JP4462087B2 - 符号化装置及び符号化方法 - Google Patents

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本発明は、信号を符号化する符号化装置及び符号化方法に関する。
信号の統計的性質を利用した符号化方式の一つとして、レンジコーダ(Range Coder)符号化が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。以下、従来のレンジコーダ符号化について説明する。符号化前の元信号に含まれる記号の集合をS={si|i=1,…,n}とし、各記号siの出現確率をpiとする。また、元信号に含まれる各記号siを予め決められた順番に並べ替えた記号列{s1、s2、…、sn}において、記号sk(k≧2)より前に並んでいる各記号の出現確率の合計をFkとする。即ち、Fkは、式(1)のように表される。
Figure 0004462087
レンジコーダによる符号化では、記号毎に出現確率piとFiを対応付けて格納したテーブル(以下、生起確率テーブルという。)に基づいて、入力済みの信号が示す記号列に、数値で示す範囲(下限、幅)を設定する処理を行う。入力済みの信号に設定される範囲(下限、幅)は、直前に入力された信号に設定された範囲と生起確率テーブルに基づいて決定される。
符号化対象の信号skが入力されたときに設定される幅をrange’、下限をlow’とし、その信号skの1つ前の信号が入力されたときに設定された幅をrange、下限をlowとすると、幅range’、下限low’は、それぞれ、式(2)、式(3)のように表される。
range’=range×pk (2)
low’=low+range×Fk (3)
式(2)及び式(3)で算出されたrange’、low’が、次の信号が入力されたときのrange、lowとなる。
式(2)及び式(3)で示す算出処理は、入力信号がなくなるまで行われ、最後の信号が入力されたときに算出されたrange、lowに基づいて決定される範囲low〜low+rangeの間の値が符号値として出力される。
図10に、レンジコーダ符号化の例を示す。図10(a)に、元信号に含まれる記号の集合がS={s1=a、s2=b、s3=c、s4=d}であるときの生起確率テーブルの一例を示す。また、図10(b)に、記号列{baca}に対する符号化の一例を示す。図10(b)では、記号列を示す符号を10進数とし、lowの初期値を0、rangeの初期値を10とした場合を示している。図10(b)において、「入力信号」項目は、入力された記号を示し、「記号列」項目は、これまでに入力された記号列を示し、「low」項目は、式(3)により算出されるlow’を示し、「range」項目は、式(2)により算出されるrange’を示す。また、「範囲」項目は、low及びrangeから決定される符号値の範囲を示す。図10(b)において、[x、y)という表記は、符号値Zがx≦Z<yを満たすことを意味する。図10(b)によると、593750≦Z<603125を満たす符号値Zのうちの1つ(例えば、600000)が、記号列{baca}を符号化した結果として出力されることになる。
G.N.N Martin "Range encoding: an algorithm for removing redundancy from a digitised message" Video and Data Recording Conference, March 1979
しかしながら、一般に画像信号や音声信号等の符号化において、連続して出現する記号を符号化する場合、従来のレンジコーダ符号化のように、記号の入力毎に符号値の範囲を決める方法では、符号化効率が悪いという問題があった。
本発明の課題は、連続して出現する記号を符号化する場合、連続して出現する記号とその連続数を符号化することにより、符号化効率を向上させることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化装置であって、符号化対象の記号集合に含まれる各記号当該記号集合に含まれる特定の記号が連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号集合に含まれる各記号と、前記特定の記号が連続して出現することを表す記号を符号化する第1の符号化手段と、前記第1の符号化手段で符号化した記号が前記特定の記号が連続して出現することを表す記号であった場合、連続して出現する特定の記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する特定の記号の連続数を符号化する第2の符号化手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の符号化装置において、前記符号化対象の記号列は、音声信号に対して周波数変換を施して得られた周波数変換係数にスカラー量子化を施した結果の値の配列であり、前記連続して出現する特定の記号は0であることを表す記号であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、符号化対象の記号列のうち、連続して出現する記号については、連続して出現することを表す記号とその連続して出現する記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化装置であって、符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号でないと判断された場合に、符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、当該符号化対象となる記号を符号化する第1の符号化手段と、前記判断手段により符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であると判断された場合に、前記連続して出現することを表す記号と前記連続して出現する記号を、前記出現頻度表又は生起確率表を用いて符号化する第2の符号化手段と、第2の符号化手段による符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する記号の連続数を符号化する第3の符号化手段と、を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化装置であって、前記符号化対象の記号列から一定量の記号を取り込んで、記号と連続数とに分離する分離手段と、前記分離手段により分離された符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とを記憶する記号記憶手段と、前記分離手段により分離された連続して出現する記号の連続数を記憶する連続数記憶手段と、符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号記憶手段に記憶された各記号を符号化する第1の符号化手段と、
前記第1の符号化手段による符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続数記憶手段に記憶された連続数を符号化する第2の符号化手段と、を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化方法であって、符号化対象の記号集合に含まれる各記号当該記号集合に含まれる特定の記号が連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号集合に含まれる各記号と、前記特定の記号が連続して出現することを表す記号を符号化する第1の符号化ステップと、前記第1の符号化ステップにより符号化した記号が前記特定の記号が連続して出現することを表す記号であった場合、連続して出現する特定の記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する特定の記号の連続数を符号化する第2の符号化ステップと、を有することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、符号化対象の記号列のうち、連続して出現する記号については、連続して出現することを表す記号とその連続して出現する記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化方法であって、符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であるか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号でないと判断された場合に、符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、当該符号化対象となる記号を符号化する第1の符号化ステップと、前記判断ステップにより符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であると判断された場合に、前記連続して出現することを表す記号と前記連続して出現する記号を、前記出現頻度表又は生起確率表を用いて符号化する第2の符号化ステップと前記第2の符号化ステップによる符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する記号の連続数を符号化する第3の符号化ステップとを有することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化方法であって、前記符号化対象の記号列から一定量の記号を取り込んで、記号と連続数とに分離する分離ステップと、前記分離ステップにより分離された符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とを記憶する記号記憶ステップと前記分離ステップにより分離された連続して出現する記号の連続数を記憶する連続数記憶ステップと符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号記憶ステップにより記憶された各記号を符号化する第1の符号化ステップと前記第1の符号化ステップによる符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続数記憶ステップにより記憶された連続数を符号化する第2の符号化ステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、符号化対象の記号集合に含まれる各記号記号が連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、当該記号集合に含まれる各記号及び連続して出現する記号を符号化し、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、連続して出現する記号の連続数を符号化することにより、符号化効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
まず、実施形態における構成について説明する。
図1に、本発明の実施形態に係る符号化装置1の構成を示す。符号化装置1は、出現頻度表2及び連続長出現頻度表3を用いて、入力された記号列(入力信号)をレンジコーダによって符号化する装置である。本実施形態では、符号化対象の記号列に、連続して出現する記号が含まれるものとする。
図2に、出現頻度表2のデータ構成の一例を示す。出現頻度表2は、符号化対象の記号の出現頻度と、記号が連続して出現することを表す記号の出現頻度を示す表である。符号化対象のn個の記号の集合をS={si|i=1,…,n}、集合Sの各記号の出現頻度をfiとする。集合Sに含まれる記号が連続して出現することを表す記号をsn+1とし、その出現頻度をfn+1とする。図2の出現頻度表2では、集合Sに含まれる記号s1、s2、…snが、それぞれ、数値0、1、…、n−1を表し、記号sn+1が数値nを表す例を示している。出現頻度表2の各記号の出現頻度の合計cumcは式(4)のようになる。
Figure 0004462087
図3に、連続長出現頻度表3のデータ構成の一例を示す。連続長出現頻度表3は、記号が連続して出現する数(連続数又は連続長)の出現頻度を示す表である。連続数を表す集合をL={li|i=1,…,m}とする。図3に示すように、集合Lの要素liは、記号集合S内のある記号の連続数がi+1回であることを示す。連続長出現頻度表3の各連続数の出現頻度をtiすると、出現頻度tiの合計cumlは式(5)のようになる。
Figure 0004462087
以下、連続して出現する記号が含まれる記号列に対する符号化の具体例について、実施例1〜3を挙げて説明する。
まず、本実施形態の実施例1について説明する。
実施例1では、記号集合Sの各記号のうち、連続して出現することが最も多い記号をs1(=0)とし、記号s1が連続して出現することを表す記号をsn+1とする。これは、音声信号や画像信号では、0を表す記号が連続して出現することが最も多いことによる。例えば、符号化対象が音声信号である場合、記号s1は、音声信号に対して周波数変換を施して得られた周波数変換係数にスカラー量子化を施した結果の値が0であることを表す記号である。周波数変換としては、音声信号ではMDCT(Modified Discrete Cosine Transform:変形離散コサイン変換)が使用されることが多く、画像信号ではDCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)が使用されることが多いが、他の周波数変換を用いてもよい。
実施例1では、実際にレンジコーダによる符号化を行う前に、記号s1が連続して出現することを表す記号sn+1と、記号s1の連続数lpを含めた記号列を生成し、その生成された記号列に対してレンジコーダ符号化を施すものとする。例えば、n=4である場合、元の記号列が{132020003}であった場合、{13202 4・3 3}={s2s4s3s1s3s5l2s4}に置き換えた記号列に対し、レンジコーダ符号化を施す。
次に、図4のフローチャートを参照して、実施例1の符号化処理について説明する。
まず、レンジコーダ符号化で使用する下限low、幅range、cumc、cumlが初期化される(ステップS1)。次いで、入力された記号列の全ての記号に対して符号化処理済みであるか否かが判定される(ステップS2)。
ステップS2において、符号化対象の記号列の全ての記号の符号化処理が終了していないと判定された場合(ステップS2;NO)、符号化対象の記号skが入力される(ステップS3)。ステップS3で記号skが入力されたときに設定される幅をrange’、下限をlow’とすると、出現頻度表2を用いて、記号skに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(6)、式(7)のように算出される。
Figure 0004462087
Figure 0004462087
そして、式(6)及び式(7)で算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の記号が入力されたときのrange、lowとして設定される(ステップS4)。
次いで、ステップS3で入力された記号skが、特定の記号s1が連続して出現することを表す記号sn+1であるか否かが判定される(ステップS5)。ステップS5において、sk≠sn+1である場合(ステップS5;NO)、ステップS2に戻り、ステップS2〜S4の処理が繰り返される。
ステップS5において、sk=sn+1である場合(ステップS5;YES)、特定の記号s1の連続数lpが入力され(ステップS6)、連続長出現頻度表3を用いて、連続数lpに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(8)、式(9)のように算出される。
Figure 0004462087
Figure 0004462087
そして、式(8)及び式(9)で算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の記号が入力されたときのrange、lowとして設定され(ステップS7)、ステップS2に戻る。
ステップS3〜S7の処理は、入力記号がなくなるまで繰り返され、ステップS2において、全ての記号の符号化処理が終了したと判定された場合(ステップS2;YES)、最後の信号が入力されたときに算出されたrange、lowに基づいて決定される範囲low〜low+rangeの間の値が符号値として出力され(ステップS8)、本符号化処理が終了する。
以上のように、実施例1の符号化処理によれば、連続して出現する特定の記号が含まれる記号列に対してレンジコーダ符号化を施す場合、特定の記号が連続して出現することを表す記号の出現頻度が追加された出現頻度表2を用いて、連続して出現する特定の記号を符号化し、連続長出現頻度表3を用いて、当該特定の記号の連続数(連続長)を符号化することにより、符号化効率を向上させることができる。
次に、本実施形態の実施例2について説明する。
実施例1では、連続して出現することが最も多い特定の記号s1(=0)の連続数を符号化する場合を示したが、連続して出現する記号の種類が多い場合には、図2の出現頻度表2における記号sn+1を、次の(次に入力される)記号が連続して出現することを表す記号とすることで対処することができる。
実施例2では、実際にレンジコーダによる符号化を行う前に、次の記号が連続して出現することを表す記号sn+1と、その連続して出現する記号及びその連続数を含めた記号列を生成し、その生成された記号列に対してレンジコーダ符号化を施すものとする。例えば、元の記号列が、記号sqがp+1個連続して出現する記号列の場合、連続数はlpゆえ、{sn+1・sq・lp}という記号列が新たに生成され、この新たに生成された記号列に対してレンジコーダ符号化が施される。
次に、図5のフローチャートを参照して、実施例2の符号化処理について説明する。
まず、レンジコーダ符号化で使用する下限low、幅range、cumc、cumlが初期化される(ステップS10)。次いで、入力された記号列の全ての記号に対して符号化処理済みであるか否かが判定される(ステップS11)。
ステップS11において、符号化対象の記号列の全ての記号の符号化処理が終了していないと判定された場合(ステップS11;NO)、符号化対象の記号skが入力される(ステップS12)。次いで、ステップS12で入力された記号skが、次の記号が連続して出現することを表す記号sn+1であるか否かが判定される(ステップS13)。
ステップS13において、sk≠sn+1である場合(ステップS13;NO)、出現頻度表2を用いて、記号skに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(6)、式(7)のように算出される。そして、算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の記号が入力されたときのrange、lowとして設定され(ステップS14)、ステップS11に戻る。
ステップS13において、sk=sn+1である場合(ステップS13;YES)、出現頻度表2を用いて、その記号skに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(6)、式(7)のように算出される。そして、算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の記号が入力されたときのrange、lowとして設定される(ステップS15)。
次いで、連続して出現する記号sqが入力され(ステップS16)、出現頻度表2を用いて、記号sqに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(6)、式(7)と同様に算出される。そして、算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の記号が入力されたときのrange、lowとして設定される(ステップS17)。
次いで、記号sqの連続数lpが入力され(ステップS18)、連続長出現頻度表3を用いて、連続数lpに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(8)、式(9)のように算出される。そして、算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の記号が入力されたときのrange、lowとして設定され(ステップS19)、ステップS11に戻る。
ステップS12〜S19の処理は、入力記号がなくなるまで繰り返され、ステップS11において、全ての記号の符号化処理が終了したと判定された場合(ステップS11;YES)、最後の信号が入力されたときに算出されたrange、lowに基づいて決定される範囲low〜low+rangeの間の値が符号値として出力され(ステップS20)、本符号化処理が終了する。
以上のように、実施例2の符号化処理によれば、連続して出現する記号の種類が多い記号列に対してレンジコーダ符号化を施す場合、次の記号が連続して出現することを表す記号の出現頻度が追加された出現頻度表2を用いて、連続して出現する記号を符号化し、連続長出現頻度表3を用いて、連続して出現する記号の連続数(連続長)を符号化することにより、符号化効率を一層向上させることができる。
次に、本実施形態の実施例3について説明する。
実施例1及び実施例2では、符号化対象の記号とともに、連続して出現する記号の連続数を逐次的に符号化する場合を示したが、実施例3では、一定量の信号をまとめて(一括して)処理する場合について説明する。
実施例3では、実施例1と同様に、記号s1が連続して出現することを表す記号をsn+1とし、その出現頻度をfn+1とする。また、実施例1と同様に、実際にレンジコーダによる符号化を行う前に、記号s1が連続して出現することを表す記号sn+1と、記号s1の連続数lpを含めた記号列を生成し、その生成された記号列に対して、後述の図6〜図9のレンジコーダ符号化を施すものとする。
また、実施例3の符号化装置1では、符号化用に生成された記号列に含まれる記号s1,…sn,sn+1を記憶するバッファCと、連続して出現する記号の連続数lpを記憶するバッファBを備える。以下では、処理対象の一定量の記号列において、i番目に出現した記号をciとし、j番目に出現した連続数をbjと表記するものとする。
次に、図6のフローチャートを参照して、実施例3の符号化処理について説明する。
まず、入力された記号列から、記号s1,…sn,sn+1と連続数lpが分離され(ステップS21)、分離された記号は入力順にバッファCに記憶され、分離された連続数は入力順にバッファBに記憶される。
次いで、出現頻度表2に基づいて、バッファCに記憶された各記号に対し符号化が施され(ステップS22)、連続長出現頻度表3に基づいて、バッファBに記憶された連続数に対し符号化が施され(ステップS23)、本符号化処理が終了する。
次いで、図7のフローチャートを参照して、図6のステップS21に示した記号と連続数の分離について詳細に説明する。
まず、バッファCに記憶される記号を識別するためのカウンタ値iが1に設定されるとともに、バッファBに記憶される連続数を識別するためのカウンタ値jが1に設定される(ステップS30)。次いで、一定量の記号の処理が終了したか否かが判定される(ステップS31)。
ステップS31において、一定量の記号の処理が終了していないと判定された場合(ステップS31;NO)、符号化対象の記号skが入力される(ステップS32)。次いで、ステップS32で入力された記号skが、バッファCの記号ciとして記録され、カウンタ値iがインクリメントされる(ステップS33)。
次いで、ステップS32で入力された記号skが、記号s1が連続して出現することを表す記号sn+1であるか否かが判定される(ステップS34)。ステップS34において、sk≠sn+1である場合(ステップS34;NO)、ステップS31に戻り、ステップS31〜S33の処理が繰り返される。
ステップS34において、sk=sn+1である場合(ステップS34;YES)、バッファBの記号bjとして、記号s1の連続数lpが記録され、カウンタ値jがインクリメントされ(ステップS35)、ステップS31に戻る。ステップS31において、一定量の記号の処理が終了したと判定された場合(ステップS31;YES)、記号と連続数の分離が終了する。
次に、図8のフローチャートを参照して、図6のステップS22に示した記号の符号化処理について詳細に説明する。
まず、レンジコーダ符号化で使用する下限low、幅range、cumcが初期化され、バッファCに記憶された記号を指定するためのカウンタ値iが1に設定される(ステップS40)。次いで、バッファCに記憶された全ての記号の符号化処理が終了したか否かが判定される(ステップS41)。
ステップS41において、バッファCに記憶された全ての記号の符号化処理が終了していないと判定された場合(ステップS41;NO)、バッファCに記号ciとして記憶された記号skが入力され、カウンタ値iがインクリメントされる(ステップS42)。
次いで、出現頻度表2を用いて、ステップS42で入力された記号skに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(6)、式(7)のように算出される。そして、算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の記号が入力されたときのrange、lowとして設定され(ステップS43)、ステップS41に戻り、ステップS41〜S43の処理が繰り返される。
ステップS41において、バッファCに記憶された全ての記号の符号化処理が終了したと判定された場合(ステップS41;YES)、最後の記号が入力されたときに算出されたrange、lowに基づいて決定される範囲low〜low+rangeの間の値が符号値として出力され(ステップS44)、記号の符号化処理が終了する。
次に、図9のフローチャートを参照して、図6のステップS23に示した連続数の符号化処理について詳細に説明する。
まず、レンジコーダ符号化で使用する下限low、幅range、cumlが初期化され、バッファBに記憶された連続数を指定するためのカウンタ値jが1に設定される(ステップS50)。次いで、バッファBに記憶された全ての連続数の符号化処理が終了したか否かが判定される(ステップS51)。
ステップS51において、バッファBに記憶された全ての連続数の符号化処理が終了していないと判定された場合(ステップS51;NO)、バッファBに記号bjとして記憶された連続数lpが入力され、カウンタ値jがインクリメントされる(ステップS52)。
次いで、連続長出現頻度表3を用いて、ステップS52で入力された連続数lpに対応する幅range’、下限low’が、それぞれ、式(8)、式(9)のように算出される。そして、算出されたrange’、low’が、それぞれ、次の連続数が入力されたときのrange、lowとして設定され(ステップS53)、ステップS51に戻り、ステップS51〜S53の処理が繰り返される。
ステップS51において、バッファBに記憶された全ての連続数の符号化処理が終了したと判定された場合(ステップS51;YES)、最後の信号が入力されたときに算出されたrange、lowに基づいて決定される範囲low〜low+rangeの間の値が符号値として出力され(ステップS54)、記号の符号化処理が終了する。
以上のように、実施例3の符号化処理によれば、一定量の信号をまとめて処理する場合、記号と連続数を分離し、記号の符号化と連続数の符号化をそれぞれ独立に行うようにしたことにより、符号化効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、図2に示す出現頻度表2を用いて各記号を符号化する場合を示したが、図10(a)と同様に、記号skの出現確率と、記号s1,…,sk-1の出現確率の合計を対応付けた生起確率テーブル(生起確率表)を用いて記号skを符号化するようにしてもよい。同様に、連続数lmの出現確率と、連続数l1,…,lm-1の出現確率の合計を対応付けた生起確率テーブル(生起確率表)を用いて連続数lmを符号化するようにしてもよい。ここで、記号skの出現確率pkは式(10)のように定義され、連続数lmの出現確率qmは式(11)のように定義される。
Figure 0004462087
Figure 0004462087
本発明の実施形態に係る符号化装置の構成を示すブロック図。 記号の出現頻度表のデータ構成を示す図。 連続長出現頻度表のデータ構成を示す図。 実施例1の符号化処理を示すフローチャート。 実施例2の符号化処理を示すフローチャート。 実施例3の符号化処理を示すフローチャート。 図6に示した記号の連続数の分離を示すフローチャート。 図6に示した記号の符号化を示すフローチャート。 図6に示した連続数の符号化を示すフローチャート。 従来のレンジコーダによる符号化の一例を示す図。
符号の説明
1 符号化装置(レンジコーダ)
2 出現頻度表
3 連続長出現頻度表

Claims (7)

  1. 符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化装置であって、
    符号化対象の記号集合に含まれる各記号当該記号集合に含まれる特定の記号が連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号集合に含まれる各記号と、前記特定の記号が連続して出現することを表す記号を符号化する第1の符号化手段と、
    前記第1の符号化手段で符号化した記号が前記特定の記号が連続して出現することを表す記号であった場合、連続して出現する特定の記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する特定の記号の連続数を符号化する第2の符号化手段と、
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  2. 前記符号化対象の記号列は、音声信号に対して周波数変換を施して得られた周波数変換係数にスカラー量子化を施した結果の値の配列であり、
    前記連続して出現する特定の記号は0であることを表す記号であることを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. 符号化対象の記号列のうち、連続して出現する記号については、連続して出現することを表す記号とその連続して出現する記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化装置であって、
    符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号でないと判断された場合に、符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、当該符号化対象となる記号を符号化する第1の符号化手段と、
    前記判断手段により符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であると判断された場合に、前記連続して出現することを表す記号と前記連続して出現する記号を、前記出現頻度表又は生起確率表を用いて符号化する第2の符号化手段と、
    前記第2の符号化手段による符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する記号の連続数を符号化する第3の符号化手段と、
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  4. 符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化装置であって、
    前記符号化対象の記号列から一定量の記号を取り込んで、記号と連続数とに分離する分離手段と、
    前記分離手段により分離された符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とを記憶する記号記憶手段と、
    前記分離手段により分離された連続して出現する記号の連続数を記憶する連続数記憶手段と、
    符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号記憶手段に記憶された各記号を符号化する第1の符号化手段と、
    前記第1の符号化手段による符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続数記憶手段に記憶された連続数を符号化する第2の符号化手段と、
    を備えることを特徴とする符号化装置。
  5. 符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化方法であって、
    符号化対象の記号集合に含まれる各記号当該記号集合に含まれる特定の記号が連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号集合に含まれる各記号と、前記特定の記号が連続して出現することを表す記号を符号化する第1の符号化ステップと、
    前記第1の符号化ステップにより符号化した記号が前記特定の記号が連続して出現することを表す記号であった場合、連続して出現する特定の記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する特定の記号の連続数を符号化する第2の符号化ステップと、を有することを特徴とする符号化方法。
  6. 符号化対象の記号列のうち、連続して出現する記号については、連続して出現することを表す記号とその連続して出現する記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化方法であって、
    符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号でないと判断された場合に、符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、当該符号化対象となる記号を符号化する第1の符号化ステップと、
    前記判断ステップにより符号化対象となる記号が前記連続して出現することを表す記号であると判断された場合に、前記連続して出現することを表す記号と前記連続して出現する記号を、前記出現頻度表又は生起確率表を用いて符号化する第2の符号化ステップと
    前記第2の符号化ステップによる符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続して出現する記号の連続数を符号化する第3の符号化ステップとを有することを特徴とする符号化方法。
  7. 符号化対象の記号列のうち、連続して出現することが最も多い特定の記号は、連続して出現することを表す記号と連続数とに置き換えられている記号列について、レンジコーダにより符号化を行う符号化方法であって、
    前記符号化対象の記号列から一定量の記号を取り込んで、記号と連続数とに分離する分離ステップと、
    前記分離ステップにより分離された符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とを記憶する記号記憶ステップと
    前記分離ステップにより分離された連続して出現する記号の連続数を記憶する連続数記憶ステップと
    符号化対象の記号集合に含まれる各記号と前記連続して出現することを表す記号とに関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記記号記憶ステップにより記憶された各記号を符号化する第1の符号化ステップと
    前記第1の符号化ステップによる符号化後に、連続して出現する記号の連続数に関する出現頻度表又は生起確率表を用いて、前記連続数記憶ステップにより記憶された連続数を符号化する第2の符号化ステップとを有することを特徴とする符号化方法。
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