JP4468113B2 - ISATAPを用いてIPv4コンポーネントを備えたネットワーク上でのモバイルIPv6通信を可能とするシステム及び方法並びに記録媒体 - Google Patents

ISATAPを用いてIPv4コンポーネントを備えたネットワーク上でのモバイルIPv6通信を可能とするシステム及び方法並びに記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、概して、インターネットプロトコル通信に関し、特にISATAP及びモバイルIPv6ハンドオーバー最適化を用いたIPv4を備えたネットワーク上でのモバイルIPv6を可能とする技術に関する。
本出願は、次の米国特許仮出願に基づく優先権を主張するものであり、その出願は、参照することにより本明細書に組み込まれる。即ち、本出願は、2003年8月25日に出願された“IPv4コンポーネントを備えたネットワークを通したMIPv6通信を可能するためのISATAPへの拡張の使用”と題されたシリアル番号60/497743、2003年9月16日に出願された“ISATAP IPv6対応のネットワークにおける最適化された移動IPv6拡張(最適化されたISATAP−MIPv6サービスアーキテクチャ)”と題されたシリアル番号60/503641、2003年5月29日に出願された“DNSを用いた自動IPv6接続エージェントの検出”と題されたシリアル番号60/474794、及び2003年2月21日に出願された“ISP IPv6接続サービス”と題されたシリアル番号60/448957に基づく優先権を主張し、これらの出願は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
インターネットプロトコルバージョン6(IPv6)は、インターネットプロトコルの新しいバージョンであり、インターネットプロトコルバージョン4(IPv4)の後継者として設計された。IPv6は、移動性をサポートしておらず、モバイルIPv6ノード(インターネットへのアクセスポイントを動的に変更するノード)に宛てられたパケットは、そのホームリンクから離れていると、そのノードに到達することができない。モバイルIPv6ノードをサポートするためにモバイルIPv6(MIPv6)が案出された。MIPv6は、IPv6ネットワークにおける移動中、モバイルIPv6ノードが到達可能な状態を保つことを可能にする。
しかしながら、現在使用されている二つのバージョンが存在し、ひとつは広く使用されているが古いインターネットプロトコルバージョン4(IPv4)であり、もうひとつは、あまり使用されていないが新しいインターネットプロトコルバージョン6(IPv6)である。もし、モバイルIPv6ノードがIPv4のみのネットワークに移動すれば、このモバイルIPv6ノードは、その対応するIPv6の仲間との通信を継続することができない。これは、送信元のモバイルIPv6ノードが最初にIPv4のみのノードと通信しなければならず、そしてそのIPv4のみのノードは、終了するIPv6と通信しなければならないからである。これは、IPv6またはMIPv6の何れによってもサポートされていない。IPv6は徐々にIPv4を置き換えると予想されるが、二つのバージョンは移行期間中の何年もの間、共存するであろう。従って、モバイルIPv6がIPv4のみのネットワークにいるときでも、このモバイルIPv6ノードが他のIPv6ノードとの通信に接続することを可能にすることは、インターネットのユーザ間の重要な関心事である。
必要とされていることは、IPv4のみのネットワークにおけるモバイルIPv6ノードが、IPv4のみのネットワークを通じてIPv6通信に接続するための方法およびシステムである。本方法およびシステムは、IPv4のみのネットワークのアップグレードを必要とすべきではない。
IPv6対応コンポーネントを備えないネットワークを通じてIPv6通信に接続するために、モバイルデュアルスタックスタックノード(mobile dual-stack node)は、IPv6接続を使用して新たなモバイルIPv6気付アドレスを構成する。
モバイルデュアルスタックノードは、それが移動したことを判断する。そしてこのノードは新しいIPv4アドレスを取得する。このノードは、在圏ネットワークがIPv6対応コンポーネントを備えていないことを判断する。このノードは、このノードがIPv4のみのネットワークを通じてIPv6通信に接続することを可能にするISATAPルーターのようなIPv6接続エージェントを見つけ出す。そしてこのノードは、モバイルIPv6ハンドオーバーを実施し、IPv6接続エージェントからの情報を用いてMIPv6気付アドレスを構成する。一実施形態において、新たなMIPv6気付アドレスはISATAP形式である。そして、MIPv6バインディング更新(MIPv6 binding update)は、そのノードのMIPv6ホームエージェントと、対応する仲間に送信される。
一実施形態において、ノード及び接続エージェントはハンドオフを最適化する。このノードは、それは移動したが依然として同一の接続エージェントを使用していることを検出する。そして、そのノードは、ノードの古いMIPv6気付のアドレスと新たなものを備えた接続エージェントにバインディング更新を送信する。接続エージェントは、バインディング更新を受信し、そして、一実施形態においては、古いMIPv6気付アドレスを新たなMIPv6気付アドレスにマッピングするバインディングキャッシュ(binding cache)にバインディング更新を格納する。その後、接続エージェントが、ノードの前のMIPv6気付アドレスに向けられたパケットを受信し、この接続エージェントは、そのパケットを、そのノードの現在のMIPv6気付アドレスに転送し、これによりパケット損失を低減する。
この要約および以下の詳細な説明で述べられる特徴および利点は、包括的なものではなく、特に、多くの追加的特徴および利点は、本願の図面、明細書、および特許請求の範囲の観点から当業者には明らかであろう。さらに、本明細書において使用される言語は、主に読みやすさと説明目的のために選択されたものであり、発明の主題を線引き又は制限するために選択されたものではなく、このような発明の主題を決定するのに必要な特許請求の範囲によることに注意されたい。
図1Aは、本発明の一実施形態によるIPv6ネットワーク上のIPv6通信に接続するIPv4及びIPv6混在ネットワークのIPv6セクションにおけるモバイルデュアルスタックノードのハイレベルの概要を示すブロック図である。
図1Bは、本発明の一実施形態によるIPv6ネットワーク上のIPv6通信に接続するIPv4及びIPv6混在ネットワークのIPv4セクションにおけるモバイルデュアルスタックノードのハイレベルの概要を示すブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノードが可能とするスタックのブロック図である。
図3は、本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノードがIPv4のみのネットワークに移動した後にIPv6通信に接続するためのステップを示すフローチャートである。
図4は、本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノード及びIPv6接続エージェントが、IPv4のみのネットワーク内でノードが移動したときのハンドオフを最適化するためのステップを示すフローチャートである。
図面は、図解のみの目的で本発明の実施形態を表す。本明細書で述べられる構成および方法の代わりの実施形態が、本明細書で述べられる本発明の原理から逸脱することなく採用され得ることを、当業者であれば以下の説明から容易に理解するであろう。
図1Aは、本発明の一実施形態によるIPv6ネットワーク上でのIPv6通信に接続するIPv4及びIPv6混在ネットワークのIPv6セクションにおけるモバイルデュアルスタックノードのハイレベルの概要を示すブロック図である。この図示された実施形態は、混在ネットワーク100、通信ネットワーク150、およびIPv6装置190を備える。図示された実施形態において、混在ネットワーク100およびIPv6装置190は、通信ネットワーク150に接続されている。
混在ネットワークは、IPv4専用(Ipv4-only)のコンポーネント及びIPv6対応(Ipv6-enabled)のコンポーネントの両方を備えたネットワークである。この図示された実施形態において、混在ネットワーク100は、IPv4専用セクション(Ipv4-only section)105と、IPv6対応セクション(Ipv6-enabled section)110とを備える。IPv4専用セクション105は一つのIPv4専用ノード(Ipv4-only node)115を備え、且つIPv6対応ノード110は、一つのIPv6対応ノード120と、一つのモバイルデュアルスタックノード125とを備える。デュアルスタックノードは、IPv4スタック及びIPv6スタックの両方を備えたノードであり、従ってIPv4通信及びIPv6通信の両方に接続することができる。この図示されたアーキテクチャは、一例としてのみ使用される。図1Aは、IPv4専用セクション105における一つのIPv4専用ノード115を例示するが、本発明は、IPv4専用セクション105における1又は2以上のIPv4専用ノード115を含む任意のアーキテクチャに適用できる。加えて、図1Aは、IPv6対応ノードセクション110における一つのIPv6対応ノード120と、一つのモバイルデュアルスタックノード125とを例示するが、本発明は、IPv6対応セクション110における1又は2以上のIPv6対応ノード120と1又は2以上のデュアルスタックノード125とを含む任意のアーキテクチャに適用できる。
通信ネットワーク150は、複数の処理システム(processing system)を備えてもよく、且つローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN;例えばインターネット)、及び/又は複数の装置が通信可能な他の任意の相互接続されたデータ経路から構成されてもよい。図示された実施形態において、通信ネットワーク150は、一つのIPv6接続エージェント130を備える。このアーキテクチャは、一例としてのみ使用される。図1Aは、一つのIPv6接続エージェント130を例示するが、本発明は、ゼロ又は1以上のIPv6接続エージェント130を備えた任意のアーキテクチャに適用できる。1以上のIPv6接続エージェント130が利用可能である場合、モバイルデュアルスタックノード125は、どのIPv6接続エージェント130を使用すべきかに関する選択権を有する。加えて、図示された実施形態は、モバイルデュアルスタックノード125を備えたネットワークの外部に配置されたIPv6接続エージェント130を示しているが、他の実施形態においては、IPv6接続エージェント130は、モバイルデュアルスタックノード125を備えたネットワーク内に配置される。
IPv6接続エージェント130は、混在ネットワーク100のIPv4専用セクション105(またはIPv4専用ネットワーク)に駐在するモバイルデュアルスタックノード125がネットワークを通してIPv6通信に接続することを可能とするために必要な機能を備える。IPv6接続エージェント130は、さらに、図1Bを参照して後述されるであろう。
図1Aに示されるように、モバイルデュアルスタックノード125は、混在ネットワーク100のIPv6対応セクション110内に位置している。モバイルデュアルスタックノード125は、IPv6対応セクション110内に位置しているので、モバイルデュアルスタックノード125は、そのホームネットワークから離れている間、パケットを受信及び送信するためにMIPv6を使用することができる。この実施形態にではIPv6接続エージェントは使用されない。
図1Bは、本発明の一実施形態によるIPv6ネットワーク上でのIPv6通信に接続するIPv4及びIPv6混在ネットワークのIPv4セクションにおけるモバイルデュアルスタックノードのハイレベルの概要を示す。図1Bは、モバイルデュアルスタックノード125が、混在ネットワーク100内でIPv6対応セクション110からIPv4専用セクション105に移動したことを除いては、図1Aと同様である。
上述したように、MIPv6は、IPv6対応ノード125がIPv6対応ネットワーク内(または混在ネットワークのIPv6対応ノード内)に留まっている間のみ、このモバイルIPv6対応ノードがパケットを受信し且つ送信することを可能にする。MIPv6は、モバイルIPv6対応ノード125がIPv4専用ネットワーク内(または混在ネットワークのIPv4専用セクション内)に位置しているときには通信を可能としない。従って、IPv6接続エージェント130は、モバイルデュアルスタックノード125がIPv4専用ネットワーク(または混在ネットワークのIPv4専用セクション)に位置しているときに、モバイルデュアルスタックノード125とIPv6エンティティ190との間のIPv6通信を可能とするために必要とされる。
一実施形態において、IPv6接続エージェント130は、ISATAP(Intra Site Automatic Tunneling and Addressing Protocol)を実施する。ISATAPは、IPv4専用ネットワークに駐在する固定デュアルスタックノード(static dual-stack node)、または混在ネットワークのIPv4専用セクションに駐在する固定デュアルスタックノードが、IPv4専用または混在ネットワーク上でIPv6通信に接続することを可能にする。具体的には、ルーターやサーバーのようなISATAP対応装置は、送信元のデュアルスタックノードがIPv4専用ネットワークを通してIPv6の次ホップのアドレス(Ipv6 next-hop address)にパケットをトンネルすることを可能にする。換言すると、IPv4専用ネットワークは、IPv6のためのリンクレイヤとして取り扱われる。ISATAPは、関連技術分野における当業者に知られており、そしてF.Templin, T.Gleeson, M.Talwar, D.Thalerによる「“Intra-Site Automatic Tunnel Addressing Protocol(ISATAP)”(Internet-Draft), 2003年10月」で更に詳しく説明されている。
ISATAPはIPv4専用または混在ネットワーク上でのIPv6通信を可能にするが、ISATAPは、固定の送信元ノード(static originating node)でのみ使用でき、モバイルの送信元ノードでは使用できない。モバイルIPv6は、ネットワーク150へのアクセスポイントを変えて移動中の送信元ノードをサポートしない。上述したように、MIPv6は、モバイルIPv6対応ノードが、IPv6対応ネットワークの周囲を移動している間、接続可能な状態(reachable)を維持することを可能にする。MIPv6において、各モバイルノードは、ネットワークに対する現在の接続ポイントとは無関係に、常に、そのMIPv6ホームアドレスによって識別される。そのホームから遠くに離れている間、モバイルノードは、また、MIPv6気付アドレス(MIPv6 care-of address)と関連づけられ、そのアドレスは、そのモバイルノードの現在の位置に関する情報を提供する。モバイルノードのMIPv6ホームアドレスに宛てられたIPv6パケットは、とどこうりなく(transparently)、そのMIPv6気付アドレスにルーティングされる。MIPv6は、IPv6対応ノードが、モバイルノードのMIPv6ホームアドレスと、そのMIPv6気付アドレスとのバインディング(binding)をキャッシュに格納し、そしてモバイルノードに向けられた任意のパケットをMIPv6気付のアドレスのものに直接的に送信することを可能にする。全てのIPv6対応ノードは、モバイルであろうと固定であろうと、モバイルノードと通信することができる。MIPv6は、関連技術分野における当業者に知られており、D.Johnson, C.Perkins, J.Arkkoによる「“Mobility Support in Ipv6”(Internet-Draft), 2003年6月」において更に詳細に説明されている。
ISATAPおよびMIPv6の制約を克服するために、一実施形態において、モバイルデュアルスタックノード125は、モバイルデュアルスタックノード125がIPv4専用ネットワークに移動し、且つIPv6通信に接続することを可能にする独創的なソフトウェアコンポーネントを備える。本明細書で説明される方法及びシステムは、モバイルデュアルスタックノード125がIPv6通信に接続することを可能にするために、混在ネットワーク100のIPv4専用エレメントまたはIPv4専用ネットワークがIPv6にアップグレードされることを要しない点に注目されたい。
図2は、本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノードを可能とするスタックのブロック図である。スタック200は、IPv4スタック205とIPv6スタック210とを備える。IPv4スタック205は、IPv4移動検出モジュール215とIPv4動的アドレス構成モジュール220とを備える。IPv6スタック220は、ISATAPクライアントモジュール225、MIPv6クライアントモジュール230と、IPv6アドレス構成及びISATAP確立モジュール235と、IPレイヤタイプ検出モジュール240とを備える。
IPv4移動検出モジュール215は、IPv4対応ノードがネットワークにおける或るアクセスポイントから他のアクセスポイントに移動したことを判断する。具体的には、IPv4移動検出モジュール215は、ノードがサブネットワークまたはネットワークから切り離され(detach)、そして別なサブネットまたはネットワークに接続(attach)されたことを検出し、これにより、異なるルーターを使用する。もし、ノードが有線接続(wireline connection)を使用すれば、IPv4移動検出モジュール215は、そのノードがそれ自身をネットワークから物理的に切り離したことを検出する。もしノードが無線接続(wireless connection)を使用すれば、IPv4移動検出モジュール215は、そのノードが特定の無線アクセスポイントの使用を止めたことを検出する。ネットワーク切断(detachment)及び接続(attachment)の検出方法は、関連技術分野における当業者に知られており、C.Perkinsによる「“IP Mobility Support”(RFC2002), 1996年10月」において更に詳しく説明されている。
IPv4動的アドレス構成モジュール220は、IPv4対応ノードのためのIPv4アドレスを取得する。DHCP(Domain Host Control Protocol)またはPPP(Point-to-Point Protocol)のようなIPv4アドレスを動的に取得する方法は、当技術分野における当業者に知られている。
IPレイヤタイプ検出モジュール240は、ノードがIPv6対応コンポーネントを備えたネットワークにいるかどうかを決定する。一実施形態において、ネットワークは、もしネットワークにおけるノードがIPv6ルーター広告(Ipv6 router advertisement)を受信すればIPv6対応コンポーネントを備える。このノードは、IPv6ルーター広告を受信してもよく、またはIPv6ルーター広告を送信することによりIPv6ルーター広告を要求してもよい。
IPv6接続エージェント発見モジュール245は、IPv6接続エージェントのIPv4アドレスを決定する。一実施形態において、これは、IPv4エニーキャストブロードキャスト(anycast broadcast)を送信することにより実施される。他の実施形態においては、これは、“Automatic Ipv6 Connect Agent Discovery using DNS”と題された2003年12月4日出願の米国特許出願シリアル番号10/729257において説明されているようなドメインネームシステム(DNS)を備え、これは参照することによりそっくりそのまま本明細書に組み込まれる。
ISATAPクライアントモジュール225は、デュアルスタックノードがISATAP対応接続エージェントを使用してIPv4専用または混合ネットワーク上でIPv6通信を送信し且つ受信することができるようにISATAPを実施する。
MIPv6クライアントモジュール230は、MIPv6を実施して、モードのMIPv6気付アドレスを登録(registering)すると共に更新(updating)する。
ISATAPセットアップモジュール250は、ノードのIPv4アドレスのIPv6接続エージェント130を通知する。
図3は、本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノードがIPv4専用ネットワークに移動した後にIPv6通信に接続するためのステップを示すフローチャートである。最初のステップでは、IPv4移動検出モジュール215は、ノード125が移動したことを決定する(ステップ310)。そして、IPv4動的アドレス構成モジュール220は、新たなIPv4アドレスを動的に取得することにより(ステップ320)、ノードのIPv4コネクションを構成する。
そして、IPレイヤタイプ検出モジュール240は、周囲のネットワークが、IPv6対応コンポーネントを備えているかどうかを判断する(ステップ330)。もしそのネットワークが1又は2以上のIPv6対応コンポーネントを備えていれば、ノード125は、IPv6対応コンポーネント(図示せず)を通してIPv6通信に接続する。もしそのネットワークがIPv6対応コンポーネントを備えていなければ、IPv6接続エージェント発見モジュール245は、IPv6接続エージェント130のIPv4アドレスを決定する(ステップ340)。
次に、MIPv6クライアントモジュール230は、IPv6接続エージェントのルーティング情報と、そのノードの新たに取得されたIPv4アドレスとを用いて、そのノードのMIPv6気付アドレスを構成する(ステップ350)。そして、ISATAP確立モジュール250は、そのノードのMIPv6気付アドレスのIPv6接続エージェント130を通知する。そして、ノード125は、IPv6接続エージェント130を使用して、図1Bに示すように、IPv4専用ネットワーク上でIPv6エンティティ190と通信する。
一実施形態において、モバイルデュアルスタックノード125がIPv4専用ネットワーク105内で移動するときに発生するハンドオーバーが最適化される。IPv4専用ネットワーク105におけるモバイルデュアルスタックノード125は、IPv4ルーターを用いてネットワークをアクセスする。ノード125がIPv4専用ネットワーク105内で移動するとき、それは別のIPv4ルーターを使用してネットワークをアクセスする。ノード125は、その新たな場所でパケットを受信するために、そのMIPv6ホームエージェントと、対応ノードとにバインディング更新(binding update)を送信し、古いMIPv6気付アドレスを新しいMIPv6気付アドレスに結合させる。上記バインディング更新が受信されるまでに、上記ノードの古いMIPv6気付アドレスに既に送信されたパケットは失われてもよい。
図4は、本発明の一実施形態によるノードがIPv4専用ネットワーク内で移動したときにモバイルデュアルスタックノード及びIPv6接続エージェントがハンドオフを最適化するためのステップを示すフローチャートである。この実施形態において、パケット損失(packet loss)は、IPv6接続エージェント130がパケットをノードの現在のMIPv6気付アドレスに自動的に転送するようにIPv6接続エージェント130の構成を修正することにより低減される。上述したように、IPv4専用ネットワークにおけるモバイルデュアルスタックノード125は、IPv6接続エージェント130を使用してIPv4専用ネットワーク上でIPv6通信に接続する。最初のステップでは、モバイルデュアルスタックノード125は、IPv4専用ネットワーク内で移動したが、依然として同一のIPv6接続エ−ジェント130を使用していることを検出する(ステップ410)。次に、ノード125は、バインディング更新をIPv6接続エージェント130に送信する(ステップ420)。このバインディング更新は、ノードの古いMIPv6気付アドレスを、そのノードの新しいMIPv6気付アドレスに結合させる。そして、IPv6接続エージェント130は、上記バインディング更新を受信する(ステップ430)。その結果、IPv6接続エージェント130が、ノードの以前のMIPv6気付アドレスに向けられたパケットを受信すると(ステップ440)、IPv6接続エージェント130は、そのパケットを、そのノードの現在のMIPv6気付アドレスに転送する(ステップ450)。
一実施形態において、これは、バインディングキャッシュ(binding cache)をIPv6接続エージェント130に加えることにより、および拡張したバインディング更新モジュールをモバイルデュアルスタックノード125に加えることにより実現される。MIPv6において、バインディングキャッシュにおけるエントリは、ノードのMIPv6ホームアドレスを、そのMIPv6気付アドレスにマッピングする。これに対し、本発明は、ノードの以前のMIPv6気付アドレスを、その現在のMIPv6気付アドレスにマッピングするバインディングキャッシュエントリ(binding cache entry)を使用する。一実施形態において、上記バインディング更新の別な性質(nature)は、バインディング更新を備えたメッセージにフラグを設定することにより示される。他の実施形態において、バインディング更新は、標準のMIPv6バインディング更新と同一のフォーマットであるが、IPv6接続エージェント130に送信されるときには、ノードのMIPv6ホームアドレスよりはむしろそのノードの古いMIPv6気付アドレスを備える。
拡張したバインディングモジュールは、ノードがIPv4ネットワーク内で移動したが依然として同一のIPv6接続エージェント130を使用しているときを検出する。このことが発生したときに、カスタマイズされたバインディングモジュールは、バインディング更新をIPv6接続エージェント130に送信する。
当業者には理解されるように、本発明は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく他の特定の形式で実施してもよい。同様に、モジュールの特定のネーミングおよび分割、特徴(feature)、属性(attribute)、手順(methodology)、ノード、サーバー、接続エージェント、および他の態様は、必須でも重要でもなく、本発明又はその特徴を実施するメカニズムは、異なったネーム、分割、及び/又は形式をとってもよい。さらにまた、関連分野の当業者には明らかなように、本発明のモジュール、特徴、属性、手順、ノード、サーバー、接続エージェント、および他の態様は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれら3つの組み合わせとして実施できる。言うまでもなく、本発明の構成要素がどこでソフトウェアとして実施されようとも、この構成要素は、スタンドアローンプログラム8standalone program)として、大きなプログラムの一部として、複数の別個のプログラムとして、静的または動的にリンクされたライブラリとして、カーネルローダブルモジュール(kernal loadable module)として、装置ドライバ(device driver)として実施でき、及び/又は、現在又は将来においてコンピュータプログラミングの分野における当業者に知られるあらゆる又は任意の他の方法でも実施できる。加えて、本発明は、如何なる特定のプログラミング言語での実施に全く制限されず、如何なる特定のオペレーティングシステム又は環境にも制限されない。従って、本発明の開示は、例示的なものであって、本発明の範囲を制限するものではない。
本発明の一実施形態によるIPv6ネットワーク上のIPv6通信に接続するIPv4及びIPv6混在ネットワークのIPv6セクションにおけるモバイルデュアルスタックノードのハイレベルの概要を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるIPv6ネットワーク上のIPv6通信に接続するIPv4及びIPv6混合ネットワークのIPv4セクションにおけるモバイルデュアルスタックノードのハイレベルの概要を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノードの拡張されたスタックのブロック図である。 本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノードがIPv4のみのネットワークに移動した後にIPv6通信に接続するためのステップを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるモバイルデュアルスタックノード及びIPv6接続エージェントが、IPv4のみのネットワーク内でノードが移動したときのハンドオフを最適化するためのステップを示すフローチャートである。
符号の説明
100 IPv4及びIPv6混合ネットワーク
105 IPv4専用セクション
110 IPv6対応セクション
115 IPv4専用ノード
120 IPv6対応ノード
125 モバイルデュアルスタックノード
130 IPv6接続エージェント
150 通信ネットワーク
190 IPv6装置
205 IPv4スタック
210 IPv6スタック
215 IPv4移動検出モジュール
220 IPv4動的アドレス構成モジュール
225 ISATAPクライアントモジュール
230 MIPv6クライアントモジュール
240 IPレイヤタイプ検出モジュール
245 IPv6接続エージェント発見モジュール
250 ISATAP確立モジュール
310,320,330,340,350,360 ステップ
410,420,430,440,450 ステップ

Claims (28)

  1. モバイルデュアルスタックノードが、IPv4コンポーネントを備えたネットワークを介したIPv6通信に接続するための方法であって、
    前記モバイルデュアルスタックノードがIPv6ネットワークからIPv4ネットワーク内に移動したことを検出するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、前記IPv4ネットワークにおける新たなIPv4アドレスを取得するステップと
    前記モバイルデュアルスタックノードが、ISATAP対応接続エージェントのIPv4アドレスを取得するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、第1のMIPv6気付アドレスを取得するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、前記ISATAP対応接続エージェントの前記IPv4アドレスと前記モバイルデュアルスタックノードの前記第1のMIPv6気付アドレスを用いて前記ISATAP対応接続エージェントとの間にISATAPによる通信を確立するステップと
    前記モバイルデュアルスタックノードが、現在の第2のMIPv6気付アドレスを取得するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、前記第2のMIPv6気付アドレスを前記第1のMIPv6気付アドレスにマッピングして、これら第1および第2のMIPv6気付アドレスを有するバインディング更新を前記ISATAP対応接続エージェントに送信するステップと、
    前記ISATAP対応接続エージェントが前記第1および第2のMIPv6気付アドレスを有する前記バインディング更新を受信するステップと、
    前記ISATAP対応接続エージェントが、前記第1のMIP気付アドレス宛てに送信されたパケットを受信した場合に前記バインディング更新の結果に従って前記パケットを前記第2のMIPv6気付アドレスに転送するステップと
    を備えた方法。
  2. 前記ノードが移動したことを検出するステップは、
    前記ノードが第1ネットワークおよび第1サブネットワークのうちの一つから切断されたことを検出するステップと、
    前記ノードが第2ネットワークおよび第2サブネットワークのうちの一つに接続されたことを検出するステップと
    を備えた請求項1記載の方法。
  3. 前記新たなIPv4アドレスを取得するステップは、DHCP(Dynamic Host Control Protocol)およびPPP(Point-to-Point Protocol)のうちの一つを使用するステップを備えた請求項1記載の方法。
  4. 前記在圏ネットワークが何らIPv6対応コンポーネントを備えていないことを検出するステップは、特定の時間内にIPv6ルーター広告を受信しないことを判断するステップを備えた請求項1記載の方法。
  5. 前記IPv6接続エージェントのIPv4アドレスを決定するステップは、IPv4エニーキャストメッセージを送信するステップもしくはDNS(Domain Name System)サーバーに問い合わせるステップのうちの一つを備えた請求項1記載の方法。
  6. 前記IPv6接続エージェントの前記決定されたIPv4アドレスが、ノードが以前に使用した前記IPv6接続エージェントの前記IPv4アドレスと同じであることを決定するステップに応答して、バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信するステップを更に備えた請求項1記載の方法。
  7. 前記バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信するステップは、前記ノードによって使用された以前のMIPv6気付アドレスと前記取得されたMIPv6気付アドレスとを送信するステップを備えた請求項6記載の方法。
  8. モバイルデュアルスタックノードが、IPv4コンポーネントを備えたネットワークを介してIPv6通信に接続するためのシステムであって、
    前記モバイルデュアルスタックノードは、
    当該モバイルデュアルスタックノードがIPv6ネットワークからIPv4ネットワーク内に移動したことを検出するように構成されたソフトウェア部と、
    前記IPv4ネットワークにおける新たなIPv4アドレスを取得するように構成されたソフトウェア部と
    ISATAP対応接続エージェントのIPv4アドレスを取得するように構成されたソフトウェア部と、
    第1のMIPv6気付アドレスを取得するように構成されたソフトウェア部と、
    前記ISATAP対応接続エージェントの前記IPv4アドレスと当該モバイルデュアルスタックノードの前記第1のMIPv6気付アドレスを用いて前記ISATAP対応接続エージェントとの間にISATAPによる通信を確立するように構成されたソフトウェア部と
    当該モバイルデュアルスタックノードが前記IPv4ネットワーク内で移動した場合に現在の第2のMIPv6気付アドレスを取得し、前記第2のMIPv6気付アドレスを前記第1のMIPv6気付アドレスにマッピングして、これら第1および第2のMIPv6気付アドレスを有するバインディング更新を前記ISATAP対応接続エージェントに送信するように構成されたソフトウェア部と
    を備え、
    前記ISATAP対応接続エージェントは、
    第1および第2のMIPv6気付アドレスを有する前記バインディング更新を受信するように構成されたソフトウェア部と、
    前記第1のMIP気付アドレス宛てに送信されたパケットを受信した場合に前記バインディング更新の結果に従って前記パケットを前記第2のMIPv6気付アドレスに転送するように構成されたソフトウェア部と
    を備えたシステム。
  9. 前記ノードが移動したことを検出することは、
    前記ノードが第1ネットワークおよび第1サブネットワークのうちの一つから切断されたことを検出し、
    前記ノードが第2ネットワークおよび第2サブネットワークのうちの一つに接続されたことを検出すること
    を含む請求項記載のシステム。
  10. 前記新たなIPv4アドレスを取得することは、DHCP(Dynamic Host Control Protocol)及びPPP(Point-to-Point Protocol)のうちの一つを使用することを含む請求項記載のシステム。
  11. 前記在圏ネットワークが何らIPv6対応コンポーネントを備えないことを判断することは、特定の時間内にIPv6ルーター広告を受信しないことを含む請求項記載のシステム。
  12. 前記IPv6接続エージェントがIPv4アドレスを決定するには、IPv4エニーキャストメッセージを送信すること若しくはDNS(Domain Name System)サーバーに問い合わせることのうちの一つを含む請求項記載のシステム。
  13. 前記IPv6接続エージェントの前記決定されたIPv4アドレスが、前記ノードが以前に使用された前記IPv6接続エージェントの前記IPv4アドレスと同じであることに応答して、バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信するように構成されたソフトウェア部を更に備えた請求項記載のシステム。
  14. 前記バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信することは、前記ノードによって使用された以前のMIPv6気付アドレスと前記取得されたMIPv6気付アドレスとを送信することを含む請求項13記載のシステム。
  15. モバイルデュアルスタックノードが、IPv4コンポーネントを備えたネットワークを介してIPv6通信に接続するコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータに、
    前記モバイルデュアルスタックノードがIPv6ネットワークからIPv4ネットワーク内に移動したことを検出するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、前記IPv4ネットワークにおける新たなIPv4アドレスを取得するステップ
    前記モバイルデュアルスタックノードが、ISATAP対応接続エージェントのIPv4アドレスを取得するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、第1のMIPv6気付アドレスを取得するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、前記ISATAP対応接続エージェントの前記IPv4アドレスと前記モバイルデュアルスタックノードの前記第1のMIPv6気付アドレスを用いて前記ISATAP対応接続エージェントとの間にISATAPによる通信を確立するステップ
    前記モバイルデュアルスタックノードが、現在の第2のMIPv6気付アドレスを取得するステップと、
    前記モバイルデュアルスタックノードが、前記第2のMIPv6気付アドレスを前記第1のMIPv6気付アドレスにマッピングして、これら第1および第2のMIPv6気付アドレスを有するバインディング更新を前記ISATAP対応接続エージェントに送信するステップと、
    前記ISATAP対応接続エージェントが前記第1および第2のMIPv6気付アドレスを有する前記バインディング更新を受信するステップと、
    前記ISATAP対応接続エージェントが、前記第1のMIP気付アドレス宛てに送信されたパケットを受信した場合に前記バインディング更新の結果に従って前記パケットを前記第2のMIPv6気付アドレスに転送するステップと
    を実行させるためのコンピュータプログラムであるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 前記ノードが移動したことを判断することは、
    前記ノードが第1ネットワーク及び第1サブネットワークのうちの一つから切断されたことを検出し、
    前記ノードが第2ネットワーク及び第2サブネットワークのうちの一つに接続されたことを検出すること
    を含む請求項15記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 前記新たなIPv4アドレスを取得することは、DHCP(Dynamic Host Control Protocol)若しくはPPP(Point-to-Point Protocol)のうちの一つを使用することを含む請求項15記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 前記在圏ネットワークが何らIPv6対応コンポーネントを備えないことを、特定の時間内にIPv6ルーター広告を受信しないことから判断することを含む請求項15記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 前記IPv6接続エージェントのIPv4アドレスを決定することは、IPv4エニーキャストメッセージを送信すること若しくはDNS(Dynamic Name System)サーバーに問い合わせることのうちの一つを含む請求項15記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 前記コンピュータプログラムプロダクトは、
    前記IPv6接続エージェントの前記決定されたIPv4アドレスが、前記ノードが以前に使用された前記IPv6接続エージェントの前記IPv4アドレスと同じであることに応答して、バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信するためのプログラムコードを更に備えた請求項15記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 前記バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信することは、
    前記ノードによって使用された以前のMIPv6気付アドレスと前記取得されたMIPv6気付アドレスとを送信することを含む請求項20記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. モバイルデュアルスタックノードが、IPv4コンポーネントを備えたネットワークを介してIPv6通信に接続するためのシステムであって、
    前記モバイルデュアルスタックノードは、
    当該モバイルデュアルスタックノードがIPv6ネットワークからIPv4ネットワーク内に移動したことを検出するための手段と、
    前記IPv4ネットワークにおける新たなIPv4アドレスを取得するための手段と
    ISATAP対応接続エージェントのIPv4アドレスを取得するための手段と、
    第1のMIPv6気付アドレスを取得するための手段と、
    前記ISATAP対応接続エージェントの前記IPv4アドレスと当該モバイルデュアルスタックノードの前記第1のMIPv6気付アドレスを用いて前記ISATAP対応接続エージェントとの間にISATAPによる通信を確立するための手段と
    当該モバイルデュアルスタックノードが前記IPv4ネットワーク内で移動した場合に現在の第2のMIPv6気付アドレスを取得し、前記第2のMIPv6気付アドレスを前記第1のMIPv6気付アドレスにマッピングして、これら第1および第2のMIPv6気付アドレスを有するバインディング更新を前記ISATAP対応接続エージェントに送信するための手段と
    を備え、
    前記ISATAP対応接続エージェントは、
    第1および第2のMIPv6気付アドレスを有する前記バインディング更新を受信するための手段と、
    前記第1のMIP気付アドレス宛てに送信されたパケットを受信した場合に前記バインディング更新の結果に従って前記パケットを前記第2のMIPv6気付アドレスに転送するための手段と
    を備えたシステム。
  23. 前記ノードが移動したことを判断することは、
    前記ノードが第1ネットワーク及び第1サブネットワークのうちの一つから切断されたことを検出し、
    前記ノードが第2ネットワーク及び第2サブネットワークのうちの一つに接続されたことを検出すること
    を含む請求項22記載のシステム。
  24. 前記新たなIPv4アドレスを取得することは、DHCP(Dynamic Host Control Protocol)若しくはPPP(Point-to-Point Protocol)のうちの一つを使用することを含む請求項22記載のシステム。
  25. 前記在圏ネットワークが何らIPv6対応コンポーネントを備えないことを、特定の時間内にIPv6ルーター広告を受信しないことから判断することを含む請求項22記載のシステム。
  26. 前記IPv6接続エージェントのIPv4アドレスを決定することは、IPv4エニーキャストメッセージを送信すること若しくはDNS(Domain Name System)サーバーに問い合わせることのうちの一つを含む請求項22記載のシステム。
  27. 前記IPv6接続エージェントの前記決定されたIPv4アドレスが、前記ノードが以前に使用された前記IPv6接続エージェントの前記IPv4アドレスと同じであることに応答して、バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信するための手段を更に備えた請求項22記載のシステム。
  28. 前記バインディング更新を前記IPv6接続エージェントに送信することは、前記ノードによって使用された以前のMIPv6気付アドレスと前記取得されたMIPv6気付アドレスを送信することを含む請求項27記載のシステム。
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