JP4465227B2 - Pump device - Google Patents
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Description
本発明は、流体を循環させるポンプ装置に関する。さらに詳述すると、本発明はダイヤフラムを利用したポンプ体を備えたポンプ装置に関する。 The present invention relates to a pump device for circulating a fluid. More specifically, the present invention relates to a pump device provided with a pump body using a diaphragm.
この種の循環ポンプ100としては、図26に示すように、ダイヤフラム101の作動により流体を吸引および圧縮するポンプ体102を複数備えると共に各ポンプ体102のダイヤフラム101を同一平面上に配置してなるものが知られている(特開平11−62837号公報参照)。この循環ポンプ100は、駆動源としてのモータ103と、モータ103により回転されると共に回転中心に対して僅かに傾斜した端面を有する回転軸104と、該回転軸104の傾斜した周面に回転可能に設けられたカム板105と、該カム板105の周囲に等間隔に配置されたダイヤフラム101とを備えている。
As shown in FIG. 26, this type of
モータ103が連続的に駆動して回転軸104が回転すると、傾斜した端面によってカム板105の周縁部が回転軸104の軸方向に変位する。このカム板105の軸方向の変位により各ダイヤフラム101を出没動作させるようにしている。ダイヤフラム101が押圧されると圧力室106の容積が変化して流入弁および流出弁の作用により流体が一方向に送られる。
When the
しかしながら、上述した循環ポンプ100では、同一平面上にダイヤフラム101が配置されているので、ポンプ体102の大きさを維持したままでは小型化は困難である。また、同一平面上にダイヤフラム101が配置されているので、流量を増加するためにダイヤフラム101を拡大しようとするとカム板105の径を拡大しなければならず変更が大掛かりになってしまう。
However, in the circulating
さらに、カム板105はダイヤフラム101の配置面に対して僅かにしか傾斜していない上にモータ103は連続回転するものであるので、任意の1つのポンプ体102のみを独立して作動させることは困難である。すなわち、カム板105はダイヤフラム101の配置面に対して僅かにしか傾斜していないので、隣り合うポンプ体102同士が必ず作動してしまう。よって、1つのポンプ体102のみを作動させて微少な流量を得ることが困難である。
Further, since the
そこで、本発明は容易に小型化できると共に微少な流量を得られるポンプ装置を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a pump device that can be easily miniaturized and obtain a minute flow rate.
かかる目的を達成するため、請求項1記載のポンプ装置は、ステッピングモータと、このステッピングモータの出力軸に偏心して取り付けられた偏心部材と、この偏心部材に係合し出力軸の径方向への運動に変換するカム機構と、このカム機構が作動することで出力軸の径方向に出没してポンプ作用を行うダイヤフラムを有すると共にカム機構を中心に等間隔に配置されている複数のポンプ体とを備え、カム機構は複数のポンプ体のダイヤフラムのいずれかを作動させている状態では他のダイヤフラムには接しないようにして前記複数のポンプ体のうち1つのポンプ体のみを作動させるようにしている。
To achieve the above object, the pumping device according to
したがって、モータが駆動すると偏心部材が回転し、カム機構を介してダイヤフラムを押圧してポンプ体を作動させる。これにより、ポンプ装置が作動して流体を吸引あるいは圧縮する。 Therefore, when the motor is driven, the eccentric member rotates and presses the diaphragm via the cam mechanism to operate the pump body. As a result, the pump device operates to suck or compress the fluid.
また、ステッピングモータを用いるようにしているので、カム機構を微小な角度で制御することができ、1つのポンプ体のみを作動させて微少な流量を得ることができる。 Further, since the so that using the scan stepping motor, Ki out to control the cam mechanism at small angles, it is possible to obtain a very small flow rate by operating only one pump body.
以上説明したように、請求項1記載のポンプ装置によれば、カム機構がダイヤフラムを出力軸の径方向に変位させているので、従来のようにダイヤフラムを同一平面上に配置する必要がなくポンプ装置の小型化を比較的容易に図ることができる。 As described above, according to the pump device of the first aspect, since the cam mechanism displaces the diaphragm in the radial direction of the output shaft, there is no need to arrange the diaphragm on the same plane as in the prior art. The size of the apparatus can be reduced relatively easily.
また、ステッピングモータを用いるようにしているので、カム機構を微小な角度で制御することができ、1つのポンプ体のみを作動させて微少な流量を得ることができる。よって、ポンプ装置の適用範囲を広げることができる。 Further, Runode have to use a scan stepping motor, can be controlled in a very small angle of the cam mechanism, it is possible to obtain a very small flow rate by operating only one pump body. Therefore, the applicable range of the pump device can be expanded.
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail based on the best mode shown in the drawings.
図1から図15に、本発明のポンプ装置1の実施形態の一例を示す。このポンプ装置1は、図1に示すように、モータ2と、モータ2の出力軸3に偏心して取り付けられた偏心部材4と、この偏心部材4に係合し出力軸3の径方向への運動に変換するカム機構5と、このカム機構5が作動することで出力軸3の径方向に出没してポンプ作用を行うダイヤフラム6を有するポンプ体7〜10とを備えるようにしている。
1 to 15 show an example of an embodiment of the
モータ2はステッピングモータとしている。このモータ2は、支持板11にねじ止めによって取り付けられている。偏心部材4には玉軸受け12の内輪22が例えば圧入により取り付けられている。モータ2の出力軸3の先端には、玉軸受け12を押さえるワッシャとスリットリング13とがビス14によりねじ止めされている。尚、偏心部材4はモータ2の出力軸3にビス49で固定されている。
The
カム機構5は、図2に示すように、支持板11に一体形成されたスライドガイド15と、軸方向と垂直(径方向)に摺動可能なスライダ16と、玉軸受け12を収容するベアリングホルダ17とを備えている。スライドガイド15は、支持板11のモータ2を取り付ける面の反対側に突出するよう出力軸3を中心とする環形状に形成されている。その端面には径方向に形成された少なくとも2つのガイド溝18を有している。
As shown in FIG. 2, the
スライダ16は環形状で、スライドガイド15側に突出する径方向に形成されたスライドガイド側凸部19と、ベアリングホルダ側に突出すると共にスライドガイド側凸部19とは角度の異なる径方向に形成されたベアリングホルダ側凸部20とを備えている。ベアリングホルダ17は円筒形状で、スライダ16側の端面には、ベアリングホルダ側凸部20が摺動可能に係合する径方向に形成されたガイド溝21を有している。ベアリングホルダ17には玉軸受け12の外輪23が嵌合されている。
The
また、図3に示すように、ベアリングホルダ17の外周部には接触リング24が回転可能に取り付けられている。接触リング24がベアリングホルダ17に対して回転可能であるので、図4に示すように接触リング24がダイヤフラム6に当接したときにベアリングホルダ17に対して回転して接触時の衝撃を低減することができる。ベアリングホルダ17の接触リング24が嵌合される外周面には凹溝25が形成されると共に接触リング24の内周面には前述の凹溝25と嵌合する凸部26が形成されている。これら凹溝25と凸部26とがスナップフィットにより係合することにより、接触リング24は回転可能であると共にワンタッチで容易に組み立てることができる。
As shown in FIG. 3, a
ポンプ体7〜10はいずれも同様の構成であり、図5および図6に示すようにケース27に形成された圧力室28と、該圧力室28を塞ぐように設けられたダイヤフラム6とを備えている。これらの材質は搬送流体ないし循環流体と反応しないものとしている。圧力室28の開口縁部の周辺には環状の溝29が形成されている。また、ダイヤフラム6には環状のビード30が形成されている。ビード30が環状の溝29に押し込まれることにより、ダイヤフラム6がケース27に固定されると共に圧力室28の開口部をダイヤフラム6で密閉することができる。ダイヤフラム6のビード30の更に外側には平面状のシール部31が連続的に設けられている。このシール部31はケース27と蓋32との間に挟まれてねじ止めされることによりダイヤフラム6の固定および圧力室28のシールをより強固にすることができる。ダイヤフラム6の変位量は偏心部材4の偏心量と同じかそれよりも小さい大きさに設定されている。ただし、偏心部材4の偏心量を変更することによりダイヤフラム6の変位量を変更することができる。
Each of the
ダイヤフラム6の圧力室28とは反対側の面の中央にはダイヤフラム6を押圧して変形させるための突起33が形成されている。ダイヤフラム6の突起33にはフッ素コーティングを施して耐久性を上げると共に接触抵抗を低減させることが好ましい。あるいは、突起33には耐摩耗性および低摩擦係数の材料を被せるようにして耐久性の向上および接触抵抗の低下を図るようにしても良い。
A
圧力室28には外部と連通する流入路34と流出路35とが形成されている。流入路34の途中にはL字形状の流入弁溝36が形成されると共に、この流入弁溝36にL字形状の流入弁37が挿入されて固定されている。流入弁37は取り付け部37aと弁部37bとを有している。弁部37bは流入弁溝36の圧力室28と反対側の面に密着している。これにより、ダイヤフラムが押され容積室の圧力が増加すると流体が圧力室28から流出する際には弁部37bが流入弁溝36の壁に密着して流れが止められると共に、ダイヤフラムがもどり容積室の圧力が減少すると流体が圧力室28に流入する際には弁部37bが流入弁溝36の壁から離れて流体が流れる。所謂、逆止弁を構成している。流入路34の入口にはOリング38を組み込むための座ぐり39が形成されている。
An
流出路35の途中にはL字形状の流出弁溝40が形成されると共に、この流出弁溝40にL字形状の流出弁41が挿入されて固定されている。流出弁41は取り付け部41aと弁部41bとを有している。弁部41bは流出弁溝40の圧力室28側の面に密着している。これにより、ダイヤフラムがもどり容積室の圧力が減少すると流体が圧力室28に流入する際には弁部41bが流出弁溝40の壁に密着して流れが止められると共に、ダイヤフラムが押され容積室の圧力が増加すると流体が圧力室28から流出する際には弁部41bが流出弁溝40の壁から離れて流体が流れる。所謂、逆止弁を構成している。流出路35の出口には流出管42が設けられている。
An L-shaped
また、流入弁37および流出弁41の各弁部37b,41bは、いずれも僅かな規定の圧力で変形するように極めて薄い弾性部材から成る。このため、小さい圧力負荷で弁を作動させることができる。さらに、このように各弁溝36,40に差し込むだけで設置できる逆止弁構造を用いたので、組み立て易く感度が高く信頼性の高い弁を得ることができると共に微少流量用として対応可能になる。
Further, each of the
蓋32は、図7および図8に示すように、図5に示す流入弁溝36と流出弁溝40並びに環状の溝29を各々囲む部位・位置に凸部51(図7中二点鎖線で示す)を備えている。この凸部51の存在により、流入弁溝36と流出弁溝40と環状の溝29とを各々板状のシール部31を介してシールすることができる。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
図9〜図11に示すように、4つのポンプ体7〜10がカム機構5を中心に配置されている。各ポンプ体7〜10のダイヤフラム6の突起33はカム機構5の接触リング24を向いている。本実施形態では、各ポンプ体7〜10はカム機構5を中心に90度ごとに等間隔に配置されている。また、各ポンプ体7〜10とカム機構5との関係は、図13および図14に示すように2つのポンプ体7〜10を同時に動作させることは無いようにしている。これにより、1つのポンプ体7〜10のみを動作させることができるので、微少な流量の出力を得ることができる。
As shown in FIGS. 9 to 11, four
各ポンプ体7〜10の流出管42はカム機構5の支持板11の透孔に貫通されている。また、各流入路34の入口の座ぐり39にはOリング38が組み込まれている。さらに、各ポンプ体7〜10のカム機構5と反対側の側面には流路蓋43が設けられている。流路蓋43は、図12に示すように各ポンプ体7〜10の座ぐり39に合う位置に設けられた穴44と、各穴44から側面に貫通した管路45とを備えている。該管路45は流路蓋43の側面から突出してパイプ状を成し、パイプなどを接続し易い構造とされている。
The
図1に示すように、流路蓋43の内面側には基板46が設けられている。この基板46には、出力軸3に取り付けられたスリットリング13の回転を読み取るフォトインタラプタ47とその駆動回路が設けられている。これにより、出力軸3の回転位置を検出することができる。スリットリング13はフォトインタラプタ47の発光素子と受光素子との間を通過するフランジ部分を有する椀形を成し、そのフランジ部分に検出用のスリットを形成したものである。
As shown in FIG. 1, a
上述したポンプ装置1の動作を以下に説明する。
The operation of the
モータ2が駆動すると偏心部材4を介して玉軸受け12の内輪22が回転される。玉軸受け12の外輪23は偏心部材4の偏心量を半径として旋回運動をする。よって、ベアリングホルダ17および接触リング24も偏心部材4の偏心量を半径として旋回運動をする。ここで、出力軸3に偏心部材4を介してカム機構5を作動させているので、接触リング24は出力軸の偏心量を半径とした回転動作となり、接触点が中心から離れているにもかかわらずダイヤフラムへの接触速度Vは回転軸に剛体のカムを付け動作させた場合に比べて非常に小さくなる。よって、出力軸3にカム機構5を直接設ける場合に比べて接触PV(圧力Pと速度Vとの積)を極めて小さくすることができるので、耐久性を向上させることができる。
When the
モータ2が回転したときは、図13に示すように接触リング24は各ポンプ体7〜10のダイヤフラム6の突起33を順に押圧して解放する。各ポンプ体7〜10では、ダイヤフラム6が押圧されることにより圧力室28の容積が減少して流入弁37が閉じると同時に流出弁41が開く。これにより、圧力室28から流体が押し出される。また、ダイヤフラム6が解放されることにより圧力室28の容積が増大して流出弁41が閉じると同時に流入弁37が開く。これにより、圧力室28に流体が引き込まれる。これの繰り返しにより流体が流される。
When the
出力軸3の回転位置はフォトインタラプタ47により検出される。モータ2はステッピングモータ2であるので、出力軸3を各ポンプ体7〜10に対する任意の角度で回転させることができる。また、各ポンプ体7〜10でのダイヤフラム6の移動は、図14に実線で示すように2つのポンプ体で同時に起きることが無い。よって、いずれか1つのポンプ体のみを動作させることができる。この場合、図15に示すように出力軸3を90度だけ往復回転させるようにする。これにより偏心部材4は90度ごと往復するので対象とするポンプ体のみを作動させることができる。このとき、他の3つのポンプ体のダイヤフラム6は接触リング24に接しないので作動しない。例えば図15に示す例では、ポンプ体7を3回、続いてポンプ体8を1回、更にポンプ体9を6回動作させる。
The rotational position of the
このようにモータ2はステッピングモータであるので、正転反転が容易で制御性が高く送流体の流量精度を高めることができ、使い勝手の良いポンプ装置1を得ることができる。また、モータ2はステッピングモータであるので、動作不要のときは停止しておくことができ、省エネポンプを実現することができる。
As described above, since the
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本実施形態では、ダイヤフラム6と流入弁37と流出弁41とは別個に形成されているが、これには限られず図16および図17に示すようにこれらを一体形成するようにしても良い。例えば、図示の例では、流出弁41及び流入弁37はダイヤフラム6をコ形に切欠くことによって一体的に形成されている。また、本実施形態では接触リング24の解放時にダイヤフラム6は単独で元に戻るようにしているが、これには限られず図18および図19に示すように戻りばね48を設けてその作用により戻るようにしても良い。図18に示す戻りばね48を使用する場合は、戻りばね48が流体に接触するので流体により侵食されない材質から成るものとする。
The above-described embodiment is an example of a preferred embodiment of the present invention, but is not limited thereto, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention. For example, in the present embodiment, the
さらに、本実施形態では各ポンプ体7〜10の組み立て、および各ポンプ体7〜10と支持板11との組み立てはねじ止めによるものとしているが、これには限られず超音波溶着や接着などによるものとしても良い。そして、本実施形態では出力軸3の回転数を検出するためにフォトインタラプタ47を使用しているが、これには限られず既知の回転検出手段、例えばホール素子やMR素子などを使用しても良い。
Furthermore, in the present embodiment, the assembly of the
また、本実施形態ではポンプ体7〜10を4台設けているが、これには限られず例えば図20に示すように1〜3台、あるいは5台以上の任意の数にしても良い。この場合、数量が少ない方がダイヤフラム6の変位量を十分に確保することができる。さらに、本実施形態ではポンプ体7〜10の配置は出力軸3の軸方向に1段のみにしているが、これには限られず複数段設けるようにしても良い。
In the present embodiment, four
また、本実施形態ではカム機構5に玉軸受け12および接触リング24の2箇所の自由回転部材を設けているが、これには限られずカム機構5に自由回転部材を設けなくても良い。例えば、図21に示すようなカム部材からなるカム機構5としても良い。また、図25に示すような、ローラ60をモータ2の出力軸3から偏心させてローラホルダ61に回転自在に取り付けるようにしたカム機構でも実施可能である。
In the present embodiment, the
さらに、本実施形態ではスライドガイド15、スライダ16及びベアリングホルダ17の組み合わせによりベアリングホルダ17が接触リング24を介してダイヤフラム6を押圧しているが、これには限られず図22から図24に示すように、スライドガイド15、スライダ16及びベアリングホルダ17に代えて、玉軸受け12の周囲に偏心部材4の偏心方向に係合して直線往復動する一対のスライダ50A,50Bでダイアフラム6を順次変位させてポンプ作用を行わせるようにしても良い。この場合、スライダ50A,50Bは中央の穴54を玉軸受け12のアウターレースに嵌めて径方向にそれぞれ係合し、互いに直交する2軸の一方に配置されている凹部52にダイヤフラム6の中央に備えられた係合片53の頭部を係合させるようにしている。係合片53は頭部をスライダ50Aあるいは50Bの凹部52にそれぞれ嵌め込んでその首部をフランジ55に引っかけるように係合させている。これによって、スライダ50A,50Bが偏心部材4の偏心回転によって互いに直交する方向に交互に移動する際に、係合片53を介してダイヤフラム6を引っ張りあるいは押し込んで圧力室28を収縮ないし拡張させるようにしている。ここで、スライダ50A,50Bは、互いに直交するように固定部材側に形成されて配置された2本の直線溝並びにこれと嵌合する板状突起、例えば支持蓋11に設けられた溝57及び流路蓋43に設けられた溝(図示省略)に突起56を係合させることで、互いに直交する径方向にのみ摺動可能に支持されている。これにより、モータ2が回転すると、偏心部材4の偏心運動によって、玉軸受け12に係合するスライダ50A,50Bが溝57に沿って動き、それぞれダイヤフラム6を押し引きしてポンプとして機能させる。尚、鍋ぶたの摘みのような係合片53は、ダイヤフラム6を受け板58で挟んでビス59で固定されるようにして、取り付けられている。
Furthermore, in this embodiment, the bearing
また、本実施形態ではダイヤフラム6を使用しているが、これには限られずチューブを使用しても良い。
Moreover, although the
1 ポンプ装置
2 モータ
3 出力軸
4 偏心部材
5 カム機構
6 ダイヤフラム
7〜10 ポンプ体
DESCRIPTION OF
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