JP4468561B2 - Roof lining and pillar garnish mounting structure - Google Patents

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JP4468561B2 JP2000263741A JP2000263741A JP4468561B2 JP 4468561 B2 JP4468561 B2 JP 4468561B2 JP 2000263741 A JP2000263741 A JP 2000263741A JP 2000263741 A JP2000263741 A JP 2000263741A JP 4468561 B2 JP4468561 B2 JP 4468561B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のボディ内側にルーフライニングとピラーガーニッシュを取り付けるルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、自動車のボディ上方に設けられるルーフパネルの内側は、全体がルーフライニングにより覆われている。また、ルーフパネルを支持するピラーの内側は、ピラーガーニッシュにより覆われている。ピラーガーニッシュは、その上端部を、ルーフライニングの端部に上から被せるようにして取り付けられている。
【0003】
前記ルーフライニングは、ルーフパネルの内側にルーフパネルと所定間隔を持って取り付けられている。従来、ルーフライニングの端部を、ピラーガーニッシュの上端部内側に当接させるために、例えば、図4や図5に示すような構成が採用されている。図4および図5は、従来のルーフライニング102の取付構造例を示す要部縦断面図である。
【0004】
図4の取付構造例では、ルーフライニング102の裏側にクッション材103が取り付けられており、クッション材103がボディ(ルーフパネル)101とルーフライニング102の間に介在されている。この構成により、ルーフライニング102が車内側(図中左下側)へ押し出される。
また、図5の取付構造例では、ルーフライニング102側へ突出する当て面104がボディ101に設けられており、当て面104がルーフライニング102の裏面に当接されている。この構成により、ルーフライニング102が車内側へ押し出される。
【0005】
以上のようにして、ルーフライニング102の端部が車内側へ押し出され、ルーフライニング102の端部を車内側から被すように配置される図示しないピラーガーニッシュに、ルーフライニング102端部が当接される。これにより、ルーフライニング102とピラーガーニッシュの間に隙間ができないようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、頭部衝突による衝撃を吸収するため、ルーフライニングとルーフパネルの間に衝撃吸収材を設置することが行われている。これに伴い、ルーフパネルとルーフライニングとの間隔が、従来に比べてより広く確保されるようになっている。
【0007】
この場合においては、図5に示す、ボディ101の当て面104によりルーフライニング102を車内側へ押し出す方法を適用することができない。また、図4に示す、ルーフライニング102の裏側にクッション材103を設ける方法を適用した場合には、クッション材103のサイズが大型化するため、よりコストが多くかかってしまう、という問題が生じていた。
【0008】
本発明の課題は、ルーフライニングとボディとの間隔が大きい場合にも、コストを増加させずに、ルーフライニングとピラーガーニッシュとの間の隙間発生を防止できる、ルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、例えば、図3に示すように、自動車のボディ3内側にルーフライニング1とピラーガーニッシュ2を取り付けるルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造であって、前記ルーフライニング1の端部には、前記ルーフライニング1の車内側の表面から車外側の裏面に上下に貫通した穴16が設けられ、前記ピラーガーニッシュ2が前記ルーフライニング1の端部を覆って、前記ピラーガーニッシュ2の車外側の裏面には、上方へ向けて突出する凸部24が設けられ、延出部23が前記凸部24から左右方向車外側へ延出し、前記延出部23の付け根部分の左右方向車外側には、左右方向車外側に開口する凹部25が形成され、前記延出部23が下から前記穴16に挿入され、前記延出部23の突端が前記穴16の左右方向車外側の縁部18よりも車外側に位置し、前記穴16の左右方向車外側の縁部18が前記凹部25内に位置し、前記ピラーガーニッシュ2の上端部21が前記穴16よりも左右方向車内側において前記ルーフライニング1の表面に当接していることを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、ルーフライニングとピラーガーニッシュとが連動して動くことになる。したがって、ルーフライニングとピラーガーニッシュの間に隙間が生じるのを防止できる。
【0012】
また、自動車のボディとルーフライニングとの間隔が異なる場合においても、凸部、延出部、穴の構成(サイズなど)を特に変更する必要がない。したがって、ルーフライニングとボディとの間隔が大きい場合に、従来では、隙間発生の防止のためのクッション材のサイズが大型化して、よりコストが多くかかっていたのに対し、請求項1記載の発明では、同じ構成の凸部、延出部、穴を使用して隙間発生を防止できるので、コストを増加させずに済ませることができる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造において、前記穴16の左右方向車外側の縁部18が前記延出部23の下から前記延出部23に当接していることを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、穴の左右方向車外側の縁部が延出部の下から延出部に当接しているので、延出部・凸部が穴からルーフライニングの面直方向に外れるのが規制される。したがって、ルーフライニング自体がその面直方向に沿って動く場合などに、ルーフライニングとピラーガーニッシュとの間に隙間が生じるのを防止できる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造において、前記凸部24が前記穴16の左右方向車内側の縁部17に当接していることを特徴とする。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、凸部が穴の左右方向車内側の縁部に当接しているので、凸部・延出部と穴とがルーフライニングの面沿い方向に外れるのが規制される。したがって、ルーフライニング自体がその面沿い方向に沿って動く場合などに、ルーフライニングとピラーガーニッシュとの間に隙間が生じるのを防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
図1に示すように、本発明の実施の形態例のルーフライニング1は、自動車のボディ3の上方に設けられるルーフパネル30の内側に取り付けられている。図1は、ボディ3の内側にルーフライニング1を取り付けた状態を示す要部底面図である。すなわち、図1は、自動車の車内側からルーフを上方に見上げた様子を示している。
【0023】
ルーフライニング1は、樹脂などの素材で形成されており、平面視略長方形状をなし、若干上凸に湾曲されている。また、ルーフライニング1は、その長辺側を自動車の前後方向に向けて配設されるものである。図1中においては、ルーフライニング1の一側部を省略している。
【0024】
ルーフライニング1の前方には、ルームミラーの柄を取り付けるための穴11と、サンバイザーの柄を取り付けるための穴12が形成されている。また、ルーフライニング1の略中央には、ルームライトを埋め込むための穴13が形成されている。また、ルーフライニング1の側方には、アシストグリップの柄を取り付けるための穴14が形成されている。
【0025】
ボディ3の側方には、ルーフパネル30を支持するピラー31・32・33が設けられている。前方には、フロントピラー31が、略中央にはセンターピラー32が、後方には、リアピラー33がそれぞれ配置されている。
【0026】
図2に示すように、ピラーガーニッシュ2の上端部が被せられるルーフライニング1の端部には、被係合部となる穴16が、一体成形により形成されている。図2は、図1中のX円部におけるルーフライニング1と、ピラーガーニッシュ2の上端部とを示す要部分解底面図である。なお、図2中においては、ボディ3を図示省略している。
【0027】
ルーフライニング1端部の合わせ位置15は、ルーフライニング1とピラーガーニッシュ2とをボディ3に取り付けた際に、ピラーガーニッシュ2の上端縁部21が合わせられる位置を示している。ピラーガーニッシュ2の取付においては、紙面の表側から、ピラーガーニッシュ2の上端縁部21が、ルーフライニング1に当接されることになる(矢印Y)。
【0028】
図2に示すピラーガーニッシュ2は、図1に示すフロントピラー31の内側に取り付けられるフロントピラーガーニッシュである。ピラーガーニッシュ2は、例えば、ポリプロピレン樹脂などにより形成されている。ピラーガーニッシュ2の上端部裏面には、係合部となる突出部22が、ピラーガーニッシュ2の裏面側に突出して形成されている。突出部22は、ピラーガーニッシュ2に一体成形により形成されるリブである。
【0029】
図3に示すように、突出部22には、ピラーガーニッシュ2をボディ3に取り付けた状態において、上方へ向けて突出する凸部24と、凸部24の車外側(図3中の右側)に配置され、車外側へ向けて延出する延出部23と、が形成されている。延出部23下端の車外側には、車外側に開口する凹部25が形成されている。図3は、図2中のA−A’断面において、ボディ3にルーフライニング1とピラーガーニッシュ2とを取り付けた状態を示す要部縦断面図である。
【0030】
次に、ボディ3にルーフライニング1とピラーガーニッシュ2を取り付ける、ルーフライニング1とピラーガーニッシュ2の取付構造について説明する。
【0031】
図3に示すように、ピラーガーニッシュ2は、その上端部を、ルーフライニング1の端部に車内側(図3中において左下側)から被せるようにして、ボディ3に対して取り付けられている。これにより、ルーフライニング1の端部に設けられた穴16が、ピラーガーニッシュ2の裏面側に配置されている。
【0032】
ピラーガーニッシュ2の上端縁部21は、ルーフライニング1の車内側表面に当接されている。また、ピラーガーニッシュ2に設けられた突出部22は、ルーフライニング1に形成された穴16の内部に挿入されている。
【0033】
突出部22に形成された延出部23の下部は、穴16の車外側の縁部18に当接されている。これにより、突出部22が、ルーフライニング1の面直方向aに沿って下方に外れるのが規制されている。また、突出部22に形成された凸部24は、穴16の車内側の縁部17に当接されている。これにより、突出部22が、ルーフライニング1の面沿い方向bに沿って車内側へ外れるのが規制されている。
【0034】
次に、上述の取付構造により得られる作用について説明する。
【0035】
車内側からの衝撃(例えば、図2中×印で示した部分を指で押す)などにより、ルーフライニング1が、その面直方向aに沿って動いた場合には、穴16の縁部18(第1の規制部)が、突出部22の延出部23を下方から持ち上げる。
これにより、突出部22は穴16から外れず、ルーフライニング1が面直方向aに沿って動くとともに、ピラーガーニッシュ2も連動して面直方向aに沿って動くことになる。また、延出部23が下方から持ち上げられるので、ピラーガーニッシュ2の上端縁部21が、ルーフライニング1の車内側表面に付勢された状態を保持するため、ルーフライニング1の表面とピラーガーニッシュ2の上端縁部21との間で隙間があくことはない。
【0036】
また、ルーフライニング1が、その面沿い方向bに沿って動いた場合には、穴16の縁部18(第2の規制部)が、突出部22の凹部25を面沿い方向bへ押す。
これにより、突出部22は穴16から外れず、ルーフライニング1が面沿い方向bに沿って動くとともに、ピラーガーニッシュ2も連動して面沿い方向bに沿って動くことになる。また、この際には、縁部18が、図3に図示されている状態よりも、よりピラーガーニッシュ2側に近づいた状態となるので、ピラーガーニッシュ2の上端縁部21が、ルーフライニング1の車内側表面に付勢された状態を保持する。したがって、ルーフライニング1の表面とピラーガーニッシュ2の上端縁部21との間で隙間があくことはない。
【0037】
また、ルーフライニング1が、その面に沿って、図3中の右下へ向かう方向に動いた場合には、穴16の縁部17(第2の規制部)が、突出部22の凸部24を図3中の右下へ押す。
これにより、突出部22は穴16から外れず、ルーフライニング1が右下方向に沿って動くとともに、ピラーガーニッシュ2も連動して右下方向に沿って動くことになる。また、この際には、縁部17が凸部24に当接し、かつ、縁部18が延出部23の下部に当接した状態を保つので、ピラーガーニッシュ2の上端縁部21が、ルーフライニング1の車内側表面から離れない。したがって、ルーフライニング1の表面とピラーガーニッシュ2の上端縁部21との間で隙間があくことはない。
【0038】
以上のようにして、ピラーガーニッシュ2の上端部裏面に設けられた突出部22は、ルーフライニング1に設けられた穴16と互いに係合されている。
【0039】
上述のとおり、本発明の実施の形態のルーフライニング1とピラーガーニッシュ2の取付構造によれば、ピラーガーニッシュ2の突出部22が、ルーフライニング1の穴16に係合しているので、ルーフライニング1とピラーガーニッシュ2とが離れる方向に動く場合などに、ルーフライニング1とピラーガーニッシュ2とが連動して動くことになる。したがって、ルーフライニング1とピラーガーニッシュ2の間に隙間が生じるのを防止できる。
【0040】
また、ピラーガーニッシュ2の突出部22がルーフライニング1の穴16に係合する構成としているので、自動車のボディ3とルーフライニング1との間隔が異なる場合においても、突出部22と穴16の構成(サイズなど)を特に変更する必要がない。
詳しく説明すると、従来では、ルーフライニングとボディとの間隔が大きい場合に、隙間発生の防止のためのクッション材のサイズが大型化して、よりコストが多くかかっていた。これに対し、本実施の形態例のルーフライニング1とピラーガーニッシュ2の取付構造では、ボディ3とルーフライニング1との間隔の大きさに従って突出部22や穴16の構成を変更する必要がないので、従来と異なり、コストを増加させずに済ませることができる。
【0041】
また、突出部22はピラーガーニッシュ2に、穴16はルーフライニング1に、それぞれ一体成形により設けられているので、ピラーガーニッシュ2とルーフライニング1とを互いに係合させるための係合部材を、別途に取り付ける必要がない。したがって、部品点数の増加と、組付工数の増加とを抑えることができる。
【0042】
また、ピラーガーニッシュ2の突出部22を、ルーフライニング1の穴16に挿入するだけで、突出部22を穴16に係合できるので、ピラーガーニッシュ2の上端部を、ピラーガーニッシュ2の裏面側に配置されるルーフライニング1に対して、容易に係合させることができる。
【0043】
なお、以上の実施の形態においては、フロントピラーガーニッシュであるピラーガーニッシュ2の取付構造について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、センターピラーガーニッシュなど、その他のピラーガーニッシュの取付構造にも同様に適用できる。
【0044】
また、突出部22はリブであるものとしたが、これに限らず、例えば、ボスなど、他の適当な形状の係合部材に置き換えるものとしても良い。
【0045】
また、突出部22、穴16は、ピラーガーニッシュ2、ルーフライニング1にそれぞれ一体成形により形成されているものとしたが、これに限らず、ピラーガーニッシュ2、ルーフライニング1に係合部材を別途取り付けることにより、突出部22や穴16などの係合部、被係合部を設ける構成としても良い。
【0046】
また、ピラーガーニッシュ2の上端部をルーフライニング1に係合させるのに、突出部22と穴16を利用するものとしたが、これに限らず、例えば、穴をピラーガーニッシュ2の端部裏面に、突出部をルーフライニング1の端部に設けて、この突出部をピラーガーニッシュ2に設けられた穴に係合するなど、その他、具体的な細部構造等について適宜に変更可能であることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ルーフライニングとピラーガーニッシュとが連動して動くので、ルーフライニングとピラーガーニッシュとの間に隙間が生じるのを防止できる。また、ルーフライニングとボディとの間隔が大きい場合にも、同じ構成の凸部、延出部、穴を使用して隙間発生を防止できるので、コストの増加を抑えることができる。
【0048】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、ルーフライニングとピラーガーニッシュとの間に隙間が生じるのを防止できる。
【0049】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、ルーフライニングとピラーガーニッシュとの間に隙間が生じるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のルーフライニングをボディに取り付けた状態を示す要部底面図である。
【図2】図1中のX円部におけるルーフライニングと、ピラーガーニッシュを示す要部分解底面図である。
【図3】図2中のA−A’断面における、ルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造を示す要部縦断面図である。
【図4】従来のルーフライニングの取付構造例を示す要部縦断面図である。
【図5】従来のルーフライニングの取付構造例を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフライニング
2 ピラーガーニッシュ
3 ボディ
16 穴(被係合部)
17 縁部(第2の規制部)
18 縁部(第1の規制部、第2の規制部)
22 突出部(係合部)
a 面直方向
b 面沿い方向
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roof lining and pillar garnish mounting structure for mounting a roof lining and a pillar garnish on the inside of a body of an automobile.
[0002]
[Prior art]
Generally, the inside of a roof panel provided above the body of an automobile is entirely covered by roof lining. The inside of the pillar that supports the roof panel is covered with a pillar garnish. The pillar garnish is attached so that the upper end of the pillar garnish covers the end of the roof lining from above.
[0003]
The roof lining is attached to the inside of the roof panel with a predetermined distance from the roof panel. Conventionally, in order to bring the end of the roof lining into contact with the inside of the upper end of the pillar garnish, for example, a configuration as shown in FIGS. 4 and 5 is employed. FIG. 4 and FIG. 5 are main part longitudinal sectional views showing an example of a mounting structure of the conventional roof lining 102.
[0004]
In the mounting structure example of FIG. 4, a cushion material 103 is attached to the back side of the roof lining 102, and the cushion material 103 is interposed between the body (roof panel) 101 and the roof lining 102. With this configuration, the roof lining 102 is pushed out to the vehicle inner side (lower left side in the figure).
Further, in the mounting structure example of FIG. 5, a contact surface 104 protruding toward the roof lining 102 is provided on the body 101, and the contact surface 104 is in contact with the back surface of the roof lining 102. With this configuration, the roof lining 102 is pushed to the inside of the vehicle.
[0005]
As described above, the end of the roof lining 102 is pushed out to the inside of the vehicle, and the end of the roof lining 102 contacts the pillar garnish (not shown) arranged so as to cover the end of the roof lining 102 from the inside of the vehicle. Is done. As a result, there is no gap between the roof lining 102 and the pillar garnish.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Incidentally, in recent years, in order to absorb an impact caused by a head collision, an impact absorbing material is installed between the roof lining and the roof panel. Accordingly, the distance between the roof panel and the roof lining is ensured more widely than in the past.
[0007]
In this case, it is not possible to apply the method of pushing the roof lining 102 toward the inside of the vehicle by the contact surface 104 of the body 101 shown in FIG. In addition, when the method of providing the cushioning material 103 on the back side of the roof lining 102 shown in FIG. 4 is applied, the size of the cushioning material 103 is increased, which causes a problem that the cost is increased. It was.
[0008]
It is an object of the present invention to provide a roof lining and pillar garnish mounting structure that can prevent a gap between the roof lining and the pillar garnish without increasing the cost even when the distance between the roof lining and the body is large. Is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention described in claim 1 is a roof lining and pillar garnish mounting structure in which a roof lining 1 and a pillar garnish 2 are attached to the inside of a body 3 of an automobile, for example, as shown in FIG. The roof lining 1 is provided with a hole 16 penetrating vertically from the inner surface of the roof lining 1 to the rear surface of the exterior of the roof lining 1, and the pillar garnish 2 is connected to the end of the roof lining 1. A convex part 24 is provided on the rear surface of the pillar garnish 2 so as to protrude upward, and an extension part 23 extends from the convex part 24 to the lateral side of the vehicle. A recess 25 that opens to the left and right side of the vehicle is formed on the outer side of the base portion of the left and right direction, and the extension 23 is inserted into the hole 16 from below, The protruding end of the portion 23 is positioned on the vehicle outer side with respect to the edge portion 18 on the outer side in the left-right direction of the hole 16, the edge portion 18 on the outer side in the left-right direction of the hole 16 is positioned in the recess 25, and the pillar garnish 2 The upper end portion 21 of each of the two is in contact with the surface of the roof lining 1 on the inner side in the left-right direction than the hole 16.
[0011]
According to the first aspect of the invention, it will move in conjunction and the Le chromatography fly training and the pillar garnish. Therefore, it is possible to prevent a gap from being generated between the roof lining and the pillar garnish.
[0012]
Further, when the distance between the vehicles of the body and the roof lining is also different, the convex portion, the extending portion, the configuration of the hole there is no particular need to change (such as size). Therefore, when the distance between the roof lining and the body is large, the size of the cushion material for preventing the occurrence of the gap has been increased in size and the cost has been increased. Then, since the gap can be prevented from being generated by using the convex portion, the extending portion, and the hole having the same configuration, it is possible to avoid an increase in cost.
[0013]
According to a second aspect of the present invention, in the roof lining and pillar garnish attachment structure according to the first aspect, the edge 18 on the outer side of the left-right direction of the hole 16 extends from below the extension 23 to the extension 23. It is characterized by abutting.
[0014]
According to the second aspect of the invention, since the edge of the hole on the outer side in the left-right direction is in contact with the extension part from below the extension part, the extension part / projection part is straight from the hole to the plane of roofing. It is restricted from moving in the direction. Thus, for example, when the roof lining itself moves along its plane straight direction, a gap created between the LE over fly training and the pillar garnish.
[0015]
According to a third aspect of the present invention, in the roof lining and pillar garnish mounting structure according to the first or second aspect, the convex portion 24 is in contact with the edge 17 of the hole 16 on the inner side in the left-right direction. And
[0016]
According to the third aspect of the invention, since the convex portion is in contact with the edge of the hole on the inner side in the left-right direction , the convex portion / extending portion and the hole are restricted from coming off along the plane of the roof lining. Is done. Thus, for example, when the roof lining itself moves along its surface along the direction, it is possible to prevent the gap created between the LE over fly training and the pillar garnish.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0022]
As shown in FIG. 1, a roof lining 1 according to an embodiment of the present invention is attached to the inside of a roof panel 30 provided above a body 3 of an automobile. FIG. 1 is a bottom view of the main part showing a state in which the roof lining 1 is attached to the inside of the body 3. That is, FIG. 1 shows a state where the roof is looked up from the inside of the automobile.
[0023]
The roof lining 1 is made of a material such as resin, has a substantially rectangular shape in plan view, and is slightly curved upward. The roof lining 1 is arranged with its long side facing the front-rear direction of the automobile. In FIG. 1, one side portion of the roof lining 1 is omitted.
[0024]
In front of the roof lining 1, a hole 11 for attaching a handle of a rearview mirror and a hole 12 for attaching a handle of a sun visor are formed. In addition, a hole 13 for embedding a room light is formed in the center of the roof lining 1. A hole 14 for attaching an assist grip handle is formed on the side of the roof lining 1.
[0025]
Pillars 31, 32, and 33 that support the roof panel 30 are provided on the sides of the body 3. A front pillar 31 is disposed in the front, a center pillar 32 is disposed in the approximate center, and a rear pillar 33 is disposed in the rear.
[0026]
As shown in FIG. 2, a hole 16 serving as an engaged portion is formed by integral molding at an end portion of the roof lining 1 on which the upper end portion of the pillar garnish 2 is covered. FIG. 2 is an essential part exploded bottom view showing the roof lining 1 and the upper end of the pillar garnish 2 in the X circle in FIG. Note that the body 3 is not shown in FIG.
[0027]
The alignment position 15 of the roof lining 1 end indicates the position where the upper edge 21 of the pillar garnish 2 is aligned when the roof lining 1 and the pillar garnish 2 are attached to the body 3. When the pillar garnish 2 is attached, the upper edge 21 of the pillar garnish 2 comes into contact with the roof lining 1 from the front side of the paper (arrow Y).
[0028]
A pillar garnish 2 shown in FIG. 2 is a front pillar garnish attached to the inside of the front pillar 31 shown in FIG. The pillar garnish 2 is made of, for example, polypropylene resin. On the back surface of the upper end portion of the pillar garnish 2, a protruding portion 22 serving as an engaging portion is formed to protrude to the back surface side of the pillar garnish 2. The protrusion 22 is a rib formed by integral molding with the pillar garnish 2.
[0029]
As shown in FIG. 3, the projecting portion 22 has a projecting portion 24 projecting upward in the state where the pillar garnish 2 is attached to the body 3, and the vehicle exterior side (right side in FIG. 3) of the projecting portion 24. An extending portion 23 that is disposed and extends toward the outside of the vehicle is formed. On the vehicle outer side at the lower end of the extending portion 23, a concave portion 25 that opens to the vehicle outer side is formed. FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a main part showing a state in which the roof lining 1 and the pillar garnish 2 are attached to the body 3 in the AA ′ section in FIG. 2.
[0030]
Next, the attachment structure of the roof lining 1 and the pillar garnish 2 that attaches the roof lining 1 and the pillar garnish 2 to the body 3 will be described.
[0031]
As shown in FIG. 3, the pillar garnish 2 is attached to the body 3 so that the upper end of the pillar garnish 2 covers the end of the roof lining 1 from the vehicle inner side (lower left side in FIG. 3). Thereby, the hole 16 provided in the edge part of the roof lining 1 is arrange | positioned at the back surface side of the pillar garnish 2. FIG.
[0032]
An upper end edge 21 of the pillar garnish 2 is in contact with the inner surface of the roof lining 1. Further, the protrusion 22 provided in the pillar garnish 2 is inserted into the hole 16 formed in the roof lining 1.
[0033]
A lower portion of the extending portion 23 formed in the protruding portion 22 is in contact with an edge 18 on the vehicle outer side of the hole 16. Thus, the protrusion 22 is restricted from coming off downward along the surface straight direction a of the roof lining 1. Further, the convex portion 24 formed on the protruding portion 22 is in contact with the edge portion 17 on the vehicle inner side of the hole 16. Thus, the protrusion 22 is restricted from coming out to the vehicle inner side along the surface direction b of the roof lining 1.
[0034]
Next, the operation obtained by the mounting structure described above will be described.
[0035]
When the roof lining 1 moves along its surface straight direction a due to an impact from the inside of the vehicle (for example, pressing a portion indicated by x in FIG. 2 with a finger) or the like, the edge 18 of the hole 16 The (first restricting portion) lifts the extending portion 23 of the protruding portion 22 from below.
As a result, the protrusion 22 does not come out of the hole 16, the roof lining 1 moves along the perpendicular direction a, and the pillar garnish 2 also moves along the perpendicular direction a. Moreover, since the extension part 23 is lifted from below, the upper end edge 21 of the pillar garnish 2 is kept biased to the inner surface of the roof lining 1, so that the surface of the roof lining 1 and the pillar garnish 2 There is no gap between the upper end edge portion 21 and the upper end edge portion 21.
[0036]
When the roof lining 1 moves along the surface direction b, the edge 18 (second restricting portion) of the hole 16 pushes the recess 25 of the protrusion 22 in the surface direction b.
As a result, the protrusion 22 does not come off the hole 16, the roof lining 1 moves along the surface direction b, and the pillar garnish 2 also moves along the surface direction b in conjunction with it. At this time, since the edge 18 is closer to the pillar garnish 2 side than the state shown in FIG. 3, the upper edge 21 of the pillar garnish 2 is attached to the roof lining 1. The state of being biased to the inner surface of the vehicle is maintained. Therefore, there is no gap between the surface of the roof lining 1 and the upper edge 21 of the pillar garnish 2.
[0037]
Further, when the roof lining 1 moves along the surface in the direction toward the lower right in FIG. 3, the edge 17 (second restricting portion) of the hole 16 becomes the convex portion of the protruding portion 22. 24 is pushed to the lower right in FIG.
As a result, the protrusion 22 does not come out of the hole 16, the roof lining 1 moves along the lower right direction, and the pillar garnish 2 moves along with the lower right direction. At this time, since the edge portion 17 is in contact with the convex portion 24 and the edge portion 18 is in contact with the lower portion of the extension portion 23, the upper end edge portion 21 of the pillar garnish 2 is attached to the roof. The lining 1 is not separated from the vehicle inner surface. Therefore, there is no gap between the surface of the roof lining 1 and the upper edge 21 of the pillar garnish 2.
[0038]
As described above, the protrusion 22 provided on the back surface of the upper end of the pillar garnish 2 is engaged with the hole 16 provided in the roof lining 1.
[0039]
As described above, according to the mounting structure of the roof lining 1 and the pillar garnish 2 according to the embodiment of the present invention, the protrusion 22 of the pillar garnish 2 is engaged with the hole 16 of the roof lining 1. When the 1 and the pillar garnish 2 move away from each other, the roof lining 1 and the pillar garnish 2 move in conjunction with each other. Therefore, it is possible to prevent a gap from being generated between the roof lining 1 and the pillar garnish 2.
[0040]
Further, since the protrusion 22 of the pillar garnish 2 is configured to engage with the hole 16 of the roof lining 1, the structure of the protrusion 22 and the hole 16 even when the distance between the vehicle body 3 and the roof lining 1 is different. There is no need to change (size, etc.).
More specifically, conventionally, when the distance between the roof lining and the body is large, the size of the cushioning material for preventing the generation of the gap is increased, which increases the cost. On the other hand, in the mounting structure of the roof lining 1 and the pillar garnish 2 according to the present embodiment, it is not necessary to change the configuration of the protrusion 22 and the hole 16 according to the size of the space between the body 3 and the roof lining 1. Unlike the conventional case, the cost can be increased.
[0041]
Further, since the protrusion 22 is provided in the pillar garnish 2 and the hole 16 is provided in the roof lining 1 by integral molding, an engaging member for engaging the pillar garnish 2 and the roof lining 1 with each other is separately provided. There is no need to attach to the. Therefore, an increase in the number of parts and an increase in assembly man-hour can be suppressed.
[0042]
Further, since the protrusion 22 can be engaged with the hole 16 simply by inserting the protrusion 22 of the pillar garnish 2 into the hole 16 of the roof lining 1, the upper end of the pillar garnish 2 is placed on the back side of the pillar garnish 2. It can be easily engaged with the roof lining 1 arranged.
[0043]
In the above embodiment, the mounting structure of the pillar garnish 2 that is a front pillar garnish has been described. However, the present invention is not limited to this, and for example, other pillar garnishes such as a center pillar garnish can be used. The same applies to the mounting structure.
[0044]
Moreover, although the protrusion part 22 shall be a rib, it is not restricted to this, For example, it is good also as what replaces with the engagement member of another appropriate shape, such as a boss | hub.
[0045]
Moreover, although the protrusion part 22 and the hole 16 were each formed by integral molding in the pillar garnish 2 and the roof lining 1, it does not restrict to this but attaches an engaging member to the pillar garnish 2 and the roof lining 1 separately. Thus, a configuration in which an engaging portion such as the protruding portion 22 and the hole 16 and an engaged portion are provided may be employed.
[0046]
Further, in order to engage the roof lining 1 with the upper end of the pillar garnish 2, the protrusion 22 and the hole 16 are used. However, the present invention is not limited to this. For example, the hole is formed on the rear surface of the end of the pillar garnish 2. Of course, it is possible to appropriately change the specific detailed structure and the like, such as providing a protrusion at the end of the roof lining 1 and engaging the protrusion with a hole provided in the pillar garnish 2. It is.
[0047]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the invention, since moving in interlocked and Le chromatography fly training and the pillar garnish can be prevented generation of a gap between the roof lining and the pillar garnish. Further, even when the distance between the roof lining and the body is large , the occurrence of a gap can be prevented by using the convex portion, the extending portion, and the hole having the same configuration, so that an increase in cost can be suppressed.
[0048]
According to the second aspect of the present invention, of course the same effect as the invention described in claim 1 is obtained, it is possible to prevent the gap created between the LE over fly training and the pillar garnish.
[0049]
According to the third aspect of the present invention, claim 1 or 2 same effect as described that are obtained, of course, possible to prevent generation of a gap between the Le chromatography fly training and the pillar garnish.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a bottom view of an essential part showing a state in which a roof lining of an embodiment to which the present invention is applied is attached to a body.
FIG. 2 is an exploded bottom view of the main part showing roof lining and pillar garnish in the X circle part in FIG. 1;
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a main part showing a roof lining and pillar garnish mounting structure in the AA ′ section in FIG. 2;
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of an essential part showing an example of a conventional roof lining mounting structure.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view of an essential part showing an example of a conventional roof lining mounting structure.
[Explanation of symbols]
1 roof lining 2 pillar garnish 3 body 16 hole (engaged part)
17 Edge (second regulating part)
18 edge (first restricting portion, second restricting portion)
22 Protruding part (engaging part)
a direction perpendicular to surface b direction along surface

Claims (3)

自動車のボディ内側にルーフライニングとピラーガーニッシュを取り付けるルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造であって、
前記ルーフライニングの端部には、前記ルーフライニングの車内側の表面から車外側の裏面に上下に貫通した穴が設けられ、
前記ピラーガーニッシュが前記ルーフライニングの端部を覆って、
前記ピラーガーニッシュの車外側の裏面には、上方へ向けて突出する凸部が設けられ、
延出部が前記凸部から左右方向車外側へ延出し、
前記延出部の付け根部分の左右方向車外側には、左右方向車外側に開口する凹部が形成され、
前記延出部が下から前記穴に挿入され、
前記延出部の突端が前記穴の左右方向車外側の縁部よりも車外側に位置し、
前記穴の左右方向車外側の縁部が前記凹部内に位置し、
前記ピラーガーニッシュの上端部が前記穴よりも左右方向車内側において前記ルーフライニングの表面に当接していることを特徴とするルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造。
A roof lining and pillar garnish mounting structure that attaches roof lining and pillar garnish to the inside of the car body,
At the end of the roof lining, there is provided a hole penetrating vertically from the inner surface of the roof lining to the rear surface of the vehicle exterior.
The pillar garnish covers the end of the roof lining,
On the rear surface of the pillar garnish on the vehicle outer side, a convex portion protruding upward is provided,
The extension part extends from the convex part to the outside in the left-right direction,
On the outer side of the lateral portion of the base portion of the extending portion, a recess is formed that opens to the outer side of the lateral direction vehicle,
The extension is inserted into the hole from below,
The protruding end of the extending part is located on the vehicle outer side than the edge of the hole in the left-right direction vehicle side,
The edge of the hole on the outer side in the left-right direction is located in the recess,
A roof lining and pillar garnish mounting structure, wherein an upper end portion of the pillar garnish is in contact with a surface of the roof lining in a lateral direction vehicle inner side than the hole.
前記穴の左右方向車外側の縁部が前記延出部の下から前記延出部に当接していることを特徴とする請求項1に記載のルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造。2. The roof lining and pillar garnish mounting structure according to claim 1, wherein an edge of the hole on the outer side in the left-right direction is in contact with the extended portion from below the extended portion. 前記凸部が前記穴の左右方向車内側の縁部に当接していることを特徴とする請求項1又は2に記載のルーフライニングとピラーガーニッシュの取付構造。 The roof lining and pillar garnish attachment structure according to claim 1, wherein the convex portion is in contact with an edge portion of the hole on the inner side in the left-right direction.
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