JP4463606B2 - スナップファスナー取付け機 - Google Patents

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本発明は、雄スナップと雌スナップの組合せから成るスナップファスナーの雄スナップ又は雌スナップを、衣服などの可撓性膜体に取り付けるためのスナップファスナー取付け機に関し、詳しくは、雄スナップや雌スナップの構成部品である二つの部材、つまり、合成樹脂製のリベット部材と、中央にリベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の合成樹脂製の嵌合用部材とを、可撓性膜体の両側に配置し、リベット部材の突起を可撓性膜体に突き刺すと共に前記嵌合用部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とを可撓性膜体を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機に関するものである。
この種のスナップファスナー取付け機では、特許文献1にも記載されているように、リベット部材の突起を打撃して拡径変形させる際、嵌合用部材に貫通孔を拡大させる方向の無理な力がかかって、嵌合用部材が割れてしまうことがある。
このような不都合を回避するために、例えば、リベット部材の突起を打撃するハンマーの昇降ストロークを微調整したり、リベット部材を支持する受け具や突起を打撃するハンマーに緩衝用のばねを設けるなど、従来より、様々な対策が講じられているが、これらの対策を講じてもなお嵌合用部材が割れてしまうことがある。殊に、スナップファスナーの厚みを薄くすることが望まれる衣料用スナップファスナーにおいては、その傾向が顕著である。
これは、リベット部材の突起が可撓性膜体を貫いて嵌合用部材の貫通孔に進入する際、可撓性膜体の一部が突起により貫通孔の内部に引き込まれることによって、嵌合用部材に貫通孔を押し広げる力が作用し、この力に嵌合用部材の強度が耐えられないからである。このことは、可撓性膜体に予め突起挿通用の小孔を形成しておけば、嵌合用部材の割れを抑制できる事実からも明らかである。
ところで、ハンマーの昇降ストロークの微調整、受け具やハンマーに設けた緩衝用ばねの微調整などの対策を施しても、嵌合用部材の割れが生じたケースについて、多くの観察と検討を繰り返した結果、嵌合用部材の割れは、早朝など、スナップファスナー取付け作業の開始直後に多く発生し、作業を続けるうちに次第に減少していくことが分かった。また、寒冷地ほど嵌合用部材の割れが生じやすいことが分かった。
そして、これらの状況から、嵌合用部材の割れの原因が、温度低下による材料樹脂の粘り(弾性)の低下にあることを知見した。即ち、作業が中断され、暖房が停止されている夜間に、スナップファスナー取付け機(大部分が金属製である)が冷えきってしまい、前日の作業終了後、スナップファスナー取付け機の内部に、シュートなどの金属と接触した状態で残された嵌合用部材は、それが接する金属と同じ温度まで冷やされることになり、その結果、材料樹脂の粘り(弾性)が低下することになる。
従って、早朝など、スナップファスナー取付け作業の開始直後では、材料樹脂の粘り(弾性)が低下している嵌合用部材が使用されることになり、リベット部材の突起が可撓性膜体を貫いて嵌合用部材の貫通孔に進入する際に作用する貫通孔を押し広げようとする力に抗しきれず、割れが発生するのである。そして、作業を続ける間に、昨夜からの冷却状態にあった嵌合用部材が割れ発生頻度の高いまま使い尽くされ、暖房等による室温の上昇
と、モーター等の発熱によるスナップファスナー取付け機自体の温度上昇とに伴い、スナップファスナー取付け機の内部に貯留されている嵌合用部材の温度が上昇して、所期の粘り(弾性)を取り戻し、次第に割れの発生が減少していくのである。
実用新案登録第2592699号公報
本発明は、上記の知見に基づいてなされたもので、その目的とするところは、早朝など、スナップファスナー取付け作業の開始直後や寒冷地においても、嵌合用部材の割れを防止できるスナップファスナー取付け機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、合成樹脂製のリベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の合成樹脂製の嵌合用部材とを、可撓性膜体の両側に配置し、リベット部材の突起を可撓性膜体に突き刺すと共に前記嵌合用部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とを可撓性膜体を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、嵌合用部材を収容するホッパーから打撃作用部に至る嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱する加熱手段を設けたことを特徴としている。
具体的には、請求項2に記載のように、合成樹脂製のリベット部材を突起が上向きになるように支持する受け具とその上方に設けた昇降自在な打込み具とで構成された打撃作用部と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の合成樹脂製の嵌合用部材を収容するホッパーと、ホッパーから繰り出された嵌合用部材を流下供給するシュートと、シュートの下端まで流下供給された嵌合用部材を前記打撃作用部の打込み具に供給するプッシャーとを備えたスナップファスナー取付け機において、ホッパーから打込み具に至る嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱する加熱手段を設けたことを特徴としている。
前記加熱手段としては、ヒーターでもよく(請求項3)、温風発生器でもよい(請求項4)。
加熱手段として、ヒーター、温風発生器の何れを採用する場合でも。シュートを加熱するように構成することが望ましい(請求項5)。加熱手段として温風発生器を用いる場合には、ホッパーの内部に温風を供給して、ホッパーから打込み具に至る嵌合用部材供給経路の内部全域を加熱するように構成してもよい(請求項6)。
請求項1〜4に記載の発明によれば、前日の作業終了後、スナップファスナー取付け機の内部に嵌合用部材が残されていても、スナップファスナー取付け作業を開始する前に、加熱手段を例えば一定時間だけ作動させる等して、嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱することにより、嵌合用部材の温度を上昇させて、所期の粘り(弾性)を取り戻し、この状態で、スナップファスナー取付け作業を開始することにより、嵌合用部材の割れを防止できる。従って、早朝など、スナップファスナー取付け作業の開始直後や寒冷地においても、嵌合用部材の割れを防止できる効果がある。
嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱するにあたっては、嵌合用部材を収容するホッパーを加熱するか、打込み具を加熱するように構成してもよいが、前者では、ホッパ
ーに収容された多量の嵌合用部材同士が接触し、後者によれば、加熱される領域が狭く、何れも加熱効率の面ではさほど好ましくない。
この点、請求項5に記載の発明のように、シュートを加熱するように構成すれば、シュートの内部には、前日の作業終了後、スナップファスナー取付け機に残された嵌合用部材群のうち、複数の嵌合用部材がシュートの内面と接触し且つ一定姿勢で整列した状態に残されているので、複数の嵌合用部材を同時に効率よく加熱昇温することができ、また、シュートから他の部位へと熱が伝わっていくので、スナップファスナー取付け作業の開始直後から、嵌合用部材の割れを防止できることになる。
また、加熱手段として温風発生器を用いる場合には、請求項6に記載の発明のように、ホッパーの内部に温風を供給して、ホッパーから打込み具に至る嵌合用部材供給経路の内部全域を加熱するように構成すれば、ホッパー内に貯留された嵌合用部材から打込み具に位置する嵌合用部材まで、全ての嵌合用部材を加熱昇温することができ、スナップファスナー取付け作業の開始直後から、嵌合用部材の割れを防止できることになる。
図1〜図5は、本発明に係るスナップファスナー取付け機の一例を示す。これらの図において、1は自立可能なフレームであり、フレーム1の上部側には、二つのホッパー2a,2bが左右方向に相対峙して設けられている。一方のホッパー2aには、リベット部材Aが収容され、他方のホッパー2bには、雄型又は雌型の嵌合用部材Bが選択的に収容される。即ち、雄スナップの取付け作業を行う場合には、雄型の嵌合用部材Bを収容し、雌スナップの取付け作業を行う場合には、雌型の嵌合用部材Bを収容するように構成されている。Sは、取付け対象である衣服等の可撓性膜体である。
尚、リベット部材A及び嵌合用部材Bは、何れも、ポリブチレンテレフタレート、ポリオキシメチレン等の合成樹脂製であり、リベット部材Aは、円板状の頭部aとその裏面中央から突出した先鋭な突起bとから構成されている。嵌合用部材Bは、スナップ作用を行うための嵌合部cを有し、嵌合部cの中央には前記突起bを挿通するための貫通孔dが形成されている。
両ホッパー2a,2bは、各々、軸芯周りに回転駆動され、回転に伴って内部に収容されているリベット部材Aや嵌合用部材Bを一定姿勢に整えて、シュート3A,3Bへと繰り出すように構成されている。嵌合用部材Bを収容するホッパー2bに連なる上部側のシュート3Bには、嵌合用部材Bを一定姿勢に整列させた状態で流下供給する溝が形成され、シュート3Bの下端部分には、嵌合用部材Bの送り出し溝eが前後方向に形成されている。リベット部材Aを収容するホッパー2aに連なる下部側のシュート3Aには、リベット部材Aを一定姿勢に整列させた状態で流下供給する溝が形成され、シュート3Aの先端には、リベット部材Aの送り出し溝fを形成したガイドレール4が前後方向に設けられている。
前記送り出し溝e,fの前方には、リベット部材Aを突起bが上向きになるように支持する受け具5とその上方に設けた昇降自在な打込み具6とで構成された打撃作用部Cが設けられている。前記打込み具6は、嵌合用部材Bを弾性的に挟持するためのチャック6aと、嵌合用部材Bを押し下げるための筒軸状のガイドパンチ6bと、ガイドパンチ6bの内側に配置された前記突起bを打撃するためのカシメパンチ6c等によって構成されている。前記受け具5は、リベット部材Aの頭部aを弾性的に挟持するためのチャック5aと頭部支持台5b等によって構成されている。
図3に示す7は、シュート3Aの下端まで流下供給されたリベット部材Aと、シュート
3Bの下端まで流下供給された嵌合用部材Bとを打撃作用部Cに供給する上下2段のアーム8a,8bを供えたプッシャーであり、打込み具6の昇降に連動して前後方向に往復移動するように構成されている。そして、プッシャー7が後方へ移動することにより、シュート3B内の嵌合用部材Bとシュート3A内のリベット部材Aが、夫々、1個ずつ前記送り出し溝e,fに供給され、プッシャー7が前方へ移動することにより、送り出し溝e,f内の嵌合用部材Bとリベット部材Aが、打込み具6と受け具5に送り込まれるように構成されている。
Mはモーターであり、前記打込み具6は当該モーターMの出力により図外の一回転クラッチを介して昇降駆動されるようになっている。9は前記一回転クラッチを接続操作するための足踏みペダルである。
そして、図4に示すように、受け具5と打込み具6との間に可撓性膜体Sを介在させた状態で、前記ペダル9を踏むと、打込み具6が下降し、図5の(A),(B)に示すように、リベット部材Aの突起bを可撓性膜体Sに突き刺すと共に前記嵌合用部材Bの貫通孔dに挿通させ、その突起bの先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材Aと前記嵌合用部材Bとを可撓性膜体Sを挟んだ状態にカシメ止めするように構成されている。
この実施形態では。上記の構成よりなるスナップファスナー取付け機において、嵌合用部材Bを収容するホッパー2bから打撃作用部Cに至る嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱する加熱手段Dを設けた点に特徴がある。具体的には、加熱手段Dとして、図1に示すように、シュート3Bにヒーター10を付設してある。ヒーター10の電気回路には、サーモスタット等による温度制御装置が設けられており、図外の電源スイッチをON操作することにより、シュート10を一定温度(この温度は、作業中の室温より高く設定されるが、具体的な温度は、作業環境に応じて適宜設定されべきものである。)まで加熱昇温するように構成されている。
上記の構成によれば、前日の作業終了後、スナップファスナー取付け機の内部に嵌合用部材が残されていても、スナップファスナー取付け作業を開始する前に、加熱手段を例えば一定時間だけ作動させる等して、嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱することにより、嵌合用部材の温度を上昇させて、所期の粘り(弾性)を取り戻すことができ、この状態で、スナップファスナー取付け作業を開始することにより、嵌合用部材の割れを防止できる。即ち、嵌合用部材Bが温度上昇によって所期の粘り(弾性)を取り戻しているので、リベット部材Aの突起bが可撓性膜体Sを貫いて嵌合用部材Bの貫通孔dに進入する際、可撓性膜体Sの一部が突起bによって貫通孔dの内部に引き込まれることにより、嵌合用部材Bに貫通孔dを押し広げようとする力が作用しても、これに対抗することができ、割れが発生しない。従って、早朝など、スナップファスナー取付け作業の開始直後や寒冷地においても、嵌合用部材の割れを防止できることになる。
殊に、上記の実施形態では、シュートを加熱するように構成しており、シュート3Bの内部には、前日の作業終了後、スナップファスナー取付け機に残された嵌合用部材群のうち、複数の嵌合用部材Bがシュート3Bの内面と接触し且つ一定姿勢で整列した状態に残されているので、複数の嵌合用部材Bを同時に効率よく加熱昇温することができ、また、シュート3Bから打込み具6など他の部位へと熱が伝わっていくので、スナップファスナー取付け作業の開始直後から、嵌合用部材Bの割れを防止できることになる。
図6〜図9は、他の実施形態を示す。この実施形態は、リベット部材Aを手動で受け具5に供給し、雄型又は雌型の嵌合用部材Bを打撃作用部Cの打込み具6に自動供給する方式のスナップファスナー取付け機において、ホッパー2a,2bから打込み具6に至る嵌
合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱する加熱手段Dとして、シュート3A,3Bにヒーター10を付設した点に特徴がある。
図示の例では、二つのホッパー2a,2bが左右方向に相対峙して設けられており、一方のホッパー2aには、雄型の嵌合用部材Bを収容し、他方のホッパー2bには、雌型の嵌合用部材Bを収容するように構成されている。両ホッパー2a,2bに連なるシュート3A,3Bには、夫々、シュート3A,3B内の溝を開閉するシャッターの操作レバー11a,11bが設けられており、操作レバー11a,11bの操作によって、雄型の嵌合用部材Bと雌型の嵌合用部材Bとを選択的に流下供給するように、つまり、雄スナップの取付け作業を行う場合には、雄型の嵌合用部材Bを流下供給し、雌スナップの取付け作業を行う場合には、雌型の嵌合用部材Bを流下供給するように構成されている。
具体的には、両シュート3A,3Bは、図7、図8に示すように、1本のシュートの横幅程度、前後に位置をずらして配設されている。両シュート3A,3Bの下端には、嵌合用部材Bの送り出し溝eを形成したガイドレール4が前後方向に設けられており、両シュート3A,3Bの溝は、ガイドレール4に形成した送り出し溝eと前後に異なる位置で接続されている。何れかのシュートの下端まで流下供給された嵌合用部材Bは、打込み具6の昇降に連動して前後方向に往復移動するように構成されたプッシャー7によって打込み具6に送り込まれるように構成されている。この実施形態では、リベット部材Aを受け具5に手動で供給するため、図9に示すように、チャック6aは、打込み具6にのみ設けられており、受け具5にはチャックが設けられていない。
上記の構成によれば、リベット部材Aを受け具5に手動で供給するため、リベット部材Aの頭部aに方向性のある模様が形成されている場合、リベット部材Aを受け具5に所定の向きで載置することにより、雄スナップや雌スナップを、衣服等の可撓性膜体Sに対して模様が一定方向に並んだ状態に取り付けることができる。その他の構成、作用は、図1〜図5の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
図10は、他の実施形態を示す。この実施形態は、ホッパー2a,2bから打込み具6に至る嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱する加熱手段Dとして、スナップファスナー取付け機に連設した温風発生器(図示せず)から導出されたノズル12を、打込み具6を昇降自在に支持するためのガイドフレーム13に取り付け、シュート3A,3Bに温風Wを吹き付けるように構成した点に特徴がある。その他の構成、作用は、図6〜図9の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
図11は、他の実施形態を示し、ホッパー2a(2b)の内部に温風を供給して、ホッパー2a(2b)から前記打込み具6に至る嵌合用部材供給経路の内部全域を加熱するように構成した点に特徴がある。即ち、温風発生器(図示せず)から導出された温風供給ホース14を、ホッパー2bの回転中心軸15に接続して、温風Wが回転中心軸15からホッパー2a(2b)内に吹き込まれるように構成すると共に、ホッパー2a(2b)内に吹き込まれた温風Wがシュート3A(3B)の溝を経て前記打撃作用部Cの打込み具6にまで送られるように構成してある。
この構成によれば、ホッパー2a(2b)内に貯留された嵌合用部材Bから前記打込み具6に位置する嵌合用部材Bまで、全ての嵌合用部材Bを加熱昇温することができ、この構成によっても、スナップファスナー取付け作業の開始直後から、嵌合用部材Bの割れを防止できることになる。その他の構成、作用は、図6〜図10の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
本発明の実施形態を示すスナップファスナー取付け機の正面図である。 スナップファスナー取付け機の側面図である。 一部を破断して示した要部の側面図である。 打撃作用部の作用を説明する図である。 打撃作用部の作用を説明する図である。 他の実施形態を示すスナップファスナー取付け機の要部の正面図である。 要部の斜視図である。 一部を破断して示した要部の正面図である。 打撃作用部の作用を説明する図である。 他の実施形態を示すスナップファスナー取付け機の要部正面図である。 他の実施形態を示す要部の斜視図である。
符号の説明
A リベット部材
B 嵌合用部材
C 打撃作用部
D 加熱手段
S 可撓性膜体
2a,2b ホッパー
3A,3B シュート
5 受け具
6 打込み具
10 ヒーター

Claims (6)

  1. 合成樹脂製のリベット部材と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の合成樹脂製の嵌合用部材とを、可撓性膜体の両側に配置し、リベット部材の突起を可撓性膜体に突き刺すと共に前記嵌合用部材の貫通孔に挿通させ、その突起の先端部を打撃して拡径変形させることにより、前記リベット部材と前記嵌合用部材とを可撓性膜体を挟んだ状態にカシメ止めするようにしたスナップファスナー取付け機において、嵌合用部材を収容するホッパーから打撃作用部に至る嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱する加熱手段を設けたことを特徴とするスナップファスナー取付け機。
  2. 合成樹脂製のリベット部材を突起が上向きになるように支持する受け具とその上方に設けた昇降自在な打込み具とで構成された打撃作用部と、リベット部材の突起を挿通するための貫通孔が形成された雄型又は雌型の合成樹脂製の嵌合用部材を収容するホッパーと、ホッパーから繰り出された嵌合用部材を流下供給するシュートと、シュートの下端まで流下供給された嵌合用部材を前記打撃作用部の打込み具に供給するプッシャーとを備えたスナップファスナー取付け機において、ホッパーから打込み具に至る嵌合用部材供給経路の少なくとも一部を加熱する加熱手段を設けたことを特徴とするスナップファスナー取付け機。
  3. 加熱手段がヒーターであることを特徴とする請求項1又は2に記載のスナップファスナー取付け機。
  4. 加熱手段が温風発生器であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスナップファスナー取付け機。
  5. シュートを加熱するように構成したことを特徴とする請求項3又は4に記載のスナップファスナー取付け機。
  6. ホッパーの内部に温風を供給して、ホッパーから打込み具に至る嵌合用部材供給経路の内部全域を加熱するように構成したことを特徴とする請求項4に記載のスナップファスナー取付け機。
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