JP4463387B2 - Assembly container with spout with cap on inner bag - Google Patents
Assembly container with spout with cap on inner bag Download PDFInfo
- Publication number
- JP4463387B2 JP4463387B2 JP2000196134A JP2000196134A JP4463387B2 JP 4463387 B2 JP4463387 B2 JP 4463387B2 JP 2000196134 A JP2000196134 A JP 2000196134A JP 2000196134 A JP2000196134 A JP 2000196134A JP 4463387 B2 JP4463387 B2 JP 4463387B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- flap
- inner flap
- cap
- inner bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、内袋が予め納まる段ボール箱のように、内袋の注出口(注出口兼用、スパウトともいう)が内フラップに貫通して取り付けられる容器に関し、詳しくは、その注出口のキャップが上の容器の積み重ねに支障のないよう上面が平らに組み立てられる、内袋のキャップ付き注出口を備えた組立容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
内袋に内容物を詰めてから容器に納めることは非常に困難を伴うことから、従来、流動物の袋詰め段ボール箱においては、予め内袋がセットされたものが使用される。これによると、内フラップに注出口を貫通して突設しておき、外フラップを開いた状態において、注出口から内容物が注入・注出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の容器においては、注出口およびキャップが内フラップの上に突出するため、それを支えて外フラップが平らに閉じられないことから、上の容器を安定して積み重ねることができないという問題があった。
【0004】
従来、上記の問題を解決するために、注出口について、周縁部に囲まれる内側をキャップが納まる凹部として低く形成し、凹部の中央部にキャップを螺じ込む筒口を突設し、キャップが凹部に納まるために低く嵌め込まれるように構成していた。しかし、これによると、注出口が低くなるために、内容物の注出時に他の容器に口付けが困難であり、吐出勢いが得られないことから、液だれが生じる難点があり、また、容器の内側から見ると、注出口の凹部が凸として内容物の注出の障害となり、このため、最後に内容物の取り残しが生じやすく、しかも、凹所操作となるためキャップの開閉にも困難を伴うという問題があった。
【0005】
この発明は、上記のような実情に鑑みて、内容物を注出しやすい形態に注出口を内フラップより突出するよう高く形成しても、キャップが上の容器の積み重ねに支障とならなく容器の上面が面一となり、内容物の取出し、キャップの取付け取外しが容易である内袋のキャップ付き注出口を備えた組立容器を提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、上端が内フラップに外フラップを重ねて閉じられる形式の組立容器と、上端にキャップ付き注出口が突設された内袋とからなり、内フラップには注出口が貫通して取り付けられ、その取付けについて、該内フラップに、または内フラップとそれが突設される面壁との双方にわたって縦に切込みを設け、内フラップが折られる罫線よりも下に落込片の折込線を形成することにより、注出口の取付け部分を外フラップに間隔をおいて低くなる水平な落込片として形成した組立容器において、次の(a),(b),(c)のいずれかに構成した。
【0007】
(a)前記切込みが内フラップと面壁との双方にわたって縦に形成され、落込片の一部が斜めに形成されるよう二本の折込線を設け、注出口の取付部の落込片が水平に折り込まれるように、少なくとも一方の折込線を内フラップが折られる罫線よりも下に形成したことを特徴とする内袋のキャップ付き注出口を備えた組立容器。(請求項1)
(b)前記縦の切込みが内フラップの先端近くに達する1条または2条であって、落込片の先端部に、切込みの先端に連なる横の山折込線とそれよりも基端よりの横の谷折込線とを設けることにより、その両折込線の間を落込片が内フラップからL字形に段落する支持片として形成したことを特徴とする内袋のキャップ付き注出口を備えた組立容器。(請求項2)
(c)幅中央部よりも一辺寄りに縦の切込線を内フラップと面壁にかけて形成する一方、これに隣接して外フラップと側壁とには切欠口を設け、上記縦の切込線の下端から切欠口へ折込線を設けることにより、一端に落込片を形成したことを特徴とする内袋のキャップ付き注出口を備えた組立容器。(請求項3)
【0008】
上記の構成によれば、切込みによりキャップの突出高さ程度に落込片を低くなるようにすれば、キャップがそれだけ低くなるために、上の容器を積み重ねる凸としての障害にならないものであって、これによって、注出口を液だれの生じない突出形態になし得る。しかも、注出時には、手作業により、あるいは内圧によって落込片が外へ出るため(形態により復元状態、それ以上の出張り状態、あるいは復元状態に近い状態となって)、容器の内側における凸の状態が解消されることから、内容物の取り残しも生じない。また、キャップの取付け取外しも普通のキャップと同様に容易である。
【0009】
切込線のみによって落込片を形成すると(第1の実施例参照)、その復元は容易となるが、折込線が加わると(他の実施例参照)、落込片を都合良く体裁的にも良好に水平状態になし得る。殊に、請求項2の如くすれば、支持片により落込片が水平状態に保持される。
【0010】
また、請求項4の如く構成すると、補強板が注出口へ向かって内袋を開くように作用するため、内容物を入れる際にそれを注入しやすい。
【0011】
さらに、請求項5の如く構成すると、容器を前後対称に折り畳み得ることから、内袋を容器の内周の前後面または各面に接着してあっても、折り畳みおよび組み立てに順応して内袋が支障なく開閉することから、内容物の注入がしやすい。
【0012】
また、請求項6のように構成すると、上下鍔が取付孔の口縁を挟む形態が得られ、注出口の強固な取付け状態が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明において、組立容器であればその形態や材質を特に限定するものではなく、その材質については、各種紙段ボールの他、例えば板紙、樹脂板、発泡樹脂板、プラスチックの段ボール構造体等が挙げられる。また、落込片5の形成についても後記実施例に見られるように様々となるが、これに限定されるものではなく、構造上複合した形態も考えられる。
【0014】
また、注出口3およびキャップ4についても、例えば内フラップ9よりも上へ突出する形態であれば良く、円形ねじタイプ、缶の円形押し込みタイプ、角形の押し込みタイプ等が考えられる。
【0015】
さらに、内袋2については、内容物の種類によって、プラスチックフィルム製、アルミ蒸着フィルム製、紙製、フィルムとアルミ箔のラミネート製、それらの複合形態等の製品が挙げられる。また、プラスチックフィルム2重袋による形態もある。内容物については、液体化学品(接着剤、化学品、インク、ペンキ)、液体食品(醤油、ミリン、水、焼酎、酒)、粉体(医薬品原料)等の包装に適していると考えられる。
【0016】
容器に対する内袋のセットの仕方も様々となり、容器に対して未接着のこともある。接着する場合には、容器の組み立て折り畳みに順応するようにすることが望ましく、内袋と分離しやすい点接着や線接着、また内袋を完全に固定する全面接着等が考えられる。
【0017】
ちなみに、第1の実施例(図1、図2)では、前後両面壁7、7に、第2の実施例(図3ないし図5)では、底面の前部内フラップ11に、第3の実施例(図6ないし図8)では、前後面壁7、7に、第4の実施例(図9、図10)では、前面壁7に、第5の実施例(図11、図12)では、前面壁7、前部上下内フラップ9、11、および上下外フラップ10、12の前半部に、第6の実施例(図13、図14)では、外フラップ10、12の二点鎖線33で示す山形の外側を除く箱内全面に、それぞれ接着される。
【0018】
なお、内容物が詰められた容器は、粘着テープ、バンド、ロープ等によって適宜締結されることはいうまでもない(図示省略)。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、組立容器において、内袋のキャップ付き注出口を内フラップの上面に突出するように取り付けても、その取付け部分が落込片であるために、キャップが上の容器の積み重ねに支障にならない組立てに成功したものであって、キャップの突出形状により液だれしなく、内容物を都合良く容易に注出でき、加えて落込片を引き出すことにより残りなく完全な取り出し方もなし得るという優れた効果を奏する。しかも、キャップの開け閉めも容易である。
【0020】
【実施例】
次に、この発明の幾つかの代表的な実施例を図面に基づいて説明する。
【0021】
いずれの実施例においても、容器本体としての組立箱1とその中に納められる内袋2とからなり、内袋2にキャップ4付き注出口3が一体に取り付けられる。組立箱1は、A式段ボール箱が特に好ましいが、限定されるものでは無い。この組立箱1は、前後面壁7、7と左右側壁8、8が交互し、前後面壁7、7の上端に内フラップ9、9が、左右側壁8、8の上端に外フラップ10、10がそれぞれ突設される。9a,10aがそれぞれの折り曲げ罫線を示す。なお、下端にも同様に内フラップ11、11、外フラップ12、12を有する(図4、図7参照)。そして、注出口3は、上端の一片の内フラップ9に貫通させて、その上面に突出され、その取付け部分が落込片5として形成されている。
【0022】
図1および図2は第1の実施例を示したもので、一片の内フラップ9に、それを3分割するように2条の縦の切込み13、13を形成し、中央部片を落込片5としてそれに注出口3を取り付けた。この場合、蓋締めとして外フラップ10、10が内フラップ9、9に折り重ねられると、キャップ4が押圧され落込片5の曲がる弾性変形を伴わせて外フラップ10の下に押し込まれる。
【0023】
なお、同図の場合、組立箱1は前後対称に折り畳みできるように、左右両側壁8、8とその上下両端の外フラップ10との巾中央に外側へ曲がる山折りの畳み折線17、17が形成され、内袋2はその折込みに随伴しやすく前後面壁7、7に接着される。
【0024】
図3ないし図5は第2の実施例を示したもので、この場合は、一片の内フラップ9の巾中央部に2条の縦の切込み13、13を上端近くから設けると共に、面壁7の上端に延長して罫線9aより下へ短く切込み13、13を形成し、さらに両切込み13、13の上端を結ぶ別途横の切込み14を設ける他、下端を結ぶ折込線15を設け、この折込線15により折り曲がる片を落込片5としてある。したがって、落込片5は折込線15の高さにおいて水平となり得る(図5)。
【0025】
また、落込片5の基端部には罫線9aを残してあり、その残存罫線9bがあるために落込片5が復元しやすい。さらに、両外フラップ10、10には、キャップ4の当たりを切り開くミシン目状の切取線18、18が形成される。これにより流通過程における不正開きが防止されると共に、開封が容易となる。
【0026】
注出口3は、取付孔6の口縁を挟む貫通に障害となる上下鍔3a、3bを有するので、その取付けについては、取付孔6の円形部から接線方向の一対の切溝6a,6aとその端を結ぶ仮折線6bとを落込片5に形成し、それらに囲まれる部分を一旦開き得るようにしてある。
【0027】
第6図ないし第8図は第3の実施例を示し、この場合は、幅中央よりも一辺寄りに1条の縦の切込線13を内フラップ9と面壁7にかけて形成する一方、これに隣接して外フラップ10と側壁8とには切欠口19を設け、縦の切込線13の下端から切欠口19へ折込線15を設けることにより、一端に落込片5を形成してある。
【0028】
したがって、この実施例の場合であると、角部に内袋2の注出口3が取り付けられ、切欠口19の中にキャップ4が納まる形態となっている。そして、外フラップ10、10を封じたままキャップ4を取り外せ得るように、切欠口19が円形に拡張されている。また、落込片5の側縁5aが切欠口19の下端縁8aに掛かり、これにより落込片5が下がらないよう受けられている。
【0029】
図9および図10は第4の実施例を示したもので、中央部に左右2条の縦の切込線13、13を内フラップ9と面壁7とにかけて設け、その両下端間を結ぶ折込線15を形成することにより落込片5を備えたものであるが、落込片5の先端が谷折りの折込線15aと山折りの折込線15bとを介して内フラップ9と連続しており、両折込線15a、15b間が落込片5の先端を下降不能に保つ支持壁21として形成される。その意味において、第2の実施例(図3ないし図5)を発展させたものであると言える。
【0030】
また、内袋2は、プラスチックフィルム製であって、前面壁7にのみ接着され、このままでは、内袋2の後部が接着前部に密着することにより注出口3の下口が塞がれるので、後部に厚紙の補強板22を接着し、落込片5の形成時に折込線15を曲げることにより、折込線15と交差するように接着した補強板22の両端が、それぞれ落込片5及び面壁7に当たり、その剛性で補強板22が内側に押し戻され、三角形の空間ができることにより、内容物を注入し易く開くようにしてある(図10二点鎖線参照)。また、この場合、キャップ4が不正に開けられないよう、外フラップ10、10より封じられるが、正面に開口20を有する。
【0031】
また、L型にして注出口3を取り付けてある。L型で注出口3が切り離されていないため強度もあり、注出入時に注出口3を強く引いたり押下げたりすることが可能である。そのため、注出入時は注出口3を強く引き突出させた状態で使用することで、内容物が容器の周囲に付いたりせず、容易に注出入することができる。
【0032】
一方、L型に落込片5を押し上げ落し込むことで、輸送、保管時には積み重ねが可能となる。また、L型形状については、山折りの折込線15aを溝入り罫線に、谷折りの折込線15bを半切り罫線にすることで、容易にL型形状にすることができる。
【0033】
第5の実施例(図11および図12)は、両外フラップ10、10の上端部一側端に、開口20を封じる耳片23、23を折線25、25を介して突設したもので、これによりキャップ4が外観的に見えなく完全に封じ込まれ、テープ等で封緘しておけば、流通経路における不正が完全に防止される。
【0034】
図13および図14は第6の実施例を示したもので、この場合は、第2の実施例(図3ないし図5)に類似した形態において落込片5が形成されるが、それを折り曲げる下端の折込線15を段ボールの厚み程度の段差mで形成し、落込片5の先端が爪部27として内フラップ9の切込口縁29に上動不能に引っ掛かるようにしたものである。
【0035】
また、両外フラップ10、10の上端一角に切欠き31、31を設け、両切欠き31、31の合体口からキャップ4が露出するようにしてある(図14)。したがって、この実施例の場合は、外フラップ10、10を封じた状態でキャップ4が開閉できる。なお、キャップ4の上端は外フラップ10の上面とほぼ同じ高さとなるようにしてある。
【0036】
図示は省略するが第7の実施例として、第1の実施例の図1で説明すると、落込片5の基端に谷折れの折込線18を設けると、落込片5を段差させて平たく落ち込ませることができる。
【0037】
図15および図16はさらに別の実施例で、落込片5の基端部分5aが斜面を形成するように、下端の折込線15及び円形の取付孔6寄りの山折込線15cが形成されている。このように、この実施例では、切込み13が内フラップ9と面壁7との双方にわたって縦に形成され、落込片5の一部が斜めに形成されるよう二本の折込線15、15cを設け、注出口3の取付部の落込片5が水平に折り込まれ得るように、少くとも一方の折込線が、内フラップ9が折られる罫線9aよりも下に落込片5の折込線15を形成してある。
【0038】
この実施例容器は、次の様な場合に使用されて便利である。即ち、最近、内容物が塗料等の場合に、少ロット又は多品種に対応するため、輸送用容器の中で調色する缶内調色が行なわれている。これは缶の中に顔料を入れ、缶そのものを攪拌するもので、この時、容器の角の部分が混ざりにくいので、角を斜めにして混ざりやすくすることが望ましい。この実施例容器は,正に上記の目的のために最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例として、内袋のキャップ付き注出口を備えたフラップ開閉式組立容器を上端開放状態で示す斜視図である。
【図2】 同容器の組立て状態を示す要部拡大断面図である。
【図3】 第2実施例として、内袋のキャップ付き注出口を備えたフラップ開閉式組立容器を組立て状態で示す斜視図である。
【図4】 同容器の組立箱の展開図である。
【図5】 図3のA−A線矢視の拡大断面図である。
【図6】 第3実施例として、内袋のキャップ付き注出口を備えたフラップ開閉式組立容器を組立て状態において示す斜視図である。
【図7】 同容器の組立箱の展開図である。
【図8】 図6のB−B線矢視の拡大断面図である。
【図9】 第4実施例として、内袋のキャップ付き注出口を備えたフラップ開閉式組立容器を上端開放状態で示す斜視図である。
【図10】 同容器を組み立て状態で示す要部拡大断面図である。
【図11】 第5実施例として、内袋のキャップ付き注出口を備えたフラップ開閉式組立容器を上端開放状態で示す斜視図である。
【図12】 同容器を組立て状態で示す上端部斜視図である。
【図13】 第6実施例として、内袋のキャップ付き注出口を備えたフラップ開閉式組立容器を上端開放状態で示す斜視図である。
【図14】 同容器を組立て状態で示す要部拡大断面図である。
【図15】 さらに別の実施例を示した斜視図である。
【図16】 図15の実施例容器の一部展開図である。
【符号の説明】
1 組立容器としての組立箱
2 内袋
3 注出口
3a、3b 上下鍔
4 キャップ
5 落込片
6 取付孔
6a 切溝
6b 仮折線
7 面壁
9 内フラップ
10 外フラップ
13 縦の切込み
14 横の切込み
15 折込線
15a 山折込線
15b 谷折込線
17 畳み折線
21 支持片
22 補強板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a container in which a spout of an inner bag (also used as a spout, also referred to as a spout) is attached through an inner flap, such as a cardboard box in which the inner bag is stored in advance. The present invention relates to an assembly container having a cap-attached spout of an inner bag, the upper surface of which is assembled flat so that the cap does not interfere with the stacking of the upper container.
[0002]
[Prior art]
Since it is extremely difficult to pack the contents in the inner bag and then put it in the container, conventionally, in the bagging corrugated cardboard box of the fluid, one in which the inner bag is set in advance is used. According to this, the contents are injected and poured out from the spout while the outer flap is protruded through the inner flap and the outer flap is opened.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this type of container, since the spout and the cap protrude above the inner flap, the outer flap cannot be closed flatly by supporting it, so that the upper container cannot be stably stacked. There was a problem.
[0004]
Conventionally, in order to solve the above-mentioned problem, the spout is formed so that the inner side surrounded by the peripheral edge is low as a concave portion in which the cap is accommodated, and a cylindrical opening for screwing the cap into the central portion of the concave portion is protruded. It was configured to be fitted low in order to fit in. However, according to this, since the spout is lowered, it is difficult to sprinkle other containers when the contents are poured out, and there is a problem that dripping occurs because the discharge momentum cannot be obtained. When viewed from the inside, the concave portion of the spout is convex, which obstructs the dispensing of the contents, which makes it easy for the contents to be left behind at the end. There was a problem with it.
[0005]
In view of the above situation, the present invention is designed so that the cap does not hinder the stacking of the upper container even if the spout is formed so as to protrude from the inner flap so that the contents can be easily poured out. An object of the present invention is to provide an assembly container provided with a cap spout with an inner bag, the upper surface of which is flush and the contents can be taken out and the cap can be easily attached and removed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention comprises an assembly container of a type whose upper end is closed by overlapping an outer flap on an inner flap, and an inner bag having a cap outlet with a cap protruding from the upper end. A spout is attached through the inner flap, and a cut is provided in the inner flap or both the inner flap and the face wall on which the inner flap is protruded so that the inner flap is folded below the ruled line. In the assembly container formed as a horizontal drop piece that is lowered at a distance from the outer flap by forming a fold line of the drop piece on the outer flap, the following (a), (b), (c ) Configured either.
[0007]
(A) The incision is vertically formed over both the inner flap and the face wall, and two folding lines are provided so that a part of the dropping piece is formed obliquely, and the dropping piece of the attachment portion of the spout is horizontal. An assembly container provided with a spout with a cap of an inner bag, wherein at least one folding line is formed below a ruled line on which an inner flap is folded so as to be folded. (Claim 1)
(B) The vertical cut is one or two strips reaching the tip of the inner flap, and at the tip of the drop piece, a horizontal mountain fold line connected to the tip of the cut and a width from the base end to it. An assembly container having a cap spout with an inner bag characterized in that a falling piece is formed as a support piece that forms an L shape from the inner flap between the two folding lines. . (Claim 2)
(C) While forming a vertical score line on the inner flap and the face wall closer to one side than the width center portion, a cutout is provided in the outer flap and the side wall adjacent to this, and the vertical score line An assembly container provided with a spout with a cap of an inner bag, characterized in that a drop line is formed at one end by providing a folding line from the lower end to the notch. (Claim 3)
[0008]
According to the above configuration, if the drop piece is lowered to about the protruding height of the cap by cutting, the cap becomes lower so that it does not become an obstacle as a convex to stack the upper container, As a result, the spout can be formed in a protruding form without dripping. Moreover, since the drop piece comes out by manual operation or due to internal pressure at the time of pouring (becomes a restored state, a further protruding state, or a state close to the restored state depending on the form), the convexity inside the container is Since the state is eliminated, the contents are not left behind. In addition, the cap can be easily attached and removed as with an ordinary cap.
[0009]
When the drop piece is formed only by the cut line (see the first embodiment), the restoration is easy, but when the fold line is added ( see other embodiments ), the drop piece is conveniently and aesthetically pleasing. Can be leveled. In particular, according to the second aspect, the falling piece is held in a horizontal state by the support piece.
[0010]
According to the fourth aspect of the present invention, since the reinforcing plate acts to open the inner bag toward the spout, it is easy to inject it when the contents are put.
[0011]
Further, since the container can be folded back and forth symmetrically when configured as in
[0012]
Moreover, when comprised like
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In this invention, as long as it is an assembly container, its form and material are not particularly limited. Examples of the material include various paper cardboards, as well as paperboard, resin plates, foamed resin plates, plastic cardboard structures, and the like. It is done. Further, the formation of the
[0014]
Also, the
[0015]
Furthermore, about the
[0016]
There are various ways of setting the inner bag to the container, and there are cases where the inner bag is not adhered to the container. In the case of bonding, it is desirable to adapt to the assembly and folding of the container, and point bonding and line bonding that can be easily separated from the inner bag, and whole surface bonding for completely fixing the inner bag can be considered.
[0017]
By the way, in the first embodiment (FIGS. 1 and 2), the front and rear double-
[0018]
Needless to say, the container filled with the contents is appropriately fastened by an adhesive tape, a band, a rope or the like (not shown).
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, even if the cap outlet of the inner bag is attached to protrude from the upper surface of the inner flap in the assembly container, the cap is It has been successfully assembled so that it does not interfere with the stacking of the upper container, and the cap's protruding shape prevents dripping and the contents can be poured out conveniently and easily. It has an excellent effect that it can be removed easily. Moreover, it is easy to open and close the cap.
[0020]
【Example】
Next, some typical embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0021]
In any of the embodiments, the
[0022]
FIG. 1 and FIG. 2 show the first embodiment. In one piece of the
[0023]
In the case of the figure, mountain
[0024]
FIGS. 3 to 5 show a second embodiment. In this case, two
[0025]
Further, the ruled
[0026]
The
[0027]
FIGS. 6 to 8 show a third embodiment. In this case, a single
[0028]
Therefore, in the case of this embodiment, the
[0029]
FIG. 9 and FIG. 10 show the fourth embodiment, in which two
[0030]
Further, the
[0031]
In addition, the
[0032]
On the other hand, by pushing up and dropping the
[0033]
In the fifth embodiment (FIGS. 11 and 12),
[0034]
FIGS. 13 and 14 show a sixth embodiment. In this case, the falling
[0035]
Further,
[0036]
Although not shown in the drawings, the seventh embodiment will be described with reference to FIG. 1 of the first embodiment. When the valley-folded
[0037]
15 and 16 show still another embodiment in which a
[0038]
The container of this embodiment is conveniently used in the following cases. That is, in recent years, in-can color matching is performed in a container for transportation in order to cope with a small lot or a wide variety of products when the content is a paint or the like. In this method, a pigment is put into a can and the can itself is stirred. At this time, the corner portion of the container is difficult to mix, so it is desirable to make the corner easy to mix. This embodiment container is optimal for exactly the above purposes.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a flap open / close assembly container provided with a cap spout with an inner bag as a first embodiment of the present invention in an open state at the upper end.
FIG. 2 is an enlarged sectional view of a main part showing an assembled state of the container.
FIG. 3 is a perspective view showing a flap opening / closing assembly container having a spout with a cap of an inner bag in an assembled state as a second embodiment.
FIG. 4 is a development view of the assembly box of the container.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG. 3;
FIG. 6 is a perspective view showing a flap open / close assembly container having a spout with a cap of an inner bag in an assembled state as a third embodiment.
FIG. 7 is a development view of the assembly box of the container.
8 is an enlarged cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 9 is a perspective view showing a flap open / close assembly container provided with a spout with a cap in an inner bag as a fourth embodiment in an open state at the upper end.
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing the container in an assembled state.
FIG. 11 is a perspective view showing a flap open / close assembly container having a spout with a cap of an inner bag as a fifth embodiment in an open state at the upper end.
FIG. 12 is a perspective view of the upper end portion showing the container in an assembled state.
FIG. 13 is a perspective view showing a flap open / close assembly container having a spout with a cap of an inner bag in an open state as a sixth embodiment.
FIG. 14 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing the container in an assembled state.
FIG. 15 is a perspective view showing still another embodiment.
16 is a partial development view of the container of the embodiment of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000196134A JP4463387B2 (en) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | Assembly container with spout with cap on inner bag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000196134A JP4463387B2 (en) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | Assembly container with spout with cap on inner bag |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002012265A JP2002012265A (en) | 2002-01-15 |
JP4463387B2 true JP4463387B2 (en) | 2010-05-19 |
Family
ID=18694686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000196134A Expired - Fee Related JP4463387B2 (en) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | Assembly container with spout with cap on inner bag |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4463387B2 (en) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0314815D0 (en) | 2003-06-25 | 2003-07-30 | Stephenson John | Bag in box |
JP4444167B2 (en) * | 2005-06-15 | 2010-03-31 | 日産ディーゼル工業株式会社 | Bag in box |
JP2007145385A (en) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Hiroyasu Osada | Foldable container composed of outer box and inner bag |
JP2008168918A (en) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Japan Pack Kk | Packaging box for fluid |
JP5457872B2 (en) * | 2010-02-17 | 2014-04-02 | ジャパンパック株式会社 | Edible oil delivery and waste oil recovery case |
JP2014097803A (en) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Japan Pack Kk | Packing box with spout |
JP6146643B2 (en) * | 2012-12-21 | 2017-06-14 | 大日本印刷株式会社 | Outer box, liquid packaging container and blank |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000196134A patent/JP4463387B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002012265A (en) | 2002-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2417117C (en) | Case and method of manufacturing same | |
US5699959A (en) | Container with interlocking lid | |
US6957763B2 (en) | Container with reclosable fitment | |
US20090314661A1 (en) | Convertible display carton | |
CN107000917B (en) | Blank for reclosable container | |
EP1159201B1 (en) | Sift-resistant cartons having slotted closure structures | |
KR20120083272A (en) | Bag in box packaging having a locating panel for a tap | |
US7040528B2 (en) | Dispenser/closure for flexible product containers | |
US9409690B2 (en) | Container and pouch | |
PT8496U (en) | BOX OF REFLECTABLE CARD, RESISTANT TO PARTICLES, FOR CONDITIONING GRANULAR MATERIALS OR IN PO | |
JP4463387B2 (en) | Assembly container with spout with cap on inner bag | |
WO2015021483A1 (en) | Bag in box packaging having an inserted panel for receiving a spout of the bag for corner dispensing | |
US6227442B1 (en) | Container with integral reinforcing flange | |
US7837089B2 (en) | Bulk material box | |
US20110147442A1 (en) | Package for food prodcuts | |
US6206280B1 (en) | Folding carton and blank with reclosure means | |
US5685479A (en) | Box-like packaging with dispensing opening and blank for making same | |
KR100730017B1 (en) | A packing box | |
EP0705763A1 (en) | Container with a closable dispensing opening | |
US6726088B2 (en) | Carton and carton blank | |
US6318593B1 (en) | Container with metered dispensing construction | |
JPS60158040A (en) | Liquid impermeable paper box | |
EP1789332A1 (en) | Container with reclosure feature | |
JP4158582B2 (en) | Composite container made of paper and plastic | |
JPH09278033A (en) | Sealing container |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100217 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4463387 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |