつ確実に滅菌できるようにしている。
また、洗浄工程においても空間部を水密状態に保って、手間をかけることなく洗浄工程も行えるようにしている。
内視鏡装置1は撮像手段を備えた内視鏡2と、内視鏡2に着脱自在に接続されて内視鏡2に設けられたライトガイドに照明光を供給する光源装置3と、内視鏡2と信号ケーブル4を介して接続されて内視鏡2の撮像手段を制御すると共に撮像手段から得られた信号を処理するビデオプロセッサ5と、プロセッサ5から出力される被写体像に対応する映像を表示するモニタ6から構成されている。内視鏡2は観察や処置に使用された後には、洗浄された後に高温高圧蒸気にて滅菌処理を行うことが可能なように、高温高圧蒸気に対する耐性を有する部材で構成されている。
電気コネクタ部11には内視鏡2の内部と外部とを連通する通気口37(図4(A)参照)が設けられている。
又、高周波処置等を行った際に内視鏡に高周波漏れ電流が発生した場合に漏れ電流を高周波処置装置に帰還させるためのアース端子口金27が設けられている。
この収納ケース34は、上面側が開口し内視鏡2を収納可能とするトレイ35と、このトレイ35の上面側を覆う蓋部材36から構成されている。
図2に示すようにトレイ35には内視鏡2の形状に対応した凹部(溝部)を形成してその凹部に沿って内視鏡2の各部を収納規制する収納規制部(規制部と略記)49が形成されている。規制部49は内視鏡2のそれぞれの部分が所定の位置に収まるように形成されている。
この高温高圧蒸気滅菌装置50は箱型形状であり、その前面に設けられた扉51を開くと、その中に高温高圧蒸気で滅菌処理するチャンバ52が設けてあり、そこに内視鏡2を収納した、トレイ35あるいはトレイ35を蓋部材36で覆った滅菌用収納ケース34を投入して滅菌を行う。
高温高圧蒸気滅菌装置50等により高温高圧蒸気滅菌を行う代表的な条件(温度、時間、圧力)としては以下のようになっている。
高温高圧蒸気滅菌の滅菌工程時の温度条件については高温高圧蒸気滅菌装置の形式や滅菌工程の時間によって異なるが、一般的には115℃から138℃程度の範囲で設定される。滅菌装置の中には142℃程度に設定可能なものもある。
この工程での滅菌室内の圧力は一般的には大気圧に対して+0.2MPa程度に設定される。
プレバキューム工程における滅菌室内の圧力は一般的には大気圧に対して−0.07MPa〜−0.09MPa程度に設定される。
この状態では前記圧力調整弁付き防水キャップ33の圧力調整弁33aは閉じており、前記通気口が圧力調整弁付き防水キャップ33にて塞がれて、内視鏡2の内部は外部と水密的に密閉される。
管路40は主に挿入部7内にあり、管路先端40aは、先端部17において外部に対して開口しており、管路後端40bは操作部8において外部に対して開口している。管路40は例えば処置具挿通用、あるいは吸引用の管路である。
管路42は主に操作部8内にあり、管路先端は管路後端40bと共通で、操作部8において外部に対して開口しており、管路後端は管路先端41aと共通で操作部8において外部に対して開口している。管路42は例えば吸引用の管路である。
なお、この空間部47は電気コネクタ部11においては、通気口37を経て外部に連通している。このため、この電気コネクタ部11には、洗浄時や滅菌時には圧力調整弁付き防水キャップ33が取り付けられる。防水キャップ33が取り付けられた状態では、空間部47は電気コネクタ部11においては圧力調整弁33aを介して外部と連通する状態となる。
図5に示すように、操作部8の外表面には操作部外装体57に設けた開口57aが設けられ、この開口57aの内側の内視鏡2の内部の空間47部分にはに高温高圧蒸気滅菌の加圧工程で開き、外部に連通する圧力駆動弁として給蒸用逆止弁55が設けてある。給蒸用逆止弁55の設置場所は、内視鏡2の内部の管路中間部分周辺の空間と連通してさえいれば効果があるが、挿入部7の先端部17とコネクタ部10との間の略中央付近となる操作部8に設置される方がより効果的である。
この給蒸用温度駆動弁56は、給蒸用逆止弁55の構造において、さらにSMAバネ60を設けた構造である。
一方、高温高圧蒸気滅菌工程ではSMAバネ60は水密確保用バネ59の弾性力以上の復元力(弾性力)を発揮する。
ここでは、予熱工程、プレバキューム工程、滅菌工程、陰圧乾燥工程からなる。
プレバキューム工程では、−0.09〜−007MPaで3回行っている。この間、蒸気供給がなされ、温度も上昇する(図7は非常にラフな線で示してある)。
滅菌工程では、0.22MPaで135℃(温度と圧力は対応している)で実施している。
ステップS1に示すように内視鏡2により内視鏡検査を行い、この内視鏡検査を終了した場合には、ステップS2に示すように(圧力調整弁付き)防水キャップ33を電気コネクタ部11に装着して内視鏡2の水密を確保する。その後、ステップS3及びS4の洗浄作業(洗浄工程)を行う。
ステップS3及びS4の洗浄作業が終わったら、ステップS5に示すように圧力調整弁付き防水キャップ33を装着したまま内視鏡2をトレイ35に収納する。
その後、滅菌バックに収納した内視鏡2を図3に示す高温高圧蒸気滅菌装置50に投入し、ステップS7〜S10の滅菌作業(滅菌工程)を行う。
このプレバキュームのステップでは、チャンバ52内部を陰圧にし、高温蒸気の供給とともに元の圧力に戻す。
このプロセスを最低1回行ってから、チャンバ52及び内視鏡2内の空間部47を加圧して蒸気滅菌の工程を行う。
高温高圧蒸気滅菌の後は、ステップS10のバキュウーム(陰圧)の乾燥工程があることが望ましい。
図9(A)はチャンバ52内の内視鏡2の構成を模式的に示し、比較のため図9(B)は従来例におけるチャンバ52内の内視鏡2′の構成を模式的に示す。 図9(A)では、給蒸用逆止弁55により、内視鏡2の内部の空間部47とチャンバ52内とが連通している様子を示す。給蒸用温度駆動弁56の場合は、給蒸用逆止弁55をそのまま給蒸用温度駆動弁56と読み替えればよい。
この場合、チャンバ52内の最低圧力状態を長く保持するようにすれば、空間部47内の圧力もやがて最低まで下がるが、時間が長びくのはユーザが望む状態とは反対の方向である。
例えばφ1mm以上、できればφ5mm、φ10mmと、大きい方がより望ましい。
内視鏡2に内蔵された管路内の滅菌を、より速やかで確実に行うことができる。
スイッチ74がオフ時には、電気回路75はスイッチ74によって遮断されているが、スイッチ74がオンの状態で電気回路75に電源73からの電流が流れ、電熱線72が発熱する。
図12に示すようにスイッチ74は、高温に反応して形状が変わる形状記憶合金バネ(以後SMAバネ76)からなり、通常は図12(A)に示すSMAバネ76は電熱線72に接続された接点77と離れた状態となり、オフである。
発熱装置71は内視鏡2Bの内部全体に配置されても良いし、また一部でも良い。一部の場合は、管路の中間部付近に配置させるのが望ましい。
高温高圧蒸気滅菌工程において、被滅菌物は蒸気に直接触れることによって加熱され、滅菌される。内視鏡2Bの外表面は蒸気が直接当たるため加熱されやすいが、管路64と内視鏡2Bの外表面によって囲まれた空間47は、密閉空間になっているため蒸気が入っていかず加熱されにくい。そのため、空間47の温度は直接蒸気が当たる部分に比べ温度の上がり方が遅くなる。
発熱装置71は、高温高圧滅菌工程時に受ける熱によって発熱する仕組みになっている。
内視鏡2Bに内蔵された管路64内の滅菌をより速やかに確実に行うことができる。
発熱装置71Cの構造は、そのスイッチ74Cを除く部分の構造以外は図11と同等である。
スイッチ74Cは内視鏡2Cの構成部において硬質部材で覆われた外表面78、例えば、内視鏡2Cの操作部8やコネクタ部10に配置させている。
スイッチ74Cは、頂部が内視鏡2Cの外表面78の開口に露出したスイッチ頭79、スイッチ頭79に固定された伝導体のスイッチ棒80、スイッチ棒80を支えるスイッチ押え81、スイッチ頭79とスイッチ押え81の間に位置するバネ83からなる。
スイッチ頭79は、その頂部にかかる圧力により、押し込まれようとするが、スイッチ頭79を押し込む力よりもバネ83の弾性力が大きい場合、スイッチ棒80は回路を形成する接点77から引き離され、スイッチ74Cは図14(A)に示すようにオフの状態になっている。
発熱装置71Cは弾性力の異なるバネ83を使用したり或いは外表面78とスイッチ押え81との間隔を調整することで、スイッチ74Cがオンになるときの圧力を調節することができる。
また、スイッチ74Cは高温高圧蒸気滅菌の設定圧力以下の圧力でオンとなる必要がある。
高温高圧滅菌工程時以外に、他の物体との接触によってスイッチ頭79が押し込まれスイッチ74Cがオンになる事のないよう、スイッチ頭79の露出した部分には、スイッチ頭79と他の物体との接触を防ぐカバーが付いていることが望ましい。
発熱装置71Cは、高温高圧滅菌工程時に受ける圧力によって発熱する仕組みになっている。
滅菌工程が終わり内視鏡周辺の空間圧力が下がると、スイッチ74Cがオフになり発熱装置71Cは発熱を止める。
本実施例によれば、実施例2の効果に加え、より不要な加熱を内視鏡2Cに行うことなく滅菌できる。
発熱装置71Dは内視鏡2Dに内蔵されているが、それを制御するための制御装置82を外部に設け、高温高圧蒸気滅菌工程時に発熱するよう制御するようにしている。
ブレード85の材質には導電性を有する金属を用いており、電流が流れると発熱する性質を利用して、ブレード85を発熱させる。ブレード85の材質の具体的な例としては、ニクロム合金やステンレス等が挙げられる。
高温高圧蒸気滅菌工程前にブレード85を制御装置82に接続する。
制御装置82は高温高圧蒸気滅菌工程時にブレード85へ電流を流し、発熱させる、ブレード85が発熱することによって、空間47が過熱され、温度が上がる。その結果、管路64内は温度が上昇しやすくなり、速やかに滅菌しやすくなる。
本実施例においては、発熱装置71Dの構成のうち、回路電源73、スイッチ74を外部に配置することによって内視鏡への内蔵物を減らすことができ、第2、実施例3と比較して内視鏡2Dを小型化し易い。
従って、本実施例は実施例2の効果に加え、より内視鏡を大型化することなく発熱装置を設けることができる。
この場合、内視鏡2E内の全ての管路64内に発熱装置71Eを挿入することが最も好ましいが、一部の管路64でも良い。
なお、上述した各実施例を部分的に組み合わせる等して構成される実施例も本発明に属する。
1.一端が挿入部先端部で内視鏡外部に対して開放され、他端が挿入部以外の部位で内視鏡外部に対して開放され、それら端部以外の外周側が内視鏡内部に収納された管路を少なくとも1つ有し、前記管路の中間部分の外周側に内視鏡外部に対して水密が確保された空間部を有する高温高圧蒸気滅菌可能な内視鏡に対して、
前記空間部と内視鏡外部とを水密が確保された状態で前記内視鏡を洗浄する洗浄工程と、
前記洗浄工程により洗浄された前記内視鏡に対して、高温高圧蒸気の雰囲気中において前記空間部側と前記管路の内側とを高温高圧蒸気で直接的に加熱する加熱工程により滅菌する滅菌工程と、
を具備することを特徴とする内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法。
2b.付記2aにおいて、前記加熱工程は、前記連通手段により内視鏡外部と前記空間部を連通させ、前記空間部と内視鏡外部とに前記高温高圧蒸気滅菌装置の高温高圧蒸気を供給する連通工程を具備したことを特徴とした内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法。
4.付記2aにおいて、前記連通手段は、高温高圧蒸気による滅菌工程のうち、所定温度以上になると連通され、前記洗浄工程や検査中には連通しない温度駆動弁であることを特徴とする内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法。
6.付記2において、前記内視鏡は、前記空間部が内視鏡外部の圧力よりも所定圧力以上高くなると連通する圧力調整弁を1つ以上有し、前記高温高圧蒸気による滅菌工程は、高温高圧蒸気滅菌装置内を陰圧状態にする陰圧工程を有し、前記連通工程は、前記圧力調整弁と前記陰圧工程によって前記空間部と内視鏡外部とを一旦陰圧状態にした後に、前記連通手段によって前記空間部と内視鏡外部とに高温高圧蒸気を供給する工程であることを特徴とする内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法。
8.付記2aおよび付記6において、前記連通手段や前記圧力調整弁によって、内視鏡外部と前記空間部を連通する経路に、水蒸気は連通するが、ある大きさ以上の物体は通さないフィルタを有することを特徴とする内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法。
(付記2a、2b)
加熱工程中に、前記空間部と内視鏡外部が連通されることで、高温高圧蒸気が前記空間部に供給され、供給された蒸気によって前記管路はその外周から温められる。前記管路が外周から温められることによって、前記管路内を通る蒸気は途中で冷やされることなく、中間部分(端部から離れた部分)まで到達する。
洗浄工程では確実に水密確保され、前記連通工程のときに、前記高温高圧蒸気滅菌装置内の圧力が前記空間部の圧力よりも一定以上高くなった時点で、内視鏡外部と前記空間部が連通されて高温高圧蒸気が前記空間部に供給される。
(付記4)
洗浄工程では確実に水密確保され、前記連通工程のときに、前記水密弁の温度が一定以上高くなった時点で、内視鏡外部と前記空間部が連通されて、高温高圧蒸気が前記空間部に供給される。
SMAが高温高圧蒸気の温度に反応して復元力を発揮することで、前記温度駆動弁を駆動することができる。
(付記6)
前記空間部が一旦陰圧状態になるので、連通工程のときに高温高圧蒸気が前記空間部に浸透しやすい。蒸気が浸透しやすいことによって、前記管路と前記空間部を温めやすくなり、管路内を通る蒸気が冷やされずに中間部分まで到達しやすくなる。
操作部近傍に設けたのが前記連通手段の場合、操作部近傍から内視鏡内部に蒸気が供給されることで、供給口から極端に遠い場所が無くなるため、内視鏡内部に蒸気が浸透しやすくなる。
操作部近傍に設けたのが前記圧力調整弁の場合、操作部近傍から空気が抜かれることで、空気の排出口から極端に遠い場所が無くなるため、内視鏡内部の空気を抜きやすくなる。すなわち、後の連通工程で内視鏡内部に蒸気が浸透しやすくなる。
これらにより、前記管路をより確実に温め、管路内を通る蒸気が冷やされずに中間部分まで到達しやすくなる。
前記高温高圧蒸気の雰囲気中で前記開閉手段を自動的に開状態に設定する開閉弁を設けたことを特徴とする内視鏡。
11.付記9において、 前記開閉弁は前記高温高圧蒸気の雰囲気中におけるその高圧条件に対応する圧力以上で開状態となる圧力駆動弁である。
高温高圧蒸気滅菌の工程中に発熱して、前記管路の少なくとも一部を加熱する発熱装置を設けた内視鏡。
14.付記12において、前記発熱装置は前記内視鏡に内蔵されている。
15.付記12において、前記発熱装置は前記内視鏡に対して着脱可能な構造をしており、高温高圧蒸気滅菌工程前に前記内視鏡に装着される。
16.付記12において、前記発熱装置は高温高圧蒸気滅菌工程の際に受ける熱により起動して発熱し始めることを特徴とする。
18.付記12において、前記発熱装置は高温高圧蒸気滅菌工程の前に設けた内視鏡以外の制御装置に接続され、滅菌工程時に発熱するよう制御される。
従来技術として特開2000−51323号公報がある。この従来技術では、内視鏡を高温高圧蒸気滅菌する際に、内視鏡内外の圧力差による内視鏡の外皮の破損を防ぐための滅菌処理方法が開示されている。
しかしながら、内視鏡に内蔵され、端部が内視鏡外部に開放している細長の管路内の滅菌を速やかに、かつ確実に行うことに関しては特に述べられていない。
内視鏡に内蔵された管路内の滅菌を従来より速やかに、かつ確実に行うことができる内視鏡を提供する。
その目的を達成するため、内蔵された細長の管路を有する内視鏡に高温高圧蒸気滅菌の工程時に発熱する発熱装置を設けて、高温高圧蒸気滅菌の工程時に発熱する発熱装置により、内視鏡に内蔵された管路内の滅菌を従来より速やかに、かつ確実に行うことができるようにした。
2…内視鏡
3…光源装置
4…信号ケーブル
5…プロセッサ
6…モニタ
7…挿入部
8…操作部
9…連結コード
10…コネクタ部
11…電気コネクタ部
17…先端部
18…送気送水ノズル
21…気体供給口金
23…送水タンク加圧口金
24…液体供給口金
25…吸引口金
26…注入口金
33…防水キャップ
33a…圧力調整弁
34…滅菌用収納ケース
35…トレイ
37…通気口
40〜45…管路
47…空間部
49…規制部
50…高温高圧蒸気滅菌装置
52…チャンバ
55…給蒸用逆止弁
56…給蒸用温度弁
57…操作部外装体
59、60…バネ
61、62…端部
63a、63b…外皮管体
64…管路
65…連結部
71…発熱装置
72…電熱線
74…スイッチ
76…SMAバネ
78…外表面
80…スイッチ棒
82…制御回路
85…ブレード
Claims (2)
- 一端が挿入部先端部で内視鏡外部に開口し、他端が挿入部以外の部位で内視鏡外部に開口し、その内側に流体等を通すための管路を少なくとも一つ有すると共に、前記管路の外側に連通し内視鏡外皮部で覆われて密閉された空間部を内視鏡外部に選択的に開閉する開閉手段を有し、かつ高温高圧蒸気に対する耐性を備えた内視鏡に対して高温高圧蒸気で滅菌処理する内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法において、
前記高温高圧蒸気の雰囲気中で前記開閉手段を自動的に開状態に設定して前記管路の内側と前記空間部を介しての管路外側とから前記高温高圧蒸気により滅菌する滅菌工程を具備することを特徴とする内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法。 - さらに前記開閉手段を閉状態に保って前記内視鏡の空間部を水密状態に保って内視鏡を洗浄する洗浄工程を具備することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の高温高圧蒸気滅菌処理方法。
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