JP4468705B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は、第1役物と第2役物とを備え、ラウンドにより構成された大当たりを発生するパチンコ遊技機に関する。 The present invention relates to a pachinko gaming machine that includes a first combination and a second combination and generates a jackpot constituted by a round.
従来より、始動入賞口へのパチンコ玉への入賞に応じて行われる抽選動作の結果が当たりであった場合に入賞率が大幅に高められた大当たり状態を呈する1種パチンコ遊技機(所謂セブン機)と、始動入賞口へのパチンコ玉の入賞により羽根が短時間だけ開き、その中にあるV入賞口にパチンコ玉が入賞したときに大当たり状態を呈する2種パチンコ遊技機(所謂ハネモノ)とが提供されている。 Conventionally, when a result of a lottery operation performed in response to winning a pachinko ball at a start winning opening is a win, a single-type pachinko gaming machine (so-called seven machine) that exhibits a jackpot state in which the winning rate is greatly increased ) And two types of pachinko machines (so-called honey-moons) that show a big hit when the pachinko ball opens for a short time due to the winning of the pachinko ball at the start winning opening and the pachinko ball wins a prize in the V winning opening. Is provided.
さらに、近年、同一のパチンコ遊技機に1種始動入賞口と2種始動入賞口を設けることで、1種パチンコ遊技と2種パチンコ遊技との機能が発生可能な新しい形態のパチンコ遊技機が提案されており、遊技者は、一台のパチンコ遊技機で2つの遊技を楽しむことができる(例えば特許文献1)
しかしながら、従来例によれば、1種パチンコ機の遊技と2種パチンコ機の遊技とを複合させているのにも関わらず、大当たりの動作が別々の制御となっているため遊技性を高めることには限界があった。また、大当たりとなってからの出玉の変動は、1種および2種大当たりの枠の中だけに留まり、遊技者は新たな期待感を持つことはなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、第1役物と第2役物を備えた構成において、大当たり状態時に第1役物と第2役物の遊技性を複合させた大当たり制御を実現し、興趣性を著しく高めることができるパチンコ遊技機を提供するものである。
However, according to the conventional example, although the game of the 1 type pachinko machine and the game of the 2 type pachinko machine are combined, the operation of the jackpot is controlled separately, so that the gameability is improved. There were limits. In addition, the change in the number of balls after hitting the jackpot remained only within the limits for the first and second jackpots, and the player did not have a new sense of expectation.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and in a configuration provided with a first accessory and a second accessory, jackpot control that combines the playability of the first accessory and the second accessory in a big hit state. This is to provide a pachinko gaming machine that can be realized and can significantly enhance the interest.
請求項1記載のパチンコ遊技機は、ラウンドにより構成される大当たりを発生するパチンコ遊技機において、前記ラウンドにおいて継続的に開放されることで入賞可能となる第1役物と、前記ラウンドにおいて一対の羽根を間欠的に拡開することで開放され、その拡開された羽根から入賞領域へと入賞可能となることで、当該入賞領域への入賞率が前記第1役物の入賞率よりも低い第2役物とを備え、前記第1役物、及び前記第2役物は、次のラウンドへの継続を決める入賞口であるV入賞口を各々有し、前記第2役物のV入賞口の入賞率は、前記第1役物のV入賞口の入賞率よりも低く、前記ラウンドとして、前記第1役物を開放対象とする第1のラウンドと、前記第2役物を開放対象とする第2のラウンドとが設けられ、前記第2のラウンド中に成立し得る所定条件の成立に応じて、その所定条件成立後の次のラウンドを前記第1のラウンドとするか否かの振分抽選、或いは前記次のラウンド以降のすべてのラウンドを前記第1のラウンドとするラウンド昇格を行う振分処理を行い、前記所定条件は、前記一対の羽根のどちらかの羽根を対象として、その対象となる羽根からの入賞数に応じて成立し、その対象となる羽根をいずれにするかを抽選により決定することを特徴とする。
請求項2記載のパチンコ遊技機は、前記第2役物は、前記入賞領域を囲んだ形態の枠状部の左右両側の各々に前記羽根を備えることで、前記一対の羽根を有し、前記所定条件を成立させるための対象となる羽根がいずれであるのかを、遊技者に対して報知可能に構成されていることを特徴とする。
The pachinko gaming machine according to
The pachinko gaming machine according to
請求項3記載のパチンコ遊技機は、前記所定条件は、前記第2のラウンドを終了する条件となる前記第2役物の入賞領域への入賞数である総入賞数の過半数以上が、前記抽選により決定された羽根から入賞した場合に成立することを特徴とする。 The pachinko gaming machine according to claim 3, wherein the predetermined condition is that the lottery or more of the total number of winnings that are the number of winnings in the winning area of the second character as a condition for ending the second round is the lottery. It is established when winning from the blades determined by .
請求項1記載の発明によれば、大当たりが発生した際のラウンド中に、次のラウンドに第1役物を駆動させるか第2役物を駆動させるかを決定することができる。これにより、従来に比べて、大当たりした際の固定的な出玉を変化させることができ、第1役物と第2役物の遊技性が密接に絡み合い遊技性の幅が広がり、以って、興趣性を高めることができる。 According to the first aspect of the present invention, during the round when the jackpot is generated, it is possible to determine whether to drive the first accessory or the second accessory in the next round. As a result, it is possible to change the fixed appearance at the time of the big hit, compared with the conventional case, the game characteristics of the first and second actors are intertwined closely, and the range of the game characteristics is widened. , Can enhance interest.
(第1の実施例)
以下、本発明の第1の実施例について図1ないし図16を参照しながら説明する。
図1は、パチンコ遊技機の正面外観を概略的に示し、図2は、盤面のセンター役物を示している。これらの図1および図2において、パチンコ遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式発射装置(操作ダイヤルのみ符号3を付して示す)により盤面4へ発射する構成となっている。盤面4には、アウト口5、始動入賞口6、大型入賞口7、複合役物8が設けられていると共に、図示しない通常入賞口も設けられている。図5に示すように、大型入賞口7は、矩形状を成しており、一般的にアタッカーと呼ばれている電動役物7aを開閉可能に備え、大型入賞口7内の一方の端部には1種V入賞口7bと他方の端部に1種通常入賞口7cとを設け、1種V入賞口7bと1種通常入賞口7cの間には、大型入賞口7に入賞したパチンコ玉を1種V入賞口7bまたは1種通常入賞口7cのどちらかに導き易くするためのシーソー式役物7dを備えて構成されている。
(First embodiment)
The first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 1 schematically shows a front appearance of a pachinko machine, and FIG. 2 shows a center role on the board. In these FIG. 1 and FIG. 2, the
複合役物8は、2種パチンコ遊技機(所謂ハネモノ)の機能を実現するためのセンター役物(第2役物に相当)9内に、1種パチンコ遊技機(所謂セブン機)の機能を実現するための液晶表示部(第1役物に相当)10を配置した構成となっている。
この場合、センター役物9は、入賞領域を囲んだ形態の枠状部9aの左右両側に通常時において当該入賞領域を閉鎖するように配置された一対の羽根9bを備えており、その羽根9bが両側に拡開されたときに入賞領域へのパチンコ玉の入賞が可能な状態となる。また、入賞領域の底部は、中央部に形成された2種V入賞口9cと当該2種V入賞口9c以外の部分を占めるハズレ入賞口9dとに区分されている。尚、入賞領域には、パチンコ玉の通過経路を不確定とするための複数のスタッド9eが立設されている。また、センター役物9において羽根9bの基端部に対応した部位にはワープルート入口9fが設けられており、図3に示すように羽根9bの拡開に伴ってワープルート入口9fにパチンコ玉が進入したときには、ワープルート出口9gからパチンコ玉が入賞領域の中央に放出される。
The compound combination 8 has the function of the one-type pachinko gaming machine (so-called seven machine) in the center role (equivalent to the second combination) 9 for realizing the function of the two-type pachinko gaming machine (so-called honey). A liquid crystal display unit (corresponding to a first accessory) 10 for realizing is arranged.
In this case, the
一方、液晶表示部10は、始動入賞口6へのパチンコ玉の入賞に応じて行われる所定確率の抽選動作の結果を表示するためのもので、図2では、3桁の数字列より成るルーレットを表示する例が示されている。即ち、液晶表示部10は、始動入賞口6へのパチンコ玉の入賞に応じてルーレットの変動表示(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を開始するものであり、上記抽選動作の結果が大当たりであったときにはその変動終了時点で数字列「111」、「222」、・・・のようなぞろ目図柄(大当たり図柄)となるように制御される。
On the other hand, the liquid
このように、ぞろ目図柄が表示された状態が、大当たり条件が成立した状態に相当する。この大当たり条件が成立した状態とは、大型入賞口7の電動役物7a(アタッカー)が予め決められたモードにて所定期間だけ開放される期間である1種ラウンドと、羽根9bが比較的長い時間ずつ所定回数だけ拡開される期間である2種ラウンドとのどちらか一方が駆動されて1回のラウンドとし、所定ラウンド中に1種V入賞口7bまたは2種V入賞口9cへ入賞することにより次のラウンドへの継続が決定され、最大15回のラウンドにより構成される。以って、当該大型入賞口7または入賞領域への入賞率が高められた大当たり状態を呈する。
As described above, the state in which the gaze symbol is displayed corresponds to a state in which the jackpot condition is satisfied. The state where the jackpot condition is satisfied is a
図4にはパチンコ遊技機1の電気的構成が機能ブロックの組み合わせにより示されている。この図4において、始動入賞スイッチ11は始動入賞口6にパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。1種V入賞スイッチ12は、1種V入賞口7bにパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。大入賞口スイッチ13は、1種通常入賞口7cにパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。2種V入賞スイッチ14は、2種V入賞口9cにパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。ハズレ入賞スイッチ15は、ハズレ入賞口9dにパチンコ玉が入賞したときに検知パルスを発生する。センター役物内入賞スイッチ16は、ワープルートをパチンコ玉が通過したときに検出パルスを発生する。
FIG. 4 shows the electrical configuration of the
メイン基板17は、CPU18、制御プログラムを記憶したROM19およびワーキングエリア用のRAM20、I/O21など共にマイクロコンピュータを構成するもので、このCPU18には、始動入賞スイッチ11、1種V入賞スイッチ12、1種通常入賞スイッチ13、2種V入賞スイッチ14、ハズレ入賞スイッチ15、センター役物内入賞スイッチ16からの各検出パルスがI/O21を通じて入力される構成となっている。また、CPU18は、羽根9bを開閉する羽根開放用ソレノイド22、大型入賞口7を開放する1種大型入賞口ソレノイド23、大型入賞口7内シーソー式役物を駆動するシーソー式役物用ソレノイド24をI/O22を通じて制御する構成となっている。
The
さらに、CPU18は、液晶表示部10の表示内容を制御する表示制御基板25、パチンコ遊技機1に設けられたスピーカ26を通じた報知動作を制御する音声制御基板27、パチンコ玉の払出装置28を制御する払出制御基板29、パチンコ玉の発射装置30を制御する発射制御基板31、ランプ32の点灯を制御する装飾制御基板33に制御信号を出力する。尚、CPU18に対しては、リセット回路34が一定周期でリセット信号を出力して初期化を行い、ノイズなどによる誤動作を防止している。
Further, the
また、パチンコ遊技機1には、以下に述べるような各信号を外部へ出力する機能が設けられている。
即ち、パチンコ遊技機1は、打込みパチンコ玉数を示すアウト玉数信号、並びに賞球として払い出されたパチンコ玉の数を示すセーフ玉数信号を出力する構成となっている。また、パチンコ遊技機1は、液晶表示部10による図柄変動動作の実行毎に始動信号を出力する構成となっており、さらに、大当たり期間に大当たり信号をそれぞれ出力する構成となっている。
Further, the
That is, the
次に、本実施例の作用につきパチンコ遊技機1のCPU18の動作を示す図7ないし図16に基づいて説明する。
図7は、パチンコ遊技機1のCPU18のメイン動作のうち、本発明に関連した動作を示すフローチャートである。この図7において、CPU18は、始動入賞処理(S1)、図柄変動処理(S2)、を繰り返して実行するようになっている。この場合、図7に示すフローチャートでは、各処理はシリアルで示されているものの、CPU18は、各処理を並列に実行するようになっている。尚、後述する各処理も並列に実行するようになっている。
Next, the operation of this embodiment will be described with reference to FIGS. 7 to 16 showing the operation of the
FIG. 7 is a flowchart showing operations related to the present invention among the main operations of the
さて、遊技者によるパチンコ遊技機1での遊技により盤面4に打ち込まれたパチンコ玉が始動入賞口6に入賞すると、始動入賞スイッチ11がオンして1種大当たりに関連した入賞処理が行われる。
図8は、CPU18による始動入賞処理を示している。この図8において、CPU18は、始動入賞スイッチ11がオンしたときは(S101:YES)、保留数(所謂セブン機の保留)が「4」でないことを確認してから(S102:NO)、保留数をインクリメントし(S103)、さらに、乱数表に従い乱数値を取得すると共に、その取得した乱数値を保留玉に対応させて記憶し(S104)、リターンすることにより始動入賞処理を終了する。
Now, when a pachinko ball driven into the board surface 4 by a game on the
FIG. 8 shows the start winning process by the
図9は、CPU18による図柄変動処理を示している。この図9において、CPU18は、大当たり中でないことを確認すると共に(S201:NO)、液晶表示部10による表示図柄が停止中であることを確認し(S202:YES)、さらに、1種保留数が0でないことを確認したときは(S203:NO)、1種保留数をデクリメントすると共に(S204)、乱数表に基づいて該当乱数が大当たり乱数か否かを判断する(S205)。この場合、該当乱数が大当たり乱数となる確率は極めて低いことから、通常においては、取得した乱数が大当たり乱数となることはほとんどない。従って、CPU18は、該当乱数が大当たり乱数と異なる場合は(S205:NO)、ハズレ図柄にて図柄停止する図柄変動を開始すると共に(S212)、図柄変動タイマをスタートし(S207)、図柄変動タイマがタイムアップしたときは(S208:YES)、図柄変動を停止し(S209)、停止図柄が大当たり図柄かを判断する(S210)。このとき、停止図柄はハズレ図柄であるので(S210:NO)、何もすることなくリターンすることにより図柄変動処理を終了する。
FIG. 9 shows symbol variation processing by the
これに対して、CPU18は、今回の該当乱数が大当たり乱数であったときは(S205:YES)、大当たり図柄にて図柄停止する図柄変動を開始し(S206)、大当たり図柄で停止する(S209)。そして、CPU18は、停止図柄が大当たり図柄であることから(S210:YES)、大当たり処理を実行する(S211)。このとき、遊技者は、図柄変動により停止した図柄が大当たり図柄であることから、大当たりが成立したことを確認できる。
On the other hand, when the current corresponding random number is a jackpot random number (S205: YES), the
図10は、CPU18による大当たり処理を示している。この図10において、CPU18は、まず、特典フラグを「1」にセットする(S301)。この特典フラグとは、次に、1種ラウンドあるいは2種ラウンドのどちらを実行するかを決定するフラグである。この場合、ステップS301により強制的にフラグを成立するようになっているが、それ以外では、後述する、取得した特典乱数が当選した場合に成立するフラグである。従って、CPU18は、特典フラグが1であることを確認し(S302:YES)、1種ラウンド処理に移行する(S303)。
FIG. 10 shows the jackpot processing by the
図11は、CPU18による1種ラウンド処理を示している。この図11において、CPU18は、大型入賞口7を開放し(S401)、大型入賞口タイマを始動させると共に(S402)、シーソー式役物7dを1種V入賞口7b側へ傾斜させる(S403:NO)。これは、本実施例では、後述するようにV入賞したことに応じて次に実行するラウンドを抽選により決定していることから、ラウンド中に確実にV入賞させるためである。
FIG. 11 shows one type of round processing by the
そして、CPU18は、大型入賞口7タイマがタイムアップする前に(S412)、1種V入賞口7bまたは1種通常入賞口7cのどちらかへの入賞である大型入賞口7へ入賞を確認した場合(S404:YES)、入賞数をインクリメントし(S405)、ラウンド数が最終ラウンドである15回でないことを確認すると共に(S406:NO)、ラウンド更新フラグが「0」かを判断する(S407)。このラウンド更新フラグとは、次のラウンドに継続するためのフラグで、V入賞することにより「1」にセットされる。この場合、ラウンド更新フラグは「0」にリセットされたままなので、CPU18は、ラウンド更新フラグがリセットされていると判断し(S407:YES)、ステップS404で確認した入賞が1種V入賞かどうかを判断する(S408)。ここで、ステップS404で確認した入賞が1種V入賞でない時は(S408:NO)、入賞数が10に達するか(S410:YES)、大入賞口タイマがタイムアップするまで(S412:YES)、1種V入賞口7bへのV入賞を判断するが(S408)、V入賞を確認できない場合は(S410:YESまたはS412:YES)、大型入賞口7を閉鎖し(S411)、リターンすることにより1種ラウンドを終了する。しかし、この場合、シーソー式役物7dが1種V入賞口7b側に傾斜しているため、大型入賞口7に入賞したパチンコ玉は、高い確率で1種V入賞口7b側へV入賞するので、1種V入賞口7b側へV入賞したときは、CPU18は、1種V入賞であると判断し(S408:YES)、1種V入賞処理へ移行する(S409)。
Then, the
図12は、CPU18による1種V入賞処理を示している。図12において、CPU18は、特典乱数を取得し(S501)、取得した特典乱数が偶数であるかを判断する(S502)。この特典乱数とは、奇数と偶数がそれぞれ同一の比率で構成される乱数である。ここで、CPU18は、取得した特典乱数が偶数、つまり、取得した特典乱数がハズレである場合(S502:YES)、「1」にセットされている特典フラグをリセットし(S503)、また、取得した特典乱数が奇数、つまり、取得した特典乱数が当たりである場合は(S502:NO)、「1」にセットされている特典フラグをリセットすることなく、続けて処理を行う。
FIG. 12 shows the type 1 V winning process by the
従って、1種のラウンド中に、次のラウンドへの継続を決める1種V入賞口7bへの入賞があったときに、特典フラグに関する振り分け抽選が行われ、振り分け抽選結果に応じて次のラウンドに行うラウンド処理が1種か2種かを決定するもので、このような動作が本発明に関連した特徴部分である。
続けて、ラウンド更新フラグを「1」にセットしてから(S504)、シーソー式役物7dを1種通常入賞口7c側へ傾斜させ(S505)、1種ラウンド処理へ戻る。ここで、シーソー式役物7dを1種通常入賞口7c側へ傾斜させることにより、大型入賞口7へ入賞したパチンコ玉は、1種通常入賞口7cへ入賞し易くなる。
Therefore, when there is a prize at the 1st class
Subsequently, after setting the round update flag to “1” (S504), the
そして、図11の1種ラウンド処理において、CPU18は、上述のようにして1種V入賞処理を終了したときは(S409)、1種V入賞口7bまたは1種通常入賞口7cへの入賞数である大型入賞口への入賞数が10になるか(S410)、大型入賞口タイマがタイムアップとなるまで(S412)、大型入賞口7の開放を継続する。そして、大型入賞口への入賞数が10となるかを確認するか(S410:YES)、大型入賞口タイマがタイムアップするかを確認した場合は(S412:YES)、大型入賞口7を閉鎖してから(S411)、リターンすることにより1種ラウンド処理を終了する。
Then, in the
図10に示すCPU18による大当たり処理にて、CPU18は、ラウンド更新フラグが1であるかを確認する(S304)。この場合、ラウンド更新フラグは「1」にセットされているので、CPU18は、ラウンド更新フラグが「1」であると判断し(S304:YES)、ラウンド数をインクリメントすると共に(S306)、ラウンド更新フラグをリセットしてから(S307)、前回のラウンドで設定された特典フラグを判断する(S302)。ここでは、従来例と比較し易くするため、例えば1種ラウンド処理中に特典乱数が奇数、つまり特典乱数が当たりであり、特典フラグが「1」を継続すると仮定する。
In the jackpot process by the
以上の動作により、CPU18は、上述のようにして1種ラウンド処理においてV入賞する毎に、1種ラウンドを繰返して実行し、ラウンド数が最終ラウンドである15回となった状態では(S406:YES)、たとえ1種V入賞口7bに入賞したとしても、1種V入賞するかを判断しないために、入賞数が10回となるか(S410:YES)、大型入賞口タイマがタイムアップしたとき(S412:YES)、ラウンド更新フラグを「1」とすることなく、リターンすることにより1種ラウンド処理を終了する。従って、遊技者は、大当たりが発生したときは、1種ラウンド処理においては、次のラウンドに継続するためのV入賞する確率がシーソー式役物7dにより高められているため、パンクする危険性が少なく(大当たりの時にラウンド継続されず、15ラウンドより少ないラウンド数で大当たりが終了すること)、1個入賞に対して15個賞球されるため、安定して多数の賞球を短時間で獲得することができる。
With the above-described operation, the
ここで、大当たり中においては、液晶表示部10には、図6に示すように大当たり中であることを示すメッセージが表示されると共に、保留玉表示部10aに加えて、現在のラウンド数表示部10b、ラウンド入賞数表示部10cが表示されるので、遊技者は、1種大当たりの進行状態を確認することができる。
Here, during the jackpot, a message indicating that the jackpot is being displayed is displayed on the liquid
ところで、本実施例のパチンコ遊技機1は、基本的には、上述したように1種パチンコ遊技機の動作を実行するが、それでは興趣が低いことから、次のようにして2種パチンコ遊技機としての動作を複合して興趣を高めるようにした。
By the way, the
即ち、CPU18は、図12に示す1種V入賞処理において、特典乱数を取得した際に(S501)、特典乱数が偶数、つまり特典乱数がハズレであったときは(S502:YES)、特典フラグをリセットし(S503)、続けて処理を行う。このように特典乱数がハズレとなる確率は50%である。
CPU18は、図10に示す大当たり処理において、特典フラグが「1」でない場合(S302:NO)、2種ラウンド処理に移行する(S305)。
That is, when the privilege random number is acquired in the type 1 V winning process shown in FIG. 12 (S501), if the privilege random number is an even number, that is, the privilege random number is lost (S502: YES), the privilege flag Is reset (S503), and processing is continued. Thus, the probability that the privilege random number is lost is 50%.
When the bonus flag is not “1” in the jackpot process shown in FIG. 10 (S302: NO), the
図13は、CPU18による2種ラウンド処理を示している。この図13において、CPU18は、シリアル動作で示されている大当たり時羽根開放処理および2種入賞処理を並列処理する(S601、S602)。
図14は、CPU18による大当たり時羽根開放処理を示している。この図14において、CPU18は、羽根9bを1秒開放すると共に(S701)、羽根9bを1秒閉鎖してから(S702)、開放数をインクリメントし(S703)、開放終了フラグが「1」でないことを確認してから(S704:NO)、斯様な動作を繰返して実行する。この開放終了フラグとは、羽根9bの開閉を停止することを示すフラグである。
FIG. 13 shows two types of round processing by the
FIG. 14 shows the big hitting blade opening process by the
以上の動作の結果、羽根9bが連続して開閉するので、盤面4に打込まれたパチンコ玉が連続して羽根9bに案内されてセンター役物9内に入賞し、センター役物内入賞スイッチ16がオンするようになる。
図15は、CPU18による2種入賞処理を示している。この図15において、CPU18は、センター役物9内にパチンコ玉が入賞したときは(S801:YES)、入賞数をインクリメントし(S802)、ラウンド数が最終ラウンドである15回でないことを確認してから(S803:NO)、2種V入賞口9cへ入賞するか(S804)、センター役物9への入賞数が10回となったか(S807)、羽根9bの開放数が18回となったか(S808)を監視する。この場合、V入賞口9cへの入賞の確率は低いことから、V入賞口9cへ入賞しない状態では、上述したようにセンター役物9内に入賞する毎に(S801:YES)、入賞数をインクリメントする(S802)。
As a result of the above operation, the
FIG. 15 shows the two types of winning process by the
そして、図14に示す大当たり時羽根開放処理による羽根9bの連続開閉により、センター役物9への入賞数が10回となるか(S807:YES)、または羽根9bの開放数が18回となったときは(S808:YES)、開放終了フラグを「1」にセットし(S806)、リターンすることにより2種入賞処理を終了する。
すると、CPU18は、図14に示す大当たり時羽根開放処理において、開閉終了フラグが「1」となることから(S704:YES)、リターンすることにより大当たり時羽根開放処理を終了する。これにより、羽根9bの開閉が停止し、センター役物9への入賞が終了する。即ち、2種大当たりによる羽根9bの連続開閉が終了するのは、2種V入賞口9cへの入賞がない状態で羽根9bの開放数が18回に達するか、センター役物9内への入賞数が10個に達したときである。
Then, by the continuous opening and closing of the
Then, since the opening / closing end flag becomes “1” in the big hitting blade opening process shown in FIG. 14 (S704: YES), the
CPU18は、図10に示す大当たり処理において、上述したようにして2種ラウンド処理を実行したときは(S305)、ラウンド更新フラグが「1」でないかを確認する(S304)。この場合、ラウンド更新フラグはリセットされたままであるので、「1」でないと判断し(S304:NO)、リターンすることにより大当たり処理を終了する。
以上の動作により、大当たり処理が現在のラウンドで終了し、遊技者は、現在のラウンドまでに払出された賞球を獲得することができる。
In the jackpot process shown in FIG. 10, when the two-type round process is executed as described above (S305), the
With the above operation, the jackpot processing is completed in the current round, and the player can acquire award balls that have been paid out by the current round.
一方、図15に示す2種入賞処理において、CPU18は、センター役物9内に案内されたパチンコ玉が、センター役物9への入賞数が10回となるか(S807:YES)、羽根9bの開放数が18回となるまでに(S808:YES)、2種V入賞口9cへ2種V入賞したときは(S804:YES)、2種V入賞処理へ移行する(S805)。
On the other hand, in the two-type winning process shown in FIG. 15, the
図16は、CPU18による2種V入賞処理を示している。この図16において、CPU18は、特典乱数を取得し(S901)、取得した特典乱数が奇数であるかを判断する(S902)。ここで、CPU18は、取得した特典乱数が奇数、つまり、取得した特典乱数が当たりである場合(S902:YES)、リセットされている特典フラグを「1」にセットし(S903)、また、取得した特典乱数が偶数、つまり、取得した特典乱数がハズレである場合(S902:NO)、リセットされている特典フラグを「1」にセットすることなく、続けて処理を行う。
FIG. 16 shows the two-type V winning process by the
従って、2種のラウンド中に、次のラウンドへの継続を決める2種V入賞口9cへの入賞があったときに、特典フラグに関する振り分け抽選が行われ、振り分け抽選結果に応じて次のラウンドに行うラウンド処理が1種か2種かを決定する。
続けて、ラウンド更新フラグを「1」にセットし(S904)、リターンすることにより2種V入賞処理を終了する。
Therefore, when there is a winning at the 2nd
Subsequently, the round update flag is set to “1” (S904), and by returning, the type 2 V winning process is terminated.
図15に示す2種入賞処理において、CPU18は、上述のようにして2種V入賞処理を終了したときは(S805)、開放終了フラグを「1」にセットし(S806)、リターンすることにより2種入賞処理を終了する。これにより、CPU18は、図14に示す大当たり時羽根開放処理を終了するので、羽根9bの開閉が停止し、センター役物9への入賞が終了する。
In the two-type winning process shown in FIG. 15, when the two-type V winning process is completed as described above (S805), the
そして、図10に示す大当たり処理にて、CPU18は、ラウンド更新フラグが「1」であるかを確認する(S304)。この場合、ラウンド更新フラグは「1」にセットされているので、CPU18は、ラウンド更新フラグが「1」であると判断し(S304:YES)、ラウンド数をインクリメントすると共に(S306)、ラウンド更新フラグをリセットし(S307)、特典フラグに応じて次のラウンド処理を実行する。
Then, in the jackpot process shown in FIG. 10, the
以上の動作により、1種ラウンドから移行した最初の2種ラウンドで、特典フラグが0、つまりハズレの場合は、2回目の2種ラウンド処理が行われ、この2回目のラウンドにおいて、図15に示す2種入賞処理で2種V入賞することなく(S804:NO)、センター役物9内への入賞数が10回となるか(S807:YES)、羽根9bの開放数が18回となったときは(S808:YES)、開放終了フラグを「1」にセットし(S806)、リターンすることにより2種入賞処理を終了する。これに対して、2回目の2種ラウンド処理において、羽根9b内への入賞数が10回となるか、羽根9bの開放数が18回となるまでに、2種V入賞したときは(S804:YES)、2種V入賞処理に移行することにより(S805)、ラウンド更新フラグを1にセットし(S904)、特典乱数に応じて次のラウンドを実行する。
With the above operation, when the privilege flag is 0, that is, when it is lost in the first two rounds that have shifted from the first round, the second round process is performed for the second round. In the two-type winning process shown, the two-type V prize is not won (S804: NO), or the number of winnings in the
そして、CPU18は、上述のようにして2種ラウンド処理中にV入賞する毎に、特典乱数が奇数である限り、2種ラウンド処理を繰返して実行するが、ラウンド数が15回となった状態では(S803:YES)、2種V入賞口9cに入賞するかを判断しないために、入賞数が10回となるか(S807:YES)、開放数が18回となったときは(S808:YES)、たとえ2種V入賞口9cに入賞したとしても、ラウンド更新フラグを「1」とすることなく、開放終了フラグを「1」にセットし(S806)、リターンすることにより2種入賞処理を終了する。よって、遊技者は、1種大当たりから2種大当たりに移行するにしても、ラウンドの回数が多くなるほど多数の賞球を獲得することができる。
Then, every time the
しかし、2種ラウンド処理においては、2種V入賞口9cへの入賞確率は1種V入賞口への入賞確率より低く設定されているため、パンクする危険性が高く、さらに、1個入賞に対して10個賞球されると共に(1種ラウンドの場合、1個入賞に対して15個賞球)、大型入賞口7への入賞率に比較してセンター役物9内への入賞率が低いため、無駄玉が多くなって、大当たりにおいて獲得される賞球は、1種遊技の大当たりに比べ、少なく、また、不安定となる。
However, in the
そこで、図10に示す大当たり処理において、CPU18は、2種ラウンド処理において行われた特典フラグに関する振り分け抽選が、当たりである場合は(S302:YES)、1種ラウンド処理に移行し(S303)、ハズレである場合は(S302:NO)、2種ラウンド処理を継続し(S302:NO)、大当たり処理に関する処理を繰り返す。同様に、1種ラウンド処理において行われた特典フラグに関する振り分け抽選が、当たりである場合は、1種ラウンド処理を継続し(S302:YES)、ハズレである場合は、2種ラウンド処理に移行し(S302:NO)、大当たり処理に関する処理を繰り返す。この結果、それぞれのラウンド処理においてV入賞する毎に振り分け抽選に応じて次のラウンドが行われ、最大で15回目のラウンドの終了を以って、大当たりは終了する。
Therefore, in the jackpot process shown in FIG. 10, when the sorting lottery regarding the privilege flag performed in the two-round process is a win (S302: YES), the
このような実施例によれば、大当たり処理における1種ラウンド処理または2種ラウンド処理のそれぞれのラウンド中に、V入賞を確認した場合は、特典フラグに関する振り分け抽選を行い、抽選結果が当たりである場合は1種ラウンド処理を実行し、抽選結果がハズレである場合は2種ラウンド処理を実行するようにしたので、大当たり中におけるラウンドが、1種ラウンド、または1種ラウンドおよび2種ラウンドで構成されるようになる。従って、遊技者は、1種ラウンド中は、賞球数が大かつ安定な1種ラウンドから賞球数が小かつ不安定な2種ラウンドへ移行しないように緊張しながら遊技するようになると共に、2種ラウンド中は、2種ラウンドから1種ラウンドに移行することを期待しながら遊技するようになるので、大当たりの動作が1種と2種とが独立して実行する構成のものと違って、遊技者は、それぞれのラウンドにおいて、V入賞する毎に、次に行われるラウンドに対して期待感を持ち、遊技に熱中するようになる。また、大当たりした際の固定的な出玉を変化させることができ、1種遊技と2種遊技とが密接に絡み合い遊技性の幅が広がり、以って、パチンコ遊技機の興趣性を高めることができる。
また、本実施例では、大当たりのラウンドを1種ラウンドから実行するようにしたので、少なくとも1回目のラウンドのパンクを回避して遊技者に安心感を与えることができる。
According to such an example, when the V winning is confirmed during each of the 1st type round process or the 2nd type round process in the jackpot process, the sorting lottery regarding the privilege flag is performed, and the lottery result is a win. 1 type round process is executed in case, and if the lottery result is a loss, the 2 type round process is executed, so the round in jackpot is composed of 1 type round, or 1 type round and 2 type rounds Will come to be. Therefore, during the 1st round, the player will be playing with tension so as not to shift from the 1st round with a large and stable prize ball to the 2nd round with a small and unstable prize ball count. During the 2nd round, the game will be played with the expectation of shifting from the 2nd round to the 1st round, so the jackpot action is different from that of the configuration where the 1st and 2nd types are executed independently. Thus, each time the player wins a V in each round, the player has a sense of expectation for the next round and becomes enthusiastic about the game. In addition, it is possible to change the fixed appearance at the time of the big hit, and the
In the present embodiment, since the jackpot round is executed from the first round, it is possible to avoid the puncture of at least the first round and to give the player a sense of security.
(第2の実施例)
以下、本発明の第2の実施例を図17ないし図25に基づいて説明するに、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。第1の実施例と異なる構成は、センター役物9の入賞領域に貯留装置を設けたことである。
(Second embodiment)
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 17 to 25. The same parts as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, description thereof will be omitted, and different parts will be described. A different configuration from the first embodiment is that a storage device is provided in the winning area of the
センター役物9を示す図17および図18において、センター役物9の底部にある2種V入賞口9cに対応してパチンコ玉の貯留装置35が設けられている。この貯留装置35は、2種V入賞口9cに対して逆ハ字型に2枚の貯留板35aおよび貯留棒35bが、図17に示すように没入した放出状態と図18に示すように突出した貯留状態との間で可動するように具備されていることである。その他の構成は、第1の実施例と同様である。尚、通常時においては、貯留装置35は放出状態にある。
In FIG. 17 and FIG. 18 showing the
次に、本第2の実施例の作用につき第1の実施例と異なるところを図19ないし図25に基づき説明する。
図20は、CPU18による2種大当たり処理を示している。この図20において、CPU18は、ラウンド抽選乱数が0,1または2の何れであるかを判断する(S1001)。このラウンド抽選乱数とは、図8に示す始動入賞処理におけるステップS104において、大当たり乱数と共に取得した乱数(第2の実施例でのみ取得)であり、0〜2の3個の乱数値で構成される。CPU18は、ラウンド抽選乱数の乱数値が、0であった場合はN=1とし(S1001:YES,S1002),1であった場合はN=7とし(S1008:YES,S1009)、2であった場合はN=15とする(S1008:NO,S1010)。このNとは、貯留装置35を(N−1)ラウンドまで動作させることを示すものであり、例えば、N=15とは、14ラウンドまで貯留装置35を作動させることで、15ラウンドまでラウンド継続する可能性を高めることである。
Next, the difference of the operation of the second embodiment from the first embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 20 shows the two types of jackpot processing by the
ここで、CPU18は、このラウンド抽選乱数による抽選結果を液晶表示部10に表示する(S1003)。
尚、図19は、液晶表示部10の大当たり確定の表示から(図19(a))、ラウンド抽選中の表示(図19(b))、ラウンド抽選結果の表示(図19(c))の一連の表示順序を示すものであり、遊技者に対しては、抽選結果を液晶表示部10に表示することにより初めて認識される。
Here, the
FIG. 19 shows the display of the jackpot confirmation on the liquid crystal display unit 10 (FIG. 19A), the display during the round lottery (FIG. 19B), and the round lottery result display (FIG. 19C). This indicates a series of display orders, and is recognized for the player only by displaying the lottery result on the liquid
続いて、図20に示す大当たり処理にて、CPU18は、特典フラグをリセットし(S1004)、特典フラグが「1」であるかを確認する(S1005)。この特典フラグは後述するようにラウンド継続の可能性が低い2種ラウンドからラウンド継続の可能性が高い1種ラウンドに昇格することを示すフラグである。ここで、特典フラグを、ステップS1004にてリセットしているのは、大当たり成立した最初のラウンドを2種ラウンドから始めるためである。従って、CPU18は、特典フラグが「1」でないと判断し(S1005:NO)、2種ラウンド処理に移行する(S1011)。
Subsequently, in the jackpot process shown in FIG. 20, the
図21は、CPU18による2種ラウンド処理を示している。この図21において、CPU18は、ラウンド数がN未満かを判断する(S1101)。ここで、ラウンド数がN未満の場合(但し、Nが7または15の場合)、CPU18は、ラウンド数がN未満であると判断し(S1101:YES)、貯留装置35を貯留状態にし(S1102)、大当たり時役物開放処理と2種入賞処理とを並列に処理する(S1103,S1104)。この貯留装置35を貯留状態にするとは、貯留板35aおよび貯留棒35bを突出することにより、2種V入賞口9cに至る経路を遮断する。これにより、センター役物9内に入賞したパチンコ玉が2種V入賞口9cの手前で貯留装置35に貯留されるようになるので、ラウンド数がN未満であるラウンドにおいては、ハズレ入賞口9dに入賞するにしても2種V入賞口9cへの入賞は禁止されている。
FIG. 21 shows two-type round processing by the
尚、ラウンド数が1でNが1の場合は、ステップS1101において「NO」と判断され、貯留装置35が貯留状態とされることはない。
図22は、CPU18による2種入賞処理であり、CPU18は、センター役物9内の入賞を確認したときは(S1201:YES)、入賞数をインクリメントし(S1202)、ラウンド数が最終ラウンドである15回ではないと判断した場合には(S1203:NO)、V入賞するか(S1204)、入賞数が10に達するか(S1205)、開放数が18に達するか(S1211)を監視する。このとき、Nが1の場合は、貯留装置35が駆動されることはないので、この場合は、通常の2種のパチンコ遊技機と同一の動作となり、V入賞するか(S1204:YES)、センター役物9内に10回入賞するか(S1205:YES)、羽根9bの開放数が18回となるか(S1211:YES)の何れかとなったところで、終了処理に移行する(S1206)。
If the number of rounds is 1 and N is 1, it is determined as “NO” in step S1101, and the
FIG. 22 shows the two types of winning process by the
これに対して、Nが7または15の場合は、2種V入賞口9cへの入賞は貯留装置35により禁止されているので、V入賞することはなく、センター役物9内に10回入賞するか(S1205:YES)、羽根9bの開放数が18回となるか(S1211:YES)の何れかとなったところで、終了処理に移行する(S1206)。
図23に示す終了処理において、CPU18は、開放終了フラグを「1」にセットすると共に(S1301)、貯留装置35が貯留状態である場合は(S1302:YES)、貯留装置35を放出状態にし(S1303)、リターンすることにより終了処理を終了する。このとき、Nが7または15の場合において貯留装置35にパチンコ玉が貯留されていれば、放出状態にすることに伴って、パチンコ玉は極めて高い確率でV入賞する。
On the other hand, when N is 7 or 15, winning in the 2nd class
In the end process shown in FIG. 23, the
図22に示す2種入賞処理において、CPU18は、上述のようにして終了処理が終了したときに、ラウンド数が最終ラウンドである15回でない状態で(S1207:NO)、V入賞を確認できない場合(S1208:NO)、つまりNが1の場合は貯留装置35を放出状態に維持したまま、V入賞を確認できない場合、また、Nが7または15の場合は貯留装置35を貯留状態から放出状態にしたにも関わらず、V入賞を確認できない場合は、その後の処理を経て、大当たり処理を終了する。これに対して、V入賞を確認した場合は(S1208:YES)、2種V入賞処理に移行する(S1209)。
In the two-type winning process shown in FIG. 22, when the end process is completed as described above, the
図24に示す2種V入賞処理において、CPU18は、現在のラウンド数がNであるかを判断する(S1401)。ここで、ラウンド数がNではない場合は、CPU18は、ラウンド数がNでないと判断し(S1401:NO)、ラウンド更新フラグを「1」にセットし(S1403)、リターンすることにより2種V入賞処理を終了する。
図20に示す大当たり処理において、CPU18は、ラウンド継続に関する処理を行い(S1007,S1012,S1013)、特典フラグが「1」であるかを判断する(S1005)。ここで、特典フラグはラウンド数がNでない限りリセットされたままなので、CPU18は、特典フラグが「1」でないと判断し(S1005:NO)、2種ラウンド処理に移行する(S1011)。そして、2種V入賞を確認する毎に2種ラウンドを継続させ(S1208,S1403)、最大で(N−1)回目のラウンドが終了するまで継続して処理を行う。
In the type 2 V winning process shown in FIG. 24, the
In the jackpot process shown in FIG. 20, the
そして、図20に示す大当たり処理において、N回目のラウンドになった場合は、図21に示す2種ラウンド処理において、CPU18は、ラウンド数がNであると判断し(S1101:NO)、貯留装置35を貯留状態にすることなく2種ラウンド処理を続ける。
以上の動作により、Nが7または15の場合は、ラウンド中にV入賞する限り(N−1)回目のラウンドまでは貯留装置35の貯留状態に続く放出状態によりV入賞が行われ、N回目のラウンドは貯留装置35を使用することなく通常の2種入賞が行われることになり、V入賞の確率はそれまでのラウンドに比較して極めて低くなる。
And in the jackpot process shown in FIG. 20, when it becomes the Nth round, in the 2nd type round process shown in FIG. 21, CPU18 judges that the number of rounds is N (S1101: NO), and storage apparatus The two-round process is continued without putting 35 into the storage state.
By the above operation, when N is 7 or 15, as long as the V prize is won during the round, the V prize is performed by the discharge state following the storage state of the
ここで、ラウンド数がN回の場合は、貯留装置35は作動してないため、V入賞する可能性はあるが、ハズレ入賞率に比しV入賞確率は低くなっているので、CPU18は、図22に示す2種入賞処理にて、2種V入賞するか(S1204)、入賞数が10に達するか(S1205)、開放数が18に達するか(S1211)を監視した際に、2種V入賞する前に、センター役物9内に10回入賞するか(S1205:YES)、羽根9bの開放数が18回となるか(S1211:YES)の何れかとなった場合は、終了処理に移行し(S1206)、その後の処理を経て、大当たり処理を終了する。
Here, when the number of rounds is N, the
しかし、CPU18は、入賞数が10に達するか(S1205)、開放数が18に達する前に(S1211)、2種V入賞を確認した場合は(S1204:YES)、終了処理を行い(S1210)、2種V入賞処理へ移行する(S1209)。
図24に示す2種V入賞処理において、CPU18は、ラウンド数がNであると判断したときは(S1401:YES)、特典フラグを「1」にセットすると共に(S1402)、更新フラグを「1」にセットし(S1403)、その後の処理を経て、大当たり処理に戻る。
However, the
In the type 2 V winning process shown in FIG. 24, when the
図20に示す大当たり処理において、CPU18は、ラウンド継続に関する処理を行い(S1007,S1011,S1012)、特典フラグが「1」であるかを確認する(S1005)。ここで、2種V入賞処理にて、特典フラグは「1」にセットされているので、CPU18は、特典フラグが「1」であると判断し(S1005:YES)、1種ラウンド処理に移行する(S1006)。
In the jackpot process shown in FIG. 20, the
要するに、2種ラウンドにおいて、貯留装置35によるV入賞が行われないN回目のラウンド中にV入賞しなかったときは、そのラウンドで大当たりが終了し、V入賞したときは1種ラウンドに移行するのである。
1種ラウンド処理は、図11に示した1種ラウンド処理と同一であり、CPU18は、図11に示した1種ラウンド処理に関する処理にて、1種V入賞を確認した場合は(S408)、1種V入賞処理に移行する(S409)。
In short, in the 2nd round, if the V prize is not won during the Nth round in which the V prize is not made by the
The
図25に示す1種V入賞処理において、CPU18は、ラウンド更新フラグを「1」にセットすると共に、シーソー式役物を1種通常入賞口7c側へ傾斜させ(S1502)、リターンすることにより1種V入賞処理を終了する。ここで、本実施例では、第1の実施例にあるような特典フラグに関するステップを行わないため、特典フラグがリセットされることはない。これにより、1種のラウンドから2種のラウンドに移行することはない。また、シーソー式役物7dを1種通常入賞口7c側へ傾斜させることから、以後においては、V入賞する確率が低くなる。
In the type 1 V winning process shown in FIG. 25, the
CPU18は、上述のようにして1種ラウンド処理終了後は、ラウンド継続に関する処理を行い(S1007,S10011,S1012)、特典フラグが「1」であるか確認する(S1005)。ここでは、1種ラウンド処理に移行した後の処理においては、特典フラグをリセットする処理を行わないので、CPU18は、特典フラグは「1」であると判断し(S1005:YES)、1種ラウンド処理を行い(S1006)、1種V入賞を確認する毎に1種ラウンドを継続させ(S408,S1501)、最大で15ラウンドまで継続して行う。
CPU18 performs the process regarding round continuation after completion | finish of 1 type round processing as mentioned above (S1007, S10011, S1012), and confirms whether a privilege flag is "1" (S1005). Here, since the process for resetting the privilege flag is not performed in the process after the transition to the one-type round process, the
以上の動作により、遊技者が、大当たり中のNラウンド目の2種ラウンド処理において、通常の入賞確率でもって2種V入賞をさせた場合は、特典フラグが「1」にセットされ、1種ラウンドに移行し、以後は1種ラウンドを実行するようにしたので、遊技者には、N回目のラウンドにおいて、賞球数が小かつ不安定な2種ラウンドから賞球数が大かつ安定な1種ラウンドに移行する機会が与えられる。従って、遊技者は、N回目のラウンドにおいて、2種V入賞させることで、その後のラウンドを1種ラウンドに昇格させるようとする新たな遊技性と、2種V入賞するかしないかの適度な不安感と共に1種ラウンド昇格による大きな賞球を得ようとする期待感とにより、以って、新たな遊技性が生まれると同時に遊技に熱中するようになる。また、大当たりした際の固定的な出玉を変化させることができ、1種遊技と2種遊技とが密接に絡み合い遊技性の幅が広がり、以って、パチンコ遊技機の興趣性を一層高めることができる。
As a result of the above operation, when the player makes a two-type V prize with a normal winning probability in the N-type two-round process of the big hit, the privilege flag is set to “1” and the one type Since the transition to the round and the subsequent one-type round is executed, the player can increase the number of prize balls in the Nth round from the two kinds of rounds with small and unstable prize balls. Opportunity to move to the first round. Therefore, in the N-th round, the player has a new gameability that promotes the subsequent round to the 1st round by winning the 2nd class V prize, and whether the 2nd class V is won or not. With a sense of anxiety and a sense of expectation to obtain a large prize ball by promotion of one kind of round, a new game is born, and at the same time, the game becomes enthusiastic. In addition, it is possible to change the fixed appearance at the time of a big hit, and the
(その他の実施例)
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
上記第1の実施例において、大当たりが成立し、最初に行うラウンド処理を1種ラウンド処理としたが、必ずしも、1種ラウンド処理から始める必要はない。
上記第1または2の実施例において、それぞれのラウンド処理においてV入賞する毎に、次のラウンドに行うラウンド処理を決定するための振り分け抽選を行う作用としたが、それぞれのラウンド処理においてV入賞する毎に、振り分け抽選を行う必要はなく、始動入賞処理における大当たり乱数取得時に別途乱数を取得し、取得した大当たり乱数が大当たりとなった場合に、別途乱数による抽選により、振り分け抽選を行うラウンドを決める(例えば、奇数のラウンドで振り分け抽選を行ったり、前半の8ラウンドまですべてのラウンドにおいて振り分け抽選を行う等のパターンを決めておき、別途乱数に対応付ける)作用としてもよい。
(Other examples)
The present invention is not limited to the above embodiment, but can be modified or expanded as follows.
In the first embodiment, the jackpot is established and the first round process is the one-type round process, but it is not always necessary to start with the one-type round process.
In the first or second embodiment, each time a V prize is won in each round process, an action of performing a lottery for determining the round process to be performed in the next round is performed. However, a V prize is awarded in each round process. There is no need to perform a lottery every time, and when a big hit random number is acquired in the start winning process, a random number is separately acquired. (For example, a distribution lottery is performed in an odd number of rounds, or a distribution lottery is performed in all the rounds up to the first eight rounds, and the patterns are separately associated with random numbers).
また、それぞれのV入賞処理における振り分け乱数取得時に別途乱数を取得し、次のラウンドに振り分け乱数抽選を行うか否か、あるいは、次回のラウンド以降、何回振り分け抽選を行うまたは行わないかを別途乱数による抽選により決める(何回振り分け抽選を行うまたは行わないかを決め、その後の動作は、振り分け乱数抽選を行うまたは行わない等といったパターンを予め決めておき、別途乱数に対応付ける)作用としてもよい。 In addition, when a random number is separately acquired in each V winning process, a random number is separately acquired, and whether or not the random number lottery is performed in the next round, or how many times the random lottery is performed or not after the next round is separately determined. It may be determined by random number lottery (determine how many times the lottery is to be performed or not, and the subsequent operation is to determine a pattern such as whether to perform random lottery or not, and associate it with a random number separately). .
また、2種ラウンド処理中のセンター役物9の開放状態において、センター役物9に具備された右羽根9bからの入賞数と、左羽根9bからの入賞数とに応じて、次のラウンドの振り分け抽選を行うかを決めてもよいし、或いは、次のラウンドからすべて1種のラウンドのみ行うように昇格させてもよい。例えば、左羽根9bから7球以上入賞した場合や右羽根9bから5球以上入賞した場合等の条件のように、どちらかの羽根9bからの入賞数に応じて、振り分け抽選或いは1種ラウンド昇格を行うかどうかを決める複数の条件を用意し、予め別途設けられた条件用乱数とこの条件とを対応付ける。そして、前のラウンドのV入賞時に、この条件用乱数を取得し、現在のラウンド中に、取得した条件用乱数に対応した条件を満たした場合に、振り分け抽選を行うか或いは昇格させてもよい。また、左右どちらかの羽根からの入賞を条件にするかを予め別途設けられた条件乱数により抽選し、抽選された羽根9bに固定された球数(例えば6球であり、この個数は総入賞数である10球の過半数以上であることが望ましい)が入賞することを条件に、振り分け抽選を行うか或いは昇格させてもよい。ここで、通常、遊技者は、どちらに入賞させればよいか分からないが、ある条件(例えば、最終ラウンドに近づく程といった条件であったり、偶数ラウンドのみといった条件であったり等)を満たした場合に、そのことを報知(例えば、液晶表示部10に矢印などを表示し、遊技者に対して、認識させる)するようにしてもよいし、報知する確率を高めるだけで報知しない時があるようにしてもよい。
In the open state of the
また、それぞれのラウンド処理において、ラウンド開始から所定数の入賞を確認するまでにかかった時間に応じて、振り分ける作用としてもよく、例えば、1種ラウンド処理においては、まず、1種ラウンドの開始である大型入賞口7を開放してから10秒以内に10球の入賞を確認した場合は、次のラウンドは1種ラウンドを行い、一方、入賞を確認できない場合は、次のラウンドは2種ラウンドあるいは振り分け抽選を行う。また、2種ラウンド処理においては、まず、2種ラウンド処理の開始である羽根9bを開閉し始めてから10回の開閉(羽根1回の開閉時間は、開放は1秒、閉鎖は1秒の計2秒で構成される)以内に10球の入賞を確認した場合は、次のラウンドは1種ラウンドあるいは振り分け抽選を行い、一方入賞を確認できない場合は、次のラウンドは2種ラウンドを行う。
Moreover, in each round process, it is good also as an effect | action which distributes according to the time required from the round start to the confirmation of the predetermined number of winnings. For example, in the 1 type round process, first, at the start of 1 type round. If a 10-ball prize is confirmed within 10 seconds after opening a certain
さらに、2種ラウンド処理においては、2種ラウンド処理の開始である羽根9bを開閉し始めてから、2種V入賞するまでの時間或いは開放回数に応じて、次のラウンドに振り分け抽選を行うか決めてもよいし、または、次のラウンドからすべて1種のラウンドのみ行うように昇格させてもよい。
上記第2の実施例において、2種ラウンド処理中におけるN回目のラウンドである貯留装置35が放出状態にあるラウンドで、2種V入賞した時に、次のラウンドからすべて1種のラウンドのみ行うように昇格させる作用としたが、2種V入賞した時に、次のラウンドに行うラウンド処理を決定するための振り分け抽選を行う作用としてもよく、また、N回目のラウンドから所定回数のラウンド継続した場合に、振り分け抽選或いは1種ラウンドに昇格するようにしてもよい。この所定回数のラウンド継続数は、大当たり毎に乱数抽選などにより変更してもよいし固定(例えば3回)してもよい。
Furthermore, in the
In the second embodiment, when the
上記実施例において、大当たり図柄に関連することなく、次のラウンドにどちらのラウンド処理を行うか決定する作用としたが、大当たり図柄に関連させて振り分け方法を決定する作用としてもよく、例えば、大当たり図柄が「7」であるときは、全ラウンドにおいて、1種ラウンド処理を行い、大当たり図柄が「3」であるときは、第2の実施例にあるような、2種ラウンド処理中のN回目のラウンドである貯留装置35が放出状態にあるラウンドで、2種V入賞した時に、次のラウンドからすべて1種ラウンド処理のみ行い、大当たり図柄が「1」であるときは、第1の実施例にあるような、それぞれのラウンド処理中にそれぞれのV入賞を確認する毎に、振り分け乱数抽選により次のラウンドに行うラウンド処理を決定し、大当たり図柄が「5」であるときは、1種ラウンド処理と2種ラウンド処理とをラウンド毎に交互に行い、大当たり図柄が「9」であるときは、前記したような、それぞれのラウンド処理において、ラウンド開始から所定数の入賞を確認するまでにかかった時間に応じて、振り分けるラウンド処理を決定し、大当たり図柄が上記以外であるときは、全ラウンドにおいて、2種ラウンド処理を行う作用としてもよい。ここで、大当たり図柄の決定は、大当たり乱数取得時に一緒に取得した大当たり図柄乱数(0ないし9の10個の乱数値により構成され、取得した大当たり図柄乱数の数値を大当たり図柄として表示する乱数であり、大当たり乱数が大当たりとならない場合は無効となる)から決めてもよいし、前回の大当たりからの図柄変動の総回数(100回以内なら、大当たり図柄は「1」であり、700回以上なら、大当たり図柄は「7」である等とする)から決めてもよい。また、上記では、大当たり図柄に関連させて振り分け方法を決定する作用としたため、遊技者は、液晶表示部10に大当たり図柄が確定表示されたことにより、大当たり図柄乱数の抽選結果を認識するが、大当たり図柄乱数の抽選結果を、大当たり図柄確定表示とは別に表示させて認識させるようにしてもよい。
In the above embodiment, the action of determining which round processing is performed in the next round is not related to the jackpot symbol, but may be the action of determining the distribution method in relation to the jackpot symbol. When the symbol is “7”, the first round processing is performed in all rounds. When the jackpot symbol is “3”, the Nth round during the second round processing as in the second embodiment. In the round in which the
上記実施例において、1種役物と2種役物とは独立して作動するようにしたが、1種役物と2種役物が同時に作動してもよく、例えば、抽選乱数が「7」等の特別な数字の場合あるいは2種のV入賞時に乱数を取得し、取得した乱数が特定の乱数であった場合に同時に作動するようにしてもよい。
上記実施例において、1種パチンコ遊技機の機能を備えたパチンコ遊技機に適用する構成としたが、3種パチンコ遊技機の機能を備えたパチンコ機に適用したり、通常のV入賞により大当たりが発生する2種パチンコ遊技機に適用したりする構成としてもよい。
In the above-described embodiment, the first and second kinds of functions are operated independently. However, the first and second kinds of functions may be operated simultaneously. For example, the lottery random number is “7”. In the case of a special number such as “”, or when two types of V prizes are received, a random number may be acquired, and when the acquired random number is a specific random number, it may be operated simultaneously.
In the above embodiment, it is configured to be applied to a pachinko gaming machine having the function of a one-type pachinko gaming machine, but it can be applied to a pachinko machine having the function of a three-type pachinko gaming machine, or a big hit by a normal V prize. It is good also as a structure applied to the 2 type pachinko game machine which generate | occur | produces.
図面中、1はパチンコ遊技機、6は始動入賞口、7は大型入賞口、7aは電動役物、7bは1種V入賞口、7cは1種通常入賞口、7dはシーソー式役物、8は複合役物、9はセンター役物(第2役物)、9bは羽根、9cは2種V入賞口、10は液晶表示部(第1役物)、18はCPUを示す。 In the drawings, 1 is a pachinko machine, 6 is a start winning opening, 7 is a large winning opening, 7a is an electric winning combination, 7b is a 1 type V winning opening, 7c is one normal winning opening, 7d is a seesaw type winning combination, Reference numeral 8 is a composite combination, 9 is a center combination (second combination), 9b is a blade, 9c is a two-type V prize opening, 10 is a liquid crystal display (first combination), and 18 is a CPU.
Claims (3)
前記ラウンドにおいて継続的に開放されることで入賞可能となる第1役物と、
前記ラウンドにおいて一対の羽根を間欠的に拡開することで開放され、その拡開された羽根から入賞領域へと入賞可能となることで、当該入賞領域への入賞率が前記第1役物の入賞率よりも低い第2役物とを備え、
前記第1役物、及び前記第2役物は、次のラウンドへの継続を決める入賞口であるV入賞口を各々有し、
前記第2役物のV入賞口の入賞率は、前記第1役物のV入賞口の入賞率よりも低く、
前記ラウンドとして、前記第1役物を開放対象とする第1のラウンドと、前記第2役物を開放対象とする第2のラウンドとが設けられ、
前記第2のラウンド中に成立し得る所定条件の成立に応じて、その所定条件成立後の次のラウンドを前記第1のラウンドとするか否かの振分抽選、或いは前記次のラウンド以降のすべてのラウンドを前記第1のラウンドとするラウンド昇格を行う振分処理を行い、
前記所定条件は、前記一対の羽根のどちらかの羽根を対象として、その対象となる羽根からの入賞数に応じて成立し、その対象となる羽根をいずれにするかを抽選により決定することを特徴とするパチンコ遊技機。 In pachinko machines that generate jackpots composed of rounds,
A first combination that can be won by being continuously released in the round ;
In the round, the pair of blades are opened by intermittently expanding, and winning can be made from the expanded blades to the winning area. and a lower than winning rate second roles thereof,
Each of the first winning combination and the second winning combination has a V winning opening which is a winning opening that determines continuation to the next round,
The winning rate of the second winning combination V winning opening is lower than the winning rate of the first winning combination V winning opening,
As the rounds, there are provided a first round for opening the first accessory and a second round for releasing the second accessory,
In accordance with the establishment of a predetermined condition that can be established during the second round, a lottery for determining whether or not the next round after the establishment of the predetermined condition is the first round, or after the next round Perform a distribution process to promote rounds with all rounds as the first round,
The predetermined condition is established for one of the pair of blades according to the number of winning prizes from the target blade, and determining which of the target blade is to be determined by lottery. Characteristic pachinko machine.
前記所定条件を成立させるための対象となる羽根がいずれであるのかを、遊技者に対して報知可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。 The second accessory has the pair of blades by providing the blades on each of the left and right sides of the frame-shaped portion surrounding the winning area,
2. The pachinko gaming machine according to claim 1, wherein the pachinko gaming machine is configured to be able to notify a player which blade is a target for establishing the predetermined condition .
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